JP5207041B2 - サービス移動制御システム、サービス移動制御方法及びサービス移動制御プログラム - Google Patents

サービス移動制御システム、サービス移動制御方法及びサービス移動制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、バッテリ駆動型の携帯機器が無線ネットワーク上でサービスを提供している環境に適用することができる、サービス移動制御システム、サービス移動制御方法及びサービス移動制御プログラムに関する。
携帯端末の高機能化、高スペック化に伴い、従来のクライアントサーバモデルのように携帯端末がサービスを受けるだけでなく、携帯端末がサービスを提供するための環境が整いつつある。
ここで、サービスとは、プログラム、データ又はその双方から構成される機能を指す。携帯端末がサービスを提供するということは、すなわち、携帯端末にアクセスしてくる他機器に対して自身が持つ機能を提供するということであり、自身がサーバとして動作するということである。
携帯端末がサーバとして動作することにより、従来のサーバの負荷を軽減することやリソースの消費を抑えることが可能である。すなわち、サービスの実行により生じるCPUへの負荷を軽減し、メモリ(RAM:Random Access Memory)やストレージの消費を抑えることが可能である。
しかし、携帯電話をはじめとする携帯端末は、通常は電池(バッテリ)を使用して動作しているため、電池容量が切れた場合またはサービスを提供するのに十分な残量がない場合は、他機器に対してサービスを提供することができないという問題が発生する。
この問題を解決する方法として、携帯端末側で提供しているサービスを一時的にサーバへ移動するという方法が考えられる。この場合、これまで携帯端末のサービスの提供を受けていた他機器は、携帯端末がサービスを提供できない間、一時的に移動先のサーバからサービスを受けることになる。
上述の問題を解決するための関連する技術として、特許文献1では、電池残量を考慮し、ファイル交換を行うための方法が提案されている。特許文献1において提案されている方法では、ユーザによるファイルのアップロード操作などの際に電池残量を取得し、ファイル交換が可能かを判定する。不可である場合はレジューム機能を使用して転送するなどの処理が行われる。
特開2004−078584号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の発明は、以下の問題点があることから携帯端末で提供しているサービスをサーバに移動させる方式としては不十分である。
第1の問題点は、サービスを継続的に行えないことがあるということである。
その理由は、携帯端末に移動に必要な電池残量がない場合にレジューム機能を使用する必要があるため、携帯端末を充電してからレジューム機能を使用して転送を完了するまでの間はサービスを提供できないからである。
第2の問題点は、ユーザの操作が煩雑となることである。
その理由は、ユーザが移動させるデータを明示的に選択しなければならないからである。更には、ユーザがサービスを構成するモジュールおよび他機器から要求されるモジュールを把握することが困難であるという問題もある。
加えて、電池消費の点から移動処理そのものに負荷がかかってはならないため、全てのモジュールを移動させるのではなく、必要最低限のモジュールのみを移動させる必要があるという問題もある。
そこで、本発明は電池容量不足により携帯端末が他機器へサービスを提供できない場合においてもサービスを継続可能とするサービス移動制御システム、サービス移動制御方法及びサービス移動制御プログラムを提供することを目的とする。
更に本発明は他の目的として、必要なプログラムまたはデータのみを、自動的に適切なタイミングで移動させることを可能とするサービス移動制御システム、サービス移動制御方法及びサービス移動制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備え、前記端末装置が、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、を備え、前記サーバが、前記端末装置から送信されたサービスを格納するサービス格納手段と、他機器からサービスの要求があった際に、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供するサービス実行手段と、を備えることを特徴とするサービス移動制御システムが提供される。
本発明の第2の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置が、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、を備えることを特徴とする端末装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバが、他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定手段を備え、前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサーバが提供される。
本発明の第4の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるシステムで、前記端末装置が、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースを用意するステップと、前記端末装置が、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視ステップと、前記端末装置が、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視ステップと、前記端末装置が、サービスを前記サーバに移動する通信制御ステップと、前記サーバが、前記端末装置から送信されたサービスを格納するサービス格納ステップと、前記サーバが、他機器からサービスの要求があった際に、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供するサービス実行ステップと、を備えることを特徴とするサービス移動制御方法が提供される。
本発明の第5の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置が、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースを用意するステップと、前記端末装置が、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視ステップと、前記端末装置が、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視ステップと、前記端末装置が、前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御ステップと、を備えることを特徴とするサービス移動制御方法が提供される。
本発明の第6の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバが、他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定ステップを備え、前記サーバが、前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサービス移動制御方法が提供される。
本発明の第7の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置に組み込まれるサービス移動制御プログラムであって、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、を備えることを特徴とする端末装置としてコンピュータを機能させるためのサービス移動制御プログラムが提供される。
本発明の第8の観点によれば、サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバに組み込まれるサービス移動制御プログラムであって、他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定手段を備え、前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサーバとしてコンピュータを機能させるためのサービス移動制御プログラムが提供される。
本発明によれば、電池容量不足となる前に携帯端末で提供しているサービスをサーバ側へ移動させることから電池容量不足により携帯端末がサービスを提供できない場合においてもサービスを継続して提供することが可能となる。
更に、本発明によればサービスの移動に必要なプログラムまたはデータを決定し、現在のネットワーク状況から移動に必要な時間を算出し、現在の電池残量から移動するためのタイミングを決定することから携帯端末のユーザが電池残量およびサービスの移動を意識することなく、必要なプログラムまたはデータのみを、適切なタイミングで移動させることが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、サーバ100と携帯端末200とを有する。
サーバ100は、通信制御部101と、サービス格納部102と、サービス実行部103と、実行監視部104とを有する。
通信制御部101は、携帯端末200からのサービス移動要求を受け付ける機能を有する。また、実行監視部104が取得したサービス実行情報を携帯端末200へ送信する機能を有する。さらに、サービスがサーバ100に移動している際、図示しない他機器からのサービスの要求を受け付ける機能を有する。サービス格納部102は、通信制御部101が受け取ったサービスを格納する。サービス実行部103は、サービス格納部102に格納されているサービスを実行する機能を有する。実行監視部104は、サービス実行部103が実行するサービスを監視し、サービス実行情報を生成する機能を有する。
携帯端末200は、通信制御部201と、サービス格納部202と、サービス実行部203と、実行監視部204と、端末状態監視部205と、移動情報データベース206(図中では移動情報DB206と表記する。)と、移動制御部207とを有する。
通信制御部201は、図示しない他機器からのサービス要求を受け付ける機能を有する。また、通信制御部201は、移動制御部207から渡されるサービスをサーバ100へ送信する機能を有する。さらに、通信制御部201は、サーバ100から送信されてくるサービス実行情報を受け付ける機能を有する。サービス格納部202は、携帯端末200が提供するサービスを格納する。サービス実行部203は、サービス格納部202に格納されているサービスを実行する機能を有する。実行監視部204は、サービス実行部203が実行するサービスを監視し、サービス実行情報を移動情報データベース206へと格納する機能を有する。端末状態監視部205は、ネットワーク状態や電池残量などの携帯端末200の状態を監視する機能を有する。また、サービスを移動するタイミングを検知し、移動制御部207へトリガを通知する。移動情報データベース206は、サービスの移動に関する情報を格納している。移動制御部207は、移動情報データベース206の移動情報から移動に必要な時間を算出する機能を有する。また、端末状態監視部205からのトリガを受け、サービスの移動を通信制御部201へ依頼する。
次に、ブロック図およびフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、図1の携帯端末200におけるサービス移動処理について説明する。端末状態監視部205は、後述する移動情報作成処理によって作成された移動情報データベース206内の移動情報及び後述する電池残量監視処理によって取得した電池残量からサービスの移動タイミングを検知する。そして、端末状態監視部205は、移動制御部207へと移動の通知を行う(図2のステップS21)。
移動の通知を受けた移動制御部207は、移動情報データベース206から移動対象のサービス情報(一覧)を取得し(ステップS22)、その情報を基にサービス格納部202からサービスの実体を取得する(ステップS23)。その後、移動制御部207は、通信制御部201へ移動要求を通知する。
通信制御部201は、サーバ100へとサービスを送信する(ステップS24)。送信する際は、サーバ100が携帯端末200を他の装置と判別できるように、携帯端末200を判別可能な情報(ID)を送付することとする。ここで、携帯端末200を判別可能な情報(ID)の例としては端末IDやSIM(Subscriber Identification Module)のIDが挙げられる。また、携帯端末200が送信先とするサーバは、携帯端末内に予め格納されているURLなどを基に決定してもよいし、サービスごとに異なるサーバを指定してもよい。また、送信する際に準拠すべきプロトコルに関して、特に制限はなく、任意のプロトコルを用いることが可能である。
以下、それぞれの処理の詳細について説明する。
まず、図1の移動情報データベース206内の移動情報の作成処理について説明する。移動情報データベース206は、図3に示すように、移動するサービス名、移動対象、移動時間、ネットワーク状態の情報を少なくとも含む。なお、移動情報データベース206には、これら以外の他の情報を追加するようにしてもよい。
前記移動するサービス名とは、移動対象のサービスを指す。前記移動対象とは、サービスを構成するプログラムおよびデータ(以下、「オブジェクト」と表記する。)のうち、実際に移動するオブジェクトを指す。前記ネットワーク状態とは、携帯端末200が現在どれくらいの速度で通信可能かを示している。前記移動時間とは、移動対象となるオブジェクトのサイズとネットワーク状態からサービスの移動に伴う時間を算出したものである。以下、それぞれの情報について、その作成処理を説明する。
サービス名は、移動対象のサービスであり、携帯端末200が外部に公開しているサービスの名前が登録される。全てのサービスを移動可能としてもよく、移動したくないサービスをユーザに選択させるようにしてもよいが、ここでは特に規定しない。
移動対象は、実際に移動するオブジェクトであり、実行監視部204によって作成される。実行監視部204は、図4に示すように、履歴情報作成部2041と、履歴情報2042と、移動対象作成部2043とを有している。
履歴情報作成部2041は、サービス実行部203のサービス実行を監視し、履歴情報を作成する。履歴情報としては、例えばサービス内のオブジェクトの実行回数や頻度などが考えられるがこれら例示したものに限定されない。ここでは、実行回数を履歴情報として作成することとする。作成した履歴情報は、履歴情報2042に格納される。
履歴情報2042は、履歴情報作成部2041によって常に更新される。移動対象作成部2043は、履歴情報2042を参照し、実行回数が多いオブジェクトを移動対象として抽出し、移動情報データベース206へと格納する。オブジェクトを移動対象として抽出する判断基準としては、例えば、ある一定の閾値(最低実行回数やオブジェクトのサイズ)を設け、その範囲で抽出する方法などが考えられる。また、必須オブジェクトとオプションオブジェクトを設け、必須オブジェクトは必ず送信するが、オプションオブジェクトはその中で実行回数が多いものだけを送信するというような方法も考えられるがここでは特に規定しない。ここで移動するオブジェクトを絞ることにより、オブジェクトの移動に伴う負荷を軽減する。
ネットワーク状態は、携帯端末200の現在の通信可能速度を示しており、端末状態監視部205によって作成される。図5は、端末状態監視部205の詳細を示す図である。ネットワーク状態監視部2051は、通信制御部201を通して図示しない基地局と通信を行い、現在どれくらいの速度で通信が可能かの情報を取得する。取得方法については特に規定しないが、RTT(Round Trip Time)にて推測する方法や、携帯端末の他の機能(メールなど)で行った通信記録を利用する方法でもよい。なお、ネットワーク状態を取得するために通信する基地局は、現在実際に通信を行っている基地局である必要がある。基地局が異なると、通信速度が変わる可能性があるからである。取得した通信可能速度は、移動情報データベース206へネットワーク状態として格納する。ネットワーク状態は、ネットワーク状態監視部2051によって常に更新され、その基地局における平均通信速度が記録される。
移動時間は、サービスを移動させるために要する時間を示しており、移動制御部207によって作成される。移動制御部207は、上記移動対象オブジェクトの情報とネットワーク状態の情報を使用して移動時間を算出する。例えば、移動対象オブジェクトのサイズが5MB(メガバイト)でネットワーク状態が1Mbps(ビットパーセカンド)とすると、「5/1*8=40(1バイト=8ビットで換算)」となり、移動時間は40秒となる。算出した移動時間は、移動情報データベース206へ格納する。
以上の処理を行うことにより、移動情報データベース206内の移動情報が作成される。
次に、図5及び6を用いてサービスの移動タイミングを検知する処理について説明する。図5の電池残量監視部2052は、移動情報データベース206から移動時間を取得する(図6のS61)。
また、携帯端末200の電池残量を取得する(ステップS62)。電池残量の取得方法については特に規定しないが、現在の携帯電話で行われているように電圧の変化を監視することで電池残量を算出する方法などが考えられる。すなわち、電池の放電特性を示す放電曲線に現在の電圧を当てはめ、残りの放電時間を算出する。
次に、前記で取得した2つの値を付き合わせ、移動タイミングか否かの判断を行う(ステップS63)。すなわち、「移動時間=残りの放電時間」となった場合は移動タイミングと判断する。残りの放電時間にはある程度の余裕を持たせてもよいが、ここでは説明を簡潔にするために「=」としている。
移動タイミングとなった際、電池残量監視部2052は、移動制御部207へ移動のトリガを通知する(ステップS64)。
以上が携帯端末200におけるサービス移動処理の動作である。
次に、図1のサーバ100のサービス受信処理について説明する。上記サービス移動処理により、通信制御部101は、サービスを受信し、サービス格納部102へと格納する。この際、携帯端末200から送信されるIDと受信したサービスを紐付けて格納する。
次に、サーバ100のサービス実行処理について説明する。他機器からのサービス要求を通信制御部101が受信し、サービス実行部103へ実行要求を行う。ここで、他機器からのサービス要求には、携帯端末200のIDと要求するサービスIDを少なくとも含む。サービス実行部103は、対応したサービスを実行する。実行監視部104は、携帯端末200における実行監視部204と同じく、サービスの実行を監視し、履歴情報を作成する。すなわち、ここではサービス内のオブジェクトの実行回数を監視する。
ここで、上記他機器からの要求処理について説明する。他機器は、サービスが現在サーバにあるのか携帯端末200にあるのかを知らないため、携帯端末200へサービスの要求を行う。また、タイムアウトなどで携帯端末200へサービスの要求をしたにも係わらずサービスが提供されないことを判定した場合は、予め決められているサーバ100へとサービスの要求を行うことになる。
他の例としては、携帯電話のネットワーク接続のように、必ず通信事業者のサーバと接続が必要なときは、他機器ではなく通信事業者のサーバ側で携帯端末200がサービスを提供できないことを判定し、サーバ100へ要求を切り替えるという方法が考えられる。この場合、他機器は、携帯端末200ではなくサーバ100へ接続していることを意識する必要がなく、あたかも携帯端末200からサービスを受けているように見える。
次に、携帯端末200の復帰処理について説明する。図5の電池残量監視部2052は、前述した方法により電池残量を監視している。そして、電池残量監視部2052は、電池残量がある一定の閾値に達した際、通信制御部101を通し、サービス提供再開の通知をサーバ100へと通知する。閾値の設定については特に限定はなく、任意の設定方法を採用可能である。いずれの方法であってもサービス提供を行うのに十分な容量(満充電時など)となった際に再開を通知するなどの処理が必要となる。再開の通知を受けたサーバ100は、自身が保持しているサービスの削除を行う。削除以外の他の方法としては、サービスを一時的に無効化して再び携帯端末200がサービス提供不可となった場合に有効にするなどの方法が考えられる。ここでは、サーバ側の負荷を抑えるために、削除を行うこととする。
その後、サーバ100は、実行監視部104が保持しているサービスの履歴情報を携帯端末200に送信する。履歴情報は、通信制御部201を通して図4における履歴情報作成部2041へと渡る。履歴情報作成部2041では、履歴情報2042内の履歴情報と、受信した履歴情報をマージすることにより、新たな履歴情報を作成し格納する。その後、移動対象作成部2043によって、新たな移動対象情報が作成される。以上の処理により、サーバ側で実行した履歴情報を反映することが可能となる。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態によると、携帯端末200が提供しているサービスをサーバ100へ移動するため、携帯端末200がサービスを提供できないときでもサーバ100においてサービスの提供が可能である。
以上により[発明が解決しようとする課題]の欄に記載した第1の課題を解決し、および本発明の第1の目的を実現することができる。
また、本実施の形態は、移動するサービス内のオブジェクトを決定し、ネットワーク状態を監視し、これらの値から移動にかかる時間を算出し、移動にかかる時間と電池残量を参照することで移動のタイミングを決定するという一連の動作を自動的に行うため、ユーザが意識することなく、適切なタイミングでサービスを移動することが可能である。
これにより[発明が解決しようとする課題]の欄に記載した第1の課題を解決し、および本発明の第1の目的を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態の動作では、サーバ100においてサービスを実行する際、実行監視部104にて実行回数を履歴情報として記載していた。しかし、携帯端末200から送信されるサービスは、使用される可能性が高いと思われるオブジェクトのみである。そのため、それ以外のオブジェクトを要求された場合はサービスを提供することができず、更に実行回数をカウントすることはできない。よって、実行監視部104は、実行回数だけでなく、ミスヒット回数も履歴として残す方法が考えられる。例えば、図3におけるサービスAがサーバ100に移動して実行されたとする。このとき、「service_a1.data」が参照されればそれはカウントできるが、「service_a2.data」が参照された場合はカウントできない。このため、「service_a2.data」が参照された場合はミスヒット回数として履歴を残す。その後、携帯端末200側でサービスが再開された際の履歴情報のマージ処理においてミスヒット回数も実行回数として新たな履歴情報を作成することが可能である。これにより、ミスヒット回数が多いオブジェクト(使用される可能性が高いと思われるオブジェクト)については、次回の移動時は移動対象となる可能性もある。
さらに、本発明を実施するための最良の形態の動作では、ネットワーク状態監視部2051が現在の基地局との通信速度を監視しており、平均値を算出していた。しかし、この方法に限らず、交渉をするという方法も考えられる。すなわち、移動情報データベース206の移動対象オブジェクトのサイズと電池残量から必要な通信速度を算出し、現在の基地局と交渉を行う。例えば、移動するオブジェクトのサイズが3MB(メガバイト)で、電池残量から前述の方法にて算出した残りの放電時間が1分(60秒)だとすると、「3*8*1024/60=409.6」(1バイト=8ビット、M=1024K(キロ)で換算)で約410Kbps(ビットパーセカンド)となる。このため、基地局には410Kbps以上の通信速度を要求する。
さらに、本発明を実施するための最良の形態の動作では、サービスの移動タイミングの検知処理において、電池残量監視部2052が移動情報データベース206の移動時間と電池残量から移動タイミングを決定していた。移動時間はネットワークの状態から算出されたものだが、本発明は無線ネットワークを想定しているため、無線ネットワークの特性から通信が不安定になる可能性がある。その際は、移動対象オブジェクトがすべて送信できない場合がある。このような事態を防ぐために、移動タイミングに幅をもたせるようにしてもよい。また、先の例では、必須オブジェクトとオプションオブジェクトに分けるという方法について言及したが、オプションオブジェクトは送信できなかったとしても、必須オブジェクトのみでサービスを実行可能なようにオブジェクトを分類するようにしてもよい。必須オブジェクトも送信できなかった場合はサービス実行が不可となるが、移動時間はオプションオブジェクトを含んで算出しているため、余裕を持たせることができる。
さらに、本発明を実施するための最良の形態の動作では、サービスの移動タイミングの検知処理において、電池残量監視部2052が電圧と放電曲線を使用して電池残量を算出していた。しかし、動作しているプロセスの状態によっては電池残量と関係なく電圧が変化する場合があるため、適切な値が算出できない可能性がある。このため、プロセスの状態とそれに対応した放電曲線をそれぞれ用意し、電池残量を測定する際には、図示しないプロセス監視部にてまずプロセスの状態を取得し、プロセスの状態に対応した放電曲線を参照することにより正確な値を算出することが可能である。
さらに、本発明を実施するための最良の形態の動作では、携帯端末200の復帰処理において、再開の通知を受けたサーバ100は自身が保持しているサービスの削除を行っていたが、削除をせずに復帰処理後も保持するようにしてもよい。例えば先述したように一時的にサービスを無効にする方法などが考えられる。この場合、サーバ100に要求を判定する手段が必要となる。要求を判定する手段として要求判定部105を有する形態を図7に示す。続いて要求判定部105の動作について説明する。他機器からのサービス要求があった場合、要求判定部105は、携帯端末200がサービスを提供できるかどうかを判定する。具体的には、携帯端末200からのサービス再開通知を受けるまではサービスが提供できないと判定する。また、サービス再開通知を受信後も、ネットワーク接続不可などの理由から携帯端末200がサービスを提供できないと判定する。これにより、サービス実行はサーバ100で行うと判定することが可能となり、携帯端末200がサービスを提供できないときでもサーバ100においてサービスを提供できる。
次に、具体的な実施例を用いて本発明を実施するための最良の形態の動作を説明する。
本実施例では、携帯電話Aから携帯端末Bへのコンテンツ提供サービスを例として説明する。携帯電話Aは、本発明の実施形態である携帯端末200と同じ構成である。携帯端末Bは、通信事業者のサーバを経由して携帯電話Aにアクセスすることにより、携帯電話A内のコンテンツを参照することが可能である。
コンテンツ提供サービスの実体は、(1)Webサーバプログラム、(2)HTMLファイル及び(3)コンテンツから構成されていることとする。ここでコンテンツとは、サウンドファイルやイメージファイルなどを指す。これを図8に示す。各ノードを結んでいる線は、リンク関係を示している。すなわち、Webサーバプログラム(webserv.prog)からは、トップページを示す「index.html」がリンクされ、「index.html」からは、「IMG01.img」、「a.html」、「b.html」がリンクされていることを示している。さらに、「b.html」からは、「c.html」、「IMG02.img」がリンクされていることを示している。また、コンテンツ提供サービスのトップページを図9に示す。コンテンツ提供サービスは、図8全体で1サービスと捉えることができる。
本実施例における移動情報の作成処理について説明する。携帯電話Aにおいて図4の実行監視部2041は、コンテンツ提供サービスの実行を監視し、履歴情報を作成する。作成した履歴情報を図10に示す。
次に、移動対象作成部2043は履歴情報から移動対象オブジェクトを抽出する。ここで、抽出条件の閾値として「参照回数5回×サービス起動回数」が設定されていたとする。サービスの起動が初めてだとすると、「参照回数5回」が評価され、移動対象は、図11の白いオブジェクトとなる。すなわち、参照回数が5回未満の「a.html」および「c.html」は移動対象とならない。
ネットワーク状態については、前述した方法により、「1Mbps」が設定されたとする。図1の移動制御部207は、前述したように移動対象オブジェクトとネットワーク状態から移動時間を算出する。移動時間を算出するためには、移動対象オブジェクトのサイズが必要となるため、サービス格納部202内のオブジェクトの実体を参照することによりサイズを算出する。例えば、利用しているOSがLinux(登録商標)の場合は、stat関数を使用することによりファイル構造体を取得し、その中のファイルサイズを取得する。この方法により、例えばサイズが「22.5MB」と算出されたとすると、前述したように、移動時間は、「22.5/1*8=180(1バイト=8ビットで換算)」で「180秒=3分」となる。以上により、移動情報は、図12のようになる。
次に、移動タイミングの検知処理およびサービス移動処理について説明する。図5の電池残量監視部2052は、前述したように、移動時間と電池残量により移動タイミングを検知する。ここで、電池残量監視部2052は、放電曲線から、移動時間に必要な電圧を算出する。本実施例では、図13に示すように、移動時間3分に必要な電圧は、「0.5V」であるとする。これにより、電池残量監視部2052は、「0.5V」を検知すると、移動タイミングと判断して、移動制御部207へ移動タイミングの通知を行う。移動制御部207は、サービス情報データベース206内の移動対象オブジェクトを参照し、対象のオブジェクトを通信制御部201を通して通信事業者のサーバへ送信する。
次に、サービス移動後の通信事業者のサーバ(以下、「サーバ」と表記する。)におけるサービス実行について説明する。携帯電話Bは、これまでと同じように、サーバを経由して携帯電話Aにアクセスしようとする。サーバは、携帯電話Aのコンテンツ提供サービスを自身が保持していることで携帯電話Aがサービスを提供できないと判断し、自身がサービス格納部102に保持するコンテンツ提供サービスを起動する。そのため、携帯電話Bは、これまでと同じようにコンテンツ提供サービスを受けることが可能である。ここで、移動したオブジェクトは限られているため、移動していないオブジェクトが参照された場合はサービスを提供できない。この場合には、例えばエラーメッセージを出力する。実行監視部104は、移動していないオブジェクトが参照されたことも履歴として残し、図14のような履歴情報を作成する。
次に、携帯電話Aの復帰処理について説明する。本実施例では、復帰の条件として電池容量が「50%」になったときにサービスを再開することとする。電池残量監視部2052は、前述した方法により電池残量を監視し、「50%」になった際、通信制御部101を通してサービス提供再開の通知をサーバへ行う。
再開の通知を受けたサーバは、自身が保持しているコンテンツ提供サービスを削除する。その後、作成した履歴情報(図14)を携帯電話Aに送信する。携帯電話Aの履歴情報作成部2041は、現在の履歴情報とサーバから受信した履歴情報とをマージ(図10+図14)し、新しい履歴情報を作成する。作成した新しい履歴情報を図15に示す。
その後、移動対象作成部2043は、新しい移動対象オブジェクト情報を作成する。抽出条件の閾値は、前述したように「参照回数5回×サービス起動回数」となっているため、「参照回数10回」が閾値となる。このため、図15を参照すると、前回の移動対象であった「IMG01.img」は次回の移動対象とはならず、逆に前回の移動対象ではなかった「a.html」が次回は移動対象となる。このことは、すなわち、サービスの全実行を監視することで、サービスの提供に必要なオブジェクトを抽出することを意味する。実行履歴から必要と思われるサービスオブジェクトのみを移動することで、移動にかかるコストやサーバ側のメモリ負荷などを抑えることが可能であり、総じて効率的なサービス移動が可能である。
以上説明した本発明の実施形態は以下の効果を奏する。
第1の効果は、電池容量不足により携帯端末がサービスを提供できない場合においてもサービスを提供できることである。
その理由は、電池容量不足となる前に携帯端末で提供しているサービスをサーバ側へ移動させるからである。
第2の効果は、携帯端末のユーザが電池残量およびサービスの移動を意識することなく、必要なプログラムまたはデータのみを、適切なタイミングで移動させることができることである。
その理由は、サービスの移動に必要なプログラムまたはデータを決定し、現在のネットワーク状況から移動に必要な時間を算出し、現在の電池残量から移動するためのタイミングを決定するからである。この点、単に電池残量のみを監視しているだけでなくサービスの移動にかかる時間も考慮していることから、各サービスに対応した移動タイミングを算出することができるという効果も奏する。
第3の効果は、サービスの実行履歴をより正確に計測できるということである。
端末装置のみならずサーバでの実行履歴やミスヒット率も考慮したうえでサービスの実行履歴を計測しているからである。
第4の効果は、確実にサービスの移動が行えるということである。
データ遅延が発生した場合等の異常発生時に初めて動作を監視するのではなく、常に適切な移動タイミングの算出をしているためである。
なお、本発明の実施形態であるサーバ100及び携帯端末200は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
本発明は、携帯機器で他機器にサービスを提供する環境において、サービスの移動を制御するシステムやその方法といった用途に適用できる。
本発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の動作のうち、携帯端末200におけるサービス移動処理を示す流れ図である。 本発明を実施するための最良の形態の構成のうち、移動情報データベース206が保持する情報を示す図である。 本発明を実施するための最良の形態の構成のうち、実行監視部204の詳細を示すブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の構成のうち、端末状態監視部205の詳細を示すブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の動作のうち、サービスの移動タイミングの検知処理を示す流れ図である。 本発明を実施するためのその他の形態の動作のうち、要求判断部105を設けたサーバ100を示すブロック図である。 本発明の実施例における、コンテンツ提供サービスの構造を示す図である。 本発明の実施例における、コンテンツ提供サービスのトップページを示す図である。 本発明の実施例における、コンテンツ提供サービスの実行履歴情報を示す図である。 本発明の実施例における、コンテンツ提供サービスの構造のうち、移動対象となるオブジェクトを示す図である。 本発明の実施例における、コンテンツ提供サービスの移動情報を示す図である。 本発明の実施例における、携帯電話Aの放電曲線を示す図である。 本発明の実施例における、サーバ側で実行したコンテンツ提供サービスの実行履歴情報を示す図である。 本発明の実施例における、携帯電話A内にあるコンテンツ提供サービスの実行履歴情報とサーバ側で作成した履歴情報をマージした後の履歴情報を示す図である。
符号の説明
100 サーバ
101 通信制御部
102 サービス格納部
103 サービス実行部
104 実行監視部
105 要求判定部
200 携帯端末
201 通信制御部
202 サービス格納部
203 サービス実行部
204 実行監視部
2041 履歴情報作成部
2042 履歴情報
2043 移動対象作成部
205 端末状態監視部
2051 ネットワーク状態監視部
2052 電池残量監視部
206 移動情報データベース
207 移動制御部

Claims (32)

  1. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備え、
    前記端末装置が、
    プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、
    当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、
    サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、を備え、
    前記サーバが、
    前記端末装置から送信されたサービスを格納するサービス格納手段と、
    他機器からサービスの要求があった際に、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供するサービス実行手段と、
    を備えることを特徴とするサービス移動制御システム。
  2. 前記移動情報データベースに格納される前記移動情報は、前記端末が備える、
    前記端末装置におけるサービスの実行を監視して履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記履歴情報から移動対象サービスを構成するオブジェクトの内から実際に移動する移動対象オブジェクトを決定する移動対象作成手段と、
    ネットワーク状態を監視するネットワーク状態監視手段と、
    前記移動対象オブジェクトと前記ネットワーク状態とからサービスの移動にかかる時間を算出する手段と、が作成し、
    前記サーバが、
    前記サーバにおけるサービスの実行を監視し履歴情報を作成する実行監視手段と、
    作成した履歴情報を端末装置へ送信する通信制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサービス移動制御システム。
  3. 前記履歴情報は、前記端末装置側で行ったサービス実行履歴とサーバ側で行ったサービス実行履歴と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス移動制御システム。
  4. 前記履歴情報と、予め決められた閾値に基づいて、移動対象のサービスを決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のサービス移動制御システム。
  5. 前記サーバにおける前記履歴情報は、他機器からサービスの要求があった際に提供したサービスの実行履歴に加えて、提供できなかったサービスをミスヒット率として履歴情報に付加することにより作成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のサービス移動制御システム。
  6. 前記電池残量監視手段は、現在動作しているプロセスの状態を監視することにより、プロセスの状態が変化することに起因する電池の状態変化と、電池が消費されたことに起因する電池の状態変化と、を識別した上で電池残量を算出する、請求項1乃至5の何れか1項に記載のサービス移動制御システム。
  7. 前記端末装置が、移動対象サービスを構成するオブジェクトのサイズと前記電池残量から、サービスの移動に必要な時間を算出し、算出した当該移動に必要な時間に基づいて前記サーバと通信速度の交渉を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のサービス移動制御システム。
  8. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置が、
    プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、
    当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、
    前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  9. 前記移動情報データベースに格納される前記移動情報は、前記端末装置が備える、
    前記端末装置におけるサービスの実行を監視して履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記履歴情報から移動対象サービスを構成するオブジェクトの内から実際に移動する移動対象オブジェクトを決定する移動対象作成手段と、
    ネットワーク状態を監視するネットワーク状態監視手段と、
    前記移動対象オブジェクトと前記ネットワーク状態とからサービスの移動にかかる時間を算出する手段と、が作成することを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  10. 動対象サービスを構成するオブジェクトのサイズと前記電池残量から、サービスの移動に必要な時間を算出し、算出した当該移動に必要な時間に基づいて前記サーバと通信速度の交渉を行うことを特徴とする請求項又はに記載の端末装置。
  11. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバが、
    他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定手段を備え、
    前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、
    前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサーバ。
  12. 前記判定手段は、前記端末装置が格納しているサービスを自身も格納していることから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  13. 前記判定手段は、端末装置に接続できないことから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  14. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるシステムで、
    前記端末装置が、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースを用意するステップと、
    前記端末装置が、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視ステップと、
    前記端末装置が、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視ステップと、
    前記端末装置が、サービスを前記サーバに移動する通信制御ステップと、
    前記サーバが、前記端末装置から送信されたサービスを格納するサービス格納ステップと、
    前記サーバが、他機器からサービスの要求があった際に、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供するサービス実行ステップと、
    を備えることを特徴とするサービス移動制御方法。
  15. 前記移動情報データベースに格納される前記移動情報は、
    前記端末が、前記端末装置におけるサービスの実行を監視して履歴情報を作成する履歴情報作成ステップと、
    前記端末が、前記履歴情報から移動対象サービスを構成するオブジェクトの内から実際に移動する移動対象オブジェクトを決定する移動対象作成ステップと、
    前記端末が、ネットワーク状態を監視するネットワーク状態監視ステップと、
    前記端末が、前記移動対象オブジェクトと前記ネットワーク状態とからサービスの移動にかかる時間を算出するステップと、が作成し、
    前記サーバが、前記サーバにおけるサービスの実行を監視し履歴情報を作成する実行監視ステップと、
    前記サーバが、作成した履歴情報を端末装置へ送信する通信制御ステップと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサービス移動制御方法。
  16. 前記履歴情報は、前記端末装置側で行ったサービス実行履歴とサーバ側で行ったサービス実行履歴と、を含むことを特徴とする請求項1又は1に記載のサービス移動制御方法。
  17. 前記履歴情報と、予め決められた閾値に基づいて、移動対象のサービスを決定することを特徴とする請求項1乃至1の何れか1項に記載のサービス移動制御方法。
  18. 前記サーバにおける前記履歴情報は、他機器からサービスの要求があった際に提供したサービスの実行履歴に加えて、提供できなかったサービスをミスヒット率として履歴情報に付加することにより作成されていることを特徴とする請求項1乃至1の何れか1項に記載のサービス移動制御方法。
  19. 前記電池残量監視ステップは、現在動作しているプロセスの状態を監視することにより、プロセスの状態が変化することに起因する電池の状態変化と、電池が消費されたことに起因する電池の状態変化と、を識別した上で電池残量を算出する、請求項1乃至1の何れか1項に記載のサービス移動制御方法。
  20. 前記端末装置が、移動対象サービスを構成するオブジェクトのサイズと前記電池残量から、サービスの移動に必要な時間を算出し、算出した当該移動に必要な時間に基づいて前記サーバと通信速度の交渉を行うことを特徴とする請求項14乃至19の何れか1項に記載のサービス移動制御方法。
  21. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置が、
    プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースを用意するステップと、
    前記端末装置が、当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視ステップと、
    前記端末装置が、前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視ステップと、
    前記端末装置が、前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御ステップと、
    を備えることを特徴とするサービス移動制御方法。
  22. 前記移動情報データベースに格納される前記移動情報は、
    前記端末装置が、前記端末装置におけるサービスの実行を監視して履歴情報を作成する履歴情報作成ステップと、
    前記端末装置が、前記履歴情報から移動対象サービスを構成するオブジェクトの内から実際に移動する移動対象オブジェクトを決定する移動対象作成ステップと、
    前記端末装置が、ネットワーク状態を監視するネットワーク状態監視ステップと、
    前記端末装置が、前記移動対象オブジェクトと前記ネットワーク状態とからサービスの移動にかかる時間を算出するステップと、により作成することを特徴とする請求項21に記載のサービス移動制御方法。
  23. 前記端末装置が、移動対象サービスを構成するオブジェクトのサイズと前記電池残量から、サービスの移動に必要な時間を算出し、算出した当該移動に必要な時間に基づいて前記サーバと通信速度の交渉を行うことを特徴とする請求項21又は2に記載のサービス移動制御方法。
  24. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバが、
    他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定ステップを備え、
    前記サーバが、前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、
    前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサービス移動制御方法。
  25. 前記判定ステップは、前記端末装置が格納しているサービスを自身も格納していることから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項2記載のサービス移動制御方法。
  26. 前記判定ステップは、端末装置に接続できないことから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項2記載のサービス移動制御方法。
  27. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記端末装置に組み込まれるサービス移動制御プログラムであって、
    プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの移動に関する移動情報を格納する移動情報データベースと、
    当該端末装置の電池残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記移動情報と前記電池残量からサービスの移動タイミングを検出する端末状態監視手段と、
    前記サーバが前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによって他機器にサービスを提供するために、前記サービスを前記サーバに移動する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置としてコンピュータを機能させるためのサービス移動制御プログラム。
  28. 前記移動情報データベースに格納される前記移動情報は、前記端末装置が備える、
    前記端末装置におけるサービスの実行を監視して履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記履歴情報から移動対象サービスを構成するオブジェクトの内から実際に移動する移動対象オブジェクトを決定する移動対象作成手段と、
    ネットワーク状態を監視するネットワーク状態監視手段と、
    前記移動対象オブジェクトと前記ネットワーク状態とからサービスの移動にかかる時間を算出する手段と、が作成することを特徴とする請求項2に記載のサービス移動制御プログラム。
  29. 動対象サービスを構成するオブジェクトのサイズと前記電池残量から、サービスの移動に必要な時間を算出し、算出した当該移動に必要な時間に基づいて前記サーバと通信速度の交渉を行うことを特徴とする請求項2又は2に記載のサービス移動制御プログラム。
  30. サーバと、前記サーバと通信可能な端末装置と、を備えるサービス移動制御システムの前記サーバに組み込まれるサービス移動制御プログラムであって
    他機器から、プログラム及びデータの内少なくともプログラムを含んだオブジェクトによって構成される機能であるサービスの要求があった際に、要求を判定する要求判定手段を備え、
    前記端末装置がサービスを提供できると判断した場合は前記他機器からの前記サービスの要求を前記端末装置に転送し、
    前記端末装置がサービスの提供ができないと判断した場合は、前記端末装置から送信された前記サービスを構成するオブジェクトに含まれるプログラムを少なくとも実行することによってサービスを提供することを特徴とするサーバとしてコンピュータを機能させるためのサービス移動制御プログラム。
  31. 前記判定手段は、前記端末装置が格納しているサービスを自身も格納していることから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項30記載のサービス移動制御プログラム。
  32. 前記判定手段は、端末装置に接続できないことから端末装置がサービスの提供ができないと判断することを特徴とする請求項30記載のサービス移動制御プログラム。
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