JP5228065B2 - Tddシステムの移動体端末のための測定タイムスロット構成 - Google Patents

Tddシステムの移動体端末のための測定タイムスロット構成 Download PDF

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Description

優先権主張の基礎出願
本願は2008年1月30日出願の米国特許仮出願第61/024,655号の優先権を主張し、同仮出願を参照により本願に組み込む。
本発明は通信に関し、特にダウンリンク測定の制御/実行に関する。
典型的なセルラ無線システムでは、移動無線(移動局と無線端末とユーザ機器ユニット(UE)との内の少なくともいずれかとしても既知)は無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信する。その無線端末は、移動体電話機(“セルラ”電話機)および無線能力(例えば、移動体終端)を持つラップトップのような移動局、又は、ユーザ機器ユニット(UE)で良く、従って、無線アクセスネットワークと音声とデータとの内の少なくともいずれかで通信を行う、例えば、携帯型、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵または車載型の移動体機器である。
無線アクセスネットワーク(RAN)はセル領域に分割する地理的領域をカバーし、各セル領域に基地局、例えば、幾つかのネットワークで“ノードB”または“eノードB”とも呼ばれる無線基地局(RBS)によりサービスを提供する。セルは基地局サイトの無線基地局装置により無線カバレッジを提供する地理的領域である。各セルは物理セル特定情報(PCI)およびセルグローバル特定情報(CGI)により特定される。利用可能なPCIの数に制限があり、例えば、E−UTRANでは510個のPCIがあるので、前者は再利用される。PCIはセル(即ち、セルのPCI)を識別するためにUEにより復号化されるべき物理レイヤ同期シーケンスにおいて符号化されるという事実に、名称PCIが由来する。後者、即ち、CGIは全ネットワークでユニークであり、各セルにより高位レイヤを介して同報される。基地局は無線周波数で動作するエアインタフェースにより基地局の範囲内のユーザ機器ユニット(UE)と通信する。
無線アクセスネットワークの幾つかのバージョン(特に早期バージョン)では、幾つかの基地局は通常、(例えば、地上回線またはマイクロ波により)無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続される。また時に基地局制御装置(BSC)とも称する、無線ネットワーク制御装置はそこに接続される複数の基地局の種々のアクティビティを管理し、調整する。無線ネットワーク制御装置は通常、1つ以上のコアネットワークに接続される。
汎用移動通信システム(UMTS)は第3世代移動通信システムであり、このシステムは汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)から発展したものであり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)技術に基づいて改善された移動通信サービスを提供することが意図されている。UTRANは本質的には、ユーザ機器ユニット(UE)のために広帯域符号分割多元接続を使用する無線アクセスネットワークである。第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)はさらにUTRANおよびGSMに基づく無線アクセスネットワーク技術の発展を企てている。
発展型汎用地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の技術仕様の検討が第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)で進行している。発展型汎用地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)はロングタームエボリューション(LTE)及びシステム・アーキテクチュア・エボリューション(SAE)を含む。
ロングタームエボリューション(LTE)は3GPP無線アクセス技術の変形であり、ここでは、無線基地局ノードは無線ネットワーク制御装置(RNC)ノードよりむしろ直接コアネットワークに接続される。一般にLTEでは、無線ネットワーク制御装置(RNC)ノードの機能は無線基地局ノードにより実行される。このように、LTEシステムの無線アクセスネットワーク(RAN)は無線ネットワーク制御装置(RNC)ノードにレポートしない無線基地局ノードを含む本質的に“フラットな”アーキテクチュアをもっている。
発展型UTRAN(E−UTRAN)は発展型基地局ノード、例えば、発展型ノードB或いはeNBを含み、発展型UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端をユーザ機器ユニット(UE)に提供する。eNBは(リストしない他機能の中で)次の機能、即ち、(1)無線リソース管理(例えば、無線ベアラ制御、無線アドミッション制御)機能、接続モビリティ制御、動的リソース割り当て(スケジューリング)と、(2)例えば、eNBへの呼出メッセージの配信を含むモビリティ管理エンティティ(MME)と、(3)ユーザデータストリームのIPヘッダ圧縮及び暗号化;呼出のためのUプレーンパケット終端およびUEモビリティをサポートするUプレーン切り換えを含むユーザプレーンエンティティ(UPE)をホストする。eNBがホストするのは、物理(PHY)媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、及びパケットデータ制御プロトコル(PDCP)レイヤであり、これらはユーザプレーンヘッダ圧縮及び暗号化機能を含む。eNBはまた制御プレーンに対応する無線リソース制御(RRC)機能をも提供する。eNBが実行するのは、無線リソース管理、アドミッション制御、スケジューリング、ネゴシエートされたUL QoSの実施、セル情報同報、ユーザ及び制御プレーンデータの暗号化/復号化、及び、DL/ULユーザ・プレーン・パケット・ヘッダの圧縮/復元を含む多くの機能である。eNBはX2インタフェースを介して相互接続し互いに通信する。各eNBはまた1つ以上のゲートウェイ(即ち、コアネットワーク)に直接接続する。
E−UTRANを含む2Gおよび3Gシステムはモバイルアシステッドハンドオーバ(MAHO)を使用する。各ユーザ機器ユニット(UE)はサービング基地局(BS)の信号品質並びにその周辺の基地局の信号品質を定期的に監視し、測定結果をサービング無線基地局に返すことができる。無線ネットワークは通常、これらの測定結果に基づきハンドオーバを開始する。
E−UTRANシステムは周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、および半二重を含む周知のデュープレックスモードで動作することができる。例えば、非特許文献1を参照されたい。
E−UTRANで使用する周波数分割複信(FDD)動作モードでは、アップリンクおよびダウンリンク伝送は異なる搬送波周波数チャネルで行われる。それ故、FDDモードでは、アップリンクとダウンリンク両方の伝送がフレーム中に時間的に同時発生できる。UEはダウンリンク測定の実行に任意のダウンリンクスロットを使用することができる。
時分割複信(TDD)モードでは、アップリンク及びダウンリンク伝送が行われるのは、同一搬送波周波数チャネルであるが、異なる時間スロット即ち時間フレームまたはサブフレームにおいてである。結果として、UEはモビリティに関係したダウンリンク測定の実行にスロットのサブセットのみを使用することができる。フレームのダウンリンク数およびアップリンク時間スロット数は、ダウンリンク及びアップリンクの非対称トラフィック要求をサポートするように構成設定可能である。
半二重モードでは、アップリンク及びダウンリンク伝送は、異なる搬送波周波数で行われ、また異なる時間スロットでも発生する。これはアップリンク及びダウンリンク伝送が同時に生じないことを意味する。TDDにおけるように半二重モードでは、UEはダウンリンクの測定実行に全ダウンリンクスロットを使用することができない。事実、データ受信および測定実行のための連続スロット数はUEの能力に依存する。
図1はE−UTRANのTDDフレーム構成例を示す。フレームは2つの5ms半フレームを持つ10ms長である。各タイムスロットは0.5msの長さを持つ。各半フレームで、第1の連続タイムスロットは通常、ダウンリンク伝送に使用される。ダウンリンクタイムスロットは既知の基準信号、例えば、パイロット信号を包含し、その基準信号はダウンリンクの復調並びにダウンリンク隣接セルの測定実行に使用することができる。基準信号を5msと10msの両方の周期で送信することがサポートされる。5ms周期の場合、2つの5ms半フレームの構成は同じであり、ダウンリンクパイロット(DwPTS)、ガード期間(GP)、及び、アップリンクパイロット(UpPTS)を合わせた継続時間は1msである。図1の例に示す10ms周期の場合、ダウンリンクパイロット(DwPTS)は第2の5ms半フレームにおいて1msの継続時間を有し、アップリンクパイロット(UpPTS)及び保護期間(GP)は、第1の5ms半フレームにのみ存在する。
隣接セルのダウンリンク測定はモビリティのサポートに必要である。モビリティは開始セルの選択、セルの再選択、及び、セル間ハンドオーバを含む。ハンドオーバに関与するセルは、異なるサービング搬送波周波数、異なる搬送波周波数、及び、例えば、E−UTRANやUTRANのような異なる無線アクセス技術に属していても良い。隣接セルの測定は、既知の基準シンボル、即ち、パイロットシーケンス、例えば、隣接基地局が同報するUEの測定ダウンリンクパイロット(DwPTS)信号において実行される。伝送時間間隔(TTI)レベル(例えば、1ms)で行うチャネル品質指標(CQI)のような他の測定と違い、移動無線は数百msのオーダのより長い時間に亘る隣接セルの測定を実行する。
しばしば、UEが、例えば、1つのサービングセルと7つの隣接セルを含む8つのセルの全てがサービング搬送波周波数上にあるセル(即ち、8つのセルは“周波数内セル”)であるような、少なくとも一定の数の識別されるセルから、測定量(例えば、RSRPとRSRQ)を測定し、これをレポートする要求がある。さらに、そのレポートされる測定量は、関係する性能要求、例えば、絶対および相対精度などを満たすべきである。
図1に示すようにE−UTRAN TDDでは、一定パターンにより送信する基準シンボルを時間と周波数で定義する。各フレームのあらゆるスロットでパターンが反復するFDDと違い、TDDでは、ダウンリンク基準シンボルを送信するのは、フレーム当たりのスロットのサブセットのみ、即ち、ダウンリンクスロットにおいてのみである。ダウンリンクの測定は、例えば、非特許文献2に記載されており、次の測定を含むか伴う。即ち、
1.基準シンボル受信電力(RSRP、reference symbol received power)
2.基準シンボル受信品質(RSRQ、reference symbol received quality);
RSRQ=RSRP/RSSIであり、
RSSIは搬送波受信信号強度指標を表す。
RSRPはただダウンリンク基準シンボルについて測定し、RSRQの一部である搬送波RSSIは各サブ搬送波が基準シンボルおよびデータ双方を包含する全サブ搬送波に亘り測定する。さらにRSRPは信号であるが、RSRQは信号品質タイプの測定結果である。
3GPP TS 36.213「発展型汎用地上無線アクセス(E−UTRA);物理レイヤ;手順(Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical layer;Procedures)」 3GPP TS 36.214「発展型汎用地上無線アクセス(E−UTRA);物理レイヤ;測定(Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical layer;Measurements)」 3GPP TS 36.104「発展型汎用地上無線アクセス(E−UTRA);基地局(BS)無線送受信(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Base Station (BS) radio transmission and reception)」
以上の測定は無線に関係したものである。サービングセルと目標セルとの間の時間差のようなタイミングに関係する測定もあるかもしれない。ここで説明する技術は無線に関係した測定に加えて何らかのタイミングに関係した測定にも等しく適応できる。
隣接セル測定の1つの目的は時に高速フェーディングとして説明される小規模フェーディングの効果を平均化することである。高速フェーディングをフィルタする理由はセル再選択、即ち、ハンドオーバにより生じるピンポン効果を防止するためである。換言すれば、隣接セル測定結果の平均化の目標は不要なセル変更を最少化することである。この目的に向かい、UEは測定期間に亘り規則的間隔で幾つかの測定サンプルを収集しなければならない。例えば、200msの測定期間に、UEは3つまたは4つの測定のスナップショットを生成するであろう。測定期間中の測定結果の組み合わせを使用して平均値を生成する。例では、200msの期間に亘ってなされた3〜4つの測定のスナップショットから平均値を生成する。
2つのタイプの平均化がある。即ち、コヒーレント平均化と非コヒーレント平均化である。コヒーレント平均化は、無線チャネル特性が変化せず留まるかまたは殆ど変化しない期間に亘って実行される。コヒーレント平均化は特定チャネルおよびそのコヒーレンスバンド幅に依存する。1つの例として、チャネルタイプに応じて2〜4つの連続ダウンリンクスロットに亘り(例えば、1〜2msに亘り)コヒーレント平均化を実行することができよう。あるいは、チャネル動作にかかわらずUEは同数の連続スロット(例えば、3スロット)を使用しても良い。非コヒーレント平均化は測定サンプルを使用して実行し、この場合、無線チャネルは1つの測定から次の測定へ変化していることがある。換言すれば、測定サンプルが非コヒーレントであるのは、測定サンプルが無線チャネル特性に関して非相関であるからである。非コヒーレント測定サンプルは2つ以上のコヒーレント平均測定サンプルを含むことができる。E−UTRAN TDD測定平均化の例を図2に示す。左の連続サンプルの第1の平均化では、チャネルは殆ど一定であり、平均化はコヒーレントである。その中央で取る連続サンプルは、無線チャネルがその“スナップショット”の間に変化しているために、非コヒーレントとして示される。一例の200msの全測定期間の間に、無線チャネルは変化し、従って平均化は非コヒーレントであると想定される。
E−UTRAN TDDシステムは幾つかの異なるセル伝送バンド幅、例えば、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどを許容している(非特許文献3を参照)。従って、特定の展開シナリオにおける利用可能なセルのバンド幅により測定バンド幅の調整が可能である。一般に広いバンド幅はバンド幅の異なる周波数で測定するより多くのパイロット/基準信号を提供し、その結果、より良い平均化を得ることになる。周波数バンド幅を考慮に入れることにより、より少ない時間領域でのサンプルを取得し、しかし、より大きな周波数バンド幅に亘る各サンプルの測定により、受容可能な測定性能を達成することができる。
時間領域と周波数領域フィルタリングと間のトレードオフは、より大きな周波数領域平均化を持つより短い時間領域、または、その逆を使用して測定目的を達成する、例えば、高速フェーディングを正しく除去することを保証することができることを意味している。E−UTRAN TDDシステムは、最小バンド幅より大きい、例えば、現在のE−UTRAN TDDの1.4MHzより大きなバンド幅にわたって動作可能である。従って、時間領域と周波数領域フィルタリングはE−UTRAN TDDではトレードオフすることができる。
サービングセルと同じ搬送波周波数を使用して動作するセルからの同報で、UEは周波数内のモビリティ測定を行う。周波数内のモビリティ測定の場合、周波数領域平均化より多くの時間領域平均化を実行するのが複雑度の観点から有益である。より多くの時間領域平均化がUEの複雑度を減じるのはUEがサービングセル(即ち、周波数内セル)から同時にデータを受信し、周波数内測定を実行するからである。従って、より大きな測定バンド幅を測定に使用すれば、UEはより多くのリソース(例えば、特別の高速フーリエ変換(FFT)リソース)を必要とする。両タスクを同一搬送波上(周波数内)で行うので、これはある形式の並列処理が必要とされるからである。
周波数内測定に加えて、サービングセルのものとは異なる搬送波周波数で動作するセルにおいて、UEは通常、周期的に反復されるか、またはうまく定義されたパターンをもつアイドルギャップの期間中に、周波数間のモビリティ測定を行うことができる。ギャップパターンを特徴付けるのは、ギャップの長さおよびギャップ発生周期の双方である。ギャップパターンはネットワークにより構成設定される。例えば、2つの異なるギャップパターンを指定することができよう。両方に関して6msのギャップ長を持ち、一方は40ms、他方は80msの周期を持つ。このようなギャップ中に、UEは異なる搬送波に同調し、周波数間測定を実行することができる。その目的は、測定された量が一定の測定精度を達成することである。測定期間と測定バンド幅との間にトレードオフがある。従って、測定期間と測定バンド幅の適切な組み合わせを見つけることにより、所望の測定精度を達成することができる。例としてE−UTRANを考えよう。セルバンド幅は、例えば、最大20MHzまで大きくできるので、比較的大きな測定バンド幅は測定期間の削減を可能する一方、依然として所望の精度とモビリティ性能を提供する。1つの非限定的な例示として、次の組み合わせは、RSRPまたはRSRQの等価的な精度と測定性能を提供する。即ち、(1)1.4MHzの周波数領域測定バンド幅と480msの時間領域測定期間、及び、(2)10MHzの周波数領域測定バンド幅と240msの時間領域測定期間である。測定バンド幅と時間領域平均化との間にトレードオフが存在することをこの例は示している。
アイドルギャップ中に、UEはデータを受信せず、それ故、UEはそのリソースのより多くまたは全てをモビリティの測定の実行に当てることができる。従って、周波数間測定の実行により大きな測定バンド幅を使用して、測定UEの能力と複雑度との内の少なくともいずれかを増加させる必要を回避する。
E−UTRAN TDDのUEにより不連続受信(DRX)を使用して、UEが接続モードにある間のバッテリ電力を節約することができる。しかし、DRXモードにある間、UEがモビリティ測定を実行する機会はより少なく、ウェイクアップ時間にモビリティ測定サンプルを収集することができるのみである。正しいコヒーレントおよび非コヒーレント測定サンプルを収集するために、UEは少々長い継続時間の間“ウェイクアップ”している必要があるかもしれない。
E−UTRAN TDDにおける連続ダウンリンクタイムスロットが限定的な数であるために、この問題は大きくなる。これは、全ダウンリンクスロットが測定に利用可能であるE−UTRAN FDDの場合よりかなり長い継続時間に亘り、非コヒーレント測定サンプルが収集されることを意味している。TDDにおけるこの比較的長い測定期間の影響がDRXモードにおけるUE電力消費に悪影響を与えうる。なぜなら、平均してUEはより長い継続期間の間、ウェイクアップしていなければならないからである。UEが幾つかの特定セルに亘り測定しなければならない場合、UEバッテリの更なる消耗が生じる。
全てこれらの変数を考慮すると、−1つ以上の基地局を介して−、UEがダウンリンクモビリティ測定を実行することができるTDDシステム、例えば、E−UTRAN TDDシステムのダウンリンクタイムスロット数をUEに通知することが望ましい。そのダウンリンクモビリティ測定タイムスロット数が、モビリティ測定処理に影響する状態変更の考慮に適応できれば、ダウンリンク測定スロット数を再構成設定し、その再構成設定数をUEに通知し、より最適な性能を達成するのも望ましい。
