JP5195473B2 - 吸液タンクおよびこれを備えた液滴吐出装置 - Google Patents

吸液タンクおよびこれを備えた液滴吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、吸引装置により上部空間を負圧にすることで、吸液対象物から液体を吸引しトラップする吸液タンクおよびこれを備えた液滴吐出装置に関するものである。
従来、この種の吸液タンク(回収タンク)として、タンクの液中に連通する液体流入口と、吸引装置に接続されると共に液面の上部空間に連通する気体流出口とを有するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2008−80209号公報
ところで、液体流入口を液中に浸漬した状態が続くと、液体流入口が腐食してしまう。そのため、吸液タンクにおける液面の上方(上部空間)に液体流入口を設け、液体を液面の上方から流下させて、回収する構造を用いている。
しかしながら、このような構成では、液体が液面に流下した際、液体が飛散(ミスト化)し、飛散したミスト状態の液体が気体流出口に入り込んで、吸引系の装置(特にシール部分等)を腐食させてしまうという問題があった。すなわち、流下する液体の流速や吸液タンク内での落下距離が許容範囲を超えてしまうと、液体の飛散が顕著になり支障が生じてしまう。なお、液体流入口と液面との距離を極力短くすることも考えられるが、かかる場合、液体回収により液面の高さが高くなってしまうと、液体流入口が液中に浸漬してしまう。
本発明は、上部空間に開口した液体流入口から液面に流下する液体の、飛散を抑制することができる吸液タンクおよびこれを備えた液滴吐出装置を提供することを課題としている。
本発明の吸液タンクは、液面の上部空間に連通する液体流入口が吸液対象物に接続されると共に上部空間に連通する気体流出口が吸引装置に接続され、吸引装置により上部空間を負圧にすることで、吸液対象物から液体を吸引しトラップする吸液タンクであって、上部空間に配設され、液体流入口から流入する液体が衝突する邪魔板と、邪魔板に衝突した液体を邪魔板から液面に導く導水壁を有する導水部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、液体流入口から流入した液体が邪魔板に衝突し、導水壁によって、液面に導かれる。このように、液体流入口から流入した液体の落下距離を短くすることができ、且つその流速を減じて液面に導くようにしているため、液面における液体の飛散を抑えることができる。また、液面の高さが高くなったとしても、液体流入口が液中に浸漬してしまうことがない。なお、ここにいう導水壁とは、厚みのない面を表す概念である。
上記の吸液タンクにおいて、液体流入口がタンク天壁に開口すると共に、邪魔板が液体流入口の直下に水平に配設され、導水部材が、所定の間隙を存して邪魔板を囲繞すると共に内面を導水壁とする筒体で構成されていることが好ましい。
この場合、導水部材の上端は、タンク天壁に固着されていることが好ましい。
これらの構成によれば、液体流入口をタンク天壁に設けることで、液体流入口の腐食を抑えることができる。また、液体流入口からの液体を受ける邪魔板が水平に設けられているため、これに流下した液体は、邪魔板上を放射状に流れることになる。このため、流下した液体の流速を極端に減じた後、導水壁に導くことができる。さらに、邪魔板を囲繞するように導水壁を設けることで、導水壁が防液カバーとなり、邪魔板に衝突した液体が、吸液タンク全体に飛散することを防止することができる。またさらに、導水部材をタンク天壁に固着しておくことで、防液カバーとしての機能を高めることができる。
この場合、導水部材の下端は、タンク底壁の近傍まで延在していることが好ましい。
この構成によれば、導水部材の下端が、タンク底壁の近傍まで延在しているため、液面の高低に係わらず、衝突した液体をゆっくりした速度のまま液面まで導くことができる。
この場合、導水部材には、導水部材の内外を連通する連通孔および/または切欠き部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、導水部材の内外を連通する連通孔および/または切欠き部を形成することで、導水部材の内外での圧力を均一化することができる。
この場合、導水部材と邪魔板との間の所定の間隙で構成される間隙面積と、液体流入口の断面積と、が略同一に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、導水部材と邪魔板との間隙面積と、液体流入口の断面積と、を略同一に形成することで、液体流入口からの流入量と、導水部材と邪魔板との間隙からの流出量とが略同一となるため、液体の飛散を抑制しつつ、液面まで円滑に導くことができる。
上記の吸液タンクにおいて、タンク内周壁が、導水壁の一部を兼ねていることが好ましい。
この構成によれば、吸液タンクのタンク内周壁と導水部材とを一体に形成(兼用)することができるため、吸液タンクを簡単な構成とすることができる。
上記の吸液タンクにおいて、邪魔板は、下り傾斜に配設されると共に下流端がタンク内周壁に所定間隙を存して対峙しており、タンク内周壁が導水部材を兼ねていることが好ましい。
この構成によれば、液体流入口から流入した液体が邪魔板に衝突し、その後、邪魔板に導かれて、タンク内周壁に達し、液面まで導かれる。このように、吸液タンクのタンク内周壁と導水部材とを一体に形成(兼用)することができるため、吸液タンクを簡単な構成とすることができる。
これらの場合、タンク内周壁の上下略中間位置に設けられ内側に突出する環状枠体を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、タンク自身の強度アップを図ることができ、薄手の板材でタンク容量を大きくすることができる。
これらの場合、吸液対象物が、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに離接自在に構成され、機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引キャップであり、吸引装置が、二次側を気体流出口に接続されたエジェクターであることが好ましい。
この構成によれば、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドの吸引システムに、上記の吸液タンクを適用することにより、機能液滴吐出ヘッドの吸引処置を精度良く実施することができる。また、吸引装置をエジェクターで構成することにより、吸引装置を簡単な構成とすることができる。
本発明の液滴吐出装置は、上記の吸液タンクと、吸液タンクに接続された吸引キャップと、吸引キャップが離接する機能液滴吐出ヘッドと、吸液タンクに接続されたエジェクターと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、液滴吐出装置の吸引システムに、上記の吸液タンクを適用することにより、機能液滴吐出ヘッドの吸引処置を精度良く実施することができ、ひいては、機能液滴吐出ヘッドによる描画処理を精度良く実施することができる。
本発明の実施形態に係る液滴吐出装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る液滴吐出装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る液滴吐出装置の側面図である。 機能液滴吐出ヘッドを搭載したヘッドユニットを模式的に表した平面図である。 機能液滴吐出ヘッドの表裏外観斜視図である。 吸引ユニットの側面図である。 キャップユニットの平面図である。 吸引ユニットの配管系統図である。 廃液タンクの断面斜視図である。 廃液タンクの断面図(a)および平面図(b)である。 第1変形例の廃液タンクの断面図(a)および平面図(b)である。 第2変形例の廃液タンクの断面図(a)および縦断面図(b)である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の吸液タンクを適用した液滴吐出装置について説明する。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液(液体)を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、有機EL装置の各画素となる発光層やカラーフィルタのフィルタエレメント等を形成するものである。特に、この液滴吐出装置は、吸引ユニットに、機能液の飛散を抑制することができる廃液タンク(吸液タンク)を用いることで、機能液の飛散による不具合を抑制することができる。
図1ないし図3に示すように、液滴吐出装置1は、石定盤に支持されたX軸支持ベース21上に配設され、主走査方向となるX軸方向に延在してワークWをX軸方向に移動させるX軸テーブル2と、複数本の支柱11を介してX軸テーブル2を跨ぐように架け渡された1対のY軸支持ベース31上に配設され、副走査方向となるY軸方向に延在するY軸テーブル3と、Y軸テーブル3に移動自在に吊設され、複数(12個)の機能液滴吐出ヘッド13がそれぞれ搭載された13個のキャリッジユニット4と、から構成されている。さらに、液滴吐出装置1は、これらの装置を、温度および湿度が管理された雰囲気内に収容するチャンバー5と、チャンバー5を貫通して、機能液滴吐出ヘッド13に機能液を供給する機能液供給ユニット6と、各ユニットを制御する制御装置(図示省略)と、を備えており、チャンバー5の側壁の一部には、機能液供給ユニット6の主要部を為すメインタンク60等を収納するタンクキャビネット50が設けられている。液滴吐出装置1は、X軸テーブル2およびY軸テーブル3の駆動と同期して機能液滴吐出ヘッド13を吐出駆動させることにより、機能液供給ユニット6から供給された6色の機能液滴を吐出させ、ワークWに所定の描画パターンが描画される。
また、液滴吐出装置1は、フラッシングユニット15、吸引ユニット16、ワイピングユニット17、吐出性能検査ユニット18から成るメンテナンス装置7を備えており、これらユニットを機能液滴吐出ヘッド13の保守に供して、機能液滴吐出ヘッド13の機能維持・機能回復を図るようになっている。本実施形態の液滴吐出装置1では、X軸テーブル2とY軸テーブル3とが交わる部分にキャリッジユニット4を臨ませてワークWの描画を行い、Y軸テーブル3とメンテナンス装置7(吸引ユニット16、ワイピングユニット17)が交わる部分にキャリッジユニット4を臨ませて、機能液滴吐出ヘッド13の機能維持・機能回復を行う。
図2および図3に示すように、X軸テーブル2は、ワークWを吸着セットすると共にθ軸方向に補正可能な機構を有するセットテーブル22と、セットテーブル22をX軸方向にスライド自在に支持するX軸第1スライダー23と、上記のフラッシングユニット15および吐出性能検査ユニット18をX軸方向にスライド自在に支持するX軸第2スライダー24と、X軸方向に延在し、X軸第1スライダー23およびX軸第2スライダー24をX軸方向に移動させる左右一対のX軸リニアモーター(図示省略)と、を備えている。
Y軸テーブル3は、13個のキャリッジユニット4をそれぞれ吊設した13個のブリッジプレート32と、13個のブリッジプレート32を両持ちで支持する13組のY軸スライダー(図示省略)と、一対のY軸支持ベース31上に設置され、ブリッジプレート32をY軸方向に移動させる一対のY軸リニアモーター(図示省略)と、を備えている。また、Y軸テーブル3は、各キャリッジユニット4を介して描画時に機能液滴吐出ヘッド13を副走査するほか、機能液滴吐出ヘッド13を吸引ユニット16およびワイピングユニット17に臨ませる。この場合、各キャリッジユニット4を独立させて個別に移動させることも可能であるし、13個のキャリッジユニット4を一体として移動させることも可能である。
各キャリッジユニット4は、R・G・B・C・M・Yの6色、各2個(計12個)の機能液滴吐出ヘッド13と、12個の機能液滴吐出ヘッド13を6個ずつ2群に分けて支持するヘッドプレート41と、から成るヘッドユニット42を備えている(図4参照)。また、各キャリッジユニット4は、ヘッドユニット42をθ補正(θ回転)可能に支持するθ回転機構43と、θ回転機構43を介して、ヘッドユニット42をブリッジプレート32に支持させる吊設部材44と、を備えている。加えて、各キャリッジユニット4は、その上部にサブタンク45が配設されており(実際には、ブリッジプレート32上に配設)、このサブタンク45から自然水頭を利用し、かつ圧力調整弁を介して各機能液滴吐出ヘッド13に機能液が供給されるようになっている。なお、本実施形態においては、キャリッジユニット4の個数を13個、各キャリッジユニット4に搭載される機能液滴吐出ヘッド13の個数を12個としたが、キャリッジユニット4の個数および各キャリッジユニット4に搭載される機能液滴吐出ヘッド13の個数は任意である。
図5に示すように、機能液滴吐出ヘッド13は、いわゆる2連のインクジェットヘッドであり、2連の接続針54を有する機能液導入部51と、機能液導入部51に連なる2連のヘッド基板52と、ヘッド基板52の下方に連なり機能液を吐出するヘッド本体53と、を備えている(図5(a)参照)。
機能液導入部51は、一対の接続針54を有しており、サブタンク45から機能液の供給を受けるようになっている。また、ヘッド本体53は、ピエゾ素子等で構成される2連のポンプ部55と、複数の吐出ノズル57が形成されたノズル面58を有するノズルプレート56と、を有している。ノズルプレート56のノズル面58に形成された多数の吐出ノズル57は、相互に平行且つ半ノズルピッチ位置ズレして列設された2列のノズル列NLを構成しており、各ノズル列NLは、等ピッチで並べた180個の吐出ノズル57で構成されている(図5(b)参照)。ヘッド基板52には、2連のコネクタ59が設けられており、各コネクタ59は、フレキシブルフラットケーブル(図示省略)を介して上記の制御装置に接続されている。そして、この制御装置から出力された駆動波形が各コネクタ59を介して各ポンプ部55(圧電素子)に印加されることで、各吐出ノズル57から機能液が吐出される。
図1ないし図3に示すように、フラッシングユニット15は、一対の描画前フラッシングユニット61,61と、定期フラッシングユニット62とを有し、描画処理直前や、ワークWの載換え時等の描画処理休止時に行われる、機能液滴吐出ヘッド13の捨て吐出を受ける。吸引ユニット16は、13台のキャップユニット71を有し、各機能液滴吐出ヘッド13の吐出ノズル57から機能液を強制的に吸引すると共に、キャッピングを行う。ワイピングユニット17は、吸引後の機能液滴吐出ヘッド13のノズル面58を拭取る。吐出性能検査ユニット18は、機能液滴吐出ヘッド13の吐出の有無および飛行曲りを検査する。
定期フラッシングユニット62は、機能液を受ける定期フラッシングボックス64と、上記のX軸第2スライダー24に搭載され、定期フラッシングユニット62の両端を高さ調整可能に支持する一対のボックス支柱部材65と、を有している。定期フラッシングユニット62は、ワークWの載換え時等のように、描画処理を一時的に休止される時に、ヘッドユニット42の全機能液滴吐出ヘッド13を吐出駆動して行われる定期フラッシングの機能液を受けるためのものである。これにより、描画休止時の機能液滴吐出ヘッド13の乾燥およびノズル詰まりを防止することができる。
描画前フラッシングユニット61は、機能液を受ける一対の描画前フラッシングボックス63と、一対の各描画前フラッシングボックス63をセットテーブル22に支持させる一対のボックス支持部材(図示省略)と、で構成されている。描画前フラッシングユニット61は、ワークWに機能液を吐出させる直前にヘッドユニット42の全機能液滴吐出ヘッド13を吐出駆動して行う、描画前フラッシングの機能液を受けるためのものである。これにより、描画直前の機能液滴吐出ヘッド13の吐出を安定させることができ、ワークWに対して精度良い描画処理を行うことができる。
次に、図6ないし図8を参照して、吸引ユニット16について詳細に説明する。吸引ユニット16は、12個の機能液滴吐出ヘッド13に対応する12個のヘッドキャップ81をキャッププレート82に配置した13台のキャップユニット71と、支持部材83を介して各キャップユニット71を昇降させる13台の昇降機構73と、各キャップユニット71に連なると共に機能液の吸引流路を有する13個の吸引流路系74と、各吸引流路系74に連なると共に2つの圧力水準に対応した2つの廃液タンク101を有する吸引機構75と、を備えている。また、吸引ユニット16は、後述する圧力制御機構102等に制御用の圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給設備76と、各部から排気を行うための排気設備77と、廃液タンク101に接続され、貯留された機能液を廃液する機能液廃液設備78と、を備えている。
図7に示すように、キャップユニット71は、各色2個、計12個の機能液滴吐出ヘッド13に対応したヘッドキャップ(吸引キャップ)81と、これらを搭載したキャッププレート82と、から成り、12個のヘッドキャップ81は、12個の機能液滴吐出ヘッド13と同じ並びで且つ同じ傾き姿勢で、キャッププレート82に搭載されている。
図6に示すように、昇降機構73は、支持部材83を介してヘッドキャップ81を直接昇降させる昇降シリンダー84と、昇降シリンダー84による昇降をガイドする一対のリニアガイド85と、これらを支持するベース部86と、を有している。支持部材83は、上端にキャップユニット71を支持する支持フレーム72を有する支持部材本体と、12個のヘッドキャップ81の大気開放弁(図示省略)を一括して開放するための大気開放フレーム88と、大気開放フレーム88を下動させる一対のエアーシリンダー89,89と、を有している。昇降機構73は、吸引用の密接位置と、フラッシング用の離間位置と、ヘッドユニット42の交換やキャップユニット71の消耗品交換(メンテナンス)用の交換位置との間でキャップユニット71を3段階に昇降させる。
図8に示すように、各吸引流路系74は、各キャップユニット71に連なるキャップ側流路系90と、キャップ側流路系90に連なるタンク側流路系91と、から構成されている。キャップ側流路系90は、上流端を各ヘッドキャップ81に接続した同種流路92と、同種流路92の下流側を合流継手108を介して機能液の色別に合流させた個別吸引流路93と、合流させた個別吸引流路93の下流端が接続される一次マニホールド94と、から構成されている。すなわち、上記の6色、各2個(計12個)の機能液滴吐出ヘッド13に対応する12個のヘッドキャップ81に接続された各2本の同種流路92が合流継手108を介して合流し、計6本の個別吸引流路93に接続され、この6本の個別吸引流路93が、その各下流端で一次マニホールド94に接続されている。また、下流側において合流した個別吸引流路93には、機能液の色別に個別吸引流路93を開閉する個別流路開閉バルブ95が介設されている。
タンク側流路系91は、上流端を一次マニホールド94に接続した複数の分配吸引流路96と、複数の分配吸引流路96の下流端が接続した2つの二次マニホールド97と、上流端を各二次マニホールド97に接続し、下流端を各廃液タンク101に接続した主吸引流路98と、から構成されている。また、分配吸引流路96は、2つの圧力水準に対応して、各キャップユニット71当たり、2本ずつ接続されており、各分配吸引流路96には、2つの圧力水準を選択的に切り換える分配流路開閉バルブ99が介設されている。各主吸引流路98には、各廃液タンク101に流入する機能液の流量を検出する流量計100が介設されている。なお、個別流路開閉バルブ95および分配流路開閉バルブ99は、単なる開閉弁であり、一方を「開」、他方を「閉」とすることで、流路切換えができるものである。
一次マニホールド94および二次マニホールド97は、上端を円板状の蓋体により閉塞されたロート状に形成された円盤状マニホールドで構成されている。この場合、一次マニホールド94では、6本の個別吸引流路93の下流端が、円盤状マニホールドの周方向に均等配置するように、蓋体に接続されている。同様に、二次マニホールド97では、13本の分配吸引流路96の下流端が、円盤状マニホールドの周方向に均等配置するように、或いは周方向に2重に且つ均等配置するように蓋体に接続されている。
吸引機構75は、吸引した機能液を廃液(貯留)する2つの廃液タンク(吸液タンク)101と、各廃液タンク101の内部圧力を制御する一対の圧力制御機構102と、を備えており、圧力制御機構102により、廃液タンク101の内部圧力が個別に調整され、分配吸引流路96を介して各ヘッドキャップ81が負圧(吸引)に制御される。これによって、吸引した機能液が、廃液タンク101にトラップされる。
圧力制御機構102は、上流側を各廃液タンク101の上部空間Sに接続した連通流路109と、連通流路109、圧縮エアー供給設備76および排気設備77に接続されたエジェクター(吸引装置)110と、エジェクター110と圧縮エアー供給設備76の間の流路に介設され、エジェクター110に供給される圧縮エアーの圧力を調整する電空レギュレーター111と、電空レギュレーター111に隣接して介設された流量センサー112と、を備えている。すなわち、エジェクター110は、圧縮エアー供給設備76から一次側に圧縮エアーを導入すると共に、二次側を廃液タンク101の上部空間Sに接続している。電空レギュレーター111により圧力が調整され、エジェクター110に供給された圧縮エアーの随伴流によって、連通流路109中のエアーが排気設備77側に引っ張られる形で、廃液タンク101の内部が減圧制御される。これにより、各廃液タンク101は、圧力制御機構102により個別に適正吸引圧力に圧力調整される。
2つの廃液タンク101は、一方を高圧用(第1水準)として用い、他方を低圧用(第2水準)として用いる。すなわち、高圧用の廃液タンク101と低圧用の廃液タンク101を適宜使い分けることで、効率良く吸引処理を実施している。
ここで図8ないし図10を参照して、廃液タンク101について説明する。図8ないし図10に示すように、各廃液タンク101は、いわゆる密閉タンクで構成されたタンク本体105と、タンク本体105の上部空間Sに接続され、内部圧力を検出する圧力計106と、タンク本体105の側方に配設され、貯留された機能液の液位を検出する液位検出手段107と、を備えている。また、各廃液タンク101は、上記したように、主吸引流路98、機能液廃液設備78(連通流路109)および圧力制御機構102にそれぞれ接続されている。さらに、各廃液タンク101には、上記した定期フラッシングユニット62および描画前フラッシングユニット61が、フラッシング流路66を介して接続されている。なお、各フラッシング流路66は、流路切替バルブ67を介して、高圧用の廃液タンク101および低圧用の廃液タンク101に、それぞれ接続されており、任意の1の廃液タンク101に接続を切り替えられるようになっている。
液位検出手段107は、上下端をタンク本体105に連通すると共に透過部120aを有した液柱120と、液柱120の透過部120aに臨む上限センサー121、下限センサー122およびオーバーフローセンサー123と、を備えている。上限センサー121は、タンク本体105の略中間位置に配設され、貯留した機能液の上限液位を検出する。下限センサー122は、上限センサー121の下方に配設され、貯留した機能液の下限液位を検出する。オーバーフローセンサー123は、上限センサー121の上方に配設され、貯留した機能液のオーバーフローの液位を検出する。制御装置は、上限液位を検出すると、機能液廃液設備78側の流路に介設された廃液開閉弁79を開放し機能液廃液設備78に機能液を廃液する。一方、下限液位を検出すると、廃液開閉弁79を閉弁して廃液を終了する。さらに、オーバーフローを検出すると、エラーと判断し、圧力制御機構102の駆動を停止して、吸引処理を停止する。
タンク本体105は、ロート状の底部131を有した略長方体に形成されており、「L」字状の一対の支持脚片132,132によって、直立支持されている。タンク本体105は、天壁(タンク天壁)133aを形成する蓋部133と、周壁および底部131を形成する槽部134と、を備えており、槽部134に対し、蓋部133がネジ止め固定されている。
槽部134には、タンク内周壁134aの上下略中間位置に設けられ内側に突出するリブ状の枠体(環状枠体)141と、機能液廃液設備78が接続されると共に、底部131に開口した液体流出口142と、が設けられている。具体的には、液体流出口142は、ロート状の底部131の頂部に開口している。
枠体141は、タンク内周壁134aに倣う環状の周縁枠151と、周縁枠151から延びタンク内の真ん中を横断する中桟152と、を備えている。このように、タンク内周壁134aの上下略中間位置に環状の枠体141を設けることで、タンク自身の強度アップを図ることができ、薄手の板材でタンク容量を大きくすることができる。
蓋部133(タンク本体105の天壁133a)には、主吸引流路98に接続されると共に、タンク本体105の天壁133aに開口した第1液体流入口(液体流入口)161と、フラッシング流路66に接続されると共に、タンク本体105の天壁133aに開口した第2液体流入口(液体流入口)162と、圧力制御機構102に接続されると共に、タンク本体105の天壁133aに開口した気体流出口163と、各液体流入口161,162の直下にそれぞれ配設した円形の2つの邪魔板164と、各邪魔板164を囲うように配設した円筒体の2つの導水部材165と、が設けられている。すなわち、主吸引流路98、フラッシング流路66および圧力制御機構102は、液面Aの上部空間Sに連通されている。
各邪魔板164は、各液体流入口161,162から流入する機能液が衝突するものであり、液面Aの上部空間Sで且つ、液体流入口161.162の直下に水平に配設されている。各邪魔板164は、各一対の支持ロッド166によって、タンク本体105の天壁133aに吊設されている。
導水部材165は、上端がタンク本体105の天壁133aに固着されており、所定の間隙を存して邪魔板164を囲繞する円筒体で構成されている。すなわち、導水部材165の内周面(内面)165aは、邪魔板164に衝突した機能液を邪魔板164から液面Aに導く導水壁となる。また、導水部材165の下端は、略オーバーフローセンサー123の位置(オーバーフローの液位)となっている。なお、図示省略するが、導水部材165には、導水部材165の内外を連通する連通孔および/または切欠き部を形成しても良く、これにより、導水部材165の内外における圧力を均一化することができる。
液体流入口161,162から流入した機能液は、直下に配設された邪魔板164に衝突し、その後、導水部材165によって、邪魔板164から液面Aに導かれる。
なお、導水部材165と邪魔板164との間の所定の間隙で構成される間隙面積と、液体流入口161,162の断面積と、が略同一に形成されていることが好ましい。これにより、液体流入口161,162からの流入量と、導水部材165と邪魔板164との間隙からの流出量とが略同一となるため、機能液の飛散を抑制しつつ、液面Aまで円滑に導くことができる。
以上のような構成によれば、液体流入口161,162から流入した機能液の落下距離を短くすることができ、且つその流速を減じて液面Aに導くようにしているため、液面Aにおける機能液の飛散を抑えることができる。また、液面Aの高さが高くなったとしても、液体流入口161,162が液面A(液中)に浸漬してしまうことがない。
また、液体流入口161,162をタンク本体105の天壁133aに設けることにより、液体流入口161,162の腐食を抑えることができる。また、液体流入口161,162からの機能液を受ける邪魔板164が水平に設けられているため、これに流下した機能液は、邪魔板164上を放射状に流れることになる。このため、流下した機能液の流速を極端に減じた後、導水壁に導くことができる。さらに、邪魔板164を囲繞するように導水壁(導水部材165)を設けることで、導水壁が防液カバーとなり、邪魔板164に衝突した機能液が、廃液タンク101全体に飛散することを防止することができる。またさらに、導水部材165を天壁133aに固着しておくことで、防液カバーとしての機能を高めることができる。
なお、本実施形態においては、液面Aの上部空間Sに導水部材165を配設したが、導水部材165の下端が、タンク底壁(底部131)の近傍まで延在する構成であっても良い。掛かる場合、導水部材165の下端が、タンク底壁(底部131)の近傍まで延在しているため、液面Aの高低に係わらず、衝突した機能液をゆっくりした速度のまま液面Aまで導くことができる。
次に、図11および図12を参照して、廃液タンク101の第1変形例および第2変形例について、異なる部分のみ説明する。図11は、第1変形例の廃液タンク101の断面図(a)および平面図(b)であり、図12は、第2変形例の廃液タンク101の断面図(a)および縦断面図(b)である。
図11に示すように、第1変形例の廃液タンク101は、円筒状の導水部材165を排除したものである。第1変形例の廃液タンク101では、邪魔板164を方形に形成すると共に、その3辺を、タンク内周壁134aに所定間隙で対峙するように形成する。具体的には、左側に設けられた第1液体流入口161の邪魔板164は、右辺を除く3辺をタンク内周壁134aに対峙し、右側に設けられた第2液体流入口162の邪魔板164は、左辺を除く3辺をタンク内周壁134aに対峙する。一方、導水部材165の一部として、各邪魔板164のタンク内周壁134aに対峙しない辺に、所定間隙で対峙すると共に、天壁133aに固着した2枚の導水平板171を有している。そのため、液体流入口161,162から流入した機能液は、邪魔板164に衝突し、その後、導水平板171およびタンク内周壁134aによって、邪魔板164から液面Aに導かれる。すなわち、タンク内周壁134aが、導水部材165の一部を兼ねている構成となっている。この構成によれば、廃液タンク101のタンク内周壁134aと導水部材165とを一体に形成(兼用)することができるため、廃液タンク101を簡単な構成とすることができる。
図12に示すように、第2変形例の廃液タンク101は、円筒体の導水部材165を排除すると共に、邪魔板164として、下り傾斜に配設される方形の平板を用いる構成である。当該邪魔板164は、下流端がタンク内周壁134aに所定間隙を存して対峙させる。そのため、液体流入口161,162から流入した機能液は、邪魔板164に衝突し、その後、邪魔板164に導かれて、タンク内周壁134aに達し、液面Aに導かれる。すなわち、タンク内周壁134aが導水壁を兼ねている構成である。この構成によれば、廃液タンク101のタンク内周壁134aと導水部材165とを一体に形成(兼用)することができるため、廃液タンク101を簡単な構成とすることができる。
なお、第1変形例および第2変形例では、枠体141が、タンク内周壁134aを伝わって流下する機能液の流速を減ずるように作用する。
なお、本実施形態においては、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の6色の機能液が供給される機能液滴吐出ヘッド13を用いたものを使用しているが、供給される機能液の色数、色種は任意である。
1:液滴吐出装置、 13:機能液滴吐出ヘッド、 81:ヘッドキャップ、 101:廃液タンク、 110:エジェクター、 131:底部、 133a:天壁、 134a:タンク内周壁、 141:枠体、 161:第1液体流入口、 162:第2液体流入口、 163:気体流出口、 164:邪魔板、 165:導水部材、 165a:内周面、 A:液面、 S:上部空間

Claims (11)

  1. 液面の上部空間に連通する液体流入口が吸液対象物に接続されると共に前記上部空間に連通する気体流出口が吸引装置に接続され、前記吸引装置により前記上部空間を負圧にすることで、前記吸液対象物から液体を吸引しトラップする吸液タンクであって、
    前記上部空間に配設され、前記液体流入口から流入する前記液体が衝突する邪魔板と、
    前記邪魔板に衝突した前記液体を前記邪魔板から前記液面に導く導水壁を有する導水部材と、を備えたことを特徴とする吸液タンク。
  2. 前記液体流入口がタンク天壁に開口すると共に、前記邪魔板が前記液体流入口の直下に水平に配設され、
    前記導水部材が、所定の間隙を存して前記邪魔板を囲繞すると共に内面を前記導水壁とする筒体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸液タンク。
  3. 前記導水部材の上端は、前記タンク天壁に固着されていることを特徴とする請求項2に記載の吸液タンク。
  4. 前記導水部材の下端は、タンク底壁の近傍まで延在していることを特徴とする請求項2または3に記載の吸液タンク。
  5. 前記導水部材には、前記導水部材の内外を連通する連通孔および/または切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の吸液タンク。
  6. 前記導水部材と前記邪魔板との間の前記所定の間隙で構成される間隙面積と、前記液体流入口の断面積と、が略同一に形成されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の吸液タンク。
  7. タンク内周壁が、前記導水壁の一部を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の吸液タンク。
  8. 前記邪魔板は、下り傾斜に配設されると共に下流端がタンク内周壁に所定間隙を存して対峙しており、
    前記タンク内周壁が前記導水部材を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の吸液タンク。
  9. タンク内周壁の上下略中間位置に設けられ内側に突出する環状枠体を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の吸液タンク。
  10. 前記吸液対象物が、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに離接自在に構成され、前記機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引キャップであり、
    前記吸引装置が、二次側を前記気体流出口に接続されたエジェクターであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の吸液タンク。
  11. 請求項10に記載の吸液タンクと、
    前記吸液タンクに接続された前記吸引キャップと、
    前記吸引キャップが離接する前記機能液滴吐出ヘッドと、
    前記吸液タンクに接続された前記エジェクターと、を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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