JP5180566B2 - 施工現場の入退場管理システム - Google Patents
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請求項2の発明は、請求項1に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、入退場判定手段は、前記受信手段で受信した前記信号の受信結果、および、前記移動体通過検出手段で検出した前記移動体の通過の検出結果に基づいて、前記受信手段が前記信号を受信したとき正規車両の前記施工現場入退場口における通過予定台数を計数する第1処理を実行し、前記移動体通過検出手段が前記移動体の通過を検出したとき、移動体の通過台数により前記通過予定台数の計数値を相殺する第2処理を実行し、少なくとも前記第1処理が実行されずに前記第2処理が実行されたときに、前記通過予定台数の計数値を前記通過台数で相殺した結果に基づいて、前記不正車両が前記施工現場へ入場したか否か、または、前記不正車両が前記施工現場から退場したか否かを判定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、前記送信手段は、前記送信手段を識別するID番号を送信し、前記移動体通過検出手段は、移動体の有無を検出する少なくとも2つの検出センサが、前記移動体の進行方向側方から前記移動体を検出するように、前記正規車両の全長よりも短い離間距離で前記移動体の進行方向に沿って配設されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、前記入退場判定手段は、前記受信手段で受信した前記信号の受信結果に基づいて、前記正規車両が前記施工現場へ到着するまでのサイクル時間を算出して、算出した前記サイクル時間が所定の時間よりも長いか否かを判断し、前記報知手段は、前記サイクル時間が前記所定の時間よりも長いと前記入退場判定手段が判断すると、所定の内容の報知をすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、前記受信手段で受信した前記信号の受信結果に基づいて、前記正規車両の前記施工現場への入退場に関する時刻を記憶するとともに、少なくとも、前記正規車両が一旦前記施工現場から出場した後に前記施工現場へ再度入場するまでの再入場所要時間、または、前記正規車両の入場回数を算出して記憶する入退場時刻記憶手段と、前記入退場時刻記憶手段で記憶した前記正規車両の前記施工現場への入退場に関する時刻と、少なくとも前記算出した再入場所要時間または前記算出した前記正規車両の入場回数を帳票化する帳票化手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、前記正規車両は運搬車両であり、前記施工現場で前記運搬車両に積み込み作業を行う建設機械の稼働時間を計測して記録する建設機械稼働時間記録手段をさらに備え、前記帳票化手段は、前記建設機械稼働時間記録手段が計測して記録した前記建設機械の稼働時間に基づいて、建設機械の積み込み作業のサイクル時間を算出して帳票化することを特徴とする。
このように構成される施工現場の入退場管理システムでは、次のようにして、施工現場における車両の入退場を管理する。なお、以下の説明では、主に掘削工区1に関して説明するが、盛土工区2についても同様である。図3は、掘削工区1にIDタグ16を備えた正規車両15が入場する際の様子を示した図である。IDタグ16を備えた正規車両15が掘削工区1に近づいてくると、IDタグ16が送信する情報(送信情報)が掘削工区1の受信機13で受信されるようになる。その後、正規車両15が入退場通路を走行して赤外線センサ11が配設されている地点を通過すると、正規車両15が通過したことが赤外線センサ11で検出される。正規車両15が掘削工区1に入場して入退場口から所定の距離だけ離間すると、IDタグ16の送信情報が掘削工区1の受信機13で受信されなくなる。
サーバ10では、上述した正規車両15に関するデータに基づいて、正規車両15の運行管理が行われる。たとえば、サーバ10は、上述した正規車両15に関するデータで更新されたサイクルタイムがあると、更新されたサイクルタイムとそのサイクルタイムのID番号を読み込んで、あらかじめ設定された所要時時間(標準所要時間)と比較する。標準所要時間は、掘削工区1および盛土工区2の所在地や離間距離などに応じて、施工現場の管理者やデータセンタ3の従業員などによって適宜決定されて、サーバに入力される。
図6は、本実施の形態の施工現場の入退場管理システムのPC12で実行される正規車両15の入退場管理に関する動作を示したフローチャートである。以下のフローチャートでは、掘削工区1に設置されたPC12に関して説明するが、盛土工区2に設置されたPC12についても同様であるので説明を省略する。PC12の電源が投入されると、図6に示す処理を行うプログラムが起動されて、PC12の電源がオフされるまでCPU12aで実行される。
(1) IDタグ16から送信される送信情報を受信機13で受信して入場予定車両数や出場予定車両数を算出し、算出した入場予定車両数や出場予定車両数と、赤外線センサ11による移動体の検出結果とに基づいて施工現場における不正車両の入退場を検出するように構成した。これにより、施工現場の入退場口に人員を配置しなくても施工現場における不正車両の入退場を監視できるので、入退場管理システムの運用コストを低減できる。
図9を参照して、本発明による施工現場の入退場管理システムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、掘削工区1における作業機械から得られる情報を利用する点で、第1の実施の形態と異なる。図9は、第2の実施の形態の施工現場の入退場管理システムの全体構成を示す図である。
(1) 正規車両15に関するデータや、油圧ショベル18の各種情報を得て、施工管理に役立つ各種の情報を算出して帳票化できるように構成した。これにより、正規車両15の稼働状態の他、建設機械の稼働状態についてもPC12や施工管理会社の不図示の端末で確認できるので、施工管理の業務を効率化できる。また、正規車両15の1台あたりの積み込み時間など、施工管理の指標となるデータを算出できるので、これによっても施工管理の業務を効率化できる。
(1) 上述の説明では、赤外線センサ11は、赤外線の発光素子と受光素子とを有し、発光素子から検出対象物へ向けて照射する赤外線の反射の有無を受光素子で検出することで、発光素子による赤外線の照射先に検出対象物が存在するか否かを検出する、いわゆる拡散反射型のものであるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、赤外線センサ11は、発光素子から照射されて反射板で反射されて戻ってくる赤外線が検出対象物で遮られると検出対象物を検出する回帰反射型であってもよい。また、赤外線センサ11は、発光素子が発光する赤外線を発光素子と受光素子との間で検出対象物が遮られると検出対象物を検出する透過型であってもよい。すなわち、赤外線センサ11の検出方法の種類は特に問わない。
(7) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
3 データセンタ 10 サーバ
11 赤外線センサ 12 PC
12a CPU 13 受信機
15 運搬車両(正規車両) 16 IDタグ
17 警報装置 18 油圧ショベル
19 重機データセンタ 20 サーバ
30 カメラ
Claims (6)
- 施工現場への入退場が許可された車両である正規車両に備えられて、または、前記正規車両の運転手に対して与えられて、信号を送信する送信手段と、
前記施工現場の入退場口に設けられて、少なくとも車両を含む移動体の前記施工現場の入退場口の通過を検出する移動体通過検出手段と、
前記施工現場の入退場口に設けられて、前記正規車両が前記入退場口から入退場する際、前記移動体通過検出手段で前記正規車両の入退場口の通過が検出される前に前記送信手段が送信する信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記信号の受信結果、および、前記移動体通過検出手段で検出した前記移動体の通過の検出結果に基づいて、前記正規車両の前記施工現場への入退場に関して判定する入退場判定手段と、
前記施工現場への入退場が許可されていない車両である不正車両の前記施工現場への入退場に関して報知する報知手段と、を備え、
前記入退場判定手段は、前記受信手段で受信した前記正規車両の前記施工現場入退場口における通過予定台数と、前記移動体通過検出手段で検出した前記移動体の通過台数とに基づいて、前記不正車両が前記施工現場へ入場したか否か、または、前記不正車両が前記施工現場から退場したか否かを判定し、
前記報知手段は、前記不正車両が前記施工現場へ入場した、または、前記不正車両が前記施工現場から退場したと前記入退場判定手段が判定すると、前記不正車両の前記施工現場への入退場に関して報知することを特徴とする施工現場の入退場管理システム。 - 請求項1に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、
入退場判定手段は、前記受信手段で受信した前記信号の受信結果、および、前記移動体通過検出手段で検出した前記移動体の通過の検出結果に基づいて、前記受信手段が前記信号を受信したとき正規車両の前記施工現場入退場口における通過予定台数を計数する第1処理を実行し、前記移動体通過検出手段が前記移動体の通過を検出したとき、移動体の通過台数により前記通過予定台数の計数値を相殺する第2処理を実行し、少なくとも前記第1処理が実行されずに前記第2処理が実行されたときに、前記通過予定台数の計数値を前記通過台数で相殺した結果に基づいて、前記不正車両が前記施工現場へ入場したか否か、または、前記不正車両が前記施工現場から退場したか否かを判定することを特徴とする施工現場の入退場管理システム。 - 請求項1に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、
前記送信手段は、前記送信手段を識別するID番号を送信し、
前記移動体通過検出手段は、移動体の有無を検出する少なくとも2つの検出センサが、前記移動体の進行方向側方から前記移動体を検出するように、前記正規車両の全長よりも短い離間距離で前記移動体の進行方向に沿って配設されていることを特徴とする施工現場の入退場管理システム - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、
前記入退場判定手段は、前記受信手段で受信した前記信号の受信結果に基づいて、前記正規車両が前記施工現場へ到着するまでのサイクル時間を算出して、算出した前記サイクル時間が所定の時間よりも長いか否かを判断し、
前記報知手段は、前記サイクル時間が前記所定の時間よりも長いと前記入退場判定手段が判断すると、所定の内容の報知をすることを特徴とする施工現場の入退場管理システム。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、
前記受信手段で受信した前記信号の受信結果に基づいて、前記正規車両の前記施工現場への入退場に関する時刻を記憶するとともに、少なくとも、前記正規車両が一旦前記施工現場から出場した後に前記施工現場へ再度入場するまでの再入場所要時間、または、前記正規車両の入場回数を算出して記憶する入退場時刻記憶手段と、
前記入退場時刻記憶手段で記憶した前記正規車両の前記施工現場への入退場に関する時刻と、少なくとも前記算出した再入場所要時間または前記算出した前記正規車両の入場回数を帳票化する帳票化手段とをさらに備えることを特徴とする施工現場の入退場管理システム。 - 請求項5に記載の施工現場の入退場管理システムにおいて、
前記正規車両は運搬車両であり、
前記施工現場で前記運搬車両に積み込み作業を行う建設機械の稼働時間を計測して記録する建設機械稼働時間記録手段をさらに備え、
前記帳票化手段は、前記建設機械稼働時間記録手段が計測して記録した前記建設機械の稼働時間に基づいて、建設機械の積み込み作業のサイクル時間を算出して帳票化することを特徴とする施工現場の入退場管理システム。
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