JP5249414B2 - コンテキストベースの通信サービスを提供するための方法及び通信システム - Google Patents

コンテキストベースの通信サービスを提供するための方法及び通信システム Download PDF

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Description

本願発明は、通信サービスの分野に関する。特に、本願発明は、通信ネットワークの端末にコンテキストベースサービスを提供するための方法に関する。更に、本願発明は、上記の方法を実施するために構成されたコンテキストサーバ、端末、及び通信システムに関する。
通信ネットワークにより、多くのデータサービス(例えば、インターネットアクセス、電子メール、メッセージの交換、ビデオオンデマンド)及び電話サービス(例えば、発呼及び電話会議)のうちの一方又は双方をユーザに提供することができることが知られている。
ユーザは、端末を用いてそのようなサービスにアクセスすることができ、端末は、固定端末(即ち、有線接続を介してサービスを分散する通信ネットワークに接続された端末)又は移動体端末(即ち、無線接続を介してサービスを分散する通信ネットワークに接続された端末)でよい。例示的な移動体端末は、GSM(Global System for Mobile communications;移動体通信用グローバルシステム)若しくはUMTS(Universal Mobile Telecommunication System;ユニバーサル移動体通信システム)の移動体、及びGSM若しくはUMTSのインターフェース、又はBluetooth若しくはWi−Fiのインターフェースを搭載したラップトップコンピュータである。
端末(特に、移動体端末)は、端末に関するコンテキスト情報を検出できるようにする幾つかのセンサを備え付けられていることが多い。以下の説明及び特許請求の範囲では、表現「端末に関するコンテキスト情報」とは、端末が置かれているコンテキスト(即ち環境及び動作ステータスのうちの一方又は双方)を示す1組の情報を表す。例示的なコンテキスト情報は、以下のものである。
−端末が位置されている地上座標。これは、移動体ネットワークによって(端末又はネットワークによって行われる測定に基づいて)検出することができ、又は端末に備え付けられたGPSデバイスによって検出することができ、端末の位置を決定できるようにする。
−端末が位置されている移動体セルの識別子。これは、任意のGSM又はUMTSの移動体によって検出することができ、端末の位置を示す。
−端末周囲の環境の光度、温度、及び湿度のうちの1つ以上。これらは、端末に装備された適切なセンサによって検出することができ、端末周囲の環境を示す(即ち、屋外環境であるか屋内環境であるか等)。
−端末が受ける加速度。これは、端末に装備された加速度計によって検出することができ、ユーザが移動しているか止まっているかを示す。
−端末周囲の環境内における他の端末の存在。これは、例えばBluetoothインターフェース又はWi−Fiインターフェースによって検出することができる(検出されるように、他の端末も、対応するインターフェースを搭載すべきである)。
近年、サービスプロバイダは、ユーザの端末からコンテキスト情報を収集し、それらのコンテキスト情報を処理して、端末のコンテキストに適合させることができるデータサービス及び電話サービスを提供することが可能となっている。以下の説明及び特許請求の範囲では、表現「コンテキストベースサービス」とは、端末からコンテキスト情報を獲得することができ、そのようなコンテキスト情報を使用して、自身を端末のコンテキストに適合させることができるデータサービス又は電話サービスを表す。
国際公開第2006/097778号は、移動体端末デバイスを用いて環境データを送信するための方法であって、環境データを検出するステップと、環境データを評価するステップと、評価された環境データを送信すべきかどうか判断するステップと、肯定の判断の場合に環境データを送信するステップとを含む方法を開示する。特に、各移動体端末デバイスは、サービスプロバイダにデータパケットを送信するため、及びサービスプロバイダからデータパケットを受信するための無線データインターフェースを搭載する。サービスプロバイダは、複数の移動体端末デバイスを送信元とする受信されたデータを記憶するためのデータ記憶モジュールを具備する。更に、各移動体端末デバイスは、環境データを検出して好ましくは記録するためのセンサを有する。これらの環境データは、湿度、輝度、温度、位置等を含むことがある。移動体端末デバイスは、環境データを記録し、それを評価するように適合されている。デバイスは、データが一時的に記憶されるか、サービスプロバイダに送信されるかを判断することができるようにされている。
米国特許公開第2007/006098号は、ユーザ位置データを決定するための地理的測位技術(例えばGPS)と、位置データに関係付けられるデータを探索してそれにアクセスし、ユーザコンテキストを生成して記憶することができるようにするための既存のネットワークベースウェブサイト(例えばインターネットウェブサイト)とを利用する方法を説明する。
国際公開第2002/093877号は、ユーザの環境を感知し、それに応答して、ユーザが知覚する環境にふさわしい有用な情報をユーザに提供するために、コンテキストインターフェース技法を移動電話又は無線デバイスが使用できるようにするコンテキスト依存(context sensitive)ウェブサービス方法を開示する。この方法は、無線デバイスの現在の環境を特徴付けるセンサ信号を受信するステップと、コンテキスト推論エンジンでセンサ信号を処理するステップと、コンテキスト推論エンジンによる処理からの現在のコンテキストに関する結果を出力するステップと、現在のコンテキストの結果に応答してユーザに有用な情報を提供するステップとを含む。
国際公開第2004/089006号は、移動局の少なくとも1つの条件の少なくとも一部を測定することができる少なくとも1つのセンサを含む、コンテキスト関連情報を管理するための移動局を開示する。この移動局は、(1つ又は複数の)条件の一部に基づいてコンテキスト関連情報を記憶することができるコンテキストエンジンも含み、コンテキストエンジンはまた、少なくとも1つのコンテキスト消費機能とのコンテキスト関連情報の交換を管理することもできる。この移動局は、更に、プライバシーエンジン、スクリプトエンジン、及び通信マネージャを含む。プライバシーエンジンは、コンテキスト関連情報の交換にセキュリティ及びプライバシーのうちの一方又は双方を提供することができる。スクリプトエンジンは、コンテキスト関連情報の少なくとも一部に関係する少なくとも1つのコンテキスト規則を実行することができる。通信マネージャは、コンテキスト関連情報の交換のために、移動局の外部の少なくとも1つのコンテキスト消費機能と通信することができる。
国際公開第2006/106303号は、コンテキストデータを処理するためのシステムであって、複数のデータ源からコンテキストデータを受信するための手段と、複数の規則を含む所定の規則セットに従って、受信したコンテキストデータからコンテキスト情報を生成するための手段と、コンテキスト情報を少なくとも1つのアプリケーションに通信するための手段とを備えるシステムであって、プロトコル源とシステムの間の通信のための通信プロトコルに関係付けられる命令及び規則のうちの一方又は双方を少なくとも1つのプロトコル源が指定できるようにする手段を含み、それにより受信手段及び通信手段のうちの一方又は双方を更新するシステムを開示する。
米国特許公開第2006/184616号は、グループコンテキスト情報管理のために抽象サービスのセマンティックスを使用することによってコンテキストアウェアアプリケーション間の競合を管理する方法を開示する。この方法は、コンテキストアウェアアプリケーション間の競合を検出して解決するステップと、アプリケーションからサービス要求を受信した後に、要求されるサービスのセマンティックを解析するステップと、セマンティックをデータ構造に登録するステップとを含む。
米国特許公開第2006/074633号は、規則ベースのコンテキスト管理を使用して医療環境での診断読み取り及びワークフローを改善するための方法を開示する。一実施形態では、システムは、複数の情報源を含み、複数の情報源それぞれが情報を含む。また、システムは、情報の可用性及び表現の少なくとも一方を支配する少なくとも1つの規則を含む規則エンジンも含む。
カナダ特許第2431491号は、複数の送信元からのコンテキストイベントを扱ってログを取るための、コンテキストマネージャに結合された集中記憶位置を有するアーキテクチャを開示する。このタイプのシステムは、集中記憶位置へのデータの記憶及び集中記憶位置からのデータの検索を整然と行うために同期スキームを使用する。
5th IEEE Workshop on Context Modeling and Reasoning(CoMoRea)(第5回コンテキストモデリング及び推論に関するIEEEワークショップ)及び6th IEEE International Conference on Pervasive Computing and Communication (PerCom’08)(第6回パーベイシブコンピューティング及び通信に関するIEEE国際会議)香港、2008年3月17日〜21日、の議事録に掲載のRoland Reichle等の論文「A Context Query Language for Pervasive Computing Environments(パーベイシブコンピューティング環境用のコンテキストクエリ言語)」には、移動体計算環境及びパーベイシブ計算環境においてコンテキスト情報をクエリしてその情報にアクセスするための要件が開示されている。更に、この論文では、既存のクエリ言語が研究されており、既存のクエリ言語がこれらの要件の部分集合しか満たさない、又は要件の幾つかを限られた範囲でしかカバーしないことが示されている。従って、この論文では、これらの欠点を克服するためにコンテキストクエリ言語が提示されている。これは、コンテキスト情報の異種表現、複雑なフィルタリングメカニズムの定義、精緻な集約関数、及びオントロジ統合に明確に対処し、これらが全て1つの言語で書かれる。
本願の出願人は、通信ネットワークにおいてコンテキストベースサービスを実施するには、典型的には、通信ネットワークが、通信ネットワークに接続された端末によって検出及び送信されるコンテキスト情報を記憶するコンテキストデータベースと協働する必要があることに注目した。典型的には、端末は、コンテキスト情報を定期的に検出してそれらをコンテキストデータベースに送信することによって、コンテキストデータベースに記憶されたコンテキスト情報を絶えず更新する。
端末のユーザがコンテキストベースサービスにアクセスすることを望むとき、対応するサービスアプリケーションが作動し、このサービスアプリケーションは、コンテキストベースサービスを提供するのに必要とされるコンテキスト情報をコンテキストデータベースから検索する。
本願の出願人は、コンテキストベースサービスを提供するための上述したメカニズムが、不利益なことに、端末のリソース、特に端末の電池及び計算能力の非効率的な使用を示唆していることに注目した。
実際、上述したメカニズムによれば、様々な端末は、コンテキスト情報がサービスアプリケーションによって明確には要求されていない場合でさえ、定期的にコンテキスト情報を検出して、それをコンテキストデータベースに送信する。即ち、不利益なことに、端末は、コンテキストデータベースに記憶されるが、サービスアプリケーションによっては要求されていない可能性があるコンテキスト情報を定期的に検出して送信するためにそれらのリソースを使用する。
これはまた、通信ネットワークリソース(例えばルータ等)の非効率的な使用も示唆する。なぜなら、コンテキスト情報がサービスアプリケーションによって要求されていない場合でさえ、そのようなリソースの一部を、端末からコンテキストデータベースにコンテキスト情報を伝送するパケットを送信するために割り当てなければならないからである。
上記のことに鑑みて、本願の出願人は、上述の欠点を克服する通信ネットワークの端末にコンテキストベースサービスを提供するための方法を提供するという問題に取り組んだ。即ち、この方法は、コンテキストベースサービスを実施するのに必要とされるコンテキスト情報をサービスアプリケーションに提供できるようにし、その一方で、コンテキストベースサービスを実施するのに必要ないコンテキスト情報の検出及び送信を最小にすることによって、端末のリソース(特にその電池及びその計算リソース)と通信ネットワークのリソースとの両方をより効率的に使用できるようにする。
第1の態様によれば、本願発明は、通信ネットワークの端末にコンテキストベースサービスを提供するための方法を提供し、この方法は、
a)通信ネットワークと協働したコンテキストサーバにおいて、サービスアプリケーションから生成されたクエリを受信するステップであって、このクエリは、クエリ条件が満たされたときにサービスアプリケーションが1組のコンテキスト情報をコンテキストサーバから受信する必要があることを示す、ステップと、
b)コンテキストサーバにおいて、クエリに関連付けられた更新規則を生成するステップであって、この更新規則は、コンテキストサーバがクエリを扱えるように、更新条件が満たされたときに端末がコンテキスト情報をコンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示す、ステップと、
c)コンテキストサーバから端末に更新規則を送信するステップと、
d)センサモジュールにおいて、コンテキスト情報を検出して、このコンテキスト情報を端末に送信するステップと、
e)端末において、コンテキスト情報を受信し、更新条件が満たされたときにこのコンテキスト情報をコンテキストサーバに送信するステップと、
f)コンテキストサーバにおいて、コンテキスト情報をサービスアプリケーションに転送し、それによりこのサービスアプリケーションがコンテキストベースサービスを実施できるようにするステップと
を含む。
好ましくは、ステップb)は、更に、クエリに関連付けられるトリガを生成するステップを含み、このトリガは、クエリを扱うために、トリガ条件が満たされたときにコンテキストサーバがコンテキスト情報をサービスアプリケーションに転送しなければならないことを示す。
好ましくは、ステップa)は、クエリ条件タイプを求めるステップを含み、このクエリ条件タイプは、オンクロッククエリ条件タイプ、オンバリュークエリ条件タイプ、及びオンチェンジクエリ条件タイプのうちの1つである。
好ましくは、ステップb)は、クエリ条件タイプに対応するトリガ条件タイプのトリガ条件をトリガに挿入するステップを含む。
好ましくは、ステップb)は、更なる更新規則であって更なる更新条件を含みコンテキスト情報に関係する当該更なる更新規則がアクティブであるかどうかチェックするステップと、否定である場合には、クエリ条件タイプに対応する更新条件タイプの更新条件を更新規則に挿入するステップとを含む。
好ましくは、ステップb)は、更なる更新規則であって更なる更新条件を含みコンテキスト情報に関係する当該更なる更新規則がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、クエリ条件タイプがオンクロッククエリ条件タイプである場合に、
−更なる更新条件がオンクロックタイプである場合には、更新条件Cr=C/max(min(x,y),ts)を更新規則に挿入するステップであって、tsは、端末でのコンテキスト情報の検出及び送信の最小期間である、ステップと、
−更なる更新条件がオンバリュータイプ又はオンチェンジタイプである場合には、ある更新条件を更新規則に挿入するステップと、
−上記更なる更新規則を上記更新規則で置き換えるステップと
を含む。
好ましくは、ステップb)は、更なる更新規則であって更なる更新条件を含みコンテキスト情報に関係する当該更なる更新規則がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、クエリ条件タイプがオンバリュークエリ条件タイプである場合に、
−更なる更新条件がオンバリュータイプである場合には、更新条件Cr=V(p=p OR r=r)を更新規則に挿入するステップと、
−更なる更新条件がオンクロックタイプ又はオンチェンジタイプである場合には、更新条件Cr=H/を更新規則に挿入するステップと、
−上記更なる更新規則を上記更新規則で置き換えるステップと
を含む。
好ましくは、ステップb)は、更なる更新規則であって更なる更新条件を含みコンテキスト情報に関係する当該更なる更新規則がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、クエリ条件タイプがオンチェンジクエリ条件タイプである場合に、
−更なる更新条件がオンチェンジタイプである場合には、更新条件Cr=H/(q OR z)を更新規則に挿入するステップと、
−更なる更新条件がオンバリュータイプ又はオンクロックタイプである場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則に挿入するステップと、
−上記更なる更新規則を上記更新規則で置き換えるステップと
を含む。
第2の態様によれば、本願発明は、通信ネットワークと協働するのに適し、該通信ネットワークの端末にコンテキストベースサービスを提供するためのコンテキストサーバを提供し、このコンテキストサーバは、
−サービスアプリケーションからクエリを受信するのに適したクエリプリプロセッサであって、このクエリは、クエリ条件が満たされたときにサービスアプリケーションが端末に関係する1組のコンテキスト情報をコンテキストサーバから受信する必要があることを示す、当該クエリプリプロセッサと、
−クエリプロセッサであって、
−このクエリプロセッサは、クエリに関連付けられた更新規則を生成するのに適し、この更新規則は、コンテキストサーバがクエリを扱えるように、更新条件が満たされたときに端末がコンテキスト情報を検出しこのコンテキスト情報をコンテキストサーバに送信しなければならないことを示し、
−このクエリプロセッサは、端末に更新規則を送信するのに適した、
当該クエリプロセッサと
を備え、当該コンテキストサーバは、コンテキスト情報を受信し、このコンテキスト情報をサービスアプリケーションに転送するのに適し、それによりこのサービスアプリケーション(A)がコンテキストベースサービスを実施できるようにする。
好ましくは、クエリプロセッサは、更に、クエリに関連付けられるトリガを生成するのに適し、このトリガは、クエリを扱うために、トリガ条件が満たされたときにコンテキストサーバがコンテキスト情報をサービスアプリケーションに転送しなければならないことを示し、当該コンテキストサーバは、更に、トリガを記憶するためのトリガデータベースを備えている。
好ましくは、当該コンテキストサーバは、更に、トリガプロセッサを備え、このトリガプロセッサは、トリガデータベースと協働するのに適し、トリガ条件が満たされたかどうかチェックし、トリガ条件が満たされた場合にコンテキスト情報をサービスアプリケーションに転送するためのものである。
好ましくは、クエリプロセッサは、更に、クエリ条件タイプを求めるのに適し、このクエリ条件タイプは、オンクロッククエリ条件タイプ、オンバリュークエリ条件タイプ、及びオンチェンジクエリ条件タイプの1つである。
第3の態様によれば、本願発明は、通信ネットワーク用の端末を提供し、この通信ネットワークは、コンテキストベースサービスを当該端末に提供するのに適したコンテキストサーバと協働し、当該端末は、該端末に関係するコンテキスト情報を検出するように構成されたセンサモジュールと協働するのに適し、当該端末はコンテキストクライアントを含み、
−このコンテキストクライアントは、コンテキストサーバから更新規則を受信するのに適し、この更新規則は、コンテキストサーバがクエリを扱えるように、更新条件が満たされたときに当該端末がコンテキスト情報を検出してこのコンテキスト情報をコンテキストサーバに送信しなければならないことを示し、
−このコンテキストクライアントは、更新規則に従ってセンサモジュールを動作させるのに適している。
第4の態様によれば、本願発明は通信システムを提供し、この通信システムは、当該通信システムの端末にコンテキストベースサービスを提供するのに適し、当該通信システムは、端末が接続される通信ネットワークと、コンテキストベースサービスを実施するのに適したサービスアプリケーションと、このサービスアプリケーション及び当該通信ネットワーク(CN)と協働するのに適したコンテキストサーバとを含み、端末及びコンテキストサーバは、上述したものである。
本願発明は、添付図面を参照しながら読むことができる、限定ではなく例として与えられた以下の詳細な説明からより明らかになろう。
本願発明の第1の実施形態による方法を実施するのに適した通信システムを示す概略図である。 図1の通信システムの動作を概略的に示す流れ図である。 本願発明の第2の実施形態による方法を実施するのに適した通信システムを示す概略図である。 図3の通信システムの動作を概略的に示す流れ図である。 図3のコンテキストサーバの動作を更に詳細に示す流れ図である。 図5のステップの更なる詳細を示す図である。 図5のステップの更なる詳細を示す図である。 図5のステップの更なる詳細を示す図である。
図1は、本願発明の第1の実施形態による通信システムCS’を概略的に示す。
通信システムCS’は、通信ネットワークCNを備えることが好ましい。例えば、通信ネットワークCNは、GSM又はUMTSネットワーク等のモバイルアクセスネットワーク、及びインターネットネットワーク等の転送パケット交換ネットワークのうちの一方又は双方を含むことがある。
更に、通信システムCS’は、コンテキストサーバSCtx’及びサービスアプリケーションAを備える。好ましくは、サービスアプリケーションAは、コンテキストサーバSCtx’と協働して、(作動するときに)コンテキストベースサービスを実施するのに適している。任意選択で、サービスアプリケーションAをコンテキストサーバSCtx’内に含めることもできる。例えば、サービスアプリケーションAは、通信システムCS’で所与のイベントが生じた(例えば、新たな端末が通信ネットワークCNに接続された)ときに、コンテキストサーバSCtx’において自動的に作動する構成アプリケーションでよい。更に、好ましくは、通信システムCS’が端末Tを備え、端末Tを用いて、ユーザが、サービスアプリケーションAによって実施されるコンテキストベースサービスにアクセスすることができる。
好ましくは、端末TはセンサモジュールSMと協働し、センサモジュールSMは、端末Tに関係するコンテキスト情報を検出するのに適した1つ又は複数のセンサを含む。図1では、センサモジュールSMは、端末T内に含まれるものとして示されている。しかし、他の実施形態(図示せず)によれば、センサモジュールSMは、端末T外にあることがある。
更に、好ましくは、端末Tは、コンテキストクライアントCCtxを備える。コンテキストクライアントCCtxは、好ましくは、センサモジュールSMに命令するように構成され、かつ通信ネットワークCNを介してコンテキストサーバSCtx’と協働するように構成される。コンテキストクライアントCCtxは、例えば端末製造業者によって端末Tにインストールされたクライアントアプリケーションでよい。或いは、コンテキストクライアントCCtxは、自動的に、又はユーザの要求に応じて、サービスプロバイダが端末Tにダウンロードすることができる。
本願発明の第1の実施形態によれば、コンテキストサーバSCtx’は、好ましくは、クエリプリプロセッサQPP及びクエリプロセッサQPを備える。
本願明細書では以下、端末TのユーザがサービスアプリケーションAによって実施されるコンテキストベースサービスへのアクセスを要求するという仮定の下で、図2を参照しながら通信システムCS’の動作を詳細に説明する。
ユーザがコンテキストベースサービスへのアクセスを要求するときにサービスアプリケーションAが作動することが好ましい。或いは、サービスアプリケーションAは、コンテキストサーバSCtx’の要求に応じて作動することがある。
サービスアプリケーションAは、好ましくは、作動したときにクエリQ[S,Cq]を生成し(ステップ1)、クエリQ[S,Cq]は、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、クエリ条件Cqが満たされたときに端末Tから1組のコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示す。コンテキスト情報Sは、センサモジュールSMによって検出される全てのコンテキスト情報又はその一部でよい。また、一般に通信システムCS’は様々な端末を備え、従ってクエリが関係する端末をアプリケーションAが特定しなければならないので、クエリQ[S,Cq]が端末Tの識別子も備えることが好ましい。便宜上、以下の説明では、端末Tの識別子は省略する。
本願明細書で以下に詳細に論じるように、クエリ条件Cqは、周期タイマの満了、又は所与のパラメータの値に関する条件(例えば、そのようなパラメータの値が変わる、又はそのようなパラメータの値が予め定義された値と等しくなる)でよい。例えば、クエリQ[S,Cq]は、サービスアプリケーションAが5秒ごとに端末Tの地上座標を受信する必要があると指定することがある。更に、クエリQ[S,Cq]は、端末Tが予め定義された移動体セルに入ったときにサービスアプリケーションAが端末T周囲の環境の温度及び湿度を受信する必要があると指定することがある。
好ましくは、クエリQ[S,Cq]は、XML(W3Cによってhttp://www.w3.org/TR/xmlで定義される拡張可能なマークアップ言語)で書かれる。
クエリQ[S,Cq]はコンテキストサーバSCtx’によって受信され、コンテキストサーバSCtx’は、好ましくは(本願明細書で以下に詳細に説明するように、そのクエリプリプロセッサQPP及びクエリプロセッサQPによって)クエリQ[S,Cq]を処理し、それにより、クエリQに関連付けられる更新規則R[S,Cr]を生成し(ステップ2’)、更新規則R[S,Cr]は、コンテキストサーバSCtx’がクエリQ[S,Cq]を正常に扱えるように、更新条件Crが満たされたときに端末Tがコンテキスト情報Sを検出してそれらをコンテキストサーバSCtx’に送信すべきであることを示す。
更新条件Crは、クエリ条件Cqに依存する。例えば、クエリQ[S,Cq]が、サービスアプリケーションAが5秒ごとに端末Tの地上座標を受信する必要があることを示す場合、クエリQ[S,Cq]に関連付けられる更新規則R[S,Cr]は、端末Tが5秒ごとに端末Tの地上座標を検出して送信すべきであることを示すことが好ましい。クエリQ[S,Cq]が複数のクエリ条件を含むとき、又は複数のクエリが同じコンテキスト情報Sについて(場合によっては異なるサービスアプリケーションによって)生成されるときには、より複雑な状況が生じ得る。そのような場合の更新規則R[S,Cr]の生成は、本願明細書で以下に詳細に説明する。
再び図2を参照すると、次いで、コンテキストサーバSCtx’は、更新規則R[S,Cr]を端末TのコンテキストクライアントCCtxに送信する(ステップ3)。次いで、コンテキストクライアントCCtxが、好ましくは、更新規則R[S,Cr]に従って動作するようにセンサモジュールSMに指示する(ステップ4)。このようにすると、センサモジュールSMは、更新条件Crが満たされたときに、コンテキスト情報Sを検出してそれらをコンテキストサーバSCtx’に送信し始める。次いで、コンテキストサーバSCtx’は、更新規則R[S,Cr]に従って端末Tからコンテキスト情報Sの更新を受信し始める(ステップ5)。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、コンテキストサーバSCtx’は、好ましくは、それをサービスアプリケーションAに転送し(ステップ6)、従ってサービスアプリケーションAは、各更新を処理して、コンテキストベースサービスを端末Tのユーザに提供することができる。好ましくは、ステップ5及びステップ6は、クエリQ[S,Cq](従って更新規則R[S,Cr])が終了されるまで繰り返される。
従って、有利には、本願発明のこの第1の実施形態によれば、端末Tのリソース(特にその電池及びその計算能力)は、クエリQ[S,Cq]においてサービスアプリケーションAによって明確に要求されているコンテキスト情報Sを検出して送信するためだけに使用される。実際、コンテキストサーバSCtx’及びコンテキストクライアントCCtxによって実施されるクエリ更新規則メカニズムにより、端末T(特にそのセンサモジュールSM)は、クエリQ[S,Cq]において指定されたコンテキスト情報のみを検出して送信するように指示される。更に、そのようなコンテキスト情報Sは、クエリ条件Cqに従って決定される更新条件Crを考慮することによって検出及び送信される。従って、端末Tは、コンテキスト情報Sを継続的には更新せず、サービスアプリケーションAによって更新が実際に要求されたときにのみコンテキスト情報Sを更新する。
例えば、予め定義された端末T’が端末T周囲の環境内に位置されたときに、端末T周囲の環境内における他の端末の存在を示すコンテキスト情報をサービスアプリケーションAが受信する必要があるとクエリQ[S,Cq]が指定する場合、端末Tは、有利には、予め定義された端末T’の存在を検出しない限り、端末T周囲の環境内における他の端末の存在に関する情報を送信しない。従って、有利には、端末Tは、他の端末が端末周囲の環境内に位置されているかどうかを(例えばそのBluetoothインターフェースによって)定期的にチェックするだけであり、コンテキストクライアントCCtxが、予め定義された端末T’の存在を検出したときに、端末T周囲の環境内における他の端末の存在を示すコンテキスト情報をコンテキストサーバSCtx’に実際に送信する。
上記の例は、コンテキストクライアントCCtxからコンテキストサーバSCtx’へのコンテキスト情報の送信が、実際に要求されたときにのみ行われるので、端末のリソースがより効率的に活用されるだけでなく、通信ネットワークリソースもより効率的に使用されることを示す。これは、有利には、端末Tと通信ネットワークCNの間の通信のコストを低減する。
図3は、本願発明の第2の実施形態による方法を実施するのに適した通信システムCSを概略的に示す。
図1の通信システムCS’と同様に、図3の通信システムCSは、通信ネットワークCNと、サービスアプリケーションAと、センサモジュールSM及びコンテキストクライアントCCtxを有する端末Tとを備える。そのような構成要素は図1のものと実質的に同一であるので、それらの詳細な説明は繰り返さない。
更に、通信システムCSはコンテキストサーバSCtxを備え、このコンテキストサーバSCtxは、サービスアプリケーションAと協働するのに適しており、かつ通信ネットワークCNを介してコンテキストクライアントCCtxと協働するのに適している。
好ましくは、本願発明のこの第2の実施形態によれば、コンテキストサーバSCtxは、クエリプリプロセッサQPPと、クエリプロセッサQPと、トリガデータベースTR−DBと、トリガプロセッサTRPと、トリガプロセッサTRPと協働するトリガクロックCKと、コンテキストデータベースC−DBとを備える。
本願明細書では以下、端末TのユーザがサービスアプリケーションAによって実施されるコンテキストベースサービスへのアクセスを要求するという仮定の下で、図4を参照しながら通信システムCSの動作を詳細に説明する。
ユーザがコンテキストベースサービスへのアクセスを要求するときにサービスアプリケーションAが作動することが好ましい。
サービスアプリケーションAは、作動したときにクエリQ[S,Cq]を生成し(ステップ1)、クエリQ[S,Cq]は、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、クエリ条件Cqが満たされたときに端末Tから1組のコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示す。
クエリQ[S,Cq]はコンテキストサーバSCtxによって受信され、コンテキストサーバSCtxは、好ましくは(本願明細書で以下に詳細に説明するように、そのクエリプリプロセッサQPP及びクエリプロセッサQPによって)クエリQ[S,Cq]を処理し、それにより、クエリQに関連付けられる更新規則R[S,Cr]を生成し(ステップ2)、更新規則R[S,Cr]は、コンテキストサーバSCtxがクエリQ[S,Cq]を正常に扱えるように、更新条件Crが満たされたときに端末Tがコンテキスト情報Sを検出してそれらをコンテキストサーバSCtxに送信すべきであることを示す。
この第2の実施形態によれば、ステップ2において、好ましくは、コンテキストサーバSCtxがトリガTR[S,Ct]も生成し、トリガTR[S,Ct]は、コンテキストサーバSCtxが、クエリQ[S,Cq]を扱うために、トリガ条件Ctが満たされたときにそのコンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sの最新の更新を読み取ってそれをサービスアプリケーションAに転送すべきであることを示す。本願明細書で以下に詳細に論じるように、トリガ条件Ctは、クエリ条件Cq及び他のパラメータに依存する。次いで、トリガTR[S,Ct]がトリガデータベースTR−DBに記憶される。
次いで、コンテキストサーバSCtxは、更新規則R[S,Cr]を端末TのコンテキストクライアントCCtxに送信する(ステップ3)。次いで、コンテキストクライアントCCtxが、好ましくは、更新規則R[S,Cr]に従って動作するようにセンサモジュールSMに指示する(ステップ4)。このようにすると、センサモジュールSMは、更新条件Crが満たされたときに、コンテキスト情報Sを検出してそれらの更新をコンテキストサーバSCtxに送信し始める。次いで、コンテキストサーバSCtxは、更新規則R[S,Cr]に従って端末Tからコンテキスト情報Sの更新を受信し始める(ステップ5)。
この第2の実施形態によれば、コンテキストサーバSCtxが、コンテキスト情報Sの更新を受信するたびに、好ましくはそれをコンテキストデータベースC−DBに記憶する(ステップ5a)。次いで、好ましくは、コンテキストサーバSCtxは、トリガデータベースTR−DB内で、トリガがコンテキスト情報Sに関してアクティブであるかどうかチェックする(ステップ5b)。本願明細書で以下に更に詳細に論じるように、ステップ5aは、コンテキスト情報Sの更新の受信に応答しては行われず、受信された更新とは無関係に、本願明細書で以下に詳細に論じるようにトリガクロックCKの終了時に行われることがある。
コンテキスト情報Sに関してアクティブなトリガがない場合、コンテキストサーバSCtxは、好ましくは、コンテキスト情報Sの次の更新が受信されるまで(又はトリガクロックが終了するまで)、他のアクションを何ら行わない。アクティブなトリガがある場合には、トリガプロセッサTRPは、トリガ条件Ctが満たされているかどうかチェックする(ステップ5c)。肯定の場合、コンテキストサーバSCtxは、好ましくは、コンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sを読み取ってそれらをサービスアプリケーションAに転送し(ステップ6)、従ってサービスアプリケーションAは、コンテキスト情報Sを処理して、コンテキストベースサービスを端末Tのユーザに提供することができる。否定の場合、コンテキストサーバSCtxは、好ましくは、コンテキスト情報Sの次の更新が受信されるまで(又はトリガクロックCKが終了するまで)、他のアクションを何ら行わない。
好ましくは、ステップ5、5a、5b、及び6は、クエリQ[S,Cq](次いでトリガTR[S,Ct]及び更新規則R[S,Cr])が終了されるまで繰り返される。
次に、クエリQ[S,Cq]に関連付けられるトリガTR[S,Ct]及び更新規則R[S,Cr]を生成するステップ2を、図5を参照しながら詳細に説明する。
本願発明のこの第2の実施形態によれば、以下の3つの異なるタイプのクエリ条件Cqが定義される。
−オンクロッククエリ条件。これは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、x秒ごとにコンテキスト情報Sを端末Tから受信する必要があることを示す。便宜上、以下の説明では、このオンクロッククエリ条件をCq=C/xと表す。
−オンバリュークエリ条件。これは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、特定のパラメータpの値に関する条件が満たされたときに端末Tからコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示す。パラメータpは、好ましくはコンテキスト情報Sの一部である。便宜上、以下の説明では、このオンバリュークエリ条件をCq=V/(p=p)と表す。
−オンチェンジクエリ条件。これは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、パラメータqの値が変わったときに端末Tからコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示す。パラメータqは、好ましくはコンテキスト情報Sの一部である。便宜上、以下の説明では、このオンチェンジクエリ条件をCq=H/qと表す。特別なオンチェンジクエリ条件は、好ましくは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、コンテキスト情報Sの何れかの値が変わったときに端末Tからコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示す。便宜上、以下の説明では、この特別なオンチェンジクエリ条件をCq=H/と表す。
更に、好ましくは、上で定義したクエリ条件に対応する3つの異なるタイプの更新条件Crが定義される。即ち、オンクロック更新条件(Cr=C/x)、オンバリュー更新条件(Cr=V/(p=p))、及びオンチェンジ更新条件(Cr=H/q又はCr=H/)である。同様に、上で定義したクエリ条件に対応する3つの異なるタイプのトリガ条件Ctが定義される。即ち、オンクロックトリガ条件(Ct=C/x)、オンバリュートリガ条件(Cr=V/(p=p))、及びオンチェンジトリガ条件(Ct=H/q又はCt=H/)である。
更に、本願発明の幾つかの実施形態によれば、サービスアプリケーションAによって生成されるクエリは、ただ1つのクエリ条件、又はブール演算子によって連係された複数のクエリ条件を含むことがある。本願明細書では以下、単一のクエリ条件を含むクエリを「ベーシッククエリ」と呼び、Qbと表し、一方、ブール演算子によって連係された複数のクエリ条件を含むクエリを「複雑なクエリ」と呼び、Qcと表す。3つのタイプのクエリ条件(オンクロック、オンバリュー、及びオンチェンジ)を上で定義したので、好ましくは以下の3つの異なるタイプのベーシッククエリQbが定義される。
−オンクロッククエリ条件をもつベーシッククエリ:Qb[S,C/x]
−オンバリュークエリ条件をもつベーシッククエリ:Qb[S,V/(p=p)]
−オンチェンジクエリ条件をもつベーシッククエリ:Qb[S,H/q]又はQb=[S,H/]
本願明細書では以下、複雑なクエリQcの幾つかの例を挙げる。
第1の例によれば、複雑なクエリQcは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、パラメータqの値が変わったときに端末Tからコンテキスト情報Sを受信する必要があり、しかしパラメータqが一定の場合には、サービスアプリケーションAがx秒ごとにコンテキスト情報Sを監視していればよいことを示すことがある。この複雑なクエリは、このときQc[S,Cq1 OR Cq2]であり、ここでCq1=C/x及びCq2=H/qである。
第2の例によれば、複雑なクエリQcは、サービスアプリケーションAが、コンテキストベースサービスを正常に実施するために、パラメータq1とパラメータq2の両方の値が変わったときに端末Tからコンテキスト情報Sを受信する必要があることを示すことがある。この複雑なクエリは、このときQc[S,Cq1 AND Cq2]であり、ここでCq1=H/q1及びCq2=H/q2である。
図5を参照すると、コンテキストサーバSCtxは、そのクエリプリプロセッサQPPによってクエリQを受信し、クエリプリプロセッサQPPが好ましくはクエリQの妥当性を検査する(ステップ20)。妥当性検査中、クエリプリプロセッサQPPは、好ましくは、クエリQが正常なシンタックスを有するかどうかチェックする。次いで、クエリプリプロセッサQPPは、好ましくは、クエリQがベーシッククエリQbであるかどうかチェックする(ステップ21)。
クエリQがベーシッククエリQbである場合、クエリプリプロセッサQPPは、好ましくは、他の処理を何ら行わずに、ベーシッククエリQbをクエリプロセッサQPに転送する。
他方、クエリQが複雑なクエリQcである場合、クエリプリプロセッサQPPは、好ましくは、複雑なクエリQcを処理して、それを、1つ又は複数の対応するベーシッククエリQb、場合によっては1つ又は複数のトリガに置き換える(ステップ22)。
便宜上、例として、複雑なクエリQcが、ブール演算子によって連係された2つのクエリ条件Cq1とCq2を含むと仮定する。この仮定の下では、ステップ22において、好ましくは、クエリプリプロセッサQPPが以下の操作を行う。
−ブール演算子がORである場合、
プリプロセッサQPPは、好ましくは、複雑なクエリQcを第1のベーシッククエリQb1[S,Cq1]及び第2のベーシッククエリQb2[S,Cq2]に置き換え、両方のベーシッククエリをクエリプロセッサQPに転送し、クエリプロセッサQPがそれらを個別に処理する。
−ブール演算子がANDである場合、
−Cq1=V/(p=p)及びCq2=C/xである場合、
プリプロセッサQPPは、好ましくは、複雑なクエリQcをベーシッククエリQb[s,C/x]及びトリガTR[S,V/(p=p)]に置き換え、ベーシッククエリQb[s,C/x]をクエリプロセッサQPに転送し、トリガTR[S,V/(p=p)]をトリガデータベースTR−DBに記憶する。
−Cq1=V/(p=p)及びCq2=H/qである場合、
プリプロセッサQPPは、好ましくは、複雑なクエリQcをベーシッククエリQb[s,H/q]及びトリガTR[S,V/(p=p)]に置き換え、ベーシッククエリQb[s,H/q]をクエリプロセッサQPに転送し、トリガTR[S,V/(p=p)]をトリガデータベースTR−DBに記憶する。
再び図5を参照すると、次いで、クエリプロセッサQPが、クエリプリプロセッサQPPからベーシッククエリQbを受信する(クエリプロセッサQPが2つのベーシッククエリQb1及びQb2を実質的に同時に受信する特別な場合は、本願明細書で以下に別途論じる)。
次いで、好ましくは、各ベーシッククエリQbが処理されて、以下のものを生成する(ステップ23)。
−コンテキスト情報Sを参照するとともにトリガ条件Ctを含む対応するトリガT[S,Ct]。トリガ条件Ctは、上述したように、オンクロックトリガ条件、オンバリュートリガ条件、又はオンチェンジトリガ条件でよい。
−コンテキスト情報Sを参照するとともに更新条件Crを含む対応する更新規則R[S,Cr]。更新条件Crは、上述したように、オンクロック更新条件、オンバリュー更新条件、又はオンチェンジ更新条件でよい。
好ましくは、トリガ条件Ctは、ベーシッククエリQbに含まれるクエリ条件と同じタイプのものである。更に、好ましくは、図6a、図6b、及び図6cを参照しながら本願明細書で以下に更に詳細に説明するように、更新条件Crは、ベーシッククエリQbに含まれるクエリ条件と同じタイプでも異なるタイプでもよい。
特に、図6a、図6b、及び図6cは、ベーシッククエリQbがそれぞれオンクロッククエリ条件、オンバリュークエリ条件、又はオンチェンジクエリ条件を含む場合の、ベーシッククエリQbに対応するトリガT[S,Ct]及び更新規則R[S,Cr]を生成する操作に関係する流れ図である。
特に、まず図6aを参照すると、ベーシッククエリQbがオンクロッククエリ条件Cq=C/xを含む場合、クエリプロセッサQPは、まず、オンクロックトリガ条件Ct=C/xをもつトリガを生成し(ステップ230a)、それをトリガデータベースTR−DBに記憶する。
次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、コンテキスト情報Sに関係する更なる更新規則R’が、更なるクエリQ’を満たすように既に生成されているかどうかをチェックする(ステップ231a)。この更なるクエリQ’は、サービスアプリケーションA自体によって、又はコンテキストサーバSCtxと協働する別のサービスアプリケーションによって生成されていることがある。
否定の場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、オンクロック更新条件Cr=C/xを含む更新規則を生成する(ステップ232a)。
肯定の場合、クエリプロセッサQPは、既存の更新規則R’に含まれる更新条件のタイプを判断する(ステップ233a)。
既存の更新規則R’がオンクロック更新条件Cr’=C/y(yはxと異なる)を含む場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、更新規則R’を、オンクロック更新条件Cr=C/max(min(x,y),ts)を含む更新規則に置き換える(ステップ234a)。ここでtsは、端末Tの最短のコンテキスト情報検出及び送信期間である。tsは、好ましくは、コンテキストクライアントCCtxのクロック、及びセンサユニットSMの特徴に依存する。
ステップ234aにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しており第1のオンクロッククエリ条件Cq’=C/y(例えばy=10秒)を含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、第1のオンクロックトリガ条件Ct’=C/10を含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230a)、更に、オンクロック更新条件Cr’=C/10を含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232a)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、10秒ごとにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’が依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しており第2のオンクロッククエリ条件Cq=C/x(例えばx=5秒)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、第2のオンクロックトリガ条件Ct=C/5を含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230a)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくはステップ231a(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断するステップ)及びステップ233a(即ち、第1の更新規則R’がオンクロック更新条件Cr’を含むと判断するステップ)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンクロック更新条件Cr=C/max(min(10,5),ts)=C/5(tsが5秒未満と仮定する)を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ234a)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、5秒ごとにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキストサーバCStxが第2の更新規則Rに従ってコンテキスト情報Sの更新を受信している間に、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、トリガクロックCKと協働して、オンクロックトリガ条件Ct’及びCtが満たされているかどうかをチェックする。従って、第1のトリガ条件Ct’が満たされるたびに、即ち10秒ごとに、コンテキスト情報Sの更新がコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第1のサービスアプリケーションに送信される。他方、第2のトリガ条件Ctが満たされるたびに、即ち5秒ごとに、コンテキスト情報Sの更新がコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第2のサービスアプリケーションに送信される。
再び図6aを参照すると、ステップ233aにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンバリュー更新条件Cr’=V/(r=r)を含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ235a)。
この場合も、ステップ235aにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンバリュークエリ条件Cq’=V/(r=r)を含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、オンバリュートリガ条件Ct’=V/(r=r)を含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230b。図6bを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)、更に、オンバリュー更新条件Cr’=V/(r=r)を含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232b。図6bを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、rがrに等しくなったときにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’が依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンクロッククエリ条件Cq=C/x(例えばx=5秒)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、オンクロックトリガ条件Ct=C/5を含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230a)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくはステップ231a(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断するステップ)及びステップ233a(即ち、第1の更新規則R’がオンバリュー更新条件Cr’を含むと判断するステップ)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ235a)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、コンテキスト情報Sの何れかの値が変わるたびにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、更新されたコンテキスト情報SをコンテキストデータベースC−DBに記憶し、好ましくは、オンバリュートリガ条件Ct’が満たされているかどうかチェックし、肯定の場合、コンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sを読み取ってそれを第1のサービスアプリケーションに転送する。更に、コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、トリガロックCKと協働して、オンクロックトリガ条件Ctが満たされているかどうかチェックし、肯定の場合、コンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sを読み取ってそれを第2のサービスアプリケーションに転送する。
