JP5235710B2 - 文書検索装置、文書検索方法、文書検索プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体。 - Google Patents

文書検索装置、文書検索方法、文書検索プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体。 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザからの検索要求に応じ地理的側面を含む電子文書を検索する技術に関する。
近年、インターネット上の膨大な電子文書群からの検索技術の普及を背景に情報検索技術が人々の日常生活のさまざまな判断の手助けになっている。特に、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの普及・進歩から、外出時の行動の判断のために自身の居場所の周辺に関する情報を検索したいと思うのは自然な需要である。また、特定の地域に関してそこに行かずとも情報を得るためにも地理的な側面を持つような電子文書の検索の需要も生じている。
このような需要を満たすために、ユーザの意図する情報内容およびユーザの意図する地理的範囲を制約して、電子文書を検索する地理的情報検索と呼ばれる方法が知られている。この検索方法の一例が非特許文献1に記載されている。
ユーザの意図する情報内容の制約については、一般的な検索同様に、キーワードを指定し、文字列のマッチングにより検索が可能である。一方、地理的範囲の制約については、地理情報はその特性として連続値を取るものなので、単一の点でのマッチングは現実的ではない。
そこで、地理的な範囲の指定として、(1)ユーザが関心のある範囲の中心点(たとえばユーザの居場所)と、そこからの地理的範囲(直線距離や時間的範囲)を指定する、(2)地図画面などを用いてユーザが関心のある地理的領域を指定する、(3)住所を用いて文字列として対応を取る、方法が考えられている。
このうち特に地理的情報検索が有効な外出先からの携帯端末の利用を想定した場合に、GPSや電波の基地局を用いて測位したユーザの居場所を中心点に利用するような検索方法が求められる。
安田 宣仁,戸田 浩之 "検索位置のごく周辺を対象とした地理情報検索" 人口知能学会誌 Vol.23 No.5 2008/9 pp.364−373 菊井玄一郎,松尾義博,小林のぞみ、平野徹,浅野久子 "リッチアノテーション:固有表現に焦点をあてた知識抽出の試み" 情報処理学会自然言語処理研究発表会,2008 No.67
しかしながら、従来、ユーザの関心範囲の中心点はともかくとして、そこからの地理的範囲(距離や時間的範囲)については、事前に固定された値を用いるか、あるいはユーザが指定させざるをえなかった。
ところが、地理的範囲の指定について固定値を用いたのでは多様な検索要求に対して不適切な場合が生じ、検索精度を低下させるおそれがある。一方、その都度範囲指定を求めたのではユーザにとって煩雑であり、利便性に欠けるおそれがある。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザに明示的に関心を持つ地理的範囲を指定させることなく、地理的側面を含む電子文書を精度良く検索することを解決課題としている。
そこで、本発明は、前記課題を解決するために、ユーザの入力した検索内容の文字列(検索キーワード)や、検索範囲の中心座標値などから地理的範囲を自動的に推定している。
本発明の文書検索装置は、ユーザ端末から検索内容を示す検索文字列と地理的な位置指定とを含む入力情報を受信する入力手段と、地理的な範囲と当該範囲の都市性値との対応を表す都市性データベースを参照して、前記指定位置に対応した都市性値を取得し、都市性値が大きいほどに小さくなる距離を表す範囲Duを算出する第1の範囲算出手段と、検索内容と距離との対応を表すデータベースを参照して、前記検索文字列に対応した距離である範囲Dqを求める第2の範囲算出手段と、前記Duと前記Dqとの加重和により、距離を表す推定範囲Dを算出する範囲推定手段と、前記入力情報および前記推定範囲Dを用いて電子文書群を検索し、前記ユーザ端末に応答するための検索結果を取得する情報検索手段と、を備える。
本発明の文書検索装置は、入力手段が、ユーザ端末から検索内容を示す検索文字列と地理的な位置指定とを含む入力情報を受信するステップと、第1の範囲算出段が、地理的な範囲と当該範囲の都市性値との対応を表す都市性データベースを参照して、前記指定位置に対応した都市性値を取得し、都市性値が大きいほどに小さくなる距離を表す範囲Duを算出するステップと、第2の範囲算出手段が、検索内容と距離との対応を表すデータベースを参照して、前記検索文字列に対応した距離である範囲Dqを求めるステップと、範囲推定手段が、前記Duと前記Dqとの加重和により、距離を表す推定範囲Dを算出するステップと、情報検索手段が、前記入力情報および前記推定範囲Dを用いて電子文書群を検索し、前記ユーザ端末に応答するための検索結果を取得するステップと、を有する。
なお、本発明は、前記方法をコンピュータに実行させる文書検索プログラムの態様としてもよく、また該プログラムを記録した記録媒体の態様で提供してもよい。
本発明によれば、ユーザが関心を有する地理的範囲が自動的に推定されることから、ユーザに明示的に関心を持つ地理的範囲を指定させることなく、地理的側面を含む電信文書を精度良く検索することができる。
本発明の実施形態に係る文書検索装置の構成図。 同 処理フロー図。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態を説明する。図1中、1は本発明の実施形態に係る文書検索装置を示し、該検索装置1はユーザ端末2とインターネット経由で接続されている。
前記ユーザ端末2には、例えば携帯端末・PDA・ノート型PC(Personal Computer)やGPS機能を備えたナビゲーション装置などが該当する。ここでは一例として前記両者1.2がインターネット接続された態様を説明するが、これに限定されるものではなく、例えばナビゲーション装置の場合は衛星通信の接続なども利用される。
前記検索装置1は、Webサーバにより構成され、コンピュータのハードウェア資源、即ちCPU(Central Processor Unit)、メモリ(RAM)、ハードディスクドライブ装置、通信インタフェースなどを備えている。
そして、前記検索装置1は、前記ハードウェア資源とソフトウェアとの協働によって入力解析手段3,地名座標取得手段4,範囲推定手段5,範囲算定手段(範囲取得手段)6〜9,データベース10〜12,情報検索手段13として機能している。このデータベース10〜12は、ハードディスクディスクドライブ装置上に構築されている。
概略を説明すれば、前記入力解析手段3は、前記ユーザ端末2から送信された入力データを解析する。ここで解析される入力データは、前記ユーザ端末2で指定された検索内容を示す文字列・地理的な位置指定とする。この位置指定は、座標値あるいは地名を示す文字列とし、また利用可能な場合には併せて軌跡(GPSや電波の基地局を用いて測位した座標値の移動を示すリスト)を示すリストとする。
前記入力解析手段3は、前記位置指定が地名を示す文字列の場合には、図1中の矢印(a)に示すように、前記地名座標取得手段4に出力する。このとき前記地名座標取得手段4は、矢印(a´)に示すように、地名の文字列から座標値を取得して前記入力解析手段3に出力する。そして、前記入力解析手段3は、矢印(b)に示すように、前記ユーザ端末2の指定内容および前記地名座標取得手段4からの入力データを前記範囲推定手段5に出力する。
前記範囲推定手段5は、前記入力解析手段3からの入力データを各範囲算出手段6〜9に応じて出力する。すなわち、前記範囲推定手段5は、矢印(c)に示すように、入力された座標値を前記範囲算出手段6に出力する。このとき前記範囲算出手段6は、矢印(h)に示すように、都市性データベースを参照して座標値から都市性値を取得し、該都市性値に応じた範囲(距離あるいは時間的範囲)を算出する。この算出結果は、矢印(c´)に示すように、前記範囲推定手段5に出力される。
前記範囲推定手段5は、矢印(d)に示すように、検索内容の文字列を前記範囲算出手段7に出力する。ここでは前記範囲算出手段7は、矢印(i)に示すように、検索内容−距離データベース11を参照して検索文字列に応じた範囲(距離あるいは時間的範囲)を取得する。この取得結果は、矢印(d´)に示すように、前記範囲推定手段5に出力される。
前記範囲推定手段5は、入力データに軌跡を示すリストが含まれている場合には、矢印(e)に示すように、前記範囲算出手段8に出力する。ここでは前記範囲算出手段8は、入力された軌跡に応じた範囲(距離あるいは時間的範囲)を算出する。この算出結果は、矢印(e´)に示すように、前記範囲推定手段5に出力される。
前記範囲推定手段5は、入力データに地名を示す文字列が含まれている場合には、矢印(f)に示すように、前記範囲算出手段9に出力する。ここでは前記範囲算出手段9は、矢印(j)に示すように、地名広さデータベース12を参照して地名の文字列に応じた範囲(距離あるいは時間的範囲)を取得する。この取得結果は、矢印(f´)に示すように、前記範囲推定手段5に出力される。
そして、前記範囲推定手段5は、前記各範囲算出段6〜9からの入力データを演算し、ユーザの関心範囲(距離あるいは時間的範囲)の推定値を決定する。この推定値と前記入力解析手段3からの入力データとは、矢印(g)に示すように、前記情報検索手段13に出力される。
前記情報検索手段13は、いわゆる検索エンジンとして機能し、前記範囲推定手段5からの入力データに基づき電子文書群を検索し、該検索結果をユーザ端末2に返信する。
以下、図2の処理フローに基づき前記各手段3〜9.13の実行する処理ステップ(S01〜S11)を説明する。ここでは前記ユーザ端末2から前記通信インタフェースをもって入力情報を受信し、該入力情報が前記入力解析手段3に出力されたときに処理が開始されている。
S01:前記入力解析手段3にて入力情報の解析が行われる。ここでは指定された検索内容を示す文字列(キーワード)と地理的な位置指定を確認する。
この両指定内容が入力情報に含まれていることがS02以降の処理の前提であり、含まれていない場合にはS02以降の処理は行われない。もっとも、検索内容を示し文字列のみが入力された場合には、設定に応じて通常の検索エンジンの処理を行うことは可能である。
ここでは前記位置指定は、座標値(緯度・経度)あるいは地名の文字列で指定され、また利用可能な場合には軌跡を示すリストをもって行われるものとする。
S02.S03:前記入力解析手段3は、前記位置指定が座標値(緯度と経度)か否かを確認する(S02)。この確認の結果、座標値の指定の場合にはS04に進む。併せて検索内容を示す文字列や座標値、含まれている場合には軌跡を示すリストを前記範囲推定手段5に出力する。
一方、座標値でない場合、即ち地名の文字列で指定されている場合には、該文字列を前記地名座標取得手段4に出力する。ここでは前記地名座標取得手段4は、非特許文献2記載の地名データベースを利用する既存手法を利用することによって、地名の文字列に応じた座標値(緯度・経度)を算出し、該算出結果を前記入力解析手段3に出力する(S03)。
この場合には前記入力解析手段3は、検索内容を示す文字列、地名の文字列、前記地名座標取得手段4から出力された座標値、含まれている場合には軌跡を示すリストを前記範囲推定手段5に出力する。
S04:前記範囲推定手段5は、座標値(緯度経度)を前記範囲算出手段6に出力する。そして、前記範囲算出手段6は、入力された座標値から推定される範囲(Du)を算出する。
このとき前記範囲算出手段6は、前記都市性データベース10を参照し、入力座標値が都市性データベース10の見出しの範囲内にあるようなエントリを検索し、対応する都市性値を取得する。
ここで前記都市性データベース10は、地理上の矩形領域に対応する都市性値と呼ぶ値が格納されている。この都市性値は、その地域で想定される店舗や施設の密度を示している。この都市性データベース10の根拠となるデータとしては、電話帳のような店舗や施設の一覧を用いることができる。あるいは代替的に、各地域の人口数や、当該地域に含まれる主要道路の本数などを用いることもできる。前記都市性データベースの記述内容の一例を表1に示す。ここでは各段の範囲(矩形の隅の座標)の都市性値が記述されている。
Figure 0005235710
具体的には、前記範囲算出手段6は、前記都市性データベース10を検索した結果、エントリが見つかり、都市性値が得られた場合には以下の式(1)から範囲(Du)を示す数値(距離)を算出する。この算出結果は、前記範囲推定手段5に出力される。なお、式(1)のCuは事前に定められた定数である。
Figure 0005235710
もし、前記都市性データベース10から都市性値が得られなかった場合には、固定値(Dd)を出力する。なお、式(1)および固定値(Dd)はプログラムなどに設定・定義されているものとする。
S05:前記範囲推定手段5は、検索内容の文字列を前記範囲算出手段7に出力する。そして、前記範囲算出手段7は、入力された検索内容の文字列から推定される範囲(Dq)を求める。
すなわち、前記範囲算出手段7は、前記検索内容−距離データベース11内のエントリを検索し、エントリが見つかった場合にはエントリの範囲(Dq)を示す数値(距離)を前記範囲推定手段5に出力する。一方、エントリが見つからなかった場合には固定値(Dd)を出力する。ここでも固定値(Dd)はプログラムに定義されているものとする。
ここで前記検索内容−距離データベース11は、文字列をインデクスとし、検索内容に対して一般的に望まれている思われる範囲が記述されている。これは例えば「トイレ」といった検索内容であれば比較的小さな範囲での検索が望まれていると考えられるのに対し、「温泉」「スキー」といった検索内容であれば比較的遠い範囲も含まれていると考えられるためである。この前記検索内容−距離データベース11の記述内容の一例を表2に示す。ここでは各段の検索内容に対応する距離が記述されている。
Figure 0005235710
S06.S07:前記範囲推定手段5は、前記位置指定に軌跡を示すリストが含まれているか否かを確認する(S06)。軌跡を示すリストが含まれていない場合にはS08に進む。一方、軌跡を示すリストが含まれている場合には、該リストを前記範囲算出手段8に出力する。
前記範囲算出手段8では、入力された軌跡を示すリストから推定される範囲(Dt)を算出する(S07)。ここでは軌跡を示すリストは時刻とその時点での座標値とが対(ペア)のリストとする。
具体的には、前記範囲算出手段8は、事前に定められた単位時間Tでの平均移動距離を算出する。例えば現在時刻Tc、tiを時刻、(xi,yi)を座標とし、軌跡を示すリストが{(t1,x1,y1),(t2,x2,y2),...,(tn,xn,yn)}で表現されるとき、
c−T>tkな部分リスト{(tk,xk,yk),(tk+1,xk+1,yk+1),...,(tn,xn,yn)}に対して、
以下の式(2)により範囲(Dt)を示す数値(距離)を算出する。この算出結果は、前記範囲推定手段5に出力される。なお、式(2)もプログラムに定義されているものとする。
Figure 0005235710
S08.S09:前記範囲推定手段5は、前記位置指定に地名を示す文字列を使用しているか否かを確認する(S08)。この確認の結果、地名を示す文字列を使用していない場合には前記範囲推定手段5に固定値(Dd)を出力してS10に進む。一方、地名の文字列を使用している場合(S02で座標値を算出した場合を含む。)には該文字列を前記範囲算出手段9に出力する。
前記範囲算出手段9では、入力された地名を示す文字列を利用して前記地名広さデータベース12内を検索し、該文字列から推定される範囲(Di)を算出する(S09)。ここで地名広さデータベース12には、地名に対してその地名で表現される緯度方向の長さと経度方向の長さが記述されている。この前記地名広さデータベース12の記述内容の一例を表3に示す。ここでは各地名に応じた緯度方向の長さ・経度方向の長さが記述されている。
Figure 0005235710
具体的には、前記範囲算出手段9は、地名の文字列を見出しとして持つような地名広さデータベース内のエントリを検索する。エントリが見つかった場合には、緯度方向の長さと経度方向の長さのうちより値が小さい長さをdiとし、事前に定められた定数Ci用いて、「Di=Ci×di」を算出し、前記範囲推定手段5に出力する。もしエントリが見つからなかった場合には0を出力する。この設定もプログラムに定義されているものとする。
S10:前記範囲推定手段5は、S04.S05.S07.S09で得られた範囲(Du,Dt,Dq,Di)の数値を演算し、最終的な推定範囲(D)の数値(距離)を算出する。ここでは式(3)を用いて演算され、算出結果は最終的に決定されたユーザの関心範囲の推定値とする。
Figure 0005235710
ここでα1,α2,α3,α4は、(α1+α2+α3+α4=1)を満たすようにプログラムに定められた各範囲(Du,Dt,Dq,Di)の重み定数であり、仕様に応じて適宜変更できる。この式(3)もプログラムに定義されているものとする。
ここで前記範囲推定手段6.8.9から固定値(Dd)が出力されている場合には、式(3)において前記範囲(Du)などを該固定値(Dd)に置き換えて算出する。この固定値(Dd)は、例えば「2000m」などの距離値であり、仕様などに応じて適宜変更されるものとする。
その後に前記範囲推定手段5は、算出された範囲(D)の数値と、前記入力解析手段3からの入力データ(検索内容を示す文字列、座標値、含まれている場合は地名の文字列・軌跡を示すリスト)とを前記情報検索手段13に出力する。
S11:前記情報検索手段13は、算出された範囲(D)の数値,索内容を示す文字列,座標値,含まれている場合は地名の文字列・軌跡を示すリストを入力とし、Web上で地理的側面を含む電子文書群の検索を実行する。
ここでは例えば非特許文献1に示すような既存の地理的情報検索を利用することもできる。この検索結果は、前記通信インタフェースからインターネット経由で記ユーザ端末2に返信される。
このように前記検索装置1によれば、前記情報検索手段13にユーザの関心範囲(D)の推定値が与えられていることから、前記ユーザ端末2から検索内容の文字列および指定位置(座標値、地名など)を入力するだけで、適切に地理的側面を含む電子文書の検索が行われる。
したがって、ユーザが明示的に関心の範囲を指定することなく、意図する検索結果を得ることができ、この点でユーザの煩雑さが抑制され、文書検索の利便性が向上する。
このとき前記情報検索手段13に与えられた関心の範囲(D)の数値は、検索内容の文字列や座標値などから算出されていることから、ユーザの検索意図が十分に反映され、良好な検索結果が得られる。特に、ユーザが地理的な位置を地名の文字列で指定した場合であっても、前記地名座標取得手段4が中心座標を取得することから、前記範囲推定手段5によって範囲(Du)の値が算出され、この意味でも適切な検索が期待できる。
なお、本発明は、前記検索装置1の各手段3〜13の一部もしくは全部として、コンピュータを機能させるプログラムとして構成することもできる。この場合には、S01〜S11の全ステップあるいは一部のステップをコンピュータに実行させる。
このプログラムは、Webサイトや電子メールなどネットワークを通じて提供することができる。また、前記プログラムは、CD−ROM,DVD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW,MO,HDD,Blu−ray Disk(登録商標)などの記録媒体に記録して、保存・配布することも可能である。この記録媒体は、記録媒体駆動装置を利用して読み出され、そのプログラムコード自体が前記実施形態の処理を実現するので、該記録媒体も本発明を構成する。
1…文書検索装置
2…ユーザ端末
3…入力解析手段
4…地名座標取得手段
5…範囲推定手段
6〜9…範囲算出手段(範囲取得手段)
10…都市性データベース
11…検索内容−距離データベース
12…地名広さデータベース
13…情報検索手段

Claims (4)

  1. ユーザ端末から指定されたキーワードをもって電子文書群を検索するときに、該ユーザ端末の指定位置の周辺地域に関連する電子文書を優先的に取得する装置であって、
    前記ユーザ端末から検索内容を示す検索文字列と地理的な位置指定とを含む入力情報を受信する入力手段と、
    地理的な範囲と当該範囲の都市性値との対応を表す都市性データベースを参照して、前記指定位置に対応した都市性値を取得し、都市性値が大きいほどに小さくなる距離を表す範囲Duを算出する第1の範囲算出手段と、
    検索内容と距離との対応を表すデータベースを参照して、前記検索文字列に対応した距離である範囲Dqを求める第2の範囲算出手段と、
    前記Duと前記Dqとの加重和により、距離を表す推定範囲Dを算出する範囲推定手段と、
    前記入力情報および前記推定範囲Dを用いて電子文書群を検索し、前記ユーザ端末に応答するための検索結果を取得する情報検索手段と、
    を備えることを特徴とする文書検索装置。
  2. ユーザ端末から指定されたキーワードをもって電子文書群を検索するときに、該ユーザ端末の指定位置の周辺地域に関連する電子文書を優先的に取得する方法であって、
    入力手段が、前記ユーザ端末から検索内容を示す検索文字列と地理的な位置指定とを含む入力情報を受信するステップと、
    第1の範囲算出段が、地理的な範囲と当該範囲の都市性値との対応を表す都市性データベースを参照して、前記指定位置に対応した都市性値を取得し、都市性値が大きいほどに小さくなる距離を表す範囲Duを算出するステップと、
    第2の範囲算出手段が、検索内容と距離との対応を表すデータベースを参照して、前記検索文字列に対応した距離である範囲Dqを求めるステップと、
    範囲推定手段が、前記Duと前記Dqとの加重和により、距離を表す推定範囲Dを算出するステップと、
    情報検索手段が、前記入力情報および前記推定範囲Dを用いて電子文書群を検索し、前記ユーザ端末に応答するための検索結果を取得するステップと、
    を有することを特徴とする文書検索方法。
  3. 請求項に記載の文書検索方法をコンピュータに実行させるための文書検索プログラム。
  4. 請求項記載の文書検索プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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