JP5218241B2 - 車体組立装置 - Google Patents
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Description
この車体組立装置は、車種毎に用意された複数の治具と、複数の治具を収容する収容エリアと、収容エリアに隣接しており、複数の治具の一つを用いて組付部品の位置決めを行う作業エリアを有している。収容エリアには、治具の搬送を案内する第1搬送レールが設けられており、作業エリアには、治具の搬送を案内する第2搬送レールが設けられている。複数の治具のそれぞれには、第1搬送レールに摺動可能に係合する第1摺動ユニットが設けられている。一方、第2搬送レール上には、第2搬送レールに摺動可能に係合する第2摺動ユニットが設けられている。そして、第2摺動ユニットには、収容エリアの第1搬送レールに一連に接続し、第1搬送レールとの間で治具の受け渡しを行う治具支持レールが設けられている。
本発明は、上記の問題を解決する。本発明は、組付部品の位置決め精度の向上と、治具の交換作業に要する時間の短縮を、両立可能な技術を提供する。
複数の治具の各々には、第1搬送レールに摺動可能に係合する第1摺動ユニットが設けられている。一方、第2搬送レール上には、前記第2搬送レールに摺動可能に係合する第2摺動ユニットが設けられている。そして、第2摺動ユニットには、収容エリアの第1搬送レールに一連に接続し、第1搬送レールとの間で治具の受け渡しを行う治具支持レールが設けられている。
上記した構成によると、組付部品の位置決め精度の向上と、治具の交換作業の時間短縮を、両立することが可能となる。
第2摺動ユニットに移送した治具は、第2摺動ユニットに対して正しい位置にする必要がある。このとき、レール部材毎に第2摺動ユニットが独立していると、治具に対する2摺動ユニットの位置調整を細かに行うことができ、第2摺動ユニットに対する治具の位置決めを容易に行うことができる。
この構成によると、第2摺動ユニットに対する治具に位置決めを、速やかに行うことができる。
(形態1) 収容エリアには、サイドメンバー治具の搬送を案内する第1搬送レールが設けられている。第1搬送レールは、各々のサイドメンバー治具を、その収容位置から作業エリアとの境界位置へ、あるいは、作業エリアとの境界位置からその収容位置へ、搬送できるように敷設されている。
(形態2) 作業エリアには、サイドメンバー治具の搬送を案内する第2搬送レールが設けられている。第2搬送レールは、サイドメンバー治具を、収容エリアとの境界位置からサイドメンバーの組付位置へ、あるいは、サイドメンバーの組付位置から収容エリアとの境界位置へ、搬送できるように敷設されている。
車体組立装置10では、組み立てる車種に応じて、作業エリア40で使用するサイドメンバー治具60a、60b、60cを変更することができる。図1、図2は、車種Aの車体を組み立てる様子を示しており、車種Aに対応するサイドメンバー治具60aを用いて、サイドメンバー102の位置決めが行われている。車種Aの組立作業が終了した後は、図3に示すように、サイドメンバー治具60aを収容エリア20へ搬送し、その収容位置に収容する。同様に、例えば車種Bの組立作業時には、車種Bに対応するサイドメンバー治具60bを作業エリア40に搬送して使用し、車種Bの組立作業が終了した後は、サイドメンバー治具60bを収容エリア20に搬送して収容する。あるいは、車種Cの組立作業時には、車種Cに対応するサイドメンバー治具60Cを作業エリア40に搬送して使用し、車種Cの組立作業が終了した後は、サイドメンバー治具60cを収容エリア20に搬送して収容する。
一方、作業エリア40の床面には、サイドメンバー治具20の搬送を案内する第2搬送レール42が設けられている。ここで、図2、図3に示すように、収容エリア20の床面と作業エリア40の床面には段差が設けられており、収容エリア20の第1搬送レール22と作業エリア40の第2搬送レール42は、互いに高さ位置が異なっている。第2搬送レール42は、収容エリア20との境界位置から、サイドメンバー102の組付位置まで伸びている。第2搬送レール42は、平行に配設された複数本のレール部材によって構成されている。なお、作業エリア40の床面には、アンダーボディ治具80の搬送を案内するアンダーボディ搬送レール82も設けられている。
図4、図5に、第1搬送レール22及び第1摺動ユニット70を拡大して示す。図4、図5に示すように、第1摺動ユニット70は、複数の車輪72と、複数のサイドプレート74と、ガイドピン76と、位置決めピン78を備えている。複数の車輪72は、第1搬送レール22上に位置しており、サイドメンバー治具60を移動可能に支持している。複数のサイドプレート74は、第1搬送レール22の両側に位置しており、その先端は第1搬送レール22のフランジ部22aの下方に伸びている。ガイドピン76は、第1搬送レール22に向って下方に伸びており、その先端が第1搬送レール22に設けられたガイド溝22b内に位置している。位置決めピン78は、サイドメンバー治具60を後述する第2摺動ユニット50に対して位置決めするための部材であり、後述する治具支持レール52のピン穴52cに挿入される。
サイドプレート74と第1搬送レール22の間、及び、ガイドピン76と第1搬送レール22のガイド溝22bの間には、数ミリメートル程度の比較的に大きなクリアランスが設けられている。即ち、第1搬送レール22と第1摺動ユニット70の間には、比較的に大きなあそびが設けられており、第1搬送レール22によるガイド精度は比較的に低く抑えられている。なお、ここでいう「あそび」とは、第1搬送レール22に係合する第1摺動ユニット70が、第1搬送レール22に直交する面内で変位または揺動可能なことを意味する。
図6、図7に、第2搬送レール42及び第2摺動ユニット50を拡大して示す。図6、図7に示すように、第2搬送レール42は、ベースプレート41を介して、作業エリア40の床面に設けられている。第2摺動ユニット50は、第2搬送レール42に摺動可能に係合している摺動器54を備えている。第2摺動ユニット50には、複数の摺動器54が、互いに間隔を空けて配置されている。ここで、第2搬送レール42及び摺動器54には、例えば、THK株式会社製のLMガイド(登録商標)を採用することができる。
先ず、図10に示すように、使用後のサイドメンバー治具60cを、収容エリア20に搬送して収容する。詳しくは、第一に、サイドメンバー治具60aを、第2摺動ユニット50と共に、収容エリア20との境界位置まで搬送する。次いで、位置決めピン78による固定を解除し、サイドメンバー治具60aを、治具支持レール52から第1搬送レール22へ乗り移らせる。先に説明したように、治具支持レール52と第1搬送レール22のガイド精度が比較的に低く抑えられている(即ち、クリアランスが大きい)ので、この乗り移りはスムーズに行われる。治具支持レール52と第1搬送レール22の位置関係を、厳密に調整する必要はない。収容エリア20内では、サイドメンバー治具60aを第1搬送レール22に沿って搬送し、既定の収容位置に収容する。
次に、図12に示すように、サイドメンバー治具60cを載置した可動部24を、作業エリア40との境界位置までスライド移動させる。そして、サイドメンバー治具60cを、第2摺動ユニット50の治具支持レール52へ乗り移らせる。この乗り移りについても、スムーズに行われる。サイドメンバー治具60cを治具支持レール52上へ移動させた後、位置決めピン78によってサイドメンバー治具60cを固定する。以上により、サイドメンバー治具60cの交換作業が完了する。
車体組立装置10によれば、多数の車種を少数ずつ生産する場合でも、高い品質の車体を効率よく生産することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
20:収容エリア
20:サイドメンバー治具
22:第1搬送レール
40:作業エリア
42:第2搬送レール
50:第2摺動ユニット
52:治具支持レール
52a:フランジ部
52b:ガイド溝
52c:ピン穴
60a、60b、60c:サイドメンバー治具
70:第1摺動ユニット
78:位置決めピン
100:アンダーボディ
102:サイドメンバー
Claims (4)
- 車種混合の車体組立ラインで用いられるとともに、治具を用いて組付部品の位置決めを行う車体組立装置であって、
車種毎に用意された複数の治具と、
前記複数の治具を収容する収容エリアと、
前記収容エリアに隣接しており、前記複数の治具の一つを用いて組付部品の位置決めを行う作業エリアを有し、
前記収容エリアには、前記治具の搬送を案内する第1搬送レールが設けられており、
前記作業エリアには、前記治具の搬送を案内する第2搬送レールが設けられており、
前記複数の治具の各々には、前記第1搬送レールに摺動可能に係合する第1摺動ユニットが設けられており、
前記第2搬送レール上には、前記第2搬送レールに摺動可能に係合する第2摺動ユニットが設けられており、
前記第2摺動ユニットには、前記収容エリアの第1搬送レールに対して一連に接続可能な治具支持レールが設けられており、
前記第1搬送レールと前記治具支持レールは、互いに同型のレール部材を用いて構成されており、
前記第1搬送レールと前記第2搬送レールは、互いに異型のレール部材を用いて構成されており、
前記第1搬送レール及び前記治具支持レールを構成するレール部材と第1摺動ユニットとの間のクリアランスは、前記第2搬送レールを構成するレール部材と第2摺動ユニットとの間のクリアランスよりも、大きいことを特徴とする車体組立装置。 - 前記第2搬送レールは、平行に配設された複数本のレール部材によって構成されており、その複数本のレール部材のそれぞれに、前記治具支持レールが設けられた第2摺動ユニットが独立して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車体組立装置。
- 前記治具支持レール上の治具を前記第2摺動ユニットに対して位置決めする位置決め部材をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車体組立装置。
- 前記第1搬送レールは、前記収容エリアの床面に形成されており、
前記第2搬送レールは、前記作業エリアの床面に形成されており、
前記収容エリアの床面と前記作業エリアの床面との間には、高低差が設けられており、
前記収容エリアの第1搬送レールと前記第2摺動ユニットの治具支持レールは、同じ高さに位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車体組立装置。
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