次の他の目的も望まれているものである。即ち、その1つは、UEの測定に全ての利用可能なダウンリンクタイムスロットを使用する必要がないかを基地局にアドバイスすることである。もう1つは、もし適切であれば、同一搬送波周波数を使用するカバレッジ領域の種々の部分の基地局にこれら種々の部分で使用する種々のダウンリンク測定スロット数を通知することである。第3は、セルの全てまたはサブセットのアップリンクおよびダウンリンクタイムスロット数をUEに通知することである。第4は、基地局を追加または除去する、例えば、ホームノードBを追加または除去する場合、セルの全てまたはサブセットのダウンリンク測定タイムスロット数をUEに通知することである。周波数領域と時間領域との間での平均化にトレードオフが与えられれば、第5の望ましい目的は、かなりの数のセルにより大きなバンド幅が展開されれば、ネットワークがUEのダウンリンク測定、特に、周波数間ダウンリンク測定により少ない時間スロットとより大きなバンド幅を使用することを可能にすることである。
本願の技術はこれらの目的を満たすものである。この技術を、各セル領域が無線基地局に関連付けされたセルラ無線ネットワークに適用する。各セル領域では移動体端末は無線インタフェースにより少なくとも1つの基地局と通信する。移動体端末は、ダウンリンク伝送測定のために構成設定されるタイムスロットの間に、対応する隣接セルから受信するダウンリンク信号に関するモビリティに関係した測定を実行する。構成設定ノードは、入力情報を受信し、その受信入力情報に基づいて測定タイムスロット構成設定情報を判断する。そのノードは測定タイムスロット構成設定情報を基地局に提供し、基地局が測定タイムスロット構成設定情報を移動体端末にシグナリングすることができるようにする。1つの例として、隣接セル測定結果は基準シンボル受信電力及び搬送波受信信号強度とを含む。
種々の非限定的な実施例と特徴との内の少なくともいずれかを使用することができる。例えば、少なくとも1つの測定タイムスロットが各搬送波周波数に対し構成設定される。入力情報はセルのそれぞれで使用する1つ以上の搬送波周波数を含む。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は各搬送波周波数に対する少なくとも1つの測定タイムスロットを示す。
別の実施例として、入力情報は各セルの各無線周波数搬送波におけるアップリンク時間とダウンリンクスロット割り当てを含んでも良い。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、全てのセルの各搬送波に対するダウンリンク測定タイムスロットの最小数と、それらの1つ以上のセルの各搬送波に対するダウンリンク測定タイムスロットの比較的大きな数を含む。
入力情報は、(1)各無線周波数搬送波に対する無線周波数搬送波におけるセルの最大伝送バンド幅、或いは、(2)各無線周波数搬送波に対する無線周波数搬送波におけるセルの最小の伝送バンド幅、或いは、これらの両方を含む。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、各セルの利用可能伝送バンド幅がバンド幅閾値より大きければ比較的小さいダウンリンク測定タイムスロット数、或いは、各セルの利用可能伝送バンド幅がバンド幅閾値以下であれば比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を含む。
入力情報は無線状態情報を含むことができる。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、無線状態情報がより比較的低速なドップラー速度と比較的小さい遅延拡散とを特徴とする比較的遅い無線チャネル状態を反映すれば比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、無線状態情報が比較的高速なドップラー速度と比較的大きい遅延拡散とを特徴とする比較的速い無線チャネル状態を反映すれば比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。
アイドルギャップの間、移動体端末は、各移動体端末に対するサービングセルにおけるのとは異なるダウンリンク搬送波周波数を使用して動作する隣接セルからの同報における周波数間測定を実行すると良い。その入力情報はアイドルギャップ周期情報を含む。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、アイドルギャップ発生周期が閾値より長ければ比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、アイドルギャップ発生周期が閾値以下であれば比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。
入力情報は移動無線が周波数内測定を行うのか、或いは、周波数間測定を行うものであるかを含むことができる。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、周波数内測定に対しては比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に対しては比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。
入力情報は移動無線が周波数内測定を行うのか、或いは、周波数間測定を行うものであるかを含むことができる。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、周波数内測定に対しては比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に対しては比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。あるいは、入力情報は移動無線が周波数間測定を行うものであるかを含むことができ、基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、(1)第1の閾値より大きなバンド幅に亘り周波数間測定を実行するのであれば比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、(2)第2の閾値より小さなバンド幅に亘り周波数間測定を実行するのであれば比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。
入力情報は不連続受信(DRX)サイクル情報を含むことができ、基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、周波数内測定に対しては比較的大きなダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に対しては比較的小さなダウンリンク測定タイムスロット数を示す。
入力情報は、基地局或いはセル展開情報、或いは、セル計画修正情報を含むことができる。基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、基地局或いはセル展開情報、或は、セル計画修正情報に基づいた、異なるダウンリンク測定タイムスロット数である。
入力情報は無線リソース管理情報を含むことができ、その場合、基地局に提供される測定タイムスロット構成設定情報は、無線リソース管理情報に基づいて変化しても良い。このような無線リソース管理情報の一例は測定の実行に使用するギャップパターンである。
測定タイムスロット構成設定情報は、移動体端末が隣接セルの測定を行うべき間のダウンリンクタイムスロット最適数を含むのが好ましい。その最適数は入力情報に応じて可変である。
構成設定ノードは、複数の基地局に接続される専用ノード、複数の基地局に接続される運用および保守ノード、または、マスタ基地局として動作する複数基地局の1つである。あるいは、複数基地局の中の複数基地局は分散構成における構成設定ノードでも良い。
構成設定ノードがマスタ基地局として動作する複数の基地局の1つである実施例では、その構成設定ノードはE−UTRANシステムのX2インタフェースを介して他の基地局に接続することができ、X2インタフェースを介して必要とする情報セットを受信するように構成することができる。E−UTRANシステムのX2インタフェースを介して複数の基地局に1つ以上の測定タイムスロットパラメータをシグナリングするように、構成設定ノードを構成することができる。E−UTRANの例では、測定タイムスロットはサブフレームに対応する。
隣接セルの測定は、基準シンボル受信電力(RSRP)のような信号強度の測定と基準シンボル受信品質(RSRQ)のような信号品質の測定との内の少なくともいずれかを含むことができる。
実施例では、各基地局はダウンリンク測定を実行する移動体端末に1つ以上の構成設定された測定タイムスロットパラメータをシグナリングする。ダウンリンク隣接セルの測定を実行するアイドルモードの移動体端末にシステム情報同報により1つ以上の構成設定された測定タイムスロットパラメータをシグナリングするように各基地局を構成することができ、ダウンリンク隣接セルの測定を実行する接続モードの移動体端末に専用または共有データチャネルを介して1つ以上の構成設定された測定タイムスロットパラメータをシグナリングするように各基地局を構成することができる。
複数の基地局の中の受信基地局で、構成設定ノードからモビリティに関係する測定タイムスロット構成設定情報を受信する。ある基地局に関連するセルの、またはセルに近い移動体端末に、その基地局はモビリティに関係する測定タイムスロット構成設定情報を送信する。
E−UTRAN TDDフレーム構成例を示す図である。 E−UTRAN TDDの測定平均化の例を示す図である。 UEがダウンリンクモビリティに関係した測定を実行するために構成設定される3つのスロットを全てのセルが有することを示す図である。 UEがモビリティに関係した測定を実行するために構成設定される3つのダウンリンクスロットを有する1つエリアの複数のセルと、UEがモビリティに関係した測定を実行するために構成設定された5つのダウンリンクスロットを有する異なるエリアの複数のセルを示す図である。 非限定的な実施例に従う構成設定ノードの機能ブロック図である。 E−UTRAN TDDの運用及び管理(O&M)専用ノードによる集中型構成設定方法の例を示す図である。 E−UTRAN TDDの既存eノードBによる別の構成設定方法の例を示す図である。
以下の記載は発明の説明のためであり発明を限定するためではない。特別のアーキテクチュア、インタフェース、技術などの具体的な詳細が説明される。しかしながら、当業者には、これらの具体的なの詳細から逸脱した他の実施例において請求の範囲に記載された技術を実行することができることは明らかである。即ち、ここでは明示的には説明も図示もしないが、当業者であれば請求の範囲に記載の技術の原理を実施し、請求の範囲に記載された技術の精神と範囲内に含まれる種々の装置を考案することができよう。幾つかの場合には、周知のデバイス、回路および方法の詳細な説明を省略し、不要な詳細により本発明の説明を不明瞭にしないようにする。ここで述べる原理、態様、実施例、並びにこれらの具体例の全ては、その構造的及び機能的等価物双方を含むことが意図されている。さらに、そのような等価物は現在既知の等価物並びに将来開発される等価物の双方、即ち、構成に関わらず同じ機能を実行する開発される何らかの要素を含むことが意図されている。
従って、当業者であれば、例えば、ここで開示されたブロック図は技術の原理を実施する例示的な回路の概要を表していることを認識するであろう。同様にここで説明する種々の処理は、実質的にコンピュータ可読媒体において表現され、コンピュータまたはプロセッサにより実行することができることを認識するであろう。
“プロセッサ”或は“コントローラ”或は“コンピュータ”と名付けられるかまたは説明される機能ブロックを含む種々の要素の機能は、専用ハードウェア並びにソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用により提供することができる。プロセッサにより提供する場合、その機能は、単一の専用プロセッサにより、或は、単一の共有プロセッサにより、或は、幾つかは共有または分散構成の複数の個別プロセッサにより提供される。その上、“プロセッサ”または“コントローラ”は何の制限もなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)のハードウェアと、ASICハードウェアと、読出専用メモリ(ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、その他の記憶媒体との内の少なくともいずれかを含むことができる。
次の例の説明では、図1に示すフレームとタイムスロットを例示的のためだけにあると仮定する。本技術は、ユーザ機器ユニットがタイムスロット、サブフレーム、シンボル数などのダウンリンク測定を実行すべきである時間をそのユーザ機器ユニットに示す何らかの可能な測定継続時間パラメータの構成設定に適用可能である。タイムスロットという用語は、継続時間パラメータを含む用語として使用され、フレーム内のサブフレーム、シンボル数、またはその他の継続時間を含む。
幾つかのアプリケーションで、測定期間は、一貫性、例えば、一貫する測定報告遅延を保証するために、セルの伝送に関して実行される同じタイプのUEの測定に対して同じであるべきである。これが事実であれば、UEは同数のダウンリンクタイムスロットに亘り測定を行うべきである。同様の精度と性能を保証するために、ユーザ機器ユニットは、全ての隣接セルからのコヒーレント平均化(前述の図2の非限定的な例を参照)、例えば、全セルの3つの連続スロットに亘るコヒーレント平均化の実行のために同数のダウンリンクタイムスロットを使用することが(必ずしも必要ではないが)好ましい。何らかの適切な連続タイムスロット数、2つのスロットでさえも使用することができる。同様の数の非コヒーレント平均化サンプルは全セルから取得すべきである。この一貫性を提供するために、構成設定ノードは、全セルにおいて行われるUEの測定のための特定の数のダウンリンクスロットを示す構成設定パラメータを決定し分配する。ダウンリンク測定タイムスロットの構成設定された数は、1つ以上の要因に関して最適であるのが好ましく、1つ以上の要因の変化に応じて調整可能であることが好ましい。
測定のためのダウンリンクスロット最適数を得るために考慮される幾つかの要因の例を表1にリストする。表1は、全カバレッジ領域において割当てられるダウンリンクスロット最小数が測定ダウンリンクスロットの上限でありうることを示している。しかしながら、UEにより使用する不連続受信(DRX)や無線伝搬条件のようなその他の要因を考慮する場合、測定にこの上限値を使用するのは最適ではないであろう。
表1:UEの測定のためのタイムスロット割り当てに影響する要因の例
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|番号| 要 因 | 説明/注釈 |
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|1 |搬送波へのセルにおける |セルの全てまたはサブセットにおける |
| |アップリンク及びダウンリンク|UEの測定のためのダウンリンク(DL)|
| |スロット割り当て |タイムスロットの上限を付与 |
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|2 |セルのバンド幅 |スロットと測定バンド幅との |
| | |トレードオフの設定に使用 |
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|3 |基地局の追加/削除 |新BSのタイムスロット割当が隣接セルに|
| | |比較して異なれば、測定スロットの構成設|
| | |定される数の修正が可能 |
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|4 |無線伝播条件 |例えば、可能であれば、比較的小さなドッ|
| | |プラー速度及び/または比較的小さな遅延|
| | |拡散条件下の測定により多くのDLタイム|
| | |スロットを使用 |
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|5 |新搬送波周波数の追加 |異なるスロット数に亘る周波数内及び周波|
| | |数間測定の実行が可能。比較的大きなバン|
| | |ド幅(BW)に亘る周波数間測定は複雑度|
| | |が比較的小さいので、比較的少ないタイム|
| | |スロットの使用が可能 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┤
|6 |既存搬送波周波数でのセル計画|セルの全てまたはサブセットにおける |
| |の変更 |DL/ULタイムスロット割当の変更 |
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|7 |無線リソース管理(RRM) |例えば、測定ギャップパターン/周期の |
| |策定戦略の修正 |修正 |
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以下は種々のシナリオにおけるUEのモビリティに関係した測定のためのダウンリンクタイムスロット数(好ましくは最適数)を構成設定するための幾つかの測定タイムスロット構成例である。第1の例は、ネットワークの全てのセルに対し同じダウンリンク測定スロット数を構成設定する状況である。例えば、セルで使用可能な2つの異なるダウンリンクタイムスロット構成があると仮定しよう。それは、5ms半フレーム当たりに3つまたは5つのスロットがある構成である。図3に示すように、UEが全てのセルのダウンリンクの測定を実行するのにただ3つのスロットだけが構成される。
しかしながら、ネットワークの全てのセルに対し同数のダウンリンク測定スロットを構成設定するのは、全カバレッジ領域においてモビリティに関係したUEによる測定を行うという観点から最適ではないかもしれない。その領域の一部におけるUEの測定に別の部分におけるより多くのタイムスロットを割り当てることが可能であるかもしれない。そのような状況は、図4の例に示されている。その場合、ダウンリンク測定のタイムスロット数がセルの位置に依存する。例えば、全てのセルで3つのダウンリンクタイムスロットが利用可能である領域では3つのタイムスロットが割り当てられる。これに対して、5つのダウンリンクタイムスロットが利用可能であるセルでの測定には、5つのタイムスロットが構成設定される。セルが5つのダウンリンクスロットを使用する領域では、この構成はより良好な測定性能とユーザ機器ユニットでのより多くの電力節減との内の少なくともいずれかをもたらすものとなる。
説明したように、複数の要因、即ち、パラメータを考慮することができる。以下の表2に掲げる要因例に関連して、1つの非限定的な例を説明する。例えば、5ms半フレーム(半フレームを図1に示す)当たり4つのタイムスロットを全てのセルに割り当てることを仮定しよう。UEのモビリティに関係した測定に対するダウンリンクスロットの最適に構成設定された数は、表2の終わりに示すように、全てのセルに1つのDL搬送波を仮定する5ms半フレーム当たり4つのダウンリンクスロットである。この非限定的な例におけるこの構成設定には幾つかの理由がある。第1に、測定バンド幅が小さい、即ち、この非限定的な例では、測定バンド幅が1.4MHzより大きいことはあり得ないので、より多くの時間の平均化が有益である。第2に、ドップラー速度が低速であり、分散の小さい無線条件であれば、より多くの時間の平均化が高速フェーディング効果を正しく除去するのに必要であり、より多くの連続測定タイムスロット数を示唆する。第3に、UEはバッテリ電力の節約にDRX動作を使用しているので、(コヒーレントと非コヒーレント平均化を含む)各測定サンプルを連続タイムスロットに亘り収集することがUEの電力消費の観点から有益である。従って、このシナリオでは4つの利用可能なダウンリンクスロット全てを測定に利用するのがシステムの観点から有利である。
表2:測定タイムススロット構成
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|番号| パラメータ | 値 |
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| 1|搬送波周波数の数 | 1 |
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| 2|カバレッジ領域における最小セルバンド幅 | 1.4MHz |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−−┤
| 3|カバレッジ領域における5ms当たりの | 4 |
| |ダウンリンクスロット及び全セルにおける | |
| |同じDLスロット数 | |
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| 4|無線条件 |低ドップラー速度、低分散|
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−−┤
| 5|DRX動作の使用 |使用 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−−┤
| 6|周波数内測定に構成設定されるスロット | 4 |
└−−┴−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┴−−−−−−−−−−−−┘
以下の表3にリストする要因例に関連して、別の非限定的な例について説明する。同じカバレッジ領域で2つのダウンリンク周波数搬送波が利用可能である。即ち、幾つかのセルはダウンリンク周波数搬送波の1つにおいて伝送し、幾つかのセルはもう1つのダウンリンク周波数搬送波で伝送する。表3にリストされるのは、モビリティに関係したUEによる測定のダウンリンクスロットを構成設定するのに考慮する必要のある追加パラメータである。この例では、全てのセルに5ms半フレーム当たりに4つのスロットを割り当てる。表2の例に比較して、システムバンド幅はかなり大きい。即ち、両搬送波は10MHzのバンド幅を有する。同じ搬送波を使用して周波数内測定を行うために構成設定されるダウンリンクスロット数は、表2の終わりにリストされるように、5ms半フレーム当たりに4つである。しかしながら、異なるセルにより使用される2つの異なる搬送波がある周波数間測定については、2つのダウンリンクスロットのみが構成設定される。この相違の1つの理由は、周波数間測定では、UEの複雑度を増すことなく10MHz全てを使用することができることがある。周波数間測定はギャップの間に実行されるので、UEは周波数内で何らデータを受信しない。それは、UEがそのリソースを測定実行に当てることができることを意味する。結果として、時間領域フィルタリングに比較的少ないスロットを使用することができる、即ち、時間と周波数領域フィルタリングはトレードオフすることができる。ユーザ機器ユニットは残る測定ギャップ時間をセル探索のような他のタスクを実行するのに使用することができる。あるいは、更なる測定のサンプリングが必要でなければ、ユーザ機器ユニットはスリープモードに移行し、ユーザ機器ユニットのバッテリを節約することができる。
表3:測定タイムススロット構成
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|番号| パラメータ | 値 |
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| 1|搬送波周波数 |2(f1、f2) |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 2|f1の最小セルバンド幅 |10MHz |
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| 3|f2の最小セルバンド幅 |10MHz |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 4|セルにおけるf1の5ms当たりのダウンリンク| 4 |
| |スロット。全セルにおける同じDLスロット数 | |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 5|セルにおけるf2の5ms当たりのダウンリンク| 4 |
| |スロット。全セルにおける同じDLスロット数 | |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 6|無線条件 |低ドップラー速度、 |
| | |低分散 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 7|DRX動作の使用 |使用 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−┬−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 8|周波数間ギャップパターン | ギャップ長 | 6ms |
| | ├−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| | | ギャップ周期 | 120ms |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−┴−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 9|f1及びf2で周波数内測定に構成設定される | 4 |
| |スロット | |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
|10|f1及びf2でIF測定に構成設定される | 2 |
| |スロット | |
└−−┴−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┴−−−−−−−−−−−┘
さらに別の例では、ある搬送波の最小セルバンド幅が小さければ、例えば、ある閾値より小さければ(例えば、3MHz以下)、その場合には、その搬送波における隣接セル測定のタイムスロット数はより大きくあるべきである。なぜなら、その測定はより小さなバンド幅に亘り行わなければならないからである。以前に説明したように、時間領域と周波数領域平均化間にトレードオフがある。この例では、より大きな測定タイムスロット数により隣接セル測定の所望の精度を依然として達成することができる。これに対して、ある搬送波の最小セルバンド幅が十分大きければ、例えば、ある閾値より大きければ(例えば、10MHz以上)、その場合には、その搬送波における隣接セル測定のタイムスロット数を少なくすることができる。なぜなら、より大きなバンド幅に亘りダウンリンク測定を行い、依然として所望の精度を達成することが可能であるからである。
以下の表4にリストする要因の例に関連して、別の非限定的な例について説明する。DRX動作がこの搬送波における“接続モード”ではUEにより使用されないので、測定に2つのダウンリンク(DL)タイムスロットのみを構成設定することで十分であるかもしれない。これは、UEのバッテリは継続してアクティブに留まることを意味する。結果として、UEの電力消費に影響することなく比較的長い時間に亘り、各測定サンプルを取得することができる。
表4:測定タイムススロット構成
┌−−┬−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┬−−−−−−−−−−−┐
|番号| パラメータ | 値 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 1|搬送波周波数 | 1 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 2|f1の最小セルバンド幅 | 10MHz |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 3|セルにおけるf1の5ms当たりのダウンリンク| 4 |
| |スロット;全セルにおける同じDLスロット数 | |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 4|無線条件 |低ドップラ速度、低分散|
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 5|DRX動作の使用 |不使用 |
├−−┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┼−−−−−−−−−−−┤
| 6|f1における周波数内測定に構成設定される | 2 |
| |スロット | |
└−−┴−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┴−−−−−−−−−−−┘
構成設定ノードは何らかの適切な仕方で実装することができる。その一例は処理集中型ノードとしてである。図5は、実施例に従う集中処理型構成設定ノード20を示している。構成設定ノード20は、カバレッジ領域の全てのセルに対する1つ以上の測定タイムスロットパラメータを構成設定する。集中処理型構成設定ノード20は、基地局、別体の専用ノード、既存の運用及び保守(O&M)ノード、または、運用サブシステム(OSS)の内の何れか1つであると良い。集中処理型構成設定ノード20はインタフェース22を含み、このインタフェースは、UEがモビリティに関係したダウンリンク測定を行うことができる間のダウンリンクスロット数を決定するのに関係する入力情報を受信する。そのような入力情報の種々の非限定的な例はこれまでに検討し、表にリストした(例えば、セル伝送バンド幅、ギャップパターン、搬送波周波数の数、DRX動作、スロット割り当てなど)。データプロセッサ24がその入力情報を受信し、何らかの適切なアルゴリズムまたは他の処理を使用して、ダウンリンク測定タイムスロットの構成設定される数に対応する値を決定する。そのタイムスロットが連続すべきでないと判断されれば、データプロセッサ24は、フレーム内のこれらのタイムスロットの位置とスロット間の間隔との内の少なくともいずれかを決定する。データプロセッサは通信回路26を介して、この構成設定された数と何らかの他の関係する構成設定データを、所与のカバレッジ領域で動作する基地局に提供する。
構成設定情報は異なる搬送波周波数に対して異なり、異なるタイプの測定に対して異なる。加えて、表3の以前の例に示されるように、構成設定情報は、周波数内測定と周波数間測定に対しても、そして、同じタイプの測定量に対してさえも異なる。同様に、ネットワークは、異なる搬送波において同じ無線リソース管理(RRM)策定戦略を使用しないかもしれない。それ故、シグナリングされる測定タイムスロット構成設定情報は、1つ以上の対応する搬送波周波数と1つ以上の対応する測定量との内の少なくともいずれかと関連付けられ、おそらくは、例えば、RSRPとRSRQに対しても異なるであろう。
インタフェース22の機能とデータプロセッサ24の機能と通信回路26の機能とは、単一の専用プロセッサにより、或は、単一の共有プロセッサにより、或は、幾つかは共用或は分散可能である複数の個別プロセッサにより提供される。インタフェース22の機能とデータプロセッサ24の機能と通信回路26の機能とは、実質的にはコンピュータ可読媒体において表現され、コンピュータやプログラムにより実行されるコード化命令などの実行に関連して、実行されると良い。
受信入力のかなりの部分は、(例えば、セルのバンド幅のように)静的または準静的な性質を持つ。しかしながら、新しい基地局や新しい搬送波周波数が追加されたり、削除されたり、ダウングレードされたり、アップグレードされる場合、対応する情報(例えば、スロット構成、バンド幅など)は、集中処理型構成設定ノード20に直ちに提供されるべきである。これにより、ノード20は、ネットワークの何らかの関係する変化に応じてダウンリンク測定スロット数を再構成設定し、その結果、スロットの正しい組み合わせと数にわたってダウンリンク測定を実行することを確実に行うことが可能になる。ギャップパターン、DRXサイクル長などのような他の無線リソース管理に関係した情報は、準動的または動的パラメータとして考慮することができる。DRXモードでは、少なくとも各サイクルに一度、UEはウェイクアップし、伝送を聴取する。これにより、UEはそのバッテリの節約が可能になる。例えば、1.28秒のDRXサイクルでは、UEは1.28秒毎に一度、ウェイクアップする。カバレッジ領域の無線伝播環境のような入力情報はまったく静的であり、集中処理型ノードでただちに利用可能であるかもしれない。しかしながら、その無線環境ですら幾つかの状況では変化しうる。一例は、新しい基地局(通常のまたはホーム基地局)を、以前には全く室外の基地局によりサービスを受けていた室内環境に展開する場合である。
入力情報は、既存インタフェース、例えば、O&MとeノードB(即ち、基地局)との間のインタフェースを介して、或は、E−UTRAのX2インタフェース(eノードB対eノードBのインタフェース)を介して、集中処理型構成設定ノード20に提供される。実際のインタフェースは、構成設定を実行するのに使用される集中処理型ノードのタイプに依存する。別の可能性は情報の一部をマニュアルで、或は、ある適当なインタフェースを介して提供することである。
最後に、各基地局(eノードB)は構成設定される測定タイムスロット情報をそのカバレッジ領域のまたはそのカバレッジ領域の近くのUEにシグナリングすることができ、従ってこれらのUEはダウンリンク測定の実行方法を知る。その基地局は構成設定される測定タイムスロット情報を“アイドルモード”のUEに対するシステム情報として(例えば同報チャネル(BCH)を介して)、そして、“接続モード”のUEに対して、ユーザ特定チャネル(例えば、専用または共有チャネル)で送信することができる。
図6は、夫々がカバレッジ領域32をもち複数のUE34にサービスを提供する複数の基地局(eノードB)30を持つネットワークを示している。これらの基地局はゲートウェイノード(例えば、aGW)36と、分離型の構成設定ノード20(例えば、専用ノード或はO&Mノード)に接続されている。構成設定ノード20は、基地局(eノードB)30からの入力情報を受信し、最終的に制御プレーンを経て全基地局(eノードB)30に構成設定された測定タイムスロット情報を提供する。
図7は複数の基地局30の1つが構成設定ノード20(“マスタeノードB”とラベルされている)の機能を実行する別の例を示している。別の実施形は、基地局(eノードB)30間通信による、各基地局(eノードB)30における分散型構成設定法である。
分散方式では、各基地局は測定タイムスロット構成設定情報を決定するのに必要な入力情報を受信する。各基地局は特定カバレッジ領域の基地局の全てまたはサブセットから情報を受信し、前もって構成設定されているか、或は、測定のためのダウンリンクタイムスロット構成を決定する利用可能な規則を有している。結果として、所与のカバレッジ領域内で、全ての基地局は所与の搬送波周波数で同じ数の測定タイムスロット(並びに同じ組み合わせ)を通信する。図4に関して、全ての基地局は測定のために3つのタイムスロットを使用するように前もって構成設定される。従って、測定スロットの数に影響を与えるいずれかの入力パラメータが修正される場合、1つ以上の基地局は、適切な調整された測定タイムスロット構成設定情報を再決定する。
一つの実施例では、そのような再決定の後、各基地局は、全ての基地局は新しい測定タイムスロット構成設定情報を再決定するであろうと仮定して、他の基地局に通知することなく、新しい測定タイムスロット構成設定情報の使用を開始する。別のアプローチは、最初に新しい測定タイムスロット構成設定情報を再決定し、それをカバレッジ領域の基地局の全てまたはサブセットに伝達する基地局に関するものである。1つ以上の隣接基地局から確認の受信後にのみ、各基地局は新しい測定タイムスロット構成設定情報の使用を開始する。
集中処理方式と比較すると、分散処理方式は基地局間でより多くのシグナリングが生じる結果となる。しかしなから、分散処理方式に伴う1つの利点は、測定タイムスロット構成設定の実行に分離型ノードまたは専用ノードを必要としない点にある。
ここで説明したか包含されるかの内の少なくともいずれかに当る技術は、TDDフレーム構成を採用した何らかの無線通信システム、例えば、モバイルWiMax、UTRAN TDDなどに適用され、セル間の一貫性と協調性と性能の改善を可能にし、UEには、モビリティに関係した測定のためのダウンリンクスロットの十分で望ましい最適数が通知される。測定タイムスロットの構成設定は、環境と、例えばセル伝送バンド幅の展開は不均一であるというようなシナリオの種々の組み合わせを考慮する。不均一性があるシナリオでは、セルは種々の伝送バンド幅を有する、例えば、あるセルでは5MHzであるが他のセルでは10MHzである。モビリティに関係した測定のために構成設定されるタイムスロット数は、セル計画、ネットワークアップグレードなどの変化に応じて都合良く修正することができる。さらにその上、測定タイムスロットを適切に構成設定することによりDRX動作において、UEの電力消費を削減することができる。
詳細な説明における特定の事項は請求の範囲を制限するものであると解釈すべきではなく、現在の好適な実施例の幾つかの例示を単に提供するものであると解釈すべきである。本発明の範囲は添付する請求の範囲およびその法的等価物により決定されるべきものである。単数形の要素の参照は明確にそのように記述しない限り“1つかつ唯一”を意味するとは考えず、むしろ“1つ以上”を意味することが意図されている。当業者に知られている上記の実施例の要素に対する全ての構成および機能的等価物は、参照によりここで本願に明白に組み込まれ、請求の範囲により包含されるものであることが意図されている。その上、本発明の技術により解決されるいずれの、そして、あらゆる課題は、本明細書により包含されるので、デバイス或は方法が本発明の技術により解決されるいずれかの、そして、あらゆる課題に言及する必要はない。さらに、ここで開示した要素、構成部品、或は方法のステップは公示に供するものではないと考える。

Claims (42)

  1. 夫々が無線基地局に関係付けられた複数のセル領域をもち、アップリンクとダウンリンクのスロットが同じ搬送波周波数で送信される時分割複信(TDD)無線ネットワークにおいて利用可能な構成設定ノードに実装される方法であって、各セル領域では、複数の移動体端末が複数の基地局の少なくとも1つと無線インタフェースにより通信をし、前記複数の移動体端末は対応する隣接セルから受信するダウンリンク信号についてダウンリンク送信測定のために構成設定されたタイムスロットの期間にモビリティに関係した測定を行い、
    前記構成設定ノードに実装される方法は、
    入力情報を受信する工程と、
    前記受信した入力情報に基づいて、モビリティに関係した測定タイムスロットの構成設定情報を決定する工程と、
    前記測定タイムスロットの構成設定情報を前記少なくとも1つの基地局に提供することにより、前記測定タイムスロットの構成設定情報が前記基地局から複数の移動体端末にシグナリングされるのを可能とする工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記入力情報は前記複数のセルの各々で用いられる1つ以上の搬送波の周波数を含み、
    前記複数の基地局に提供される前記測定タイムスロットの構成設定情報は各搬送波周波数に対して少なくとも1つの測定タイムスロットを示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記入力情報は、前記複数のセル領域の各々における各無線周波数搬送波におけるアップリンクとダウンリンクのタイムスロット割当てを含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、全てのセル領域における各搬送波周波数についての第1のダウンリンク測定タイムスロット数とこれらのセル領域の1つ以上のセル領域における各搬送波周波数についての第2のダウンリンク測定タイムスロット数とを示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項1又2に記載の方法。
  4. 前記入力情報は、(1)各搬送波周波数についてのセルの最大送信バンド幅と、(2)各搬送波周波数についてのセルの最小送信バンド幅との内の1つ、或いは、その両方を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もし各セルで利用可能な送信バンド幅がバンド幅の閾値より大きいなら第1のダウンリンク測定スロット数を示し、もし各セルで利用可能な送信バンド幅は前記バンド幅の閾値以下であるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記入力情報は無線条件情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もし前記無線条件情報が第1のドップラー速度と第1の遅延拡散とによって特徴付けられる第1の無線チャネル条件を反映するなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、もし前記無線条件情報が第2のドップラー速度と第2の遅延拡散とによって特徴付けられる第2の無線チャネル条件を反映するなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さく、
    前記第2の無線チャネル条件は前記第1の無線チャネル条件より高速であり、
    前記第2のドップラー速度と第2の遅延拡散はそれぞれ、前記第1のドップラー速度と第1の遅延拡散より高速であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  6. 周期的なアイドルギャップの間に、複数の移動体端末は、各移動体端末に対するサービングセルにおけるのとは異なるダウンリンク搬送波周波数で動作する隣接セルからの基準信号についての周波数間測定を行い、
    前記入力情報はアイドルギャップの周期情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もしアイドルキャップ発生の周期が閾値より大きいなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、もし前記アイドルギャップ発生の周期が前記閾値以下であるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  7. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数内測定或いは周波数間測定を行うものであることを示し、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、周波数内測定に関しては第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に関しては第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  8. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数内測定を行うものであるかどうかを示し、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、(1)もし周波数内測定が第1の閾値より広いバンド幅にわたって実行されるなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、(2)もし周波数内測定が第2の閾値より狭いバンド幅にわたって実行されるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  9. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数間測定を行うものであるかどうかを示し、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、(1)もし周波数間測定が第1の閾値より広いバンド幅にわたって実行されるなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、(2)もし周波数間測定が第2の閾値より狭いバンド幅にわたって実行されるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  10. 前記入力情報は、不連続受信(DRX)サイクル情報を示し、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、周波数内測定に対しては第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に対しては第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より相対的に小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  11. 前記入力情報は、基地局或いはセルの展開情報、或いは、セル計画変更情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、前記基地局或いはセルの展開情報、或いは、前記セル計画変更情報に基づいた、異なるダウンリンク測定タイムスロット数を示すことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記入力情報は、測定を実行するために用いられるギャップパターンを含む無線リソース管理情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、前記無線リソース管理情報に依存して変化することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、前記複数の移動体端末が前記隣接セルの測定を行っている間の最適なダウンリンク測定タイムスロット数を示すことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記最適な数は、入力情報に依存して可変であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記構成設定ノードは、前記複数の基地局に接続された専用ノード、或いは、前記複数の基地局に接続された運用維持管理ノード、或いは、前記1つ以上の基地局の内の1つであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記無線ネットワークはE−UTRANであり、前記1つ以上の基地局はX2インタフェースを介して他の基地局に接続されており、前記X2インタフェースを介して前記入力情報を受信することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つ以上の基地局は、前記X2インタフェースを介して前記他の基地局に1つ以上の測定タイムスロットをシグナリングすることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記隣接セルからの前記測定は、基準シンボル受信電力(RSRP)のような信号強度測定と基準シンボル受信品質(RSRQ)のような信号品質測定との内の少なくともいずれかの測定を含むことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記測定タイムスロット構成設定情報はアイドルモードにおいて前記複数の移動体端末にシグナリングされることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記測定タイムスロット構成設定情報は接続モードにおいて前記複数の移動体端末に専用或いは共用データチャネルを介してシグナリングされることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記測定タイムスロットは、サブフレームに対応することを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記測定タイムスロットは、複数のシンボル或いは他の適切なタイムユニットで表現されることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  23. 夫々が無線基地局(30)に関係付けられた複数のセル領域(32)をもち、アップリンクとダウンリンクスロットが同じ搬送波周波数で測定される時分割複信(TDD)無線ネットワークにおいて利用可能な構成設定ノード(20,30’,30)に実装される装置であって、各セル領域では、複数の移動体端末(34)が複数の基地局の少なくとも1つと無線インタフェースにより通信をし、前記複数の移動体端末は対応する隣接セルから受信するダウンリンク信号についてダウンリンク送信測定のために構成設定されたタイムスロットの期間にモビリティに関係した隣接セル測定を行い、
    前記装置は、
    入力情報を受信するよう構成されたインタフェース(22)と、
    前記受信した入力情報に基づいて、モビリティに関係した測定タイムスロットの構成設定情報を決定するよう構成されたデータ処理回路(24)と、
    前記測定タイムスロットの構成設定情報を前記複数の基地局に送信することにより、前記測定タイムスロットの構成設定情報が前記基地局から複数の移動体端末にシグナリングできるよう構成された通信回路(26)とを有することを特徴とする装置。
  24. 前記入力情報は前記複数のセル領域の各々で用いられる1つ以上の搬送波の周波数を含み、
    前記複数の基地局に提供される前記測定タイムスロットの構成設定情報は各搬送波周波数に対して少なくとも1つの測定タイムスロットを示すことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記入力情報は、前記複数のセル領域の各々における各無線搬送波周波数におけるアップリンクとダウンリンクのタイムスロット割当てを含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、全てのセル領域における各搬送波周波数についての第1のダウンリンク測定タイムスロット数とこれらのセル領域の1つ以上のセル領域における各搬送波周波数についての第2のダウンリンク測定タイムスロット数とを示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  26. 前記入力情報は、各搬送波周波数についてのセルの最大送信バンド幅と、各搬送波周波数についてのセルの最小送信バンド幅との内の1つ、或いは、その両方を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もし各セルで利用可能な送信バンド幅がバンド幅の閾値より大きいなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、もし各セルで利用可能な送信バンド幅が前記バンド幅の閾値以下であるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項23乃至25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記入力情報は無線条件情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もし前記無線条件情報が第1のドップラー速度と第1の遅延拡散とによって特徴付けられる第1の無線チャネル条件を反映するなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、もし前記無線条件情報が第2のドップラー速度と第2の遅延拡散とによって特徴付けられる第2の無線チャネル条件を反映するなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さく、
    前記第2の無線チャネル条件は前記第1の無線チャネル条件より高速であり、
    前記第2のドップラー速度と第2の遅延拡散はそれぞれ、前記第1のドップラー速度と第1の遅延拡散より高速であることを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  28. 周期的なアイドルギャップの間に、複数の移動体端末は、各移動体端末に対するサービングセルにおけるのとは異なるダウンリンク搬送波周波数で動作する隣接セルからの基準信号についての周波数間測定を行い、
    前記入力情報はギャップパターン情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、もしアイドルキャップ発生の周期が閾値より大きいなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、もし前記アイドルギャップ発生の周期が前記閾値以下であるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  29. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数内測定或いは周波数間測定を行うものであることを含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、周波数内測定に関しては第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に関しては第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より小さいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  30. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数内測定を行うものであるかどうかであることを含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、(1)もし周波数内測定が第1の閾値より広いバンド幅にわたって実行されるなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、(2)もし周波数内測定が第2の閾値より狭いバンド幅にわたって実行されるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  31. 前記入力情報は、前記複数の移動体用の無線が周波数間測定を行うものであるかどうかであることを含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、(1)もし周波数間測定が第1の閾値より広いバンド幅にわたって実行されるなら第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、(2)もし周波数間測定が第2の閾値より狭いバンド幅にわたって実行されるなら第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より大きいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  32. 前記入力情報は、不連続受信(DRX)サイクル情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、周波数内測定に対しては第1のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、周波数間測定に対しては第2のダウンリンク測定タイムスロット数を示し、
    前記第2のダウンリンク測定タイムスロット数は前記第1のダウンリンク測定タイムスロット数より相対的に小さいことを特徴とする請求項23又は24に記載の装置。
  33. 前記入力情報は、基地局或いはセルの展開情報、或いは、セル計画変更情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、前記基地局或いはセルの展開情報、或いは、前記セル計画変更情報に基づいた、異なるダウンリンク測定タイムスロット数を示すことを特徴とする請求項23乃至32のいずれか1項に記載の装置。
  34. 前記入力情報は、測定を実行するために用いられるギャップパターンを含む無線リソース管理情報を含み、
    前記複数の基地局に提供された測定タイムスロットの構成設定情報は、前記無線リソース管理情報に依存して変化することを特徴とする請求項23乃至33のいずれか1項に記載の装置。
  35. 前記測定タイムスロットの構成設定情報は、前記複数の移動体端末が前記隣接セルの測定を行っているべきである間の最適なダウンリンク測定タイムスロット数を示すことを特徴とする請求項23乃至34のいずれか1項に記載の装置。
  36. 前記最適な数は、入力情報に依存して可変であることを特徴とする請求項35に記載の装置。
  37. 前記構成設定ノードは、前記複数の基地局に接続された専用ノードと前記複数の基地局に接続された運用及び維持管理ノードと前記1つ以上の基地局との内の1つとして実装されることを特徴とする請求項23乃至36のいずれか1項に記載の装置。
  38. 前記無線ネットワークはE−UTRANであり、
    前記1つ以上の基地局はX2インタフェースを介して他の基地局に接続されており、前記X2インタフェースを介して前記入力情報を受信することを特徴とする請求項37に記載の装置。
  39. 前記1つ以上の基地局は、前記X2インタフェースを介して前記他の基地局に1つ以上の測定タイムスロットパラメータをシグナリングすることを特徴とする請求項38に記載の装置。
  40. 前記隣接セル測定は、基準シンボル受信電力と搬送波受信信号強度を含むことを特徴とする請求項23乃至39のいずれか1項に記載の装置。
  41. 夫々が無線基地局(30)に関係付けられた複数のセル領域(32)をもち、アップリンクとダウンリンクのスロットが同じ搬送波周波数で送信される時分割複信(TDD)無線ネットワークにおいて利用可能な方法であって、各セル領域では、複数の移動体端末(34)が複数の基地局の少なくとも1つと無線インタフェースにより通信をし、前記複数の移動体端末は対応する隣接セルから受信するダウンリンク信号についてダウンリンク送信測定のために構成設定されたタイムスロットの期間にモビリティに関係した測定を行い、
    前記方法は複数の基地局の1つに実装され、
    モビリティに関係する測定タイムスロットの構成設定情報を受信する工程と、
    前記モビリティに関係する測定タイムスロットの構成設定情報を前記1つの基地局に関係付けられたセル、或いは、前記1つの基地局に関係付けられたセルの近傍にいる複数の移動体端末に送信する工程とを有することを特徴とする方法。
  42. 変更されたモビリティに関係する測定タイムスロットの構成設定情報を受信する工程と、
    前記変更されたモビリティに関係する測定タイムスロットの構成設定情報を前記1つの基地局に関係付けられたセル、或いは、前記1つの基地局に関係付けられたセルの近傍にいる複数の移動体端末に送信する工程とをさらに有することを特徴とする請求項41に記載の方法。
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