JP5179240B2 - 回転式フレームx線管の静止型カソード - Google Patents

回転式フレームx線管の静止型カソード Download PDF

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Description

本発明は一般的には、X線管に関し、さらに具体的には、回転式フレームX線管の回転中心から半径方向にオフセットされた静止型カソードを有すると共に、周囲環境から気密封止されたターゲット及びカソードを有する回転式フレームX線管を製造する方法及び回転式フレームX線管の装置に関する。
X線システムは典型的には、X線管、検出器、並びにX線管及び検出器を支持する回転アセンブリを含んでいる。動作時には、対象を配置した撮像テーブルが、X線管と検出器との間に配置される。X線管は典型的には、X線のような放射線を対象に向かって放出する。放射線は典型的には、撮像テーブルに載置された対象を透過して検出器に衝突する。放射線が対象を透過するときに、対象の内部構造が、検出器において受光される放射線の空間的な変化を引き起こす。検出器は受光した放射線を電気信号に変換し、X線システムは電気信号を画像に変換し、この画像を用いて対象の内部構造を評価することができる。当業者は、対象として、限定しないが医用撮像手順での患者、及び例えば計算機式断層写真法(CT)小荷物スキャナでの小荷物のような無生物対象が含まれ得ることを認められよう。
X線管は典型的には、焦点スポットにおいて発生される熱を分散させる回転式アノード構造を含んでいる。アノードは典型的には誘導モータによって回転し、誘導モータは、円板形のアノード・ターゲットを支持する軸として構築された円筒形の回転子を有すると共に、回転子を包囲する銅巻線付き鉄製固定子構造を有する。回転式アノード・アセンブリの回転子は、固定子によって駆動される。X線管カソードが集束電子ビームを形成し、集束電子ビームは、カソードからアノードへの真空ギャップを横断して加速されて、アノードに衝突するとX線を発生する。アノード及びカソードは典型的には、真空を封入したフレームの内部に配置されており、フレームは典型的には、オイルのような冷却材を収容したケーシングの内部に配置されている。
従来型のX線管がCTガントリのような回転式システムに配置されている場合に、焦点スポットから放出されるX線は典型的には、半径方向内向きに配置されているアノード・ターゲットの一点から放出され又は撮像対象に向かって放出される。このことは典型的には、X線管の内部のカソードをフレームに関して固定された位置に配置することにより達成される。同様にフレームは典型的には、X線管ケーシングの内部に装着され、ケーシングは次にCTガントリにあるもののような回転式基部に装着される。従って、従来型設計のX線管がCTガントリの周りを回転するときに、カソードはX線管に関して固定された位置からターゲットに向かって電子を放出し、従ってX線放出点(すなわち焦点スポット)も回転式基部に関して固定されている。この態様で、焦点スポットは動作時のCTシステムの内部で一定の半径位置に配置される。
電子ビームがターゲットに衝突するときに発生される高温のため、アノード・アセンブリを高速の回転速度で回転させることが必要である。このことから、真空領域の内部に配置される工具鋼製の玉軸受及び工具鋼製の軌道を典型的に含む軸受アセンブリに対して厳しい要求が生じ、これにより銀のような固体潤滑材によって軸受アセンブリを潤滑する必要がある。回転子もまた典型的には、X線管の真空領域に配置される。軸受接触領域の潤滑材の摩耗及び損失は、動作時に音響雑音を増大させたり回転子を減速させたりする。軸受アセンブリを真空領域に配置すると、グリース又はオイルのような湿式軸受潤滑材による潤滑ができなくなり、また真空領域に侵入することなく固体潤滑材を交換するために軸受アセンブリの保守を実行することができなくなる。加えて、X線管の動作条件は、新世代のものになるほど高速のガントリ回転速度及び高速のアノード回転速度によって加わるg力のため応力が高まっている。結果として、さらに厳しい動作条件での軸受の性能改善のための解決法を見出すことに一層の重点が置かれている。
