JP5214487B2 - 移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法 - Google Patents
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Description
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、制御装置間を移動するハンドオーバをスムーズに実施できるようにし、これにより高速移動性能を低コストで向上させることの可能な移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法を提供することにある。
また、基地局の配列によっては生じ得ない順列もある。例えば互いに離れた場所に有る基地局どうしは、どれだけ時間が経過しても同じ順列に含まれないことが考えられる。そのような順列に対してはメモリ44にデータ蓄積領域を設けなくとも良い。
具体的には、データ統合部45dは装置間ハンドオーバに関係した基地局の識別情報と、その装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報などを含むデータを、他の制御装置と互いに授受し、それらのデータに基づいて隣接基地局情報44aを統合する。
・装置間ハンドオーバの発生を契機に、関係する制御装置が相互に相手方を隣接するか否かを判断し、隣接すると看做せれば隣接基地局情報の共有シーケンスを実施する。つまり他装置を巻き込むハンドオーバが生じれば、当該他装置を隣接する相手方として看做す。
・制御装置は、隣接すると看做した制御装置に自装置が保持する隣接基地局情報を送信するとともに、相手側の制御装置から送られる隣接基地局情報を取得する。そして、互いに取得した隣接基地局情報を次装置の記憶している隣接基地局情報と統合(マージ)する。
・制御装置は、移動端末が移動するにつれ経由してきた基地局と、現時点で在圏する基地局における過去のハンドオーバ履歴から、隣接基地局情報を参照して遷移確率の最も高い基地局をハンドオーバ先として予測する。特に、制御装置のエリア範囲の境界に位置する基地局に収容される移動端末については、統合された隣接基地局情報をもとにハンドオーバ先を予測する。
・装置間ハンドオーバを予測した場合は、制御装置は隣接制御装置にハンドオーバ先基地局を指示したうえで個別回線の接続を済ませ、自身も隣接制御装置との間に通信リンクを形成する。
また、隣接基地局情報を、各制御装置において自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとに分けて構築することも可能である。すなわち図4のデータベース構築部45aにおいては自配下の基地局間でのハンドオーバを対象としてローカルデータベースを構築し、装置間ハンドオーバが生じればそれを掲記としてデータ統合部45dにより共有データベースを統合する処理を行うようにしても良い。装置間ハンドオーバは共有データベースを参照すれば予測することができ、移動端末の移動速度のさらなる高速化を促すことが可能になる。
Claims (11)
- それぞれ無線ゾーンを形成し、当該無線ゾーン間をハンドオーバする移動端末を無線収容する複数の基地局と、前記複数の基地局を個別回線を介して自配下に分配して収容する複数の制御装置とを具備する移動通信システムであって、
前記複数の制御装置は、
自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築する構築手段と、
通信中の移動端末の次のハンドオーバ先の基地局を前記頻度に基づき予測する予測手段と、
前記予測された基地局へのハンドオーバを前記通信中の移動端末に指示する指示手段と、
自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合する統合処理手段とを備えることを特徴とする移動通信システム。 - 前記統合処理手段は、前記装置間ハンドオーバに係わる基地局の識別情報と、当該装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報とを含むデータを前記他の制御装置との間で授受し、このデータをもとに前記データベースを統合することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
- 前記制御装置は、さらに、
前記通信中の移動端末とその相手先との通信を継続させるためのリンクを、ハンドオーバに先行して前記予測された基地局の個別回線に形成するリンク形成手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。 - 前記リンク形成手段は、前記予測手段により前記装置間ハンドオーバの発生が予測されると、前記予測された基地局を配下とする制御装置と自装置との間に、前記通信中の移動端末とその相手先との通信路を前もって確保すべく、通信リンクを形成することを特徴とする請求項3に記載の移動通信システム。
- 前記データベースは、自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとを含み、
前記構築手段は、前記ローカルデータベースを構築し、
前記統合処理手段は、他の制御装置との間で前記共有データベースを統合することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。 - 移動通信システムの無線ゾーン間をハンドオーバして移動する移動端末を前記無線ゾーン内で無線収容する基地局を、個別回線を介して自配下に収容する制御装置であって、
自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築する構築手段と、
通信中の移動端末の次のハンドオーバ先の基地局を前記頻度に基づき予測する予測手段と、
前記予測された基地局へのハンドオーバを前記通信中の移動端末に指示する指示手段と、
自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合する統合処理手段とを備えることを特徴とする制御装置。 - 前記統合処理手段は、前記装置間ハンドオーバに係わる基地局の識別情報と、当該装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報とを含むデータを前記他の制御装置との間で授受し、このデータをもとに前記データベースを統合することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
- さらに、前記通信中の移動端末とその相手先との通信を継続させるためのリンクを、ハンドオーバに先行して前記予測された基地局の個別回線に形成するリンク形成手段を具備することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
- 前記リンク形成手段は、前記予測手段により前記装置間ハンドオーバの発生が予測されると、前記予測された基地局を配下とする制御装置と自装置との間に、前記通信中の移動端末とその相手先との通信路を前もって確保すべく、通信リンクを形成することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
- 前記データベースは、自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとを含み、
前記構築手段は、前記ローカルデータベースを構築し、
前記統合処理手段は、他の制御装置との間で前記共有データベースを統合することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。 - 移動通信システムの無線ゾーン間をハンドオーバして移動する移動端末を前記無線ゾーン内で無線収容する基地局を自配下に収容する制御装置において実施されるデータベース作成方法であって、
前記制御装置が、自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築することと、
前記制御装置が、自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合することとを含むことを特徴とするデータベース作成方法。
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