JP5251325B2 - 波長分割多重光伝送システム、光ファイバケーブル及び接続機器 - Google Patents

波長分割多重光伝送システム、光ファイバケーブル及び接続機器 Download PDF

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Description

本発明は、波長分割多重システム、光ファイバケーブル及び接続機器に関する。
近年、光伝送システムの分野において、異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重システムが提供されている(例えば、特許文献1)。この波長分割多重光伝送システムの波長分割多重装置内において、波長変換用光送受信機(以下、トランスポンダと称する)と合分波器とを接続するためのインタフェースとして、多くの装置が、入力用と出力用との2つのインタフェース(アダプタ)を備えている。
また、トランスポンダと合分波器とは、入力用の光ファイバケーブルと、出力用の光ファイバケーブルとの2本のケーブルにより、他の装置と接続する。また、この2本の光ファイバケーブルは、多重波長数に応じたケーブル本数となる。これらの光ファイバケーブルを接続する接続作業者は、接続対象のアダプタに光ファイバケーブルを接続する際、多数の光ファイバケーブルのうち、接続対象のアダプタに対応するケーブルを識別して接続することとなる。
図4は、光ファイバケーブルの識別方法の例を示す図である。同図に示す光ファイバケーブル10cにおいて、例えば、ケーブルの一端の入力側光コネクタ6−1cと、他端の出力側光コネクタ7−2cとに、それぞれ光ファイバケーブル10cであることを示す識別情報が記載されたタグ300c、303cを付す。同様に光ファイバケーブル11cに、光ファイバケーブル11cの識別情報が記載されたタグ301cとタグ302cとを付す。このように、各ケーブルの識別情報を記載したタグ等を用いることで、接続作業者が、いずれの波長に対応する光ファイバケーブルであるかを識別することができる。
また、入力側光コネクタ6−1cと、出力側光コネクタ7−2cとで、光コネクタ筐体自身に異なる色付けを行うことにより、入力側と出力側とのいずれの光コネクタであるかを識別可能とする方法もある。他の例としては、ブーツや、光ファイバ8Acと光ファイバ8Bcとで異なる色づけを行うことなどにより、入力用と出力用とのいずれであるか、いずれの波長のケーブルであるかを接続作業者に識別させる。
特開平11−252048号公報
しかしながら、タグを用いた識別方法において、大容量光伝送を実現する目的で多重波長数を拡大する場合、多重波長数に応じてケーブル本数が増大するため、波長分割多重装置内により広いタグ取付けスペースを確保する必要がある。これにより、多重波長数の増大によるタグ収容スペース確保のため、装置を小型化できないという問題がある。
また、同時に、装置内のタグや、ケーブル等の色などの数が増大するため、接続作業者が目視により識別することも難しい状態となる。これにより、隣接波長の光ファイバケーブルを取り違えることにより誤接続や誤抜去が発生したり、入力用と出力用とを取り違えることによる光ファイバケーブルの誤接続や誤抜去が発生しているという問題がある。誤抜去に関しては、光分岐・挿入装置において、誤抜去による運用中の信号への影響が大きな問題となっている。このため、ケーブル抜去時に運用中波長が導通していないことを確認、識別する必要があるため、作業に時間が掛かるという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題解決する波長分割多重光伝送システム、光ファイバケーブル及び接続機器を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の第1の形態によると異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムであって、光信号を送受信する第1の接続機器と、光信号を送受信する第2の接続機器と、前記第1の接続機器と前記第2の接続機器とを接続する光ファイバケーブルとを備え、前記第1の接続機器、及び前記第2の接続機器は、前記光ファイバケーブルが接続されるアダプタと、前記アダプタに接続された前記光ファイバケーブルの抜去時に、電圧、及び点灯制御信号を出力する出力手段とを備え、前記光ファイバケーブルは、光信号の伝送媒体となる信号線の光ファイバと、前記光ファイバの一端に設けられて、前記第1の接続機器のアダプタに接続される第1の光コネクタと、前記光ファイバの他端に設けられて、前記第2の接続機器のアダプタに接続される第2の光コネクタと、前記第1の光コネクタに設けられて、前記第1の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第1の電気接点と、前記第2の光コネクタに設けられて、前記第2の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第2の電気接点と、前記第1の光コネクタにそれぞれ設けられ、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第1のLEDと、前記第2の光コネクタに設けられて、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第2のLEDと、前記第1の電気接点、又は前記第2の電気接点が入力した電圧、及び点灯制御信号前記第1のLED、及び前記第2のLEDへ出力する電気配線とを備える。
本発明の第2の形態によると異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムにおいて、光信号を送受信する第1の接続機器と光信号を送受信する第2の接続機器とを接続する光ファイバケーブルであって、光信号の伝送媒体となる信号線の光ファイバと、前記光ファイバの一端に設けられて、前記第1の接続機器のアダプタに接続される第1の光コネクタと、前記光ファイバの他端に設けられて、前記第2の接続機器のアダプタに接続される第2の光コネクタと、前記第1の光コネクタに設けられて、前記第1の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第1の電気接点と、前記第2の光コネクタに設けられて、前記第2の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第2の電気接点と、前記第1の光コネクタにそれぞれ設けられ、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第1のLEDと、前記第2の光コネクタに設けられて、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第2のLEDと、前記第1の電気接点、又は前記第2の電気接点が入力した電圧、及び点灯制御信号前記第1のLED、及び前記第2のLEDへ出力する電気配線とを備える。
本発明の第3の形態によると異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムにおいて、光ファイバケーブルに接続される接続機器であって、前記光ファイバケーブルが接続されるアダプタと、前記アダプタに接続された前記光ファイバケーブルの抜去時に、電圧、及び点灯制御信号を出力する出力手段とを備える。
本発明によれば、波長分割多重光伝送システムに用いられる光ファイバケーブルにおいて、両端のコネクタが、各々、電圧の印加により発光する発光素子を備えることとした。これにより、発光素子を発光させることにより、作業対象である光ファイバケーブルを作業者に知らせることが可能になるという効果がある。
また、本発明によれば、光ファイバケーブルが2本の光ファイバを備え、両端のコネクタがそれぞれ入力側コネクタ部と、出力側コネクタ部とを備えることにより、入出力光コネクタの一体化を行うようにした。これにより、誤接続、誤抜去の機会を半分に削減することが可能になるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態による波長分割多重光伝送システムを図1を参照して説明する。図1は、本実施形態による波長分割多重光伝送システムに用いられる通信線としての光ファイバケーブルの構成と、ケーブルの接続先の装置に設けられるアダプタと、システムを制御する装置としてのシステム監視装置30との対応関係を示す概略図である。
まず、光ファイバケーブル10の構成について説明する。光ファイバケーブル10は、電気配線5と、一方のケーブル端にLED(Light Emitting Diode)付き光コネクタ1と、他方のケーブル端にLED付き光コネクタ2と、クロスさせた光ファイバ8Aと光ファイバ8Bとを備える通信ケーブルであり、接続機器3と接続機器4とを接続する。
光ファイバケーブル10において、LED付き光コネクタ1の接続先を接続機器3とし、LED付き光コネクタ2の接続先を接続機器4とする。
光ファイバケーブル10において、電気配線5は、LED付き光コネクタ1が備えるLED21とLED付き光コネクタ2が備えるLED22とに点灯制御信号を出力したり、電圧を印加したりする。
光ファイバケーブル10において、LED付き光コネクタ1とLED付き光コネクタ2とは、同様の構成であるため、符号に異なる符号末尾を付し、LED付き光コネクタ1を代表例としてその構成を説明する。
LED付き光コネクタ1は、入力側光コネクタ6−1と出力側光コネクタ7−1との2つのコネクタ部と、LED21と、端子24−1aと、端子24−1bとを備え、接続先の装置が備えるアダプタに嵌合する。
LED付き光コネクタ1が備える入力側光コネクタ6−1は、光ファイバ8Aからの光信号を接続機器3に入力する。また、出力側光コネクタ7−1は、接続機器3から出力される光信号を光ファイバ8Bに出力する。
LED21は、電気配線5から印加される電圧、及び、点灯制御信号により点灯する発光素子としての発光ダイオードである。
端子24−1aと端子24−1bとは、電気配線5への電圧の印加や、点灯制御信号入力を仲介する電気接点である。
光ファイバケーブル10において、光ファイバ8A、8Bは光信号の伝送媒体となる信号線であり、LED付き光コネクタ1とLED付き光コネクタ2とをクロス接続する。クロス接続の一例として、LED付き光コネクタ1側の入力側光コネクタ6−1に光ファイバ8Aが接続し、出力側光コネクタ7−1に光ファイバ8Bが接続する。一方、LED付き光コネクタ2側において、入力側光コネクタ6−2に光ファイバ8Bが接続し、出力側光コネクタ7−2に光ファイバ8Aが接続する。
このように、光ファイバケーブル10において、入出力光コネクタを一体化した構成とすることにより、誤接続、誤抜去の機会を半分に削減することが可能になる。
上述した各構成により、光ファイバケーブル10は、LED付き光コネクタ1、又は、LED付き光コネクタ2の少なくともいずれか一方において、電気配線5へ電圧が印加されると、LED21とLED22との双方が点灯する。これにより、複数の光ファイバケーブル10が多数入り組んで存在し、目視やケーブルをたどることなどにより一方のコネクタに対向するコネクタを識別することが困難である場合であっても、対応するコネクタがそれぞれ備える発光素子の双方を点灯させることで、接続作業者に容易にケーブルを識別させることが可能になるという効果がある。
ここで、光ファイバケーブル10が備える電気配線5への電圧の印加、点灯制御信号の入力方法は、コネクタが備える電気接点を介して行う方法であればいずれの方法でも適用可能であり、例えば、LED付き光コネクタ1の端子24−1aと端子24−1bとに、電圧、点灯制御信号を入力する電気配線(例えば、接続機器3が備える電気配線25−3)を直接接続することでもよい。また、接続先の装置、例えば、接続機器3が備えるアダプタに、予め端子24−1aと端子24−1bとへの電気接点端子を備えることでもよい。本実施形態においては、接続機器3、4のそれぞれが、電圧、点灯制御信号を出力する電気接点端子を備える場合を例に説明する。
なお、光ファイバケーブル10が、光信号を入力する入力側光コネクタ6−1(6−2)と、光信号を出力する出力側光コネクタ7−1(7−2)とを一体化する構成にしたことにより、光ファイバケーブル10と接続する接続機器3若しくは接続機器4において、入力用と出力用とのアダプタの物理的な位置関係が固定される。
なお、接続機器3と接続機器4とは同様の構成であるため、符号に異なる符号末尾を付し、接続機器3を代表例として説明する。
接続機器3は、例えば、波長分割多重光伝送システムに用いられるSLT(Subscriber Line Terminal;光加入者線端局装置)や、OADM(Optical Add Drop Multiplexer;光分岐挿入装置)などの装置内部に備えられる合分波器や、トランスポンダなど、光信号を送受信する装置である。
接続機器3は、光ファイバケーブル10を接続するための接続手段として、駆動スイッチ26−3と光アダプタ9−3とを有する接続インタフェース部300を備える。
光アダプタ9−3は、接点端子23−3a、23−3bと、入力側光アダプタ96−3と、出力側光アダプタ97−3とを備える。光アダプタ9−3は、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタと嵌合するアダプタであり、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ2側が嵌合する装置と光信号による通信を行う。
光アダプタ9−3において、入力側光アダプタ96−3は、LED付き光コネクタ1の入力側光コネクタ6−1と嵌合し、光ファイバケーブル10を介して入力される接続機器4からの光信号入力を受け付ける。同様に、出力側光アダプタ97−3は、出力側光コネクタ7−1と嵌合し、光信号を光ファイバケーブル10を介して接続機器4へ出力する。
接点端子23−3a、23−3bは、LED付き光コネクタ1嵌合時にLED付き光コネクタ1が備える端子24−1a、24−1bと電気的に導通する電気接点であり、光ファイバケーブル10の電気配線5への電圧の印加や、点灯制御信号を入力する。
駆動スイッチ26−3は、ケーブルの接続作業者の操作により、光アダプタ9−3に嵌合する光ファイバケーブル10が備えるLED21、22の点灯、消灯を切り換えるスイッチである。
また、接続機器3は、電源を備え、システム監視装置30に接続しており、システム監視装置30からの点灯制御信号の入力に基づき、光アダプタ9−3に接続する光ファイバケーブル10に対し、接点端子23−3a、23−3bを介して電源から電気配線5に電圧の印加と、点灯制御信号の出力とを行うことにより、LED21、22を点灯させる。
なお、接続機器3は、LED21、22の点灯を制御する手段として、接点端子23−3a、23−3bのほかに、電気配線25−3を備える構成としてもよい。
電気配線25−3は、LED付き光コネクタ1の端子24−1a、24−1bに直接接続し、接続機器3から電気配線5へ電圧を印加し、点灯制御信号を出力する。
接続機器3が電気配線25−3を備えることにより、接続作業者は、光アダプタ9−3に光ファイバケーブル10のコネクタを嵌合させることなくLED21、22を点灯させることが可能になるという効果がある。
図1において、LED付き光コネクタ1、2がLED21、22を備え、LED21、22を点灯させることにより、抜去若しくは作業対象となる光ファイバケーブル10のコネクタであることを接続作業者に通知することが可能になる。
また、タグや、ケーブル等への色づけ等による識別方法では、接続作業者に識別させるために一定量以上の光量が必要であり、光量が確保できない場合、ペンライト等の光源を別途用いなければならない。さらに、この場合、光源の波長特性により、ケーブル等に付与された色の反射色が通常の照明条件と異なる色となり、識別が困難となることがある。
上述したように、本実施形態において、光ファイバケーブル10自身が発光素子であるLED21、22を備えることにより、作業対象の装置内への光量が確保できない場合であっても、接続作業者が容易に対象の光ファイバケーブル10を識別することが可能になるという効果がある。
また、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ1、2は、光信号の入力側のコネクタと出力側のコネクタとを一体化したことにより、光信号の入出力を入れ違うことによる誤接続を防止することが可能になる効果がある。また、光ファイバ8Aと光ファイバ8Bとの2本を1組とするため、LED21、22を点灯させるための電気配線5は、2本のファイバに対し、一対あればよいことから、ケーブル単価の上昇を抑制することが可能になる。
次に、上述した本発明の一実施形態による光ファイバケーブル10の適用例について図2を用いて説明する。
図2は、異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムにおいて、波長の分割多重を行う波長分割多重装置としての端局装置100、101と、波長毎に光信号の分岐・挿入を行う分岐・挿入装置としての分岐/挿入装置200との構成の概略を示す図である。
同図に示す波長分割多重光伝送システムの端局装置100は、多重する波長の数に対応するトランスポンダ40〜43を備える。トランスポンダ40〜43は、各々入力用のケーブルと、出力用のケーブルとの2本により、合分波器50に接続する。また、合分波器50は、入力される波長の異なる光信号を多重する多重部51と、入力される多重光信号から各波長の光信号に分波する分波部52とを備える。
また、端局装置100は、多重光信号の光レベルを増幅し伝送路71に送出する送信用光増幅部61と伝送路73から受信した多重光信号を増幅する受信用光増幅部62を一体化した送受信光増幅器60を備える。なお、端局装置100と端局装置101とは同様の構成である。
分岐/挿入装置200は、送受信光増幅器60と合分波器50とを端局装置100側と端局装置101側とにそれぞれ備え、トランスポンダ80とトランスポンダ81とを備える。分岐/挿入装置200は、伝送路71から受信した多重光信号から特定波長光信号のみ分波しトランスポンダ80にて受信させ、他の波長光信号は伝送路72に送出したり、トランスポンダ81からの特定波長光信号のみを伝送路71から受信した多重光信号に多重し、伝送路72に送出させる。
同様に、分岐/挿入装置200は、伝送路74から受信した多重光信号から特定波長光信号のみ分波しトランスポンダ81にて受信させ、他の波長光信号は伝送路73に送出したり、トランスポンダ80からの特定波長光信号のみを伝送路74から受信した多重光信号に多重し、伝送路73に送出させる。
同図に示すように、端局装置100、101、分岐・挿入装置200内には、光ファイバケーブルによる接続が多数存在する。
例えば、端局装置100のトランスポンダ40において、信号出力用のアダプタに接続されたケーブルが合分波器50の多重部51に接続され、一方、光信号を受信するための信号受信用アダプタに接続されたケーブルが分波部52に接続される。
ここで、トランスポンダ40〜43各々が入力用と出力用とのケーブルにより合分波器50と接続するため、端局装置100装置内に多数のケーブルが入り組んで接続された状態となる。このような状況下において、例えば、トランスポンダ42のケーブルを交換する作業を想定する。この場合、トランスポンダ42が備える入力用のアダプタと、出力用のアダプタとから、接続作業者がそれぞれケーブルを抜去し、新しい2本のケーブルを接続することとなる。
しかし、トランスポンダ40〜43は同様の構成であり、外観で識別することが困難であるため、隣接する波長の光信号を受信するトランスポンダ41など、トランスポンダ42付近に接続されているケーブルを誤抜去してしまう場合がある。また、新しいケーブルを接続する際に、入力側のアダプタと出力側のアダプタとを取り違えて接続してしまう場合がある。
このように、トランスポンダ40〜43と、合分波器50との間のように複数のケーブルが集中するような箇所に、上述した実施形態の光ファイバケーブル10と、光ファイバケーブル10を接続する接続インタフェース部300、400とを適用する。
すなわち、トランスポンダ40〜43は、各々、接続インタフェース部300を備える。また、合分波器50は、トランスポンダ40〜43の数、すなわち、多重化する波長の数と同数の波長ごとの接続インタフェース部400とを備える。そして、トランスポンダ40〜43各々が、1本ずつの光ファイバケーブル10により合分波器50と接続する。
このように構成することにより、トランスポンダ40〜43と合分波器50との間のケーブル本数を半減させることが可能になるという効果がある。また、例えば、上述したトランスポンダ42に接続する光ファイバケーブル10を交換する場合、システム監視装置30から入力される点灯制御信号や、接続インタフェース部300が備える駆動スイッチ26−3などにより、光ファイバケーブル10のLED21、LED22を点灯させることにより、接続作業者に複数のケーブルのうち、作業対象のケーブルを容易に識別させることが可能になる。
また、新たな光ファイバケーブル10を接続する場合、光ファイバケーブル10が入力用と出力用とのケーブルとを束ねた構成であることにより、入出力用のアダプタを取り違えることによる誤接続を防止することが可能である。
なお、端局装置100において、合分波器50と送受信光増幅器60との間を接続するケーブルとして光ファイバケーブル10を適用することも可能である。なお、端局装置100と、端局装置101とは同様の構成であり、同様に、端局装置101の送受信光増幅器60と合分波器50との間や、合分波器50とトランスポンダ90〜93との間を接続するケーブルとして、光ファイバケーブル10を適用することが可能である。
また、受信する波長多重化された光信号から一部の波長の信号を抽出し、分岐させたり、受信する光信号にさらに他の波長の光信号を多重化させたりする分岐/挿入装置200においても光ファイバケーブル10を適用可能である。
分岐/挿入装置200において、端局装置100側(以下、WEST側と称する)への光信号の送受信に用いる送受信光増幅器60と合分波器50との間や、端局装置101側(以下、EAST側と称する)への光信号の送受信に用いる合分波器50と送受信光増幅器60との間に光ファイバケーブル10を適用することが可能である。
また、分岐/挿入装置200において、WEST側の合分波器50と、EAST側の合分波器50との間に光ファイバケーブル10を適用することが可能である。ここで、同一の波長の入出力用の2本の信号線を一組とする、ケーブルペア10−0、10−1、10−2、・・・、10−3に、各々光ファイバケーブル10を適用することとなる。
また、分岐/挿入装置200が分岐・挿入する信号を入出力するトランスポンダ80、81についても同様である。すなわち、WEST側の合分波器50とトランスポンダ80との間と、トランスポンダ81とEAST側の合分波器50との間とに、それぞれ光ファイバケーブル10を適用することが可能である。
なお、上述した端局装置100、101、分岐/挿入装置200の内部において、光ファイバケーブル10が接続する構成部は、接続する光ファイバケーブル10と同数の接続インタフェース部300を備える。
また、端局装置100、分岐/挿入装置200、端局装置101が、それぞれシステム監視装置30に接続し、システム監視装置30側から各装置が備える光ファイバケーブル10への点灯制御信号の送信することにより、接続作業者に遠隔地から作業対象の光ファイバケーブル10を通知することが可能である。
上述したように、図2において、光ファイバケーブル10の接続作業において、抜去可能なケーブルか否か、接続先に対応した適切なケーブルか否かをLED21、22の点灯により接続作業者が直接目視確認できることから、スムーズに作業を実施でき、誤抜去・誤接続を防止することが可能になるという効果がある。特に、ケーブルが密集する箇所(例えば、トランスポンダ40〜43と合分波器50との間)に好適である。
また、分岐/挿入装置200における、ケーブルの抜去作業時に、システム監視装置30が点灯制御信号を送信することでLED21、22を点灯させることにより、抜去対象光コネクタを接続作業者に事前に確認させることが容易に可能となる。
また、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ1が備える入力側光コネクタ6−1、出力側光コネクタ7−1は、各々、対抗端のLED付き光コネクタ2が備える出力側光コネクタ7−2、入力側光コネクタ6−2に接続されるように2本の光ファイバ8A、8Bを接続するようにした。これにより、一般的な二芯双方向通信を行うリングネットワーク構成で使用される装置構成を実現する。上述の図2に示したように、WEST側の合分波器50とEAST側の合分波器50との両機器間接続において、光ファイバケーブル10を適用することにより二芯双方向通信が可能となり、分岐/挿入装置200内に同様の構成となる2つの合分波器50を適用することが可能になるという効果がある。
なお、本発明の他の実施形態として、さらに工夫した監視制御システムについて説明する。図1において、システム監視装置30は光ファイバケーブル10で接続された接続機器3と接続機器4とを同時監視する。そして、システム監視装置30が接続装置3に点灯制御信号を送信し、接続機器3が点灯制御信号を送出する。光ファイバケーブル10を介して接続されている接続機器4は、点灯制御信号を受信すると、システム監視装置30に対し点灯制御信号を受信したことを通知する信号を送信する。
このようにすることで、システム監視装置30において、光ファイバケーブル10を介し接続されている二つの接続機器3と接続機器4との接続状況の情報を取得することが可能になる。これにより、システム監視装置30は、確認点灯制御信号に対する応答がない場合にコネクタ外れであることと判定することや、本来通知されるべき装置以外からの通知を受信することにより、誤接続が発生していることと判定したりすることが可能になるという効果が得られる。
また、本発明の他の実施形態として、外部の電源装置により、光ファイバケーブル10のLED21、22を点灯させる場合について説明する。図3は、光ファイバケーブル10に外部の電源装置により電圧が印加され、LED21、22が点灯する場合の模式図である。同図において、電源供給治具250−1は、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ1が備える端子24−1a、24−1bに電気的に導通する電気的接点を備え、この電気的接点から光ファイバケーブル10の電気配線5に電圧を印加してLED21、22を点灯させる電源装置である。
例えば、図2の端局装置100が備える合分波器50の交換など、図3に示すパッケージの交換時などにおいて、複数の光ファイバケーブル10の片側が開放されている場合に、開放されている側のLED付き光コネクタ1に、上述した電源供給治具250−1を接続し、LED21とLED22とを点灯させることができる。これにより、接続作業者は、開放されているLED付き光コネクタ1に対応するLED付き光コネクタ2の接続先のアダプタを識別することができ、新たなパッケージのいずれのアダプタに接続すべきであるかを把握することが可能になるという効果がある。
なお、上述した光ファイバケーブル10が備えるLED21、22は、LED付き光コネクタ1、2にそれぞれ1つずつ備えることとして説明したが、これに限られず、例えば、複数のLED、特に、発光色の異なるLEDなど、複数の発光素子を備えることとしてもよい。また、LED21、22は、複数の発光色を呈するようにしてもよい。
また、LED21、22における、点灯方法として、連続点灯や、点滅や、異なる点滅間隔などにより点灯させてもよい。このように、複数の発光素子の組合せや、複数の発光色、複数の点灯方法などにより、接続作業者に対し、エラーや状態などの情報を通知することが可能になる。また、このような異なる点灯方法を用いることにより、各々光ファイバケーブル10ごとに異なる点灯方法により、複数の光ファイバケーブル10を同時に点灯させることも可能である。
また、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ1、2は、例えば、光ファイバ8A、8Bを分岐させ、分岐先に光受光器を備えることにより、光ファイバ8A、8Bが光信号による通信中であるか否かを判定し、LED21、22を点灯させるようにしてもよい。例えば、上述の実施形態の点灯と異なり、通信中である場合にLED21、22を点灯させる場合、接続作業者に通信中のケーブルであることを通知することが可能になり、通信中の光ファイバケーブル10の誤抜去を防止することが可能になる。また、接続先の装置が備える接続インタフェース部300において、光アダプタ9−3が光信号の送受信中である場合にLED21、22を常に点灯させるようにすることでもよい。
なお、上述の実施形態において、波長分割多重光伝送システムに用いられる光ファイバケーブル10にLED21、22を備えることとして説明したが、これに限られず、例えば、電源コード、LAN(Local Area Network)ケーブルなどの通信ケーブルや、映像・音響機器などを接続するRCAケーブルなどに適用することも可能である。特に、同種の複数のケーブルが密集する場合に、本発明を適用することで、接続作業者に容易にケーブルを識別させることが可能になる。
上述したように、ケーブルの正常接続性を確認する手段として、光ファイバケーブル10のLED付き光コネクタ1、2に発光素子(例えば、LED)を備え、接続先の装置にLED付き光コネクタ1、2が備える発光素子の点灯を制御する構成を備えることにより、光伝送システムにおけるケーブルの誤接続、誤抜去を防止することができ、保守作業の容易化、及びシステム監視と連携した保守作業を実現する波長分割多重光伝送システムを提供することが可能になる。
なお、本発明に記載のアダプタは、光アダプタ9−3、9−4に対応し、本発明に記載のコネクタは、LED付き光コネクタ1、2に対応し、本発明に記載の光ファイバケーブルは、光ファイバケーブル10に対応し、本発明に記載の発光素子は、LED21、22に対応し、本発明に記載の供給部は、電気配線5と、端子24−1a、24−1b、24−2a、24−2bとの組合せに対応し、本発明に記載の第1の装置は、接続機器3に対応し、本発明に記載の第2の装置は、接続機器4に対応し、本発明に記載の第1の光ファイバは、光ファイバ8Aに対応し、本発明に記載の第2の光ファイバは、光ファイバ8Bに対応し、本発明に記載の入力側コネクタ部は、入力側光コネクタ6−1、6−2に対応し、本発明に記載の出力側コネクタ部は、出力側光コネクタ7−1、7−2に対応し、本発明に記載の入力側アダプタ部は、入力側光アダプタ96−3、96−4に対応し、本発明に記載の出力側アダプタ部は、出力側光アダプタ97−3、97−4に対応し、本発明に記載の電圧印加部は、電気配線25−1、25−2、接点端子23−3a、23−3b、23−4a、23−4bに対応し、本発明に記載のシステム監視装置は、システム監視装置30に対応し、本発明に記載のアダプタ装置は、接続インタフェース部300、接続インタフェース部400に対応する。
なお、上述のシステム監視装置30、接続機器3、及び、接続機器4は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、システム監視装置30、接続機器3、接続機器4の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による波長分割多重光伝送システムの光ファイバケーブル10と接続機器3と接続機器4との構成を示す図である。 同実施形態における波長分割多重光伝送システムに対する光ファイバケーブル10の適用例を示す図である。 外部の電源装置である電源供給治具250−1により電圧が印加され、LED21、22が点灯する場合を示す模式図である。 一般的な光ファイバケーブルの識別方法を示す模式図である。
符号の説明
3、4、3c、4c 接続機器
300、400 接続インタフェース部
26−3、26−4 駆動スイッチ
9−3、9−4 光アダプタ
96−3、96−4、96−3c、96−4c 入力側光アダプタ
97−3、97−4、97−3c、97−4c 出力側光アダプタ
23−3a、23−3b、23−4a、23−4b 接点端子
25−1、25−2 電気配線
10、10c、11c 光ファイバケーブル
1、2 LED付き光コネクタ
5 電気配線
6−1、6−2、6−1c、6−2c 入力側光コネクタ
7−1、7−2、7−1c、7−2c 出力側光コネクタ
8A、8B、8Ac、8Bc 光ファイバ
24−1a、24−1b、24−2a、24−2b 端子
21、22 LED
250−1 電源供給治具
30 システム監視装置
100、101 端局装置
200 分岐/挿入装置
40、41、42、43、80、81、90、91、92、93 トランスポンダ
50 合分波器
51 多重部
52 分波部
60 送受信光増幅器
61 送信用光増幅部
62 受信用光増幅部
71、72、73、74 伝送路

Claims (8)

  1. 異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムであって、
    光信号を送受信する第1の接続機器と、
    光信号を送受信する第2の接続機器と、
    前記第1の接続機器と前記第2の接続機器とを接続する光ファイバケーブルと
    を備え、
    前記第1の接続機器、及び前記第2の接続機器は、
    前記光ファイバケーブルが接続されるアダプタと、
    前記アダプタに接続された前記光ファイバケーブルの抜去時に、電圧、及び点灯制御信号を出力する出力手段と
    を備え、
    前記光ファイバケーブルは、
    光信号の伝送媒体となる信号線の光ファイバと、
    前記光ファイバの一端に設けられて、前記第1の接続機器のアダプタに接続される第1の光コネクタと、
    前記光ファイバの他端に設けられて、前記第2の接続機器のアダプタに接続される第2の光コネクタと、
    前記第1の光コネクタに設けられて、前記第1の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第1の電気接点と、
    前記第2の光コネクタに設けられて、前記第2の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第2の電気接点と、
