JP5185481B2 - 弁/センサ組立体、システム、取付け機構、及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は検出技術に関し、詳述すれば、半導体ウェハを検出するために使用される検出技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェハは、複数のチャンバからなる自動化された製造ツール内で処理される。図1Aは、自動化された半導体デバイス製造ツール11の関連部分の概要を示す上面図である。図1Aに例示した製造ツール11は、第1の転送チャンバ13及び第2の転送チャンバ15を含んでいる。ウェハを支持できるブレード(図示せず)を各々が有する第1及び第2のウェハハンドラ17、19がそれぞれ、第1の転送チャンバ13及び第2の転送チャンバ15内に収容されている。第1の転送チャンバ13及び第2の転送チャンバ15は共にモノリシックであり、それらにはいろいろなチャンバが結合されている。
【0003】
1対のロードロック21、23、及び1対の通過チャンバ25、27が、第1の転送チャンバ13に結合されている。脱ガスチャンバ又は酸化物エッチングチャンバ(破線で示されている)のような他のチャンバも、第1の転送チャンバ13に結合することができる。通過チャンバ25、27、及びさまざまな半導体デバイス製造プロセス(例えば、化学蒸着、スパッタ堆積等)を遂行するように構成されている複数の処理チャンバ29、31、33、及び35が第2の転送チャンバ13に結合されている。コントローラ36は、製造ツール11内におけるウェハの転送及び処理を制御する。
【0004】
相互汚染を防ぐために、またいろいろなチャンバの内部で遂行されるプロセスに従ってこれらのチャンバを異なる圧力に維持するために、典型的には各チャンバの環境は、隣接するチャンバの環境から選択的に隔離しなければならない。このような選択的隔離を達成するために、ウェハハンドラ17、19の一方を伸ばしてウェハをチャンバ内へ、及びチャンバから輸送するためのスリット(図示せず)が各チャンバに設けられている。各チャンバのスリットは、ドア組立体37を用いて選択的にシールされる(典型的に、真空応用に対してはスリット弁と称し、非真空応用に対してはゲート弁と称している)。
【0005】
ウェハハンドラ17、19はスリットを通して、及び種々のチャンバを通してウェハを輸送するが、ウェハの破壊又は損傷(ウェハの落下、又はチャンバ成分への衝突を因とする)を防ぎ、ウェハをウェハペデスタル上に適切に配置し、処理中にウェハペデスタル上に材料が堆積するのを防ぎ、そしてウェハ上へ堆積される材料層の完全なカバレッジを保証する等のために、ウェハは各ウェハハンドラ17、19のブレード上に正確に位置決めしなければならない。従って、ウェハを正確に位置決めするために(ウェハの損傷/破壊、又はウェハペデスタル上への堆積を防ぎ、ウェハ上への材料層の完全カバレッジを保証する等のために)、製造ツール内にはウェハの位置を決定するための多くのウェハ検出デバイス(例えば、センサシステム)が存在している。これらのセンサシステムは、典型的には転送チャンバ13、15内に配置されているが、センサシステムは他のチャンバ内に配置することもできる。
【0006】
従来、2つの主要な型のセンサシステムが製造ツール内に使用されてきた。両システムは、ウェハがあるチャンバへ挿入される時に、及び/又はチャンバから取り出される時にウェハの位置を検出するセンサを使用している。第1のシステムにおいては、センサは処理チャンバの外側に取付けられており、処理チャンバ内に設けられた石英窓を通してウェハの位置を監視する。つまり、ウェハは、ウェハが処理チャンバを出入する時に石英窓を通して観察されるのである。第2のシステムでは、センサは転送チャンバ内に取付けられており、ウェハが転送チャンバを出入する時にウェハの位置を監視する。これら2つの従来技術のセンサシステムは、個々に、又は組合わせて製造ツール11内に使用することができる。
【0007】
これらの両方の型のセンサシステムは欠陥を有している。第1のセンサシステムについて言えば、処理中に材料が石英窓上に堆積してセンサの解像力/精度に影響を与える恐れがある。第2のセンサシステムについて言えば、典型的に、センサ取付け位置を転送チャンバ内に加工しなければならない(例えば、これは潜在的に困難であり、且つ時間を消費するプロセスである)。
【0008】
図1Bは、図1Aの転送チャンバ15の部分分解斜視図であって、別の従来技術のセンサシステムを説明するのに有用な図である。図1Aの転送チャンバ13も同じように構成されている。
【0009】
上述したように、従来技術によるセンサシステムの1つでは、センサは転送チャンバ内に取付けられ、ウェハが転送チャンバを出入する時のウェハの位置を監視することができる。例えば、図1Bでは、複数の送光器(光送信器)39a−b(破線で示す)が転送チャンバ15の蓋41に(例えば、1つ又はそれ以上の石英窓、即ちビューポート(図示せず)に)取付けられており、光ビーム44a−b(破線で示す)を発生して転送チャンバ15の底43に向けて導く。複数の受光器(光受信器)45a−b(例えば、光検出器)が転送チャンバ15の底43に取付けられており(例えば、底43は受光器45a−bを受入れるように加工されている)、送光器39a−bが生成した光ビーム44a−bを受信する。
【0010】
ウェハハンドラ19のブレードB(破線で示す)上に位置決めされたウェハWによって光ビーム44a−bが遮られる時点(例えば、ウェハWが転送チャンバ15のスリット47を通して挿入されて位置決めされる時点、及び/又はウェハが転送チャンバ15のスリット47を通して走行する時点)を監視することによって、従来の技術によりブレードB上のウェハ47の位置を決定することができる。
【0011】
ウェハ位置を決定するために、光ビーム44a−bがウェハWから受光器45a−bに向かって反射されるようになっている反射式のシステム(例えば、もし送光器39a−b及び受光器45a−bの両者が、蓋41又は底43の何れかに取付けられていれば)も使用することができる。何れにしても、蓋41及び底43の一方又は両方を加工する必要がある。
【0012】
オンザフライ(OTF)センターファインダと名付けられた従来のシステムにおいては、送光器39a−b及び受光器45a−bを使用して、ウェハハンドラ19が回転する際のウェハWを感知し、それに基づいてウェハの中心情報を決定する。典型的には3つの送光器及び受光器が使用される。伝統的に、3つの送光器は、転送チャンバ15の底43に、そして転送チャンバ15の外側に取付けられている。底43には孔があけられていて、送光器からの光ビームが転送チャンバ15内へ走行できるようにしてある。典型的には3つの受光器が転送チャンバ15の蓋41に、そして転送チャンバ15の外側の取付けられている。蓋41には孔があけられていて、送光器からの光ビームが受光器まで走行できるようにしてある。
【0013】
動作中、OTFセンターファインダは、転送チャンバ15の底43に取付けられている送光器によって放出された光ビームがウェハWによって遮られる時点(例えば、これらの期間中に、光ビームが受光器によって検出されなくなる時点)を、転送チャンバ15の蓋41に取付けられている受光器によって監視する。対応する光ビーム“遮断”信号がコントローラ(図示せず)へ送られ、コントローラはウェハハンドラ19を回転させるモータ(図示せず)のステップカウントを決定する。次いで、コントローラはあるアルゴリズムを使用してウェハハンドラ19の中心に対するウェハWの中心を決定する。それによってウェハWがスリット47を通って走行する時に、ウェハWを正確な位置に配置することができる。
【0014】
転送チャンバ15内に孔を加工する必要があることに加えて、OTFセンターファインダは他の欠陥をも有している。例えば、ウェハWは、回転中に(光ビーム44a−bを通過した後に)ブレードB上で移動する可能性がある。従ってウェハ位置決定が不正確になる恐れがある。
【0015】
【発明が解決使用とする課題】
従って、ウェハ転送中のウェハ位置を検出するための改良された方法及び装置が要望されている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の面によれば、ドア組立体を含む弁/センサ組立体が提供される。ドア組立体は、(1)チャンバの開口をシールする第1の位置と、(2)少なくとも基ハンドラのブレードを、チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置と、(3)ドア組立体をチャンバに結合する取付け機構とを有している。弁/センサ組立体は、基の存在を検出するようになっていてドア組立体の少なくとも一部分を通して通信する送光器及び受光器を有するセンサシステムを更に含んでいる。
【0017】
本発明の第2の面によれば、(1)チャンバの開口をシールする第1の位置と、(2)少なくとも基ハンドラのブレードを、チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置と、(3)ドア組立体をチャンバに結合する取付け機構とを有する弁/センサ組立体が提供され、前記取付け機構はビューポートを有している。弁/センサ組立体は、基の存在を検出するようになっていて取付け機構のビューポートを通して通信する送光器及び受光器を有するセンサシステムを更に含んでいる。
【0018】
システム、方法、及びコンピュータプログラム製品が、本発明のこれらの、及び他の面に従って提供される。各コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータにより可読な媒体からなることができる(例えば、搬送波信号、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードドライブ、等)。
【0019】
本発明の他の特色及び面は、以下の添付図面に基づく詳細な説明からより完全に理解することができよう。
【0020】
【発明の実施の形態及び実施例】
本発明による新規なセンサシステムでは、従来技術のウェハ位置及び/又は中心決定中に使用されるセンサ(例えば、送光器及び/又は受光器)は、転送チャンバの開口(例えば、図1Bのスリット47)をシールするために使用されるドア組立体(例えば、スリット弁ブラケット)に取付けられ、そして/又はドア組立体を通して通信することができる。このようにすると、転送チャンバ内に(例えば、図1Bの転送チャンバ15の底43内に)付加的な孔又はセンサ取付け位置を加工する必要はない。センサは、ウェハが転送チャンバを出る直前に(例えば、ウェハがスリット47へ入り、図1Aの処理チャンバ29−35の1つのような処理チャンバへ走行する時に)、光ビームがウェハによって遮られるように位置決めすることができる。このようにすると、OTFセンターファインダと比較して、ウェハがセンサを通過した後に、又は転送チャンバを出た後に、ウェハはそれ程大きく移動することはない。更にセンサは、転送チャンバを出るウェハだけがセンサの光ビームを遮るように位置決めすることができる(例えば、処理チャンバ間を輸送されている他のウェハ、又はウェハハンドラの一部分は、センサの光ビームを偶発的に遮ることはできない)ので、ウェハ位置決め計算に使用されるコントローラソフトウェアが簡易化される。転送チャンバの開口当たりのセンサバンクは、1つだけでよい。
【0021】
上述したように本発明のセンサシステムは、センサを、転送チャンバの開口をシールするドア組立体に取付けて使用する。一般的に言えば、どのような型のドア組立体も(例えば、ゲート弁組立体、スリット弁組立体等)、そのように構成することができる。本発明に従って構成されたドア組立体の数例を以下に説明する。他のドア組立体も同様に構成できることを理解されたい。
【0022】
従来の角度付きドア組立体
図2は、図1Aの製造ツール11の2−2矢視部分断面図であって、角度付きドア組立体37aを示している。角度付きドア組立体37aは、図2に示すように、転送チャンバ15の底壁139に対して典型的に45°の角度で(図2では、角Xで示されている)上下運動し、転送チャンバ15のシール可能な開口143a(例えば、スリット)と選択的に係合してそれをシールするシール用表面38aを含んでいる。
【0023】
図3A−Bは、それぞれ、図2の角度付きドア組立体37aの開位置及び閉位置を示す側面図であり、角度付きドア組立体37aを図2よりも詳細に示している。角度付きドア組立体37aのシール用表面38は、角度付きドア組立体37aが開口143aをシールしない開位置(図3A)と、角度付きドア組立体37aが開口143aをシールする閉位置(図3B)との間を運動する。
【0024】
図3A−Bに示すように、開口143aは弁座165によって取り囲まれており、角度付きドア組立体37aのシール用表面38aは弁座165と選択的に係合して開口143aを閉じる。角度付きドア組立体37aのシール用表面38aは、Oリング172を収容するための溝(図示せず)がその中に形成されている。シール用表面38aは、角度付きドア組立体37aが閉位置(図3B)にある時に弁座165と接触するように位置決めされている。
【0025】
角度付きドア組立体37aは、角度付きドア組立体37aを開位置(図3A)と閉位置(図3B)との間で運動可能にする(アクチュエータ組立体175の)細長いシャフト部分173を更に含むことができる。アクチュエータ組立体175は、シャフト部分173(及び、それに結合されているシール用表面38a)を開位置と閉位置との間で駆動する部分179を有するシリンダ177を含むことができる。角度付きドア組立体37aは、例えば、1994年11月15日付米国特許第5,363,872号に開示されているように構成することができる。
【0026】
動作中、ウェハハンドラ19(図1A又は図1B)がウェハWをシール可能な開口143a(例えば、図1Bのスリット47)に向かって転送する。ウェハハンドラ19がシール可能な開口143aに接近すると、角度付きドア組立体37aのシール用表面38aが作動して開位置(図3A)へ運動し、ウェハハンドラ19は開口143aを通してブレードを伸ばすことができるようになる。ウェハは、ウェハハンドラ19のブレードによって別のチャンバへ転送することができる。
【0027】
第1の弁/センサ組立体
図4は、図2−3Bの角度付きドア組立体37aに類似する角度付きドア組立体437を使用している本発明の第1の弁/センサ組立体445の斜視図である。弁/センサ組立体445は、図1Aの転送チャンバ13、15の一方のようなチャンバ内のウェハの位置を検出することができる。
【0028】
図4に示す弁/センサ組立体445は、角度付きドア組立体437を転送チャンバの底(例えば、図1Bの転送チャンバ15の底43)に取付けるための取付け機構447、センサシステム448、及びセンサシステム448に結合されているコントローラ449を含んでいる。角度付きドア組立体437は、図2−3Bのドア組立体37aに関して説明したように、図1Bのスリット47のような転送チャンバ15の種々のスリットの1つをシールするように位置決めすることができる。
【0029】
センサシステム448はウェハの位置を検出し、従来技術の1つ又はそれ以上を使用することによりウェハの位置を表す信号を出力することができる。コントローラ449は、センサシステム448によって出力された信号を受信することができる。図4の実施の形態では、センサシステム448は、1つ又はそれ以上の発光ダイオード(LED)のような送光器451、及び1つ又はそれ以上のフォトダイオードのような受光器453を含む。
【0030】
一実施の形態では、取付け機構447は、ボルトその他のファスナ(図示せず)によって転送チャンバ15の底壁43(図4に破線で示してある)に結合するように構成されている。取付け機構447は、転送チャンバ15の底壁43に結合されている水平取付けプラットフォーム457、及びこの水平取付けプラットフォーム457に結合されている2つの垂直側壁459a、459bを含むブラケットからなることができる。取付けプラットフォーム457及び側壁459a、459bは、(もし望むならば)材料の単一の片から加工することができる。他のどのような構成も、同様に使用することができる。
【0031】
水平取付けプラットフォーム457は、角度付きドア組立体437が取付けられている開口(図示せず)、及びビューポート463を含んでいる。本発明の1つ又はそれ以上の実施の形態では、前述したように、送光器451と受光器453とはビューポート463を通して通信する。ビューポート463は例えば石英窓を含むことができ、このビューポートはそれを通して光ビームを走行させて、送光器451及び/又は受光器453を転送チャンバ15の環境から隔離可能にしている。
【0032】
図4の実施の形態においては、送光器451は転送チャンバ15の蓋41(例えば、転送チャンバ15の蓋41の外側)に取付けられ、複数の光ビーム465a−bを生成する。これらの光ビーム465a−bは、蓋41を通して(例えば、蓋41内の複数の孔467−b、又は蓋41の1つ又はそれ以上の窓又はビューポート(図示せず)を通して)ビューポート463へ向かって転送チャンバ15内へ走行する。ウェハWによって遮られない時には、光ビームはビューポート463を通って走行し、受光器453によって検出される。
【0033】
受光器453は、例えば取付け機構447に結合するか、又はそれ以外にビューポート463の下に配置することができる。代替として、送光器451をビューポート463の下に配置し、受光器453を蓋41に結合することができる。もし反射式のシステムを使用するのであれば、送光器451及び受光器453を取付け機構447に結合する(又は、それ以外にビューポート463の下に配置する)ことができる。何れの場合も、送光器451と受光器453とは弁/センサ組立体445を通して通信するので、送光器451と受光器453との間の通信を可能にするための付加的な取付け位置及び/又は孔を転送チャンバ15の底43内に加工する必要はない。2つより多くの、又は2つより少ない送光器及び受光器を使用できることに注目されたい。
【0034】
動作中、ウェハWが転送チャンバ15を去る時に(又は、転送チャンバ15に結合されている種々のチャンバの何れかから、ウェハWが転送チャンバ15へ再度進入する時に)、ウェハWは光ビームの一方又は両方を遮る。それに応答して、信号(例えば、受光器453からの信号)がコントローラ449へ送られる。コントローラ449は、何等かの従来技術を使用してウェハハンドラ19上のウェハWの位置を計算することができる。例えば、ウェハWのための位置値を計算することができ、それと、ウェハハンドラ19上に適切に位置決めされたウェハのための予め記憶させてある位置値とを比較する。この比較に基づいて、ウェハのオフセット値を計算することができる。もしウェハWが整列していなければ(例えば、もしウェハWの位置がウェハハンドラ19のブレードに対して離心していれば)、ウェハハンドラ19は、ウェハWを通過させる開口(例えば、図1Bのスリット47)に対して、又は(例えば、従来のウェハ位置決め技術を使用して)ウェハWが配置されるウェハ支持体に対してウェハWを心合わせさせることができる。
【0035】
上述したように、従来技術のどのようなドア組立体も本発明によるセンサシステムを用いて構成することが可能である。従って、以下に本発明の付加的な実施の形態を更に説明する。
【0036】
第1の従来技術の垂直ドア組立体
図5は、従来技術の垂直ドア組立体37bの概要側面図である。垂直ドア組立体37bは、図2の角度付きドア組立体37aのように45°の角度で運動するのではなく、シール可能な開口543b(例えば、図1Bのスリット47)を有する表面544(例えば、図1Aの転送チャンバ15の、又は処理チャンバの表面)と平行に上下運動するシール用表面38bを含んでいる。
【0037】
垂直ドア組立体37bは、シール用表面38bから下方に延びる細長いシャフト部分547に結合されたへら状の構造545を含むことができる。垂直ドア組立体37bは、垂直ドア組立体37bが開口543bを閉塞しない降下位置(図示せず)と、シール用表面38bが開口543bを閉塞する上昇位置(図5)との間で運動できるようにするへら状構造545の下側部分551に結合されている第1の空気シリンダ549aを更に含むことができる。作動させられたシール用表面38bが上昇位置(図5)にある時に、第2の空気シリンダ549bが下側部分551を押すので、シール用表面38bはシール可能な開口543bに向かってピボットさせられてそれと接触する。それにより、シール用表面38bはシール可能な開口543bをシールする。
【0038】
本発明の第2の弁/センサ組立体
図6−9は、図5の垂直ドア組立体37bを使用する本発明の第2の弁/センサ組立体645のさまざまな図である。詳述すれば、図6は本発明の第2の弁/センサ組立体645の側面斜視図であり、図7は本発明の第2の弁/センサ組立体645の平面図であり、図8は本発明の第2の弁/センサ組立体645の底面図であり、そして図9は転送チャンバ15に結合された本発明の第2の弁/センサ組立体645の斜視図である。
【0039】
本発明の弁/センサ組立体645は、取付け機構647、センサシステム688(破線で示した送光器688a及び受光器688bによって表されている)、及びセンサシステム688に結合されているコントローラ649を含むことができる。第1の、本発明の弁/センサ組立体445のセンサシステム448と同様に、センサシステム688は、前述した技術の1つ又はそれ以上を使用して、又は図12−14を参照して後述する技術の1つ又はそれ以上を使用してウェハの位置を検出することができる。コントローラ649は、センサシステム688によって出力された信号(例えば、送光器688aから受光器688bへ送られる光ビームが遮られた時点を表しているセンサシステム688の受光器688bからの信号)を受信することができる。本発明の弁/センサ組立体645は、複数のセンサシステム688を含むことができ、送光器688aは複数の光源を含むことができ、及び/又は受光器688bは複数の光検出器を含むことができる。図示した送光器688a及び受光器688bの位置は、単なる例示に過ぎない。
【0040】
一実施の形態では、取付け機構647は、ボルトその他のファスナ(図示せず)によって転送チャンバ15の側壁682(図9)に結合されているハウジング(例えば、転送チャンバと、別のチャンバとの間に挿入することができ、図5のドア組立体37bのようなシール可能な開口と係合してそれをシールするようになっている従来のドア組立体を含む構造)を含むことができる。ハウジングは、異なるウェハサイズを受入れることが可能であり且つ異なるシール用板サイズを受入れることが可能な開口を有するアダプタブロック683を含むことができる。
【0041】
図6−9の実施の形態では、アダプタブロック683は、6つの側を有する矩形構造からなっている。底壁685(図8)は、図1Bのスリット47のような転送チャンバ15の開口を選択的にシールするように、図5の垂直ドア組立体37bを上下に運動可能ならしめる領域(図示せず)を有している。上壁689(図7)及び底壁685(図8)は、送光器688a及び/又は受光器688bをそれぞれ挿入できるような上側スロット693(図7)及び下側スロット695(図8)を有することができる。例えば、送光器688aを上側スロット693(図7)内に挿入することができ、受光器688bを下側スロット695(図8)内に挿入することができる。反射式のセンサシステム(図14を参照して後述)を使用する実施の形態の場合には、上側スロット693又は下側スロット695は、送光器688a及び受光器688bの両方を含むことができる。両スロット693、695は、関連する各センサを処理ツール環境から隔離するように石英窓を含むことができる。
【0042】
上壁689は、ラッチング機構698(図7)によって本発明の弁/センサ組立体645の残余に結合されるビューポート663b(図7)及び/又は取り外し可能な蓋697(図7)を含むことができる。ビューポート663b(例えば、石英窓)は、ウェハが本発明の弁/センサ組立体645を通過する時に、妨げられずにウェハを見ることを可能にする。取り外し可能な蓋697は、垂直ドア組立体37bを修理できるように、又はアダプタブロック683及び/又はセンサシステム688をクリーニングすることができるように、アダプタブロック683内へのアクセスを与える。前壁699(図6)及び後壁700(図8)はそれぞれアパーチャ703(図6)、705(図8)を有しており、これらは、ウェハハンドラ19がウェハを転送チャンバ15と、それに結合されている別のチャンバとの間で転送する時に、ウェハハンドラ19及びその上に位置決めされているウェハがアダプタブロック683を通過することができるように整列されている。
【0043】
動作中、ウェハハンドラ19はウェハを、シール可能な開口543b(図5)に向けて転送する。ウェハハンドラ19がシール可能な開口543bに接近すると、垂直ドア組立体37bが作動して降下位置へ運動し、ウェハハンドラ19のブレードが開口543b及びアダプタブロック683を通って伸びることを可能にする。それによって、ウェハは本発明の弁/センサ組立体645を通して別のチャンバ内へ転送することが可能になる。
【0044】
ウェハが転送チャンバ15内にある間にその位置を検出する図4の本発明の弁/センサ組立体445とは異なり、図6−9の本発明の弁/センサ組立体645は、例えば、前述した技術の1つ又はそれ以上を、又は図12−14を参照して後述する技術の1つ又はそれ以上を使用して、ウェハがアダプタブロック683を通過する時にウェハの位置を検出する。
【0045】
送光器688a及び受光器688bの互いに他方に対する正確な位置が既知であるので、センサシステム688の変数の数は減少し、較正要求を簡易化させることができる。更に、アダプタブロック683がモジュール化されていることから、本発明の弁/センサ組立体645は容易に交換又は修理することができる。
【0046】
以上に本発明の弁/センサ組立体645を、図5の垂直ドア組立体37bに関連して説明したが、垂直ドア組立体37bの代わりに、図10の垂直ドア組立体(以下に説明)のような他のドア組立体を使用できることを理解されたい。
【0047】
第2の従来技術の垂直ドア組立体
図10は、図6−9の本発明の弁/センサ組立体645内の垂直ドア組立体37bの代わりに使用することができる代替の、従来技術の垂直ドア組立体37cの分解斜視図である。上述したように、他のどのような従来技術の垂直ドア組立体も同様に使用することができる。
【0048】
図10に示す垂直ドア組立体37cは、図5のシール可能な開口543bのようなシール可能な開口(図示せず)に向かって垂直ドア組立体37cの前板1113を選択的に運動させる少なくとも1つの膨張可能な部材1111を使用している。垂直ドア組立体37cは、前板1113に結合されている後板1115を更に含んでいる。膨張可能な部材1111は、前板1113と後板1115との間に配置され、膨張した時に前板1113を運動させてチャンバの開口(例えば、図1Bのスリット47)と密封係合させる。垂直ドア組立体37cは、1999年1月27日付米国特許出願第09/238,251号(AMAT No. 2826/ATD/MBE)に開示されているように構成することができる。本発明の弁/センサ組立体645は、ドア組立体37b(図5)を使用しても、又はドア組立体37c(図10)を使用しても、同じように動作する。
【0049】
従来技術のウェハハンドラのアーム
図11は、図1A及び1Bのウェハハンドラ19によって使用可能な従来技術のアーム1117の概要図である。アーム1117は、本発明によるウェハの位置決め中及び/又は心合わせ中に使用することができる。他のどのような従来技術のウェハハンドラも、同様に使用することができる。
【0050】
図11に示すアーム1117は、リスト1119と、リスト1119に取付けられているブレード1121と、ブレードの近端に位置決めされている1対のグリッパ1123と、ブレード1121の先端に位置決めされている1対の突起又は“シューズ”1125とを含むことができる。シューズ1125及びグリッパ1123はポケット1127を形成するように位置決めされ、ウェハW(破線で示す)はポケット1127内に挿入することができる。ブレード1121は、ブレード1121上にウェハWが存在していることを決定するために使用できる(以下に説明する)中心孔1129、及びグリッパ1123付近に位置決めされていて、ブレード1121上のウェハの位置を決定するために使用できる(これも以下に説明する)スロット1131を含んでいる。
【0051】
ステッパモータ(図示せず)が作動すると、1999年11月9日付米国特許第5,980,194号に詳細開示されているグリッパ1123は、突起1125から遠去かるように後退してポケット1127を広げ、ウェハWをブレード1121上に挿入できるようにする。ウェハWがブレード1121上に配置された後にグリッパ1123が突起1125に向かって前進してポケット1127を閉じ、それによってウェハWをポケット1127内にクランプすることができる。
【0052】
図4の本発明の弁/センサ組立体445(又は、図6の本発明の弁/センサ組立体645)を有するウェハハンドラ19の動作中(アーム1117が使用されている時)、コントローラ449(又は、コントローラ649)は、ウェハハンドラ19が基準点(例えば、送光器451又は688aから受光器453又は688bに到達する光ビームをウェハWの縁が遮る点)と、別の基準点(例えば、スロット1131が光ビームを通過させ、受光器453又は688bへ到達させることができるようになる点)との間で運動したステップの数(例えば、ウェハハンドラ19を駆動するステッパモータの)を計数することができる。それにより、コントローラ449(又はコントローラ649)は、ウェハWを適切に位置決めするためのオフセットを導出することができる。
【0053】
位置決め技術は、以下の一般的なプロセスを使用することによって機能することができる。先ず、ブレード1121上に適切に位置決めされたウェハからのデータを収集することによってセンサシステム448、688を較正する。次にツール11(図1A)内で処理されるウェハの位置を決定するために、スロット1131の縁が光ビーム(送光器451又は688aからの)を横切る時、及びウェハの縁が光ビームを横切る時の位置的点を収集する。これらの位置的点を較正用データと比較してウェハオフセット値を計算する。ウェハオフセット値から、基支持体(図示せず)に対するブレード1121の位置を調整する(例えば、ウェハをウェハ支持体上に心合わせする)ことによって、ウェハハンドラ19は別のチャンバ(例えば、図1Aの処理チャンバ29−35の1つ)の基支持体上にウェハを心合わせすることができる。
【0054】
ビーム通過式センサシステムの例
図12は、ウェハハンドラ19(図1A)のブレード1121(図11)上のウェハの位置を決定することができるビーム通過式センサシステム1201の側面図である。同じようなビーム通過式センサシステムを、本発明の弁/センサ組立体445、645と共に使用できる。図12に示すビーム通過式センサシステム1201は、ウェハハンドラ19がウェハWを輸送する時にウェハハンドラ19が走行する通路を“通して”光ビーム1205を受光器1207へ送信するように位置決めされている送光器1203を含んでいる。送光器1203は、例えば転送チャンバ15の蓋41上に位置決めすることができ、また受光器1207は、本発明の弁/センサ組立体445の取付け板457に結合することができる。他の位置も、同様に使用することができる。以下に更に説明するように、ウェハWが送光器1203と受光器1207との間に位置決めされると、ウェハWは送光器1203が放出した光ビーム1205を遮り、受光器1207は光ビーム1205を検出できなくなる。ウェハWが送光器1203と受光器1207との間に位置決めされていない場合には、受光器1207は光ビーム1205を検出する。
【0055】
ビーム通過式センサシステムのためのプロセスの例
図13は、図12のビーム通過式センサシステム1201を使用する場合のウェハハンドラ19上のウェハの位置を決定するプロセス1300の例のフローチャートである。
【0056】
図13のステップ1301において、ウェハハンドラ19のブレード1121上に適切に心合わせされたウェハを送光器1203と受光器1207との間を走行させながら、ウェハからのデータを収集することによってセンサシステム1201を較正する。データは、例えば(1)適切に心合わせされたウェハの後縁と、スロット1131の後縁との間の測定された距離、(2)ウェハのサイズ(例えば、5、6、又は8インチ)、(3)ウェハハンドラ19が適切に心合わせされたウェハを輸送する時の2つ又はそれ以上の基準点間の測定された距離、(4)スロット1131の先縁と後縁との間の測定された距離、(5)送光器1203及び受光器1207の位置、及び(6)ウェハハンドラ19のブレード1121の走行速度を含むことができる。このデータは格納され、以下に説明するようにウェハハンドラ19によって輸送されるウェハW(例えば、その後の必ずしも適切に心合わせされていないウェハ)のウェハオフセット値を決定するために使用される。データは、例えばコントローラ1249(図12)、コントローラ449(図4)、コントローラ649(図6)等に格納することができる。
【0057】
ステップ1303においてウェハハンドラ19は、ウェハWを転送チャンバ15から、転送チャンバ15に結合されている種々のチャンバの1つ(例えば、処理チャンバ29−35の1つ)へ輸送する。ウェハハンドラ19がウェハWを転送チャンバ15から別のチャンバへ輸送する時に、ウェハWの先縁(ブレード1121上のウェハWの遠縁)が送光器1203からの光ビーム1205を遮るので、受光器1207は光ビーム1205を検出しなくなる。ウェハWが光ビーム1205を通過した後は、スロット1131がウェハハンドラ19を通して光ビーム1205を通過させ、受光器1207へ到達させることができるようになる。
【0058】
ステップ1305において、ウェハWが光ビーム1205を遮った時点と、スロット1131が光ビーム1205をウェハハンドラ19に通過させることができるようになる時点との間の(受光器1207によって検出された)光量の変化が決定される。受光器1207の出力は、光ビーム1205が受光器1207と接触した時の(例えば、光ビーム1205がスロット1131を通過する時のような、遮られない状態の)第1の信号値を有することができ、光ビーム1205が受光器1207と接触しない時の(例えば、光ビーム1205がウェハWに衝突した時のような、遮られた状態の)第2の信号値を有することができることに注目されたい。
【0059】
即ち、受光器1207の出力信号は、光ビーム1205(ウェハハンドラ19が光ビームの通路を横切る前は、受光器1207に衝突している)がウェハWの先縁によって遮られ始めると、第1の信号値から第2の信号値へ変化する。ウェハWの後縁が光ビーム1205を通過した後に光ビーム1205がスロット1131を通過するようになると、受光器1207の出力信号は第2の信号値から第1の信号値へ変化する。スロット1131の後縁が光ビーム1205を通過すると、受光器1207の出力信号が変化して第1の信号値から第2の信号値へ戻る。
【0060】
ステップ1307においてコントローラ1249は、受光器1207の出力信号が第2の信号値(遮られた状態)から第1の信号値(遮られていない状態)へ変化し、そして第2の信号値(遮られた状態)へ戻るまで(例えば、受光器1207が第1の信号値を出力している時間中)にウェハハンドラ19のブレード1121が運動したステップの数を計数する。ステップ1309においてコントローラ1249は、例えば、上述した較正値を格納しているルックアップテーブルによって、このステップカウントを位置値に変換する。次いでステップ1311において、この位置値が較正済みデータと比較されてウェハオフセット値が計算される。即ち、ウェハWのための位置値と、適切に心合わせされたウェハのための先に格納された位置値とが正確に一致することは、ウェハが心合わせされたことを意味している。もしウェハWのための位置値と、適切に心合わせされたウェハのための先に格納された位置値とが異なれば、ウェハWは適切に心合わせされていないのである。
【0061】
ステップ1312において、ウェハオフセット値が所定の値と比較される。もしウェハオフセット値が所定の値より大きければ、ステップ1313においてコントローラ1249はウェハハンドラ19を停止させるので、オペレータはブレード1121上のウェハWを手動で心合わせすることができる(そしてプロセス1300を終了させることができる)。そうでなはなく、もしウェハオフセット値が所定の値を越えていなければ、以下に説明するように、ステップ1315においてウェハの転送が続行される。
【0062】
ステップ1315に続くステップ1317においてコントローラ1249は、ウェハオフセット値からウェハハンドラ19のための補正値を計算する。これらの補正値に基づいて、コントローラ1249はウェハハンドラの線形及び/又は回転変位を変更し、ウェハの不整合を調整して心合わせする(ステップ1319)。ウェハWは、1996年10月の米国特許第5,563,798号に開示されている技術を使用して心合わせすることもできる。ウェハハンドラ19がウェハWを転送チャンバ15から処理チャンバ29へ輸送するものとすれば、ウェハWを処理チャンバ29の基支持体(図示せず)上に配置し、処理することができる。
【0063】
ステップ1321において、ウェハハンドラ19はウェハWを転送チャンバ15に結合されているチャンバ(例えば、図1Aの処理チャンバ29−35の1つ)から、転送チャンバ15へ輸送する。ウェハハンドラ19がウェハWを転送チャンバ15へ輸送すると、スロット1131は、光ビーム1205がウェハハンドラ19を通過して受光器1207と接触することを可能にする。スロット1131が光ビーム1205を通過した後は、ウェハWの先縁が光ビーム1205を遮る。
【0064】
ステップ1323において、スロット1131が光ビーム1205をウェハハンドラ19を通過させることを可能にする時点と、ウェハWの先縁が光ビーム1205を遮る時点との間の受光器1207の出力信号の変化が決定される。スロット1131が光ビーム1205を通過可能にする時点における受光器1207の出力信号は第1の信号値である。ウェハWの先縁が光ビーム1205を遮った時には、受光器1207の出力信号は第2の信号値である。
【0065】
受光器1207の出力信号は、スロット1131を通って走行している光ビーム1205がウェハWの先縁によって遮られると、第1の信号値から第2の信号値へ変化する。ステップ1325においてコントローラ1325は、光ビーム1205がスロット1131を通過している間にウェハハンドラ19が運動したステップの数(例えば、受光器1207が第1の信号値を出力している時間)を計数する。ステップ1327においてコントローラ1249は、ステップカウントを位置値に変換する。次いでステップ1329において位置値が較正済みデータと比較され、ウェハオフセット値が計算される。次に、ステップ1331において、ステップ1312−1319に関して説明したようにしてウェハWが心合わせされる。これで、プロセス1300は終了する。
【0066】
上述したように、図4の本発明の弁/センサ組立体445、図6の本発明の弁/センサ組立体645、又は本発明により構成された他の何等かの弁/センサ組立体は、プロセス1300又はその変形を使用することができる。コントローラ449、649、及び/又は1249は、プロセス1300の1つ又はそれ以上のステップを遂行するためのコンピュータプログラムコードを含むことができ、また1つ又はそれ以上のコンピュータプログラム製品を含むことができる。
【0067】
反射式センサシステムの例
図14は、ウェハハンドラ19(図1A)のブレード1121(図11)上のウェハの位置を決定することができる反射式センサシステム例の部分側面図である。類似の反射式センサシステムを、本発明の弁/センサ組立体445、645、又は本発明により構成された他の何等かの弁/センサ組立体と共に使用することができる。
【0068】
図14に示す反射式センサシステム1401は、送光器1403及び受光器1405を含み、これらは単一のハウジング1407内に収容することも、しないこともできる。送光器1403及び受光器1405は、例えば本発明の弁/センサ組立体645(図7)の上側スロット693内に配置することができる。受光器1405は、ウェハの存在を指示するためにウェハWから反射した光ビーム1409(送光器1403から送信された)を検出することができる(図12のビーム通過式センサのように、ウェハが存在しないことを指示するために送光器と受光器との間を通過する光ビームを検出するのではない)。
【0069】
以上のように、反射式センサシステム1401の場合には、受光器1405の出力信号の変化は、スロット1131がそれを通して光ビーム1409を通過させることができる時点と、ウェハWが光ビーム1409を受光器1405へ向けて反射する時点とを比較して測定される。光ビーム1409がスロット1131を通過させる場合には、受光器1405の出力信号は第1の信号値(遮られた状態)を有している。ウェハWが光ビーム1409を反射する場合には、受光器1405の出力信号は第2の信号値(遮られない状態)を有している。受光器1405の出力信号の変化は、プロセス1300(図13)と類似の技法で、ウェハの位置決めに使用することができる。
【0070】
ビーム通過式センサシステム1201(図12−13)も、反射式センサシステム1401(図14)も、ウェハWがブレード1121上に存在するか否かを決定することができる。ウェハハンドラ19がセンサシステム1201、1401を通過する時に、もしブレード1121上にウェハWが存在しなければ光ビーム1205、1409はブレード1121の中心孔1129(図11)を通過することができる。ブレード1121上にウェハWが存在すれば、ウェハWが光ビーム1205、1409を遮る。ウェハWの先縁又は後縁の検出も、同様にウェハの存在を指示することができる。光ビーム1205、1409は、転送チャンバ15の蓋41、又は本発明の弁/センサ組立体645の上側スロット693の何れかに対してある角度をなして投射することができる。角度を付けた光ビームは、受光器1207、1405が他の光源を検出する可能性を低くする。
【0071】
以上は、単に本発明の実施の形態の例を説明したに過ぎない。当分野に精通していれば、上述した装置及び方法の本発明の範囲内での変更は容易に明白であろう。上述したように、本発明の弁/センサ組立体445、645は、どの従来技術のドア組立体と共に使用可能であり、米国特許第5,980,194号に開示されている反射器の使用を含むことができ、そしてどの従来技術のウェハ位置決め技術を使用してもウェハを心合わせすることが可能である。
【0072】
以上に、本発明の弁/センサ組立体を主として製造ツール11及び転送チャンバ15(図1A)に関連して説明したが、転送チャンバ13又はどのような他のチャンバ、又は製造ツールも同様に構成できることを理解されたい。
【0073】
従って、本発明をその例示実施の形態に関連して説明したが、他の実施の形態も特許請求の範囲に記載の本発明の思想及び範囲内にあることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来技術の自動化された半導体デバイス製造ツールの関連部分の概要上面図である。
【図1B】従来技術のセンサシステムを説明するのに有用な、図1Aの転送チャンバの部分分解斜視図である。
【図2】図1Aの製造ツールの2−2矢視部分断面図であって、角度付きドア組立体を示している。
【図3A】図2の角度付きドア組立体が開位置にある時の側面図である。
【図3B】図2の角度付きドア組立体が閉位置にある時の側面図である。
【図4】図2−3Bの角度付きドア組立体に類似の角度付きドア組立体を使用している第1の本発明の弁/センサ組立体の斜視図である。
【図5】従来技術の垂直ドア組立体の概要側面図である。
【図6】本発明の第2の弁/センサ組立体の側斜視図である。
【図7】図6の本発明の第2の弁/センサ組立体の上面図である。
【図8】図6の本発明の第2の弁/センサ組立体の底面図である。
【図9】図6の本発明の第2の弁/センサ組立体の斜視図であって、図1Aの転送チャンバに結合されている状態を示す図である。
【図10】図6−9の本発明の弁/センサ組立体内の図5の垂直ドア組立体の代わりに使用することができる、代替の従来技術の垂直ドア組立体の分解斜視図である。
【図11】図1A及び1Bのウェハハンドラによって使用可能な従来技術のアームの概要図である。
【図12】図1Aのウェハハンドラの図11のブレード上のウェハの位置を決定することができるビーム通過式センサシステムの例の側面図である。
【図13A】図12のビーム通過式センサシステムを使用して、ウェハハンドラ上のウェハの位置を決定するための例示プロセスのフローチャートである。
【図13B】図12のビーム通過式センサシステムを使用して、ウェハハンドラ上のウェハの位置を決定するための例示プロセスのフローチャートである。
【図14】図1Aのウェハハンドラの図11のブレード上のウェハの位置を決定することができる反射式センサシステムの例の側面図である。
【符号の説明】
11 半導体デバイス製造ツール
13、15 転送チャンバ
17、19 ウェハハンドラ
21、23 ロードロック
29、31、33、35 処理チャンバ
36 コントローラ
37 ドア組立体
38 シール用表面
39 送光器
41 転送チャンバの蓋
43 転送チャンバの底
45 受光器
47 転送チャンバのスリット
139 転送チャンバの底壁
143a 転送チャンバのシール可能な開口
165 弁座
172 Oリング
173 シャフト部分
175 アクチュエータ組立体
177 駆動部分
179 シリンダ
437 角度付きドア組立体
445、645 弁/センサ組立体
447、647 取付け機構
448、688 センサシステム
449、649、1249、1449 コントローラ
451、688a、1203、1403 送光器
453、688b、1207、1405 受光器
457 水平取付けプラットフォーム
459 垂直側壁
463、663b ビューポート
465、1205、1409 光ビーム
467 蓋内の孔
543b シール可能な開口
544 チャンバの表面
545 へら状構造
547 シャフト部分
549 空気シリンダ
551 へら状構造の下側部分
682 転送チャンバの側壁
683 アダプタブロック
685 アダプタブロックの底壁
689 アダプタブロックの上壁
693 上側スロット
695 下側スロット
697 蓋
698 ラッチング機構
699 アダプタブロックの前壁
700 アダプタブロックの後壁
1111 膨張可能な部材
1113 前板
1115 後板
1117 ウェハハンドラのアーム
1119 アームのリスト
1121 アームのブレード
1123 アームのグリッパ
1125 アームのシューズ
1127 アームのポケット
1131 アームのスロット
1201 ビーム通過式センサシステム
1401 反射式センサシステム
1407 ハウジング

Claims (26)

  1. 弁/センサ組立体において、
    チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記ドア組立体を前記チャンバへ結合する取付け機構
    基板の存在を検出するようになっており、前記ドア組立体の少なくとも一部分を通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を備え
    前記取付け機構は、前記送信器及び受信器が前記取付け機構を通して通信することを可能にするビューポートを含むことを特徴とする弁/センサ組立体。
  2. 前記開口は、前記チャンバのスリットであることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  3. 前記開口は、転送チャンバのスリットであることを特徴とする請求項2に記載の弁/センサ組立体。
  4. 前記取付け機構は、前記チャンバの底に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  5. 前記取付け機構は、前記開口をカバーするように前記チャンバに結合されていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  6. 前記送信器は光ビームを送信し、前記受信機器は前記光ビームを受信して検出するようになっていることを特徴とする請求項に記載の弁/センサ組立体。
  7. 前記ドア組立体は、ある角度で運動するシール用表面を有する角度付きドア組立体からなることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  8. 前記ドア組立体は、垂直に運動するシール用表面を有する垂直ドア組立体からなることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  9. 前記取付け機構は、前記シール用表面を収容していることを特徴とする請求項に記載の弁/センサ組立体。
  10. 前記取付け機構は、送信器及び受信器の少なくとも一方を格納する位置を含むことを特徴とする請求項に記載の弁/センサ組立体。
  11. 前記取付け機構は、送信器及び受信器の両方を格納する位置を含むことを特徴とする請求項に記載の弁/センサ組立体。
  12. 前記送信器は光ビームを送信し、前記受信器は前記光ビームを受信して検出するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  13. 前記受信器は、前記光ビームが基板によって遮られない時に前記光ビームを受信するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  14. 前記受信器は、前記光ビームが基板から反射した時に前記光ビームを受信するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  15. 前記送信器及び受信器の少なくとも一方は、前記取付け機構に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  16. 前記受信器に結合されているコントローラを更に備え、前記コントローラは、前記チャンバ内に配置されている基板ハンドラ上の基板の存在を検出して前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされているか否かを決定するコンピュータプログラムコードを有していることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  17. 前記コントローラは、もし前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされていなければ、基板ペデスタル上の前記基板の配置を調整するコンピュータプログラムコードを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の弁/センサ組立体。
  18. 開口を有するチャンバと、
    前記チャンバに結合されている弁/センサ組立体と、
    を備え、
    前記弁/センサ組立体は、
    前記チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記チャンバに結合されている取付け機構
    基板の存在を検出するようになっており、前記ドア組立体の少なくとも一部分を通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を含み、
    前記受信器に結合されており、基板ハンドラ上の基板の存在を検出して前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされているか否かを決定するコンピュータプログラムコードを有するコントローラ、
    を更に備えていることを特徴とするシステム。
  19. 弁/センサ組立体において、
    チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記ドア組立体を前記チャンバへ結合するようになっており、ビューポートを有する取付け機構
    基板の存在を検出するようになっていて、前記取付け機構のビューポートを通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を備えていることを特徴とする弁/センサ組立体。
  20. 開口を有するチャンバと、
    前記チャンバに結合されている弁/センサ組立体と、
    を備え、
    前記弁/センサ組立体は、
    前記チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記チャンバに結合されており、ビューポートを有する取付け機構
    基板の存在を検出するようになっており、前記取付け機構のビューポートを通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    前記受信器に結合され、基板ハンドラ上の基板の存在を検出して前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされているか否かを決定するコンピュータプログラムコードを有するコントローラと、
    を備えていることを特徴とするシステム。
  21. ドア組立体において、
    チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記ドア組立体を前記チャンバに結合するようになっており、ビューポートを有する取付け機構
    備え
    前記ビューポートは、基板の存在を検出するように少なくとも1つの送信器及び少なくとも1つの受信器が前記取付け機構の前記ビューポート通して通信できるようにする、
    ことを特徴とするドア組立体。
  22. チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記チャンバに結合されている取付け機構
    基板の存在を検出するようになっており、前記ドア組立体の少なくとも一部分を通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を備えている弁/センサ組立体を有するチャンバを準備するステップと、
    基板ハンドラを用い、前記チャンバの開口を通して基板を輸送するステップと、
    前記センサシステムを用い、前記基板が前記基板ハンドラ上にあるか否かを検出するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  23. 前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされているか否かを決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  24. もし前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされていなければ、基板ペデスタル上の前記基板の配置を調整するステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  25. チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記チャンバに結合されている取付け機構と、
    基板の存在を検出するようになっており、前記ドア組立体の少なくとも一部分を通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を備えている弁/センサ組立体を有するチャンバを準備するステップと、
    基板ハンドラを用い、前記チャンバの開口を通して基板を輸送するステップと、
    前記基板が前記基板ハンドラの.ブレード上に心合わせされているか否かを決定するステップと、
    もし前記基板が前記基板ハンドラのブレード上に心合わせされていなければ、基板ペデスタル上の前記基板の配置を調整するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  26. チャンバの開口をシールする第1の位置、少なくとも基板ハンドラのブレードを、前記チャンバの開口を通して伸ばすことを可能にする第2の位置との間を運動可能なドア組立体と
    前記チャンバに結合され、ビューポートを有する取付け機構
    基板の存在を検出するようになっており、前記取付け機構のビューポートを通して通信する送信器及び受信器を有するセンサシステムと、
    を備えている弁/センサ組立体を有するチャンバを準備するステップと、
    基板ハンドラを用い、前記チャンバの開口を通して基板を輸送するステップと、
    前記センサシステムを用い、前記基板が前記基板ハンドラ上にあるか否かを検出するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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