JP5178886B2 - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents

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本発明は一般にパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特にサーバから受信される映像コンテンツを再生する情報処理装置および同装置に適用される表示制御方法に関する。
近年、インターネット上の動画配信サイトで公開される、ビデオクリップ、ホームムービーといった各種映像コンテンツをパーソナルコンピュータのブラウザを用いて閲覧することが広く行われている。ブラウザにプラグインソフトウェアとして組み込まれた動画再生プログラムは、動画配信サイトから受信した映像コンテンツデータをデコードする。デコードされた映像コンテンツデータの動画像は、オペレーティングシステムの制御の下、ディスプレイに表示される。
また、最近では、ビデオ、静止画のような様々なコンテンツをTVに送信して、そのコンテンツをTVの画面上に表示するための技術も開発され始めている。
しかし、動画配信サイトからダウンロード可能な映像コンテンツデータには様々な符号化方式で符号化された映像コンテンツデータが含まれているのに対し、TVのような電子機器が取り扱うことが可能な符号化方式の種類は、例えば、MPEG2、WMVといった幾つかの符号化方式のみに限られている場合が多い。
したがって、TVのような電子機器では、インターネット上の動画配信サイトのような、コンピュータ向けのサーバから受信した映像コンテンツデータを直接取り扱うことは困難である。
特許文献1には、コンテンツデータをTVに送信するパーソナルコンピュータが開示されている。このパーソナルコンピュータは、そのコンピュータ内のストレージデバイスに格納されているコンテンツデータをBMLのようなデータ放送フォーマットに変換し、このデータ放送フォーマットに変換されたコンテンツデータをTVに送信する。
特開2005−27053号公報
しかし、このコンピュータでは、ストレージデバイスに既に格納されているコンテンツのフォーマットを変換することを前提としており、動画配信サイトから受信した映像コンテンツをTVのような電子機器で鑑賞するという利用形態については考慮されていない。
動画配信サイトからの映像コンテンツデータの配信にはストリーミング技術が利用されていることが多い。この場合、一般的には、動画配信サイトから受信した映像コンテンツデータをコンピュータ内のローカルなストレージデバイスにデータファイルとして保存することはできない。
したがって、動画配信サイトのようなサーバから受信される様々な符号化方式の映像コンテンツデータをコンピュータのような情報処理装置のみならず、TVのような電子機器でも鑑賞できるようにするための新たな技術の実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、動画配信サイトのようなサーバから受信される画像データをTVのような電子機器に表示させることができる情報処理装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に係る本発明は、インターネット上のサイトのWebページを閲覧するためのブラウザと、サーバから受信される画像データに基づいて画像を表示するためのソフトウェアとを実行可能な情報処理装置であって、前記画像が表示される画像表示エリアを含む前記ブラウザのウィンドウを表示するよう制御する表示制御手段と、前記ブラウザのウィンドウに表示される前記Webページの内、前記画像表示エリアに表示される前記画像に対応する画像データを、外部から受信された画像データを表示可能な電子機器へ転送する転送手段とを具備する。
本発明によれば、動画配信サイトのようなサーバから受信される画像データをTVのような電子機器に表示させることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置を含むホームネットワークシステムの構成例を示す図。 同実施形態の情報処理装置が動画配信サイトのようなサーバからコンテンツデータを受信しながら、そのコンテンツデータをTVのような電子機器に再生させる様子を示す図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置のストリーミング機能を実現するためのソフトウェア構成の例を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置の表示画面上にブラウザによって表示される、動画像表示エリアを含むブラウザウィンドウの例を示す図。 同実施形態の情報処理装置で用いられるグラフィクスユーザインタフェース(GUI)レイヤの例を示す図。 同実施形態の情報処理装置のGUI画面上に表示される第1のアイコン(ボタン)を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置のGUI画面上に表示される、第1のアイコン(ボタン)と複数の第2のアイコン(ボタン)のレイアウトの例を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって実行されるストリーミング処理の手順を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を含むネットワークシステムの構成例が示されている。このネットワークシステムは、例えば、コンシューマ機器、ポータブルデバイス、パーソナルコンピュータといった家庭内の様々な電子機器同士を相互に接続するためのホームネットワークである。本情報処理装置は、例えば、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ(PC)1として実現される。
