JP5243845B2 - ボリュームデータ処理装置 - Google Patents

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本発明はボリュームデータ処理装置に関し、特に、対象組織の形状を修正する技術に関する。
近時、様々な造形装置が実用化されている。造形装置は、造形用の三次元データに基づいて立体模型を製造する装置である。造形方式としては、インクジェット堆積法、紙積層法、光造形法、等の各種方法が提案されている。それらは、基本的には、平面的な印刷を繰り返し、複数の印刷物を空間的に積み上げることにより、立体模型を製造するものである。超音波診断の分野においては、以下の特許文献1,2に超音波データに基づいて造形を行うシステムが開示されている。
特開2001−195567号公報 特開2005−128354号公報
超音波伝搬上の性質から、超音波ボリュームデータに基づいて対象組織の三次元画像を形成しあるいは立体模型を製作した場合、対象組織本来の凹凸形状を十分に表現できない場合がある。このため対象組織の凹凸形状を強調したいという要望がある。一方、可愛い胎児の立体模型を妊婦に提供するようなサービスを想定した場合、おそらく妊婦は胎児の顔面部についてメリハリある顔立ちを希望するであろう。すなわち、実際とは少々異なってもよいから目鼻立ちを強調して欲しいという要望が出てくると予想される。妊婦に胎児の三次元超音波画像を印刷物として提供するサービスも既に行われているが、その場合においても上記同様の要望が出ている。
しかし、従来の超音波ボリュームデータ処理装置(あるいは超音波診断装置)は、診断目的で設計されているため、上記のようなニーズに応える技術的手段が備わっていない。医療目的あるいは診断目的を意識するならば、送受波によって得られたデータをその通りに画像や模型に反映させることが必然であるが、サービス目的を意識するなら従前の考え方を改める必要がある。これらの要望あるいは課題は、超音波の分野以外の例えばX線CT計測等の分野でも生じるものである。
本発明の目的は、対象組織の形状を強調できるようにすることにある。
本発明は、生体内三次元領域から得られたボリュームデータを処理するボリュームデータ処理装置において、前記ボリュームデータに含まれる対象組織データを抽出する抽出部と、前記対象組織データに対して設定される基準面を基準として、前記対象組織データにおける凹凸形状を強調する修正処理を実行する修正部と、を含むことを特徴とするボリュームデータ処理装置に関する。
上記構成によれば、ボリュームデータから三次元の対象組織データが抽出され、それに対してユーザーによりあるいは自動的に基準面が設定される。この基準面は平面であってもよいが、曲面その他であってもよい。修正処理の対象となる部分の位置及び形態に応じて、基準面の位置及び形態を適応的に定めるのが望ましい。基準面が設定されると、それを基準として強調対象部位の凹凸形状が修正され、つまり凹凸度合いが強調される。顔面に対してこの処理を適用すれば、目鼻立ちを強調できる。ボリュームデータは超音波データであるのが望ましいが、X線データその他であってもよい。ボリュームデータ処理装置は超音波診断装置あるいは情報処理装置として構成されるのが望ましい。但し、それがX線CT装置やMRI装置によって構成されてもよい。
望ましくは、前記対象組織データは胎児データである。ボリュームデータにおける胎児の顔面部に対して凹凸形状を強調する処理を施せば、当該データに基づいて胎児の立体模型を製作した場合にあるいは三次元画像を形成した場合に、観察者の印象を良くすることができる。
望ましくは、前記基準面は、前記胎児データにおける顔面部と後頭部との間に設定され、前記修正部は、前記胎児データにおける顔面部データを構成するボクセル群の配列を修正する。この場合、配列修正の対象となるボクセル群は、顔面部全体を構成するボクセル群であるのが望ましいが、顔面部における表面を構成するボクセル群であってもよい。
望ましくは、前記修正部は、前記基準面から注目ボクセルまでの距離に応じて当該注目ボクセルの位置を修正する。望ましくは、前記修正部は、前記基準面から注目ボクセルまでの距離が小さければ、当該注目ボクセルを前記基準面に相対的に近付け、前記基準面から注目ボクセルまでの距離が大きければ、当該注目ボクセルを前記基準面から相対的に遠ざけ、前記修正部は、前記胎児の顔面部に対して目鼻立ち強調処理を施す。
望ましくは、前記修正部は、複数の距離変換関数を有し、その中から選択された距離変換関数に従って前記注目ボクセルの位置を修正する。望ましくは、前記修正部による修正処理後の対象組織データに基づいて三次元造形用データが生成される。望ましくは、前記修正部による修正処理後の対象組織データに基づいて三次元超音波画像が形成される。
