JP5247037B2 - 半導体集積回路及びその制御方法 - Google Patents
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Description
また、電源遮断は、リーク電流削減の効果が高い反面、電源遮断状態から安定動作可能な状態に復帰するまでの時間が回路の動作スピードと比較して長いという利用上の難しさがある。
また、制御については、定常的に動作させる部分で動作させるソフトウェアにより電源制御が行われ、ウェイクアップ動作と同等の処理速度で電源分離箇所にアクセスするのが一般的である。そして、これは、リーク電流が問題にならない場合の設計手法としては、十分確立された方法論であった。
具体的に、図1には、本発明に係る半導体集積回路の最も基本的な構成を示しており、読み込んだ命令に従ってデータを処理する半導体集積回路のデータ処理システムを示している。
処理内容探査部101では、ある命令列の最初の実行時に命令フェッチ104より取得した命令内容をもとに、電源分離されたブロック(機能ユニット)に対する命令が実行される場合の対象となるブロックの探査を行う。
まず、電源投入予測部102に先行して、命令アドレスが通知されていることが前提となる。上記命令アドレスに基づくデータを取得できた場合、電源投入予測部102では、当該命令アドレスか、あるいは、当該命令アドレスを加工して得られる情報を用いて、各電源ブロックに対する電源投入を指示する。
図3は、命令アドレスの局所性を利用して大域的なアドレス変化を検出する方法を実現するための電源投入予測部102に係る概略構成を示すブロック図である。すなわち、命令フェッチ104に存在するプログラムカウンタの命令アドレス301と、前サイクルの命令部分アドレス302とを比較器305で比較することにより、大域的なアドレスが変化したことを検出し、カウンタ307のスタートトリガーとする。また、一度、トリガーがかかったカウンタ307は、再度大域アドレスの更新があってもそのままカウントを続けるものとする。
図12には、先行電源投入指示部1106による電源投入の重み付け設定として、図12(a)、(b)、(c)の3つの重み付け設定に変更を行える各制御態様が示されている。これにより、分岐予測器1001の性能や分岐的中率により先行電源投入が受ける影響を軽減し、その最適化が可能になる。
101:処理内容探査部
102:電源投入予測部
103:電源制御部
104:命令フェッチ
105:命令デコード
106:命令ディスパッチ
110:機能ユニット部
111〜116:機能ユニット
200:NMOSトランジスタ
201:データ処理部
202:命令コード
203:データイン
204:コンディションコード等の処理結果コード
205:データアウト
206:処理状態
301:プログラムカウンタの命令アドレス
302:命令部分アドレス
303:排他的論理和(XOR)
304:排他的論理和(XOR)
305:比較器
306:ウェイト時間設定レジスタ
307:カウンタ
308:命令データ
309:先行電源投入条件登録部
3091:電源投入ブロックIDコード
3092:電源投入履歴
600:gshare分岐予測器
601:分岐命令アドレス
602:グローバル分岐履歴
603:合成インデックス
604:分岐パターン履歴テーブル
605:合成インデックスで指定されたエントリ
606:カウンタ
700:ローカル履歴2レベル適応型分岐予測器
701:分岐履歴テーブル
702:l番目のローカル分岐履歴
703:分岐予測テーブル
704:分岐予測テーブルm,nで示されるエントリ
800:コンビネーション型分岐予測器
801:第1の分岐予測部(分岐予測部1)
802:第2の分岐予測部(分岐予測部2)
803:分岐パターン履歴テーブル
804:分岐パターン履歴テーブルのインデックスnのエントリ
805:セレクタ
1001:分岐予測器
1002:フェッチアドレス選択部
1003:レジスタファイル
1004:コンプリーションバッファ
1101:インデックスリングバッファ
1102:インデックス履歴サイズレジスタ
1103:先頭分岐ポインタ
1104:末尾分岐ポインタ
1105:ブロックIDコードテーブル
1106:先行電源投入指示部
1301:2ビット飽和カウンタ
1302:電源投入パターン履歴テーブル
1500:ブロックIDコード解析部
1501:第1ブロック電源投入判定部
1502:スタンバイ期間設定レジスタ
1503:タイマーダウンカウンタ
1511:第nブロック電源投入判定部
1512:スタンバイ期間設定レジスタ
1513:タイマーダウンカウンタ
1600:命令ストリーム
1700:命令ストリーム
1801:メインプロセッサ
1802:コプロセッサ等拡張処理モジュール
1803:バスインターフェース(バスIF)
1804:機能モジュール1の基本ファンクション部
1805:機能モジュール1の拡張ファンクション部
1806:バスインターフェース(バスIF)
1807:機能モジュール2
1808:AHBコントローラ
1809:バスブリッジ
1810:メモリコントローラ
1811:DMA
1812:バスブリッジ
1813:タイマー/割り込みコントローラ
1814:PIO
1815:UART
1816:UART
1817:GPIO
1818:USB
1819:AHBコントローラ
1820:外部インターフェース
1821:DRAMインターフェース
1822:外部インターフェース
1823:バス
Claims (9)
- 少なくとも一つが電源遮断可能に構成された複数の機能ユニットを有する処理手段と、
前記処理手段に処理させる処理内容を示す命令を取得する取得手段と、
電源制御の履歴を保持する保持手段と、
前記電源遮断可能な機能ユニットに関する処理内容を前記取得手段の取得した命令から探査する処理内容探査手段と、
前記処理内容探査手段で探査した処理内容について前記保持手段に保持されている電源制御の履歴に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断に係るタイミングを予測する電源投入予測手段と、
前記電源投入予測手段の予測結果に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断を制御する電源制御手段とを有することを特徴とする半導体集積回路。 - 前記取得手段の取得する命令は命令アドレスと命令データとを有し、
前記電源投入予測手段は、前記処理手段の実行した命令から命令アドレスの部分変化を検出して、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入に係る予測をすることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。 - 前記電源投入予測手段は、
前記取得手段に存在する命令アドレスと前サイクルで当該電源投入予測手段に入力された命令アドレスとを比較することでアドレス変化を検出してトリガーを設定する比較手段と、
前記比較手段によるトリガーの設定に応じてカウントを開始するカウンタと、
前記カウンタのカウント中に前記取得手段の取得した命令データから電源制御命令を検出した場合に前記カウンタのカウントした値を電源投入履歴として登録する電源投入条件登録手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。 - 前記トリガーの有効時間を保持するレジスタを更に有し、
前記電源投入予測手段は、前記カウンタのカウントする値の示す時間が前記有効時間を過ぎた場合に、前記電源投入履歴の登録を制限することを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。 - 前記取得手段の取得する命令は命令アドレスと命令データとを有し、
前記電源投入予測手段は、前記処理手段の実行した命令から得られた分岐履歴に基づいて予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。 - 前記電源投入予測手段は、グローバル分岐履歴と前記取得手段の取得した命令アドレスとに基づいて合成インデックスを作成する合成手段を有し、
前記合成手段の作成した合成インデックスと前記分岐履歴に基づいて分岐予測条件を登録することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。 - 少なくとも一つが電源遮断可能に構成された複数の機能ユニットを有する処理手段と、
前記処理手段に処理させる処理内容を示す命令を取得する取得手段と、
前記電源遮断可能な機能ユニットに関する処理内容を前記取得手段の取得した命令から探査する処理内容探査手段と、
前記処理内容探査手段で探査した処理内容に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断に係るタイミングを予測する電源投入予測手段と、
前記電源投入予測手段の予測結果に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断を制御する電源制御手段とを有し、
前記取得手段の取得する命令は命令アドレスと命令データとを有し、
前記電源投入予測手段は、
前記取得手段に存在する命令アドレスと前サイクルで当該電源投入予測手段に入力された命令アドレスとを比較することでアドレス変化を検出してトリガーを設定する比較手段と、
前記比較手段によるトリガーの設定に応じてカウントを開始するカウンタと、
前記カウンタのカウント中に前記取得手段の取得した命令データから電源制御命令を検出した場合に前記カウンタのカウントした値を電源投入履歴として登録する電源投入条件登録手段とを備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 少なくとも一つが電源遮断可能に構成された複数の機能ユニットを有する処理手段と、前記処理手段に処理させる処理内容を示す命令を取得する取得手段と、電源制御の履歴を保持する保持手段と、前記電源遮断可能な機能ユニットに関する処理内容を前記取得手段の取得した命令から探査する処理内容探査手段と、を備える半導体集積回路の制御方法であって、
前記処理内容探査手段で探査した処理内容について前記保持手段に保持されている電源制御の履歴に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断に係るタイミングを予測する予測工程と、
前記予測工程における予測結果に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断を制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。 - 少なくとも一つが電源遮断可能に構成された複数の機能ユニットを有する処理手段と、前記処理手段に処理させる処理内容を示す命令を取得する取得手段と、前記電源遮断可能な機能ユニットに関する処理内容を前記取得手段の取得した命令から探査する処理内容探査手段と、前記処理内容探査手段で探査した処理内容に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断に係るタイミングを予測する電源投入予測手段と、前記電源投入予測手段の予測結果に基づいて、前記電源遮断可能な機能ユニットに対する電源投入又は電源遮断を制御する電源制御手段とを有する半導体集積回路の制御方法であって、
前記取得手段の取得する命令は命令アドレスと命令データとを有し、
前記取得手段に存在する命令アドレスと前サイクルで当該電源投入予測手段に入力された命令アドレスとを比較することでアドレス変化を検出してトリガーを設定する比較工程と、
前記比較工程におけるトリガーの設定に応じてカウントを開始し、当該カウント中に前記取得手段により取得した命令データから電源制御命令を検出した場合にカウントした値を電源投入履歴として登録する電源投入条件登録工程とを備えることを特徴とする制御方法。
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JP2007016858A JP5247037B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | 半導体集積回路及びその制御方法 |
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