JP5238561B2 - 測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物の地上高を測定する測定装置に関する。
電線や通信線等の架空ケーブルは、法令により地上高が定められている。この法令遵守のため、架空ケーブルの地上高を測定する点検作業が通信事業者等にて行われている。このような点検作業は、点検作業を行う人が、例えば、非特許文献1に示されるような伸縮式の測定棹やレーザ測距計、超音波測距計等を利用し、図11に示すように、徒歩により、架空ケーブルの地上高を1箇所ずつ測定し、測定した地上高の値を地図に記録していく点検作業が行われていた。
ムラテックKDS株式会社、"デジタル表示ポール式測定棒"、[online]、[平成19年10月5日検索]、<URL:http://www.kdsjpn.co.jp/products/digital.html>
しかしながら、測定棹を用いて人が徒歩により架空ケーブルの地上高を測定して記録を行う測定作業は、広い範囲を日々行う必要があることから、多くの人手と時間を要するため効率が悪いという問題がある。また、車道を跨る架空ケーブルを測定する場合、架空ケーブルの直下で測定を行わなければならないため、車道を走行する車両に注意を払いながら作業を行わなければならないという問題がある。
そこで、車両に距離センサを設け、車両を走行させながら架空ケーブルまでの距離を測定し、地上高を得ることが考えられている。しかし、通常距離センサは、短い間隔で繰り返し測定を行なうため、同一の架空ケーブルに対して複数回の測定が行なわれ、複数個の距離測定値が得られる。そこで、この距離測定値から、一本の架空ケーブルについては1つの正しい高さを得ることが求められている。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、移動しながら架空ケーブルなどの被測定物の高さを測定し、その測定において同一の被測定物から複数の距離測定値が得られた場合であっても、正しい高さを得ることができる測定装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、車両に備えられ、前記車両の上方に存在する被測定物までの距離を移動しながら測定する測定装置であって、前記車両の上方に存在する被測定物に対して、当該被測定物までの距離を複数個所測定し、それぞれの測定の結果得られた距離測定値を出力する距離センサと、前記距離センサが出力した距離測定値を記憶部に記憶する記録部と、前記記憶部から連続して距離測定値が得られた区間を特定し、当該区間内において最も小さい距離測定値を前記被測定物までの距離として出力する距離決定部と、を備え、前記記憶部を参照して連続して距離測定値が得られた区間を特定し、当該区間内の距離測定値により示される前記距離測定値の変化が、目的とする被測定物を測定したときの変化に一致するかを判断する判断部をさらに備え、前記距離決定部は、前記判断部により目的とする前記被測定物を測定したときの変化に一致すると判断された場合、前記区間内において最も小さい距離測定値を前記被測定物までの距離として出力する、ことを特徴とする測定装置である。
また、本発明は、上述する測定装置であって、前記車両の速度を検出する速度センサと、前記速度センサにより得られた速度と、前記車両の移動方向に対する前記被測定物の幅とから、前記被測定物を複数個所測定するための測定時間間隔を算出する測定間隔算出部と、前記測定間隔算出部によって算出した測定時間間隔によって距離を測定するよう前記距離センサを制御する指示部と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述する測定装置であって、前記車両の速度を検出する速度センサと、前記速度センサにより得られた速度と、前記車両の移動方向に対する前記距離センサが前記被測定物を測定可能な範囲の幅とから、前記被測定物を複数個所測定するための測定時間間隔を算出する測定間隔算出部と、前記測定間隔算出部によって算出した測定時間間隔によって距離を測定するよう前記距離センサを制御する指示部と、をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両を走行させながら、距離センサを用いて被測定物までの距離を測定し、同一の被測定物について複数の距離測定値が得られた場合でも、当該被測定物の正しい高さを得ることができる。また、得られた複数の測定値から、測定した被測定物が、予め測定対象としている被測定物であるかを判断することができる。さらには、車両の速度に応じて、測定した被測定物が、予め測定対象としている被測定物であるかを判断するために必要な回数、つまり、同一の被測定物について複数回の距離測定を可能とする測定時間間隔によって測定を行なわせることが可能となる。
