JP5246968B2 - 計量式吸入器 - Google Patents

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Description

本発明は、計量式吸入器に関し、特に、計量式吸入器のための投与量カウンタに関する。投与量カウンタは、アクチュエータと、ロータリーギアと、アクチュエータの移動に応答して段階的にロータリーギアを駆動するためのドライバと、を備える。ロータリーギアは、スピンドルに設けられたホイールを備え、ホイールは、周囲に複数のラチェット歯を備える。投与量カウンタは、ロータリーギアの逆回転を制止するための歯止めと、ロータリーギアに連結されたディスプレイと、を備える。ディスプレイは、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに応答する単一整数でインデックス可能(indexable)なように、表面に個数が増加する整数の一覧列挙を備える。そして、歯止めは、放射状に間隔を置いて少なくとも二つのラチェット歯を備えており、この歯の一つが、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに追随するホイールのラチェット歯に係合するようになっている。
計量式吸入器は、加圧計量式吸入器(手動操作及び吸引作動タイプ)及びドライパウダー吸入器を含む。このような計量式吸入器は、一般に、薬剤キャニスター、及び薬剤排出口を有するアクチュエータ本体を備える。
薬剤キャニスターは、薬剤と推進剤とを混合して収容する加圧キャニスターでもよい。このようなキャニスターは、一般に、深絞りアルミニウムカップから形成され、計量バルブ組立部を保持する圧着蓋を備える。計量バルブ組立部は、使用の際に、アクチュエータ本体における所謂「ステムブロック(stem block)」に強く押込んで嵌め込まれた突出バルブ軸を備える。
従来の手動操作式吸入器を作動するために、使用者は、圧縮力をキャニスターの閉端部に加える。計量バルブ組立部の内部構成は、スプリングで負荷されており、それによって、装置を作動するのに、約15〜30Nの圧縮力を必要とする。
圧縮力に応答して、キャニスターは、バルブ軸の軸方向に約2〜4mmの量ずつ移動する。この軸移動の範囲は、計量バルブを作動し、計量された定量の薬剤及び推進剤を、ステムブロックを通じて放出するのに十分である。その後、これが、ステムブロックのノズルを介してマウスピースに放出する。この時に、装置の薬剤排出口を通じて吸引する使用者は、計量薬剤を投与される。
上記した計量式吸入器は、要求するときにはいつでも、正確に計量された薬剤を投与し、特に、突然呼吸困難が生じた使用者にとって便利である。現在世界中で使用されるほどこれらの装置は成功している。
更に最近の開発は、所謂「吸引作動アクチュエータ」があり、使用者による吸引に応答して、マウスピースを通じて計量薬剤を搬送するものである。このタイプの装置は、使用者の吸引とエアロゾルキャニスターの手動押下げとの協調動作が不完全である状況において、特に便利である。例えば、子供は、時々、自己投与を行う際に必要な協調動作を失敗し、呼吸困難の際には、大人も強調動作に失敗することがある。
吸入器による自己投与の欠点の一つは、薬剤収容の内容物が、一般に、使用者には見えないので、いつ薬剤キャニスターの充填物がなくなるか測ることが難しいことである。エアロゾルキャニスターにおいて、この困難の理由の一つは、薬剤供給がもうすぐなくなるにも拘らず、キャニスターに推進剤の残余が存在することである。あるいは、もうすぐなくなるという状況が、結果として推進薬剤の残余になることである。キャニスターに液体が収容されているという理由だけで、吸入器でまだ有効な計量薬剤を供給できる、という誤解を生じる。ほとんどの使用者が予備装置を決まって持っているわけではないので、投与が信頼できなくなり、この誤解は使用者にとって潜在的に危険である。
多くの使用者は、様々な体調の処置のためにいくつかの異なる吸入器を有する。他の使用者は、例えば、学校、家庭、職場などの複数の異なる場所に吸入器を置いている。これらの状況において、使用者が、それぞれ個々の吸引装置から排出された使用量の情報を監視することは特に困難である。
見えないキャニスター内にどのくらいの投与量が残っているかを使用者に判断可能とするカウンタ機構は、明らかに必要である。このようなカウンタは、吸入器がもうすぐ空になる時を使用者に確実に警告し、薬剤ぎれを回避するために妥当な処置を施すことができる。更に、投与量カウンタが一回の投与量を判読しやすければ、病院監視下、又は両親や教師が治療中の子供達ごとの順守を判断する際に、順守監視のために使用できる。更に、計量式吸入器が複数の国で投与量カウンタを備えるためには規則上の要件がある。
WO98/28033は、上記した計量式吸入器を使用するのに適した投与量カウンタが開示されている。WO98/28033から複写した図1及び図2は、計量式吸入器の下部を示す。吸入器は、薬剤排出口4を有するアクチュエータ本体2を備える。エアロゾルキャニスター6は、アクチュエータ2の下部に延設する。エアロゾルキャニスター6は、深絞りアルミニウムカップ8から形成され、蓋10が圧着されている。
蓋10は、突出バルブ軸12を有する計量バルブ組立部を支持し、この端部が、アクチュエータ本体2におけるステムブロック14に強く押込んで嵌め込まれるように収容される。ステムブロック14は、薬剤排出口4に伝達するノズル16を備え、計量バルブ組立部の作動の際に、一回分の薬剤が、ノズル16を通じて薬剤排出口4へ排出される。計量バルブ組立部は、アクチュエータ本体2に関してエアロゾルキャニスター6を下方移動することによって作動する。エアロゾルキャニスター6の上向きベース(不図示)に対して使用者が行ったり、呼吸作動式の吸入器で使用者の吸入に応答して、エアロゾルキャニスター6が自動で押下げることによって、手動加圧が行われ、上記の作動を実行できる。呼吸作動の機構は、WO98/28033又は本願発明の一部を形成するものではなく、さらに詳細には記載しない。エアロゾルキャニスター6が押下げられると、薬剤排出口4を通じて吸入する使用者は、計量された投与量の薬剤を投与される。
カウンタ機構18は、例えばナイロンのようなプラスチック材料で形成されたアクチュエータ20を備え、アクチュエータ20は、ベースに一体化して形成されたボス22を備える。
ボス22の下側は、止まり穴が形成されており、止まり穴は、カウンターシャシの下部エレメントに形成された立設差込口26に設けられた圧縮バネ24を受ける。
ラチェット歯ホイール30の形式からなるロータリーギアを駆動するためのドライバ28は、アクチュエータ20のボス22に一体化して形成されており、2本のアーム(図2に1本だけ示す)の間に設けられた横フック(不図示)を備え、そのベースがボス22に結合される。横フックは、ラチェット歯ホイール30の周囲に形成されたラチェット歯32に係合する寸法及び方向となっており、それを正方向に回転する。
ラチェット歯ホイール30は、第1中空軸34に一体化して形成されている。第1中空軸34は、シャシサブエレメント38から横に突出した第1スピンドル36に回転可能に支持されている。シャシサブエレメント38は、横に突出した第2スピンドル40を備え、第2中空軸42が回転可能に支持されている。フレキシブルテープ44は、供給スプールとしての第2中空軸42に巻かれており、巻取スプール(ストックスプール)としての第1中空軸34に渡される。シャシサブエレメント38の一部に形成されたガイドプレート46は、テープ44を供給スプールから巻取スプールへ滑らかに渡すように導く。テープ44の表面は、エアロゾルキャニスターに残る投与量の回数を示す下降数字の列の目盛が付けられている。一般に、初期カウントは200であり、テープの連続目盛が一つずつ減じている。連続目盛の間隔は、調和ホイール30のインデックス移動(indexing motion)に一致しており、各連続作動ごとに、新たな数字が、吸入器ハウジング2に設けられたウインドウ48に表れる。
ラチェット歯ホイール30及び一体化して形成された第1中空軸34は、中空軸34におけるラチェット歯ホイール30から離れた端部を取り巻くラップスプリングクラッチ50(wrap-spring clutch)によって逆回転を制止する。ラップスプリングクラッチ50の一端(不図示)は、カウンターシャシを支えにして安定する。第1中空軸34の正方向の回転をスプリングコイルで制止しないように、ラップスプリングクラッチ50の巻き方は方向付けられている。しかし、中空軸34の逆回転が生じるとスプリングコイルがきつく締め付けられ、これによって、第1中空軸34はラップスプリングクラッチ50の内面によって堅く締められて、逆回転を制止する。
図3は、WO98/28033に記載された発明の好ましい実施形態を示す。投与量カウンタ18は、一体化して形成されたボス22を有するアクチュエータ20と、ボス22に結合されたドライバ28とを備える。ボス22の下側は、圧縮バネ24を受ける止まり穴が形成される。圧縮バネ24は、吸引装置(不図示)が作動する間、押下げ後のアクチュエータ20を静止位置に戻すようにする。
ドライバ28は、横フック52を備え、横フック52は、ウェブ(不図示)でベースに結合された一対のアーム54,56の間に設けられる。ウェブは、アクチュエータ20のボス22に連結される。アクチュエータとドライバとの結合組立部は、例えばナイロンのようなプラスチック材料で一体化して形成できる。
使用中、横フック52は、ラチェット歯ホイール30のラチェット歯32に係合し、ラチェット歯ホイール30は、フレキシブルテープディスプレイ44のための巻取スプールとして機能する中空軸34に設けられる。ラチェット歯ホイール30から離れた中空軸34の端部はフリクションクラッチ50を備え、クラッチ50は、軸34を逆回転しないようにし、カウンタテープ44の逆移動を防止する。
コントロール面58は、透明なエレメントとして示され、投与量カウンタの動作が明瞭に見えるようになっている。コントロール面58は、アクチュエータ20の移動方向に平行に延設し、ラチェット歯ホイール30付近でホイールの一方面に渡って弦方向に投影する位置に配置される。ドライバ28の一つのサポートアーム56は、コントロール面58に接触してスライドする。このスライド接触は、ラチェット歯ホイール30の回転軸に向けて半径方向内側に曲がろうとするドライバ28の自然性質を制止する。このような半径方向内側のたわみを防止することによって、コントロール面58は、ラチェット歯ホイール30に対するドライバ28の係合及び非係合を制限し、ラチェット歯ホイール30は、各歯のピッチに制限された距離ごとに回転する。この状況は、アクチュエータ20の直線移動又はストロークの範囲に関係なく見られる。
図4は、WO98/28033に記載された投与量カウンタで使用される従来のラチェットギア及びドライブ歯止め装置を示す概略図である。この装置は、押下げ方向に駆動する往復ドライバ28を用いて、矢印Aで示す方向にラチェット歯ホイール30を回転する。固定歯止め60は、ラチェット歯32の後縁62に係合することで、ラチェット歯ホイール30の逆回転を防止する。しかし、矢印Aの方向におけるラチェット歯ホイール30の正回転では、固定歯止め60は、ラチェット歯32の前縁63に押し付けられて、径方向外側に変形可能になっている。
この装置では、ラチェット歯ホイール30が、ドライバ28の各往復移動ごとに、一つの歯ピッチ以上で二つの歯ピッチ以下で回転させられると、歯止め60が、ラチェット歯32の後縁62(前縁63の反対側)に係合するまで、ある程度の逆回転がある。従って、ラチェット歯ホイール30の回転は、「ステップされる(stepped)」と言われることがある。
計量式吸入器の部品は、高度な技術仕様書で製作される。しかし、部品における許容誤差の必然的な変動が、様々な状況によって、WO98/28033に記載されたタイプの投与量カウンタの不成功を引き起こす。一般的ではないが、投与量カウンタの不成功が、WO98/28033に記載されたタイプの投与量カウンタをいくつかの装置に不適合とする。従って、本分野において、不成功率を減少した投与量カウンタが要求される。
従って、本発明は、計量式吸入器のための投与量カウンタを提供する。投与量カウンタは、
アクチュエータと、
ロータリーギアと、
アクチュエータの移動に応答して段階的にロータリーギアを駆動するためのドライバと、を備える。
ロータリーギアは、スピンドルに設けられたホイールを備え、ホイールは、周囲に複数のラチェット歯を備える。
投与量カウンタは、ロータリーギアの逆回転を制止するための歯止めと、
ロータリーギアに連結されたディスプレイと、を備える。
ディスプレイは、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに応答する単一整数でインデックス可能なように、表面に個数が増加する整数の一覧列挙を備える。
そして、歯止めは、放射状に間隔を置いて少なくとも二つのラチェット歯を備えており、この歯の一つが、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに追随するホイールのラチェット歯に係合するようになっている。
これによって、本発明に係るカウンタは、少なくとも二つの歯を有する歯止めを提供する。ホイールの段階的回転移動の間に、同一の歯が、ホイールの連続するラチェット歯に係合して、ホイール(即ちロータリーギア)の逆回転を防止する。ホイールのラチェット歯を係合するための代替位置を提供することによって、収容可能な吸入器の様々な部品の製作において、歯止めの許容誤差の範囲を増加する。これは、特に、数え落しのような投与量カウンタの不成功率を著しく減少させる。明らかに、数え落しは、患者に、吸入器に残っている投与量を実際よりも多いと信じさせるので、特に望ましくない。
図1は、WO98/28033の従来技術に関する計量式吸入器のための投与量カウンタを示す。 図2は、WO98/28033の従来技術に関する計量式吸入器のための投与量カウンタを示す。 図3は、WO98/28033の従来技術に関する計量式吸入器のための投与量カウンタを示す。 図4は、WO98/28033の従来技術に関する計量式吸入器のための投与量カウンタを示す。 図5は、本発明に関する投与量カウンタの構成要素を示す。 図6は、本発明に関する投与量カウンタの更なる細部を示す。 図7は、投与量カウンタのインデックスのために実行される移動を示す概略図である。 図8は、本発明の投与量カウンタのホイール及び歯止めを示し、歯止めは、(a)第一の歯から作動したり、(b)第二の歯から作動する。 図9は、本発明の投与量カウンタを収納する計量式吸入器を示す。
本発明の投与量カウンタは、歯止め60が改良された点を除いて、上記した図3及び図4に記載されたものに基づく。歯止めの改良は、吸入器の全ての部品の詳細な研究に伴って起きたものである。これにより、図5に示すように、本発明の投与量カウンタ18は、アクチュエータ20と、ロータリーギア(図5に全部は示されていない)と、アクチュエータ20の移動に応答して段階的にロータリーギアを駆動するためのドライバ28と、を備える。ロータリーギアは、スピンドル(不図示)に設けられたホイール30を備え、ホイール30は、周囲に複数のラチェット歯32を備える。投与量カウンタは、ロータリーギアの逆回転を制止するための歯止め60と、ディスプレイと、を備える。ディスプレイは、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに応答する単一整数でインデックス可能なように、表面に個数が増加する整数の一覧列挙を備える。
ホイール30は、複数のラチェット歯32を備え、好ましくは、8〜14(即ち、8,9,10,11,12,13又は14)の歯、更に好ましくは9,10,11又は12の歯、そして最も好ましくは11の歯を備える。ホイール30の中心から歯32の先端で測定されるホイール30の半径は、吸入器の部品の大きさに依存する。好ましくは、半径は、1.5〜3.5mm、更に好ましくは2.0〜3.0mm、最も好ましくは2.80±0.05mmである。
WO98/28033の投与量カウンタのように、本発明の投与量カウンタ18は、好ましくは更に、ドライバ28とホイール30との間の係合及び非係合の位置を調整するためのコントロール面を備える。加えて、ドライバ28は、ラチェットドライブ歯止めを備え、好ましくは、ラチェットドライブ歯止めは、ストラドルドライブ(straddle drive)形式であり、ホイールのラチェットはを係合する構成部分が、離れた一対のサポートアーム間で支持される。
歯止め60は、少なくとも二つのラチェット歯64,66を備える。好ましくは、図5に示すように、歯止め60は、二つのラチェット歯64,66だけを備える。少なくとも二つのラチェット歯64,66は、ラチェット歯ホイール30に関して放射状に間隔を置いており、同一の歯が、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに追随するホイールのラチェット歯32に係合するようになっている。一般に、歯止め60のラチェット歯64,66の一方及びただ一つが、常にラチェット歯に係合する。
図6は、投与量カウンタ18の分解図を示し、前記した部品に加えて、スプリットハブ(split hub)70の作用によって緊張保持されるストックボビン68を示す。スプリットハブ70は、WO98/28033に記載されたようなクラッチスプリングを不要とする。クラッチスプリングは、スプリットハブ70の代替又は追加として使用され得るが、好ましい実施形態では、本発明の投与量カウンタは、クラッチスプリングを備えていない。ディスプレイは、好ましくは長いカウンタテープ44であり、投与量カウントが印刷又は書き込まれている。更に好ましくは、カウンタテープ44は、インデックススプールに配置されており、投与量カウンタは、更にストックボビンを備え、インデックススプールが段階的に前進する時にカウンタテープを収納する。
使用中における、投与量カウンタ18の作動は次の通りである。
使用者は、アクチュエータ20の移動を生じさせるエアロゾルキャニスター6を押下げる。本実施形態では、アクチュエータ20は、薬剤キャニスター6のリムに係合するように構成される。アクチュエータ20は、第一位置から第二位置そして第一位置へ戻る直線移動によって作動し、第一位置から第二位置へアクチュエータが移動する間、又は第二位置から第一位置へアクチュエータが移動する間において、ロータリーギアの移動が生じる。図5に示す実施形態では、第一位置から第二位置へアクチュエータが移動する間に、ロータリーギアの移動が生じる。実施形態に示すように、アクチュエータ20は、スプリングで負荷されたプランジャ22,24を備え、薬剤投与を搬送するためにアクチュエータを起動させるとき、スプリング負荷の戻り力に反してプランジャを押下げ可能になっている。
第一位置から第二位置へ移動する間、アクチュエータ20は、ドライバ28をホイール30のラチェット歯32の後縁62に係合させる。アクチュエータ20とドライバ28が下降すると、ラチェット歯ホイール30が回転する。
ロータリーギアのスピンドルは、カウンタテープ44を移動して次の数を示す。カウンタテープ44は、ストックボビン68が設けられたスプリットハブ70の作用で緊張保持される。
歯止め60が半径方向外側に変形すると、ホイール30が一つの歯32ごとに回転可能になる。歯止め60の少なくとも二つの歯64,66は、本質的に弾性を有しており、必要な半径方向外側の変形及び復帰を可能とする。代替的又は追加的に、歯止め60は、半径方向外側に変形可能な弾性サポートに設けられることができ、例えば、弾性サポートは、投与量カウンタ18のシャシに組み込まれた弾性フランジとすることができる。
ラチェット歯ホイール30が歯止め60と係合した後、ドライバ28は、ラチェット歯ホイール30を解放する。吸入器をリセットすると、キャニスター6は、初期位置(第一位置)へ戻ることができる。圧縮バネ24は、キャニスターに続くためにアクチュエータ20を押す。アクチュエータ20が第一位置から第二位置へ移動するとき、アクチュエータ20上のドライバ28は、曲がって、ラチェット歯ホイール30の歯を通り過ぎる。
ホイール30の歯32に係合した少なくとも二つの歯64,66は、ロータリーギアの逆回転を防止する。
WO98/28033及び本発明に関して記載されたタイプのカウンタ機構は、アクチュエータが押下げられるたびに、正確な一つの歯のスペースごとにロータリーギアのホイール30を回転しなければならない。歯のスペースごととは、一つの歯のピッチ、即ち、ラチェット歯ホイール30における二つの近接する歯32の同一仮想ポイントの間での放射距離、を意味している。ロータリーギアをインデックスするために利用可能なストロークは、アクチュエータ2の全ストロークに等しい。計量式吸入器が加圧式吸入器の場合、カウントするために利用可能なストロークは、薬剤キャニスター6の全ストロークに等しい。しかし、投与量カウンタをインデックスするため、全行程で完了しなければならない3つの運動(又は移動)がある。3つの移動を図7で概略的に示す。
図7は、キャニスター移動の総量、そして3つの重要な移動が生じる前に利用可能な余分のストロークについての、グラフ表示を示す。第一に、キャニスター移動は、垂直方向における製作部品の許容誤差の総量であるスタートギャップを縮める。第二に、ストロークは、例えば、旋回移動における歯止めの屈曲及びドライブ歯止めの円弧運動のような空動きを縮める。第三に、所謂「カウントのためのストローク」があり、一つの歯の間隔ごとにロータリーギアのインデックスを導く移動である。
カウントに利用可能なストロークは、明らかに、使用される計量式吸入器のタイプに依存する。例えば、好適な吸入器として、Qvar(登録商標)のキャニスターを用いたEasiBreathe(登録商標)の加圧計量式吸入器がある。この吸入器におけるキャニスターストロークは、3.04±0.255mmと測定される。この許容誤差は、±3標準偏差で表され、全キャニスターストロークの99.7%が、これらの範囲内となる。測定は、Qvar(登録商標)のキャニスターにおける力対変位の分析結果から得られた。150のキャニスターが、寿命の初期、中期及び末期において測定され、総計450ストロークの測定結果を提供する。
スタートギャップは、垂直方向における許容誤差の積み重ねであって、ホイール30に係合するドライバ28の部分とロータリーギアのホイール30の好適なラチェット歯32との間の第一の距離と、アクチュエータ20の頂面とキャニスター6との間の第二の距離と、を含む。垂直方向における許容誤差は、±0.47mmと確認された。EasiBreathe(登録商標)の吸入器における公称スタートギャップは、0.85mmで設定されるので、許容誤差を含むスタートギャップは、0.85±0.47mmである。
従って、スタートギャップが0.85±0.47mmであるので、最大スタートギャップ(3標準偏差を加えるという意味)は、1.32mm(0.85+0.47)である。このようなスタートギャップが生じるとき、短ストロークのキャニスター(例えば、2.79mm)では、最大の歯のスペースによって、ロータリーギアのホイール30を回転しない。これは、投与量カウンタの不成功を導く。しかし、歯止め60における第一及び第二のラチェット歯64,66を提供することで、ロータリーギアのホイール30のラチェット歯32が、第二の歯66に留まるようにできる。本実施形態では、第二の歯66は、第一の歯64から0.6mm離れている。従って、次の駆動のために、スタートギャップは、0.72mm(1.32−0.60)に減少される。従って、ストロークは、ホイール30を回転するのに十分であり、完全なインデックス(full index)がこの点から開始する。その後、ホイール30の段階的回転が、歯止め60の第二の歯66に係合されたロータリーギアのホイール30のラチェット歯32から開始及び終了して、全ての連続駆動を続ける。
図8は、ロータリーギアの逆回転を防止するためのロータリーギアのホイール30、ドライバ28及び歯止め60を更に詳細に示す。図8(a)では、ホイール30のラチェット歯32aが、歯止めの第1のラチェット歯64に係合する。図8(b)では、ホイール30の同一歯32aが、歯止め60の第二のラチェット歯66に係合する。スタートギャップは、図8(a)における同一距離と比較して図8(b)での配置では、減少されていることが理解できる。従って、歯止め60の第二の歯66は、スタートギャップの第一の距離S(ホイール30に係合するドライバ28の部分とホイール30の好適な歯32との間)を減少させ、これによって、キャニスターストロークにおけるより大きな許容誤差を調整する。
上記で説明したように、第一及び第二の歯64,66は、ロータリーギアのホイール30に対して異なるスタート位置を提供し、吸入器の部品における異なる許容誤差レベルを調整する。従って、歯64,66は、ホイール30に関して放射方向に分離されている。間隔は、吸入器において使用される部品の特質に依存しているので、正確な数値を提供することは不適切である。しかし、機構から明らかなように、放射間隔は、ロータリーギアのホイール30における近接する歯32間の放射距離より短い。
ここで示す実施形態において、本発明の投与量カウンタ18は、二つの歯64,66を有する歯止め60を組み込み、歯止め60は、実質的に二つの歯64,66からなる。しかし、ホイール30のスタート位置に対する精度を増加、即ち第一の距離Sにおける精度を増加するために、追加歯を組み込むことができる。例えば、歯止めは、2〜6、好ましくは、2,3又は4本の歯、更に好ましくは2又は3、最も好ましくは2本の歯を有することができる。
本発明の特に好ましい実施形態では、投与量カウンタは、3.041±0.256mmのキャニスターストロークが提供され、ロータリーギアのホイールは、ホイールの中心から歯の先端までの距離として規定される2.80±0.05mmの半径と、周囲に11のラチェット歯とを有し、歯止めは、0.6mmの放射距離を有する二つのラチェット歯を備える。この実施形態では、カウントを保障する全ストロークは、2.372±0.115mmである。カウントの不成功又は部品の寸法誤差(製作許容誤差)による不快感の可能性は、1000万分の1より小さい。
