JP5185920B2 - データパケット組み立て方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本発明は遠隔通信の分野に関し、より詳しくは高速パケット受信に関する。
従来技術によれば、データパケット通信方法には、送信側においてパケットをデータブロックに分割するメカニズムと、その後受信側においてこのブロックをパケットに再び組み立てるメカニズムとがある。
MAC(メディアアクセス制御)層において、送信されるべきデータすなわちMSDU(MACサービスデータユニット)は、MACヘッダを有するPDU(プロトコルデータユニット)内にカプセル化される。MSDUが送信されると、このMSDUは断片化され、よって、MSDUの1つ以上の部分(断片)が同一のPDUで送信され、残りの部分は1つ以上の別のPDUで送信される。あるPDUは異なるMSDUの断片を含んでいてもよい。
IEEE802.16規格と互換性があり、受信ステーションのマイクロプロセッサにより実施されるこの種の方法を、図1に示すが、これは初期化ステップ10から始まる。ステップ11では、1組のブロックに付随したMSDUに対応する1つ以上のデータパケットが受信される。その後、ステップ12において、ステーションは正確に受信したブロックを識別する。ステップ13で、マイクロプロセッサはMSDUとして受信したブロックを組み立てるように試みる。ここで、ステップ13は、第1の受信ブロックを指している現在のブロックの初期化を含むステップ130から始まる。その後、テスト131で、マイクロプロセッサは、現在のブロックが有効であるかどうかを(例えばエラー検出コードを用いて)チェックする。現在のブロックが有効でなければ、ステップ13はMSDU組み立て失敗状態で終わる。現在のブロックが有効であれば、ステップ132において、マイクロプロセッサは現在のブロックをMSDUに挿入することによりMSDUを構築する。次に、テスト133で、マイクロプロセッサは、現在のブロックがMSDUの最後のブロックであるかどうかをチェックする。現在のブロックが最後のブロックであるならば、ステップ13は成功に終わり、MSDUが組み立てられる。現在のブロックが最後のブロックでなければ、ステップ134において、現在のブロックは次の受信ブロックを指すようにし、テスト131が繰り返される。よってMSDU組み立てプロセスはかなり長いものとなる。なぜなら基本動作の数が多い(MSDUに存在するブロックの数の少なくとも3倍(ステップ131乃至133に対応する)であり、これらブロックの各々がマイクロプロセッサによりテストされる)からである。したがって、この技法は、素早い反応が要求される用途(例えば、オーディオビジュアルフロー送信用途)に適していないという問題がある。
本発明の目的は、従来技術の上記課題を解決することである。
より詳しくは、本発明の目的は、通信システムの性能(例えば、MSDUの組み立てのスピード及び/又は容易さ)を改良することである。
この目的のために、本発明は、データブロックを組み立て、少なくとも1つのデータパケットに組み立てる方法を提案するものであり、
少なくとも1つの第1のデータブロック記述子を第1のレジスタに書き込むステップを含み、第1の記述子の各々は、1組のブロックに属する各ブロックの状態を示す情報を有し、これによって、各ブロックの状態は、ブロックが記憶されたかどうかを示し、
上記方法はさらに、
前記1組のブロックの少なくとも一部の状態を判定して、それを第2のレジスタに記憶するステップを含み、この状態はこの1組のブロックの一部のブロックが記憶されている又は記憶されていない状態を示しており、この1組のこのブロックを含むパケットの組み立ては、第2のレジスタに記憶された識別子に従い行われる。
状態を判定するステップが、多くとも、複数のバイナリデータとして表現される第1のレジスタのサイズよりも常に少ない回数のクロックサイクルにおいて行われる基本ステップであると有利であり、多くとも1回のクロックサイクルにおいて行われる基本ステップであるとさらに有利である。
好ましい態様によれば、第1のレジスタの書き込みは、第2のレジスタの純粋な電子的なアップデートを含んでいる。
上記方法が第1のパケットブロックの位置を判定するステップを含んでいると有利であり、このステップは、
少なくとも1つの第2の第1のブロック記述子を第3のレジスタに書き込むステップを含み、第2の記述子の各々は第1パケットブロックが含まれているかどうかを各ブロックについて示す情報を有し、
このステップはさらに、
第3のレジスタの値・内容(コンテンツ)に基づきパケットにおける第1のブロックを判定して、第4のレジスタに第1ブロックの識別子を記憶するステップを含み、
1組のブロックを含むパケットの組み立てが第4のレジスタに記憶された識別子に従って行われる。
パケットにおける第1のブロックを判定するステップは、多くとも、複数のバイナリデータとして表現される第3のレジスタのサイズより常に少ない回数のクロックサイクルにおいて行われると有利である。
有利な態様によれば、上記方法は、最後のパケットブロックの位置を判定するステップを含み、このステップは、
少なくとも1つの第3の最後のブロック記述子を第5のレジスタに書き込むステップを含み、第3の記述子の各々は最後のパケットブロックが含まれているかどうかを各ブロックについて示す情報を有し、
上記ステップはさらに、
第5のレジスタの値に基づきパケットにおける最後のブロックを判定して、送信されるべきパケットにおける最後のブロックの識別子を第6のレジスタに記憶するステップを含み、
1組のブロックを含むパケットの組み立ては第6のレジスタに記憶された識別子に従い行われる。
パケットにおける最後のブロックを判定するステップは、多くとも、複数のバイナリデータとして表現される第5のレジスタのサイズより常に少ない回数のクロックサイクルにおいて行われると有利である。
特定の態様によれば、最後のパケットを判定するステップと状態を判定するステップは同時に行われる。
組み立てられるべきパケットにおけるブロックの数の判定は第4のレジスタ及び第6のレジスタの値に従いなされると好ましい。
有利な態様によれば、状態を判定するステップと第1のブロックを判定するステップは、第2のレジスタに記憶された状態が、パケットが記憶されたこと及び/又は最後のパケットブロックが識別されていないことを示す限り繰り返される。
特定の態様によれば、第2のレジスタに記憶された状態は、
パケット組み立てが可能な状態と、
パケットの最後が検出されない故に、パケット組み立てが可能でない状態と、
パケットの少なくとも一部が記憶されていない及び/又は受信されていない故に、パケット組み立てが可能でない状態と
を含むセットに属している。
この方法がデータブロック受信ステップを含むと有利であり、これによって、各ブロックに付随する状態はブロックが正確に受信されたかどうかを示す。
特定の態様によれば、ブロックはワイヤレスチャネルに送信されたデータフレーム、例えばIEEE802.16通信プロトコルに対応するデータフレームで受信される。
本発明は、少なくとも1つのデータパケットを形成するデータブロック組み立てデバイスに関し、このデバイスは、
少なくとも1つの第1のデータブロック記述子を第1のレジスタに書き込む手段を含み、第1の記述子の各々は1組のブロックに属する各ブロックの状態を示す情報を有し、これによって、各ブロックの状態はブロックが記憶されたかどうかを示し、
このデバイスはさらに、
1組のブロックの少なくとも一部の状態を判定して、第2のレジスタに書き込む手段を含み、これによって、状態は1組のブロックの一部におけるブロックが記憶されたか記憶されていない状態を示し、
このデバイスはさらに、
第2のレジスタに記憶された状態に従い1組のブッロクを含むパケットを組み立てる手段を含む。
添付図面を参照しつつ以下の発明を実施するための最良の形態を読むことにより、本発明は容易に理解され、他の態様及び利点が明白になるであろう。
図2は本発明の特定の実施形態による通信ネットワークを示している。
ネットワーク2は、例えばIEEE802.16に従うワイヤレスネットワークであり、
アクセスポイント20と、
ターミナル21及び22と
を備えている。
アクセスポイント20は、無線リンクで、ターミナル21及び22へMSDUを送信し、ターミナル21及び22からMSDUを受信することができる。
図7は2つのMSDU70及び71の構造の概略を示している。この例によれば、MSDU70はn個のブロック700乃至70nを含み、MSDU71はm個のブロック710乃至71mを含んでいる。第1のPDU73は図示しないMSDUに対応するブロックとMSDU70の第1のブロックとを含んでいる。第2のPDU74はMSDU70の次のブロックとMSDU71の全てのブロックとを含んでいる。PDUがIEEE802.16規格による無線フレームで送信されると、ヘッダによって、PDUの始まり及びPDUのサイズの識別が可能になる。また、サブヘッダにより、各MSDUの第1のブロック、最後のブロック、及び中間のブロックの識別も可能になり、各MSDUブロックのサイズの識別も可能になる。
図3は、アクセスポイント20又はターミナル21、22の一方に対応するデバイス3の概略を示す図である。
デバイス3(アドレス及びデータバス34により相互接続され、クロック信号を送信する)は、
マイクロプロセッサ31(すなわちCPU)と、
不揮発性のROMメモリ32(“リードオンリーメモリ”)と、
RAMメモリ33(“ランダムアクセスメモリ”)と、
無線リンクで信号を送信する送信モジュール35と、
無線リンクで信号を受信する受信モジュール36と、
受信ブロック管理モジュール37と
を備えている。
構成31乃至36の各々は当業者にとって周知である。これらは一般的な構成のため、本明細書では説明しない。
本明細書において使用される用語“レジスタ”は、本明細書において言及されるメモリの各々において、低容量(少しのバイナリデータ)のメモリ領域だけでなく、(全プログラム又は受信したオーディオ/ビデオサービスを示すデータの全て若しくは一部の記憶を可能にする)大容量のメモリ領域も意味している。
ROMメモリ32には、特にプログラム“prog”320が格納されている。
上記において説明した方法のステップを実行するアルゴリズムは、これらステップを実行するデバイス3に付随したROMメモリ32に記憶されている。起動されると、マイクロプロセッサ31はこれらアルゴリズムの命令をロードして、実行する。
RAMメモリ33は、特に、
レジスタ330において、デバイス3が起動したときにロードされるマイクロプロセッサ31の動作プログラムと、
レジスタ3311乃至331Nにおいて、記憶及び/又は受信した第1のMSDUブロックのN個の記述子と、
レジスタ3321乃至332Nにおいて、記憶及び/又は受信した最後のMSDUブロックのN個の記述子と、
レジスタ3331乃至333Nにおいて、記憶及び/又は正確に受信したMSDUブロックのN個の記述子と、
レジスタ334に含まれるデータ(例えばオーディオビジュアルデータ及び/若しくはファイル型データ)並びに/又はPDUと、
インデックスカウンタ335と、
現状のMSDUサイズ336と、
レジスタ337における現状のMSDU記述子に対するポインタと
を格納している。
受信ブロック管理モジュール37は、
CPU31により第1のブロック、最後のブロック、及び正確に受信したブロックの記述子を書き込むように特に意図されたレジスタ3700乃至3702を含むモジュール370を備え、レジスタ3700乃至3702の各々はバス34を介してCPU31により書き込みアクセスするためのアドレスを有し、
受信ブロック管理モジュール37はさらに、
現状のMSDUの第1のブロックの順位(すなわち番号)を識別するレジスタ3710、現状のMSDUの最後のブロックを識別するレジスタ3711、及び現状のMSDUに対応する状態レジスタ3712を有するモジュール371を備え、レジスタ3710乃至3712は、バス34を介するCPU31による読み取りアクセスのためのアドレスを各々有し、
受信ブロック管理モジュールはさらに、
モジュール370のレジスタからモジュール371のレジスタの値を判定するモジュール372を備えている。
本発明によれば、モジュール37は、1つ以上の別個の要素(例えば、ASIC又はプログラム可能な要素)を含んでいるか、別の機能(例えば、メモリ32及び/若しくは33並びに/又はCPU31を含むASIC)を含む要素を全部若しくは部分的に挿入した電子ブロックである。
上記において説明した実施形態によれば、記述子は32ビットである。本発明の実施のための変形例によれば、記述子は32ビット以外の固定されたサイズ(数ビット(例えば8ビット)から数百又は数千ビットの範囲であってもよい)又は可変サイズである。一般には、記述子の各ビットは受信したブロックに対応し、このビットの意味は記述子の種類に対応する。つまり、
第1(又は最後)のブロックの記述子において、1ビットは第1(又は最後)のMSDUブロックに対応し、0ビットはブロックの不在又はMSDUの第1(又は最後)のブロックでないブロックに対応し、
記憶及び/又は受信したブロックの記述子において、1ビットは記憶及び/又は受信したMSDUブロックに対応する。
別の意味又は値(例えば、前述した以外の値)及び別のフォーマット(例えば、各記述子のための複数のビット、及び/又は1つ又は2つの記述子タイプを組み合わせた3つの記述子タイプ)を用いることも、本発明によればもちろん可能である。
説明を簡単にするため、第1のMSDUブロック若しくは最後のMSDUブロック並びに記憶したブロック及び/若しくは受信したブロックに関する記述子だけを説明する。他の記述子、特に各アプリケーションに関する接続記述子を用いてもよい。上記において説明したブロック記述子は、特に1つ以上のPDUを含むフレームの受信の際にアップデートされる。
モジュール372は、電子的形態、望ましくはプログラム可能な要素(例えば、ゲートアレイ)、PLD(登録商標)(“プログラマブルロジックデバイス”)、又はASICにおける論理回路の形態で用いられる。このタイプの回路は、例えば図9に示したアルゴリズムに対応する論理方程式に基づいたこの回路の値のVHDLの定義(VHDL definition)により得られ、最適化される。
モジュール372をこのような利用することで、モジュール372が簡単な論理関数を含み、相当少ない数の論理ゲートしか要らないという利点がある。
さらに、モジュール372はレジスタ3700乃至3702の記述子を直接読み込み、モジュール372はこの記述子の値を第1のブロック数、最後のブロック数、及びその状態に変化させる。後者は、モジュール372により各レジスタ3710乃至3712に自動的に記憶される。よって、レジスタ3700乃至3712の値の判定は、レジスタ3710乃至3712に記憶された結果によって、より速く又はより遅くなる。このように、多くとも、レジスタ3700乃至3702(複数のバイナリデータ(例えば32)として表される)のサイズよりも常に少ない回数のクロックサイクル、好ましくは1回のクロックサイクルよりも短い期間で、レジスタ3702における書き込みの後に、レジスタ3710乃至3712がアップデートされる。このようにして、記述子をレジスタ3702に書き込むCPU31は、次のクロックサイクル以降にはレジスタ3710乃至3712の値を読み取ることができる。
図4は、デバイス3に用いられるデータパケット受信アルゴリズムの概略を示す図である。
第1のステップ40において、デバイス3は、デバイス3の異なる要素及び変数を初期化する。
その後、ステップ41において、デバイス3はワイヤレス媒体に送信されたn個(nはゼロではない整数を示している)のPDUを含むデータフレームを受信するために待機する。
その後、ステップ42の間、デバイス3は、メモリ33の記述子3311乃至331N、3321乃至332N、及び3331乃至333Nをアップデートすることにより、第1のMSDUブロック及び最後のMSDUブロック並びに正確に受信したMSDUブロックのカートグラフィ(cartography)を実行する。
その後、ステップ43において、デバイス3は受信したフレームに対応するMSDUを組み立てる。その後ステップ41が繰り返される。
これらステップは、CPU31により部分的に実施され、モジュール37により部分的に実施される。CPU31によるソフトウェア部分の実施は、マルチタスクの形態、又は疑似マルチタスクの形態で行われるのが望ましく、これによって、ステップ41、42、及び43は異なるタスクにより行うことができる。
ステップ43は、異なる時間若しくは様々なイベントの後に行われ、特に、
フレーム(図4に概略的に示したようなフレーム)の受信の後、
接続が変化した場合(特に、複数のアプリケーションがデバイス3のデータ受信源を使用する場合)、
画定した時間間隔の終わりにおいて、
ブロックの予め決められた数の受信の後、
最後のMSDUブロックの受信の後、及び/若しくは
上記の異なる時間及び/若しくはイベント(例えば、中間ブロックが正確に受信されていないならば、最後のMSDUブロックの受信の後の所定時間経過時)の組み合わせ、
において行うことができる。
図5は、フレームヘッダ読み取りステップ420から始まるステップ42を示す図であるが、このヘッダはIEEE802.16規格によるPDU開始部に対応する。
ステップ421bにおいて、受信器3は、サブヘッダが存在すれば、サブヘッダを読み取る。
その後、ステップ422において、マイクロプロセッサ31は、次のブロックが第1のMSDUブロック及び/又は最後のMSDUブロックに対応するかどうかを示すヘッダ及び/又はサブヘッダの中身により、メモリ33における第1のブロック記述子3311乃至331N、最後のブロック記述子3321乃至332Nをアップデートする。マイクロプロセッサ31は、実際に正確に受信したブロックにより、受信ブロック記述子3331乃至333Nもアップデートする。
その後、テスト423において、受信器3は、少なくとも1つの別のサブヘッダが現状のPDUに存在しているかどうかをチェックし、少なくとも1つの別のサブヘッダが現状のPDUに存在していれば、ステップ421が繰り返される(読み取りステップ421及びテストステップ423は同時に行われてもよい)。
少なくとも1つの別のサブヘッダが現状のPDUに存在しないならば、テスト424の間、受信器3は、少なくとも1つの別のPDUが、受信したフレームに存在するかどうかをチェックし、少なくとも1つの別のPDUが、受信したフレームに存在するならば、ステップ420が繰り返される(読み取りステップ420及びテストステップ424は同時に行われてもよい)。少なくとも1つの別のPDUが、受信したフレームに存在しなければ、ステップ42は終了する。
図6は、第1のブロック、最後のブロック、及び受信したブロックを用いたMSDUパケットの組み立てを伴うステップ43を詳しく示した図であるている。
1組の受信したブロックは、異なる付随する状態、特にMSDUパケットにおける第1のブロック、MSDUパケットにおける最後のブロック、正確に受信したブロックの状態を有する。ヘッダ又はブロックが受信されたとき、状態がアップデートされる。各ブロックの状態は、メモリ33における32ビット記述子を利用して記憶され、これによってビットの各々は特定のブロックの状態に対応する。よって、MSDUパケットにおける第1のブロック状態については、受信した第1の32ブロックの対応する状態が記述子3311に記憶され、次の32ブロックの状態が次の記述子3312に記憶され、記述子331Nに記憶されるまで続く。ブロックの最大の数は2048であるために、Nは64である。記述子3321乃至332N及び3331乃至333Nのフォーマットは記述子3311乃至331Nのフォーマットと同様である。
ステップ43はテスト430から始まり、テスト430の間、CPU31は、組み立てが、所定の条件(タイムアウト、接続の変化、所定の開始イベント、フレームの受信等)の後に要求されるかどうかをチェックする。要求されないならば、ステップ43は組み立てが要求されないことに対応するリターンにより終わる。
必要とされるならば、CPU31は、第1のブロック記述子(説明を簡単にするために、現状の記述子がメモリ3311、3321、及び3331の中身に対応すると仮定する。実際には現状の記述子はメモリ33における所定の記述子に対応していてもよい)に対応するMSDUポインタ337を記憶することにより、メモリ3311、3321、及び3331の各々の値をモジュール37のレジスタ3700乃至3702に書き込む。その後、モジュール372は、状態レジスタ3710をアップデートし、好ましくはレジスタ3702における書き込みの後の多くとも1回のクロックサイクルにおいて、状態レジスタ3710をアップデートする。CPU31はインデックスカウンタ335を0に初期化する。
その後、テスト432の間、CPUは、レジスタ3710においてアップデートされ存在する組み立て状態を読み取り、この状態が“継続”に対応するかどうかをチェックする。
状態が“継続”に対応するならば、レジスタ3700の値により識別される第1のMSDUブロックの後のブロックが、レジスタ3702の値を考慮して、正確に受信される。反対に、第1のMSDUブロック及び次のブロックの中において識別される最後のMSDUブロックが存在していない。ステップ433の間、CPU31は、次の最後のMSDUブロック及び正確に受信したブロック記述子(例えば、ステップ433の第1の実行の間3322及び3332)をレジスタ3701及び3702にそれぞれ書き込む。その後、モジュール372は、多くとも、複数のビット(例えば32)として表されるレジスタ3700乃至3702のサイズよりも常に少ない回数のクロックサイクル、望ましくは、レジスタ3702における書き込みの後の多くとも1回で、状態レジスタ3710をアップデートする。CPU31はインデックスカウンタ335を1単位増やす。状態は、3ビット以上の予め決められた値に対応させる、すなわち、
第1のビットが成功状態に対応し、MSDUが組み立てられ得る(最後のブロックが受信され、最初のブロックと最後のブロックとの間のブロックが正確に受信された)ならば、第1のビットは1であり、MSDUが組み立てられない場合には、0であり、
第2のビットが失敗状態に対応し、組み立てられるべきMSDUパケットの第1のブロックの後であり最後のブロックの前の複数のブロック(これは、正確に受信したブロックの現状の記述子に付随した複数のブロックである)の中の少なくとも1つのビットが正確に受信されなければ、第2のビットは1であり、正確に受信された場合は0であり、
第3のビットが“継続”状態に対応し、組み立てられるべきMSDUパケットの第1のブロックの後であり最後のブロック(現状の最後のブロック記述子に対応する)の前の全てのブロック(これは、正確に受信したブロックの現状の記述子に付随した全てのブロックである)が正確に受信されたならば、第3のビットは1であり、正確に受信されなければ0である。
テスト432の結果が否定(NO)であるならば、テスト434において、CPU31は、組み立て状態が成功かどうかをチェックする。組み立て状態が成功でなければ、ステップ43は失敗した組み立てに対応するリターンにより終わり、これによって、MSDUの第1のブロックにより識別されるMSDUのブロックは正確に受信されない。
組み立て状態が成功ならば、MSDUの第1のブロック及び最後のブロックにより識別されるMSDUの全てのブロックが正確に受信され、このMSDUを組み立てることができる。よって、ステップ434において、CPU31は、レジスタ3710における第1のブロックの順位を読み取り、レジスタ3700への書き込みの時間の間、CPU31は第1のブロックに対応する1組の32ブロックを示すレジスタ337に情報を記憶しているので、現在のMSDUの第1のブロック記述子が、第1のブロック記述子におけるMSDUの順位により且つこの記述子と受信したデータとの間の対応により明確に識別される。CPU31はレジスタ3711における最後のブロックの順位も読み取る。
ステップ436において、CPU31は組み立てられるべきMSDUのサイズ336を計算し、複数のブロックとして表されるサイズは、インデックスカウンタ335の値を掛けられた記述子のサイズ(図面に示した例においては32)に、1を加えた最後のブロックの順位の値が足され、第1のブロックの順位の値が引かれた値に等しくなり、すなわち、要約すると、
MSDUサイズ=32.カウンタ+レジスタ3711―レジスタ3710+1
よって、MSDUパケットは、第1のMSDUブロック識別子、及びMSDUブロックの計算された数に基づいて、CPUにより組み立てられる。本発明の実施を簡単にするために、ブロックのサイズは、全てのブロックについて同じであると望ましい(できるならば、MSDUの最後のブロックを除く)。その後、CPU31は組み立てられたMSDUのデータ(又はこれらのデータに対するポインタ)を目的のアプリケーションへ送信し、ステップ43は終わる。
本発明の特に適切な変形例によれば、ブロックが全て同じサイズでないならば、MSDUのサイズはオクテットで表される。さらに、インデックスカウンタもオクテットで表され、各ブロックの実際のサイズ(例えば、サブヘッダにおいて示されたオクテットで表されたサイズに従い)を考慮してアップデートされる。
本発明の別の変形例によれば、組み立てられたMSDUは、このMSDUの第1のブロックに対するポインタ及びこのMSDUの最後のブロックに対するポインタを利用して識別され、後者は、インデックスカウンタ335の値を掛けられた記述子のサイズ(この例においては32)に、最後のブロックの順位の値を足し、最初のブロックの順位の値を引いた第1のブロックに対するポインタを利用して計算される。
これを説明するために、図8は、特定の記述子に対応するレジスタの中身の変化の例を示している。
デバイス3が無線フレームを受信すると、CPUは対応する記述子をメモリ33に書き込む。例えば、第1のMSDUブロック800は、16進法で値00000101H(図8において2進法で示された記述子であり、最下位ビット(LNB)は左に示され、ブロック順位を昇順に示している)を含み、最後のブロック記述子801は00000080Hを含み、正確に受信したブロック記述子はFFFFFFFFHを含んでいる。
記述子800乃至802をレジスタ3700乃至3702にそれぞれ書き込んだ後に、第1のブロックレジスタ3710は値0(記述子800の0の順位によるビットが1である)を有し、最後のブロックレジスタ3711は7(記述子801の7の順位によるビットが1であり、0乃至6の順位による全てのビットが0である)を有し、組み立て状態レジスタ3712は組み立て成功(記述子802の0乃至7の順位によるビットが1である)を示す。複数のブロックとして表されるMSDUのサイズは32×カウンタ+7−0+1すなわち8である。その後、第1のブロックが記述子800のビット0に対応し、サイズ8を有するMSDUは、目的のアプリケーションに送信することができる。
その後、記述子はアップデートされる。先行する最後のブロック記述子はこの記述子の最後の要素を示していないので、同じセットの32ブロックが残っている。
よって、現状の第1のブロック記述子810、最後のブロック記述子811、受信ブロック記述子は、00000100H、00000000H、FFFFFFFFHを各々有している。
記述子810乃至812をレジスタ3700乃至3702にそれぞれ書き込んだ後に、第1のブロックレジスタ3710は値8(記述子810の8の順位によるビットが1である)を有し、組み立て状態レジスタ3712は継続状態(記述子811のビットが1であるビットがなく、記述子812の8乃至31の順位による記述子が全て1である)を示している。よって、インデックスカウンタの値は1である。
次の最後のブロック記述子821及び受信ブロック記述子822は、値0080000000H及び08FFFFFFHを各々有している。
記述子821及び822をレジスタ3701及び3702にそれぞれ書き込んだ後、最後のブロックレジスタ3711は値11(記述子821の0乃至10の順位によるビットが0であり、11の順位によるビットが1である)を有し、組み立て状態レジスタ3712は失敗状態(記述子822の1乃至11の順位によるビットが1である)を示す。インデックスカウンタの値は1のままである。
次の最後のブロック記述子821及び受信したブロック記述子824は、各々0080000000H及びFFFFFFFFHを有している。
記述子821及び824をレジスタ3701及び3702にそれぞれ書き込んだ後、最後のブロックレジスタ3712は成功状態(記述子822の1乃至11の順位によるビットが値1を有する)を示す。インデックスカウンタの値は1のままである。MSDUをアプリケーションに送信することができる。このMSDUの第1のブロックは記述子800の8の順位によるビットに対応し、このMSDUのサイズは32×インデックスカウンタ+11−8+1すなわち36である。
図9は、レジスタ3710乃至3712をアップデートするときに、モジュール37により実施されるアルゴリズムを示している。
初期化ステップ90の後、ステップ91において、モジュール37は第1のレジスタ3700に書き込みを行うために待機している。その後、ステップ92において、モジュール37は第1のMSDUブロックを探す。この動作のために、レジスタ3700が読み取られ、第1の1ビットが検索され、この1ビットの順位がレジスタ3710に記憶される。第1の1ビット順位の値への記述子3700の中身の変換を伴う動作は、1つ以上の論理回路又は論理回路の一部により純粋なハードウェアで実行する場合に特に適している。状態テーブル変換(state table conversion)が、例えばこの目的のために使用することができる。第1の32ビットマスクが形成され、第1の32ビットマスクのビットは、第1の識別されたビットの順位未満の順位は必ず0であり、他のビットは1である。レジスタ3700の中身がレジスタ3701及び3702の中身と一致することを示す同期化論理演算結果(ブーリアン)(synchronization Boolean)は1に初期化される。
その後、ステップ93において、モジュール37は、レジスタ3701及び3702における書き込みのために待機している。これらレジスタがアップデートされると、モジュール37はレジスタ3701が第1のブロックの順位以上の順位による1を有するかどうかがチェックされる。これを行うために、モジュールは、ビット毎に第1のマスクと“AND”演算を行い、第1の1ビットの検索が“AND”演算の結果に対して行われる。この検索が第1ブロックの順位の検索と同じように行われることが望ましい。
ステップ94において、モジュール37は、レジスタ3701における最後のMSDUブロックの存在を検索し、テスト95において、最後のブロック順位が見つかったかどうかがチェックされる。
最後のブロック順位が見つからなかったならば、テスト99の間、モジュール37は、第1のブロックが現状の記述子に対応する(1同期化論理演算結果)ならば第1のブロックの順位以上の順位のレジスタ3702のビット、又は第1のブロックが前の記述子に対応する(0同期化論理演算結果(synchronization boolean)ならば0によるレジスタ3702のビットが全て1であるかどうかをチェックする。これを行うために、モジュール37は、
同期化論理演算結果が0であるならば、FFFFFFFFHと“AND”演算を行い、
第1のマスクの逆数とビット毎に“OR”演算を行い、順位が第1のブロックに対応するビットの前に位置する全てのビットを1に設定し、その後、ビット毎に“OR”演算の結果とFFFFFFFFHとの間で“AND”演算を行う。
“AND”演算が、この演算から得られた全てのビットに行われる。結果が1であるならば、第1の受信ブロック以降の現状の記述子に対応する全てのブロックは正確に受信される。
テスト99の結果が肯定(YES)ならば、ステップ911において、レジスタ3712は継続に対応する状態によりアップデートされる。
その後、ステップ912の間、第1のマスクが値0によりアップデートされ、ステップ93が繰り返される。
テスト95で肯定的な結果がでたならば、テスト96において、モジュール37は、第1のブロックが現状の記述子に対応する(1同期化論理演算結果)ならば第1のブロックの順位以上の順位によるレジスタ3702のビット、又は第1のブロックが前の記述子に対応する(0同期化論理演算結果)ならば0によるレジスタ3702のビット、及び最後のブロックの順位以下の順位によるレジスタ3702のビットが、全て1であるかどうかをチェックする。これを行うために、モジュール37は、最後のビットの順位以下の順位が1であり、他のビットは0である第2のマスクを最初にアップデートする。その後、モジュール37はビット毎にレジスタ3702の中身と“OR”演算を行い、その後、この結果により、モジュール37は、
同期化論理演算結果が0であるならば、FFFFFFFFHと“AND”演算を行い、
ビット毎に第1のマスクの逆数と“OR”演算を行い、第1のブロックに対応する順位のビットの前に位置した全てのビットを1に設定し、その後、ビット毎に“OR”演算の結果とFFFFFFFFHとの間で“AND”演算を行う。
“AND”演算は、この演算の結果からのビットの全てに行われる。
結果が1であるならば、現状の記述子に対応する全てのブロックは、第1のブロックと最後のブロックとの間(第1のブロックと最後のブロックを含む)に正確に受信される。その後、ステップ97において、最後のブロックの順位の値がレジスタ3711に記憶され、成功状態に対応するレジスタ3712がアップデートされる。その後の第1のブロックレジスタ3700の読み取りは、CPUが組み立て成功指示の後の対応する記述子の状態を認識することを可能にする。レジスタ3700のアップデートは、特にレジスタ3712における成功状態の読み取り(ステップ97)及び/又はレジスタ3700の読み取り(前記演算はステップ97から独立していてもよい)の間、自動的に行われることが望ましい。例えば、これは、レジスタ3700の現状の値とレジスタ3710の値により画定される第1のブロックの位置を除いて1を有する32ビットマスクとの間の“AND”演算のアプリケーションの後に、モジュール372により行われる。よって、レジスタ3700は、レジスタ3710の値に対応する順位による1の代わりに0を有している。ステップ97の後、ステップ91が繰り返される。
テスト96又は99において、結果が1でないならば、現状の記述子に対応する少なくとも1つのブロックが第1のブロックと第2のブロックとの間(第1のブロックと第2のブロックも含む)に正確に受信されていない。その後、ステップ98において、レジスタ3712は失敗に対応する状態でアップデートされる。レジスタ3712の読み取りの後、ステップ91又は92の一方が繰り返される。実際、ステップ92は、新しいブロックの記憶を待たずにすぐに繰り返されてもよい。なぜなら、不正確に受信したブロック又は不正確に記憶したブロックの後のブロックはMSDUの組み立てを可能にするかもしれないからである。一つの実施形態によれば、ステップ98の後、ステップ91がシステマチックに繰り返される。別の実施形態によれば、ステップ91とステップ92との選択はソフトウェアコマンド、電子部品の配置・構成、及び/又は所定のパラメータ定義によりなされる。
本発明は、もちろん上記において説明された実施態様に限定されない。
特に、送信/受信デバイスのアーキテクチャは、要素の各機能及び/又は形態(電子的な要素の機能が、限られた数の要素に組み合わされてもよく、又は逆に複数の要素に分けられてもよい)並びにこれらの配置・構成において、図3に示したアーキテクチャと異なっていてもよい。
さらに、受信ブロック管理モジュールは、異なる構造を有していてもよいので、送信機能を特にレジスタに付随してモジュールの1つに組み込むこともできる。
さらに、本発明によれば、受信ブロック管理モジュールは全ての記述子に関連付けられてもよく、又は逆に、デバイスが複数の受信ブロック管理モジュールを含んでいてもよく、これによって、これらモジュールの各々は1つ以上の記述子に関連付けられる。
さらに、本発明は、ワイヤレス通信規格(例えばIEEE802.16)に対応するデータの受信だけに限定されないだけでなく、受信したパケットブロック記述子を用いたデータパケット受信方法にも関する。
さらに、本発明の変形例によれば、受信パケット記述子は、第1のMSDUパケットの記述子、最後のMSDUパケットの記述子、及び正確に受信したパケットの記述子に付随している必要はなく、ブロックが記憶されているデータパケットの再組み立てを可能にする特定の状態の全てのタイプに対応している。
本発明のある変形例によれば、電子ブロック管理モジュールは、特定の順位以降又は特定の順位までに所定の値を有するか有していない第1のMSDUブロック、最後のブロック、及び正確に受信したブロックを判定する1つ又は2つの機能だけを実行する。よって、例えば、変形例によれば、電子的モジュール370は書き込みアクセスを有するレジスタを含み、この書き込みアクセスを有するレジスタはそれぞれ、
第1のパケットブロック数(例えば、IEEE802.16規格に基づくBSN(“ブロックシーケンス番号(Block Sequence Number)”)ブロック)、
最後のパケットブロック数(例えば、IEEE802.16規格に基づくBSNブロック)、
正確に記憶又は受信したブロック記述子、及び
正確に記憶又は受信したブロック記述子の第1のビット(又はフィールド)に対応するブロック数、
に対応する。ある変形例によれば、最後のレジスタの値はデフォルト設定により、第1のレジスタ(第1のパケットブロック数)の値に対応していてもよいので、最後のレジスタ(正確に記憶又は受信したブロック記述子の第1のビット(又はフィールド)に対応するブロック数)が省略される。これら実施形態において、状態レジスタだけが電子ブロック管理モジュールによりアップデートされる。
さらに、本発明はワイヤレス送信に限定されないだけでなく、所定の媒体、特に、雑音のある有線チャネル又は記憶チャネルへの全ての送信に関する。
上記において説明された実施形態によれば、電子的モジュール370は単一の第1のブロックレジスタ、単一の最後のブロックレジスタ、単一の最後の受信ブロックレジスタを含んでいる。本発明の変形例によれば、モジュール370は、上記レジスタの1つ、2つ、又は3つに関する複数の記述子を含み、これらレジスタの値をメモリ33に直接読み込み、これによって、第1の記述子に対するポインタが、CPUによって設けられ、及び/又はデフォルト設定で設定される。この変形例によれば、モジュール370はMSDUの最後のブロックを自動的に検索することができ、モジュール37が自動的に所定の値を加算させるインデックスカウンタレジスタを含んでいてもよい。その後、CPUは、組み立てられ得るMSDUのサイズを表す情報をこのインデックスカウンタレジスタに直接読み込み、状態レジスタを読み取ることなく成功状態を得ることができる。この場合、継続状態は、最後のMSDUブロックの識別の後に、正確に受信したブロックが続いている状態で現在の有効な記述子が最後のMSDUブロック識別子を含んでいない場合だけ現れる。
上記において説明した変形例と適宜組み合わせることができるある他の実施形態によれば、モジュール370は、複数の同様のタイプの結果レジスタを含み、別個のMSDUに対応する複数の状態の並列記憶を可能にする。すなわち、4つの結果レジスタが、第1のブロック(及び/又は最後のブロック)の存在により識別される各MSDUについて、設けられていても(含んでいても)よく、この4つの結果レジスタは、第1のブロックの順位を示すレジスタ、最後のブロックの順位を示すレジスタ、MSDUの状態(組み立てが可能であるか、可能でない状態、及びできるならば組み立てが可能でない理由)を示すレジスタ、及びMSDUのサイズを示すレジスタである。このように、組み立てることができるMSDUの判定は、電子的なモジュールにより実質的に(ほぼ)実行され、CPUの関与はほとんどないか、全くない。
それ自体公知であるパケット送信の実施例を示す図である。 本発明の特定の実施例による通信ネットワークを示す図である。 本発明の特定の実施例による図2に示した通信ネットワークのデバイスの概略図である。 図3に示したデバイスにおいて実施される受信方法を示す図である。 図3に示したデバイスにおいて実施される受信方法を示す図である。 図3に示したデバイスにおいて実施される受信方法を示す図である。 図3に示したデバイスにより処理されたパケットの分断化を示す図である。 図3に示したデバイスにおいて実施されるレジスタの値における変化の例を示す図である。 図3に示したデバイスにおいて実施される受信方法を示す図である。

Claims (16)

  1. データブロックを組み立て、少なくとも1つのデータパケットを形成する方法であって、
    1組のブロックに属する各ブロックの第1の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第1の記述子を第1レジスタに書き込むステップであって、該各ブロックの第1の状態は、該ブロックが第1のパケットブロックであるか否かを示す1ビットの値に対応付けられているステップと、
    1組のブロックに属する各ブロックの第2の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第2の記述子を第2レジスタに書き込むステップであって、該各ブロックの第2の状態は、該ブロックが最後のパケットブロックであるか否かを示す1ビットの値に対応付けられているステップと、
    1組のブロックに属する各ブロックの第3の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第3の記述子を第3のレジスタに書き込むステップであって、該各ブロックの第3の状態は、各ブロックが記憶されたかどうかを各々示す1ビットの値に対応付けられているステップと、
    前記第1、第2および第3の記述子に含まれる情報から、前記1組の少なくとも一部の状態であって、第4レジスタに記憶され、該1組の少なくとも一部のブロックを組み立てることができるか否かを示す状態を判定するステップと、
    前記第4のレジスタに記憶された前記状態に従い、前記1組の少なくとも一部のブロックを組み立ててパケットを形成するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記状態を判定して第2レジスタに記憶するステップは、多くとも、複数のバイナリデータとして表現される前記第1のレジスタのサイズよりも常に少ない回数のクロックサイクルで実行される基礎的なステップであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記状態を判定して第2レジスタに記憶するステップは、多くとも1回のクロックサイクルで実行される基礎的なステップであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1、第2および第3のレジスタの書き込みは、前記第4のレジスタの電子的なアップデートを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 第1のパケットブロックの位置を判定する判定ステップであって、
    前記第1のレジスタの値に基づいてパケットにおける前記第1のブロックを判定して、前記1組の前記ブロックを有するパケットの前記組み立ての基礎となる識別子を記憶した第5のレジスタに前記第1のブロックの識別子を記憶するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記識別子を記憶するステップは、多くとも、複数のバイナリデータとして表される前記第1のレジスタのサイズよりも常に少ない回数のクロックサイクルにおいて行われる基礎的なステップであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 最後のパケットブロックの位置を判定するステップであって、
    前記第2のレジスタの値に基づきパケットにおける前記最後のブロックを判定して、第6のレジスタに送信されるべきパケットにおける前記最後のブロックの識別子を記憶するステップ
    を含み、前記1組の前記ブロックを有するパケットを組み立てるステップは、前記第6のレジスタに記憶された前記識別子に基づき行われるステップ
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記最後のブロックの識別子を記憶するステップは、多くとも、複数のバイナリデータとして表される前記第6のレジスタのサイズより常に少ない回数のクロックサイクルにおいて行われる基本ステップであることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記最後のブロックの識別子を記憶するステップは、前記状態を判定して第2レジスタに記憶するステップと同時に実行することを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタの値に基づき組み立てられるべきパケットにおけるブロックの数を判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記状態を判定して第2レジスタに記憶するステップと最後のブロックの識別子を記憶するステップとは、前記第2レジスタに記憶された状態が、パケットが記憶されたこと及び/最後のパケットブロックが識別されていないことを示すまで繰り返されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに1つに記載の方法。
  12. 前記第4レジスタに記憶された状態は、
    パケットの組み立てが可能な状態と、
    前記パケットの終わり部分が検出されていない故に、パケットの組み立てが可能でない状態と、
    前記パケットの少なくとも一部が記憶されていない故に、パケットの組み立てが可能でない状態と、
    前記パケットの少なくとも一部が受信されていない故に、パケットの組み立てが可能でない状態と、
    を有するセットに属することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の方法。
  13. データブロック受信ステップをさらに備え、各ブロックに付随した前記状態は前記ブロックが正確に受信されたかどうかを示すことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記ブロックは、ワイヤレスチャネルに送信されたデータフレームにおいて受信されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記データフレームは、IEEE802.16通信プロトコルにより送信されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. データブロックを組み立て、少なくとも1つのデータパケットを形成するデバイスであって、
    1組のブロックに属する各ブロックの第1の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第1の記述子を第1レジスタに書き込む手段であって、該各ブロックの第1の状態は、該ブロックが第1のパケットブロックであるか否かを示す1ビットの値に対応付けられている手段と、
    1組のブロックに属する各ブロックの第2の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第2の記述子を第2レジスタに書き込む手段であって、該各ブロックの第2の状態は、該ブロックが最後のパケットブロックであるか否かを示す1ビットの値に対応付けられている手段と、
    1組のブロックに属する各ブロックの第3の状態を示す情報を有する、少なくとも1つの第3の記述子を第3のレジスタに書き込む手段であって、該各ブロックの第3の状態は、各ブロックが記憶されたかどうかを各々示す1ビットの値に対応付けられている手段と、
    前記第1、第2および第3の記述子に含まれる情報から、前記1組の少なくとも一部の状態であって、第4レジスタに記憶され、該1組の少なくとも一部のブロックを組み立てることができるか否かを示す状態を判定する手段と、
    前記第4のレジスタに記憶された前記状態に従い、前記1組の少なくとも一部のブロックを組み立ててパケットを形成する手段と
    を備えたことを特徴とするデバイス。
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