JP5188124B2 - 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

表示制御装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体に関し、特に、画像の配列から所望の画像を容易に検索するための技術に関する。
近年、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルビデオディスクレコーダ、薄型テレビ受像機等のデジタル家電の普及が急速に進んでいる。これらデジタル家電では静止画、動画等のコンテンツデータが作成され、閲覧される。また、テレビ受像機(以下、テレビ)がセットトップボックスや家庭用ゲーム機等を介してパーソナルコンピュータ(以下、PC)と連携することにより、ユーザは、PCに蓄積された動画像データ等のコンテンツデータもテレビで閲覧できるようになりつつある。
デジタル家電でコンテンツデータを閲覧する場合は、ユーザの操作は単純であることが求められる。そこで、キー等の操作に基づいてコンテンツのサムネイル画像を順次表示し、サムネイル画像の選択に応じて対応するコンテンツを再生する構成が知られている(特許文献1参照)。
また、コンテンツデータを整理する構成として、ユーザの操作指示に基づいてコンテンツを分類し、分類に基づいてコンテンツを格納するディレクトリを形成し、このディレクトリに各コンテンツを格納する構成が知られている(特許文献2参照)。この構成では、各コンテンツは階層的に管理されており、上位階層における管理単位は「アルバム」と呼ばれている。コンテンツを格納するディレクトリ階層はコンテンツを管理する階層に対応しており、各アルバムはディレクトリ階層における上位のディレクトリと対応している。このようにして、この構成は、画像に対応づけられたコンテンツをディレクトリによりアルバム単位にまとめて管理し、アルバムの選択及びアルバム内のインデックス画像の選択に応じて所望のデータを選択可能にしている。
また、動画内の任意のシーンを選択し再生表示するための構成として、動画像全体をその構成や意味内容に則して短時間のフレーム列として階層的に分割し、各フレーム列の代表フレームの静止画像を表示する構成が知られている(特許文献3参照)。この構成によれば、ユーザは、代表フレームの静止画像を参照して、各フレーム列の内容を確認することができる。
特開2001―312350号公報 特開平8−63485号公報 特開平5−282379号公報
しかしながら、近年、記憶メディアの大容量化、低価格化に伴い、記憶されるコンテンツの数や動画の録画時間が増加する傾向にある。コンテンツの数や録画時間が増加すると、上記のスクロールによる構成(特許文献1)では、ユーザは、所望のコンテンツを選択するために大量のサムネイル画像を確認する必要がある。
また、アルバム単位で管理する構成(特許文献2)では、アルバム内に所望のコンテンツが存在するか否かを、アルバム名称等の属性情報からは判断できない場合には、ユーザはアルバムを一つ一つ開きインデックス画像を確認する必要がある。別の言い方をすると、コンテンツの閲覧作業を簡易にするために、ユーザは、コンテンツをアルバムへ適切に分類する必要がある。従って、この構成では、コンテンツの分類作業と閲覧作業の少なくとも一方におけるユーザの作業負担が大きい。
また、動画像全体を階層的に分割する構成(特許文献3)では、表示数が少ない上位階層の代表フレームを表示した場合は、シーンの粒度が粗くなってしまう。このため、所望のシーンが含まれているか否かをユーザが代表フレームから把握することは困難である。従って、ユーザは、代表フレームを確認しながら上位階層から把握可能な下位階層まで行き来するか、最初から下位階層の代表フレームを一つ一つ確認するかのどちらかを行う必要がある。
上記の何れの従来技術も、ユーザに多くの判断又は操作を要求するため、操作性が低い。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、操作性の高い画像閲覧技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による表示制御装置は以下の構成を備える。即ち、
画像の配列に含まれる画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、
画像の配列に含まれる画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、
前記配列における画像の順序に対応したスクロール表示を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
ユーザからのスクロール操作に応じて、前記配列に含まれる第1画像の選択を受け付ける受付手段と、
前記第1画像の、前及び後の少なくともいずれか一方から複数の第2画像を取得する取得手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記第1画像と、前記複数の第2画像とを前記表示手段に表示し、
前記取得手段は、前記第1画像の前から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の先頭までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、前記第1画像の後から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の最後尾までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、決定された間隔で前記配列から前記第2画像取得する。
また、本発明による表示制御装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
画像の配列に含まれる画像を表示手段に表示する表示制御装置の制御方法であって、
表示制御手段が、前記配列における画像の順序に対応したスクロール表示を前記表示手段に表示する工程と、
受付手段が、ユーザからのスクロール操作に応じて、前記配列に含まれる第1画像の選択を受け付ける工程と、
取得手段が、前記第1画像の、前及び後の少なくともいずれか一方から複数の第2画像を取得する工程と、
前記表示制御手段が、前記第1画像と、前記複数の第2画像とを前記表示手段に表示する工程と、
を備え、
記取得する工程においては、前記第1画像の前から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の先頭までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、前記第1画像の後から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の最後尾までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、決定された間隔で前記配列から前記第2画像取得する。
本発明によれば、操作性の高い画像閲覧技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<<実施形態1>>
(ハードウェア構成)
図1は実施形態1における画像閲覧装置(表示制御装置)のハードウェア構成図である。図1において、100は画像閲覧装置、110は液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等のディスプレイ、120は図6を参照して後述する赤外線リモコンである。図1のように、画像閲覧装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、ハードディスクドライブ(HDD)106、赤外線(入力)インタフェース105、ディスプレイインタフェース104を備える。
CPU101は、HDD106に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS:Operating System)や制御プログラム等を実行する。そして、RAM103にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
ROM102は、画像閲覧装置100の電源投入時に、HDD106に記憶されたOSを起動するためのブートプログラムを記憶する。CPU101は、このブートプログラムに基づいてOSを起動する処理を行う。OSを起動した後に、HDD106から本実施形態に係る処理プログラムが読み出されて、実行される。また、ROM102は、基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
RAM103は各種データを一時記憶し、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
HDD106は大容量メモリとして機能する外部記憶装置である。HDD106には、各処理プログラム、各種情報、映像データ、デバイスドライバ等が格納される。
赤外線入力インタフェース105は、赤外線リモコン120からの赤外線信号を受信し、赤外線インタフェース・デバイスドライバ(不図示)が処理可能な情報に変換する。ディスプレイインタフェース104は、ディスプレイ・デバイスドライバ(不図示)からの画面情報をディスプレイ110が表示処理可能な信号に変換し、この信号をディスプレイ110へ出力する。
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施形態では、画像閲覧装置100はセットトップボックスにより実現される。ただし、画像閲覧装置100は、家庭用ゲーム機、デジタルビデオディスク(DVD)プレイヤー、DVDレコーダー、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、薄型テレビ受像機等のデジタル家電により実現しても構わない。或いは、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション、携帯情報端末(PDA)等の情報処理装置や、携帯電話、さらには半導体集積回路等の電子部品等で実現しても構わない。
また、本実施形態では、大容量メモリとして機能する外部記憶装置としてHDD106を想定するが、これに限られない。例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO等のメディアを用いて実現してもよい。
また、本実施形態では、説明の便宜のため、本実施形態に係る画像閲覧装置100を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、画像閲覧装置100上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
尚、以下特に断らない限り、他図を用いて説明されたものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
(機能構成)
図2は本実施形態における画像閲覧装置100の機能構成図である。図2に示すように、画像閲覧装置100は、動画データ記憶部201、動画データ読出部202、画面表示部203、フレーム選択位置取得部204、代表フレーム選択範囲決定部205、代表フレーム選択部206の機能ブロックを備える。
動画データ記憶部201は、HDD106の記憶領域を使用して、動画データ、動画フレーム画像、図3を用いて後述する動画フレーム情報300を記憶する。動画データ読出部202は、動画フレーム情報300及び動画フレーム情報300に基づく動画フレーム画像(画像の配列)を読み出し、画面表示部203を介してディスプレイ110に表示する。
画面表示部203は、表示画面をディスプレイ110に表示する。例えば、図4及び図5を参照して後述するユーザインタフェース画面400、500を表示したり、赤外線リモコン120からの操作入力に基づき動画データ読出部202を介して動画データを読み出して表示したりする。
フレーム選択位置取得部204は、動画データ読出部202により読み出されて画面表示部203により、順次、表示されているフレームのフレーム選択位置を取得する。ここで、フレーム選択位置は、先頭フレームからのフレーム数により規定される。
代表フレーム選択範囲決定部205は、フレーム選択位置取得部204を介して取得されたフレーム選択位置に基づいて、代表フレーム(第2画像)を選択する範囲を決定する。ここで本実施形態では、動画の先頭からフレーム選択位置までと、フレーム選択位置から動画の最後尾までとの二つの範囲を代表フレーム選択範囲と決定する。
代表フレーム選択部206は、代表フレーム選択範囲決定部205により決定された代表フレーム選択範囲に基づき代表フレームを選択する。そして、画面表示部203を介して図4及び図5を参照して後述する代表フレーム画像をディスプレイ110に表示する。
(動画フレーム情報)
図3は本実施形態における動画フレーム情報の一例を示す図である。図3に示すように、動画フレーム情報300には、フレームID301、フレーム画像ファイル名302、動画ファイル名303、タイムスタンプ304が含まれる。
ここで、フレームID301は同一動画データ内でフレームを一意に識別するIDであり、フレーム画像ファイル名302は対応するフレームを静止画像ファイルとして保存したファイルシステム上でのパス名である。また、動画ファイル名303は対応するフレームが属している動画データのファイルシステム上でのパス名であり、タイムスタンプ304は動画データ内でのフレーム位置を時間で表した情報である。
例えば、図3の例では、フレームID301が100のフレームは、パス名contents/video0.mpgの動画データの時間50秒の位置のフレームである。そして、このフレームの画像は、パス名thumb/video0_100.jpgのファイルである。
動画データ読出部202は、フレームIDを順次インクリメントし、対応するフレーム画像ファイル名から画像データを読み出して、画面表示部203を介してディスプレイ110にスクロール表示する。画面表示部203を介して赤外線リモコン120から動画再生の操作入力があった場合、動画データ読出部202は、動画ファイル名の動画データを、タイムスタンプの位置から読み出し、画面表示部203を介して頭出し再生表示する。
尚、図3で示した動画フレーム情報300は一例であり、情報の構成、フレームの数、位置、ファイル名、ファイルフォーマット等、これに限られるものではない。
(ユーザインタフェース画面)
図4は本実施形態におけるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザインタフェース画面400には、スクロール表示領域401、インジケータ表示領域402、代表フレーム画像表示領域403が含まれる。
スクロール表示領域(スクロール領域)401は、動画フレーム情報300に基づき動画フレーム画像をスクロール表示し、代表フレーム画像表示領域403は代表フレームの画像を表示する。即ち、動画における画像の順序に対応するスクロール領域を表示している。ここで、スクロール表示とはフレーム画像を左右に移動し、順次、表示することである。本実施形態では、スクロール表示領域401において中央に位置するフレームが選択中のフレーム(第1画像)である。つまり、画像閲覧装置100は、ユーザからのスクロール操作に応じて、動画像に含まれるフレームの選択を受け付ける受付処理を行う。画像閲覧装置100は、再生操作に応じてこのフレームから再生を開始する。
インジケータ表示領域402は動画データ全体を水平の帯で表し、動画データ全体の中での、選択中のフレームの位置、代表フレームの位置を表示する。図4の例では、インジケータ404が選択中のフレームの位置を表示し、インジケータ405が代表フレームの位置を表示している。
図4では、12分46.5秒の動画データの4分00秒の位置のフレームがスクロールにより選択されている。そして、1分00秒、2分00秒、3分00秒、6分11.5秒、8分23秒、10分34.5秒のフレームが代表フレームとして選択されている。
また、代表フレームは、先頭0分00秒からフレーム選択位置4分00秒までの範囲とフレーム選択位置4分00秒から最後尾12分46.5秒までの範囲とで、それぞれで均等の時間間隔となるように選択されている。
尚、ユーザインタフェース画面400は一例を示したものであり、構成、配置等これに限られるもではない。
図5は本実施形態におけるユーザインタフェース画面の別の例を示す図である。図4の場合と同様に、ユーザインタフェース画面500には、スクロール表示領域501、インジケータ表示領域502、代表フレーム画像表示領域503が含まれる。
ユーザインタフェース画面500では、ユーザインタフェース画面400とは異なり7分20秒のフレームが選択されている。そして、1分50秒、3分40秒、5分30秒、8分41.5秒、10分03秒、11分24.5秒のフレームが代表フレームとして選択されている。ここで、代表フレームは、フレーム選択位置が変化したことに応じて、先頭0分00秒からフレーム選択位置7分20秒までの範囲と、フレーム選択位置7分20秒から最後尾12分46.5秒までの範囲とのそれぞれから選択されている。
尚、ユーザインタフェース画面500は一例を示したものであり、配置等これに限られるもではない。
(リモコン)
図6は本実施形態における赤外線リモコン120の一例を示す図である。図6のように、赤外線リモコン120は、左スクロールボタン605、右スクロールボタン604、高速の左スクロールを指示する左高速スクロールボタン606、高速の右スクロールを指示する右高速スクロールボタン603を有している。ここで、左スクロールとはスクロール表示領域のフレーム画像を左に移動すること、すなわち表示画面上で右に位置するフレームを選択することを意味する。右スクロールとはその逆である。また、赤外線リモコン120は、選択中のフレームからの再生を指示する再生ボタン601、再生の停止を指示する(再生)停止ボタン602を有する。
尚、本実施形態の赤外線リモコン120は一例を示したものであり、ボタン構成、配置、ボタン名称等、これに限られるものではない。また、本実施形態では、赤外線リモコン120がユーザの操作指示を受け付けるが、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、ジョグダイアル等のユーザの操作を受け付ける装置ならばどのような装置が受け付けても構わない。また、ユーザの操作指示を受け付ける装置は画像閲覧装置100と同一の筐体に存在してもよい。
(メイン処理)
図7は本実施形態の画像閲覧装置100のメイン処理のフローを示すフローチャートである。図7のフローの各ステップはCPU101の制御に基づいて実行される。
図7に示すように、メイン処理が開始されると、動画フレーム選択位置の初期化を行う(S701)。ここではフレームIDを0に設定する。
次に、図4及び図5に示すような画面構成に従って動画フレーム選択位置から予め定められた範囲のフレームのフレーム画像をスクロール表示領域401に表示する(S702)。図4、図5の例では、選択中のフレームを中心に5つのフレームを表示している。
次に、赤外線リモコン120により右スクロールボタン604が押下されたことを検出すると(S703でYES)、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を右に設定し(S721)、S708へ進む。
