JP5227403B2 - コーデックのネゴシエーションおよび選定における、またはそれらに関する改善 - Google Patents

コーデックのネゴシエーションおよび選定における、またはそれらに関する改善 Download PDF

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Description

本発明は、特に、ただし限定的ではないが、無線アクセスネットワークにおけるコーデックのネゴシエーションおよび選定における、またはそれらに関連する改善に関する。
タンデムフリー・オペレーション(TFO:Tandem Free Operation)および帯域外トランスコーダ制御(OoBTC:Out−of−Band Transcoder Control)に関して、音声パス(speech path)に沿って生ずる不必要なトランスコーディングのステップによって引き起こされる音声品質の劣化を回避するために弛まぬ努力が続けられている。これらの双方の技術の達成は、音声パスのそれぞれのサブリンクの上で使用されるべきコーデックタイプのリストの交換に依存する。タンデムフリー・オペレーション(TFO)は、パルス符号変調(PCM)コネクションを通して、圧縮された音声を通過させるために使用する帯域内手順である。TFOは、呼設定の後に適用され、帯域内プロトコルを使用して行う、TFOピア間でのコーデック情報の交換を含む。最適な共通コーデックは規約の所定のセットに従って決定される。帯域外トランスコーダ制御(OoBTC)は、呼制御ノード(CCN:call control node)の間での手順であって、コーデックは帯域外プロトコルを使用してネゴシエーションが行われる。これは呼設定の以前にまたは呼設定の時に適用され、最適なコーデックの選定は終端ノードによって行われる。この場合には固定または所定の選定規約はない。
GSM移動体(また、移動局(MS)またはGSM端末とも呼ばれる)から生起(originate)される呼の呼設定手順においては、呼の生起側における移動交換局(MSC:Mobile Switching Center)サーバ(MSC−S)は、MSの、端末サポートコーデックタイプに関する情報を受信する。この情報は、初期の呼設定シグナリングの間に、直接転送アプリケーション部分(DTAP:direct transfer application part)メッセージの中で、MSからMSCに送信される。このメッセージは物理的に基地局制御装置(BSC)に渡されるが、BSCはこの通信に機能的に関与はしない。その後、生起側のMSC−S(生起MSC−S)は、ピア終端MSC−Sとコーデックのネゴシエーションを実行し、コアネットワークの中で使用するべき適切なコーデックを決定する。これは一般にOoBTC手順と呼ばれ、選定されたコーデック(SC:selected Codec)を生成する。終端側のMSC−S(終端MSC−S)はそのSCを選定し、利用可能なコーデックリスト(ACL:available Codec list)を決定し、これをメッセージの中に入れて生起MSC−Sに送信し返す。これを受けて、生起MSC−Sは、音声コーデックバージョンリスト(SCVL:speech Codec version list)の形で可能な音声コーデックバージョンのリストを構築する。このリストは、生起MSC−Sのプレファレンス(preference)に従って順番に並べられている。いずれかの音声コーデックバージョンがコアネットワークの中で使用されるSCと同一またはSCと互換性がある場合には、これらのコーデックは他のコーデックバージョンよりも好まれる。これは、これによりBSCとMSCとの間のGSM信号インタフェース(Aインタフェース)の上でTFO動作が可能になるという事実による。その後に、生起MSC−Sは、Aインタフェースに接続する制御メディアゲートウェイ(MGW:media Gateway)ノードの中でTFOをイネーブルする。生起MSC−Sはまた、生起側のBSC(生起BSC)が無線ベアラを捕捉できるように生起BSCからのチャネル割り当てを要求する。その要求は、可能なコーデックタイプのSCVLを含む。それと同時に、生起BSCは、リストの中から適切なコーデックタイプを選定し、そしてネゴシエーションされたコーデックタイプ(SC)を使用してコアネットワークベアラが捕捉される。選定されたMSC−Sには、ベアラ設定手順が成功裏に実行されたことを通知することができる。基地局システム(BSS)の中のトランスコーディング・ユニット(transcoding unit)とMGWとはTFOネゴシエーションを実行する。コアネットワークの中で使用される、選定されたコーデックと、BSCによって選定されたコーデックとが互換性がある場合には、TFOの動作が可能になり、トランスコーディングを行わない動作が、少なくとも呼の生起側においては達成される。
呼設定が、異なるタイプの無線アクセスネットワークによって生起されるかまたは終端される場合には、上記で記述した処理の変形を適用することが可能である。しかしながら、それとは関係なく、上記で記述した処理には多くの問題点が存在する。呼設定に対して標準化/仕様化された手順では、生起MSC−Sは、BSCと割り当てメッセージの通信を行う前にコアネットワークの中でコーデックネゴシエーションを実行する必要がある。この割り当てメッセージは適正な無線チャネルの捕捉を要求するために使用され、呼に対して使用することができる音声コーデックのセットを定義する好ましい音声バージョンリスト(PSVL:preferred speech version list)を提供することができる。リストの中では、第1のコーデックが一般的に最も好まれる。BSCは、このPSVLからいずれの音声コーデックも自由に選定できるようになる。BSCが行う選定はコアネットワークの中でコーデックが選定された後に行われ、これは、BSCはコーデックネゴシエーションまたはネットワークにおけるいずれのエンドツーエンドの問題に関しても知らないという事実に基づく。従って、BSCの決定は、単にローカルな観察に基づく。これによって、しばしば、BSCは、コアネットワークの中で選定された、または呼のパスに沿った他のいずれかのBSCの中で選定されたコーデックとは互換性のないコーデックを選定するという状況に陥る。
あるいは、BSCは、MSC−Sが好むコーデックを選定するが、これはTFOをサポートするコーデックではないし、また、トランスコーディング・フリー・オペレーション(TRFO:transcoding free operation)をサポートするコーデックでもないという場合もあり得る。結果として、Aインタフェースの上でのTFOは達成されず、トランスコーディングを実行しなければならず、これは、呼の音声品質に対する負の影響を与え、また、メディアゲートウェイリソースのコストを増大させることになる。
BSCがなぜコアネットワークとの互換性がないコーデックを選定する(すなわち、受信したPSVLの中の第1の要素を選定しない)かについて、多くの理由が存在し得る。これらは以下を含む。
・第1のコーデックに対するトランスコーディング・リソースは、BSCにとって現在利用可能でない。
・利用可能なトランスコーディング・リソースは得られるが、TFOサポートが得られない。
・一時的にまたはローカルに限定された無線チャネル容量のために、BSCは好ましいフルレートチャネルの代わりにハーフレートチャネルを選定する場合がある。
コアネットワークの中で選定されたコーデックを変更することを通して、互換性のないことおよび失敗したTFO設定を修正することが可能である。これはOoBTCの呼中(mid−call)での変更またはネゴシエーション手順によって達成することができる。しかしながら、これは以下で示す不利点をもたらす。
・コアネットワークの中で選定されたコーデックタイプを変更することは、必ず音声接続に対する負の影響を伴い、それにより、呼の総合的な音声品質を低下する。
・コアネットワークの中でのいかなるコーデックタイプの変更も、呼の他の一方の側における無線アクセスに使用するコーデックの変更を起動する可能性があり、それによって、呼の音声品質が低下する。さらに、呼の他の一方の側は新しく選定されたMSCコーデックを拒否する自由度を有し、コーデックを変更しようとする試みは完全に失敗する可能性がある。
・コアネットワークの中で選定されたコーデックのいずれの変更も、さらに付加的なシグナリングを必要とし、従って、さらに付加的なネットワークリソースが必要になる。
・OoBTCの呼中での変更またはネゴシエーション手順は終端側によって拒否される可能性があり、これにより、シグナリングリソースを不必要に使用する結果となる。
・OoBTCの呼中での変更またはネゴシエーション手順は、混成ベンダまたは混成構成の環境下では完全に失敗する可能性がある。
本発明の1つの目的は、無線アクセスネットワークにおいてコーデックタイプを選定しネゴシエーションするための方法および装置を提供することである。これにより、従来技術に関連する問題点の少なくともいくつかを克服することができる。
本発明の別の目的は、コアネットワークとBSCとの間でのコーデックネゴシエーションの連繋を改善するための方法および装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、無線アクセスネットワークにおけるTFO動作とTRFO動作とを改善するための方法および装置を提供することである。
本発明は、添付の特許請求の範囲に記載する方法およびシステムを提供する。
本発明の第1の側面によれば、第1の端末から第2の端末への呼に対する呼設定メッセージを変更する方法が提供される。呼設定メッセージは、呼に関連する少なくともいくつかのシグナリングまたはトラフィックを取り扱う中間ノード(intermediate node)を介して、第1の端末からネットワークノードに送信される。ここで、ネットワークノードは、第2の端末への呼に対する呼設定要件のネゴシエーションに責任を持つ。本方法は、中間ノードにおいて呼設定メッセージをインタセプトするステップと、中間ノードが呼に関連するシグナリングまたはトラフィックを取り扱うことができる方法に影響を与える、中間ノードに関連する1つ以上のプレファレンス(preference)またはケイパビリティ(capability)を識別するステップと、前記プレファレンスまたはケイパビリティに関する情報に基づいて呼設定メッセージを変更するステップと、変更したメッセージに基づいて前記ネゴシエーションをノードが実行できるように、変更した呼設定メッセージをネットワークノードに送信するステップとを有する。
本発明の第2の側面によれば、第1の端末から第2の端末への呼に対する呼設定メッセージを変更するための、ネットワークの中間ノードにおける装置が提供される。呼設定メッセージは、呼に関連する少なくともいくつかのシグナリングまたはトラフィックを取り扱う前記中間ノードを介して、第1の端末からネットワークノードに送信される。ここで、ネットワークノードは、第2の端末への呼に対する呼設定要件のネゴシエーションに責任を持つ。本装置は、ネットワークノードが呼設定要件に対するネゴシエーションを開始する前に、中間ノードにおいて呼設定メッセージを受信するための受信器と、中間ノードが前記呼に関連するシグナリングまたはトラフィックを取り扱うことができる方法に影響を与える、中間ノードに関連する1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを識別し、前記プレファレンスまたはケイパビリティに関する情報に基づいて呼設定メッセージを変更するためのプロセッサと、変更したメッセージに基づいて前記ネゴシエーションをノードが実行できるように、変更した呼設定メッセージをネットワークノードに送信するための送信機とを備える。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージを変更するステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを含むアペンディクスを呼設定メッセージに追加するステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージを変更するステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って、呼設定メッセージの中の内容(content)を削除するステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージを変更するステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って呼設定メッセージに内容を追加するステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージを変更するステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って呼設定メッセージの内容の順受付けを行うステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージの中のどの内容が前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従っているかを指示するための1つ以上のセパレータを呼設定メッセージに挿入するステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージをインタセプトするステップは、第1の端末がサポートするコーデックタイプに関連するメッセージをインタセプトするステップを有する。
本発明の1つの実施形態においては、呼設定メッセージを変更するステップは、中間ノードがサポートするコーデックタイプに関する情報を含めるように呼設定メッセージを変更するステップを含む。
本発明の1つの実施形態においては、本方法はコンピュータによって実行することができる。
本発明の種々の観点によれば、多くの利点が提供される。本発明の特定の実施形態には関係なく、本発明は、動的な手段を提供し、それによって、MSCのケイパビリティに影響を行使する基地局または基地局制御装置(BSC)またはネットワークの中の他の任意の要素に関連して、生起MSCのリソースおよびケイパビリティを評価することができる。それによって、他のネットワーク要素とのコーデックネゴシエーションを効率よく行うものである。これはネットワークの効率よい動作を保証する上で重要であり、これによって過度な設備とその結果生ずる経費に関わる問題を回避することができる。
呼設定の時またはそれ以前に行う適正なコーデックの選定における連繋によって、ローカルに発生するいずれの異常な問題をも考慮に入れるであろうことが保証される。ローカルに発生する異常な問題とは、例えば、短期間ピーク負荷の問題、プール(pool)の不足、地理的な制約等である。MSCとコアネットワークとの間のコーデックの選定における連繋を改善することにより、音声呼の量を改善でき、音声品質が最適化され、メディアゲートウェイリソースが最小化される。また、コーデックタイプが整合できない場合の不必要でかつ高価なOoBTCの呼中手順が回避される。さらに、SIPパラメータまたはSDPパラメータを追加することにより、コーデックの構成と実装に関するネゴシエーションを処理工程の早い段階で確立することができる。本発明によってエンドツーエンドのコーデック選定が大幅に改善される。また本発明はGERANからトランスコーディング機能を取り除き、それをメディアゲートウェイに転送する段階における重要なステップである。
上記で示したように、従来の技術では、DTAPメッセージはBSCを通過するが、BSCはこのメッセージのいずれの処理においても機能的に関与しない。このメッセージはBSCから見て本質的に意味不明である。一方、本発明はBSCにとってDTAPメッセージを利用可能とし可視なものにする。このように、BSCは、MSC−Sによって引き続き行われるコーデックのネゴシエーションに対して影響を行使することができる。
例として示した添付の図面を参照する。
本発明の実施形態に従った、GSM移動体が生起する呼に対する呼設定手順の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に従った、呼設定手順に対する本方法のステップの例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に従った、呼設定メッセージに対するアペンディクスの例を示す図である。 本発明の実施形態に従った、ネットワークにおいて呼設定手順を実行する中間ノードの例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に従った、中間ノードにおける本方法のステップの例を示すフローチャートである。
図1は、トランスコーディングを行わない動作の呼に対して、GSM移動体が生起する呼に対する呼設定手順を示す。図1は、移動交換局(MSC:mobile switching centre)102における移動交換局サーバ装置(MSC−S)(これ自体は図示せず)と通信を行っている基地局100を示す。MSCはメディアゲートウェイ装置104および基地局システム(BSS)106と通信を行っている。BSSは基地局制御装置ノードまたは基地局制御装置(BSC)108およびトランスコーディングユニット(TRAU)110を含む。呼は移動局(MS)100から生起される。移動局100はGSM端末と呼ぶこともできる。GSM端末はそれと関連するMSC−Sと、BSSおよびBSCを通して通信する。呼を生起するGSM端末は、サポートするコーデックタイプ(oMS−SCL:originating Mobile Station Supported Codec List)をMSC−Sに対するメッセージの中で指示する。図1の中で点線は、種々の装置間でのいくつかの物理的接続を示す。これらの接続はもっと多くてもよいと理解されるであろう。さらに、図1の中で、矢印は論理的接続を示し、これも通信可能であることを示す。物理的接続は接続に適したいずれの型の接続でもよい。これらの接続は、例えば、有線接続、無線接続等の、物理的または論理的な接続を含む。例えばVoIP(voice over IP)等の、他の任意の適切な接続も使用することができる。MSC−SとGSM端末との間の通信は矢印112で示されている。
本発明に従えば、この時点から(またはそれ以前でもよい)、処理は従来技術の方法とは異なってくる。本方法では、GSM端末からのメッセージは物理的にBSCを通過し、BSCに使用されてコーデックネゴシエーションの連繋を改善する。この方法を以下で詳細に記述する。従来技術においては、メッセージはBSCにとって意味不明であったが、ここではメッセージは、BSCによって得ることができて利用される。簡単に表現すれば、OoBTC手順が開始される以前であっても、oMS−SCLの中の音声コーデックタイプに対する、あり得るいずれの制約に関しても、BSCはMSCに通知する。BSCにおける制約に関しては、例えば、時間または地理的要因に基づく、トランスコーディングリソースまたはTFOリソースの不足等の、多くの異なる理由が存在する。いずれの制約に関しても極力早くBSCがMSC−Sに通知することには極めて大きな利点があり、本発明は従来技術に関連する問題点の多くを克服する、簡単で後方互換性のある(backward compatible)手順を提供する。BSCがMSC−Sに通知する種々の様式を以下でより詳細に記述する。
GSM端末がどのコーデックをサポートするかに関する情報は、以下に示すメッセージのいずれかの中で呼設定の間にMSC−Sに送信される。これらのメッセージは、生起側においては、設定、緊急設定のメッセージ、また終端側においては呼確認のメッセージである。これを実行することができる多くの標準化された様式があり、例えば、SVL(Speech version list)、または移動局のコーデックリスト(CL)等である。しかし、本明細書では、簡単にするために、全てを移動局サポートコーデックリスト(MS−SCL:mobile station’s supported Codec list)と呼ぶことにする。このSVLは一般にはGSM端末のプレファレンスに従って順番に並べられる。CLにはプレファレンスの順序が無く、順不同のビットマップである。
本発明の1つの実施形態では、BSCは、MS−SCLの中のコーデック情報を変更することができ、それは情報がMSC−Sに到着する以前でも可能である。BSCは、TFOのケイパビリティとプレファレンスに従って、またリソースの利用可能性に従って、MS−SCLリストの順番を入れ替えることができる。BSCはGSM端末からのメッセージを読むことを禁止されておらず、また、適正な技術標準または技術仕様に従って、それらのメッセージを変更することも禁止されてはいない。BSCがMS−SCLの中のコーデック情報を変更した後には、その変更されたメッセージは、その後MSCが使用することができて、引き続いて行われるOoBTCのコーデックネゴシエーション手順を改善することができる。この点に関しては以下でより詳細に記述する。
音声コーデックの選定におけるプレファレンスまたは制約を、BSCがいかにして指示することができるかに関しては、多くの異なる代替の様式がある。多くの代替の様式で、MS−SCLメッセージを変更または更新することによりこれを達成することができる。
BSCは、自身のプレファレンスおよびケイパビリティに基づいてMS−SCLからコーデックを取り除くことができる。これは、本質的に、GSM端末によって与えられたプレファレンスを無視することになる。この方法は、BSCだけが本発明に従って性能が向上された場合においても動作するであろう。本発明のこの実施形態が多くの利点を有するためには、MSCの性能を向上させることは必ずしも必要ではない。GSM端末が、強制としてGSMフルバージョン1を指示する場合には、これは、GSM端末からのMS−SCLの中に含まれていない可能性がある。この場合には、もしMSCの性能が向上されていないとすれば、MSCはそれでもそれは強制であると自動的に仮定するであろう。そして、BSCに対してこのフルレートバージョン1が利用可能でない場合には、BSCは、リストを変更するために代替実施形態を使用する必要があるであろう。この件に関しては以下で示す。
BSCがサポートするコーデックタイプを、BSCがサポートしない、またはTFOがサポートしない、または他のいずれかの理由によって現在は許容されないコーデックタイプから分離するために、BSCは、セパレータ(separator)として、GSMフルレートバージョン1をMS−SCLの中に含めることができる。セパレータよりも下にリストされるいずれのコーデックも、BSCがサポートしない、またはTFOがサポートしない、またはいずれかの理由によって現在は許容されないことが表示されるであろう。
同様に、BSCは、サポートするコーデックと、BSC、TFOがサポートしない、または他のいずれかの理由で許容されないコーデックとの間の別のセパレータとして、GSM音声ハーフレートバージョン2を使用することができる。GSM音声ハーフレートバージョン2は3GPP仕様では利用されておらず、従って、セパレータとしてよく機能するであろう。さらに、セパレータは3GPP仕様では現在規定されておらず、使用されていないので、それは、MS−SCLが本発明に従ってBSCによって変更されたということを指示する、MSC−Sに対する指示子としても機能することができるであろう。BSCがサポートするコーデックのリストの中では、いくつかの異なるセパレータを使用して異なるケイパビリティを指示することができる。例えば、以下をサポートするコーデックを指示する異なるセパレータである。
a.PCMへのトランスコーディング
b.PCMプラスTFOへのトランスコーディング
c.トランスコーディングなし
本発明のさらなる実施形態においては、BSCは、順序づけしていないCLの形だけで、GSM端末からMS−SCLを受信することができ、そして、音声バージョンリスト(SVL:speech version list)を挿入してBSCのプレファレンスおよびケイパビリティを指示することができる。BSCは、BSCがサポートしないか、TFOがサポートしないか、または他のいずれかの理由によって現在は許容されないかのコーデックに関する、CLの中の記録項目を再設定することができる。GSM端末のMS−SCLリストにおけるどの記録項目をBSCがサポートするかを示すために、BSCは、追加したSVLの中にセパレータ(例えば、上記で示したGSM音声フルレートバージョン1またはGSM音声ハーフレートバージョン2)を導入することができる。上記のように、セパレータは、セパレータよりも上にリストされるいずれのコーデックも、BSCまたはTFOがサポートしない、または他のいずれかの理由によって許容されないことを指示するものである。
本発明のさらに有利な実施形態においては、BSCはMS−SCLにアペンディクス(appendix)を追加して、元の変更しないMS−SCLとMSCへのアペンディクスとを送信することができる。アペンディクスは、優先度の順位でリストした、現在サポートされているBSCコーデック(BSC−SCL)を含み、例えば、以前上記で挙げたセパレータを含むことができる。BSC−SCLの中の第3のセパレータはG.711コーデック(aLawまたはμLaw)とすることができる。本明細書では短く「PCM」と呼ぶ。BSC−SCLの中のPCMは、PCMがAインタフェース(A−interface)上でサポートされる、すなわち、BSCはPCMへのトランスコーディングをサポートするということを指示するのに使用することができるという利点を有する。これによって、MSCは、動的な、かつローカルに重要なBSCのケイパビリティとプレファレンスを極力早く受信して、それによって、引き続くコーデックネゴシエーションに対してBSCが影響を行使することができるようになる。BSCの中での処理は比較的簡単である。これは、BSCはGSM端末から受信する個々のメッセージを解析する必要がないからである。種々の異なるGSM端末から種々の異なるタイプのメッセージが受信される可能性があるので、BSCがアペンディクスを追加してそれを指示する、多くの異なる方式があり得る。BSCは、GSM端末からのメッセージを受信する以前にアペンディクスのBSC−SCLを前もって準備することができる。MS−SCLを受信するときに、時間、場所、セル負荷等に関する変化によって、準備したアペンディクスはもはや適正でない可能性があるので、また、更新を必要とする可能性があるという理由で、これは、部分的または全体的に行うことができる。しかしながら、この実施形態では、アペンディクスは前もって準備されるので、この実施形態は、MS−SCLに対するアペンディクスを追加する処理の速度を上げるであろうという利点を有する。アペンディクスの存在は、MS−SCLは更新されて、BSCは、本発明を実行することができる、性能が向上したBSCであるということを指示するものである。
本発明のさらに有利な実施形態においては、BSCは、MS−SCLがGSM端末からMSCに送信されるときに、MS−SCLに対するアペンディクスを追加する。アペンディクスは、OoBTC処理および3GPP技術仕様23.153および26.103に対して規定されているように生成され構成される。これは、BSCコーデックはBSCに対する優先度の順でリストされ、それぞれのコーデックは、生起MSCと終端MSCとの間のOoBTC処理に対して必要な全てのパラメータで規定されることを意味する。本実施形態は多くの利点を有し、これらは、BSCは、MSCと直接にかつ動的に通信することができる、また、MSCがOoBTC処理を実行するのに必要であると思われる全ての情報を含むという事実を含んでいる。これらの情報は、コーデックタイプばかりでなく、コーデック構成(Codec Configuration)、またはBSCがサポートするコーデック構成の範囲等さえも含む。
代替的実施形態においては、BSCは、上記で示したように、MS−SCLにアペンディクスを追加する。しかし、アペンディクスは、セッション記述パラメータ(SDP:session description parameter)としてセッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)に対して規定されたように生成され構成される。アペンディクスは、優先度の順でリストされた、BSCがサポートするコーデックとともに、例えばパケット化時間等の、処理を進行させるために必要である可能性のある、SIP/SDPにおける全ての付加的なパラメータを含む。
実施形態から見ることができるように、BSCは、正確に呼設定の時に、多くの異なる様式でMSCに対してBSCのプレファレンスおよびケイパビリティを指示することができる。本発明の重要な要素は、これがBSCのCケイパビリティあって、MSCがいずれのコーデックのネゴシエーション処理および選定処理を開始する以前にプレファレンスが指示されるという点である。BSCはまた、上記で記述した様式と同様の様式で、例えばハンドオーバの目的で、遅れて呼の間にBSC−SCLを送信することもできる。
上記で示した実施形態においては、BSCは一般的に、MS−SCLメッセージを変更して、BSCのコーデックのプレファレンスおよびケイパビリティを指示する。しかし、他のメッセージを修正してこの情報を通信することもできると理解されるであろう。例えば、MS−SCLメッセージはレイヤ3コンテナメッセージの中に含めることも可能である。BSCコーデックのプレファレンスおよびケイパビリティは、レイヤ3コンテナメッセージの中の適正ないずれのメッセージの中に挿入することもできるであろう。または、実に、GSM端末からMSCへBSCを通過する他の任意の適切なメッセージの中、または、BSCからMSCに直接送信される他の任意の適切なメッセージの中に挿入することもできるであろう。
図3は、本発明の実施形態に従ったアペンディクスの例を示す。この例は、OoBTC処理において、1つの任意のコーデックリストをどのようにして符号化して、生起MSCと終端MSCとの間で送信することができるかを記述したものである。このリストの例は、4つのコーデックを含み、それらが優先度の順で並べられている。すなわち、UMTS_AMR;FR_AMR;HR_AMR;GSM_EFRである。
BSCコーデックのプレファレンスおよびケイパビリティがMSCに指示されると、呼設定処理は図1を参照して、以下のように進行する。MSC−Sは、サポートするコーデックリスト(SCL:supported Codec list)114を生成することにより、コーデックネゴシエーションを開始するステップに進む。SCL114は、メッセージ116の中に入れて呼に対するピア終端MSC−S(図示せず)に送信される。終端MSC−S(TMSC−S)は終端BSC(TBSC)に連絡を取り、終端MS(TMS)は、生起側に関して記述した様式と同様な様式で、TMS−SCLを、また可能性として、TBSC−SCL返送メッセージを取得する。TMSC−Sは、受信したSCL、終端側のTFOオプション、TMS−SCL、およびTBSC−SCLを考慮に入れて、終端RANに対して最も適切なコーデックを決定する。その後、TMSC−Sはまた、全ての情報を考慮に入れてSCを選定する。TMSC−Sはまた、共通に利用可能なコーデックリスト(ACL:available Codec list)を決定する。
終端MSC−Sから生起MSC−Sに送り返す場合には、双方(SCおよびACL)はAPM(Application transport Mechnism)118で通信を行う。生起MSC−Sは、その後、生起側においてTFOオプションを評価して、SCを、GSM端末100およびBSC108がサポートする音声バージョンと比較する(120)。生起MSC−Sは生起RANに対して最も適切なコーデックを決定する。生起MSC−Sは決定したRANコーデックをMGWに送信し、矢印122で示されるように、メディアゲートウェイノード中でTFOをイネーブルする。生起MSC−Sは生起BSCからのチャネル割り当てを要求する。このチャネル割り当ては、BSCに対して可能なコーデックタイプの音声コーデックバージョンリスト(SCVL)を含み、これを使用して無線ベアラを捕捉することができる。これはチャネルタイプの情報を含み、矢印124で示されている。SCVLはMSC−Sの優先度の順で並べられており、そのリストの先頭に、最も好ましいコーデックとして決定されたRANコーデックを含む。その後、BSCは受信したSCVLリストから適切なコーデックタイプを選定する。一般的に、これはリストの上の最初にあって最も好ましいコーデックであり、BSCはプレファレンスおよびケイパビリティを既に早期にMSC−Sに指示しているという事実によって、BSCはリストの上の好ましいコーデックをサポートすることができるであろう。これによって、BSCとMGWとの間でTFOが確立されるであろう可能性が最大になる。同時に、MSCは、ネゴシエーションを行って選定したコーデックタイプ(SC)を使用して、メディアゲートウェイにコアネットワークに対するベアラを捕捉するよう命令する。これは矢印126および128で示されている。チェーン(連結線)の中の次のMSC−Sには、ベアラ設定手順が成功したことを通知することができる。その後、TFO動作を確立する試みがBSSによって実行され、MSCによってAPM接続メッセージを介しての接続が行われる。これらはどちらも矢印130で示されている。
これによって、BSSは無線リソースを負荷に基づいて最適化することができ、それぞれの呼に対してTFOに対する高い成功率を得ることができる。これによって、不必要な過度の設備と追加的なシグナリングに関連する非常に高い経費とを回避することができる。
実施形態が現行のMSC−S、すなわち、アペンディクスに添付したBSC−SCLを認識しないMSC−Sで動作する場合には、MSC−Sは、BSCによって実施された変更のいくつかまたは全てを認識しないであろうから、MSC−Sは、BSCがサポートしないコーデックをSCLの中に提供する可能性がまだある。もし、BSCが、自分のサポートできない全てのコーデックをMS−SCLから取り除くとすれば、このことは改善される可能性があるであろう(上記したように)。この様式では、MSCはBSCがサポートすることができるコーデックだけを含むリストを受信して、引き続くOoBTCネゴシエーション手順に対してこれだけを使用する。この様式では、変更と性能向上したBSCを使用して本発明を動作させることができ、MSC−Sは現状のものを維持する。ある状況では、手動管理処理によってBSCの性能向上を図ることもできる可能性がある。
上記で記述した技術は、GSMおよびEDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)において生起および終端される呼設定に関連している。GERANにおいてはRANコーデックのPCMへのトランスコーディングがサポートされ、これらのコーデックのいくつかまたは全てに対してTFOが使用される、または使用しなくともよい。上記で記述した技術は、トランスコーディング装置がGERANから出てコアネットワークに移動してしまった後は、さらに重要になる。
上記で記述した技術は、GSMおよびEDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)において生起および終端される呼設定に関連しているが、他のタイプの無線アクセスネットワーク(RAN)にも等しく適用が可能である。例えば、UMTS地上無線アクセスノード(UTRAN)における実施、WLANにおける実施、WiMAXにおける実施、または、例えばDSL等の他の任意の無線または有線によるアクセスの方法に適用することができる。
現状では、UTRANにおける実施に関しては、典型的にただ1つのコーデックのタイプと構成が使用されるので、問題はそれほど厳しくはない。しかしながら、将来は、UTRANはさらに多くの音声コーデックとオプションを有する可能性があり、無線ネットワーク制御装置(RNC)は将来のいつかは、BSCの場合と同様に、プレファレンスを指示するケイパビリティが必要になる可能性がある。本発明はこのケイパビリティを提供し、RNCはBSCと同様な様式で通信することができて、コーデックまたは他の任意のオプションに関する、ローカルなプレファレンス、一時的なプレファレンス、または他の任意の種類のプレファレンスを表現できるようになるであろう。
同様に、他の無線アクセスの方法に関しては、例えばMGW等の、ネットワークにおけるある要素のケイパビリティに対して、ローカルな、一時的な制約が生ずる場合がしばしばある。本発明の中で議論されている概念は、これらの環境に対しても等しく適用が可能である。
これに関する別の例は、コアネットワークにおけるOoBTCに対するSIP−Iの標準化/仕様化であり、同様に本発明からの恩恵を受けることができる。
本発明は最近規定されたIMSアーキテクチャにおいても恩恵を与えるものである。
本発明の特定な実施形態には関係なく、本発明は、動的な手段を提供し、それによって、MSCのケイパビリティに影響を行使する基地局または基地局制御装置(BSC)またはネットワークの中の他の任意の要素(例えばMGW)に関連して、生起MSCのリソースおよびケイパビリティを評価することができる。それによって、他のネットワーク要素とのコーデックネゴシエーションを効率よく行うものである。これはネットワークの効率よい動作を保証する上で重要であり、これによって過度な設備とその結果生ずる経費に関わる問題を回避することができる。
本発明の機能は、本明細書に記述するネットワーク要素とは異なるネットワーク要素においても実行が可能である点に注意を要する。例えば、将来はトランスコーディング機能のいくつかは、コアネットワークに移動して、メディアゲートウェイの中で実行される可能性がある。本発明は、これをも受け入れるよう適合させることができるであろう。その時には、BSC−SCLは、BSCがどのコーデックをサポートするかをMSC−Sに指示するであろう。この場合BSCは、(a)PCMへのトランスコーディング機能を持つBSC、(b)PCMプラスTFOへのトランスコーディング機能を持つBSC、または、(c)トランスコーディングを行わないBSCである。最後の場合は、MSC−Sは、選定されたMGWがそのコーデックに対して十分なトランスコーディングケイパビリティを持つ場合にだけ、そのコーデックを選定することができる。
呼設定の時またはそれ以前に行う適正なコーデックの選定における連繋は、ローカルに発生するいずれの異常な問題をも考慮に入れるであろうということを保証するものである。ローカルに発生する異常な問題とは、例えば、短期間ピーク負荷の問題、貯蔵の不足、または地理的な制約等である。BSCとコアネットワーク内部のMSCとの間のコーデックの選定における連繋を改善することにより、音声呼の量を改善できて、音声品質が最適化され、メディアゲートウェイリソースが最小化される。また、GERANおよびコアネットワーク(CN:Core Network)のコーデックタイプが整合できない場合の不必要でかつ高価なOoBTCの呼中手順が回避される。
さらに、SIPパラメータまたはSDPパラメータを追加することにより、コーデックの構成と実装に関するネゴシエーションを処理工程の早い段階で確立することができる。本発明によってエンドツーエンドのコーデック選定が大幅に改善される。また本発明はトランスコーディング機能をGERANから取り除き、それをメディアゲートウェイに転送する段階における重要なステップである。