本発明に係るプログラムは、情報処理装置において実行され、生体内三次元領域から得られたボリュームデータを処理するプログラムであって、前記ボリュームデータに含まれる対象組織データを抽出する機能と、前記対象組織データに対して設定される仮想的な基準面を基準として、前記対象組織データにおける凹凸形状を強調する修正処理を実行する機能と、を含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、対象組織の形状を強調して、対象組織を立体模型としてあるいは画像として観察した場合における観察者の印象を良好なものにすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係るボリュームデータ処理装置の好適な実施形態が示されている。本実施形態のボリュームデータ処理装置は超音波診断装置によって構成されている。
図1において、超音波診断装置10は、一般的な超音波診断機能の他、造形装置12に提供する3次元造形データを生成する機能を有している。その機能を実現するのがモジュール24である。モジュール24は超音波診断装置とは別体の情報処理装置(コンピュータ)によって構成することも可能である。モジュール24が有する各種の機能は実質的にソフトウェアの機能として実現することが可能である。
3Dプローブ14は、生体内における3次元空間に対して超音波の送波及び受波を行う送受波器である。3Dプローブ14は、本実施形態において2Dアレイ振動子を有している。2Dアレイ振動子により超音波ビームが形成され、その超音波ビームは2次元走査される。これによって3次元のエコーデータ取込空間が形成される。1Dアレイ振動子を機械的に走査することにより3次元エコーデータ取込空間を形成するようにしてもよい。本実施形態において、診断対象となる組織は妊婦体内の胎児である。勿論、他の組織を診断対象あるいは計測対象とすることも可能である。
送受信部16は送信ビームフォーマ及び受信ビームフォーマとして機能するモジュールである。送信時において、送受信部16は2Dアレイ振動子に対して複数の送信信号を供給する。これによって送信ビームが形成される。受信時において、生体内の反射波は2Dアレイ振動子にて受波され、これにより2Dアレイ振動子から複数の受信信号が送受信部16へ出力される。送受信部16においては、複数の受信信号に対する整相加算処理が実行され、これによって整相加算後の受信信号すなわちビームデータが送受信部16から出力される。3Dメモリ18には、超音波ビームごとのビームデータが格納される。3Dメモリへの書き込み時あるいは読み出し時に座標変換処理が実行される。すなわち、ビームデータを構成する個々のボクセルデータに対して、送受波座標系からデータ空間座標系への座標変換が実行される。3Dメモリ18には生体内の3次元空間に対応した3次元のデータ空間が構築される。そのデータ空間内に各ボクセルデータがマッピングされる。本実施形態において、データ空間はXYZ直交空間である。
画像形成部20は、3Dメモリ18に格納されたボクセルデータ群(ボリュームデータ)に基づいて、ボリュームレンダリング等の画像処理を実行し、これによって3次元超音波画像を形成する機能を有する。また、画像形成部20は、ボリュームデータに基づいて直交3断面に相当する3つの断層画像すなわちトリプレーン画像を形成する機能を有する。更に、ユーザーによって指定された切断面に対応する任意断層画像を形成する機能も有する。各断層画像はいわゆるBモード画像である。3次元超音波画像の形成にあたっては、ボリュームレンダリング法の他、サーフェイスレンダリング法等の各種の画像処理法を適用することが可能である。表示部22には画像形成部20から出力された画像データに基づいて超音波画像が表示される。その超音波画像は、3次元超音波画像、トリプレーン画像、任意断層画像等である。表示する画像がユーザーにより選択され、あるいは自動的に選択される。画像形成部20と表示部22との間に、カラー演算すなわちカラーコーディングを行う表示処理部等を設けるようにしてもよい。
図1においては、モジュール24の出力信号が造形装置12に出力されているが、その出力信号を画像形成部20の入力に供給し、これによって加工後の造形用のデータに基づいてレンダリング処理を適用して、加工後の3次元超音波画像を構築し、それを画像表示するようにしてもよい。このような構成によれば、造形データの加工を容易に行える。もちろん、そのような加工段階における3次元画像をコンピュータのディスプレイ上に表示するようにしてもよい。そのようなディスプレイについては図1において図示省略されている。図1においては、いわゆる組織データに基づく処理を行うための構成が示されているが、血流等のドプラデータに基づく処理が行われてもよく、すなわちドプラ情報に基づいて造形データを生成することも可能である。
モジュール24について説明する。造形データ生成部26には3Dメモリ18に格納されたボリュームデータが出力されている。造形データ生成部26は実質的にCPU及び造形データ生成プログラムによって構成されるものである。造形データ生成部26は、ボリュームデータに対して欠損部分の補填及び凹凸強調処理を適用し、これによって3次元造形データを生成するものである。処理内容については後に図2以降の各図に基づいて詳述する。
パーツメモリ28にはボリュームデータを加工する段階において必要となる複数の3次元パーツデータが格納されている。各パーツデータは人工的に生成されたデータであり、生体内の各部位を模擬する形状データに相当する。例えば、胎児が対象組織となる場合には、胎児の耳や目等の部位を模擬した形状データが人工物データとしてパーツメモリ28上に格納される。造形データ生成部26は、そのような人工物データを利用してボリュームデータの加工を行う。このような予め生成された人工物データの合成の他、造形データ生成部26は、ボリュームデータに基づいて人工物データを生成し、それをボリュームデータに合成する機能も有している。例えば、胎児の3次元超音波診断においては、胎児の顔面から見て正面側から超音波の送受波が行われるのが一般的であるが、その場合において、胎児データの後頭部側に欠損が生じ易い。すなわち、後頭部側からのエコーが微弱となり、その部分において組織を表す有効なボクセルデータが欠落してしまう。そのような問題に対処するため、造形データ生成部26は、胎児の後頭部に相当する人工物データをボリュームデータに基づいて生成し、それをボリュームデータに合成する処理を実行する。
出力部30は、以上のように生成された造形データを造形装置12に提供するモジュールである。この場合においては、ネットワーク等を介してデータ転送を行ってもよいし、いわゆるオフラインによってデータを造形装置12に渡すようにしてもよい。その場合においては、記録された記録媒体を介して造形データの提供が行われることになる。造形データを造形装置12に取り込むのに先立って、様々なソフトウェアによる加工を施すことも可能である。造形装置12が受け入れる仕様に応じてデータ形式の変換等を行うのが望ましい。
造形装置12は、3次元造形データに基づいて対象組織の形態を模擬したモデルつまり造形物を製作する装置である。その場合における造形方法としては、各種の方法が知られている。例えば、光造形法、紙積層法、インクジェット堆積法等が知られている。一般のプリンタが2次元的な描画を行うものであるのに対し、この造形装置12は2次元的な描画をくり返し行うことにより立体物を製作する点において特徴をなす。
胎児を対象組織として胎児のボリュームデータを取得し、そのボリュームデータに基づいて造形物を製作する場合、上述したように、胎児の顔面から見て正面側から超音波の送受波を行うのが望ましい。すなわち、一般に、胎児の造形物である立体模型を製作するニーズは妊婦に対するサービスや教育目的等にあり、その場合においては胎児の表情の観察が重視されるため、上記のような方向から超音波の送受波を行うのが望ましい。ただし、診断目的あるいは造形目的に応じて適切な方向から超音波の送受波を行えば足りる。一般に、3Dプローブ14が妊婦の腹部表面上に当接され、その当接位置及びプローブ姿勢を適宜調整することにより、適切な方向から胎児に対する超音波診断を遂行できる。その場合においては、表示部22に表示された3次元超音波画像やトリプレーン画像等が参照される。
次に、図2に基づいて、造形データ生成方法について説明する。S101では、取得されたボリュームデータに対して3次元関心領域(3D−ROI)がユーザー入力に基づいて設定される。この場合においては、3次元関心領域として楕円球あるいは立方体の形状をもった領域を発生させるのが望ましい。3次元関心領域は後述する2値価処理の適用範囲を定めるものであり、胎児以外の胎盤や子宮等ができるだけ領域内に入り込まないように3次元関心領域を設定するのが望ましい。ただし、部分的に他の組織が領域内に入り込んでも、後の3次元ラベリング処理等により対象外組織を除外することが可能である。3次元関心領域をボリュームデータに基づいて自動的に生成するようにしてもよい。
S102では、3次元関心領域内のデータ(ボクセルデータ群)に対して2値化処理が適用される。すなわち胎児と羊水等を弁別するために、適切なレベルをもった閾値が定められ、その閾値と各ボクセルデータとを比較することにより胎児に相当するボクセルデータが抽出される。胎児に属するボクセルデータについては値が1(=H)とされ、それ以外のボクセルデータについては値が0(=L)とされる。これは、いわゆる反転2値化処理である。ただし、通常の2値化処理が適用されてもよい。いずれにしても、胎児以外のボクセルデータを大まかに除外するために2値化処理が適用される。
上記の2値化処理により、胎児のボクセルデータ群を中心としたデータ抽出が行われるが、羊水中に存在する浮遊物や、他の組織等を完全に除外できない場合がある。このためそのようなノイズを除去するためにS103の工程が実行される。本実施形態においては、S103では3次元ラベリング処理が実行されている。3次元ラベリング処理に伴なって公知の膨張収縮処理等が適用されてもよい。3次元ラベリング処理においては、空間的に繋がっているデータの固まりがそれぞれ抽出され、各固まりに対してラベルが付与される。そして、もっともサイズの大きい固まりだけが特定され、それ以外が除去される。もっとも大きな固まりは胎児であるとみなせるため、これにより胎児とノイズに相当する部分とを区別することが可能である。胎児と胎盤とが接触している場合、上述した3次元関心領域の設定でそれらを分割するようにしてもよいし、あるいは3次元ラベリング処理の後にマニュアル修正を行って、不要部分の除去を行うようにしてもよい。また、3次元ラベリング処理に先だって、ボリュームデータに対する収縮処理を実行し、これによって見掛け上連なっている2つの組織を分離し、その状態で3次元ラベリング処理を実行した上で、膨張処理を適用して元の形状を復元するようにしてもよい。この段階においては各種の公知技術を利用することが可能である。
S104では、以上のような各種の処理が適用された後のボリュームデータに対して平滑化処理が適用される。すなわち3次元のフィルタが用いられて、ボリュームデータに対して当該フィルタのスキャンを行うことにより、胎児表面に相当するデータに対して平滑化処理が実行される。
S105においては、平滑化後のボリュームデータに対して基準面が設定される。この基準面は本実施形態においてユーザーの入力に基づいて設定されているが、勿論それを自動化することも可能である。ユーザーにより設定を行う場合、画面上表示された3次元超音波画像に基づいてあるいはトリプレーン画像に基づいて、胎児の顔面部と後頭部との間に基準面が設定される。この基準面は、本実施形態において2つの機能を有する。第1の機能は後述するS106における欠損部の補填処理における基準となる機能であり、第2の機能は後述するS107における目鼻立ち強調処理における基準となる機能である。もっとも、それらの処理において別々の基準面を利用するようにしてもよい。
ここで、基準面の設定について詳述する。図3には3次元データ空間40が示されている。その中には、上述した各種の処理を経たボリュームデータが含まれる。そのボリュームデータ内には、抽出された胎児データ42が含まれている。3次元データ空間40はXYZ座標系を有している。上述したように、胎児の顔面部から見て正面側において超音波の送受波が行われている。したがって、胎児の後頭部側においてエコー強度は非常に弱く、上述した2値化処理等においてその部分の情報が欠落してしまう場合が多い。そこで、有効なデータ領域と信頼性の低いデータ領域とを分割するために、上述した基準面44が設定される。基準面44は、胎児が対象組織である場合、顔面部と後頭部とを分ける面であり、この基準面44によって3次元データ空間40が前方40Aと後方40Bとに分割される。本実施形態においては、基準面44がX軸及びY軸に平行な面として定義されているが、もちろん任意切断面として基準面44を設定することも可能である。基準面44を任意切断面として構成する場合、基準面44の法線方向に沿って後述する各処理を実行するのが望ましい。本実施形態においては、基準面44がX軸及びY軸に平行な面であるため、Z軸の方向に沿って後述する各種の処理が実行される。
図2に戻って、以上のように基準面が設定されると、次にS106及びS107の工程が実行される。それらの工程はいずれか一方が先に実行されてもよいし、両者が並列的に実行されてもよい。本実施形態においては、S106の工程が先に実行され、次にS107の工程が実行される。
S106の工程では、欠損部分の補填処理が実行される。上述したように、胎児の後頭部側においては形状データが存在しないかあるいは不十分であるため、そのままの状態で造形処理を行うと胎児の頭部全体を適切に造形物として表現することができず、その結果それを観察した者(特に妊婦)において違和感や不快感を生じさせてしまう可能性がある。そこで、本実施形態においては、ボリュームデータに基づいて後頭部に相当する人工物データとして後頭部データを生成し、それをボリュームデータに合成することにより超音波の伝搬上の特質に基づく欠損部分の補填を行うようにしている。
S106の工程の具体的な構成について図4を用いて説明する。図4には欠損部分の補填処理がフローチャートとして示されている。S201では、胎児の後頭部に存在する不要構造物の除去処理が実行される。これを図5に基づいて説明する。
図5において、3次元データ空間40には基準面44が設定されており、その基準面44によって胎児42の頭部における顔面部と後頭部とが区画されている。この基準面44に加えて、補助的な切断面46がユーザーによりあるいは自動的に設定される。切断面46は基準面44とともに、除去領域48を定義する面であり、その除去領域48は図5に示す例において胎児42の後頭部を包含する立方体形状を有している。切断面46の設定は、3次元超音波画像上において行うことができ、あるいはトリプレン画像、特に側面に相当する画像上において行うことが可能である。除去領域48が定義されると、それに属するボクセルの値が強制的に0にされる。この除去処理は後に人工物データとして後頭部データをボリュームデータに合成する場合に、先に存在していた不要構造物が合成後においても残留しないようにするための処理である。したがって、人工物データの合成後において、元のボクセルデータの残留が問題とならないような場合には、S201の除去処理を行わなくてもよい。除去領域48は本実施形態において立方体形状を有しているが、他の形態をもって定めることも勿論可能である。
図4に示されるS202においては、基準面上において胎児頭部の断面に対してトレース処理が行われる。図6には、基準面に相当する胎児の断層画像が示されている。胎児の頭部断面42Aの輪郭に沿ってマニュアルであるいは自動的にトレース処理が実行され、この結果トレースライン50が生成される。このトレースライン50は閉ループの形状を有しており、そのトレースライン50の形状が後頭部データを生成する際の基礎形状となる。
本実施形態においては、図7に示されるように、後頭部に示される複数のスライス面52A〜52E上においてそれぞれ形状データが生成され、それらの集積体として後頭部データが生成されている(図4のS203〜S205を参照)。ここで、各スライス面52A〜52Eはその厚みが1ボクセルに相当する面である。本実施形態においてスライス面52Aは基準面に相当しあるいは基準面から見て1ボクセル分だけ奥側の面である。各スライス面においては上述したように形状データ52a〜52eが生成されるが、これについて説明する。
形状データ52a〜52eは、図6に示したトレースライン50の形状に対する実質的な相似形であり、トレースライン50の形状を段階的に縮小することにより生成することが可能である。その場合においては、実際の後頭部ができる限り模擬されるように、楕円関数に従って、縮小率が段階的に変化するように構成されている。
図8には、縮小処理が概念的に示されている。基準面44上にはトレースライン50が描かれており、その形状が縮小処理における出発点となる。その形状に対してフィルタ56をラスタースキャンさせることにより、1段階の縮小処理が行われる。このフィルタは、この例において3×3の大きさをもっており、9個の画素の内1つでもLがあれば中心画素をLに置き換える作用をもっている。ここで、胎児の実組織部分に属するボクセルについては上述の2値化処理によりその値としてHが与えられており、それ以外にはその値としてLが与えられている。つまり、トレースライン50の内側には値Hが与えられており、その外側には値Lが与えれている。したがって、フィルタ56をスキャンさせると、トレースライン50によって描かれた形状が外側から削られることになる。これを繰り返せば任意の縮小率をもった相似図図形を段階的に発生させることが可能である。
本実施形態においては、基準縮小率Rが次のように定義される。すなわち、図9においてトレースライン50の外接円58の半径rと、トレースライン50によって定められる形状の面積Sとから図10に示される(1)の計算式により、基準収縮率Rが定められる。ここで、収縮率Rを段階的に変化させるための楕円の式が図10の(2)式に示されている。この前提の下、各スライス面における実際の収縮率すなわち収縮回数Cは図10に示される(3)式によって定義される。つまり、楕円関数に従って収縮率が段階的に変化するように、しかもトレースラインのサイズに応じて奥行き方向の距離が適応的に定められるように、相似図形の発生がくり返し行われる。この場合において各相似図形の中心あるいは重心を互いに一致させるようにしてもよいが、実際の後頭部の形状に近づけるためには、各相似図形の中心あるいは重心を段階的にシフトさせるのが望ましい。上述した図7に示す複数の相似図形はそのようなシフトが行われたものである。
図4において、S205において最終のスライス面まで相似図形の生成が行われたと判断されると、S206において複数の相似図形からなる集合体つまり人工物データとしての後頭部データがボリュームデータに合成される。これが図11に概念的に示されている。後頭部データ60は、上述した複数の相似図形の集合体として構成されており、それがボリュームデータに合成される。すなわち、3次元データ空間40に組み込まれる。その場合、後頭部データ60における端面60Aが基準面44に、具体的には図6に示したトレースライン50に、合致するように後頭部データ60が組み込まれる。必要に応じて、首の形状を模擬した人工物データ62を後頭部データ60に付加し、それらを併せてボリュームデータに合成するようにしてもよい。そのようなデータ62を予め人工物データとして生成しておくようにしてもよい。
図4において、S207では、ボリュームデータに対して他の人工物データすなわち(パーツ)が合成される。本実施形態においては、図11に示されるように、図1に示したパーツメモリ28から読み出された左右の耳データ64がボリュームデータに合成されている。このような合成は、ユーザーによるポインティングデバイスの操作により容易に行うことができ、その場合においては、3次元超音波画像あるいはトリプレーン画像上における位置決め操作が行われる。本実施形態においては、耳データ64の合成が行われていたが、更に眼球データの合成、他の部分的な形態データの合成等が行われてもよい。同一の部位につきサイズや形態が異なる複数種類の人工物データを用意しておき、それらを選択的に利用するのが望ましい。上述した例においては、後頭部データが基準面上の後頭部断面形状に応じて自動的に生成されていたが、後頭部データを予め生成しておき、メモリからの読み出しにより当該データをボリュームデータに組み込むようにしてもよい。図4におけるS208においては、必要な全てのパーツの合成が完了したか否かが判断され、完了の場合には、図4に示される処理が終了する。
上記手法によれば、超音波の伝搬上の特質から生じる欠損部分を人工的に生成されたデータにより補って、造形用の3次元形状データを生成できるという利点がある。実際の対象組織の形状そのものを再現するのは困難であるとしても、大まかに近似した形態を再現できれば、造形物を観察する場合における違和感やショックといった問題を効果的に軽減できるという利点がある。生成された人工物データはライブラリに格納しておき、後の作業において再利用できるようにしてもよい。例えば、複数の後頭部データをメモリ上に格納しておき、基準面上でトレースラインが生成された時点で、そのトレースラインに基づいていずれかの後頭部データを選択して利用するようにしてもよく、あるいはそのように選択された後頭部データのサイズや形状を修正して、それを利用するようにしてもよい。図12には、以上のようにいくつかの人工物データが付加されたボリュームデータが示されている。胎児データ42は図示されるように人工物データとしての後頭部データ及び耳データ64を有している。
次に、図2に示した目鼻立ち強調処理S107について詳述する。
この目鼻立ち強調処理S107は、図13に示されるように、胎児42における顔面部について凹凸強調処理を行うものである。具体的には、基準面からの顔面部を構成する各ボクセルまでのZ方向の距離が求められ、その距離に応じて当該ボクセルの位置が修正される。基準面44との間における距離が小さいボクセルについては相対的に基準面44に近い位置に置かれ、その一方、その距離が大きいすなわち遠いボクセルについては相対的に基準面44から遠い位置に置かれるように目鼻立ち強調処理が実行される。符号70は、例えば鼻の表面に相当するボクセルについての変換前の位置(距離)を表している。このボクセルは基準面44から比較的遠い位置に存在しており、その位置が基準面44からより遠い場所に変更される。その結果が符号72で表されている。このような処理によれば、鼻の高さを大きくでき、すなわち目鼻立ちを強調することができる。この場合において目についてはあまりその位置が変化しないように変換関数を定めるのが望ましい。顔面部を構成する全ボクセルについて位置修正処理が実行される。本実施形態においては、基準面44を基準として各ボクセルについての距離が求められていたが、目鼻立ち強調処理の基準面として符号74で示されるような湾曲したあるいは球面状の基準面74を用いるようにしてもよい。この基準面74は上記の基準面44に基づいて設定されたものであり、その上下の端部において両者は一致している。しかし、断面における表面が全体的に湾曲していることに対応して基準面74は湾曲したつまり丸みを帯びた面として構成されている。このような基準面74を利用して距離を求め(符号76参照)、その位置を修正すれば(符号78参照)、より自然な目鼻立ち強調処理を行うことができる。いずれにしても、それぞれのボクセルの位置を距離に応じて変更することにより、凹凸をより強調することが可能である。それに利用する関数の選択にあたっては、あるいはその基礎となる基準面の設定にあたっては、より自然は凹凸強調が達成されるように適宜定めればよい。
図14には上記の目鼻立ち強調処理のプロセスがフローチャートとして示されている。S301では、基準面上の各位置を通過する複数の垂直経路の内で特定の経路が選択される。各経路は本実施形態においてZ軸に平行であるが、例えば基準面の法線方向として経路方向を定めてもよい。S302では、選択された経路上に存在する複数のボクセル(ボクセル列)について伸縮処理が実行される。具体的には、基準面から各ボクセルまでの距離が演算され、各ボクセルについて求められた距離に基づいて当該ボクセルについての新しい距離が求められる。その場合においては例えば図15に示されるような関数が利用される。横軸は変換前の距離Lを表しており、縦軸は変換後の距離L’を表している。ここで、例えばL1は目の位置に相当し、L2は鼻の位置に相当する。関数80は指数関数に相当している。関数82はS字カーブを描いている。関数84は距離が大きな区間について距離を増大させる形態を有している。いずれにしても、基準面からの距離が小さい場合には、ボクセルの位置を維持し、あるいはより基準面に近づけ、基準面からの距離が大きい場合にはその距離をより増大するように位置の変換を行うことにより目鼻立ちすなわち凹凸を強調することができる。一般に、超音波ボリュームデータにおいて胎児の顔面部分は超音波の性質上、ぼやけたものとなりがちであるが、このような目鼻立ち強調処理を行えば、シャープな顔面を構成することができ、造形物を妊婦に見せた場合においてもその妊婦の印象を良好にすることができる。距離変換の関数は、ユーザーによりあるいは自動的に選択できるように構成するのが望ましい。
図14においてS303では、最終経路まで処理が到達したか否かが判断され、到達していない場合には、S301からの各工程が繰り返し実行される。以上のように、胎児の後頭部における欠損部分の補填の他、顔面部における強調処理を行うことにより、超音波の性質による問題を解消して、造形物の形態をより良好なものにできるという利点がある。
図2に戻って、以上のようにS106及びS107の工程が完了すると、次にS108において、ボリュームデータに対する他の加工処理が実行される。具体的には、造形後において胎児の立体模型を製作した場合において、その立体模型が自立するように、人口物データとして台座データを付加する処理等が実行される。この段階において、その台座データ内に文字や記号により属性情報を付加するようにしてもよい。例えば、妊婦名、超音波診断日、週数等の情報を形状データの一部として付加すれば、造形段階においてそれらの情報が刻印あるいはマークのような形で現れることになる。必要に応じて、色属性を付加し、そのような情報が色付け処理されるようにしてもよい。S109では、以上のように加工されたボリュームデータに対して必要なフォーマット変換を適用することにより造形用データが生成される。必要に応じてボリュームデータに対してサーフェイスレンダリング処理や、表面内にデータを埋める処理等が適用されてもよい。それらの処理は造形装置へ造形用データを渡した後になされてもよい。
S110においては、以上のように構成された3次元造形用データが造形装置へ出力される。上述したように、ネットワークを介してデータ転送を行うようにしてもよいし、記録媒体を介してデータの提供を行うようにしてもよい。また、図1に示した超音波診断装置10と造形装置12とを連結させて造形システムを構成し、超音波診断と並行して造形処理が行われるようにしてもよい。
図16には、造形装置によって生成された胎児の立体模型90が示されている。この立体模型90には台座92が含まれている。台座92は図示の例では円盤型であるが、それが四角形の形態を有していてもよい。上述した欠損部分の補填処理及び目鼻立ち強調処理の結果として、より自然なあるいは見栄えのよい胎児の立体模型が構成されており、このような立体模型を妊婦に提供すれば、胎児に対する親しみをより一層喚起できるという利点がある。また、近時の3次元超音波診断技術の進展に伴い、母体内における胎児の表情についての研究が進められているが、そのような研究においても胎児の立体模型が役立つ可能性がある。例えば、ディスプレイ上において3次元超音波画像を表示した場合において、その奥行き感を感じられるとしても、実際の凹凸状態や微妙な表情までを十分に掴み取ることが困難な場合もある。そのような場合には、造形処理を行うことにより3次元空間内の立体模型として胎児の表情を観察できるので、そこに新しい発見あるいは新しい価値を見出せる可能性がある。
上述した目鼻立ち強調処理は、X線CT装置やMRI装置で取得されたボリュームデータに対して適用することも勿論可能である。すなわち、そのようなボリュームデータに対して基準面を設定し、その基準面からの距離に応じて各ボクセルの位置を修正すれば、各種の臓器についての凹凸強調を行い得る。なお、伸長処理ではなく、圧縮処理を適用して凹凸感を少なくすることも可能である。その場合、変換関数の形態をニーズに応じて変更できる。
本発明に係るボリュームデータ処理装置の好適な実施形態を示すブロック図である。 造形データ生成処理を説明するためのフローチャートである。 胎児データを含むボリュームデータを説明するための図である。 欠損部分の補填処理を説明するためのフローチャートである。 除去領域を説明するための図である。 基準面上におけるトレース処理を説明するための図である。 複数の相似図形からなる列を説明するための図である。 収縮用のフィルタの作用を説明するための図である。 パラメータの定義を説明するための図である。 楕円関数に従う収縮率の可変を説明するための図である。 ボリュームデータに対する人工物データの合成を説明するための概念図である。 人工物データの合成されたボリュームデータを示す図である。 目鼻立ち強調処理を説明するための概念図である。 目鼻立ち強調処理を説明するためのフローチャートである。 目鼻立ち強調関数を示す図である。 胎児の立体模型(造形物)を示す図である
符号の説明
10 超音波診断装置、12 造形装置、14 3Dプローブ、16 送受信部、18 3Dメモリ、20 画像形成部、22 表示部、24 造形データ生成モジュール、26 造形データ生成部、28 パーツメモリ、30 出力部。

Claims (9)

  1. 超音波の送受波により生体内三次元領域から得られたボリュームデータを処理するボリュームデータ処理装置において、
    前記ボリュームデータに含まれる対象組織データを抽出する抽出部と、
    前記対象組織データに対して設定される基準面を基準として、前記対象組織データにおける凹凸形状を強調する修正処理を実行する修正部と、
    を含み、
    前記修正部は、前記基準面よりも送受波側にある対象組織表面上の各ボクセルの位置を前記基準面から前記各ボクセルまでの距離に応じて修正する、
    ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記対象組織データは胎児データであり、
    前記対象組織表面は胎児顔面部である、
    ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  3. 生体内三次元領域から得られたボリュームデータを処理するボリュームデータ処理装置において、
    前記ボリュームデータに含まれる対象組織データを抽出する抽出部と、
    前記対象組織データに対して設定される基準面を基準として、前記対象組織データにおける凹凸形状を強調する修正処理を実行する修正部と、
    を含み、
    前記対象組織データは胎児データであり、
    前記基準面は、前記胎児データにおける顔面部と後頭部との間に設定され、
    前記修正部は、前記胎児データにおける顔面部データを構成するボクセル群の配列を修正する、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記修正部は、前記基準面から注目ボクセルまでの距離に応じて当該注目ボクセルの位置を修正する、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  5. 請求項4記載の装置において、
    前記修正部は、
    前記基準面から注目ボクセルまでの距離が小さければ、当該注目ボクセルを前記基準面に相対的に近付け、
    前記基準面から注目ボクセルまでの距離が大きければ、当該注目ボクセルを前記基準面から相対的に遠ざけ、
    前記修正部は、前記胎児の顔面部に対して目鼻立ち強調処理を施す、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  6. 請求項5記載の装置において、
    前記修正部は、複数の距離変換関数を有し、その中から選択された距離変換関数に従って前記注目ボクセルの位置を修正する、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  7. 請求項1又は3記載の装置において、
    前記修正部による修正処理後の対象組織データに基づいて三次元造形用データが生成される、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  8. 請求項1又は3記載の装置において、
    前記修正部による修正処理後の対象組織データに基づいて三次元超音波画像が形成される、ことを特徴とするボリュームデータ処理装置。
  9. 情報処理装置において実行され、超音波の送受波により生体内三次元領域から得られたボリュームデータを処理するプログラムであって、
    前記ボリュームデータに含まれる対象組織データを抽出する機能と、
    前記対象組織データに対して設定される仮想的な基準面を基準として、前記対象組織データにおける凹凸形状を強調する修正処理を実行する機能と、
    を含み、
    前記修正処理は、前記基準面よりも送受波側にある対象組織表面上の各ボクセルの位置を前記基準面から前記各ボクセルまでの距離に応じて修正する処理である、
    ことを特徴とするプログラム。
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