JP5249159B2 - 微細構造体の接着力推定方法および接着力推定装置 - Google Patents
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また、第2の部材は、一対の電極間に引加される電圧により発生する静電引力により変形するようにしてもよい。
このような場合、第1の算出ステップは、第2の部材が第1の部材から離間した瞬間における、一対の電極に印加される電圧の値に基づいて第1の駆動力を算出するようにしてもよい。
まず、本発明に係る第1の実施の形態について説明する。
図1,図2に示すように、本実施の形態に係る微細構造体1は、基板100と、この基板上に配設された片持ち梁構造を有する可動梁110と、基板100上に配設された可動梁110の梁部113端部と対向配置された接点部材120と、基板100上の可動梁110と接点部材120との間に配置され駆動電圧が印加される平板状の第1の駆動電極130と、可動梁110の後述する梁部113の下面に配設され第1の駆動電極130と対向し駆動電圧が印加される平板状の第2の駆動電極140と、基板100上の第1の駆動電極130と接点部材120との間に配置された平板状の第1の状態検出電極150と、可動梁110の後述する梁部113の下面に配設され第1の状態検出電極150と対向する平板状の第2の状態検出電極160と、接点部材120、第1,第2の駆動電極130,140および第1,第2の状態検出電極150,160と電気的に接続された推定装置170とを備えている。
推定装置170の駆動電圧印加部171により、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140とにそれぞれ駆動電圧を印加すると、それらの間に電位差が生じ、この電位差に基づく静電引力(駆動力)によって第1の駆動電極130と第2の駆動電極140とが互いに引き寄せられる。その駆動力が可動梁110の形状を保とうとする力よりも大きくなると、可動梁110の梁部113が変形し、その端部が基板100の側に引き寄せられる。第1の駆動電極130と第2の駆動電極140との間の電位差がさらに大きくなるようにそれらに駆動電圧を印加すると、梁部113はさらに撓んでその端部が基板100の側に引き寄せられ、ついには図4に示すように、接触部114の下端部が接点部材120に接触することとなる。
次に、本実施の形態に係る微細構造体1の接着力の算出動作について図5を参照して説明する。
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態における推定装置170の推定部174にさらにパラメータ抽出部174eを設けたものである。したがって、本実施の形態において、上述した第1の実施の形態と同等の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
まず、推定部174のデータ取得部174aは、駆動電圧印加部171により、第1,第2の駆動電極130,140の間に働く静電引力による駆動力が徐々に強くなるよう、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140とに印加する駆動電圧を変化させ、接触部415の下端を接点部材120に接触させる(ステップS11)。このとき、容量検出部172は、第1の状態検出電極150,160の間の容量の値を検出しており、この検出された値は記憶部173に記憶される。
なお、図1に示す微細構造体1のように、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140の距離が場所によって異なる場合には、図5を参照して説明したステップS4のように、微小面積での駆動力を積分する形で求めればよい。
図16,図17に示す微細構造体4のように、第1,第2の駆動電極130,140との間に働く静電引力を用いて微細構造体4を変形させ、この変形に伴って第1,第2の駆動電極130,140との間隔が変化するような微細構造体において、静電引力の大きさは、第1,第2の駆動電極130,140との間隔に対して非線形に変化する。このような系では、微細構造体の変形が所定の量を超えると、復元力と静電引力とのつりあいが成り立たず、急激に微細構造体が変形し、接触部415が接点部材120と接触する「プルイン」という現象が起きることがある。この「プルイン」は、静電引力を駆動力とする系に限らず、作用する駆動力の大きさが微細構造体との距離に非線形な関係にある系で生じる可能性があるものである。以下に、プルインが生じる場合と生じない場合それぞれについて、実効的な構造パラメータを抽出する方法を説明する。
