JP5253200B2 - 型内被覆組成物及び型内被覆成形体 - Google Patents
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Description
固定金型部と可動金型部からなる金型を型締めする工程と、
金型キャビティ内で樹脂を成形する工程と、
キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内被覆成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体に用いられる型内被覆組成物において、
該型内被覆組成物が、
(A)(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマー、エポキシオリゴマー、ポリエステルオリゴマー、ポリエーテルオリゴマーあるいは不飽和ポリエステルから選ばれる少なくとも1種と
(B)前記(A)と共重合可能な不飽和モノマーと
(C)有機過酸化物重合開始剤、アゾ系重合開始剤の一方又は両方と
(D)光重合開始剤と
を含有してなり、かつ、
前記(A)成分と前記(B)成分との質量割合が、(A)/(B)=20/80〜80/20、
前記(C)成分の質量割合が、(C)/{(A)+(B)}=0.1/100〜5/100、
前記(D)成分の質量割合が、(D)/{(A)+(B)}=0.1/100〜10/100
であることを特徴とする型内被覆組成物が提供される。
固定金型部と可動金型部からなる金型を型締めする工程と、
金型キャビティ内で樹脂を成形する工程と、
キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内被覆成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
固定金型部と可動金型部からなる金型の一方に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
金型キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
樹脂基材を成形する第1のキャビティと、第1のキャビティよりも大きな型内被覆を施す第2のキャビティを有する金型部と、コア型部とからなる金型であって、
該第1のキャビティ面にて成形樹脂基材を成形する工程と、
成形体をコア型部に固定したままで、該第1のキャビティから該第2のキャビティ面に交換し、該第2のキャビティ面と該成形体との間隙に型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
樹脂基材を成形する第1のキャビティと、第1のキャビティよりも大きな型内被覆を施す第2のキャビティを有する金型部と、コア型部とからなる金型であって、
該第1のキャビティ面に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
成形体をコア型部に固定したままで、該第1のキャビティから該第2のキャビティ面に交換し、該第2のキャビティ面と該成形体との間隙に型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
固定金型部と可動金型部からなる成形用金型にて成形樹脂基材を成形する工程と、
成形体を金型から取り出す工程と、
該成形体よりも大きなキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる別の被覆用金型に該成形体を配置し、型締めする工程と、
該被覆用金型と該成形体との間のキャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
固定金型部と可動金型部からなる成形用金型の一方に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
成形体を金型から取り出す工程と、
該成形体よりも大きなキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる別の被覆用金型に該成形体を配置し、型締めする工程と、
該被覆用金型と該成形体との間のキャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、上記型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体が提供される。
(A)(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマー、エポキシオリゴマー、ポリエステルオリゴマー、ポリエーテルオリゴマーあるいは不飽和ポリエステルから選ばれる少なくとも1種と
(B)前記(A)と共重合可能な不飽和モノマーと
(C)有機過酸化物重合開始剤、アゾ系重合開始剤の一方又は両方と
(D)光重合開始剤とを含有してなり、
かつ、前記(A)成分と前記(B)成分との質量割合が、(A)/(B)=20/80〜80/20、
前記(C)成分の質量割合が、(C)/{(A)+(B)}=0.1/100〜5/100、
前記(D)成分の質量割合が、(D)/{(A)+(B)}=0.1/100〜10/100
を必須成分として含有し、更に必要に応じてガラスフレークやパール顔料、炭酸カルシウムやタルク、クレー等の無機粒子や着色顔料、ジアリルフタレートオリゴマー、飽和ポリエステル樹脂やポリ酢酸ビニル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂等の低収縮剤、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消泡剤、帯電防止剤、重合防止剤、硬化促進剤等の任意成分を含むものである。
本発明で用いられる型内被覆組成物に使用される(A)成分は、(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマー、エポキシオリゴマー、ポリエステルオリゴマー、ポリエーテルオリゴマーあるいは不飽和ポリエステル樹脂から選ばれる少なくとも1種である。
(メタ)アクリロイル基を有するオリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレートを挙げることができる。
本発明で使用されるオリゴマーとしてのウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーは、例えば、(1)有機ジイソシアネート化合物と、(2)有機ポリオール化合物と、(3)ヒドロシキアルキル(メタ)アクリレートとを、NCO/OH比が、例えば、0.8〜1.0、好ましくは、0.9〜1.0となるような存在比で混合し、通常の方法により製造することができる。水酸基が過剰に存在する場合や、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを多量に使用することにより、水酸基を多く有するオリゴマーが得られる。
本発明で使用されるオリゴマーとしてのポリエステル(メタ)アクリレートは、例えば、水酸基を末端に有するポリエステルポリオールと、不飽和カルボン酸との反応によって製造することができる。このようなポリエステルポリオールは、代表的には飽和又は不飽和のジカルボン酸又はその酸無水物と、過剰量のアルキレンジオールとをエステル化反応することによって製造することができる。使用されるジカルボン酸としては、例えば、シュウ酸や、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、マレイン酸等が代表的なものとして挙げられる。また、使用されるアルキレンジオールとしては、例えば、エチレングリコールや、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール等が代表的なものとして挙げることができる。ここで、不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸や、メタクリル酸等を代表的なものとして挙げることができる。
本発明で使用されるオリゴマーとしてのエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーは、例えば、エポキシ化合物と、上記のような不飽和カルボン酸とを、エポキシ基1当量当たりのカルボキシル基当量を、例えば、0.5〜1.5となるような割合で用い、通常のエポキシ基への酸の開環付加反応によって製造させたものである。ここで使用されるエポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ、フェノール性ノボラック型エポキシ等を好適に挙げることができる。
本発明で使用されるオリゴマーとしてのポリエーテル(メタ)アクリレートは、例えば、ポリエチレングリコールや、ポリプロピレングリコール等のポリエーテルポリオールと、前述の不飽和カルボン酸との反応によって製造することができる。
一方、本発明において、(A)成分として使用される不飽和ポリエステル樹脂は、例えば、有機ポリオール化合物と、不飽和カルボン酸とを、公知の方法により反応させ、更に必要に応じて、飽和ポリカルボン酸を反応させて製造することができる。使用される有機ポリオールとしては、例えば、エチレングリコールや、プロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ビスフェノールA等が代表的なものとして挙げることができる。また、使用される不飽和ポリカルボン酸としては、例えば、(無水)マレイン酸や、(無水)フマル酸、(無水)イタコン酸等を代表的なものとして挙げることができる。
本発明で使用される(B)成分は、上記(A)成分と共重合可能な不飽和モノマーである。
本発明で使用される(C)成分は、フリーラジカルを発生し、前記(A)成分及び(B)成分を重合させるために使用する重合開始剤であり、詳しくは有機過酸化物重合開始剤、アゾ系重合開始剤の一方又は両方が用いられる。
本発明で使用される(D)成分は、UV照射により前記(A)成分及び(B)成分を重合させるために使用する光重合開始剤である。このような光重合開始剤としては、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルフォスフィンオキサイド、ベンゾフェノン及びその誘導体が代表的なものとして挙げられる。これらは単独で用いても良いし、併用しても良い。
本発明で使用される型内被覆組成物は、更に必要に応じガラスフレークやパール顔料の少なくとも1種を含むことができる。また光重合開始剤の重合反応に影響を与えない範囲で炭酸カルシウムやタルク等の平均粒子径が0.1μm以上20μm以下である無機粒子の少なくとも1種を含むことができる。このようなものとして、例えば、炭酸カルシウムや、タルク、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、クレー等を好適に挙げることができる。これら無機粒子は、被膜硬化に伴う収縮応力を分散させ、成形体との付着性を向上させたり、熱膨張係数を低減する目的で配合する。また被覆表面の耐擦り傷性を向上させる目的で、平均粒子径が5nm以上100nm以下であるアルミナやシリカ等の粒子を含むこともできる。
以下、本発明の型内被覆成形体の製造方法について、それを実施するための成形機の構成、成形型及び被覆組成物注入装置を、図面を参照しながら具体的に説明するが、本発明の範囲はこのような具体的な成形機、成形型及び被覆組成物注入装置によって何ら限定されるものではない。
ウレタンオリゴマーは各種公知の方法で重合して作製することができる。合成例として、表1に示す量の(A)成分に、(A)〜(C)成分の合計量100質量部当たり0.02質量部となる量のジブチル錫ジラウレートを仕込み、40℃に保ちつつ、表1に示す量の(B)成分を滴下し、十分な時間反応させた後、表1に示す(C)成分に(A)〜(C)成分の合計量100質量部当たり0.1質量部となる量のハイドロキノンを溶解させたものを滴下して、更に十分な時間75℃で加熱攪拌を続け、ウレタンオリゴマーUAC−1〜UAC−4を得た。
長さ300mm、幅200mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する金型を用い、図1に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。なお、金型キャビティ表面は#8000ダイヤモンドペーストにて入念に磨いた。金型温度は固定金型を75℃に、可動金型を75℃に設定し、バレル温度を220℃に加熱し、まず耐熱ABS樹脂を射出シリンダ内で加熱溶融させ、3,500KNの型締め圧力で型締めされた金型内に約1秒かけて射出し、15秒間冷却し、得られた成形体の表面が型内被覆組成物の注入、流動圧力に耐えうる程度に固化させた。
JIS K 5600−5−4:引っかき硬度(鉛筆法)に従って、塗膜の鉛筆硬度を測定した。
JIS K 5600−4−7:鏡面光沢度に従って、鏡面光沢度計を用い、入射角度60度で測定した。
染色物摩擦堅牢度試験機(型式RT−200、平面形試験台付き、(株)大栄科学精器製作所製)を用い、#000番スチールウールを装着した磨耗パッドに13.7KPaの荷重をかけて11往復させ、鏡面光沢度を測定し、試験前後の変化量を求めた。
JIS K 5600−5−6:付着性(クロスカット法)に従って初期の塗膜付着性試験を実施した。塗膜の付着性はJIS K 5600−5−6に記載の試験結果の分類に基づき下記の0〜5の6段階で評価した。
〈6段階評価〉
0…カットの縁が完全に滑らかで、どの格子の目にも剥がれがない。
1…カットの交差点における塗膜の小さな剥がれ。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を上回ることはない。
2…塗膜がカットの縁に沿って、及び/又は交差点において剥がれている。クロスカット部分で影響を受けるのは明確に5%を超えるが15%を上回ることはない。
3…塗膜がカットの縁に沿って、部分的又は全面的に大剥がれを生じており、及び又は目のいろいろな部分が、部分的又は全面的に剥がれている。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に15%を超えるが35%を上回ることはない。
4…塗膜がカットの縁に沿って、部分的又は全面的に大剥がれを生じており、及び又は数カ所の目が部分的又は全面的に剥がれている。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に35%を超えるが65%を上回ることはない。
5…剥がれの程度が分類4を超える場合。
図3に示したように、型内被覆をしていない成形体の中心部の凹深さを(a)、型内被覆した成形体の凹深さを(b)としたとき、下記(I)式により計算した値を、型内被覆成形体のソリの大きさとした。ただし、単位はmmとする。
型内被覆成形体のソリの大きさ=(b)−(a) (I)式
長さ300mm、幅200mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する金型を用い、図1に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。なお、金型キャビティ表面は#8000ダイヤモンドペーストにて入念に磨いた。金型温度は固定金型を75℃に、可動金型を75℃に設定し、バレル温度を220℃に加熱し、まず耐熱ABS樹脂を射出シリンダ内で加熱溶融させ、3,500KNの型締め圧力で型締めされた金型内に約1秒かけて射出し、20秒間冷却し、得られた成形体の表面が型内被覆組成物の注入、流動圧力に耐えうる程度に固化させた。
長さ300mm、幅200mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する金型を用い、図1に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。なお、金型キャビティ表面及びコア側表面は#8000ダイヤモンドペーストにて入念に磨いた。金型温度は固定金型を75℃に、可動金型を75℃に設定し、バレル温度を280℃に加熱し、まずポリカーボネート樹脂を射出シリンダ内で加熱溶融させ、3,500KNの型締め圧力で型締めされた金型内に約1秒かけて射出し、15秒間冷却し、得られた成形体の表面が型内被覆組成物の注入、流動圧力に耐えうる程度に固化させた。
染色物摩擦堅牢度試験機(型式RT−200、平面形試験台付き、(株)大栄科学精器製作所製)を用い、#000番スチールウールを装着した磨耗パッドに13.7KPaの荷重をかけて11往復させ、曇価(Haze)を測定し、試験前後の変化量を求めた。
長さ300mm、幅200mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する金型を用い、図1に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。実施例18〜20は、型内被覆組成物の注入量を30cm3とした以外は実施例1〜7と同一条件にて実施例18〜20の型内被覆成形体を得た。
長さ200mm、幅150mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する金型を用い、図1に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。金型温度は固定金型を75℃に、可動金型を75℃に設定し、厚さ0.3mmにスライスしたチーク材の単板を可動型の型面に配置した。単板は意匠表面となる表面が可動型の型面に対向するように配置した。単板の裏面にはウレタン系接着剤を介して不織布が積層され接着層が形成されている。次いで2,000KNの型締め圧力で型締めし、バレル温度を220℃に加熱した射出シリンダ内で耐熱ABS樹脂を加熱溶融させ、金型内に約1秒かけて射出し、20秒間冷却し、得られた成形体を固化させた。
長さ200mm、幅150mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るための第1のキャビティ及び設定膜厚50μmの型内被覆を施すことのできる第2のキャビティを有する金型を用い、図2に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。なお、金型キャビティ表面及びコア側表面は#8000ダイヤモンドペーストにて入念に磨いた。金型温度は第1及び第2のキャビティ型部を75℃に、コア型部を75℃に設定し、バレル温度を280℃に加熱し、まずポリカーボネート樹脂を射出シリンダ内で加熱溶融させ、3,500KNの型締め圧力で型締めされた金型内に約1秒かけて射出し、30秒間冷却し、得られた成形体の表面が型内被覆組成物の注入、流動圧力に耐えうる程度に固化させた。
長さ200mm、幅150mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るための第1のキャビティ及び設定膜厚500μmの型内被覆を施すことのできる第2のキャビティを有する金型を用い、図2に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。金型温度は第1及び第2のキャビティ型部を75℃に、コア型部を75℃に設定し、厚さ0.3mmにスライスしたチーク材の単板を第1のキャビティの型面に配置した。単板は意匠表面となる表面が第1のキャビティの型面に対向するように配置した。単板の裏面にはウレタン系接着剤を介して不織布が積層され接着層が形成されている。次いで3,000KNの型締め圧力で型締めし、バレル温度を220℃に加熱した射出シリンダ内で耐熱ABS樹脂を加熱溶融させ、金型内に約1秒かけて射出し、30秒間冷却し、得られた成形体を固化させた。
長さ200mm、幅150mm、高さ10mm、板厚2.5mmの箱形状の樹脂成形体を得るためのキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる第1の金型及び該成形体よりも大きく設定膜厚500μmの型内被覆を施すことのできるキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる第2の被覆用金型を用い、第3に示す態様に従って成形体に対する型内被覆を実施した。第1の金型温度を固定金型部を75℃に、可動金型部を75℃に設定し、厚さ0.3mmにスライスしたチーク材の単板を可動型の型面に配置した。単板は意匠表面となる表面が可動型の型面に対向するように配置した。単板の裏面にはウレタン系接着剤を介して不織布が積層され接着層が形成されている。次いで2,000KNの型締め圧力で型締めし、バレル温度を220℃に加熱した射出シリンダ内で耐熱ABS樹脂を加熱溶融させ、金型内に約1秒かけて射出し、30秒間冷却し、得られた成形体を固化させた。
2 可動盤
3 固定金型部
4 可動金型部
5 型締めシリンダ
6 キャビティ
7 射出シリンダ
8 ノズル
9 スプルー
10 インジェクタ
10A シャットオフピン
11 計量シリンダ
11A プランジャーレギュレータ
12 貯蔵部
13 供給ポンプ
14 第1のキャビティ
15 第2のキャビティ
16 コア型部
17 油圧装置
18 スライド用ベース盤
Claims (9)
- 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
固定金型部と可動金型部からなる金型を型締めする工程と、
金型キャビティ内で樹脂を成形する工程と、
キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内被覆成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体に用いられる型内被覆組成物において、
該型内被覆組成物が、
(A)(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマー、エポキシオリゴマー、ポリエステルオリゴマー、ポリエーテルオリゴマーあるいは不飽和ポリエステルから選ばれる少なくとも1種と
(B)前記(A)と共重合可能な不飽和モノマーと
(C)有機過酸化物重合開始剤、アゾ系重合開始剤の一方又は両方と
(D)光重合開始剤と
を含有してなり、かつ、
前記(A)成分と前記(B)成分との質量割合が、(A)/(B)=20/80〜80/20、
前記(C)成分の質量割合が、(C)/{(A)+(B)}=0.1/100〜5/100、
前記(D)成分の質量割合が、(D)/{(A)+(B)}=0.1/100〜10/100
であることを特徴とする型内被覆組成物。 - 前記(A)成分の(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマーが、脂環構造を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである請求項1に記載の型内被覆組成物。
- 前記(B)成分の前記(A)成分と共重合可能な不飽和モノマーが、脂肪族(メタ)アクリレートモノマーあるいは脂環構造を持った(メタ)アクリレートモノマーの少なくとも1種である請求項1又は2に記載の型内被覆組成物。
- 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
固定金型部と可動金型部からなる金型を型締めする工程と、
金型キャビティ内で樹脂を成形する工程と、
キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内被覆成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。 - 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
固定金型部と可動金型部からなる金型の一方に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
金型キャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。 - 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
樹脂基材を成形する第1のキャビティと、第1のキャビティよりも大きな型内被覆を施す第2のキャビティを有する金型部と、コア型部とからなる金型であって、
該第1のキャビティ面にて成形樹脂基材を成形する工程と、
成形体をコア型部に固定したままで、該第1のキャビティから該第2のキャビティ面に交換し、該第2のキャビティ面と該成形体との間隙に型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。 - 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
樹脂基材を成形する第1のキャビティと、第1のキャビティよりも大きな型内被覆を施す第2のキャビティを有する金型部と、コア型部とからなる金型であって、
該第1のキャビティ面に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
成形体をコア型部に固定したままで、該第1のキャビティから該第2のキャビティ面に交換し、該第2のキャビティ面と該成形体との間隙に型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。 - 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
固定金型部と可動金型部からなる成形用金型にて成形樹脂基材を成形する工程と、
成形体を金型から取り出す工程と、
該成形体よりも大きなキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる別の被覆用金型に該成形体を配置し、型締めする工程と、
該被覆用金型と該成形体との間のキャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。 - 射出成形法、射出圧縮成形法、射出プレス成形法、圧縮成形法又は反応射出成形法のいずれかを用いて、
固定金型部と可動金型部からなる成形用金型の一方に表皮材を配置して、該表皮材の裏面に成形樹脂基材を一体成形する工程と、
成形体を金型から取り出す工程と、
該成形体よりも大きなキャビティを有する固定金型部と可動金型部からなる別の被覆用金型に該成形体を配置し、型締めする工程と、
該被覆用金型と該成形体との間のキャビティ内へ型内被覆組成物を注入する工程と、
注入した該型内被覆組成物が脱型可能になるように熱により半硬化させる工程と、
該型内被覆組成物が被覆された型内成形体を金型から取り出す工程と、及び
金型から取り出した該型内被覆成形体をUV照射により完全硬化させる工程
により製造される型内被覆成形体において、
該型内被覆組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載の型内被覆組成物であることを特徴とする型内被覆成形体。
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