JP5225402B2 - 移動用変圧器 - Google Patents
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Description
第1のアーム304は、伸縮部材305を位置固定し、望みの伸縮長さとすることができる。
両側中継部材303は、第1のアーム304の伸縮位置を、規定の相間及び対地間の絶縁距離を越えた位置に一対の両側ケーブルヘッド351を位置付ける範囲に規制することができる。これは、一例として、第1のアーム304の基部から引き出された伸縮部材305が、上記した規定遵守範囲を満たさない位置まで引っ込まないように位置規制することによって実現可能である。そのための具体的な構造としては、例えば、第1のアーム304の内部に伸縮部材305の押し込み移動軌跡に干渉する干渉部材(図示せず)を設けておけばよい。もっとも、それでは第1のアーム304が最も短くなる位置(図1及び図2参照)まで伸縮部材305を戻すことができなくなるので、一工夫必要となる。そのための工夫としては、例えば、干渉部材を干渉位置から非干渉位置に倒れ込むように変位自在とし、例えばバネ(図示せず)によって干渉位置に向けて付勢しておき、外部からの操作による外力で非干渉位置に倒れ込ませることができるようにしておく。第1のアーム304の内部に伸縮部材305が押し込まれている状態では、干渉部材は伸縮部材305の存在によって非干渉位置に倒れ込んでいる。規定の相間及び対地間の絶縁距離を越えた位置に一対の両側ケーブルヘッド351を位置付ける位置まで伸縮部材305が引き出されると、干渉部材が伸縮部材305と非接触状態となり、干渉部材はバネに付勢されて干渉位置に起き上がる。この状態で伸縮部材305を押し込もうとすると、干渉部材に干渉して押し込めない。そこで、伸縮部材305を元の押し込み位置に戻すには、外部からの操作による外力で干渉部材を倒れ込ませる。こうして、両側中継部材303は、第1のアーム304の伸縮位置を、規定の相間及び対地間の絶縁距離を越えた位置に一対の両側ケーブルヘッド351を位置付ける範囲に規制することができる。
両側中継部材303は、第1のアーム304の回転位置を位置固定することができる。これは、一例として、第1のアーム304からベース201に向けて変位するフリクション部材(図示せず)を設けておくことで実現可能である。より詳細には、一例として、フリクション部材をバネ(図示せず)によって予めベース201に押し付けて回転規制する状態と、バネの付勢力に抗してベース201から離反した位置にフリクション部材を保持する状態とに切り替える機構を設けておけばよい。これにより、第1のアーム304の回転位置を無段階で位置固定することができる。
両側中継部材303は、第1のアーム304の回転範囲を、規定遵守範囲内に規制することができる。これは、一例として、上記した基準円弧上で、両側中継部材303の回転範囲をP1からP2の範囲に規制することによって実現可能である。そのための具体的な構造としては、例えば、ベース201に、両側中継部材303の回転軌跡に干渉する干渉部材(図示せず)を設けておけばよい。もっとも、それでは両側中継部材303を収納位置(図1〜図3(a)及び(b)参照)に戻すことができなくなるので、収納位置と使用位置との間の干渉部材には一工夫必要となる。そのための工夫としては、例えば、干渉部材を干渉位置から非干渉位置に倒れ込むように変位自在とし、例えばバネ(図示せず)によって干渉位置に向けて付勢しておき、外部からの操作による外力で非干渉位置に倒れ込ませることができるようにしておく。そして、両側中継部材303が収納位置から使用位置に移動する場合には、移動する両側中継部材303に押されて干渉部材が非干渉位置に倒れ込むようにし、両側中継部材303が使用位置から収納位置に移動する場合には、両側中継部材303に押されても非干渉位置に倒れ込まないようにしておく。その上で、両側中継部材303を使用位置から収納位置に戻す場合には、外部からの操作で干渉部材を非干渉位置に倒し、両側中継部材303を収納位置に戻せるようにする。こうして、両側中継部材303は、第1のアーム304の回転範囲を、規定遵守範囲内に規制することができる。
(作業1)
図3(a)及び(b)に示すように、伸縮部材305を引き出して第1のアーム304を伸ばす。
(作業2)
図4(a)及び(b)に示すように、一対の両側中継部材303を回転させて開く。
(作業3)
図4(a)及び(b)に示すように、中央中継部材307に中央ケーブルヘッド351を装着し、両側中継部材303に両側ケーブルヘッド351を装着する。この際、上記作業1及び作業2も完遂しているのであれば、一対の両側ケーブルヘッド351は、上記した規定遵守範囲内に位置付けられ、全てのケーブルヘッド351(中央ケーブルヘッド、両側ケーブルヘッド)について、相間及び対地間の絶縁距離が自動的に確保される。ただ、図4(b)に示すように、フェンスFがあった場合、全てのケーブルヘッド351(中央ケーブルヘッド、両側ケーブルヘッド)がフェンスFとの間に確保すべきものとして規定されている対地間絶縁距離l4 については、自動設定されない。そこで、最初に移動用変圧器MBを設置するに際して、フェンスFとの間に距離l4 が確保されるように気をつける。
(作業4)
車両101から移動用変圧器MBを切り離してその位置に設置する。
(作業5)
変圧器202が備える三相のブッシング203の端子部204を、対応するケーブルヘッド351の端子部352にリード線(図示せず)を介して接続する。そして、ケーブルヘッド351の下部から出ているケーブル354を他の機器や設備、例えば遮断器に接続する。
201 ベース
202 変圧器
203 ブッシング
303 両側中継部材
304 第1のアーム
306 第2のアーム
307 中央中継部材
351 ケーブルヘッド(中央ケーブルヘッド、両側ケーブルヘッド)
C 回転中心
Claims (8)
- 車両によって牽引可能なベースに設置された変圧器と、
斜め上方に向けて延びる形態で前記ベースの牽引前後方向である長さ方向と直交する幅方向に並べられ、前記変圧器から引き出される三相の導線にそれぞれ接続する三個のブッシングと、
真ん中の前記ブッシングに対面させて前記ベースに上方に向けて延びる形態で取り付けられて、当該真ん中のブッシングと接続される中央ケーブルヘッドを上部に支持可能な中央中継部材と、
前記ベースに上下軸周りに回転自在に取り付けられて、互いに回転することで前記ベースの長さ方向に延びる収納位置と前記ベースの幅方向に延びる使用位置とに変位する一対の第1のアームと、これらの第1のアームから上方に向けて延びる形態で設けられて、両側の前記ブッシングとそれぞれ接続される一対の両側ケーブルヘッドをそれぞれ上部に支持可能な一対の第2のアームとを備え、前記一対の第1のアームの回転領域中に、規定の相間及び対地間の絶縁距離を越えた位置に前記一対の両側ケーブルヘッドを位置付ける規定遵守範囲を設定する両側中継部材と、
を備えることを特徴とする移動用変圧器。 - 前記一対の第1のアームの回転中心を共通にし、この回転中心を前記真ん中のブッシングが備える端子部を通る鉛直線上に配置した、ことを特徴とする請求項1に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームを伸縮できるようにした、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームの長さを、最も短くなった状態で前記ベースの水平投影面から飛び出さない長さに設定した、ことを特徴とする請求項3に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームの伸縮位置を位置固定できるようにした、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームの伸縮範囲を、規定の相間及び対地間の絶縁距離を越えた位置に前記一対の両側ケーブルヘッドを位置付ける範囲に規制できるようにした、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームの回転位置を位置固定できるようにした、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の移動用変圧器。
- 前記第1のアームの回転範囲を、前記規定遵守範囲内に規制できるようにした、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一に記載の移動用変圧器。
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2011
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