JP5232747B2 - チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法 - Google Patents

チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5232747B2
JP5232747B2 JP2009215910A JP2009215910A JP5232747B2 JP 5232747 B2 JP5232747 B2 JP 5232747B2 JP 2009215910 A JP2009215910 A JP 2009215910A JP 2009215910 A JP2009215910 A JP 2009215910A JP 5232747 B2 JP5232747 B2 JP 5232747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
chip
cushion member
display device
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009215910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011066705A (ja
Inventor
正徳 土井
健二 天野
公昭 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009215910A priority Critical patent/JP5232747B2/ja
Publication of JP2011066705A publication Critical patent/JP2011066705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5232747B2 publication Critical patent/JP5232747B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、チップLEDによる表示装置を備えた携帯電話機などの携帯端末及びその製造方法に関するものである。
従来より、発光ダイオード(Light Emitting Diode,以下LEDという)が各種表示装置に使用されているが、近年、サイズの小さいチップLEDを用いた表示装置が知られている。例えば、特許文献1の表示器は、基板に実装される複数の発光源と、発光源の駆動に対応してキャラクターを表示する表示部及び隣接する発光源相互間の光の漏れを遮断する隔壁を有する反射枠とを備え、基板上の各発光源に対応する位置に発光源の挿通孔を形成した弾力性のある絶縁性被覆部で発光源を被覆し、反射枠を基板に固定している。
特開平11−167357号公報
しかしながら、従来の表示器では、反射枠の貫通孔が外観に現れるので、美観が損なわれるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、チップLEDの光を通す貫通孔が外観に全く現れないようにして数字だけでなく、絵柄も表示できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、格子状に密集して配列した複数のチップLEDをクッション材と凹部及び孔のないキャビネットとで覆うようにした。
具体的には、第1の発明では、チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末を前提とし、
上記携帯端末は、
複数のチップLEDが格子状に密集して配列された基板と、
上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材と、
少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に当接する、平坦で凹部及び孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを備え
上記クッション部材は、いずれも透光用貫通孔を有する下側の樹脂成形品と、上側のクッションとで構成されている。
上記の構成によると、複数のチップLEDが基板に格子状に密集して配列されていることから、数字だけでなく、絵柄も表示でき、その光は、クッション部材の透光用貫通孔を通ってキャビネットに映し出される。クッション部材は、キャビネットの平坦な当接面に当接して圧縮されるので、透光用貫通孔の配置が乱れない上にチップLEDの光が屈折されず、かつ漏れないので、綺麗な絵柄等がキャビネットに現れる。そして、キャビネットには、孔や貫通孔がなく、塗装が施されているので、透光用貫通孔が外観に現れず、見映えがよい。また、上側のクッションが平坦面に適度に圧縮された状態で当接するので、光漏れがなく絵柄が鮮明となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記樹脂成形品は、黒色樹脂材料よりなり、該黒色樹脂材料における上記透光用貫通孔の内面は、白色に塗装されている。
上記の構成によると、下側の黒色樹脂成形品により光漏れを防ぎながら、内面が白色に塗装された透光用貫通孔により、光が効率よく反射される。
第3の発明では、チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末を前提とし、
上記携帯端末は、
複数のチップLEDが格子状に密集して配列された基板と
上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材と、
少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に当接する、平坦で凹部及び孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを備え、
上記クッション部材は、いずれも透光用貫通孔を有する下側のマグネシウム成形品と、上側のクッションとで構成されている。
上記の構成によると、複数のチップLEDが基板に格子状に密集して配列されていることから、数字だけでなく、絵柄も表示でき、その光は、クッション部材の透光用貫通孔を通ってキャビネットに映し出される。クッション部材は、キャビネットの平坦な当接面に当接して圧縮されるので、透光用貫通孔の配置が乱れない上にチップLEDの光が屈折されず、かつ漏れないので、綺麗な絵柄等がキャビネットに現れる。そして、キャビネットには、孔や貫通孔がなく、塗装が施されているので、透光用貫通孔が外観に現れず、見映えがよい。また、マグネシウム成形品によりクッション部材の強度が確保される。
第4の発明では、第3の発明において、
上記マグネシウム成形品における上記透光用貫通孔の内面は、白色に塗装されている。
上記の構成によると、内面が白色に塗装された透光用貫通孔により、光が効率よく反射されると共に、上側のクッションが平坦面に適度に圧縮された状態で当接するので、光漏れがなく絵柄が鮮明となる。
の発明では、第1乃至第4のいずれか1つの発明において、
上記チップLEDは、
正方形の発光部と、
該発光部を支持する矩形状のベース部とを備え、
上記ベース部の長手方向は、上記チップLEDの配列方向に対して略45°傾いて配置され
上記透光用貫通孔の内径は、上記ベース部の対角線の長さと同等である。
上記の構成によると、矩形状のベース部を有するチップLEDをできるだけ密集させながら、各チップLEDに適切に配線を施すスペースを確保することができるので、細かい絵柄の表示が可能となる。また、発光部に対して適度な大きさなので、クッション部材が圧縮されても透光用貫通孔が塞がれることなく、また、透光用貫通孔間の隔壁の厚さを適度に保ってクッション部材の強度が確保される
の発明では、チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の製造方法を前提とし、
上記製造方法は、
複数のチップLEDを格子状に密集して配列させ、該チップLEDの集合体から所定の距離を空けた少なくとも一対の基板側位置決め用貫通孔を有する基板を用意し、該基板を該基板側位置決め用貫通孔に挿通させる位置決めピンを有する下側治具に、該基板側位置決め用貫通孔に該位置決めピンを挿通させた状態で載置し、
上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材を用意し、上記基板側位置決め用貫通孔に対応する治具側貫通孔を有する上側治具に位置合わせして貼り付け、
上記位置決めピンを上記治具側貫通孔に挿通させて下側治具と上側治具とで上記基板と上記クッション部材とを挟み込んで接着した上で、該上側治具を取り外し、
少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に対応する位置に、平坦で凹部や孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを用意し、
上記キャビネットの当接面を上記クッション部材に当接させて該クッション部材を圧縮させるように上記基板を該キャビネットで覆う。
上記の構成によると、密集して配列させたチップLEDに対してクッション部材の透光用貫通孔を正確かつ容易に位置決めすることができる。そして、上記第1の発明と同じ作用効果を奏する携帯端末が容易に得られる。
の発明では、第の発明において、
上記クッション部材は、上記透光用貫通孔を囲む周縁裏面側に両面テープが貼り付けられ、
上記上側治具は、PET樹脂よりなるセパレータであり、上記両面テープよりも弱い粘着力で上記クッション部材に接着されている。
上記の構成によると、クッション部材を位置決めピンに対して位置決めして基板上に両面テープによって接着した後、セパレータのみを容易に剥がすことができるので、貼り付け作業がさらに簡単となる
以上説明したように、本発明によれば、複数のチップLEDを基板上に格子状に密集して配列し、その上から各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材を配置し、塗装が施された透明又は半透明のキャビネットの裏面の平坦で凹部及び孔のない当接面をクッション部材に当接させるようにしたことにより、チップLEDの光を通す貫通孔が外観に全く現れないようにして見映えをよくしながら、数字だけでなく、絵柄も鮮明に表示することができる
図5(b)の一部拡大断面図である。 チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末を開いた状態を示す斜視図である。 チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の閉じた状態を示す斜視図である。 第1の筐体の分解斜視図である。 第1の筐体を示し、(a)が背面図で、(b)がVb−Vb線断面図である。 基板上のチップLEDの配線パターンを拡大して示す平面図である。 透光用貫通孔から覗く基板上のチップLEDの配列を拡大して示す概念図である。 キャビネットを外した第1の筐体を示す背面図である。 クッション部材を拡大して示す正面図である。 当接面をハッチングで表したキャビネットの正面図である。 クッション部材の位置決め手順を示す分解斜視図である。 クッション部材の納入状態を示す正面図である。 図8のXIII−XIII線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2及び図3は、本発明の実施形態のチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末としての携帯電話機1の一例を示し、この携帯電話機1は、メインディスプレイ2を有する第1の筐体3と、操作部4を有する第2の筐体5とが、ヒンジ部6で折畳み開閉自在に連結されている。
図4及び図5に示すように、第1の筐体3内には、メインディスプレイ2がマグネシウムフレーム7の表面側に配置され、その表面が透明カバー8で覆われている。マグネシウムフレーム7の裏面側には、チップLED10による表示装置11が配置されている。その表示装置11は、裏面側キャビネット12で覆われている。
例えば、図6にプリント配線10cのパターンを示すように、複数のチップLED10は、マグネシウムフレーム7の裏面側に嵌め込まれる基板13に格子状に密集して配列されている。例えば、チップLED10は、矩形状の領域に7×17個配置され、プリント配線10cがプリントされている。図7に拡大して示すように、チップLED10は、正方形の発光部10a(図7にハッチングで示す)と、この発光部10aを支持する矩形状のベース部10bとを備えている。そして、各ベース部10bの長手方向は、チップLED10の配列方向に対して略45°傾いている。そうすることで、チップLED10をできるだけ密集させながら、すべての領域で均等にチップLED間のスペースを確保して各チップLED10に適切に配線10cを施すことができるので、細かい絵柄の表示が可能となる。例えば、チップLED10間の間隔は、1.7mm程度となっている。なお、チップLED10は、黄色、橙色及び赤色の発光色のものが、見映えや透過性により、特に適している。また、図4に示すように、基板13には、チップLED10の集合体から所定の距離を空けた位置に一対の基板側位置決め用貫通孔13aが形成されている。
図8に示すように、チップLED10の集合体は、対応する透光用貫通孔14を有するクッション部材15で覆われている。クッション部材15は、高密度のウレタンフォームで構成され、シール性、エネルギー吸収性に優れており、黒色であるため、チップLED10の光漏れ防止効果に優れている。図9に示すように、クッション部材15の透光用貫通孔14を囲む周縁裏面側(基板13側)に両面テープ16が貼り付けられている。この両面テープ16により、クッション部材15が基板13に貼り付けられている。また、この両面テープ16も黒色であり、さらに光が漏れにくくなっている。そして、図7に示すように、例えば、透光用貫通孔14の内径は、ベース部10bの対角線の長さと同等となっている。このように、透光用貫通孔14の内径を発光部10aよりもある程度を大きくしているので、クッション部材15が圧縮されても透光用貫通孔14が塞がれることなく、また、透光用貫通孔14間の隔壁の厚さを適度に保っているので、クッション部材15の強度が確保されている。
そして、図5に示すように、上記裏面側キャビネット12は、携帯電話機1の形状に合わせて平面視略長方形状であり、特にその周縁部は、丸みを帯びて見映え及びさわり心地がよくなっている。例えば、裏面側キャビネット12は、透明のABS樹脂で形成されている。なお、裏面側キャビネット12は、ガラス等の材料で構成されていてもよく、半透明でもよい。そして、例えば、裏面側キャビネット12の表面には、ピンクゴールド等の塗装が施され、その透過率は、略2%となっている。透過率が2%よりも大きくなりすぎると、透光用貫通孔14が外観に現れて美観が損なわれ、2%よりも小さくなりすぎると、チップLED10の光の鮮明さが落ちることが確かめられている。なお、透過率は、2.0%に限定されるのではなく、塗料やチップLED10の発光量に合わせて変化してもよい。例えば、他の色の塗装としては、黒色と赤色では、光がかなり隠蔽されることから、それぞれの塗料の中に含有されている成分の中の透過するのに不利な成分量を減らす調整を行う。また、白色では、逆に光を拡散する特徴があり、塗装面で透過光がかなり広がってぼやけるため、灰色又は荒い粒子のメタリックを塗装してその上に白色を塗装する。
図10に裏面側キャビネット12の裏面を示すように、少なくとも裏面側キャビネット12におけるチップLED10がある領域のクッション部材15に対応する部分(図10にハッチングで示す)は、平坦で凹部及び孔のない当接面12aが形成されている。クッション部材15は、裏面側キャビネット12の長手方向に長い平面視長方形板状であることから、周縁部などに曲面を有する裏面側キャビネット12でも平坦な当接面12aを確保しやすくなっている。当接面12aは、チップLED10の光を屈折させることなく通すために面粗度が非常に細かくなるように成形されている。しかも、当接面12aの表面側も凹部や孔のない滑らかな表面となっている。
−携帯電話機1の製造方法−
次に、本実施形態にかかるチップLED10による表示装置11を備えた携帯電話機1の製造方法について説明する。
まず、図11に示すように、基板側位置決め用貫通孔13aに挿通させる位置決めピン20を有する下側治具21を用意する。
次いで、図12に示すように、上側治具としての例えばPET樹脂よりなるセパレータ22に両面テープ16よりも弱い粘着力で接着されたクッション部材15を用意する。クッション部材15の両面テープ16側に、台紙23が貼り付けられた状態でライン上に持ち込まれる。セパレータ22には、基板側位置決め用貫通孔13aに対応する治具側貫通孔22aが貫通されており、この治具側貫通孔22aを基準にしてクッション部材15が接着されている。セパレータ22は、薄すぎず、適度に、こしのある樹脂材料が適している。
次いで、基板側位置決め用貫通孔13aに位置決めピン20を挿通させた状態で基板13を下側治具21上に載置する。
次いで、台紙23を取り外し、位置決めピン20を治具側貫通孔22aに挿通させて下側治具21とセパレータ22とで基板13とクッション部材15とを挟み込んで、クッション部材15を基板13に接着する。
次いで、セパレータ22を取り外す。このとき、クッション部材15がセパレータ22に対して両面テープ16よりも弱い粘着力で接着されているので、クッション部材15が基板13から外れることなく、簡単にセパレータ22を取り外すことができる。このようにして、密集して配列させたチップLED10に対してクッション部材15の透光用貫通孔14を正確かつ容易に位置決めすることができる。
次いで、下側治具21を取り外して基板13をマグネシウムフレーム7に嵌め込む。
次いで、図4に示すように、裏面側キャビネット12を用意する。この裏面側キャビネット12は、射出成形により形成されるが、射出成形型の裏面側キャビネット12の当接面12aに対応する部位は、他の部位よりも面粗度が細かい鏡面仕上げ加工されている。例えば、紙ヤスリの14000番相当の仕上げ加工が行われている。
次いで、裏面側キャビネット12とマグネシウムフレーム7とを嵌合させ、マグネシウムフレーム7のビス挿通孔7aにビス50を通し、裏面側キャビネット12のボス部12bに締め付ける。このとき、裏面側キャビネット12の当接面12aがクッション部材15に圧縮状態で当接する。つまり、図13に裏面側キャビネット12を当接させる前のクッション部材15の厚みを示すように、当接後には、裏面側キャビネット12の位置(図13に仮想線で示す)まで圧縮される。クッション部材15の表面側は、両面テープ等は設けられておらず、当接面12aに接着されることなく圧縮された状態で当接されている。特に当接面12aの周縁部に曲面が形成されていても、クッション部材15が適度に滑りながら均等に圧縮され、当接面12aにずれて接着されて偏るようなことはないので、透光用貫通孔14が潰れない。
次いで、マグネシウムフレーム7の表面側にメインディスプレイ2を嵌め込み、その上から透明カバー8で覆う。なお、基板13をマグネシウムフレーム7に挟み込む前にメインディスプレイ2をマグネシウムフレーム7に嵌め込んでいてもよい。
このようにして組み立てた携帯電話機1は、裏面側キャビネット12が適度な透過率で塗装され、凹凸、孔等が外観に現れず、チップLEDも外観に現れないので、非常に見映えがよい。
一方、チップLED10に電気を通すと、その光は、クッション部材15の透光用貫通孔14を通って裏面側キャビネット12に映し出される。複数のチップLED10が基板13に格子状に密集して配列されていることから、数字だけでなく、細かい絵柄も表示することができる。当接面12aの面粗度が細かく、しかも平坦であることから、当接するクッション部材15が均等に圧縮されるので、透光用貫通孔14の配置が乱れない上にチップLED10の光が漏れない。そして、透光用貫通孔14を通ってきたチップLED10の光が屈折されることなく裏面側キャビネット12に現れるので、絵柄が極めて鮮明となる。
したがって、本実施形態にかかるチップLED10による表示装置11を備えた携帯電話機1によると、チップLED10の光を通す透光用貫通孔14が外観に全く現れないようにして数字だけでなく、絵柄も鮮明に表示することができる。
−実施形態の変形例1−
詳しくは図示しないが、上記実施形態のクッション部材15は、いずれも透光用貫通孔14を有する下側の樹脂成形品と、上側のクッションとを重ね合わせたもので構成してもよい。下側の樹脂成形品は、黒色樹脂材料よりなり、この黒色樹脂材料における透光用貫通孔14の内面は、白色に塗装されている。この樹脂成形品にも黒色の両面テープ16が貼り付けられている。
上側のクッションは、上記実施形態のクッション部材15の薄いもので構成され、下側の樹脂成形品に接着されている。
このことで、下側の黒色樹脂成形品により光漏れを防ぎながら、内面が白色に塗装された透光用貫通孔14により、光が効率よく反射されると共に、上側のクッションが平坦面に適度に圧縮された状態で当接するので、光漏れがなく絵柄が鮮明となる。
−実施形態の変形例2−
同様に図示しないが、上記実施形態のクッション部材15は、いずれも透光用貫通孔14を有する下側のマグネシウム成形品と、上側のクッションとで構成してもよい。同様に、マグネシウム成形品の上側に上記実施形態のクッション部材15よりも薄いクッションが接着されている。マグネシウム成形品における透光用貫通孔14の内面も、白色に塗装されている。
このことで、マグネシウム成形品によりクッション部材15の強度が確保され、内面が白色に塗装された透光用貫通孔14により、光が効率よく反射されると共に、上側のクッションが平坦面に適度に圧縮された状態で当接するので、光漏れがなく絵柄が鮮明となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、携帯端末は、携帯電話機としたが、PHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機、携帯カーナビゲーション等でチップLEDによる表示装置を備える携帯端末であれば、何でもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 携帯電話機(携帯端末)
10 チップLED
10a 発光部
10b ベース部
11 表示装置
12 裏面側キャビネット
12a 当接面
13 基板
13a 基板側位置決め用貫通孔
14 透光用貫通孔
15 クッション部材
16 両面テープ
20 位置決めピン
21 下側治具
22 セパレータ(上側治具)
22a 治具側貫通孔

Claims (7)

  1. チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末において、
    複数のチップLEDが格子状に密集して配列された基板と、
    上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材と、
    少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に当接する、平坦で凹部及び孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを備え
    上記クッション部材は、いずれも透光用貫通孔を有する下側の樹脂成形品と、上側のクッションとで構成されている
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末。
  2. 請求項1に記載のチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末において、
    上記樹脂成形品は、黒色樹脂材料よりなり、該黒色樹脂材料における上記透光用貫通孔の内面は、白色に塗装されている
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末。
  3. チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末において、
    複数のチップLEDが格子状に密集して配列された基板と
    上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材と、
    少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に当接する、平坦で凹部及び孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを備え、
    上記クッション部材は、いずれも透光用貫通孔を有する下側のマグネシウム成形品と、上側のクッションとで構成されている
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末。
  4. 請求項に記載のチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末において、
    上記マグネシウム成形品における上記透光用貫通孔の内面は、白色に塗装されている
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末において、
    上記チップLEDは、
    正方形の発光部と、
    該発光部を支持する矩形状のベース部とを備え、
    上記ベース部の長手方向は、上記チップLEDの配列方向に対して略45°傾いて配置され
    上記透光用貫通孔の内径は、上記ベース部の対角線の長さと同等であ
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末。
  6. チップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の製造方法において、
    複数のチップLEDを格子状に密集して配列させ、該チップLEDの集合体から所定の距離を空けた少なくとも一対の基板側位置決め用貫通孔を有する基板を用意し、該基板を該基板側位置決め用貫通孔に挿通させる位置決めピンを有する下側治具に、該基板側位置決め用貫通孔に該位置決めピンを挿通させた状態で載置し、
    上記各チップLEDに対応する透光用貫通孔を有するクッション部材を用意し、上記基板側位置決め用貫通孔に対応する治具側貫通孔を有する上側治具に位置合わせして貼り付け、
    上記位置決めピンを上記治具側貫通孔に挿通させて下側治具と上側治具とで上記基板と上記クッション部材とを挟み込んで接着した上で、該上側治具を取り外し、
    少なくとも上記チップLED上の上記クッション部材に対応する位置に、平坦で凹部や孔のない当接面を裏面に有する透明又は半透明の素材に、少なくとも該当接面に対応する領域に塗装が施されたキャビネットとを用意し、
    上記キャビネットの当接面を上記クッション部材に当接させて該クッション部材を圧縮させるように上記基板を該キャビネットで覆う
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の製造方法。
  7. 請求項に記載のチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の製造方法において、
    上記クッション部材は、上記透光用貫通孔を囲む周縁裏面側に両面テープが貼り付けられ、
    上記上側治具は、PET樹脂よりなるセパレータであり、上記両面テープよりも弱い粘着力で上記クッション部材に接着されている
    ことを特徴とするチップLEDによる表示装置を備えた携帯端末の製造方法。
JP2009215910A 2009-09-17 2009-09-17 チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5232747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215910A JP5232747B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215910A JP5232747B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011066705A JP2011066705A (ja) 2011-03-31
JP5232747B2 true JP5232747B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=43952460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009215910A Expired - Fee Related JP5232747B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5232747B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9375874B2 (en) * 2013-12-03 2016-06-28 Htc Corporation Accessory, electronic assembly, control method, and method for forming an accessory
US10139551B2 (en) 2014-11-14 2018-11-27 Rohinni, LLC Electronic device with light-generating sources to illuminate an indicium
KR102355883B1 (ko) * 2016-05-31 2022-01-25 로히니, 엘엘씨. 다기능 광 장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4082768B2 (ja) * 1997-12-04 2008-04-30 株式会社キーエンス 表示器
JP2005109212A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Stanley Electric Co Ltd 半導体発光装置
JP2006113166A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Nec Saitama Ltd イルミネーション構造、および電子機器
JP2007012978A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd Led表示装置用ダム枠材及びその製造方法
JP2006280011A (ja) * 2006-07-14 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 携帯機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011066705A (ja) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101360206B1 (ko) 단말기 하우징 및 이를 갖는 이동통신 단말기
KR20000049437A (ko) 키패드 일체형 통신기기용 전면 커버
US8194507B2 (en) Hidden display and clock audio apparatus including same
CN101932986B (zh) 具有漫射背光显示器的电子设备
CN210137348U (zh) 一种电子设备
US20110296724A1 (en) Electronic device with pattern-displaying function
JP5232747B2 (ja) チップledによる表示装置を備えた携帯端末及びその製造方法
CN113037894B (zh) 一种电子设备
US20130107576A1 (en) Light-guide member, method of making light-guide member, and portable electronic device
CN210137422U (zh) 一种电子设备
JP2012048700A (ja) 情報処理装置
KR200391823Y1 (ko) 휴대폰용 디스플레이 장치
JP2009246821A (ja) 携帯端末装置
US20090052155A1 (en) Keypad structure with surface illumination
JP2007176108A (ja) 電子機器のキャビネットをインサート成形する方法及び皮革製カバーによって覆われたキャビネットを有する電子機器
TW201351774A (zh) 具天線結構之無線通訊裝置
US8070342B2 (en) Electronic apparatus and illuminating device having a translucent member with incident lines of protrusions
JP5115168B2 (ja) 導光構造及びこれを備えた携帯端末並びに導光方法
CN101436476B (zh) 具有波纹光泽的金属按键面板制作方法
KR20070000276U (ko) 광원 일체형 도파로 시트
JP2003016865A (ja) 携帯端末装置および電子機器
JP2007130890A (ja) 電子機器のキャビネットをインサート成形する方法及び皮革製カバーによって覆われたキャビネットを有する電子機器
CN210222722U (zh) 一种触摸导光组件及触摸屏装置
JP2013021581A (ja) 電子機器及びそのイルミネーション方法
CN101592331A (zh) 电子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees