JP5198883B2 - 腫瘍領域サイズ測定方法および装置ならびにプログラム - Google Patents

腫瘍領域サイズ測定方法および装置ならびにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、3次元医用画像中の腫瘍領域のサイズを測定する方法および装置ならびにプログラムに関するものである。
従来、非特許文献1に記載されているように、腫瘍の最長径を水平断面(体軸と直交する面)で測定し、その値を指標として腫瘍の悪性度を評価する、というガイドラインが定められている。
しかし、このように腫瘍の水平断面を近似する楕円の長軸の長さ(最長径)や短軸の長さ等を用いた2次元的な評価方法では、その評価の指標が腫瘍の3次元的大きさを適切に反映しておらず、正確な評価が行えない場合が生じる。
これに対して、近年、CT装置、MRI装置、超音波診断装置等により取得された多数の2次元画像の群からなる被写体の3次元画像を生成する技術の登場により、特許文献1から3では、腫瘍の体積を腫瘍の大きさを判断する指標として提示するため、3次元医用画像から腫瘍の体積を取得する種々の手法が提案されている。
特開平成8−299341号公報 特開2005−193017号公報 特開2003−265475号公報 "New Guidelines to Evaluate the Response to Treatment in Solid Tumors", RECISTガイドライン、Journal of the National Cancer Institute, Vol92, No. 3, 205-216
しかしながら、医療現場では、非特許文献1のようなガイドラインに沿って、腫瘍の評価の指標としては主に体軸に直交する水平断面内で腫瘍の長軸・短軸の長さが用いられてきたのが現状であり、特許文献1から3による体積のみならず、腫瘍の3次元的大きさをより適切に反映した長軸・短軸の長さを提供することが要望されている。
本発明は、上記事情に鑑み、腫瘍の3次元的大きさを適切に反映した長軸・短軸の長さを提供できる腫瘍領域サイズ測定方法および装置ならびにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の腫瘍領域サイズ測定方法は、3次元医用画像から腫瘍領域を決定し、決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定し、決定された長軸および短軸の長さを腫瘍領域のサイズとして取得することを特徴とするものである。
ここで、長軸および短軸は、腫瘍の正確な評価のため用いられる、腫瘍の3次元的大きさを適切に反映した、腫瘍領域において互いに直交する長い軸および短い軸をいう。
上記方法においては、長軸および短軸の決定は、決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、設定された任意の点を通り、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、決定された長軸を含む、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであってもよい。
ここで、任意の点の設定が、任意に決定した腫瘍領域の複数の断面の重心をそれぞれ任意の点として設定するものであり、長軸の決定が、設定された任意の点毎に、その任意の点を通り、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、取得した任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定するものであってもよい。
また、「設定された任意の点を通り、両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分」とは、必ずしも、任意の点から全方位を極めて細かく検索して得られた、絶対的な意味での長さが最も大きい線分に限らず、その全方位を実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔で間引いた相当多数の方向の線分のうち、長さが最も大きい線分も含まれる。これと同様に、本明細書中において、「面積が最も大きい断面」、「長さが最も大きい線分」、「間隔が最も大きい2点」とは、それぞれ対象となる検索範囲を極めて細かく検索して得られたものに限らず、各検索範囲を実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔で間引いて検索することにより取得されたものも含まれる。
また、長軸および短軸の決定は、決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、設定した任意の点を通る、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであってもよい。
ここで、任意の点の設定が、任意に決定した腫瘍領域の複数の断面の重心をそれぞれ任意の点として設定するものであり、長軸の決定が、設定された任意の点毎に、その任意の点を通る腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、各検出された断面上において、両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、取得した任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定するものであってもよい。
また、長軸および短軸の決定は、腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、決定された長軸を含む、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであってもよい。
また、長軸および短軸の決定は、腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであってもよい。
上記方法においては、決定された長軸および短軸と、取得された長軸および短軸の長さのうちいずれか一方、あるいは両方を表示手段に表示するようにしてもよい。
また、任意の点の設定は、腫瘍領域の重心をその任意の点として設定するものであってもよい。
本発明の腫瘍領域サイズ測定装置は、3次元医用画像から腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、決定された長軸および短軸の長さを腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の画像処理プログラムは、コンピュータに、3次元医用画像から腫瘍領域を決定し、決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定し、決定された長軸および短軸の長さを腫瘍領域のサイズとして取得することを実行させるためのものである。
本発明の腫瘍領域サイズ測定方法および装置ならびにプログラムによれば、3次元医用画像から腫瘍領域を決定し、決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定し、決定された長軸および短軸の長さを腫瘍領域のサイズとして取得することにより、腫瘍の3次元的大きさを適切に反映した長軸・短軸の長さを提供することができる。
上記方法においては、長軸および短軸の決定が、決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、設定された任意の点を通り、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、決定された長軸を含む、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものである場合、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、長軸および短軸の決定が、決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、設定した任意の点を通る、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものである場合にも、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、長軸および短軸の決定が、腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、決定された長軸を含む、腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、検出された断面上において、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものである場合にも、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、長軸および短軸の決定が、腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、決定された長軸に直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものである場合にも、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
以下、図面を参照して本発明の腫瘍領域サイズ測定装置の実施の形態について説明する。なお、図1のような腫瘍領域サイズ測定装置1の構成は、補助記憶装置に読み込まれた画像処理装置プログラムをコンピュータ(たとえばパーソナルコンピュータ等)上で実行することにより実現される。このとき、この腫瘍領域サイズ測定プログラムは、CD-ROM等の情報記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされることになる。
図1に示すように、腫瘍領域サイズ測定装置1は、3次元医用画像から腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定部10、決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する長軸・短軸決定部20、決定された長軸および短軸の長さを腫瘍領域のサイズとして取得する長さ取得部30と、取得された長軸および短軸の長さを表示する表示部40を備えている。
腫瘍領域決定部10は、CT装置、MRI装置、超音波診断装置等により取得された多数の2次元画像の群からなる被写体の3次元医用画像(以下入力画像という)から腫瘍領域を決定するものであり、図2に示すように、価関数取得部11、点設定部12、領域設定部13、特徴量取得部14、評価値算出部15、領域分割部16等を有している。
評価関数取得部11は、アダブースティングアルゴリズム(Adaboosting Algorithm)、ニューラルネットワーク(Neural network)、SVM(Support Vector Machine)等の機械学習の手法を用いて、輪郭が既知である腫瘍領域を含む複数のサンプルの3次元医用画像(以下サンプル画像という)における各ボクセルの特徴量を予め機械学習することにより、各ボクセルが輪郭を示すボクセルであるかどうかをその特徴量に基づいて評価する評価関数を取得するものである。
具体的には、各ボクセルの近傍領域内の輝度情報、たとえば、そのボクセルを中心とするX軸方向5画素×Y軸方向5画素×Z軸方向5画素の立方体の領域内の異なる複数個のボクセルにおける輝度値の組み合わせを、その各ボクセルの特徴量として機械学習し、その各ボクセルが輪郭を示すボクセルであるかどうかをその特徴量に基づいて評価する評価関数を取得する。これにより取得した評価関数は、任意の3次元医用画像中の各ボクセルが腫瘍領域の輪郭を示すボクセルであるかどうかを評価する場合に適用することができる。
点設定部12は、入力画像中の腫瘍領域内に任意の点を設定するものであって、たとえば、腫瘍領域サイズ測定装置1に備えるキーボードやポインティングデバイス等による、操作者の入力に基づいて指定された入力画像上の位置をその任意の点として設定するものであってもよいし、上記特許文献1等の公知の対象領域検出方法により自動検出された腫瘍領域内の各点に一定の質量が与えられているとし、その領域の重心位置をその任意の点として設定するものであってもよい。
なお、この任意の点は、腫瘍領域のおおまかな中心に設定されたものであってもよいし、腫瘍領域の中心から外れた位置に設定されたものであってもよい。
領域設定部13は、点設定部12において設定された点を基準として、入力画像中に腫瘍領域の全体を含むと想われる判別領域を設定するものであって、たとえば、点設定部12において設定された点を中心とした、腫瘍領域のありうる大きさ以上の大きさの領域を判別領域として設定する。これにより、全体の入力画像から注目する領域の範囲を限定でき、以降の処理を高速化することができる。
なお、判別領域は、その周縁形状として立方体形、球形、楕円体等、種々の形状を採用することができる。
特徴量取得部14は、領域設定部13において設定された判別領域内の各ボクセルの特徴量を取得するものであって、上述した各ボクセルの近傍領域内の輝度情報をその各ボクセルにおける特徴量として取得する。
評価値算出部15は、特徴量取得部14において取得した特徴量に基づいて、判別領域内の各ボクセルが輪郭を示すボクセルであるかどうかの評価値を、評価関数取得部11において取得した評価関数を用いて算出するものである。
領域分割部16は、評価値算出部15において算出された各ボクセルの評価値を用いて腫瘍領域の輪郭を決定するものであって、たとえば、Yuri Y. Boykov, Marie-Pierre Jolly, “Interactive Graph Cuts for Optimal Boundary and Region Segmentation of Objects in N-D images”, Proceedings of “International Conference on Computer Vision”, Vancouver, Canada, July 2001 vol.I, p.105-112.や、米国特許第6973212号明細書等に記載されているグラフカット法(Graph Cuts)により、隣接するボクセルが同一領域内のボクセルである確からしさを用いて腫瘍領域と背景領域を分割する際、各ボクセルの評価値を用いてそのボクセルが隣接するボクセルと同一領域内のボクセルである確からしさを算出し、算出された確からしさに基づいて判別領域を腫瘍領域と背景領域とに分割する。これにより、3次元医用画像から腫瘍領域Vを決定でき、決定された腫瘍領域Vと背景領域の境界が腫瘍領域Vの輪郭となる。
長軸・短軸決定部20は、腫瘍領域決定部10において決定された腫瘍領域Vの長軸および短軸を決定するものである。
以下、図3から図5を参照して長軸および短軸を決定する処理の第1の実施形態について説明する。まず、腫瘍領域V内に任意の点Qを設定する。たとえば、腫瘍領域V内の各点に一定の質量が与えられているとし、その領域の重心位置を任意の点Qとして設定する。なお、腫瘍領域サイズ測定装置1に備えるキーボードやポインティングデバイス等による、操作者の入力に基づいて指定された入力画像上の位置を任意の点Qとして設定することもできる。
次に、設定された任意の点Qを通り、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定する。具体的には、図3に示すように、任意の点Qを原点とする3次元座標系を設定し、その点Qからの方向(θ、φ)(0≦θ≦360度、0≦φ≦180度)を設定する。ここで、θはx軸から水平方向の角度であり、φはz軸から垂直方向の角度である。そして、θ=0度と固定し、φ=0、15、30、…、180度に順次変更させ、θ=15度と固定し、φ=(0)、15、30、…、165、(180)度に順次変更させ、…、θ=345度と固定し、φ=(0)、15、30、…、165、(180)度に順次変更させて、それぞれの方向(θ、φ)に伸びた直線が腫瘍領域Vの輪郭と交差する2点C1,C2を、両端点とした線分L(θ、φ)の長さを求め、その長さが最大となる線分を長軸Laとして決定する。
なお、ここでは、任意の点Qからの全方位をx軸からの水平方向あるいはz軸からの垂直方向に角度15度間隔で間引いた方向の線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定する場合について説明したが、この全方位を間引く間隔は、実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔であればよく、必要に応じて任意に設定してもよい。また、任意の点から全方位を極めて細かく検索して、長さが最も大きい線分を検出し、検出された線分を長軸Laとして決定するようにしてもよい。
次に、決定された長軸Laを含む、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面Raを検出する。具体的には、図4に示すように、長軸Laを中心軸とした、基準点(基準とする角度位置から)から反時計方向の角度γ(0≦γ≦180度)を設定し、その角度γを実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔、たとえば15度間隔で順次変更させ、それぞれの角度γと一致するとともに長軸Laを含む腫瘍領域Vの断面R(γ)の面積を求め、その面積が最大となる断面Raを検出する。
なお、ここでは、長軸Laを中心軸とした角度γを実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔で変更させながら、面積が最大となる断面Raを検出する場合について説明したが、角度γを0度から180度までの範囲を極めて細かく検索して、面積が最大となる断面Raを検出するようにしてもよい。
次に、検出された断面Ra上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定する。具体的には、図5に示すように、断面Ra上で長軸Laに直交して伸びた直線を、長軸Laに沿って、実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔d、たとえば1ボクセル間隔で順次設定し、それぞれの位置における直線と腫瘍領域Vの輪郭とが交差する2点C3,C4を、両端点とした線分Si(i=1、2、…)の長さを求め、その長さが最大となる線分を短軸Saとして決定する。
なお、ここでは、直線を長軸Laに沿って実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔dで移動させながら、長さが最大となる線分を検索する場合について説明したが、直線を長軸Laに沿って極めて細かく移動させながら、長さが最大となる線分を検索するようにしてもよい。
以下、長軸および短軸を決定する処理の第2の実施形態について説明する。
まず、上述した第1の実施形態と同様に、腫瘍領域決定部10において決定された腫瘍領域V内に任意の点Qを設定する。
次に、設定した任意の点Qを通る、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面を検出する。具体的には図6に示すように、任意の点Qを原点とする3次元座標系を設定し、その点Qからの方向(θ、φ)(0≦θ≦360度、0≦φ≦180度)を設定する。ここで、θはx軸から水平方向の角度であり、φはz軸から垂直方向の角度である。そして、θ=0度と固定し、φ=0、15、30、…、180度に順次変更させ、θ=15度と固定し、φ=(0)、15、30、…、165、(180)度に順次変更させ、…、θ=345度と固定し、φ=(0)、15、30、…、165、(180)度に順次変更させて、それぞれの方向(θ、φ)を法線方向とするとともに原点Qを通る、腫瘍領域Vの断面R(θ、φ)の面積を求め、その面積が最大となる断面Ra2を検出する。
なお、ここでは、任意の点Qからの全方位をx軸からの水平方向あるいはz軸からの垂直方向に角度15度間隔で間引いて変更させながら、面積が最大となる断面Ra2を検索する場合について説明したが、この全方位を間引く間隔は、実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔であればよく、必要に応じて任意に設定してもよい。また、任意の点から全方位を極めて細かく検索して、面積が最大となる断面Ra2を検出するようにしてもよい。
次に、検出された断面Ra2上において、両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定する。具体的には、断面Ra2の輪郭上に所定の間隔で設定した複数の点から2点ずつ、順次異なる組合せを選択し、各選択された組合せの2点間の距離を求め、その値が最大となる組合せの2点を両端点とした線分を長軸Laとして決定する。
次に、上述した第1の実施形態の短軸Saを決定する方法と同様にして、検出された断面Ra2上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定する。
以下、長軸および短軸を決定する処理の第3の実施形態について説明する。
まず、腫瘍領域Vの輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸La3として決定する。具体的には、図7に示すように、腫瘍領域Vの輪郭上に所定の間隔で設定した複数の点P1(x1、y1)、P2(x2、y2)、、Pi(xi、yi)、、から2点ずつ、順次異なる組合せを選択し、各選択された組合せの2点間の距離を求め、その値が最大となる組合せの2点を両端点とした線分を長軸Laとして決定する。
次に、上述した第1の実施形態の断面Raおよび短軸Saを決定する方法と同様にして、決定された長軸Laを含む、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面Ra3を検出し、検出された断面Ra3上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定する。
以下、長軸および短軸を決定する処理の第4の実施形態について説明する。
まず、上述した第3の実施形態と同様に、腫瘍領域Vの輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸Laとして決定する。
次に、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定する。具体的には、図8に示すように、長軸Laを中心軸とした、所定の基準点(基準とする角度位置から)から反時計方向の角度γ(0≦γ≦360度)を15度間隔で順次変更させ、長軸La上に間隔d(たとえば1ボクセル)で設定された各位置から、それぞれの方向γに伸びた直線と腫瘍領域Vの輪郭とが交差する2点を、両端点とした線分Si(γ)(i=1、2、…)を設定し、その各Si(γ)の長さを求め、その長さが最大となる線分を長軸Saとして決定する。ここで、短軸を探索する角度γの変更間隔や間隔dは、実質的に腫瘍の評価に差し支えない程度の間隔であればよく、必要に応じて任意に設定してもよい。
長さ取得部30は、長軸・短軸決定部20において決定された腫瘍領域Vの長軸laおよび短軸Saの長さを腫瘍領域のサイズとして取得するものであり、たとえば、長軸laおよび短軸Saの長さを測定して取得する。長軸・短軸決定部20における長軸laおよび短軸Saの決定処理において、長軸laおよび/または短軸Saの長さが既知である場合には、その値を取得することもできる。
表示部40は、長軸・短軸決定部20において決定された腫瘍領域Vの長軸laおよび短軸Saと、長さ取得部30において取得された腫瘍領域Vの長軸laおよび短軸Saの長さのうちいずれか一方、あるいは両方をモニター等の表示装置の画面上に表示するものであり、たとえば、図9に示すように、長軸laおよび短軸Saを含む断面画像31上に、長軸laおよび短軸Saを位置並びに長軸laおよび短軸Saの長さを表示させる。
上記実施の形態によれば、3次元医用画像から腫瘍領域Vを決定し、決定された腫瘍領域Vの長軸Laおよび短軸Saを決定し、決定された長軸Laおよび短軸Saの長さを腫瘍領域Vのサイズとして取得することにより、腫瘍の3次元的大きさを適切に反映した長軸・短軸の長さを提供することができる。
また、決定された腫瘍領域V内に任意の点Qを設定し、設定された任意の点Qを通り、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定し、決定された長軸Laを含む、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面Raを検出し、検出された断面Ra上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定することにより、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、決定された腫瘍領域内Vに任意の点Qを設定し、設定した任意の点Qを通る、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面Ra2を検出し、検出された断面Ra2上において、両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定し、検出された断面Ra2上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定することにより、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、腫瘍領域Vの輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸Laとして決定し、決定された長軸Laを含む、腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面Ra3を検出し、検出された断面Ra3上において、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定することにより、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
また、腫瘍領域Vの輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸Laとして決定し、決定された長軸Laに直交し、かつ両端点が腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸Saとして決定することにより、腫瘍を評価するための指標として適切な長軸および短軸を決定することができる。
なお、上記実施の形態においては、長軸・短軸決定部20の第1の実施の形態および第2の実施の形態において、腫瘍領域V内に設定した単一の任意の点に基づいて、長軸および短軸を決定する場合について説明したが、任意に決定した腫瘍領域Vの複数の断面の重心をそれぞれ任意の点として設定し、設定された任意の点毎に、上記第1の実施の形態または第2の実施の形態において説明した長軸決定方法により長さが最も大きい線分を取得し、取得された任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定するようにしてもよい。
たとえば、設定された任意の点毎に、その任意の点を通り、かつ両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、取得した任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定してもよいし、設定された任意の点毎に、その任意の点を通る腫瘍領域Vの断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、各検出された断面上において、両端点が腫瘍領域Vの輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、取得した任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸Laとして決定してもよい。
なお、腫瘍領域Vの複数の断面としては、たとえば体軸に沿って所定の間隔で抽出した、体軸に直交する複数個の断面、向きや位置をランダムで設定した複数個の断面等、腫瘍領域Vを通る2以上の断面を任意に決定して用いる。
本発明の腫瘍領域サイズ測定装置の構成を示すブロック図 腫瘍領域決定部の構成を示す図 長軸・短軸決定部の第1の実施の形態による長軸の決定方法を説明するための図 長軸・短軸決定部の第1の実施の形態による所望の断面の検出方法を説明するための図 長軸・短軸決定部の第1の実施の形態による短軸の決定方法を説明するための図 長軸・短軸決定部の第2の実施の形態による所望の断面の検出方法を説明するための図 長軸・短軸決定部の第3の実施の形態による長軸の決定方法を説明するための図 長軸・短軸決定部の第4の実施の形態による短軸の決定方法を説明するための図 表示部により表示された表示画面の一例を示す図
符号の説明
1 腫瘍領域サイズ測定装置
10 腫瘍領域決定部
20 長軸・短軸決定部
30 長さ取得部
40 表示部
V 腫瘍領域
Q 任意の点
La 長軸
Sa 短軸

Claims (14)

  1. 軸決定手段が、3次元医用画像中の3次元領域である腫瘍領域について、長軸および短軸を決定し、
    長さ取得手段が、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する腫瘍領域サイズ測定方法であって、
    前記長軸および短軸の決定が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定された任意の点を通り、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定方法。
  2. 軸決定手段が、3次元医用画像中の3次元領域である腫瘍領域について、長軸および短軸を決定し、
    長さ取得手段が、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する腫瘍領域サイズ測定方法であって、
    前記長軸および短軸の決定が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定した任意の点を通る、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定方法。
  3. 軸決定手段が、3次元医用画像中の3次元領域である腫瘍領域について、長軸および短軸を決定し、
    長さ取得手段が、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する腫瘍領域サイズ測定方法であって、
    前記長軸および短軸の決定が、
    前記腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定方法。
  4. 前記決定された長軸および短軸を表示手段に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の腫瘍領域サイズ測定方法。
  5. 前記取得された長軸および短軸の長さを表示手段に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の腫瘍領域サイズ測定方法。
  6. 前記任意の点の設定が、前記腫瘍領域の重心を前記任意の点として設定するものであることを特徴とする請求項1または2記載の腫瘍領域サイズ測定方法。
  7. 前記任意の点の設定が、任意に決定した前記腫瘍領域の複数の断面の重心をそれぞれ前記任意の点として設定するものであり、
    前記長軸の決定が、前記設定された任意の点毎に、該任意の点を通り、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、該取得した前記任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定するものであることを特徴とする請求項1記載の腫瘍領域サイズ測定方法。
  8. 前記任意の点の設定が、任意に決定した前記腫瘍領域の複数の断面の重心をそれぞれ前記任意の点として設定するものであり、
    前記長軸の決定が、前記設定された任意の点毎に、該任意の点を通る前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、該各検出された断面上において、両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を取得し、該取得した前記任意の点毎の長さが最も大きい線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定するものであることを特徴とする請求項2記載の腫瘍領域サイズ測定方法。
  9. 3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、
    前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、
    前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段と
    を備えた腫瘍領域サイズ測定装置であって、
    前記軸決定手段が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定された任意の点を通り、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定装置。
  10. 3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、
    前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、
    前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段と
    を備えた腫瘍領域サイズ測定装置であって、
    前記軸決定手段が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定した任意の点を通る、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定装置。
  11. 3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、
    前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、
    前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段と
    を備えた腫瘍領域サイズ測定装置であって、
    前記軸決定手段が、
    前記腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定装置。
  12. コンピュータを、3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段として機能させるための腫瘍領域サイズ測定プログラムであって、
    前記軸決定手段が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定された任意の点を通り、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定プログラム。
  13. コンピュータを、3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段として機能させるための腫瘍領域サイズ測定プログラムであって、
    前記軸決定手段が、
    前記決定された腫瘍領域内に任意の点を設定し、
    前記設定した任意の点を通る、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を長軸として決定し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定プログラム。
  14. コンピュータを、3次元医用画像から腫瘍を表す3次元領域である腫瘍領域を決定する腫瘍領域決定手段と、前記決定された腫瘍領域の長軸および短軸を決定する軸決定手段と、前記決定された長軸および短軸の長さを前記腫瘍領域のサイズとして取得する取得手段として機能させるための腫瘍領域サイズ測定プログラムであって、
    前記軸決定手段が、
    前記腫瘍領域の輪郭上の点のうち、間隔が最も大きい2点を結ぶ線分を長軸として決定し、
    前記決定された長軸を含む、前記腫瘍領域の断面のうち、面積が最も大きい断面を検出し、
    前記検出された断面上において、前記決定された長軸に直交し、かつ両端点が前記腫瘍領域の輪郭上にある線分のうち、長さが最も大きい線分を短軸として決定するものであることを特徴とする腫瘍領域サイズ測定プログラム。
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