JP5228024B2 - 印刷管理システム、印刷管理装置、画像形成装置、課金処理方法、およびプログラム - Google Patents

印刷管理システム、印刷管理装置、画像形成装置、課金処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して、印刷処理、画像読取、通信等を行うことが可能であり、特に、個人認証、課金処理が可能な印刷管理システム等に関する。
昨今、企業におけるセキュリティやコスト意識の向上に伴い、印刷、コピー、スキャン、FAX等を行える複合機の使用時にICカードやPINコード、ユーザID等を用いて個人認証を行うシステム、装置が増加している。
さらに、これらの個人認証機能は、複合機を利用する際のセキュリティ強化を目的とするだけでなく、ユーザ毎の使用状況の分析や課金管理等にも有効に利用されつつある。
課金管理を正確に行うためには、認証のためのユーザやグループの情報(以後、ユーザ情報)、顧客毎の課金先情報や、社内での経費管理のためのコストコード(以後、コスト情報と呼ぶ)、さらに、課金のための料金体系(以後、課金情報と呼ぶ)の設計や事前設定が必要である。
すなわち、課金管理を正確に行うためには、ユーザ情報、コスト情報、課金情報といった全てのデータが正しく設計・設定されてから利用を開始するようなシステムが前提であり、近年は、このようなシステムを、企業全体でのコスト削減やコストの透明性向上ために効率的に運用すべく工夫されたシステムが増加しつつある。
例えば、法律事務所やソフトウエア開発会社など、請負業務中心の企業では、旅費や経費と同様に、コピーやFAXといった複合機の利用料金についても個人認証をベースに、厳格に、顧客別、プロジェクト別に管理し、発注元に細かく請求するようになってきている。
しかしながら、法律相談の第一回目の資料や、システム受注コンペ用の資料などの場合、実際に担当・受注することが決まっていない段階では、複合機を利用した場合でも、コスト情報が確定していないために、そのコストをどの顧客、どのプロジェクトに計上すべきか未定となり、正確なコスト管理が困難である。
つまり、顧客やプロジェクトに基づいたコスト情報が事前に登録されていなければならないことが弊害となって、厳格なコスト管理を実際に運用することを困難にしている。
上述の固定化した運用を打開するためにいくつかの手段が提案されており、例えば、特許文献1には、前払い型の管理型決済システムの例が記載されている。また、特許文献2は、機種に依存しない課金情報を手段として提案するものが記載されている。
特開2004−171527号公報 特開2005−173689号公報
しかしながら、特許文献1に提案されているシステムは、決済用の金額を前払いし、その残高をサーバで管理し、決済を行うサーバ管理型決済システムであるが、その課金先を仮、もしくは一時的に保管することに結びついていない。
また、特許文献2の手段は、画像形成装置の属性情報として、原稿サイズ、出力用紙サイズなどを挙げ、印刷を他の画像形成装置で代行印刷する場合の属性情報に課金管理コードを含ませて、機種によらない課金手段を提案しているが、代行印刷を行う画像形成装置を設定する際に、ユーザの所望する設定に近い状態の印刷結果が得られるように送付される情報であり、課金情報を含めこれらの属性情報を仮、もしくは、一時的に保管しておくことを目的とするものではない。
現状のままでは問題となる運用例を以下に示す。
ケース1:既存の別案件で使用しているコスト情報を選択する運用
この場合、複合機の利用そのものには問題ないが、その後、ログを収集して課金集計を行う時点で、コスト情報の中でどのログが本来のコスト情報のものか、新規案件のものか区別がつかなくなる可能性が高い。
そうなると、新規案件のコストを正確に計上できず、かつ、そのまま、既存のコスト情報に計上してしまい、使用した案件のコストまで不正確になるという問題が生じる。
ケース2:前もって一時的な経費の課金先用にコスト情報(例「temp」など)を定義しておき、これを複数人で使用する運用
この場合も、複合機の利用そのものには問題ないが、新規案件が複数ある場合は、その後、ログを収集して課金集計を行う時点で、案件ごとの区別や整理が困難であり、コストが不正確になるという問題が生じる。さらに、複数ユーザが共有で「temp」など一時的な経費の課金先用のコスト情報を使用する場合、ユーザ権限での制限が出来ないためICカードやIDなどを使ってログインしたにもかかわらず、そのユーザ情報が活かせないという欠点がある。
ケース3:出張先や一時外出先などの社外環境で複合機を使用した場合に、その利用情報をユーザ自身が事後計上する運用
この場合、自身の印刷権限やコスト情報を気にせず複合機の機能を利用することが可能だが、その使用に関する正確な課金情報は、ユーザからの自己申告に基づくため、ユーザの手間がかかるとともに、正確性も保持できないという問題が生じる。
ケース4:社内環境でサーバトラブルや、ネットワークトラブルが起こった場合に、その利用情報をユーザ自身が事後計上する運用
この場合、ケース3同様、印刷権限やコスト情報を気にせず複合機を利用することが可能だが、その使用に関する正確な課金情報はユーザからの自己申告に基づくため、ユーザの手間がかかり、また正確性も保持できないという問題が生じる。
本発明は、画像形成装置の印刷業務に係る使用情報のうち、課金先の確定していない使用情報等を一時的に別媒体に保管することを可能にすることで、固定的なコスト情報の使用を改良し、印刷管理装置における正確なコスト管理を実現する仕組みを提供することを目的としている。
即ち、本発明の印刷管理システムは、像形成装置と、当該画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報記憶する印刷管理装置とがネットワークを介して接続する印刷管理システムであって、前記画像形成装置において、
前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段とを備え、前記印刷管理装置において、前記画像形成装置の登録要求手段による登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段とを備え前記画像形成装置の選択受付手段は、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、前記画像形成装置の登録要求手段は、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする。
また、本発明の印刷管理システムは、前記印刷管理装置において、前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録手段と、前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録手段で前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信手段とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷管理システムは、前記印刷管理装置において、前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定手段とを更に備え、前記画像形成装置の表示手段は、前記第2の判定手段で前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されていると判定された場合に、当該課金先情報が選択可能である旨を表示することを特徴とする
また、本発明の印刷管理システムにおいて、前記印刷管理装置の第2の判定手段は、前記記憶媒体でユーザ情報に紐付いて記憶されている画像形成装置への最終ログイン日時と、前記印刷管理装置に登録される前記課金先情報に紐付いて記憶されている当該課金先情報の印刷管理装置への登録日時とを比較することにより、当該課金先情報の登録日時が、前記最終ログイン日時よりも新しい日時であるか否かを以て当該課金先情報を新たな課金先情報と判定することを特徴とする。
また、本発明の印刷管理システムは、前記画像形成装置において、前記使用情報一時記憶手段に前記使用情報に関する補足情報を前記使用情報に紐付けて記憶すべく、前記使用情報に紐付く補足情報の入力を受け付ける入力受付手段と、前記印刷管理装置において、前記使用情報一時記憶手段で記憶されている前記使用情報に紐付く補足情報と、前記印刷管理装置記憶されている課金先情報とを比較することにより、当該使用情報の登録に適した課金先情報を照合する照合手段を更に備え、前記画像形成装置の表示手段は、前記照合手段で照合された前記使用情報の登録に適した前記課金先情報を識別可能な形式で表示することを特徴とする。
また、本発明の印刷管理システムは、前記画像形成装置において、前記印刷管理装置の第1の判定手段で前記記憶媒体に記使用情報が記憶されていると判定された場合に、当該使用情報を前記印刷管理装置に対して登録を促す通知をする使用情報登録促進手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報記憶する印刷管理装置とネットワークを介して接続し、画像の形成を行う画像形成装置であって、前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段とを備え、前記選択受付手段は、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、前記登録要求手段は、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記表示手段は、前記印刷管理装置において前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されていると判定された場合に、当該記憶されている課金先情報が選択可能である旨を表示することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記使用情報一時記憶手段に前記使用情報に関する補足情報を前記使用情報に紐付けて記憶すべく、前記使用情報に紐付く補足情報の入力を受け付ける入力受付手段を更に備え、前記表示手段は、前記入力受付手段で受け付けた前記使用情報に紐付く補足情報を、前記印刷管理装置に送信し、該印刷管理装置記憶されている課金先情報と比較され、当該使用情報の登録に適した課金先情報が照合されことにより、該照合された前記使用情報の登録に適した前記課金先情報を識別可能な形式で表示することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記印刷管理装置で前記記憶媒体に記使用情報が記憶されていると判定された場合に、当該使用情報を前記印刷管理装置に対して登録を促す通知をする使用情報登録促進手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷管理装置は、画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶し、前記画像形成装置とネットワークを介して接続する印刷管理装置であって、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段と、前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録手段と、前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録手段で前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信手段と、前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、前記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定手段と備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷管理装置は、前記画像形成装置で前記記憶媒体に一時記憶された前記使用情報に紐付く補足情報と、前記課金先情報登録手段で登録されている課金先情報とを比較することにより、当該使用情報の登録に適した課金先情報を照合する照合手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷管理装置において、前記第2の判定手段は、前記記憶媒体でユーザ情報に紐付いて記憶されている画像形成装置への最終ログイン日時と、前記印刷管理装置に登録される前記課金先情報に紐付いて記憶されている当該課金先情報の印刷管理装置への登録日時とを比較することにより、当該課金先情報の登録日時が、前記最終ログイン日時よりも新しい日時であるか否かを以て当該課金先情報を新たな課金先情報と判定することを特徴とする。
本発明により、画像形成装置の印刷業務に係る使用情報のうち、課金先の確定していない使用情報等を一時的に別媒体に保管することを可能にすることで、固定的なコスト情報の使用を改良し、印刷管理装置における正確なコスト管理を実現する仕組みを提供することが可能になる。
本発明の実施形態における基本的な複合機ネットワークシステム1の構成例を示す図。 本発明の実施形態におけるクライアント端末102、管理者端末104、サーバ106のハードウエア構成を示す図。 本発明の実施形態における複合機110および複合機120のハードウエア構成を示す図。 本発明の実施形態における複合機110、120の基本的な機能ブロックを示す図。 本実施形態における基本的なユーザインタフェースを示す図。 本発明の実施形態におけるデータテーブルの構成を示す図。 本発明の実施形態における複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その1)。 本発明の実施形態における複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その2)。 別媒体に記録される一時退避ログのデータ構成例を示す図。 本発明の実施形態における複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その3)。 本発明の実施形態における課金コード設定画面例1001を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における基本的な複合機ネットワークシステムの構成例を示す図である。
図1(a)に示す複合機ネットワークシステム1(印刷管理システム)は、クライアント端末102と、管理者端末104と、複合機110(画像形成装置)と、データサーバ(以下、サーバ(印刷管理装置))106とが、ネットワーク100を介して互いに接続された構成である。この複合機ネットワークシステム1は、社内ネットワークのようなセキュリティ的に閉じたネットワーク構成を想定したものである。
クライアント端末102および管理者端末104は、印刷命令を行うユーザが使用する情報処理端末であり、クライアント端末102や管理者端末104からユーザが印刷等の要求を複合機110に送ることが可能であり、また、ユーザが複合機110に直接印刷等の処理を要求することも可能である。
サーバ106は、データベースとして、ネットワーク100を介してクライアント端末102、管理者端末104、複合機110とのデータの送受信が可能である。
また、図1(b)に示す複合機ネットワークシステム2(印刷管理システム)は、ネットワーク119に複合機120(画像形成装置)が接続可能な構成を採る。この複合機ネットワークシステム2は、コンビニエンスストアやコピーショップに設置される複合機120を想定しており、外部に開かれたインターネット等のネットワークに複合機120が直接接続される。ユーザは複合機120を操作して印刷等の処理を行わせる。
複合機110および複合機120は、ユーザの要求により、プリント、コピー、スキャン、FAXなどの印刷や複写等の制御を行う。また、複合機110および複合機120は、ユーザからの要求を直接受け付けるためのユーザインタフェース(ディスプレイ装置、ボタン、認証機器、USB等)を備えるものとする。
尚、図1(a)および図1(b)に示した各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例を採ることが可能である。
次に、クライアント端末102および管理者端末104およびサーバ106のハードウエア構成について説明する。図2は、本発明の実施形態におけるクライアント端末102、管理者端末104、サーバ106のハードウエア構成を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末102、管理者端末104、サーバ106は、システムバス204を介して、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208が接続される。
入力コントローラ205には、例えば、キーボード209等の入力機器が、ビデオコントローラ206には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ装置が、メモリコントローラ207には、HD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk Drive)等の外部メモリ211が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、キーボード209や図示しないマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、CRTディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRT210だけでなく、液晶など他の方法を用いたディスプレイであってもよい。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer MemoryCard International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク100を介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワーク100での通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えば、RAM202内の表示情報領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本実施の形態を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行される。さらに、本実施の形態の機能を実現するためのプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
次に、複合機110および複合機120のハードウエア構成について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態における複合機110および複合機120のハードウエア構成を示す図である。
図3に示すように、複合機110および複合機120は、コントローラユニット320内にCPU301、RAM302、ROM303、HDD(Hard Disk Drive)304、ネットワークI/F305、モデム306、操作部I/F307、イメージ・バスI/F308、外部I/F309、RIP(Raster Image Processor)311、プリンタI/F312、スキャナI/F313、画像処理部314を備える。これらのコンポーネントは、コントローラユニット320内で、システムバス310および画像バス315を介して接続される。
また、複合機110および複合機120は、プリンタ350、スキャナ360、操作部330、カードリーダライタ/USB370を備え、それぞれ、コントローラユニット320内のプリンタI/F312、スキャナI/F313、操作部I/F307、外部I/F309に接続されている。
複合機110と、図1(a)に示したクライアント端末102、管理者端末104、サーバ106、および他の複合機は、ネットワークI/F305により接続されたLAN(Local Area Network)や、モデム306により接続された公衆回線網等の通信ネットワークを介してデータの送受信を行う。
CPU301は、コントローラユニット320内の各コンポーネントの制御を行う。特に、画像処理部314の制御をプログラムに従って実行し、また、プリンタ350、スキャナ360、操作部330、カードリーダライタ/USB370の制御を実行する。
RAM302は、外部機器から受け取ったデータを格納するとともに、RIP311がラスタライズした画像データを格納する。ROM303は、プログラムやデータ等を格納する。
HDD304は、画像データ、ユーザ情報、課金先情報、紐つけ情報等の各種データを保存する記憶装置である。
ネットワークI/F305は、LANとコントローラユニット320を接続するためのインタフェースである。ネットワークI/F305はLANを経由してクライアント端末102、管理者端末104、サーバ106等の外部機器から送られる情報をシステムバス310を介してイメージ・バスI/F308へ送り、イメージ・バスI/F308はこれを受け取る。
モデム306は、公衆回線網とコントローラユニット320を接続するためのインタフェースである。
操作部I/F307は、操作部330とコントローラユニット320を接続するためのインタフェースである。
RIP311は、外部機器から送られるPDL(Page Description Language)等のページ記述言語で記述された印刷データをビットマップデータに変換する。PDLとは、画像形成装置を制御するためのプログラミング言語である。
画像処理部314は、スキャナ360とRIP311が生成したビットマップデータに対して各種の画像処理を施す。
操作部330は、ユーザインタフェース(UI:User Interface)を提供する機器であり、ユーザに対して操作画面等を提示すると共に、ユーザからの各種指示を受け取る。
外部I/F309は、カードリーダライタ/USB370を例としたユーザからの各種情報を受け付ける外部読取装置、およびユーザの記録媒体に各種情報の書き込みを行なう書込装置を接続するためのインタフェースである。
次に、複合機110、120の基本的な機能について説明する。
図4は、複合機110、120の基本的な機能ブロック図である。
複合機110、120は、コピー部410、スキャン部420、FAX部430、プリンタ部440、表示・入力部450、保存部460、ログイン部470、ネットワーク部490を有する。
コピー部410は、コピーデータを読み取るコピーデータ読取ブロック411とコピーデータを出力するコピーデータ出力ブロック412を持つ。
スキャン部420は、スキャンデータを読み取るスキャンデータ読取ブロック421とスキャンデータを出力するスキャンデータ出力ブロック422、スキャンデータを保存するスキャンデータ保存ブロック423を持つ。
FAX部430は、FAXデータを受信するFAXデータ受信ブロック431と、FAXデータを読み取るFAXデータ読取ブロック432、FAXデータを送信するFAXデータ送信ブロック433を持つ。
プリンタ部440は、印刷ジョブデータを受信する印刷ジョブ受信ブロック441と、印刷ジョブを読み取る印刷ジョブ読取ブロック442、印刷ジョブを出力する印刷ジョブ出力ブロック443を持つ。
また、ネットワーク部490は、ネットワーク処理ブロック491とネットワークI/Fブロック492から成り、FAX部430、プリンタ部440等と連携して動作する。
表示・入力部450は、コピーデータ読取ブロック411、スキャンデータ読取ブロック421、FAXデータ読取ブロック432、印刷ジョブ読取ブロック442で読み取ったデータをディスプレイに表示する読取データ表示ブロック452と、ユーザに入力させる手入力ブロック451から成る。
また、保存部460は、読み取ったスキャンデータ等をHDD等に保存する保存ブロック461を、ログイン部470は、ログイン処理を行うログイン処理ブロック471を有する。
一方、クライアント端末102と管理者端末104は、データ受信ブロック481、データ保存ブロック482、および、印刷ジョブ送信ブロック483を持つ。
次に、本実施の形態における課金管理の基本的なユーザインタフェースについて説明する。図5は、本実施形態における基本的なユーザインタフェースを示す図である。
図5(a)〜図5(d)に示す各表示画面は、一般ユーザや管理者ユーザが、印刷やスキャン、FAX、コピーを行う際に、課金処理を行うための画面例であり、クライアント端末102や管理者端末104のCRT210、または、複合機110や複合機120の操作部330の操作画面(表示部)に表示される。操作画面は各種の情報を表示し、ユーザへの各種情報の通知を行なう通知手段として機能する。
図5(a)に示すコスト先選択画面501は、複合機110、120を使用する際に表示され、複合機の使用に係る課金先等を選択可能な画面である。
このコスト先選択画面501は、クライアント端末102または管理者端末104から複合機110を利用する場合には、クライアント端末102または管理者端末104の複合機ネットワークシステム1へのログイン処理にて表示される。
一方、ユーザが複合機120を直接に利用する場合には、PINコード(Personal Identification Numberコード)やID(IDentification)等のユーザログインのためのユーザ情報を操作部330から入力するか、上記のユーザ情報を記憶したカードやUSBメモリ等のユーザの記憶媒体をカードリーダライタ/USB370に読み取らせることによりログインした後に表示される。
ログイン後なので、コスト先選択画面501には、ログインユーザ名が表示される(501−1)。この場合のログインユーザは、「Office Member1」である。
コスト先選択画面501には、ログインユーザのため登録されている使用可能なコスト情報(課金先情報)の一覧が選択可能に表示される(「貴方に現在登録されている使用可能なコスト情報」501−2)。
本実施形態における課金管理は、従来とは異なり、「現在登録されている使用可能なコスト情報」501−2の一覧のなかに「既存のコスト情報にはチャージしない」という選択肢(501−3)が設けられる。
ユーザが既存のコスト情報にはチャージしない(501−3)ことを選択して「OK」を指定すると、次に、図5(b)に示すようなコスト先確認画面502が表示される。
コスト先確認画面502は、ICカードなど別媒体(記憶媒体)への後述する一時退避ログの保存と、当該一時退避ログの正規のコスト情報に対する登録を促すメッセージが表示される(502−1)とともに、後述する補足データの入力を行なうことが選択可能に表示される(502−2)。
コスト先確認画面502で「OK」を選択すると、ユーザが所有するICカード等の別媒体に一時退避ログが保存されるとともに、補足データを入力するための画面(不図示)が表示され、ユーザの補足データの入力を可能とする。ユーザは、後に登録するコスト情報のキーワードとなり、コスト情報に関連する補足データ(課金先関連情報)を入力する。この補足データと、このときに使用された複合機110、120のログ(使用情報)が、一時退避ログとしてICカード等の別媒体に保存される。
以上のように、コスト先選択画面501とコスト先確認画面502により、ICカード等の別媒体への一時退避ログの一時保管が可能になる。
サーバ106には、後に、ユーザが新たに使用可能なコスト情報が登録される。
その後、一時退避ログが一時保管された別媒体(ICカードやクライアント端末102など)によりログインを行い、サーバ106に新たに使用可能なコスト情報が登録されていると、図5(c)に示すように、一時退避ログ画面503が表示される。
一時退避ログ画面503には、サーバ106にユーザが使用可能な新たなコスト情報が登録されている旨が表示され(503−1)、ICカード等の別媒体に保管されている一時退避ログを新たなコスト情報に対して登録するか否かの選択を促すための表示(503−2)が行なわれる。一時退避ログ画面503上では、一時退避ログを登録するか否かが選択可能である(「はい」と「いいえ」)。
一時退避ログ画面503で「はい」(一時退避ログを登録する)を選択すると、図5(d)に示すように、コスト先登録画面504が表示される。ここでは、新たにサーバ106に登録され、かつ、一時退避ログとともに別媒体に保存された補足データと関連する、例えば補足データであるキーワードと少なくとも部分一致する(課金先)名称を持つコスト情報が、その他のコスト情報とは区別された状態で強調表示される。例えば、赤字で表示される(504−1)。
サーバに補足データと関連するコスト情報がない場合は、「既存のコスト情報にはチャージしない(504−2)」を再度選択することが可能である。ただし、コスト管理を厳格に行うためには、この選択肢を最初から表示させないか、もしくは、期限を設定して、期限を超えると表示させないようにしてもよい。
一時退避ログ画面503で「いいえ」を選択した場合には、コスト先選択画面501の表示へ推移する。
次に、サーバ106の外部メモリ211の情報テーブル214に記憶される複数のデータテーブルについて説明する。図6は、本発明の実施形態におけるデータテーブルの構成を示す図である。
サーバ106には、ユーザ情報テーブル601(図6(a))、使用課金コード設定テーブル602(図6(b))、所属コードテーブル603(図6(c))、課金コードテーブル(図6(d))が記憶されることが望ましい。
図6(a)に示すように、ユーザ情報テーブル601は、具体的には、少なくとも、ユーザコード6011、ログイン/ジョブオーナー(ユーザID)6012、ユーザ名6013、パスワード6014、所属コード6015、一時コスト選択使用可/不可6016等のユーザ情報を備えることが望ましい。
ユーザコード6011は、例えば、ユーザが所持するICカード毎に付与される識別コード、あるいは、ユーザの企業内における社員コード等の、ユーザを一意に特定できる文字列(例えば「AB0112」)である。
ログイン/ジョブオーナー6012は、複合機110、120にユーザがログインする際のID(ユーザログインのためのユーザ情報、例えば「yamada」)であり、印刷ジョブのオーナーも同じ名前が適用される。
ユーザ名6013は、ユーザの正式名称(例えば「山田太郎」)である。
パスワード6014は、ユーザが複合機110、120にログインする際や、ICカード等を紛失した場合などに入力を要求されるユーザを識別するための文字列(例えば「AAAAAA」)である。
所属コード6015は、ユーザが企業などにおいて所属するグループ(例えば、課やプロジェクトチーム)の識別コード(例えば「101」)である。
一時コスト選択使用可/不可6016は、ユーザについて、後述する処理手順にて一時退避ログをユーザの別媒体へ保存すること(一時コスト選択の使用)を可能とするか否かを示す情報(例えば「OK(可)」と「NG(不可)」)である。例えば、通常のユーザについてはこれを可能としておくが、一時退避ログについて課金する課金先を月末に整理するような運用において、月半ばで退職する予定のアルバイトには一時コスト選択の使用を不可とすることができる。
図6(b)に示すように、使用課金コード設定テーブル602は、ユーザのユーザコード6021と当該ユーザが使用可能な課金コード群6022から成る。例えば、ユーザコード6021「AB0112」のユーザは、課金コード「001」、「002」、「003」、「101」が使用可能である。
ユーザコード6021の代わりに、ログイン/ジョブオーナー6012、ユーザ名6013等のユーザを一意に特定できる文字列を使用してもよい。
図6(c)に示すように、所属コードテーブル603は、所属コード6031と、例えば、企業における課やプロジェクトチーム等の人員構成単位を一意に特定するための所属名6032の識別文字列の対応テーブルである。
例えば、所属コード「101」が所属名「営業第一課」に対応することを示す。
図6(d)に示すように、課金コードテーブル604は、課金コード6041と課金コード6041に対応する課金先6042の対応テーブルである。課金先6042は、課金先の企業名や費目情報であり、後述する図11の課金コード設定画面1001により設定される。
次に、本発明の実施形態における複合機110、120の課金管理の処理の流れを説明する。
図7は、複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その1)である。図7は、既に登録してある課金先を選択する場合の処理の流れを示すものである。
複合機110または複合機120へのユーザのログインの認可処理や課金管理、複合機110、120の処理に関するログ(使用情報)の保管処理をサーバ106が行い、複合機110、120の操作部330の表示画面に処理経過等を表示する。
図7のフローチャートは、複合機110、120とサーバ106による処理を示す。印刷処理の場合、一般ユーザのクライアント端末102や管理者の管理者端末104により同様の処理が実行されるが、図示は割愛する。
まず、ユーザは、複合機110または120に対してログイン要求を行う(ステップ701)。すなわち、ユーザは、複合機110、120のカードリーダライタ/USB370にICカードをかざすか、USB端末を差し込むか、操作部330からPINコードやID/パスワード等を入力する。ログインの方法は、特に指定されず、運用に応じて、例えばICカードやUSB端末からIDを読み取るとともに、操作部330よりパスワードの入力を行なうものであってもよいが、前述の一時退避ログを一時保管できるような別媒体(ICカード、USB端末等)が用意されることを前提とする。
複合機110、120は、ステップ701のログイン要求に対して、ID(ログイン/ジョブオーナー6011)、さらにはパスワード(パスワード6014)を読み取り(ステップ702)、サーバ106に読み取ったID/パスワードを送り、認証要求を行う(ステップ703)。
サーバ106は、受け取ったIDとパスワードを元に、サーバ106に記憶されているユーザ情報テーブル601を参照し、認証チェックを行い(ステップ704)、認証結果を複合機110、120に通知する(ステップ705)。
さらに、ユーザの認証が成功した場合には、ユーザのユーザコード6021(6011)に紐付くユーザが使用可能な課金コード6022に対応する課金先6042を、使用課金コード設定テーブル602、および課金コードテーブル604に基づき取得し、複合機110、120に送信する(課金先情報送信手段)。
複合機110、120は、認証結果を操作部330の表示部に表示し、認証された場合には上記課金先6042も受信し、図5(a)に示すコスト先選択画面501を操作部330の表示部に表示する。これにより、ユーザに認証結果を示すとともに、コスト情報の選択入力を要求する(ステップ706)。
なお、本実施形態では認証は成功したものとするが、認証失敗の場合には、例えば、認証失敗画面(不図示)を操作部330の表示部に表示して処理を終了する。
ユーザは、ステップ706で表示されたコスト先選択画面501から、ユーザに対し以前から登録されているコスト情報である通常コスト(例えば、「CompanyA」)を選択する(ステップ707)。
複合機110、120はこの選択を受け付けて(課金先情報受付手段)、通常コスト選択結果(例えば、「Company A」)をサーバ106に通知し(ステップ708)、サーバ106は、使用する通常コスト(例えば、「Company A」)を保存し(ステップ709)、選択された通常コストの選択許可を通知する(ステップ710)。
複合機110、120は、通常コスト選択許可をサーバ106から受け、ユーザにログイン完了を通知する(ステップ711)。例えば、操作部330の表示部に、ログインが完了した旨を表示すればよい。
ユーザは、ログイン完了の通知を受けて、複合機110、120の使用要求を行う(ステップ712)。例えば、複合機110、120でコピー処理やスキャン処理、FAX送信処理等を行う要求をする。
複合機110、120は、ユーザの要求に従い、所望の処理を実行し、そのログをHDD304等に保管する(ステップ713)。複合機110、120での所望の処理が完了したら、複合機110、120は、HDD304等に保管されたログをサーバ106に通知し(ステップ714)、サーバ106は、受け取ったログを外部メモリ211に保存する(ステップ715)。これにより、ユーザにより実行されたコピー、スキャン、FAX等の所望の処理のログが保存され、その料金が、選択された通常コストに課金される。
ユーザは所望の処理が完了するとログアウト要求を行い(ステップ716)、これに従って、複合機110、120は、ログアウト要求をサーバ106に送り(ステップ717)、サーバ106は、ログアウトの許可を複合機110、120に通知し(ステップ718)、複合機110、120は、ユーザのログアウトを行いログアウトが完了したことをユーザに通知して、処理を終了する(ステップ719)。
次に、図8〜図11を用いて、複合機110、120の使用時には登録されていないコスト情報に課金する場合の処理の流れを説明する。
図8は、複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
まず、ユーザは、複合機110または120に対してログイン要求を行う(ステップ801)。すなわち、ユーザは、複合機110、120のカードリーダライタ/USB370にICカードをかざすか、USB端末を差し込むか、操作部330からPINコードやID/パスワード等を入力する。ログインの方法は、上記と同様、特に指定しないが、一時退避ログを一時保管できるような別媒体(ICカード、USB端末等)が用意され、必要に応じてカードリーダライタ/USB370等を介して一時退避ログが書き込まれることを前提とする。
複合機110、120は、ステップ801のログイン要求に対して、ID、さらにはパスワードを読み取り(ステップ802)、サーバ106に読み取ったID/パスワードを送り、認証要求を行う(ステップ803)。
サーバ106は、受け取ったIDとパスワードを元に、サーバ106に記憶されているユーザ情報テーブル601を参照し、認証チェックを行い(ステップ804)、認証結果を複合機110、120に通知する(ステップ805)。
また、ユーザの認証が成功した場合には、ユーザのユーザコード6021(6011)に紐付くユーザが使用可能な課金コード6022に対応する課金先6042を、使用課金コード設定テーブル602、および課金コードテーブル604に基づき取得し、複合機110、120に送信する(課金先情報送信手段)。
複合機110、120は、認証結果を操作部330の表示部に表示し、認証された場合には上記課金先6042も受信し、図5(a)に示すコスト先選択画面501を操作部330の表示部に表示することにより、ユーザに認証結果を示すとともに、コスト情報の選択入力を要求する(ステップ806)。なお、本実施形態では認証は成功したものとするが、認証失敗の場合には、例えば、認証失敗画面(不図示)を操作部330の表示部に表示して処理を終了する。ここまでの処理の流れは、図7の場合と同様である。
既存の登録された課金先を選択しない場合、ユーザは、図5(a)に示すようなコスト先選択画面501から、「既存のコスト情報にはチャージしない」(501−3)を選択し、「OK」を入力する(ステップ807)。即ち、ユーザにより既存のコスト情報を使用しない旨(一時コスト情報)が選択され、入力される。
複合機110、120は、この選択を受け付けて(課金先情報受付手段)、入力された情報(一時コスト情報)をサーバに通知する(ステップ808)。
サーバ106は、一時コスト情報を外部メモリ211に登録し(ステップ809)、既存のコスト情報の不使用を許可する通知(一時コスト選択許可)を複合機110、120に送る(ステップ810)。なお、ここで、サーバ106は、ユーザ情報テーブル601の一時コスト選択使用可/不可6016を参照して、ユーザについて一時コスト選択使用の可否を判定することができる。本実施形態はこれが可の場合であるが、これが不可である場合は、例えば、複合機110、120に再度図5(a)のコスト先選択画面501を表示させ、例えば「キャンセル」ボタンの選択により課金先を設定せずに複合機110、120を使用する流れとすることができる。
複合機110、120は、サーバ106からの一時コスト選択許可情報を受けて、図5(b)のコスト先確認画面502を表示する。コスト先確認画面502により、一時退避ログを別媒体に一時保管することをユーザに確認させるための表示を行ない、ユーザによる補足データの入力の選択に応じて、複合機110、120は補足データを入力するための補足データ入力画面(不図示)を表示する(ステップ811)。
ユーザは、補足データ入力画面から補足データを入力する(ステップ812)。複合機110、120はこの入力を受け付けて(課金先関連情報受付手段)、入力された補足データをHDD304等に保存するとともにサーバ106に通知し(ステップ813)、サーバ106は、補足データをユーザコード等と紐づけて保存する(ステップ814)。
この後、ユーザは、複合機110、120の使用要求を行う(ステップ815)。例えば、複合機110、120で印刷処理やコピー処理、スキャン処理、FAX送信処理等を行う要求をする。
複合機110、120は、ユーザの要求に従い、所望の処理を実行し、そのログをHDD304等に保存する(ステップ816)。複合機110、120での所望の処理が完了したら、複合機110、120は、HDD304等に保管されたログと補足データとを一時退避ログとして、カードリーダライタ/USB370等を介して、ユーザが所有するICカード等の別媒体に書き込み記録する(ステップ817、使用情報記憶手段)、これにより、ユーザにより実行された印刷、コピー、スキャン、FAX等の所望の処理のログは別媒体に記録される。
ユーザは所望の処理が完了するとログアウト要求を行い(ステップ818)、これに従って、複合機110、120は、ログアウト要求をサーバ106に送り(ステップ819)、サーバ106は、ログアウトの許可を複合機110、120に通知し(ステップ820)、複合機110、120は、ユーザのログアウトを行いログアウトが完了したことをユーザに通知して、処理を終了する(ステップ821)。
図9は、ステップ817により別媒体に記録される一時退避ログ901のデータ構成例を示す図である。
一時退避ログ901としては、例えば、ステップ812でユーザが入力した補足データ9011と、ステップ816でHDD304に保存された複合機使用に関するログ9012が紐付けて保存される。
補足データ9011は、複合機110、120の処理の課金先に関連する情報であり、例えばキーワードで、図の例では「D(会社名)」である。但しこれに限ることは無く、課金先に関連する情報であればよい。
ログ9012は、例えば、複合機110、120での処理開始時間(例えば、「2010.10.12:09:08」)と、各処理の枚数(例えば、「印刷:0、スキャン:0、コピー:21、FAX:0」等である。但し、ログ9012はこれに限らず、ユーザの複合機使用に関し、ユーザの複合機使用に係る情報を示すものであればよい。例えば、エラー情報等もログ9012として格納するようにしてもよい。
以上の処理により、ユーザが従来から使用可能であったコスト情報に紐づけることなく、複合機使用に関するログを、別媒体に一時退避ログとして記録することが可能になる。既存のコスト情報を使わず、別媒体にログを保存する処理、および、そのログに付与した補足データは、ユーザがログアウトを完了するまでの複合機110、120の使用全体に渡って有効である。
次に、図10を用いて、別媒体に一時保管されたログを、サーバ106に、正式に登録されたコスト情報と紐づけて登録する処理について説明する。
図10は、複合機110、120の課金管理処理の流れを示すフローチャート(その3)である。図10は、ユーザが複合機110、120へログインした際、サーバ106にユーザに対応する新たなコスト情報が登録済みであり、かつ別媒体に一時退避ログ901が保管されていることをサーバ106が検知し、その一時退避ログ901(ログ9012)をサーバ106に正式に登録する処理の流れを示している。
まず、複合機110、120へのユーザのログインに先立ち、サーバ106には、ユーザが使用可能な新たなコスト情報が登録されている(ステップ901、ユーザ課金先登録手段)。
図11を用いて、新たなコスト情報の登録処理について説明する。図11は、課金コード設定画面例1001を示す図である。
管理者ユーザがサーバ106に新たなコスト情報(課金先)を登録する場合は、管理者端末104をサーバ106にネットワーク100を介して接続し、管理者端末104の表示部に図11に示すような課金コード設定画面1001を表示させる。
課金コード設定画面1001は、課金コード設定/削除選択部1011、課金コード設定テキストボックス1012、費目設定テキストボックス1013、使用権限を与えるグループ登録ボックス1014、使用権限を与える個人ユーザ登録ボックス1015、パスワード設定選択チェックボタン1016、パスワード入力テキストボックス1017、課金単価記入部1018、OKボタン1019、キャンセルボタン1020を備える。
課金コード設定/削除選択部1011は、新たに課金コードの設定を行うのか、現在サーバ106に登録されている課金コードの削除を行うのかを選択する。新たな課金コードを設定する場合には、ラジオボタンを「設定」にし、それ以降の課金コード設定画面1001の各部分について設定を行う。また、現在登録されている課金コードを削除する場合には、ラジオボタンを「削除」にし、削除する課金コードを課金コード設定テキストボックス1012に入力して、OKボタン1019を押すことにより、課金コードの削除を実行する。
課金コード設定テキストボックス1012には、新たに設定する課金コード、または、削除する課金コードを入力する。
新たに課金コードを設定する場合には、次に、費目設定テキストボックス1013に、新たな課金コードの費目(課金先)を入力する。例えば、図11に示すように、新たな課金コード「011」に対して、費目設定テキストボックス1013には「ABCプロジェクト No.1」という費目が入力されている。
次に、使用権限を与えるグループ登録ボックス1014は、新たに設定する課金コードについて、これをジョブの課金先として使用可能なユーザグループの設定を受け付ける。個人単位の設定ではなく、例えば、企業内の課や、プロジェクトチーム単位で、当該課金コードを使用する場合には、このグループ登録ボックス1014に図6(c)に示した所属コードテーブル603に記憶されている「所属コード」(例えば、「101」、「201」等)を入力する。
また、所属コードが不明の場合には、グループ登録ボックス1014の右側の「追加」ボタンを押下し、所属グループの文字列から検索できるようにしてもよい。例えば、「営業第一課」の所属コードが分からない場合には、「追加」ボタンの押下により表示される所属コード検索画面(図示しない)で「営業第一課」をキーに検索を行い、所属コードを取得できるようにする。
使用権限を与える個人ユーザ登録ボックス1015は、新たに設定する課金コードについて、これをジョブの課金先として使用可能なユーザの設定を受け付ける。図6(a)に示したユーザ情報テーブル601に記憶されているユーザ名6013、または、ユーザコード6011のいずれかを入力すればよい。
また、個人ユーザ登録ボックス1015の右側の「追加」ボタンの押下により、表示されるユーザ検索画面(図示しない)でユーザを検索して設定してもよい。例えば、「山田」をキーに検索することにより、検索結果の一覧から「山田太郎」のユーザ名6013またはユーザコード6011を取得できるようにする。
パスワード設定選択チェックボタン1016は、当該課金コードを用いてジョブの課金をする際に、ユーザにパスワードを入力させるとき選択される。パスワード設定選択チェックボタン1016にチェックを入れない場合には、パスワードを設定する必要はない。パスワード設定選択チェックボタン1016にチェックを入れた場合には、パスワード入力テキストボックス1017にパスワードを入力する。
さらに、課金単価情報記入部1018には、複合機110、120で実行可能な処理、例えば、コピー、プリント、スキャン、FAXの処理の1枚当たりの単価を設定する。また、それぞれに詳細ボタンが設けられており、サイズ毎、モノクロ/カラー、「N in 1」設定などの詳細設定に応じた単価の入力受付が可能である。
以上の必要事項を入力し、OKボタン1019を押下することにより課金コードの設定が完了する。OKボタン1019の押下により、サーバ106の課金コードテーブル604(図6(d))に新たな課金コードが設定され、また、使用課金コード設定テーブル602(図6(b))に、ユーザ毎に新たに設定された課金コードが追加される。
以上の処理で、新たな課金コードの設定処理(図10のフローチャートのステップ901)が完了する。
図10のフローチャートに戻り、別媒体に一時保管されたログを、サーバ106に、正式に登録されたコスト情報(課金先情報)と紐づけて登録する処理について説明する。
まず、一時退避ログ901が保存された別媒体を持つユーザが複合機110、120に対してログインを要求する(ステップ902)。すなわち、ユーザは、複合機110、120のカードリーダライタ/USB370にICカードをかざすか、USB端末を差し込むか、操作部330からPINコードやID/パスワード等を入力するなどする。このとき、一時退避ログ901があることも併せて入力するとよい。ログインの方法は、前述のフローと同様、特に指定しないが、少なくとも一時退避ログ901が一時保管された別媒体(ICカード、USB端末等)が用意され、必要に応じてカードリーダライタ/USB370等を介して一時退避ログ901が読み込まれることを前提とする。
複合機110、120は、ステップ902のログイン要求に対して、ID、さらにはパスワードを読み取り(ステップ903)、サーバ106に読み取ったID/パスワードおよび、上記入力された、一時退避ログが有ることを示す情報を送り、認証要求を行う(ステップ904)。
サーバ106は、受け取ったIDとパスワードを元に、サーバ106に記憶されているユーザ情報テーブル601を参照し、認証チェックを行い、かつ、上記一時退避ログ901があることを示す情報を受信した(しなかった)ことによってユーザの別媒体に一時退避ログ901が記憶されている(いない)と判定し(第1の判定手段)、さらにそのユーザの別媒体に一時退避ログ901が記憶されているという情報に従って、そのユーザに対し新規に登録されたコスト情報があるかを判定し(ステップ905、第2の判定手段)、その結果を複合機110、120に通知する(ステップ906、通知情報送信手段)。なお、本実施形態では、ステップ906で、ステップ905での判定の結果、認証の成功、および新規に登録されたコスト情報が有ることを送信するものとする。
新規に登録されたコスト情報があるかどうかは、例えばユーザ情報テーブル601にユーザが最後に複合機110、120を使用した日時をユーザコード6011、ログイン/ジョブオーナー6012(上記のID)などと紐付けて記録するとともに、課金コードテーブル604には課金コード6041と紐付けてその登録日時を記録しておき、使用課金コード設定テーブル602および課金コードテーブル604等を参照して取得される、ユーザに対応する各課金コードの登録日時と上記使用日時を比較し、課金コードの登録日時が上記使用日時より後にあるものを新規に登録されたコスト情報とするか、使用課金コード設定テーブル602にユーザのユーザコード6021等に紐付けて最後に課金コードを追加した日時を記録し、上記使用日時とこれを比較することでも可能であるが、これらに限ることは無い。
複合機110、120は、サーバ106からの認証結果(成功)および新規コスト情報有りの通知を受けて、操作部330の表示部に認証結果(成功)および新規コスト情報有りを表示するとともに(ステップ907)、図5(c)に示した一時退避ログ画面503を操作部330の表示部(使用情報登録通知手段)に表示し、ユーザに、一時退避ログ901を登録するか否かの選択を要求する。なお、認証失敗の場合には、例えば、認証失敗画面(不図示)を操作部330の表示部に表示して処理を終了する。また、新規に登録されたコスト情報が無い場合は、例えば、図7のステップ706や図8のステップ806の処理に移ることが可能である。
ユーザは、一時退避ログ画面503の「はい」を選択することにより、一時退避ログ901の登録を選択し、複合機110、120に要求する(ステップ908)。これに伴い、ICカード等の別媒体に格納されている一時退避ログ901の補足データ9011が複合機110、120に送信される。
複合機110、120は、一時退避ログ901の登録要求と、別媒体に格納されていた補足データ9011をサーバ106に送る(ステップ909、使用情報登録送信手段)。
サーバ106は、一時退避ログ901の登録要求と、補足データ9011を受け取り(使用情報登録受付手段)、課金コードテーブル604(図6(d))に新たに登録された課金コード6041の課金先6042と補足データ9011が部分一致または完全一致していないかを照合し(ステップ910、照合手段)、照合結果を複合機110、120に通知する(ステップ911)。
例えば、新たに登録された課金コード604の課金先6042が「Company D」で、補足データ9011が「D」の場合、部分一致する。この時の照合結果は、「補足データと一致する新たな課金先が見つかりました」という旨の情報を複合機110、120に通知するものとする。なお、ステップ910における一致の照合方法は、本実施例の便宜上、部分一致としているが、この限りではないことは言うまでもない。
また、ユーザのユーザコード6021(6011)に紐付くユーザが使用可能な課金コード6022に対応する課金先6042を、新たに登録されたものを含めて使用課金コード設定テーブル602、および課金コードテーブル604に基づき取得し、複合機110、120に送信する(新規課金先情報送信手段)。
複合機110、120は、コスト先登録画面504(図5(d))を操作部320の表示部(通知手段)に表示する(ステップ912)。ユーザは、この画面504のダイアログを用いてコスト情報を選択可能である。また、この際、複合機110、120は、ユーザに対し新たに登録され、かつ一時退避ログ901の補足データ9011と少なくとも部分一致したコスト情報について、例えば、赤字で表示するなど、他の表示とは区別できるように強調表示する。
ユーザは、コスト先登録画面504に従って、一時退避ログ901をどのコスト情報に対し登録するかを選択する(ステップ913)。複合機110、120はこれを受け付けて(課金先情報受付手段)、選択されたコスト情報とともに、一時退避ログ901(ログ9012)の登録要求をサーバ106に送る(ステップ914)。
サーバ106は、複合機110、120から送られた、選択されたコスト情報に紐づけて、一時退避ログ901のログ9012を登録する(ステップ915)。
その後、サーバ106は、一時退避ログ901の登録完了通知を複合機110、120に送る(ステップ916)。
複合機110、120は、この通知を受けて、ユーザのICカード等の別媒体に格納されている一時退避ログ901を削除する(ステップ917)。削除完了後、操作部330の表示部に、一時退避ログ登録完了を示す表示を行い(ステップ918)、一時退避ログ登録処理が終了する。
この後、図8のステップ818〜ステップ821と同様の処理を行うことによりログアウト処理が実行されるが、以上の一時ログの登録処理は、ログアウトしない限り一時退避ログの数だけ繰り返し処理することができる。
このように、本発明の実施形態によれば、複合機などにおいてユーザが処理を行う際、その課金先情報(コスト情報)が確定していない場合でも、複合機等の使用情報を一時的にユーザの有する別媒体に保管することができる。その後改めてユーザに対して設定された課金先にこの使用情報を登録することが可能となる。これにより、ユーザのID等によりログインし処理を行う、使用ユーザが特定されるシステムの利点を十分に生かし、通常の課金システムおよびそのセキュリティレベルを維持しつつ、ユーザの自己申告に頼るなどの手間がかからず効率的な課金処理の運用が可能になる。また、使用情報とともに、使用情報を登録する課金先に関連する課金先関連情報を記憶しておき、これを課金先の選択に用いることで、登録すべき課金先を容易に知ることができ、正確なコスト管理を実現することできる。
以上、本発明によれば、通常の課金システムおよびそのセキュリティレベルを維持しつつ、コスト情報の確定していない複合機の利用情報等を一時的に別媒体に保管することを可能にすることで、固定的なコスト情報の使用を改良し、正確なコスト管理を実現する印刷管理システム等を提供することが可能になる。
以上のように、本実施の形態における課金処理の流れを詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム、もしくは、記憶媒体等としての実施形態を採ることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1台の装置に適用してもよい。
本発明における課金処理を行うためのプログラムは、図7、図8、図10に示すフローチャートに従って、クライアント端末102、管理者端末104、サーバ106、複合機110、120としてのコンピュータが実行可能なプログラムである。また、図7、図8、図10に示した課金処理方法を、クライアント端末102、管理者端末104、サーバ106、複合機110、120が実行可能なプログラムとして記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、本発明における課金処理を行う図7、図8、図10のフローチャートに示したプログラムは、クライアント端末102、管理者端末104、サーバ1−6、複合機110、120ごとに独立したプログラム構成を採ってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、複合機ネットワークシステム1、2等のシステム、または、複合機110、120、サーバ106、クライアント端末102、管理者端末104等の装置に供給し、そのシステムあるいは装置のCPU(201、301)が記録媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することによっても、本発明の目的を達成することができる。
その場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、クライアント端末102、管理者端末104、サーバ106、複合機110および120が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS等が実施の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや、コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できる。その場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を、該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能になる。
さらに、本発明の目的を達成するためのプログラムを、ネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能になる。
また、上記のソフトウエアで実現する各処理を、ファームウエアやハードウエア構成として実現することも可能であり、本発明の技術範囲に、このようなファームウエアやハードウエア構成による実現も含まれる。
1、2………複合機ネットワークシステム
100、119………ネットワーク
102………クライアント端末
104………管理者端末
106………データサーバ
110、120………複合機

Claims (19)

  1. 像形成装置と、当該画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報記憶する印刷管理装置とがネットワークを介して接続する印刷管理システムであって、
    前記画像形成装置において、
    前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、

    前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段とを備え、
    前記印刷管理装置において、
    前記画像形成装置の登録要求手段による登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段とを備え
    前記画像形成装置の選択受付手段は、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、
    前記画像形成装置の登録要求手段は、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする印刷管理システム。
  2. 前記印刷管理装置において、
    前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録手段と、
    前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録手段で前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。
  3. 前記印刷管理装置において、
    前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定手段とを更に備え、
    前記画像形成装置の表示手段は、前記第2の判定手段で前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されていると判定された場合に、当該課金先情報が選択可能である旨を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷管理システム。
  4. 前記印刷管理装置の第2の判定手段は、前記記憶媒体でユーザ情報に紐付いて記憶されている画像形成装置への最終ログイン日時と、前記印刷管理装置に登録される前記課金先情報に紐付いて記憶されている当該課金先情報の印刷管理装置への登録日時とを比較することにより、当該課金先情報の登録日時が、前記最終ログイン日時よりも新しい日時であるか否かを以て当該課金先情報を新たな課金先情報と判定することを特徴とする請求項3に記載の印刷管理システム。
  5. 前記画像形成装置において、
    前記使用情報一時記憶手段に前記使用情報に関する補足情報を前記使用情報に紐付けて記憶すべく、前記使用情報に紐付く補足情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記印刷管理装置において、
    前記使用情報一時記憶手段で記憶されている前記使用情報に紐付く補足情報と、前記印刷管理装置記憶されている課金先情報とを比較することにより、当該使用情報の登録に適した課金先情報を照合する照合手段を更に備え、
    前記画像形成装置の表示手段は、前記照合手段で照合された前記使用情報の登録に適した前記課金先情報を識別可能な形式で表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  6. 前記画像形成装置において、
    前記印刷管理装置の第1の判定手段で前記記憶媒体に記使用情報が記憶されていると判定された場合に、当該使用情報を前記印刷管理装置に対して登録を促す通知をする使用情報登録促進手段を更に備えることを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  7. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報記憶する印刷管理装置とネットワークを介して接続し、画像の形成を行う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段とを備え、
    前記選択受付手段は、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、
    前記登録要求手段は、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記表示手段は、前記印刷管理装置において前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されていると判定された場合に、当該記憶されている課金先情報が選択可能である旨を表示することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記使用情報一時記憶手段に前記使用情報に関する補足情報を前記使用情報に紐付けて記憶すべく、前記使用情報に紐付く補足情報の入力を受け付ける入力受付手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記入力受付手段で受け付けた前記使用情報に紐付く補足情報を、前記印刷管理装置に送信し、該印刷管理装置記憶されている課金先情報と比較され、当該使用情報の登録に適した課金先情報が照合されことにより、該照合された前記使用情報の登録に適した前記課金先情報を識別可能な形式で表示することを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記印刷管理装置で前記記憶媒体に記使用情報が記憶されていると判定された場合に、当該使用情報を前記印刷管理装置に対して登録を促す通知をする使用情報登録促進手段
    を更に備えることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶し、前記画像形成装置とネットワークを介して接続する印刷管理装置であって、
    前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段と、
    前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録手段と、
    前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録手段で前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信手段と、
    前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、前記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定手段と
    備えることを特徴とする印刷管理装置。
  12. 前記画像形成装置で前記記憶媒体に一時記憶された前記使用情報に紐付く補足情報と、前記課金先情報登録手段で登録されている課金先情報とを比較することにより、当該使用情報の登録に適した課金先情報を照合する照合手段
    を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の印刷管理装置。
  13. 前記第2の判定手段は、前記記憶媒体でユーザ情報に紐付いて記憶されている画像形成装置への最終ログイン日時と、前記印刷管理装置に登録される前記課金先情報に紐付いて記憶されている当該課金先情報の印刷管理装置への登録日時とを比較することにより、当該課金先情報の登録日時が、前記最終ログイン日時よりも新しい日時であるか否かを以て当該課金先情報を新たな課金先情報と判定することを特徴とする請求項11または12に記載の印刷管理装置。
  14. 像形成装置と、当該画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶する印刷管理装置とがネットワークを介して通信可能な印刷管理システムにおける課金処理方法であって、
    前記画像形成装置において、
    前記画像形成装置の表示手段が、前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示ステップと、
    前記画像形成装置の選択受付手段手段が、前記表示ステップで表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記画像形成装置の使用情報一時記憶手段が、前記選択受付ステップで前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、前記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶ステップと、
    前記画像形成装置の登録要求手段が、前記選択受付ステップで選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求ステップとを含み、
    前記印刷管理装置において、
    前記印刷管理装置の使用情報登録手段が、前記画像形成装置の登録要求ステップによる登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録ステップと含み
    前記画像形成装置の選択受付ステップは、前記使用情報一時記憶ステップにより前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、
    前記画像形成装置の登録要求ステップは、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする課金処理方法。
  15. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶する印刷管理装置とネットワークを介して接続し、画像の形成を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の表示手段が、前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示ステップと、
    前記画像形成装置の選択受付手段手段が、前記表示ステップで表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記画像形成装置の使用情報一時記憶手段が、前記選択受付ステップで前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、前記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶ステップと、
    前記画像形成装置の登録要求手段が、前記選択受付ステップで選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求ステップとを含み、
    前記画像形成装置の選択受付ステップは、前記使用情報一時記憶ステップにより前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付け、
    前記画像形成装置の登録要求ステップは、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うことを特徴とする制御方法。
  16. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶し、前記画像形成装置とネットワークを介して接続する印刷管理装置の制御方法であって、
    前記印刷管理装置の使用情報登録手段が、前記画像形成装置の登録要求ステップによる登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録ステップと、
    前記印刷管理装置の課金先登録手段が、前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録ステップと、
    前記印刷管理装置の課金先情報送信手段が、前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録ステップで前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信ステップと、
    前記印刷管理装置の第1の判定手段が、前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、前記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記印刷管理装置の第2の判定手段が、前記第1の判定ステップにより前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  17. 像形成装置と、当該画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶する印刷管理装置とがネットワークを介して通信可能な印刷管理システムにおいて実行されるプログラムであって、
    前記画像形成装置を、
    前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、前記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段として機能させ、
    前記印刷管理装置を、
    前記画像形成装置の登録要求手段による登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段として機能させ
    前記画像形成装置の選択受付手段を、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付けるべく機能させ、
    前記画像形成装置の登録要求手段を、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うべく機能させることを特徴とするプログラム。
  18. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶する印刷管理装置とネットワークを介して接続し、画像の形成を行う画像形成装置において実行されるプログラムであって、
    前記画像形成装置を、
    前記画像形成装置の表示部に、前記印刷管理装置で記憶している前記課金先情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示されている前記課金先情報の中から、前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で前記課金先情報を前記課金先情報に対して登録しない合、前記画像形成装置の使用情報を、ユーザのユーザ情報を記憶している記憶媒体に記憶する使用情報一時記憶手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた前記課金先情報に対する当該使用情報の登録要求を前記印刷管理装置に行う登録要求手段として機能させ、
    前記選択受付手段を、前記使用情報一時記憶手段により前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先を登録する場合、前記記憶媒体に記憶されている使用情報の課金先として前記課金先情報の選択を受け付けるべく機能させ、
    前記登録要求手段を、前記記憶媒体に記憶されている使用情報を前記選択された課金先情報に対して登録するための登録要求を前記印刷管理装置に行うべく機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 画像形成装置による印刷業務に係る使用情報の課金先とする課金先情報を記憶し、前記画像形成装置とネットワークを介して接続する印刷管理装置において実行されるプログラムであって、
    前記印刷管理装置を、
    前記画像形成装置の印刷業務に係る使用情報の登録を行う課金先情報の登録要求を受け付けた場合に、当該登録要求に応じて前記課金先情報に対して前記使用情報の登録を行う使用情報登録手段と、
    前記課金先情報と、当該課金情報を選択可能なユーザのユーザ情報と紐付けて登録する課金先登録手段と、
    前記画像形成装置にログインするユーザのユーザ情報を前記記憶媒体より受け付けたときに、前記課金先登録手段で前記ユーザ情報に紐付いて登録されている課金先情報を取得して、前記画像形成装置において表示すべく送信する課金先情報送信手段と、
    前記画像形成装置でユーザのログイン時に受け付けた前記ユーザ情報を記憶している記憶媒体に、前記使用情報が記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記記憶媒体に前記使用情報が記憶されていると判定された場合に、前記画像形成装置へのログインが承認された前記ユーザ情報に紐付いて課金先情報が記憶されているか否かを判定する第2の判定手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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