JP5221424B2 - 情報配信装置及び情報配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報配信装置及び情報配信方法に関する。
携帯電話などの移動通信端末に対し、特定のエリア内の各種広告情報を配信する情報配信装置が知られている。このような情報配信装置は、そのエリア内のうち、移動通信端末の使用者の関心度が高いと推定される個別領域に関する広告情報を優先的に配信することで、より高い広告効果を期待されている。使用者の関心度が高い個別領域を判定するため、例えば、特許文献1には、使用者が所持する携帯電話の位置情報を用いる技術が開示されている。また、特許文献2には、使用者が電車などの移動体を利用していることを検出し、その移動体の路線情報に基づいて、その行き先や停車位置を使用者の関心度が高い個別領域と判定する技術が開示されている。
特開2004−272355号公報 特開2005−250081号公報
しかしながら、携帯電話などの移動通信端末の位置を示す測位履歴をそのまま利用して、使用者の関心度の高い個別領域を判定しようとした場合、測位履歴に残るそれぞれの測位がどのような目的で実施されたものであるかまでは特定できなかった。そのため、測位履歴の集中した地点が必ずしも使用者の関心度の高い個別領域ではないといった問題があった。例えば、通勤や通学等により日常的に電車等で通過してしまうような地点は、測位履歴が集中することはあるものの、その使用者にとって必ずしも関心度が高い領域であるわけではなかった。このため、従来の情報配信装置は、使用者にとって関心のない個別領域に関する広告情報を配信してしまうことがあった。
そこで、本発明は、移動通信端末の使用者の関心度の高い個別領域をより精度よく判定し、精度よく判定された関心度の高い個別領域に関する情報を配信できる情報配信装置及び情報配信方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る情報配信装置は、移動通信端末の測位履歴情報を取得する測位履歴取得手段と、移動通信端末で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得するコンテンツ位置取得手段と、測位履歴取得手段で取得された測位履歴情報及びコンテンツ位置取得手段で取得されたコンテンツの位置情報に基づいて、所定エリア内の個別領域に対する移動通信端末の使用者の関心度を判定する関心度判定手段と、関心度判定手段で判定した個別領域に対する使用者の関心度に基づいて、個別領域に関する情報を移動通信端末に配信する配信手段と、を備え、関心度判定手段は、測位履歴情報が示す測位位置及びコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域に対する使用者の関心度を、測位履歴情報が示す測位位置を含み且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない個別領域に対する使用者の関心度よりも高いと判定する
また、本発明に係る情報配信方法は、所定エリア内の個別領域に関する情報を移動通信端末に配信する情報配信方法であって、測位履歴取得手段が、移動通信端末の測位履歴情報を取得する測位履歴取得ステップと、コンテンツ位置取得手段が、移動通信端末で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得するコンテンツ位置取得ステップと、関心度判定手段が、測位履歴取得ステップで取得された測位履歴情報及びコンテンツ位置取得ステップで取得されたコンテンツの位置情報に基づいて、所定エリア内の個別領域に対する移動通信端末の使用者の関心度を判定する関心度判定ステップと、配信手段が、関心度判定ステップで判定した個別領域に対する使用者の関心度に基づいて、個別領域に関する情報を移動通信端末に配信する配信ステップと、を備え、関心度判定ステップにおいて、関心度判定手段は、測位履歴情報が示す測位位置及びコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域に対する使用者の関心度を、測位履歴情報が示す測位位置を含み且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない個別領域に対する使用者の関心度よりも高いと判定する
この情報配信装置及び情報配信方法によれば、移動通信端末の使用者の行動を主に示す測位履歴情報の取得に加えて、移動通信端末の使用者の興味を主に示す閲覧コンテンツの位置情報を取得し、取得された測位履歴情報とコンテンツの位置情報との両位置情報に基づいて、個別領域に対する使用者の関心度を判定するようにしている。このように、個別領域に対する移動通信端末の使用者の関心度を判定する際、測位履歴情報だけで使用者の関心度を判定するのではなくて、使用者によって閲覧されたコンテンツの位置情報を測位履歴情報と共に利用して判定することで、通勤や通学等で日常的に電車等により通過してしまうような関心度の低い領域を除外し、移動通信端末の使用者の関心度の高い個別領域をより精度よく判定することが可能となる。使用者の関心度の高い個別領域を精度よく判定できることから、使用者の関心度の高い個別領域に関する情報を効率的に配信できる。
また、関心度判定手段は、測位履歴情報が示す測位位置及びコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域に対する使用者の関心度を、測位履歴情報が示す測位位置を含み且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない個別領域に対する使用者の関心度よりも高いと判定する。これにより、通勤、通学等で日常的に電車等により通過してしまうような関心度の低い領域を、関心度の高い領域と推定してしまうことを確実に防止することができる。
また、関心度判定手段は、個別領域に対する使用者の関心度を判定する際、所定エリアの内、測位履歴情報が示す測位位置を含まず且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域を使用者の関心度が高く且つ来訪暦がない来訪期待領域と判定し、配信手段は、来訪期待領域である個別領域に関する情報を移動通信端末に配信する際、来訪期待領域へ使用者が移動するための移動情報を個別領域に関する情報に含めて配信することが好ましい。この場合、来訪期待領域に来訪したことがない使用者に対し、来訪期待領域への移動情報を提供することで、高い来訪誘導効果を奏することができる。
また、測位履歴情報には測位日時が含まれ、且つ、コンテンツの位置情報にはコンテンツの閲覧日時が含まれており、関心度判定手段は、個別領域に対する使用者の関心度を判定する際、測位日時が新しい測位履歴情報の比重を重くすると共に、コンテンツの閲覧日時が新しいコンテンツの位置情報の比重を重くして使用者の関心度を判定することが好ましい。このように閲覧日時や測位日時が新しい情報の比重を重くして関心度を判定していることから、最近の使用者の行動や興味を関心度の判定に反映させることができ、個別領域に対する移動通信端末の使用者の関心度を一層精度よく判定することができる。
本発明によれば、移動通信端末の使用者の関心度の高い個別領域をより精度よく判定し、精度よく判定された関心度の高い個別領域に関する情報を配信できる。
本発明の実施形態に係る配信システムの機能構成を示すブロック図である。 移動通信端末のハードウェア構成を示す図である。 配信装置のハードウェア構成を示す図である。 測位履歴データベースに格納されるデータ例を示す図である。 閲覧履歴データベースに格納されるデータ例を示す図である。 コンテンツデータベースに格納されるデータ例を示す図である。 関心度の判定を行う所定エリアを模式的に示す図である。 測位履歴情報のデータ例である。 コンテンツの位置情報のデータ例である。 (a)は、図8の測位履歴情報を所定エリアに示した図であり、(b)は、図9のコンテンツの位置情報を所定エリアに示した図である。 関心度マップを示す図である。 (a)は、来訪度1〜3を所定エリアに示した図であり、(b)は、閲覧度1〜3を所定エリアに示した図であり、(c)は、来訪度及び閲覧度の重ね合わせ処理を施した図である。 来訪度及び閲覧度を解析部で判定する際の動作を示すシーケンス図である。 来訪度及び閲覧度を判定する別の例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報配信システム1の構成を説明する。情報配信システム1は、移動通信端末10及び配信装置20を備えている。移動通信端末10は、例えば、携帯電話やPHSである。配信装置20は、移動体通信網NWを介し、複数の移動通信端末10に接続される。図1では、説明の便宜上、1つの移動通信端末10のみを示しているが、配信装置20は、図示省略された複数の移動通信端末10と接続可能となっている。
移動通信端末10は、通信部11、測位部12、コンテンツ閲覧部13、及び配信情報表示部14を備えている。通信部11は、移動体通信網NWを介して他の移動通信端末10や固定電話等との通話やメールの送受信を行うための部分である。測位部12は、移動通信端末10の使用者の測位指示に応じて、移動通信端末10の現在位置を示すGPS測位を行う部分である。GPS測位では、少なくとも3つ以上のGPS衛星からのデータに基づいて緯度、経度を割り出して、移動通信端末10の位置情報を求める。GPS測位の代わりに、単一局測位、GPS測位と単一局測位との組み合わせ、複数局測位などによる測位を実行するようにしてもよい。コンテンツ閲覧部13は、WWWブラウザ等のネットワークに接続して、インターネット上の各種コンテンツにアクセスして閲覧を行う部分である。配信情報表示部14は、配信装置20から配信されてくる広告情報等の情報を表示して、移動通信端末10の使用者に情報の内容を知らせる部分である。
このような移動通信端末10は、図2に示されるように、物理的には、CPU(Central Processing Unit)10a、ROM(Read Only Memory)10b、RAM(Random Access Memory)10c、操作パネルやコントローラなどの操作手段からなる入力デバイス10d、所定の画像を出力する画面などの表示手段からなる出力デバイス10e、データ送受信デバイスである通信モジュール10f、補助記憶装置10g、及び、GPS測位を行うGPS受信モジュール10hを備えている。これらの構成要素が動作することにより、上述した移動通信端末10の各機能が発揮される。
配信装置20は、測位履歴データベース(以下「測位履歴DB」と記す)21、閲覧履歴データベース(以下「閲覧履歴DB」と記す)22、コンテンツデータベース(以下「コンテンツDB」と記す)23、解析部24、解析結果データベース(以下「解析結果DB」と記す)25、及び、配信部26を備えている。配信装置20は、図3に示されるように、物理的には、CPU20a、ROM20b、RAM20c、入力デバイス20d、出力デバイス20e、データ送受信デバイスである通信モジュール20f、及び、補助記憶装置20gを備え、これらの構成要素が動作することにより、後述する配信装置20の各機能が発揮される。
測位履歴DB21は、移動通信端末10の測位部12による測位履歴の情報(測位履歴情報)を格納する部分である。測位履歴DB21には、例えば、図4に示されるように、移動通信端末10の位置を示す緯度及び経度と測位日時とを含む測位履歴情報が移動通信端末10のユーザIDごとに格納されている。
閲覧履歴DB22は、移動通信端末10のコンテンツ閲覧部13によるコンテンツの閲覧履歴の情報を格納する部分である。閲覧履歴DB22には、例えば、図5に示されるように、移動通信端末10によって閲覧されたコンテンツを示すコンテンツIDと閲覧日時とを含む閲覧履歴情報が移動通信端末10のユーザIDごとに格納されている。
コンテンツDB23は、コンテンツIDで示されるコンテンツの位置情報(コンテンツに含まれる施設等の位置を示す位置情報)を格納する部分である。コンテンツDB23には、例えば、図6に示されるように、各コンテンツの緯度、経度といったコンテンツの位置情報や各コンテンツの内容等の情報が、コンテンツIDごとに格納されている。
解析部24は、測位履歴DB21、閲覧履歴DB22及びコンテンツDB23から取得した情報に基づいて、所定エリアX内の個別領域Yに対する、移動通信端末10の使用者の関心度を判定する部分である。解析部24は、測位履歴取得部27(測位履歴取得手段)、コンテンツ位置取得部28(コンテンツ位置取得手段)及び関心度判定部29(関心度判定手段)を備え、測位履歴DB21、閲覧履歴DB22及びコンテンツDB23に接続されている。解析部24は、各DB21〜23から取得した各種情報に基づき、移動通信端末10の使用者の所定エリアX内の個別領域Yに対する関心度を個別領域Yごとに判定する。なお、個別領域Yへの分割は任意に行われ、所定エリアXは、本実施形態では、例えば10行10列の合計100個の個別領域Y(各個別領域はY0-0〜Y10-10で示される)を備えている(図7参照)。
また、本実施形態では、解析部24で判定される関心度として、1)移動通信端末10の使用者の関心度が最も高い「関心度S」、2)関心度Sよりも関心度は低いものの移動通信端末10の使用者の潜在的な関心度が高い「関心度A」、3)関心度Sよりも関心度は低いものの移動通信端末10の使用者の将来的な関心度が高い「関心度B」、4)関心度S,A,Bよりも関心度が低い「関心度N」の4種類の度合を用いている。個別領域Yごとに判定された関心度(関心度S,A,B,N)の情報は、「関心度マップ」として解析結果DB25に格納される(図11参照)。
測位履歴取得部27は、移動通信端末10の測位履歴情報を取得する部分である。測位履歴取得部27は、解析部24で所定エリアXの個別領域Yに対する関心度の判定処理が開始されると、測位履歴DB21にアクセスして、移動通信端末10の過去の測位履歴情報を個別領域Yごとに取得して、個別領域Yに対応する測位履歴の集合Dを抽出する。抽出された集合Dは、例えば、図8に示されるように、「測位履歴ID」、「ユーザID」、「測位日時」、「緯度」、「経度」、「重み(詳細は後述)」等を項目としてまとめられた測位履歴情報であり、測位履歴取得部27に一時的に格納される。なお、便宜上、以後の説明において、個別領域Yをメッシュで示し、メッシュIDによって各個別領域Yを示すこととする。例えば、図8に示される集合D(測位履歴ID1〜ID4)は、図10(a)のメッシュID3-7に相当しており、その拡大図で示されるように、同様の緯度及び経度の測位履歴が複数存在するものである。
測位履歴取得部27は、個別領域Yの集合Dの抽出が終了した後、集合Dに属する測位履歴の測位日時から現時刻に至るまでの経過時間Tiを判定し、経過時間Tiが所定の閾値Pを越えるものを集合Dから除外する。閾値Pを大きい値にすると、過去の履歴が考慮され、閾値Pを小さい値にすると、長期にわたって履歴が存在する測位履歴が一定の範囲で除外される。また、測位履歴取得部27は、各測位履歴毎の重み付けを下記の式(1)により行い、上述した「重みVi」を判定する。


なお、係数hを0に近い小さい値に設定すると、経過時間による重み付けの部分が縮小し、係数hを1に近い大きい値に設定すると、最近の履歴が重視されるようになる。
測位履歴取得部27は、集合D内のすべての測位履歴を対象に「重みVi」を判定する。図10(a)に示されるメッシュID3−7では、例えば、係数「h」を0.01として重みViを判定している。測位履歴取得部27は、判定されたメッシュID内の測位履歴の「重みVi」を合計して、個別領域Yへの使用者の来訪度合いを示す「来訪度」とする。測位履歴取得部27は、判定した「来訪度」を解析結果DB25に出力し、「関心度マップ」に格納する。例えば、図11では、メッシュID3−7に対する「来訪度」として、「重みVi」の合計値1.55が挿入される。測位履歴取得部27は、すべてのメッシュIDに対して同様の処理を行う。
コンテンツ位置取得部28は、移動通信端末10で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得する部分である。コンテンツ位置取得部28は、解析部24で所定エリアXでの関心度の判定処理が開始されると、閲覧履歴DB22にアクセスして、移動通信端末10の閲覧履歴情報をユーザIDごとに取得する。取得された閲覧履歴情報には、閲覧日時や閲覧されたコンテンツのIDが含まれる。
閲覧履歴情報を取得したコンテンツ位置取得部28は、コンテンツDB23にアクセスして、閲覧履歴情報に含まれるコンテンツIDに基づいて、閲覧した各コンテンツの緯度や経度といった位置情報を取得する。そして、コンテンツ位置取得部28は、取得した位置情報を、所定エリアX内の個別領域Yごとに分類して、個別領域Yに対応する測位履歴の集合Eを抽出する。抽出された集合Eは、例えば、図9に示されるように、「閲覧履歴ID」、「ユーザID」、「閲覧日時」、「コンテンツID」、「緯度」、「経度」、「重み」等を項目としてまとめられた位置情報であり、コンテンツ位置取得部28に一時的に格納される。例えば、図9に示される集合E(閲覧履歴ID1〜ID4)は、図10(b)のメッシュID9-7に相当しており、その拡大図で示されるように、異なる位置情報が所定領域Y内に複数存在する。
コンテンツ位置取得部28は、集合Eの抽出が終了した後、集合Eに属する閲覧履歴における「閲覧日時」から現時刻に至るまでの経過時間Tiを判定し、経過時間Tiが所定の閾値Qを越えるものを集合Eから除外する。閾値Qを大きい値にすると、過去の履歴が考慮され、閾値Qを小さい値にすると、長期にわたって履歴が存在する閲覧履歴が一定の範囲で除外される。また、コンテンツ位置取得部28は、閲覧履歴ごとの重み付けを下記の式(2)により行い、上述した「重みWi」を判定する。


なお、係数kを0に近い小さい値に設定すると、経過時間による重み付けの部分が縮小し、係数kを1に近い大きい値に設定すると、最近の履歴が重視されるようになる。
コンテンツ位置取得部28は、集合E内のすべての閲覧履歴を対象に重みWiを判定する(図9参照)。図10(b)に示されるメッシュID9−7では、例えば、係数「k」を0.01として「重みWi」を判定している。コンテンツ位置取得部28は、判定されたメッシュID内の閲覧履歴の「重みWi」を合計して、個別領域Yに位置するコンテンツの閲覧度合いを示す「閲覧度」とする。コンテンツ位置取得部28は、判定した「閲覧度」を解析結果DB25に出力し、図11に示される「関心度マップ」に格納する。例えば、図11では、メッシュID9−7に対する「閲覧度」として、「重みWi」の合計値2.15が挿入される。コンテンツ位置取得部28は、すべてのメッシュIDに対して同様の処理を行う。
関心度判定部29は、測位履歴取得部27で取得された測位履歴情報及びコンテンツ位置取得部28で取得されたコンテンツの位置情報に基づいて、所定エリアX内の個別領域Yに対する移動通信端末10の使用者の関心度を判定する部分である。関心度判定部29は、測位履歴取得部27によって所定エリアX内のすべての個別領域Yに対する「来訪度」が判定され、コンテンツ位置取得部28によって所定エリアX内のすべての個別領域Yに対する「閲覧度」が判定さると、所定の閾値を用いて、すべての「来訪度」及び「閲覧度」を度合に応じて、度合が高いほうから、1,2,3の3段階に分類する(図11、図12(a)及び(b)参照)。「来訪度」や「閲覧度」がゼロ(すなわち「来訪なし」や「閲覧なし」)である場合には「N」に分類する。なお、図12では、「N」は空白の個別領域で示している。
関心度判定部29は、「関心度マップ」における「来訪度」及び「閲覧度」の分類わけが終了すると、分類された「来訪度」及び「閲覧度」の各データを個別領域Yが対応するように重ね合わせ処理を行い、「関心度マップ」における「関心度」を判定する。具体的には、重ね合わせ処理において、「来訪度あり」及び「閲覧度あり」となった個別領域Yを上述した関心度Sと判定し、「来訪度あり」及び「閲覧度なし(ゼロ)」となった個別領域Yを上述した関心度Aと判定し、「来訪度なし(ゼロ)」及び「閲覧度あり」となった個別領域Yを上述した関心度Bと判定し、「来訪度なし(ゼロ)」及び「閲覧度なし(ゼロ)」となった個別領域Yを上述した関心度Nと判定する。さらに、各関心度の判定にあたっては、上述した関心度S,A,B,Nに対して、「来訪度」及び「閲覧度」の段階1〜3を含めたものとする。例えば、メッシュID3−7の関心度は、関心度A3となり、メッシュID9−7の関心度は、関心度S1となる。本実施形態では、「来訪度」及び「閲覧度」の両データを有するメッシュでは、度合が高いほうの分類を用いることとする。
関心度判定部29での、上述した分類により、測位履歴情報が示す測位位置(「来訪度あり」)及びコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置(「閲覧度あり」)を含む個別領域Yに対する関心度は、関心度S1〜S3となる。関心度S1〜S3と判定された個別領域Yは、使用者の関心度が高い興味対象領域と判定される。また、関心度判定部29は、測位履歴情報が示す測位位置(「来訪度あり」)を含み且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない(「閲覧度なし」)個別領域Yに対する関心度を、関心度A1〜A3と判定する。関心度A1〜A3と判定された個別領域Yは、興味対象領域よりも使用者の関心度が低いものの、使用者の潜在的な関心度が高い潜在興味対象領域と判定される。
関心度判定部29は、測位履歴情報が示す測位位置を含まず(「来訪度なし」)且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置(「閲覧度あり」)を含む個別領域Yに対する関心度を、関心度B1〜B3と判定する。関心度B1〜B3と判定された個別領域Yは、興味対象領域よりも使用者の関心度が低いものの、使用者の将来的な関心度が高い来訪期待領域と判定される。また、関心度判定部29は、測位履歴情報が示す測位位置及び前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない(「来訪度」及び「閲覧度」共になし)個別領域Yに対する関心度を、関心度Nと判定する。関心度Nと判定された個別領域Yは、潜在興味対象領域や来訪期待領域よりも関心度が低い無関心領域と判定される。所定エリアXにおける各関心度S1〜S3,A1〜A3,B1〜B3、Nを、関心度判定部29で判定した出力例(Nは省略)を図12(c)に示す。
配信部26は、解析部24の関心度判定部29で判定した各個別領域Yに対する使用者の関心度S,A,B,Nに基づいて、個別領域Yに関する情報を移動通信端末10に配信する部分である。配信部26は、所定の条件に基づく配信指示を指示部(不図示)より受け付けると、解析結果DB25にアクセスし、その所定の条件に含まれる関心度に合致する関心度と判定された個別領域Yに関する広告情報等を、移動体通信網NWを介して移動通信端末10に配信する。配信された移動通信端末10は、配信情報表示部14により表示する。
例えば、所定の条件が示す関心度がS1〜S3である場合、配信部26は、関心度S1〜S3である興味対象領域Y内の店舗(施設)の広告情報を使用者の移動通信端末10に定期的に配信する。また、配信部26は、関心度S1〜S3である個別領域Yに移動通信端末10が在圏中の場合には、同領域Y内の閲覧済みの店舗やお気に入りの店舗等の広告情報を使用者の移動通信端末10に配信する。使用者の関心度が高い領域が精度よく推定されているため、使用者のニーズにマッチした情報が効率的に配信され、配信した店舗等に対する来訪誘導効果が高くなる。
所定の条件が示す関心度がA1〜A3である場合、配信部26は、関心度A1〜A3である潜在興味対象領域Y内の店舗等の広告情報であって使用者の好みにマッチした店舗等の情報を定期的に移動通信端末10に配信する。使用者の好みを閲覧履歴等から判定する技術は公知の技術を用いることで実現できる。また、所定の条件が示す関心度がB1〜B3である場合、配信部26は、関心度B1〜B3である来訪期待領域Y内の店舗等の広告情報を定期的に配信する。配信部26は、来訪期待領域Y内の広告情報を配信する際、移動通信端末10の使用者がその領域Yに来訪していたことがないことを考慮し、配信情報に、各店舗等への交通手段情報(移動情報)や必要に応じて近辺の宿泊情報を含める。また、配信部26は、移動通信端末10が来訪期待領域Yに在圏したことを検出した場合には、配信済みの情報を再配信する。配信部26は、無関心領域Yに関する情報は、基本的に配信しないが、上述した各領域Yに関する情報に比べて低い比率で配信するようにしてもよい。その場合には、その個別領域Yの人気店情報や使用者の好みにマッチした店舗情報を配信する。
次に、上記の解析部24や配信部26を利用して、移動通信端末10の使用者の個別領域Yに対する関心度を判定するための判定方法や、当該判定結果に基づく配信方法について、図13を参照して説明する。
まず、解析部24は、解析対象となる使用者の移動通信端末10のユーザIDを測位履歴DB21に出力する(ステップS1)。移動通信端末10のユーザIDが入力された測位履歴DB21は、ユーザIDを基にして、移動通信端末10の過去の測位位置(緯度や経度)や測位日時を含む測位履歴情報を抽出し、抽出した測位履歴情報を解析部24に出力する(ステップS2)。これにより、解析部24は、使用者の移動通信端末10の過去の測位位置及び測位日時を含む測位履歴情報を取得する(ステップS3、図8参照)。
測位履歴情報を取得した解析部24は、上記の式(1)を用いて、測位履歴情報から各履歴情報の「重みVi」を判定し、所定のメッシュ内の「重みVi」を合計して、メッシュごとの「来訪度」を判定する(ステップS4)。「来訪度」を判定した解析部24は、判定した「来訪度」を解析結果DB25に出力する(ステップS5,S6)。「来訪度」が入力された解析結果DB25は、「来訪度」を「関心度マップ」に入力して格納する(ステップS7)。
続いて、解析部24は、解析対象となる使用者の移動通信端末10のユーザIDを閲覧履歴DB22に出力する(ステップS8)。移動通信端末10のユーザIDが入力された閲覧履歴DB22は、ユーザIDを基にして、移動通信端末10の過去の閲覧コンテンツのIDや閲覧日時を含む閲覧履歴情報を抽出し、抽出した閲覧履歴情報を解析部24に出力する(ステップS9)。これにより、解析部24は、使用者の移動通信端末10の過去の閲覧コンテンツのID及び閲覧日時を含む閲覧履歴情報を取得する(ステップS10、図9参照)。
閲覧履歴情報を取得した解析部24は、閲覧コンテンツのIDをコンテンツDB23に出力する(ステップS11)。閲覧コンテンツのIDが入力されたコンテンツID23は、コンテンツIDを基にして、移動通信端末10で過去に閲覧したコンテンツの位置情報(緯度や経度)を抽出し、抽出した位置情報を解析部24に出力する(ステップS12)。これにより、解析部24は、使用者の移動通信端末10で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得する(ステップS13)。
コンテンツの位置情報を取得した解析部24は、上記の式(2)を用いて、閲覧履歴情報や位置情報から各履歴情報の「重みWi」を判定し、所定のメッシュ内の「重みWi」を合計して、メッシュごとの「閲覧度」を判定する(ステップS14)。「閲覧度」を判定した解析部24は、判定した「閲覧度」を解析結果DB25に出力する(ステップS15,S16)。「閲覧度」が入力された解析結果DB25は、「閲覧度」を「関心度マップ」に入力して格納する(ステップS17)。
続いて、配信部26は、所定の条件に基づく配信指示を指示部(不図示)より受け付けると(ステップS18)、解析結果DB25の「関心度マップ」にアクセスし、移動通信端末10の使用者の個別領域Yごとの「関心度」の出力を指示する(ステップS19)。出力指示を受けた解析結果DB25は、移動通信端末10の使用者の個別領域Yごとの「関心度」を、配信部26に出力する(ステップS20,S21)。「関心度」を取得した配信部26は、指示部からの所定の条件に含まれる関心度に合致する関心度と判定された個別領域Yに関する広告情報等を、移動体通信網NWを介して移動通信端末10に配信する(ステップS22)。これにより、使用者の関心度が高いと精度よく推定された個別領域Yに関する情報を配信できる。
以上説明したように、本実施形態に係る配信装置20は、移動通信端末10の使用者の行動を主に示す測位履歴情報の取得に加えて、移動通信端末10の使用者の興味を主に示す閲覧コンテンツの位置情報を取得し、取得された測位履歴情報とコンテンツの位置情報との両位置情報に基づいて、個別領域Yに対する使用者の関心度を判定するようにしている。このように、個別領域Yに対する移動通信端末10の使用者の関心度を判定する際、測位履歴情報だけで使用者の関心度を判定するのではなくて、使用者によって閲覧されたコンテンツの位置情報を測位履歴情報と共に利用して判定することで、通勤や通学等で日常的に電車等により通過してしまうような関心度の低い個別領域Yを除外し、移動通信端末10の使用者の関心度の高い個別領域Yをより精度よく推定することが可能となる。使用者の関心度の高い個別領域Yを精度よく判定できることから、使用者の関心度の高い個別領域に関する情報を効率的に配信できる。
また、関心度判定部29は、測位履歴情報が示す測位位置及びコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域Yに対する使用者の関心度を、測位履歴情報が示す測位位置を含み且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない個別領域に対する使用者の関心度A1〜A3よりも高い関心度S1〜S3と判定している。これにより、通勤、通学等で日常的に電車等により通過してしまうような関心度の低い個別領域Yを、関心度の高い個別領域Yと推定してしまうことを確実に防止できる。
また、関心度判定部29は、個別領域Yに対する使用者の関心度を判定する際、所定エリアXの内、測位履歴情報が示す測位位置を含まず且つコンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む個別領域Yを使用者の関心度が高く且つ来訪暦がない来訪期待領域と判定し、配信部26は、来訪期待領域である個別領域Yに関する情報を移動通信端末10に配信する際、来訪期待領域へ使用者が移動するための交通情報を個別領域Yに関する広告情報に含めて配信している。これにより、来訪期待領域に来訪したことがない使用者に対し、来訪期待領域への交通情報を提供することで、高い来訪誘導効果を奏することができる。
また、測位履歴情報には測位日時が含まれ、且つ、コンテンツの位置情報にはコンテンツの閲覧日時が含まれており、関心度判定部29は、個別領域に対する使用者の関心度を判定する際、測位日時が新しい測位履歴情報の比重を重くすると共に、コンテンツの閲覧日時が新しいコンテンツの位置情報の比重を重くして使用者の関心度を判定している。このように閲覧日時や測位日時が新しい情報の比重を重くして関心度を判定していることから、最近の使用者の興味等を関心度の判定に反映させることができ、個別領域に対する移動通信端末10の使用者の関心度を一層精度よく判定することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、メッシュIDにおける重みを合計して「来訪度」及び「閲覧度」を判定する際、各メッシュ内に位置する履歴情報を当該メッシュにおける「来訪度」や「閲覧度」(すなわち「重み」)を判定するためだけに用いていたが、あるメッシュ内の履歴情報として判定された「重み」を、二次元カーネル密度等を用いて、隣接又は近接するメッシュの「重み」を判定する際に付加させるようにしてもよい。この場合、例えば、以下の式(3)、(4)からカーネル密度を判定することで、付加させることができる。



但し、dJ,kは、メッシュIDとメッシュIDのそれぞれの中心座標間の距離であり、αは正の整数である。
例えば、図9の閲覧履歴ID4の「重み」に対して、このようなカーネル密度を反映させるとすると、図14に示すように、閲覧履歴ID4が元々含まれるメッシュの「重み」は、
重み=0.85×(1−0/0.852)=0.85であり、
上下左右方向に隣接するメッシュの「重み」は、中心座標間の距離dj,k=0.5、α=1とすると、
重み=0.85×(1−0.5/0.85)=0.6375≒0.64となり、
同様に、斜め方向に隣接するメッシュの「重み」が0.52となり、更に、その外側のメッシュの「重み」が0.40や0.24となる。このように、隣接する又は近接するメッシュに対して情報を付加でき、使用者の関心度の判定を更に精度よく行うことができる。
