JP5201112B2 - 処理実行装置および処理実行プログラム - Google Patents

処理実行装置および処理実行プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5201112B2
JP5201112B2 JP2009225774A JP2009225774A JP5201112B2 JP 5201112 B2 JP5201112 B2 JP 5201112B2 JP 2009225774 A JP2009225774 A JP 2009225774A JP 2009225774 A JP2009225774 A JP 2009225774A JP 5201112 B2 JP5201112 B2 JP 5201112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
selection target
unit
elements
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009225774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011076280A (ja
Inventor
豪 河島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009225774A priority Critical patent/JP5201112B2/ja
Publication of JP2011076280A publication Critical patent/JP2011076280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5201112B2 publication Critical patent/JP5201112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は処理実行装置および処理実行プログラムに関するものである。
特許文献1に開示されるように、入力可能な文字を一覧表示し、ソフトキーボードとしてユーザに操作させるように構成された処理実行装置が知られている。このような処理実行装置は、ユーザによるハードキーの操作に基づいてソフトキーボード上のフォーカスを移動させ、そのフォーカスの座標情報を取得し、その座標情報のソフトキーに割り当てられた文字を取得することによって、ユーザが所望する文字を入力できるように構成されている。
所望のソフトキーまでフォーカスを移動させるために、ハードキーを連打する必要があると、ユーザ操作の負荷が大きく、時間がかかる。したがって、例えば、ハードキーを長押しするなど所定の操作が行われた場合は、一定距離フォーカスを移動させるように構成した処理実行装置も提案されている。このようにすれば、ハードキーの操作回数を軽減すし、簡単且つ迅速に、所望の文字にフォーカスを移動させることができる。
特開2000−039941号公報
しかしながら、ハードキーの長押しなど、所定の操作を行うことによって、どのソフトキーへフォーカスが移動することになるのかが、ユーザにとって事前に分かり難く、操作性が悪いという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ある操作が行われることにより、これから選択されることになる要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良い処理実行装置および処理実行プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の処理実行装置は、複数の要素の配列と、前記複数の要素のうちいずれの要素が選択対象要素であるかを示す第1指標とを表示する表示部と、操作を受け付ける操作部と、前記操作部を第1の時間よりも短い時間押圧する操作が行われる場合、前記配列において前記選択対象要素とされている要素に隣接する要素を、新たな選択対象要素として前記第1指標を前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、前記要素のうちいずれかが前記選択対象要素となってから第1条件が成立した場合、前記選択対象要素に対応する処理を実行する処理実行手段と、前記操作部を前記第1の時間以上押圧する第1操作が行われる場合、当該第1操作に対応した要素を特定要素として特定する特定手段と、前記第1操作が行われてから第2条件が成立した場合、前記特定要素を、新たな選択対象要素として選択する選択手段と、前記第1操作が行われてから前記第2条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第2指標を前記表示部に表示させる第2表示制御手段とを備え、前記特定手段は、前記第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記配列において2つ以上離隔した要素を、前記特定要素として特定するものである
なお、本発明は、処理実行装置、処理実行方法、処理実行装置を制御する処理実行プログラム、該処理実行プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成することができる。
請求項1記載の処理実行装置によれば、第1操作が行われてから第2条件が成立するまで、第2指標により特定要素が示される。よって、第1操作が行われることにより、これから選択されることになる要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良いという効果がある。
また、第1操作が行われたときの選択対象要素から、配列において2つ以上離隔した要素が特定要素として特定され、新たな選択対象要素として選択されることになるので、所望の要素を選択するためのユーザ操作の回数を低減することができ、より操作性が良いという効果がある。
請求項2記載の処理実行装置によれば、請求項1記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第2指標の表示態様が第1操作の継続時間に応じて変化させられるので、新たな選択対象要素の選択の実行が近づきつつあることを、ユーザに知らしめることができ、より操作性が良いという効果がある。
請求項3記載の処理実行装置によれば、請求項1記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第1操作の継続時間が第1の時間以上となったとき第2指標の表示態様が変化させられるので、第1操作をそれ以上継続する必要がないことを、ユーザに知らしめることができ、より操作性が良いという効果がある。
請求項4記載の処理実行装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第1操作が行われたときの選択対象要素から、配列において2つ以上離隔し、且つ、配列の端にある要素が特定要素として特定され、新たな選択対象要素として選択されることになるので、所望の要素を選択するためのユーザ操作の回数を低減することができ、より操作性が良いという効果がある。
請求項5記載の処理実行装置によれば、請求項4記載の処理実行装置の奏する効果に加え、要素の二次元配列のうち、より多くの要素が配された一の方向を指定する操作が行われたとき、その一の方向に2つ以上離隔した要素または一の方向において配列の端にある要素が特定要素として特定され、新たな選択対象要素として選択されることになるので、目的の要素を選択するための操作が、ユーザにとって直感的に分かりやすく、より操作性が良いという効果がある。
請求項6記載の処理実行装置によれば、請求項5記載の処理実行装置の奏する効果に加え、要素の二次元配列のうち、より少ない要素が配された他の方向を指定する第2操作については、第2種キー要素の選択が機能として割り当てられているので、操作部を、有効に活用できるという効果がある。なお、請求項6に記載する第3条件は第2条件と同一の条件であっても良く、異なる条件であっても良い。また、請求項6に記載する第3指標は第2指標と同一形態であっても良く、異なる形態であっても良い。
請求項7記載の処理実行プログラムによれば、処理実行装置において実行されることにより、請求項1記載の処理実行プログラムと同様の作用効果を奏する。
(a)は、MFPの電気的構成を示したブロック図であり、(b)は、操作パネルの一例を示した図である。 右方向キーが長押し操作される場合のMFP1の動作を説明する図である。 (a)は、OKキーが長押し操作される場合のMFPの動作を説明する図であり、(b)は、上方向キーが長押し操作される場合のMFPの動作を説明する図であり、(c)は、下方向キー27が長押し操作される場合のMFPの動作を説明する図である。 MFPが実行する表示制御処理を示すフローチャートである。 図4に示す表示制御処理の続きを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の処理実行装置の実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の電気的構成を示したブロック図である。
MFP1は、ファクシミリ機能、プリント機能などの各種機能を有する多機能周辺装置である。このMFP1は、液晶表示装置27a(LCD27a)を有し、このLCD27aに、ソフトキーボード30を表示させる。このソフトキーボード30は、入力可能な文字、数字、記号や指示をキー要素として一覧表示するものであり、MFP1は、十字キー27bの操作によりユーザの所望するキー要素が選択され、且つ所定条件が成立した場合、選択された文字や指示の入力を実行する。特に、本実施形態のMFP1は、ある操作が行われることにより、これから選択されることになるキー要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良い。以下、詳細を説明する。
図1は、MFP1の電気的構成を示したブロック図である。MFP1には、CPU11、ROM12、RAM14、EEPROM15、電話/FAX部19、スキャナ22、プリンタ25、操作パネル27が備えられ、これらはバスライン29を介して相互に接続されている。
ROM12は、このMFP1で実行される制御プログラム12aなどを格納した書換不能なメモリである。図4,図5に図示されるフローチャートに示す処理は、制御プログラム12aに従ってCPU11により実行される。RAM14は各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。EEPROM15は、各種設定項目の設定内容や固定値を書き換え可能に記憶すると共に、電源遮断後も内容を保持可能な不揮発性のメモリである。
図1(b)は、操作パネル27の一例を示す図である。操作パネル27には、LCD27aと、十字キー27bとが設けられる。図1(b)に示すように、LCD27aには、ソフトキーボード30が表示され、ソフトキーボード30には、入力文字列表示エリア32と、複数のキー要素34a,34bを含む二次元配列34とが設けられる。なお、キー要素としては、文字、数字または記号を入力する処理に対応する第1種キー要素34aと、第1種キー要素34aが対応する処理とは異なる処理に対応する第2種キー要素34bとが含まれる。
図1(b)に示すように、ソフトキーボード30には、横方向に縦方向より多くのキー要素34a,34bが配されている。MFP1は、LCD27aにおいて、複数のキー要素34a,34bのうち、現在選択中のキー要素(以下、選択対象キー要素Sfと称する)には、他のキー要素34a,34bとは異なる色または模様を付すことにより、選択対象キー要素Sfを他のキー要素34a、34bと区別する。選択対象キー要素Sfに付される色または模様は、いずれのキー要素が選択対象キー要素Sfであるかを示す指標として機能する。
十字キー27bは、操作を受け付けるハードキーであり、左方向を指定する左方向キー27blと、右方向を指定する右方向キー27brと、上方向を指定する上方向キー27buと、下方向を指定する下方向キー27bdと、OKキー27bmとが設けられている。第1種キー要素34aが選択対象キー要素Sfであるときに、OKキー27bmが、短時間(例えば1秒未満)押下されると、CPU11には、その選択対象キー要素Sfに対応する文字、数字、または記号を入力すると共に、入力された文字を、入力文字表示エリア32に表示させる。また、第2種キー要素34bが選択対象キー要素Sfであるときに、OKキー27bmが、短時間押下されると、CPU11は、その選択対象キー要素Sfに対応する処理を実行する。詳細は、図3を参照して後述する。
十字キー27bによる選択対象キー要素Sfの選択操作について説明する。方向キー27bl,27br,27bu,27bdの押下により、上下左右のうちいずれか一つの方向が指定され、且つ、短時間(例えば1秒未満)でキーを解放する操作(すなわち、長押し操作ではない通常操作)が行われると、CPU11は、その操作が行われたときの選択対象キー要素Sfに対して、指定された方向に隣接するキー要素を、新たな選択対象キー要素Sfとして選択する。すなわち、CPU11は、新たな選択対象キー要素Sfを、他のキー要素34a,34bと異なる色または模様に切り替える。したがって、ユーザは、方向キー27bl,27br,27bu,27bdを短時間押下することで、所望の方向へ向けて選択対象キー要素Sfを1つずつ切り替えることができる。一方、左右キー27b1、上下キー27b2、またはOKキー27bmの押下が継続する操作(以下、長押し操作と称する)が行われた場合、MFP1は、通常操作が行われた場合と異なる動作を行う。図2,図3を参照して詳細を説明する。
図2は、右方向キー27brが長押し操作される場合のMFP1の動作を説明する図である。まず、図2(a)に示すように、ソフトキーボード30のうち、文字「C」を入力する処理に対応する第1種キー要素34aが、選択対象キー要素Sfとして選択中であるものとする。
次に、図2(b)に示すように、右方向キー27brにより、右方向を指定する長押し操作がされたものとする。この場合、CPU11は、その操作が行われたときの選択対象キー要素Sfと同列の右端にある第1種キー要素34aを特定キー要素Smとして特定する。なお、左方向キー27blにより左方向が指定された場合は、その操作が行われたときの選択対象キー要素Sfと同列の左端にある第1種キー要素34aを特定キー要素として特定する。CPU11は、LCD27aにおいて、特定キー要素Smには、他のキー要素34a,34bおよび選択対象キー要素Sfとは異なる色または模様を付すことにより、特定キー要素Smを他のキー要素34a,34bと区別する。特定キー要素Smに付される色または模様は、特定キー要素Smを示す指標として機能する。
次に、右方向キー27brの長押し操作が継続しているものとする。この場合、CPU11は、図2(c)に示すように、特定キー要素Smに付される色または模様(すなわち表示態様)を、長押し操作の継続時間に応じて変化させる。MFP1は、長押し操作の継続時間が所定時間以上継続した後、ユーザがキーを解放することにより、長押し操作が終了したという条件が成立した場合に、特定キー要素Smを、新たな選択対象キーSfとして選択する。そこで、MFP1は、十字キー27bの長押しの継続時間が所定時間以上となったときに、特定キー要素Smの色を、例えば、色2から色3に変化させる。このようにすれば、長押し操作をそれ以上継続する必要がないことを、ユーザに知らしめることができ、より操作性が良い。
次に、図2(d)に示すように、右方向キー27brの長押し操作が終了することを条件として、CPU11は、特定キー要素Smを、新たな選択対象キー要素Sfとして選択する。そして、CPU11は、新たな選択対象キー要素Sfを、他のキー要素と異なる色または模様に切り替えさせる。
このように、MFP1によれば、左方向キー27blや右方向キー27brの長押し操作が行われたときの選択対象キー要素Sfから、離隔した配列の端にあるキー要素が、新たな選択対象キー要素Sfとして選択されることになるので、所望のキー要素を選択するためのユーザ操作の回数を低減することができ、操作性が良い。
また、左方向キー27blが長押し操作されたときは、左方向において配列の端にあるキー要素が、新たな選択対象キー要素Sfとして選択され、右方向キー27brが長押し操作されたときには、右方向において配列の端にあるキー要素が、新たな選択対象キー要素Sfとして選択される。よって、目的の要素を選択するための操作が、ユーザにとって直感的に分かりやすく、操作性が良い。
さらに、本実施形態のMFP1によれば、長押し操作が所定時間以上継続した後、その長押し操作が終了するという条件が成立するまで、特定キー要素Smが他のキー要素34a,34bや選択対象キー要素Sfとは異なる色または模様で示される。よって、長押し操作が行われることにより、これから選択されることになるキー要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良い。
図3(a)は、OKキー27bmが長押し操作される場合のMFP1の動作を説明する図である。図3(a)に示すように、いずれかのキー要素が選択対象キー要素Sfとして選択中であるとき、OKキー27bmが長押し操作されたものとする。この場合、CPU11は、第2種キー要素34bのうち、確定処理に対応するキー要素「Set」を特定キー要素Smとして特定し、他のキー要素34a,34bや選択対象キー要素Sfと異なる色または模様を付す。
そして、OKキー27bmの長押し操作が所定時間以上継続した後、その長押し操作が終了することを条件として、CPU11は、特定キー要素Smを、新たな選択対象キー要素Sfとして選択し、選択対象キー要素Sfの色または模様に切り替えさせる。なお、第2種キー要素34bであるキー要素「Set」が選択対象キー要素Sfとして選択中である場合において、OKキー27bmが短時間押下されると、MFP1は、入力済み文字列の確定処理を実行する。
図3(b)は、上方向キー27buが長押し操作される場合のMFP1の動作を説明する図である。図3(b)に示すように、いずれかのキー要素が選択対象キー要素Sfとして選択中であるとき、上方向キー27buにより、上方向を指定する長押し操作がされたものとする。この場合、CPU11は、第2種キー要素34bのうち、入力モード切替処理に対応するキー要素「Aa@」を特定キー要素Smとして特定し、他のキー要素34a,34bや選択対象キー要素Sfと異なる色または模様を付す。
そして、上方向キー27buの長押し操作が所定時間以上継続した後、その長押し操作が終了することを条件として、CPU11は、入力モード切替処理を実行する。具体的には、第1種キー要素34aに対応する文字の種類を変更し、それに合わせて、第1種キー要素34aに表示する文字の種類を変更する。なお、この場合、選択対象キー要素Sfは、上方向キー27buの操作前と同一のままとする。また、文字の種類の切り替え順序や入力可能な文字の種類は任意であるが、例えば、大文字アルファベットを入力するモードにおいてキー要素「Aa@」が選択された場合は、小文字アルファベットを入力するモードに切り替え、小文字アルファベットを入力するモードにおいてキー要素「Aa@」が選択された場合は、記号を入力するモードに切り替え、さらに、記号を入力するモードにおいてキー要素「Aa@」が選択された場合は、大文字アルファベットを入力するモードに切り替える。
図3(c)は、下方向キー27bdが長押し操作される場合のMFP1の動作を説明する図である。図3(c)に示すように、いずれかのキー要素が選択対象キー要素Sfとして選択中であるとき、下方向キー27bdにより、下方向を指定する長押し操作がされたものとする。この場合、CPU11は、第2種キー要素34bのうち、スペース入力処理に対応するキー要素「SPC」を特定キー要素Smとして特定し、他のキー要素34a,34bや選択対象キー要素Sfと異なる色または模様を付す。
そして、下方向キー27bdの長押し操作が所定時間以上継続した後、その長押し操作が終了することを条件として、CPU11は、特定キー要素Smを、新たな選択対象キー要素Sfとして選択し、選択対象キー要素Sfの色または模様に切り替えさせる。なお、キー要素「SPC」が選択対象キー要素Sfとして選択中である場合において、OKキー27bmが短時間押下されると、MFP1は、入力済み文字列に空白を追加する処理を実行する。
図3を参照して説明したように、上方向キー27bu,下方向キー27bdまたはOKキー27bmが長押し操作された場合は、第2種キー要素34bが特定キー要素Smとして特定されると共に、その長押し操作が所定時間以上継続するという条件が成立した場合は、その特定キー要素Smが新たな選択対象キー要素Sfとされる。よって、ユーザにとっては、少ない操作回数で所望の第2種キー要素34bを選択することができ、操作性が良い。また、キー要素34a,34bの二次元配列のうち、より少ない要素が配された上下方向を指定する長押し操作については、第2種キー要素34bの選択が機能として割り当てられているので、十字キー27bに設けられた各方向キー27bl,27br,27bu,27bdを、有効に活用できる。
図4および図5は、MFP1において、CPU11が実行する表示制御処理を示すフローチャートである。この表示制御処理は、ソフトキーボード30における選択対象キー要素Sfをユーザ操作に応じて変更する処理であって、MFP1の主電源が投入された場合、繰り返し実行される。
なお、図4,図5のフローチャートにおいて図示は省略するが、この表示制御処理を実行する間、方向キー27bl,27br,27bu,27bdの通常操作が行われると、CPU11は、その操作が行われたときの選択対象キー要素に対して、指定された方向に隣接するキー要素を、新たな選択対象キー要素とすることにより、選択対象キー要素を一つずつ切り替えるものとする。また、OKキー27bmが短時間押下されると、CPU11は、OKキー27bmが押下されたときに、選択対象キー要素とされていた第1種キー要素34aに対応する文字、数字、または記号を入力する処理、または、選択対象キー要素とされていた第2種キー要素34bに対応する処理を実行する。
図4に示すように、まず、CPU11は、LCD27aにソフトキーボード30を描画させる(S402)。次に、CPU11はイベントを取得し(S404)、そのイベントが、ハードキー押下の検出を表すイベントであるか否かを判断する(S406)。なお、本実施形態では、ハードキーとして、主に、十字キー27bに設けられた方向キー27bl,27br,27bu,27bd,OKキー27bmについて説明しているが、電源キーなど、十字キー27b以外のハードキーもMFP1に設けられている。また、CPU11は、ハードキーの押下を検出すると、ハードキー押下を表すイベントを発行するものであり、ハードキーの長押し操作が継続する間は、ハードキー押下を表すイベントを一定時間毎に発行する。
S406の判断が肯定される場合(S406:Yes)、CPU11は、押下キーKdを取得する(S408)。そして、CPU11は、押下キーKdが、長押し操作可能なキーであるか否かを判断する(S410)。具体的には、押下キーKdが、方向キー27bl,27br,27bu,27bd,OKキー27bmのいずれかであるかを判断する。
S410の判断が否定される場合(S410:No)、例えば、電源キーのオフである場合、CPU11は、取得した押下キーKdに対応した処理を行う(S412)。次に、CPU11は、RAM14に記憶した長押し操作を判定するための変数を初期化する。具体的には、前回のイベント取得時において押下されたキーを表す長押しキーKlを「NULL」に初期化し、長押しキーKlの長押し継続時間を表す長押しカウンタClを「0」に初期化する(S414)。次に、CPU11は、S402に戻る。
一方、S410の判断が肯定される場合(S410:Yes)、すなわち、押下キーKdが、長押しキーとして登録されているKlであると判断される場合、CPU11は、図5(a)に示すS502に移行する。
図5(a)は、図4に示す表示制御処理の続きを示すフローチャートであり、長押し操作の継続時間に応じて特定キー要素Smの表示態様を変化させる処理である。まず、図5(a)に示すように、CPU11は、RAM14から長押しカウンタClおよび長押しキーKlを取得する(S502)。
次に現在行われている操作が長押し操作であるか否かを判断する。具体的には、長押しカウンタClが0より大であり、且つ、長押しキーKlと押下キーKdとが等しいか否かを判断する(S504)。すなわち、前回のイベント取得時において、押下されたキーとして登録されたキーと同一であるか否かを判断する。
S504の判断が否定される場合(S504:No)、CPU11は、押下キーKdを長押しキーKlとして登録し、長押しカウンタClを「1」とし(S512)、S402に戻る。
一方、S504の判断が肯定される場合(S504:Yes)、次に、CPU11は、長押しカウンタClに「1」を加算し、長押しカウンタClの値を更新する(S506)。次に、CPU11は、現在選択中の選択対象キー要素Sfを取得し(S507)、長押しキーKlの長押しに対応した特定キー要素Smを特定する(S508)。すなわち、左方向キー27blまたは右方向キー27brの長押し操作である場合には、現在選択中の選択対象キー要素Sfと同列に属し、且つ、キー要素の配列における左端または右端の第1種キー要素34aを、特定キー要素Smとして特定する。一方、上方向キー27bu,下方向キー27bd、またはOKキー27bmの長押し操作である場合は、各キーに対応した第2種キー要素34bを、特定キー要素Smとして特定する。
次に、CPU11は、特定キー要素Smの表示態様(例えば、色)を、長押しカウンタClの値(すなわち長押し操作の継続時間)に応じて変化させ(S510)、S402に戻る。
このようにすれば、新たな選択対象キー要素Sfの選択の実行が近づきつつあることを、ユーザに知らしめることができる。また、長押し操作が有効に継続中であることをユーザに知らしめることができる。
図4に戻り説明する。次に、S406の判断が否定される場合(S406:No)、CPU11は、取得したイベントがハードキーの解放であるか否かを判断する(S416)。S416の判断が否定される場合(S416:No)、次に、CPU11は、取得したイベントが画面表示の終了であるか否かを判断する(S418)。例えば、図示しないハードキーであるストップキーの押下が検出された場合、CPU11は画面表示の終了を表すイベントを発行するように構成されている。
S418の判断が否定される場合(S418:No)、CPU11は、S402に戻り処理を繰り返すが、S418の判断が肯定される場合(S418:Yes)、CPU11は、この表示制御処理を終了する。一方、S416の判断が肯定される場合(S416:Yes)、CPU11は、S552に移行する。
図5(b)は、表示制御処理の続きを示すフローチャートであって、長押し操作に基づいて新たな選択対象キー要素を実行し、または、長押し操作に対応した処理を実行する処理である。
まず、CPU11はROM12から長押しカウント上限Ctを取得する(S552)。次にCPU11は、長押し操作が所定時間以上継続したか否かを判断する(S554)。具体的には、長押しカウンタClの値が長押しカウント上限Ct以上であるか否かを判断する。S554の判断が否定される場合(S554:No)、CPU11は、長押しカウンタClを0に初期化し、長押しキーKlを「NULL」に初期化する(S564)。そして、S402に戻る。
一方、S554の判断が肯定される場合(S554:Yes)、次に、CPU11は、長押しキーKlの種類を判断する(S556)。長押しキーKlが、上方向キー27buである場合(S556:Kl=↑)、CPU11は、図3(b)を参照して説明したように、ソフトキーボード30の入力モードを切り替え(S558)、S560に移行する。
一方、長押しキーKlが、上方向キー27bu以外のキーである場合(S556:その他)、CPU11は、図2または図3(a),図3(c)を参照して説明したように、特定キー要素Smを、新たな選択対象キー要素Sfとして設定し(S562)、S560に移行する。次に、CPU11は、長押しカウンタClを0に初期化し、長押しキーKlを「NULL」に初期化する(S560)。そして、S402に戻る。
表示制御処理によれば、十字キー27bの長押し操作が所定時間以上継続し、且つ、十字キー27bが解放されることにより、長押し操作が終了したという条件が成立した場合、特定キー要素Smが、新たな選択対象キー要素として選択される。
そして、本実施形態のMFP1によれば、十字キー27の長押し操作が行われてから、その長押し操作が所定時間以上継続し、且つ長押し操作が終了したという条件が成立するまで、特定キー要素Smが示される。よって、長押し操作が行われることにより、これから選択されることになるキー要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良い。
キー要素34a,34bが要素の一例に相当し、第1種キー要素34aが第1種キー要素の一例に相当し、第2種キー要素34bが第2種キー要素の一例に相当し、選択対象キー要素Sfが選択対象要素の一例に相当する。選択対象キー要素Sfに付される色または模様が第1指標の一例に相当し、特定キー要素Smに付される色または模様が第2指標および第3指標の一例に相当し、LCD27aが表示部の一例に相当し、十字キー27bが操作部の一例に相当する。OKキー27bmが短時間押下される操作が行われることが、第1条件の一例に相当し、CPU11が処理実行手段の一例に相当する。特定キー要素Smが特定要素の一例に相当し、S508を実行するCPU11が特定手段の一例に相当する。十字キー27bの長押し操作が所定時間以上継続した後、十字キー27bの長押し操作が終了したという条件が第2条件および第3条件の一例に相当する。S562を実行するCPU11が選択手段の一例に相当する。S510を実行するCPU11が第2表示制御手段の一例に相当する。左方向キー27blまたは右方向キー27brの長押し操作が第1操作の一例に相当し、上方向キー27buまたは下方向キー27bdの長押し操作が第2操作の一例に相当する。制御プログラム12aが処理実行プログラムの一例に相当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、選択対象キー要素Sfや他のキー要素34a,34bとは異なる色または模様を特定キー要素Smに付すことにより、特定キー要素Smを示していたが、例えば、キー要素34a,34bのうち、特定キー要素Smを点滅させることにより、特定キー要素Smを他のキー要素34a,34bと区別して示しても良い。その場合は、点滅するキー要素が第2指標の一例に相当する。その場合、十字キー27bの長押し操作の継続時間に応じて、点滅回数を変更させるように構成しても良い。
また、キー要素34a,34bのうち、特定キー要素Smの大きさを変化させることにより、特定キー要素Smを他のキー要素34a,34bと区別して示しても良い。その場合は、他のキー要素34a,34bと異なる大きさで表示された特定キー要素Smが第2指標の一例に相当する。また、十字キー27bの長押し操作の継続時間に応じて、特定キー要素Smの大きさを変更させるように構成しても良い。また、キー要素34a,34bのうち、特定キー要素Smにカーソルを付すことにより、特定キー要素Smを示しても良い。その場合、当該カーソルが第2指標の一例に相当する。
また、上記実施形態では、十字キー27cの長押し操作が終了したことを条件として、特定キー要素Smを新たな選択対象キー要素Sfとして選択することにしていたが、これに代えて、十字キー27cの長押し操作が所定時間以上となった場合、その操作が終了するか否かに関わらず、特定キー要素Smを新たな選択対象キー要素とするように構成しても良い。この場合、図4に示すS416の判断が肯定された後(S416:Yes)、図5(b)に示すS552に移行することに代えて、長押しキーKlおよび長押しカウンタClを初期化し、次に、図4に示すS402に移行するようにフローチャートを変更する。さらに、図5(a)に示すS510,S512の後、図4に示すS402に移行することに代えて、図5(b)に示すS552に移行するようにフローチャートを変更し、さらに、S564は実行しないようにフローチャートを変更すれば良い。
また、上記実施形態では、左方向キー27blまたは右方向キー27brが長押し操作された場合、配列の端にあるキー要素を特定キー要素Smとして特定することとしていたが、これに代えて、例えば、長押し操作開始時における選択対象キー要素Sfから、指定された方向に2つ以上離隔したキー要素を、特定キー要素Smとして特定するように構成しても良い。この場合において、選択対象キー要素が配列の端に近い位置にあり、指定された方向に2つ以上離隔したキー要素が存在しない場合には、選択対象キー要素と同列であって指定された方向の端にあるキー要素を、特定キー要素Smとして特定するように構成しても良い。
また、上記実施形態では、十字キー27bがハードキーであるものとして説明したが、選択対象キー要素Sfを選択するためのキーは、LCD27aの表示面に表示されるソフトキーであっても良い。この場合、LCD27aの表示面のうち、少なくとも十字キー27bが表示される領域には、タッチパネル(図示せず)が並設されていると良い。
また、上記実施形態では、選択対象キー要素Sfと特定キー要素Smとには、互いに異なる色または模様が付されるものとして説明したが、これらに対し、同一の色または模様が付されるように構成しても良い。
また、本発明は、キーボードと表示装置とが接続されたパーソナルコンピュータにも適用が可能である。例えば、表示装置に表示された文字列のうち、カーソル(第1指標)によってある文字が選択中の要素として選択されている状態において、キーボード上のコントロールキーやファンクションキーと矢印キーとを組み合わせることにより、カーソルの表示位置を、離隔した他の文字へ移動させるように構成されている場合がある。この場合は、例えば、コントロールキーやファンクションキーを押下する第1操作に基づき、カーソルの移動先の文字を予め特定し、第1操作が行われてから矢印キーが押下されるという第2条件が成立するまで、第2指標により、特定された文字をカーソルの移動先位置としてユーザに示すように構成しても良い。
<その他>
<手段>
技術的思想1の処理実行装置は、複数の要素と、前記複数の要素のうちいずれの要素が選択対象要素であるかを示す第1指標とを表示する表示部と、操作を受け付ける操作部と、前記要素のうちいずれかが前記選択対象要素となってから第1条件が成立した場合、前記選択対象要素に対応する処理を実行する処理実行手段と、前記操作部に対する第1操作が行われる場合、当該第1操作に対応した要素を特定要素として特定する特定手段と、前記第1操作が行われてから第2条件が成立した場合、前記特定要素を、新たな選択対象要素として選択する選択手段と、前記第1操作が行われてから前記第2条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第2指標を前記表示部に表示させる表示制御手段とを備える。
技術的思想2の処理実行装置は、技術的思想1の処理実行装置において、前記選択手段は、前記第1操作が所定時間以上継続するという条件を前記第2条件とするものであり、前記表示制御手段は、前記第2指標の表示態様を、前記第1操作の継続時間に応じて変化させるものである。
技術的思想3の処理実行装置は、技術的思想1の処理実行装置において前記選択手段は、前記第1操作が所定時間以上継続した後、前記第1操作が終了したという条件を前記第2条件とするものであり、前記表示制御手段は、前記第1操作の継続時間が前記所定時間以上となったとき、前記第2指標の表示態様を変化させるものである。
技術的思想4の処理実行装置は、技術的思想1の処理実行装置において前記表示部は、前記複数の要素の配列を表示するものであり、前記特定手段は、前記第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記配列において2つ以上離隔した要素または前記配列の端にある要素を、前記特定要素として特定するものである。
技術的思想5の処理実行装置は、技術的思想4の処理実行装置において、前記表示部は、前記複数の要素の配列であって一の方向に他の方向より多くの要素が配された2次元配列を表示するものであり、前記操作部は、前記一の方向と前記他の方向とを指定可能に構成されたものであって、前記特定手段は、前記操作部において前記一の方向を指定する操作を前記第1操作とし、該第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記2次元配列において前記一の方向に2つ以上離隔した要素または前記一の方向において前記配列の端にある要素を、前記特定要素として特定するものである。
技術的思想6の処理実行装置は、技術的思想5の処理実行装置において、前記表示部は、文字、数字または記号を入力する処理に対応する第1種キー要素と、前記第1種キー要素が対応する処理とは異なる処理に対応する第2種キー要素とを、前記要素として表示するものであって、前記特定手段は、前記操作部において前記他の方向を指定する操作を第2操作とし、該第2操作が行われてから第3条件が成立した場合、前記第2種キー要素のいずれかを、前記特定要素として特定するものであり、前記表示制御手段は、前記第2操作が行われてから前記第3条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第3指標を前記表示部に表示させるものである。
技術的思想7の処理実行プログラムは、複数の要素と、前記複数の要素のうちいずれの要素が選択対象要素であるかを示す第1指標とを表示する表示部と、操作を受け付ける操作部と、前記要素のうちいずれかが前記選択対象要素となってから第1条件が成立した場合、前記選択対象要素に対応する処理を実行する処理実行手段とを備えた処理実行装置を、前記操作部に対する第1操作が行われる場合、当該第1操作に対応した要素を特定要素として特定する特定手段と、前記第1操作が行われてから第2条件が成立した場合、前記特定要素を、新たな選択対象要素として選択する選択手段と、前記第1操作が行われてから前記第2条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第2指標を前記表示部に表示させる表示制御手段として機能させる。
<効果>
技術的思想1記載の処理実行装置によれば、第1操作が行われてから第2条件が成立するまで、第2指標により特定要素が示される。よって、第1操作が行われることにより、これから選択されることになる要素を、予めユーザに知らしめることができ、操作性が良いという効果がある。
技術的思想2記載の処理実行装置によれば、技術的思想1記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第2指標の表示態様が第1操作の継続時間に応じて変化させられるので、新たな選択対象要素の選択の実行が近づきつつあることを、ユーザに知らしめることができ、より操作性が良いという効果がある。
技術的思想3記載の処理実行装置によれば、技術的思想1記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第1操作の継続時間が所定時間以上となったとき第2指標の表示態様が変化させられるので、第1操作をそれ以上継続する必要がないことを、ユーザに知らしめることができ、より操作性が良いという効果がある。
技術的思想4記載の処理実行装置によれば、技術的思想1から3のいずれかに記載の処理実行装置の奏する効果に加え、第1操作が行われたときの選択対象要素から、配列において2つ以上離隔した要素または配列の端にある要素が特定要素として特定され、新たな選択対象要素として選択されることになるので、所望の要素を選択するためのユーザ操作の回数を低減することができ、より操作性が良いという効果がある。
技術的思想5記載の処理実行装置によれば、技術的思想4記載の処理実行装置の奏する効果に加え、要素の二次元配列のうち、より多くの要素が配された一の方向を指定する操作が行われたとき、その一の方向に2つ以上離隔した要素または一の方向において配列の端にある要素が特定要素として特定され、新たな選択対象要素として選択されることになるので、目的の要素を選択するための操作が、ユーザにとって直感的に分かりやすく、より操作性が良いという効果がある。
技術的思想6記載の処理実行装置によれば、技術的思想5記載の処理実行装置の奏する効果に加え、要素の二次元配列のうち、より少ない要素が配された他の方向を指定する第2操作については、第2種キー要素の選択が機能として割り当てられているので、操作部を、有効に活用できるという効果がある。なお、請求項6に記載する第3条件は第2条件と同一の条件であっても良く、異なる条件であっても良い。また、請求項6に記載する第3指標は第2指標と同一形態であっても良く、異なる形態であっても良い。
技術的思想7記載の処理実行プログラムによれば、処理実行装置において実行されることにより、請求項1記載の処理実行プログラムと同様の作用効果を奏する。
1 MFP
27a LCD
27b 十字キー
27c ソフトキーボード
Sf 選択対象キー要素
Sm 特定キー要素

Claims (7)

  1. 複数の要素の配列と、前記複数の要素のうちいずれの要素が選択対象要素であるかを示す第1指標とを表示する表示部と、
    操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を第1の時間よりも短い時間押圧する操作が行われる場合、前記配列において前記選択対象要素とされている要素に隣接する要素を、新たな選択対象要素として前記第1指標を前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記要素のうちいずれかが前記選択対象要素となってから第1条件が成立した場合、前記選択対象要素に対応する処理を実行する処理実行手段と、
    前記操作部を前記第1の時間以上押圧する第1操作が行われる場合、当該第1操作に対応した要素を特定要素として特定する特定手段と、
    前記第1操作が行われてから第2条件が成立した場合、前記特定要素を、新たな選択対象要素として選択する選択手段と、
    前記第1操作が行われてから前記第2条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第2指標を前記表示部に表示させる第2表示制御手段とを備え
    前記特定手段は、前記第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記配列において2つ以上離隔した要素を、前記特定要素として特定するものであることを特徴とする処理実行装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1操作が前記第1の時間以上継続するという条件を前記第2条件とするものであり、
    前記第2表示制御手段は、前記第2指標の表示態様を、前記第1操作の継続時間に応じて変化させるものである請求項1記載の処理実行装置。
  3. 前記選択手段は、前記第1操作が前記第1の時間以上継続した後、前記第1操作が終了したという条件を前記第2条件とするものであり、
    前記第2表示制御手段は、前記第1操作の継続時間が前記第1の時間以上となったとき、前記第2指標の表示態様を変化させるものである請求項1記載の処理実行装置。
  4. 前記特定手段は、前記第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記配列において2つ以上離隔し、且つ、前記配列の端にある要素を、前記特定要素として特定するものである請求項1から3のいずれかに記載の処理実行装置。
  5. 前記表示部は、前記複数の要素の配列であって一の方向に他の方向より多くの要素が配された2次元配列を表示するものであり、
    前記操作部は、前記一の方向と前記他の方向とを指定可能に構成されたものであって、
    前記特定手段は、前記操作部において前記一の方向を指定する操作を前記第1操作とし、該第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記2次元配列において前記一の方向に2つ以上離隔し、且つ、前記一の方向において前記配列の端にある要素を、前記特定要素として特定するものである請求項4記載の処理実行装置。
  6. 前記表示部は、文字、数字または記号を入力する処理に対応する第1種キー要素と、前記第1種キー要素が対応する処理とは異なる処理に対応する第2種キー要素とを、前記要素として表示するものであって、
    前記特定手段は、前記操作部において前記他の方向を指定する操作を第2操作とし、該第2操作が行われてから第3条件が成立した場合、前記第2種キー要素のいずれかを、前記特定要素として特定するものであり、
    前記第2表示制御手段は、前記第2操作が行われてから前記第3条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第3指標を前記表示部に表示させるものである請求項5記載の処理実行装置。
  7. 複数の要素の配列と、前記複数の要素のうちいずれの要素が選択対象要素であるかを示す第1指標とを表示する表示部と、
    操作を受け付ける操作部と、
    前記要素のうちいずれかが前記選択対象要素となってから第1条件が成立した場合、前記選択対象要素に対応する処理を実行する処理実行手段とを備えた処理実行装置を、
    前記操作部を第1の時間よりも短い時間押圧する操作が行われる場合、前記配列において前記選択対象要素とされている要素に隣接する要素を、新たな選択対象要素として前記第1指標を前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記操作部を前記第1の時間以上押圧する第1操作が行われる場合、当該第1操作に対応した要素を特定要素として特定する特定手段と、
    前記第1操作が行われてから第2条件が成立した場合、前記特定要素を、新たな選択対象要素として選択する選択手段と、
    前記第1操作が行われてから前記第2条件が成立するまで、前記特定手段により特定された特定要素を示す第2指標を前記表示部に表示させる第2表示制御手段として機能させ、
    前記特定手段は、前記第1操作が行われたときの前記選択対象要素から、前記配列において2つ以上離隔した要素を、前記特定要素として特定することを特徴とする処理実行プログラム。
JP2009225774A 2009-09-30 2009-09-30 処理実行装置および処理実行プログラム Active JP5201112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009225774A JP5201112B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 処理実行装置および処理実行プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009225774A JP5201112B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 処理実行装置および処理実行プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011076280A JP2011076280A (ja) 2011-04-14
JP5201112B2 true JP5201112B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=44020211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009225774A Active JP5201112B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 処理実行装置および処理実行プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5201112B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5462828B2 (ja) * 2011-03-29 2014-04-02 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 選択装置、選択方法、ならびに、プログラム
JP2013140492A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Sharp Corp 表示装置、情報処理装置、画像処理装置および画像形成装置
JP6518622B2 (ja) * 2016-05-16 2019-05-22 シャープ株式会社 表示装置、情報処理装置、画像処理装置および画像形成装置
JP6682067B2 (ja) * 2019-02-26 2020-04-15 株式会社ユピテル 電子機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511971A (ja) * 1991-07-03 1993-01-22 Casio Comput Co Ltd カーソル表示装置
JP3840904B2 (ja) * 2001-02-26 2006-11-01 松下電器産業株式会社 電子機器
JP2005328211A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Funai Electric Co Ltd データ入力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011076280A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5925024B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
US20080215978A1 (en) Display processing device, display processing method, and display processing program
JP5924325B2 (ja) 入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、および、当該制御方法をコンピューターに実行させるためのプログラム
JP2010257374A (ja) 表示装置
JP2010086064A (ja) 情報処理装置、文字入力方法及びプログラム
JP5201112B2 (ja) 処理実行装置および処理実行プログラム
US20160094737A1 (en) Image forming apparatus and recording medium
JP2010262450A (ja) 表示装置
US20180324314A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
KR20060042021A (ko) 전자 기기 및 그 메뉴 표시 제어 방법
EP2362303A2 (en) Display device
JP4844648B2 (ja) 表示装置
JP4509612B2 (ja) 電子機器及びアイコン表示制御方法
JP6390213B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2006155232A (ja) 操作表示装置
JP5924203B2 (ja) 画像表示制御装置、画像表示制御方法およびプログラム
JP5993711B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2018174499A5 (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、プログラム
JP6398520B2 (ja) 装置及びプログラム
JP2011065345A (ja) 数値データ入力装置、画像形成装置およびプログラム
JP2007148589A (ja) 文字入力装置および文字入力方法
JPWO2016121774A1 (ja) 画像形成装置
JP6076320B2 (ja) 画像形成装置および入力方法
JP2007026349A (ja) 文字入力装置及び文字入力プログラム
JP6113090B2 (ja) 情報処理装置、画像形成装置およびタッチパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5201112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3