再び図6aを参照すると、ステップ233aにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’=H/zを含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ236a)。
この場合も、ステップ236aにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンチェンジクエリ条件Cq’=H/zを含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、オンチェンジトリガ条件Ct’=H/zを含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230c。図6cを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)、更に、オンチェンジ更新条件Cr’=H/zを含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232c。図6cを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、zの値が変わったときにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’が依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンクロッククエリ条件Cq=C/x(例えばx=5秒)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、オンクロックトリガ条件Ct=C/5を含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230a)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくはステップ231a(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断するステップ)及びステップ233a(即ち、第1の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’を含むと判断するステップ)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ236a)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、コンテキスト情報Sの何れかの値が変わるたびにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、オンチェンジトリガ条件Ct’が満たされているかどうかチェックし、肯定の場合、コンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sを読み取ってそれを第1のサービスアプリケーションに転送する。更に、コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、トリガロックCKと協働して、オンクロックトリガ条件Ctが満たされているかどうかチェックし、肯定の場合、コンテキストデータベースC−DBからコンテキスト情報Sを読み取ってそれを第2のサービスアプリケーションに転送する。
次に図6bを参照すると、ベーシッククエリQbがオンバリュークエリ条件Cq=V/(p=p)を含む場合、クエリプロセッサQPは、まず、オンバリュートリガ条件Ct=V/(p=p)をもつトリガを生成し(ステップ230b)、それをトリガデータベースTR−DBに記憶する。
次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、コンテキスト情報Sに関係する更なる更新規則R’が、更なるクエリQ’を満たすように既に生成されているかどうかをチェックする(ステップ231b)。この更なるクエリQ’は、サービスアプリケーションA自体によって、又はコンテキストサーバSCtxと協働する別のサービスアプリケーションによって生成されていることがある。
否定の場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、オンバリュー更新条件Cr=V/(p=p)を含む更新規則を生成する(ステップ232b)。
肯定の場合、クエリプロセッサQPは、既存の更新規則R’に含まれる更新条件のタイプを判断する(ステップ233b)。
既存の更新規則R’がオンバリュー更新条件Cr’=V/(r=r)(パラメータrはパラメータpとは異なる)を含む場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンバリュー更新条件Cr=V/(p=p OR r=r)を含む更新規則に置き換える(ステップ234b)。
ステップ234bにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しており第1のオンバリュークエリ条件Cq’=V/(r=r)を含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、第1のオンバリュートリガ条件Ct’=V/(r=r’)を含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230b)、更に、オンバリュー更新条件Cr’=V/(r=r)を含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232b)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、rがrに等しくなったときにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’が依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しており第2のオンバリュークエリ条件Cq=V/(p=p)(pはrとは異なる)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、第2のオンバリュートリガ条件Ct=V/(p=p)を含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230b)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、ステップ231b(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断すること)及びステップ233b(即ち、第1の更新規則R’がオンバリュー更新条件Cr’を含むと判断すること)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンバリュー更新条件Cr=V(p=p OR r=r)を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ234b)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、pがpに等しくなるたびに、及びrがrに等しくなるたびにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、オンバリュートリガ条件Ct’及びCtが満たされているかどうかチェックする。第1のオンバリュートリガ条件Ct’が満たされたとき、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第1のサービスアプリケーションに送信される。第2のオンバリュートリガ条件Ctが満たされたとき、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第2のサービスアプリケーションに送信される。
再び図6bを参照すると、ステップ233bにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンクロック更新条件Cr’=C/yを含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ235b)。
この場合も、ステップ235bにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。この状況は、既存の更新規則R’がオンバリュー更新条件を含む場合に図6aを参照して上述した状況と実質的に同じである。従って、詳細な説明は繰り返さない。
再び図6bを参照すると、ステップ233bにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’=H/zを含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ236b)。
この場合も、ステップ236において生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンチェンジクエリ条件Cq’=H/zを含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、オンチェンジトリガ条件Ct’=H/zを含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230c。図6cを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)、更に、オンチェンジ更新条件Cr’=H/zを含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232c。図6cを参照して本願明細書で以下に詳細に説明する)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、zの値が変わったときにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’は依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンバリュークエリ条件Cq=V/(p=p)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、オンバリュートリガ条件Ct=V/(p=p)を含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230b)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、ステップ231b(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断するステップ)及びステップ233b(即ち、第1の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’を含むことを判断するステップ)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ236b)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、コンテキスト情報Sの何れかの値が変わるたびにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、オンチェンジトリガ条件Ct’が満たされているかどうかチェックし、肯定の場合、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第1のサービスアプリケーションに送信される。更に、コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、オンバリュートリガ条件Ctが満たされているかどうかもチェックし、肯定の場合、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第2のサービスアプリケーションに送信される。
次に図6cを参照すると、ベーシッククエリQbがオンチェンジクエリ条件Cq=H/qを含む場合、クエリプロセッサQPは、まず、オンチェンジトリガ条件Ct=H/qをもつトリガを生成し(ステップ230c)、それをトリガデータベースTR−DBに記憶する。
次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、コンテキスト情報Sに関係する更なる更新規則R’が、更なるクエリQ’を満たすように既に生成されているかどうかをチェックする(ステップ231c)。この更なるクエリQ’は、サービスアプリケーションA自体によって、又はコンテキストサーバSCtxと協働する別のサービスアプリケーションによって生成されていることがある。
否定の場合、クエリプロセッサは、オンチェンジ更新条件Cr=H/qを含む更新規則を生成する(ステップ232c)。
肯定の場合、クエリプロセッサQPは、既存の更新規則R’に含まれる更新条件のタイプを判断する(ステップ233c)。
既存の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’=H/z(パラメータzはパラメータqとは異なる)を含む場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/(q OR z)を含む更新規則に置き換える(ステップ234c)。
ステップ234cにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
例えば、第1のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しておりオンチェンジクエリ条件Cq’=H/zを含む第1のクエリQ’を生成すると仮定する。コンテキスト情報Sに関係する既にアクティブなクエリがない場合、コンテキストプロセッサQPは、好ましくは、第1のオンチェンジトリガ条件Ct’=H/zを含む第1のトリガTR’を生成し(ステップ230c)、更に、オンチェンジ更新条件Cr’=H/zを含む第1の更新規則R’を生成する(ステップ232c)。次いで、第1のトリガTR’はトリガデータベースTR−DBに記憶され、一方、第1の更新規則R’はコンテキストクライアントCCtxに送信され、コンテキストクライアントCCtxは、次いで、zの値が変わったときにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。第1のトリガTR’及び第1の更新規則R’が依然としてアクティブである間に、第2のサービスアプリケーションが、コンテキスト情報Sに関係しており第2のオンチェンジクエリ条件Cq=H/q(qはzとは異なる)を含む第2のクエリQを生成すると仮定する。このとき、クエリプロセッサQPは、第2のオンチェンジトリガ条件Ct=H/qを含む第2のトリガTRを生成し(ステップ230c)、これがトリガデータベースTR−DBに記憶される。次いで、クエリプロセッサQPは、好ましくは、ステップ231c(即ち、第1の更新規則R’の有無を判断するステップ)及びステップ233c(即ち、第1の更新規則R’がオンチェンジ更新条件Cr’を含むと判断するステップ)を行う。それに従って、クエリプロセッサQPは、好ましくは、第1の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/(q OR z)を含む第2の更新規則Rに置き換える(ステップ234c)。第2の更新規則Rは、コンテキストクライアントCCtxに送信され、従って第1の更新規則R’に取って代わる。次いで、コンテキストクライアントCCtxは、q又はzの値が変わるたびにコンテキスト情報Sを検出してコンテキストサーバSCtxに送信するようにセンサモジュールSMに指示する。コンテキスト情報Sの各更新を受信すると、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、オンバリュートリガ条件Ct’及びCtが満たされているかどうかチェックする。第1のオンチェンジトリガ条件Ct’が満たされた場合、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第1のサービスアプリケーションに送信される。第2のオンチェンジトリガ条件Ctが満たされた場合、コンテキスト情報SがコンテキストデータベースC−DBから読み取られて第2のサービスアプリケーションに送信される。
再び図6cを参照すると、ステップ233cにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンバリュー更新条件Cr’=V/(r−r)を含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ235c)。
この場合も、既存の更新規則R’がオンチェンジ条件を含む場合に図6b(ステップ236b)を参照して上に開示したのと同様に、ステップ235cにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
再び図6cを参照すると、ステップ233cにおいて、クエリプロセッサQPが、既存の更新規則R’がオンクロック更新条件Cr’=C/yを含むと判断した場合、クエリプロセッサQPは、好ましくは、既存の更新規則R’を、オンチェンジ更新条件Cr=H/を含む更新規則に置き換える(ステップ236c)。
この場合も、既存の更新規則R’がオンチェンジ条件を含む場合に図6a(ステップ236a)を参照して上に開示したのと同様に、ステップ236cにおいて生成される更新規則は、有利には、ベーシッククエリQbと、更新規則R’に関連付けられていた以前のクエリQ’との両方を扱うことができる。
従って、本願発明のこの第2の実施形態によれば、端末Tのリソースの使用は更に改善される。実際、トリガにより、異なるサービスアプリケーションによって生成されて同じコンテキスト情報に関係する2つ以上の異なるクエリを、両方のクエリを扱うことができる単一の更新規則に「マージ(merged)」させることができる。実際、上記の流れ図から、同じコンテキスト情報に関係する2つのクエリがコンテキストサーバSCtxで受信されたとき、コンテキストサーバSCtxは、全てのクエリを同時に満たすのに適したただ1つの更新条件を決定し、その一方で、各ベースクエリに、そのクエリ条件に等しいトリガ条件を含む個別のトリガを関連付けることが分かる。従って、端末TからコンテキストサーバSCtxへの更新の送信が「共通の」更新規則によって調整される一方、コンテキストサーバSCtxからサービスアプリケーションへの更新の転送はトリガ条件によって調整される。
有利には、異なるクエリを単一の更新規則に「マージ」する上記のメカニズムにより、有利には端末Tのリソースを最適化できるようになる。実際、上で開示したように決定された更新規則に従って動作する端末Tは、2つのクエリを別個に扱うのではなく、有利には、両方のクエリを同時に扱うのに十分な最小量のコンテキスト情報Sの更新を検出して送信する。
更に、上述したように、複雑なクエリも非常に効率的に管理することができる。特に、ORブール演算子によって関係付けられる2つのクエリ条件Cq1及びCq2を含む上述した複雑なクエリQcは、クエリプリプロセッサQPPによって、第1及び第2のベーシッククエリQb1及びQb2に置き換えられ、これらが次いでクエリプロセッサQPに送信される。好ましくは、クエリプロセッサQPは、図6a、図6b、及び図6cの流れ図で示されるように、まず第1のベーシッククエリQb1を処理し、次いで、図6a、図6b、及び図6cの流れ図に示されるように第2のベーシッククエリQb2を別途処理し、第2のベーシッククエリQb2の処理が完了した後に初めて、得られた更新規則をコンテキストクライアントCCtxに送信することによって、2つのベーシッククエリQb1及びQb2を処理する。このようにすると、得られた更新規則がベーシッククエリQb1とQb2の両方を考慮に入れる。
更に、本願発明の有利な実施形態によれば、各クエリQは、有効期限に関連付けられる。特に、クエリプロセッサQPは、好ましくは、アクティブクエリテーブル(図示せず)と協働し、このアクティブクエリテーブルは、コンテキストサーバSCtxで受信された各クエリに関してクエリ有効期限を記憶する。クエリプロセッサQPは、トリガクロックCKをテーブルに記憶された有効期限と比較することによって、あり得る期限切れのクエリについてアクティブクエリテーブルをチェックする。クエリの有効期限の満了後、クエリプロセッサQPは、好ましくは、期限切れのクエリと関わりのあるコンテキスト情報Sに関係する更新規則を再計算する。特に、クエリプロセッサは、コンテキスト情報Sに関係する依然としてアクティブなクエリが、期限切れのクエリの満了後にもコンテキスト情報SCtxに達したかのように、更新規則を再計算する。更に、クエリプロセッサQPはまた、期限切れのクエリに関連付けられるトリガがあれば、トリガデータベースTR−DBから消去する。
更に、好ましくは、本願発明の有利な実施形態によれば、トリガプロセッサTRPがアクティブトリガテーブル(図示せず)と協働する。アクティブトリガテーブルは、好ましくは、アクティブトリガのリストを備える。各アクティブトリガについて、アクティブトリガテーブルは、好ましくは、トリガが生成された際に従ったクエリ、満たすべきトリガ条件、トリガ条件が参照する、サービスアプリケーション及び端末によって要求されるコンテキスト情報、及びトリガ条件が満たされたときにコンテキスト情報を転送しなければならないサービスアプリケーションの識別子(好ましくはURL)を示す。オンクロックトリガ条件をチェックするために、トリガプロセッサTRPは、好ましくは、トリガクロックCKと協働する。
更に、有利な実施形態によれば、コンテキストデータベースC−DBに記憶されるコンテキスト情報Sが有効期限に関連付けられる。コンテキスト情報の有効期限が満了したとき、コンテキスト情報Sの記憶値は、もはや有効とはみなされない。コンテキスト情報Sの有効期限は、好ましくは、そのコンテキスト情報Sが検出されてコンテキストサーバSCtxに送信される際に従う更新規則に応じて、コンテキストクライアントCCtxによって決定される。例えば、
−更新規則R[S,Cr]が、オンクロック更新条件Cr=C/xを含む場合、コンテキストクライアントCCtxは、好ましくは、コンテキスト情報Sの有効期限を(5/4)xに設定する。これは、有利には、次の更新がコンテキストデータベースC−DBに達するまでコンテキスト情報Sの値が有効とみなされることを保証する。
−更新規則R[S,Cr]が、オンバリュー更新条件Cr=V/(p=p)又はオンチェンジ更新条件Cr=H/qを含む場合、コンテキストクライアントCCtxは、好ましくは、コンテキスト情報Sの有効期限を無限に設定する。なぜなら、次の更新がコンテキストデータベースC−DBに達するまでコンテキスト情報Sの値が有効でなければならず、これは予測不能なイベントであるからである。

Claims (15)

  1. 通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するための方法であって、
    a)前記通信ネットワーク(CN)と協働したコンテキストサーバ(SCtx)において、サービスアプリケーション(A)から生成されたクエリ(Q[S,Cq])を受信するステップであって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、ステップと、
    b)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するステップであって、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示す、ステップと、
    c)前記コンテキストサーバ(SCtx)から前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するステップと、
    d)センサモジュール(SM)において、前記コンテキスト情報(S)を検出して、前記コンテキスト情報(S)を前記端末(T)に送信するステップと、
    e)前記端末(T)において、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記更新条件(Cr)が満たされたときに前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信するステップと、
    f)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにするステップと
    を含み、前記ステップa)は、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるステップを含み、前記ステップb)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、否定である場合には、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)に対応する更新条件タイプ(Cr=C/x、Cr=V/(p=p*)、Cr=H/q、Cr=H/)の更新条件(Cr)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップとを含む、方法。
  2. 通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するための方法であって、
    a)前記通信ネットワーク(CN)と協働したコンテキストサーバ(SCtx)において、サービスアプリケーション(A)から生成されたクエリ(Q[S,Cq])を受信するステップであって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、ステップと、
    b)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するステップであって、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示す、ステップと、
    c)前記コンテキストサーバ(SCtx)から前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するステップと、
    d)センサモジュール(SM)において、前記コンテキスト情報(S)を検出して、前記コンテキスト情報(S)を前記端末(T)に送信するステップと、
    e)前記端末(T)において、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記更新条件(Cr)が満たされたときに前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信するステップと、
    f)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにするステップと
    を含み、前記ステップa)は、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるステップを含み、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)のうちの1つであり、前記ステップb)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンクロックタイプ(C/y)である場合には、更新条件Cr=C/max(min(x,y),ts)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップであって、tsは、前記端末(T)での前記コンテキスト情報(S)の検出及び送信の最小期間である、ステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))又はオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を含む、方法。
  3. 通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するための方法であって、
    a)前記通信ネットワーク(CN)と協働したコンテキストサーバ(SCtx)において、サービスアプリケーション(A)から生成されたクエリ(Q[S,Cq])を受信するステップであって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、ステップと、
    b)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するステップであって、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示す、ステップと、
    c)前記コンテキストサーバ(SCtx)から前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するステップと、
    d)センサモジュール(SM)において、前記コンテキスト情報(S)を検出して、前記コンテキスト情報(S)を前記端末(T)に送信するステップと、
    e)前記端末(T)において、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記更新条件(Cr)が満たされたときに前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信するステップと、
    f)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにするステップと
    を含み、前記ステップa)は、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるステップを含み、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)のうちの1つであり、前記ステップb)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))である場合には、更新条件Cr=V/(p=p* OR r=r*)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンクロックタイプ(C/y)又はオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を含む、方法。
  4. 通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するための方法であって、
    a)前記通信ネットワーク(CN)と協働したコンテキストサーバ(SCtx)において、サービスアプリケーション(A)から生成されたクエリ(Q[S,Cq])を受信するステップであって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、ステップと、
    b)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するステップであって、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示す、ステップと、
    c)前記コンテキストサーバ(SCtx)から前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するステップと、
    d)センサモジュール(SM)において、前記コンテキスト情報(S)を検出して、前記コンテキスト情報(S)を前記端末(T)に送信するステップと、
    e)前記端末(T)において、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記更新条件(Cr)が満たされたときに前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信するステップと、
    f)前記コンテキストサーバ(SCtx)において、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにするステップと
    を含み、前記ステップa)は、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるステップを含み、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)のうちの1つであり、前記ステップb)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/(q OR z)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))又はオンクロックタイプ(C/y)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を含む、方法。
  5. 記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)のうちの1つである、請求項に記載の方法。
  6. 前記ステップb)は、更に、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられるトリガ(TR[S,Ct])を生成するステップを含み、前記トリガ(TR[S,Ct])は、前記クエリ(Q[S,Cq])を扱うために、トリガ条件(Ct)が満たされたときに前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送しなければならないことを示す、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記ステップb)は、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)に対応するトリガ条件タイプ(Ct=C/x、Ct=V/(p=p*)、Ct=H/q、Ct=H/)のトリガ条件(Ct)を前記トリガ(TR[S,Ct])に挿入するステップを含む、請求項に記載の方法。
  8. 通信ネットワーク(CN)と協働するのに適し、該通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するためのコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)であって、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、
    −サービスアプリケーション(A)からクエリ(Q[S,Cq])を受信するのに適したクエリプリプロセッサ(QPP)であって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が前記端末(T)に関係する1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、前記クエリプリプロセッサ(QPP)と、
    −クエリプロセッサ(QP)であって、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するのに適し、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を検出し前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示し、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するのに適した、
    前記クエリプロセッサ(QP)と
    を備え、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送するのに適し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにし、前記クエリプロセッサ(QP)は、更に、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるのに適し、前記クエリプロセッサ(QP)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、否定である場合には、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)に対応する更新条件タイプ(Cr=C/x、Cr=V/(p=p*)、Cr=H/q、Cr=H/)の更新条件(Cr)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップとを実行する、コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  9. 通信ネットワーク(CN)と協働するのに適し、該通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するためのコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)であって、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、
    −サービスアプリケーション(A)からクエリ(Q[S,Cq])を受信するのに適したクエリプリプロセッサ(QPP)であって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が前記端末(T)に関係する1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、前記クエリプリプロセッサ(QPP)と、
    −クエリプロセッサ(QP)であって、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するのに適し、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を検出し前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示し、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するのに適した、
    前記クエリプロセッサ(QP)と
    を備え、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送するのに適し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにし、前記クエリプロセッサ(QP)は、更に、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるのに適し、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)の1つであり、前記クエリプロセッサ(QP)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンクロックタイプ(C/y)である場合には、更新条件Cr=C/max(min(x,y),ts)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップであって、tsは、前記端末(T)での前記コンテキスト情報(S)の検出及び送信の最小期間である、ステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))又はオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を実行する、コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  10. 通信ネットワーク(CN)と協働するのに適し、該通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するためのコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)であって、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、
    −サービスアプリケーション(A)からクエリ(Q[S,Cq])を受信するのに適したクエリプリプロセッサ(QPP)であって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が前記端末(T)に関係する1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、前記クエリプリプロセッサ(QPP)と、
    −クエリプロセッサ(QP)であって、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するのに適し、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を検出し前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示し、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するのに適した、
    前記クエリプロセッサ(QP)と
    を備え、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送するのに適し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにし、前記クエリプロセッサ(QP)は、更に、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるのに適し、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)の1つであり、前記クエリプロセッサ(QP)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))である場合には、更新条件Cr=V/(p=p* OR r=r*)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンクロックタイプ(C/y)又はオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を実行する、コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  11. 通信ネットワーク(CN)と協働するのに適し、該通信ネットワーク(CN)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するためのコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)であって、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、
    −サービスアプリケーション(A)からクエリ(Q[S,Cq])を受信するのに適したクエリプリプロセッサ(QPP)であって、前記クエリ(Q[S,Cq])は、クエリ条件(Cq)が満たされたときに前記サービスアプリケーション(A)が前記端末(T)に関係する1組のコンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)から受信する必要があることを示す、前記クエリプリプロセッサ(QPP)と、
    −クエリプロセッサ(QP)であって、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられた更新規則(R[S,Cr])を生成するのに適し、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を検出し前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示し、
    −前記クエリプロセッサ(QP)は、前記端末(T)に前記更新規則(R[S,Cr])を送信するのに適した、
    前記クエリプロセッサ(QP)と
    を備え、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、前記コンテキスト情報(S)を受信し、前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送するのに適し、それにより前記サービスアプリケーション(A)が前記コンテキストベースサービスを実施できるようにし、前記クエリプロセッサ(QP)は、更に、クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)を求めるのに適し、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V/(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)の1つであり、前記クエリプロセッサ(QP)は、更なる更新規則(R’)であって更なる更新条件(Cr’)を含み前記コンテキスト情報(S)に関係する前記更なる更新規則(R’)がアクティブであるかどうかチェックするステップと、肯定であり、前記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)が前記オンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)である場合に、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンチェンジタイプ(H/z)である場合には、更新条件Cr=H/(q OR z)を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新条件(Cr’)がオンバリュータイプ(V/(r=r*))又はオンクロックタイプ(C/y)である場合には、更新条件Cr=H/を前記更新規則(R[S,Cr])に挿入するステップと、
    −前記更なる更新規則(R’)を前記更新規則(R[S,Cr])で置き換えるステップと
    を実行する、コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  12. 記クエリ条件タイプ(Cq=C/x、Cq=V/(p=p*)、Cq=H/q、Cq=H/)は、オンクロッククエリ条件タイプ(Cq=C/x)、オンバリュークエリ条件タイプ(Cq=V(p=p*))、及びオンチェンジクエリ条件タイプ(Cq=H/q、Cq=H/)の1つである、請求項に記載のコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  13. 前記クエリプロセッサ(QP)は、更に、前記クエリ(Q[S,Cq])に関連付けられるトリガ(TR[S,Ct])を生成するのに適し、前記トリガ(TR[S,Ct])は、前記クエリ(Q[S,Cq])を扱うために、トリガ条件(Ct)が満たされたときに前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送しなければならないことを示し、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、更に、前記トリガ(TR[S,Ct])を記憶するためのトリガデータベース(TR−DB)を備えた、請求項8から12の何れか一項に記載のコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  14. 前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は、更に、トリガプロセッサ(TRP)を備え、前記トリガプロセッサ(TRP)は、前記トリガデータベース(TR−DB)と協働するのに適し、前記トリガ条件(Ct)が満たされたかどうかチェックし、前記トリガ条件(Ct)が満たされた場合に前記コンテキスト情報(S)を前記サービスアプリケーション(A)に転送するためのものである、請求項13に記載のコンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)。
  15. 通信システム(CS’、CS)であって、該通信システム(CS’、CS)は、該通信システム(CS’、CS)の端末(T)にコンテキストベースサービスを提供するのに適し、該通信システム(CS’、CS)は、前記端末(T)が接続される通信ネットワーク(CN)と、前記コンテキストベースサービスを実施するのに適したサービスアプリケーション(A)と、前記サービスアプリケーション(A)及び前記通信ネットワーク(CN)と協働するのに適したコンテキストサーバ(CStx)とを含み、
    前記端末(T)は、該端末(T)に関係するコンテキスト情報(S)を検出するように構成されたセンサモジュール(SM)と協働するのに適し、前記端末(T)はコンテキストクライアント(CCtx)を含み、
    −前記コンテキストクライアント(CCtx)は、前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)から更新規則(R[S,Cr])を受信するのに適し、前記更新規則(R[S,Cr])は、前記コンテキストサーバ(SCtx)が前記クエリ(Q[S,Cq])を扱えるように、更新条件(Cr)が満たされたときに前記端末(T)が前記コンテキスト情報(S)を検出して前記コンテキスト情報(S)を前記コンテキストサーバ(SCtx)に送信しなければならないことを示し、
    −前記コンテキストクライアント(CCtx)は、前記更新規則(R[S,Cr])に従って前記センサモジュール(SM)を動作させるのに適し
    前記コンテキストサーバ(SCtx’、SCtx)は請求項8から14の何れか一項に記載のものである、
    通信システム(CS’、CS)。
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