    前記第1の光コネクタにそれぞれ設けられ、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第1のLEDと、
    前記第2の光コネクタに設けられて、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第2のLEDと、
    前記第1の電気接点、又は前記第2の電気接点が入力した電圧、及び点灯制御信号前記第1のLED、及び前記第2のLEDへ出力する電気配線
    を備える波長分割多重光伝送システム。
  2. 前記光ファイバは、
    第1の接続機器が出力する光信号を前記第2の接続機器に入力する第1の光ファイバと、
    前記第2の接続機器が出力する光信号を前記第1の接続機器に入力する第2の光ファイバと
    を備え、
    前記第1の光コネクタは、
    前記第1の接続機器に光信号を入力する入力側コネクタ部と、
    前記第1の接続機器から出力される光信号を入力する出力側コネクタ部と
    を備え、
    前記第2の光コネクタは、
    前記第2の接続機器に光信号を入力する入力側コネクタ部と、
    前記第2の接続機器から出力される光信号を入力する出力側コネクタ部と
    を備え、
    前記第1の光ファイバは、前記第2の光コネクタの入力側コネクタ部と、前記第1コネクタの出力側コネクタ部とに接続され、
    前記第2の光ファイバは、前記第1の光コネクタの入力側コネクタ部と、前記第2の光コネクタの出力側コネクタ部とに接続される
    請求項1に記載の波長分割多重光伝送システム。
  3. 前記アダプタは、
    前記入力側コネクタ部から出力される光信号を入力する入力側アダプタ部と、
    前記出力側コネクタ部に光信号を出力する出力側アダプタ部と
    を備える請求項2に記載の波長分割多重光伝送システム。
  4. 前記出力手段は、前記アダプタに設けられてい
    請求項3に記載の波長分割多重光伝送システム。
  5. 前記第1の接続機器及び前記第2の接続機器に接続されるシステム監視装置
    を更に備え、
    前記システム監視装置は、前記出力手段に電圧の印加を要求する制御信号を前記第1の接続機器、又は前記第2の接続機器に送信し、
    前記第1の接続機器及び前記第2の接続機器は、前記システム監視装置から受信する前記制御信号に応じて、自装置が備える前記出力手段に電圧を印加させる
    請求項4に記載の波長分割多重光伝送システム。
  6. 前記第1の接続機器は、前記第2の接続機器から出力された点灯制御信号を、前記光ファイバケーブルを介して受信した場合、前記システム監視装置に点灯制御信号を受信したことを通知する信号を送信し、
    前記第2の接続機器は、前記第1の接続機器から出力された点灯制御信号を、前記光ファイバケーブルを介して受信した場合、前記システム監視装置に点灯制御信号を受信したことを通知する信号を送信する
    請求項5に記載の波長分割多重光伝送システム。
  7. 異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムにおいて、光信号を送受信する第1の接続機器と光信号を送受信する第2の接続機器とを接続する光ファイバケーブルであって、
    光信号の伝送媒体となる信号線の光ファイバと、
    前記光ファイバの一端に設けられて、前記第1の接続機器のアダプタに接続される第1の光コネクタと、
    前記光ファイバの他端に設けられて、前記第2の接続機器のアダプタに接続される第2の光コネクタと、
    前記第1の光コネクタに設けられて、前記第1の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第1の電気接点と、
    前記第2の光コネクタに設けられて、前記第2の接続機器の出力手段と電気的に導通した場合に、電圧、及び点灯制御信号を入力する第2の電気接点と、
    前記第1の光コネクタにそれぞれ設けられ、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第1のLEDと、
    前記第2の光コネクタに設けられて、電圧、及び点灯制御信号により点灯する第2のLEDと、
    前記第1の電気接点、又は前記第2の電気接点が入力した電圧、及び点灯制御信号前記第1のLED、及び前記第2のLEDへ出力する電気配線
    を備える光ファイバケーブル。
  8. 異なる波長を波長分割多重することで、大容量光伝送を可能とする波長分割多重光伝送システムにおいて、光ファイバケーブルに接続される接続機器であって、
    前記光ファイバケーブルが接続されるアダプタと、
    前記アダプタに接続された前記光ファイバケーブルの抜去時に、電圧、及び点灯制御信号を出力する出力手段と
    を備える接続機器
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