第1の駆動電極130と第2の駆動電極140との間に印加される駆動電圧がゼロの場合において、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140との間隔をg0とすると、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140との間に印加される駆動電圧を漸進的に増加させていったときの実効的な変位量Δdが、下式(7)を満たすとき、プルインが生じる。
まず、プルインが生じたと仮定し、ばね部のばね定数をKとすると、下式(8)により、第1の駆動電極130と第2の駆動電極140と間に印加させる駆動電圧がゼロのときのそれらの間隔g0を求めることができる。
プルインが生じている場合、実効的な変位量ΔD2は上式(8)で求めたg0を用いて、下式(10)により算出する求めることができる。
プルインが生じていない場合、接触の瞬間においても駆動力Feと復元力Fkとのつりあいが成り立つので、駆動力Feの大きさは、Fe=ε・S・Von 2/2g2として求められる。すなわち、Fk=Fe=ε・S・Von 2/2g2となる。したがって、実効的な変位量ΔD2は、実測したばね部413のばね定数kと、上述した復元力Fkとを用いて、下式(11)より求めることができる。
例えば櫛歯電極を用いて発生させる静電引力など、作用する駆動力の大きさが微細構造体との距離と線形な関係にある系では、プルインが生じないので、接触の瞬間においても復元力と駆動力とのつりあいが成り立ち、復元力の大きさは、駆動力の大きさと等しくなる。接触の瞬間における駆動力Feの大きさは、Fe=ε・S・Von 2/2g2として求められる。したがって、復元力Fkの大きさは、Fk=Fe=ε・S・Von 2/2g2となる。この場合、実効的な変位量ΔD2は、上述したように求めた接触の瞬間における復元力Fkの大きさ、実測したばね部のばね定数Kを用いて、下式(12)により求めることができる。
上述したように作用する駆動力の大きさが構造体との距離に非線形な関係にある系ではプルインが生じる可能性がある。そこで、以下に、プルインが生じる場合と生じない場合それぞれについて、実効的な構造パラメータを抽出する方法を説明する。
設計上の変位量ΔD1が、下式(13)を満たしていればプルインが生じており、下式(13)満たしていなければプルインが生じていない。
この場合、実効的なばね定数Kは、下式(14)から求めることができる。
この場合、接触の瞬間においても駆動力Feと復元力Fkとのつりあいが成り立ち、復元力の大きさは、駆動力の大きさと等しくなる。すなわち、駆動力Feの大きさは、Fe=ε・S・Von 2/2g2として求められ、復元力Fkの大きさは、Fk=Fe=ε・S・Von 2/2g2として求められる。実効的なばね定数Kは、設計上の変位量ΔD1を用いて、下式(15)から求めることができる。
例えば櫛歯電極を用いて発生させる静電引力など、作用する駆動力の大きさが構造体との距離と線形な関係にある系ではプルインが生じないため、接触の瞬間においても駆動力と復元力のつりあいが成り立ち、復元力の大きさは、駆動力の大きさと等しくなる(Fk=Fe)。接触の瞬間における駆動力Feの大きさは、Fe=ε・S・Von 2/2g2として求められる。したがって、その駆動力の値に基づいて、接触の瞬間における復元力の大きさを求めることができる。この場合、実効的なばね定数Kは、上述したように求めた接触の瞬間における復元力Fkの大きさ、設計上の変位量ΔD1を用いて、下式(16)により求めることができる。
Claims (10)
- 第1の部材と、外部から働く駆動力によって変形することにより少なくとも一部が前記第1の部材に接触可能とされた第2の部材とを備え、この第2の部材が前記第1の部材に接触した状態から離間した状態へ遷移する離間動作が行われる微細構造体における、前記第1の部材と前記第2の部材との接点に作用する接着力を推定する方法であって、
前記第2の部材に対して働く第1の駆動力が変化することにより、当該第2の部材が前記第1の部材に接触した状態から当該第1の部材から離間するまでに当該第2の部材の変形に伴って変化する物理量を取得する第1の取得ステップと、
この第1の取得ステップにより取得された物理量に基づいて、前記第2の部材が前記第1の部材から離間した瞬間を検出する第1の検出ステップと、
この第1の検出ステップにより検出された前記第2の部材が前記第1の部材から離間した瞬間における、前記第1の駆動力と、前記第2の部材の変形を復元させる向きに働く復元力とを算出する第1の算出ステップと、
この第1の算出ステップにより算出された前記第1の駆動力と前記復元力との差分の絶対値を前記接着力として推定する推定ステップと
を有することを特徴とする接着力推定方法。 - 前記第2の部材に対して働く第2の駆動力が変化することにより、当該第2の部材が前記第1の部材と離間した状態から当該第1の部材に接触するまでに変化する物理量を取得する第2の取得ステップと、
この第2の取得ステップにより取得された物理量に基づいて、前記第2の部材が前記第1の部材に接触する瞬間を検出する第2の検出ステップと、
この第2の取得ステップにより検出された前記第2の部材が前記第1の部材に接触する瞬間における、前記第2の駆動力を算出する第2の算出ステップと、
この第2の算出ステップにより算出された前記第2の駆動力に基づいて、前記微細構造体の構造パラメータを抽出する抽出ステップと
をさらに備え、
前記推定ステップは、前記構造パラメータを用いて、前記接着力を推定する
ことを特徴とする請求項1記載の接着力推定方法。 - 前記第2の部材の変形に伴って間隔が変化し、容量を形成する一対の電極を備え、
前記物理量は、前記電極によって形成される容量である
ことを特徴とする請求項1または2記載の接着力推定方法。 - 前記第2の部材は、前記一対の電極間に引加される電圧により発生する静電引力により変形する
ことを特徴とする請求項3記載の接着力推定方法。 - 前記第1の算出ステップは、前記第2の部材が前記第1の部材から離間した瞬間における、前記一対の電極に印加される電圧の値に基づいて前記第1の駆動力を算出する
ことを特徴とする請求項3または4記載の接着力推定方法。 - 前記物理量は、導電性を有する前記第1の部材と前記第2の部材の接触部に流した電気信号に基づく電圧降下値からなる
ことを特徴とする請求項2記載の接着力推定方法。 - 前記物理量は、導電性を有する前記第1の部材と前記第2の部材の接触部に流した電気信号に基づく電流値からなる
ことを特徴とする請求項2記載の接着力推定方法。 - 前記第2の部材は、前記第1の部材が配設された基板上から突出した柱状の支持部と、この支持部の上端に一端が接続され水平方向に延在する可堯性を有するばね部と、このばね部の他端が接続された平板状のマス部と、このマス部に設けられ前記第1の部材と対向配置された接触部とからなり、
前記抽出ステップは、前記第2の駆動力と前記ばね部のばね定数とに基づいて前記ばね部の実効的な変位量を抽出する
ことを特徴とする請求項2記載の接着力推定方法。 - 前記第2の部材は、前記第1の部材が配設された基板上から突出した柱状の支持部と、この支持部の上端に一端が接続され水平方向に延在する可堯性を有するばね部と、このばね部の他端が接続された平板状のマス部と、このマス部に設けられ前記第1の部材と対向配置された接触部とからなり、
前記抽出ステップは、前記第2の駆動力と前記ばね部の変位量とに基づいて前記ばね部の実効的なばね定数を抽出する
ことを特徴とする請求項2記載の接着力推定方法。 - 第1の部材と、外部から働く駆動力によって変形することにより少なくとも一部が前記第1の部材に接触可能とされた第2の部材とを備え、この第2の部材が前記第1の部材に接触した状態から離間した状態へ遷移する離間動作が行われる微細構造体における、前記第1の部材と前記第2の部材との接点に作用する接着力を推定する装置であって、
前記第2の部材に対して働く第1の駆動力が弱まることにより、当該第2の部材が前記第1の部材に接触した状態から当該第1の部材から離間するまでに当該第2の部材の変形に伴って変化する物理量を取得する取得部と、
この取得部により取得された前記物理量に基づいて、前記第2の部材が前記第1の部材から離間した瞬間を検出する検出部と、
この検出部により検出された前記第2の部材が前記第1の部材から離間した瞬間における、前記第1の駆動力と、前記第2の部材の変形を復元させる向きに働く復元力とを算出する算出部と、
この算出部により算出された前記第1の駆動力と前記復元力との差分の絶対値を前記接着力として推定する推定部と
を備えたことを特徴とする接着力推定装置。
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