JP5195215B2 - Frame mall - Google Patents
Frame mall Download PDFInfo
- Publication number
- JP5195215B2 JP5195215B2 JP2008241005A JP2008241005A JP5195215B2 JP 5195215 B2 JP5195215 B2 JP 5195215B2 JP 2008241005 A JP2008241005 A JP 2008241005A JP 2008241005 A JP2008241005 A JP 2008241005A JP 5195215 B2 JP5195215 B2 JP 5195215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame molding
- caulking
- holder
- molding
- crimping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
本発明は、樹脂ホルダーを有するホルダー部材を備えた車両のフレームモールに関する。 The present invention relates to a vehicle frame molding including a holder member having a resin holder.
従来技術の車両のフレームモールとして、図11に示すように、ドアフレーム101に装着されるロアモール116は、2分割されるチャンネル部108と意匠面109aを備える外側部109とを別部材として成形されており、窓部の後縁を構成するドアフレーム101にモール長手方向における複数箇所でリベット等で固定される。外側部109は、ドアフレーム101の形状およびボディパネル102との間隔の変化に応じて、外側部109を折曲げて立上り部111を作り、その側壁111aから延びるフランジ部111bとチャンネル部108とをドアフレーム101の取付部107に固定させるドアフレームモールが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
As shown in FIG. 11, a
また、モール本体の表面の長手方向に形成された凹部に装飾帯が組付けられた車両用モールであって、装飾帯は、装飾帯に設けたカシメ用爪部をモール本体に設けたスリットに挿入しカシメ用爪部の根元から折曲げてカシメることにより、装飾帯をモール本体に固定する車両用モールが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献1によれば、外側部109を折曲げてモール長手方向全長に亘り立上り部111を設けているので、立上り部111の折曲りの歪のため、端面の意匠面109aに歪が発生して、ロアモール116の見栄えが悪くなる問題がある。
However, according to
また、特許文献2によれば、カシメ用爪部の根元から折曲げてカシメ、装飾帯をモール本体に固定している。このため、装飾帯の意匠面からカシメ用爪部の根元の長さが短いと、カシメ用爪部根元の折曲がりの影響で意匠面の長手方向の角部に歪が発生し、意匠面の見栄えが悪くなる問題がある。
Further, according to
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ホルダー部材の樹脂ホルダーに設けたカシメ受け部を車両のフレームモールに設けたカシメ用爪部でカシメることにより、フレームモールの意匠面に発生する歪を抑制でき、意匠面の見栄えを向上させ、フレームモールの良品率を高めると共に、組付時に於ける意匠面の寸法出しが容易なフレームモールを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and by crimping the caulking receiving part provided on the resin holder of the holder member with the caulking claw part provided on the frame molding of the vehicle, the design surface of the frame molding is obtained. An object of the present invention is to provide a frame molding that can suppress the generated distortion, improve the appearance of the design surface, increase the yield rate of the frame molding, and easily dimension the design surface during assembly.
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、金属ホルダーと樹脂ホルダーを有するホルダー部材と、フレームモール本体と、を備えるフレームモールであって、前記樹脂ホルダーに突起するカシメ受け部を設け、前記フレームモール本体に前記フレームモール本体の端面から突起するカシメ爪部を設け、前記カシメ爪部の位置にカシメ受け部を位置させた状態で前記カシメ受け部の先端部は前記端面より突出し、前記カシメ爪部を90度を越え折曲げて前記樹脂ホルダーに前記カシメ爪部を当接させる。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
また、請求項2に記載の発明は、カシメ受け部は、先端部からフレームモール本体の意匠面に向かった傾斜面を備える。
In the invention according to
請求項1に記載の発明では、ホルダー部材をフレームモール本体に組込み、樹脂ホルダーのカシメ受け部の位置にフレームモール本体のカシメ爪部を位置させた状態に於いて、樹脂ホルダーのカシメ受け部の先端部は、フレームモール本体のカシメ爪部が突起する端面より突出している。この状態から、カシメ爪部を90度を越え折曲げてカシメ爪部を樹脂ホルダーに当接させ、カシメ受け部をカシメる。そして、カシメ爪部の折曲り開始位置が、カシメ爪部の根元より高い位置になるように折曲げの曲げ半径を調整することにより、フレームモールの意匠面は、カシメ爪部の折曲げの歪の影響を阻止できる。結果、フレームモールの意匠面の歪発生を阻止でき、意匠面の見栄えが向上する。意匠面の見栄えの向上により、フレームモールの良品率が向上する。 In the first aspect of the present invention, the holder member is assembled in the frame molding body, and the crimping receiving portion of the resin holder is positioned in the position where the crimping receiving portion of the resin holder is positioned. The front end portion protrudes from the end surface from which the caulking claw portion of the frame molding body projects. From this state, the caulking claw portion is bent over 90 degrees, the caulking claw portion is brought into contact with the resin holder, and the caulking receiving portion is caulked. Then, by adjusting the bending radius so that the bending start position of the caulking nail portion is higher than the root of the caulking nail portion, the design surface of the frame molding becomes the distortion of the bending of the caulking nail portion. Can be prevented. As a result, the distortion of the design surface of the frame molding can be prevented, and the appearance of the design surface is improved. By improving the appearance of the design, the yield rate of frame molding will be improved.
また、カシメ爪部を90度を越え折曲げてカシメ爪部を樹脂ホルダーに当接させてカシメ受け部をカシメることにより、ホルダー部材には、フレールモール本体のカシメ爪部側の側面方向の力が作用する。この力でホルダー部材は、フレームモール本体の意匠面側の内面に沿って、フレームモール本体のカシメ爪部側の側面方向に移動し、樹脂ホルダー部のカシメ受け部側の側面はフレームモール本体の側面に当接する。これにより、樹脂ホルダー部の側面と、意匠面側の内面に当接している樹脂ホルダー部の底面を基準面にすることで、組付時に於ける意匠面の寸法出しが容易なフレームモールを提供できる。 Also, by bending the caulking claw part over 90 degrees and bringing the caulking claw part into contact with the resin holder and caulking the caulking receiving part, the holder member has a lateral direction on the caulking claw part side of the flail molding body. Force acts. With this force, the holder member moves along the inner surface on the design surface side of the frame molding body in the lateral direction on the crimping claw side of the frame molding body, and the side surface on the crimping receiving side of the resin holder section is on the side of the frame molding body. Abuts the side. This provides a frame molding that facilitates dimensioning of the design surface during assembly by using the side surface of the resin holder portion and the bottom surface of the resin holder portion that is in contact with the inner surface of the design surface as a reference surface. it can.
また、請求項2に記載の発明は、カシメ受け部は、カシメ受け部の先端部からフレームモール本体の意匠面に向かった傾斜面を備えているので、シメ爪部を90度を越え折曲げてカシメることにより、カシメ爪部は傾斜面の少なくとも一部に当接する。これにより、ホルダー部材のカシメ受け部は、カシメ爪部からフレームモール本体のカシメ爪部側の側面方向の力を受ける。この力を受けると、ホルダー部材は、フレームモール本体の内面に沿って、フレームモール本体のカシメ爪部側の側面方向に移動し、樹脂ホルダー部の側面はフレームモール本体の側面に当接する。結果、樹脂ホルダー部の側面及び底面を基準面にすることで、組付時に於ける意匠面の寸法出しが容易なフレームモールを提供できる。
Further, in the invention according to
さらに、カシメ爪部先端の端面の角部を傾斜面が終わって延在する樹脂ホルダー部の面(樹脂ホルダー部の底面に略平行な面)に当接させることにより、ホルダー部材はカシメ爪部先端の端面の角部から力を受ける。この力は、ホルダー部材の浮上りを阻止すると共に、ホルダー部材をフレームモールのカシメ爪部側の側面方向に移動させるので、さらに組付時に於ける意匠面の寸法出しが容易になる。 Furthermore, the holder member can be brought into contact with the crimping claw portion by bringing the corner portion of the end surface of the crimping claw portion into contact with the surface of the resin holder portion that extends after the inclined surface ends (a surface substantially parallel to the bottom surface of the resin holder portion). Force is received from the corner of the end face of the tip. This force prevents the holder member from rising and moves the holder member in the side surface direction on the caulking claw portion side of the frame molding, so that the design surface can be easily dimensioned during assembly.
以下に本発明の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係わる車両のドアモールの取付け位置を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係わるドアモールの概略図で、右後席ドアのドアモールを車両の内側から見た図を示す。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a view showing a mounting position of a vehicle door molding according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic view of the door molding according to the embodiment of the present invention, and shows a view of the door molding of the right rear seat door as viewed from the inside of the vehicle.
図1及び図2に示すように、ドアモール1は、ドア上部ベルトモール2(フレームモール)と、ドア後部フレームモール3(フレームモール)と、ドア下部ベルトモール6(フレームモール)から構成される。ドア上部ベルトモール2とドア後部フレームモール3は接続部10で接続され、ドア後部フレームモール3とドア下部ベルトモール6は接続部11で接続される。ドア上部ベルトモール2の本体及びドア下部ベルトモール6の本体は、曲率半径が大きく、ほぼ一様な曲率で構成されるので、例えばロール加工による成形品である。後述するドア後部フレームモール本体13(図6)は、ドア後部の窓枠に沿って大きく屈曲しているので、プレス加工による成形品である。ドアモール1はドア9の縁を飾る意匠部品でもあるので、ガーニッシュとも呼ばれる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図3は、ドア後部フレームモール本体に備えられるホルダー部材の斜視図である。図3に示すように、ホルダー部材4は、SUSホルダー部20(金属ホルダー)に樹脂ホルダー部30(樹脂ホルダー)を流し込み成形し、一体化され構成される。
FIG. 3 is a perspective view of a holder member provided in the door rear frame molding body. As shown in FIG. 3, the
図4は、ホルダー部材4のSUSホルダー部20の斜視図である。図4に示すように、SUSホルダー部20は、断面が略コの字形状でステンレスの板材からプレス成形され、フランジ21と、フランジ21に対し直角に折曲がったベルト22と、ベルト22に対し略直角に折曲がったアングル23からなる。フランジ21は、一端側が略扇形に広がった扇部分21aと、フランジ21の端面から突起する突起部21bを備える。扇部分21aには7個の貫通孔26が所定の間隔を持って設けられる。また、フランジ21の折れ曲った角部24には、全長に亘り一定間隔で23個の貫通孔27が設けられる。貫通孔27は、角部24に設けられるため、貫通孔26より直径が小さい。尚、SUSホルダー部20の材質は、防錆のためステンレス材(SUS)を使用しているが、ステンレス以外の構造材で、耐蝕性のある金属あるいは防錆処理を施した金属であれば良い。
FIG. 4 is a perspective view of the
図5は、図3のAA断面図である。樹脂ホルダー部30は、SUSホルダー部20のフランジ21の断面を包囲すると共に、角部24からフランジ21の反対側に延在する延在部分30aを備え、SUSホルダー部20と一体になってインサート成形される。そして、インサート成形する際、樹脂を例えば図3の手前から流入しフランジ21aの貫通孔26と、角部24の貫通孔27を通って反対側の面に流れので、貫通孔26と貫通孔27は樹脂の流動性を良好にする。また、貫通孔26と貫通孔27内の樹脂及び角部24は、樹脂ホルダー部30とSUSホルダー部20との一体化の密着性を強化する機能を果す。
5 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. The
図3に示すように、樹脂ホルダー部30には、SUSホルダー部20の突起部21b(図4)に対応する位置と扇部分21a(図4)の隅部に突起するカシメ受け部31が設けられる。また、樹脂ホルダー部30の延在部分30aに浮上り阻止受け部32が設けられる。
As shown in FIG. 3, the
樹脂ホルダー部30は、ガラス繊維強化ポリプロピレン(PPGF)あるいはポリプロピレン(PP)等の樹脂材が使用されるが、強度の面からポリプロピレンにガラス繊維を30%含浸し強度を強化したガラス繊維強化ポリプロピレンが好ましい。また、エポキシ等の樹脂にアルミナ等のセラミックの微粉を含浸した樹脂材料を使用しても良い。
The
図6は、意匠部品であるステンレスのドア後部フレームモール本体13(フレームモール本体)の斜視図である。図7は、ドア後部フレームモールの斜視図である。図8は、図7のB部のカシメた状態を示す斜視拡大図である。図9は、図7のCC断面拡大図である。図10は、カシメ受け部31のカシメた状態に於ける図7のCC断面拡大図である。図7に示すように、ドア後部フレームモール本体13には、樹脂ホルダー部30のカシメ受け部31に対応する位置にカシメ爪部3aが設けられる。そして、カシメ爪部3aはドア後部フレームモール本体13の側面3cの端面3dから突起する。また、樹脂ホルダー部30の浮上り阻止受け部32に対応する位置にドア後部フレームモール本体13の浮上り阻止爪部3bが設けられる。
FIG. 6 is a perspective view of a stainless door rear frame molding main body 13 (frame molding main body) which is a design part. FIG. 7 is a perspective view of the door rear frame molding. FIG. 8 is an enlarged perspective view showing a crimped state of a portion B in FIG. FIG. 9 is an enlarged CC cross-sectional view of FIG. FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of CC in FIG. 7 in a state where the crimping receiving
図7及び図9に示すように、ホルダー部材4をドア後部フレームモール本体13に組込んだ状態に於いて、カシメ受け部31の先端部31aは、ドア後部フレームモール本体13の端面3dより突出している。カシメ爪部3aの根元3rは、端面3dに位置する。また、カシメ受け部31は、ドア後部フレームモール本体13の意匠面3eに向かって斜め下方の傾斜面31bを備える。そして、カシメ爪部3aの長さは、カシメ爪部3aを90度を越え折曲げて、カシメ爪部3aが少なくとも傾斜面31bの一部に当接すよう設定される。以下に述べるように、好ましくは、カシメ爪部3aが傾斜面31bの少なくとも一部に当接すると共に、カシメ爪部3aの先端部3gの角部を樹脂ホルダー部30の面30bに当接させる(図10)。また、カシメ爪部3aの曲り始まる位置は、カシメ爪部3aの根元3r、即ち、端面3dより高い位置に位置する。
As shown in FIGS. 7 and 9, in the state where the
図9及び図10に示すように、樹脂ホルダー部30のカシメ受け部31の上からドア後部フレームモール本体13のカシメ爪部3aを折曲げてカシメ爪部3aを傾斜面31bの少なくとも一部に当接させると共に、カシメ爪部3aの先端部3gの角部を傾斜面31bが終って延在する樹脂ホルダー部30の面30bに当接させ、カシメ受け部31をカシメる。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
また、樹脂ホルダー部30の浮上り阻止受け部32の上からドア後部フレームモール本体13の浮上り阻止爪部3bを折曲げ浮上り阻止受け部32に当接させ、浮上り阻止受け部32の浮上りを阻止する。この場合、浮上り阻止爪部3bはホルダー部材4の浮上りを阻止するが、ホルダー部材4はドア後部フレームモール本体13の意匠面3e側の内面3fに沿ってホルダー部材4の底面30dが当接しつつ側面3c方向にスライドはできる。そして、カシメ爪部3aでカシメることによりホルダー部材4がスライドして、樹脂ホルダー部30の側面30cは、ドア後部フレームモール本体13の側面3cに当接する。以上により、ドア後部フレームモール本体13が、ホルダー部材4に装着される。
Further, the lift
尚、本実施形態のホルダー部材4は、SUSホルダー部20と樹脂ホルダー部30とで形成されているが、樹脂ホルダー部30だけで成形しても良い。
In addition, although the
次に、本発明の実施形態の作用と効果について説明する。即ち、SUSホルダー部20と一体化した樹脂ホルダー部30にカシメ受け部31及び浮上り阻止受け部32を設ける。カシメ受け部31及び浮上り阻止受け部32の位置にそれぞれドア後部フレームモール本体13のカシメ爪部3a及びカシメ爪部3bが位置するように、ホルダー部材4をドア後部フレームモール本体13に組込む。次に、樹脂ホルダー部30のカシメ受け部31の上からドア後部フレームモール本体13のカシメ爪部3aを90度を越え折曲げてカシメ爪部3aを樹脂ホルダー部30の面30bに当接させ、カシメ受け部31をカシメる。この場合、カシメ爪部3aの折曲り開始位置が、カシメ爪部3aの根元より高い位置になるように折曲げの曲げ半径を調整する。この曲げ半径の調整と、組み込んだ状態に於いて、カシメ受け部31の先端部31aがドア後部フレームモール本体13の側面3cの端面3dより突出していることとで、ドア後部フレームモール本体13の意匠面3eは、カシメ爪部3aの折曲り部分の歪の影響を阻止できる。結果、意匠面3eの歪の発生を阻止でき、意匠面3eの見栄えが向上する。また、意匠面3eの見栄えの向上に伴い、ドア後部フレームモール3の良品率が向上できる。
Next, the operation and effect of the embodiment of the present invention will be described. That is, the
また、カシメ爪部3aを90度を越え折曲げてカシメ爪部3aを樹脂ホルダー30に当接させ、カシメ受け部31をカシメることにより、ホルダー部材4は、ドア後部フレームモール本体13の意匠面側3eの内面3fに沿って、カシメ爪部3a側の側面3c方向に移動し、樹脂ホルダー部30の側面30cがドア後部フレームモール本体13の側面3cに当接する。これにより、樹脂ホルダー部の側面30cと、底面30dを基準面にすることで、組付時に於ける意匠面3eの寸法出しが容易なドア後部フレームモール3を提供できる。
Further, the
また、カシメ受け部31は、ドア後部フレームモール本体13の意匠面3eに向かって斜め下方の傾斜面31bを備えているので、カシメ爪部3aを90度を越え折曲げてカシメることにより、カシメ爪部3aは傾斜面31bの少なくとも一部に当接する。これにより、ホルダー部材4は、カシメ爪部3aからカシメ受け部31にカシメ爪部3a側の側面3c方向の力を受ける。この力を受けると、ホルダー部材4は、ドア後部フレームモール本体13の内面3fに沿って、カシメ爪部3a側の側面3c方向に移動し、樹脂ホルダー部30の側面30cはドア後部フレームモール本体13の側面3cに当接する。結果、樹脂ホルダー部30の側面30cと、底面30dを基準面にすることで、組付時に於ける意匠面3eの寸法出しが容易なドア後部フレームモール3を提供できる。
Moreover, since the crimping receiving
さらに、カシメ爪部3aの先端部3gの角部を傾斜面31bが終わり延在する樹脂ホルダー部30の面30bに当接させることにより、ホルダー部材4はカシメ爪部3aの端面3dの角部から力を受ける。この力は、ホルダー部材4の浮上りを阻止すると共に、ホルダー部材4をカシメ爪部3a側の側面3c方向に移動させるので、さらに組付時に於ける意匠面3eの寸法出しが容易になる。
Furthermore, the
また、浮上り阻止爪部3bを折曲げて浮上り阻止受け部32の浮上りを阻止する。カシメと浮上りの阻止により、従来技術による溶接やリベットによる締結が廃止でき、ドア後部フレームモール3のプレス工程を大幅に低減できる。更に、接続部品の点数を削減できる。従って、プレス工程の低減により、各工程の取回し時、意匠面に傷が付き難くなり、意匠面の傷付による不良品が低減され、ドア後部フレームモール3の良品率が向上げきる。また、プレス工程の低減と部品点数の削減により、ドア後部フレームモール3のコストが低減できる。
Further, the lifting
尚、本実施形態では、ドア後部フレームモール3について説明したが、ドア上部ベルトモール2、ドア下部ベルトモール6あるいはその他のフレームモールについても適応できる。
In this embodiment, the door
2 ドア上部ベルトモール(フレームモール)
3 ドア後部フレームモール(フレームモール)
3a カシメ爪部
3d 端面
3e 意匠面
4 ホルダー部材
6 ドア下部ベルトモール(フレームモール)
13 ドア後部フレームモール本体(フレームモール本体)
20 SUSホルダー部(金属ホルダー)
30 樹脂ホルダー部(樹脂ホルダー)
31 カシメ受け部
31a 先端部
2 Door upper belt molding (frame molding)
3 Door rear frame molding (frame molding)
3a
13 Door rear frame molding body (frame molding body)
20 SUS holder (metal holder)
30 Resin holder (resin holder)
31
Claims (2)
前記樹脂ホルダーに突起するカシメ受け部を設け、前記フレームモール本体に前記フレームモール本体の端面から突起するカシメ爪部を設け、前記カシメ爪部の位置にカシメ受け部を位置させた状態で前記カシメ受け部の先端部は前記端面より突出し、前記カシメ爪部を90度を越え折曲げて前記樹脂ホルダーに前記カシメ爪部を当接させる、ことを特徴とするフレームモール。 A frame molding comprising a holder member having a metal holder and a resin holder, and a frame molding main body,
A caulking receiving portion protruding from the resin holder is provided, a caulking claw portion protruding from an end surface of the frame molding main body is provided in the frame molding body, and the caulking receiving portion is positioned at the position of the caulking claw portion. A frame molding characterized in that a front end portion of the receiving portion protrudes from the end face, the crimping claw portion is bent over 90 degrees, and the crimping claw portion is brought into contact with the resin holder.
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241005A JP5195215B2 (en) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | Frame mall |
US12/737,923 US8408622B2 (en) | 2008-09-19 | 2009-09-09 | Frame molding |
AU2009293829A AU2009293829B2 (en) | 2008-09-19 | 2009-09-09 | Frame molding |
CN200980134393.2A CN102143864B (en) | 2008-09-19 | 2009-09-09 | Frame molding |
PCT/JP2009/065709 WO2010032662A1 (en) | 2008-09-19 | 2009-09-09 | Frame molding |
TW098131121A TWI422499B (en) | 2008-09-19 | 2009-09-15 | Frame molding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241005A JP5195215B2 (en) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | Frame mall |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010070106A JP2010070106A (en) | 2010-04-02 |
JP5195215B2 true JP5195215B2 (en) | 2013-05-08 |
Family
ID=42202281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008241005A Active JP5195215B2 (en) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | Frame mall |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5195215B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013132990A (en) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Aisin Seiki Co Ltd | Frame molding |
JP6179162B2 (en) | 2013-03-28 | 2017-08-16 | アイシン精機株式会社 | Vehicle door frame molding |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441465Y2 (en) * | 1975-12-19 | 1979-12-04 | ||
JPS5538733Y2 (en) * | 1975-03-10 | 1980-09-10 | ||
JPS5441466Y2 (en) * | 1975-12-30 | 1979-12-04 | ||
JP2528392Y2 (en) * | 1990-01-31 | 1997-03-12 | 東海興業株式会社 | Vehicle Mall |
JP2585101Y2 (en) * | 1991-10-09 | 1998-11-11 | 株式会社東郷製作所 | Mall joint clip |
JP3371702B2 (en) * | 1996-08-05 | 2003-01-27 | 日産自動車株式会社 | Door sash molding tip structure |
JP4453141B2 (en) * | 2000-01-27 | 2010-04-21 | アイシン精機株式会社 | Door frame molding structure |
-
2008
- 2008-09-19 JP JP2008241005A patent/JP5195215B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010070106A (en) | 2010-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010032662A1 (en) | Frame molding | |
EP2213519B1 (en) | Joint structure of door edge member | |
JP6512966B2 (en) | Mole mounting structure | |
JP6566745B2 (en) | Automotive door seals | |
JP5277839B2 (en) | Fastening structure of frame molding and belt molding | |
JP6889567B2 (en) | Exterior structure of vehicle doors | |
JP6861532B2 (en) | Vehicle door exterior structure | |
JP6566744B2 (en) | Automotive door seals | |
JP6373619B2 (en) | Vehicle mall | |
JP5195215B2 (en) | Frame mall | |
JP6084980B2 (en) | Garnish with molding and door for vehicles equipped with the same | |
JP6107288B2 (en) | Vehicle door frame molding | |
JP5217846B2 (en) | Frame molding with resin holder | |
JP5625927B2 (en) | Back door structure | |
JP5990043B2 (en) | Hook device | |
KR101855749B1 (en) | Door frame for vehicle | |
JP5962031B2 (en) | Mounting structure for vehicle frame molding | |
WO2018061669A1 (en) | Door impact beam | |
US20130202350A1 (en) | Assist handle clip for headliner module of automobile | |
JP2008239000A (en) | Inner belt molding fitting structure of vehicle door | |
JP2008114725A (en) | Vehicular door sash structure | |
JP2017030554A (en) | Door structure for vehicle | |
JP4765660B2 (en) | Vehicle door structure | |
CN210191383U (en) | Connecting structure for vehicle body pillar trim | |
JP7357946B2 (en) | belt line mall |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5195215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |