JP5226421B2 - SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE - Google Patents
SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE Download PDFInfo
- Publication number
- JP5226421B2 JP5226421B2 JP2008202222A JP2008202222A JP5226421B2 JP 5226421 B2 JP5226421 B2 JP 5226421B2 JP 2008202222 A JP2008202222 A JP 2008202222A JP 2008202222 A JP2008202222 A JP 2008202222A JP 5226421 B2 JP5226421 B2 JP 5226421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal roll
- fiber layer
- groove
- fiber
- shaft core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
本発明は、水平型や縦型の連続式炉などの出入り口部に対向配置され、連続熱処理される材料を両面から挟着するシールロール及びシールロール装置に関する。 The present invention relates to a seal roll and a seal roll apparatus which are arranged opposite to an entrance / exit part of a horizontal or vertical continuous furnace and sandwich a material to be continuously heat-treated from both sides.
従来、ストリップなどの材料を連続的に熱処理する連続式炉には、炉内の雰囲気ガスの流出、及び外気の炉内への侵入を防止するために、炉の出入り口部にシールロールが対向配置されており、このようなシールロールとして、例えば特許文献1が知られている。
Conventionally, in a continuous furnace that continuously heats materials such as strips, a seal roll is placed opposite to the furnace entrance and exit to prevent outflow of atmospheric gas in the furnace and intrusion of outside air into the furnace. For example,
特許文献1では、軸芯の回りに高収縮材層、低収縮材層、及びバックアップ層を積層して形成した熱収縮材層を設け、その上にフェルト層を接合して、熱収縮材層を熱収縮させて軸芯にフェルト層を固定したシールロールが示されている。
上記シールロールのフェルト層は密度が0.3g/cm2程度であり、その表面硬度は低い。このようなフェルト層は、図15に示すように、材料Aを挟着すればシールロールB表面が沈み込むため、シール性能は良い。 The felt layer of the seal roll has a density of about 0.3 g / cm 2 and its surface hardness is low. As shown in FIG. 15, such a felt layer has good sealing performance because the surface of the seal roll B sinks when the material A is sandwiched.
しかしながら、その柔軟さ故、材料Aの接触や対向するシールロールBとの接触でフェルト繊維が飛散しやすくシール性悪化の原因となっていた。また、フェルト繊維の飛散や摩耗によってシールロールBの寿命が短くメンテナンス周期が短くなり処理コストが高くなってしまっていた。さらに、繊維の復元力が小さいため、長期間の使用による摩耗や疲労破壊などによる対向するシールロールB表面の密着性の低下が起こりやすいとともに、直径の加工精度を確保しにくい等の課題があった。 However, due to its flexibility, the felt fibers are likely to be scattered by contact with the material A or contact with the opposing seal roll B, causing deterioration of the sealing performance. Moreover, the life and life of the seal roll B are short due to the scattering and wear of the felt fibers, and the maintenance cycle is shortened, resulting in an increase in processing costs. Furthermore, since the restoring force of the fibers is small, there is a problem that the adhesion of the opposing seal roll B surface is likely to deteriorate due to wear or fatigue failure due to long-term use, and it is difficult to ensure the processing accuracy of the diameter. It was.
近年、これらの課題を解決するべく、繊維の方向を整えた耐摩耗性繊維を使い、上記フェルト材よりも高密度に圧縮して、接着剤などで繊維を固定したシールロールB’が用いられている。このような表面硬度が高く繊維の方向が整えられたシールロールB’は、繊維の飛散もほとんどなく摩耗も低減されている。また、上記シールロールB’は、繊維を高密度に圧縮しているため、加工精度も確保できるようになった。 In recent years, in order to solve these problems, a seal roll B ′ using a wear-resistant fiber in which the direction of the fiber is arranged, compressed to a higher density than the felt material, and fixing the fiber with an adhesive or the like has been used. ing. Such a seal roll B 'having a high surface hardness and an aligned fiber direction has almost no scattering of fibers and reduced wear. Further, since the sealing roll B 'compresses fibers at a high density, the processing accuracy can be secured.
しかし、このようなシールロールB’で材料Aを挟着した場合には、図16に示すように、シールロールB’の表面が沈み込まず、材料Aが挟着されていない部分に隙間Cができてしまい、シール性能を良好に保つことが困難であった。 However, when the material A is sandwiched by such a seal roll B ′, as shown in FIG. 16, the surface of the seal roll B ′ does not sink, and a gap C is formed in a portion where the material A is not sandwiched. It was difficult to maintain good sealing performance.
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保しながら、シール性能を良好に保つことができるシールロール、及びシールロール装置を提供することを目的とする。 The present invention was devised in view of the above-described conventional problems, and is a seal roll and a seal roll device that can maintain good sealing performance while reducing fiber scattering and wear and ensuring processing accuracy. The purpose is to provide.
本発明にかかるシールロールは、軸芯の回りに、繊維層が形成されたシールロールにおいて、上記繊維層に、上記軸芯方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部とを備えることを特徴とする。 The seal roll according to the present invention is a seal roll in which a fiber layer is formed around an axis, and is adjacent to the annular groove formed at an appropriate interval in the axis direction in the fiber layer. An annular block portion formed so as to be elastically deformable is interposed between these groove portions.
前記溝部は、前記軸芯に対して傾斜させて形成されることを特徴とする。 The groove is formed to be inclined with respect to the shaft core.
本発明にかかるシールロール装置は、連続式炉の材料の出入り口部に、軸芯の回りに繊維層が形成されたシールロールを対向配置して、材料を挟着して炉内部を気密にするシールロール装置において、上記繊維層に、上記軸芯方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部とを備えることを特徴とする。 In the seal roll device according to the present invention, a seal roll in which a fiber layer is formed around an axial core is disposed opposite to a material inlet / outlet portion of a continuous furnace, and the inside of the furnace is hermetically sealed by sandwiching the material. In the seal roll device, an annular groove formed in the fiber layer at an appropriate interval in the axial direction, and an annular block formed so as to be elastically deformed sandwiched between the adjacent grooves. It is characterized by providing.
前記溝部は、前記軸芯に対して傾斜させて形成されることを特徴とする。 The groove is formed to be inclined with respect to the shaft core.
本発明にかかるシールロール及びシールロール装置にあっては、繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保しながら、シール性能を良好にすることができる。 In the seal roll and the seal roll apparatus according to the present invention, it is possible to improve the sealing performance while reducing the scattering and wear of the fibers and ensuring the processing accuracy.
以下に、本発明にかかるシールロールの好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかるシールロール1は基本的には、図1〜9に示すように、軸芯3の回りに、繊維層4が形成されたシールロール1において、繊維層4に、軸芯3方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部6と、隣り合うこれら溝部6で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部5とを備える。
Hereinafter, a preferred embodiment of a seal roll according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. As shown in FIGS. 1 to 9, the
図1は、シールロール1の片側側断面図であり、図2は、図1の繊維層4のX部拡大図である。シールロール1は、円筒形の軸芯3と、軸芯3の外周を覆う円環状の繊維層4からなる。シールロール1の軸芯3方向の両端部には、環状の固定用フランジ9が配設される。
FIG. 1 is a sectional view on one side of the
図3には、繊維層4の成形段階を表す説明図が例示される。繊維層4は、耐熱、耐摩耗性の繊維材で形成される。耐摩耗性は、1mm/年程度に設定される。具体的には、例えばケブラーkv100(登録商標)やザイロン(登録商標)などの耐熱繊維材を用い、繊維層4の密度が0.45〜0.75g/cm3程度に形成される。また、繊維層4は、その繊維の方向を一定にそろえて形成される。例えば、図3(b)に例示されるように、上記繊維材を繊維の方向をそろえて帯状に切断し、この帯状繊維材4aを、軸芯3に繊維方向が直角になるように巻き付けて圧縮し、シリカゾル系の無機接着剤等を含侵して乾燥させて形成される。これらにより、繊維層4は、表面側から押圧してもほとんど弾性変形しない程度の、高い表面硬度に形成され、繊維の飛散が少なく形成される。
FIG. 3 illustrates an explanatory diagram showing the forming stage of the
図4は、対向するシールロール1の要部側断面図であり、図5は、ニップ圧がかかった状態の対向するシールロール1の要部側断面図であり、図6は、材料Mを挟着した状態のシールロール1の要部側断面図である。
4 is a side sectional view of the main part of the
繊維層4には、軸芯3方向に沿って適宜間隔をおいて環状の溝部6が複数形成される。溝部6が形成されることで、繊維層4の、隣り合うこれら溝部6によって挟まれた部分が、環状のブロック部5として、弾性変形可能に形成される。
A plurality of
図示例にあっては、溝部6は、繊維層4に、軸芯3に対して直角方向に刻設される。ここで、直角方向とは、軸芯3に対して正確に90°の方向である必要はなく、ほぼ直角であるという意味である。溝部6は、例えばダイアモンドカッター等により複数刻設される。
In the illustrated example, the
溝部6は、繊維層4の軸芯3方向にほぼ等間隔であって適宜な深さDに刻設される。これにより、繊維層4は、軸芯3側に適宜な厚みを残して、軸芯3方向に適宜な巾W1を持つブロック部5に分断される。具体的には、溝部6は、ブロック部5の巾W1寸法と、溝部6の深さD寸法とがおおよそ1:2の割合になるように刻設されるのが好ましい。より具体的には、ブロック部5の巾W1が1mm程度、溝部6の深さDが2mm程度になるように刻設されるのが好ましい。
The
ブロック部5の軸芯3方向の巾W1が、繊維層4全体の軸芯3方向の巾よりも狭く形成されることで、ブロック部5は、表面からの押圧操作で弾性変形可能な程度の硬さに形成される。なお、繊維層4の軸芯3方向の両端部についても、溝部6が形成されたことで、繊維層4の軸芯3方向の巾よりも狭く形成され、表面からの押圧操作で弾性変形可能な程度の硬さに形成される。
Since the width W1 of the
また、溝部6が適宜な巾W2をもつことで、ブロック部5の弾性変形が許容される。ブロック部5の弾性変形が許容されることで、繊維層4は、無垢な状態のときに比べて、その表面硬度が低下する。上述のように、ブロック部5の巾W1を1mm程度、溝部6の深さDを2mm程度に形成した場合には、溝部6の巾W2は、0.1mm程度に形成するのが望ましい。
Moreover, the elastic deformation of the
次に、本実施形態にかかるシールロール1の作用を説明する。シールロール1を製作するにあっては、軸芯3に帯状繊維材4aを巻き付けて圧縮し、無機接着剤を含侵して乾燥させた繊維層4を用い、この繊維層4に、軸芯3方向に適宜間隔をおいて、複数の円環状の溝部6を刻設する。これにより、隣接する溝部6と溝部6の間には、円環状のブロック部5が形成される。
Next, the operation of the
繊維層4を、耐熱、耐摩耗性の繊維材で形成し、かつ、軸芯3に対して繊維層4を略直角方向にそろえて形成したことで、表面硬度が高く、繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保できる。
The
これに加えて、本実施形態では、繊維層4に、軸芯3に対して直角方向に溝部6を複数形成したことで、繊維層4は、溝部6と、繊維層4よりも軸芯3方向巾の狭いブロック部5とで主に構成されることとなる。これにより、表面硬度の高い上記繊維層4であっても、1つ1つのブロック部5を弾性変形可能にすることができる。そして、溝部6がブロック部5の弾性変形を許容することで、ブロック部5の表面が沈み込み可能になり、繊維層4全体の表面硬度を低下させて、シール性能を良好にすることができる。
In addition to this, in the present embodiment, the
本実施形態にあっては、繊維層4は、ケブラーkv100(登録商標)やザイロン(登録商標)などの耐熱繊維材を用いていたがこれに限られない。
In the present embodiment, the
本実施形態では、耐摩耗性能を1mm/年程度に設定し、繊維層4の密度を0.45〜0.75g/cm3に設定していたが、これに限られるものではなく、材料Mや仕様にあわせて適宜設定される。
In this embodiment, the wear resistance is set to about 1 mm / year and the density of the
本実施形態では、ブロック部5の巾W1×溝部6の深さDが、おおよそ1:2の割合になるように溝部6を刻設したが、これに限られない。繊維層4の表面硬度や材料Mの厚みなど様々な条件により、最適に設定されるものである。同様に、これらブロック部5の巾W1及び溝部6の深さDの寸法も、1mm×2mmには限られない。さらに、溝部6の巾W2も0.1mmには限定されるものではない。
In the present embodiment, the
本実施形態では、一般的なシールロール1を説明した。しかしながら、軸芯3の内部に水を通す水冷式のシールロール1などでもよい。
In the present embodiment, the
次に本実施形態にかかるシールロール1の変形例を説明する。本変形例では、図7、図8に示すように、溝部6は、軸芯3に対して傾斜させて形成される。
Next, a modification of the
具体的には、溝部6は、繊維層4に螺旋状に溝を刻設することによって形成される。溝部6はダイアモンドカッターなどで刻設される。
Specifically, the
溝部6が軸芯3に対して傾斜して形成されることで、これに隣接するブロック部5も同様に、軸芯3に対して傾斜する。これにより、図9に例示するように、ブロック部5には、これにニップ圧をかけたときの、傾動方向を決定づける習性を持たせることが可能となる。これは、ブロック部5を傾動させる方向をあらかじめ設定することが可能になるともに、傾動する方向が変化することで、ブロック部5が疲労破壊してしまうことを防止することができる。
Since the
また、傾斜したブロック部5にニップ圧がかかることによって、材料Mが対向するシールロール1間を通過する際に、材料Mがずれてしまうなどの問題もある。このようなときには、例えば、溝部6の傾斜方向を、軸芯3方向の略中央を境に左右反転させるよう、互いに中央に向かうように設定するなどの工夫を施すことにより、シールロール1を通過する材料Mの位置ずれや蛇行を防止することができる。
Moreover, when the nip pressure is applied to the
次に、本発明にかかるシールロール1の第2実施形態を説明する。本実施形態にあっては、第1実施形態との差異のみを説明する。
Next, a second embodiment of the
本実施形態では、軸芯3に帯状繊維材4aを巻き付ける際に、予め隣接する帯状繊維材4aの間に、適宜な隙間を設けることにより溝部6が形成される。そして、溝部6に挟まれた帯状繊維材4aによりブロック部5が形成される。
In the present embodiment, when the belt-
具体的には、軸芯3に、無機接着剤を含侵させた帯状繊維材4aを螺旋状に巻き付ける。この際に、図10(a)に示すように、繊維材4aと帯状繊維材4aとの間に薄板状のスペーサー8を挟んで圧縮、乾燥させる。スペーサー8は、例えばテフロン(登録商標)のような表面に接着剤が接着されにくい材質で形成される。スペーサー8は、図10(b)に示すように、繊維層4が乾燥した後に取り除かれる。これにより、繊維層4を切断することなく、繊維層4にブロック部5と溝部6を形成することが可能となる。この場合は、帯状繊維材4aの帯巾や巻き付け方、スペーサー8の挿入角度により、ブロック部5の軸芯3方向に対する角度を自由に設定することが可能となる。
Specifically, a belt-
本実施形態では、帯状繊維材4aを軸芯3に螺旋状に巻いて繊維層4を形成していた。しかしながら、図11、12に示すように、軸芯3に、外径の大きな円盤状の繊維材4bと、外径の小さな円盤状の繊維材4cとを交互に挿入し、圧縮、乾燥して形成させてもよい。これによっても、繊維層4を切断することなく溝部6を形成することが可能となる。
In the present embodiment, the
次に、第2実施形態にかかるシールロールの変形例を説明する。本変形例では、図13に示すように、軸芯3方向の略中央にスペーサー11等を設け、これより、帯状繊維材4aを略中央側に傾斜させて巻き付ける。これにより、対向するシールロール1間を通過する材料Mが、ブロック部5の傾斜方向にずれようとする力を左右均等にすることができ、材料Mの位置ずれや蛇行を防止することができる。
Next, a modification of the seal roll according to the second embodiment will be described. In this modification, as shown in FIG. 13, a
次に、本発明にかかるシールロール装置の好適な一実施形態を説明する。シールロール装置2は、図14に示すように、上記シールロール1を、水平型や縦型の連続式炉などの出入り口部に対向して配置して形成される。
Next, a preferred embodiment of the seal roll device according to the present invention will be described. As shown in FIG. 14, the
シールロール1は、材料Mに適度なニップ圧がかかるように配置されるとともに、材料Mが通過しないところもシールできるように配置するのが望ましい。例えば、材料Mの厚みが2mm程度であると、片側の繊維層4に1.5mm程度の沈み込みができるような配置にするのが望ましい。これは、炉内を気密に保つため、材料Mが通過しない繊維層4部分にも、片側0.5mm沈み込む程度のニップ圧をかけるためである。
The
このように、材料Mが通過する部分に加えて、材料Mが通過しない部分においても、ニップ圧がかかることで、弾性変形したブロック部5が溝部6内に逃げるため、シールロール1の表面だけでなく溝部6をも塞ぐことができ、連続炉全体の気密性を維持することが可能となる。連続炉の気密を維持することで、炉内雰囲気の繊細な温度管理が可能になるとともに、H2やCOなどの有害ガスを外部に漏出することをも防止できる。
In this way, in addition to the portion through which the material M passes, the
1 シールロール
2 シールロール装置
3 軸芯
4 繊維層
5 ブロック部
6 溝部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記繊維層に、上記軸芯方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部を備えることを特徴とするシールロール。 In a seal roll in which a fiber layer is formed around the shaft core,
The fiber layer is provided with an annular groove formed at an appropriate interval in the axial direction and an annular block formed between the adjacent grooves so as to be elastically deformable. Seal roll.
上記繊維層に、上記軸芯方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部を備えることを特徴とするシールロール装置。 In the seal roll device that arranges the seal roll formed with a fiber layer around the shaft core facing the entrance / exit part of the material of the continuous furnace, and sandwiches the material to make the inside of the furnace airtight,
The fiber layer is provided with an annular groove formed at an appropriate interval in the axial direction and an annular block formed between the adjacent grooves so as to be elastically deformable. Seal roll device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008202222A JP5226421B2 (en) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008202222A JP5226421B2 (en) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010037601A JP2010037601A (en) | 2010-02-18 |
JP5226421B2 true JP5226421B2 (en) | 2013-07-03 |
Family
ID=42010453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008202222A Expired - Fee Related JP5226421B2 (en) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5226421B2 (en) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52153809A (en) * | 1976-06-16 | 1977-12-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Sealing device for heat treatment furnace |
JPH08936B2 (en) * | 1988-08-17 | 1996-01-10 | 日新製鋼株式会社 | Entrance / exit sealing device for continuous annealing furnaces, etc. |
JP2905438B2 (en) * | 1996-03-07 | 1999-06-14 | 中外炉工業株式会社 | Multilayer structure seal member and seal roll using the member |
-
2008
- 2008-08-05 JP JP2008202222A patent/JP5226421B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010037601A (en) | 2010-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1752283B1 (en) | Heat-resistant laminated conveyor belt and method for production thereof | |
KR101759364B1 (en) | A contact nip roll and a system for nipping a web | |
CN102482036A (en) | Flat belt | |
US4998333A (en) | Roll for the press in a paper machine or the like | |
TW201302895A (en) | Manufacturing method of microporous plastic film roll | |
JP5226421B2 (en) | SEAL ROLL AND SEAL ROLL DEVICE | |
KR20140057563A (en) | Laminated body production device and laminated body production method | |
JP4739237B2 (en) | Bimorph mirror with two piezoelectric layers separated by a central core made of semi-rigid material | |
JP4176488B2 (en) | Ribbon-type rubber rolling and sticking device | |
JP2006316966A (en) | Flat belt | |
JP4427549B2 (en) | Embossing station for embossing equipment | |
MXPA04003109A (en) | Radial shaft seal and method for making same. | |
WO2006093090A1 (en) | Press belt and shoe press roll | |
JP2008254376A (en) | Chip-splitting endless belt | |
JP2005035239A (en) | Vacuum lamination device and method | |
JP5936217B1 (en) | Double belt pressurizer | |
KR102512246B1 (en) | Method of rolling roller of roll press | |
JP4978284B2 (en) | Method for producing graphite sheet | |
KR102283149B1 (en) | Manufacturing method of cable veyor | |
KR20100077597A (en) | Pre-insulated pipe and manufacturing method thereof | |
JP2017103015A (en) | Method of manufacturing electrode plate | |
JP2008207967A (en) | Method for producing graphite sheet | |
JP6423291B2 (en) | Multi-part mechanical seal | |
JP4486934B2 (en) | Seal structure between roller and roller insertion hole in roller hearth kiln | |
JP2003042298A (en) | Sealing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |