JP5210385B2 - 多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける再送信応答時点決定装置及び方法 - Google Patents

多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける再送信応答時点決定装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムに関する。より詳しくは、本発明は、多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける応答信号の送信時点を決定するための装置及び方法に関する。
無線通信システムにおいて、無線チャネルを介して送受信されるデータは、チャネル状態に応じて歪曲されて、受信されたデータにエラー(error)が発生し得る。このようなエラーに対する制御及び復旧技術は、大きく自動再送信要請(Automatic Retrnsmission reQuest、以下、ARQとする)技法とFEC(Frame Error Check)技法とに大別される。ここで、ARQ技法は、受信端で損失されたデータに対して送信端に再送信(retransmission)を要請する技法である。また、FEC技法は、受信端で損失されたデータに対するエラーを訂正する技法である。
無線通信システムにおいてARQ技法を使用する場合、受信端は、受信されたパケットを復号することで、エラーが発生したか否かを確認することができる。エラーが発生しない場合、受信端は、送信端にACK(ACKnowledge)信号を送信する。エラーが発生した場合、受信端は、送信端にNACK(Non−ACKnowledge)信号を送信する。これにより、ACK信号が受信されると、送信端は、新しいパケットを送信し、NACK信号が受信されると、送信端は、以前のパケットを再送信する。
最近、高速及び高容量の通信に対する要求が急増するにつれて、無線通信システムにおいて多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の適用が考慮されている。この多重ホップ中継方式は、基地局と端末との間の無線チャネルを介して信号を中継する中継局を利用することによって、セルの境界や陰影地域に位置する端末に良好な無線チャネルを保証するための技術である。すなわち、前記中継サービスを提供する無線通信システムは、中継局を利用して基地局と端末との間に送受信するデータを中継することによって、基地局と端末との間により良好無線チャネルを提供することができる。
多重ホップ中継方式が適用される場合、基地局と端末との間の無線チャネルは、複数のホップから構成されるために、信号は、複数のノードで受信及び送信される。これによって、多重ホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて上述したARQ技法をそのまま適用するのは、非常に困難である。したがって、多重ホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、中継局を考慮してARQ技法を実行するための代案が必要である。
そこで、本発明の目的は、少なくとも上述された問題点に対処し、及び/又は少なくとも下記の便宜を提供することにある。すなわち本発明の目的は、多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおいて再送信要請(ARQ:Automatic Retrnsmission reQuest)技法を使用するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、多重ホップ中継方式の無線通信システムにおいてARQ応答時点を決定するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多重ホップ中継方式の無線通信システムにおいて、基地局、中継局、及び端末にARQ応答時点を知らせるための装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の第1の見地による多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける基地局装置は、再送信パラメータ値を用いて少なくとも一つの中継局のACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点を算出する算出部と、前記少なくとも一つの中継局に前記ACK/NACK送信時点情報を送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の第2の見地による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局装置は、基地局からのACK/NACK送信時点情報を受信する受信部と、前記ACK/NACK送信時点情報により指示されるフレームにおいて、前記ACK/NACK送信時点と対応するパケットに対するACK/NACKを送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の第3の見地による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局の動作方法は、再送信パラメータ値を利用して中継局のACK/NACK送信時点を算出する過程と、前記中継局に前記ACK/NACK送信時点情報を送信する過程と、を含むことを特徴とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の第4の見地による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作方法は、基地局からのACK/NACK送信時点情報を受信する過程と、前記ACK/NACK送信時点情報により指示されるフレームから、前記ACK/NACK送信時点と対応するパケットに対するACK/NACKを送信する過程と、を含むことを特徴とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の第5の見地による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作方法は、基地局から一以上の他の中継局の再送信パラメータ値を受信する過程と、前記再送信パラメータ値を利用してACK/NACK送信時点を算出する過程と、算出されたACK/NACK送信時点情報に応じてACK/NACKを送信する過程とを含み、前記再送信パラメータ値は、前記一以上の他の中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、前記一以上の他の中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、及び前記一以上の他の中継局のACK/NACK送信遅延時間のうち、少なくとも一つを含む。
本発明の他の他の見地、利点、及び顕著な特徴は、添付図面とともに本発明の典型的な実施の形態を開示する以下の詳細な説明から、当業者に明白になるであろう。
本発明の特定の典型的な実施の形態における上記の及び他の側面、特徴、及び効果は、添付された図面とともに後の説明がなされることで、一層明白になるであろう。
本発明の実施の形態による多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける基地局と端末との間の信号経路を示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおけるダウンリンクパケット送信時のACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)交換例を示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局及び中継局のブロック構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局の動作手順を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作手順を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局の動作手順を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作手順を示す図である。
図面全体に亘り、同様の参照符号は、同様の部分、構成要素及び構造に言及するものであることが理解されるであろう。
添付図面を参照した以下の説明は、請求項とその等価なもので規定される本発明の典型的な実施の形態についての包括的な理解を助けるために提供される。それらは、単に典型的なものとしてみなされるものではあるが、上記の理解を助力するための種々の具体的詳細を含んでいる。したがって、当業者は、ここに記述された実施の形態の種々の変更や変形が本発明の範囲及び精神を逸脱することなくなされ得ることを理解するであろう。また、なお、本発明を説明するに当たって、関連した公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にするおそれがあると判断された場合には、その詳細な説明を省略する。
本発明の典型的な実施の形態として、多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおいて自動再送信要請(ybird Automatic Retransmission reQuest、以下、ARQとする)技法を使用するための技術について説明する。ここでは、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMと略称する)方式の無線通信システムを例に挙げて説明する。但し、本発明は、他の方式の無線通信システムにも同様に適用されることができる。
図1は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける基地局と端末との間の信号経路を示している。
図1に示すように、多重ホップ中継方式の無線通信システムにおいて3ホップ中継通信を行う基地局110と端末140との間のダウンリンクデータは、基地局110から第1中継局120、及び第2中継局130を経て端末140に伝達される。すなわち、基地局110は、第1中継局120にダウンリンクデータを送信し、第1中継局120は、第2中継局130に当該ダウンリンクデータを転送し、第2中継局130は、端末140にダウンリンクデータを転送する。
また、多重ホップ中継方式の無線通信システムにおいて3ホップ中継通信を行う基地局110と端末140との間のアップリンクデータは、端末140から第2中継局130、第1中継局120を経て基地局110に伝達される。すなわち、端末140は、第2中継局130にアップリンクデータを送信し、第2中継局130は、第1中継局120にアップリンクデータを中継し、第1中継局120は、基地局110にアップリンクデータを中継する。
受信されたアップリンクデータ又は受信されたダウンリンクデータにチャネル歪みによるエラーが発生した場合、基地局110又は端末140は、ARQ技法を用いてエラーのないデータを再度送受信する。多重ホップ中継方式の無線通信システムにおいて、ARQ技法に基づく再送信のために中央集中式(centralized)スケジューリング方式が適用される場合、基地局110は、すべての中継局120、130と端末140からのACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)を確認する必要がある。
一般に、ARQ技法は、同期式(synchronous)ACK送信技法と、非同期式(asynchronous)ACK送信技法と、に区分される。同期式ACK送信技法の場合には、基地局、中継局、端末のそれぞれが、ACK/NACKをどの物理フレームから送信し受信しなければならないかを知っていなければならない。したがって、本発明の典型的な実施の形態は、ACK/NACKの送受信時点を決定するための技術について提供する。以下は、HARQ(Hybrid ARQ)技法を例に挙げて説明する。但し、本発明は、他の方式のARQ技法に対しても同様に適用されることができる。
図2は、本発明の典型的な実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおけるダウンリンクパケットを送信する際のACK/NACKの交換例を示している。より具体的には、図2は、3ホップ通信を行う基地局210と端末240との間のダウンリンクパケット及びACK/NACKの交換例を示している。但し、ホップの個数が変わった場合でも、ダウンリンクパケット及びACK/NACKの交換は、図2と同様に行われる。
図2に示すように、基地局210は、フレームiにおいてスケジューリング情報及びパケットを第2中継局220に送信する(ステップ201)。ここで、スケジューリング情報は、資源割り当て情報を表すマップ(MAP)メッセージであることができる。そして、パケットは、HARQ技法の適用を受けるパケットであって、データ及びエラーを検査するためのCRC(Cyclic Redundancy Check)を含んでいる。
フレームiにおいてスケジューリング情報及び上記パケットを受信した第2中継局220は、時間pの間にダウンリンクデータを処理し、フレームi+1においてスケジューリング情報及びパケットを第1中継局230に中継する(ステップ203)。ここで、pは、第2中継局220のダウンリンクデータ処理遅延時間を示す。より詳細には、pは、受信されたパケットに対してデコード及びエラー検査を行い、再送信するまでの遅延時間を意味し、第2中継局220の性能及び特性によって変わる。図2において、pは、1個のフレームにより占有される時間と同じ時間であると仮定される。
フレームi+1においてスケジューリング情報及びパケットを受信した第1中継局230は、時間pの間にダウンリンクデータを処理し、フレームi+2においてスケジューリング情報及びパケットを端末240に中継する(ステップ205)。pは、第1中継局230のダウンリンクデータ処理遅延時間であって、受信パケットに対するデコード及びエラー検査を行い、再送信するまでの遅延時間を意味し、第1中継局230の性能及び特性によって変わる。図2において、pは、1個のフレームにより占有される時間と同じ時間であると仮定される。
フレームi+2においてスケジューリング情報及びパケットを受信した端末240は、時間jの間にパケットのエラー有無を検査し、フレームi+3においてACK/NACKを第1中継局230に送信する(ステップ207)。すなわち、端末240は、当該パケットがエラーを有しない場合にはACKを送信し、パケットに関連したエラーがある場合には、NACKを送信する。ここで、jは、端末240のACK/NACK送信遅延時間であって、受信パケットに対するデコード及びエラー検査を行い、ACK/NACKを送信するまでの遅延時間を意味し、端末の性能及び特性によって変わる。図2において、jは、1個のフレームにより占有される時間と同じ時間であると仮定される。
フレームi+3においてACK/NACKを受信した第1中継局230は、時間qの間にACK/NACKを処理し、フレームi+4においてACK/NACKを第2中継局220に中継する(ステップ209)。ここで、qは、第1中継局230のACK/NACK処理遅延時間であって、第1中継局230の性能及び特性によって変わる。図2において、qは、1個のフレームにより占有される時間と同じ時間であると仮定される。また、p及びqは、どちらも第1中継局230に関連した値であって、実質的に同一でありうる。しかしながら、p及びqは、互いに異なることもありうる。
フレームi+4においてACK/NACKを受信した第2中継局220は、時間qの間にACK/NACKを処理し、フレームi+5においてACK/NACKを基地局210に中継する(ステップ211)。ここで、qは、第2中継局220のACK/NACK処理遅延時間であって、第2中継局220の性能及び特性によって変わる。図2において、qは、1個のフレームにより占有される時間と同じ時間であると仮定される。また、p及びqは、どちらも第2中継局220に関連した値であって、実質的に同一でありうる。しかしながら、p及びqは、互いに異なることもありうる。
上述のように、ダウンリンクパケットと当該ダウンリンクパケットについてのACK/NACKの送受信を制御しようとする場合、基地局は、ACK/NACK送受信のためのスケジューリングを行わなければならないので、中継局ら及び端末から送信されるACK/NACK情報を知っていなければならない。また、中継局は、ACK/NACK送信の正確な時点情報を知っていなければならない。例えば、図2において、フレームiを介してパケットを受信した第2中継局220は、5個のフレーム後であるフレームi+5においてACK/NACKを送信しなければならないことを知る必要があり、フレームi+1を介してパケットを受信した第1中継局230は、3個のフレーム後であるフレームi+4においてACK/NACKを送信しなければならないことを知る必要がある。
したがって、本発明の典型的な実施の形態では、ACK/NACK送信時点を下記の数式1のように算出する。




数式1中で、
は、該当中継局のダウンリンクパケット受信時点とダウンリンクパケットに対するACK/NACKの送信時点との間の時間間隔、は、該当中継局と端末との間のホップ数、pは、端末とのホップ数がhである中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、qは、端末とのホップ数がhである中継局のACK/NACK送信遅延時間、jは、端末のACK/NACK送信遅延時間を意味する。数式1にて、p、q、jの単位をフレームで使用すると、
は、フレーム単位の値になる。この場合、中継局は、ダウンリンクパケットを受信した後、
個のフレームが経過すると、ACK/NACKを送信する。
数式1に基づいて算出されたACK/NACK送信時点は、基地局のスケジューリング及び中継局のACK/NACK送信に利用される。このとき、ACK/NACK送信時点情報は、基地局により算出されて中継局らに送信されるか、又は各中継局により算出される。以下では、数式1に示されたp、qのようにACK/NACK送信時点の算出に必要な値を、再送信パラメータ値と称する。
再送信パラメータ値は、中継局でのデータ又はACK処理遅延時間であるから、中継局ごとに異なる値でありうる。したがって、再送信パラメータ値は、中継局の網エントリー(network entry)手順又は能力交渉(Capability Negotiation)手順を通じて、中継局から基地局へ送信される。しかしながら、無線通信システム内の中継局の各々の再送信パラメータ値がすべて同じである場合には、中継局から再送信パラメータ値を収集する動作、及び中継局に再送信パラメータ値を転送する動作は、行われないこともある。すなわち、この場合、基地局及び中継局は、再送信パラメータ値をシステム変数として既に知っている。
ACK/NACK送信時点は、基地局又は中継局で算出される。基地局で算出する場合、基地局は、中継局の網エントリー手順又は能力交渉手順を通じて収集された再送信パラメータ値を用いてACK/NACK送信時点を算出し、これを各中継局に提供する。このとき、基地局は、各中継局に送信されるダウンリンクマップ及びアップリンクマップのようなスケジューリング情報、制御情報、又は管理メッセージを利用して、ACK/NACK送信時点情報を提供する。
詳細に説明すると、本発明の実施の形態に従って、第1中継局220は、フレームiにおいてHARQデータ及びダウンリンクマップを受信し、このとき、基地局210は、ダウンリンクマップに値「n」を含めて通知する。ここで、値「n」は、フレームオフセット又は絶対的フレーム番号を表す。もし、値「n」がフレームオフセットを表す場合、第1中継局220は、フレームiにおいて受信されたHARQデータに対するACK/NACKを、フレームi+nから送信する。この場合、値「n」は、「ACK_frame_delay」として表現されることができる。これに対し、値「n」が絶対的フレーム番号を表す場合、第1中継局220は、フレームiにおいて受信されたHARQデータに対するACK/NACKを、フレームnから送信する。
本発明の他の実施の形態では、第1中継局220は、基地局210からのHARQデータ及びダウンリンクマップをフレームiで受信する。そして、基地局210は、フレームkにおいてアップリンクマップを用いてアップリンクACK/NACK領域を割り当てる。ここで、アップリンクマップは、値「n」を含み、値「n」は、フレームオフセット又は絶対的フレーム番号を表す。もし値「n」がフレームオフセットを表す場合、すなわち、値「n」がk及びiの差分値である場合、第1中継局220は、フレームk−n(=i)で受信されたHARQデータに対するACK/NACKを、フレームkから送信する。これに対し、値「n」が絶対的フレーム番号を表す場合、すなわち、値「n」がiである場合、第1中継局220は、フレームn(=i)で受信されたHARQデータに対するACK/NACKを、フレームkから送信する。
これに対し、ACK/NACK送信時点が中継局で算出される場合、基地局は、収集された各中継局の再送信パラメータ値を中継局に提供し、各中継局は、自身のACK/NACK送信時点を算出する。詳細に説明すると、第1中継局220は、第2中継局230及び端末240の再送信パラメータを知らない。したがって、基地局210は、ダウンリンクマップ及びアップリンクマップのようなスケジューリング情報、制御情報、又は管理メッセージを利用して、再送信パラメータを第1中継局220に知らせる。以後、第1中継局220は、フレームiにおいて受信されたHARQデータに対するACK/NACKを、何時あるいはどのフレームから送信しなければならないのかを算出することができる。
図3は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局及び中継局のブロック構成を示している。
図3に示すように、基地局及び中継局は、無線送信部310、無線受信部330、HARQ制御部350、HARQ応答時点算出部370、HARQスケジューラ390を備えて構成される。
無線送信部310は、ACK/NACK生成器312、SDU(Service Data Unit)生成器314、メッセージ生成器316、チャネル符号器318、CRC(Cyclic Redundancy Check)生成器322、変調器324、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器326、RF(Radio Frequency)処理器328を備えて構成される。
ACK/NACK生成器312は、HARQ制御部350の制御によってACK又はNACKを生成して、SDU生成器314に提供する。SDU生成器314は、物理階層の送信のためのデータブロックを構成する。メッセージ生成器316は、外部ノードに送信される制御メッセージを生成する。チャネル符号器318は、SDU生成器314から提供される物理階層のデータブロックを該当符号化方式に従って符号化する。CRC生成器322は、エラー検出コードを生成し、当該エラー検出コードをチャネル符号器314から提供される符号化されたビット列に追加する。変調器324は、CRC生成器322から提供されるビット列を該当変調方式に従って変調することによって、ビット列を複素シンボルに変換する。IFFT演算器326は、変調器324から提供される複素シンボルを周波数領域に羅列し、IFFT演算を通じて時間領域OFDMシンボルに変換する。RF処理器328は、IFFT演算器326から提供されるベースバンド信号をRF帯域信号にアップ変換し、当該RF帯域信号をアンテナを介して送信する。
無線受信部330は、RF処理器332、FFT(Fast Fourier Transform)演算器334、復調器336、CRC除去器338、チャネル復号器342、ACK/NACK処理器344、SDU処理器346、及びメッセージ処理器348を備えて構成される。
RF処理器332は、アンテナを介して受信されるRF帯域信号をベースバンド信号にダウン変換する。FFT演算器334は、RF処理器332から提供される信号をOFDMシンボル単位に区分し、それらをFFT演算を通じて周波数領域の複素シンボルに変換する。復調器336は、FFT演算器334から提供される複素シンボルを該当変調方式に従って復調することによって、複素シンボルをビット列に変換する。CRC除去器338は、復調器336から提供されるビット列に含まれたエラー検出コードを利用して、パケットのエラー発生有無を判断し、判断結果をHARQ制御部350に知らせる。そして、CRC除去器338は、ビット列からエラー検出コードを除去する。チャネル復号器342は、CRC除去器338から提供されるビット列を該当符号化方式に従って復号化する。
ACK/NACK処理器344は、受信されるACK及びNACKを確認してHARQ制御部350に知らせる。すなわち、ACK/NACK処理器344は、送信パケットに対するエラーの発生有無をHARQ制御部350に知らせる。換言すると、ACK/NACK処理器344は、コレスポンデントノードのパケット受信が成功したか否かをHARQ制御部350に知らせる。SDU処理器346は、チャネル復号器342から提供される物理階層データブロックを、データと制御メッセージとに分離し、当該制御メッセージをメッセージ処理器348に提供する。メッセージ処理器348は、外部ノードから受信された制御メッセージを解析する。
HARQ制御部350は、HARQ技法を行うための機能を制御する。例えば、HARQ制御部350は、HARQ応答時点算出部370を制御して中継局のACK/NACK送信時点を算出するようにし、HARQスケジューラ390を制御してHARQ技法のためのスケジューリングを行うようにする。また、HARQ制御部350は、HARQスケジューラ390で決定されたHARQ技法のための制御情報をメッセージ生成器316に提供し、制御情報を含む制御メッセージを生成するようにメッセージ生成器316を制御する。そして、HARQ制御部350は、CRC除去器338で確認されたパケットのエラー有無によってACK又はNACKを生成するようにACK/NACK生成器312を制御する。
HARQ応答時点算出部370は、中継局のACK/NACK送信時点を算出する。ここで、ACK/NACK送信時点は、該当中継局のマップ受信時点からACK/NACK送信時点までのフレームオフセットを意味する。HARQスケジューラ390は、HARQ技法に従うパケット送信、パケット再送信、制御メッセージ送信、制御メッセージ再送信のためのスケジューリングを行う。具体的に説明すると、HARQスケジューラ390は、HARQ応答時点算出部370から算出されたACK/NACK送信時点情報を利用して、ダウンリンクマップ又はアップリンクマップに含まれるフィールド値を構成し、これにより、ACK/NACK送信のためのダウンリンク又はアップリンク無線資源を割り当てる。
図3に示された構成を参照して基地局の動作を説明すると、以下のとおりである。
本発明の第1の実施の形態による基地局の場合、HARQ応答時点算出部370は、再送信パラメータ値を利用して中継局等のACK/NACK送信時点を算出する。ここで、HARQ応答時点算出部370は、上記数式1に基づいてACK/NACK送信時点を算出する。そして、HARQスケジューラ390は、HARQパケットに対する無線資源を割り当てる。HARQ制御部350は、ACK/NACK送信時点情報とHARQパケットに対する資源割り当て情報をメッセージ生成器316に提供し、メッセージ生成器316は、当該ACK/NACK送信時点情報を含むマップメッセージを生成する。ここで、ACK/NACK送信時点情報の形態は、本発明の実施の形態によって変わる。例えば、ACK/NACK送信時点情報の形態は、フレームオフセット又はフレームの絶対的な番号になりうる。このとき、HARQ応答時点算出部370のACK/NACK送信時点の算出時に必要な再送信パラメータ値は、複数の中継局から受信されるか、又は予め知られた値でありうる。すなわち、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同じである場合、再送信パラメータ値は、予め知られた値であるから、再送信パラメータ値を獲得するための別途の機能は要らない。そして、再送信パラメータ値を中継局から受信する場合、無線受信部330は、各中継局の網エントリー手順又は能力交渉手順の遂行時に再送信パラメータ値を受信し、再送信パラメータ値をHARQ制御部350に伝達する。
本発明の第2の実施の形態による基地局の場合、HARQ制御部350は、ACK/NACK送信時点の算出に必要な再送信パラメータ値を各中継局に送信するように無線送信部310を制御する。このとき、再送信パラメータ値は、第1の実施の形態と同様に、複数の中継局から受信されるか、又は予め知られた値でありうる。
本発明の第1の実施の形態又は本発明の第2の実施の形態による基地局の場合、メッセージ生成器316は、ACK/NACK送信領域割り当て情報を含むアップリンクマップを生成する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域の割り当て情報は、自身の指示による資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前に送信されたパケットに対するACK/NACKであるか否かを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、他の形態のパケット識別情報が使用されることができる。例えば、パケット識別情報は、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID(Connection IDentifier)、HARQパケットのACID(Arq Channel IDentifier)又はSPID(Sub Packet IDentifier)などになることができる。
以下に、図3に示す構成を参照して、中継局の動作を説明する。
本発明の第1の実施の形態による中継局の場合、無線受信部330は、基地局からACK/NACK送信時点情報を受信して、該受信されたACK/NACK送信時点情報をHARQ制御部350に提供する。ACK/NACK送信時点情報は、該当パケットの資源割り当て情報を知らせるためのマップメッセージに含まれて受信される。ここで、ACK/NACK送信時点情報の形態は、本発明の実施の形態によって変わる。例えば、ACK/NACK送信時点情報の形態は、フレームオフセット又はフレームの絶対的な番号になることができる。そして、HARQ制御部350は、受信されたACK/NACK送信時点情報に応じて、該当パケットに対するACK/NACKを送信するように無線送信部310を制御する。第1の実施の形態による場合、中継局は、ACK/NACK送信時点を算出しないので、HARQ応答時点算出部370は、中継局に含まれない。追加的に、中継局が自身の再送信パラメータ値を送信する必要がある場合、無線送信部310は、網エントリー手順又は能力交渉手順を行う際、基地局に再送信パラメータ値を送信する。
本発明の第2の実施の形態による中継局の場合、無線受信部330は、基地局から他の中継局の再送信パラメータ値を受信し、該受信された再送信パラメータ値をHARQ制御部350に提供する。そして、HARQ応答時点算出部370は、HARQ制御部350から提供される他の中継局の再送信パラメータ値を利用して、中継局自身のACK/NACK送信時点を算出する。ここで、HARQ応答時点算出部370は、上記数式1に基づいてACK/NACK送信時点を算出する。これにより、HARQ制御部350は、ACK/NACK送信時点によって該当パケットに対するACK/NACKを送信するように、無線送信部310を制御する。
本発明の第1の実施の形態又は本発明の第2の実施の形態による中継局の場合、無線受信部330は、ACK/NACK送信領域割り当て情報を受信する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、自身により指示される資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前のパケットに対するACK/NACKであるか否かを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、他の形態のパケット識別情報が使用されることができる。例えば、パケット識別情報は、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID、HARQパケットのACID又はSPIDなどになることができる。この場合、制御部350は、ACK/NACK送信領域割り当て情報に応じて対応するパケットに対するACK/NACKを送信するように、無線送信部310を制御する。
図4は、本発明の第1の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局の動作手順を示している。
図4に示すように、基地局は、ステップ401にて中継局から再送信パラメータ値を収集する必要がある否かを判断する。すなわち、基地局は、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同じであるか否かを確認する。ここで、再送信パラメータ値は、中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、中継局のACK/NACK送信遅延時間、基地局のACK/NACK送信遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間を含む意味である。再送信パラメータ値の収集が必要でない場合には、基地局は、ステップ405に進む。
再送信パラメータ値の収集が必要である場合、すなわち、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同一ではない場合には、基地局は、ステップ403に進んで中継局の各々の再送信パラメータ値を収集する。ここで、基地局は、中継局の網エントリー手順又は能力交渉手順を介して、中継局の再送信パラメータ値を収集する。
以後、基地局は、ステップ405に進んで中継局のACK/NACK送信時点を計算する。例えば、基地局は、上記数式1に基づいてダウンリンクパケットに対するACK/NACK送信時点を計算する。
基地局は、ステップ407で中継局にHARQスケジューリング情報及びパケットを送信する。ここで、HARQスケジューリング情報は、HARQダウンリンクマップの形態で送信され、ACK/NACK送信時点を知らせるためのフレームオフセット情報を含む。フレームオフセット情報は、中継局がHARQダウンリンク/アップリンクマップ又はパケットを受信した後、何フレーム以後のACK/NACKを送信するかを表す情報である。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、フレームの絶対的な番号がACK/NACK送信時点を知らせるために使用されることができる。
基地局は、ステップ409で中継局にACK/NACK送信領域割り当て情報を送信する。このACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、自身により指示される資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前のパケットに対するACK/NACKであるか否かを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID、HARQパケットのACID又はSPIDなどが使用されることができる。
基地局は、ステップ411で自身のスケジューリングにより割り当てられたACK/NACK送信領域を介して、中継局からACK/NACKを受信する。
図4において、HARQスケジューリング情報は、ACK/NACK送信時点情報を含み、同時に、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含む。しかしながら、本発明の他の実施の形態では、HARQスケジューリング情報がACK/NACK送信時点情報を含まないか、又はACK/NACK送信領域割り当て情報が対応するパケットの情報を含まないときもある。
図5は、本発明の第1の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作手順を示している。
中継局は、ステップ501にて基地局に再送信パラメータ値を送信する必要があるか否かを判断する。すなわち、中継局は、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同じであるか否かを確認する。ここで、再送信パラメータ値は、中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、中継局のACK/NACK送信遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間、及び基地局のACK/NACK送信遅延時間を含む。再送信パラメータ値の送信が必要でない場合には、中継局は、ステップ505に進む。
再送信パラメータ値の送信が必要である場合、すなわち、システム内の中継局の再送信パラメータ値が同一でない場合には、中継局は、ステップ503に進んで基地局に再送信パラメータ値を送信する。ここで、中継局は、網エントリー手順又は能力交渉手順を通じて自身の再送信パラメータ値を送信する。このとき、送信される再送信パラメータ値は、当該中継局自身のアップリンクデータ処理遅延時間、ダウンリンクデータ処理遅延時間、及びACK/NACK送信遅延時間である。
以後、中継局は、ステップ505で基地局からHARQスケジューリング情報及びパケットを受信する。ここで、HARQスケジューリング情報は、HARQダウンリンク/アップリンクマップの形態で送信され、ACK/NACK送信時点を知らせるためのフレームオフセット情報を含む。フレームオフセット情報は、中継局がHARQダウンリンク/アップリンクマップ又はパケットを受信した後、何フレーム以後のACK/NACKを送信するかを表す情報である。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、フレームの絶対的な番号がACK/NACK送信時点を知らせるために使用されることができる。そして、図5には図示していないが、中継局は、パケットに対するエラー有無を判断する。
中継局は、ステップ507で基地局からACK/NACK送信領域割り当て情報を受信する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、自身により指示される資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前のパケットに対するACK/NACKであるか否かを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID、HARQパケットのACID又はSPIDなどが使用されることができる。
中継局は、ステップ509で、ステップ507にて受信された情報に応じてACK/NACK送信領域を介してACK/NACKを送信する。
図5において、HARQスケジューリング情報は、ACK/NACK送信時点情報を含み、同時に、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含む。しかしながら、本発明の他の実施の形態では、HARQスケジューリング情報がACK/NACK送信時点情報を含まないか、又はACK/NACK送信領域割り当て情報が対応するパケットの情報を含まないときもある。
図6は、本発明の第2の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける基地局の動作手順を示している。
基地局は、ステップ601にて中継局から再送信パラメータ値を収集する必要があるか否かを確認する。すなわち、基地局は、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同じであるか否かを確認する。ここで、再送信パラメータ値は、中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、中継局のACK/NACK送信遅延時間、基地局のACK/NACK送信遅延時間、及び端末のACK/NACK送信遅延時間を含む意味である。再送信パラメータ値の収集が必要でない場合には、基地局は、ステップ605に進む。
再送信パラメータ値の収集が必要である場合、すなわち、システム内の中継局の再送信パラメータ値がすべて同一ではない場合には、基地局は、ステップ603に進んで中継局の各々の再送信パラメータ値を収集する。ここで、基地局は、中継局の網エントリー手順又は能力交渉手順を介して、中継局の再送信パラメータ値を収集する。
基地局は、ステップ605で、ステップ603にて収集した中継局のそれぞれの再送信パラメータ値を各中継局に送信する。
基地局は、ステップ607で、中継局にHARQスケジューリング情報及びパケットを送信する。ここで、HARQスケジューリング情報は、HARQダウンリンクマップの形態で送信される。
基地局は、ステップ609で中継局にACK/NACK送信領域割り当て情報を送信する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、自身により指示される資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前のパケットに対するACK/NACKであるかを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID、HARQパケットのACID又はSPIDなどが使用されることができる。
基地局は、ステップ611で自身のスケジューリングにより割り当てられたACK/NACK送信領域を介して、中継局からACK/NACKを受信する。
図6において、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含む。しかしながら、本発明の他の実施の形態では、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含まないときもある。
図7は、本発明の第2の実施の形態による多重ホップ中継方式の無線通信システムにおける中継局の動作手順を示している。
図7に示すように、中継局は、ステップ701にて基地局から再送信パラメータ値を受信する。ここで、再送信パラメータ値は、中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、中継局のACK/NACK送信遅延時間、基地局のACK/NACK送信遅延時間、及び端末のACK/NACK送信遅延時間を含む意味である。
中継局は、ステップ703で基地局からHARQスケジューリング情報及びパケットを受信する。ここで、HARQスケジューリング情報は、HARQダウンリンクマップの形態で受信される。そして、図7には図示していないが、中継局は、パケットに対するエラー有無を判断する。
中継局は、ステップ705で自身のACK/NACK送信時点を計算する。例えば、中継局は、上記数式1に基づいて、ダウンリンクパケットに対するACK/NACK送信時点を計算する。
中継局は、ステップ707で基地局からACK/NACK送信領域割り当て情報を受信する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、アップリンクマップに含まれ、中継局のACK/NACK送信のための資源領域を指示する。ACK/NACK送信領域割り当て情報は、「ACKCH_Region_Allocation_IE」という名称のIEとして構成されることができる。ここで、本発明によって、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、自身により指示される資源を介して送信されるACK/NACKが何フレーム前のパケットに対するACK/NACKであるか否かを知らせるフレームオフセット情報を含む。本発明の他の実施の形態では、オフセット情報が使用されず、他の形態のパケット識別情報が使用されることができる。例えば、パケット識別情報としては、フレームの絶対的な番号、中継局又は端末のCID、HARQパケットのACID又はSPIDなどが使用されることができる。
中継局は、ステップ709で、ステップ705にて計算されたACK/NACK送信時点情報に応じて、該当パケットに対するACK/NACKを送信する。他の実施の形態では、中継局がACK/NACK送信時点を計算せず、或いはACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含まない。
図7を参照して説明した実施の形態において、中継局は、ACK/NACK送信時点を計算し、また、ACK/NACK送信領域割り当て情報は、対応するパケットの情報を含む。しかしながら、本発明の他の実施の形態では、中継局がACK/NACK送信時点を計算しないか、又はACK/NACK送信領域割り当て情報が対応するパケットの情報を含まないときもある。
上述したように、多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおいて、中継局、基地局、端末の処理遅延時間を利用して、中継局のACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点を算出することによって、多重ホップ中継方式の無線通信システムにARQ(Automatic Retransmission reQuest)技法を適用することができる。
以上、本発明の詳細な説明では具体的な実施の形態について示し説明したが、添付された請求項及びそれらの均等物で規定されるような本発明の精神と範囲から逸脱することなく形式や細部における多様な変形が可能であることは、当業者に理解されるであろう。

Claims (19)

  1. 中央集中式(centralized)スケジューリング方式に基づいた多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける基地局装置であって、
    少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間、及びホップ数を利用して少なくとも一つの中継局のACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点を算出する算出部と、
    前記少なくとも一つの中継局に前記ACK/NACK送信時点情報を送信する送信部と、を備え、
    前記ACK/NACK送信時点情報は、パケットを受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、前記ACK/NACK送信時点情報を受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、及びACK/NACKを送信しなければならないフレームの絶対的な番号の内の一つを含むことを特徴とする装置。
  2. 網エントリー(network entry)手順及び能力交渉手順のうちの何れか一つを行っている少なくとも一つの中継局から、該少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間受信する受信部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記ACK/NACK送信時点情報を含むマップ(MAP)メッセージを生成する生成器をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記ACK/NACK送信時点と対応するパケットを識別するための情報を含むACK/NACK送信領域割り当て情報を生成する生成器をさらに備え、
    前記パケットを識別するための情報は、前記ACK/NACK送信領域割り当て情報が受信されたフレームと前記パケットが受信されたフレームとの間のフレームオフセット、前記パケットが受信されたフレームの絶対的な番号、CID(Connection IDentifier)、ACID(Arq Channel IDentifier)、及びSPID(Sub Packet IDentifier)のうち、少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 中央集中式(centralized)スケジューリング方式に基づいた多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける中継局装置であって、
    基地局からのACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点情報を受信する受信部と、
    前記ACK/NACK送信時点情報により指示されるフレームにおいて、前記ACK/NACK送信時点情報と対応するパケットに対するACK/NACKを送信する送信部と、を備え、
    前記ACK/NACK送信時点は、少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間、及びホップ数を利用して算出され、
    前記ACK/NACK送信時点情報は、パケットを受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、前記ACK/NACK送信時点情報を受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、及びACK/NACKを送信しなければならないフレームの絶対的な番号の内の一つを含むことを特徴とする装置。
  6. 前記送信部は、網エントリー(network entry)手順及び能力交渉手順のうちの一つを行う途中でダウンリンクデータ処理遅延時間送信することを特徴とする請求項に記載の装置。
  7. 前記パケットに対する資源割り当て情報を含むマップ(MAP)メッセージを介して、前記ACK/NACK送信時点情報を確認する処理器をさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の装置。
  8. ACK/NACK送信領域割り当て情報に含まれた前記パケットを識別するための情報を確認する処理器をさらに備え、
    前記パケットを識別するための情報は、前記ACK/NACK送信領域割り当て情報が受信されたフレームと前記パケットが受信されたフレームとの間のフレームオフセット、前記パケットが受信されたフレームの絶対的な番号、CID(Connection IDentifier)、ACID(Arq Channel IDentifier)及びSPID(Sub Packet IDentifier)のうち、少なくとも一つであること特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 中央集中式(centralized)スケジューリング方式に基づいた多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける基地局の動作方法であって、
    少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、及び端末のACK/NACK送信遅延時間、及びホップ数を利用して少なくとも一つの中継局のフレームオフセット及びフレームの絶対的な番号の一つを含むACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点を算出する過程と、
    前記少なくとも一つの中継局に前記ACK/NACK送信時点情報を送信する過程と、を含み、
    前記ACK/NACK送信時点情報は、パケットを受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、前記ACK/NACK送信時点情報を受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、及びACK/NACKを送信しなければならないフレームの絶対的な番号の内の一つを含むことを特徴とする方法。
  10. 網エントリー(network entry)手順及び能力交渉手順のうちの何れか一つを行っている少なくとも一つの中継局から、該少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間受信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記ACK/NACK送信時点情報は、マップ(MAP)メッセージに含まれて送信されることを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記ACK/NACK送信時点と対応するパケットを識別するための情報を含むACK/NACK送信領域割り当て情報を生成する過程をさらに含み、
    前記パケットを識別するための情報は、前記ACK/NACK送信領域割り当て情報が受信されたフレームと前記パケットが受信されたフレームとの間のフレームオフセット、前記パケットが受信されたフレームの絶対的な番号、CID(Connection IDentifier)、ACID(Arq Channel IDentifier)、及びSPID(Sub Packet IDentifier)のうち、少なくとも一つであること特徴とする請求項に記載の方法。
  13. 中央集中式(centralized)スケジューリング方式に基づいた多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける中継局の動作方法であって、
    基地局からのACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点情報を受信する過程と、
    前記ACK/NACK送信時点情報により指示されるフレームから、前記ACK/NACK送信時点情報と対応するパケットに対するACK/NACKを送信する過程と、を含み、
    前記ACK/NACK送信時点は、少なくとも一つの中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間、及びホップ数を利用して算出され、
    前記ACK/NACK送信時点情報は、パケットを受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、前記ACK/NACK送信時点情報を受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、及びACK/NACKを送信しなければならないフレームの絶対的な番号の内の一つを含むことを特徴とする方法。
  14. 網エントリー(network entry)手順及び能力交渉手順のうちの何れか一つを行う途中でダウンリンクデータ処理遅延時間送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記ACK/NACK送信時点情報は、パケットを受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、前記ACK/NACK送信時点情報を受信した時点からACK/NACKを送信しなければならない時点までのフレームオフセット、及び前記ACK/NACKを送信しなければならないフレームの絶対的な番号のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記ACK/NACK送信時点情報は、前記パケットに対する資源割り当て情報を含むマップ(MAP)メッセージを介して受信されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. ACK/NACK送信領域割り当て情報に含まれた前記パケットを識別するための情報を確認する過程をさらに含み、
    前記パケットを識別するための情報は、前記ACK/NACK送信領域割り当て情報が受信されたフレームと前記パケットが受信されたフレームとの間のフレームオフセット、前記パケットが受信されたフレームの絶対的な番号、CID(Connection IDentifier)、ACID(Arq Channel IDentifier)、及びSPID(Sub Packet IDentifier)のうち、少なくとも一つであること特徴とする請求項13に記載の方法。
  18. 多重ホップ中継(multi−hop relay)方式の無線通信システムにおける中継局の動作方法であって、
    基地局から少なくとも一つの他の中継局の再送信パラメータ値を受信する過程と、
    前記再送信パラメータ値を利用してACK(ACKnowledge)/NACK(Non−ACKnowledge)送信時点を算出する過程と、
    算出されたACK/NACK送信時点情報に応じてACK/NACKを送信する過程とを含み、
    前記再送信パラメータ値は、前記少なくとも一つの他の中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、前記少なくとも一つの他の中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、及び前記少なくとも一つの他の中継局のACK/NACK送信遅延時間のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする方法。
  19. 前記ACK/NACK送信時点は、前記中継局のアップリンクデータ処理遅延時間、前記中継局のダウンリンクデータ処理遅延時間、前記中継局のACK/NACK送信遅延時間、基地局のACK/NACK送信遅延時間、端末のACK/NACK送信遅延時間のうち、少なくとも一つを利用して算出されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
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