右スクロールボタン604の押下が検出されず(S703でNO)、左スクロールボタン605が押下されたことを検出すると(S704でYES)、S722へ進む。S722では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S708に進む。
左スクロールボタン605押下が検出されず(S704でNO)、右高速スクロールボタン603が押下されたことを検出すると(S705でYES)、S723へ進む。S723では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を右に設定する。そして、S708へ進む。
右高速スクロールボタン603押下が検出されず(S705でNO)、左高速スクロールボタン606が押下されたことを検出すると(S706でYES)、S724へ進む。S724では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S708に進む。
左高速スクロールボタン606の押下が検出されず(S706でNO)、再生ボタン601が押下されたことを検出すると(S707でYES)、S731へ進む。再生ボタン601の押下が検出されない場合は(S707でNO)、S703へ戻って処理を繰り返す。
S731では、動画フレーム情報300に基づき選択中のフレームの動画ファイルをタイムスタンプの位置から頭出し再生を開始する。続いて、停止ボタン602の押下又は動画の最後尾まで再生したか否かを判定する(S732)。どちらでもない場合(S732でNO)にはS732での判定を繰り返し、すくなくとも何れか一方が検出された場合には(S732でYES)、再生を終了し(S733)、S702へ戻る。
さて、S708では右スクロールに設定されているか否かを判定する。右スクロールの場合には(S708でYES)、動画フレーム選択位置、ここではフレームIDをデクリメントする(S741)。一方、右スクロールでない場合(S708でNO)はインクリメントする(S709)。
次に、動画フレーム選択位置に基づきスクロール表示領域401、501の動画フレーム表示を更新する(S710)。
次に、動画フレーム選択位置が所定の位置であるか否かを判定する(S711)。尚、S711における所定の位置とは、本実施形態では20フレーム毎とする。所定位置ではない場合(S711でNO)は、タイマ値に基づき一時休止し(S712)、S703から処理を繰り返す。S711において動画フレーム選択位置が所定の位置である場合(S711でYES)は、S751へ進む。
S751では、先頭から動画フレーム選択位置までの範囲を予め定められた数でシーン分割する。この処理は、動画像に含まれるフレームを複数のグループに分けるグループ化処理に相当する。そして、各シーン(グループ)の最後方のフレームを代表フレームとして選択する(S752)。続いて、動画フレーム選択位置から最後尾までの範囲でシーン分割を行い(S753)、各シーンの先頭フレームを代表フレームとして追加する(S754)。
そして、選択された代表フレームの画像を代表フレーム画像表示領域403、503に時系列に配置し、インジケータ表示領域402、502と対応付けて表示し(S755)、S712に進む。
上記のように、画像閲覧装置100は、ユーザのスクロール操作の特性に基づいて代表フレームの取得の仕方を切り替えてディスプレイ110に表示する。このため、ユーザは、単純なスクロール操作を適当に実行することで、様々な仕方で代表フレームを表示させることができる。従って、操作性の高い画像閲覧技術が提供される。
また、画像閲覧装置100は、選択を受け付けたフレームの全画像(画像の配列)における位置に基づいて、代表フレームの取得の取得の仕方を切り替える。このため、ユーザは、スクロール操作によりフレームを適当に選択することによって、様々な仕方で代表フレームを表示させることができる。
また、画像閲覧装置100は、選択を受け付けたフレームの、前及び後の少なくともいずれか一方から、予め定められた個数の、等間隔の代表フレームを取得する。このため、ユーザは、簡易な操作で動画データ全体の内容を把握することができる。
また、画像閲覧装置100は、全画像に含まれる画像を複数のグループに分け、このグループから代表となる画像を代表フレームとして取得する。このように、代表フレームは各グループを代表するフレームであるため、ユーザは代表フレームを参照することで動画データ全体の内容を容易に把握可能である。
また、画像閲覧装置100は、選択されたフレーム及び代表フレームのフレーム全体における位置をディスプレイ110に表示する。このため、ユーザは、画像全体の変化を一見して把握することが可能である。
また、画像閲覧装置100は、ユーザからの指示に応じて選択されたフレームから動画像を再生するように制御する。このため、ユーザは所望とするフレームから動画を再生して内容を確認することができる。
また、本実施形態によれば、20フレームスクロールする毎に、スクロール方向の代表フレームの選択範囲が狭まることにより、シーン分割が詳細化され、代表フレームから目的とするシーンの位置を把握し易くなる。
尚、本実施形態では、映像データとして動画データ内の動画フレームを閲覧する例を示したが、複数の静止画データを閲覧する場合であっても、撮影日時等の意味のある並び順で並んでいるデータであれば同様の効果が得られる。
また、本実施形態では動画フレームをスクロール表示する例を示したが、一般的な再生表示であって同様の効果が得られる。
また、本実施形態では先頭から動画フレーム選択位置又は動画フレーム選択位置から最後尾までの範囲を選択する例を示したが、選択範囲を、選択範囲より十分に小さいサイズで増減させても同様の効果が得られる。
また、動画は、MPEG符号方式等のフレーム間の差分情報を用いた圧縮方式により符号化されていてもよい。この場合も、復号された各フレームについて上記と同様の処理を行うことができる。
<<実施形態2>>
次に、本発明の実施形態2について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、スクロール方向に存在するフレームから代表フレームを取得する構成について説明する。
尚、ハードウェア構成は図1を用いて説明した実施形態1と同様である。また、機能構成は図2を用いて説明した実施形態1と同様である。また、動画フレーム情報は図3を用いて説明した実施形態1と同様である。また、赤外線リモコンは図6を用いて説明した実施形態1と同様である。
(ユーザインタフェース画面)
図8及び図9は本実施形態における左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。図4、図5の場合と同様に、ユーザインタフェース画面800、900には、それぞれ、スクロール表示領域801、901、インジケータ表示領域802、902、代表フレーム画像表示領域803、903が含まれる。代表フレーム画像表示領域803、903は、代表フレーム画像表示領域403、503と異なり、スクロールによる進行方向のみの代表フレーム画像のみが表示されている。
具体的には、左スクロール、即ち、動画データの後方に向かうスクロールを行っているため、図8では、フレーム選択位置1分20秒から最後尾12分46.5秒までの範囲から代表フレームが選択されている。図9では、ユーザインタフェース画面900は、800に比べて、スクロールが進んだことにより、より狭い範囲、即ち、7分40秒から最後尾までの範囲から代表フレームが選択されている。
図10及び図11は本実施形態における右スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。図8、図9の場合と同様に、ユーザインタフェース画面1000、1100には、それぞれ、スクロール表示領域1001、1101、インジケータ表示領域1002、1102、代表フレーム画像表示領域1003、1103が含まれる。代表フレーム画像表示領域1003、1103は、代表フレーム画像表示領域803、903と同様、スクロールによる進行方向のみの代表フレーム画像が表示されている。
図10では、代表フレーム画像表示領域1003、1103は、スクロール表示方向が再生方向に対して逆方向であるため、代表フレーム画像表示領域803、903の場合とは逆方向の範囲の代表フレーム画像が表示されている。図11において、ユーザインタフェース画面1100は、1000に比べて、スクロールが進んだことにより、より狭い範囲から代表フレームが選択されている。
尚、ユーザインタフェース画面800、900、1000、1100は一例を示したものであり、構成、配置等これに限られるもではない。
(メイン処理)
図12は本実施形態の画像閲覧装置100のメイン処理のフローを示すフローチャートである。図12のフローの各ステップはCPU101の制御に基づいて実行される。
図12に示すように、メイン処理が開始されると、動画フレーム選択位置の初期化を行う(S1201)。ここではフレームIDを0に設定する。
次に、図8〜11に示すような画面構成に従って動画フレーム選択位置から予め定められた範囲のフレームのフレーム画像を表示する(S1202)。
次に、赤外線リモコン120により右スクロールボタン604が押下されたことを検出すると(S1203でYES)、S1221へ進む。S1221では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を右に設定する。そして、S1208に進む。
右スクロールボタン604押下が検出されず(S1203でNO)、左スクロールボタン605が押下されたことを検出すると(S1204でYES)、S1222へ進む。S1222では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S1208に進む。
左スクロールボタン605押下が検出されず(S1204でNO)、右高速スクロールボタン603が押下されたことを検出すると(S1205でYES)、S1223へ進む。S1223では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を右に設定する。そして、S1208に進む。
右高速スクロールボタン603の押下が検出されず(S1205でNO)、左高速スクロールボタン606が押下されたことを検出すると(S1206でYES)、S1224へ進む。S1224では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S1208に進む。
左高速スクロールボタン606の押下が検出されず(S1206でNO)、再生ボタン601が押下されたことを検出すると(S1207でYES)、S1231へ進む。S1231では、動画フレーム情報300に基づき選択中のフレームの動画ファイルをタイムスタンプの位置から頭出し再生を開始する。
続いて、停止ボタン602の押下又は動画の最後尾まで再生したか否かを判定する(S1232)。S1232において、どちらでもないと判定された場合(S1232でNO)にはS1232の判定を繰り返する。すくなくとも何れか一方が検出された場合(S1232でYES)には、再生を終了し(S1233)、S1202に戻る。
尚、再生ボタン601の押下が検出されない場合(S1207でNO)は、S1203から繰り返す。
さて、S1208では右スクロールに設定されているか否かを判定する。右スクロールの場合には(S1208でYES)、動画フレーム選択位置、ここではフレームIDをデクリメントする(S1241)。一方、右スクロールでない場合(S1208でNO)はインクリメントする(S1209)。
次に、動画フレーム選択位置に基づきスクロール表示領域の動画フレーム表示を更新する(S1210)。
次に、動画フレーム選択位置が所定の位置であるか否かを判定する(S1211)。尚、S1211における所定の位置とは、本実施形態では20フレーム毎とする。所定位置でない場合(S1211でNO)は、タイマ値に基づき一時休止し(S1212)、S1203から処理を繰り返す。S1211において動画フレーム選択位置が所定の位置である場合(S1211でYES)は、S1251に進む。
S1251では、右スクロールに設定されているか否かを判定する。S1251で右スクロールと判定された場合(S1251でYES)は、先頭から動画フレーム選択位置までの範囲をシーン分割し(S1261)、各シーンの最後方のフレームを代表フレームとして選択する(S1262)。そして、S1254へ進む。
S1251で右スクロールでないと判定された場合(S1251でNO)、動画フレーム選択位置から最後尾までの範囲をシーン分割し(S1252)、各シーンの最後方のフレームを代表フレームとして選択する(S1253)。そして、S1254へ進む。
そして、選択された代表フレームの画像を代表フレーム画像表示領域に時系列に配置し、インジケータ表示領域と対応付けて表示し(S1254)、S1212に進む。
上記のように、本実施形態では、スクロール方向に存在するフレームから代表フレームを取得する。そして、スクロールの方向に応じて、続いて表示される方向の代表フレームだけを表示する。このため、シーン分割が細かくなり、また、それらの選択範囲が狭まることにより、より詳細化され、代表フレームから目的とするシーンの位置を把握し易くなる。
尚、本実施形態では、映像データとして動画データ内の動画フレームを閲覧する例を示したが、複数の静止画データを閲覧する場合であっても、撮影日時等の意味のある並び順で並んでいるデータであれば同様の効果が得られる。
また、本実施形態では動画フレームをスクロール表示する例を示したが、一般的な再生表示であって同様の効果が得られる。
また、本実施形態では先頭から動画フレーム選択位置又は動画フレーム選択位置から最後尾までの範囲を選択する例を示したが、選択範囲を、選択範囲より十分に小さいサイズで増減させても同様の効果が得られる。
<<実施形態3>>
次に、本発明の実施形態3について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、スクロールの速度に基づいて代表フレームの取得の仕方を切り替える構成について説明する。
尚、ハードウェア構成は図1を用いて説明した実施形態1と同様である。また、動画フレーム情報は図3を用いて説明した実施形態1と同様である。また、赤外線リモコンは図6を用いて説明した実施形態1と同様である。尚、以下特に断らない限り、他図を用いて説明されたものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
(機能構成)
図13は本実施形態における画像閲覧装置100の機能構成図である。図13に示すように、画像閲覧装置100は、動画データ記憶部201、動画データ読出部202、画面表示部203、フレーム表示状態取得部1304、代表フレーム選択範囲決定部1305、代表フレーム選択部206を有する。
フレーム表示状態取得部1304は、動画データ読出部202により読み出されて画面表示部203で、順次、表示されているフレームの表示速度、すなわちフレームの単位時間当たりの表示枚数を計算可能な値を取得する。本実施形態では、フレームの表示間隔を規定するタイマ値を取得する。また、フレーム表示状態取得部1304は、動画データ読出部202により読み出されて画面表示部203で、順次、表示されているフレーム選択位置を取得する。
代表フレーム選択範囲決定部1305は、フレーム表示状態取得部1304を介して取得された表示速度とフレーム選択位置に応じて、代表フレームを選択する範囲を決定する。
ここで本実施形態では、スクロールの速度が高速の場合には、動画の先頭からフレーム選択位置まで、又は、フレーム選択位置から動画の最後尾までを代表フレーム選択範囲と決定する。スクロールの速度が標準速度の場合には、フレーム選択位置から動画の先頭までの半分、又は、フレーム選択位置から動画の最後尾までの半分の範囲を代表フレーム選択範囲と決定する。
なお、本実施形態では、高速スクロールボタン603、606が押下された場合に高速スクロール、通常のスクロールボタン604,605が押下された場合に通常速度のスクロールとするが、これに限られない。例えば、ポインティングデバイスやジョグダイアル等でスクロールを行う場合は、スクロールの速度が予め定められた閾値以上の場合は高速、閾値未満の場合は通常速度とすることができる。本実施形態では、高速スクロールボタン603、606が押下された場合のスクロール速度と、通常のスクロールボタン604,605が押下された場合のスクロール速度との間の速度を閾値として用いる場合に該当する。
(ユーザインタフェース画面)
図14及び図15は本実施形態における左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。図4、図5の場合と同様に、ユーザインタフェース画面1400、1500には、それぞれ、スクロール表示領域1401、1501、インジケータ表示領域1402、1502、代表フレーム画像表示領域1403、1503が含まれる。
代表フレーム画像表示領域1403、1503は、第1実施形態の代表フレーム画像表示領域403、503(図4、図5)と異なり、スクロールによる進行方向のみの代表フレーム画像のみが表示されている。具体的には、動画データの後方に向かってスクロールを行っているため、フレーム選択位置1分20秒以降の範囲から代表フレームが選択されている。ユーザインタフェース画面1500は、ユーザインタフェース画面1400に比べてスクロール速度が低い例を示している。このため、ユーザインタフェース画面1400より狭い範囲から、具体的には2分03秒から5分40秒の代表フレームが選択されている。
(メイン処理)
図16は本実施形態の画像閲覧装置のメイン処理のフローを示すフローチャートである。図16のフローの各ステップはCPU101の制御に基づいて実行される。
図16に示すように、メイン処理が開始されると、動画フレーム選択位置の初期化を行う(S1601)。ここではフレームIDを0に設定する(S1601)。
次に、図14、15に示すような画面構成に従って動画フレーム選択位置から予め定められた範囲に属するフレームのフレーム画像を表示する(S1602)。
次に、赤外線リモコン120により右スクロールボタン604が押下されたことを検出すると(S1603でYES)、S1621へ進む。S1621では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を右に設定する。そして、S1608に進む。
右スクロールボタン604の押下が検出されず(S1603でNO)、左スクロールボタン605が押下されたことを検出すると(S1604でYES)、S1622へ進む。S1622では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を標準値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S1608に進む。
左スクロールボタン605の押下が検出されず(S1604でNO)、右高速スクロールボタン603が押下されたことを検出すると(S1605でYES)、S1623へ進む。S1623では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を右に設定する。そして、S1608に進む。
右高速スクロールボタン603の押下が検出されず(S1605でNO)、左高速スクロールボタン606が押下されたことを検出すると(S1606でYES)、S1624へ進む。S1624では、スクロールの間隔を制御するタイマ値を高速値、スクロールの方向を左に設定する。そして、S1608に進む。
左高速スクロールボタン606の押下が検出されず(S1606でNO)、再生ボタン601が押下されたことを検出すると(S1607でYES)、S1631へ進む。再生ボタン601の押下が検出されない場合は(S1607でNO)、S1603から処理繰り返す。
S1631では、動画フレーム情報300に基づき選択中のフレームの動画ファイルをタイムスタンプの位置から頭出し再生を開始する。続いて、S1632において、停止ボタン602の押下又は動画の最後尾まで再生したか否かを判定する。どちらでもない場合(S1632でNO)にはS1632の判定を繰り返す。すくなくとも何れか一方が検出された場合(S1632でYES)には、再生を終了し(S1633)、S1602に戻る。
さて、S1608では、右スクロールに設定されているか否かを判定する。右スクロールの場合には(S1608でYES)、動画フレーム選択位置、ここではフレームIDをデクリメントする(S1609)。一方、右スクロールでない場合(S1608でNO)はインクリメントする(S1641)。
次に、動画フレーム選択位置に基づきスクロール表示領域の動画フレーム表示を更新する(S1610)。
動画フレーム選択位置が所定の位置でない場合は(S1611でNO)、タイマ値に基づき一時休止し(S1612)、S1603から繰り返す。尚、S1611における所定の位置とは、本実施形態では20フレーム毎とする。
さて、S1611において動画フレーム選択位置が所定の位置である場合(S1611でYES)S1651に進む。
S1651では、ユーザの操作が右スクロール(高速スクロールを含む)か否かを判定する。右スクロールの場合(S1651でYES)はS1661へ進み、右スクロールでない(即ち、左スクロール)場合(S1651でNO)はS1652へ進む。
S1652では、タイマ値が高速か否かを判定する。即ち、左スクロールのスクロール速度が予め定められた閾値以上か否かを判定する。
S1652で高速値でない(閾値未満)と判定された場合(S1652でNO)、動画フレーム選択位置から最後尾までの半分の範囲をシーン分割する(S1653)。そして、S1654へ進む。
一方、S1652で高速値である(閾値以上)と判定された場合(S1652でYES)は、動画フレーム選択位置から最後尾までの範囲をシーン分割し(S1671)、S1654へ進む。
S1654では、各シーンの先頭フレームを代表フレームとして選択する。そして、S1655へ進む。
S1655では、選択された代表フレームを時系列に配置してインジケータに対応づけてディスプレイ110に表示する。そして、ステップS1612へ戻る。
一方で、S1661では、タイマ値が高速か否かを判定する(S1661)。即ち、右スクロールのスクロール速度が予め定められた閾値以上か否かを判定する。
S1661で高速値でないと判定された場合(S1661でNO)、動画フレーム選択位置から先頭までの半分の範囲をシーン分割する(S1662)。そして、各シーンの最後方のフレームを代表フレームとして選択し(S1663)、S1655へ進む。
一方、S1661で高速値であると判定された場合(S1661でYES)、動画フレーム選択位置から先頭までの範囲をシーン分割し(S1681)、S1663へ進む。
そして、選択された代表フレームの画像を代表フレーム画像表示領域に時系列に配置し、インジケータ表示領域と対応付けて表示し(S1655)、S1612に進む。
上記のように、本実施形態では、スクロールの方向に応じて、続いて表示される方向の代表フレームだけを表示する。このためシーン分割が細かくなり、さらにそれらの選択範囲が狭まることにより、より詳細化され、代表フレームから目的とするシーンの位置を把握し易くなる。
さらに、本実施形態では、本実施形態では、スクロールの速度が予め定められた閾値未満の場合は、選択されたフレームに隣接するグループから、代表画像を取得する。即ち、更に、スクロールの速度の低ければ狭い範囲、高ければ広い範囲の代表フレームを表示する。このため、スクロールの停止し易さに合わせてシーン分割が詳細化され、目的とするシーンの位置の把握し易さが向上する。
尚、本実施形態では、映像データとして動画データ内の動画フレームを閲覧する例を示したが、複数の静止画データを閲覧する場合であっても、撮影日時等の意味のある並び順で並んでいるデータであれば同様の効果が得られる。
また、本実施形態では動画フレームをスクロール表示する例を示したが、一般的な再生表示であって同様の効果が得られる。また、本実施形態で示した選択範囲を一定の範囲内で増減させても同様の効果が得られる。
<<その他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成してもよい。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、次のものが含まれる。即ち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)等が含まれる。
その他、プログラムの供給形態としては、次のようなものも考えられる。即ち、クライアント装置のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明に係るコンピュータプログラム、或いは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHD等の記録媒体にダウンロードする形態も考えられる。また、本発明に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、次のような供給形態も考えられる。即ち、まず、本発明に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報の使用により暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明に係る構成を実現する。このような供給形態も可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、次のような実現形態も想定される。即ち、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づいても前述した実施形態の機能が実現される。即ち、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
上記のように、本構成においては、表示中のコンテンツの位置が進行するに連れて代表画像(代表フレーム)の選択範囲が狭くなる。このため、ユーザが、代表画像から所望のコンテンツの位置を把握し易くなる。また、ユーザの操作はスクロール操作だけであるため、操作性が非常に高い。
画像閲覧装置のハードウェア構成図である。 画像閲覧装置の機能構成図である。 動画フレーム情報の一例を示す図である。 ユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 ユーザインタフェース画面の別の例を示す図である。 赤外線リモコンの一例を示す図である。 画像閲覧装置のメイン処理のフローを示すフローチャートである。 左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 右スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 右スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 画像閲覧装置のメイン処理のフローを示すフローチャートである。 画像閲覧装置の機能構成図である。 左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 左スクロール時のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 画像閲覧装置のメイン処理のフローを示すフローチャートである。

Claims (10)

  1. 画像の配列に含まれる画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、
    前記配列における画像の順序に対応したスクロール表示を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    ユーザからのスクロール操作に応じて、前記配列に含まれる第1画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1画像の、前及び後の少なくともいずれか一方から複数の第2画像を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記第1画像と、前記複数の第2画像とを前記表示手段に表示し、
    前記取得手段は、前記第1画像の前から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の先頭までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、前記第1画像の後から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の最後尾までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、決定された間隔で前記配列から前記第2画像取得す
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記取得手段は、前記第1画像の、前及び後の少なくともいずれか一方から、予め定められた個数の、等間隔の第2画像を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  3. 前記取得手段は、前記第1画像の前又は後の画像のうち、スクロール方向に存在するものを前記第2画像として取得する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記取得手段は、前記スクロールの速度が予め定められた閾値未満の場合は、前記第1画像から前記配列の先頭または最後尾までよりも狭い範囲から前記第2画像を取得し、前記スクロールの速度が予め定められた閾値以上の場合は、前記第1画像から前記配列の先頭または最後尾までの範囲から前記第2画像を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1画像及び前記第2画像の前記配列における位置を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記配列に含まれる画像は動画像のフレームである
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. ユーザからの指示に応じて前記第1画像から前記動画像を再生するように制御する制御手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  8. 画像の配列に含まれる画像を表示手段に表示する表示制御装置の制御方法であって、
    表示制御手段が、前記配列における画像の順序に対応したスクロール表示を前記表示手段に表示する工程と、
    受付手段が、ユーザからのスクロール操作に応じて、前記配列に含まれる第1画像の選択を受け付ける工程と、
    取得手段が、前記第1画像の、前及び後の少なくともいずれか一方から複数の第2画像を取得する工程と、
    前記表示制御手段が、前記第1画像と、前記複数の第2画像とを前記表示手段に表示する工程と、
    を備え、
    記取得する工程においては、前記第1画像の前から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の先頭までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、前記第1画像の後から複数の第2画像を取得する場合には、前記配列における前記第1の画像の位置から前記配列の最後尾までの距離に基づいて前記第2の画像を取得する間隔を決定し、決定された間隔で前記配列から前記第2画像取得す
    ことを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  9. コンピュータを請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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