JP5251682B2 - 組電池の状態監視装置 - Google Patents

組電池の状態監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5251682B2
JP5251682B2 JP2009088643A JP2009088643A JP5251682B2 JP 5251682 B2 JP5251682 B2 JP 5251682B2 JP 2009088643 A JP2009088643 A JP 2009088643A JP 2009088643 A JP2009088643 A JP 2009088643A JP 5251682 B2 JP5251682 B2 JP 5251682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
assembled battery
capacitor
primary side
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009088643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010243156A (ja
Inventor
雅也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009088643A priority Critical patent/JP5251682B2/ja
Publication of JP2010243156A publication Critical patent/JP2010243156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5251682B2 publication Critical patent/JP5251682B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

本発明は、1又は隣接する複数個の電池セルである単位電池が複数直列に接続された組電池について、前記組電池を構成する2個以上の単位電池のそれぞれの状態を監視する監視ユニットであって且つ、上流に対応するものから下流に対応するものへと順次信号を伝達させる通信線によって互いに接続される監視ユニットを備え、信号伝達の最下流の監視ユニットにより、光絶縁手段の1次側の通電操作がなされることで2次側から前記状態の監視結果に応じた信号を出力する組電池の状態監視装置に関する。
例えばハイブリッド自動車等に搭載される高圧バッテリは、電池セルの直列接続体としての組電池からなるものが一般的である。ここで、電池セルとして、エネルギ効率の高いリチウムイオン2次電池が注目を浴びている。ただし、リチウムイオン2次電池は、過度の充電状態(過充電状態)や過度の放電状態(過放電状態)により信頼性が低下しやすいというデメリットを有する。このため、高圧バッテリを構成する電池セルのうち隣接する複数毎にグループ化してブロックとし、各ブロック毎に、このブロックを電源として且つブロックを構成する各電池セルの状態を監視する監視ユニットを備える高圧バッテリの監視装置が開発されている。
ところで、高圧バッテリを備える車載高圧システムは、車載低圧システムから絶縁されている。そして、各電池セルの状態の監視結果は、通常、車載低圧システム内に備えられる制御装置において管理される。ただし、低圧システム内の制御装置に監視結果を伝達すべく、各監視ユニット毎に制御装置に監視結果信号を出力する場合には、監視ユニットと制御装置とを絶縁する絶縁手段の数が増大する。
そこで従来、例えば下記特許文献1に見られるように、隣接する監視ユニット間を通信線で接続し、高電位側の監視ユニットにおける電池セルの状態(過充電状態、過放電状態)の監視結果を、通信線を介して最低電位の監視ユニットに伝達させる技術も提案されている。すなわち、各監視ユニットでは、対象となるブロック内の電池セルの状態の監視結果と、隣接する高電位側の監視ユニットから通信線を介して入力される信号との合成信号を生成して隣接する低電位側の監視ユニットに通信線を介して出力する。そして、最低電位の監視ユニットでは、隣接する高電位側の監視ユニットから通信線を介して入力される信号と、対象となるブロック内の電池セルの監視結果との合成信号を生成し、制御装置に出力する。ここで、最低電位の監視ユニットから出力される信号は、全ブロックの監視結果を合成した信号となる。このため、この信号によって、少なくとも1つの電池セルに過充電異常や過放電異常があるか否かを判断することができる。特に、この信号は、最低電位の監視ユニットから出力されるものであるため、最低電位の監視ユニットと制御装置とを絶縁する手段(フォトカプラ)を備えるのみで、各監視ユニットの監視結果を制御装置において把握することが可能となる。
特開2007−278913号公報
上記最低電位の監視ユニットと制御装置とを絶縁する手段であるフォトカプラは、入力される電気信号を1次側の発光素子における電光変換によって光信号に変換し、この光信号を2次側の受光素子における光電変換によって電気信号に変換するものである。ここで、発光素子に入力すべき電力は、監視ユニットの動作に要求される電力と比較して大きなものとなっている。このため、上記技術では、最低電位の監視ユニットの監視対象とするブロックの電力消費量のみが大きくなり、ブロック間の残存容量に大きなばらつきを生じさせる要因となるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組電池を構成する2個以上の単位電池のそれぞれの状態を監視する監視ユニットであって且つ、上流に対応するものから下流に対応するものへと順次信号を伝達させる通信線によって互いに接続される監視ユニットを備えるものにあって、単位電池同士の容量のばらつきを好適に抑制することのできる組電池の状態監視装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、1又は隣接する複数個の電池セルである単位電池が複数直列に接続された組電池について、前記組電池を構成する2個以上の単位電池のそれぞれの状態を監視する監視ユニットであって且つ、上流に対応するものから下流に対応するものへと順次信号を伝達させる通信線によって互いに接続される監視ユニットを備え、信号伝達の最下流の監視ユニットにより、光絶縁手段の1次側の通電操作がなされることで2次側から前記状態の監視結果に応じた信号を出力する組電池の状態監視装置において、前記組電池を構成する任意の複数の単位電池のうちのいずれかと前記光絶縁手段の1次側とを選択的に接続する選択手段と、前記単位電池の電圧検出用のキャパシタと、前記電圧検出用のキャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出用のキャパシタ及び前記電圧検出手段間を開閉する低電圧側開閉手段と、を備え、前記選択手段は、前記電圧検出用のキャパシタ及び前記単位電池間を開閉する高電圧側開閉手段を備えて構成されることを特徴とする。
上記発明では、光絶縁素子の1次側に、複数の単位電池を接続可能とすることで、特定の1つの単位電池の蓄電エネルギのみが光絶縁素子の1次側の通電操作によって消費される事態を回避することができる。このため、単位電池同士の容量のばらつきを好適に抑制することができる。
さらに、上記発明では、単位電池の電圧検出のために用いられる高電圧側開閉手段を用いて選択手段を構成することで、部品点数の増加を抑制することができる。
なお、ここで光絶縁素子とは、1次側において入力される電気信号を光信号に変換し、2次側において上記光信号を受光する手段をいう。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記光絶縁手段の1次側の一対の入力端子に並列接続されるキャパシタを更に備えることを特徴とする。
上記発明では、単位電池によってキャパシタを充電することで、キャパシタをフローティング電源として用いることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の組電池の発明において、前記光絶縁手段の1次側の通電操作を、該通電操作用の絶縁手段を介して前記最下流の監視ユニットの出力信号によって行うことを特徴とする。
上記光絶縁手段の1次側には、複数の単位電池が接続可能とされるため、1次側の電位は変動し、特に、最下流の監視ユニットの電位と大きく離間するおそれがある。このため、1次側の通電操作を行うための開閉器等の手段に要求される耐圧が過度に高くなるおそれがある。この点、上記発明では、通電操作用の絶縁手段を備えることで、最下流の監視ユニットと光絶縁素子の1次側との接続を適切に行うことができる。
なお、最下流の監視ユニットと光絶縁手段の1次側とは、フォトMOSリレー等の光絶縁手段の2次側によって接続されることが望ましい。これにより、1次側を低圧システムにおいて操作することが可能となる。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記電圧検出用のキャパシタ及び前記光絶縁手段間を開閉する出力用開閉手段を更に備えることを特徴とする。
上記発明では、出力用開閉手段を備えることで、電圧検出用のキャパシタの電荷が光絶縁手段の1次側によって消費されることを望まない状況において、これを確実に回避することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記選択手段は、電位の隣接する単位電池のうちの高電位側のものの負極端子と低電位側のものの正極端子とのそれぞれを前記電圧検出用のキャパシタに接続するための電気経路を共有化するものであり、前記出力用開閉手段は、前記電圧検出用のキャパシタの一方及び他方の電極のそれぞれを前記光絶縁手段の1次側の一方及び他方の入力端子のそれぞれに接続する第1の接続状態と、前記電圧検出用のキャパシタの一方及び他方の電極のそれぞれを前記光絶縁手段の1次側の他方及び一方の入力端子のそれぞれに接続する第2の接続状態とを実現可能な手段であることを特徴とする。
上記発明では、隣接する単位電池のうちの高電位側のものの負極端子と低電位側のものの正極端子とのそれぞれを前記電圧検出用のキャパシタに接続するための電気経路を共有化することで、電気経路の数を低減することができる。ただし、この場合、1次側の光絶縁手段の一対の入力端子に印加される電圧の極性が反転するおそれがある。この点、上記発明では、上記出力用開閉手段を備えることでこうした事態を回避することができる。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる電圧検出処理態様を例示するタイムチャート。 第2の実施形態にかかる電圧検出処理態様を例示するタイムチャート。 第3の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる電圧検出処理態様を例示するタイムチャート。 第4の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる電圧検出処理態様を例示するタイムチャート。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる組電池の状態監視装置をハイブリッド車に搭載される組電池の状態監視装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。
図示される組電池10は、2次電池である電池セルの直列接続体である。これら電池セルは、リチウムイオン2次電池である。これら電池セルは、隣接する複数個ずつでグループ化され、ブロックBi(i=1〜n)を構成している。
上記ブロックBiの両端は、マルチプレクサMPXを構成するスイッチング素子Sip,Simに接続されている。スイッチング素子Sip,Simは、ブロックBiの両端とフライングキャパシタ12との電気的な開閉を行う開閉器である。これらスイッチング素子Sip,Simは、フォトMOSリレーにて構成されている。一方、フライングキャパシタ12の両端は、検出線La,Lbを介して電圧検出回路14に接続されている。検出線La,Lbには、スイッチング素子Sa,Sbが設けられている。スイッチング素子Sa,Sbは、フライングキャパシタ12の両端と電圧検出回路14の一対の入力端子との電気経路(検出線La,Lb)の電気的な開閉を行う開閉器である。スイッチング素子Sa,Sbは、フォトMOSリレーにて構成されている。
電圧検出回路14の出力信号であるブロックBiの電圧の検出結果信号は、マイクロコンピュータ(マイコン16)に取り込まれる。
上記各ブロックBiには、その状態を監視する監視ユニットUiが備えられている。これら各監視ユニットUiは、クロック信号CLKを取り込むクロック入力端子と、クロック信号CLKを電流に変換して出力するクロック出力端子(図中、CLKOUT)と、隣接する監視ユニットの出力信号を取り込む入力端子(図中、IN)と、出力信号を出力する出力端子(図中、OUT)とを備えている。
そして、上記マイコン16は、ブロックBi内の各電池セルの所定の状態を監視させる旨の指示信号としてのクロック信号CLKを、監視ユニットU1に出力することで、監視ユニットU1〜Unの全てに対しクロック信号CLKを伝達させる。詳しくは、フォトカプラ18を介して、最上流の監視ユニットU1のクロック入力端子にクロック信号CLKを出力する。ここで、フォトカプラ18は、マイコン16を備えて構成される車載低圧システムと、組電池10を備えて構成される車載高圧システムとを絶縁するための手段である。
クロック信号CLKが取り込まれると、各監視ユニットUk(k=1〜n−1)は、これを電流信号に変換し、隣接する下流の監視ユニットU(k+1)に、クロック信号CLKを出力する。これにより、隣接する下流の監視ユニットU(k+1)では、隣接する上流の監視ユニットUkのクロック出力端子から出力される信号を、クロック線CL及びクロック入力端子を介して取り込むこととなる。
そして、クロック信号CLKが取り込まれると、各監視ユニットUiは、ブロックBiを構成する各電池セルの状態のうちクロック信号CLKの論理値に応じた状態を監視する。ここで、本実施形態では、論理「H」のときには、各電池セルの両端の電圧が、電池セルの信頼性の低下を招く過度な高圧である異常状態(過充電状態)にあるか否かを監視する。また、論理「L」のときには、各電池セルの両端の電圧が、電池セルの信頼性の低下を招く過度な低圧である異常状態(過放電状態)にあるか否かを監視する。そして、監視結果に応じた信号と、隣接する上流の監視ユニットの出力信号との合成信号を出力端子から出力する。
詳しくは、上記フォトカプラ18の受光素子のコレクタは、組電池10の正極側と接続されており、受光素子のエミッタからクロック信号CLKが監視ユニットU1のクロック入力端子に出力される。更に、組電池10の正極側と、ブロックB1の負極側との間に、コレクタ及びエミッタが接続されるトランジスタ20が備えられており、そのベースには、クロック信号CLKに応じた信号が取り込まれる。これにより、最上流の監視ユニットU1の入力端子には、電池セルの状態が正常である旨と対応する信号として、トランジスタ20のコレクタ電圧が印加される。そして、最上流の監視ユニットU1では、入力端子に印加される信号と、監視結果とを論理合成した信号を生成し、出力端子を介して出力する。
そして、最上流以外の各監視ユニットU2、U3…、Unは、隣接する上流の監視ユニットの出力端子から出力される出力信号を、信号線SL及び入力端子を介して取り込む。そして、クロック入力端子から取り込まれる信号に応じて、上記2つの状態のいずれか一方を監視し、監視結果に応じた信号と、入力端子から取り込まれた信号とを論理合成した信号を生成し、出力端子を介して出力する。
そして、上記最下流の監視ユニットUnの出力信号は、フォトカプラ26を介してマイコン16に取り込まれる。
ここで、フォトカプラ18,26は、1次側の発光素子に入力される電気信号を電光変換によって光信号に変換し、2次側の受光素子を駆動するものである。このため、1次側の電力消費量が特に大きくなる傾向がある。したがって、フォトカプラ18の2次側の電力供給源については、さほど電力を消費されない一方、フォトカプラ26の1次側の電極供給源については、電力消費量が特に大きくなりやすい。ここで、これらフォトカプラ18の2次側やフォトカプラ26の1次側が、高圧システムを構成するものであることに鑑みれば、フォトカプラ26の1次側の電力供給源が特に問題となる。すなわち、フォトカプラ26の1次側の電力供給源を特定のブロックに固定したのでは、そのブロックの容量が特に減少し、ひいては、組電池10を構成するブロック同士の容量のばらつきが大きくなるおそれがある。
そこで本実施形態では、組電池10を構成する各ブロックBiをフォトカプラ26の電力供給源とすべく、以下の構成を有する。すなわち、フォトカプラ26の1次側の発光素子にスイッチング素子24を直列接続し、これらに並列にフローティング電源22を接続する。ここで、スイッチング素子24には、スイッチング素子Seを介して監視ユニットUnの出力信号が印加される。ここで、スイッチング素子Seは、フォトMOSリレーにて構成されている。
一方、フローティング電源22は、コンデンサにて構成されている。また、フローティング電源22の静電容量は、フライングキャパシタ12の静電容量よりも大きくなっている。これは、フローティング電源22が、フォトカプラ26の1次側の電源として機能するものであることによる。このフローティング電源22の両端は、それぞれ給電ラインLc、Ldを介してフライングキャパシタ12の両端に接続可能となっている。そして、給電ラインLc,Ldには、これを開閉する開閉手段(スイッチング素子Sc,Sd)が設けられている。ここで、スイッチング素子Sc、Sdは、フォトMOSリレーにて構成されている。
こうした構成によれば、フローティング電源22を充電するためのブロックを、マルチプレクサMPXの操作によって自由に選択することができる。このため、フォトカプラ26の1次側への電力供給に起因して、特定のブロックの電力消費量が特に多くなることを回避することができる。
図2に、本実施形態にかかる電圧検出処理、及び状態監視結果の出力処理の態様を示す。詳しくは、図2は、スイッチング素子Sip,Sim,Sa,Sb,Sc,Sd,Seの操作状態の推移を示している。なお、これらスイッチング素子Sip,Sim,Sa,Sb,Sc,Sd,Seは、マイコン16によって操作される。すなわち、マイコン16からこれらの1次側の発光素子に電気信号が出力されることで開操作され、電気信号が遮断されることで閉操作される。
図示されるように、本実施形態では、スイッチング素子Sa,Sbを閉状態とする期間(電圧検出期間D)に先立つフライングキャパシタ12の充電期間Cfを、フローティング電源22の充電期間Cpとする。すなわち、スイッチング素子Sc、Sdを閉操作することで、フローティング電源22を電圧の検出対象となるブロックに接続する。これにより、電圧の検出対象となるブロックによって、フライングキャパシタ12及びフローティング電源22が充電される。
すなわち、ブロックBiが電圧検出対象である場合、スイッチング素子Sip,Sinと、スイッチング素子Sc,Sdを閉状態とすることで、フライングキャパシタ12及びフローティング電源22を、ブロックBiにて充電する。そして、フライングキャパシタ12の電圧がブロックBiの電圧となると想定される期間以上の充電期間を経て、スイッチング素子Sip,Sinと、スイッチング素子Sc,Sdとが開状態とされる。その後、スイッチング素子Sa,Sbが閉状態とされることで、フライングキャパシタ12の電圧が検出され、これにより、ブロックBiの電圧が検出される。
電圧検出期間Dが終了すると、スイッチング素子Sa,Sbを開操作し、スイッチング素子Snp,Snmとスイッチング素子Sc,Sd,Seとが閉操作されることで、監視ユニットUnからフォトカプラ26を介してマイコン16に信号が出力される(出力期間O)。ここで、スイッチング素子Snp,Snm、Sc,Sdは、フローティング電源22の両端の電位(給電ラインLc,Ldの電位)を、ブロックBnの電位とするためにオン操作されている。また、スイッチング素子Seは、監視ユニットUnの出力信号を、スイッチング素子24に出力するために閉操作されている。
こうした態様にて、各ブロックBiの電圧検出に先立つフライングキャパシタ12の充電期間Cf毎に、フローティング電源22を充電し、各ブロックBiの電圧検出が完了する毎に、監視ユニットUnからマイコン16に信号を出力することができる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)組電池10を構成するブロックB1〜Bnのうちのいずれかとフォトカプラ26の1次側とを、マルチプレクサMPXによって選択的に接続可能とした。これにより、特定の1つのブロックの蓄電エネルギのみがフォトカプラ26の1次側の通電操作によって消費される事態を回避することができる。このため、ブロック同士の容量のばらつきを好適に抑制することができる。
(2)フォトカプラ26の1次側の一対の入力端子に並列接続されるフローティング電源22を備えた。これにより、ブロックの電気エネルギを蓄電することができるため、フォトカプラ26の1次側からブロックが切り離された後に、ブロックの電気エネルギをフォトカプラ26の1次側に供給することができる。
(3)フォトカプラ26の1次側の通電操作を、スイッチング素子Seを介して最下流の監視ユニットUnの出力信号によって行った。これにより、スイッチング素子24に対する要求耐圧を過度に高くすることなく、最下流の監視ユニットUnとフォトカプラ26の1次側との接続を適切に行うことができる。
(4)フライングキャパシタ12及びフォトカプラ26の1次側間を開閉するスイッチング素子Sc,Sdを更に備えた。これにより、電圧検出用のフライングキャパシタ12の電荷がフォトカプラ26の1次側によって消費されることを望まない状況において、これを確実に回避することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図3に、本実施形態にかかる電圧検出処理、及び状態監視結果の出力処理の態様を示す。
本実施形態では、ブロックB1〜Bnの電圧検出処理の一周期において、フローティング電源22の充電期間Cpと、フォトカプラ26からの信号の出力期間Oとを一度のみ設ける。詳しくは、ブロックB1〜Bnのうち電圧の最も高いもの(図では、ブロックBjを想定)によるフライングキャパシタ12の充電期間Cfにおいて、フローティング電源22を充電すべく、スイッチング素子Sc,Sdを閉操作する。ここで、ブロックB1〜Bnのうちのいずれの電圧が高いかは、電圧検出処理の前回の周期における電圧検出結果を用いて特定すればよい。そして、ブロックBnによるフライングキャパシタ12の充電期間Cfにおいて、スイッチング素子Sc,Sd,Seを閉操作することで、監視ユニットUnからフォトカプラ26を介してマイコン16に信号を出力する。
以上説明した本実施形態によれば、上記第1の実施形態の上記各効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(5)フォトカプラ26の1次側の電源(フローティング電源22の充電手段)として、ブロックB1〜Bnのうちの電圧の高いものを選択して用いた。これにより、ブロックB1〜Bnの電圧のばらつきを低減することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図4に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。
図示されるように、本実施形態では、フライングキャパシタ12の充電経路を、ブロックBk(k=1〜n−1)の負極とブロックB(k+1)の正極とで共有する。詳しくは、マルチプレクサMPXを、ブロックBiの正極とフライングキャパシタ12とを接続するスイッチングSiと、ブロックBnの負極とフライングキャパシタ12とを接続するスイッチング素子S(n+1)とを備えて構成する。そして、これらスイッチング素子S1,S2,S3,…は、電位の隣接するもの同士で、フライングキャパシタ12の互いに相違する電極に接続される。
こうした構成によれば、ブロックB1〜Bnのうちのいずれが検出対象として選択されているかに応じて、給電ラインLc,Ldの極性が変動する。このため、本実施形態では、検出線La側をフォトカプラ26のフォトダイオードのアノード側及びカソードのそれぞれに接続するためのスイッチング素子Sc,Sfを備える。また、検出線Lb側をフォトカプラ26のフォトダイオードのアノード側及びカソード側のそれぞれに接続するスイッチング素子Sg,Sdを備える。
図5に、本実施形態にかかる電圧検出処理、及び状態監視結果の出力処理の態様を示す。
本実施形態でも、ブロックB1〜Bnの電圧検出処理の一周期において、フローティング電源22の充電期間Cpと、フォトカプラ26からの信号の出力期間Oとを一度のみ設ける。詳しくは、ブロックB1〜Bnのうち電圧の最も高いもの(図では、ブロックBjを想定)によるフライングキャパシタ12の充電期間Cfにおいて、フローティング電源22を充電すべく、スイッチング素子Sc、Sd,Sf,Sgのうちの2つ(ここでは、Sc,Sd)を閉操作する。その後、ブロックBnによるフライングキャパシタ12の充電期間Cfにおいて、スイッチング素子Sf,Sg,Seを閉操作することで、監視ユニットUnからフォトカプラ26を介してマイコン16に信号を出力する。
以上説明した本実施形態によれば、上記第1の実施形態や第2の実施形態の上記各効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(6)フライングキャパシタ12の一方及び他方の電極のそれぞれをフォトカプラ26の1次側の一方及び他方の入力端子のそれぞれに接続するスイッチング素子Sc,Sdと、フライングキャパシタ12の一方及び他方の電極のそれぞれをフォトカプラ26の1次側の他方及び一方の入力端子のそれぞれに接続するスイッチング素子Sf、Sgとを備えた。これにより、マルチプレクサMPXの構成にかかわらず、フローティング電源22やフォトカプラ26の1次側に印加される電圧の極性を固定することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。
図示されるように、本実施形態では、マルチプレクサMPXを迂回して、フローティング電源22の負極端子側を、組電池10の負極(ブロックBnの負極)側に接続するためのスイッチング素子Shを更に備える。このスイッチング素子Shは、マルチプレクサMPXによって、フローティング電源22とブロックBnとが電気的に接続されていない場合に、フローティング電源22の電位をブロックBnの負極電位を基準とすることを可能とするものである。これにより、マルチプレクサMPXによってブロックBnが選択されていない場合であっても、監視ユニットUnによって、スイッチング素子24を操作することが可能となり、ひいては、フォトカプラ26の通電操作が可能となる。
図7に、本実施形態にかかる電圧検出処理、及び状態監視結果の出力処理の態様を示す。
本実施形態では、各ブロックBiによってフライングキャパシタ12及びフローティング電源22を充電した後(充電期間Cf,Cp)、スイッチング素子Sc,Sdをオフしている期間において、スイッチング素子Se,Shを閉状態とすることで、監視ユニットUnからフォトカプラ26を介してマイコン16に信号を出力する。詳しくは、この出力期間Oを、電圧検出期間Dと重複させることで、電圧検出処理時間や、状態の監視結果の伝達処理時間の短縮を図っている。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記各効果に準じた効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(7)マルチプレクサMPXを介することなくブロックBnの負極とフローティング電源22とを接続するスイッチング素子Shを備えた。これにより、マルチプレクサMPXの操作と独立に、フローティング電源22の電位をブロックBn基準に定めることができ、ひいてはフォトカプラ26を介した信号の出力機会を増大させることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記各実施形態においては、スイッチング素子24として、npn型バイポーラトランジスタを想定したが、これに限らず、例えばNチャネルMOS型電界効果トランジスタ等であってもよい。
・上記第4の実施形態において、マルチプレクサMPXを迂回して且つブロックBnの負極とフローティング電源22の負極とを接続する経路を開閉する開閉手段を備える代わりに、マルチプレクサMPXを迂回して且つブロックBnの正極とフローティング電源22の正極とを接続する経路を開閉する開閉手段を備えてもよい。この場合、スイッチング素子24を、PチャネルMOS型電界効果トランジスタや、pnp型バイポーラトランジスタにて構成することが望ましい。
・上記第1〜3の実施形態において、スイッチング素子24として高耐圧のものを用いるなら、スイッチング素子Seを備えなくてもよい。
・上記第1〜第3の実施形態において、スイッチング素子Sc,Sdを削除してもよい。この場合であっても、電圧検出期間Dの後であって、フライングキャパシタ12及びフローティング電源22の充電期間Cf/Cpに再度なる以前に、フォトカプラ26を介した信号の出力期間Oを設けるなら、電圧検出期間Dにおいてフライングキャパシタ12の電荷がフォトカプラ26によって消費されることはない。このため、電圧検出期間Dにおいて、フライングキャパシタ12の充電電圧をブロック電圧とすることができるため、電圧検出処理を適切に行うことができる。なお、この際には、フライングキャパシタ12とフローティング電源22とを共有化してもよい。
・上記第3の実施形態に対する第2の実施形態の変更点によって、第1の実施形態を変更してもよい。
・上記第2、3の実施形態では、ブロック電圧検出の1周期において、最も電圧の高いブロックに限って、これを用いてフローティング電源22を充電したがこれに限らない。例えば、電圧の高い2個以上のブロックを用いてフローティング電源22を充電してもよい。これは、上記電圧の高いブロックとフライングキャパシタ12との接続期間よりも、このブロックとフローティング電源22との接続期間の方が短くなるようにスイッチング素子Sc,Sd,Sf,Sgを操作することで行うことができる。
・上記第4の実施形態では、フライングキャパシタ12の充電とともに必ずフローティング電源22を充電し、それに引き続く期間において必ずフォトカプラ26を介した信号の出力期間Oを設けたがこれに限らない。例えば、電圧の高いブロックによるフライングキャパシタ12の充電期間に限って、このブロックによってフローティング電源22を充電してもよい。
・上記各実施形態では、フライングキャパシタ12よりも電圧検出回路14側に給電ラインLc,Ldを接続したがこれに限らず、フライングキャパシタ12とマルチプレクサMPXとの間を接続してもよい。この場合、検出線La,Lbの抵抗値よりも給電ラインLc,Ldの抵抗値を小さく設定しておいてもよい。すなわち、上述したようにフローティング電源22の静電容量は、フライングキャパシタ12の静電容量よりも大きいため、上記各実施形態では、フライングキャパシタ12の充電所要時間がフローティング電源22の充電速度によって制限されるおそれがある。これに対し、上記態様にて抵抗値を設定するなら、フライングキャパシタ12及びフローティング電源22の充電期間を短縮することができる。
・上記各実施形態において、監視ユニットUnの出力端子に1次側が接続されるフォトカプラを更に備え、このフォトカプラの2次側に流れる電流によってスイッチング素子24を操作するようにしてもよい。この場合、監視ユニットUnの電力消費量が多くなることには相違ないが、監視ユニットUnの電力がフォトカプラによって消費される際に、マルチプレクサMPXの操作によって選択されたブロックの電力をフォトカプラ26によって消費させることができる。
・上記各実施形態では、組電池10を構成する全ブロックについてこれを監視対象とする監視ユニットU1〜Unのそれぞれによる状態の監視結果を、監視ユニットUnから低圧側に出力する構成としたがこれに限らない。換言すれば、監視結果の伝達経路で接続された監視ユニットを、組電池10を構成する全ブロックについてこれを監視対象とする監視ユニットU1〜Unの全てとするものに限らない。信号を低圧側に出力する監視ユニットが複数となる場合であっても、これら各監視ユニットの出力信号を低圧側に出力する光絶縁素子の1次側への電力供給源として、複数のブロックを用いることができるようにすることは有効である。
・給電ラインLc,Ldと2個以上のブロックとを選択的に接続する選択手段としては、フライングキャパシタ12の充電用のマルチプレクサMPXを備えて構成されるものに限らない。選択手段を、ブロック電圧検出手段の部品を流用することなく構成する場合であっても、フォトカプラ26の1次側の電力消費に起因したブロック間の容量のばらつきを低減することはできる。
・監視ユニットUiの監視対象としては、各電池セルの過充電や、過放電に限らない。例えば隣接する複数の電池の平均容量の過充電や過放電であってもよい。また、ブロックに代えて、単一の電池セルを監視対象としてもよい。
・電池セルとしては、リチウムイオン2次電池等の2次電池に限らず、例えば燃料電池等であってもよい。
・上記各実施形態では、ハイブリッド車に本発明を適用したがこれに限らず、例えば電気自動車に適用してもよい。
10…組電池、12…フライングキャパシタ、22…フローティング電源、24…スイッチング素子、26…フォトカプラ、MPX…マルチプレクサ、S1〜Sn、Sa〜Sh…スイッチング素子。

Claims (5)

  1. 1又は隣接する複数個の電池セルである単位電池が複数直列に接続された組電池について、前記組電池を構成する2個以上の単位電池のそれぞれの状態を監視する監視ユニットであって且つ、上流に対応するものから下流に対応するものへと順次信号を伝達させる通信線によって互いに接続される監視ユニットを備え、信号伝達の最下流の監視ユニットにより、光絶縁手段の1次側の通電操作がなされることで2次側から前記状態の監視結果に応じた信号を出力する組電池の状態監視装置において、
    前記組電池を構成する任意の複数の単位電池のうちのいずれかと前記光絶縁手段の1次側とを選択的に接続する選択手段と、
    前記単位電池の電圧検出用のキャパシタと、
    前記電圧検出用のキャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出用のキャパシタ及び前記電圧検出手段間を開閉する低電圧側開閉手段と、を備え、
    前記選択手段は、前記電圧検出用のキャパシタ及び前記単位電池間を開閉する高電圧側開閉手段を備えて構成されることを特徴とする組電池の状態監視装置。
  2. 前記光絶縁手段の1次側の一対の入力端子に並列接続されるキャパシタを更に備えることを特徴とする請求項1記載の組電池の状態監視装置。
  3. 前記光絶縁手段の1次側の通電操作を、該通電操作用の絶縁手段を介して前記最下流の監視ユニットの出力信号によって行うことを特徴とする請求項1又は2記載の組電池の状態監視装置。
  4. 前記電圧検出用のキャパシタ及び前記光絶縁手段間を開閉する出力用開閉手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組電池の状態監視装置。
  5. 前記選択手段は、電位の隣接する単位電池のうちの高電位側のものの負極端子と低電位側のものの正極端子とのそれぞれを前記電圧検出用のキャパシタに接続するための電気経路を共有化するものであり、
    前記出力用開閉手段は、前記電圧検出用のキャパシタの一方及び他方の電極のそれぞれを前記光絶縁手段の1次側の一方及び他方の入力端子のそれぞれに接続する第1の接続状態と、前記電圧検出用のキャパシタの一方及び他方の電極のそれぞれを前記光絶縁手段の1次側の他方及び一方の入力端子のそれぞれに接続する第2の接続状態とを実現可能な手段であることを特徴とする請求項記載の組電池の状態監視装置。
JP2009088643A 2009-04-01 2009-04-01 組電池の状態監視装置 Expired - Fee Related JP5251682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009088643A JP5251682B2 (ja) 2009-04-01 2009-04-01 組電池の状態監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009088643A JP5251682B2 (ja) 2009-04-01 2009-04-01 組電池の状態監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010243156A JP2010243156A (ja) 2010-10-28
JP5251682B2 true JP5251682B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=43096332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009088643A Expired - Fee Related JP5251682B2 (ja) 2009-04-01 2009-04-01 組電池の状態監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5251682B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5502918B2 (ja) * 2011-10-13 2014-05-28 株式会社日本自動車部品総合研究所 組電池の充放電装置
JP5672229B2 (ja) * 2011-12-26 2015-02-18 株式会社デンソー 電池監視装置
CN106199452B (zh) * 2016-08-24 2018-11-30 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种动力锂离子电池功能状态估算方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0984212A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Seiko Epson Corp 電気自動車の電源装置
JP4508145B2 (ja) * 2006-04-10 2010-07-21 株式会社デンソー 組電池の管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010243156A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10177579B2 (en) Battery management system for transmitting secondary protection signal and diagnosis signal using a small number of insulation elements
CN101714649B (zh) 电池部件以及使用了该电池部件的电池系统
CN101752619B (zh) 二次电池保护集成电路装置、二次电池保护模块和电池组
US20130141828A1 (en) Power source apparatus formed by combining a plurality of modules
US9434272B2 (en) Battery management system
KR101680193B1 (ko) 고장 발생 여부의 분석이 가능한 신호를 출력하는 배터리 관리 시스템 및 이를 포함하는 배터리 구동 시스템
JP5251682B2 (ja) 組電池の状態監視装置
JP2011147203A (ja) 充電電池の過充電保護装置
US8138719B2 (en) Battery state monitoring circuit and battery device
CN110994744A (zh) 一种多电池充放电控制装置和系统
KR20210022418A (ko) 배터리 시스템 및 배터리 시스템의 운용 방법
CN211830247U (zh) 一种多电池充放电控制装置和系统
CN103872655A (zh) 充电电池的保护电路及其控制方法
KR20170051060A (ko) 배터리 팩의 직병렬 동작 제어 방법
KR20210047750A (ko) 배터리 관리 시스템 및 밸런싱 방법
CN203787946U (zh) 充电电池的保护电路
CN113541271A (zh) 一种电池组的充放电控制电路、电源以及用电设备
CN116885812A (zh) 一种电池单元、电池模块、电池簇和电池包
KR20150048006A (ko) 적은 수의 절연소자를 사용하여 2차 보호 신호 및 진단 신호를 전송할 수 있는 배터리 관리 시스템
KR20150048005A (ko) 적은 수의 절연소자를 사용하여 2차 보호 신호 및 진단 신호를 전송할 수 있는 배터리 관리 시스템
KR20150048007A (ko) 적은 수의 절연소자를 사용하여 2차 보호 신호 및 진단 신호를 전송할 수 있는 배터리 관리 시스템
KR20150048008A (ko) 적은 수의 절연소자를 사용하여 2차 보호 신호 및 진단 신호를 전송할 수 있는 배터리 관리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5251682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees