JP5235828B2 - 画面測定のセンサユニット作動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、モニター画面の輝度や色度等の測定に用いられる測定センサを有するセンサユニットを備え、測定時にセンサユニットをモニター画面の所定場所まで移動させる画面測定のセンサユニット作動機構に関する。
画像モニターは、テレビジョン受信機、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、カーナビゲーション、グラフィックデザイン、医療現場等、様々な分野で普及している。とりわけ、グラフィックデザイン画像や医用診断画像には再現性の高い高精度の画像品位が要求されるため、いわゆるハイエンドクラスの液晶モニターが使用されている。これらハイエンドクラスの液晶モニターでは、液晶画面の輝度、色度、光量等の光学特性をセンサユニットで測定し、得られた測定データに基づいてキャリブレーション(校正)を行うことで、表示画像の再現性を高める取り組みがなされている。キャリブレーション(calibration)の訳としては、較正の文字が使用されることがあり、表示装置であるディスプレイに期待通りに画像が表示されるよう調整することを表示較正又はモニタ・キャリブレーションと呼び、通常は、輝度・ガンマ・色の調整を指す。
特許第3984996号公報 特開2005−208548号公報 特開2006−119268号公報 米国特許第7391514号明細書
表示画像の再現性を高めるためには、液晶画面のキャリブレーション(校正)を所定周期で行う必要がある。当初は、校正の都度、人がセンサユニットを液晶画面上に設置し測定していた(特許文献3)。しかしながら、この方法では、手間がかかり実用的ではない。このため、アーム形状のセンサユニットを液晶画面外周のフレームに内蔵しておき、画面測定のセンサユニット作動機構がセンサユニットをフレームから出し入れする方式(特許文献1)が実用化されている。また、アーム形状のセンサユニットが内蔵された小型の測定機を液晶モニターのベゼル付近に配置して、測定機からセンサユニットを出し入れする方式(特許文献2)も実用化されている。これ以外にも、モニターの上方からマウス形状や三叉形状(三脚のような形状)のような大掛かりなセンサユニットを吊り下げたり吊り上げたりする方式が文献公知となっている(特許文献4)。
ここで、画面測定のセンサユニット作動機構とは、光センサ(測定センサ)を有するセンサユニットを所定の場所に適宜移動させる機構であり、測定の際には、画面測定のセンサユニット作動機構がモニター画面上の所定場所にセンサユニットを移動させて、光学特性を測定し、測定後には、画面測定のセンサユニット作動機構がモニター画面上からセンサユニットを退避させることで、センサユニットがモニター画面を遮らないようにする構造を言う。
特許文献1の実施の形態1には、四角形の液晶画面101とその周囲に配されたベゼル102からなる液晶表示装置の4隅のうちの1隅に、移動可能に測光装置104が配置されるとの記載がある(本願の図13)。特許文献2は、1つの測光部108をベゼル102上に設置する場合の3つの可能な位置を示しており、ベゼル102の1隅に取り付けた場合と、ベゼル102の上側の中央付近の側部に取り付けた場合と、ベゼル102の横側の中央付近の側部に取り付けた場合が示されている(本願の図14)。特許文献1と2に記載の画面測定のセンサユニット作動機構は、四角形の液晶画面の周囲に配されたベゼル(フレーム)の一辺の中央付近又は角部の一点を中心とした円を描くようにセンサユニットを回動させる機構である。
しかしながら、特許文献1や特許文献2記載の機構では、フレーム内や測定機内から回動させて出し入れするセンサユニットのアームの長さに制約があるため、特に液晶画面が縦長の場合や液晶画面のサイズが大きい場合には、センサユニットを液晶画面上の中央や端等の任意の場所に移動させることは難しい。画面中央等へ移動可能にしようとすると、センサユニットのアームが長くなることで増大するトルクに対応可能な大型のモータ等を有する駆動機構が必要となるため、大掛かりな機構となってしまう。また、画面測定のセンサユニット作動機構が大きくなると、モニターのデザイン性にも悪影響を及ぼす。
特許文献4記載のセンサユニット作動機構は、モニターの上部から前後にかけてセンサユニット作動機構を配置した大掛かりな形状(三叉形状等)を呈しており、センサユニットが常に露出している構造であるため、デザイン性も好ましくない。また、センサユニットはセンサユニット作動機構からケーブルで吊り下げられた状態であるので、センサユニットをモニター画面前に移動させた際に、ケーブルの揺れによってセンサユニットがモニター画面に接触してモニター画面を損傷させる危険が高く、さらには、センサユニットをモニター画面上の任意の場所(特に測定者が望む測定場所)に移動させることも難しい。
