JP5257453B2 - 情報処理装置、情報処理装置制御方法および情報処理装置制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置制御方法および情報処理装置制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備えた情報処理装置、およびその制御に関する。
従来、演算処理装置、いわゆるCPU等のプロセッサに大規模集積回路(LSI)が用いられてきた。近年、このLSIの性能向上などからLSIの消費電力が増加し、それに伴う冷却によるエネルギ消費量など、LSIを多数有するサーバを備えたシステム全体で消費する電力量が大きくなっている。
システムの消費電力が大きくなることは省エネの観点における環境への問題だけでなく、消費電力の増加に伴う発熱の増大に対処するため冷却設備の拡張の必要性が発生するとともに、システムのランニングコストが増大するといった問題にもなっている。特に、このようなサーバを数百台以上有し、社会のインフラを支えるデータセンタにおいては、顕著な問題となっている。そのため、省エネの推進やランニングコストの低減などの要件からサーバの消費電力削減への対策が重要となってきている。
また一方、複数の演算処理を協働させて情報処理を行なうことで、情報処理装置の処理能力を向上させる技術が利用されている。例えば、サーバ装置においては、演算処理装置(CPU(Central Processing Unit))、記憶装置(メモリ)、入出力装置(I/O(Input Output)装置)などをまとめて処理ユニット(システムボード)とし、複数の処理ユニットを同時に動作させて処理を分担することで全体の処理能力を向上している。
しかしながら、情報処理の負荷は一定ではなく、必ずしも全てのCPU,メモリ若しくはシステムボードが常に動作することが求められているわけではない。一方で、システムボードを複数動作させると、その分消費電力は増大する。したがって、負荷が比較的低い状態で多数のシステムボードを動作させると、電力を無駄に消費する結果となる。
そこで従来、演算処理装置として用いられる大規模集積回路(LSI)内部で、使用していない回路の電源供給を止めるといった省電力対策が実施されてきた。また、システム性能と資源仕様状況を元に、ハードウェアリソースの動的な縮退を行なって全体としての電力消費を低減する技術も考えられてきた。
特開平9−179667号公報 特開2003−316751号公報
しかしながら、例えばLSI内部で省電力を行なう構成では、サーバ全体の省電力化を十分に実現することはできなかった。すなわち、LSIが消費する電力はサーバ全体の消費電力の一部であるので、より広い範囲での消費電力節約の処理が求められてきた。
特に、従来の技術では、処理能力以外の要素、例えば、複数の処理ユニットを格納した筐体の動作に用いる電力や、処理ユニットや筐体の冷却に用いる電力について考慮されていなかった。そのため、従来の技術においてもなお電力が無駄に消費されており、システム全体を効率的に省電力化することができないという問題点があった。
本発明は、上述した従来技術にかかる問題点を解消するためになされたものであり、システム構成を考慮し、消費電力を効率的に削減する情報処理装置、情報処理装置制御方法および情報処理装置制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、開示の装置、方法およびプログラムは、複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備えた情報処理装置において、処理ユニット等のハードウェアリソースの余剰を判定し、処理ユニットの切り離しを行なう場合に、筐体単位でのハードウェアリソースを切り離せるよう組み合わせを選択する。
開示の装置、方法およびプログラムによれば、システム構成を考慮し、消費電力を効率的に削減する情報処理装置、情報処理装置制御方法および情報処理装置制御プログラムを得ることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1にかかる情報処理装置であるサーバ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図2は、一つの筐体内のシステムボードを全て切り離す場合について説明する説明図である。 図3は、双方の筐体に動作中のシステムボードが残る場合について説明する説明図である。 図4は、消費電力を比較説明する説明図である。 図5は、実施例1におけるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。 図6は、実施例1における切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。 図7は、実施例1におけるハードウェアリソースの組み込み判定処理について説明するフローチャートである。 図8は、情報取得コマンドの実行結果の具体例について説明する説明図である。 図9は、実施例2にかかる情報処理装置であるサーバ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図10は、双方の筐体に動作中のシステムボードが残る場合について説明する説明図である。 図11は、一つの筐体内のシステムボードを全て切り離す場合について説明する説明図である。 図12は、実施例2におけるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。 図13は、実施例2における切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。 図14は、本実施例3にかかる情報処理システムの概要構成を示す概要構成図である。 図15は、実施例3におけるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。 図16は、実施例3における切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
11〜14 筐体
21〜24 冷却ファン
31〜34 電源装置
41〜44 クロスバー
51〜54 CPU
51a〜54a 演算処理使用率計測部
61〜64 メモリ
61a〜64a メモリ使用率計測部
71〜74 入出力処理部
SB11〜14,SB21〜24,SB31〜34,SB41〜44 システムボード
100〜105 サーバ装置
110〜115 システム制御部
110a,111a,210a 資源制御部
110b,111b,210b 電力制御判断部
110c,111c,210c 情報取得部
120,121 ハードディスク
201,202 フロア
201a,202a 空調装置
210 管理サーバ
以下に、本発明にかかる情報処理装置、情報処理装置制御方法および情報処理装置制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施例1にかかる情報処理装置であるサーバ装置100の概要構成を示す概要構成図である。図1に示したサーバ装置100は、複数の筐体(Cabinet)11,12、システム制御装置110およびハードディスク120を有する。
筐体11は、複数のシステムボードSB11〜14と、システムボードSB11〜14の間を接続するクロスバー41、システムボードSB11〜14とクロスバー41を冷却する冷却ファン21、筐体11内の各装置に電力を供給する電源装置31を有する。
さらに、システムボードSB11は、CPU(Central Processing Unit)51、CPU51の動作状態を取得するパフォーマンスカウンタ(Performance Analyzer)等の演算処理使用率計測部51a、記憶装置であるメモリ61、ハードディスクドライブなどの外部装置を接続可能な入出力処理部71を有する。システムボードSB11と同様に、システムボードSB12〜14もCPU、演算処理使用率計測部、メモリ、入出力処理部を有する。
また、筐体12は、複数のシステムボードSB21〜24と、システムボードSB21〜24の間を接続するクロスバー42、システムボードSB21〜24とクロスバー42を冷却する冷却ファン22、筐体12内の各装置に電力を供給する電源装置32を有する。
さらに、システムボードSB21は、CPU52、CPU52の動作状態を取得する演算処理使用率計測部52a、記憶装置であるメモリ62、入出力処理部72を有する。システムボードSB21と同様に、システムボードSB22〜24もCPU、演算処理使用率計測部51a、メモリ61、入出力処理部71を有する。
システムボードSB11〜14,SB21〜24は、互いに協働して全体で一つのオペレーティングシステム(OS)を動作させている。このオペレーティングシステムは、ハードディスクドライブなどで実現されるハードディスク120にプログラムデータとして格納されている。図1に示した構成において、ハードディスク120はシステムボードSB11の入出力処理装置71のみに接続している。従って、サーバ装置100の起動時には、システムボードSB11がハードディスク120からオペレーティングシステムのプログラムデータを読み出す。また、起動後にもハードディスク120に対するアクセスが求められた場合には、システムボードSB11がハードディスク120へのアクセスを行なうこととなる。
システム制御装置110は、サーバ装置100を全体制御する制御装置である。システム制御装置110は、資源制御部110a、電源制御判断部110bおよび情報取得部110cを有する。これらの処理部は、ハードウェアロジックにより実現されるものであってもよいし、ファームウェア等のソフトウェアプログラムをプロセッサが実行することにより実現しても良い。情報取得部110cは、システムのハードウェアリソースの使用状況を監視する手段である。具体的には情報取得部110cは、オペレーティングシステムと通信を行なってハードウェアリソースの使用量を入手する。なお、他の方法、例えばシステム制御装置110から直接に演算処理使用率計測部などのハードウェアで実現されるPerformance Analyzer機能にアクセスし、ハードウェアリソースの使用状況をチェックする方法を用いてもよい。情報取得部110cは、取得した情報を元に一定時間ハードウェアリソースが未使用状態になった場合は、余剰ハードウェアリソースが存在するとみなす。
資源制御部110aは、余剰なハードウェアリソースをシステムボード単位で動的に切り離す処理(Dynamic Reconfiguration:動的システム構成)を行なう。このように余剰なハードウェアリソースを動的に切り離すことによって、システムボード内の全電源を切断して消費電力を低減することができる。さらに、一つの筐体のシステムボードを全て切り離した場合、その筐体の冷却ファン、電源装置、クロスバーを停止させ、LSI内部の部分的な電源供給停止やシステムボード単位の電源供給停止と比べて大きな範囲で電力の消費を停止することができ、削減できる電力量を大きくすることができる。
電力制御判断部110bは、余剰ハードウェアリソースが存在する場合に、切り離すハードウェアの組み合わせを判断し、消費電力がより小さくなる組み合わせを選択し、資源制御部110aに切り離しを行なわせる。
例えば、8つのシステムボードSB11〜14,SB21〜24のうち半分、4つのシステムボードを切り離し可能である場合について考える。まず、ハードディスク120がシステムボードSB11にしか接続していないので、システムボードSB11は切り離しの対象から外す。そして、残りの7つのシステムボードから切り離すシステムボードの組み合わせを検討すると、図2に示すように筐体12が有する4つのシステムボードSB21〜24を全て切り離すバターンと、図3に示したように切り離すシステムボードを筐体11と筐体12とで分散するパターンが考えられる。
