JP5253229B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置に関するものである。
近年、2.4GHz帯のISM(Industry−Science−Medical)バンドを用いた無線LAN装置が普及している。また、同じ2.4GHz帯を用いて、無線タグのように微弱な電波によりデータを送受信する無線通信装置や、ASK(Amplitude Shift Keying)のように振幅情報によってデータを送受信する無線通信装置がある。これら2.4GHz帯を用いてデータを送受信する無線通信装置(以下、2.4GHz帯無線通信装置と称する。)にとって、無線LAN装置が送信する送信信号は、干渉信号となる。無線LAN装置が信号を送信している間、2.4GHz帯無線通信装置は信号を送受信できない。
この問題を解決する方法として、2.4GHz帯無線通信装置が、データ信号を送信する前にNAV(Network Allocation Vector)フレーム信号を送信してから、データ信号を送信する方法が開示されている(特許文献1参照。)。無線LAN装置はNAVフレーム信号を受信すると一定期間信号の送信を停止するため、無線LAN装置が2.4GHz帯無線通信装置にとって干渉源とならない。
特開2008−153807号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示される方法では、2.4GHz帯無線通信装置は、データ信号を送信する前にNAVフレーム信号を送信する必要があるため、データ信号の送信開始が遅延するという問題がある。
本発明は、送信したい信号の送信開始が遅延しない無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、振幅偏移変調を用いて信号を送信する第一通信方式、及び通信を開始する前に送信抑制信号を送信することで通信相手以外の通信を抑制する第二通信方式を用いて通信を行う無線通信装置であって、送信データを生成する送信データ生成手段と、前記送信データに振幅偏移変調を施し、振幅の異なる第一信号及び第二信号を生成する変調手段と、前記第一信号の信号長に相当する信号長の前記送信抑制信号を生成する送信抑制信号生成手段と、前記第一信号を送信するタイミングで前記送信抑制信号を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、送信したい信号の送信開始が遅延しない無線通信装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略図。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置1を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係るPPM信号フレームを示す図。 本発明の第1の実施形態に係る1ビットのバイナリ信号をPPM変調した例を説明する図。 本発明の第1の実施形態に係る無線LANフレーム信号を説明する図。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置2を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置5を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る無線LANフレーム信号を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置6を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る無線LAN受信部140を説明する図。 本発明の第3の実施形態の変形例を説明する図。 本発明の第4の実施形態に係る無線LANフレーム信号を説明する図。 本発明の第5の実施形態に係るノートPC9を説明する図。 本発明の第5の実施形態の変形例を説明する図。 本発明の第6の実施形態に係るTV1000を説明する図。 本発明の第7の実施形態に係る照明器具2000を説明する図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る無線通信システムの概略を示す図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、無線通信装置1,2を備えている。無線通信装置1は、無線通信装置2に対して信号を送信する。無線通信装置1は、後述するようにPPM(Pulse Position Modulation)変調した無線信号を2.4GHz帯を用いて無線通信装置2に送信する第一通信方式を用いる。
また、本実施の形態では、無線通信システムとは異なる第2の無線通信システムが存在する場合を想定している。第2の無線通信システムは、無線通信システムと同じ2.4GHz帯を用いた第二通信方式を用いるシステムであり、例えばIEEE802.11b/g/n規格に準拠した無線LANシステムである。第2の無線通信システムは、無線LAN端末(STA)3と無線LAN基地局(AP)4を有しており、NAVフレーム信号を送信することで、通信相手以外の通信を抑制して自己の通信を行う
無線通信装置1が送信した無線信号は、無線通信装置2、STA3,AP4のすべての装置が受信可能である。また、STA3,AP4が送信した無線信号は、無線通信装置1,2、STA3,AP4のすべての装置が受信可能である。
IEEE802.11規格に準拠しているSTA3とAP4は、アクセス方式としてCSMA/CAを採用しているため、送信前に無線信号を認識すると、その無線信号を認識しなくなるまで送信しない。しかし、STA3とAP4は、PPM変調した無線信号を受信した場合、PPM変調信号のうちHigh信号を受信している期間は送信しないがLow信号を受信している期間は無線信号を認識せず送信を開始する可能性がある。
したがって、例えば無線通信装置1がPPM変調した無線信号を送信しているときにSTA3が無線信号を送信すると、互いに無線信号が干渉してしまうため、無線通信装置2は、無線通信装置1が送信する無線信号を受信できなくなる。
そこで、本実施の形態では、無線通信装置1がNAVフレーム信号を無線通信装置2に送信することで、無線通信装置1が無線信号を送信するときに、STA3,AP4が無線信号を送信しないようにしている。
(無線通信装置1)
次に、図2を用いて無線通信装置1を説明する。無線通信装置1は、上述した第一通信方式及び第二通信方式を用いて通信を行う。
