JP5228148B2 - 画像データから位置を推定する位置推定方法、位置推定装置及び位置推定プログラム - Google Patents
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Description
M.Cummins,P.Newman,"Probabilistic Appearance Based Navigation and Loop Closing",Proc. ICRA,pp.2042−2048,2007. Chanop Silpa−Anan,Richard Hartley,"Visual localization and loop−back detection with a high resolution omnidirectional camera",In Proc. Of OmniVis−05,Workshop in conjunction with ICCV−2005,2005. D.G. Lowe, "Distinctive Image Features from Scale−Invariant Keypoints, Int. J. Computer Vision, Vol. 60, No. 2, pp. 91−110, 2004.
取得した画像を小ウィンドウに分割し、小ウィンドウごとに物体を決定する。たとえば、横320ピクセル×縦240ピクセルの画像の場合、上半部の320×120ピクセルの領域を取り出し、16×16ピクセルのウィンドウ160個に分割する。図6に物体認識のための識別器の構成方法を示す。この識別器はSupport Vector machine(以下「SVM」とも言う。)により各識別器を各々構成している。例えば、図6に示すように、木識別器31、一様領域識別器32、建物識別器33、電線識別器(図示外)等を構成している。尚、学習時には、小領域ごとに、いくつかの画像特徴を抽出した結果をSVM学習アルゴリズム30に入力して、学習結果を物体モデルデータベースに記憶する。ここで、さまざまな場所・季節・天候での木のサンプルを正とすると、木以外のサンプルが負とされる。尚、認識時には、例えば、小領域ごとに、いくつかの画像特徴を抽出した結果を木識別器31に入力すると木であるか木でないかが出力される。ここで、認識する物体の種類と、それぞれの物体に見られる特徴を以下に示す。
まず学習走行時にデジタルカメラにより取得した画像系列から、まずオプティカルフローに基づき、停車中と右左折中の画像を除く。オプティカルフローは、1フレーム前の画像の各ピクセルについて、そのピクセルを中心とするウィンドウを設定しテンプレートとし、さらに現在のフレームで対応するピクセルの周りに探索領域を設定し、その領域内でテンプレートともっとも濃度値のパターンが似ているピクセルを探索することによって求める。オプティカルフローは画像中の各点がどのように動いたかを示すので、画像全体のオプティカルフローの平均値が小さいときは停車中であり、全ての点が同じ方向に動いているときには右左折中と判断する。
ロボットや車などが移動するときには、事前に学習した場所を一つずつ順番に通過していく。したがって、ある時点での場所が分かればその少し後の場所を限定することができる。これを移動履歴の考慮という。移動履歴を考慮しない場合、現在の場所で取得した画像から得た物体認識結果を、全ての位置推定のための識別器に入力しなければならない。しかし、移動履歴を考慮すると、存在する可能性のある位置識別器にのみ入力すればよく、位置推定の時間は短縮される。しかし、ある時点での場所が確定的に決められない可能性があるので、各時点で存在する可能性のある場所の確率分布Bel(l)を保持し、それを毎回の観測で更新する。位置認識は場所の分布の予測と推定の2段階から成る。予測を行うための式(数16)を次に示す。
これまでに述べた方法を用いて位置推定を行った。画像取得はCanon(登録商標)製デジタルカメラ、IXY(登録商標) DIGITAL 1000(商品名)を用いた。画像サイズは320×240ピクセルで15[frame/s]で取得した。
物体認識には取得した画像の上半分320×120ピクセルを使用する。画像の上半分を20×8個の小ウィンドウで分割し、小ウィンドウごとにどの物体に最も近いかSVMを用いて認識を行う。
位置推定のための識別器は、ある位置について、その位置で取得画像を中心とした連続する正例画像np=30枚を使用し、その画像の前後nb=30枚を緩衝領域として使用せず、負例は残りの画像から30枚間隔で取得し構成した。n=30枚ごとに位置推定のための識別器を構成し、位置推定のための識別器は全部で198個となった。これは198個の場所を識別できることを示す。各場所間の間隔は道路上で約16[m]の距離となる。
次に移動履歴を考慮した広域的位置識別を行う。存在確率の初期状態は、全ての位置推定の識別器に等確率で存在するものとした。
2 物体モデル学習部
3 物体認識部
4 位置モデル学習部
5 位置推定部
6 物体モデルデータベース
7 位置モデルデータベース
10 位置推定装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
20 コンピュータ
41 USBコントローラ
42 デジタルカメラ
120 ハードディスク装置
121 物体モデルデータ記憶エリア
122 位置モデルデータベース記憶エリア
123 プログラム記憶エリア
124 移動履歴記憶エリア
Claims (6)
- 入力された画像データから当該画像データに写されている物体の位置を特定するために、前記画像データから物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出する画像特徴抽出ステップと、
前記画像特徴抽出ステップにより抽出された画像特徴量のいずれか1つまたは複数の組み合わせを基に、予め作成されている物体の識別データからなる物体モデルデータベースを用いて物体を識別する物体識別ステップと、
前記物体識別ステップにより識別された物体を、予め作成されている物体の位置のデータからなる位置モデルデータベースと、出力にシグモイド関数を適用したマルコフ過程とベイズ定理を利用する確率モデルにより求められる尤度を用いる場所の分布の予測と推定の2段階から成る位置認識とを用いて正答となる当該物体の位置を特定する位置識別ステップと
を備えたことを特徴とする画像データから位置を推定する位置推定方法。 - 前記物体モデルデータベースを作成するために、入力された画像データから前記画像特徴抽出ステップにより物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出し、物体モデルデータベースに保存する物体モデル学習ステップと、
前記位置モデルデータベースを作成するために、物体と当該物体の位置のデータとを対応させて前記位置モデルデータベースに保存する位置モデル学習ステップと
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像データから位置を推定する位置推定方法。 - 入力された画像データから当該画像データに写されている物体の位置を特定するために、前記画像データから物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出する画像特徴抽出手段と、
前記画像特徴抽出手段により抽出された画像特徴量のいずれか1つまたは複数の組み合わせを基に、予め作成されている物体の識別データからなる物体モデルデータベースを用いて物体を識別する物体識別手段と、
前記物体識別手段により識別された物体を、予め作成されている物体の位置のデータからなる位置モデルデータベースと、出力にシグモイド関数を適用したマルコフ過程とベイズ定理を利用する確率モデルにより求められる尤度を用いる場所の分布の予測と推定の2段階から成る位置認識とを用いて正答となる当該物体の位置を特定する位置識別手段と
を備えたことを特徴とする画像データから位置を推定する位置推定装置。 - 前記物体モデルデータベースを作成するために、入力された画像データから前記画像特徴抽出手段により物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出し、物体モデルデータベースに保存する物体モデル学習手段と、
前記位置モデルデータベースを作成するために、物体と当該物体の位置のデータとを対応させて前記位置モデルデータベースに保存する位置モデル学習手段と
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像データから位置を推定する位置推定装置。 - コンピュータに
入力された画像データから当該画像データに写されている物体の位置を特定するために、前記画像データから物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出する画像特徴抽出ステップと、
前記画像特徴抽出ステップにより抽出された画像特徴量のいずれか1つまたは複数の組み合わせを基に、予め作成されている物体の識別データからなる物体モデルデータベースを用いて物体を識別する物体識別ステップと、
前記物体識別ステップにより識別された物体を、予め作成されている物体の位置のデータからなる位置モデルデータベースと、出力にシグモイド関数を適用したマルコフ過程とベイズ定理を利用する確率モデルにより求められる尤度を用いる場所の分布の予測と推定の2段階から成る位置認識とを用いて正答となる当該物体の位置を特定する位置識別ステップと
を実行させることを特徴とする位置推定プログラム。 - コンピュータに
前記物体モデルデータベースを作成するために、入力された画像データから前記画像特徴抽出ステップにより物体の画像特徴量として、正規化した色、エッジ密度、ハフ空間における投票の最大値、エッジ方向の分散の度合い、輝度の分散の度合いを抽出し、物体モデルデータベースに保存する物体モデル学習ステップと、
前記位置モデルデータベースを作成するために、物体と当該物体の位置のデータとを対応させて前記位置モデルデータベースに保存する位置モデル学習ステップと
を実行させることを特徴とする請求項5に記載の位置推定プログラム。
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