本発明の第1の実施形態による測定装置を備えた車両を示すブロック図である。 ケーブルを測定したときの距離測定値を示す図である。 第1の実施形態の測定装置による測定時間間隔決定処理のフローチャートである。 第1の実施形態の測定装置による測定処理のフローチャートである。 第1の実施形態の表示部に表示される画像を示した図である。 本発明の第2の実施形態による測定装置を備えた車両を示すブロック図である。 第2の実施形態の距離センサ部による距離測定可能範囲を示す図である。 第2の実施形態の距離センサ部によるケーブルの距離測定値を示す図である。 第2の実施形態の測定装置による測定時間間隔決定処理のフローチャートである。 第2の実施形態の測定装置による測定処理のフローチャートである。 従来における架空ケーブルの測定手段を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、被測定物100との距離の測定に、直線性の高いレーザ等による距離センサを用いた場合の例を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態による測定装置を備えた車両1を示す概略ブロック図である。第1の実施形態による測定装置は、電源部10、操作部11、制御部12、速度センサ部13、距離センサ部14、GPS(Global Positioning System)部15、記憶部16、及び、表示部17を備えている。
車両1は、例えば、自動車や手押し車であってもよく、被測定物100の地上高を測定する作業を行う人の運転や操作により走行されるものである。被測定物100は、例えば、電線や通信線などの架空ケーブル等(以下、総称して単に「ケーブル」と記載)である。
電源部10は、例えば、バッテリであり、制御部12に電力を供給するとともに、制御部12に接続される各機能部に電力を供給する。操作部11は、例えば、キーボードやマウス等が接続され、作業者の操作を受けて、操作に基づく信号を制御部12に入力する。速度センサ部13は、車両1の速度を測定して制御部12に出力する。
距離センサ部14は、車両1の上方に存在する被測定物100までの距離を測定する。この距離センサ部14は、例えば、レーザ測距装置であり、制御部12により指示された測定時間間隔で車両1の上方にレーザを送信して、被測定物100からの反射波を測定し、測定した反射波の到達時刻から得られた被測定物100までの距離を示す距離測定情報を算出して出力する。なお、レーザ測距装置は、被測定物100からの反射波を測定するため、被測定物100が上方にないときには距離測定値が得られず、被測定物なしを示す距離測定情報が出力されることになる。
GPS部15は、全地球測位システム(GPS)による受信側装置を備えており、全地球測位システムの衛星装置からの電波により、受信側装置が存在する経度と緯度とを含んだ位置情報と、日時を含む時刻情報とを出力する。なお、時刻情報は、電波に含まれているものではなく、GPS部15に時計等を備え、当該時計から日時を含む時刻情報を出力するようにしてもよい。
記憶部16は、距離センサ部14による測定結果を示す距離測定情報と、GPS部15から取得した位置情報及び時刻情報とを対応づけて記憶するともに、制御部12により算出された被測定物100の地上高値と、当該地上高値が得られたときの距離測定情報、位置情報及び時刻情報を記憶する。さらに、記憶部16は、地図情報を記憶する。
制御部12は、測定間隔算出部21、指示部22、記録部23、判断部24、距離決定部25、地上高算出部26、及び、出力部27を備える。測定間隔算出部21は、速度センサ部13によって測定された車両1の速度測定値から、距離センサ部14が1つの被測定物100を複数回測定可能な時間間隔を算出する。指示部22は、測定間隔算出部21により算出された測定時間間隔で測定を行なうよう距離センサ部14へ指示する。記録部23は、距離センサ部14から距離測定情報の入力を受けるとともに、距離センサ部14から距離測定情報が入力されたときの位置情報及び時刻情報をGPS部15から取得し、記憶部16に書き込む。判断部24は、記憶部16に記憶されている距離測定情報から、測定の対象とする被測定物と、実際に測定した被測定物100の形状が一致するか否かを判断する。距離決定部25は、判断部24によって測定の対象とする被測定物と、距離測定情報から得られた被測定物100の形状が一致すると判断された場合、被測定物100までの正しい高さを示す距離測定情報を選択する。地上高算出部26は、操作部11から測定開始前に入力される距離センサ部14の測定の始点から地上までの距離(符号Aで示される距離)である加算値Aを、距離決定部25により選択された距離測定情報で示される距離測定値に加算して、被測定物100の地上高値を算出し、算出した地上高値と、この地上高値が得られたときの距離測定情報、位置情報及び時刻情報とを対応付けて記憶部16に記録する。出力部27は、地上高算出部26が記憶部16に記録する際に、記録を行う地上高値、位置情報、時刻情報等の情報を、記憶部16から読み出した地図情報に併せて表示部17に表示させる。
図2は、被測定物100がケーブルであった場合の距離測定値を示す図である。車両1は、距離センサ部14による測定を行いながら、ケーブルの下方を横切るように走行している。しかし、当該車両1が走行している上部には、例えば、木の枝や歩道橋など、本来測定の対象としている特定の被測定物以外のものが存在する場合がある。本実施形態では、直線性が高く、また、精度のよいレーザを用いて被測定物100を測定するため、複数個所に渡って被測定物100を測定すれば、距離測定値をプロットした点からから被測定物100の下部の形状を知ることができ、これを利用して被測定物100が測定対象としている被測定物、つまり、ケーブルであるかを判断する。
ケーブルは、その断面がほぼ円に近い形状をしている。そのため、被測定物100がケーブルである場合、横軸を移動距離、縦軸を距離測定値とすると、図2に示すように、下に凸の曲線上に距離測定値がプロットされる。このように、距離測定値から得られた被測定物100の形状が、予め形状がわかっている測定対象の被測定物、つまり、ケーブルの形状と一致している場合、連続して得られた距離測定値のうち、最も小さい距離測定値をケーブルまでの高さとして得ることができる。下に凸の曲線の形状を認識するためには、1本のケーブルについて、少なくとも3回の測定を行なう必要があるが、ここでは、1本のケーブルについて3〜5回の測定を行なうものとする。
しかし、車両1は移動しているため、一定距離Δxを移動する毎に距離測定を行なうには、車両1の走行速度に応じて、測定時間間隔Δtを変化させる必要がある。このように、車両1の走行速度が変化した場合でも測定時間間隔を変化させ、一定距離移動する毎に距離測定を行なうようにすれば、車両1の走行速度に応じて変化する測定時間間隔Δt毎に測定した値は、一定距離Δx移動する毎に距離測定を行なったときの値となる。従って、走行速度に応じて変化する測定時間間隔Δtを横軸上の一定スケールに変換して、例えば、横軸を測定回数として距離測定値をプロットした場合、図2と同様の形状のプロットが得られる。
図3は、第1の実施形態による測定装置の測定時間間隔決定処理の動作を示したフローチャートである。
まず、操作部11が作業者の操作を受けて、測定の開始指示を制御部12に入力する。制御部12の指示部22は、速度センサ部13及び距離センサ部14に測定を開始させ、作業者は、車両1の走行を開始させる。速度センサ部13は、例えば一定間隔で、速度測定値を示す速度測定情報を制御部12へ出力する(ステップS110)。測定間隔算出部21は、ケーブルの直径をw、1本のケーブルについて測定したい回数をn、移動の速度をvとしたときに、以下の(式1)により、距離センサ部14の測定時間間隔Δtを算出する(ステップS120)。なお、n及びwは、予め記憶部16に記憶させたものを読み出すか、操作部11によって入力されるものとする。vには、速度測定情報で示される速度測定値を代入する。
Δt=w/(v×n) ・・・(式1)
指示部22は、測定間隔算出部21により算出された測定時間間隔Δtにより測定を行なうよう距離センサ部14へ指示する(ステップS130)。距離センサ部14は、指示された測定時間間隔Δtにより測定を行なう。
これにより、車両1の速度が変化した場合でも、一定距離車両1が走行する毎に距離センサ部14による測定が行なわれ、1本のケーブルについて決められたn回の測定が可能となる。
図4は、第1の実施形態による測定装置の測定処理の動作を示したフローチャートである。
同図において、距離センサ部14は、図3のステップS130において指示された測定時間間隔で被測定物100までの距離を測定し、制御部12に距離測定情報を出力する(ステップS210)。なお、距離センサ部14がj回目に測定により得た距離測定値をh(jは1以上の正数)とし、ステップS210においては、i回目の測定に基づく距離測定値hまたは被測定物なしを示す距離測定情報が入力されたとする。
制御部12の記録部23は、距離センサ部14が距離測定情報を出力した際に、GPS部15から位置情報と時刻情報とを取得し(ステップS220)、ステップS210において入力された距離測定情報と、ステップS220において入力された位置情報及び時刻情報とを対応付けて記憶部16に記録する(ステップS230)。
続いて、判断部24は、ステップS210において取得した距離測定情報が被測定物なしを示しているかを判断する(ステップS240)。距離測定情報が被測定物なしを示していると判断した場合(ステップS240:YES)、さらに判断部24は、記憶部16に記憶されている1回前の距離測定情報が、距離測定ができたことを示しているかを判断する(ステップS250)。1回前の距離測定情報が、距離測定ができたことを示している場合、つまり、距離測定値h(i−1)が設定されている場合(ステップS250:YES)、判断部24は、記憶部16を参照して、距離測定ができたことを示す距離測定情報が、1回前から過去何回連続して測定されたかの連続測定回数を取得し、この取得した連続測定回数が、ケーブルの直径に対応した回数であるかを判断する(ステップS260)。これは、例えば、取得した連続測定回数が測定回数nと一致するかにより判断することができる。あるいは、取得した連続測定回数が、測定回数n以上、かつ、(n+a)以下であるかを判断するようにしてもよい。車両1がケーブルを斜めに横切りながら測定した場合、連続測定回数はnよりも多くなる場合がある。そこで、ケーブルを斜めに横切りながら測定することがある場合には、連続測定回数がnよりもa回多い場合でも、ケーブルの直径に相当する回数であると判断する。aの値は、予め記憶部16に記憶されているものとする。
連続測定回数がケーブルの直径に対応した回数であると判断した場合(ステップS260:YES)、続いて、判断部24は、距離測定値から得られる被測定物100の形状がケーブルの形状と合致するかを判断する(ステップS270)。これは以下のように行う。
まず、距離測定ができたことを示す距離測定情報が連続して得られたうち、真ん中の回数の距離測定情報、つまり、最も被測定物100の幅の中心に近い距離測定情報が示す距離測定値をhとおく。連続測定回数をkとした場合、kが奇数であれば、c=i−(k+1)/2とする。kが偶数であれば、距離測定値h(i−1−k/2)と距離測定値h(i−k/2)のどちらか小さいほうをhとする。そして、以下の判断を行う。
(1)h(c−m−1)>h(c−m)、かつ、h(c+m)<h(c+m+1)である。ただし、mは0以上の整数であり、(i−k)≦(c−m−1)、(c+m+1)≦(i−1)である。これは、ケーブルの形状は、連続する中で最も中心に近い距離測定値を最小値として下に凸であるためである。例えば、連続測定回数が3回である場合、h(c−1)>h、かつ、h<h(c+1)を判断する。
(2)h(c−m−1)−h(c−m)、及び、h(c+m+1)−h(c+m)が所定の値よりも小さい。この所定の値は、ケーブルの直径wと測定回数とから決まる値であるが、例えば、ケーブルの半径等を用いてもよい。
連続測定回数が4以上である場合、
(3)h(c−m−2)−h(c−m−1)>h(c−m−1)−h(c−m)、h(c+m+2)−h(c+m+1)>h(c+m+1)−h(c+m)を判断してもよい。これは、ケーブルの幅の中心から離れるほど、隣り合う距離測定値の差は大きくなるためである。
上記を満たす場合、距離測定値から得られる形状がケーブルの形状と合致すると判断し(ステップS270:YES)、距離決定部25は、連続して得られた被測定物100の距離測定情報のうち最小の距離測定値、すなわち、距離測定値hを示す距離測定情報を被測定物100の高さを示す距離測定情報として選択する(ステップS280)。
続いて、距離決定部25は、この距離測定値hが、地上高値算出対象の所定の範囲であるかを判断する(ステップS290)。これは、本実施形態の測定装置は、法令等により定められる地上高に満たないケーブルがあるか、定められる地上高までどれくらい余裕があるか等を検出すればよいためである。例えば、地上高5mが定められるケーブルの高さであり、距離センサ部14の測定の始点から地上までの距離Aが2mであった場合、2〜4mの範囲の距離測定値のみを地上高値算出の対象とすることができる。距離決定部25は、距離測定値hが地上高値算出対象の所定の範囲であると判断した場合(ステップS290:YES)、選択した距離測定情報に対応した位置情報及び時刻情報を記憶部16から読み出して地上高算出部26に出力する。
地上高算出部26は、距離測定情報により示される距離測定値hと予め内部に記憶している加算値Aを加算して被測定物100の地上高値を算出すると、算出した地上高値と、距離決定部25から入力された距離測定情報、位置情報、及び、時刻情報を対応づけて記憶部16に書き込む(ステップS300)。
なお、ステップS240において、距離測定情報が、距離測定ができたことを示していると判断した場合(ステップS240:NO)、ステップS250において、距離測定情報が被測定物なしを示していると判断した場合(ステップS250:NO)、ステップS260において、連続測定回数がケーブルの直径に対応した回数ではないと判断した場合(ステップS260:NO)、ステップS290において、距離測定値hが、地上高値算出対象の所定の範囲ではないと判断した場合(ステップS290:NO)、ステップS210の処理に戻る。
図5は、表示部17に表示される画面の一例を示した図である。
同図において、地図表示領域31には、出力部27が記憶部16から読み出した一定範囲の地図情報に基づく地図の画像が車両1の現在位置を中心にスクロールして表示される。さらに、出力部27は、GPS部15から出力された位置情報に基づいて、車両1の現在位置を示す符号31aで示される十字マークを地図上に表示するとともに、距離測定値hに対応した位置情報に基づいて、丸のマークを地図上に表示する。この丸のマークは、距離測定値hに基づいて得られた地上高値が、所定の閾値、例えば、法令により定められる地上からの高さ以上である場合には符号31bで示される白丸のマークとし、満たない場合には符号31cで示される赤色等のマークとする。なお、被測定物100が上部にない、あるいは、ケーブルの地上高値が算出されなかった位置についても測定を行なった履歴として、所定の測定間隔毎にGPS部15から出力された位置情報に対応する位置に白丸、あるいは、白または赤以外の丸のマークを地図上に表示してもよい。
表示欄32には、GPS部15から取得した時刻情報により示される時刻が表示され、表示欄33と表示欄34には、GPS部15から取得した位置情報により示される経度と緯度がそれぞれ表示される。表示欄35には、地上高算出部26により算出された被測定物100の地上高値が表示される。すなわち、表示欄32、33、34、35に表示される情報は前述した符号31aで示される十字マークの箇所に対応した情報が表示されることになる。
なお、上記処理は、測定中だけでなく、測定の終了後に、作業者が操作部11を操作することにより、制御部12により記憶部16に記憶されている情報を順次読み出させて、行なうことでもよい。
なお、ケーブルの太さが何種類かある場合には、最も細いケーブルの太さをwとすればよい。このとき、最も太いケーブルの太さをw’とした場合、この最も太いケーブルの測定回数n’は、n’=n×(w’/w)となる。そこで、ステップS260においては、連続測定回数が、最も細いケーブルの測定回数n以上、かつ、最も太いケーブルの測定回数n’以下、あるいは、(n’+a)以下であるかを判断すればよい。
また、ステップS300において算出された地上高値が、所定の閾値、例えば、法令により定められる地上からの高さに満たない場合に、警告音等による警告出力を行なってもよい。
本実施形態によれば、車両を走行させながら、レーザ等の直線性の高い距離センサを用いて被測定物までの距離を複数回測定し、測定した距離から被測定物が予め決められた測定対象の被測定物であるか否かを判断して地上高値を算出することができる。このとき、車両の速度に応じて、予め決められた測定対象の被測定物であるかを判断するために必要な回数の測定を行うことができ、測定対象が細いケーブル等であっても、確実に被測定物として捕らえ、測定を行なうことが可能となる。従来のように一定間隔で測定を行なった場合、車両が高速に走行したときに、測定間隔の間に被測定物の下を通り過ぎてしまうことがあり、また、たとえ被測定物を複数回測定できたとしても、一定距離進んだタイミングで測定したものではないため、同一の被測定物についての距離測定値であるかを判断したり、距離測定値から測定対象としている被測定物の形状と一致するかを判断したりすることは困難である。
また、本実施形態によれば、同一の被測定物について複数の距離測定値が得られた場合でも、当該被測定物の正しい高さを得ることができるため、画面表示をさせる際に、1つの被測定物100については、1つのマークのみで表示させることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による測定装置について図面を参照して説明する。第2の実施形態では、被測定物100との距離の測定に、指向範囲の広い超音波等による距離センサを用いた場合の例を示す。超音波による距離測定の精度は、レーザを用いた場合よりも低い。
図6は、第2の実施形態による測定装置を備えた車両1aを示す概略ブロック図である。同図において、図1に示す第1の実施形態の測定装置と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。以下、第1の実施形態との差分について説明する。
第2の実施形態による測定装置は、距離センサ部14に代えて距離センサ部14aを備え、制御部12に代えて制御部12aを備えている。距離センサ部14aは、例えば、超音波測距装置であり、制御部12aにより指示された測定時間間隔で、車両1aの上方に一定の指向範囲で超音波を送信して、被測定物100からの反射波を測定し、測定した反射波の到達時刻から得られた被測定物100までの距離を示す距離測定情報を算出して出力する。なお、超音波測距装置は、被測定物100が上方にないときには距離測定値が得られず、被測定物なしを示す距離測定情報が出力されることになる。
制御部12aは、測定間隔算出部21に代えて測定間隔算出部21aを、判断部24に代えて判断部24aを備える。測定間隔算出部21aは、速度センサ部13によって測定された車両1aの速度測定値から、距離センサ部14aが1つの被測定物100を複数回測定可能な時間間隔を算出する。判断部24aは、記憶部16に記憶されている距離測定情報から、実際に測定した被測定物100が、被測定物100が測定の対象とする被測定物を測定したものであるか否かを判断する。
図7は、距離センサ部14aによる距離測定可能範囲を示す図である。
車両1aは、距離センサ部14aによる測定を行いながら、ケーブルの下方を横切るように走行している。距離センサ部14aは角度2θの指向性、つまり、鉛直方向に対してθの指向性がある。ここで、距離センサ部14aの高さから、非測定物100までの高さが距離hであると仮定した場合、距離センサ部14aから鉛直方向に距離hの高さにある符号50a,50bの位置と、被測定物100との距離とがh×tanθ以下であれば、距離センサ部14aは、被測定物100との距離を測定可能である。つまり、車両1aが一定距離Δxだけ進む毎に被測定物100の測定を行なう場合、2h×tanθ/Δx回連続して被測定物100の距離測定値が得られることとなる。よって、高さhにあっても、ケーブルよりも幅の広い被測定物100であれば、2h×tanθ/Δx回よりも多い回数連続して距離が測定される。
また、被測定物100がケーブルであっても、高さhより高い位置であれば、連続して距離が測定される回数は、2h×tanθ/Δx回よりも多くなり、hより低ければ、連続して距離測定値が測定される回数は、2h×tanθ/Δx回よりも少なくなる。
本実施形態の測定装置は、少なくとも、ケーブルが法令により定められる地上からの高さに満たないことを検出すればよい。そこで、法令により定められる地上からの高さに応じて、検出対象とする被測定物の基準の高さhを仮定し、距離測定値が、高さhを含む所定の範囲に含まれるケーブルについてのみ、地上高値算出の対象とする。
また、高さhのケーブルを測定した場合、横軸を移動距離、縦軸を距離測定値とすると、図8に示すように、下に凸の曲線上に距離測定値がプロットされる。つまり、被測定物100が測定可能範囲に入ったときの距離測定値はh/cosθであるが、被測定物100の真下に距離センサ部14aが近づくにつれて距離測定値は小さくなっていき、被測定物100の真下では最も小さくhとなる。さらに、被測定物100の真下から距離センサ部14aが遠ざかるにつれて、距離測定値は大きくなっていき、被測定物100の測定可能範囲からはずれる直前に距離測定値は再びh/cosθとなる。よって、最大の距離測定値と最小の距離測定値との差は、h(1/cosθ−1)となる。また、隣り合う距離測定値の差(例えば、図中のΔh、Δh’)はh(1/cosθ−1)より小さくなり、この値を超えたときには、ケーブルとは異なる形状の被測定物100を測定したものと考えられる。また、被測定部100の真下から距離が離れるほど、隣り合う距離測定値の差は大きくなる。図においては、隣り合う距離測定値の差Δh、Δh’のうち、より測定可能範囲の中心に近いΔhのほうがΔh’よりも小さい。測定間隔が短くなりすぎた場合、隣り合う距離測定値の差の変化が小さくなるため、ここでは、1本のケーブルについて3または5回の測定を行なうものとする。
しかし、車両1aは移動しているため、一定距離Δxを移動する毎に距離測定を行なうには、車両1aの走行速度に応じて、測定時間間隔Δtを変化させる必要がある。このように、車両1aの走行速度が変化した場合でも測定時間間隔を変化させ、一定距離移動する毎に距離測定を行なうようにすれば、車両1aの走行速度に応じて変化する測定時間間隔Δt毎に測定した値は、一定距離Δx移動する毎に距離測定を行なったときの値となる。従って、走行速度に応じて変化する測定時間間隔Δtを横軸上の一定スケールに変換して、例えば、横軸を測定回数として距離測定値をプロットした場合、図8と同様の形状のプロットが得られる。
なお、既存の一般的な超音波による距離センサの場合、指向性の範囲(2θ)は12〜14度である。例えば、ケーブルの地上高の閾値が5m、車両1aに設置された距離センサ部14aの地上高が地上から2mの場合、hを3mとして仮定することができる。
図9は、第2の実施形態に係る測定装置の測定間隔決定処理の動作を示したフローチャートである。
まず、操作部11が作業者の操作を受けて、測定の開始指示を制御部12aに入力する。制御部12aの指示部22は、速度センサ部13及び距離センサ部14aに測定を開始させ、作業者は、車両1aの走行を開始させる。速度センサ部13は、例えば一定間隔で、速度測定値を示す速度測定情報を制御部12aへ出力する(ステップS410)。測定間隔算出部21aは、検出対象とする被測定物100の想定される高さをh、鉛直方向に対する超音波の指向性の角度をθ、1本のケーブルについて測定したい回数をn、移動の速度をvとしたときに、以下の(式2)により、距離センサ部14aによる測定時間間隔Δtを算出する(ステップS420)。なお、h及びθは、予め記憶部16に記憶させたものを読み出すか、操作部11によって入力されるものとする。vには、速度測定情報で示される速度測定値を代入する。
Δt=(2×h×tanθ)/(v×n) ・・・(式2)
指示部22は、測定間隔算出部21aにより算出された測定時間間隔Δtにより測定を行なうよう距離センサ部14aへ指示する(ステップS430)。距離センサ部14aは、指示された測定時間間隔Δtにより測定を行なう。
これにより、車両1aの速度が変化した場合でも、一定距離車両1aが走行する毎に距離センサ部14aによる測定が行なわれ、1本のケーブルについて決められたn回の測定が可能となる。
図10は、第2の実施形態による測定装置の測定時の動作を示したフローチャートである。
同図において、距離センサ部14aは、図9のステップS430において指示された測定時間間隔で被測定物100までの距離を測定し、制御部12aに距離測定情報を出力する(ステップS510)。なお、距離センサ部14aがj回目に測定により得た距離測定値をh(jは1以上の正数)とし、ステップS510においては、i回目の測定に基づく距離測定値hまたは被測定物なしを示す距離測定情報が入力されたとする。
制御部12aの記録部23は、距離センサ部14aが距離測定情報を出力した際に、GPS部15から位置情報と時刻情報とを取得し(ステップS520)、入力された距離測定情報と、ステップS520において入力された位置情報及び時刻情報とを対応付けて記憶部16に記録する(ステップS530)。
続いて、判断部24aは、ステップS510において取得した距離測定情報が被測定物なしを示しているかを判断する(ステップS540)。距離測定情報が、被測定物なしを示していると判断した場合(ステップS540:YES)、さらに判断部24aは、記憶部16に記憶されている1回前の距離測定情報が、距離測定ができたことを示しているかを判断する(ステップS550)。1回前の距離測定情報が、距離測定ができたことを示している場合、つまり、距離測定値h(i−1)が設定されている場合(ステップS550:YES)、判断部24aは、記憶部16を参照し、距離測定ができたことを示す距離測定情報が、1回前から過去何回連続して測定されたかの連続測定回数を取得し、この取得した連続測定回数が、高さhのケーブルを想定した場合の回数であるかを判断する(ステップS560)。これは、例えば、連続測定回数がn、または、n−α〜n+αの範囲に含まれるかにより判断することができる。α、αの値は、検出すべき高さの幅に応じて決定される。この判断処理により、被測定物100がケーブルであっても、hよりもかなり高い、あるいは、かなり低い高さであれば、地上高値算出の対象外になる。
連続測定回数が、高さhのケーブル想定した場合の回数であると判断した場合(ステップS560:YES)、続いて、判断部24aは、距離測定値から得られる曲線がケーブルを測定したときの曲線と合致するかを判断する(ステップS570)。これは以下のように行う。
まず、距離測定ができたことを示す距離測定情報が連続して得られたうち、真ん中の回数の距離測定情報、つまり、最も被測定物100の真下に最も近い位置から測定したときの距離測定情報が示す距離測定値をhとおく。つまり、連続測定回数をkとした場合、kが奇数であれば、c=i−(k+1)/2となる。kが偶数であれば、距離測定値h(i−k/2)と、距離測定値h(i−1−k/2)のどちらか小さいほうをhとする。そして、以下の判断を行う。
(1)h(c−m−1)>h(c−m)、かつ、h(c+m)<h(c+m+1)である。ただし、mは0以上の整数であり、(i−k)≦(c−m−1)、(c+m+1)≦(i−1)である。これは、距離測定値をプロットした曲線の形状は、連続する中で最も中心に近い距離測定値を最小値として下に凸であるためである。
(2)h(c−m−1)−h(c−m)、及び、h(c+m+1)−h(c+m)が所定の値よりも小さい。この所定の値には、例えば、h(1/cosθ−1)や、h(1/cosθ−1)に近い値を用いることができる。
連続測定回数が4以上である場合、
(3)h(c−m−2)−h(c−m−1)>h(c−m−1)−h(c−m)、(c+m+2)−h(c+m+1)>h(c+m+1)−h(c+m)を判断してもよい。これは、ケーブルの幅の中心から離れるほど、隣り合う距離測定値の差は大きくなるためである。
上記を満たす場合、距離測定値をプロットした曲線がケーブルを測定したときの曲線と合致すると判断し(ステップS570:YES)、距離決定部25は、連続して得られた被測定物100の距離測定情報のうち最小の距離測定値、すなわち、距離測定値hを示す距離測定情報を被測定物100の高さを示す距離測定情報として選択する(ステップS580)。続いて、実行されるステップS590、ステップS600の処理は、図4に示す第1の実施形態のステップS290、ステップS300の処理と同様である。
なお、ステップS540において、距離測定情報が、距離測定ができたことを示していると判断した場合(ステップS540:NO)、ステップS550において、距離測定情報が被測定物なしを示していると判断した場合(ステップS550:NO)、ステップS560において、連続測定回数がケーブルの直径に対応した回数ではないと判断した場合(ステップS560:NO)、ステップS590において、距離測定値hが、地上高値算出対象の所定の範囲ではないと判断した場合(ステップS590:NO)、ステップS510の処理に戻る。
また、表示部17に表示される画面については、第1の実施形態と同様である。
上記の第2の実施形態の構成により、車両を走行させながら、超音波等の指向性の範囲がある距離センサを用いて被測定物までの距離を複数回測定し、測定した距離から被測定物が予め決められた測定対象の被測定物であるか否かを判断して地上高値を算出することができる。このとき、車両の速度に応じて、予め測定対象としている測定対象の被測定物であるかを判断するために必要な回数の測定を行なうことができ、測定対象が細いケーブル等であっても、確実に被測定物として捕らえ、測定を行なうことが可能となる。
上述の制御部12及び制御部12aは、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した制御部12及び制御部12aの動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1…車両
10…電源部
11…操作部
12…制御部
13…速度センサ部
14…距離センサ部
15…GPS部
16…記憶部
17…表示部
21…測定間隔算出部
22…指示部
23…記録部
24…判断部
25…距離決定部
26…地上高算出部
27…出力部
100…被測定物

Claims (3)

  1. 車両に備えられ、前記車両の上方に存在する被測定物までの距離を移動しながら測定する測定装置であって、
    前記車両の上方に存在する被測定物に対して、当該被測定物までの距離を複数個所測定し、それぞれの測定の結果得られた距離測定値を出力する距離センサと、
    前記距離センサが出力した距離測定値を記憶部に記憶する記録部と、
    前記記憶部から連続して距離測定値が得られた区間を特定し、当該区間内において最も小さい距離測定値を前記被測定物までの距離として出力する距離決定部と、
    を備え
    前記記憶部を参照して連続して距離測定値が得られた区間を特定し、当該区間内の距離測定値により示される前記距離測定値の変化が、目的とする被測定物を測定したときの変化に一致するかを判断する判断部をさらに備え、
    前記距離決定部は、前記判断部により目的とする前記被測定物を測定したときの変化に一致すると判断された場合、前記区間内において最も小さい距離測定値を前記被測定物までの距離として出力する、
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 前記車両の速度を検出する速度センサと、
    前記速度センサにより得られた速度と、前記車両の移動方向に対する前記被測定物の幅
    とから、前記被測定物を複数個所測定するための測定時間間隔を算出する測定間隔算出部
    と、
    前記測定間隔算出部によって算出した測定時間間隔によって距離を測定するよう前記距
    離センサを制御する指示部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記車両の速度を検出する速度センサと、
    前記速度センサにより得られた速度と、前記車両の移動方向に対する前記距離センサが
    前記被測定物を測定可能な範囲の幅とから、前記被測定物を複数個所測定するための測定
    時間間隔を算出する測定間隔算出部と、
    前記測定間隔算出部によって算出した測定時間間隔によって距離を測定するよう前記距
    離センサを制御する指示部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
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