パーソナルコンピュータ(PC)1は、家庭内の他の電子機器との通信のために、ネットワーク10に接続されている。このネットワーク10は、例えば、有線LANまたは無線LANから構成される。ネットワーク10には、TV5、ゲーム機6、他の各種電子機器が接続されている。
ネットワーク10には、さらに、ブロードバンドモデムまたはブロードバンドルータのような通信機器4が接続されている。パーソナルコンピュータ1は、通信機器4を介してインターネット3上の各WEBサイトをアクセスすることが出来る。WEBサイトには、ユーザが作成したホームビデオのような映像コンテンツデータを共有するための動画配信サイト2も含まれている。動画配信サイト2はユーザそれぞれによってアップロードされたビデオクリップ、ホームムービーのような様々な映像コンテンツデータを公開している。パーソナルコンピュータ1のユーザは、動画配信サイト2が提供可能な映像コンテンツデータをインターネット3経由で受信しながら再生することができる。動画配信サイト2へのアクセスは、コンピュータ1によって実行されるソフトウェア、例えば、ブラウザによって実行される。動画配信サイト2上の映像コンテンツデータには、様々な符号化方式で符号化された種々の映像コンテンツデータが含まれている。動画配信サイト2からの映像コンテンツデータの受信および再生は、例えば、ブラウザにプラグインされた動画像再生プログラムによって実行される。この動画像再生プログラムは、動画配信サイト2のようなサーバから受信される符号化された映像コンテンツデータをデコードするためのプレーヤソフトウェアである。動画像再生プログラムによってデコードされた映像コンテンツデータの動画像は、オペレーティングシステムの制御の下、パーソナルコンピュータ1の表示装置に表示される。
映像コンテンツデータの受信および再生は、例えば、ストリーミングを用いて実行される。動画像再生プログラムは、動画配信サイト2から映像コンテンツデータを受信しながら、その受信した映像コンテンツデータをデコードする。
コンピュータ1は、ネットワーク10上の各デバイスの存在を認識して互いの機能(能力)を交換するためのUPnP(universal plug and play)機能を有している。さらに、コンピュータ1は、UPnP機能を利用することにより、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)のガイドラインで規定されたホームネットワークデバイスとして機能することができる。ホームネットワークデバイスは、デジタルメディアサーバ(DMS)、デジタルメディアプレーヤ(DMP)、デジタルメディアコントローラ(DMC)、デジタルメディアレンダラ(DMR)等のカテゴリに分類される。
デジタルメディアサーバ(DMS)は、デジタルメディアプレーヤ(DMP)からの要求に応じて、デジタルメディアサーバ(DMS)内の記憶装置に格納されているコンテンツデータをデジタルメディアプレーヤ(DMP)に提供するデバイスである。デジタルメディアコントローラ(DMC)は、例えば、デジタルメディアレンダラ(DMR)等のデバイスを制御するデバイスである。デジタルメディアレンダラ(DMR)は、デジタルメディアコントローラ(DMC)の制御の下に、デジタルメディアサーバ(DMS)から受信されるコンテンツデータを再生するデバイスである。デジタルメディアレンダラ(DMR)が受信および再生すべきコンテンツデータは、デジタルメディアコントローラ(DMC)によってデジタルメディアレンダラ(DMR)に指示される。
コンピュータ1は、デジタルメディアサーバ(DMS)およびデジタルメディアコントローラ(DMC)の双方として機能し得る。TV5およびゲーム機6の各々は、デジタルメディアレンダラ(DMR)として機能し得る。
さらに、本実施形態のコンピュータ1は、動画配信サイト2から映像コンテンツデータを受信しながら、そのコンテンツデータをリアルタイムにデジタルメディアレンダラ(DMR)、例えば、TV5、ゲーム機6等に提供する機能(以下、ストリーミング機能と云う)も有している。このストリーミング機能は、ユーザがインターネットブラウジングについての操作性の良いコンピュータを利用してインターネット3上の動画配信サイト2から希望のコンテンツを検索することと、その検索したコンテンツをTV5の大きな画面上に表示させることとを可能にする。
図2には、コンピュータ1が動画配信サイト2から映像コンテンツデータを受信しながら、その映像コンテンツデータをTV5のような電子機器に再生させる様子が示されている。
コンピュータ1のディスプレイの画面上には、ブラウザのウィンドウ500Aが表示される。上述したように、動画配信サイト2から受信される映像コンテンツデータのデコードおよび再生は、ブラウザにプラグインされた動画像再生プログラムによって実行される。映像コンテンツデータには、例えば、符号化されたビデオデータと符号化されたオーディオデータとが含まれている。動画像再生プログラムは、これらビデオデータおよびオーディオデータをそれぞれデコードし、デコードされたビデオデータおよびデコードされたオーディオデータを出力する。デコードされたビデオデータに対応する動画像は、ブラウザのウィンドウ500A内に配置されたビデオウィンドウ500B上に表示される。もちろん、ビデオウィンドウ500Bをコンピュータ1の表示画面上にフルスクリーンモードで表示することもできる。
映像コンテンツデータの再生中にストリーミング機能の実行を指示するイベントがユーザ操作に応答して発生されたならば、コンピュータ1は、現在受信および再生中の映像コンテンツデータをTV5に転送するために、ストリーミング処理を開始する。このストリーミング処理では、まず、コンピュータ1は、動画像再生プログラムによってデコードされた映像コンテンツデータ(例えば、デコードによって得られるビデオデータのストリーム、デコードによって得られるオーディオデータのストリーム)をキャプチャし、このキャプチャしたビデオデータストリームおよびオーディオデータストリームをそれぞれ符号化する。この符号化には、ネットワーク上のDMRデバイス(例えば、TV5)がデコード可能なコーデック(符号化方式。例えばMPEG−2等)が用いられる。
動画配信サイト2から受信される映像コンテンツデータではなく、動画像再生プログラムの出力(デコードされたビデオデータ、デコードされたオーディオデータ)をキャプチャする理由は、受信された映像ンテンツデータに適用されているコーデックの種類(コンテンツデータ内のビデオデータおよびオーディオデータそれぞれの符号化方式の種類)を意識することなく、その映像コンテンツデータをDMRデバイスが再生可能な映像コンテンツデータに容易に変換できるようにするためである。動画配信サイト2から受信される映像コンテンツデータのパース(解析)、およびビデオデータとオーディオデータとを同期させる処理等は、動画像再生プログラムによって既に実行されている。したがって、動画像再生プログラムの出力を符号化するだけで、DMRデバイスが再生可能な映像コンテンツデータを容易に生成することができる。
コンピュータ1は、動画像再生プログラムの出力を符号化することによって生成される映像コンテンツデータの再生を、ネットワーク10を介してTV5に指示する。そして、コンピュータ1は、ネットワーク10を介してその映像コンテンツデータをTV5へ転送する。この場合、コンピュータ1からTV5への映像コンテンツデータの転送には、HTTPプロトコルや、他の様々な汎用プロトコルを利用し得る。TV5は、コンピュータ1からの再生指示に応答して、再生が指示された映像コンテンツデータをコンピュータ1から受信する処理を開始し、そしてその受信した映像コンテンツデータに含まれる符号化されたビデオデータおよび符号化されたオーディオデータをそれぞれデコードして再生する。
デコードされたビデオデータに対応する動画像はTV5の表示画面600B上に表示される。TV5の表示画面600B上に表示されるのは、ブラウザのウィンドウ500A内の画像全体ではなく、ビデオウィンドウ500B上のビデオのみである。よって、ユーザは、ビデオだけを大画面で楽しむことが出来る。デコードされたオーディオデータに対応する音は、例えば、TV5に設けられたスピーカから出力される。
もし、TV5がTV放送番組データの視聴処理中であった場合には、TV5は、視聴対象のコンテンツデータを、放送番組データから、コンピュータ1から送信されるコンテンツデータに自動的に切り換える。
したがって、ユーザは、コンピュータ1を操作して動画配信サイト2上の映像コンテンツを検索および再生しながら、必要に応じて、現在受信および再生中の映像コンテンツデータをTV5にも再生させることができる。
一般に、TV5の表示画面のサイズ(解像度)はコンピュータ1の表示画面のサイズよりも大きいので、上述のストリーミング機能は、動画配信サイト2上の映像コンテンツデータをユーザがまたは家族全員が鑑賞することを可能にする。また、上述のストリーミング機能は、コンピュータ1のみを操作するだけで実行することができ、TV5自体の操作は必要とされない。
最近では、インターネット上のサイトを閲覧するためのブラウザ機能を持つTVも開発されている。しかし、コンピュータの操作になれていない人にとっては、TVのブラウザ機能を使うことは必ずしも容易ではない。また、通常、TVのブラウザ機能の操作性は、コンピュータのブラウザ機能よりも劣ることが多い。
本実施形態では、家族の内の誰か一人がコンピュータの操作に慣れてさえいれば、その人がコンピュータ1を操作するだけで、インターネットから受信したビデオをTV5の大きな表示画面上に表示させることができる。よって、TV5からWEBサイトをアクセスすることなく、操作性の良いコンピュータ1を利用してインターネット3から検索したビデオを家族で楽しむことが出来る。
図3は、本コンピュータ1のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ1は、図3に示すように、CPU11、ノースブリッジ12、主メモリ13、表示コントローラ14、ビデオメモリ(VRAM)14A、LCD(Liquid Crystal Display)15、サウスブリッジ16、サウンドコントローラ17、スピーカ18、BIOS−ROM19、LANコントローラ20、ハードディスクドライブ(HDD)21、光ディスクドライブ(ODD)22、無線LANコントローラ23、USBコントローラ24、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)25、キーボード(KB)26、ポインティングデバイス27等を備えている。
CPU11は、本コンピュータ1の動作を制御するプロセッサであり、HDD21から主メモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、および各種アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムには、上述のブラウザおよび動画再生プログラムが含まれている。さらに、アプリケーションプログラムには、上述のストリーミング機能を実行するためのソフトウェアが含まれている。また、CPU11は、BIOS−ROM19に格納されたBIOS(Basic Input/Output System)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ12は、CPU11のローカルバスとサウスブリッジ16との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ12には、主メモリ13をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ12は、表示コントローラ14との通信を実行する機能も有している。
表示コントローラ14は、本コンピュータ1のディスプレイとして使用されるLCD15を制御するデバイスである。LCD15は、例えば、ペン又は指によってタッチされた位置を検知可能なタッチスクリーンデバイスとして実現されている。すなわち、LCD15上には、タブレットまたはタッチパネルなどと称される透明な座標検出部15Bが配置されている。
サウスブリッジ16は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上およびLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ16は、HDD21およびODD22を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラおよびBIOS−ROM19をアクセス制御するメモリコントローラが内蔵されている。さらに、サウスブリッジ16は、サウンドコントローラ17およびLANコントローラ20との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ17は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18に出力する。LANコントローラ20は、例えばEthernet(登録商標)規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、無線LANコントローラ23は、例えばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。また、USBコントローラ24は、例えばUSB2.0規格のケーブルを介して外部機器との通信を実行する。
EC/KBC25は、電力管理を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)26およびポインティングデバイス27を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このEC/KBC25は、ユーザの操作に応じて本コンピュータ1をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
以上のような構成をもつ本コンピュータ1は、HDD21から主メモリ13にロードされてCPU11によって実行されるプログラム群(OSおよび各種アプリケーション)によって、図1に示した動画配信サイト2が提供するコンテンツデータをインターネット3経由でダウンロードして再生するように動作する。
次に、図4を参照して、上述のストリーミング機能を実行するために使用されるソフトウェア構成を説明する。
図4に示すように、本コンピュータ1には、OS100、ブラウザ210、動画再生プログラム220、メディアストリーミングエンジン230がインストールされている。動画再生プログラム220およびメディアストリーミングエンジン230の各々は、ブラウザ210にプラグインソフトウェアとして組み込まれている。
本コンピュータ1のリソース管理を司るOS100は、カーネル101とDLL102とを備えている。カーネル101は、図2に示した本コンピュータ1の各部(ハードウェア)を制御するモジュールであり、DLL102は、このカーネル101とのインタフェースをアプリケーションプログラムに提供するモジュールである。DLL102には、グラフィクス処理に関するAPIであるGDI(グラフィカルデバイスインタフェース)、サウンド処理に関するAPIであるサウンドAPI、HTTPサーバAPI、UPnP-APIなどが含まれている。
このDLL102に対して各種アプリケーションプログラムがカーネル101への各種要求を発行する段階までの階層をユーザモード、それ以降、即ち、これらの要求をDLL102がカーネル101に伝達する段階からの階層をカーネルモードなどと称する。
ブラウザ210が動画配信サイト2のWebページを閲覧した時、ブラウザ210は、このWebページ中のタグ情報にしたがって、同Webページが、ビデオのようなコンテンツを含むWebページであることを検出する。そして、ブラウザ210は、プラグインソフトウェアとしてブラウザ210に組み込まれている動画再生プログラム220を起動する。そして、Webページの閲覧中にビデオのようなコンテンツの再生開始を指示する操作がユーザによって行われると、動画再生プログラム220は、動画配信サイト2からその映像コンテンツデータを受信し始める。
動画再生プログラム220は、映像コンテンツデータを受信しながら、当該映像コンテンツデータに含まれるビデオデータおよびオーディオデータそれぞれのデコードも並行して実行する。動画再生プログラム220は、デコードによって得られたビデオデータのストリームa1およびデコードによって得られたオーディオデータのストリームb1を(LCD15による)画像出力および(スピーカ18による)音声出力させるべく、OS100のDLL102に引き渡す。
通常、DLL102に渡されたビデオデータa1およびオーディオデータb1は、このDLL102内において、例えば形式チェック等の処理が施された後に、カーネル101に供給され、カーネル101によって、LCD15からの画像出力やスピーカ18からの音声出力が行われることになる。ビデオデータa1に対する形式チェックおよび他の各種処理は、例えば、GDIによって実行してもよく、またオーディオデータb1に対する形式チェックおよび他の各種処理は、例えば、サウンドAPIよって実行してもよい。
メディアストリーミングエンジン230は、常駐型のプラグインソフトウェアとしてブラウザ210に組み込まれるプログラムであり、ブラウザ210の起動に伴って自動的に起動される。このメディアストリーミングエンジン230は上述のストリーミング機能を実行する為に、以下の機能を有している。
