JP5227912B2 - 蜂の巣箱 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば農作物を受粉させるための蜜蜂用の巣箱に関するものである。
従来、この種の蜂の巣箱としては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この従来構成においては、箱本体の側壁に蜜蜂の出入り口としての巣門が設けられている。箱本体の側壁の外面には閉鎖板が支軸ネジにより、通気口を開放する位置と閉鎖する位置とに回動可能に支持されている。そして、農家から養蜂業者に蜜蜂の受注があった場合には、閉鎖板により巣門が閉鎖されるとともに、箱本体内に所定数の蜜蜂が収容された状態で、蜂の巣箱が農家に届けられる。
特開平10−165035号公報
ところが、この従来の蜂の巣箱においては、閉鎖板がストッパによる回動抵抗によって、通気口を開放する位置と閉鎖する位置とに位置決めされるようになっている。このため、巣門の閉鎖状態で箱本体内に蜜蜂を収容して、蜂の巣箱を農家まで搬送する際に、箱本体に加わる振動等により、閉鎖板が巣門の閉鎖位置から開放位置側に回動されて、通気口が不用意に開放されるおそれがあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、閉鎖板よって巣門を閉鎖した状態で、箱本体内に蜜蜂を収容して、蜂の巣箱を搬送する際に、閉鎖板が巣門の閉鎖位置から妄動することを抑制することができて、箱本体内の蜜蜂が巣門から逃げ出すおそれを防止することができる蜂の巣箱を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、箱本体の側壁に巣門を設けた蜂の巣箱において、前記箱本体の側壁には巣門を開閉するための閉鎖板を移動可能に設けるとともに、閉鎖板の外周部の切欠きに係合して閉鎖板をロックするためのロック部材を設け、前記閉鎖板が第1の位置に配置されたときには、その閉鎖板により前記巣門が閉鎖されるとともに、前記ロック部材が前記切欠きと係合可能に対応し、前記閉鎖板が第2の位置に配置されたときには、前記切欠きが前記巣門に合致して巣門が開放されるようにしたことを特徴としている。
従って、この発明の蜂の巣箱においては、農家から養蜂業者に蜜蜂の受注があった場合、閉鎖板が第1の位置に配置されて、その閉鎖板により巣門が閉鎖される。このとき、ロック部材が閉鎖板の外周部の切欠きと係合可能に対応するため、ロック部材を切欠きに係合させれば、閉鎖板が巣門を閉鎖する第1の位置にロックされる。そして、この状態で箱本体内に所定数の蜜蜂を収容して、蜂の巣箱を農家まで搬送すれば、その搬送中に箱本体に振動等が加えられても、閉鎖板が巣門の閉鎖位置から妄動することはない。よって、蜂の巣箱の搬送中に巣門が開放されて、箱本体内の蜜蜂が巣門から逃げ出すおそれを防止することができる。
しかも、この発明の蜂の巣箱においては、閉鎖板の外周部に設けられた切欠きにより、巣門の開放とロック部材との係合とが併用されるように構成されている。このため、閉鎖板を巣門の閉鎖位置にロックするための構成を簡単にすることができる。
また、前記の構成において、前記閉鎖板は前記側壁に回動可能に支持され、前記閉鎖板上にはその回動中心を挟んで前記切欠きと反対側に位置するようにハンドルを設けるとよい。このように構成した場合には、農家において蜂の巣箱を農業ハウス内等の所定箇所に設置した後、ハンドルを把持して閉鎖板を巣門の閉鎖位置から開放位置に回動させたとき、巣門から蜜蜂が飛び出しても、刺されるおそれを回避することができる。
以上のように、この発明によれば、閉鎖板よって巣門を閉鎖した状態で、箱本体内に蜜蜂を収容して、蜂の巣箱を搬送する際に、閉鎖板が巣門の閉鎖位置から妄動することを抑制することができて、箱本体内の蜜蜂が巣門から逃げ出すおそれを防止することができるという効果を発揮する。
一実施形態の蜂の巣箱を正面側から見て示す斜視図。 図1の蜂の巣箱を分解して示す斜視図。 図1の蜂の巣箱を背面側から見て示す斜視図。 同蜂の巣箱の要部断面図。 (a)及び(b)は巣門を閉鎖及び開放した状態を示す蜂の巣箱の正面図。 (a)及び(b)は通気孔を閉鎖及び開放した状態を示す蜂の巣箱の正面図。
以下に、この発明を具体化した蜂の巣箱の一実施形態を、図面に従って説明する。
図1〜図3に示すように、この実施形態の蜂の巣箱11は全体がベニヤ板等の木製の板材により形成され、使用後に簡単に焼却処理できるようになっている。蜂の巣箱11の箱本体12は、上面を開口した長四角箱形状に形成されている。箱本体12の開口外周縁には蓋支持用フランジ13が突設されるとともに、箱本体12の開口内周縁の両側部には一対の支持突条14が固定されている。
図2に示すように、前記箱本体12内には、複数の巣枠15が着脱可能に収容されている。各巣枠15の上端両側部には、箱本体12内の支持突条14に支持するための一対の支持片16が突設されている。各巣枠15の上端部の一側前面及び他側後面には、並設状態の巣枠15間に所定の間隔を確保するためのスペーサ17が突設されている。
図2及び図4に示すように、前記箱本体12内には、糖液よりなる液餌Bを収容するための餌容器18が箱本体12の側壁12aの前部内面に隣接した状態で着脱可能に収容されている。餌容器18は上面を開口した扁平な細長四角箱形状に形成され、その餌容器18の上端両側部には、箱本体12内の支持突条14に支持するための一対の支持片19が突設されている。餌容器18の後面上端部の両側には、隣接する巣枠15との間に所定の間隔を確保するためのスペーサ20が突設されている。
前記箱本体12の上面開口には、蓋部材21が着脱可能に被覆装着されている。蓋部材21は下面を開口した薄型四角箱形状に形成されている。そして、箱本体12内に複数の巣枠15及び餌容器18を配置するとともに、所定数の蜜蜂を収容した状態で、箱本体12上に蓋部材21を装着することにより、蓋部材21の下端周縁が箱本体12の外周縁の蓋支持用フランジ13に支持されて、箱本体12の上面開口が閉鎖される。
図1、図4及び図5に示すように、前記箱本体12における端壁12bの一側下端部には、蜜蜂の出入り口としての横長孔状の巣門22が形成されている。箱本体12の下面の両側縁には、一対の脚片23が固定されている。巣門22と対応する側の脚片23の外端部には、外側に大きく突出する突出部23aが形成されている。そして、複数の蜂の巣箱11を長さ方向に隣接して設置した場合、脚片23の突出部23aが隣接する脚片23であって、突出部23aが形成されていな脚片23の接触することにより、各蜂の巣箱11間に所定の間隔が確保されて、対向する箱本体12の端壁12bにより巣門22が閉塞されることが抑制される。
図1及び図4に示すように、前記箱本体12の端壁12bの外面には、巣門22を開閉するための円板状の閉鎖板24が取付ネジ等の支軸25を中心に回動可能に支持されている。脚片23の突出部23a上には案内片26が固定され、その案内片26と箱本体12の端壁12bとの間には、閉鎖板24の外周縁を案内するための案内溝27が形成されている。閉鎖板24の外周部には、巣門22と合致可能な凹状の切欠き28が形成されている。閉鎖板24の外面には、回動操作用のハンドル29が閉鎖板24の回動中心を挟んで切欠き28と反対側に位置するように突設されている。
前記閉鎖板24を挟んで巣門22と反対側、つまり閉鎖板24の上方側に位置するように、箱本体12の端壁12bの外面には、ロック部材30が取付ネジ等の支軸31を中心に回動可能に支持されている。ロック部材30の先端下部には、閉鎖板24上の切欠き28に係合可能な係合部30aが突設されている。
そして、図1、図4及び図5(a)に示すように、閉鎖板24が切欠き28を上向きにした第1の位置P1に回動配置されたときには、その閉鎖板24の外周縁により巣門22が閉鎖されるとともに、ロック部材30の係合部30aが切欠き28と係合可能に対応配置される。この状態で、ロック部材30の係合部30aが切欠き28に係合されることにより、閉鎖板24が巣門22を閉鎖した第1の位置P1において回動不能にロックされる。これに対して、図5(b)に示すように、閉鎖板24が切欠き28を下向きにした第2の位置P2に回動配置されたときには、切欠き28が巣門22に合致して、その巣門22が開放される。
図3及び図4に示すように、前記巣門22と反対側において、箱本体12における端壁12bの他側面には、箱本体12内の通気を図るための円形状の通気孔32が形成されている。通気孔32の内面には、蜜蜂の出入りを阻止するための網体33が取り付けられている。通気孔32の下方において、箱本体12における端壁12bの他側面には円形状の補助巣門34が形成され、その補助巣門34にはキャップ35が端壁12bの外面側から着脱可能に取り付けられている。
前記箱本体12における端壁12bの他側外面には、ほぼ四角状の開閉板36が取付ネジ等の支軸37を中心に回動可能に支持されている。開閉板36の一側端部には、開閉板36を回動操作するための操作用孔38が形成されている。そして、図6(a)に示すように、開閉板36が上方位置に回動されたときには、通気孔32が閉鎖されて箱本体12内の通気が規制される。これに対して、図6(b)に示すように、開閉板36が側方位置に回動されたときには、通気孔32が開放されて箱本体12内の通気が促される。
図1及び図4に示すように、前記蓋部材21の上面には、餌容器18内に液餌Bを供給するための円形状の餌供給孔39が形成されている。餌供給孔39には、キャップ40が蓋部材21の外面側から着脱可能に取り付けられている。箱本体12の側壁12aの前面及び餌容器18の側壁の前面には、餌容器18内の液餌Bの量を確認するための窓部41,42が形成されている。各窓部41,42は、箱本体12の側壁12a及び餌容器18の側壁に形成された縦方向に延びる長孔状の透孔41a,42aと、その透孔41a,42aを塞ぐように箱本体12の側壁12a及び餌容器18の側壁の内面側に装着された透明板41b,42bとより構成されている。
前記餌容器18の内部には、同容器18内の液餌Bの液面Baを指示するための指示部材43が窓部42と対向して設けられている。指示部材43はストロー等の比重の小さい軽量な円筒体より構成され、液餌Bの液面Baに沿って浮上されて液餌Bの液面Baを指示する。図1に示すように、箱本体12の側壁12aに設けられた窓部41の透明板41bには、餌容器18内の液餌Bの上限量及び下限量を示す一対の目盛り線44,45が付けられている。この場合、例えば上限量の目盛り線44は黒色、下限量の目盛り線45は赤色、指示部材43は黄色等となるように、各目盛り線44,45及び指示部材43の色を変化させることが好ましい。
さて、この蜂の巣箱11において、農家から養蜂業者に蜜蜂の受注があった場合には、図1及び図5(a)に示すように、箱本体12の端壁12bの一側外面に設けられた閉鎖板24を、その外周部の切欠き28が上向きになった第1の位置P1に回動させると、閉鎖板24の外周下部により巣門22が閉鎖される。このとき、ロック部材30の係合部30aが閉鎖板24上の切欠き28と係合可能に対応される。このため、ロック部材30の係合部30aを切欠き28に係合させれば、閉鎖板24が巣門22を閉鎖する第1の位置P1にロックされる。
そして、箱本体12の上面開口から内部に所定数の蜜蜂を巣枠15と一緒に収容するとともに、餌容器18を収容する。その後、箱本体12上に蓋部材21を装着すると、箱本体12の上面開口が閉鎖される。また、高温時等においては、図6(b)に示すように、箱本体12の端壁12bの他側外面に設けられた開閉板36を側方位置に回動させると、通気孔32が開放されて箱本体12内の通気が促される。そして、この蜜蜂の収容状態で、蜂の巣箱11を農家まで搬送する。
この蜂の巣箱11の搬送時には、前記のように閉鎖板24がロック部材30により、巣門22を閉鎖した位置にロックされているため、その搬送途中で箱本体12に加わる振動等により、閉鎖板24が巣門22の閉鎖位置から開放位置側に妄動することはない。よって、蜂の巣箱11の搬送中に巣門22が開放されて、箱本体12内の蜜蜂が巣門22から逃げ出すおそれを防止することができる。
また、農家において蜂の巣箱11を農業ハウス内等の所定箇所に設置した後、図5(a)に矢印で示すように、ロック部材30を時計方向に回動させると、ロック部材30の係合部30aが閉鎖板24の切欠き28から離脱されて、閉鎖板24がロック状態から解除される。その後、ハンドル29を把持して閉鎖板24を回動させ、図5(b)に示すように、切欠き28を下向きの状態にすると、切欠き28が巣門22に合致して巣門22が開放される。
この場合、ハンドル29が閉鎖板24上においてその回動中心を挟んで切欠き28と反対側に配置されている。このため、ハンドル29を把持して閉鎖板24を巣門22の閉鎖位置から開放位置に回動させたとき、巣門22から飛び出した蜜蜂により刺されるおそれを防止することができる。
さらに、農家においては、蜂の巣箱11を設置した後、箱本体12内の餌容器18に糖液等の液餌Bを供給する。すなわち、蓋部材21の餌供給孔39からキャップ40を取り外して餌供給孔39を開口させ、その餌供給孔39を介して餌容器18内に液餌Bを供給する。このとき、箱本体12の側壁12a及び餌容器18の側壁に、餌容器18内の液餌Bの量を確認するための窓部41,42が形成されているため、その窓部41,42から液餌Bの量を確認しながら供給作業を行うことができる。
この場合、餌容器18の内部に液餌Bの液面Baを示す指示部材43が設けられるとともに、箱本体12側の窓部41の透明板41bに液餌Bの上限量及び下限量を示す目盛り線44,45が付けられている。このため、指示部材43と上限量の目盛り線44との指示に基づいて、餌容器18内に規定量の液餌Bを餌容器18から溢れ出すことなく簡単に供給することができる。よって、餌容器18から箱本体12内に液餌Bが溢れ出すことにより、蟻が侵入したり、巣門22から箱本体12外に液餌Bが溢れ出すことによりその液餌Bが蜜蜂に付着したりすることを防止できる。液餌Bが蜜蜂による受粉に悪影響を及ぼしたりするおそれを防止することができる。
また、農家において蜜蜂の飼育中には、箱本体12及び餌容器18の窓部41,42を介して、餌容器18内の液餌Bの残量を確認することができる。この場合にも、指示部材43と下限量の目盛り線45との指示に基づいて、餌容器18内の液餌Bの残量を容易に確認することができ、必要に応じて蓋部材21の餌供給孔39から餌容器18内に液餌Bを適切に補足供給することができる。そして、この液餌Bの補足供給時にも、前記の場合と同様に、窓部41,42を介して液餌Bの量を確認しながら、餌容器18から液餌Bが溢れ出すことなく供給作業を容易に行うことができる。
以上のように、この実施形態の蜂の巣箱においては、以下の効果を奏する。
(1) 閉鎖板24がロック部材30により、巣門22を閉鎖する位置にロックされるようになっている。このため、巣門22の閉鎖状態で箱本体12内に蜜蜂を収容して、蜂の巣箱11を搬送する際に、閉鎖板24が巣門22の閉鎖位置から妄動することを抑制することができる。よって、蜂の巣箱11の搬送中に巣門22が開放されて、箱本体12内の蜜蜂が巣門22から逃げ出すおそれを防止することができる。
(2) 閉鎖板24の外周部に設けられた切欠き28により、巣門22の開放とロック部材30との係合とが併用されるように構成されている。このため、閉鎖板24を巣門22の閉鎖位置にロックするための構成を簡略化することができる。
(3) ハンドル29が閉鎖板24上においてその回動中心を挟んで切欠き28と反対側に配置されているため、ハンドル29により閉鎖板24を巣門22の開放位置に回動させたとき、蜜蜂により刺されるおそれを防止することができる。
(4) 箱本体12及び餌容器18に、餌容器18内の液餌Bの量を確認するための窓部41,42が形成されているため、液餌Bの量を確認しながら供給作業を行うことができ、適正な量の液餌Bを供給できる。
(5) 液餌Bの液面Baを示す指示部材43が設けられるとともに、箱本体12側の窓部41に液餌Bの上限量及び下限量を示す目盛り線44,45が付けられている。このため、適正量の液餌Bを簡単に供給することができる。また、指示部材43と目盛り線44,45とに基づいて、餌容器18内の液餌Bの残量を容易に確認することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、閉鎖板24を対向する一対の側壁に設けること。
・ 餌容器18内の指示部材43を省略すること。このように構成した場合は、液餌Bの量がその液面により直接判別される。
(別の技術的思想)
さらに、上記実施形態により把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果とともに記載する。
(A) 前記箱本体の内部には、箱本体の上部開口を閉鎖する蓋部材の孔から液餌が供給される餌容器を設け、箱本体の側壁及び餌容器の側壁には餌容器内の液餌の量を確認するための窓部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の蜂の巣箱。
この構成によれば、蜜蜂の飼育中に、箱本体及び餌容器の窓部を介して、餌容器内の液餌の量を容易に確認することができ、必要に応じて蓋部材の孔から餌容器内に液餌を適切に補足供給することができる。また、この液餌の供給時には、窓部から餌容器内の液餌の量を確認しながら供給作業を行うことができるため、餌容器内から液餌が溢れ出すおそれもない。
ちなみに、箱本体及び餌容器に窓部が設けられていない場合には、箱本体内に配置された餌容器内の液餌の量を確認することが困難であって、液餌の供給を適切に行うことができなかった。よって、餌容器内の液餌の残量が少なくなって、蜜蜂の生育に支障を来すおそれがあった。また、箱本体及び餌容器に窓部が設けられていない場合には、液餌の供給時に、餌容器内の液餌の量を確認しながら供給作業を行うことができないため、餌容器内から箱本体内に液餌が溢れ出すおそれがあった。そして、箱本体内に液餌が溢れ出した場合には、蟻の侵入や攻撃の対象になった。さらに、液餌が巣門から箱本体外に溢れ出した場合には、蜜蜂による受粉に悪影響を及ぼすおそれもあった。
(B) 前記各窓部は、縦方向に延びる長孔状の透孔と、その透孔を覆う透明板とよりなることを特徴とする前記(A)項に記載の蜂の巣箱。
この構成によれば、窓部の構造が簡単であるとともに、透明板を介して餌容器内の液餌の量を容易に確認することができる。
(C) 前記餌容器の内部には、同容器内の液餌の液面を示す指示部材を前記窓部と対向して設けたことを特徴とする前記(A)項または(B)項に記載の蜂の巣箱。
この構成によれば、指示部材による液餌の液面の指示に基づいて、餌容器内の液餌の量を容易に確認することができる。
11…蜂の巣箱、12…箱本体、12a…端壁、12b…端壁、15…巣枠、18…餌容器、21…蓋部材、22…巣門、24…閉鎖板、25…支軸、28…切欠き、29…ハンドル、30…ロック部材、39…餌供給孔、41,42…窓部、41a,42a…透孔、41b,42b…透明板、43…指示部材、B…液餌、Ba…液面、P1…第1の位置、P2…第2の位置。

Claims (2)

  1. 箱本体の側壁に巣門を設けた蜂の巣箱において、
    前記箱本体の側壁には巣門を開閉するための閉鎖板を移動可能に設けるとともに、閉鎖板の外周部の切欠きに係合して閉鎖板をロックするためのロック部材を設け、
    前記閉鎖板が第1の位置に配置されたときには、その閉鎖板により前記巣門が閉鎖されるとともに、前記ロック部材が前記切欠きと係合可能に対応し、
    前記閉鎖板が第2の位置に配置されたときには、前記切欠きが前記巣門に合致して巣門が開放される
    ことを特徴とする蜂の巣箱。
  2. 前記閉鎖板は前記側壁に回動可能に支持され、前記閉鎖板上にはその回動中心を挟んで前記切欠きと反対側に位置するようにハンドルを設けたことを特徴とする請求項1に記載の蜂の巣箱。
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