無線通信装置1は、バイナリ信号生成部110と、バイナリ信号生成部110が生成するバイナリ信号に基づいて、ダミー信号を生成し、ダミー信号の送信を制御する制御部120と、ダミー信号を無線LANフレームに変換し送信する送信部130と、を有している。
制御部120は、PPM信号生成部121、PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122、ダミー信号生成部123、送信タイミング計算部124、NAV設定部125、NAV時間計算部126と、を有している。
送信部130は、無線LAN送信部131とアンテナ132と、を有している。
次に各部の詳細を説明する。
バイナリ信号生成部110は、無線通信装置2に通知する情報を含んだバイナリ信号を生成する。すなわち、バイナリ信号生成部110は、送信データであるバイナリ信号を生成する第一信号生成手段として動作する。バイナリ信号は、「1」及び「0」のデータ列からなる信号である。バイナリ信号生成部110は、上位レイヤ(図示せず)からのトリガ信号が入力されることで、記憶部(図示せず)に格納されている信号を読み出すことによってバイナリ信号を生成してもよい。また、バイナリ信号生成部110は、上位レイヤ(図示せず)から渡される情報をバイナリのデータ列に変換することで、バイナリ信号を生成してもよい。
制御部120は、ダミー信号を生成し、生成したダミー信号を送信するための制御情報を送信部130に通知する。ダミー信号は、無線LANフレームのPSDUデータのうち、MACヘッダとFCS(Frame Check Sequence)を除く無線LANフレーム本体に必要なフレームボディのデータである。制御情報は、PSDUデータサイズ、伝送レート、送信タイミング、NAV設定の有無及びNAV設定時間を含んでいる。制御部120の詳細は以下の通りである。
PPM信号生成部121は、バイナリ信号生成部110から入力されるバイナリ信号を変調してPPM信号フレームを生成し、PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122、送信タイミング計算部124、NAV設定部125、NAV時間計算部126へと出力する。すなわちPPM信号生成部121は、送信データであるバイナリ信号に、変調を施し第一信号であるHigh信号と第二信号であるLow信号とを生成する。
図3,4を用いてPPM信号フレームを説明する。
図3は、PPM信号フレームの一例を示す図である。PPM信号フレームは、PPM信号フレームの先頭を示すPPMプリアンブルと、PPM変調されたバイナリ信号を伝送するPPMデータ信号と、を有している。PPM信号フレームは、High信号とLow信号との組み合わせで構成される。
図3では、1PPM信号フレームの長さが3.0msの例を示している。1PPM信号フレームのうち先頭の1.0msがPPMプリアンブルに割り当てられている。本実施の形態では、PPMプリアンブルのうち先頭の0.75msがHigh信号であり、それに続く0.25msがLow信号である。また、PPMプリアンブルに続くPPMデータ信号は、送信するバイナリ信号に応じてHigh信号とLow信号とを設定する。
ここで、図4を用いてバイナリ信号をPPM変調する変調方法について詳細に説明する。図4には1ビットのバイナリ信号を変調した例を示している。本実施の形態に示す例では、1ビットのバイナリ信号を送信する単位を1シンボル期間と呼ぶ。1シンボル期間を前半と後半の2つにわけ、いずれかにHigh信号またはLow信号を設定することで、1ビットのバイナリ信号をPPM変調する。図4の例では、1シンボル期間が0.5msである。
図4(a)は、バイナリ信号「0」を送信する場合の例を示している。バイナリ信号「0」をPPM変調する場合、1シンボル期間の前半の0.25msにHigh信号を割り当て、後半の0.25msにLow信号を割り当てる。図4(b)は、バイナリ信号「1」を送信する場合の例を示している。バイナリ信号「1」をPPM変調する場合、1シンボル期間の前半の0.25msにLow信号を割り当て、後半の0.25msにHigh信号を割り当てる。このように、バイナリ信号の1ビットごとにHigh信号及びLow信号を設定する。1シンボル期間で1ビットのバイナリ信号を送信する。
なお、本実施の形態では、PPMプリアンブル長と1シンボル期間はシステムによって予め決まっており、無線通信装置1,2の両方が知っているものとする。PPM信号フレーム長は、PPMデータ信号長によって決定する。すなわち、バイナリ信号の信号列長によってPPMデータ信号長及びPPM信号フレーム長が決まる。
なお、システムによって予めPPMデータ信号長を既知としてもよい。
図2に戻る。PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122は、PPM信号生成部121から入力されたPPM信号フレームに基づき、PSDUデータサイズと、伝送レートを計算する。
無線通信装置1は、PPM信号フレームのHigh信号の信号長に相当する期間で、STA3,AP4が受信できる無線LANフレーム信号を送信する(図5参照。)。無線通信装置1は、PPM信号フレームのLow信号の信号長に相当する期間では信号を送信しない。
図3の例の場合、PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122は、0.75ms、0.25ms、0.5ms、及び0.25msの長さの無線LANフレーム信号を送信するために必要なPSDUデータサイズおよび伝送レートを計算する。
図5を用いて詳細を説明する。無線LANフレーム信号は、PLCPプリアンブルと、PLCPヘッダと、PSDUと、を有している。図5では、一例としてIEEE802.11bで規定されている無線LANフレーム信号を示している。図5の無線LANフレーム信号は、144usのPLCPプリアンブルと、48usのPLCPヘッダが、PSDUの前に送信される。
PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122では、これらPLCPプリアンブルおよびPLCPヘッダのサイズを考慮して、無線LANフレーム信号長が、PPM信号フレームのHigh信号に相当する長さとなるようにPSDUのデータサイズと伝送レートを計算する。PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122は、PSDUデータサイズと伝送レートとをパラメータとして、無線LANフレーム信号の信号長が、所望のHigh信号の時間に最も近い値になるように2つのパラメータを調整する。
PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122は、算出したPSDUデータサイズと伝送レートとを、送信部130へ出力し、PSDUデータサイズをダミー信号生成部123へ出力する。
ダミー信号生成部123は、PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122から入力されたPSDUデータサイズを元にダミー信号を生成する。ダミー信号生成部123は、PSDUデータサイズに基づき、MACヘッダとFCS(Frame Check Sequence)を除く無線LANフレーム本体に必要なフレームボディのデータを生成する。このデータをダミー信号と称する。ダミー信号は、ランダムに生成してもよく、ダミー信号生成部123が有する記憶部(図示せず)に記憶したデータを必要な長さだけ順次読み出すことで生成してもよい。ダミー信号生成部123は、生成したダミー信号を送信部130に出力する。ただし、IEEE802.11規格に準拠した送信信号を生成しようとした場合、High信号の信号長に等しい信号長の送信信号を生成できない可能性がある。その場合は、送信信号の信号長が、High信号の信号長に近くなるようにダミー信号を生成する。すなわち、送信信号(無線LANフレーム信号)の信号長がHigh信号の信号長に相当するようにダミー信号を生成する。
送信タイミング計算部124は、PPM信号生成部121から入力されたPPM信号フレームに基づき、無線LANフレーム信号の送信タイミングを計算し、その計算結果を送信部130に出力する。たとえば図3に示すPPM信号フレームが入力された場合、送信タイミング計算部は、最初に無線LANフレーム信号を送信開始してから1.25ms後、1.75ms後、及び2.5ms後に無線LANフレーム信号を送信開始するよう送信部130に通知する。
NAV設定部125は、PPM信号生成部121から入力されたPPM信号フレームに基づき、送信する無線LANフレーム信号を用いてNAVを設定するか否かを決定する。送信する無線LANフレームの末尾とPPM信号フレームの末尾が一致する場合は、NAVを設定しないよう決定し、それ以外の場合は、NAVを設定するように決定する。NAV設定部125は、決定結果を送信部130に出力する。
なお、送信部130は、NAV設定部125からNAVを設定すると通知を受けた場合、IEEE802.11の規格に従い、MACヘッダのデュレーションフィールドに含まれる特定のビットを設定することでNAVを設定する。
NAV時間計算部126は、PPM信号生成部121から入力されたPPM信号フレームに基づき、NAV設定時間を計算し、算出したNAV設定時間を送信部130に出力する。NAVの設定時間は、送信部130が送信する無線LANフレーム信号を受信した残りのPPM信号フレームの長さである。すなわち送信する無線LANフレーム信号の末尾からPPM信号フレームの末尾までの長さとなる。NAV時間計算部126は、送信部130が送信信号である無線LANフレーム信号の送信を終了(無線LANフレーム信号の末尾)してから、送信データであるバイナリ信号のデータ長に相当する期間が終了する(PPM信号フレームの末尾)までの期間を算出する。
図5に示すPPM信号フレームの場合、最初に送信する無線LANフレーム信号に対応するNAV設定時間は、PPM信号フレーム長の3.0msから無線LANフレーム信号を送信し終わった0.75msを引いた2.25msとなる。より詳細には2.25msではなく2.2502msになるが、NAV設定時間はus単位でしか設定できないため、usオーダー以下を繰り上げて2.251msになる。2番目に送信する無線LANフレーム信号に対応するNAV設定時間は、PPM信号フレーム長の3.0msから2番目の無線LANフレーム信号を送信し終わった時間である1.5msを引いた1.5msとなる。なお、NAV設定時間の上限がIEEE802.11の規格で決められており、NAV時間計算部126が計算したNAV設定時間が上限を超えた場合は、上限値をNAV設定時間として送信部130に出力する。
送信部130は、無線LAN送信部131とアンテナ132とを備えている。無線LAN送信部131は、PSDUデータサイズ/伝送レート計算部122から入力されるPSDUデータサイズ及び伝送レートと、ダミー信号生成部121から入力されるダミー信号と、送信タイミング計算部124から入力される送信タイミングと、NAV設定部125から入力されるNAV設定の有無と、NAV時間計算部126から入力されるNAV設定時間とに基づいて、送信する無線LANフレーム信号を生成する。すなわち、送信部130は、第一信号であるHigh信号の信号長に相当する信号長の無線LANフレー無信号を生成する第二信号生成手段として動作する。この無線LANフレーム信号は、通信相手以外の通信を抑制する送信抑制信号である。
無線LAN送信部131は、MAC層とPHY層からなり、ダミー信号生成部123から入力されたダミー信号にMACヘッダやPLCPプリアンブルなどが付加し、送信信号を生成する。さらに無線LAN送信部131は、生成した送信信号に対して、D/A変換、周波数変換、電力増幅などの所定の無線処理を施し、無線信号を生成する。無線LAN送信部131は、送信タイミング計算部124から入力される送信タイミング、すなわち第一信号であるHigh信号を送信するタイミングで、無線信号を、アンテナ132を介して送信する。
続いて、図2を用いて、無線通信装置1の動作を説明する。
上位レイヤからトリガ信号またはバイナリ信号を生成するための情報が入力されると、バイナリ信号生成部110は、バイナリ信号を生成する。
バイナリ信号は、バイナリ信号生成部110から、制御部120へ入力される。バイナリ信号を元に制御部120は、PSDUデータサイズや伝送レート、ダミー信号など、無線信号を生成するために必要な情報を送信部130へ出力する。制御部120は、情報を、送信する無線LANフレーム信号毎に送信部130へ出力してもよい。制御部120は、複数の無線LANフレームに対応する複数の情報を、送信する順序とともに送信部130へ出力してもよい。すなわち、制御部120が出力する情報には、送信するすべての無線LANフレーム信号の情報および送信順序に関する情報が含まれる。
送信部130は、制御部120から入力される情報を元に無線信号を生成し、送信する。
(無線通信装置2)
図6を用いて無線通信装置2を説明する。
無線通信装置2は、アンテナ201と、受信部202と、を有している。受信部202は、アンテナ201を介して無線信号を受信する。受信部202は、受信した無線信号の信号長を検出する。具体的には、受信部202は、クロック203と、カウンタ204と、PPM復調部205と、を有しており、無線信号を受信している間、すなわち、受信信号がHigh状態である間のクロック数をカウンタ204でカウントすることで、信号長を検出する。また、同様に無線信号を受信していない間、すなわち受信信号がLow状態である間のクロック数をカウンタ204でカウントする。カウンタ204は、カウントした値をPPM復調部205へと出力する。
PPM復調部205は、カウンタ204から入力されたHigh状態の長さとLow状態の長さとから無線信号をバイナリ信号に復調する。PPM復調部205は、あらかじめ1シンボル期間を知っているため、1シンボル期間の前半及び後半の信号がHigh状態であるかLow状態であるか検出することで、無線信号をバイナリ信号に復調する。復調したバイナリ信号は、上位レイヤ(図示せず)へ出力される。
(STA3,AP4)
STA3,AP4は、IEEE802.11の規格に準拠した無線信号を送受信する無線通信装置である。STA3,AP4は、無線通信装置1が送信する無線信号を受信すると、A/D変換、復調等の無線信号処理を行い、無線LANフレーム信号を解析する。解析した無線LANフレーム信号のMACヘッダのデュレーションフィールドに含まれる特定のビットが設定されていた場合、STA3,AP4は、MACヘッダのデュレーションフィールドに含まれているNAV設定時間の間だけ、無線信号の送信を抑制する。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システムは、無線通信装置1が無線LANフレーム信号を送信し、該無線LANフレーム信号を用いてNAVを設定することによって、無線通信装置1が信号を送信する間、第2の無線通信システムが有するSTA3,AP4の信号送信を抑制することができる。また、無線通信装置1がNAVを設定してから送信したい無線信号を送信するのではなく、送信したい無線信号自体を用いてNAVを設定することで、送信したい信号の送信開始を遅延させることがなくなる。
さらに、送信したいPPM信号フレームのHigh信号に相当する期間、無線LANフレーム信号を送信するため、複数回NAVを設定することができ、NAV設定の精度を向上させることができる。また、送信したいPPM信号フレームの長さがNAV設定時間の上限を超える場合であっても、NAVを複数回設定することができるため、PPM信号フレームを送信し終えるまでSTA3,AP4の送信を抑制することができる。
なお、上述した実施の形態では、無線通信装置1がPPM変調を行う場合、すなわち2値の振幅偏移変調を行う場合について説明したが、n値(2<n)の振幅偏移変調を行ってもよい。この場合、例えばk(2<k≦n)番目に大きい振幅値をもつ第k−High信号に相当する信号長をもつ送信抑制信号を生成して送信する。また、振幅値が異なるHigh信号に相当する信号長をもつ送信抑制信号を生成してもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る無線通信システムを説明する。本実施の形態では、複数の無線LANフレーム信号をそれぞれ異なる周波数帯域を用いて送信することで、無線LANシステムで使用するすべての周波数帯域でNAVを設定できるようにしている。
本実施の形態に係る無線通信システムは、無線通信装置5の制御部120が周波数制御部127を有している点を除き、第1の実施の形態の無線通信システムと同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
図7に本実施の形態に係る無線通信装置5のブロック図を示す。無線通信装置5は、制御部120が周波数制御部127を有している点を除き図1に示す無線通信装置1と同じである。
周波数制御部127は、PPM信号生成部121からPPM信号フレームが入力されると、PPM信号フレームからHigh信号を検出し、High信号の期間に送信される無線LANフレーム信号を送信する周波数(送信周波数)を決定する。
図8に周波数制御部127が決定した送信周波数と無線LANフレーム信号との関係を示す。2.4GHz帯を用いるIEEE802.11b/gの規格に準拠した無線LANシステムでは、送信に使用する一定の周波数帯域を周波数の低い方から、1ch〜14chとして配置している。周波数制御部127は、無線LANフレーム信号を送信する周波数チャネルを決定する。図8の例では、周波数制御部127は、最初に送信する無線LANフレーム信号を1chで送信するよう決定する。周波数制御部127は、2番目に送信する無線LANフレーム信号を5chで送信するよう決定する。
なお、送信する周波数チャネルは、ランダムに決定してもよく、また使用頻度の高い順に決定してもよい。あるいは周波数制御部127は記憶部(図示せず)を有し、記憶部に記憶されたチャネル情報の順番に周波数を決定してもよい。1ch〜14chを近接チャネルと重なることなく効率的に使用することを考えると、1ch、5ch、9ch、14chの4ch、または1ch、6ch、11chの3chを使用することが効率のよい周波数利用の一例である。そこで記憶部は、1ch、5ch、6ch、9ch、11ch、14chの順に記憶し、以下、残りの2ch、3ch、4ch、7ch、8ch、10ch、12ch、13chの順に記憶する。また、記憶部は1ch、5ch、9ch、14chの順に記憶し、周波数制御部127はこれら4chを周期的に順番に決定してもよい。
周波数制御部127は、決定した周波数チャネルを送信部130に出力する。周波数制御部127は、周波数チャネルを、送信する無線LANフレーム信号を送信するごとに出力してもよく、PPM信号フレームごとにまとめて出力してもよい。PPM信号フレームごとに出力する場合は、送信する順番と対応付けて出力される。
送信部130は、制御部120から入力される情報に基づき無線LANフレーム信号を生成し、無線LANフレーム信号に無線処理を施すことで無線信号を生成する。送信部130は、生成した無線信号を、周波数制御部127が決定した周波数チャネルで送信する。
無線通信装置2は、無線LANシステムで使用する全周波数帯域の信号を受信する。すなわち、無線通信装置5が送信する無線信号をすべて受信する。受信した後の無線通信装置2の動作は、第2の実施の形態に係る無線通信装置2と同じであるため説明を省略する。
STA3,AP4は、無線LANシステムで使用する周波数帯域の中で一つの周波数チャネルを選択して通信を行っている。無線通信装置1は複数の周波数チャネルで無線LANフレーム信号を送信してNAVを設定しているので、STA3,AP4は、無線通信装置1が送信する無線LANフレーム信号のいずれかを受信する。STA3,AP4は、受信した無線LANフレーム信号に含まれるNAV設定時間の間、信号を送信しない。
以上のように、第2の実施の形態に係る無線通信システムでは、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、送信する周波数チャネルを無線LANフレーム信号ごとに変更することで、STA3,AP4が通信に使用する周波数チャネルによらず、NAVを設定することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る無線通信システムを説明する。本実施の形態に係る無線通信装置6は、無線LANフレーム信号を送信する前の一定期間に、無線信号を受信したか否か検出する検出手段を設け一定期間に信号を受信しなかった場合に、無線LANフレーム信号を送信する。これにより、無線通信装置6は、第2の無線通信システムへ与える影響を低減することができる。
本実施の形態に係る無線通信システムは、無線LANフレーム信号を送信する無線通信装置6が、無線LAN受信部140と送受信切り替えスイッチ150を有している点を除き、図1に示す無線通信システムの構成と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
図9に本実施の形態に係る無線通信装置6のブロック図を示す。無線通信装置6は、無線LAN受信部140と、送受信切り替えスイッチ150を有している点を除き、図1に示す無線通信装置1と同じ構成である。なお、本実施の形態では、アンテナ132を受信でも共用しているが、受信アンテナを別に設けてもよい。
図10に本実施の形態に係る無線LAN受信部140のブロック図を示す。
無線LAN受信部140は、送受信切り替えスイッチ150から入力される無線信号の受信電力を測定し、受信電力が閾値以上か否か判断するキャリアセンス部141と、受信電力が閾値以上と判断された場合に、送受信切り替えスイッチ150から入力される無線信号を復調する復調部142を有している。
キャリアセンス部141は、受信電力が閾値以上か否かを判断した結果であるキャリアセンス結果をPPM信号生成部121及び無線LAN送信部131へ出力する。また、復調部142は、復調結果をPPM信号生成部121及び無線LAN送信部131へ出力する。
送受信切り替えスイッチ150は、無線LAN送信部131から入力される制御情報を元に、アンテナ132を介して受信した無線信号を無線LAN受信部141へ出力するか、または無線LAN送信部131から入力された無線信号を、アンテナ132を介して送信するか、無線信号の送受信を切りかえる。具体的には、制御情報には、無線LAN送信部131が無線信号を送信する送信期間が含まれている。送受信切り替えスイッチ150は、制御情報に含まれる送信期間の間、スイッチを送信側に切り替えて、無線信号をアンテナ132を介して送信する。送信期間以外の間は、スイッチを受信側に切り替えてアンテナ132を介して受信した無線信号を、無線LAN受信部140へ出力する。
次に本実施の形態に係る無線通信装置6の動作を説明する。
無線通信装置6のキャリアセンス部142は、送受信切り替え部150から無線信号が入力されている間、キャリアセンス処理を行う。具体的には、無線信号の電力を測定し、測定した電力と閾値Thとを比較する。比較した結果、電力が閾値以上であった場合は、比較直後にその旨を復調部142、無線LAN送信部131、PPM信号生成部121へ出力する。
復調部142は、キャリアセンス部141から、電力が閾値以上であった旨の通知を受けると、送受信切り替えスイッチ150から入力される無線信号に対して復調処理を行う。復調結果は、復調処理直後に無線LAN送信部131、PPM信号生成部121へ出力される。
一方、無線LAN送信部131は、送信タイミング124から送信タイミングが入力されると、入力されたタイミングからDIFS(Distributed Inter−Frame Space)期間だけ前の時間のキャリアセンス結果を確認する。具体的にはDIFS期間の間に、キャリアセンス部141から電力が閾値以上であった旨の通知を受けたか否かを判断する。
通知を受けていないと判断した場合、無線LAN送信部131は、送受信切り替えスイッチ150へ制御情報を出力し、無線信号を送信する。なお、制御情報には、無線LAN送信部131が無線信号を送信する期間が含まれている。
一方、通知を受けていると判断した場合、無線LAN送信部131は、一定期間無線信号の送信を停止する。
また、PPM信号生成部121は、キャリアセンス部141から電力が閾値以上であった旨の通知を受けると、一定期間PPM信号の生成を停止する。また、PPM信号を生成していた場合は、一定期間後段の処理部に生成したPPM信号を出力しない。
なお、キャリアセンス部141から電力が閾値以上であった旨の通知を受けた場合に、制御部120が一定期間処理を行わないようにすればよく、上述した以外にも、制御部120の各部にキャリアセンス部141の通知を直接入力してもよく、また前段の処理部が後段の処理部に処理を停止するよう指示を与えてもよい。
以上のように、第3の実施の形態に係る無線通信システムでは、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、無線信号を送信する前にキャリアセンスを行うことで、第2の無線通信システムの通信を妨げることがない。
(変形例)
次に、図11を用いて第3の実施の形態の変形例を説明する。本変形例の無線通信装置7は、制御部120が周波数制御部128を有している。本変形例では、検出手段として動作するキャリアセンス部141が一定期間に信号を受信した場合に、受信した信号の周波数帯域とは異なる周波数帯域を用いて、無線LANフレーム信号を送信する。すなわち、キャリアセンス結果に基づいて、無線LAN送信部131が、無線信号の送信を停止する代わりに、他の周波数チャネルを用いて無線信号を送信する。
無線LAN受信部140の復調部142は、復調処理を行うことで、無線信号を復調した結果である無線LANフレームのPLCPヘッダに含まれている無線LANフレーム長を検出し、PPM信号生成部121へフレーム長を出力する。PPM信号生成部121は、フレーム長から、生成したPPM信号を送信した場合、High信号が無線LANフレームと重複するか否かを判断する。重複する場合は、現在の周波数とは異なる周波数で送信するよう周波数制御部128を制御する。
周波数制御部128は、PPM信号生成部121からの制御に基づき、現在送信に使用している周波数チャネルとは異なる周波数チャネルを決定し、決定した周波数チャネルを無線LAN送信部131へ出力する。
無線LAN送信部131は、周波数制御部128から入力された周波数チャネルを用いて無線信号を送信する。
これにより、第2の無線通信システムが通信を行っている場合でも、通信を阻害することなく無線信号を送信することができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る無線通信システムを説明する。本実施の形態に係る無線通信装置8は、第2の無線通信システムのAP3またはSTA4が送信した信号の信号長と、無線通信装置8が送信する信号の信号長とを合わせた信号長が、所望の信号長、すなわち、PPM信号フレームのHigh信号の期間と同じになるようにする。具体的には、第二信号生成手段として動作する送信部130は、無線LAN受信部140が受信した無線信号の終了タイミングに基づいて、無線LANフレーム信号を生成する。無線通信装置2は、送信元が無線通信装置8、AP3、STA4のいずれかにかかわらず、信号の有無のみを検出する。したがって、無線通信装置8は、AP3/STA4が通信を行っていても、AP3/STA4が送信した信号を利用することで、無線通信装置2に信号を送信することができる。
本実施の形態に係る無線通信システムは、PPM信号生成部121が生成するPPM信号のHigh信号の長さが、キャリアセンス結果に応じて異なる点を除き、図9に示す無線通信システムの構成及び動作と同じであるため、同一符号を付し、説明を省略する。
復調部142は、キャリアセンス部141から、電力が閾値以上であった旨の通知を受けると、送受信切り替えスイッチ150から入力される無線信号に対して復調処理を行う。このとき、復調部142は、復調処理を行った受信信号を元に、AP3またはSTA4が送信する無線信号である無線LAN信号の信号長を算出する。すなわち、復調部142は、無線LAN信号の先頭に配置されるヘッダを解析することで、その後続けて送信されるデータの末尾のタイミングを算出する。これは、AP3,STA4が送信する無線信号すべてを受信し終わるタイミング(無線信号の終了タイミング)を算出することと同じであるため、以下、復調部142が算出するタイミングを、受信完了タイミングTaと称する。復調部142は、算出した受信完了タイミングをPPM信号生成部121へ出力する。
PPM信号生成部121は、復調部142から入力された受信完了タイミングTaと、PPM信号のHigh信号の先頭のタイミング(以下、High信号の送信開始タイミングTbと称する。)よりDIFSだけ前のタイミング(以下、High信号の送信開始DIFS前タイミングTcと称する。)とを比較する。
(a)受信完了タイミングTaが送信開始DIFS前タイミングTcより前の場合
この場合、PPM信号生成部121は、何も行わない。すなわち、無線通信装置8は、PPM信号生成部121が生成したPPM信号に従って、High信号の信号長に相当する無線LANフレーム信号を送信する。
(b)受信完了タイミングTaが送信開始DIFS前タイミングTcより後の場合(無線信号の終了タイミングが、第一信号であるHigh信号の送信終了タイミングより、第一間隔よりも早い場合)
この場合、PPM信号のHigh信号の末尾のタイミング(以下、High信号の送信完了タイミングTdと称する。)と受信完了タイミングTaとの関係に応じて、以下の処理を行う。なお、この送信完了タイミングTdは、無線LANフレーム信号の送信終了タイミングに相当する。
(b−1)送信完了タイミングTdと受信完了タイミングTaが(Td>Ta)を満たし、TdとTaの間隔が一定期間Txより大きい場合(Td−Ta>Tx)(図12(c)参照。)
図12(c)に示すように、Td−Ta>Txの場合、PPM信号生成部121は、受信完了タイミングTaの後、DIFS時間経過後から送信完了タイミングTdまでの期間、High信号を生成する。すなわち、PPM信号生成部121は、受信完了タイミングTaからDIFS時間経過後を送信タイミングとして送信タイミング計算部124へ通知し、(Td−Ta−DIFS)の期間、High信号を送信するよう各部へ通知する。すなわち、無線信号の終了タイミングである受信完了タイミングTaの後の第一期間経過(DIFS時間)経過後から第一信号であるHigh信号の送信終了タイミング(送信完了タイミングTd)の間の長さに相当する信号長の無線LANフレームを生成するよう各部に通知する。
なお、一定期間Txとは、たとえば252.2usである。これは、IEEE802.11bで規定されているロングプリアンブルを用いた場合の最小フレーム長である202.2usとDIFSの50usとの合計時間に相当する。
(b−2)送信完了タイミングTdと受信完了タイミングTaとの間隔が一定期間Tx以下またはTaがTdの後のタイミングの場合。
PPM信号生成部121は、|Ta−Td|≦TxまたはTa>Tdの場合、送信完了タイミングTdの後に送信されるHigh信号の送信開始タイミング(以下、次送信タイミングTf)からDIFSだけ前のタイミング(以下、次送信開始DIFS前タイミングTgと称する。)と、受信完了タイミングTaとを比較する。すなわち、無線信号の終了タイミングが、前記第一信号の送信終了タイミングより第一間隔だけ早いタイミングと、前記第一信号の次に送信する第一信号の送信開始タイミングより第二間隔だけ早いタイミングと、の間であるか、または無線信号の終了タイミングが、第一信号の次に送信する第一信号の送信開始タイミングより第二間隔だけ早いタイミングよりも遅い否か比較する。
(b−2−i)受信完了タイミングTaが次送信開始DIFS前タイミングTgより前の場合、PPM信号生成部121は、送信完了タイミングTcで送信が完了するHigh信号を送信しないよう各部へ通知する。すなわち、無線信号を受信している間のHigh信号をLow信号に置き換える。第一信号に相当する無線LANフレーム信号は生成せず、第一信号の次に送信する第一信号に相当する無線LANフレーム信号を生成する。
(b−2−ii)受信完了タイミングTaが次送信開始DIFS前タイミングTgより後の場合、PPM信号生成部121は、送信完了タイミングTcで送信が完了するHigh信号を送信しないよう各部へ通知する。すなわち、無線信号を受信している間のHigh信号をLow信号に置き換える。さらに、PPM信号生成部121は、次送信タイミングTfで送信を開始するHigh信号(以下、次High信号と称する)の送信タイミングを、受信完了タイミングTaからDIFS後にする。すなわち、受信完了タイミングTaからDIFS後を、次High信号の送信タイミングとし、次High信号の送信を完了するタイミングを‘Tdとすると、(‘Td−Ta−DIFS)の期間、次High信号を送信するよう各部へ通知する。すなわち、第一信号であるHigh信号に相当する無線LANフレーム信号は生成せず、第一信号の次に送信する第一信号(次High信号)に相当する無線LANフレーム信号を生成し、無線信号の終了タイミングから第二間隔(DIFS)経過後に生成した無線LANフレーム信号を送信する。
PPM信号生成部121からの通知を受けて、無線LANフレーム信号を送信する前での処理は、図9に示す無線通信装置6と同様である。
以上のように第4の実施の形態に係る無線通信システムでは、第3の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、第2の無線通信システムのAP3,STA4が送信する無線信号を利用することで、AP3,STA4が通信中であっても、無線通信装置8が無線通信装置2に信号を送信することができる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係る無線通信システムを説明する。本実施の形態に係る無線通信システムは、第1の実施の形態に係る無線通信装置1,2をノートPCに応用した例を示している。
本実施の形態に係る無線通信システムは、無線通信装置1を搭載したノートPC9と、無線通信装置2を搭載したACアダプタ10と、を有している。
図13に示すノートPC9は、ノートPC9に装着されたバッテリ91の残量検出や、バッテリ91への充電を制御するバッテリ制御部92と、コントローラ93と無線通信装置1を備えている。
バッテリ制御部92は、バッテリ91の残量を検出し、コントローラ93へ出力する。コントローラ93は、バッテリの残量と閾値TH2とを比較し、比較結果、閾値TH2よりもバッテリ残量が小さい場合は、ON制御信号を無線通信装置1へ出力する。また、コントローラ93は、バッテリ残量と閾値TH3とを比較し、比較結果、閾値TH3(0<TH2<TH3)よりもバッテリ残量が大きいときは、OFF制御信号を無線通信装置1へ出力する。
無線通信装置1は、コントローラ93からのON制御信号またはOFF制御信号を元に、ON信号またはOFF信号を生成し、送信する。なお、ON信号またはOFF信号は、第1の実施の形態に係る無線通信装置1が送信する無線信号に相当する。また、無線通信装置1は、ノートPC5に搭載されている無線通信装置(図示せず)とは別に設けてもよく、また、既存の無線通信装置を本実施の形態に係る無線通信装置1として用いてもよい。
ACアダプタ10は、トランス101とスイッチ102と無線通信装置2と、を備えている。
スイッチ102は、トランス101と外部電源の間に設けられており、トランス101と外部電源とを接続/開放する。ここで、外部電源とは、例えばコンセント11のことであり、ACプラグ12を介してACアダプタ10のトランス101は、コンセント11に接続している。
トランス101は、外部電源から供給されるAC信号をDC信号に変換する。このDC信号は、バッテリ91へと供給される。
無線通信装置2は、無線通信装置1からのON信号を受信すると、スイッチ102をONする。これにより、トランス101と外部電源とが接続され、バッテリ91に電力が供給される(充電)。一方、無線通信装置2は、無線通信装置1からのOFF信号を受信すると、スイッチ102をOFFする。これにより、トランス101と外部電源との間が解放される。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システムは、ノートPC9のバッテリ残量に応じて、ACアダプタ10のトランス101を外部電源に接続する/開放することができる。これにより、バッテリ92に充電していない間に、トランス101で消費される電力を抑制することができる。
(変形例)
図14を用いて、第5の実施の形態に係る変形例を説明する。図14に示す無線通信システムでは、無線通信装置2及びスイッチ103がACプラグ13に設けられている。
このように、無線通信装置2及びスイッチ103をACプラグ13に設けても、バッテリ91の充電の有無によって、トランス101と外部電源との間の接続/解放を切り替えることができ、トランス101で消費される電力を抑制することができる。
(第6の実施の形態)
図15を用いて、図1の無線通信システムをTV1000およびTV1000を制御するリモコン1100に応用した場合の応用例を説明する。
リモコン1100は、コントローラ1101と、ユーザインタフェース1102と、無線通信装置1と、を有している。TV1000は、制御部1001と、無線通信装置2を有している。
コントローラ1101は、ボタンなどのユーザインタフェース1102からの入力に応じて、制御信号を生成する。制御信号には、チャネル選択信号や音量調整信号など、TV1000を制御する信号が含まれる。生成した制御信号は、無線通信装置1へ出力される。
無線通信装置1は、入力された制御信号に基づき、無線信号を送信する。なお、この無線信号には、無線通信装置2を識別するためのID情報が含まれている。
TV1000は、制御部1001と、無線通信装置2と、を有している。無線通信装置2は、無線通信装置1からの無線信号を受信すると、まず無線信号に含まれるID情報を復調し、無線信号が無線通信装置2宛ての信号であるか否かを識別する。識別結果、無線通信装置2宛ての無線信号であると識別した場合、すなわち、無線信号に含まれるID情報が、無線通信装置2が予め記憶しているID情報と一致する場合、受信した無線信号を復調する。無線通信装置2は、復調結果を制御部1001へ出力する。
制御部1001は、無線通信装置2から受け取った復調結果をもとに、TV1000の様々な機能を制御する。具体的には、制御部1001は、TV1000のON/OFF、音量調整、チャンネル切り替えなどを行う。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システムをTV1000とリモコン1100に応用しても、近くにノートPCのような無線LANシステムが存在しても、互いに干渉することなく、TV1000をリモコン1100によって制御することができる。