上述のようにいわゆるハイエンドクラスの画像モニターでは、表示画面の輝度、色度、光量等の光学特性をセンサユニットで測定し、得られた測定データに基づいてキャリブレーション(校正)を行っている。ここで、センサユニット作動機構が表示画面上の中央や端等の所定の場所にセンサユニットを移動させることができれば、モニター画面の品位をより正確に測定することが可能となる。例えば色ムラ補正等の場合は、一般に、表示画面のフレーム近傍よりも表示画面の中央で測定を行った方がモニター画面の品位をより正確に測定することができるとされている。ただし、表示画面の中央でもその他の場所でも、センサユニットと表示画面との距離が常に一定の距離に保たれていることを前提とする。そして、測定の際には、センサユニット作動機構がモニター画面上の所定場所にセンサユニットを移動させて光学特性を測定し、測定後には、センサユニット作動機構がモニター画面上からセンサユニットを退避させることでセンサユニットがモニター画面を遮らないようにする仕組みであることが必要である。
そこで、本発明の目的は、測定センサによる画面測定の際には、モニター画面上の中央は勿論、モニター画面の端から端まで、更にはモニター画面の任意の場所にセンサユニットを移動させることができ、測定後には、センサユニットを視認できないようにするためにモニター画面上から所定の場所へ移動させて格納させる仕組みを有する画面測定のセンサユニット作動機構を提供することにある。
本発明の画面測定のセンサユニット作動機構は、モニター画面上の輝度や色度等の測定に用いられる測定センサを有するセンサユニットを備え、測定センサによる測定の際にはセンサユニットを画面周囲の四周枠フレーム内から画面上の測定場所まで移動させ、測定後にはセンサユニットを四周枠フレーム内に格納する画面測定のセンサユニット作動機構において、前記四周枠フレームの少なくとも一辺側に、スライドレールと、スライドレールに取り付けられて移動するスライダとが配されるとともに、スライダに連結される支持部材としてワイヤが配され、当該ワイヤに前記センサユニットが取り付けられて、前記スライダのスライドレールに沿った移動により、前記センサユニットを前記四周枠フレームの一辺側から少なくともモニター画面の略中央までは移動可能に構成されており、前記ワイヤの一方が前記スライダに連結され、前記ワイヤの他方が該ワイヤを引き出すとともに巻き戻し可能な引き出し・巻取り機構に係留され、該ワイヤは巻き戻し力に抗して引き出されることを特徴とする
前記スライドレールとスライダと構成されるスライド機構の配置としては、前記四周枠フレームの一辺側(上辺側、下辺側、左辺側、又は右辺側)のみに内蔵される構成(第1の実施の形態)と、前記フレームの対向する二辺側(上辺側及び下辺側、若しくは左辺側及び右辺側)にそれぞれ内蔵される構成(第2と第3の実施の形態)が考えられる。
本発明によれば、前記スライダをスライドレールに沿って移動させると、支持部材に取り付けられたセンサユニットをモニター画面の略中央まで移動させることができ、測定後には、モニター画面上から所定の場所にセンサユニットを退避させることができる。ここで、前記スライドレールを前記フレームの一辺側の全域に亘って設けるようにすると、モニター画面の端から端までセンサユニットを移動させることもできる。
本発明によれば、前記支持部材をワイヤとすることで、モニター画面と四周枠フレームの間隔(厚み)を十分に設定しなくとも、センサユニットを画面周囲のフレーム内から画面上の測定場所までスムーズに移動させ、測定後にはセンサユニットをフレーム内にスムーズに格納させることができる。また、ワイヤの引き出し・巻取り機構が設けられ、巻き戻し力に抗して引き出されることにより、ワイヤの引き出し・巻取りに際して、センサユニットを常にピンと張った状態で移動させることができ、これにより、センサユニットと表示画面との距離を常に一定距離に保つことができる。また、ワイヤの引き出し・巻取り機構が設けられていることにより、ワイヤが垂れ下がるようなことがないので、前記スライドレールとスライダは、前記四周枠フレームの上辺側に限らず、下辺側でも、左辺側や右辺側でも配することができるようになる。なお、縦型から横型等に変更可能なモニターであっても、ワイヤが垂れ下がるようなことがない。
前記引き出し・巻取り機構としては、ゼンマイバネ(渦巻きバネ)、コイルバネ、板バネ、モータ等が挙げられるが、特にゼンマイバネが好ましい。なお、前記ワイヤの材質としては、ピアノ線等を用いて、ワイヤを肉眼では認識し難くすることもできる。すなわち、前記センサユニットは小型化が進んでおり、この小型のセンサユニットよりも前記支持部材(ワイヤ)の方が視覚的に邪魔にならないようにするためである。そして、ワイヤを肉眼では認識し難くすることにより、あたかもモニター画面をセンサユニットのみが移動するかのように認識される構成とすることも可能である。
本発明としては、前記ワイヤの他方の係留地点が前記スライドレールとスライダが配されている側と対向する側の四周枠フレーム内の角隅付近であることが好ましい。
例えば、前記四周枠フレームの上辺側に前記スライド機構があり、前記フレームの下辺側の角隅付近に前記係留用ワイヤの係留地点、すなわち、前記引き出し・巻取り機構があり、前記フレームの左辺側のフレーム内にセンサユニットが格納されており、測定時には、スライダがスライダレールを左辺側から右辺側へ移動してフレーム内から画面中央の測定場所までセンサユニットを移動させる場合を考える。前記ワイヤが1本であるとすると、スライダと引き出し・巻取り機構との間のワイヤの長さは、非測定時は画面の左辺の長さよりも若干長くなり、測定時には画面の対角線の長さよりも若干長くなる。この測定時のワイヤ長さと非測定時のワイヤ長さとの差をワイヤ余長と定義する。本発明では、前記ワイヤ余長分だけワイヤを引き出したり巻き戻したりするための引き出し・巻取り機構が備わっているため、ワイヤの引っ張り調節ができる。そして、この引き出し・巻取り機構をゼンマイバネとすれば、小型で単純な構成でありながら、ワイヤの引っ張り調節が容易になる。
本発明によれば、センサユニットのワイヤに対する取り付け位置によっては、センサユニットを四周枠フレーム内の角隅付近からモニター画面上に引き出したり、四周枠フレームの一辺側付近からモニター画面上に引き出したりできるとともに、センサユニットをモニター画面の中央に向けて円弧を描くようにモニター画面上に引き出すことができる。したがって、モニター画面の中央を含めた任意の複数の場所を測定して、これらを比較することで、より精度の高い測定をする場合に好適な使用になる。
本発明としては、前記スライドレールとスライダと前記引き出し・巻取り機構が前記四周枠フレームに外部から認識されないように内蔵されるとともに、前記支持部材とセンサユニットは、前記スライダによる移動前の初期状態では、前記フレームに外部から認識されないように格納されていることが好ましい。
本発明によれば、測定を行わないときは、センサユニット作動機構は全く外部に露出しないので、モニターのデザイン性を損なわない。
本発明としては、前記スライドレールの両側付近にはプーリが配され、これらプーリに架け渡された無端状ベルトが前記スライダに連結されていることが好ましい。
本発明では、前記スライドレールの両側付近に配されたプーリに無端状ベルトが架け渡され、この無端状ベルトが前記スライダに連結されていることで、無端状ベルトと前記スライダが連動する。無端状ベルトと前記スライダとの連結構造は、無端状ベルトが前記スライダの所定箇所に嵌め込まれているか、固着(接着、溶着)されるか、磁石による磁力で接続されるか、ワイヤ等の支持部材を介して接続される。
本発明によれば、前記スライダを最小のサイズとすることができ、前記フレームの幅を小さくするなどのデザイン設計の自由度が高くなる。
本発明としては、前記スライダの位置を検出するための位置検出センサが前記スライドレールの両端側付近にそれぞれ配されていることが好ましい。
本発明によれば、位置検出センサがスライダの位置を検出して、センサユニットの移動の行き過ぎが生じないように制御することができる。
本発明によれば、前記フレームの少なくとも一辺側にはスライドレールとスライダとからなるスライド機構が内蔵されており、該スライダとセンサユニットとが支持部材にて連結されていることで、スライド機構のスライダが画面上の端から端までセンサユニットを移動可能に支持する構成となる。よって、測定の際には、モニター画面上の中央や画面の端から端まで更には任意の場所にセンサユニットを移動させ、測定後には、モニター画面上から所定の場所にセンサユニットを退避させることができる。前記スライダの位置を検出するための位置検出センサが前記スライドレールの両側付近にそれぞれ配されていることで、画面上の測定場所まで再現性よく移動させ、測定後にはセンサユニットをフレーム内に再現性よく格納する。
本発明によれば、前記支持部材をワイヤとすることで、前記四周枠フレームの厚みを特別厚くしなくとも良くなると共に、前記支持部材の厚み(直径)をセンサユニットに比べて充分に小さくすることができ、前記ワイヤを前記スライダが引っ張ってセンサユニットを移動させるので、センサユニットの表示画面に対する距離を常に一定に維持するとともに、測定の際にはセンサユニットを画面周囲のフレーム内から画面上の測定場所まで安定した姿勢でスムーズに移動させ、測定後にはセンサユニットをフレーム内に安定した姿勢でスムーズに格納することができる。
また、前記スライドレールやスライダ等は、外部からは認識されないように四周枠フレーム内に内蔵されているので、センサユニットが配されていることが認識できる従来のモニター装置に比較して、モニターのデザインに与える悪影響を抑制することができる。