公知の一解決法は、軸受を真空領域の外部に配置して、大型のグリース又はオイル潤滑式軸受の利用を可能にすることである。このことは、回転式フレームによって画定される密閉容積の内部にカソード及びアノード・ターゲットを封入することにより達成され得る。かかる設計は典型的には「回転式フレーム」X線管と呼ばれ、このX線管は典型的には、アノード・ターゲットをフレームに関する静止構成要素として配置し、カソードは典型的には、回転式フレームX線管の実質的に回転中心に配置される。フレームは、真空領域の内部のアノード・ターゲットからフレーム壁へ放射される熱を除去する冷却媒体となる油浴に封入される。フレームを油浴の内部で高速で回転させて、過大な温度がターゲットの電子の衝突点においてターゲットに発生しないようにする。油浴内でフレーム全体が回転する動作は粘性負荷を生じ、必要な回転速度を得るためには大電力の必要が生ずる。
カソードは典型的には、フレームが回転しているときにも中心位置に留まる放出源を提供するためにフレームの回転中心に配置される。電子をターゲットにおいて相対速度の高い位置に衝突させて焦点スポットの過熱を回避するために、電子をターゲットの外側の半径位置に向けなければならない。従って、カソードから放出される電子を、磁気偏向及び静電偏向等を用いることによりターゲットの外側の半径位置に向けなければならない。X線管をCTシステムにおいて撮像される対象の周りで回転させて、フレームをケーシングの内部で回転させるときに、ターゲットに向かう電子の偏向はCTシステムの周りでのX線管の回転と同期させられ、従って焦点スポットは、動作時のCTシステムの内部で一定の半径位置に配置されて撮像対象に向かう。
しかしながら、典型的な回転式フレームX線管の内部の偏向機構は具現化するのが困難であり、CTシステムに少なからぬ費用と複雑さを加える。偏向機構を具現化するばかりでなく、偏向機構の動作をシステムのX線管の回転に同期させなければならない。さらに、ビーム偏向の量も制限される場合がある。中心に配置されたカソードから距離を増大させてビームを偏向させるためには、静電場強度又は磁場強度を増強することが必要である。従って、焦点軌道温度を有するターゲットの焦点スポットの半径位置と、焦点スポットの半径位置決めを達成するための磁場強度又は電場強度の量との間にはトレードオフが生ずる。また、電子の偏向とターゲットでの電子の分布との間にも、付加的なトレードオフが生ずる。電子が経験する強い屈曲及び偏向機構の非線形性のため、電子はターゲットにおいて非一様に分布し、従って生ずる焦点スポットもまた非一様となり得る。
従って、著しく改善された軸受寿命を提供し、CTガントリに関して固定された半径位置にカソードを有し、また過度の磁場強度の要件、電子ビームの限定された半径方向の偏向能力、過剰な粘性抵抗、及びターゲットから放出される非一様なスポット形状といった前述の欠点を有しない回転式フレームX線管を設計することが望ましい。
本発明は、回転式フレームX線管の回転中心から半径方向にオフセットされた静止型カソードを有し、周囲環境から気密封止されたターゲット及びカソードを有する回転式フレームX線管を製造する方法及び回転式フレームX線管の装置に関するものである。
本発明の一観点は、静止基部及び該基部の内部に通路を有するX線管を含んでいる。X線管はアノード・フレームを含み、アノード・フレームは、第一の端部に隣接して配置されたアノードを有すると共に、通路の内部まで延在するネックを第二の端部に有し、通路の長手軸の周りを回転するように構成されている。気密シールが、ネックと静止基部との間でネックの周りに配置されている。
本発明のもう一つの観点によれば、X線管を製造する方法が、孔を有する静止基部を設けるステップと、ネックを延在させて有する回転式フレームを設けるステップと、回転式フレームのネックを静止基部の孔に挿入するステップと、静止基部とネックとの間に磁性流体シールを配置するステップとを含んでいる。
本発明のさらにもう一つの観点は、走査対象を収容する開口を有する回転式ガントリと、対象を透過したX線を受光するように配置されている検出器とを含むCTシステムを含んでいる。CTシステムは、被検体に向かってX線を投射するように構成されている回転式フレームX線管を含んでいる。回転式フレームX線管は、回転式ガントリに取り付けられる装着部を含んでおり、装着部は内部に通路を有している。回転式フレームX線管は回転式フレームを含んでおり、回転式フレームは、該回転式フレームから通路の内部まで延在する円筒形延長部を有し、内部に真空を収容している。気密シールが、円筒形延長部と装着部との間の相対的な運動を可能にしつつ円筒形延長部と装着部との間に配置されている。
本発明のその他様々な特徴および利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかとなろう。
図面は、本発明を実施するために現状で思量される好ましい一実施形態を示す。
本発明の動作環境を計算機式断層写真法(CT)システムにおいて用いられるようなX線管の利用に関連して説明する。但し、当業者は、本発明がX線管の利用を必要とする他システムでの利用にも同等に適用可能であることを認められよう。かかる利用としては、限定しないがX線イメージング・システム(医用及び非医用)、マンモグラフィ・イメージング・システム、並びにラジオグラフィ(RAD)・システムがある。
さらに、本発明をX線管での利用に関連して説明する。但し、当業者は、本発明が高真空、高温及び高接触応力の環境での軸受の動作を必要とする他のシステムにも同等に適用可能であり、この環境ではX線管の寿命、信頼性又は性能がX線管の真空領域の外部の軸受の配置から恩恵を享受し得ることを認められよう。本発明を「第三世代」CT医用撮像スキャナに関して説明するが、本発明は、手荷物スキャナ又は他の非破壊産業用途のスキャナのような他のCTシステムにも同等に適用可能である。
図1には、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム10が、「第三世代」CTスキャナに典型的なガントリ12を含むものとして示されている。ガントリ12はX線源14を有し、X線源14は、ガントリ12の反対側に設けられている検出器アセンブリ又はコリメータ18に向かってX線のビーム16を投射する。図2を参照すると、検出器アセンブリ18は、複数の検出器20及びデータ取得システム(DAS)32によって形成されている。複数の検出器20は患者22を透過した投射X線を検知して、DAS32は後続の処理のためにデータをディジタル信号に変換する。各々の検出器素子20が、入射X線ビームの強度を表わし従って患者22を透過する際に減弱されたビームを表わすアナログ電気信号を発生する。X線投影データを取得するための1回の走査の間に、ガントリ12及びガントリ12に装着されている構成部品は回転中心24の周りを回転する。
ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26によって制御される。制御機構26は、X線制御器28とガントリ・モータ制御器30とを含んでおり、X線制御器28はX線源14に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器30はガントリ12の回転速度及び位置を制御する。画像再構成器34が、サンプリングされてディジタル化されたX線データをDAS32から受け取って高速画像再構成を実行する。再構成された画像はコンピュータ36への入力として印加され、コンピュータ36は大容量記憶装置38に画像を記憶させる。
コンピュータ36はまた、キーボード、マウス、音声作動式コントローラ、又は他の任意の適当な入力装置のような何らかの形態の操作者インタフェイスを有するコンソール40を介して、操作者から指令及び走査用パラメータを受け取る。付設されている表示器42によって、操作者は、再構成された画像及びコンピュータ36からのその他のデータを観察することができる。操作者が供給した指令及びパラメータはコンピュータ36によって用いられて、DAS32、X線制御器28及びガントリ・モータ制御器30に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ36は、モータ式テーブル46を制御するテーブル・モータ制御器44を動作させて、患者22及びガントリ12を配置する。具体的には、テーブル46は患者22を全体的に又は部分的に図1のガントリ開口48を通して移動させる。