1.ネットワーク10上のDMRデバイス(DMSのような外部デバイスから受信される映像コンテンツデータを再生可能な電子機器)を検索するための機能
2.動画再生プログラム220の出力をDLL102を介してキャプチャする機能
3.キャプチャしたビデオデータおよびオーディオデータをMPEG-2やWMVの符号化方式で符号化する機能
4.符号化されたビデオデータおよび符号化されたオーディオデータを含む映像コンテンツデータを、TV5のようなDMRデバイスへ転送する機能
これらの機能を実現するために、メディアストリーミングエンジン230は、キャプチャ制御部231と、タイムスタンプ部232と、エンコーダ233と、プッシュコントローラ234と、制御部235とを含んでいる。
キャプチャ制御部231は、動画再生プログラム220から出力されるビデオデータa1およびオーディオデータb1をキャプチャする。動画再生プログラム220はビデオデータa1およびオーディオデータb1をOS100に出力するので、キャプチャ制御部231は、OS100を介して、動画再生プログラム220から出力されるビデオデータa1およびオーディオデータb1をキャプチャすることができる。例えば、このキャプチャは、DLL102内の一部のルーチンの書き換えを行うことによって実行してもよい。この場合、ビデオデータa1およびオーディオデータb1を扱うDLL102内のルーチンを、ビデオデータa1およびオーディオデータb1それぞれの複製データをメディアストリーミングエンジン230に引き渡す手順が追加された新たなルーチンに書き替えるようにしてもよい。この新たなルーチンは、動画再生プログラム220から出力されるビデオデータa1およびオーディオデータb1をカーネル101に渡すと共に、ビデオデータa1およびオーディオデータb1それぞれの複製であるビデオデータa2およびオーディオデータb2をメディアストリーミングエンジン230に渡す。
例えばメディアストリーミングエンジン230が起動された時、キャプチャ制御部231は、動画再生プログラム220の起動をメディアストリーミングエンジン230に通知するようにブラウザ210に依頼する。そして、この通知を受けた時に、キャプチャ制御部231は、このDLL102内のルーチン(例えば、GDIの一部、サウンドAPIの一部、等)の書き換えを実行する。
なお、(i)ビデオデータa1およびオーディオデータb1をカーネル101に渡す第1の機能と、(ii)ビデオデータa1およびオーディオデータb1をキャプチャしてメディアストリーミングエンジン230に渡す第2の機能、とを実行可能なソフトウェアモジュールをDLL102内に予め設けておき、第2の機能の有効/無効をメディアストリーミングエンジン230のキャプチャ制御部231によって制御するようにしてもよい。
このようなキャプチャ制御部231の働きによって、タイムスタンプ部232は、ビデオデータa2およびオーディオデータb2をDLL102から受け取ることができる。タイムスタンプ部232は、ビデオデータa2およびオーディオデータb2を受け取ったタイミングを示す時間情報を、それらビデオデータa2およびオーディオデータb2にそれぞれ付与するモジュールである。時間情報は、時間の判別が可能な値であればよい。例えば、本コンピュータ1のシステム時刻、メディアストリーミングエンジン230の起動後にカウントアップが開始される計時データ、等を時間情報として使用してもよい。
タイムスタンプ部232によって時間情報が付与されたビデオデータa2およびオーディオデータb2は、エンコーダ233に導かれる。エンコーダ233は、ビデオデータa2およびオーディオデータb2をそれぞれ符号化する。エンコーダ233は、タイムスタンプ部232によって付与された時間情報に基づいて、符号化されたビデオデータと符号化されたオーディオデータとを多重化し、これによって符号化されたビデオデータと符号化されたオーディオデータとが多重化されたビットストリームから構成される映像コンテンツデータを生成する。
プッシュコントローラ234は、エンコーダ233によって生成された映像コンテンツデータの再生をネットワーク10を介してDMRデバイス(例えば、TV5)に指示し、そして映像コンテンツデータをネットワーク10を介してDMRデバイス(例えば、TV5)へ転送する。このプッシュコントローラ234は、トランスポートサーバ234Aとメディアレンダラーコントロールポイント234Bとを備えている。メディアレンダラーコントロールポイント234Bは上述のDMCとして機能するモジュールであり、エンコーダ233によって生成された映像コンテンツデータの再生を指示する制御メッセージをネットワーク10を介してDMRデバイスに対して送信する。この制御メッセージは、OS100、ネットワークデバイスドライバ、ネットワーク10を介して、DMRデバイス(例えば、TV5)に送られる。トランスポートサーバ234Aは、エンコーダ233によって生成された映像コンテンツデータをDMRデバイス(例えば、TV5)に送信するモジュールである。コンテンツデータの送信は、例えば、DLL102内のHTTP−APIとDMRデバイス(例えば、TV5)との間の通信を用いて実行される。
制御部235は、メディアストリーミングエンジン230内の各要素を制御する。この制御部235は、タッチスクリーン(LCD15の画面)上にグラフィカルユーザインタフェースを表示し、ユーザによるグラフィカルユーザインタフェースの操作に従って、TV5への映像コンテンツデータの転送の開始および停止、具体的には、ストリーミング機能の開始及び停止を制御する。
制御部235は、グラフィクスユーザインタフェース(GUI)部235Aおよびデバイス検索部235Bを含んでいる。デバイス検索部235Bは、DLL102内のUPnP−APIと共同して、ネットワーク10上のDMRデバイスを検索(発見)するための処理を実行する。グラフィカルユーザインタフェース(GUI)部235Aは、上述のストリーミング機能をユーザに制御させるためのGUIをタッチスクリーン(LCD15の画面)上に表示し、そしてユーザによるGUIに対する操作に応じてストリーミング機能の実行を制御する。ユーザは、ポインティングデバイス27を操作することにより、またはタッチスクリーン上を指でタッチ操作することにより、ストリーミング機能を制御するための指示(例えば、ストリーミングの開始および終了の指示、DMRデバイスの選択指示、等)をメディアストリーミングエンジン230に与えることが出来る。
次に、図5乃至図8を参照して、ストリーミング機能をユーザに制御させるためのGUIの例について説明する。
図5には、コンピュータ1のLCD15の表示画面(デスクトップ画面)500の例が示されている。コンピュータ1の表示画面500上には、ブラウザ210のウィンドウ500Aが表示される。動画再生プログラム220によってビデオの再生が開始されると、そのビデオに対応する動画像がウィンドウ500A内に配置されたビデオウィンドウ500B上に表示される。ユーザによるポインティングデバイス27の操作に応じてマウスカーソルがビデオウィンドウ500B上に移動された時、またはビデオウィンドウ500B上の位置が指でタッチされた時、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)部235AはGUIの表示を開始する。このGUIの表示には、図6に示すように、表示画面500とは異なるレイヤ600が用いられる。このGUIレイヤ600は、表示画面500と同じサイズを有している。グラフィカルユーザインタフェース(GUI)部235Aは、GUIレイヤ600上にアイコン等のオブジェクトを描画することによって、上述のGUIを表示画面500上に表示する。GUIレイヤ600においては、アイコン等のオブジェクトが描画されたエリア以外の他の全てのエリアは、表示画面500の内容が見えるように透明に設定される。このGUIレイヤ600を用いることにより、ビデオウィンドウ500B若しくはウィンドウ500A上に、またはウィンドウ500Aの外側のエリアに、GUIのためのアイコン等のオブジェクトを表示することが出来る。
マウスカーソルがビデオウィンドウ500B上に移動された時、またはビデオウィンドウ500Bの表示位置に対応するタッチスクリーン上のエリアが指でタッチされた時、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)部235Aは、図7に示すように、第1のアイコン(ボタン)600を表示画面500上、例えば、ビデオウィンドウ500B上に表示する。この第1のアイコン(ボタン)600は、ユーザに対してビデオウィンドウ500B上のビデオの操作(ここでは、ストリーミング機能の実行)が可能であることを通知するために使用される。この第1のアイコン600は、ビデオウィンドウ500B上で現在再生されているビデオに関連付けられている。
この第1のアイコン600がユーザによるタッチ操作またはポインティングデバイスの操作によって選択された時、制御部235のデバイス検索部235Bは、ネットワーク10上のDMRデバイスを検索する。そして、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)部235Aは、この検索処理によって発見された全てのDMRデバイスにそれぞれ関連付けられた第2のアイコン(ボタン)を、図8に示すように、表示画面500上、例えば、ビデオウィンドウ500B上に表示する。図8においては、DMR1、DMR2、DMR3の3つのDMRデバイスが発見された場合を想定している。この場合、3つのDMRデバイスにそれぞれ関連付けられた3つの第2のアイコン601,602,603が第1のアイコン600の周辺に表示される。各第2のアイコンには、対応するDMRデバイスの名前を示すテキストフィールドが付随している。ユーザは、タッチ操作またはポインティングデバイスの操作によって、例えばドラッグ&ドロップのような操作を行うことにより、第1のアイコン600を、第2のアイコン601,602,603のいずれかに関連付けることができる。制御部235は、第1のアイコン600に関連付けられた第2のアイコンによって示されるDMRデバイスを送信先デバイスとして選択する。ビデオウィンドウ500B上で現在再生されているビデオデータのキャプチャおよび符号化が開始され、そして符号化されたビデオデータが、送信先デバイスとして選択されたDMRデバイスへ送信される。
次に、図9のフローチャートを参照して、本実施形態のコンピュータ1によって実行されるストリーミング処理の手順について説明する。
ユーザ操作によってブラウザ210が起動された時(ステップA1)、ブラウザ210は、まず、メディアストリーミングエンジン230をメモリ13にロードして起動する(ステップA2)。ステップA2では、メディアストリーミングエンジン230がメモリ13にロードされて実行される。メディアストリーミングエンジン230のキャプチャ制御部231は、ビデオデータおよびオーディオデータの取得のために、例えば、OS100のDLL102の書き換えを実行する(ステップA3)。
ユーザがブラウザ210によって動画配信サイト2のWebページを閲覧すると(ステップA4)、ブラウザ210は、プラグインソフトウェアとして組み込まれている動画再生プログラム220を起動する(ステップA5)。そして、ユーザがそのWebページ上のある映像コンテンツデータの再生開始を指示する操作を行うと、動画再生プログラム220は、その映像コンテンツデータのダウンロードを開始する(ステップA6)。そして、動画再生プログラム220は、動画配信サイト2から映像コンテンツデータをダウンロードしながら、つまり、動画配信サイト2から映像コンテンツデータを受信しながら、その映像コンテンツデータを再生する(ステップA7)。再生処理では、動画再生プログラム220は、映像コンテンツデータから符号化されたビデオデータと符号化されたオーディオデータとを取り出し、それら符号化されたビデオデータと符号化されたオーディオデータとをそれぞれデコードする。デコードされたビデオデータおよびデコードされたオーディオデータはOS100に送られる。そして、デコードされたビデオデータに対応する動画像は、ブラウザ210のウィンドウ500A内に配置されたビデオウィンドウ500B上に表示される。
ユーザ操作によってビデオウィンドウ500B上にマウスカーソルが移動されたとき、メディアストリーミングエンジン230は、上述のGUIを表示画面500上に表示し、そしてユーザによるGUIの操作に応じて、転送先デバイスにすべきDMRデバイスを選択する(ステップA8)。ステップA8では、メディアストリーミングエンジン230は、まず、第1のアイコン600を表示画面500上に表示する。第1のアイコン600がユーザによって選択されると、メディアストリーミングエンジン230は、UPnP機能を用いて、ネットワーク上のDMRデバイスを検索する。そして、メディアストリーミングエンジン230は、発見されたDMRデバイス毎に第2のアイコンを表示画面500上に表示する。ユーザによって第2のアイコンの一つが指定されると、メディアストリーミングエンジン230は、その指定された第2のアイコンに対応するDMRデバイスを転送先の外部デバイスとして選択する。
メディアストリーミングエンジン230は、動画再生プログラム220から出力されるビデオデータおよびオーディオデータのキャプチャを開始する(ステップA9)。そして、メディアストリーミングエンジン230は、キャブチャされたビデオデータおよびオーディオデータに対して時間情報をそれぞれ付与し(ステップA10)、そしてキャブチャされたビデオデータおよびオーディオデータをそれぞれ符号化することによって、選択されたDMRデバイスがデコード可能な映像コンテンツデータを生成する(A11)。メディアストリーミングエンジン230は、選択されたDMRデバイスに対して、生成した映像コンテンツデータの再生を指示し、そして、生成した映像コンテンツデータを選択されたDMRデバイスへ送信する(ステップA12)。
以上説明したように、本実施形態によれば、動画配信サイトのようなサーバから受信される符号化された映像コンテンツデータをデコードする動画像再生プログラム220が実行されている期間中に、その動画像再生プログラム220から出力される、デコードされた映像コンテンツデータがキャプチャされる。そして、キャプチャされた映像コンテンツデータは符号化され、符号化された映像コンテンツデータがTVのような外部デバイスへ転送される。よって、動画配信サイト2のようなサーバから受信される様々な符号化方式の映像コンテンツデータをコンピュータ1のみならず、TV5でも鑑賞できるようになる。
なお、本実施形態のストリーミング機能はコンピュータプログラムによって実現されているので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて、このコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に得ることが出来る。
また、本実施形態では、動画配信サイト2から受信される映像コンテンツデータが符号化されたビデオデータと符号化されたオーディデータとの双方を含む場合を例示した説明したが、動画配信サイト2から受信される映像コンテンツデータは符号化されたビデオデータのみを含むものであってもよい。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下、本願原出願の特許査定時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] インターネット上のサイトを閲覧するためのブラウザと、前記ブラウザにプラグインされ、サーバから受信される符号化された映像コンテンツデータをデコードするためのプレーヤソフトウェアとを実行可能な情報処理装置であって、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータの動画像が表示されるビデオ表示エリアを含む、前記ブラウザのウィンドウを、画面上に表示する表示装置と、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータをキャプチャするキャプチャ手段と、
前記キャプチャされた映像コンテンツデータを符号化する符号化手段と、
前記符号化された映像コンテンツデータを、外部デバイスから受信された映像コンテンツデータを再生可能な電子機器へ転送する転送手段とを具備する情報処理装置。
[2] 前記転送手段は、前記符号化された映像コンテンツデータの再生を前記電子機器に指示する[1]記載の情報処理装置。
[3] 前記映像コンテンツデータを再生するように構成された前記電子機器を検索する検索手段をさらに具備し、
前記転送手段は、前記符号化された映像コンテンツデータを、前記検索された電子機器へ転送する[1]記載の情報処理装置。
[4] 前記キャプチャ手段は、前記プレーヤソフトウェアからオペレーティングシステムに出力される前記デコードされた映像コンテンツデータをキャプチャする[1]記載の情報処理装置。
[5] 前記表示装置の画面上にグラフィカルユーザインタフェースを表示し、ユーザによる前記グラフィカルユーザインタフェースの操作に従って、前記電子機器への前記符号化された映像コンテンツデータの転送の開始および停止を制御する制御手段をさらに具備する[1]記載の情報処理装置。
[6] インターネット上のサイトを閲覧するためのブラウザと、前記ブラウザにプラグインされ、サーバから受信される符号化された映像コンテンツデータをデコードするためのプレーヤソフトウェアとを情報処理装置において実行し、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータの動画像が表示されるビデオ表示エリアを含む、前記ブラウザのウィンドウを、前記情報処理装置の表示装置に表示し、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータをキャプチャし、
前記キャプチャされた映像コンテンツデータを符号化し、
前記符号化された映像コンテンツデータを、外部デバイスから受信された映像コンテンツデータを再生可能な電子機器へ転送する映像コンテンツデータ再生方法。
[7] 前記転送することは、前記符号化された映像コンテンツデータの再生を前記電子機器に指示することを含む[6]記載の映像コンテンツデータ再生方法。
[8] 前記映像コンテンツデータを再生するように構成された前記電子機器を検索することをさらに具備し、
前記転送することは、前記符号化された映像コンテンツデータを、前記検索された電子機器へ転送することを含む[6]記載の映像コンテンツデータ再生方法。
[9] 前記キャプチャすることは、前記プレーヤソフトウェアからオペレーティングシステムに出力される前記デコードされた映像コンテンツデータをキャプチャする[6]記載の映像コンテンツデータ再生方法。
[10] インターネット上のサイトを閲覧するためのブラウザと、前記ブラウザにプラグインされ、サーバから受信される符号化された映像コンテンツデータをデコードするためのプレーヤソフトウェアとを実行可能なコンピュータに、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータの動画像が表示されるビデオ表示エリアを含む、前記ブラウザのウィンドウを、前記コンピュータの表示装置に表示する手順と、
前記プレーヤソフトウェアから出力される前記デコードされた映像コンテンツデータをキャプチャする手順と、
前記キャプチャされた映像コンテンツデータを符号化する手順と、
前記符号化された映像コンテンツデータを、外部デバイスから受信された映像コンテンツデータを再生可能な電子機器へ転送する手順とを実行させるプログラム。
100…OS、210…ブラウザ、220…動画再生プログラム、230…メディアストリーミングエンジン、231…キャプチャ制御部と、232…タイムスタンプ部、233…エンコーダ、234…プッシュコントローラ、235…制御部。

Claims (9)

  1. インターネット上のサイトのWebページを閲覧するためのブラウザと、サーバから受信される画像データに基づいて画像を表示するためのソフトウェアとを実行可能な情報処理装置であって、
    前記画像が表示される画像表示エリアを含む前記ブラウザのウィンドウを表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記ブラウザのウィンドウに表示される前記Webページの内、前記画像表示エリアに表示される前記画像に対応する画像データを、外部から受信された画像データを表示可能な電子機器へ転送する転送手段とを具備する情報処理装置。
  2. 前記転送手段は、前記サーバから受信される前記画像データのデコードの後、前記デコードされた画像データを前記電子機器へ転送するように構成されている請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記転送手段は、前記ソフトウェアからオペレーティングシステムに出力される前記デコードされた画像データを前記電子機器へ転送するように構成されている請求項2記載の情報処理装置。
  4. 画面上に表示されるグラフィカルユーザインタフェースのユーザによる操作に従って、前記電子機器への前記画像データの転送の開始および停止を制御する制御手段をさらに具備する請求項1記載の情報処理装置。
  5. インターネット上のサイトのWebページを閲覧するためのブラウザと、サーバから受信される画像データに基づいて画像を表示するためのソフトウェアとを情報処理装置において実行し、
    前記画像が表示される画像表示エリアを含む前記ブラウザのウィンドウを表示するよう制御し、
    前記ブラウザのウィンドウに表示される前記Webページの内、前記画像表示エリアに表示される前記画像に対応する画像データを、外部から受信された画像データを表示可能な電子機器へ転送する表示制御方法。
  6. インターネット上のサイトのWebページを閲覧するためのブラウザと、サーバから受信される画像データに基づいて画像を表示するためのソフトウェアとを実行可能なコンピュータに、
    前記画像が表示される画像表示エリアを含む前記ブラウザのウィンドウを表示するよう制御する手順と、
    前記ブラウザのウィンドウに表示される前記Webページの内、前記画像表示エリアに表示される前記画像に対応する画像データを、外部から受信された画像データを表示可能な電子機器へ転送する手順とを実行させるためのプログラム。
  7. 前記転送する手順は、前記サーバから受信される前記画像データのデコードの後、前記デコードされた画像データを前記電子機器へ転送する請求項6記載のプログラム。
  8. 前記転送する手順は、前記ソフトウェアからオペレーティングシステムに出力される前記デコードされた画像データを前記電子機器へ転送する請求項7記載のプログラム。
  9. 画面上に表示されるグラフィカルユーザインタフェースのユーザによる操作に従って、前記電子機器への前記画像データの転送の開始および停止を制御する手順をさらに前記コンピュータに実行させるための請求項6記載のプログラム。
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