JP5257021B2 - ソフトウェア管理装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ソフトウェアのバージョンアップを行うソフトウェア管理装置に関する。
従来、車両が市場に出回った後に、車両を制御するための車両用ソフトウェアに問題(例えば、バグ)が発見される等して、バージョンアップを行う(以下、更新という)場合には、車両をディーラーまで持ち込んで、整備された環境の中で専門家が車両用ソフトウェアの更新を行っていた。この専門家は、車両用ソフトウェアの更新用ソフトウェアを実行することにより、車両用ソフトウェアを更新させることができる。
また、近年の通信技術の発達に伴い、上記車両用ソフトウェアの更新用ソフトウェアを基地局から無線通信で送信し、車両で直接受信させる車両制御装置の制御ソフト変更装置およびその方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この車両制御装置の制御ソフト変更装置およびその方法は、地域の天候状況などの環境条件に応じて制御特性が最適となるような、車両制御装置の更新用ソフトウェア(特許文献1では、制御ソフトの修正情報)を無線基地局から送信する。車両では、上記更新用ソフトウェアを受信し、車両用ソフトウェアを更新することにより、車両制御装置の制御特性をリアルタイムに修正することができるようにしている。
一方、車両用ソフトウェアの更新を行うと、新しくなった車両用ソフトウェアに問題が発生する可能性がある。例えば、車両で更新用ソフトウェアを受信する際に、通信に異常があり、更新用ソフトウェアの一部が受信できず、更新用ソフトウェアが完全な形で受信できないという場合が考えられる。また、更新用ソフトウェアそのものに不具合がある場合等が、考えられる。
また、新バージョンの車両用ソフトウェアのダウンロード開始前に、旧バージョンの車両用ソフトウェアをバックアップ用記憶部に保存する車載端末用プログラムの復旧方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この車載端末用プログラムの復旧方式は、新バージョンの車両用ソフトウェアを起動した後、車両用ソフトウェアに問題が発生した場合、使用していた車両用ソフトウェアを保存してある旧バージョンの車両用ソフトウェアに復旧することにより、車両の制御を継続することができるようにしている。
特開2002−144983号公報 特開2000−207681号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものにおいては、ドライバ自身が車両用ソフトウェアの更新を行うことが前提とされ、このような場合、ディーラーにおける整備された環境の中で専門家が車両用ソフトウェアの更新を行う場合と異なり、想定し得ないトラブルが発生する可能性がある。このように、更新用ソフトウェアが完全な形で受信できなかったり、更新用ソフトウェアそのものに不具合がある場合等には、車両用ソフトウェアの更新を正常に行うことができず、車両をディーラー等に移動させることができなくなってしまうおそれがあった。
また、上記特許文献2に記載されたものにおいては、使用する車両用ソフトウェアと同等のバックアップ用の記憶領域を、車両用ソフトウェアの復旧のためだけに、常に用意しておかなければならないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、バックアップ用に車両用ソフトウェアと同等の大きな記憶領域を設けずに、車両用ソフトウェアの更新が正常にできなかった場合であっても、車両をディーラー等に移動させるための退避走行を行うことができるソフトウェア管理装置を提供することを課題とする。
本発明に係るソフトウェア管理装置は、上記課題を解決するため、(1)車両を制御するための車両用ソフトウェアを記憶する記憶領域と、前記記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御する車両制御手段と、前記車両用ソフトウェアよりも記憶容量の小さな前記車両の退避走行を行うための簡易ソフトウェアと、前記車両用ソフトウェアの更新用ソフトウェアと、を基地局から受信する受信手段と、前記簡易ソフトウェアを前記記憶領域に記憶させる記憶手段と、前記記憶手段により前記簡易ソフトウェアを前記記憶領域に記憶した後に、前記更新用ソフトウェアにしたがって前記記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアを更新するソフトウェア更新手段と、を備え、前記車両制御手段は、前記車両用ソフトウェアの更新が正常に完了した場合には、前記更新された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御し、前記車両用ソフトウェアの更新に異常があった場合には、前記簡易ソフトウェアにしたがって前記車両を制御することを特徴とした構成を有している。
この構成により、車両用ソフトウェアよりも記憶容量の小さな車両の退避走行を行うための簡易ソフトウェアを記憶領域に記憶した後に、更新用ソフトウェアにしたがって記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアを更新し、車両用ソフトウェアの更新の際に異常があり、更新が正常にできなかった場合には、簡易ソフトウェアにしたがって車両を制御するので、バックアップ用に車両用ソフトウェアと同等の大きな記憶領域を設けずに、車両用ソフトウェアの更新が正常にできなかった場合であっても、簡易ソフトウェアによって車両を退避走行させることができる。
また、本発明に係るソフトウェア管理装置は、上記(1)に記載のソフトウェア管理装置において、(2)前記記憶領域は、第1の記憶領域と、第2の記憶領域と、を有し、前記記憶手段は、前記簡易ソフトウェアを前記第2の記憶領域に記憶させ、前記車両制御手段は、第1の車両制御部と、第2の車両制御部と、を有し、前記第1の車両制御部は、前記第2の車両制御部とは独立して、前記第1の記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御し、前記第2の車両制御部は、前記第1の車両制御部とは独立して、前記第2の記憶領域に記憶された簡易ソフトウェアにしたがって前記車両を制御することを特徴とした構成を有している。
この構成により、車両用ソフトウェアにしたがって車両を制御する第1の車両制御部と、簡易ソフトウェアにしたがって車両を制御する第2の車両制御部と、が分離され、それぞれ独立して制御を行うので、車両用ソフトウェアおよび簡易ソフトウェアの実行を完全に分離させることができ、車両用ソフトウェアの更新に伴って車両制御部に不具合が発生した場合であっても、簡易ソフトウェアを制御する車両制御部に影響がでず、車両を確実に退避走行させることができる。
さらに、本発明に係るソフトウェア管理装置は、上記(2)に記載のソフトウェア管理装置において、(3)前記車両制御手段による前記車両の制御を、前記第1の車両制御部による前記車両用ソフトウェアにしたがった前記車両の制御と、前記第2の車両制御部による前記簡易ソフトウェアにしたがった前記車両の制御と、を切り替える車両制御切り替え手段と、前記車両制御切り替え手段により前記車両の制御の切り替えが行われたことを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とした構成を有している。
この構成により、車両用ソフトウェアによる車両の制御と、簡易ソフトウェアによる車両の制御と、で制御が切り替えられたことが報知されるので、ドライバに対して、車両用ソフトウェアによる車両の制御であるか、簡易ソフトウェアによる車両の制御であるか、を認識させることができ、簡易ソフトウェアに切り替えられた場合には、走行中の注意を喚起するとともに、早期の復旧を促すことができる。
本発明によれば、バックアップ用に車両用ソフトウェアと同等の大きな記憶領域を設けずに、車両用ソフトウェアの更新が正常にできなかった場合であっても、車両を退避走行させることができるソフトウェア管理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるソフトウェア管理装置を搭載した車両の概略ブロック構成図である。
図1に示すように、車両10は、基地局20から各種ソフトウェアおよびデータを受信する通信部30と、ソフトウェアの切り替えが行われたことを報知する報知部40と、動力源としてのエンジン91と、動力を伝達するとともに変速比を変換するトランスミッション92と、車両10全体を制御するための車両用電子制御ユニット(以下、ECUという)100と、を備えている。
通信部30は、簡易ソフトウェア620と、車両用ソフトウェア610の更新用ソフトウェア630と、を基地局20から受信するようになっている。すなわち、通信部30は、本発明における受信手段を構成している。
ここで、車両用ソフトウェア610は、車両10を制御するためのソフトウェアであり、簡易ソフトウェア620は、車両用ソフトウェア610よりも記憶容量の小さな車両10の退避走行を行うためのソフトウェアである。