図4を参照すると、ネットワークにおける中間ノード(BSC等)のブロック図が400で示されている。中間ノードは、受信器402、プロセッサ404、および送信器406を含む。呼設定信号408は受信器402において受信される。プロセッサ404においては、以前に上記で記述したように、中間ノードのプレファレンスおよびケイパビリティが識別されて、それを使用して呼設定メッセージの変更を行う。変更された呼設定メッセージ410は送信機406によってネットワークノード(例えばMSC)に向けて送信される。
同様に、図5は、この中間ノードにおける本方法のステップ示す。中間ノードは、ステップ500において呼設定メッセージを受信する。ステップ502において、中間ノードのプレファレンスおよびケイパビリティが識別される。これはステップ504における呼設定メッセージの変更へと続く。変更された呼設定メッセージは、その後にステップ506において、ネットワークノードに向けて送信される。処理はステップ508で停止する。
本発明のさらなる要素とさらなる利点を示すために、以下の例を挙げる。全ての例において、GSM端末は以下のコーデックに対するサポートを指示すると仮定する。
・FR−AMR、以下ではC1と呼ぶ。
・GSM−EFR、以下ではC2と呼ぶ。
・GSM−FR、以下ではC3と呼ぶ(これもまた、上記で述べたセパレータコーデックである)。
・GSM−HR、以下ではC4と呼ぶ。
GSM端末はMS−SCLを{C1,C2,C3,C4}の形で送信する。
第1の例では、BSCはコーデックタイプC2の選択をプレファレンス、TFOの中でこれをサポートするが、コーデックタイプC1はTFOによって現在許容されていない、またはサポートされていないと仮定する。従って、BSCはMSC−SCLを{C2,C3,C1,C4}に並び替える。ここで、C3は上記で示したセパレータである。MSCはコーデックシーケンスの中で提供された情報を使用して、OoBTCのコーデックネゴシエーションに対してサポートされるコーデックリストを{C2,PCM;C3,Configuration...}の形で生成する。第2の例では、BSCはコーデックタイプC1の上にあるコーデックタイプC2の選定を好むが、どちらもTFOをサポートすると仮定する。この場合にはBSCはリストを{C2,C1,C3,C4}と並べ替えて、MSCは適切な、サポートされたコーデックリストを生成する。第3の例では、全てのフルレートチャネルタイプが現在は許容されていないという事実によって、C4の選定が必要であると仮定する。この場合には、BSCはリストを{C4,C3,C1,C2}と並べ替える。MSC−Sによって生成される、サポートされるコーデックリストは、MSCにおける知識によってC4を含むことができない。C4はOoBTCにとって有効な選定ではない。また、C1によって提供される音声品質は劣化する可能性があり、コアネットワークの中でさらなる圧縮が必要になる。そして同様にこれは避けなければならない。従って、サポートされるコーデックリストは、{PCM,C2,C1}または{PCM}の形の内の1つをとる。後者はパルス符号変調(PCM)を強制し、他のいずれの形の圧縮も禁止する。明らかに多くの他の例があり、それらを示すことができるであろう。全てが、コアネットワークとの間で行うコーデックネゴシエーションを開始する以前に、MSCが受信するメッセージの変更(もし必要であれば)を行う結果になる。変更は、データの追加、データの削除、データの並べ替え、および他の任意の適切なタイプの変更を含む。
つぎに図2を参照すると、本発明の実施形態に従った方法のステップが記述されている。呼の要求に応答して、呼設定手順がGSM端末において開始される(ステップ200)。この結果、GSM端末によって呼設定メッセージが生成され、MSCに送信される(ステップ202)。呼設定メッセージは上記で規定したいずれのタイプのもでもよく、または、将来開発される無線ネットワークシグナリングの中で使用されるいずれのタイプのもでもよい。BSCは、MSCが呼設定ルーチンの一部としてネゴシエーションを開始する前に、呼設定メッセージをインタセプトする(ステップ204)。インタセプトは任意の適切な様式で行うことができる。他のタイプの無線アクセスネットワークでは、呼設定メッセージをインタセプトし変更を実行するには、BSC以外のデバイスであってもよいと理解されるであろう。呼設定メッセージ(例えばMS−SCLメッセージ等の、いずれの形であってもよい)はその後、BSCによって更新または変更され、BSCのその時のプレファレンスおよびケイパビリティの指示が含められる(ステップ206)。メッセージを更新する様式は、上記で焦点を当てた事例のいずれに従った様式でもよく、または他の任意の適切な様式でもよい。そして、更新または変更されたメッセージはMSCにおいて受信される(ステップ208)。つぎに、MSCは他のネットワーク要素とのコーデックネゴシエーションの設定に進み、当該呼に対して最適化されたコーデックにおける整合性を判定する(ステップ210)。この後、呼は上記で示したように進行して行くことができる。
本方法におけるステップは、異なる順序で実行されてもよく、これにより本発明の多くの利点は失われるものではないと理解されるであろう。
さらに、上記で記述した実施形態は、呼設定の呼生起側に関連しているが、同様の動作は、上述したような呼の終端側において実行することもできると理解されるであろう。
上述した方法および装置の全てまたは任意の要素に対しては、その他の変形や代替がありうる。これらは本発明の範囲および主旨の範疇である。
上記では3GPPに従うネットワークを参照して記述したが、本発明は同様のネットワークにおいても同様に使用することができる。
さらに、当業者は、ここで述べた機能エンティティおよびそれらの処理自体のいくつかまたは全てが、ソフトウェアによって、またはソフトウェアを実行可能な1つ以上のモジュールおよび/またはデバイスの中で実施することができることが理解されよう。

Claims (16)

  1. 第1の端末から第2の端末への呼に対する呼設定メッセージを変更する方法であって、前記呼設定メッセージは、前記呼に関連するシグナリングまたはトラフィックのうちの少なくともいくつかを取り扱う中間ノードを介して、前記第1の端末からネットワークノードに送信され、前記ネットワークノードは、前記第2の端末への前記呼に対する呼設定要件のネゴシエーションを実行するものであり、前記方法は、
    前記中間ノードにおいて前記呼設定メッセージをインタセプトするインタセプトステップと、
    前記中間ノードが前記呼に関連するシグナリングまたはトラフィックを取り扱うことができる方法に影響を与える、時間または地理的要因に基づくトランスコーディングリソースの不足によって生じる一時的な制約を考慮して、その時の前記中間ノードに関連する1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを識別する識別ステップと、
    前記プレファレンスまたはケイパビリティに関する情報に基づいて前記呼設定メッセージを変更する変更ステップと、
    前記ネットワークノードが前記変更した呼設定メッセージに基づいてネゴシエーションを実行することができるように、前記変更した呼設定メッセージを前記ネットワークノードに送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記変更ステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを含むアペンディクスを前記呼設定メッセージに追加するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記変更ステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って前記呼設定メッセージの内容を削除するステップを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記変更ステップは、前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って前記呼設定メッセージに内容を追加するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記インタセプトステップは、前記第1の端末がサポートするコーデックタイプに関連するメッセージをインタセプトするステップを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記変更ステップは、前記中間ノードがサポートする前記コーデックタイプに関する情報を含めるように前記呼設定メッセージを変更するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. GSMおよびEdge無線ネットワーク(GERAN)において、またはUMTS地上無線アクセスノード(UTRAN)ネットワークにおいて、呼設定メッセージを変更するためのものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. トランスコーディング・フリーで、呼を実行するネットワークを動作させる方法であって、請求項1乃至のいずれか1項に記載の前記呼に対する呼設定メッセージを変更する方法を含むことを特徴とする方法。
  9. 第1の端末から第2の端末への呼に対する呼設定メッセージを変更するための、ネットワークの中間ノードにおける装置であって、前記呼設定メッセージは、前記呼に関連するシグナリングまたはトラフィックの少なくともいくつかを取り扱う前記中間ノードを介して前記第1の端末からネットワークノードに送信され、前記ネットワークノードは、前記第2の端末への前記呼に対する呼設定要件のネゴシエーションを実行するものであり、前記装置は、
    前記ネットワークノードが呼設定要件に対するネゴシエーションを開始する前に、前記中間ノードにおいて前記呼設定メッセージを受信する受信器と、
    前記中間ノードが前記呼に関連するシグナリングまたはトラフィックを取り扱うことができる方法に影響を与える、時間または地理的要因に基づくトランスコーディングリソースの不足によって生じる一時的な制約を考慮して、その時の前記中間ノードに関連する1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを識別し、前記プレファレンスまたはケイパビリティに関する情報に基づいて前記呼設定メッセージを変更するプロセッサと、
    前記ネットワークノードが前記変更した呼設定メッセージに基づいてネゴシエーションを実行することができるように、前記変更した呼設定メッセージを前記ネットワークノードに送信する送信機と、
    を有することを特徴とする装置。
  10. 前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティを含むアペンディクスを前記呼設定メッセージに追加すること、
    前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って前記呼設定メッセージの内容を削除すること、
    前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って前記呼設定メッセージに内容を追加すること、
    前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従って前記呼設定メッセージの内容の順序付けを行うこと、
    前記呼設定メッセージの中のどの内容が前記1つ以上のプレファレンスまたはケイパビリティに従っているかを指示するための1つ以上のセパレータを前記呼設定メッセージに挿入すること、
    を含むリストのうちの1つ以上に基づいて、前記呼設定メッセージが変更されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記呼設定メッセージは、前記第1の端末がサポートするコーデックタイプに関連するメッセージを含むことを特徴とする請求項または1に記載の装置。
  12. 前記呼設定メッセージにおける変更は、前記中間ノードがサポートする前記コーデックタイプに関する情報を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の装置。
  13. 前記中間ノードは基地局制御装置(BSC)であること特徴とする請求項乃至1のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記装置は、前記第1または第2の端末のうちの少なくとも1つと通信を行うことを特徴とする請求項乃至1のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記ネットワークノードは、移動交換局サーバ(MSC−S)であること特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の装置。
  16. トランスコーディング・フリーで動作するネットワークであって、請求項乃至15のいずれかの1項に記載の呼に対する呼設定メッセージを変更するための装置を含むことを特徴とするネットワーク。
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