また、上記実施形態では、関心度として、関心度S1〜S3や、関心度A1〜A3、関心度B1〜B3、関心度Nを用いたが、関心度はこれらに限定されるわけではなく、測位履歴情報とコンテンツの地位情報とに基づいて判定される関心度であればよい。また、上記実施形態では、コンテンツの位置情報として、スポットの緯度、経度情報をコンテンツDB23で保持していたが、この緯度、経度情報に代えて、住所情報を保持し、住所情報から緯度、経度情報を概算する機能を別途設けるようにしてもよい。
1…配信システム、10…移動通信端末、20…配信装置、21…測位履歴DB、22…閲覧履歴DB、23…コンテンツDB、24…解析部、25…解析結果DB、26…配信部(配信手段)、27…測位履歴取得部(測位履歴取得手段)、28…コンテンツ位置取得部(コンテンツ位置取得手段)、29…関心度判定部(関心度判定手段)、X…所定エリア、Y…個別領域。

Claims (4)

  1. 移動通信端末の測位履歴情報を取得する測位履歴取得手段と、
    前記移動通信端末で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得するコンテンツ位置取得手段と、
    前記測位履歴取得手段で取得された前記測位履歴情報及び前記コンテンツ位置取得手段で取得された前記コンテンツの位置情報に基づいて、所定エリア内の個別領域に対する前記移動通信端末の使用者の関心度を判定する関心度判定手段と、
    前記関心度判定手段で判定した前記個別領域に対する前記使用者の関心度に基づいて、前記個別領域に関する情報を前記移動通信端末に配信する配信手段と、を備え
    前記関心度判定手段は、前記測位履歴情報が示す測位位置及び前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む前記個別領域に対する前記使用者の関心度を、前記測位履歴情報が示す測位位置を含み且つ前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない前記個別領域に対する前記使用者の関心度よりも高いと判定することを特徴とする情報配信装置。
  2. 前記関心度判定手段は、前記個別領域に対する前記使用者の関心度を判定する際、前記所定エリアの内、前記測位履歴情報が示す測位位置を含まず且つ前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む前記個別領域を前記使用者の関心度が高く且つ来訪暦がない来訪期待領域と判定し、
    前記配信手段は、前記来訪期待領域である前記個別領域に関する情報を前記移動通信端末に配信する際、前記来訪期待領域へ前記使用者が移動するための移動情報を前記個別領域に関する情報に含めて配信することを特徴とする請求項に記載の情報配信装置。
  3. 前記測位履歴情報には測位日時が含まれ、且つ、前記コンテンツの位置情報には前記コンテンツの閲覧日時が含まれており、
    前記関心度判定手段は、前記個別領域に対する前記使用者の関心度を判定する際、前記測位日時が新しい前記測位履歴情報の比重を重くすると共に、前記コンテンツの閲覧日時が新しい前記コンテンツの位置情報の比重を重くして前記使用者の関心度を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報配信装置。
  4. 所定エリア内の個別領域に関する情報を移動通信端末に配信する情報配信方法であって、
    測位履歴取得手段が、前記移動通信端末の測位履歴情報を取得する測位履歴取得ステップと、
    コンテンツ位置取得手段が、前記移動通信端末で閲覧されたコンテンツの位置情報を取得するコンテンツ位置取得ステップと、
    関心度判定手段が、前記測位履歴取得ステップで取得された前記測位履歴情報及び前記コンテンツ位置取得ステップで取得された前記コンテンツの位置情報に基づいて、前記所定エリア内の個別領域に対する前記移動通信端末の使用者の関心度を判定する関心度判定ステップと、
    配信手段が、前記関心度判定ステップで判定した前記個別領域に対する前記使用者の関心度に基づいて、前記個別領域に関する情報を前記移動通信端末に配信する配信ステップと、を備え
    前記関心度判定ステップにおいて、前記関心度判定手段が、前記測位履歴情報が示す測位位置及び前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含む前記個別領域に対する前記使用者の関心度を、前記測位履歴情報が示す測位位置を含み且つ前記コンテンツ位置情報が示すコンテンツ位置を含まない前記個別領域に対する前記使用者の関心度よりも高いと判定することを特徴とする情報配信方法。
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