(第7の実施の形態)
図16を用いて、図1の無線通信システムを照明器具2000および照明器具2000を制御するリモコン2100に応用した場合の応用例を説明する。
リモコン2100は、コントローラ2101と、ユーザインタフェース2102と、無線通信装置1と、を有している。照明器具2000は、制御部2001と、無線通信装置2を有している。
コントローラ2101は、ボタンなどのユーザインタフェース2102からの入力に応じて、制御信号を生成する。制御信号には、照明のON/OFF切り替え、調光制御など、照明器具2000を制御する信号が含まれる。生成した制御信号は、無線通信装置1へ出力される。
無線通信装置1は、入力された制御信号に基づき、無線信号を送信する。なお、この無線信号には、無線通信装置2を識別するためのID情報が含まれている。
照明器具2000は、制御部2001と、無線通信装置2と、を有している。無線通信装置2は、無線通信装置1からの無線信号を受信すると、まず無線信号に含まれるID情報を復調し、無線信号が無線通信装置2宛ての信号であるか否かを識別する。識別結果、無線通信装置2宛ての無線信号であると識別した場合、すなわち、無線信号に含まれるID情報が、無線通信装置2が予め記憶しているID情報と一致する場合、受信した無線信号を復調する。無線通信装置2は、復調結果を制御部2001へ出力する。
制御部2001は、無線通信装置2から受け取った復調結果をもとに、照明器具2000の様々な機能を制御する。具体的には、制御部2001は、照明器具2000のON/OFF、調光制御などを行う。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システムを照明器具2000とリモコン210に応用しても、近くにノートPCのような無線LANシステムが存在しても、互いに干渉することなく、照明器具2000をリモコン2100によって制御することができる。
110・・・バイナリ信号生成部
120・・・制御部
130・・・送信部
140・・・無線LAN受信部
150・・・送受切り替えスイッチ
201・・・アンテナ
202・・・受信部

Claims (9)

  1. 振幅偏移変調を用いて信号を送信する第一通信方式、及び通信を開始する前に送信抑制信号を送信することで通信相手以外の通信を抑制する第二通信方式を用いて通信を行う無線通信装置であって、
    送信データを生成する送信データ生成手段と、
    前記送信データに振幅偏移変調を施し、振幅の異なる第一信号及び第二信号を生成する変調手段と、
    前記第一信号の信号長に相当する信号長の前記送信抑制信号を生成する送信抑制信号生成手段と、
    前記第一信号を送信するタイミングで前記送信抑制信号を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記送信手段が前記送信抑制信号の送信を終了してから、前記送信データのデータ長に相当する期間が終了するまでの期間を算出する算出手段を備え、
    前記送信抑制信号生成手段は、前記期間の間、通信相手以外の通信を抑制する前記送信抑制信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記変調手段は複数の第一信号を生成し、
    前記送信抑制信号生成手段は、前記複数の第一信号の各信号長にそれぞれ相当する信号長の複数の前記送信抑制信号を生成し、
    前記送信手段は、前記複数の送信抑制信号を、それぞれ異なる周波数帯域を用いて送信する
    ことを特徴する請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記送信抑制信号を送信する前の一定期間に無線信号を受信したか否か検出する信号検出手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記一定期間に信号を受信しなかった場合に、前記送信抑制信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記送信手段は、前記一定期間に信号を受信した場合に、受信した信号の周波数帯域とは異なる周波数帯域を用いて、前記送信抑制信号を送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記無線信号を復調し、受信データを生成する復調手段をさらに備え、
    前記送信抑制信号生成手段は、前記受信データに基づき算出された前記無線信号の終了タイミングに基づいて前記送信抑制信号を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  7. 前記送信抑制信号生成手段は、前記無線信号の終了タイミングが、前記第一信号の送信終了タイミングより、第一間隔よりも早い場合、
    前記無線信号の終了タイミングの後の第一期間経過後から前記第一信号の送信終了タイミングの間の長さに相当する信号長の前記送信抑制信号を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  8. 前記送信抑制信号生成手段は、
    前記無線信号の終了タイミングが、
    前記第一信号の送信終了タイミングより第一間隔だけ早いタイミングと、
    前記第一信号の次に送信する第一信号の送信開始タイミングより第二間隔だけ早いタイミングと、の間である場合、
    前記第一信号に相当する前記送信抑制信号は生成せず、
    前記第一信号の次に送信する第一信号に相当する前記送信抑制信号を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  9. 前記無線信号の終了タイミングが、
    前記第一信号の次に送信する第一信号の送信開始タイミングより第二間隔だけ早いタイミングよりも遅い場合、
    前記送信抑制信号生成手段は、
    前記第一信号に相当する前記送信抑制信号は生成せず、
    前記第一信号の次に送信する第一信号に相当する前記送信抑制信号を生成し、
    前記送信手段は、
    前記無線信号の終了タイミングから前記第二間隔経過後に前記送信抑制信号生成手段が生成した送信抑制信号を送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
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