また、簡易ソフトウェア620による退避走行とは、車両10を走行させるための最低限のエンジン駆動やブレーキ制御といった限られた機能による走行であり、ナビ協調制御や空調機能といった付加機能を取り除いた走行するためだけの機能、あるいは、必要最低限の安全機能のみによる走行のことをいう。ここで、ナビ協調制御とは、ナビゲーション(ナビ)システムから受け渡された情報に基づいて、変速段を切り替える制御を行うものをいう。
以下に、車両用ソフトウェア610と簡易ソフトウェア620との異なる点について、述べる。
例えば、エンジン制御における燃料噴射制御において、車両用ソフトウェア610では、エンジンの状態に応じて演算した基本噴射時間に、各センサーの信号による補正を加え、適正な燃料噴射を行うようにしているが、簡易ソフトウェア620では、基本噴射時間に各センサーの信号による補正を加える機能を削減している。
また、エンジン制御における点火時期制御において、車両用ソフトウェア610では、エンジンの状態に応じて演算した基本点火時間に、各センサーの信号による補正を加え、適正な点火を行うようにしているが、簡易ソフトウェア620では、基本点火時間に各センサーの信号による補正を加える機能を削減している。
また、車両用ソフトウェア610では、エアコン(エアコンディショナー)制御による空調の調節機能を設けているが、簡易ソフトウェア620では、エアコン制御を設けていない。
また、車両用ソフトウェア610では、スイッチの押下によりエンジントルクを制御して、車速を一定に保つクルーズ制御を設けているが、簡易ソフトウェア620では、クルーズ制御を設けていない。
また、車両用ソフトウェア610では、所定の車速に達するとドアの開閉を禁止制御するドアロック制御を設けているが、簡易ソフトウェア620では、ドアロック制御を設けていない。
また、車両用ソフトウェア610では、窓の開閉を制御するパワーウィンド制御を設けているが、簡易ソフトウェア620では、パワーウィンド制御を設けていない。
また、車両用ソフトウェア610では、カーブ等を走行する際に左右の車輪の回転数に差を設け、車両を曲がりやすくするディファレンシャルギヤ(デフ)の制御において、デフの車輪間における差動を制限する差動制限制御(LSD制御)を設けているが、簡易ソフトウェア620では、LSD制御を設けていない。
さらに、自動変速機(AT)を備えた車両用のトランスミッション制御における変速制御において、車両用ソフトウェア610では、車速やエンジン回転数によって、変速段を決定するようにしているが、簡易ソフトウェア620では、車速やエンジン回転数によらず、特定の変速段(例えば、2速)に固定するように機能が限定されている。
また、トルクコンバータ(トルコン)を備えた車両用のトランスミッション制御におけるトルコン制御において、車両用ソフトウェア610では、エンジン側の入力軸と、変速機側の出力軸と、をロックアップクラッチにより直結制御するロックアップ制御を設けているが、簡易ソフトウェア620では、ロックアップ制御を設けていない。
また、トルコンを備えた車両用の車両用ソフトウェア610では、停車時のエンジンと変速機との係合を半解放とすることにより、エンジン負荷を軽減し、停車時の燃費向上をはかるニュートラル制御を設けているが、簡易ソフトウェア620では、ニュートラル制御を設けていない。
このように、簡易ソフトウェア620では、車両用ソフトウェア610から種々の機能の削減や限定を行うことにより、車両用ソフトウェア610よりも記憶容量を格段に小さくするようにしている。
報知部40は、後述するソフトウェア切り替え部160によりソフトウェアの切り替えが行われたことを報知するようになっている。例えば、報知部40は、表示パネルまたはスピーカ等を有し、後述する車両制御部130が車両10を制御するソフトウェアを車両用ソフトウェア610から簡易ソフトウェア620に切り替えたとき、表示あるいは音声によって、「簡易ソフトウェアによる走行に切り替えられました」と、ドライバに知らせるようになっている。すなわち、報知部40は、本発明における報知手段を構成している。
エンジン91は、ガソリンまたは軽油等の炭化水素系の燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させることによって動力を出力するようになっている。
トランスミッション92は、エンジン91により出力された動力を、複数の摩擦係合要素の係合および解放を行うことにより、変速比を変換し、図示しない駆動軸に伝達するようになっている。
ECU100は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)と、書き換え可能な不揮発性のメモリからなるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)と、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)と、入出力インターフェース回路と、を備えている。
また、ECU100は、各種ソフトウェアおよびデータを記憶する記憶領域120と、車両10を制御する車両制御部130と、通信部30が受信した各種ソフトウェアおよびデータを記憶領域120に記憶する記憶部140と、車両用ソフトウェア610を更新するソフトウェア更新部150と、車両制御部130が車両10を制御するソフトウェアを切り替えるソフトウェア切り替え部160と、を備えている。
記憶領域120は、車両用ソフトウェア610、簡易ソフトウェア620、更新用ソフトウェア630および各種データを記憶するようになっている。また、記憶領域120は、車両用ソフトウェア610、更新用ソフトウェア630を記憶する第1の記憶領域121と、簡易ソフトウェア620を記憶する第2の記憶領域122と、を有している。すなわち、記憶領域120は、本発明における記憶領域を構成している。また、第1の記憶領域121は、本発明における第1の記憶領域を構成し、第2の記憶領域122は、本発明における第2の記憶領域を構成している。
また、記憶領域120は、書き換え可能な不揮発性のメモリの記憶領域であって、例えば、EEPROMの記憶領域となっている。また、記憶領域120は、外部記憶装置の中では高速・大容量という特徴を持つハードディスク(Hard Disk)の記憶領域とすることもできるが、ハードディスクは、振動や熱が発生すると安定に使用することができないため、EEPROMのほうが好ましい。
さらに、更新用ソフトウェア630は、記憶領域120ではなく、揮発性の一時記憶領域等に記憶するようにしてもよい。
車両制御部130は、記憶領域120に記憶された車両用ソフトウェア610にしたがってエンジン91、トランスミッション92等を制御するようになっている。また、車両制御部130は、第1の車両制御部131と、第2の車両制御部132と、を有している。第1の車両制御部131は、第1の記憶領域121に記憶された車両用ソフトウェア610にしたがって車両10を制御するようになっており、第2の車両制御部132は、第2の記憶領域122に記憶された簡易ソフトウェア620にしたがって車両10を制御するようになっている。すなわち、車両制御部130は、本発明における車両制御手段を構成している。また、第1の車両制御部131は、本発明における第1の車両制御部を構成し、第2の車両制御部132は、本発明における第2の車両制御部を構成している。
さらに、第1の記憶領域121および第1の車両制御部131は、第1ECU111を構成し、第2の記憶領域122および第2の車両制御部132は、第2ECU112を構成して、それぞれ独立に稼働できるようになっている。
したがって、第1ECU111の制御によって第2ECU112に影響を与えることはないし、第2ECU112の制御によって第1ECU111に影響を与えることはない。これにより、第1ECU111における車両用ソフトウェア610の実行による車両10の制御と、第2ECU112における簡易ソフトウェア620の実行による車両10の制御と、を完全に分離させることができ、第1ECU111に不具合が発生した場合であっても、第2ECU112における簡易ソフトウェア620の実行による車両10の制御に影響を与えることがない。
記憶部140は、通信部30が受信した簡易ソフトウェア620および更新用ソフトウェア630を記憶領域120に記憶させるようになっている。ここで、記憶部140は、簡易ソフトウェア620を第2の記憶領域122に記憶するとともに、更新用ソフトウェア630を第1の記憶領域121に記憶するようになっている。すなわち、記憶部140は、本発明における記憶手段を構成している。
ソフトウェア更新部150は、記憶部140により簡易ソフトウェア620を第2の記憶領域122に記憶した後に、更新用ソフトウェア630にしたがって第1の記憶領域121に記憶された車両用ソフトウェア610を更新するようになっている。また、ソフトウェア更新部150は、車両用ソフトウェア610の更新の際に異常を検知した場合、ソフトウェア切り替え部160に、車両10の制御を、第1の車両制御部131における車両用ソフトウェア610の実行による制御から、第2の車両制御部132における簡易ソフトウェア620の実行による制御に、切り替えさせるようになっている。すなわち、ソフトウェア更新部150は、本発明におけるソフトウェア更新手段を構成している。
ソフトウェア切り替え部160は、車両制御部130による車両10の制御を、第1の車両制御部131による車両用ソフトウェア610にしたがった車両10の制御と、第2の車両制御部132による簡易ソフトウェア620にしたがった車両10の制御と、を切り替えるようになっている。すなわち、ソフトウェア切り替え部160は、本発明における車両制御切り替え手段を構成している。
さらに、車両用ソフトウェア610は、エンジン制御ソフト、トランスミッション制御ソフト、潤滑・冷却制御ソフト、空調制御ソフト、ナビゲーションソフト等を含むものであり、エンジンやトランスミッション等をそれぞれ制御し、車両10の快適な走行を実現させるようになっている。
ここで、図2に、本発明の実施の形態に係る記憶領域の領域使用のイメージ図を示し、記憶領域の領域使用の方法について、説明する。
図2に示すように、記憶領域120は、車両用ソフトウェア610を記憶する第1の記憶領域121と、簡易ソフトウェア620を記憶する第2の記憶領域122と、を有している。
まず、記憶部140は、第1の記憶領域121に、車両用ソフトウェア610を記憶するようになっている。また、この第1の記憶領域121に記憶された車両用ソフトウェア610は、車両10の製造時にEEPROM等の第1の記憶領域121に、他の記憶装置が記憶したものであってもよい。第1の車両制御部131は、車両用ソフトウェア610の更新前には、第1の記憶領域121の車両用ソフトウェア610の実行により、車両10を制御するようになっている(図2(a)参照)。ここまでの処理は、通常走行における車両の制御である。
次に、ソフトウェア更新部150は、車両用ソフトウェア610の更新の準備のために、通信部30により簡易ソフトウェア620を基地局20から受信させ、記憶部140により記憶領域120に記憶させる。この際、記憶部140は、簡易ソフトウェア620を第2の記憶領域122に記憶させる(図2(b)参照)。
次に、ソフトウェア更新部150は、第2の記憶領域122に簡易ソフトウェア620の書き込みが完了(図2(c)参照)したら、通信部30により更新用ソフトウェア630を基地局20から受信させ、車両用ソフトウェア610の更新処理を行う(図2(d)参照)。この際、第2の記憶領域122に記憶された簡易ソフトウェア620による簡易走行も可能である。
更新用ソフトウェア630による車両用ソフトウェア610の更新処理が正常に完了すると(図2(e)参照)、更新された車両用ソフトウェア610が生成され、第1の車両制御部131は、この更新された車両用ソフトウェア610にしたがった車両10の新たな制御を行うことができるようになる(図2(f)参照)。
ソフトウェア更新部150は、車両用ソフトウェア610の更新が正常に完了した場合、簡易ソフトウェア620を削除しても構わないし、次回の更新のために残しておいても構わない。
次に、動作について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係るソフトウェア管理装置における車両用ソフトウェア更新処理のフローチャートである。以下の処理では、車両10が停車中であり、車両用ソフトウェア610が非作動となっても問題が生じない場合について説明する。なお、本車両用ソフトウェア更新処理は、車両10が走行中であっても実行可能である。
車両用ソフトウェア更新処理では、まず、ECU100は、基地局20から通信部30により簡易ソフトウェア620を受信させ、第2の記憶領域122に書き込み、記憶させる(ステップS11)。ECU100は、簡易ソフトウェア620の書き込みが、完了したか否かを判定し、簡易ソフトウェア620の書き込みが完了するまで待つ(ステップS12)。
次に、ECU100は、基地局20から通信部30により更新用ソフトウェア630を受信させ、第1の記憶領域121に書き込み、記憶させる(ステップS13)。ECU100は、更新用ソフトウェア630の書き込みが、完了したか否かを判定し、更新用ソフトウェア630の書き込みが完了するまで待つ(ステップS14)。ここで、更新用ソフトウェア630については、受信しながら、以下に示す車両用ソフトウェア610の更新処理を行っても構わない。
次に、ECU100は、更新用ソフトウェア630によって、車両用ソフトウェア610の更新処理を開始する(ステップS15)。ECU100は、車両用ソフトウェア610の更新処理を開始したら、更新エラーのチェックを行い(ステップS16)、更新エラーがなく、車両用ソフトウェア610の更新が終了したか否かを判定する(ステップS17)。
更新エラーがなく、車両用ソフトウェア610の更新が正常に終了した場合には、ECU100は、第1の車両制御部131における車両10の制御を行うためのソフトウェアを更新された車両用ソフトウェア610に切り替えて、車両10を制御するように変更する(ステップS18)。
一方、車両用ソフトウェア610の更新処理中に、更新エラーが発生した場合(ステップS16でNOと判定)には、ECU100は、ソフトウェア切り替え部160により、車両10の制御を、第1の車両制御部131における車両用ソフトウェア610を用いた制御から、第2の車両制御部132における簡易ソフトウェア620を用いた制御に切り替えさせる(ステップS21)。
また、このとき、ECU100は、車両10の制御を行うソフトウェアが、車両用ソフトウェア610から簡易ソフトウェア620に切り替えられたことを、報知部40により、ドライバに報知させる(ステップS22)。例えば、報知部40が表示パネルを有しているとき、表示パネル上に、「簡易ソフトウェアによる走行に切り替えられました」と表示して、ドライバに知らせるようにする。また、報知部40がスピーカを有しているとき、スピーカから音声により、「簡易ソフトウェアによる走行に切り替えられました」と出力して、ドライバに知らせるようにする。
したがって、ドライバに対して、簡易ソフトウェア620による走行に切り替えられたことを認識させ、車両10を早期にディーラーに持ち込むことを促すことができる。
以上、上記ソフトウェア管理装置における車両用ソフトウェア更新処理では、車両10が停車中の場合について説明したが、上記のように、車両10が走行中であっても実行可能である。
車両10が走行中に車両用ソフトウェア更新処理を実行する場合、ECU100は、更新用ソフトウェア630を受信させ、第1の記憶領域121に書き込み、記憶させる処理(ステップS13)の前に、車両用ソフトウェア更新処理の継続の可否を、ドライバに確認させる。ECU100は、車両用ソフトウェア更新処理の継続が不可とされた場合には、本処理を終了させ、車両用ソフトウェア更新処理の継続が可能とされた場合には、車両10の制御を、第1の車両制御部131による車両用ソフトウェア610を用いた制御から、第2の車両制御部132による簡易ソフトウェア620を用いた制御に、切り替える。
また、ECU100は、車両10の制御が、第1の車両制御部131による車両用ソフトウェア610を用いた制御から、第2の車両制御部132による簡易ソフトウェア620を用いた制御に切り替えられたことを、報知部40により、上記報知と同様に、ドライバに報知させる。
また、車両用ソフトウェア610の更新中にエラーが発生した場合には(ステップS16でNOと判定)、車両10の制御はすでに第2の車両制御部132における簡易ソフトウェア620を用いた制御に切り替えられているので、ECU100は、ここでソフトウェアの切り替えを行う必要はない。
また、ECU100は、ドライバへの報知を、ソフトウェアの切り替えではなく、車両用ソフトウェア610の更新が正常にできなかったことを報知するようにする。
このように、本実施の形態に係るソフトウェア管理装置は、車両用ソフトウェア610よりも記憶容量の小さな車両10の退避走行を行うための簡易ソフトウェア620を記憶領域120に記憶した後に、更新用ソフトウェア630にしたがって記憶領域120に記憶された車両用ソフトウェア610を更新し、車両用ソフトウェア610の更新の際に異常があり、更新が正常にできなかった場合には、簡易ソフトウェア620にしたがって車両を制御するので、バックアップ用に車両用ソフトウェア610と同等の大きな記憶領域を設けずに、車両用ソフトウェア610の更新が正常にできなかった場合であっても、簡易ソフトウェア620によって車両10を退避走行させることができる。
また、本実施の形態に係るソフトウェア管理装置は、第1ECU111と第2ECU112とを独立に設けた。そして、第1ECU111に、車両用ソフトウェア610を記憶するとともに、車両用ソフトウェア610にしたがって車両10を制御する第1の車両制御部131を設け、第2ECU112に、簡易ソフトウェア620を記憶するとともに、簡易ソフトウェア620にしたがって車両10を制御する第2の車両制御部132を設けるようにした。これにより、第1ECU111と第2ECU112とが、完全に独立しているので、車両用ソフトウェア610および簡易ソフトウェア620の実行を完全に分離させることができ、車両用ソフトウェア610の更新に伴って第1の車両制御部131に不具合が発生した場合であっても、簡易ソフトウェア620を制御する第2の車両制御部132に影響がでず、車両10を確実に退避走行させることができる。
さらに、本実施の形態に係るソフトウェア管理装置は、車両用ソフトウェア610による車両10の制御と、簡易ソフトウェア620による車両10の制御と、で制御が切り替えられたことが報知されるので、ドライバに対して、車両用ソフトウェア610による車両10の制御であるか、簡易ソフトウェア620による車両10の制御であるか、を認識させることができ、簡易ソフトウェア620に切り替えられた場合には、走行中の注意を喚起するとともに、早期の復旧を促すことができる。
以上説明したように、本発明に係るソフトウェア管理装置は、バックアップ用に車両用ソフトウェアと同等の大きな記憶領域を設けずに、車両用ソフトウェアの更新が正常にできなかった場合であっても、車両を退避走行させることができるという効果を有し、車両用ソフトウェアのバージョンアップを行うソフトウェア管理装置等として有用である。
本発明の実施の形態におけるソフトウェア管理装置を搭載した車両の概略ブロック構成図である。 本発明の実施の形態に係る記憶領域の領域使用のイメージ図である。 本発明の実施の形態に係るソフトウェア管理装置における車両用ソフトウェア更新処理のフローチャートである。
符号の説明
10 車両
20 基地局
30 通信部(受信手段)
40 報知部(報知手段)
91 エンジン
92 トランスミッション
100 ECU
111 第1ECU
112 第2ECU
120 記憶領域
121 第1の記憶領域
122 第2の記憶領域
130 車両制御部(車両制御手段)
131 第1の車両制御部
132 第2の車両制御部
140 記憶部(記憶手段)
150 ソフトウェア更新部(ソフトウェア更新手段)
160 ソフトウェア切り替え部(車両制御切り替え手段)
610 車両用ソフトウェア
620 簡易ソフトウェア
630 更新用ソフトウェア

Claims (3)

  1. 車両を制御するための車両用ソフトウェアを記憶する記憶領域と、
    前記記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御する車両制御手段と、
    前記車両用ソフトウェアよりも記憶容量の小さな前記車両の退避走行を行うための簡易ソフトウェアと、前記車両用ソフトウェアの更新用ソフトウェアと、を基地局から受信する受信手段と、
    前記簡易ソフトウェアを前記記憶領域に記憶させる記憶手段と、
    前記記憶手段により前記簡易ソフトウェア前記記憶領域に記憶され、前記受信手段により前記更新用ソフトウェアが受信された後に、前記更新用ソフトウェアにしたがって前記記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアを更新するソフトウェア更新手段と、を備え、
    前記車両制御手段は、前記車両用ソフトウェアの更新が正常に完了した場合には、前記更新された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御し、前記車両用ソフトウェアの更新に異常があった場合には、前記簡易ソフトウェアにしたがって前記車両を制御することを特徴とするソフトウェア管理装置。
  2. 前記記憶領域は、第1の記憶領域と、第2の記憶領域と、を有し、
    前記記憶手段は、前記簡易ソフトウェアを前記第2の記憶領域に記憶させ、
    前記車両制御手段は、第1の車両制御部と、第2の車両制御部と、を有し、
    前記第1の車両制御部は、前記第2の車両制御部とは独立して、前記第1の記憶領域に記憶された車両用ソフトウェアにしたがって前記車両を制御し、
    前記第2の車両制御部は、前記第1の車両制御部とは独立して、前記第2の記憶領域に記憶された簡易ソフトウェアにしたがって前記車両を制御することを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア管理装置。
  3. 前記車両制御手段による前記車両の制御を、前記第1の車両制御部による前記車両用ソフトウェアにしたがった前記車両の制御と、前記第2の車両制御部による前記簡易ソフトウェアにしたがった前記車両の制御と、を切り替える車両制御切り替え手段と、
    前記車両制御切り替え手段により前記車両の制御の切り替えが行われたことを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理装置。
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