JP5208368B2 - ファイルシステムを用いて、ファイルを世代ファイルとして自動バックアップするシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は概して、コンピュータシステムに関し、より詳細には、ファイルシステムを用いて、ファイルを永続ストレージに自動バックアップする改良型のシステムおよび方法に関する。
コンピュータユーザはしばしば、自分の業務の遂行にとって不可欠であり得る重要な情報を、自分のコンピュータに格納する。残念ながら、多くのコンピュータユーザは、ハードウェアの故障、ソフトウェアの故障、およびアプリケーションの操作における単純なエラーを含む多くの異なる理由から、重要な情報の損失を被る。たとえば、コンピュータユーザが、ドキュメント中でいくつかの変更を行い、変更したドキュメントを新しいファイル名で保存しようとする場合がある。しかし、コンピュータユーザは、ドキュメントを既存のファイル名で保存するという、よくある過ちを起こし、そのファイルを、別の名前をもつドキュメントとして保存し損ない、その結果、元のファイルが上書きされる場合がある。しかし、自分のファイルのバックアップを作成することによって、コンピュータユーザは、変更したドキュメントを保存する際に起こり得るこのような名前空間の衝突から回復することができる。その場合でさえも、平らな名前空間(flat namespace)を使う可能性がある既存のアプリケーションは、増加の一途をたどるファイルコピーがバックアップされる際、その保存に失敗する場合がある。
コンピュータユーザは、自分のデータのバックアップを作成することによって、重要な情報の損失を回避することができるが、コンピュータユーザは、自分のコンピュータにおけるデータのバックアップに関わる難題によって、落胆する場合がある。1つの難題は、データのバックアップを開始するための負担が通常、コンピュータユーザに課されることである。バックアップを開始するために、コンピュータユーザは、データをどこにバックアップするか指定するよう、要求される場合がある。たとえば、コンピュータユーザは、元のデータが格納されるのと同じ媒体にデータをバックアップすることを選ぶことができるが、そうすると、その媒体が損傷を受けた場合は危険が生じる。あるいはコンピュータユーザは、その媒体に意識的に取り付け、または接続することがコンピュータユーザにとって必要となり得る別の場所を選ぶこともできる。コンピュータに取り付け、または接続することができる媒体にバックアップすることができる場合、媒体が取り付けられまたは接続されなくなると、バックアップが後で利用可能にならない可能性がある。別の難題は、コンピュータユーザが、バックアップの多数のバージョンを管理することも、破損または不正データを有する、以前バックアップされたデータを上書きし、したがって必要とされ得る有効なバックアップを無意識に破壊してしまうという危険を冒すことも要求される可能性があることである。さらに、コンピュータユーザが、バックアップ媒体中の空間を使い果たした場合、ファイルを消去することによって空間を作成することも、十分な空間を有する別のバックアップ媒体を選ぶこともできるので、プロセスがさらに複雑になる。バックアップが使われる必要がある場合、コンピュータユーザには、バックアップ媒体の場所を突き止め、またはアクセスすることは難しいであろう。バックアップが、たとえばローカル媒体にあり、ローカル媒体が新しいコンピュータに移動される必要がある場合は特に難しいであろう。
こうした難題が存在するので、コンピュータユーザは、自分のデータをバックアップしなければならない度に、失敗する可能性がある。
コンピュータシステムが、ユーザによる介入を要求することなく、ファイルを自動バックアップする方法が必要である。このようなシステムおよび方法は、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーもコンピュータユーザが回復することができるように、各保存ファイルのバックアップコピーを提供するべきである。
簡潔には、本発明は、ファイルシステムを用いて、ファイルを永続ストレージに自動バックアップする改良型のシステムおよび方法を提供する。この目的のために、1つまたは複数のアプリケーションが、ポリシーエンジンと、アクセス可能な永続ストレージを有し得る1つまたは複数のデバイスに動作可能に結合されたファイルシステムを含み得るオペレーティングシステムとに動作可能に結合することができる。一実施形態では、オペレーティングシステムは、永続ストレージを有する1つまたは複数のデバイスに動作可能に結合されたボリュームマネージャ、ファイルシステムフィルタドライバ、ファイルシステム、ストレージ集約装置(storage aggregator)、記憶クラスドライバ、および1つまたは複数のミニポートドライバなど、動作可能に結合されたコンポーネントを含み得る。
様々な実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバは、実行可能なソフトウェアコードから、ファイルを永続的に格納するためのリクエストを受け取ることができ、ファイルのバックアップコピーを作成するかどうか、どのタイプのバックアップをファイルに適用するか、およびどこにバックアップコピーを格納するか判定するために、ポリシーエンジンによって与えられるポリシーにアクセスすることができる。ファイルシステムフィルタドライバは、たとえば、ファイルのバックアップコピーを、埋め込み型不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、ハードドライブなどのコンピュータ記憶媒体、あるいは接続されたネットワーク上のリモートストレージを含む不揮発性メモリおよび/または他のコンピュータ記憶媒体の組合せに格納するよう、ファイルシステムに命令することができる。さらに、ファイルシステムフィルタドライバは、1組の世代ファイルを、特定のアプリケーションファイルのバックアップコピーとして作成し管理するのに使うことができる世代ファイルハンドラを含み得る。
ストレージ集約装置は、ファイルのバックアップコピーの格納に全体として使うことができる、コンピュータシステム内で利用可能な永続ストレージを列挙し編成するファイルシステムに動作可能に結合することができる。ストレージ集約装置は、アプリケーションファイルのバックアップコピーを格納するファイルシステムによって使うことができる、利用可能な永続ストレージを識別することができるストレージ列挙装置を含み得る。一実施形態では、コンピュータシステム内で利用可能であり得る永続ストレージは、全体として、ミラーリング、ストライピングを含む任意の数の記憶技術を展開してもよく、RAIDまたはSANを使って構成してもよい、バックアップファイルを1つまたは複数の物理デバイスに格納するファイルシステムのボリュームとして使うことができる。
ファイルシステムによってアプリケーションファイルのバックアップコピーを作成し永続的に格納することができるようになると、アプリケーションファイルの損失または汚染の際、アプリケーションファイルの1つまたは複数のバックアップコピーを回復するユーザインターフェースを提供することが可能になる。ある実施形態では、バックアップされたファイルの回復のために、回復ユーティリティなどの包括的ツールを提供することができる。別の実施形態では、アプリケーションに動作可能に結合された回復ユーザインターフェースを、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーも回復するための、ユーザによる検査用に、世代ファイルの組など、1つまたは複数のバックアップコピーを取得するように提供することができる。
有利には、コンピュータシステムの様々なコンポーネントに追加することができるアクセス可能な永続ストレージを、全体として、ユーザによる介入なくファイルシステムによって自動的に作成されたファイルのバックアップコピーの格納に使うことができる。さらに、1組の世代ファイルは、ユーザによる検査用のバックアップコピーとして、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーも回復するために格納することができる。以下の詳細な説明を図面と併せ読むことにより、他の利点が明らかになるであろう。
例示的な動作環境
図1は、本発明を実施することができる、適切なコンピューティングシステム環境の例100を示す。コンピューティングシステム環境100は、適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本発明の使用または機能の範囲に対するどのような限定を示唆することも意図していない。コンピューティング環境100は、例示的な動作環境100に示すどのコンポーネントまたはその組合せに関するどのような依存も要件も有していると解釈するべきでない。
本発明は、他の数多くの汎用または専用のコンピューティングシステム環境または構成と動作する。本発明とともに使用するのに適切であり得る他の公知のコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ型デバイス、タブレットデバイス、ヘッドレスサーバ、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能な家電製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記のシステムまたはデバイスのいずれをも含む分散型コンピューティング環境などを含むが、それに限定されない。
本発明は、コンピュータによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令という一般的な状況において説明することができる。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実施しまたは特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。本発明は、通信ネットワークを介してリンクされるリモート処理デバイスによってタスクが実施される分散型コンピューティング環境でも実施することができる。分散型コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、メモリ記憶デバイスを含むローカルおよび/またはリモートコンピュータ記憶媒体に置くことができる。
図1を参照すると、本発明を実施する例示的なシステムは、汎用コンピューティングデバイスを、コンピュータ110の形で含む。コンピュータ110のコンポーネントは、処理ユニット120と、システムメモリ130と、システムメモリなど様々なシステムコンポーネントを処理ユニット120に結合するシステムバス121とを含み得るが、それに限定されない。システムバス121は、様々なバスアーキテクチャのいずれかを使用するメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスなど、いくつかのタイプのバス構造のいずれでもよい。限定ではなく例として、このようなアーキテクチャは、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Association)ローカルバス、およびメザニン(Mezzanine)バスとしても知られるPCI(Peripheral Component Interconnect)バスを含む。
コンピュータ110は通常、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110によってアクセスすることができるとともに揮発性媒体および不揮発性媒体、取外し可能媒体および固定式媒体両方を含む、市販されているどの媒体でもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を格納するためのどの方法でも技術でも実現される揮発性媒体および不揮発性媒体、取外し可能媒体および固定式媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、DVD(デジタル多用途ディスク)または他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望の情報を格納するのに使うことができるとともにコンピュータ110によってアクセスすることができる他のどの媒体も含むが、それに限定されない。通信媒体は一般に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、被変調データ信号、たとえば搬送波や他の移送機構として具体化し、どの情報配信媒体も含む。「被変調データ信号」という用語は、信号中の情報を符号化するように設定されまたは変更される信号特性の1つまたは複数を有する信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークや直接有線接続などの有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線、および他の無線媒体などの無線媒体を含む。上記のどの組合せも、やはりコンピュータ可読媒体の範囲に含めるべきである。
システムメモリ130は、コンピュータ記憶媒体を、ROM(読出し専用メモリ)131およびRAM(ランダムアクセスメモリ)132など、揮発性および/または不揮発性メモリの形で含む。BIOS(基本入出力システム)133は、たとえば起動中にコンピュータ110内部の要素間での情報の転送を助ける基本ルーチンを含み、通常はROM131に格納される。RAM132は一般に、処理ユニット120に対してただちにアクセス可能な、かつ/または処理ユニット120によって現在操作されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。限定ではなく例として、図1では、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137を示す。
コンピュータ110は、他の取外し可能/固定式、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含み得る。単なる例として、図1では、固定式不揮発性磁気媒体に対して読み書きを行うハードディスクドライブ141、取外し可能な不揮発性磁気ディスク152に対して読み書きを行う磁気ディスクドライブ151、およびCD ROMや他の光学媒体など取外し可能な不揮発性光ディスク156に対して読み書きを行う光ディスクドライブ155を示す。例示的な動作環境で使うことができる他の取外し可能/固定式、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体は、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、固体状態RAM、固体状態ROMなどを含むが、それに限定されない。ハードディスクドライブ141は通常、インターフェース140などの固定式メモリインターフェースによって、システムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は通常、インターフェース150などの取外し可能メモリインターフェースによって、システムバス121に接続される。
上述し、かつ図1に示すディスクドライブおよびそれに関連するコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、およびコンピュータ110向けに他のデータの格納を可能にする。図1では、たとえば、ハードディスクドライブ141は、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を格納するものとして示してある。こうしたコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じでも、異なってもよいことに留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147には、少なくとも異なるものであることを示すために、ここでは異なる番号を与えてある。ユーザは、タブレットまたは電子デジタイザ164、マイクロホン163、キーボード162、および一般にマウス、トラックボール、またはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161などの入力デバイスを介して、コマンドおよび情報をコンピュータ110に入力することができる。図1に示していない他の入力デバイスは、ジョイスティック、ゲーム用パッド、衛星パラボラアンテナ、スキャナ、あるいは生体センサ、環境センサ、位置センサ、または他のタイプのセンサを収容するデバイスを含む他のデバイスを含み得る。こうしたおよび他の入力デバイスはしばしば、システムバスに結合されたユーザ入力インターフェース160を介して処理ユニット120に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、USB(ユニバーサルシリアルバス)など、他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191または他のタイプの表示デバイスも、ビデオインターフェース190などのインターフェースを介してシステムバス121に接続される。モニタ191は、タッチスクリーンインターフェース192を介してシステムバス121に接続されたタッチスクリーンパネルなどと統合することもできる。モニタおよび/またはタッチスクリーンパネルは、タブレットタイプのパーソナルコンピュータでのように、コンピューティングデバイス110が組み込まれているハウジングに物理的に結合できることに留意されたい。さらに、コンピューティングデバイス110などのコンピュータは、出力周辺インターフェース193などを介して接続することができるスピーカ194およびプリンタ195など、他の周辺出力デバイスも含み得る。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180など、1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を用いて、ネットワーク接続された環境において動作することができる。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、または他の共通ネットワークノードでよく、通常、コンピュータ110に関連して上述した要素の多くまたはすべてを含むが、図1にはメモリ記憶デバイス181のみを示してある。図1に示す論理接続は、LAN(ローカルエリアネットワーク)171およびWAN(ワイドエリアネットワーク)173を含むが、他のネットワークも含み得る。このようなネットワーク環境は、会社、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットにおいてよく見られる。LANネットワーク環境において使われる場合、コンピュータ110は、ネットワークインターフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーク環境において使われる場合、コンピュータ110は通常、モデム172または、たとえばインターネットなどのWAN173を介して通信を確立する他の手段を含む。モデム172は、内部にあっても外部にあってもよく、ユーザ入力インターフェース160または他の適切な機構を介してシステムバス121に接続することができる。ネットワーク接続された環境では、コンピュータ110に関連して図示したプログラムモジュールまたはその一部は、リモートメモリ記憶デバイスに格納することができる。限定ではなく例として、図1では、リモートアプリケーションプログラム185を、メモリデバイス181に常駐するものとして示す。図示したネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段も使うことができることが理解されよう。
ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムの利用
本発明は概して、ファイルシステムを用いて、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするシステムおよび方法を対象とする。本システムおよび方法は、有利には、ユーザによる介入を要求することなく、ファイルのバックアップコピーを作ることができる。そうするために、本発明は、アプリケーションから、ファイル保存リクエストを受け取るためのファイルシステムフィルタドライバを提供することができ、ファイルのバックアップコピーを作成するかどうか、どのタイプのバックアップをファイルに適用するか、およびバックアップコピーをどこに格納するか判定するためのポリシーにアクセスすることができる。ファイルシステムフィルタドライバは、たとえば、ファイルのバックアップコピーを、埋め込み型不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、ハードドライブなどのコンピュータ記憶媒体、あるいは接続されたネットワーク上のリモートストレージを含む不揮発性メモリおよび/または他のコンピュータ記憶媒体組合せに格納するよう、ファイルシステムに命令することができる。
さらに、ファイルシステムフィルタドライバは、1組の世代ファイルを特定のアプリケーションファイルのバックアップコピーとして作成し管理するのに使うことができる世代ファイルハンドラを含み得る。1組の世代ファイルを作成することによって、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーもコンピュータユーザが回復できるようにアプリケーションファイルを保存することが可能になると、バックアップコピーを作ることが可能になる。コンピュータシステムの様々なコンポーネントに追加することができるアクセス可能な永続ストレージは、ファイルのバックアップコピーの自動格納において使用するために集約できることが分かるであろう。本明細書に記載する様々なブロック図、フローチャート、およびシナリオは単なる例であり、本発明が適用される他の多くのシナリオがあることが理解されよう。
図2に移ると、ファイルシステムを用いて作業用データを保存するためにファイルを永続ストレージに自動バックアップする、一実施形態におけるシステムコンポーネントの例示的なアーキテクチャ全体を表すブロック図を示してある。図に示すブロック内部に実装される機能は、別個のコンポーネントとして実装することができ、あるいはブロックのうちいくつかまたはすべてのものの機能は、単一コンポーネント内部に実装することができることが、当業者には理解されよう。一例として、ファイルシステムフィルタドライバ214の機能は、ファイルシステム218内部に含めることができる。あるいは、世代ファイルハンドラ216は、ファイルシステムフィルタドライバ214とは別個のコンポーネント内に実装することができる。
図2に示す1つまたは複数のアプリケーションプログラム204は、ポリシーエンジン208およびオペレーティングシステム210に動作可能に結合することができる。各アプリケーション204は、コンピュータシステムのユーザが永続させることを望み得るデータを用いた任意の数の操作を実施する実行可能なソフトウェアコードでよい。たとえば、アプリケーションは、文書処理操作、表計算操作、描画操作、またはデータを用いた他の操作を実施することができる。ポリシーエンジン208は、1つまたは複数のアプリケーション204、回復ユーティリティ202、およびオペレーティングシステム210に動作可能に結合することができる。ポリシーエンジン208は、カーネルコンポーネント、アプリケーションコンポーネント、リンクされたライブラリのコンポーネント、オブジェクトなどを含む実行可能などのソフトウェアコードでもよい。ポリシーコンポーネント208は、データを永続ストレージに保存するファイルシステムを使うことによって、どのデータを自動バックアップすることができるか判定するのに使うことができる1つまたは複数のポリシーを含み得る。一実施形態では、ポリシーコンポーネント208は、データがどこにバックアップされるべきか判定するのに使うことができる1つまたは複数のポリシーを含み得る。たとえば、ポリシーが、データを埋め込み型不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、ハードドライブなどのコンピュータ記憶媒体、あるいは不揮発性メモリおよび/または他のコンピュータ記憶媒体の組合せに格納するのにファイルシステムを使うことによって、データを自動バックアップする命令を与えることができる。
オペレーティングシステム210は概して、ファイルシステムおよびアクセス可能な永続ストレージを有し得る1つまたは複数のデバイスを含み得る。より具体的には、一実施形態におけるオペレーティングシステム210は、ボリュームマネージャ212、ファイルシステムフィルタドライバ214、ファイルシステム218、ストレージ集約装置220、記憶クラスドライバ224など、動作可能に結合されたコンポーネントと、ミニポートドライバ226、228など、1つまたは複数のミニポートドライバと、組込みデバイス230および取外し可能デバイス232など、1つまたは複数のデバイスとを含み得る。ボリュームマネージャ212は、記憶デバイスの区画上の、特定のファイルシステム向けにフォーマットされた論理ドライブ用のボリュームなど、単純でよい、あるいは不揮発性メモリを含み得る多数の記憶媒体に及んでもストライピングしてもよいボリュームを作成し管理する機能を提供することができる。
ファイルシステムフィルタドライバ214は、アプリケーションから、ファイルを保存するためのリクエストを受け取る機能を提供することができ、ファイルシステムに、ファイルのバックアップコピーを保存するよう命令することができる。ある実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバ214は、たとえばポリシーエンジン208によって与えられるポリシーにアクセスすることができ、このポリシーは、ファイルのバックアップコピーが作成されるべきかどうか、およびバックアップコピーが作成された場合、どこに格納されるべきか指定することができる。様々な実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバは、埋め込み型不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、ハードドライブなどのコンピュータ記憶媒体、あるいは不揮発性メモリおよび/または他のコンピュータ記憶媒体の組合せにファイルのバックアップコピーを格納するよう、ファイルシステムに命令することができる。ファイルシステムフィルタドライバ214は、特定のアプリケーションファイルのバックアップコピーとして1組の世代ファイルを作成し管理することができる世代ファイルハンドラを含み得る。組の中の各世代ファイルは、ファイルのコピーを、ファイル名の一部として一意に識別することができる属性を含み得る。ある実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバ214は、アプリケーションファイルのバックアップコピーとして世代ファイルを作成し、ファイルシステムに、世代ファイルをどこに格納するか命令することができる。
ファイルシステム218は、ファイルをボリュームの一部として格納するためのリクエストを受け取ることができるどのタイプのファイルシステムでもよい。ある実施形態において、ファイルシステム218は、アプリケーションファイルおよびアプリケーションファイルのバックアップコピー両方を格納するためのリクエストを受け取ることができる。バックアップコピーを格納するためのリクエストは、バックアップコピーをどのようにして格納するか指定することができる。たとえば、ミラーリング、ストライピングを用いる物理ストレージを有してもよく、RAIDまたはSANを使って構成してもよいボリュームにバックアップコピーを格納するよう、ファイルシステム218にリクエストすることができる。
ストレージ集約装置220は、コンピュータシステム内で利用可能な永続ストレージを列挙し編成する機能を提供することができる。ストレージ集約装置220は、アプリケーションファイルのバックアップコピーを保存するファイルシステムによって使うことができる、利用可能な永続ストレージを識別しリストすることができるストレージ列挙装置を含み得る。一実施形態では、コンピュータシステム内で利用可能であり得る永続ストレージは、ミラーリング、ストライピングを含む任意の数の記憶技術を展開してもよく、RAIDまたはSANを使って構成してもよい1つまたは複数の物理デバイスにファイルを格納するのに使うことができるボリュームを形成するように集約することができる。ストレージ集約装置220は、ブート時に、または追加永続ストレージをコンピュータシステムに対してアクセス可能にすることができるときはいつでも、永続ストレージまたは永続ストレージの複数の部分を集約することができる。
物理デバイスと通信するために、記憶クラスドライバ224が、ファイルまたはファイルの一部をミニポートドライバに送り、ファイルまたはファイルの一部をミニポートドライバから受け取る機能を含み得る。ミニポートドライバは、不揮発性メモリ234を有する組込みデバイス230などの組込みデバイスと通信するように構成されたミニポートドライバ226などのデバイスと通信するための機能を提供することができる。アプリケーションファイルのバックアップコピーを保存するファイルシステムによって使うことができる永続ストレージを含み得る任意の数の異なるタイプの組込みデバイスが存在し得る。たとえば、不揮発性メモリは、マザーボードまたはサウスブリッジ、組込みハードドライブまたは組込みハードドライブ用ディスクコントローラにプラグインすることもでき、他の組込みコンポーネントおよびコンピュータシステム内のコントローラに動作可能に結合することもできる。本明細書で使用する組込みデバイスは、制限なく、マザーボード、コントローラ、または周辺デバイスを含む、コンピュータシステムのどのデバイスもコンポーネントも意味する。組込みデバイスに加え、ミニポートドライバ228などのミニポートドライバを、不揮発性メモリ236を有する取外し可能デバイス232などの取外し可能デバイスと通信するように構成することができる。アプリケーションファイルのバックアップコピーを保存するファイルシステムによって使うことができる永続ストレージを含み得る任意の数の異なるタイプの取外し可能デバイスも存在し得る。たとえば、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ(UFD)、セキュアデジタル、CompactFlash、MemoryStickなどのデジタル媒体、および他の取外し可能媒体が、アプリケーションファイルのバックアップコピーまたはアプリケーションファイルの一部を格納するのに使うことができる永続ストレージを提供することができる。組込みおよび取外し可能デバイスは、制限なく、ファイルシステムによって、アプリケーションファイルのバックアップコピーを自動的に保存するのに使うことができる統合ストレージを提供するように集約することができる永続ストレージの異種キャッシュを提供することができる例を含み得る。
ファイルシステムによってアプリケーションファイルのバックアップコピーを作成し保存することができると、システムによって、たとえば、壊滅的な故障を経験した可能性がある回転媒体に格納されていた可能性があるアプリケーションファイルが損失または汚染された際、そのアプリケーションファイルの1つまたは複数のバックアップコピーを回復するユーザインターフェースを提供することができる。回復ユーティリティ202などの包括的ツールを、ある実施形態において、バックアップされたファイルの回復用に提供することができる。あるいは、アプリケーション204に動作可能に結合された回復ユーザインターフェース206など、ある特定のアプリケーション用のツールを、様々な実施形態において提供することができる。回復ユーザインターフェース206は、ユーザに提示される、ファイルを開く共通ダイアログの一部でよい。このような共通ダイアログは、バックアップアプリケーションファイルを回復するためのアクションで拡張することができる。たとえば、アプリケーションファイル向けにシステムクエリを作ることができ、回復ユーザインターフェースは、ファイルの名前空間を使って、世代ファイルの組など、1つまたは複数のバックアップコピーを、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーも回復するための、ユーザによる検査用に取得することができる。他の実施形態では、回復ユーティリティは、インストールされているデバイスが、別のマシンによって格納されるバックアップファイルを含み得ることを認識することができるUFDなど、インストールされている取外し可能メモリデバイスのディレクトリ読込みの一部として実行することができる。回復ユーティリティは次いで、利用可能などのファイルコピーも回復するためのバックアップコピーを、ユーザに提示することができる。
図2に示すシステムコンポーネントの例示的なアーキテクチャは、本発明を実施する例示的な一実施形態に過ぎず、他のコンピューティングシステム構成も、本発明を実装するのに使うことができることが当業者には理解されよう。たとえば、コンピューティングシステムは、ストレージ集約装置を含むように構成することはできないが、ファイルシステムは、アプリケーションファイルを保存し、または閉じるためのリクエストをアプリケーションから受け取ることができるといつでも、取外し可能デバイスなどの永続ストレージを有する1つまたは複数のデバイス上に、アプリケーションファイルのバックアップコピーを作成し格納するように構成することができる。別の例として、取外し可能媒体は、取外し可能媒体に格納されているバックアップされたファイルにアクセスし、修正し、または削除することができないうちに安全な資格証明を交換するファームウェアを含み得る。一実施形態では、取外し可能媒体には、永続ストレージのパブリックおよびプライベートエリアが存在してよく、プライベートエリアは、資格証明の交換が成功した後、アクセス可能にすることができる。さらに別の例では、コンピュータシステムの永続ストレージに格納されたバックアップファイルは、機会を見て、図1に示すリモートコンピュータ180やメモリデバイス181など、ワイヤレスまたはワイヤードネットワークによって接続することができる他のデバイスまたはコンピュータシステムにさらに保存することができる。このようにして、ネットワークへの不揮発キャッシュの使用を含むトランザクションシステムを実装することができる。一実施形態では、バックアップファイルの場所も、バックアップコピーのファイルシステム情報に含めることができ、そうすることによって、ファイルが、アプリケーションファイルの回復のためにこのようなリモート記憶デバイスまたはシステムと同期すると、ファイルの場所を突き止めることができる。
図3は、ファイルシステムを用いて作業用データを保存するためにファイルを永続ストレージに自動バックアップする、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートを提示する。ある実装形態では、こうしたステップを異なる順序で実施することを選んでもよく、同じ効果を達成し本発明の範囲から逸脱しない限り、効率または柔軟性のためにこうしたステップの一部のみを実施することを選んでもよいことが当業者には理解されよう。ステップ302で、実行可能コードによって、ファイルを保存するためのリクエストを作ることができる。一実施形態では、リクエストは、アプリケーション204などのアプリケーションによって、アプリケーションファイルを保存するために作ることができる。ファイルシステムフィルタドライバが、ステップ304で、アプリケーションファイルを保存するためのリクエストを受け取ることができる。ある実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバ214などのファイルシステムフィルタドライバが、アプリケーションファイルに対する保存、クローズ、または書込みリクエストなど、ファイルシステムサービスに関するリクエストを監視することができる。
ファイルシステムフィルタドライバが次いで、ステップ306で、ポリシーにアクセスして、ファイルをバックアップするかどうか判定することができる。一実施形態では、どのデータを自動バックアップすることができるか判定するためのポリシーを使うことができる。たとえば、一部のアプリケーションからのファイルについては、バックアップすることができない。ポリシーは、たとえば、バックアップが文書処理ファイル用には作られるべきであるが、eメールアプリケーション用には作られるべきではないと指定することができる。ポリシーはしたがって、ファイルタイプ、ファイル名、ディレクトリ名、ディレクトリの場所などを含む、ファイルの属性またはメタデータに基づいて、バックアップするファイルを選ぶことができる。バックアップするファイルを選ぶ際に使用するために、ファイルのどの属性を指定してもよい。ユーザが定義したメタデータを含むどのメタデータを使ってもよい。ポリシーは、どれだけの記憶空間を使うことができるか、どれだけの記憶空間を解放しておくべきか、バックアップすることができるファイルの最大数を指定することもでき、利用可能な記憶空間へのバックアップコピーの格納のために、どのファイルを他のファイルより優先してよいか指定することができる。たとえば、ポリシーは、最も近い時間にアクセスされたファイルのバックアップコピーを、最も長い間アクセスされていないファイルのバックアップコピーよりも、利用可能な記憶空間に関して優先してよいと指定することができる。別の例として、ポリシーは、現在開いているファイルの最も近い時間のバックアップコピーが、UFDデバイスなどの永続ストレージを有する取外し可能デバイスに格納されると指定することができる。
ステップ308で、ファイルのバックアップが作られるべきかどうか、ポリシーから判定することができる。作られるべきでない場合、処理を終えることができ、ファイルに対してバックアップを作ることはできない。ステップ308で、ファイルのバックアップが作られるべきであると判定することができた場合、ファイルシステムフィルタドライバは、ステップ310でポリシーにアクセスして、ファイルに適用するためのバックアップのタイプを判定する。一実施形態では、ファイルのバックアップコピーとして、世代ファイルを作成することができる。様々な実施形態において、ファイルシステムフィルタドライバは、ファイルシステムに、ファイルのバックアップコピーをどこに格納するか、たとえば、埋め込み型不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、ハードドライブなどのコンピュータ記憶媒体、あるいは不揮発性メモリおよび/または他のコンピュータ記憶媒体の組合せに格納するか命令することができる。次いで、ステップ312で、ファイルをバックアップすることができる。そしてステップ314で、バックアップされたファイル用の目次をアップデートすることができる。
図4は、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムを用いて、ファイルに適用するためのバックアップのタイプを判定する、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートを提示する。ステップ402で、ファイルに関連づけられた属性を入手することができる。このような属性は、ファイルタイプ、ファイル名、ディレクトリ名、ディレクトリの場所などを含み得る。ファイルのどの属性も、ファイルに適用するバックアップのタイプの判定に使用するのに指定することができる。ステップ404で、ファイルの属性に対する1つまたは複数のポリシーを入手することができる。ファイルに適用されるバックアップのタイプは次いで、ステップ406で判定することができる。たとえば、ポリシーは、バックアップコピーが、RAIDを使ってミラーリングされ、ストライピングされ、または格納されるべきであると指定することができる。別の例として、ポリシーは、ユーザインターフェースを介してユーザにバックアップファイルが可視的に表示されないように、バックアップファイルが隠しボリュームに格納されるべきであると指定することができる。
一実施形態では、ポリシーは、世代ファイルがバックアップコピーとして作成されるべきであると指定することができる。1組の世代ファイル中の各世代ファイルは、ファイルのコピーをファイル名の一部として一意に識別することができる属性を含み得る。たとえば、ファイル名に、ボリューム、日付、作成時間、巡回冗長性コード(CRC)またはファイルのそのコピー用の一意の署名を作成するように働く他の属性など、1つまたは複数の属性を含む添字を付加することができる。世代ファイルの命名は、アプリケーションにとって一意でよい属性、またはユーザの必要とするものを追加するために拡張可能でもよい。ある実施形態において、世代データセットに対するポリシーは、作成され永続的に格納される1つまたは複数の世代ファイルを指定することができる。
ステップ408で、世代ファイルがアプリケーションファイルのバックアップコピーとして生成されるべきかどうか判定することができる。一実施形態では、世代ファイルがバックアップコピーとして作られるべきであるとポリシーが指定することができる。世代ファイルが作られるべきでないと判定された場合、ステップ410で、アプリケーションファイルのコピーは、ファイルのバックアップコピーとして作ることができる。ファイルのバックアップとして世代ファイルが作られるべきであると判定することができた場合、ステップ412で世代ファイルを作ることができる。ファイルのコピーまたは世代ファイルをバックアップコピーとして作ることができた場合、処理を終えることができる。
ファイルシステムによってアプリケーションファイルのバックアップコピーを作成し保存することができると、永続的に格納されていた可能性があるアプリケーションファイルが損失または汚染された場合、アプリケーションファイルの1つまたは複数のバックアップコピーを回復するユーザインターフェースを提供することができる。ある実施形態において、バックアップされたファイルの回復のために、回復ユーティリティ202などの包括的ツールを提供することができる。あるいは、アプリケーション204に動作可能に結合された回復ユーザインターフェース206など、ある特定のアプリケーション向けのツールを、様々な実施形態で提供することもできる。様々な実施形態において、バックアップコピーを有し得るディレクトリは、誤って上書きされないように保護することができる。たとえば、バックアップディレクトリへのアクセスは、回復ユーティリティまたはポリシーエンジンに制限することができる。
図5は、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムを用いて、作成されたバックアップファイルを回復する、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートを提示する。ステップ502で、回復ユーザインターフェースを有するアプリケーションを、バックアップファイルの回復のために実行することができる。回復ユーザインターフェース206を、アプリケーションまたは回復ユーティリティに含めることができる。一実施形態では、回復ユーザインターフェースは、ユーザに提示される、ファイルを開くための共通ダイアログの一部でよい。このような共通ダイアログを、バックアップアプリケーションファイルを回復するためのアクションで拡張することができる。ファイルの1つまたは複数のバックアップコピーのリストを、ステップ504でリクエストし、次いで、ステップ506で取り出すことができる。たとえば、ある実施形態において、アプリケーションファイル用にシステムクエリを作ることができ、回復ユーザインターフェースは、ファイルの名前空間を使って、世代ファイルの組など、1つまたは複数のバックアップコピーのリストを取得することができる。
ステップ508で、ファイルのバックアップコピーのリストを、ユーザによる検査のためにユーザインターフェースに提示して、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーも回復することができる。ステップ510で、回復されるべき、選択されたバックアップコピーの指示を受け取ることができる。ステップ512で、選択されたバックアップコピーは、アプリケーションによるアクセスのために永続的に保存することができる。
他の実施形態では、回復ユーティリティが、UFDなど、インストールされている取外し可能メモリデバイスのディレクトリ読込みの一部として実行することができる。ディレクトリの読込みにおいて、回復ユーティリティは、インストールされているデバイスが、別のマシンによって格納されるバックアップファイルを含み得ることを認識することができる。回復ユーティリティは次いで、ユーザにバックアップコピーを提示して、ファイルの利用可能などのコピーも回復することができる。図6は、インストールされている取外し可能メモリデバイスに格納されたバックアップファイルを回復する、このような実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートを提示する。
ステップ602で、永続ストレージに格納されたバックアップコピーを有する取外し可能デバイスを、コンピュータシステムにインストールすることができる。たとえば、バックアップコピーを有するUFDは、USBポートにプラグインすることができ、コンピュータシステムは、そのUFDをインストールすることができる。ステップ604で、回復ユーティリティを実行することができる。一実施形態では、回復ユーティリティは、バックアップコピーとともにデバイスに格納することができる。回復ユーティリティは、インストール中に発見し、実行することができる。ステップ606で、バックアップコピーが、取外し可能デバイスをインストールしたコンピュータシステムによって作成されたかどうか判定することができる。一実施形態では、デバイスに書き込まれたバックアップファイルのディレクトリは、バックアップファイルをデバイスに格納したコンピュータシステムの識別を格納することができる。識別は、コンピュータシステムのプロセッサIDやMACアドレスなど、コンピュータシステムを識別するのに役立ち得る、コンピュータシステムのどの属性でもよい。
ステップ608で、コンピュータシステムがバックアップファイルを作成することができなかったと判定することができた場合、処理を終えることができる。たとえば、回復アプリケーションは、それ自体を閉じることができる。あるいは、ステップ608で、バックアップコピーが、取外し可能デバイスをインストールしたコンピュータシステムによって作成されたと判定することができた場合、ステップ610で、上に記載した図5のステップ504〜512を使うことによってファイルを回復することができる。ファイルの1つまたは複数のバックアップコピーを、ステップ504で記載したようにリクエストし、次いで、ステップ506で記載したように取り出すことができる。ファイルのバックアップコピーは次いで、ステップ508で記載したように、ユーザによる検査のためにユーザインターフェースに提示されて、ユーザによって所望される可能性があるどのファイルコピーも回復することができる。回復されるべき、選択されたバックアップコピーの指示は、ステップ510で記載したように受け取ることができ、選択されたバックアップコピーは、ステップ512で記載したように、アプリケーションによるアクセスのために永続的に保存することができる。
このようにして、永続ストレージを有するデバイスに格納することができる、アプリケーション用のバックアップコピーを自動的に回復するのに、ファイルシステムを使うことができる。コンピューティングシステムの様々なコンポーネントに追加することができる、アクセス可能などの永続ストレージも、ファイルのバックアップコピーの格納に使用するために集約することができる。たとえば、ハードドライブの製造元が、ハードドライブがエネルギーを保存するために回転速度を落とす可能性がある間に使うことができる不揮発性メモリの大きなチャンクで、ドライブコントローラを増補することができる。このような永続ストレージを使うことによって、本発明は、デバイスおよびデバイスコントローラを含むシステムに増量した永続ストレージを追加することができると、ハードウェアで起こる屈折を利用することができる。
以上の詳細な説明から、本発明は、ファイルシステムを用いて、ファイルを永続ストレージに自動バックアップする改良型のシステムおよび方法を提供することが理解できよう。アプリケーションに対して透過的に、世代データファイルを使ってファイルの自動バックアップコピーを作ることができる。有利には、本発明による利益のおかげで、アプリケーションを修正する必要がない。さらに、提示したシステムおよび方法は拡張可能である。アプリケーションにとって一意でよいどの属性も、ユーザの要求も、世代ファイルの命名において追加することができる。ファイルのどの属性も、ファイルに適用することができるバックアップのタイプの判定に使うことができる。本システムおよび方法はしたがって、最新のコンピューティングにおいて必要とされる多大な利点および利益を提供することが理解されよう。
本発明は、様々な修正形態および代替構成に対して可能であるが、例示した本発明の一部の実施形態を、図面に示し詳細に上述した。ただし、開示した特定の形に本発明を限定する意図はなく、反対に、本発明の精神および範囲内であるすべての修正形態、代替構成、および等価物を包含することを意図していることを理解されたい。
本発明を組み込むことができるコンピュータシステム全体を表すブロック図である。 本発明の態様に従って、ファイルシステムを用いてファイルを永続ストレージに自動バックアップする、一実施形態におけるシステムコンポーネントの例示的なアーキテクチャ全体を表すブロック図である。 本発明の態様に従って、ファイルシステムを用いてファイルを永続ストレージに自動バックアップする、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートである。 本発明の態様に従って、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムを用いて、ファイルに適用するためのバックアップのタイプを判定する、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートである。 本発明の態様に従って、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムを用いて、作成されたバックアップファイルを回復する、一実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートである。 本発明の態様に従って、ファイルを永続ストレージに自動バックアップするためのファイルシステムを用いて、作成されたバックアップファイルを回復する、別の実施形態において行われる例示的なステップ全体を示すフローチャートである。
符号の説明
100 コンピューティングシステム環境
110 コンピュータ
120 処理ユニット
121 システムバス
130 システムメモリ
131 ROM
133 BIOS
134 オペレーティングシステム
135 アプリケーションプログラム
136 他のプログラムモジュール
137 プログラムデータ
140 固定式不揮発性メモリインターフェース
141 ハードディスクドライブ
144 オペレーティングシステム
145 アプリケーションプログラム
146 他のプログラムモジュール
147 プログラムデータ
150 取外し可能不揮発性メモリインターフェース
151 磁気ディスクドライブ
152 取外し可能な不揮発性磁気ディスク
155 光ディスクドライブ
156 光ディスク
160 ユーザ入力インターフェース
161 マウス
162 キーボード
163 マイク
164 タブレット
170 ネットワークインターフェース
171 ローカルエリアネットワーク
172 モデム
173 ワイドエリアネットワーク
180 リモートコンピュータ(群)
181 メモリデバイス
185 リモートアプリケーションプログラム
190 ビデオインターフェース
191 モニタ
192 タッチスクリーンインターフェース
193 出力周辺インターフェース
194 スピーカ
195 プリンタ
202 回復ユーティリティ
204 アプリケーション
206 回復UI
208 ポリシーエンジン
210 オペレーティングシステム
212 ボリュームマネージャ
214 ファイルシステムフィルタドライバ
216 世代ファイルハンドラ
218 ファイルシステム
220 ストレージ集約装置
222 ストレージ列挙装置
224 記憶クラスドライバ
226 ミニポートドライバ
228 ミニポートドライバ
230 組込みデバイス
232 取外し可能デバイス
234 不揮発性メモリ
236 不揮発性メモリ
302 実行可能コードが、ファイルを保存するためのリクエストを行う
304 ファイルシステムフィルタドライバが、ファイル保存リクエストを受け取る
306 フィルタドライバが、ポリシーにアクセスして、ファイルをバックアップするべきかどうか判定する
308 ファイルをバックアップするか?
310 フィルタドライバが、ポリシーにアクセスして、ファイルに適用するためのバックアップのタイプを判定する
312 ファイルをバックアップする
314 バックアップされたファイル用の目次をアップデートする
402 ファイル属性を取得する
404 ファイル属性に関するポリシーを取得する
406 ファイル属性に適用可能なバックアップタイプを判定する
408 世代ファイルを作成するか?
410 ファイルのバックアップコピーを作成する
412 ファイルの世代コピーを作成する
502 回復ユーザインターフェースを用いて、アプリケーションを実行する
504 ファイルの1つまたは複数のバックアップコピーのリストをリクエストする
506 ファイルの1つまたは複数のバックアップコピーのリストを取得する
508 ユーザインターフェースにおいて、バックアップコピーのリストを提示する
510 回復されるべき、選択されたバックアップコピーの指示を受け取る
512 アプリケーションによるアクセスのために、選択されたバックアップコピーを保存する
602 不揮発性メモリに格納されたバックアップコピーを有する取外し可能デバイスをインストールする
604 回復ユーティリティを実行する
606 コンピュータシステムによってバックアップコピーが作成されたかどうか判定する
608 バックアップコピーが、コンピュータシステムによって作成されたか?
610 バックアップコピーを使って、ファイルを回復する

Claims (12)

  1. ファイルのバックアップコピーを作るコンピュータシステムであって、
    ファイルを処理し、該ファイルを永続的に格納するリクエストを作成するアプリケーションプログラムと、
    前記アプリケーションプログラムに動作可能に結合され、前記アプリケーションプログラムから前記ファイルを永続的に格納する前記リクエストを受け取るオペレーティングシステムであって、前記リクエストを受け取ると、当該オペレーティングシステムに動作可能に結合されたポリシーエンジンにアクセスし前記ファイルのバックアップコピーを作成するかどうかを判定し、バックアップする場合、前記ファイルに適用すべきバックアップのタイプを判定するファイルシステムフィルタドライバを有する、オペレーティングシステムと、
    前記ファイルシステムフィルタドライバに動作可能に結合され、前記ファイルの前記バックアップコピーとして作成された世代ファイルを管理する世代ファイルハンドラと、
    前記ファイルシステムフィルタドライバに動作可能に結合され、前記ファイルシステムフィルタドライバからのリクエストに応じて前記ファイルの前記バックアップコピーを永続的に格納するファイルシステムと、
    前記ファイルシステムに動作可能に結合され、当該コンピュータシステムにおいて前記ファイルの前記バックアップコピーを格納するために使用される不揮発性メモリを含む永続ストレージを集約するストレージ集約装置と
    を備え、前記ファイルシステムフィルタドライバは、
    前記ファイルに関連付けられた属性を取得し、
    前記ポリシーエンジンにアクセスして、前記ファイルの前記属性に対する1つまたは複数のポリシーを取得し、
    前記1つまたは複数のポリシーに基づいて、前記ファイルに適用すべきバックアップのタイプを判定する
    ことによって、前記バックアップのタイプを判定するように構成され、
    前記1つまたは複数のポリシーは、
    前記ファイルのバックアップコピーを作成すべきかどうか、
    前記ファイルに、どのタイプのバックアップを適用すべきか、
    前記ファイルのバックアップコピーを作成するとき、前記バックアップコピーを、組み込み型の不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、または前記組み込み型の不揮発性メモリと前記取外し可能な不揮発性メモリとの双方、のうちのいずれに格納すべきか、および
    前記ファイルの前記バックアップコピーとして前記世代ファイルを作成すべきかどうか
    を指定し、前記1つまたは複数のポリシーに基づいて、前記ファイルのバックアップコピーとして世代ファイルを作成すべきかどうかを判定し、前記世代ファイルを作成すべきと判定したとき、前記ファイルの前記バックアップコピーとして前記世代ファイルを作成し、前記世代ファイルを作成すべきでないと判定したとき、前記ファイルの前記バックアップコピーとして前記ファイルのコピーを作成することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記ストレージ集約装置は、前記ファイルの前記バックアップコピーの格納に使用するために集約される、前記コンピュータシステム内の永続ストレージを識別するストレージ列挙装置を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記アプリケーションプログラムは、前記ファイルの前記バックアップコピーを復元する回復ユーザインターフェースを備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記オペテーティングシステムに動作可能に結合され、前記ファイルの前記バックアップコピーを復元する回復ユーティリティをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  5. コンピュータシステムにおいて、ファイルのバックアップコピーを作る方法であって、
    前記コンピュータシステムのファイルシステムフィルタドライバが、前記コンピュータシステムの特定のアプリケーションプログラムから、前記特定のアプリケーションプログラムによって処理されたファイルを保存するリクエストを受け取るステップと、
    前記ファイルを保存するリクエストを受け取ったことに応答して、前記ファイルシステムフィルタドライバが、前記コンピュータシステムに保持されているポリシーにアクセスし、前記ポリシーに基づいて、前記ファイルをバックアップするかどうかを判定し、バックアップする場合、前記ファイルに適用すべきバックアップのタイプを判定するステップであって、前記バックアップのタイプの判定は、
    前記ファイルに関連付けられた属性を取得し、
    前記ポリシーにアクセスして、前記ファイルの前記属性に対する1つまたは複数のポリシーであって、
    前記ファイルのバックアップコピーを作成すべきかどうか、
    前記ファイルに、どのタイプのバックアップを適用すべきか、
    前記ファイルのバックアップコピーを作成すべきとき、前記バックアップコピーを、組み込み型の不揮発性メモリ、取外し可能な不揮発性メモリ、または前記組み込み型の不揮発性メモリと前記取外し可能な不揮発性メモリとの双方、のうちのいずれに格納すべきか、および
    前記ファイルの前記バックアップコピーとして前記世代ファイルを作成すべきかどうか
    を指定する、前記1つまたは複数のポリシーを取得し、
    前記1つまたは複数のポリシーに基づいて、前記ファイルに適用すべきバックアップのタイプを判定する
    ことによって行われるステップと、
    前記ファイルシステムフィルタドライバが、前記1つまたは複数のポリシーに基づいて、前記ファイルのバックアップコピーとして世代ファイルを作成すべきかどうかを判定し、前記世代ファイルを作成すべきと判定したとき、前記ファイルの前記バックアップコピーとして世代ファイルを作成し、前記世代ファイルを作成すべきでないと判定したとき、前記ファイルの前記バックアップコピーとして前記ファイルのコピーを作成するステップと、
    前記ファイルシステムフィルタドライバが、前記ファイルの前記バックアップコピーを永続的に格納するリクエストを前記コンピュータシステムのファイルシステムに送るステップと、
    前記ファイルシステムが、前記ファイルの前記バックアップコピーを永続的に格納するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  6. 前記ファイルの前記バックアップコピーを永続的に格納するステップは、前記ファイルの前記バックアップコピーを格納するための不揮発性メモリを含む前記コンピュータシステムの1つまたは複数のコンピュータ記憶媒体に、前記ファイルの前記バックアップコピーの少なくとも一部を永続的に格納することを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のコンピュータ記憶媒体に永続的に格納された前記ファイルの前記バックアップコピーの前記少なくとも一部を含む目次をアップデートするステップをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 前記ファイルシステムフィルタドライバが、前記ファイルを永続的に格納するためのリクエストを、前記ファイルシステムに送るステップをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記コンピュータシステムの1つまたは複数のコンピュータ記憶媒体に前記ファイルの前記バックアップコピーの少なくとも一部を永続的に格納することは、前記ファイルの前記バックアップコピーの少なくとも一部を、前記コンピュータシステムに動作可能に結合された取外し可能な不揮発性メモリに永続的に格納することを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記ファイルの前記バックアップコピーとして永続的に格納されている前記世代ファイルを回復するための回復ユーザインターフェースを有するアプリケーションを実行するステップと、
    前記ファイルのバックアップコピーとして作成された1つまたは複数の世代ファイルのリストを取得するリクエストを送るステップと、
    前記ファイルのバックアップコピーとして作成された前記1つまたは複数の世代ファイルの前記リストを取得するステップと、
    前記ファイルのバックアップコピーとして作成された前記1つまたは複数の世代ファイルの前記リストを、ユーザインターフェースに提示するステップと、
    前記リストから、前記ファイルの復元すべきバックアップコピーとして選択された世代ファイルの指示を受け取るステップと、
    前記復元すべきバックアップコピーとして選択された世代ファイルを取得し、前記選択された世代ファイルを前記アプリケーションによってアクセス可能な名前空間に永続的に格納することによって、前記選択された世代ファイルを復元するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記回復ユーザインターフェースを有する前記アプリケーションを実行するステップは、前記ファイルの前記バックアップコピーとして不揮発性メモリに永続的に格納された前記世代ファイルを有する取外し可能デバイスを前記コンピュータシステムにインストールし、前記バックアップコピーが前記コンピュータシステムによって作成されたかどうか判定するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 請求項に記載の方法を実施するコンピュータ実行可能命令を記憶したことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
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