ここで、図2に示したように筐体12内のシステムボードを全て切り離した場合、動作するシステムボードが存在しなくなるため、筐体12の冷却ファン22、電源装置32およびクロスバー42も停止することができる。これに対し、図3に示したように切り離し後も双方の筐体に動作中のシステムボードが残ると、冷却ファンや電源装置、クロスバー42の動作を停止させることはできない。したがって、低減可能な消費電力量を比較すると、図4に示したように、筐体12全体を切り離すパターンの方が、切り離すシステムボードを分散するパターンに比して低減可能な消費電力量が大きくなる。
つぎに、システム制御装置110の処理動作について説明する。図5は、システム制御装置110によるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。図5に示したフローチャートはシステム制御装置110の情報取得部110cが予め定められた間隔、例えば1分ごとの所定間隔ごとに繰り返し実行する処理動作である。
情報取得部110cは、まず、オペレーティングシステムにログインし(S101)、オペレーティングシステムの情報取得コマンドを実行する(S102)。情報取得部110cは、このコマンドの実行結果として得られた情報からシステムボードSB11〜14,SB21〜24のCPUの平均使用率を算出する(S103)。
情報取得部110cは、算出したCPUの平均使用率が例えば10%未満である場合(S104,Yes)にカウンタをインクリメント(+1)する(S105)。一方、情報取得部110cは、CPUの平均使用率が10%以上である場合(S104,No)にはカウンタをクリアして(S106)、処理を終了する。
そして、カウンタが例えば30以上となった場合、すなわちCPUの平均使用率が10%未満である状態が30分以上継続した場合(S107,Yes)に、切り離し構成判定処理を起動して(S108)処理を終了し、カウンタが例えば30未満である場合(S107,No)にはそのまま処理を終了する。
図6は、切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。図6に示した処理動作は、情報取得部110cからの起動を受けて、電力制御判断部110bが実行する。
電力制御判断部110bは、CPUの平均使用率が10%未満である状態が例えば30分以上継続した場合にCPUリソースの半分を切り離し可能と判断する(S201)。そして電力制御判断部110bは、システム構成上、切り離せないハードウェアリソースを切り離しの対象から除外した(S202)うえで、切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせを算出する(S203)。
その後、電力制御判断部110bは、切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせのうち、筐体単位で切り離し可能な組み合わせがあるかを判定する(S204)、その結果、筐体単位で切り離し可能な組み合わせが存在する場合(S204,Yes)には、筐体単位で切り離しを行なうよう資源制御部110aを動作させて(S205)、処理を終了する。また、筐体単位で切り離し可能な組み合わせが存在しない場合(S204,No)には、各筐体内の個別リソースを切り離すよう資源制御部110aを動作させて(S206)、処理を終了する。
さて、ハードウェアリソースを切り離した後、負荷が高まってきた場合には切り離したハードウェアリソースを再度組み込む処理を行なう。図7は、システム制御装置110によるハードウェアリソースの組み込み判定処理について説明するフローチャートである。図7に示したフローチャートはシステム制御装置110の情報取得部110cが予め定められた間隔、例えば1分ごとに繰り返し実行する処理動作である。
情報取得部110cは、まず、オペレーティングシステムにログインし(S301)、オペレーティングシステムの情報取得コマンドを実行する(S302)。情報取得部110cは、このコマンドの実行結果として得られた情報からシステムボードSB11〜14,SB21〜24のCPUの平均使用率を算出する(S303)。
情報取得部110cは、算出したCPUの平均使用率が50%以上である場合(S304,Yes)にカウンタをインクリメント(+1)する(S305)。一方、CPUの平均使用率が例えば50%未満である場合(S304,No)、情報取得部110cはカウンタをクリアして(S306)、処理を終了する。
そして、カウンタが例えば30以上となった場合、すなわちCPUの平均使用率が50%以上である状態が30分以上継続した場合(S307,Yes)に、切り離したハードウェアリソースを組み込むよう資源制御部110aを動作させて(S108)処理を終了し、カウンタが例えば30未満である場合(S307,No)にはそのまま処理を終了する。
図5および図7の説明で用いた情報取得コマンドとは、例えば、vmstatコマンドやtopコマンドなどシステムのハードウェアリソースの使用状況を把握することができるコマンドである。Vmstatコマンドやtopコマンドは、オペレーティングシステムにくみこまれているCPUの使用率およびメモリの使用量を取得することができる。またシステム制御装置110は、システムに搭載されている全CPU数や、全メモリ容量を情報として保持している。
図8は、情報取得コマンドの実行結果の具体例について説明する説明図である。図8に示したデータのうち、「cpu」の項の「id」の列に示される数字が各CPUのidle、すなわち未使用の時間率を表す。図8の例では、
(82+62+64+78)/4=71.5
となり、4つのCPUを平均すると71.5%のidle時間がある。すなわち、この例では、CPUの平均使用率は29.5%である。
同様に「memory」の項の「free」の列が空きメモリ容量を示す。これらの合計値が全空きメモリ容量として扱われる。システム制御装置110は全メモリ容量をあらかじめ持っているので、この空メモリ容量からメモリの平均使用率を求めることができる。
以上説明してきたように、本実施例1にかかるサーバ装置100は、システム制御装置110内部の情報取得部110cが筐体11のシステムボードSB11〜14の動作状態と、筐体12のシステムボードSB21〜24の動作状態とを取得する。そして、システムボードのCPUの平均使用率を算出して処理ユニットの切り離しが可能であるか判定する。判定の結果、ハードウェアリソースの切り離しが可能である場合には、電力制御判断部110bが、切り離すハードウェアリソースの組み合わせを算出する。切り離すハードウェアリソースの組み合わせパターンの中に、筐体単位での切り離しが可能なパターンがあれば、筐体単位で切り離しを行なう。この筐体単位での切り離しによって、処理ユニット自体の消費電力低減に加えて、冷却ファン、電源装置、クロスバーなどの筐体ごとに設けられた設備を停止し、効率的に消費電力を削減することができる。
実施例2では、CPUの使用率に加えてメモリの使用率に基づいてハードウェアリソースの切り離しの実行可否と切り離すハードウェアリソースの判断を行なう場合の構成について説明する。図9は、本実施例2にかかる情報処理装置であるサーバ装置101の概要構成を示す概要構成図である。図9に示したサーバ装置101は、複数の筐体(Cabinet)13,14、システム制御装置111およびハードディスク121を有する。
筐体13は、複数のシステムボードSB31〜34と、システムボードSB31〜34の間を接続するクロスバー43、システムボードSB31〜34とクロスバー41を冷却する冷却ファン23、筐体13内の各装置に電力を供給する電源装置33を有する。
さらに、システムボードSB31は、CPU53、演算処理装置51の動作状態を取得する演算処理使用率計測部53a、記憶装置であるメモリ61、メモリ61の動作状態を取得するメモリ使用率計測部53a、入出力処理部73を有する。システムボードSB31と同様に、システムボードSB12〜14もCPU、演算処理使用率計測部、メモリ、入出力処理部を有する。
また、筐体14は、複数のシステムボードSB41〜44と、システムボードSB41〜44の間を接続するクロスバー44、システムボードSB41〜44とクロスバー44を冷却する冷却ファン24、筐体14内の各装置に電力を供給する電源装置34を有する。
さらに、システムボードSB41は、CPU54、CPU54の動作状態を取得する演算処理使用率計測部54a、記憶装置であるメモリ64、メモリ64の動作状態を取得するメモリ使用率計測部64a、入出力処理部74を有する。システムボードSB41と同様に、システムボードSB42〜44もCPU、演算処理使用率計測部、メモリ、入出力処理部を有する。
システムボードSB31〜34,SB41〜44は、互いに協働して全体で一つのオペレーティングシステム(OS)を動作させている。このオペレーティングシステムは、ハードディスクドライブなどで実現される121にプログラムデータとして格納されている。図1に示した構成において、ハードディスク121はシステムボードSB31の入出力処理装置73とシステムボードSB41の入出力処理部74のみに接続している。従って、サーバ装置101の起動時には、システムボードSB31とシステムボードSB41のいずれかがハードディスク121からオペレーティングシステムのプログラムデータを読み出す。また、起動後にもハードディスク121に対するアクセスが求められた場合には、システムボードSB31とシステムボードSB41のいずれかがハードディスク121へのアクセスを行なうこととなる。
システム制御装置111は、サーバ装置101を全体制御する制御装置であり、資源制御部111a、電源制御判断部111bおよび情報取得部111cを有する。これらの処理部は、ハードウェアとして実現されるものであってもよいし、ソフトウェアプログラムとして実現しても良い。情報取得部111cは、システムのハードウェアリソースの使用状況を監視する手段である。具体的には情報取得部111cは、オペレーティングシステムと通信を行なってCPUとメモリの使用状態を取得し、ハードウェアリソースの切り離しを実行すべきか否かを判定する。
電力制御判断部111bは、ハードウェアリソースの切り離しを行なう場合に、各システムボードのメモリ容量を考慮した上で、切り離すハードウェアの組み合わせを判断し、消費電力がより小さくなる組み合わせを選択し、資源制御部111aに切り離しを行なわせる。
例えば、システムボードSB31〜34のメモリ容量が2Gバイト、システムボードSB41〜44のメモリ容量が8Gバイトであり、システムボードの半分、すなわち4つのシステムボードを切り離し可能である場合について考える。
まず、ハードディスク121がシステムボードSB31とシステムボード41に接続しているので、システムボードSB31とシステムボードSB41の双方を同時に切り離すことは出来ないが、システムボードSB31,41を含む全てのシステムボードが切り離しの対象となる。
図10に示したように、筐体13と筐体14とでそれぞれ2つのシステムボードを切り離すと、CPU数もメモリ容量も半分となる。しかし、切り離し後も双方の筐体に動作中のシステムボードが残るので、冷却ファンや電源装置、クロスバーの動作を停止させることはできない。
一方、図11に示したように、筐体13が有する4つのシステムボードSB31〜34を全て切り離すと、メモリの削減量は50%に満たないが、筐体13の冷却ファン23、電源装置33およびクロスバー43も停止することができる。
したがって、低減可能な消費電力量を比較すると、図11に示したように、筐体13全体を切り離すパターンの方が、切り離すシステムボードを分散するパターンに比して低減可能な消費電力量が大きくなる。
なお、筐体14のシステムボードを全て切り離す構成では、CPU数は半分となるが、メモリ容量を80%削減してしまい、削減後のメモリが不足するので、切り離しパターンの選択肢から除外している。
つぎに、システム制御装置111の処理動作について説明する。図12は、システム制御装置111によるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。図12に示したフローチャートはシステム制御装置111の情報取得部111cが予め定められた間隔、例えば1分ごとに繰り返し実行する処理動作である。
情報取得部111cは、まず、オペレーティングシステムにログインし(S401)、オペレーティングシステムの情報取得コマンドを実行する(S402)。情報取得部111cは、このコマンドの実行結果として得られた情報からシステムボードSB31〜34,SB41〜44のCPUとメモリの平均使用率を算出する(S403)。
情報取得部111cは、算出したCPUとメモリの平均使用率がともに例えば10%未満である場合(S404,Yes)にカウンタをインクリメント(+1)する(S405)。一方、情報取得部110cは、CPUとメモリの平均使用率のいずれかが10%以上である場合(S404,No)にはカウンタをクリアして(S406)、処理を終了する。
そして、カウンタが30以上となった場合、すなわちCPUとメモリの平均使用率がともに10%未満である状態が例えば30分以上継続した場合(S407,Yes)に、切り離し構成判定処理を起動して(S408)処理を終了し、カウンタが例えば30未満である場合(S407,No)にはそのまま処理を終了する。
図13は、切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。図13に示した処理動作は、情報取得部111cからの起動を受けて、電力制御判断部111bが実行する。
電力制御判断部111bは、CPUとメモリの平均使用率がともに10%未満である状態が例えば30分以上継続した場合にハードウェアリソース、すなわちCPUとメモリの半分を切り離し可能と判断する(S501)。そして電力制御判断部111bは、システム構成上、切り離せないハードウェアリソースを切り離しの対象から除外した(S502)うえで、メモリを確保しつつ切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせを算出する(S503)。
その後、電力制御判断部111bは、切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせのうち、筐体単位で切り離し可能な組み合わせがあるかを判定する(S504)、その結果、筐体単位で切り離し可能な組み合わせが存在する場合(S504,Yes)には、筐体単位で切り離しを行なうよう資源制御部111aを動作させて(S505)、処理を終了する。また、筐体単位で切り離し可能な組み合わせが存在しない場合(S504,No)には、各筐体内の個別リソースを切り離すよう資源制御部111aを動作させて(S506)、処理を終了する。なお、切り離したハードウェアリソースを再組み込みについては、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
以上説明してきたように、本実施例2にかかるサーバ装置101は、システム制御装置111内部の情報取得部111cが筐体13,14のシステムボードSB31〜34,SB41〜44の動作状態としてCPUとメモリの使用状態を取得する。そして、システムボードのCPUの平均使用率とメモリの平均使用率とを算出してシステムボードの切り離しが可能であるか判定する。
判定の結果、ハードウェアリソースの切り離しが可能である場合には、メモリ容量を確保しつつ切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせを算出する。そして、筐体単位での切り離しが可能なパターンがあれば、筐体単位で切り離しを行なう。このように、メモリ容量を考慮しつつ筐体単位での切り離しを行なうことで、システム構成に対応した効率的な消費電力削減を行なうことが出来る。
実施例3では、データセンタ等における複数のフロアの各々に1または複数のサーバ装置を備える構成について説明する。図14は、本実施例3にかかる情報処理システムの概要構成を示す概要構成図である。図14に示したシステムでは、データセンタの一階部分であるフロア201にサーバ装置103と、フロア201内を冷却する空調装置201aを備え、データセンタの二階部分であるフロア202にサーバ装置104,105と、フロア202内を冷却する空調装置202aを備えている。
サーバ装置103〜105は、それぞれ実施例1,2に示したサーバ装置と同様の構成を有している。サーバ装置103は、筐体103a,103bとシステム制御装置113を備え、システム制御装置113は、筐体103a,103bの動作状態管理サーバ210に送出する。また、サーバ装置104は、筐体104a,104bとシステム制御装置114を備え、システム制御装置114が、筐体104a,104bの動作状態管理サーバ210に送出する。同様に、サーバ装置105は、筐体105a,105bとシステム制御装置115を備え、システム制御装置115が、筐体105a,105bの動作状態管理サーバ210に送出する。
管理サーバ210は、データセンタ全体制御する制御装置であり、資源制御部210a、電力制御判断部210b、情報取得部210cを有する。情報取得部210cは、データセンタ全体のハードウェアリソースの使用状況を監視する手段である。具体的には情報取得部210cは、情報取得部210cは、サーバ装置103〜105から取得した情報を用い、ハードウェアリソースの切り離しを実行すべきか否かを判定する。
電力制御判断部210bは、切り離すハードウェアの組み合わせを判断し、消費電力がより小さくなる組み合わせを選択し、資源制御部210aに切り離しを行なわせる。
例えば、サーバ装置103〜105のいずれかを一つを停止させる場合、データセンタ1Fのサーバ装置103を優先的に切り離す。データセンタセンター1Fには、サーバ装置103のみであるので、サーバ装置103を停止させた場合には空調装置201aを合わせて停止し、消費電力をさらに低減することができる。
つぎに、管理サーバ210の処理動作について説明する。図15は、管理サーバ210によるハードウェアリソースの切り離し可否判定処理について説明するフローチャートである。図15に示したフローチャートはシステム制御装置210の情報取得部210cが予め定められた間隔、例えば1分ごとに繰り返し実行する処理動作である。
情報取得部210cは、まず、各サーバ装置のシステム制御装置から動作状態を取得する(S601)。情報取得部210cは、取得した情報からシステム全体のハードウェアリソースの平均使用率を算出する(S602)。
情報取得部210cは、算出したハードウェアリソースの平均使用率が例えば10%未満である場合(S603,Yes)にカウンタをインクリメント(+1)する(S604)。一方、情報取得部210cは、ハードウェアリソースの平均使用率が10%以上である場合(S603,No)にはカウンタをクリアして(S605)、処理を終了する。
そして、カウンタが30以上となった場合、すなわちハードウェアリソースの平均使用率がともに10%未満である状態が例えば30分以上継続した場合(S606,Yes)に、切り離し構成判定処理を起動して(S607)処理を終了し、カウンタが例えば30未満である場合(S606,No)にはそのまま処理を終了する。
図16は、切り離し構成判定処理について説明するフローチャートである。図16に示した処理動作は、情報取得部210cからの起動を受けて、電力制御判断部210bが実行する。
電力制御判断部210bは、ハードウェアリソースの平均使用率が10%未満である状態が例えば30分以上継続した場合にハードウェアリソースの半分を切り離し可能と判断する(S701)。そして電力制御判断部210bは、システム構成上、切り離せないハードウェアリソースを切り離しの対象から除外した(S702)うえで、切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせを算出する(S703)。
その後、電力制御判断部210bは、切り離し可能なハードウェアリソースの組み合わせのうち、フロア単位で切り離し可能な組み合わせがあるかを判定する(S704)、その結果、フロア単位で切り離し可能な組み合わせが存在する場合(S704,Yes)には、フロア単位で切り離しを行なうよう資源制御部210aを動作させて(S705)、処理を終了する。また、フロア単位で切り離し可能な組み合わせが存在しない場合(S704,No)には、各フロア内の個別リソースを切り離すよう資源制御部210aを動作させて(S706)、処理を終了する。なお、切り離したハードウェアリソースを再組み込みについては、実施例1,2と同様であるので、説明を省略する。
以上説明してきたように、本実施例3にかかる情報処理システムでは、データセンタにおける複数のフロアに1または複数のサーバ装置を配置した構成において、サーバ装置ごとの動作状態を取得し、余剰リソースが存在する場合にはフロア単位で切り離しを行なうように制御することで、フロアごとに設けた設備についても消費電力低減の対象とすることができる。
なお、ここではデータセンタにおけるフロア単位で制御する場合を例に説明をおこなったが、データセンタにおける同一フロアのブロック単位やデータセンタの建物単位で切り離しを行なうようにすることもでき、また建物、フロア、ブロック、筐体のように階層的にハードウェアリソース切り離し制御を行なうこともできる。

Claims (10)

  1. 第1の演算処理装置と前記第1の演算処理装置の単位時間当たりの負荷を表す演算処理使用率を計測する第1の演算処理使用率計測部を有する第1の処理ユニットと、第2の演算処理装置と前記第2の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第2の演算処理使用率計測部を有する第2の処理ユニットを有する第1の筐体と、
    第3の演算処理装置と前記第3の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第3の演算処理使用率計測部を有する第3の処理ユニットと、第4の演算処理装置と前記第4の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第4の演算処理使用率計測部を有する第4の処理ユニットを有する第2の筐体と、
    前記第1乃至第4の演算処理装置のいずれか一又は複数の演算処理装置において実行されるとともに、前記第1乃至第4の演算処理使用率計測部から前記第1乃至第4の演算処理使用率を取得して通知するオペレーティングシステム部と、
    前記第1乃至第4の処理ユニットの演算処理使用率を取得し、該演算処理使用率に基づいて、前記第1乃至第4の処理ユニットの各々が備える演算処理装置の平均使用率が所定値未満である状態が所定時間継続した場合に、前記第1乃至第4の処理ユニットが協働して行う情報処理から一時的に切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定し、切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定された場合に、切り離し可能な組み合わせを判断し、該組み合わせのうち、筐体内の全ての処理ユニットを切り離し可能な組み合わせを優先して採用し、採用された組み合わせに基づいて、前記処理ユニットおよび/または前記筐体の切り離しを実行するシステム制御装置と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1乃至第4の処理ユニットはさらに、
    第1乃至第4の記憶装置と前記第1乃至第4の記憶装置の記憶容量使用率をそれぞれ計測する第1乃至第4の記憶容量使用率計測部を、前記処理ユニット毎にそれぞれ有し、
    前記オペレーティングシステム部は、前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から1乃至第4のメモリ使用率を取得して通知し、
    前記システム制御装置は、通知された前記第1乃至第4の記憶容量使用率に基づき、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記オペレーティングシステム部は、定期的に前記第1乃至第4の演算処理使用率計測部から前記第1乃至第4の演算処理使用率を取得して通知し、
    前記システム制御装置は、定期的に前記第1乃至第4の演算処理使用率計測部から前記第1乃至第4の演算処理使用率を取得するとともに、前記第1乃至第4の演算処理使用率の平均である平均演算処理使用率を計算し、前記平均演算処理使用率と前記平均演算処理使用率に対する閾値に基づき、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記オペレーティングシステム部は、定期的に前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から前記第1乃至第4の記憶容量使用率を取得して通知し、
    前記通知された前記第1乃至第4の記憶容量使用率に基づいて記憶容量使用率平均値を計算し、
    前記システム制御装置は、定期的に前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から前記第1乃至第4の記憶容量使用率を取得するとともに、前記第1乃至第4の記憶容量使用率の平均である平均記憶容量使用率を計算し、前記平均記憶容量使用率と前記平均記憶容量使用率に対する閾値に基づき、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 第1の演算処理装置と前記第1の演算処理装置の単位時間当たりの負荷を表す演算処理使用率を計測する第1の演算処理使用率計測部を有する第1の処理ユニットと、第2の演算処理装置と前記第2の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第2の演算処理使用率計測部を有する第2の処理ユニットを有する第1の筐体と、
    第3の演算処理装置と前記第3の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第3の演算処理使用率計測部を有する第3の処理ユニットと、第4の演算処理装置と前記第4の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第4の演算処理使用率計測部を有する第4の処理ユニットを有する第2の筐体と、
    前記第1乃至第4の演算処理装置のいずれか一又は複数の演算処理装置において実行されるとともに、前記第1乃至第4の演算処理使用率計測部から前記第1乃至第4の演算処理使用率を取得して通知するオペレーティングシステム部と、
    前記オペレーティングシステム部から通知された前記第1乃至第4の演算処理使用率に基づいて、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行する資源制御部を備えたシステム制御装置とを有し、
    前記第1乃至第4の処理ユニットは、第1乃至第4の記憶装置と前記第1乃至第4の記憶装置の記憶容量使用率をそれぞれ計測する第1乃至第4の記憶容量使用率計測部を、前記処理ユニット毎にそれぞれ有し、
    前記オペレーティングシステム部は、前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から前記第1乃至第4のメモリ使用率を取得して通知し、
    前記資源制御部は、通知された前記第1乃至第4の記憶容量使用率に基づき、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行し、
    前記オペレーティングシステム部は、定期的に前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から前記第1乃至第4の記憶容量使用率を取得して通知し、前記通知された前記第1乃至第4の記憶容量使用率に基づいて記憶容量使用率平均値を計算し、
    前記資源制御部は、定期的に前記第1乃至第4の記憶容量使用率計測部から前記第1乃至第4の記憶容量使用率を取得するとともに、前記第1乃至第4の記憶容量使用率の平均である平均記憶容量使用率を計算し、前記平均記憶容量使用率と前記平均記憶容量使用率に対する閾値に基づき、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行し、かつ、前記第1乃至第4の処理ユニットの切り離し後における前記第1乃至第4の記憶装置の記憶容量の合計値が、情報処理装置が必要とする記憶容量以上であるかを判断するとともに、前記判断の結果、前記情報処理装置が必要とする記憶容量未満である場合には、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離しを実行せず、
    前記システム制御装置は、処理ユニットの切り離し後に、切り離し対象外の処理ユニットの記憶装置の記憶容量の合計値が、前記情報処理装置が必要とする記憶容量以上となる様に、切り離し対象となる処理ユニットの組み合わせを選択する電力制御判断部を更に備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備え、前記処理ユニットが協働して情報処理を行なう情報処理装置に接続された制御装置による情報処理装置制御方法であって、
    前記処理ユニットの演算処理使用率を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得した演算処理使用率に基づいて、前記処理ユニットが備える演算処理装置の平均使用率が所定値未満である状態が所定時間継続した場合に、前記情報処理から一時的に切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定し、切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定された場合に、切り離し可能な組み合わせを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより判断された組み合わせのうち、筐体内の全ての処理ユニットを切り離し可能な組み合わせを優先して採用し、採用された組み合わせに基づいて、前記処理ユニットおよび/または前記筐体の切り離しを実行する資源制御ステップと、
    を含んだことを特徴とする情報処理装置制御方法。
  7. 複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備え、前記処理ユニットが協働して情報処理を行なう情報処理装置に接続された制御装置上で動作する情報処理装置制御プログラムであって、
    前記処理ユニットの動作状態を示す情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得した情報に基づいて、前記処理ユニットの各々が備える演算処理装置の平均使用率が所定値未満である状態が所定時間継続した場合に、前記情報処理から一時的に切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定する切り離し可否判定処理ステップと、
    前記切り離し可否判定処理ステップによって切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定された場合に、切り離し可能な組み合わせを判断し、該組み合わせのうち、筐体内の全ての処理ユニットを切り離し可能な組み合わせを優先して採用する切り離し構成判定ステップと、
    前記切り離し構成判定ステップが採用した組み合わせに基づいて前記処理ユニットおよび/または前記筐体の切り離しを実行する資源制御ステップと、
    を前記制御装置に実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
  8. 複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備え、前記処理ユニットが協働して情報処理を行なう情報処理装置に接続された制御装置上で動作する情報処理装置制御プログラムであって、
    前記処理ユニットの動作状態を示す情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得した情報に基づいて、前記処理ユニットの各々が備える演算処理装置の平均使用率が所定値以上である状態が所定時間継続した場合に、前記情報処理から一時的に切り離した、筐体内の全ての処理ユニットの組み込みを実行すべきと判定する組み込み判定処理ステップと、
    前記組み込み判定処理ステップによって一時的に切り離した、筐体内の全ての処理ユニットの組み込みを実行すべきと判定された場合に、一時的に切り離した、筐体内の全ての処理ユニットを組み込む組み込み実行ステップと、
    を前記制御装置に実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
  9. 複数の筐体の各々が1または複数の処理ユニットを備え、前記処理ユニットが協働して情報処理を行なう情報処理装置に接続された制御装置上で動作する情報処理装置制御プログラムであって、
    前記処理ユニットの動作状態を示す情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得した情報に基づいて、前記処理ユニットの各々が備える演算処理装置と記憶装置の双方の平均使用率がともに所定値未満である状態が所定時間継続した場合に、前記情報処理から一時的に切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定する切り離し可否判定処理ステップと、
    前記切り離し可否判定処理ステップによって切り離し可能な処理ユニットが存在すると判定された場合に、記憶装置の容量を確保しつつ切り離し可能な組み合わせを判断し、該組み合わせのうち、筐体単位で切り離し可能な組み合わせを優先して採用する切り離し構成判定ステップと、
    前記切り離し構成判定ステップが採用した組み合わせに基づいて前記処理ユニットおよび/または前記筐体の切り離しを実行する資源制御ステップと、
    前記処理ユニットの切り離し後に、切り離し対象外の処理ユニットの記憶装置の記憶容量の合計値が、前記情報処理装置が必要とする記憶容量以上となる様に、切り離し対象となる処理ユニットの組み合わせを選択する選択ステップと、
    を前記制御装置に実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
  10. 第1の演算処理装置と前記第1の演算処理装置の単位時間当たりの負荷を表す演算処理使用率を計測する第1の演算処理使用率計測部を有する第1の処理ユニットと、第2の演算処理装置と前記第2の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第2の演算処理使用率計測部を有する第2の処理ユニットを有する第1の筐体と、
    第3の演算処理装置と前記第3の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第3の演算処理使用率計測部を有する第3の処理ユニットと、第4の演算処理装置と前記第4の演算処理装置の演算処理使用率を計測する第4の演算処理使用率計測部を有する第4の処理ユニットを有する第2の筐体と、
    前記第1乃至第4の演算処理装置のいずれか一又は複数の演算処理装置において実行されるとともに、前記第1乃至第4の演算処理使用率計測部から前記第1乃至第4の演算処理使用率を取得して通知するオペレーティングシステム部と、
    前記オペレーティングシステム部から通知された前記第1乃至第4の演算処理使用率に基づいて、前記第1乃至第4の処理ユニットのいずれか一又は複数の切り離し又は組み込みを実行する資源制御部と、外部装置に接続された処理ユニットが切り離し対象外となる様に、切り離し対象となる処理ユニットの組み合わせを選択する電力制御判断部とを備えたシステム制御装置と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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