JP5203010B2 - 部品把持装置とその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品把持装置とその方法に係り、特に、部品を把持する把持手段と該把持手段を制御する制御手段とを有する部品把持装置に用いるのに好適な、部品を把持したままで部品の把持状態を制御可能な部品把持装置とその方法に関する。
従来、部品を回路基板に搭載する部品搭載装置において、部品を部品供給部で把持するために、部品把持装置が用いられてきた。その従来の部品把持装置について、例えば、特許文献1の記載に基づき、図21を用いて説明する。図21(A)に示す如く、部品把持装置において、部品2の把持手段である部品把持機構4は、本体6内で圧縮スプリング8を介してZ軸方向に移動可能な第1の移動部10と、第1の移動部10の下端に設けられたベアリング12によって自身の係合孔14AA、14BAに係合されると共に、ベアリング16A、16Bにより本体6内でZ軸方向に対して垂直であって相互に逆向きの方向(X軸方向)に移動可能な2つの第2の移動部14A、14Bと、第2の移動部14A、14Bにそれぞれ固定されている2つの把持部18A、18Bと、を備えている。このような構成により、第1の移動部10をZ軸方向に移動させることにより、第2の移動部14A、14Bと共に把持部18A、18BがそれぞれX軸方向の互いに逆側に移動する。それに伴い、本体6の中心軸Oに設けられたストッパ20を中心にして把持部18A、18Bの間隔がX軸方向で変化して、部品2を把持・開放することができる。
具体的に、図21(B)を参照して、部品2を把持する動作を説明する。先ず、ストッパ20を部品2の上面に接触させて、2つの把持部18A、18Bを部品2の両側面の外側に位置決めする。そして、本体6の上部に設けられたバキューム孔6Aからエアを吸引する。すると圧縮スプリング8が縮んで、第1の移動部10が図面上方へ、即ちZ軸方向のプラス側へ移動する。この第1の移動部10の移動に伴い、ベアリング12もZ軸方向のプラス側へ移動する。このとき、係合孔14AA、14BAは、図21(B)に示す如く、斜めに形成された孔である。このため、ベアリング12が係合孔14AA、14BA内でZ軸方向のプラス側へ移動することにより、第2の移動部14A、14Bがベアリング16A、16Bの回転でX軸方向に、中心軸Oに向かって互いに接近するように移動する。これにより、2つの把持部18A、18Bの間隔が平行状態を保ちながら狭まるので、2つの把持部18A、18Bで部品2の両側面を挟み込むと共に、ストッパ20で部品2の上面を支持させてしっかりと保持することができる。
又、別の従来の部品把持装置を、特許文献2の記載に基づき、図22を用いて説明する。部品把持装置において、部品52の把持手段である部品把持機構54は、部品52を挟む固定爪58と可動爪60とを有する。固定爪58は本体56に一体に形成されている。可動爪60は本体56のX軸方向に形成された吸引孔56Aに沿ってX軸方向に移動可能なピストン62に支持ピン64で軸支されている。このため、可動爪60は、支持ピン64を中心に回転可能である。吸引孔56Aは本体56のZ軸方向に設けられた吸引通路56Bを介して、吸着ノズル50の吸気口50Aに連通している。このため、吸着ノズル50の吸気口50Aからエアを吸引すると、ピストン62が図の右側(X軸方向のプラス側)に移動し、部品52に応じて、可動爪60の把持角度が可変して、部品52を把持する構造となっている。
又、上記2つの部品把持装置を部品搭載装置に適用した場合には、部品把持装置の部品把持機構は部品を搭載する搭載ヘッドの備える吸着ノズルの先端に取付けられる。動作においては、部品把持機構が部品を把持して、その把持された部品の状態が部品搭載装置に配置された部品認識カメラで認識されて、部品搭載位置とのずれ量が演算・補正されて、部品が部品搭載位置へ移動される。
特開2000−126949号公報 特開平11−138484号公報
しかしながら、特許文献1では、2つの把持部18A、18Bの間隔が平行状態を保ちながら狭まり、部品の両側面を挟み込むような構成の為、把持部18A、18Bで部品を把持する際に、それぞれを独立に駆動することができない。このため、部品を把持したままで部品の把持状態(位置や角度)を変更制御することができない。更に、電空レギュレータを使用してエアの制御をすることで把持力の制御を行うことはできるが、エアを供給する管路が長いと反応遅れなどがあり把持力の適時制御するのに問題があった。
又、特許文献2では、可動爪60により固定爪58に部品を押付けるように把持することから、可動爪60は部品に応じてその角度が可変であるに過ぎず、部品の位置や角度を制御することができない。また、特許文献1と同様に、電空レギュレータを使用した場合に、エアを供給する管路が長いと反応遅れなどがあり把持力の適時制御するのに問題があった。
このような部品把持装置が部品搭載装置に適用されたときには、部品認識後に部品搭載位置とのずれ量が演算され、ずれ量を補正する補正量を算出してからでないと搭載位置への移動ができなかった。ここで、部品認識後に、一度理論上の搭載位置に移動・停止してから補正量分だけ再度移動することもできるが、正確な部品搭載位置に移動するまで1度停止することとなるために移動に要する時間が余計に必要であった。つまり、部品認識後の補正量自体は非常に微小な量となっても、部品搭載装置の移動機構を再度動作させて移動することとなるのでその整定時間が余計に必要だったことによるものである。
本発明は、上記の事情に鑑み、部品を把持したままで、部品の角度や位置を制御でき、且つ迅速な把持力制御が可能であり、部品搭載装置に適用したときには部品認識から部品搭載までを迅速に行うことを可能とする部品把持装置とその方法を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、部品を把持する把持手段と該把持手段を制御する制御手段とを有する部品把持装置において、前記把持手段が、前記部品を把持するための3つ以上の把持爪と、該把持爪を駆動する互いに独立した駆動源とを備え、且つ、前記制御手段が、前記3つ以上の把持爪による重心位置、ヨーイング量、及び把持力に対する該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置の関係を用いて該重心位置、ヨーイング量、及び把持力から該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置を求めるフィードバック制御系と、前記把持手段を制御するための外乱オブザーバと、軸ねじれ反力推定オブザーバとを備え、前記駆動源への前記制御手段における前記重心位置、ヨーイング量、及び把持力の制御指令により前記把持手段が共振比制御されたことにより前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、前記3つ以上の把持爪の少なくとも1つが圧力検出手段を備えていることとしたものである。
本願の請求項3に係る発明は、又、把持手段を制御することで部品を把持する部品把持方法において、前記把持手段が、前記部品を把持するための3つ以上の把持爪と、該把持爪を駆動する互いに独立した駆動源とを備え、前記3つ以上の把持爪による重心位置、ヨーイング量、及び把持力の制御指令に基づき前記把持手段を、前記重心位置、ヨーイング量、及び把持力に対する前記3つ以上の把持爪のそれぞれの位置の関係を用いて該重心位置、ヨーイング量、及び把持力から該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置を求めるフィードバック制御系と外乱オブザーバと軸ねじれ反力推定オブザーバとを用いて共振比制御することを特徴とする部品把持方法としたものである。
ここで、共振比制御とは、駆動源と駆動源に対する負荷(負荷側)が存在したときにそれぞれが共振周波数を有するが、当該駆動源の共振周波数を制御することにより、駆動源の共振周波数と負荷側の共振周波数との比(共振比)を制御して駆動源と負荷とを含めた移動機構の全体制御を行うことをいうものとする。又、外乱オブザーバとは、外乱成分を推定し、フィードフォワード的にこれを補償することで外乱の影響を打ち消すシステムをいうものとする。更に、軸ねじれ反力推定オブザーバとは、負荷側に生じる軸ねじれで発生する反力を推定し、フィードフォワード的にこれを補償することで軸ねじれで発生する反力の影響を打ち消すシステムをいうものとする。
本発明によれば、把持爪の重心位置、ヨーイング量、把持力を独立に制御することができ、部品の把持状態(位置及び角度)と把持力の制御をすることができる。又、外乱オブザーバと軸ねじれ反力推定オブザーバとを用いて共振比制御を行うので、2慣性共振負荷の振動抑制の制御が可能となり、把持爪の摩擦やパラメータ変動等の外乱を排除したロバストな制御が可能である。
又、把持爪に圧力検出手段を備えたときには、把持力のより正確で且つ迅速な制御が可能である。
更に、部品搭載装置に適用した場合には、部品の把持状態の認識後に部品搭載位置とのずれ量を演算・補正して搭載位置へ移動する際に、補正量が求まる前に部品の搭載位置への移動を開始して、その移動中に補正量を求めて更にその補正量の移動を独立に行うことができ、移動に要する時間を短縮することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る部品把持装置を適用した部品搭載装置の概略図、図2は部品搭載装置全体の制御系の構成を表すブロック図を示す図、図3は部品把持装置における部品把持機構の概略図、図4は部品把持機構の1つのサーボモータ周辺を示す概略構成図、図5は把持爪の移動原理を説明する摸式図、図6は把持爪が閉じられた状態を示す摸式図、図7は把持爪が開かれた状態を示す摸式図、図8は把持爪で部品を把持した状態を示す摸式図、図9は部品把持後に部品の中心位置がずれている状態を示す摸式図、図10は部品把持後に部品の角度がずれている状態を示す摸式図、図11は部品把持後に部品の角度がずれているときに傾き補正するための把持爪の移動距離を求めるための摸式図、図12は部品把持後に部品の把持力を調整させた際の摸式図、図13は把持爪の1つを駆動するためのブロック線図を示す図、図14は外部オブザーバのブロック線図を示す図、図15は軸ねじれ反力推定オブザーバのブロック線図を示す図、図16は加速度制御系のブロック線図を示す図、図17は3つの把持爪を備える場合の把持爪の重心位置、ヨーイング量、把持力を独立して制御するためのモデル化されたブロック線図を示す図、図18は図17の具体的な行列パラメータを用いた3つの把持爪を駆動するためのブロック線図を示す図、である。
最初に、本実施形態の部品把持装置が適用された部品搭載装置の構成について説明する。なお、後述するが、部品把持装置149は、部品把持機構150と部品把持用コントローラ180とを備える(図2参照)。
図1に示すように、部品搭載装置100は、部品102が供給される部品供給部106と、部品102を吸着ノズル108の先端に取付けられた部品把持機構150で把持して回路基板104上に搭載する搭載ヘッド110と、部品把持機構150で把持された部品102の認識を行う部品認識カメラ120と、を備える。更に、図1に示すように、部品搭載装置100は、搭載ヘッド110をXY軸方向に移動させるX軸移動機構112、Y軸移動機構114と、中央部から少し後方で左右方向に延在する基板搬送路118と、本体部130と、を備えている。このような構成により、部品搭載装置100は、部品供給部106に供給される部品102を部品把持機構150で把持し、部品102を回路基板104上の所定の位置に搭載することができる。
前記X軸移動機構112は、図1に示すように、部品把持機構150を取付けた吸着ノズル108を有する搭載ヘッド110をX軸方向に移動させ、またY軸移動機構114は、X軸移動機構112並びに搭載ヘッド110をY軸方向に移動させる。
前記搭載ヘッド110は、吸着ノズル108を介して部品把持機構150を垂直方向(Z軸方向)に昇降可能に移動させるZ軸移動機構(図示せず)を備える。そして、吸着ノズル108をそのノズル軸(吸着軸)を中心に回転させるθ軸移動機構(図示せず)を備えている。又、搭載ヘッド110には、回路基板104上に形成された基板マーク(図示せず)を撮像する基板認識カメラ122が搭載されている。
前記部品認識カメラ120は、搭載ヘッド110の可動範囲内の適宜個所、例えば部品供給部106の側部に配置され、部品把持機構150で把持された部品102を下方から撮像することができる。
部品搭載装置100全体の制御系の構成を図2に示し、関連する構成要素について以下説明する。本体部130に設けられたコントローラ132は、マイクロコンピュータ(CPU)、並びにRAM、ROMを有して、X軸モータ113、Y軸モータ115、Z軸モータ116、θ軸モータ117、表示装置134、記憶装置136、キーボード138、マウス140、画像認識装置142、そして部品把持用コントローラ180等に接続されて、部品搭載装置100全体を制御する。
前記X軸モータ113は、X軸移動機構112の駆動源で、搭載ヘッド110をX軸方向に移動させる。又、前記Y軸モータ115は、Y軸移動機構114の駆動源で、X軸移動機構112をY軸方向に駆動する。
前記Z軸モータ116は、搭載ヘッド110に設けられており、部品把持機構150をZ軸方向(高さ方向)に昇降させるZ軸駆動機構(図示せず)の駆動源である。又、前記θ軸モータ117は、吸着ノズル108のθ軸回転機構(図示せず)の駆動源である。
前記表示装置(モニタ)134は、部品データ、演算データ、及び部品認識カメラ120で撮像した部品102の画像などをその表示面に表示する。
前記記憶装置136は、フラッシュメモリなどで構成され、キーボード138とマウス140により入力された部品102の端子数、端子配置、大きさ、形などの情報(部品データ)や部品供給部106に供給される部品102の位置や向きなどの情報(部品供給データ)や回路基板104上の各部品の搭載される位置や角度などの部品レイアウト情報(基板データ)、及び不図示のホストコンピュータから伝送される部品データ、部品供給データ、基板データなどを格納するのに用いられる。また、基板認識カメラ122で撮像した基板マークによる回路基板104の基板補正データ等も格納される。
前記キーボード138と前記マウス140は、部品データなどのデータを入力するために用いられる。
前記画像認識装置142は、部品把持機構150に把持された部品102の画像認識を行うもので、メモリ144、CPU146及びA/D変換器148から構成される。ここでは、把持された部品102を撮像した部品認識カメラ120から出力されるアナログの画像信号をA/D変換器148によりデジタル信号に変換してメモリ144に格納し、CPU146がその画像データに基づいて把持された部品102の認識を行う。すなわち、画像認識装置142は、部品102中心と傾き(部品認識データ)を演算し、部品102の把持状態を認識する。又、画像認識装置142は、基板認識カメラ122と接続されて、基板認識カメラ122で撮像された基板マークの画像を処理して基板マーク位置を認識し、回路基板104の基板補正データを演算することができる。画像認識装置142は、上述した部品認識データと基板補正データとをコントローラ132へ伝送することができる。
本実施形態の部品把持装置149は、部品102を把持する把持手段である部品把持機構150と、把持手段を制御する制御手段である部品把持用コントローラ180とを有する。このため、部品把持装置149は、把持手段である部品把持機構150が制御されることで部品102を把持することができる。
図2、図3に示す如く、部品把持機構150は、部品102を把持するための3つの把持爪172、174、176と、把持爪172、174、176を駆動する互いに独立した駆動源であるサーボモータ154、156、158と、を備える。更に、図3に示す如く、部品把持機構150は、減速機構160、162、164と、サーボモータ154、156、158と減速機構160、162、164と把持爪172、174、176を支持して、部品把持機構150のケーシング152に固定されるガイド166、168、170と、を備える。このため、サーボモータ154と減速機構160とガイド166と把持爪172とで構成される移動機構は、サーボモータ156(158)と減速機構162(164)とガイド168(170)と把持爪174(176)とで構成される移動機構と同一である。なお、ガイド170は、ガイド166、168のY軸方向の丁度中間に設けられている。つまり、図3に示す如く、把持爪172、174は、X軸方向の同じ向きに向いてY軸方向に並んで配置され、把持爪176は把持爪172、174と対向するX軸方向の向きで把持爪172、174の中間の位置に配置されている(L/2=L1)。このため、部品102を把持爪172、174、176の3点で押えて把持することができる。そして、図2に示す如く、部品把持用コントローラ180は、サーボモータ154、156、158を互いに独立して制御する。即ち、サーボモータ154、156、158の制御は直接コントローラ132ではなされないので、コントローラ132でX軸モータ113等への処理が継続中でも、コントローラ132の処理状況に関係なく、サーボモータ154、156、158は部品把持用コントローラ180で迅速な制御がなされる。
以下にサーボモータ154と減速機構160とガイド166と把持爪172について説明を行い、同一の構成要素については説明を省略する。
前記サーボモータ154は、図4に示す如く、把持爪172を駆動する駆動源であり、図示しないエンコーダが接続されている。このため、エンコーダ出力により、把持爪172の位置を制御することが可能である。
前記減速機構160は、図4に示す如く、サーボモータ154の出力軸に接続される。例えば、減速機構160は、大小のかさ歯車160A、160Bを用いたかさ歯車機構により、サーボモータ154の出力を減速及び回転方向の変換(X軸方向から入力をZ軸方向に出力)を行う。
前記ガイド166は、固定部166Aとスライダ166Bとアーム166Cと円盤カム166Dとばね166Eとを有する。固定部166Aは、部品把持機構150のケーシング152に固定され、サーボモータ154と減速機構160とを固定している。そして、固定部166Aは、図示しないレールで、X軸方向に移動可能にスライダ166Bを支持している。スライダ166BのX軸方向の一端にはばね166Eが取付けられ、もう一端にはアーム166Cが取付けてある。そして、スライダ166Bには把持爪172が固定されている。円盤カム166Dには、減速機構160の出力軸160Cが接続されて、円盤カム166DはZ軸周りで偏心回転する。このとき、円盤カム166Dの外周は、ばね166Eで押されたアーム166Cの先端と絶えず当接する。このため、円盤カム166Dが回転すると、円盤カム166Dの偏心量に応じて、スライダ166BがX軸方向に移動することとなる。即ち、ガイド166は、サーボモータ154の回転動作を直線動作に変換し、把持爪172を直線動作させることができる。固定部166Aを省略したガイド166を示した図5を用いて、把持爪172の直線動作の様子を説明する。例えば、図5(A)の状態から円盤カム166Dが図の矢印方向に180度回転すると、図5(B)の状態となり、円盤カム166Dの偏心量ΔXだけ、アーム166Cとスライダ166Bが紙面上右側(X軸方向のプラス側)に直線移動する。即ち、円盤カム166Dを用いることで容易に、把持爪172を直線動作させることができる。
前記把持爪172は、図4に示す如く、スライダ166Bに固定され、紙面上の下側(Z軸方向のマイナス側)に伸びている。その先端は、紙面上の右側(X軸方向のプラス側)に曲がり、部品102の側面と略平行となる形状である(図7参照)。
次に、部品搭載装置100に、本実施形態の部品把持装置149を適用した場合の部品把持の動作について、図6〜図8を用いて説明する。
最初に、搭載ヘッド110の吸着ノズル108に部品把持機構150を取付け、搭載ヘッド110を部品供給部106の上方へ移動する(図6参照)。その後、サーボモータ154、156、158を駆動して、把持爪172、174、176を開き、Z軸モータ116を駆動させ、部品102を把持できる高さまで部品把持機構150を下降させる(図7参照)。
次に、サーボモータ154、156、158を駆動させ、把持爪172、174、176を動かして部品102に接触させて、部品102を把持する(図8参照)。そして、Z軸モータ116を駆動して部品把持機構150及び部品102を移動高さまで上昇させ、部品認識カメラ120の上方へ移動して部品102の認識を行う。部品認識カメラ120の出力に基づき、画像認識装置142では、部品102の中心位置と把持角度を演算し、部品の把持状態を認識する。
ここで、部品認識により部品102の中心位置がずれていた場合について、図9を用いて説明する。部品102が搭載される際の中心位置が位置PCであるのに対し、部品102を認識した結果、把持した部品102の中心位置が位置PCから紙面上の下側(例えば、X軸方向のプラス側に0.5mm)にずれた位置POだった場合、把持爪172、174、176すべてを紙面上の上側(X軸方向のマイナス側)に中心位置のずれを補正する補正量分(PC−PO=0.5mm)移動させる。このように、把持爪172、174、176を同じ変位量で移動させることで部品102を把持したまま平行移動させることができ、把持された部品102の中心位置POを部品102が搭載される際の位置PCに容易に一致させることができる。
又、部品認識により部品102の角度がずれていた場合について、図10、図11を用いて説明する。部品102を認識した結果から把持した部品102の角度が時計回りにずれている場合(例えば、1°)、把持爪176の移動を固定し、把持爪172を紙面上の下側(X軸方向のプラス側)に、把持爪174を紙面上の上側(X軸方向のマイナス側)に移動させることで、部品102の角度ずれの補正量分(=1°)を反時計方向に回転させる。この時、把持爪172、174のY軸方向の間隔Lが例えば、6mmだった場合、図11に示す如く、把持爪172と174の中心位置から各把持爪172、174までの距離(L/2)は3mm(=6/2)であるから、把持爪172と把持爪174の移動量Bは、式(1)のように表すことができる。
B=L/2×tanθ=3×tan(1°)=0.052mm (1)
即ち、把持爪172を紙面上の下側(X軸方向のプラス側)に0.052mmの移動と、把持爪174を紙面上の上側(X軸方向のマイナス側)に0.052mmの移動とで、部品把持機構150は部品102を把持したまま回転移動させることができ、部品102の角度補正を容易にすることができる。
次に、上述した部品102のX軸方向での中心位置のずれと、角度ずれの場合には、部品認識後、すぐに搭載ヘッド110が理論上の搭載位置へ移動を開始し、当該移動中に部品把持用コントローラ180で部品102の把持状態の補正処理を行うことができる。このため、迅速に所定の位置に部品102が搭載されることとなる。
なお、ここで、部品102の把持力の調整についても、図12を用いて説明する。もし、コントローラ132あるいは部品把持用コントローラ180で把持力が所定の力よりも大きいと判断した場合には、把持力を弱めるために、部品102を把持している把持爪172、174と把持爪176との間隔を離す方向に移動させる。すると、部品102にかかる把持力を減少させることができる。逆に、把持力を強める場合は、部品102を把持している把持爪172、174と把持爪176との間隔を狭める方向に移動させる。すると、部品102にかかる把持力を増加させることができる。
次に、部品把持機構(把持手段)150を制御する部品把持用コントローラ(制御手段)180による制御について説明する。部品把持用コントローラ180では、外乱オブザーバ200と軸ねじれ反力推定オブザーバ202とを備えて共振比制御によって、部品把持機構150の制御を行う。即ち、部品把持用コントローラ180から駆動源であるサーボモータ154、156、158への制御指令により、部品把持機構150が共振比制御される。
最初に、図13に、部品把持機構150の把持爪172、174、176の1つを想定した共振比制御のブロック線図を示す。なお、外乱オブザーバ200を図14に、軸ねじれ反力推定オブザーバ202を図15に、それぞれ示す。
ここで、図13において、θ cmdはサーボモータへの制御指令、Kp、Kr、Kvは任意に設定できるフィードバックゲインで、Kpは位置ゲイン、Krは反力ゲイン、Kvは速度ゲイン、dθ ref/dtは加速度参照値、dθ/dtは速度参照値、Jmはサーボモータの慣性、nはノミナル値、(即ち、Jmnはサーボモータの慣性のノミナル値)、Ktはトルク定数、(即ち、Ktnはトルク定数のノミナル値)、Irefは電流参照値、τdismはサーボモータに作用する外乱トルク、sはラプラス演算子、θはサーボモータの回転角度(サーボモータの位置)、Kfはサーボモータと負荷側との間のばね定数、τreacは軸ねじれ反力、τreac は推定軸ねじれ反力、τdislは負荷側に作用する外乱トルク、Jlは負荷側の慣性、θlは負荷側の回転角度(負荷の位置)、をそれぞれ表している。又、図14において、Fはパラメータ変動によりサーボモータに印加される変動外乱トルク、Dは粘性摩擦トルク、Icmpは外乱トルクを補償してロバスト性を確保するための補償電流、Gdisは外乱オブザーバゲイン、τdism は推定外乱トルク、をそれぞれ表している。又、図15において、Greacは、軸ねじれ反力推定オブザーバ202に含まれる1次のローパスフィルタのカットオフ周波数である。なお、添え字mはサーボモータ、添え字lは負荷側、添え字disは外乱、添え字reacは軸ねじれ反力を示している。
図13に示す如く、本実施形態に係る制御系は、外乱オブザーバ200と軸ねじれ反力推定オブザーバ202とを備えて共振比制御系を構成し、負荷側に作用する外乱τdislに係らず、それらによる推定値をフィードバックしている。このため、本実施形態に係る制御系は、2慣性共振系の振動抑制において有効である。即ち、本実施形態に係る制御系は、外乱オブザーバ200と軸ねじれ反力推定オブザーバ202とに基づくため、サーボモータ軸に加わる外乱等を補償することが可能である。詳しく言うならば、サーボモータに外乱オブザーバ200と軸ねじれ反力推定オブザーバ202とを適用しているので、サーボモータに作用する各種外乱の影響を除去することができるので、図16に示すロバストな加速度制御系を構築することができる。図16に示す如く、外乱オブザーバゲインGdisを大きく設定すると、s/(s+Gdis)を極めて小さくできるので、外乱トルクτdismの影響を極めて少なくすることが可能なことによるものである。なお、Gdisは外乱オブザーバゲインの換算値を示している。そして、本実施形態に係る制御系は、共振比制御であるので、状態フィードバック制御やH∞制御などと異なり、図13に示す如く、比較的簡単な制御系のため、設計が容易であり、計算量も少なくて済むなど実用性が高い。
次に、3つの把持爪172、174、176を、3つの独立したモードで制御(重心位置の制御、ヨーイング量の制御、把持力の制御)する方法について説明する。
最初に、上述した共振比制御を、3つのサーボモータ154、156、158を有する部品把持機構150に適用するために、サーボモータ154、156、158と重心位置、ヨーイング量、把持力との関係を求める。
把持爪172、174、176の位置をx1、x2、x3として、そのときの各把持爪172、174、176の力をf1、f2、f3とすると、把持爪172、174、176の重心位置g、ヨーイング量θ、把持力fは以下の式(2)〜(4)のように求めることができる。
g=(x1+x2+x3)/3 (2)
θ=(x1―x2)/L (3)
f=(2*f3)−f1−f2 (4)
このとき、把持爪176の力が把持爪172、174の力の合計と等しくなるように制御が行われることで、部品把持機構150がバランス良く正しく部品を把持することが可能となる。
ここで、式(2)〜(4)を行列Qにまとめると式(5)となる。なお、所定の比例係数で、f1はx1、f2はx2、f3はx3、それぞれに比例するものとしている。
式(5)の逆行列Q−1を求めると、式(6)で表される。
得られた行列Qと逆行列Q−1を用いると、図17のモデル化されたブロック線図が得られるので、重心位置の制御、ヨーイング量の制御、把持力の制御の各モードに対応した3つの制御指令(cmd1〜cmd3)により、フィードバックをかけて各移動機構(System1〜System3)で出力される負荷側の位置(res1〜res3)を独立して制御することができることとなる。なお、K1〜K3は、重心位置、ヨーイング量、把持力におけるゲインを示している。
具体的な制御系のブロック線図を図18に示す。ここで、□内の数字は、行列Q及び逆行列Q−1の具体的なパラメータ値によるゲインを示し、Kaは任意に設定できるトルクゲインを示している。なお、図18中の添え字m1、m2、m3は、それぞれ、サーボモータ154、156、158に対応している。
図18において、θm1 cmdは重心位置の制御指令であり、把持爪176と、把持爪172、174との間の位置関係を保ったまま、全体を平行移動制御することができる。θm2 cmdはヨーイング量の制御指令であり、把持爪172、174によるヨーイング量を制御することで、部品102の把持する角度を任意に補正することが可能である。なお、ヨーイング量の制御指令を0とすれば、把持爪172、174を水平に固定することが可能である。τm3 cmdは把持力の制御指令である。この場合、θm3 cmdを0に固定して使用する。
このように、上述の共振比制御系を行列Qと逆行列とQ−1をサーボモータ154、156、158に適用することにより、摩擦やパラメータ変動等の外乱に対してロバストであり、防振制御だけでなく、把持爪172、174、176の重心位置、ヨーイング量、把持力の3種類を独立に制御することが可能である。
又、本実施形態では、エアを供給する管路を用いた部品102の把持を行わないので、従来のような、反応遅れなどがなく、把持力や把持状態を適時・迅速に制御することができる。
即ち、本発明によれば、把持爪172、174、176の重心位置、ヨーイング量、把持力を独立に制御することができ、部品の把持状態(位置及び角度)と把持力の制御をすることができる。又、外乱オブザーバ200と軸ねじれ反力推定オブザーバ202とを用いて共振比制御を行うので、2慣性共振負荷の振動抑制の制御が可能となり、把持爪172、174、176の摩擦やパラメータ変動等の外乱を排除したロバストな制御が可能である。
又、部品搭載装置100に適用した場合には、コントローラ132と部品把持用コントローラ180とは別であるので、サーボモータ154、156、158の制御タイミングはコントローラ132に直接的に左右されない。このため、部品102の把持状態の認識後に部品搭載位置とのずれ量を演算・補正して搭載位置へ移動する際に、補正量が求まる前に部品102の搭載位置への移動を開始して、その移動中に部品把持用コントローラ180が独立処理をして部品把持機構150で補正を行うことができ、移動に要する時間を短縮することが可能である。
本発明について第1実施形態を挙げて説明したが、本発明は第1実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでもない。
例えば、第2実施形態として、図19に示す如く、把持爪176が圧力検出手段である圧力センサ178を、その先端に備えてもよい。この場合には、制御のためのブロック線図は図20のようになる。即ち、圧力センサ178で測定した部品102にかかる把持力を、第1実施形態にはない制御線178Aで把持力のトルク指令τm3 cmdに直接フィードバックすることができるので、把持力のより正確な制御ができ、且つ高速に制御が可能となる。なお、圧力センサ178は、把持爪176でなく他の把持爪172、174に備えられてもよいし、すべてに備えられてもよい。このとき、圧力センサ178の代わりに、圧力検出手段として歪ゲージを用いて、把持爪172、174、176のいずれか1つ以上に貼り付けてそのたわみ量から把持力を求めても良い。
又、例えば、上記実施形態では、把持爪の数を3本としたが、本発明はこれに限定されず、4本以上の数としても良い。
又、例えば、上記実施形態では、把持爪172、174、176の駆動のために、円盤カムを使用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えは、すべりボールねじなど直線動作に変換する機構であれば良い。
又、例えば、上記実施形態では、サーボモータ154、156、158のエンコーダを用いてセミクローズドループで共振比制御系を構成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、リニアエンコーダを用いたフルクローズドループで共振比制御系を構成することも可能である。又、サーボモータ154、156、158として、回転型モータを使用しているが、本発明は、リニアモータを使用してもよい。
本発明の第1実施形態に係る部品把持装置を適用した部品搭載装置の概略図 同じく部品搭載装置全体の制御系の構成を表すブロック図を示す図 同じく部品把持装置における部品把持機構の概略図 同じく部品把持機構の1つのサーボモータ周辺の概略構成図 同じく把持爪の移動原理を説明する摸式図 同じく把持爪が閉じられた状態の示す摸式図 同じく把持爪が開かれた状態を示す摸式図 同じく把持爪で部品を把持した状態を示す摸式図 同じく部品把持後に部品の中心位置がずれている状態を示す摸式図 同じく部品把持後に部品の角度がずれている状態を示す摸式図 同じく部品把持後に部品の角度がずれているときに傾き補正するための把持爪の移動距離を求めるための摸式図 同じく部品把持後に部品の把持力を調整させた際の摸式図 同じく把持爪の1つを駆動するためのブロック線図を示す図 同じく外部オブザーバのブロック線図を示す図 同じく軸ねじれ反力推定オブザーバのブロック線図を示す図 同じく加速度制御系のブロック線図を示す図 同じく3つの把持爪を備える場合の把持爪の重心位置、ヨーイング量、把持力を独立して制御するためのモデル化されたブロック線図を示す図 同じく図17の具体的な行列パラメータを用いた3つの把持爪を駆動するためのブロック線図を示す図 本発明の第2実施形態に係る部品把持装置の模式図 同じく3つの把持爪を備える場合の把持爪の重心位置、ヨーイング量、把持力を独立して制御するための具体的な行列パラメータを用いたブロック線図を示す図 従来の部品把持装置における部品把持機構の模式図 別の従来の部品把持装置における部品把持機構の模式図
符号の説明
2、52、102…部品
4、54、150…部品把持機構
100…部品搭載装置
104…回路基板
108…吸着ノズル
110…搭載ヘッド
120…部品認識カメラ
132…コントローラ
136…記憶装置
142…画像認識装置
152…ケーシング
154、156、158…サーボモータ
160、162、164…減速機構
166、168、170…ガイド
166A、168A、170A…固定部
166B、168B、170B…スライダ
166C、168C、170C…アーム
166D、168D、170D…円盤カム
166E、168E、170E…ばね
172、174、176…把持爪
178…圧力センサ
180…部品把持用コントローラ
200…外乱オブザーバ
202…軸ねじれ反力推定オブザーバ

Claims (3)

  1. 部品を把持する把持手段と該把持手段を制御する制御手段とを有する部品把持装置において、
    前記把持手段が、前記部品を把持するための3つ以上の把持爪と、該把持爪を駆動する互いに独立した駆動源とを備え、且つ、
    前記制御手段が、前記3つ以上の把持爪による重心位置、ヨーイング量、及び把持力に対する該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置の関係を用いて該重心位置、ヨーイング量、及び把持力から該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置を求めるフィードバック制御系と、前記把持手段を制御するための外乱オブザーバと、軸ねじれ反力推定オブザーバとを備え、
    前記駆動源への前記制御手段における前記重心位置、ヨーイング量、及び把持力の制御指令により前記把持手段が共振比制御されることを特徴とする部品把持装置。
  2. 前記3つ以上の把持爪の少なくとも1つが圧力検出手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の部品把持装置。
  3. 把持手段を制御することで部品を把持する部品把持方法において、
    前記把持手段が、前記部品を把持するための3つ以上の把持爪と、該把持爪を駆動する互いに独立した駆動源とを備え、
    前記3つ以上の把持爪による重心位置、ヨーイング量、及び把持力の制御指令に基づき前記把持手段を、前記重心位置、ヨーイング量、及び把持力に対する前記3つ以上の把持爪のそれぞれの位置の関係を用いて該重心位置、ヨーイング量、及び把持力から該3つ以上の把持爪のそれぞれの位置を求めるフィードバック制御系と外乱オブザーバと軸ねじれ反力推定オブザーバとを用いて共振比制御することを特徴とする部品把持方法。
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