図3を参照すると、回転式フレームX線管100が、本発明の一実施形態によるターゲット104を取り付けられた回転式アノード・フレーム102を含んでいる。回転子110が、静止ハウジング108の内部に配置されて、ターゲット104に取り付けられている。回転式アノード・フレーム102は、静止基部106及び回転子110によって支持されている。静止基部106は典型的には、アルミナ等を含む絶縁材で作製されている。回転式フレームX線管100の静止装着部又は基部106は一例では、CTシステムの回転基部に取り付けられる。静止基部106は実質的に平坦型又は「パンケーキ型」の絶縁体として図示されているが、当業者は、静止基部106が円筒形絶縁体であってもよいし、他の設計形状を取ってもよいことを認められよう。静止基部106に形成された通路口112が、X線管100の内部容積(図4に示す)への接近を許す。
図4は、図3のX線管100の線4−4に沿って見た断面を示す。回転式フレーム102は、釣鐘型部分105及びネック部分103を有している。ターゲット104は、釣鐘型部分105に取り付けられているか、又は釣鐘型部分105と一体形成されている。支持シャフト114が、ターゲット104を回転子110に接続している。支持シャフト114は、ハウジング108に取り付けられた軸受アセンブリ116によって支持されている。軸受アセンブリ116は、内側軸受レース118、外側軸受レース120、及び軸受けレース118と120との間に配置された軸受玉122の列を含んでいる。
ネック103は、静止基部106のネック124の内部に形成された通路107の内部まで延在している。ネック103は、静止基部106のネック124と回転式フレーム102のネック103との間に配置された軸受アセンブリ126によって支持されている。軸受アセンブリ126は、互いの間に配置された玉132を有する内側レース128及び外側レース130を含んでいる。軸受アセンブリ116、126によって支持された回転式フレーム102は、長手軸又は回転軸140の周りを回転する。軸受アセンブリ116、126は、グリース及びオイル等のような潤滑材を用いた湿式潤滑軸受を含み得る。
磁性流体シール(FFS)・アセンブリのような気密(ハーメチック)シール・アセンブリ142が、ネック124と回転式フレーム102のネック103との間に配置されている。後に図5に関して説明するように、気密シール・アセンブリ142は、X線管100の内部容積143内の気体、液体及び他の分子による汚染を最小限にしながら回転式フレーム102の回転を可能にする。気密シール・アセンブリ142は、真空領域162と周囲圧力領域165との間に配置されており、真空領域162は内部に高真空を有する内部容積143に流体結合されている。従って、気密シール・アセンブリ142は、高真空と典型的には周囲圧力との間の圧力差に耐えるように設計されている。通路口112が、X線管100の真空領域162への接近を可能にする。本発明の一実施形態では、イオン・ポンプ、ゲッタ、又はターボ・ポンプ等を通路口112に流体接続して、気密シール・アセンブリ142を通過して又は気密シール・アセンブリ142から放出されて真空領域162や典型的には高真空に保たれている内部容積143までに至る分子汚染を捕獲する。フィードスルー134が、フィードスルー134の一方の端部109において静止基部106に取り付けられ、カソード延長部138がフィードスルー134の他方の端部111に取り付けられている。カソード136が、カソード延長部138に取り付けられて、ターゲット104に取り付けられたターゲット軌道160に向かって延在している。当業者は、フィードスルー134が中実の物体として示されているが、静止基部106からカソード136への高電圧リードの通過を許す貫通する中空設計又は開放設計を含んでいてもよいことを認められよう。
図5は、図4の線5−5に沿って見た気密シール・アセンブリの断面図を示す。本発明の一実施形態では、気密シール・アセンブリ142は、回転式フレーム102のような回転構成要素と静止基部106のような非回転構成要素との間にシール段155の長手方向系列を含む磁性流体シール・アセンブリである。シール段155は、典型的には磁性粒子の懸濁液を含む炭化水素系オイル又はフッ化炭素系オイルである磁性流体154を含んでいる。粒子は、磁場の存在下での粒子の凝集を防ぐ安定化剤又は界面活性剤で被覆されている。磁場が存在する場合には、磁性流体154はシール段155を形成する。シール段155は、典型的には1psi〜3psiの圧力に耐えることが可能であり、各々の段155が連続的に配置されると、全体の磁性流体シール・アセンブリは、一方の側の大気圧から反対側の高真空まで変化する圧力に耐えることができる。
続けて図5を参照すると、1対の円環形磁極片144、146がネック124の内面に接してネック103を包囲している。円環形永久磁石150が、磁極片144と磁極片146との間に配置されている。好適実施形態では、ネック103は、該ネック103から磁極片144、146に向かって延在する円環152を含んでいる。但し代替的には、磁極片144、146が、ネック103の円環152の代わりに又は円環152に追加して、ネック130に向かって延在する円環を含んでいてもよい。磁性流体154は、各々の円環152と、対応する磁極片144、146との間に配置され、これにより空洞156を形成する。永久磁石150からの磁性が、各々の円環152と対応する磁極片144、146との間に配置された磁性流体154を適当な位置に保持する。この態様で、磁性流体154の多数の段155が形成され、磁性流体シール・アセンブリ142の周囲圧力側158に加わる気体の圧力を、典型的にはX線管100の内部容積143に形成される高真空に曝露される磁性流体シール・アセンブリ142の非周囲圧力側159から気密封止する。図示のように、図5は6段のシール段155を示している。各々の段155が典型的には、1psi3psiのガス圧に耐える。従って、当業者は、周囲圧力側158と非周囲圧力側159との間の圧力の差に依存して、シール段155の数を増加させても減少させてもよいことを認められよう。本発明の一実施形態によれば、冷却材が、冷却材線(図示されていない)を通して磁極片144、146に供給され又は他の方法で向けられて、磁性流体154の温度を冷却することができる。
図4に戻り、回転式フレーム102は、磁性流体154によって周囲環境158から分離された内部容積143の内部に高真空を封入している。X線管100は典型的には、液体冷却材に浸漬されており、軌道160において発生される熱は液体冷却材によって対流冷却される。従って、軸受アセンブリ116、126も同様に、本発明の実施形態によれば軸受アセンブリ116、126用の液体潤滑材として作用し得る液体冷却材に浸漬されている。本発明のもう一つの実施形態によれば、軸受アセンブリ116、126は内部に配置された軸受シールの利用によって液体冷却材から密閉されていてもよい。静止基部106は、イオン・ポンプ、ゲッタ、又はターボ・ポンプを有する通路口112を含んでいる。このようなものとして、図4の領域162が高真空に保持され、磁性流体から放出される気体を通路口112を介して捕獲して除去することができる。
動作時には、ターゲット104は、回転子110に力を加える固定子(図示されていない)によって回転軸140の周りに回転させられて、シャフト114、ターゲット104、及び回転式フレーム102を回転させる。カソード136が回転軸140から半径方向に中心を外れて固定されて配置されているので、カソード136はターゲット104に向かって電子を放出して、ターゲット104が回転しているときに電子がターゲット軌道160に衝突するようにする。カソード136は、X線管100が図1及び図2のガントリ12において対象の周りを回転するときにカソードから放出される電子が撮像対象に向けられるように、フィードスルー134に取り付けられている。好適実施形態では、X線管100は、ターゲット104を通して伝導される熱及び内部容積143の内部のターゲット104から回転式フレーム102に放射される熱を除去する冷却材(図示されていない)に浸漬されている。静止基部106及びネック124は静止構成要素であるので、回転構成要素の表面積が小さくなったため従来の回転式フレーム設計と比較して回転式フレーム102の粘性抵抗は減少する。軸受アセンブリ126から放出される又は軸受アセンブリ126を通過する廃液は、磁性流体154の存在によって、高真空領域162及び最終的には内部容積143へ流入しないように大部分排除される。さらに、磁性流体154を通過する又は磁性流体154から放出されるような廃液は、通路口を介して高真空領域162に流体連結されたイオン・ポンプ、ゲッタ、又はターボ・ポンプの動作によって高真空領域において捕獲される。
ここで図6を参照すると、小荷物/手荷物検査システム510が、小荷物又は手荷物を通過させ得る開口514を内部に有する回転式ガントリ512を含んでいる。回転式ガントリ512は、本発明の一実施形態による高周波電磁エネルギ源516と、シンチレータ・セルで構成されているシンチレータ・アレイを有する検出器アセンブリ518とを収容している。また、コンベヤ・システム520が設けられており、コンベヤ・システム520は、構造524によって支持されており走査のために開口514を通して小荷物又は手荷物526を自動的且つ連続的に通過させるコンベヤ・ベルト522を含んでいる。対象526をコンベヤ・ベルト522によって開口514内に送り込み、次いで撮像データを取得し、コンベヤ・ベルト522によって開口514から小荷物526を除去することを、制御された連続した態様で行なう。結果として、郵便物検査官、手荷物積み降ろし員及び他の保安人員が、小荷物526の内容物を爆発物、刃物、銃、密輸品等について非侵襲的に検査することができる。加えて、かかるシステムは産業応用で部品及びアセンブリの非破壊評価に用いることもできる。
本発明の一実施形態によれば、X線管が、静止基部及び該基部の内部に通路を有するX線管を含んでいる。X線管はアノード・フレームを含み、アノード・フレームは、第一の端部に隣接して配置されたアノードを有すると共に、通路の内部まで延在するネックを第二の端部に有し、通路の長手軸の周りを回転するように構成されている。気密シールが、ネックと静止基部との間でネックの周りに配置されている。
本発明のもう一つの実施形態によれば、X線管を製造する方法が、孔を有する静止基部を設けるステップと、ネックを延在させて有する回転式フレームを設けるステップと、回転式フレームのネックを静止基部の孔に挿入するステップと、静止基部とネックとの間に磁性流体シールを配置するステップとを含んでいる。
本発明のさらにもう一つの実施形態は、走査対象を収容する開口を有する回転式ガントリと、対象を透過したX線を受光するように配置されている検出器とを含むCTシステムを含んでいる。CTシステムは、被検体に向かってX線を投射するように構成されている回転式フレームX線管を含んでいる。回転式フレームX線管は、回転式ガントリに取り付けられる装着部を含んでおり、装着部は内部に通路を有している。回転式フレームX線管は回転式フレームを含んでおり、回転式フレームは、該回転式フレームから通路の内部まで延在する円筒形延長部を有し、内部に真空を収容している。気密シールが、円筒形延長部と装着部との間の相対的な運動を可能にしつつ円筒形延長部と装着部との間に配置されている。
本発明を好適実施形態について説明したが、明示的に述べたもの以外の均等構成、代替構成及び改変が可能であり、特許請求の範囲に属することが認められよう。
本発明のCTイメージング・システムの一実施形態の見取り図である。 図1に示すシステムのブロック模式図である。 本発明の一実施形態による回転式フレームX線管の遠近図である。 本発明の一実施形態による図3の回転式フレームX線管の断面図である。 本発明の一実施形態による磁性流体アセンブリの断面図である。 非侵襲型小荷物検査システムと共に用いられるCTシステムの見取り図である。
符号の説明
10 計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム
12 ガントリ
14 X線源
16 X線のビーム
18 検出器アセンブリ又はコリメータ
20 複数の検出器
22 患者
24 回転中心
26 制御機構
28 X線制御器
30 ガントリ・モータ制御器
32 取得システム(DAS)
34 画像再構成器
36 コンピュータ
38 大容量記憶装置
40 コンソールを介した操作者
42 付設されている表示器
44 テーブル・モータ制御器
46 モータ式テーブル
48 ガントリ開口
100 回転式フレームX線管
102 回転式アノード・フレーム
103 ネック部分
104 ターゲット
105 釣鐘型部分
106 静止基部
107 通路
108 静止ハウジング
109、111 端部
110 回転子
112 通路口
114 支持シャフト
116、126 軸受アセンブリ
118 内側軸受レース
120 外側軸受レース
122 軸受玉の列
124 ネック
128 内側レース
130 外側レース
132 玉
134 フィードスルー
136 カソード
138 カソード延長部
140 長手軸又は回転軸
142 気密シール・アセンブリ
143 内部容積
144、146 1対の円環形磁極片
148 内部表面
150 円環形永久磁石
152 円環
154 磁性流体
155 シール段の長手方向系列
156 空洞
158 周囲圧力側
159 非周囲圧力側
160 ターゲット軌道
162 真空領域
165 周囲圧力領域
510 小荷物/手荷物検査システム
512 回転式ガントリ
514 開口
516 高周波電磁エネルギ源
518 検出器アセンブリ
520 コンベヤ・システム
522 コンベヤ・ベルト
524 構造
526 小荷物又は手荷物

Claims (10)

  1. 内部に通路(107)を有する静止基部(106)と、
    第一及び第二の端部を備え、アノード及びネックを有するアノード・フレーム(102)であって、前記アノードが前記第一の端部に隣接して周囲圧力領域(165)に配置され、前記ネック(103)が形成された前記第二の端部が前記通路(107)の内部まで延在前記アノード・フレーム(102)が前記通路(107)の長手軸(140)の周りを回転するように構成されている、前記アノード・フレーム(102)と、
    前記ネック(103)と前記静止基部(106)との間で前記ネック(103)の周りに配置されている気密シール(142)と
    を備え
    前記アノードは、前記静止基部(106)に囲まれていない、
    X線管(100)。
  2. 前記アノード・フレーム(102)は、前記ネック(103)と前記アノードとを接続する釣鐘型部分(105)を備え、前記釣鐘型部分(105)前記静止基部(106)に囲まれていない、請求項1に記載のX線管。
  3. 前記ネック(103)と前記静止基部(106)との間に配置された第一の湿式潤滑軸受(126)をさらに含んでいる請求項に記載のX線管。
  4. 前記第一の湿式潤滑軸受(126)が、前記アノード・フレーム(102)の回転軸の方向において、前記釣鐘型部分(105)と前記気密シール(142)との間に配置され、
    前記第一の湿式潤滑軸受(126)が、前記周囲圧力領域(165)に配置される請求項3に記載のX線管。
  5. 前記静止基部(106)から前記ネック(103)を通って前記アノード・フレーム(102)の内部まで延在するフィードスルー(134)と、
    該フィードスルー(134)に取り付けられ、前記アノード・フレーム(102)の内部に封入されているカソード(136)と
    をさらに含み、
    前記アノードは、前記カソード(136)から放出される電子を受け取るように配置され
    前記カソード(136)は、前記アノードに対向して、前記長手軸(140)から中心が外れた半径位置に配置されている、請求項2乃至4のいずれかに記載のX線管。
  6. 前記ネック(103)とは反対側に前記アノードに取り付けられている支持シャフト(114)と、該支持シャフト(114)を支持するように構成されている第二の湿式潤滑軸受(122)と、前記支持シャフト(114)に取り付けられている回転子(110)とをさらに含んでいる請求項1乃至5のいずれかに記載のX線管。
  7. 前記静止基部(106)は、計算機式断層写真法(CT)システム、X線システム、ラジオグラフィ(RAD)・スキャナ、及びマンモグラフィ・スキャナの一つを含むイメージング・システムに取り付けられる、請求項1乃至6のいずれかに記載のX線管。
  8. 前記X線管が前記アノードと熱的に接触している液体冷却材に浸漬されている請求項1乃至7のいずれかに記載のX線管。
  9. 前記気密シール(142)は磁性流体シールを含んでいる、請求項1乃至7のいずれかに記載のX線管。
  10. 前記気密シール(142)と前記封入された真空(143)との間に配置されたイオン・ポンプ、ゲッタ、及びターボ・ポンプ用通路口の一つを前記静止基部(106)が含んでいる請求項1乃至9のいずれかに記載のX線管。
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