本発明を適用した第1の実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構を備えたモニターを例示する斜視図である。 上記モニターの正面図である。 本発明を適用した第1の実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構を正面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構を上面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 上記センサユニット作動機構のセンサユニットを示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は内部構造を省略した断面図であり、(d)は背面図である。 上記モニターにおけるセンサユニットと信号線の配置を例示する正面図である。 本発明を適用した第2の実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 本発明を適用した第3の実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構を背面側から示す構造図である。 従来の画面測定のセンサユニット作動機構の配置構成を示す斜視図である。 従来の画面測定のセンサユニット作動機構の配置構成の別の例を示す正面図である。
(第1の実施の形態)
本発明を適用した第1の実施の形態の画面測定のセンサユニット作動機構1を備えたモニターを例示する斜視図を図1に示し、その正面図を図2に示す。本実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構1は、液晶表示装置(液晶モニター)のモニター画面(液晶画面)101周囲に配された四周枠フレーム(ベゼル)2に一体的に組み込まれており、支持部材4であるワイヤの中央付近にセンサユニット3が係止されている。センサユニット3は、モニター画面101上の輝度や色度等の測定をする小型の棒状(スティック状)のものである。本実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構1は、所定周期でモニター画面101のキャリブレーション(校正)を行うために、測定の際にはセンサユニット3を四周枠フレーム2内からモニター画面101上の測定場所まで移動させ、測定後にはセンサユニット3を四周枠フレーム2内に格納する仕組みとなっている。
図3は、本実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構1を正面側から示す構造図であり、その上面側から見た構造図を図4に示す。なお、画面測定のセンサユニット作動機構1の説明の都合上、モニター画面を含むモニター機構については、図示していない。四角形状の四周枠フレーム2はその内部が中空となっており、四周枠フレーム2の上辺側には金属製で棒状のスライドレール8が四周枠フレーム2の上辺と平行に固定される。ブロック状のスライダ7は、その左右を貫通する貫通穴をスライドレール8が挿通することで、スライドレール8を移動ガイドとして左右に移動自在に配されている。
本実施形態では、スライドレール8の両側付近の後方側(四周枠フレーム2内の背面側)に、所定間隔で2つの軸93,94が立設しており、それぞれの軸にはプーリ91,92が回転自在に取り付けられている。そして、これらプーリ91,92には無端状ベルト95が架け渡されている(図3、図4)。プーリ92にはモータ96が接続され、モータ96によってプーリ91,92が回転し、無端状ベルト95が動作する。無端状ベルト95とスライダ7は繋がっており、無端状ベルト95が動作することによってスライダ7が左右に移動することとなる。
本実施形態では、無端状ベルト95は、シンクロメッシュベルトであり、プーリ91,92はシンクロメッシュベルト95を咬み込ませる構造となっている。ブロック状のスライダ7の後部は、その左右に亘る切れ込みがあり、シンクロメッシュベルト95を咬み込むことで繋がっている。シンクロメッシュベルト95とすることで、スリップし難く、スライダ7の所定箇所に嵌め込むことも容易となる。なお、前記無端状ベルトとしては、シンクロメッシュベルト以外に、Vベルト、平ベルト等が挙げられる。また、スライダ7の駆動方式としては、上記ベルト方式以外にも、ボールネジによる機構も考えられる。
本実施形態では、スライドレール8の両側付近の上方側(フレーム2内の天井側)に、所定間隔で2つの位置検出センサ97,98が配されている(図3、図4)。位置検出センサ97,98は、スライダ7の上部の突起を検知してモータ96を停止させる。位置検出センサ97,98は、近接センサであるが、メカニカルスイッチでもよい。本実施形態によれば、パルスモータ等の高価な制御モータを使用しなくとも、一般的な電動モータ96であっても、測定の際にはセンサユニット3を画面周囲の四周枠フレーム2内から画面上の測定場所まで再現性よく移動させ、測定後にはセンサユニット3を四周枠フレーム2内に再現性よく格納することができる。
図5から図8は、本実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構1を背面側から示す構造図であり、画面測定のセンサユニット作動機構1の動作を示している。本実施形態では、前記スライドレール8とスライダ7とからなるスライド機構が内蔵されている四周枠フレーム2の上辺側と対向する四周枠フレーム2の下辺側角隅付近(図5の左下)に前記ワイヤ4の係留地点があり、ワイヤ4を引き出すとともに巻き戻し可能な引き出し・巻取り機構6が備わっている。
支持部材4は、スライダ7と連結されて、支持部材に取り付けられたセンサユニット3を所定の場所まで移動させるもので、本実施形態におけるワイヤ以外にも、棒状部材、板状部材等が挙げられる(第2と第3の実施形態を参照)。前記支持部材4の材質としては、合成繊維、カーボン、金属、合成樹脂等の各種材料が適用できる。なお、本実施形態においては、センサユニット3は、ワイヤ等の支持部材4の所定位置に固定されたものとするが、センサユニット3が支持部材4に対してその取り付け位置を変更できるような構成(例えば、ワイヤに沿って移動可能)とすることも可能である。本実施形態の支持部材であるワイヤ4は、合成繊維製のワイヤであり、より具体的にはナイロン製のテグスを使用しているが、ピアノ線等を使用しても良い。ピアノ線等を用いることで、肉眼ではワイヤ4を認識し難くして、センサユニット3だけがモニター画面101を移動するように認識されるようにもすることが可能である。また、ナイロン製のテグスは、万が一、前記ワイヤがモニター画面101に接触するようなことがあったとしてもモニター画面101を傷つける心配がない。前記ワイヤ4としては、黒色のものを使用して、モニター画面101から光の反射を抑制することも好ましい。なお、前記ワイヤ4とセンサユニット3との連結構造としては、センサユニット3に2本のワイヤ4を使用することで、安定姿勢で固定する構造が考えられる。
引き出し・巻取り機構6は、四周枠フレーム2の下辺と交差する向き(前後方向)に立設された軸61と、軸61に終端が固定されたゼンマイバネ62と、ゼンマイバネ62を囲う筐体63とからなる(図5)。本実施形態では、図6に示すようにスライダ7がワイヤ4を引っ張る方向(図6では右方向)に移動すると、ゼンマイバネ62と筐体63が軸61を中心に回動し(図6では左回りに回動)、引き出し・巻取り機構6内からワイヤ4が引き出されるとともに、ゼンマイバネ62の復元力によってワイヤ4が引っ張られた状態が維持される(ワイヤ4は、引き出し・巻取り機構6の巻き戻し力に抗して引き出される。)。そして、図8に示すようにスライダ7がワイヤ4を引っ張らない方向(図8では左方向)に移動すると、ワイヤ4を引っ張る力が設定値以下となり、ゼンマイバネ62の復元力によってゼンマイバネ62と筐体63が軸61を中心に回動し(図8では右回りに回動)、引き出し・巻取り機構6内にワイヤ4が巻き戻されるとともに、ワイヤ4が引っ張られた状態が維持される。本実施形態によれば、前記引き出し・巻取り機構がゼンマイバネからなることで、小型で単純な構成でありながらワイヤ余長分を引き出したり巻き戻したりする動作を容易に行うことができる。なお、ここでワイヤ余長とは、測定時のスライダと引き出し・巻取り機構との間のワイヤ長さと非測定時の両者間のワイヤ長さとの差、つまり測定のために引き出し・巻取り機構から引き出されたときのワイヤ長さと、測定しない(移動前の)初期の格納状態におけるスライダと引き出し・巻取り機構間のワイヤ長さとの差を言う。また、本実施の形態では、測定のために引き出されたワイヤ長さは、画面モニター101の対角線の長さにほぼ等しい。
図9は、本実施形態のセンサユニット3を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は内部構造を省略した断面図であり、(d)は背面図である。本実施形態のセンサユニット3は、長方形の薄板形状の筐体31からなる。センサユニット3の正面側はモニター画面101の表示面と同じ向きに配され、センサユニット3の背面側はモニター画面101の表示面と向き合うように配される。筐体31の正面側には、室内等の周囲の環境光を計測する光センサ(測定センサ)32が内蔵される(図9(a))。光センサ32の検知面は露出しているか、透明なカバーで保護されている。光センサ32が周囲の環境光を計測し、キャリブレーション結果に対して周囲の環境光に対応した補正を行う仕組みとなっている。筐体31の背面側には、モニター画面101の輝度、色度、光量等の光学特性の測定を行う光センサ(測定センサ)34が内蔵される(図9(d))。光センサ34の検知面は露出しているか、透明なカバーで保護されている。そして、光センサ34の検知面を開けた状態で、クッション材33が筐体31の背面側に貼り合わされている(図9(b)(c))。クッション材33は、モニター画面101と光センサ34との隙間を少なくして、光センサ34が周囲からの外光を受け難くするための部材であるとともに、仮にセンサユニット3がモニター画面101に接触するようなことがあったとしても、モニター画面101を傷つけないようにするための緩衝部材である。本実施形態のクッション材33は、黒色ウレタンフォームを使用し、外乱光の反射を抑制している。
