JP5253133B2 - 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法 - Google Patents

流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5253133B2
JP5253133B2 JP2008326066A JP2008326066A JP5253133B2 JP 5253133 B2 JP5253133 B2 JP 5253133B2 JP 2008326066 A JP2008326066 A JP 2008326066A JP 2008326066 A JP2008326066 A JP 2008326066A JP 5253133 B2 JP5253133 B2 JP 5253133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
fluid device
way valve
base portion
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008326066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010144912A (ja
Inventor
淳史 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Surpass Industry Co Ltd
Original Assignee
Surpass Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Surpass Industry Co Ltd filed Critical Surpass Industry Co Ltd
Priority to JP2008326066A priority Critical patent/JP5253133B2/ja
Priority to TW98138775A priority patent/TWI470160B/zh
Publication of JP2010144912A publication Critical patent/JP2010144912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5253133B2 publication Critical patent/JP5253133B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)

Description

本発明は、バルブや圧力スイッチなどの流体機器類を一体化して複数の流路を流れる流体を取り扱う流体機器ユニット構造およびその組み立て方法に関する。
一般に、薬品等の流体を取り扱う装置においては、構成要素となる各種の流体機器類(バルブ類、レギュレータ、圧力センサ等の各種センサ類および圧力スイッチ等の各種スイッチ類など)を配管で接続して一体化する方法が知られている。
上述の配管を用いて流体機器類を接続する構成では、これら流体機器類を配置するスペースのほかに、配管を配置するスペースを確保する必要があり、全体としての設置スペースが広くなるという問題があった。
この問題を解決するために、配管を用いないで複数の流体機器類を接続して一体化することにより、全体として配置スペースを狭くする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1には、流体機器類を直線上に並べて集積させる技術について提案されている。この技術を用いることにより、一の流路を流れる流体を、複数の分岐流路に分流させるとともに、全体として配置スペースを狭くすることができた。
特開2007−327542号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術では、例えば、四方弁等を用いて複数の流路の間で流体の流れを切り替える等のように、複数の流体機器類を二次元方向に集積させる必要がある場合には対応できないという問題があった。
その一方で、上述のように、配管等を用いて二次元方向に複数の流体機器を単に集積させただけでは、全体としての配置スペースが広くなるという問題があった。
さらに、複数の流体機器を二次元方向に配置して、一つの筐体内に一体に作り込む方法も考えられる。この方法では、全体としての配置スペースを狭くすることができる。
しかしながら、一つの筐体内に複数の流体機器が一体に作り込まれるため、一つの流体機器に異常が発生した場合、正常な他の流体機器を含む全体を交換等する必要があり、メンテナンス性が悪いという問題があった。
その他にも、流体機器の組み合わせが一つの筐体内に作り込まれた組み合わせに限定されることから、複数の流体機器を接続する方法と比較して、流体機器の組み合わせの変更に対応することが困難であるという問題があった。
