JP5213858B2 - 文書フォワーディングのためのxdmシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、XDM v2.0イネーブラ(enabler)の文書管理機能(document management function)のうち一つであるXDM(XML Document Management)フォワード機能(forward function)を実現するためのシステム及び方法に関するものである。
XDMフォワード機能(forward function)は、XDM v2.0イネーブラの文書管理機能の一つであって、XDM v2.0 requirement[XDM2_RD](参考文献:“OMA XML Document Management Requirements”, Version 2.0,Open Mobile AllianceTM, OMA-RD-XDM-V2_0、URL:http://www.openmobilealliance.org/)と、XDM v2.0 architecture[XDM2_AD](参考文献:“OMA XML Document Management Architecture”, Version 2.0, Open Mobile AllianceTM, OMA-AD-XDM-V2_0, URL:http://www.openmobilealliance.org/)とに記述されている。
XDMフォワード機能は、ユーザーがXDMSに格納されたXML文書を他のユーザーにフォワードする文書管理機能(document management function)を意味する。このフォワーディングにおいて、ユーザーは、該当XML文書の全体をフォワードするか、あるいは該当XML文書の一部を選択的にフォワードし、またはその一部を変更(modify)してフォワードすることができる。このXML文書を受信すると、ユーザーは、フォワードされたXML文書を収容(acceptance)するか否かを決定する。ユーザーがこの文書を収容する場合に、フォワードされた文書は、このユーザーの所有となり、XDMS内の上記ユーザーのユーザーディレクトリ(user directory)に格納される。
一方、[XDM2_RD]のXDMフォワード機能に対する要求(requirement)要約技術には、上記したXDMフォワード機能の要求に関して、次のように記録が含まれている。
1.適切な権限を有するユーザーは、他のユーザーにXML文書をフォワードできる。
2.フォワーディング(forwarding)を要求するユーザーは、ターゲット(target)XML文書の原本に影響を与えないつつ、ターゲットXML文書の内容を調整してフォワーディングできる。
3.フォワーディングされた文書を受信したユーザーは、このXML文書を収容するか否かを決定できる。その結果、受信ユーザーがフォワーディングされたXML文書を収容すると、該当部分は上記ユーザーの新たなXML文書に生成されて格納される。
したがって、本発明は、[XDM2_RD]及び[XDM2_AD]に上述したように、XDMフォワード機能を実現するためのシステム及び方法を提供することをその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様によれば、XDM(XML Document Management)フォワード機能を遂行するためのXDMシステムであって、フォワードしようとするXML文書をXDMフォワード受信者にフォワーディングするためのフォワード要求メッセージを伝送するXDMフォワード要求者と、フォワード要求メッセージを受信し、XDMフォワード要求者がフォワードを要求するターゲットXML文書をフォワーディングする権限があるか否かを判定し、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書を変更してフォワードしようとする場合に、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書を調整する権限があるか否かを判定した後、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書に対してフォワード権限と変更権限を有すると、要求されるXML文書又はXML文書のフィルタリング及び変更によって調整された部分をXDMフォワード受信者にフォワーディングし、XDMフォワード受信者がフォワーディングされたXML文書又は調整されたXML文書の内容を収容するか否かを判定する受信者権限の確認を遂行した後に、受信者権限の確認が成功的に遂行された場合に、XDMフォワード受信者はフォワーディングされたXML文書又は調整されたXML文書の内容を所有してXDMフォワード受信者のユーザーディレクトリに格納するXDMS(XDM Sever)と、XDMSが受信者権限の確認を要求する場合には、ユーザーの応答によってXML文書収容に対する応答をXDMSに伝送するXDMフォワード受信者とを含んでなることを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、XDMフォワード要求者、XDMS、及びXDMフォワード受信者を含んで構成されるXDMシステムにおけるXDMフォワード機能を実現する方法であって、XDMフォワード要求者がフォワードしようとするXML文書をXDMフォワード受信者にフォワーディングするためのフォワード要求メッセージをXDMSに伝送するステップと、XDMSがフォワード要求メッセージを受信した場合に、XDMフォワード要求者がフォワードを要求したターゲットXML文書に対してフォワード権限があるか否か、そしてXDMフォワード要求者がターゲットXML文書を変更してフォワードしようとする場合に、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書を変更する権限があるか否かを確認し、ターゲットXML文書に対してフォワード権限と変更権限があると、要求されたXML文書又はその内容のフィルタリングと変更が適用されて調整された内容をXDMフォワード受信者にフォワーディングし、XDMフォワード受信者がフォワードされたXML文書又はその調整された内容を収容する否かに対して受信者権限を確認するステップと、XDMフォワード受信者がXDMSから受信者権限を確認するための要求がある場合に、ユーザーの応答によってXML文書の収容に対する応答をXDMSに伝送するステップと、XDMSが受信者権限確認を成功的に遂行した場合に、XDMフォワード受信者がフォワーディングされたXML文書を所有してユーザーディレクトリに格納するステップとを有することを特徴とする。
本発明で提案された方法によれば、XDM V2.0サービスイネーブラ(service enabler)のXDMフォワード機能を具体的に実現することができる。
本発明の実施形態により、単一ドメイン(single domain)でXDMフォワード機能実現の構成及び各構成間のシグナリングフローを示す図である。 本発明の実施形態により、複数ドメイン(multiple domain)でXDMフォワード機能実現の構成及び各構成間のシグナリングフローを示す図である。 本発明の実施形態により、ターゲットXML文書がXDMフォワード要求に直接挿入される場合のシグナリングフローを示す図である。 本発明の実施形態により、ターゲットXML文書のXCAP URIのみがXDMフォワード要求に挿入されるこによって、間接的にターゲットXML文書を記録する場合のシグナリングフローを示す図である。 本発明の実施形態により、フィルタ規則がXML文書に適用される場合を示す概念図である。 本発明の実施形態により、XDMフォワード要求をルーティングする方法のうち、XDMフォワード要求がXDMフォワード要求者のXDMSにまずルーティングされる方法を説明するための図である。 本発明の実施形態により、XDMフォワード要求をルーティングする方法のうち、 XDMフォワード要求がXDMフォワード受信者のXDMSにまずルーティングされる方法を説明するための図である。 本発明の実施形態により、複数のユーザーに対するXDMフォワードを説明するための図である。 本発明の実施形態により、グループに対するXDMフォワードを説明するための図である。 ‘application/vnd.oma.foward+xml’のXML構造の例を示す図である。 本発明の実施形態により、XDMフォワードターゲットを直接含むXCAP PUT要求を用いてXDMフォワード機能を実現する場合の処理フローを示す図である。 本発明の実施形態により、XDMフォワードターゲットのXCAP URIを含むXCAP PUT要求を用いてXDMフォワード機能を実現する場合の処理フローを示す図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
下記において、同一の構成要素に対しては異なる図面に表示されてもできるだけ同一の参照番号及び参照符号を付して説明する。また、本発明の説明において、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。
本発明では、[XDM2_RD]及び[XDM2_AD]に記録されたように、XDMフォワード機能を実現する方法がより具体的に提案される。このために、本発明は、ユーザーのXDMフォワード機能を要求するXDMC内のXDMフォワード要求者(requestor)、要求されたXDMフォワード機能を実行するXDMS内のXDMフォワード処理エンジン(forward processing engine)、及びユーザーが受信されたXML文書を収容するか否かを決定するXDMフォワード受信部(receiver)の機能(function)を定義し、これらの相互動作を説明する。
まず、本発明の実施形態によるXDMフォワード機能実現の概要は、図1を参照して説明する。図1は、本発明によるXDMフォワード機能実現の構成及び各構成間のシグナリング(signalling)フローを示す。このとき、図1は、該当XML文書を格納しているXDMSと該当XML文書が伝達されるXDMフォワード受信者のXDMSが同一の単一ドメインに属する本発明の実施形態である。
まずは、ステップ100で、ユーザー10(機能的な構成(functional entity)から見れば、このユーザーによって要求されるXML文書管理のために実際に使用されるXDMC(XDM Client)であり、以下、便宜上“XDMフォワード要求者(XDM forward requesting user)”と称する)は、XDMS12内の特定XML文書に対するフォワーディングを特定のユーザー14(以下、便宜上“XDMフォワード受信者(forward receiving user)”と称する)に要求する。このとき、該当XML文書は、その全体、または一部、あるいは変更された部分がフォワーディングされることができる。このようなXDMフォワード要求は、該当XML文書を格納しているXDMS12に伝達される。
ステップ102で、XDMフォワード要求(実際に、この要求は、XDMS内のXDMフォワード処理エンジンで処理される)を受信したXDMS12は、XDMフォワード要求者10が要求されたXML文書に対してXDMフォワード権限があるか否かを判定する。また、XDMフォワード要求者10が該当XML文書を変更してXDMフォワードしようとする場合に、XDMS12は、XDMフォワード要求者10が該当XML文書に対して変更権限があるか否かを判定する。本発明では、上記したような一連の権限確認過程は要求者権限確認(requestor authorization)と呼ばれる。このとき、XDMフォワード要求者は、該当XML文書の全体をフォワードする権限があれば、別途の要求者権限確認なしで、該当XML文書の一部のみをフォワードすること(以下、“フィルタ(filter)”と称する)ができる。これは、該当XML文書の内容全体をフォワードするか、あるいはその一部のみをフォワードするかの差異のみがあるためである。
その後、XDMS12は、要求者権限の確認を成功的に遂行する。ステップ104で、上記要求が該当XML文書のフィルタまたは変更(modification)を含む場合に、XDMS12は、これを該当XML文書に適用させてフォワードされる部分を調整(adjust)する。そうでないと、XDMS12は、ステップ106に直ちに進行する。
ステップ106で、XDMS12は、XDMフォワード受信者14に該当XML文書をフォワードし、これは、該当XML文書をXDMフォワード受信者のXDMSに伝達する過程である。該当XML文書のフィルタまたは変更が要求される場合、XDMSは、これら要求によって調整されたXML文書を伝送する。単一ドメインにおいて、単一ドメインで一つのXDMSが同一のAUID(Application Unique ID)を担当するため、単一ドメインの場合には、該当XML文書を格納しているXDMSは、該当XML文書が伝達されるXDMフォワード受信者のXDMSと同一である。したがって、この過程は、同一XDMS内で該当XML文書をXDMフォワード受信者のユーザーディレクトリに伝達するための過程である。しかしながら、XDMSは機能的な構成であるため、一つのXDMSは、実際具現の際に、マルチプルインスタンス(multiple instance)によって実現されることもできる。この場合、フォワーディング過程は、同一のAUIDを担当する2つのXDMSインスタンス間の伝送過程もなり得る。
ステップ108で、該当XML文書が伝達されたXDMS12は、XDMフォワード受信者14がこのXML文書を受信できるか否かを判定する。本発明において、XDMフォワード受信者14がこのXML文書を受け入れるか否かを判定する過程は受信者権限確認(receiver authorization)と呼ばれる。このような受信者権限の確認を遂行する方法は、直接的な問い合わせなしにユーザーによってXDMSに定められているアクセス規則(access rule)に従ってXML文書を収容するか否かを判定するためのプロアクティブ権限確認(proactive authorization)方法と、XDMフォワード受信者がXML文書を収容するか否かをユーザーに直接問い合わせて確認するリアクティブ権限確認(reactive authorization)方法の2つの方法を含む。
ステップ108で受信者権限の確認が成功的に遂行すると、XDMS12は、ステップ110で、フォワーディングされたXML文書が該当XDMフォワード受信者の所有に属するので、このXML文書をXDMフォワード受信者のユーザーディレクトリに格納する。
XDMS12は、ステップ112で、上記したXDMフォワード要求に応じる実行結果をXDMフォワード要求者に送る。
該当XML文書を格納しているXDMSと該当XML文書が伝達されるXDMフォワード受信者14のXDMSと同一でない複数ドメインである場合について、図2を参照して説明する。図2は、本発明で提案するXDMフォワード機能実現の構成と各動作のシグナリングフローを示す。
まず、XDMフォワード要求者10は、ステップ200で、XDMS12内に特定のXML文書を特定のXDMフォワード受信者22にフォワーディングするように要求する。このとき、該当XML文書の全体、またはその一部、もしくは変更された部分がフォワードされることができる。このXDMフォワード要求は、該当XML文書を格納するXDMS12に伝達される。
伝達されたXML文書を有するXDMS12は、ステップ202で、 XDMフォワード要求者10が要求されたXML文書に対してXDMフォワード権限を有しているか、そして該当XML文書を変更してフォワードしようとする場合にXDMフォワード要求者10が該当XML文書に対して変更権限を有しているかを確認するための要求者権限の確認を遂行する。これを成功的に確認した後に、XDMS12は、ステップ204で、該当XML文書を該当XML文書のフィルタ又は変更によって調整する。その後、ステップ206で、要求されたXML文書又はステップ204で調整されたXML文書は、ドメインB(すなわち、他のドメイン)のXDMS20に伝送される。
ドメインBのXDMS20は、XML文書が伝達された後に、ステップ208で、XDMフォワード受信者22がフォワードされたXML文書を収容できるか否かを判定するための受信者権限の確認を遂行する。受信者権限確認を成功的に遂行した後に、フォワーディングされたXML文書は、ステップ210で、該当XDMフォワード受信者の所有とされ、XDMS20はこのXML文書を上記ユーザーのユーザーディレクトリに格納する。
XDMS20は、ステップ212で、上記のようなXDMフォワード要求に応じる実行結果をドメインAのXDMS12を通じて、XDMフォワード要求者10に送る。
また、複数ドメイン間のXDMフォワード機能の基本的な手順は、図2で説明した単一ドメインインの場合と同様である。しかしながら、要求されたXML文書が一つのドメインのXDMSから他のドメインのXDMSに伝達されることと、受信者権限の確認及びフォワードされたXML文書の貯蔵は、XDMフォワード受信者が属するドメインのXDMSにより遂行されることとが異なる。
下記に、XDMフォワード機能を実現する場合に考慮すべき事項について説明する。まず、本発明で提案される実現は、上述した[XDM2_RD]のXDMフォワード機能に対する要求事項だけでなく、次のような4つの条件も満たすように考案された。
1.XCAP URIを用いるターゲットXML文書の表現
XDMフォワードのターゲットとなるXML文書がXDMフォワード要求に直接含まれる場合に、XDMフォワード要求者は、XDMフォワードを要求する前にXDMSからまず該当XML文書を取り出した(retrieve)後に、これをXDMフォワード要求に含める。これについて、図3を参照して説明する。
XDMフォワード要求者10は、XDMS12にXCAP GET要求メッセージを伝送することによってターゲットXML文書を要求する。以後、XDMS12は、200 OKメッセージを通じてターゲットXML文書を伝送する。このターゲットXML文書を受信した後に、XDMフォワード要求者10は、ターゲットXML文書を含むXDMフォワード要求メッセージをXDMS12に伝送する。これを受信したXDMS12は、XDMフォワードの結果をXDMフォワード要求者10に伝送する。
図3からわかるように、このような過程は、ターゲットXML文書がXDMフォワード要求者10とXDMS12との間で反復して交換されるシグナリングオーバーヘッド(signaling overhead)をもたらす。特に、XDMフォワード要求者のアクセスネットワークが無線である場合、このシグナリングオーバーヘッドは、アクセスチャンネルリソースの浪費と反応時間の遅延を招くことができる。このような問題を解決するために、本発明は、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書がXDMフォワード要求に直接に含まれずに、このXML文書が格納されたXDMSの位置を記録するXCAP URIのみが含まれ、それによって該当XML文書がXDMフォワード要求に間接的に記録できるXDMフォワード機能を実現するための方法を提案する。このようにターゲットXML文書がXDMフォワード要求に直接含まれる代わりに、ターゲットXML文書が格納されたXDMSの位置を記録するXCAP URIのみがXDMフォワード要求に含まれ、それによって該当XML文書をXDMフォワード要求に間接的に記録されることができる。ターゲットXML文書の代わりにXCAP URIのみを含むXDMフォワード要求メッセージを通じてフォワード機能を遂行する過程について、図4を参照して説明する。
まず、XDMフォワード要求者10は、ターゲットXML文書のXCAP URIを含むXDMフォワード要求メッセージをXDMS12に伝送する。このXDMフォワード要求メッセージを受信した後に、XDMS12は、XCAP URIを通じてターゲットXML文書を取り出してXDMフォワード要求を遂行する。その後、XDMS12は、XDMフォワード要求者10にXDMフォワードの結果を伝達する。
このターゲットXML文書の間接技術は、XDMフォワード要求者とXDMSとの間のシグナリングオーバーヘッドを減少させる。したがって、図3と同様に、重複した情報の交換によるチャンネルリソースの浪費と反応時間の遅延を解決することができる。
2.ターゲットXML文書にフィルタを適用
本発明では、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書の原本を変更させることなく、その一部だけをXDMフォワードすることができる。このために、本発明は、フィルタを適用してXDMフォワード要求者がターゲットXML文書に対するフィルタ規則をXDMフォワード要求に含めるようにする。このとき、ターゲットXML文書の原本に影響を与えずにフォワードされるように、フィルタ規則によるターゲットXML文書の一部のみにフィルタを適用することができる。図5は、ターゲットXML文書に対するフィルタの適用を示す概念図である。図5を参照すると、原本XML文書500は、フィルタ規則502を通じてフィルタリングされたXML文書504に生成される。
3.XDMフォワード要求のルーティング(routing)方法
XDMフォワード要求をルーティングする方法は、XDMフォワード要求者のXDMSにXDMフォワード要求をまずルーティングする方法と、XDMフォワード受信者のXDMSにXDMフォワード要求をルーティングする方法との2つがある。これら2つの方法は、XDMフォワード要求者のドメインがXDMフォワード受信者のドメインと相互に異なる場合に明らかな差を有し、これについては図6及び図7を参照して説明する。
第1に、XDMフォワード要求者のXDMSにXDMフォワード要求をまずルーティングする方法について、図6を参照して説明する。
図6を参照すると、ドメインAのXDMフォワード要求者10は、XDMフォワード要求メッセージを通じてXDMフォワードを要求し、このXDMフォワード要求は、上記ドメインAと同一のドメインAのXDMS12にまずルーティングされる。XDMS12は、同一のドメインであるドメインAのXDMフォワード要求者の権利を確認した後に、ターゲットXML文書又はフィルタ規則によって調整されたXML文書の内容をXDMフォワード受信者が存在するドメインBのXDMS20に伝送する。ドメインBのXDMS20は、同一のドメインであるドメインBに存在するXDMフォワード受信者22を収容(acceptance)するか否かを判定してから受信された文書を格納する。
同一のドメイン内では情報の交換及び管理が容易である一方で、相互に異なるドメイン間の情報の交換及び管理は、ネットワーク間インターフェース(Network-to-Network Interface:NNI)を通じてなされ、より複雑な手順を必要とする。この点を考慮すれば、図6に示す接近方法が効率的である。その理由は、図6の接近方法において、相互に異なるドメインで発生するオペレーション(operation)は、それらドメイン間のターゲットXML文書またはそのフィルタリングされた内容を、権限確認(authorization)のような管理を必要とせずに、単純に交換だけをするためである。相互に異なるドメインの間で権限確認が必要ないことは、上記したように、要求者権限確認及び受信者権限確認がそれぞれの同一のドメイン内でユーザーとXDMSとの間でのみ遂行されるためである。
さらに、図6に示す接近方法において、ターゲットXML文書が相互に異なるドメイン間で伝達される場合に、フィルタリングが適用されたXML文書の内容のみが伝達されるため、XDMフォワード要求者によってフィルタリングされる内容は異なるドメインに伝達されることはない。したがって、図6に示す接近方法は、XDMフォワード要求者の情報に対するセキュリティ(security)維持の側面でも安全であるといえる。
第2に、XDMフォワード受信者のXDMSにXDMフォワード要求をルーティングする方法について、図7を参照して説明する。
図7を参照すると、ドメインAのXDMフォワード要求者10は、XDMフォワード要求メッセージを通じてXDMフォワードを要求し、フォワーディングのターゲットが格納されるドメインBのXDMフォワード受信者22のXDMS20にXDMフォワード要求をルーティングする。ドメインBのXDMS20は、該当XML文書が格納されているドメインAのXDMS12に該当XML文書を要求する。その後、ドメインAのXDMS12は、XDMフォワード要求者10の権利が許可されたか否かを判定し、ドメインBのXDMS20にターゲットXML文書を伝送する。XDMフォワード要求がフィルタ規則を含む場合に、ドメインBのXDMS20は、伝達されたXML文書に上記フィルタ規則を適用させてその内容を調整し、XDMフォワード受信者が調整されたXML文書を収容するか否かを判定した後にこれを格納する。
図7に示す方法は、XDMフォワード要求メッセージをXDMSに伝達する過程と、ターゲットXML文書を取り出す過程とが、NNIインターフェースを通じて相互に異なるドメイン間で遂行されるので、図6に示した方法より効率が良くない。
また、図7に示す方法において、XDMフォワード要求と共にフィルタ規則が他のドメインに伝達され、そのドメインのXDMS、すなわちドメインBのXDMSが該当XML文書にフィルタ規則を直接適用する。したがって、XDMフォワード要求者によってフィルタリングされる希望する内容を含む該当XML文書の全体がドメインB、すなわち他のドメインに伝達されなければならないため、XDMフォワード要求者10の情報に対するセキュリティ維持に問題となる可能性がある。
したがって、本発明は、図7の方法よりは図6の方法を優先してXDMフォワード機能を実現することを提案する。
4.複数ユーザー又はグループへのXDMフォワード
XDMフォワード機能は、図8及び図9に示すように、一つのXDMフォワード要求を用いて複数のXDMフォワード受信者又はグループのXDMフォワード受信者に該当XML文書をXDMフォワードできなければならない。図8を参照すると、XDMフォワード要求者10は、複数のユーザーのためのXDMフォワード要求メッセージをXDMS12に送る。このメッセージを受信したXDMS12は、該当するn人のXDMフォワード受信者14-1,14-2,…,14-nに対してXDMフォワードを遂行する。また、図9に示すように、XDMフォワード要求者10によってXDMS12にXML文書のフォワードが要求される対象がグループである場合、すなわちグループに対するXDMフォワード要求である場合に、XDMS12は、グループXDMS13からこのグループの情報を取り出し、そのメンバー(member)に対するレゾリューション(resolution)を遂行し、それぞれのグループメンバー15-1,15-2,…,15-nにXDMフォワードを遂行する。
すると、本発明は、上記した[XDM2_RD]のXDMフォワード機能に対する要求と上記したXDMフォワード機能の実現における4つの考慮事項に基づいて、XDMフォワード機能の具体的な実現方法を提案する。本発明では、4つのXDMフォワード機能の具体的な実現方法を提案する。
まず、本発明で提案されるXDMフォワード機能実現を説明するために、次の<表1>に示すPoCグループ文書をXDMフォワードの対象になるXML文書の例として使用する。この例のようなPoCグループ文書は、[PoC_XDM](参考文献:“PoC XDM Specification”,Version 1.0, Open Mobile AllianceTM, OMA-TS-PoC_XDM-V1_0, URL:http://www.openmobilealliance.org/)に基づいて記述され、この文書の所有者は“sip:source_user@example.com”であり、この文書のファイル名は“source-poc-group.xml”であると仮定する。また、このPoCグループ文書は、現在“example.com”ドメインのPoC XDMS(そのAUIDは、org.openmobilealliance.pocである)内の“sip:source_user@example.com”のユーザーディレクトリに格納されていると仮定する。したがって、このPoCグループ文書のXDMS内の位置は、
“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc/users/sip:source_user@example.com/sorce-poc-group.xml”のXCAP URIとして記録される。
Figure 0005213858
まず、XDMフォワード機能の実現方法の中でHTTP POST要求を用いる方法について説明する。
本発明では、XDMフォワード機能がHTTP POST要求を用いて次のように実現され、XDMシステムは次のような4つの条件に従って処理することが提案される。
1.XDMフォワード要求の実現
本発明は、HTTP POST要求に基づいてXDMフォワード要求を次のように実現することを提案する。下記の<表2>は、XDMフォワード要求の実現に関する例を示す。
Figure 0005213858
(1)要求ライン(Request line)
XDMフォワード要求を実現するHTTP POST要求の要求ラインは、コンテンツボディー(content body)に記録されたXDMフォワードを処理するXDMSと、そのXDMS内にXDMフォワード処理エンジン(processing engine)のHTTP URIを記録する。このとき、XDMフォワード要求がルーティングされるXDMSは、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書が格納されている所でなければならない。
<表2>の例において、要求ラインは
“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc/forward”である。これは、HTTP POST要求が、“example.com”ドメインの“org.openmobilealliance.poc”のAUIDを担当するXDMS、すなわちPoC XDMSにルーティングされ、上記PoC XDMS内の“/forward”のXDMフォワード処理エンジン(forward processing engine)で処理されることを意味する。コンテンツボディー(content body)に記録されたターゲットXML文書のXCAP URIは、
“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc/users/sip:
source_user@example.com/source-poc-group.xml”であり、この文書が格納されたXDMSのアドレスは“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc”となる。したがって、この文書が格納されているXMDSのアドレスは、HTTP POST要求の要求ラインに記録されたPoC XDMSのアドレスと同一であることがわかる。すなわち、このターゲットXML文書は、PoC XDMSに格納されている。
(2)XDMフォワード要求者のID
このXDMフォワードを要求するXDMフォワード要求者は、“X-XCAP-Asserted-ID”[XDM_Core](参考文献:“XML Document Management(XDM) Specification”,Version 1.0,Open Mobile AllianceTM,OMA-TS-XDM_CORE-V1_0,URL:http://www.openmobilealliance.org/)または対応するHTTPヘッダーに記録されることができる。<表2>の例では、XDMフォワード要求者が“sip:forwarder@example.com”であることがわかる。
(3)XDMフォワードの内容
XDMフォワードの内容は、少なくとも次のような内容を記録しなければならない。
(a)XDMフォワードのターゲットとなるXML文書のXCAP URI
(b)XDMフォワードされる内容が伝達されるXDMフォワード受信者

このような内容は、XMLで表現されることができる。このとき、この表現のための新たなコンテンツタイプを定義することが必要である。本発明では、これを“application/vnd.oma.foward+xml”であると仮定する。図10は、XDMフォワードの内容が記録されるXML構成の例を示す。
図10を参照すると、ルート要素(root element)は、XDMフォワードのターゲットになるXML文書のXCAP URIを記録する<target>、XDMフォワード受信者を記録する<recipients>、及びターゲットXML文書に適用されるフィルタ規則(filter rule)を記録する<forward-filter-set>の子要素(child element)を含んでなる。ここで、<target>及び<recipients>は、基本的にXDMフォワード内容を記録するため、必ず存在すべく、<filter-rule-set>は選択的に存在することができる。下記に、フィルタ規則についてより詳しく説明する。<recipients>において、それぞれのXDMフォワード受信者は、子要素<recipient>によって記録される。したがって、複数個の<recipient>要素が存在できる。
<表2>は、‘application/vnd.oma.foward+xml’コンテンツタイプのXDMフォワード内容の例を示す。すなわち、<target>要素に記録されたターゲットXML文書のXCAP URIは、
“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc/users/sip:source_user@example.com/source-poc-group.xml”である。このとき、<target>要素の‘auid’属性(attribute)は、そのAUIDを表し、XML文書の種類を提供する。また、<recipients>に記録されたXDMフォワード受信者は、“sip:recipient_1@example.com”、“sip:recipient_2@example.com”、“sip:forward_group@example.com”、及び“sip:user@example2.com”である。
上記に考慮事項について説明したように、複数のXDMフォワード受信者又はグループに対するXDMフォワードが可能である。<表2>の例からわかるように、ターゲットXML文書は、“example.com”ドメイン内の“sip:recipient_1@example.com”、“sip:recipient_2@example.com”のユーザーと“sip:forward_group@example.com”のグループ、そして“example2.com”ドメイン内の“sip:user@example2.com”にXDMフォワードされる。
(4)XDMフォワードフィルタ
上述したように、XDMフォワード要求者は、フィルタを用いてターゲットXML文書の内容のうち一部だけをXDMフォワードすることができる。このために、フィルタ規則がXDMフォワード要求に含まれることができる。このようなフィルタ規則は、少なくとも次のような内容を記録しなければならない。
(a)フィルタ規則が適用されるターゲットXML文書
(b)フィルタ規則が適用される場合(例えば、XML文書が特定の受信者にXDMフォワードされる場合のみにフィルタ規則を適用)
(c)フィルタされる内容の記録
このような内容は、XMLで表現され、XDMフォワード要求のコンテンツとして含まれることができる。図10の例に示すように、“application/vnd.oma.foward+xml”のコンテンツは、<target>に記録されたターゲットXML文書に適用されたフィルタ規則を<forward-filter-set>に記録する。このような<forward-filter-set>は、複数の子要素<forward-filter>を有し、それぞれの子要素<forward-filter>は各フィルタ規則を記録する。<forward-filter>の‘id’属性は、フィルタ規則の識別(identification)を表し、‘recipient’属性は、記録されたフィルタ規則が適用される場合のXDMフォワード受信者を表す。‘recipient’属性がない場合に、記録されたフィルタ規則は、すべてのXDMフォワード受信者へのXDMフォワードの際に適用される。
実際に、フィルタ規則を記録する方法は、2つの接近方法がある。その一つは、原本XML文書からフィルタアウト(filtered out)される部分のみを記録する方法であり、他の一つは、原本XML文書にフィルタリングされて含まれる部分のみを記録する方法である。これらは、<forward-filter>の子要素である<exclude>要素と<include>要素に記録される。この<exclude>要素には、ターゲットXML文書からフィルタアウトされ、XDMフォワードの際に除外される部分の最上位要素のXPATH Node URI[XCAP](参考文献:“The Extensible Markup Language(XML) Configuration Access Protocol(XCAP)”,J.Rosenberg,May 5,2006,URL:http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-simple-xcap-11.txt)が記録される。<include>要素には、ターゲットXML文書にフィルタリングされてXDMフォワードの際に含まれる部分のXPATH Node URIを記録する。
<ns-bindings>要素は、XPATH URIを記録する場合に使用される名前空間バインディング(namespace binding)を指定する。下記の<表3>は、<表2>のXDMフォワード要求に上記したフィルタ規則を追加させた例を示す。
Figure 0005213858
上記<表3>のXDMフォワード要求のコンテンツは、このXDMフォワード要求のターゲットである
“http://xcap.example.com/org.openmobilealliance.poc/users/sip:source_user@example.com/source-poc-group.xml”のXCAP URIを有するPoCグループ文書に適用される2つのフィルタ規則を示す。一つは、‘xyz’のidを有するフィルタ規則であり、他の一つは‘abc’のidを有するフィルタ規則である。‘xyz’フィルタ規則は、‘recipient’属性が存在しないため、XDMフォワードの際にすべてのXDMフォワード受信者に適用され、それによってターゲットPoCグループ文書から<ruleset>の内容をすべて除去する。‘abc’フィルタ規則は、“sip:recipient_2@example.com”のユーザーにXDMフォワードする際にのみ適用され、PoCグループリストから“sip:cherryblossom@example.com”を記録する<entry>を除去できることを記録する。次の<表4>は、“sip:recipient_2@example.com”の受信者を除いた残りの受信者に伝達されるターゲットPoCグループ文書に‘xyz’フィルタ規則が適用される場合を示す。<表5>は、“sip:recipient_2@example.com”の受信者に伝達されるターゲットPoCグループ文書に‘xyz’フィルタ規則と‘abc’フィルタ規則が共に適用される場合を示す。
ここで、これらフィルタ規則は、原本XML文書には全く影響せずに、XDMフォワードされる場合のみに適用されることに留意する。
Figure 0005213858
Figure 0005213858
2.実現されたXDMフォワード要求の処理
実現されたXDMフォワード要求は、図1及び図2の手順に従って処理される。すなわち、<表3>に示したように実現されたXDMフォワード要求の場合は、次のように処理される。
(1)“sip:forwarder@example.com”のユーザーは、<表3>に示したXDMフォワード要求を要求し、このXDMフォワード要求はexample.comドメインのPoC XDMSに伝達される。
(2)example.comドメインのPoC XDMSは、“sip:forward@example.com”のユーザーが“sip:source_user@example.com”のユーザーの“source-poc-group.xml”をXDMフォワードできる権限があるか否かを判定する。
(3)成功的な確認後、example.comドメインのPoC XDMSは、“source-poc-group.xml”に‘xyz’フィルタ規則を適用させて<表4>の内容を生成する。また、PoC XDMSは、‘xyz’フィルタ規則及び‘abc’フィルタ規則を適用させて<表5>の内容を生成する。
(4)example.comドメインのPoC XDMSは、“sip:forward_group@example.com”が共有(shared)グループURIであることを認識し、example.comドメインの共有XDMSからそのメンバーリストを取り出す。このとき、このグループのすべてのメンバーは、example.comドメインのユーザーであると仮定する。<表4>の内容は、メンバーリストのユーザーと“sip:recipient_1@example.com”のユーザーのPoC XDMS内のユーザーディレクトリに伝達され、<表5>の内容は、“sip:recipient_2@exmaple.com”のユーザーディレクトリに伝達される。
また、example.comドメインのPoC XDMSは、“sip:user@example2.com”のユーザーがexample2.comドメインに存在することを認知し、<表4>の内容をexample2.comドメインのPoC XDMSに伝送する。example2.comドメインにおける処理は、下記のステップ(5-1)以後の処理に従う。
(5)example.comドメインのPoC XDMSは、“sip:forward_group@example.com”のメンバーユーザーと“sip:recipient_1@example.com”のユーザーが<表4>の内容の受信を希望するか、そして“sip:recipient_2@example.com”のユーザーは<表5>の内容の受信を希望するかを確認する。これは、ユーザーがexample.comドメインのPoC XDMSに対して予め定められた規則によって確認するか、あるいは該当ユーザーに確認を直接要求することができる。
(6)成功的に確認を遂行した後に、example.comドメインのPoC XDMSは、それぞれの受信された内容を各ユーザーのユーザーディレクトリに格納する。このとき、どんなファイル名(file name)でも使用可能である。ここでは、原本XML文書のファイル名にXDMフォワード要求者のIDを加えてファイル名を表す。すなわち、ファイル名が、source-poc-group[forwarder@example.com].xmlとして格納される。
(7)example.comドメインのPoC XDMSは、XDMフォワード要求の遂行結果を“sip:forwarder@example.com”に送る。
上記のステップ(4)に示した<表4>の内容が受信されたexample2.comドメインのPoC XDMSは、次のサブステップに従って遂行される。
(5-1)example2.comドメインのPoC XDMSは、“sip:user@example2.com”のユーザーが<表4>の内容を受信しようとするか否かを確認する。
(6-1)成功的に確認した後に、example2.comドメインのPoC XDMSは、<表4>の内容を“sip:user@example2.com”のユーザーのユーザーディレクトリに格納する。
(7-1)example2.comドメインのPoC XDMSは、XDMフォワード要求の遂行結果をexample.comドメインのPoC XDMSに送る。
3.ドメイン間でターゲットXML文書又はフィルタリングされた内容を伝達する方法
上記のステップ(4)で、example2.comドメインのPoC XDMSに<表4>の内容を伝達することは、HTTP PUT要求またはXDMフォワード要求によって実現されることができる。次の<表6>及び<表7>は、それぞれHTTP PUT要求またはXDMフォワード要求によって伝達される方法の例を示す。<表6>は、HTTP PUT要求を用いて、ターゲットXML文書又はフィルタリングされた部分をドメインの間で伝達する方法を示す。また、<表7>は、XDMフォワード要求を用いて、ターゲットXML文書又はフィルタリングされた部分をドメインの間で伝達する方法を示す。
Figure 0005213858
Figure 0005213858
<表6>に示すHTTP PUT要求を用いる方法において、PoCグループ文書の該当フィルタリングされた内容は、example2.comドメインのPoC XDMS内の“sip:user@example2.com”のユーザーのユーザーディレクトリに直接格納することが要求される。格納されるファイルは、どんなファイル名でも使用することができる。本発明においては、格納するファイル名と既存のファイル名との衝突を防止するために、原本XML文書のファイル名にXDMフォワード要求者のIDを加えた、“source-poc-group[forward@example.com]”を例として使用した。
<表7>に示すXDMフォワード要求を用いる方法において、この要求が伝達されるexample2.comドメインのPoC XDMSのURI及びXDMフォワード処理エンジンのURIは要求ラインに記録し、ターゲットXML文書のXCAP URIの代りにXML文書のフィルタリングされた内容は<target>要素に直接記録される。したがって、<forward-filter-set>は、これ以上必要でない。この要求が伝達されるexmaple2.comドメインのXDMフォワード受信者、すなわち“sip:user@example2.com”のユーザーは、<recipients>に記録される。
このとき、2つの方法は、共にXDMフォワード要求者の情報が“X-XCAP-Assserted-Identity”又はこれに対応するHTTPヘッダーを通じて必ず含まれることを要求する。これは、XDMフォワード要求者の要求は、他のドメインのPoC XDMSの代わりにexample.comドメインのPoC XDMSによって遂行され、このXDMフォワード要求者の情報が受信者権限確認の根拠として使用するためである。
example2.comドメインのPoC XDMSは、この要求を受信し、“sip:user@example2.com”のユーザーが伝達されたPoCグループ文書の内容に対して収容を希望するか否かを判定した後に、受信された内容を格納する。これは、既存の受信者権限確認の方法と同一である。
4.受信者権限確認の実現
上記ステップ(5)に説明したように、XDMフォワード受信者がXDMフォワードされた内容を収容するか否かを確認する過程は、受信者権限確認と称する。この過程を遂行するために、プロアクティブ権限確認(proactive authorization)とリアクティブ権限確認(reactive authorization)との2つの方法を有する。
リアクティブ権限確認において、XDMSは、XDMフォワードの発生時に該当内容を収容するか否かを判定するために、XDMフォワード受信者に直接確認する。
プロアクティブ権限確認において、XDMフォワード受信者がXDMフォワードされた内容を収容するか否かに対するアクセス許可規則(access permission rule)は、[XDM2_Core](参考文献:“XML Document Management(XDM) Specification”,Version 2.0,Open Mobile AllianceTM,OMA-TS-XDM_CORE-V2_0,URL:http://www.openmobilealliance.org/)によって記録されてXDMSに格納される。XDMフォワードが実際に発生する場合に、XDMSは、XDMフォワード受信者に直接確認する代わりに、XDMフォワード受信者が予め記録されたアクセス許可規則によってXML文書を収容するか否かを判定する。このとき、選択的に、XDMSは、このプロアクティブ権限確認の結果をXDMフォワード受信者に伝送し、それによって該当受信者にXDMSの内容が新たにXDMフォワーディングされたことを知らせる。
以下、XDMフォワード機能を実現するための方法のうち、第2の方法であるXCAP GET要求を用いる方法について説明する。
本発明は、XDMフォワード要求を次のように実現し処理するために、XCAP GET要求を用いるXDMシステムを提案する。
XCAP GET要求を用いて記録される内容は、上記のXDMフォワード機能を実現する方法のうち第1の方法である“1.XDMフォワード要求の実現”に述べられたHTTP POST要求を用いて記録される場合と同一であり、記述方法において若干の差がある。
下記の<表8>は、<表3>に示したようにHTTP POST要求を用いてXDMフォワード要求を実現した例をXCAP GET要求によって変更した例を示す。
Figure 0005213858
上記の<表8>からわかるように、上記した“1.XDMフォワード要求の実現”でのHTTP POST要求を用いる方法と異なって、XCAP GET要求を用いる方法は、XDMフォワードのターゲットXML文書のXCAP URIと、これが伝達されたXDMフォワード受信者がコンテンツボディーにXMLで記録されず、XDMフォワーディングされたターゲットXML文書のXCAP URIがHTTP GET要求の要求ラインに記録され、XDMフォワードが伝達されるユーザーは新たなHTTPヘッダー(本発明では、便宜上“X-XCAP-Forward-to”と称する)に記録される。しかしながら、XDMフォワード要求者のID及びXDMフォワードフィルタは、“1.XDMフォワード要求の実現”に述べられたHTTP POST要求を用いる方法と同一の方法で記録される。すなわち、XDMフォワード要求者のIDは、“X-XCAP-Assserted-Identity”又は対応するHTTPヘッダーに記録され、XDMフォワードフィルタは、<forward-filter-set>をルート要素として有するXMLを通じてコンテンツボディーに記録される。
XCAP GET要求によって実現されたXDMフォワード要求が受信されたXDMSは、X-XCAP-Foward-toヘッダーの存在を通じて、上記要求が一般のXCAP GET要求でなく、XDMフォワード要求であることを確認することができる。その後、HTTP POST要求を用いて、XDMSは、XDMフォワードを実現する方法(“2.実現されたXDMフォワード要求の処理”、“3.ドメイン間でターゲットXML文書又はフィルタリングされた内容を伝達する方法”、“4.受信者権限確認の実現”)と同一の処理を遂行する。
これから、XDMフォワード機能を実現する方法のうち、第3の方法であるXDMフォワードのターゲットを直接含むXCAP PUT要求を用いる方法について説明する。
本発明は、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書又はその内容をXCAP PUT要求に直接含めてXDMフォワード機能を実現する方法を提案する。
この第3の方法において、XDMフォワード機能を実現する方法のうち、上記した第1及び第2の方法とは異なって、ターゲットXML文書のXCAP URIの代わりにターゲットXML文書又はその変更された内容が、XCAP PUT要求内に直接に含まれる。したがって、XDMフォワード要求者がターゲットXML文書を既に有していない場合には、該当XML文書をXCAP GET要求を通じて直接取り出さなければならない。その後、XDMフォワードする該当XML文書またはその内容は、XCAP PUT要求内に直接記録される。
この第3の実現方法では、XDMフォワード要求者によってXDMフォワードされる内容が直接XCAP PUT要求に含まれるため、上記のXDMフォワード機能の実現方法のうち第1及び第2の実現方法とは異なって、XDMフォワードフィルタを必要としない。
下記の<表9>は、XDMフォワード要求者が<表1>に示したPoCグループ文書を取り出した後に、伝達される上記文書の希望する内容だけをXCAP PUT要求に含めてXDMフォワード機能を遂行する例を示す。ここで、伝送しようとする上記PoCグループ文書の内容は、<表3>の‘xyz’XDMフォワードフィルタを適用した内容と同一である。
Figure 0005213858
上記の<表9>からわかるように、この実現方法では、伝達された内容が格納されるXDMフォワード受信者のXDMS内のユーザーディレクトリとそのファイル名を、XCAP PUT要求の要求ラインに直接指定する。このとき、どんなファイル名も使用可能である。ここで、ファイル名は、原本XML文書のファイル名にXDMフォワード要求者のIDを加えて表現した。図11に示すように、XDMフォワード機能を実現する方法のうち第1及び第2の実現方法とは異なって、XCAP PUTを用いるXDMフォワード要求は、ターゲットXML文書またはその内容が格納されるXDMSに直接ルーティングされる。
また、XCAP PUT要求において、特定のXDMフォワード受信者のユーザーディレクトリはXCAP PUT要求の要求ラインに記録されなければならないため、XDMフォワード機能の実現方法のうち第1及び第2の方法と異なり、複数のユーザー又はグループにXDMフォワードを遂行することが不可能である。
このように実現されたXDMフォワード要求の一般的な処理は、図11に示すようである。すなわち、ドメインAのXDMフォワード要求者10は、XDMフォワードするXML文書を有していない場合に、該当XML文書をドメインAのXDMS12から取り出し、この文書に基づいてフォワードしようとする内容をXCAP PUT要求のボディーに直接含め、フォワードされるドメインBのXDMS20に直接伝達する。ドメインBのXDMS20は、XDMフォワード受信者22がフォワードされた内容を収容するか否かを判定し、そのフォワーディングされた内容をXDMS20に格納する。
第3の実現方法において、XDMフォワード要求者がXDMSを通じて該当内容を直接に取り出してXCAP PUT要求に含めるため、上記第1及び第2の実現方法とは違い、このユーザーに対する要求者権限の確認が難しい。これは、XDMフォワード要求者が、XCAP GET要求を通じて該当XML文書を取り出す場合には、ユーザーがこのようなXML文書を取り出すための権限のみを有しているか否かを確認するためである。したがって、このユーザーが該当XML文書を取り出した後にXDMフォワードを遂行しても、これに対する管理、すなわちユーザーが該当XML文書をXDMフォワードできるか否かを判定するための要求者権限確認を遂行することが不可能である。
上述したように、このようなXCAP PUT要求を用いるXDMフォワード要求は、ターゲットが格納されるXDMSに直接伝達される。この要求は、コンテンツボディー内の内容を生成することを直接要求するため、XDMSは、この要求を一般的なXCAP PUT要求と同一に扱って処理する。したがって、この実現方法において、XDMフォワード要求に対する受信者権限の確認は、一般的なXCAP PUT要求に対する受信者権限の確認と同様に適用される。
最後に、XDMフォワード機能を実現する方法のうち第4の方法である、XDMフォワードのターゲットのXCAP URIを含むXCAP PUT要求を用いてXDMフォワード要求を実現する方法について説明する。
本発明は、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書のXCAP URIをXCAP PUT要求に含めてXDMフォワード機能を実現する方法を提案する。
このような第4の実現方法は、XCAP PUT要求を利用する点において、上記したXDMフォワード機能を実現する方法のうち第3の方法と同一である。しかしながら、第4の実現方法は、ターゲットXML文書の内容をXCAP PUT要求に直接記録する代わりに、第1及び第2の実現方法と同様に、XCAP URIのみを記録して間接的にターゲットXML文書を記録することに差がある。
上記した第4の実現方法において、このXML文書はXCAP URIを用いて間接的に記録される。したがって、第4の実現方法においても、XDMフォワードフィルタは、第1及び第2の実現方法と同様にXDMフォワードフィルタが記録されることができる。
<表10>、<表11>、<表12>は、上記のように実現されるXDMフォワード要求の例を示す。
Figure 0005213858
Figure 0005213858
Figure 0005213858
<表10>は、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書のXCAP URIを含むXCAP PUT要求を用いてXDMフォワード要求を実現した例を示す。<表11>は、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書のXCAP URIとこれに対するXDMフォワードフィルタを含むXCAP PUT要求を用いてXDMフォワード要求を実現する例を示す。また、<表12>は、XDMフォワード要求が、XDMフォワードのターゲットとなるXML文書のXCAP URIとこれに対するXDMフォワードフィルタを含むXCAP PUT要求を用いて実現される例と、新たなHTTPヘッダーを通じてXCAP URIを記録する他の例とを示す。
上記の<表10>及び<表11>において、[RFC2017](参考文献:“Definition of the URL MIME External-Body Access-Type”,N.Freed,et.al.,RFC2017,October 1996,URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc2017.txt)と[RFC4483](参考文献:“A Mechanism for Content Indirection in Session Initiation Protocol(SIP Messages)”,E.Burger,Ed.,RFC4483,May 2006,URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc4483.txt)とに定義された“message/external-body content type”を用いてXCAP PUT要求内にターゲットXML文書のXCAP URIを含む。そして、ターゲットXML文書に対するXDMフォワードフィルタは、<表11>に示すように、“multipart/mixed”コンテンツタイプを用いて“message/external-body”コンテンツタイプと共に記録されることができる。
<表12>に示すように、ターゲットXML文書のXCAP URIは、新たなHTTPヘッダー(本発明では、便宜上、“X-XCAP-Forward-Target”と称する)を用いて記録され、これに対するXDMフォワードフィルタはXCAP PUT要求のボディーを用いて記録されることができる。
第4の実現方法において、上記したXDMフォワード機能の実現方法のうち第3の実現方法と同一であり、XCAP PUT要求の要求ラインには、伝達される内容が格納されるXDMフォワード受信者のXDMS内のユーザーディレクトリとそのファイル名を直接指定する。このとき、どんなファイル名も使用が可能である。ここで、ファイル名は、原本XML文書のファイル名にXDMフォワード要求者のIDを加えて表現した。したがって、第3の実現方法と同様に、このXDMフォワード要求は、ターゲットXML文書またはその内容を格納するXDMSに直接ルーティングされる。
したがって、上記の第3の実現方法と同一に、XCAP PUT要求は、特定のXDMフォワード受信者のユーザーディレクトリをXCAP PUT要求の要求ラインに記録しなければならないため、第1及び第2の実現方法とは違い、複数のユーザーまたはグループへのXDMフォワードは不可能である。
このように実現されたXDMフォワード要求の一般的処理過程は、図12のように示す。すなわち、ターゲットXML文書のXCAP URIとXDMフォワードフィルタを含むXCAP PUT要求によって実現されたXDMフォワード要求は、XDMフォワードされる内容が格納されるXDMSであるドメインBのXDMS20に直接伝達される。このXDMS20は、XCAP URIを用いるXCAP GET要求を通じてターゲットXML文書をドメインAのXDMS12から取り出し、XDMフォワードフィルタがある場合には、これを取り出されたXML文書に適用させる。以後、XDMS20は、XDMフォワード受信者22がフィルタリングされたターゲットXML文書の内容を収容するか否かを判定した後に、これをXDMS20に格納する。
このような実現方法は、図6及び図7を参照してXDMフォワード要求のルーティング方法について説明したように、XDMフォワードフィルタ規則がXDMフォワード受信者22のXDMS20に直接伝送され、あるいはXDMS20がXDMフォワード要求者のXDMS12からターゲットXML文書を直接に取り出し、XDMフォワード要求者10の情報セキュリティ維持の側面で問題となる可能性がある。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
10 XDMフォワード要求者
12 XDMS
14 XDMフォワード受信者

Claims (18)

  1. 少なくとも一つのXML(Extensible Markup Language)文書を管理するサーバーと

    XML文書のフォワーディングを要求する少なくとも一つのクライアントと、を含んで
    構成されるXDM(XML Document Management)システムにおいて、前記サーバーが
    XML文書をフォワーディングする方法であって、
    第1クライアントから、特定のXML文書に対するフォワーディングを要求するXDM
    フォワーディング要求メッセージを受信する過程と、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージにより指示された前記特定のXML文書の
    フォワードを受ける受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワードを収
    容するか否かについて前記サーバーが確認する過程と、
    前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワードを収容すると、前
    記特定のXML文書を前記サーバー内の前記受信者クライアントの格納領域に格納して、
    前記特定のXML文書をフォワーディングする過程と、を含み、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージには、前記特定のXML文書が格納された
    位置を記録するURIが含まれることを特徴とする方法。
  2. 前記サーバーは、前記第1クライアントから前記XDMフォワーディング要求メッセー
    ジを受信すると、前記サーバーに予め登録された情報に従って、前記第1クライアントが
    前記特定のXML文書に対するフォワード権限があるか否かを確認して、前記第1クライ
    アントが前記特定のXML文書に対するフォワード権限があれば、前記特定のXML文書
    を前記受信者クライアントにフォワーディングする
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワードを収容するか否か
    について前記サーバーが確認する過程は、前記受信者クライアントにより前記サーバーに
    予め記録されたアクセス許可規則を確認する過程である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記XDMフォワード要求メッセージに前記特定のXML文書のうちフォワーディング
    される一部部分を指定するフィルタ規則が含まれている場合、
    前記フィルタ規則に対応する前記特定のXML文書の一部部分を前記受信者クライアン
    トの格納領域に格納する過程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記XDMフォワーディング要求メッセージに前記特定のXML文書に対する変更要求
    が含まれている場合、前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対する変更権限が
    あるか否かを確認する過程と、
    前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対する変更権限があれば、前記特定の
    XML文書を変更した後に前記受信者クライアントの格納領域に前記変更された特定のX
    ML文書を格納する過程と、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワードを収容するか否か
    について前記サーバーが確認する過程は、
    前記受信者クライアントに前記特定のXML文書に対するフォワードを収容するかを確
    認する段階と、
    前記受信者クライアントから前記特定のXML文書に対するフォワードを収容するかに
    対する応答を受信する段階と、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記XDMフォワーディング要求メッセージに複数の受信者クライアントが指定されて
    いれば、該当受信者クライアントのそれぞれに前記特定のXML文書をフォワーディング
    する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記XDMフォワーディング要求メッセージは、前記特定のXML文書の前記サーバー
    での格納位置を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも一つのXML(Extensible Markup Language)文書を管理するサーバーと

    XML文書のフォワーディングを要求する少なくとも一つのクライアントと、を含んで構
    成されるXDM(XML Document Management)システムにおいて、前記クライアント
    がXDM文書をフォワーディングする方法であって、
    特定のXML文書を少なくとも一つの受信者クライアントにフォワーディングすること
    を要求するXDMフォワーディング要求メッセージを構成する過程と、
    前記フォワード要求メッセージを前記サーバーに伝送する過程と、を含み、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージが伝送されることによって、前記クライア
    ントが前記特定のXML文書に対するフォワード権限があり、前記受信者クライアントが
    前記特定の文書に対するフォワードを収容するか否かが前記サーバーにより確認されると
    、前記特定のXML文書がサーバー内の前記受信者クライアントの格納領域に格納され、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージには、前記特定のXML文書が格納された
    位置を記録するURIが含まれることを特徴とする方法。
  10. 前記XDMフォワーディング要求メッセージは、前記特定のXML文書に対する変更要
    求を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記XDMフォワーディング要求メッセージは、前記特定のXML文書の前記XDMサ
    ーバーでの格納位置を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記XMLフォワーディング要求メッセージは
    前記特定の原本XML文書を変更せずに、前記特定のXML文書のうちフォワーディン
    グされる一部部分のみを指定するフィルタ規則を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記特定のXML文書が前記受信者クライアントの格納領域に格納された後、前記サー
    バーからフォワード遂行結果を受信する過程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 少なくとも一つのXML(Extensible Markup Language)文書を管理するサーバーと
    、XML文書のフォワーディングを要求する少なくとも一つのクライアントと、を含んで
    構成されるXDM(XML Document Management)システムにおいて、XML文書をフ
    ォワーディングするための前記サーバーであって、
    受信されたXML文書を収容するか否かを決定するXDMフォワード受信部と、
    第1クライアントから特定のXML文書に対するフォワーディングを要求するXDMフ
    ォワーディング要求メッセージを受信し、前記サーバーに予め登録された情報に従って、
    前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワード権限があるか否かを確
    認し、前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワード権限があれば、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージにより指示された前記特定のXML文書のフ
    ォワードを受ける受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワードを収容
    するか否かについて確認し、前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフ
    ォワードを収容すると、前記特定のXML文書を前記サーバー内の前記受信者クライアン
    トの格納領域に格納して、前記特定のXML文書をフォワーディングする処理エンジンと
    、を含み、
    前記XDMフォワーディング要求メッセージには、前記特定のXML文書が格納された
    位置を記録するURIが含まれる
    ことを特徴とするサーバー。
  15. 前記処理エンジンは、前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワ
    ードを収容するか否かを確認するために、前記受信者クライアントにより予め記録された
    アクセス許可規則を確認する
    ことを特徴とする請求項14に記載のサーバー。
  16. 前記処理エンジンは、前記受信者クライアントが前記特定のXML文書に対するフォワ
    ードを収容するかを確認するために、前記受信者クライアントに前記特定のXML文書に
    対するフォワードを収容するか否かを確認し、前記受信者クライアントから前記特定のX
    ML文書に対するフォワードを収容するかに対する応答を受信する
    ことを特徴とする請求項14に記載のサーバー。
  17. 処理エンジンは、前記XDMフォワーディング要求メッセージに前記特定のXML文書
    に対する変更要求が含まれていれば、前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対
    する変更権限があるか否かを確認し、前記第1クライアントが前記特定のXML文書に対
    する変更権限があれば、前記特定のXML文書を変更した後に前記受信者クライアントの
    格納領域に前記変更された特定のXML文書を格納する
    ことを特徴とする請求項14に記載のサーバー。
  18. 前記処理エンジンは、前記XDMフォワーディング要求メッセージに前記特定のXML
    文書中の一部をフォワーディングすることを要求するフィルタ規則が含まれていれば、前
    記フィルタ規則に対応する前記特定のXML文書の一部を前記受信者クライアントの格納
    領域に格納する
    ことを特徴とする請求項14に記載のサーバー
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