本発明は、更に、図9に示すような計量式吸入器を提供する。吸入器は、薬剤キャニスター6と、キャニスターを収容すると共に薬剤排出口を有するアクチュエータ本体74と、上記した投与量カウンタとを備える。吸入器は、テープ44上の数字を見るためのウインドウ76を備える。好ましい実施形態では、アクチュエータ本体74は、サンプ(sump)、好ましくは滑らかな曲面のサンプからなる。一般に、曲面サンプは、実質円筒状の上部と、実質半球状の下部とを備える。一般に、滑らかとは、通常の使用時において、薬剤が実質的に付着しない程度に表面が突出していないことを意味する。
発明の一実施形態において、容器は、エアロゾル形式の薬剤を収容する。また、発明の他の実施形態では、容器は、ドライパウダー形式の薬剤を収容する。
薬剤は、吸入器を介して患者に搬送されるのに適した薬剤が可能である。特に、広範囲の様々な呼吸器疾患を治療するための薬剤が、抗アレルギー薬(例えば、クロモグリケイト、ケトチフェン及びネドクロシル)、抗炎症薬ステロイド(例えば、ベクロメタゾン・ニプロピオン酸塩、フルチカゾン、ブアソンド、フルニソリド、シクレソンド、トリアムミノロンアセトンド及びモメタゾンフロ酸エステル)、気管支援拡張剤、例えば、β2アゴニスト(例えば、フェノテロール、ホルモテロール、ピルブテロール、レプロテロール、サルブタモール、サルメテロール及びテルブタリン)、非選択的なβ興奮剤(例えば、イソプレナリン)、及びキサンチン気管支援拡張剤(例えば、テオフィリン、アミノフィリン及びコリンテオフィリン)、そして、抗コリン剤(例えば、臭化イプラトロピウム、臭化キシトロピウム及びチオトロピウム)を含む方法で搬送される。
本発明の更なる側面では、計量式吸入器72の投与量カウンタにおいて、ミスカウントを防止するための少なくとも二つのラチェット歯64,66を備える歯止め60の使用を提供する。本発明の更なる側面では、計量式吸入器72のカウンタにおいて、数え落としを防止するための少なくとも二つのラチェット歯64,66を備える歯止め60の使用を提供する。
好ましい実施形態では、カウンタは、アクチュエータ20と、ロータリーギアと、アクチュエータの移動に応答して段階的にロータリーギアを駆動するためのドライバ28と、を備える。ロータリーギアは、スピンドル36に設けられたホイール30を備え、ホイール30は、周囲に複数のラチェット歯32を備える。カウンタは、ロータリーギアに連結されたディスプレイ44を備え、ディスプレイは、ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに応答する単一整数でインデックス可能なように、表面に個数が増加する整数の一覧列挙を備える。好ましくは、歯止め60は、ロータリーギアの逆回転を防止する。
本発明について個々の実施形態に基づいて記載したが、これらの実施形態は、本発明の単なる原理及び応用の説明であることが理解される。従って、種々の変形例が、実施形態として説明され、その他の装置が、請求の範囲に規定される本発明の精神と範囲を逸脱することなく発明され得ることが理解される。

Claims (17)

  1. 計量式吸入器のための投与量カウンタにおいて、前記カウンタは、
    アクチュエータ(20)と、
    ロータリーギア(30)と、
    前記アクチュエータ(20)の移動に応答して段階的に前記ロータリーギア(30)を駆動するためのドライバ(28)と、を備え、前記ロータリーギア(30)は、スピンドルに設けられたホイールを備え、前記ホイールは、周囲に複数のラチェット歯(32)を備え、
    前記カウンタは、さらに、
    前記ロータリーギア(30)の逆回転を制止するための歯止め(60)と、
    前記ロータリーギア(30)に連結されたディスプレイ(44)と、を備え、前記ディスプレイ(44)、その表面に個数が増加する整数の一覧列挙を備え、
    前記ディスプレイ(44)は、さらに、前記ロータリーギア(30)の段階的回転移動の各ステップに応答する単一整数でインデックス可能になっており、
    前記歯止め(60)は、放射状に間隔を置いて少なくとも二つのラチェット歯(64,66)を備えており、前記歯(64,66)のいずれか一つであって、そのいずれか一つの歯(64又は66)に前記ロータリーギアの段階的回転移動の各ステップに追随するホイールのラチェット歯係合するようになっており、
    前記計量式吸入器は、薬剤キャニスターと、前記キャニスターを収容すると共に薬剤排出口を有するアクチュエータ本体と、前記投与量カウンタと、を備えることを特徴とする。
  2. 請求項1に記載された投与量カウンタにおいて、前記歯止め(60)は、二つだけのラチェット歯(64,66)を備えることを特徴とする。
  3. 請求項1に記載された投与量カウンタにおいて、前記歯止め(60)の前記少なくとも二つのラチェット歯(64,66)は、弾性を有しており、半径方向外側に変形及び復帰を可能とすることを特徴とする。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、更に、前記ドライバ(28)と前記ホイールとの間の係合及び非係合の位置を調整するためのコントロール面を備えることを特徴とする。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記アクチュエータ(20)は、第一位置から第二位置そして前記第一位置へ戻る直線移動によって作動し、前記第一位置から前記第二位置へ前記アクチュエータ(20)が移動する間、又は前記第二位置から前記第一位置へ前記アクチュエータ(20)が移動する間において、前記ロータリーギア(30)の移動が生じることを特徴とする。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記アクチュエータ(20)は、スプリングで負荷されたプランジャを備え、薬剤投与を搬送するために前記アクチュエータ(20)を起動させるとき、前記スプリング負荷の戻り力に反して前記プランジャを押下げ可能になっていることを特徴とする。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記ドライバ(28)は、ラチェットドライブ歯止めを備えることを特徴とする。
  8. 請求項7に記載された投与量カウンタにおいて、前記ラチェットドライブ歯止めは、ストラドルドライブ形式であり、前記ホイールのラチェット歯(32)を係合する要素が、離れた一対のサポートアーム間で支持されることを特徴とする。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記ディスプレイ(44)は、長いカウンタテープであり、前記投与量カウントが印刷又は書き込まれていることを特徴とする。
  10. 請求項9に記載された投与量カウンタにおいて、前記カウンタテープは、インデックススプール(68)に配置されており、前記投与量カウンタは、さらに、ストックボビンを備え、前記インデックススプール(68)が段階的に前進する時に前記カウンタテープを収納することを特徴とする。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記アクチュエータ(20)は、薬剤キャニスターのリムに係合するように構成されることを特徴とする。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記ロータリーギア(30)のホイールは、その周囲に8〜14のラチェット歯(32)を備えることを特徴とする。
  13. 請求項12に記載された投与量カウンタにおいて、前記ロータリーギア(30)のホイールは、その周囲に11のラチェット歯(32)を備えることを特徴とする。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記ロータリーギア(30)のホイールは、前記ホイールの中心から前記歯の先端までの距離として規定される2.80±0.05mmの半径と、周囲に11のラチェット歯(32)とを有し、前記歯止め(60)は、0.6mmの放射距離を有する二つだけのラチェット歯(64,66)を備えることを特徴とする。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載された投与量カウンタにおいて、前記アクチュエータ本体は、滑らかな曲面のサンプからなることを特徴とする。
  16. 計量式吸入器のミスカウントを防止するために、請求項1〜15のいずれかに記載された投与量カウンタを使用することを特徴とする。
  17. 計量式吸入器の数え落としを防止するために、請求項1〜15のいずれかに記載された投与量カウンタを使用することを特徴とする。
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