本実施形態のセンサユニット作動機構1の動作を図5から図8に基づいて、以下に説明する。
本実施形態のセンサユニット作動機構1は、液晶モニターを使用するときには、センサユニット3をフレーム2内の格納場所103に格納する(図5)。センサユニット3を出し入れするため、格納場所103の内側(画面中央側)のフレーム部分は部分的に切り取られた状態となっている。また、ワイヤ4や信号線5を出し入れするため、格納場所103の内側(画面中央側)のフレーム部分はワイヤ4や信号線5が出し入れできるようにモニター画面との間に隙間が設けられている。本実施形態では、センサユニット3と制御回路との間で信号線5を取り付ける有線方式としているが(図10(a)〜(c)を参照)、信号線5の配置については後述することとし、一部の図面では省略して表している。なお、センサユニット作動機構の背面側からの構造図(図5から図8等)では、モニター画面101は図示されないが、センサユニット作動機構の手前側に配されている。
モニター画面101の光学特性を測定する際には、制御回路からの制御信号によってモータ96がプーリ92を正回転(上から見て左回り)させることでシンクロメッシュベルト95が作動し、シンクロメッシュベルト95に連結されたスライダ7がセンサユニット3を格納場所103から画面中央に向けて引っ張り出す(図6)。スライダ7は進行方向xaに水平移動し(図6では右側に向かって進み)、スライダ7が位置検出センサ97に近接すると(モニター画面101の右側端付近まで移動すると)、位置検出センサ97からスライダ検出信号が制御回路に送出され、制御回路からの制御信号によってモータ96が停止する。このとき、センサユニット3の位置は画面のほぼ中央となる(図7)。ワイヤ4は、引き出し・巻取り機構6からワイヤ4を引っ張った状態を維持しながら引き出されるが(ワイヤ4は、引き出し・巻取り機構6による巻き戻し力に抗して引き出されるが)、センサユニット3が画面のほぼ中央に位置するときには、そのワイヤ長さの最大まで引き出され、引き出し・巻取り機構6による巻き戻し力が最大に発揮される状態になる。なお、モニター画面101の上辺側全域に亘って(上辺の左端から右端まで)スライドレール8が設けられているので、ワイヤ4の係留地点をモニター画面101の下辺の左隅位置から上辺の左端位置に近づければ近づけるほど、スライダ7、すなわちセンサユニット3をモニター画面101の上辺の右端位置付近にまで移動させることが可能である。
モータ96が停止した後、センサユニット3が作動して、モニター画面101の輝度、色度、光量等の光学特性を測定し、得られた測定データがパソコンに送出され、パソコンによってモニター画面101のキャリブレーション(校正)が行われる。そして、センサユニット3が作動して、キャリブレーション後のモニター画面101の光学特性を測定し、得られた測定データが再度パソコンに送出され、パソコンによってモニター画面101のキャリブレーションが正常に実行されたことが確認される。
図10は、本実施形態の画面測定のセンサユニット作動機構1を備えたモニターにおけるセンサユニット3と信号線5の配置を例示する正面図である。信号線5は、センサユニット3と制御回路との間で、制御回路からの制御信号や光センサ32、34からの測定信号等の各種信号をやりとりするための信号線であり、同軸ケーブルやツイストペア線等が使用される。信号線5の配置としては、例えば、センサユニット3と四周枠フレーム2内の上方の角隅付近(格納場所103の上方の角隅付近)との間で、ある程度の余長をもって信号線5を配する場合や(図10(a))、センサユニット3と四周枠フレーム2内の格納場所103の上方付近との間で、ある程度の余長をもって信号線5を配する場合や(図10(b))、センサユニット3と四周枠フレーム2内の上方のスライダ7との間で、ある程度の余長をもって信号線5を配する場合がある(図10(c))。なお、前記ワイヤ4の引き出し・巻取り機構6のように、四周枠フレーム2内の上方の角隅付近に信号線5を引き出すとともに巻き戻し可能な引き出し・巻取り機構を設けることもできる。
さらには、上記のセンサユニット3と制御回路との間で信号線5を取り付ける有線方式を、センサユニット3と制御回路との間で信号を無線でやりとりする無線方式とすることも可能である。
ところで、例えば色ムラ補正等の場合は、表示画面のフレーム近傍よりも表示画面の中央で測定を行った方がモニター画面101の品位をより正確に測定できる。そして、モニター画面101の中央を含めた所定の複数の場所を測定して、これらを比較することで、より精度の高い測定が可能になる。
この点、第1の実施形態によれば、前記四周枠フレーム2の近傍からモニター画面101の中央に向かって、センサユニット3が円弧形状のような軌跡を描いて移動可能である(図7の矢印参照)。したがって、モニター画面101の中央を含めた任意の複数の場所を測定するには、必要十分な移動であり、後述する第3の実施形態のように、敢えてモニター画面101の全領域に移動させる必要もない。なお、支持部材4にセンサユニット3を2個以上取り付けて、モニター画面101の複数の場所を測定することも可能である。
キャリブレーションの後は、制御回路からの制御信号によってモータ96がプーリ92を逆回転(上から見て右回り)させることで、シンクロメッシュベルト95が作動し、シンクロメッシュベルト95に連結されたスライダ7がセンサユニット3を測定場所(ここではモニター画面101の中央)から格納場所103に向けて移動させる(図8)。スライダ7は進行方向xbに水平移動し(図8では左側に向かって進み)、スライダ7が位置検出センサ98に近接すると、位置検出センサ98からスライダ検出信号が制御回路に送出され、制御回路からの制御信号によってモータ96が停止する。このとき、センサユニット3の位置はフレーム2内の格納場所103となる(図5を参照)。上述のとおり、モニター画面101の光学特性測定の際にセンサユニット3がモニター画面101の中央に位置するとき、ワイヤ4はそのワイヤ長さの最大まで引き出され、引き出し・巻取り機構6による巻き戻し力が最大に発揮される状態になっているので、スライダ7の移動(戻り移動)、すなわち、センサユニット3の格納場所103への移動はスムーズである。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明を適用した第2の実施の形態の画面測定のセンサユニット作動機構11を正面側から示す構造図である。なお、上述した実施の形態と重複する箇所の説明については、同一の符号を用いることでその説明を省略する。
本実施形態では、スライドレール8の両側付近の後方側(フレーム2内の背面側)に、所定間隔で2つの軸93,94が四周枠フレーム2の左辺(右辺)を超える長さで四周枠フレーム2の左辺(右辺)と平行に立設しており、それぞれの軸93,94にはプーリ91,92が2つずつ回転自在に取り付けられている。四周枠フレーム2の上辺側に配されたプーリ91,92と、四周枠フレーム2の下辺側に配されたプーリ91,92とには、それぞれ無端状ベルト95が架け渡されている。四周枠フレーム2の上辺側に配されたプーリ92にはモータ96が接続され、モータ96によって合計4つのプーリ91と92が回転し、2本の無端状ベルト95が同期動作する。四周枠フレーム2の上辺側に配された無端状ベルト95と四周枠フレーム2の上辺側に配されたスライダ71とが繋がっており、四周枠フレーム2の下辺側に配された無端状ベルト95と四周枠フレーム2の下辺側に配されたスライダ72とが繋がっているため、2本の無端状ベルト95が同期動作することによって2つのスライダ71,72が同期して左右に水平移動する。2つのスライダ71,72とセンサユニット3とは、棒状部材41にて連結されており、2つのスライダ71,72が左右に水平移動することで、センサユニット3が左右に水平移動する。
したがって、無端状ベルト95を駆動させて、2つのスライダ71,72を水平移動させることで、センサユニット3を四周枠フレーム2の格納場所103に格納された初期の状態からモニター画面101の中央に向かって移動させることができ、モニター画面101の中央から左右の水平ライン上の任意の場所にセンサユニット3を停止させて、モニター画面101の光学特性を測定することができる。本実施の形態では、センサユニット3を、モニター画面101の中央までは勿論のこと、モニター画面101の水平方向の端部から端部まで移動させることが可能である。
また、本実施形態によれば、棒状部材41に2つのスライダ71,72とセンサユニット3とが連結されているので、センサユニット3の安定した移動が可能である。また、センサユニット3の光センサ34からのケーブルが配される場合、このケーブルを上記棒状部材41に隠すように配することが可能である。
(第3の実施の形態)
図12は、本発明を適用した第3の実施の形態の画面測定のセンサユニット作動機構12を正面側から示す構造図である。なお、上述した実施の形態と重複する箇所の説明については、同一の符号を用いることでその説明を省略する。
本実施形態では、スライドレール8の両側付近の後方側(フレーム2内の背面側)に、所定間隔で2つの軸93,94が四周枠フレーム2の上辺(下辺)を超える長さで四周枠フレーム2の上辺(下辺)と平行に立設しており、それぞれの軸93,94にはプーリ91,92が2つずつ回転自在に取り付けられている。四周枠フレーム2の左辺側に配されたプーリ91,92と、四周枠フレーム2の右辺側に配されたプーリ91,92とには、それぞれ無端状ベルト95が架け渡されている。四周枠フレーム2の左上側に配されたプーリ92にはモータ96が接続され、モータ96によって合計4つのプーリ91と92が回転し、2本の無端状ベルト95が同期動作する。四周枠フレーム2の左辺側に配された無端状ベルト95と四周枠フレーム2の左辺側に配されたスライダ73とが繋がっており、四周枠フレーム2の右辺側に配された無端状ベルト95と四周枠フレーム2の右辺側に配されたスライダ74とが繋がっているため、2本の無端状ベルト95が同期動作することによって2つのスライダ73,74が同期して上下に水平移動することとなる。
また、スライダ73,74の前面にはそれぞれプーリ991,992が取り付けられており、プーリ991,992には、無端状ベルト42が架け渡されている。無端状ベルト42はワイヤ状であり、センサユニット3の上辺側に固定されており、センサユニット3の下辺側に形成された貫通穴を貫通している。そして、プーリ991(又はプーリ992)と小型モータ(図示せず)とが接続され、該小型モータによってプーリ991と992が回転し、無端状ベルト42が動作してセンサユニット3が左右に水平移動することとなる。
本実施形態によれば、センサユニット3をモニター画面101の上下方向の端から端までと左右方向の端から端までを移動可能に支持する構成となるため、モニター画面101の任意の場所にセンサユニット3を停止させて、モニター画面101の光学特性を測定することができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、センサユニット3の配置等は任意に設計変更可能であり、複数のセンサユニットを配置することも可能である。本発明の画面測定のセンサユニット作動機構は、モニターを組み立てる際に組み込んでもよく、モニターを組み立てた後に組み付けてもよい。本発明は、液晶、有機EL、プラズマ等の各種画像表示モニターに適用可能である。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1,11,12 画面測定のセンサユニット作動機構、
2 四周枠フレーム、
3 センサユニット、
32,34 測定センサ(光センサ)、
4 支持部材(ワイヤ)、
5 信号線、
6 引き出し・巻取り機構、
62 ゼンマイバネ、
7 スライダ、
8 スライドレール、
95 無端状ベルト、
97,98 位置検出センサ、
101 モニター画面(液晶画面)、
103 格納場所

Claims (5)

  1. モニター画面上の輝度や色度等の測定に用いられる測定センサを有するセンサユニットを備え、測定センサによる測定の際にはセンサユニットを画面周囲の四周枠フレーム内から画面上の測定場所まで移動させ、測定後にはセンサユニットを四周枠フレーム内に格納する画面測定のセンサユニット作動機構において、前記四周枠フレームの少なくとも一辺側に、スライドレールと、スライドレールに取り付けられて移動するスライダとが配されるとともに、スライダに連結される支持部材としてワイヤが配され、当該ワイヤに前記センサユニットが取り付けられて、前記スライダのスライドレールに沿った移動により、前記センサユニットを前記四周枠フレームの一辺側から少なくともモニター画面の略中央までは移動可能に構成されており、前記ワイヤの一方が前記スライダに連結され、前記ワイヤの他方が該ワイヤを引き出すとともに巻き戻し可能な引き出し・巻取り機構に係留され、該ワイヤは巻き戻し力に抗して引き出されることを特徴とする画面測定のセンサユニット作動機構。
  2. 前記ワイヤの他方の係留地点が前記スライドレールとスライダが配されている側と対向する側の四周枠フレーム内の角隅付近であることを特徴とする請求項記載の画面測定のセンサユニット作動機構。
  3. 前記スライドレールとスライダと前記引き出し・巻取り機構が前記四周枠フレームに外部から認識されないように内蔵されるとともに、前記支持部材とセンサユニットは、前記スライダによる移動前の初期状態では、前記四周枠フレームに外部から認識されないように格納されることを特徴とする請求項または記載の画面測定のセンサユニット作動機構。
  4. 前記スライドレールの両側付近にはプーリが配され、これらプーリに架け渡された無端状ベルトが前記スライダに連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の画面測定のセンサユニット作動機構。
  5. 前記スライダの位置を検出するための位置検出センサが前記スライドレールの両端側付近にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の画面測定のセンサユニット作動機構。
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