言い換えると、組み合わせのバリエーションにそれぞれ対応した複数の流体機器が一体に作り込まれたものを製造する必要があるという問題あった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、構成要素である流体機器を二次元方向に配置しつつ、配置スペースの増加を防止するとともに、製造コストの低減およびメンテナンス性の向上を図ることができる流体機器ユニット構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の流体機器ユニット構造は、土台部と、該土台部に対して着脱可能に固定される第1流体機器と、前記土台部における前記第1流体機器の周囲に着脱可能に固定される複数の第2流体機器と、が設けられ、前記第1流体機器における前記第2流体機器と対向する面には、嵌合されることにより、前記第1流体機器および前記第2流体機器の間で流体の流通を可能にするとともに、嵌合離間が可能とされた凸状の雄継手および凹状の雌継手の一方が設けられ、前記第2流体機器における前記第1流体機器と対向する面には、前記雄継手および前記雌継手の他方が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、第1流体機器および第2流体機器に設けられた雄継手および雌継手を嵌合させ、さらに、雄継手および雌継手を嵌合させた状態で、第1流体機器および第2流体機器を土台部に固定することにより、第1流体機器および第2流体機器との間の流体の流れを確保することができる。そのため、配管などを用いて第1流体機器および第2流体機器を接続する方法と比較して、より狭い配置スペース内に第1流体機器および第2流体機器を、流体の流れを確保した状態で二次元方向に配置することができる。
その一方で、第1流体機器および複数の第2流体機器を土台部から取り外すことにより、第1流体機器および第2流体機器の間における雄継手および雌継手の嵌合を外すことができる。その結果、配管などを用いて第1流体機器および第2流体機器を接続する方法等と比較して、第1流体機器および複数の第2流体機器の少なくとも一つを容易に交換することができる。
上記発明においては、前記土台部には、前記第1流体機器および前記第2流体機器の配置位置に、嵌合されることにより、前記土台部と前記第1流体機器との配置関係、および、前記土台部と前記第2流体機器との配置関係を規定する凸状位置決め部および凹状位置決め部の一方が設けられ、前記第1流体機器および前記第2流体機器における前記土台部と対向する面には、前記凸状位置決め部および前記凹状位置決め部の他方が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、凸状位置決め部および凹状位置決め部を嵌め合わせることにより、土台部を介して、第1流体機器および第2流体機器の相対位置関係を固定することができる。言い換えると、第1流体機器および第2流体機器の相対位置関係が変わることを防止でき、雄継手および雌継手の嵌合が外れることを防止することができる。
本発明の流体機器ユニット構造によれば、第1流体機器および第2流体機器に設けられた雄継手および雌継手を嵌合させ、さらに、雄継手および雌継手を嵌合させた状態で、第1流体機器および第2流体機器を土台部に固定するため、構成要素である流体機器を二次元方向に配置しつつ、配置スペースの増加を防止するという効果を奏する。
さらに、第1流体機器および複数の第2流体機器を土台部から取り外すことにより、第1流体機器および第2流体機器の間における雄継手および雌継手の嵌合を外すことができるため、製造コストの低減およびメンテナンス性の向上を図ることができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る流体機器ユニットについて、図1から図12を参照して説明する。
図1は、本実施形態の流体機器ユニットの構成を説明する上面視図であり、図2は、図1の流体機器ユニットの構成を説明する正面視図であり、図3は、図2の流体機器ユニットの構成を説明する断面視図である。
本実施形態では、本発明の流体機器ユニット(流体機器ユニット構造)1を半導体等の生産に用いられる薬液の流量を調節するものに適用して説明する。
流体機器ユニット1には、図1から図3に示すように、マニホールドベース(土台部)2と、マニホールドベース2の略中央に配置される四方弁ユニット(第1流体機器)3と、四方弁ユニット3の周囲に配置される4つの三方弁ユニット(第2流体機器)4と、が設けられている。
なお、本実施形態では、マニホールドベース2に配置される流体機器として、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4の例に適用して説明するが、この例に限定されることなく、例えば、三方弁ユニット4の一部を、二方弁ユニットや、圧力センサユニットに入れ替える等してもよい。
マニホールドベース2は、図1から図3に示すように、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4が着脱可能に配置される略矩形状に形成された板状の土台であり、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニットの間の相対位置関係を規定するものである。
図4は、図2のマニホールドベースの構成を説明する上面視図であり、図5は、図4のマニホールドベースの構成を説明するA−A線矢視断面図である。
マニホールドベース2には、図4および図5に示すように、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4と対向する面(図5の左側の面)に凹状位置決め部21Aが設けられているとともに、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4の固定に用いられる固定用ボルト23が挿通される固定用孔22が設けられている。
凹状位置決め部21Aは、後述する凸状位置決め部21Bに嵌合されることにより、マニホールドベース2に対する四方弁ユニット3や、三方弁ユニット4の配置位置を規定するものである。言い換えると、マニホールドベース2を介して、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4の相対位置関係を規定するものである。
本実施形態では、マニホールドベース2の略中央に一つの凹状位置決め部21Aが配置され、略中央の凹状位置決め部21Aの左右方向(図4の左右方向)、および、上下方向(図4の上下方向)に隣接して一対の凹状位置決め部21Aが配置されている。
さらに、凹状位置決め部21Aは、平面視において略円状に形成されるとともに、断面視において略矩形状に形成された穴である。
本実施形態では、4つの凹状位置決め部21Aを同一形状に形成する例に適用して説明するが、略中央の凹状位置決め部21Aにおける穴径等を他の凹状位置決め部21Aとは異ならせるなど、全ての凹状位置決め部21Aの形状を同一にしなくてもよく、特に限定するものではない。
固定用孔22は、固定用ボルト23とともに、マニホールドベース2に配置された四方弁ユニット3や、三方弁ユニット4を、マニホールドベース2に固定するものである。
図4に示すように、一つの凹状位置決め部21Aに対して4つの固定用孔22が配置され、4つの固定用孔22は、当該凹状位置決め部21Aを内包する四角の角に相当する位置に形成されている。
図6は、図1の四方弁ユニットの構成を説明する部分断面視図であり、図7は、図6の四方弁ユニットの構成を説明する上面視図である。
四方弁ユニット3は、図1に示すように、マニホールドベース2の略中央に配置されるものであって、周囲に配置された三方弁ユニット4などの流体機器との間に形成される流路を切り替えるものである。
四方弁ユニット3には、図6および図7に示すように、ユニットベース31と、筐体32および弁体33と、制御部34と、が設けられている。
ユニットベース31は、図6に示すように、四方弁ユニット3におけるマニホールドベース2と対向する箇所(図6の下側の箇所)に配置される板状または四角柱状に形成された部材である。
ユニットベース31におけるマニホールドベース2と対向する面の略中央には、凹状位置決め部21Aと嵌合される凸状位置決め部21Bが設けられ、その周囲に4つの固定用ボルト23が螺合される雌ネジ孔(図示せず)が設けられている。
凸状位置決め部21Bは、凹状位置決め部21Aに嵌合されることにより、マニホールドベース2に対する四方弁ユニット3の配置位置を規定するものである。言い換えると、マニホールドベース2を介して、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4の相対位置関係を規定するものである。
さらに、凸状位置決め部21Bは、平面視において略円状に形成されるとともに、断面視において略矩形状に形成された突出部である。
筐体32は、図6および図7に示すように、弁体33とともに四方弁を構成するものであり、ユニットベース31と制御部34との間に配置された略四角柱状の部材である。
筐体32の4つの側面のそれぞれには、後述する雄継手35Bと嵌合される雌継手35Aが設けられている。筐体32の内部には、弁体33が回転可能に配置されるとともに、雌継手35Aと連通された円柱状の空間が形成されている。
雌継手35Aは、筐体32の側面に形成された側面視において略円状に形成されるとともに、断面視において略矩形状に形成された穴であり、雌継手35Aの底面には、筐体32内部の円柱状空間と連通する貫通孔が形成されている。
弁体33は、図6に示すように、筐体32とともに四方弁を構成するものであり、筐体32の内部に配置される略円柱状に形成された部材である。
弁体33には、4つの雌継手35Aのうちの2つの雌継手35Aを連通させる第1流路36と、残りの2つの雌継手35Aを連通させる第2流路37とが設けられている。
制御部34は、図6および図7に示すように、筐体32の上側(図6の上側)に配置され、弁体33および筐体32から構成される四方弁の切替を制御するものである。言い換えると、弁体33の位相を制御するものである。
制御部34には、側方に向かって開口するAポートPAおよびBポートPBが設けられている。
四方弁ユニット3に設けられたAポートPAおよびBポートPBは、図6に示すように、上下方向に並んで配置されており、さらに、図2に示すように、三方弁ユニット4に設けられたAポートPAおよびBポートPBよりも上側に配置されている。
AポートPAおよびBポートPBには、加圧された流体が供給されるように構成されている。
例えば、制御部34は、AポートPAに加圧流体が供給された場合には、弁体33を上面視において反時計回りに約1/4回転させ、BポートPBに加圧流体が供給された場合には、弁体33を上面視において時計回りに約1/4回転させるように構成されている。
図8は、図1の三方弁ユニットの構成を説明する断面視図であり、図9は、図8の三方弁ユニットの構成を説明する上面視図であり、図10は、図8の三方弁ユニットの構成を説明する底面視図である。
三方弁ユニット4は、図1に示すように、マニホールドベース2の周囲に配置されるものであって、略中央に配置された四方弁ユニット3との間で薬液の流通が可能に接続されるものである。
三方弁ユニット4には、図8から図10に示すように、ユニットベース41と、筐体42および弁体43と、制御部44と、が設けられている。
ユニットベース41は、図8および図10に示すように、三方弁ユニット4におけるマニホールドベース2と対向する箇所(図8の下側の箇所)に配置される板状または四角柱状に形成された部材である。
ユニットベース41におけるマニホールドベース2と対向する面の略中央には、凹状位置決め部21Aと嵌合される凸状位置決め部21Bが設けられ、その周囲に4つの固定用ボルト23が螺合される雌ネジ孔23Aが設けられている。
凸状位置決め部21Bは、凹状位置決め部21Aに嵌合されることにより、マニホールドベース2に対する三方弁ユニット4の配置位置を規定するものである。言い換えると、マニホールドベース2を介して、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4の相対位置関係を規定するものである。
筐体42は、図8および図9に示すように、弁体43とともに三方弁を構成するものであり、ユニットベース41と制御部44との間に配置された略四角柱状の部材である。
流体機器ユニット1の中央と対向する側面、言い換えると、筐体42における四方弁ユニット3と対向する側面には、雌継手35Aと嵌合される雄継手35Bが設けられている。
さらに、流体機器ユニット1の外側と対向する側面には、外部の流路と接続されるチューブフィッティング45Aが設けられ、および、当該側面と隣接する側面には、外部の流路と接続されるチューブフィッティング45Bが設けられている。
その一方で、筐体42の内部には、弁体43が回転可能に配置されるとともに、雄継手35Bおよびチューブフィッティング45A,45Bと連通された円柱状の空間が形成されている。
雄継手35Bは、筐体42の側面から突出して形成された略円筒状の部材であり、雄継手35Bの内部は、筐体42内部の円柱状空間と連通する流路とされている。さらに、雄継手35Bの円周面には、雄継手35Bおよび雌継手35Aが嵌合された際における薬液の漏れを防止するOリング35Cが配置されている。
弁体43は、図8に示すように、筐体42とともに三方弁を構成するものであり、筐体42の内部に配置される略円柱状に形成された部材である。
弁体43には、弁体43の直径に沿って延び弁体43を貫通する第1流路46と、第1流路46の略中央から略直交して延びる第2流路47と、が設けられている。
制御部44は、図8および図9に示すように、筐体42の上側(図8の上側)に配置され、弁体43および筐体42から構成される三方弁の切替を制御するものである。言い換えると、弁体43の位相を制御するものである。
制御部44には、側方に向かって開口するAポートPAおよびBポートPBが設けられている。
三方弁ユニット4に設けられたAポートPAおよびBポートPBは、図8に示すように、上下方向に並んで配置されており、さらに、図1に示すように、流体機器ユニット1の外側に向かって開口するように配置されている。
AポートPAおよびBポートPBには、加圧された流体が供給されるように構成されている。
例えば、制御部44は、AポートPAに加圧流体が供給された場合には、弁体33を上面視において反時計回りに約1/4回転させ、BポートPBに加圧流体が供給された場合には、弁体33を上面視において時計回りに約1/4回転させるように構成されている。
次に、上記の構成からなる流体機器ユニット1における薬液の流れ制御について説明する。
図11は、全てのAポートから加圧流体を供給した場合に、流体機器ユニットに構成される流路を説明する模式図であり、図12は、全てのBポートから加圧流体を供給した場合に、流体機器ユニットに構成される流路を説明する模式図である。
ここでは、説明を容易にするため、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4のAポートPAに加圧流体を供給した場合(図11に示す場合)と、BポートPBに加圧流体を供給した場合(図12に示す場合)と、に分けて説明する。
なお、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4のそれぞれについて、AポートPAおよびBポートPBの任意の一方に加圧流体を供給して、流路の構成態様を制御できる。
まず、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4のAポートPAに加圧流体を供給すると、図11に示すように流路が構成される。
具体的には、四方弁ユニット3は、図11における左側の三方弁ユニット4と、下側の三方弁ユニット4とを第1流路36により連通させるとともに、右側の三方弁ユニット4と、上側の三方弁ユニット4とを第2流路37により連通させる。
その一方で、三方弁ユニット4では、第1流路46が、流体機器ユニット1の外側に向かって延びるチューブフィッティング45Aと、四方弁ユニット3と、を連通させる。このとき第2流路47は閉塞されている。
そのため、例えば、図11における左側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Aから流入した薬液は、四方弁ユニット3を介して、下側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Aから流出する。その一方で、右側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Aから流入した薬液は、四方弁ユニット3を介して、上側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Aから流出する。
次に、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4のBポートPBに加圧流体を供給すると、図12に示すように流路が構成される。
具体的には、四方弁ユニット3は、図12における左側の三方弁ユニット4と、上側の三方弁ユニット4とを第1流路36により連通させるとともに、右側の三方弁ユニット4と、下側の三方弁ユニット4とを第2流路37により連通させる。
その一方で、三方弁ユニット4では、第1流路46が、流体機器ユニット1の側方に向かって延びるチューブフィッティング45Bと連通されるとともに、第2流路47は四方弁ユニット3と連通される。言い換えると、チューブフィッティング45Bと四方弁ユニット3とが、第1流路46および第2流路47を介して連通される。
このとき、第1流路46におけるチューブフィッティング45Bと連通していない側の端部は閉塞されている。
そのため、例えば、図12における左側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Bから流入した薬液は、四方弁ユニット3を介して、上側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Bから流出する。その一方で、右側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Bから流入した薬液は、四方弁ユニット3を介して、下側の三方弁ユニット4におけるチューブフィッティング45Bから流出する。
次に、上記の構成からなる流体機器ユニット1における組み立て、および、分解方法について、図1および図3を参照しながら説明する。
流体機器ユニット1を組み立てる場合、つまり、四方弁ユニット3および4つの三方弁ユニット4を、マニホールドベース2に取り付ける場合には、まず、図1および図3に示すように、四方弁ユニット3に、4つの三方弁ユニット4を組み合わせる。
具体的には、四方弁ユニット3の雌継手35Aに、三方弁ユニット4の雄継手35Bを嵌合させる。
その後、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4をマニホールドベース2に固定する。
具体的には、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の凸状位置決め部21Bを、マニホールドベース2の凹状位置決め部21Aに嵌合させる。そして、固定用ボルト23を用いて四方弁ユニット3および三方弁ユニット4をマニホールドベース2に固定する。
このようにして流体機器ユニット1を組み立てられる。
流体機器ユニット1の分解は、上述の手順を逆に行うことによりなされる。
上記の構成によれば、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4に設けられた雄継手35Bおよび雌継手35Aを嵌合させ、さらに、雄継手35Bおよび雌継手35Aを嵌合させた状態で、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4をマニホールドベース2に固定することにより、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4との間の薬液の流れを確保することができる。
そのため、配管などを用いて四方弁ユニット3および三方弁ユニット4を接続する方法と比較して、より狭い配置スペース内に四方弁ユニット3および三方弁ユニット4を、薬液の流れを確保した状態で二次元方向に配置することができる。
その一方で、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4をマニホールドベース2から取り外すことにより、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の間における雄継手35Bおよび雌継手35Aの嵌合を外すことができる。その結果、配管などを用いて四方弁ユニット3および三方弁ユニット4を接続する方法等と比較して、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の少なくとも一つを容易に交換することができる。
その結果、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の交換等が容易になるため、流体機器ユニット1のメンテナンス性向上を図ることができる。
さらに、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4が組み合わされたものを一体に形成する方法と比較して、必要とされるマニホールドベース2や、四方弁ユニット3や、三方弁ユニット4などの数を減らすことができ、流体機器ユニット1の製造コスト低減を図ることができる。
凸状位置決め部21Bおよび凹状位置決め部21Aを嵌め合わせることにより、マニホールドベース2を介して、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の相対位置関係を固定することができる。言い換えると、四方弁ユニット3および三方弁ユニット4の相対位置関係が変わることを防止でき、雄継手35Bおよび雌継手35Aの嵌合が外れることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る流体機器ユニットの構成を説明する上面視図である。 図1の流体機器ユニットの構成を説明する正面視図である。 図2の流体機器ユニットの構成を説明する断面視図である。 図2のマニホールドベースの構成を説明する上面視図である。 図4のマニホールドベースの構成を説明するA−A線矢視断面図である。 図1の四方弁ユニットの構成を説明する部分断面視図である。 図6の四方弁ユニットの構成を説明する上面視図である。 図1の三方弁ユニットの構成を説明する断面視図である。 図8の三方弁ユニットの構成を説明する上面視図である。 図8の三方弁ユニットの構成を説明する底面視図である。 全てのAポートから加圧流体を供給した場合に、流体機器ユニットに構成される流路を説明する模式図である。 全てのBポートから加圧流体を供給した場合に、流体機器ユニットに構成される流路を説明する模式図である。
符号の説明
1 流体機器ユニット(流体機器ユニット構造)
2 マニホールドベース(土台部)
3 四方弁ユニット(第1流体機器)
4 三方弁ユニット(第2流体機器)
21A 凹状位置決め部
21B 凸状位置決め部
35A 雌継手
35B 雄継手

Claims (5)

  1. 土台部と、
    該土台部に対して着脱可能に固定される第1流体機器と、
    前記土台部における前記第1流体機器の周囲に着脱可能に固定される複数の第2流体機器と、
    が設けられ、
    前記第1流体機器における前記複数の第2流体機器と対向する複数ののそれぞれには、嵌合されることにより、前記第1流体機器および前記第2流体機器の間で流体の流通を可能にするとともに、嵌合離間が可能とされた凸状および凹状の一方の第1継手が設けられ、
    前記複数の第2流体機器それぞれにおける前記第1流体機器と対向する面には、凸状および凹状の他方の第2継手が設けられており、
    前記土台部の前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器と対向する面には、凸状および凹状の一方の第1位置決め部が設けられ、
    前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器のそれぞれにおける前記土台部と対向する面には、凸状および凹状の他方の第2位置決め部が設けられ、
    前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とが嵌合されることにより、前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器それぞれの前記土台部に対する配置位置が、該土台部を上面視した場合の左右方向および上下方向に規定されることを特徴とする流体機器ユニット構造。
  2. 前記第1流体機器は、周囲の4面のそれぞれに前記第1継手が設けられた略四角柱状に形成された四方弁であり、
    前記第2流体機器は、前記第1流体機器の周囲の4面のそれぞれに対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の流体機器ユニット構造。
  3. 前記第1位置決め部は、平面視において略円状に形成されるとともに、断面視において略矩形状に形成され、
    前記第2位置決め部は、平面視において略円状に形成されるとともに、断面視において略矩形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体機器ユニット構造。
  4. 前記土台部の前記複数の第1位置決め部の周囲には、前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器を固定用ボルトにより固定するための固定用孔が形成されており、
    前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器それぞれの前記第2位置決め部の周囲には前記固定用ボルトが螺合される雌ネジ孔が設けられており、
    前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器は、前記固定用ボルトにより、前記土台部に固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の流体機器ユニット構造。
  5. 土台部と、該土台部に対して着脱可能に固定される第1流体機器と、前記土台部における前記第1流体機器の周囲に着脱可能に固定される複数の第2流体機器とを備える流体機器ユニット構造の組み立て方法であって、
    前記第1流体機器における前記複数の第2流体機器と対向する複数の面のそれぞれに設けられた凸状および凹状の一方の第1継手に対して、前記複数の第2流体機器のそれぞれに設けられた凸状および凹状の他方の第2継手を嵌合させ、前記第1流体機器および前記第2流体機器の間で流体の流通を可能にする工程と、
    前記土台部の前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器と対向する面に設けられた凸状および凹状の一方の第1位置決め部を、前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器のそれぞれにおける前記土台部と対向する面に設けられた凸状および凹状の他方の第2位置決め部に嵌合させる工程と、
    固定ボルトにより、前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器を前記土台部に固定する工程とを備え、
    前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とが嵌合されることにより、前記第1流体機器および前記複数の第2流体機器それぞれの前記土台部に対する配置位置が、該土台部を上面視した場合の左右方向および上下方向に規定されることを特徴とする流体機器ユニット構造の組み立て方法。
JP2008326066A 2008-12-22 2008-12-22 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法 Expired - Fee Related JP5253133B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326066A JP5253133B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法
TW98138775A TWI470160B (zh) 2008-12-22 2009-11-16 流體機器單元構造、以及流體機器單元構造之組裝方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326066A JP5253133B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010144912A JP2010144912A (ja) 2010-07-01
JP5253133B2 true JP5253133B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=42565539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008326066A Expired - Fee Related JP5253133B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5253133B2 (ja)
TW (1) TWI470160B (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11294615A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Ckd Corp 集積弁
FR2795460B1 (fr) * 1999-06-28 2002-04-26 Defontaine Sa Dispositif d'assemblage d'au moins deux elements de commande par fluide sous pression
JP2001116155A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Advance Denki Kogyo Kk ブロック体の連結開口の接続構造
DE20009234U1 (de) * 2000-05-23 2000-08-24 Buerkert Werke Gmbh & Co Fluidisches Anschlusssystem
JP4624491B2 (ja) * 2006-09-26 2011-02-02 シーケーディ株式会社 流体機器モジュール
JP4847273B2 (ja) * 2006-10-18 2011-12-28 シーケーディ株式会社 連結ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
TW201024580A (en) 2010-07-01
TWI470160B (zh) 2015-01-21
JP2010144912A (ja) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9556966B2 (en) Gas supplying apparatus
JP2017002919A (ja) 流体機器
JP4780555B2 (ja) 流体制御装置
JP5616416B2 (ja) 集積型ガス供給装置
TWI646278B (zh) Piping joint, fluid supply control device, and piping connection structure
TWI387696B (zh) 流體控制裝置及其組立方法
JPWO2008149702A1 (ja) 流体制御装置
US20150000777A1 (en) Modular Fluid Control System
JP4832428B2 (ja) 流体制御装置
JP4903063B2 (ja) マニホールド弁
TWI554705B (zh) Fluid control means
JP2007327542A (ja) 流体機器ユニット構造
JP5253133B2 (ja) 流体機器ユニット構造および流体機器ユニット構造の組み立て方法
JP2008101670A (ja) 連結ユニット
JP5572398B2 (ja) 多方切換弁及びその製造組立方法
KR102403885B1 (ko) 밸브 장치 및 유체 제어 장치
JP5702113B2 (ja) 電磁弁マニホールド
JP2018534509A (ja) 多機能衛生バルブ及びそれを操作する方法
JP6486035B2 (ja) マニホールドバルブおよび流体制御装置
JP4657672B2 (ja) 3方向ダイヤフラム弁
KR102155654B1 (ko) 다기능 배관피팅
JP3915091B2 (ja) マニホ−ルドレギュレ−タ及びその構成部品
KR20210111058A (ko) 방향전환용 밸브
IT201900007938A1 (it) Valvola

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5253133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees