JP5190867B2 - 計測装置 - Google Patents

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この発明は計測装置に関し、特に、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力の計測装置に関する。
可撓性を有する線状体は、体内挿入式の医療器具として実用化されている。たとえば、血管および尿管等の管に挿入するガイドワイヤおよびカテーテルが知られている。また、動脈瘤を塞栓するために、先端に塞栓用のコイルがついたワイヤが知られている。体内挿入式の医療器具を操作する際には、これらの線状体を人体の管に挿入し、人体外部から操作して目的部位まで誘導する。体内にある管は直線状ではなく、屈曲および分岐しており、外部からの誘導操作に熟練が必要である。特に操作の際に過度の荷重が人体の管に作用すると、人体の管を損傷する恐れがある。
このような問題点を解決するために、たとえば、特許文献1のカテーテルは、カテーテルチューブの先端に設けられたセンサ部の触圧をセンサ部の備える感圧センサによって検知する構成を有する。
特開平10−263089号公報
しかしながら、特許文献1のようにカテーテルチューブの先端に感圧センサをつけるのは困難であり、特に極細のガイドワイヤについては実現性に困難を伴う。細いガイドワイヤ、特に脳血管に入れるガイドワイヤの場合、その直径は0.35mmくらいであり、先端部に小型の感圧センサを取り付けることは、困難を極める。また、人体外部に感圧センサの検出信号を導出するために、ガイドワイヤの中に配線を通すのは、さらなる困難を要する。
また、塞栓用のコイルがついたワイヤの場合は、ワイヤの先端に白金のコイルが付いており、コイルは塞栓時にワイヤより離脱される。したがって、コイル部分に小型の感圧センサを取り付けるのは、ほとんど不可能である。
また、従来技術には、先端の感圧センサの検出出力と術者のワイヤ挿入時の力覚がかならずしも一致しない。なぜならば、人体の管は屈曲しているために、管へのガイドワイヤや塞栓コイル用ワイヤなどの医療用線状体の挿入抵抗は、管との摩擦などの影響を受けているからである。そのため、術者は、画面に映し出される人体の透視画像による視覚情報と、人体外部において指先で把持した線状体の挿入抵抗の力覚情報とを基に、医療用線状体の管への挿入操作を実施している。
また、上述の課題に付随する課題として、先端の感圧センサの検出出力と術者の挿入時の力覚がかならずしも一致しないために、術者の力覚は線状体を挿入している術者しか知ることができない。その結果、経験の少ない術者へ定量的な手技の伝授ができない。
さらに、手術の目的に合わせて、使用する線状体の種類は異なるために、さまざまな手術に適応した感圧センサ付き線状体を用意することは、不経済であり、製造コストの増大をまねく。
それゆえに、本発明の目的は、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことが可能な計測装置を提供することである。
この発明のある局面に従うと、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力を計測する計測装置は、線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、線状体に圧縮力が作用するとき、貫通孔の入口側と出口側との間において線状体が所定の方向へ湾曲し、さらに、貫通孔の入口側における、線状体の通過量を検出する入口通過量検出部と、貫通孔の出口側における、線状体の通過量を検出する出口通過量検出部と、入口通過量検出部により検出した線状体の通過量と、出口通過量検出部により検出した線状体の通過量との差を、圧縮力に変換する圧縮力変換部と、を備える。
好ましくは、入口通過量検出部は、入口側において線状体の進行に連動して回転する入口回転体部と、入口回転体部の回転量を検出する入口回転量検出部と、を含み、入口側における通過量は、入口回転量検出部が検出した回転量により指示されて、出口通過量検出部は、出口側において線状体の進行に連動して回転する出口回転体部と、出口回転体部の回転量を検出する出口回転量検出部と、を含み、出口側における通過量は、出口回転量検出部が検出した回転量により指示される。
好ましくは、入口回転体および出口回転体それぞれには磁石が取り付けられて、入口回転量検出部および出口回転量検出部のそれぞれは、入口回転体および出口回転体それぞれの、回転に連動した磁石の磁力線の向きの変化を検出する。
好ましくは、入口回転体および出口回転体それぞれは、照射される光を反射する反射部と非反射部とを有し、入口回転量検出部および出口回転量検出部のそれぞれは、入口回転体および出口回転体それぞれの、回転に連動した反射光を受光する受光部を有し、受光部による反射光の受光量の変化を検出する。
好ましくは、線状体に対し圧縮力が作用していない状態であることを、圧縮力変換部に指示する指示部をさらに備える。
好ましくは、検出された線状体の通過量を外部に出力する。
好ましくは、検出された圧縮力を外部に出力する。
この発明の他の局面では、上述の計測装置を備える医療装置、または訓練装置が提供される。
本発明によれば、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、人体に挿入されつつある医療用線状体に作用する圧縮力を測定するために、当該線状体の先端に加えられる圧力を測定するのではなく、人体の外側にある線状体の手元操作部において、線状体に作用している圧縮力を測定する。
図1は、本発明の各実施の形態に係る計測装置の本体の構成を示す外観図である。
図1を参照して、計測装置101は、計測装置本体2を備え、計測装置本体2には可撓性を有する線状体1が貫通する貫通孔3が形成される。
図2は、図1のII−II線による断面を示し、図3は、図1のIII−III線による断面を示す。
図2を参照して、貫通孔3は、線状体1が貫通する出入口を大きくして挿入性を向上させるために、出入口にテーパ状の入出力ポート4を形成する。計測装置本体2の内部の拘束部5において、貫通孔3の直径は線状体1の直径よりもわずかに大きい。また、線状体1の長手軸方向に沿った貫通孔3の長さは線状体1の直径の数倍以上である。したがって、線状体1は、拘束部5において長手軸方向以外への動作を拘束される。
貫通孔3は、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用していないとき、貫通孔3の内部において線状体1が所定の方向に湾曲し、線状体1に圧縮力が作用するとき、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用していないときと比べて線状体1が所定の方向へさらに湾曲するように形成される。このような構成により、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力が非常に小さい場合でも、正確に圧縮力を検出することができる。より詳細には、貫通孔3は、2つの拘束部5の間で曲がっており、線状体1は一方の壁に沿って曲がりながら貫通孔3を貫通する。また、貫通孔3は、2つの拘束部5の間で、線状体1が沿っていない壁側が広がって幅広部6を形成している。
幅広部6は、紙面と平行方向における線状体1の動作を拘束しないように形成されている。なお、入出力ポート4および幅広部6において、紙面と垂直方向の貫通孔3の高さは線状体1の直径よりもわずかに大きく、線状体1に対して紙面と垂直方向の動作を拘束している。すなわち、入出力ポート4および幅広部6において、線状体1の長手軸方向に垂直な断面における貫通孔3の断面の形状は、長方形である。このような構成により、貫通孔3の内部における線状体1の湾曲方向を規定し、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用するときの線状体1の湾曲部の位置を決定している。
さらに、計測装置本体2は、入力ポート4側の拘束部5において当該拘束部5を通過する線状体1を両側から挟むような2つ回転体7Aと7Bからなる回転体部7が設けられ、また出力ポート4の拘束部5において当該拘束部5を通過する線状体1を両側から挟むような2つの回転体8Aと8Bからなる回転体部8が設けられる。ここでは、線状体1が人体の管に挿入される場合においては、線状体1は図2の紙面左側の貫通孔3から挿入されて右側の貫通穴3の方に向かい進行すると想定する。また、回転体7A、7B、8Aおよび8Bは形、サイズ、材質などは同じ条件からなると想定する。
ここで、回転体に挟まれた線状体1が外部の術者の操作に従い貫通孔3を図面左側から右側に向かい挿入されると、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用する。この挿入時には回転体部7の2つの回転体と線状体1の接触面、ならびに回転体部8の2つの回転体と線状体1の接触面それぞれに生じる摩擦によって回転体部7および8の各回転体はいずれも矢印で示すような反時計回りに(線状体1の進行方向に一致する方向に)回転する。計測装置本体2は、回転体部7と8に関連して、回転体の回転量を検出するための回転センサ(後述する)を備える。
図4には線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力(以下、単に圧縮力という)Pと線状体1の湾曲の程度が模式的に示され、図5には、各実施の形態に係る線状体1に作用する圧縮力Pと回転体部7と回転体部8間の線状体1の長さWの相関関係が2次元グラフを用いて模式的に示される。図5の2次元グラフは、横軸に圧縮力Pが取られ、縦軸に長さWが取られている。図5に示す相関関係のデータは、予め実験などにより求めておくことができる。図5からわかるように、線状体1に圧縮力Pが作用していない場合には長さWはW0を有し、外部から術者の操作により線状体1に作用する圧縮力Pが増加するに従い長さWが増加していく様子が示される。
図4を参照して、線状体1に圧縮力Pを作用させると線状体1は幅広部6において湾曲し、作用する圧縮力Pの増加に従い湾曲度が増加する(ここで、P0<P1<P2の関係を有する)。したがって、検出した長さWに従い湾曲度合いを検出することができる。図4に示されるように線状体1の幅広部6における湾曲度が増加するに従い長さWは増加する。ここで、線状体1に圧縮力Pを作用させると線状体1は貫通孔3内を進行し、この進行に連動して回転体部7と8の回転体は回転するので、回転体部7と8に関連して設けられた2つ回転センサによって検出された回転量に基づき回転体部7と8それぞれを通過した線状体1の通過量が検出される。検出した線状体1の通過量の差異が、すなわち長さWを指し、且つ線状体1の幅広部6における湾曲度合いを指す。回転体部7と8の回転量に基づき検出した湾曲度合いに基づき、線状体1に作用する圧縮力Pを検出(推定)する。
また、回転センサによって検出される回転量に従い、線状体1を挿入した長さや挿入速度を検出することができる。
圧縮力Pの検出手順を説明する。図5を参照して、圧縮力Pがゼロ(P=0)のときに長さWが所定長さW0とすると、線状体1に圧縮力P(=P1)が作用すると線状体1は幅広部6において湾曲するので、線状体の長さWは所定長さW0よりも長くなり長さW1となる(W0<W1)。さらに線状体1に圧縮力P(=P2作用させると、線状体1の長さWは長くなり長さW2(W1<W2)となる。したがって、線状体1の長さWを計測し、計測した長さWに基づき線状体1に作用している圧縮力Pを検出することができる。
ここで、回転体部7の回転体の回転量をXa、回転体部8の回転体の回転量をXbとする。線状体1に圧縮力Pが作用しないとき(圧縮力P=0である時)の回転量の差Dx0=Xb−Xaとすれば、貫通孔3に線状体1を挿入し圧縮力Pが作用しているときの、線状体1の長さWは、W=Xb−Xa−Dx0+W0(式1)に従い算出される。図5の相関関係を、この算出した長さWの値に従い検索することで、当該長さWに対応する圧縮力Pの値を検出(推定)することができる。
なお、線状体1は人体へ挿入されることを考慮して、計測装置本体2の内部空間は生理食塩水で満たされるから、回転量を検出する回転センサには、光学式または磁気式が適している。光学式または磁気式の回転センサの回転検出部は計測装置本体2において回転体と非接触態様で設けることができるので、生理食塩水が回転検出部に接触することがなく衛生的である。さらに、回転摩擦が少ないために、貫通孔3への線状体1の挿入するに際に、術者は挿入力を微小に制御する動作が阻害されることはない。
望ましくは、線状体1の長手軸方向に延びる線と回転体部7と8の各回転体の回転軸の長手軸方向に延びる線とは直交し、且つ回転体の回転軸を弾性体で支持することで、線状体1の移動に合わせて回転体が正確に回転するようにしておく。
図6(A)と(B)には、各実施の形態に係る磁気式回転センサ711の構成の一例が、たとえば回転体7Aに関連して設けられた状態で示される。ここで回転体7Aに設けた磁気式回転センサ711と同様の機能・構成を有する磁気式回転センサが回転体8Aに設けられると想定する。磁気式回転センサ711は、磁石71Bと検出部71Cとからなる。
図6(A)を参照して、円板形状の回転体7Aの中心の回転軸71は回転体7A自身の回転に連動して同一方向に回転する。回転軸71の回転体7Aの円板と平行な露出面には、回転軸71と同心円状に回転するように磁石71Bが取付けられる。磁石71Bは、上記の露出面と相似の形状を有する。
図6(B)を参照して磁石71Bは、磁気検出部71Cのセンサ上面に対してS極およびN極を平行とするように回転軸71に配置される。磁石71Bは回転軸71(回転体7A)の回転に連動して回転する。したがって、磁気検出部71Cは、磁石71Bの回転(移動)に連動した磁気検出部71Cのセンサ上面に対する破線矢印で示される磁力線の向きの変化を読取る(検出する)。検出信号は、電圧信号として後述の圧縮力検出部30に出力される。したがって、磁気検出部71Cの検出信号に基づき回転体7Aの回転量を検知することができる。
図7には、各実施の形態に係る光学式回転センサ712の構成の一例が、たとえば回転体7Aに関連して設けられた状態で示される。ここで回転体7Aに設けた光学式回転センサ712と同様の機能・構成を有する光学式回転センサが回転体8Aに設けられると想定する。図7を参照し、光学式回転センサ712は複数のシート71Dと光検出部71Eを備える。複数のシート71Dは光の反射機能を有し、回転軸71の回転体7Aの円板と平行な露出面において、回転軸71の中心に同心円状に所定間隔で予め貼り付けられている。したがって、露出面においては軸71の中心を同心円状に、シート71Dが貼られた反射領域と貼られていない非反射領域が放射状に交互に設けられる。
光検出部71Eは、光照射方向は固定であり軸71の露出面に対し光を照射する発光部と、シート71Dの反射光を受光し、受光レベルに応じたレベルの受光信号を出力する受光部を含む。発光部に対する発光の指示信号は後述の圧縮力検出部30によって与えられ、受光部によって検出される受光信号(電圧信号)は、圧縮力検出部30に出力される。
図7では回転体7Aが回転すると軸71が連動して回転する。この回転に連動して軸71の露出面が回転する。これによって、露出面において発光部からの光を受ける領域には、回転に連動してシート71Dが貼られた反射領域と貼られていない非反射領域が交互に位置することになる。したがって、受光部は、パルス状の反射光(ONとOFFの受光レベルの繰返し)を受光することになるので、このパルス信号の“1”(ON)の数をカウントすることによって、軸71の回転量、すなわち回転体7Aの回転量を検出することができる。
なお、図6と図7では回転体7A(8A)に回転センサを設けたが、他方の回転体7B(8B)に設けるようにしてもよい。
図8には本実施の形態に係る計測装置101の圧縮力Pを検出するための機能構成が示される。図8を参照して計測装置101は、使用する線状体1の種類を選択的に指示するために操作される線状体選択器42、回転体部7に設けられる回転センサ77、回転体部8に設けられる回転センサ88、線状体1に貫通孔3へ挿入するための挿入力が加えられていない(圧縮力Pが作用していない)ことを指示するために操作されるスイッチ41、および他の各部からの出力を入力して、入力データを所定処理して線状体1に作用する圧縮力Pを算出(検出)する圧縮力検出部30を備える。検出された圧縮力Pは外部の出力部(画面・プリンタ・音声出力部など)を介して外部に報知される。スイッチ41は、線状体1を貫通孔3に挿入後、術者が線状体1に圧縮力を加えていないときに押せばよい。
図9には、図8に示す圧縮力検出部30の内部構成の一例が、周辺部とともに示される。図9を参照して圧縮力検出部30は、回転センサ77および回転センサ88からのセンサ出力を入力する入力I/F(インタフェースの略)31、マイクロコンピュータからなる制御部32、制御部32の出力を入力し、外部に出力するための出力I/F33を備える。制御部32は、CPU(Central Processing Unit)35およびメモリ36を有する。出力I/F33には、外部の出力部50が接続され、入力I/F31には、外部の回転センサ77および88が接続されるとともに、スイッチ41および線状体選択器42を含む術者が外部操作可能な入力部40が接続される。出力部50は画像出力部、音声出力部、プリンタなどからなり、圧縮力検出部30によって検出した圧縮力Pを入力して外部に出力する。
入力I/F31は、回転センサ77および88からの入力する回転体の回転量を指す電圧信号(アナログ信号)を、デジタル信号に変換して出力するためのA/D(Analog/Digital)変換部34を含む。A/D変換部34によって出力される回転センサの出力信号は回転体の回転量を指し、制御部32に与えられる。このように、回転センサ77および88、ならびにA/D変換部34により、回転量エンコーダが構成される。また、入力I/F31は、入力部40から入力したスイッチ41による指示信号および線状体選択器42による選択信号などの各種信号を入力し、制御部32に与える。
出力I/F33は、制御部32から出力された回転センサ77および88を制御するための信号を、回転センサ77と88に与える。
図10を参照して、メモリ36は、領域E0、E1、E2、E3およびE4を備える。領域E0にはカウンタC7とC8の値が格納され、領域E1には圧縮力変換テーブルPTBが格納され、領域E2には線状体1に作用する圧縮力Pが0であるときの回転体部7と8の回転量の差を指す回転差Dx0のデータが格納され、領域E3には、線状体1に作用する圧縮力Pが0であるときの長さW0のデータが格納され、領域E4には回転量変換テーブルRTBのデータが格納される。
カウンタC7とC8それぞれは、回転センサ77および88それぞれに対応して設けられて、対応する回転センサの出力に基づき、CPU35は当該回転センサが設けられた回転体部の回転量をカウントするために用いる。たとえば、磁気式回転センサの場合には前述した磁力線の向きの変化の回数をカウントするために用いられる。光学式回転センサの場合は前述したパルス信号の“1”(ON)の数をカウントするために用いられる。
回転差Dx0および長さW0のデータは、実験などにより予め検出されてメモリ36に格納される。圧縮力変換テーブルPTBは、図5の相関関係を示すように長さWのデータのそれぞれに対応して圧縮力Pのデータが格納される。回転量変換テーブルRTBは、カウンタ(C7とC8)のカウント値のそれぞれに対応して、回転体部7および8それぞれの回転量のデータが格納される。圧縮力変換テーブルPTBおよび回転量変換テーブルRTBのデータは、予め実験などにより検出されて各テーブルに格納される。
図11を参照して、適用される線状体の種類が固定(1種類)である場合の圧縮力Pの検出手順について説明する。図11に示すフローチャートに従うプログラムは、予めメモリ36の所定の記憶領域に格納されており、CPU35が、このプログラムの各命令を読出し実行することにより、図11に示される処理手順が実現される。スイッチ41による入力操作の信号を入力すると、これに応じてCPU35は図11のフローチャートの処理を実行開始する。その後は、入力部40を介して処理終了の指示が入力されるまでは、当該フローチャートに従う処理が繰返される。
まず、図11の処理が開始されると、CPU35は、入力I/F31を介して、回転センサ77および88より、センサの検出出力を入力する(ステップS3)。入力する検出出力に基づきカウンタC7とC8を用いた回転量のカウント動作が行なわれる。
続いて、CPU35はカウンタC7とC8のカウント値のそれぞれに基づき回転量変換テーブルRTBを検索して、カウンタC7とC8のカウント値に対応する回転量XaとXbのデータを読出す(ステップS5)。そして、読出した回転体部7と8それぞれの回転量XaとXbのデータを用いて長さWのデータを検出する(ステップS7)。具体的には、前述の(式1)に、現在の回転量XaおよびXb、メモリ6から読出した回転差Dx0および長さW0のデータを当てはめて長さWを算出する。
次に、検出した長さWに基づき圧縮力Pを検出する(ステップS9)。具体的には、CPU35は長さWのデータに基づき圧縮力変換テーブルPTBを検索して対応する圧縮力Pのデータを読出す。
検出した圧縮力Pのデータは、出力I/F33を介して出力部50により出力される(ステップS11)。
CPU35は入力部40から終了指示の信号を入力するか否かを検知する(ステップS13)。終了指示を入力したことを検知すると処理は終了するが、検知しない間は(ステップS13でNO)、ステップS3の処理に戻り、移行の処理を同様に行なう。
(実施の形態2)
実施の形態1では、適用される線状体1の種類が1種類である場合を想定したが、本実施の形態2では、複数種類の線状体1のうちから使用する種類の線状体1を切替える構成を有する。
本実施の形態2においては、術者は線状体選択器42により使用する種類の線状体1を選択的に指定する。たとえば、一回の手術においては径・弾性力・材質など各種の条件・属性が異なる複数の線状体1を使用するが、線状体1は種類が異なれば曲げ剛性が異なるために、同一圧縮力Pが作用する場合であっても湾曲度合いは異なることになる。そこで、種類の異なるガイドワイヤなどの線状体1を使用する場合には、図12のように、使用する線状体1の種類毎に、図5の相関関係を示すような回転体部間の長さWと圧縮力Pのデータを格納した圧縮力変換テーブルPTBを、予めメモリ36に記憶しておく必要がある。
図12を参照してメモリ36には、図10と同様に領域E0〜E4が設けられる。領域E0には、カウンタC7とC8の値が格納される。領域E1には、用いられ得る線状体1の種類のそれぞれに対応して、圧縮力変換テーブルPTBi(i=1、2、3、…、n)のデータが格納される。同様に領域E2には、適用され得る線状体1の種類のそれぞれに対応して、回転差DXi(i=1、2、3、…、n)のデータが格納される。領域E3においても、同様に適用される線状体1の種類のそれぞれに対応して、長さW0i(i=1、2、3、…、n)のデータが格納される。領域E4には、図10と同様に回転量変換テーブルRTBのデータが格納される。
図13には、適用される線状体の種類が複数である場合に、適用する線状体の種類を選択し、その選択に基づいて圧縮力Pを検出するための手順が示される。図13に従うフローチャートも、図12と同様に予めプログラムとしてメモリ36に格納され、CPU35によってメモリ36から当該プログラムの各命令が読出されて実行されることによって図13の手順が実現される。
スイッチ41から入力操作の信号を入力すると、これに応じてCPU35は図13のフローチャートの処理を実行開始する。その後は、入力部40を介して処理終了の指示が入力されるまでは、当該フローチャートに従う処理が繰返される。
図13の各ステップのうち図12のステップと同一符号が当てられるステップ(S3、S5、S11、S13)の処理は、図12で説明したものと同じなので説明は簡単に行なう。
まず、図13の処理が開始されると、CPU35は、術者が入力部40の線状体選択器42を操作して選択的に指定している線状体1の種類を、入力I/F31を経由して入力し、入力した線状体1の種類を指すデータをメモリ36の所定領域に記憶しておく(ステップS1)。
続いて、入力I/F31を介して回転センサ77および88の出力を入力する(ステップS3)。そして、入力したセンサ出力に基づき、回転量変換テーブルRTBを検索して、対応する回転量XaとXbを読出す(ステップS5)。
その後、(式1)を用いて長さWを検出する(ステップS7a)。ここでは、(式1)に当てはめる変数である長さW0および回転差Dxは、使用する線状体1の種類に対応するデータを選択して用いる。具体的には、CPU35は、ステップS1でメモリ36の所定領域に格納した線状体の種類を読出し、読出した種類に基づき、メモリ36の領域E2とE3を検索して、対応する回転差Dxiと長さW0iのデータをそれぞれ読出す。この読出された回転差Dxiと長さW0iのデータと、ステップS5で検出された回転量XaとXbのデータを(式1)に当てはめて、長さWを算出する。
続いて、CPU35は、ステップS1でメモリ36の所定領域に格納した線状体の種類を読出し、読出した種類に基づき、メモリ36の領域E1を検索して対応の圧縮力変換テーブルPTBiを選択する(ステップS8)。
続いて、選択された圧縮力変換テーブルPTBiをステップS7で検出した長さWに基づき検索して、対応する圧縮力Pを読出す。これにより圧縮力Pが検出される(ステップS9a)。
続いて、検出された圧縮力Pを、出力I/F33を介して出力部50に出力する(ステップS11)。
(実施の形態3)
次に、本発明の計測装置を実用化する例として、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具である線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pを計測する計測装置が、他の医療機器に組み込まれて使用される例を示す。
図14は、本発明の実施の形態3に係るYコネクタの構成を示す図である。図14を参照して、Yコネクタ(医療装置)60は、計測装置101と、入力ポート45および46と、出力ポート47とを備える。
計測装置101は、Yコネクタ60の内部の、入力ポート45と出力ポート47とを連通する通路に組み込まれている。線状体1は、たとえば、血管および尿管等の体内の管に挿入されるガイドワイヤおよびカテーテル、ならびに動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に付いたワイヤなど、線状の医療器具である。線状体1は、入力ポート45側からの操作によって体内の目的部位まで誘導される。
図14では、計測装置101がYコネクタ60に組み込まれているため、Yコネクタ60の入力ポート45から線状体1を操作し、入力ポート46から薬剤を注入することができる。たとえば、カテーテルとガイドワイヤとの摩擦を低減するための生理食塩水を入力ポート46から注入することができる。また、血管の中に挿入したカテーテルを人体外部から目的部位まで誘導した後に、入力ポート46から血管造影剤を注入して、血管造影剤を体内の目的部位に注入することができる。
(実施の形態4)
図15は、実施の形態4に係る計測装置101を脳動脈瘤の塞栓手術に適用した例を示す図である。この場合の線状体1はカテーテル52によって脳動脈瘤に誘導されるデリバリーワイヤである。線状体1の先端には、塞栓用の白金コイル21が設けられている。計測装置101は、医療器具のYコネクタ60内に組み込まれている。Yコネクタ60の出力ポートはカテーテル52に接続され、Yコネクタ60の2つの入力ポートの一方は生理食塩水や薬剤を注入するための液体注入器23に接続され、他方の入力ポートから線状体1が挿入される。
線状体1の先端は、術者53の手元操作により、患者25の血管内を進行し、脳動脈瘤まで誘導される。術者53は、白金コイル21を操作して脳動脈瘤の塞栓手術を行なう。線状体1の先端が血管内を進行して行く様子や塞栓手術の様子のX線透視画像は、X線透視装置26内の図示のない映像カメラで撮影され、図示のない映像モニタに表示される。また、Yコネクタ60内の計測装置101で検出された圧縮力Pの出力信号は、制御ボックス91を経由して図示のない変調器で音声信号に変換されてスピーカ93を介して音声出力される。
また、ディスプレイ92には白金コイル21の計測装置本体2を介した体内への挿入量を表示してもよい。この挿入量は、線状体1の貫通孔3の通過量に相当するので、回転体部7または回転体部8について検出された回転量XaまたはXbを所定の計算式に従い処理することで算出することができる。
または、各回転量のデータそれぞれに対応した挿入量のデータを格納したテーブルを予め準備してメモリ36に格納して、CPU35が回転量XaまたはXbのデータに基づき当該テーブルを検索して対応する挿入量(挿入した長さ)データを読出すことで、挿入量を検出することができる。計測装置101が検出した通過量に相当する挿入量のデータは制御ボックス91を経由して画像データに変換されてディスプレイ92に表示される。
なお、挿入量のデータは、外部コンピュータである制御ボックス91にて検出されてもよい。つまり、計測装置1から検出した回転量XaまたはXbのデータを制御ボックス91に転送し、制御ボックス91にて所定の計算式に従う演算によって挿入量を算出する、またはテーブル検索による挿入量の読出しがされることで、挿入量が検出されてもよい。ディスプレイ92には、通過量に相当する挿入量が、例えば時間経過に従う変化を指すトレンドグラフとして表示される。
なお、スピーカ93でなくてもランプでもよく、それらを併用してもよい。また、複数の閾値を予め用意しておき、各閾値と圧縮力Pとの比較結果に基づき、スピーカ93の音や、ランプの色を変えるとしてもよい。また、図15では、圧縮力Pの提示装置と計測装置101はケーブルで接続されているが、ケーブルではなく、赤外線や無線通信などの、他の信号転送手段も使用することができる。
(実施の形態5)
図16は、本発明の第5の実施の形態に係る訓練装置の構成を示す図である。図16を参照して、訓練装置は、計測装置101と、ガイドワイヤ(線状体1に相当する)51と、カテーテル52と、シミュレータ54と、表示装置55と、ケーブル56と、提示装置57とを備える。
カテーテル52は、計測装置101に接続され、計測装置101を通過したガイドワイヤ51が挿入される。
ガイドワイヤ51を把持する術者53がガイドワイヤ51をシミュレータ54の内部へ進めるためにガイドワイヤ51に圧縮力Pをかけると、その圧縮力Pが計測装置101により検出されて提示装置57によって表示される。
シミュレータ54は、人体を模擬するものであり、人体の管の透視画像と同等のものを表示装置55に表示する。医療装置の訓練を行なっている術者53はシミュレータ54による表示装置55の表示画像を見ながらガイドワイヤ51を操作する。シミュレータ54は、挿入されたガイドワイヤ51に対する挿入抵抗を変化させる。操作時の抵抗力すなわち、計測装置101で計測されるガイドワイヤ51に作用する圧縮力Pは、提示装置57に表示されるとともに、ケーブル56を介してシミュレータ54にも伝達される。シミュレータ54は、伝達された圧縮力Pに基づいてガイドワイヤ51の挿入抵抗を変更する。
なお、図16では計測装置101およびシミュレータ54が分離されているが、計測装置101およびシミュレータ54が一体化される構成であってもよい。また、提示装置57の代わりにシミュレータ54の表示する模擬透視画像にガイドワイヤ51に作用する圧縮力を追加表示する構成であってもよい。
このような構成により、熟練術者の操作を定量化することができ、経験の少ない術者の手技を早期に向上させることができる。
上述の各実施の形態によれば、医師である術者が医療用線状体1を操作する状態において線状体1に作用する圧縮力Pをリアルタイムに検出して外部に出力するので、術者は出力内容を確認しながら操作することで、誤操作を回避できて、医療事故の防止が可能となる。
また、上述のように圧縮力Pをリアルタイムに検出して外部に出力することによって、熟練術者の線状体1の操作を定量化して提示することができ、経験の少ない術者は、この出力を確認することで手技を早期に向上させることが可能となる。
また、手術中の記録として、術者の線状体1の圧縮力Pまたは線状体1の挿入量および挿入速度を記録することができるようになる。
また、線状体1に作用する圧縮力Pまたは挿入量などは計測装置101を用いることで検出することができるので、今まで使用してきた各種の医療用線状体に改良を加えることなく、そのまま使用して圧縮力Pまたは挿入量を検出することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の各実施の形態に係る計測装置の本体の構成を示す外観図である。 図1のII−II線による断面を示す断面図である。 図1のIII−III線による断面を示す断面図である。 本発明の各実施の形態に係る線状体に作用する圧縮力と線状体の湾曲の程度を模式的に示す図である。 本発明の各実施の形態に係る線状体に作用する圧縮力と回転体部間の線状体の長さの相関関係を模式的に示す図である。 (A)と(B)は、本発明の各実施の形態に係る磁気式回転センサの構成の一例を示す図である。 本発明の各実施の形態に係る光学式回転センサの構成の一例を示す図である。 本実施の各実施の形態に係る計測装置の圧縮力を検出するための機能構成を示す図である。 図8に示す圧縮力検出部の内部構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るメモリの内容の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮力の検出手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るメモリの内容の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る圧縮力の検出手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るYコネクタの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る計測装置を脳動脈瘤の塞栓手術に適用した例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態に係る訓練装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 線状体、2 計測装置本体、3 貫通孔、6 幅広部、7,8 回転体部、30 圧縮力検出部、41 スイッチ、42 線状体選択器、77,88 回転センサ、101 計測装置、PTB 圧縮力変換テーブル、RTB 回転量変換テーブル、W 長さ、P 圧縮力。

Claims (9)

  1. 可撓性を有する線状体に作用する圧縮力を計測する計測装置であって、
    前記線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、
    前記線状体に前記圧縮力が作用するとき、前記貫通孔の入口側と出口側との間において前記線状体が所定の方向へ湾曲し、さらに、
    前記貫通孔の前記入口側における、前記線状体の通過量を検出する入口通過量検出部と、
    前記貫通孔の前記出口側における、前記線状体の通過量を検出する出口通過量検出部と、
    前記入口通過量検出部により検出した前記線状体の前記通過量と、前記出口通過量検出部により検出した前記線状体の前記通過量との差を、前記圧縮力に変換する圧縮力変換部と、を備える、計測装置。
  2. 前記入口通過量検出部は、
    前記入口側において前記線状体の進行に連動して回転する入口回転体部と、
    前記入口回転体部の回転量を検出する入口回転量検出部と、を含み、
    前記入口側における前記通過量は、前記入口回転量検出部が検出した前記回転量により指示されて、
    前記出口通過量検出部は、
    前記出口側において前記線状体の進行に連動して回転する出口回転体部と、
    前記出口回転体部の回転量を検出する出口回転量検出部と、を含み、
    前記出口側における前記通過量は、前記出口回転量検出部が検出した前記回転量により指示される、請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記入口回転体および前記出口回転体それぞれには磁石が取り付けられて、
    前記入口回転量検出部および前記出口回転量検出部のそれぞれは、前記入口回転体および前記出口回転体それぞれの、回転に連動した前記磁石の磁力線の向きの変化を検出する、請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記入口回転体および前記出口回転体それぞれは、照射される光を反射する反射部と非反射部とを有し、
    前記入口回転量検出部および前記出口回転量検出部のそれぞれは、
    前記入口回転体および前記出口回転体それぞれの、回転に連動した反射光を受光する受光部を有し、前記受光部による前記反射光の受光量の変化を検出する、請求項2に記載の計測装置。
  5. 前記線状体に対し前記圧縮力が作用していない状態であることを、前記圧縮力変換部に指示する指示部をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の計測装置。
  6. 検出された前記線状体の通過量を外部に出力する、請求項1から5のいずれかに記載の計測装置。
  7. 検出された前記圧縮力を外部に出力する、請求項1から6のいずれかに記載の計測装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の計測装置を備える医療装置。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の計測装置を備える訓練装置。
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