JP5178304B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、組合せ秤に関する。
従来、洗剤や菓子類等の被計量物を計量する計量装置として例えば組合せ秤がある。組合せ秤で計量された被計量物は、包装機へ投入されて袋詰めされるのが一般的である。
このような組合せ秤には、例えば内側シュート及び外側シュートからなる2重構造の集合シュートを備えた構成のものも知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
このような2重構造の集合シュートを備えた組合せ秤では、計量ホッパの下方に漏斗状の内側シュートが配置され、その内側シュートの周りに、左右に分割された2つの外側シュートが配置されている。そして、例えば、これら3つの各シュートから排出される被計量物を一時保持した後、排出するための3つのホッパを有し、さらに3つのホッパの下方に、例えば第1及び第2の2つの下部シュートが配設され、第1及び第2の下部シュートから包装機の2つの投入口(第1及び第2の包装機投入口)へ被計量物が排出されるように構成されている。この場合、組合せ重量値が所定重量範囲内の値になる計量ホッパの組合せを3組(第1〜第3の組合せ)求めて、第1の組合せに選択されている計量ホッパの被計量物を内側シュートへ排出すると同時に、第2の組合せに選択されている計量ホッパの被計量物を右の外側シュートへ排出すると同時に、第3の組合せに選択されている計量ホッパの被計量物を左の外側シュートへ排出する。さらに、内側シュート及び2つの外側シュートを滑落して排出された被計量物は、上記3つのホッパによって一時保持された後、上記3つのホッパから順次、第1の下部シュートと第2の下部シュートとへ交互に排出される。そして、第1の下部シュートの排出口から排出される被計量物は第1の包装機投入口へ投入され、第2の下部シュートの排出口から排出される被計量物は第2の包装機投入口へ投入される。
図5は、組合せ秤の下方に配置される包装機(縦型ピロー包装機)の包装ユニットの一例を示す概略模式図である。
包装機では、袋を製造しながら、この袋に組合せ秤から排出されてきた被計量物を充填して包装する。この包装機(包装ユニット)では、包材のロールから引き出されたシート状の包材50が、フォーマ52によってチューブ51に巻かれて筒状に成形され、プルダウンベルト機53により吸着されて下方に送られ、筒状にされた包材50の重ねられた縦の縁が縦シール機54によりシール(溶着による封止)される。そして、計量された被計量物がチューブ51を通って筒状の包材50内に充填され、チューブ51の下方に配置される横シール機55により先行する袋の上端と後続の袋の下端とにまたがって横方向のシール(横シール)が行われる。この横シールが行われることにより、先行する袋は、前回での横シールにより下端は封止されているので上下がシールされた完全な袋となる。
例えば、このような包装ユニットが2つ備えられた包装機を上記の組合せ秤の下方に配置すれば、一方の包装ユニットのチューブ51が上記第1の包装機投入口となり、他方の包装ユニットのチューブ51が上記第2の包装機投入口となる。
特公平8−1395号公報 特開2007−114083号公報 特開2007−114080号公報
上記従来の構成によれば、組合せ秤から包装機へ排出される被計量物は、第1および第2の下部シュートを介して包装機投入口へ投入されるため、下部シュート上を滑落している間に被計量物の長さが延びる。ここで、包装機がより高速運転される場合には、包装機の横シール機55により行われる横シールのサイクルが短くなり、組合せ秤からの被計量物の排出サイクルも短くしなければならないため、下部シュートから包装機へ投入される被計量物の長さが延びて長くなると、先に排出された被計量物とその後に排出された被計量物との間隔が十分とれず、包装機で横シールが行われるときにそのシール部分に被計量物の噛み込みが生じるという問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、包装機での被計量物の噛み込みを発生させることなく、高速運転の包装機に対応可能な組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、環状に列設され、それぞれ供給される被計量物を、前記環状の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成された複数の組合せ用ホッパからなるホッパグループと、前記ホッパグループの下方に配設され、前記ホッパグループの前記組合せ用ホッパから内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる内側シュートと、前記ホッパグループが2つに区分されてなる第1及び第2のグループのうちの前記第1のグループの前記組合せ用ホッパと対応して設けられ、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる第1の外側シュートと、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパと対応して設けられ、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる第2の外側シュートと、前記第1の外側シュートの排出口の下方に配設され、前記第1の外側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の外側集合ホッパと、前記第2の外側シュートの排出口の下方に配設され、前記第2の外側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の外側集合ホッパと、前記内側シュートの排出口の下方に配設され、前記内側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、第1の方向及び第2の方向へ被計量物を選択的に排出することができる内側中段ホッパと、前記第1の外側集合ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の外側中段ホッパと、前記第2の外側集合ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の外側中段ホッパと、前記内側中段ホッパ及び前記第1の外側中段ホッパの下方に配設され、前記内側中段ホッパから前記第1の方向へ排出される被計量物及び前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の下段ホッパと、前記内側中段ホッパ及び前記第2の外側中段ホッパの下方に配設され、前記内側中段ホッパから前記第2の方向へ排出される被計量物及び前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の下段ホッパと、制御手段とを備え、前記制御手段は、供給されている被計量物の重量値の合計が所定重量範囲内になる前記第1のグループの前記組合せ用ホッパの組合せである第1の外側排出組合せと、供給されている被計量物の重量値の合計が前記所定重量範囲内になる前記第2のグループの前記組合せ用ホッパの組合せである第2の外側排出組合せと、供給されている被計量物の重量値の合計が前記所定重量範囲内になる前記ホッパグループの前記組合せ用ホッパの組合せである内側排出組合せとからなる3組の排出組合せを、互いに同一の前記組合せ用ホッパが含まれないよう求める組合せ処理を所定の周期で繰り返し行うとともに、前記組合せ処理により求められる前記第1の外側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記第1の外側シュートへ被計量物を排出させる処理と、前記第2の外側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記第2の外側シュートへ被計量物を排出させる処理と、前記内側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記内側シュートへ被計量物を排出させる処理とを同時に行う組合せ用ホッパ排出処理を前記所定の周期で繰り返し行い、繰り返し行う前記組合せ用ホッパ排出処理に対応して、第1の排出処理と第2の排出処理とを交互に開始して繰り返し行い、前記第1の排出処理は、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記内側中段ホッパへ投入された被計量物を前記内側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第1の処理と、前記第1の処理により前記内側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第2の処理と、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第2の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側集合ホッパから前記第2の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第3の処理と、前記第3の処理により前記第2の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第4の処理と、前記第4の処理により前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第5の処理と、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第1の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側集合ホッパから前記第1の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第6の処理と、前記第6の処理により前記第1の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第7の処理と、前記第7の処理により前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第8の処理とを有し、前記第2の排出処理は、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記内側中段ホッパへ投入された被計量物を前記内側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第9の処理と、前記第9の処理により前記内側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第10の処理と、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第1の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側集合ホッパから前記第1の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第11の処理と、前記第11の処理により前記第1の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第12の処理と、前記第12の処理により前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第13の処理と、前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第2の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側集合ホッパから前記第2の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第14の処理と、前記第14の処理により前記第2の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第15の処理と、前記第15の処理により前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第16の処理とを有し、前記第2、第5、第8、第10、第13及び第16の処理を前記所定の周期の1/3の時間の間隔で順次行うように構成され、前記第1及び第2の下段ホッパのそれぞれから外部へ排出される被計量物を包装機の投入口へ直接投入するように構成されている。
この構成によれば、第1及び第2の外側集合ホッパと内側中段ホッパと第1及び第2の外側中段ホッパと第1及び第2の下段ホッパとを有し、制御手段が、3組の排出組合せを求める組合せ処理と、3組の排出組合せの組合せ用ホッパから同時に被計量物を排出させる組合せ用ホッパ排出処理とを所定の周期で繰り返し行うとともに、第1及び第2の排出処理を上記のように行うことにより、所定の周期の1/3の時間の間隔で第1及び第2の下段ホッパから交互に包装機の投入口へ被計量物を排出することができる。ここで、第1及び第2の下段ホッパのそれぞれの下段ホッパに対し、下段ホッパに投入される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが下段ホッパへ収納された後、下段ホッパの被計量物を包装機の投入口へ直接投入するようにしているため、被計量物が一塊になった状態で包装機の投入口へ落下する。したがって、包装機が高速運転され、所定の周期が短縮された場合でも、包装機の投入口において、先に投入された被計量物とその次に投入された被計量物との間隔を十分とることができ、包装機の横シールにおける被計量物の噛み込みを防止することができる。
また、前記制御手段は、繰り返し行われる前記第1及び第2の排出処理において、前記第2の処理が終了した後で前記第5の処理を行い、前記第5の処理が終了した後で前記第8の処理を行い、前記第8の処理が終了した後で前記第10の処理を行い、前記第10の処理が終了した後で前記第13の処理を行い、前記第13の処理が終了した後で前記第16の処理を行い、前記第16の処理が終了した後で次の前記第2の処理を行うとともに、前記第2の処理が終了した後で前記第7の処理を行い、前記第8の処理が終了した後で前記第12の処理を行い、前記第13の処理が終了した後で次の前記第1の処理を行い、前記第5の処理が終了した後で前記第9の処理を行い、前記第10の処理が終了した後で前記第15の処理を行い、前記第16の処理が終了した後で次の前記第4の処理を行うように構成されていてもよい。
また、前記内側シュートの排出口と前記内側中段ホッパとの間に、前記内側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、前記内側中段ホッパへ排出することができる内側集合ホッパが配設されていてもよい。
この場合、前記制御手段は、前記内側シュートから排出される被計量物の先頭部分を一時保持し、前記被計量物の最後尾部分を保持せずに通過させるように前記内側集合ホッパを制御するように構成されていてもよい。
また、前記制御手段は、前記内側中段ホッパ、前記第1の外側中段ホッパ及び前記第2の外側中段ホッパのそれぞれの中段ホッパに対し、前記中段ホッパに投入される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記中段ホッパへ収納された後、前記中段ホッパから被計量物を排出させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、各中段ホッパから一塊になった状態の被計量物が第1及び第2の各下段ホッパへ排出されるので、下段ホッパからの排出間隔が短くなっても下段ホッパにて被計量物を一旦貯留するための時間を確保でき、上記の所定の周期が短くなっても対応することができる。
また、前記第1の下段ホッパ前記第2の下段ホッパのそれぞれから外部へ排出される被計量物を異なる前記包装機の投入口へ直接投入するように構成されていてもよい。
この構成によれば、例えば、第1の下段ホッパの被計量物は第1の包装機投入口へ投入され、第2の下段ホッパの被計量物は第2の包装機投入口へ投入される。
本発明は、以上に説明した構成を有し、包装機での被計量物の噛み込みを発生させることなく、高速運転の包装機に対応可能な組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、図1(b)は、同組合せ秤の集合シュート(1つの内側シュート及び2つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図1(c)は、本発明の実施の形態の他の例の組合せ秤の下段ホッパと包装機投入口との位置関係を示す概略模式図である。
まず、図1(a)、(b)を参照しながら本実施の形態の組合せ秤について説明する。この組合せ秤は、図1(a)に示すように、装置中央に配設されたセンター基体(ボディ)15の上部に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむための複数のリニアフィーダ2が設けられている。各リニアフィーダ2の下方には、供給ホッパ3、計量ホッパ4がそれぞれ対応して設けられ、複数の供給ホッパ3及び計量ホッパ4はそれぞれセンター基体15の周囲に円状に配置されている。分散フィーダ1、リニアフィーダ2、供給ホッパ3及び計量ホッパ4は、センター基体15に取り付けられている。また、各計量ホッパ4には、計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測するロードセル等の重量センサ41が取り付けられ、各重量センサ41による計測値は制御部20へ出力される。
円状に列設された計量ホッパ4の下方には、略逆円錐台形状の内側シュート5が配設されるとともに、内側シュート5の周囲に上部開口が同心円状で、かつ2分割された2つの外側シュート6a、6bが配設されている。各計量ホッパ4は、その下方の内側シュート5と外側シュート6a、6bとへ選択的に被計量物を排出可能なようにゲートが設けられた構成である。すなわち、各計量ホッパ4には、内側シュート5へ被計量物を排出するためのゲートと、外側シュート6a、6bへ被計量物を排出するためのゲートとが設けられている。なお、図1(a)中の円21内に、計量ホッパ4の実物に近い形状と、内側シュートへ被計量物を排出するための第1ゲート22及び外側シュートへ被計量物を排出するための第2ゲート23とを模式的に示す。
また、内側シュート5の下部排出口5eには集合ホッパ7が配設され、外側シュート6a、6bのそれぞれの下部排出口6ae、6beにも集合ホッパ8a、8bが配設されている。さらに、集合ホッパ7、8a、8bの下方に中段ホッパ9、10a、10bが配設され、集合ホッパ7、8a、8bから排出される被計量物は、それぞれ直下に配設された中段ホッパ9、10a、10bへ投入される。中段ホッパ9と中段ホッパ10aとの下方に下段ホッパ11aが配設され、中段ホッパ9と中段ホッパ10bとの下方に下段ホッパ11bが配設されている。中段ホッパ9は2つの下段ホッパ11a、11bへ選択的に被計量物を排出可能なように、右側排出ゲート及び左側排出ゲートの2つのゲート(図示せず)が設けられた構成であり、右側排出ゲートを開くと下段ホッパ11aへ被計量物が排出され、左側排出ゲートを開くと下段ホッパ11bへ被計量物が排出される。また、中段ホッパ10aはその左斜め下方の下段ホッパ11aへ被計量物を排出可能なようにゲート(図示せず)が設けられた構成であり、中段ホッパ10bはその右斜め下方の下段ホッパ11bへ被計量物を排出可能なようにゲート(図示せず)が設けられた構成である。なお、右、左は、図1(a)に図示された方向である。
この組合せ秤の下方には、例えば被計量物の投入口を2つ有するツイン型の包装機が配置されており、下段ホッパ11a、11bのそれぞれから排出される被計量物は、それぞれ包装機の投入口であるチューブ51a、51bへ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。
例えば、図5に示す包装ユニットが2つ備えられたツイン型包装機を図1の組合せ秤の下方に配置する。この場合、一方の包装ユニット(第1の包装ユニット)のチューブ51が図1(a)の一方のチューブ51aとなり、他方の包装ユニット(第2の包装ユニット)のチューブ51が図1(a)の他方のチューブ51bとなる。
制御部20は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、組合せ秤全体の動作を制御する。また、制御部20では、後述する組合せ処理を行うことにより、各々のシュート(5、6a、6b)に対して、被計量物を排出すべき計量ホッパ4の組合せである排出組合せを決定する。
以上のように構成された組合せ秤の動作について説明する。この組合せ秤の動作は制御部20の制御によって実現される。
外部の供給装置から分散フィーダ1へ供給された被計量物は、分散フィーダ1から各リニアフィーダ2を介し各供給ホッパ3へ供給され、各供給ホッパ3から各計量ホッパ4へ被計量物が投入される。後述の組合せ処理が行われて、各々の排出組合せに選択されている計量ホッパ4から被計量物が排出される。被計量物が排出されて空になった計量ホッパ4へは供給ホッパ3から被計量物が投入される。同様に、空になった供給ホッパ3へはリニアフィーダ2から被計量物が供給される。
組合せ処理について説明する。計量ホッパ4へ被計量物が投入され、重量センサ41により計量ホッパ4内の被計量物の重量の計測が行われると、制御部20は、計量ホッパ4の計量値(重量センサ41による計量ホッパ4内の被計量物の重量の計測値)に基づいて組合せ処理を行う。ここで、グループAは、一方の外側シュート6aに対応する計量ホッパ4のグループであり、グループBは、他方の外側シュート6bに対応する計量ホッパ4のグループである。また、全ての計量ホッパ4からなるグループC(=A+B)は、内側シュート5の上方に配置されて内側シュート5に対応する計量ホッパ4のグループである。したがって、各計量ホッパ4は、ある1つの外側シュートに対応するグループと、1つの内側シュートに対応するグループとの2つのグループに属する。グループA、Bの各グループの計量ホッパ4の個数は、例えば10個にすればよい。
この組合せ処理では、外側シュート6aに対応するグループAの計量ホッパ4の中から計量ホッパ4の計量値(被計量物の重量)の合計が目標重量値に対する許容範囲内になる組合せの計量ホッパ4(これを組合せホッパ4Aとする)を求め、外側シュート6bに対応するグループBの計量ホッパ4の中から計量ホッパ4の計量値の合計が目標重量値に対する許容範囲内になる組合せの計量ホッパ4(これを組合せホッパ4Bとする)を求め、内側シュート5に対応するグループCの計量ホッパ4の中から計量ホッパ4の計量値の合計が目標重量値に対する許容範囲内になる組合せの計量ホッパ4(これを組合せホッパ4Cとする)を求める。ここで、組合せホッパ4A、4Bと組合せホッパ4Cとに同一の計量ホッパ4が選択されないように、組合せホッパ4A、4B、4Cを求める。組合せ処理は、例えば、一方の外側シュート6aの上方に配置されたグループAの計量ホッパ4の計量値に基づいて組合せ演算を行い、計量ホッパ4の計量値の合計が目標重量値に対する許容範囲内であり、かつ目標重量値との差の絶対値が最小になる組合せ(最適組合せ)の計量ホッパ4(組合せホッパ4A)を選択するとともに、他方の外側シュート6bの上方に配置されたグループBの計量ホッパ4の計量値に基づいて組合せ演算を行い、同様にして最適組合せの計量ホッパ4(組合せホッパ4B)を選択する。そして、全計量ホッパ4からなるグループCのうち、グループB、Cにおいて、最適組合せに選択されなかった計量ホッパ4の計量値に基づいて組合せ演算を行い、同様にして最適組合せの計量ホッパ4(組合せホッパ4C)を選択する。なお、目標重量値及びその目標重量値に対する許容範囲(所定重量範囲)は予め設定されている。また、3組の排出組合せに選択される組合せホッパ4A、4B、4Cの求め方については、上記の方法に限られるものではない。
そして、制御部20は、組合せ処理で選択された組合せホッパ4A、4B、4Cから同時に被計量物を排出させる(組合せ用ホッパ排出処理)。ここで、組合せホッパ4Aに対しては、外側シュート6aへ被計量物を排出させ、組合せホッパ4Bに対しては、外側シュート6bへ被計量物を排出させ、組合せホッパ4Cに対しては、内側シュート5へ被計量物を排出させる。
次に、集合ホッパ7、8a、8bと中段ホッパ9、10a、10bと下段ホッパ11a、11bとを含めた動作について説明する。なお、以下では、集合ホッパ7を内側集合ホッパ、集合ホッパ8aを右側集合ホッパ、集合ホッパ8bを左側集合ホッパ、中段ホッパ9を内側中段ホッパ、中段ホッパ10aを右側中段ホッパ、中段ホッパ10bを左側中段ホッパ、下段ホッパ11aを右側下段ホッパ、下段ホッパ11bを左側下段ホッパとも言う。
図2(a)〜(f)は、本実施の形態における組合せ秤の動作による被計量物の移送サイクルの概念を示す図である。詳しい動作タイミングについては図3及び図4を用いて後述する。図2では、被計量物の移動を矢印で示し、被計量物の移動先及び被計量物が貯留している状態を黒丸で示している。
図2(a)〜(f)の被計量物の移送サイクルが繰り返し行われる。
図2(a)では、組合せホッパ4A,4B,4Cから同時に排出された被計量物のうち、組合せホッパ4A,4Bから排出された被計量物は外側シュート6a、6bを滑落して右側、左側集合ホッパ8a、8bへ投入される。また、組合せホッパ4Cから排出された被計量物は内側シュート5を滑落し、内側集合ホッパ7を介して内側中段ホッパ9へ投入される。また、先の移送サイクルにおいて左側中段ホッパ10bに投入されていた被計量物が左側下段ホッパ11bへ投入され、先の移送サイクルにおいて右側下段ホッパ11aに投入されていた被計量物が排出される。
次に、図2(b)では、右側、左側集合ホッパ8a、8bの被計量物が中段ホッパ10a、10bへ投入され、内側中段ホッパ9の被計量物が右側下段ホッパ11aへ投入される。また、左側下段ホッパ11bの被計量物が排出される。
次に、図2(c)では、左側中段ホッパ10bの被計量物が左側下段ホッパ11bへ投入され、右側下段ホッパ11aの被計量物が排出される。
次に、図2(d)では、組合せホッパ4A,4B,4Cから同時に排出された被計量物のうち、組合せホッパ4A,4Bから排出された被計量物は外側シュート6a、6bを滑落して右側、左側集合ホッパ8a、8bへ投入される。また、組合せホッパ4Cから排出された被計量物は内側シュート5を滑落し、内側集合ホッパ7を介して内側中段ホッパ9へ投入される。また、右側中段ホッパ10aに投入されていた被計量物が右側下段ホッパ11aへ投入され、左側下段ホッパ11bに投入されていた被計量物が排出される。
次に、図2(e)では、右側、左側集合ホッパ8a、8bの被計量物が中段ホッパ10a、10bへ投入され、内側中段ホッパ9の被計量物が左側下段ホッパ11bへ投入される。また、右側下段ホッパ11aの被計量物が排出される。
次に、図2(f)では、右側中段ホッパ10aの被計量物が右側下段ホッパ11aへ投入され、左側下段ホッパ11bの被計量物が排出される。
この後、図2(a)からの移送サイクルが繰り返される。
図3は、本実施の形態の組合せ秤の計量ホッパ4(組合せホッパ4A、4B、4C)、集合ホッパ7、8a、8b、中段ホッパ9、10a、10b、及び下段ホッパ11a、11bのそれぞれのゲートの開閉動作の第1例を示すタイミングチャートである。この図3において、「H」のレベルは、ゲートが開状態(開きはじめてから完全に開いたのち閉じ終わるまでの状態)であることを示し、「L」のレベルは、ゲートが閉状態(完全に閉じられている状態)であることを示す。また、各ホッパから排出された被計量物の先頭部分と最後尾部分の移送を破線矢印で示している。時刻t1、t2、t3、t4、t5、t6、t7、t8、t9、t10、t11はそれぞれ、下段ホッパ11a、11bから被計量物の排出が開始される時刻であり、その時刻の下の丸で囲まれた右は、その時刻が右側下段ホッパ11aの排出開始時刻であることを示し、丸で囲まれた左は、その時刻が左側下段ホッパ11bの排出開始時刻であることを示す。排出サイクルTdは、計量サイクルTwの1/3であり、計量サイクルTwは本例では850msである。計量サイクルTwは、例えば、計量ホッパ4のゲートを開き始めてから、その計量ホッパ4の被計量物が排出された後、その計量ホッパ4に対して供給ホッパ3から被計量物が供給され、その計量ホッパ4に取り付けられている重量センサ41の安定時間を経過して被計量物の重量が計測され、組合せ処理が完了するまでに要する時間である。
このタイミングチャートは、以下の条件を用いて示されている。計量ホッパ4のゲートが開き始めてから、計量ホッパ4から排出される被計量物の先頭が集合ホッパ7、8a、8bに到達するまでの最短時間を450msとし、被計量物の最後尾が集合ホッパ7、8a、8bに到達するまでの最長時間を750msとし、被計量物の先頭から最後尾までが集合ホッパ7、8a、8bに収納されるのに要する時間を300msとしている。また、各集合ホッパ7、8a、8bのゲートを開き始めてから、各集合ホッパ7、8a、8bから排出される被計量物の先頭が各中段ホッパ9、10a、10bに到達するまでの最短時間を200msとし、被計量物の最後尾が各中段ホッパ9、10a、10bに到達するまでの最長時間を400msとし、被計量物の先頭から最後尾までが各中段ホッパ9、10a、10bに収納されるのに要する時間を200msとしている。また、各中段ホッパ9、10a、10bのゲートを開き始めてから、各中段ホッパ9、10a、10bから排出される被計量物の先頭が各下段ホッパ11a、11bに到達するまでの最短時間を200msとし、被計量物の最後尾が各下段ホッパ11a、11bに到達するまでの最長時間を400msとし、被計量物の先頭から最後尾までが各下段ホッパ11a、11bに収納されるのに要する時間を200msとしている。また、計量ホッパ4(4A,4B,4C)、集合ホッパ7、8a、8b、中段ホッパ9、10a、10b及び下段ホッパ11a、11bのゲートの開時間(ゲートを開き始めてから全開状態を経て閉じ終わるまでの時間)を350msとしている。
例えば、時刻t1に、組合せホッパ4A,4B,4Cから同時に被計量物が排出される。時刻t1に組合せホッパ4Cから排出された被計量物は、内側シュート5を滑落し、内側集合ホッパ7に到達する。さらに、内側シュート5を滑落してくる最後尾の被計量物が到達する前の時刻t31に内側集合ホッパ7のゲートが開けられて、内側集合ホッパ7の被計量物は内側中段ホッパ9へ投入される。次に時刻t42に内側中段ホッパ9の右側排出ゲートが開けられて、内側中段ホッパ9の被計量物は右側下段ホッパ11aへ投入された後、時刻t6に右側下段ホッパ11aのゲートが開けられて、右側下段ホッパ11aの被計量物は右側のチューブ51aへ投入される。
また、同時刻t1に組合せホッパ4Bから排出された被計量物は、外側シュート6bを滑落し、左側集合ホッパ8bに到達する。次に時刻t41に左側集合ホッパ8bのゲートが開けられて、左側集合ホッパ8bの被計量物は左側中段ホッパ10bへ投入される。次に時刻t51に左側中段ホッパ10bのゲートが開けられて、左側中段ホッパ10bの被計量物は左側下段ホッパ11bへ投入された後、時刻t7に左側下段ホッパ11bのゲートが開けられて、左側下段ホッパ11bの被計量物は左側のチューブ51bへ投入される。
また、同時刻t1に組合せホッパ4Aから排出された被計量物は、外側シュート6aを滑落し、右側集合ホッパ8aに到達する。次に時刻t41に右側集合ホッパ8aのゲートが開けられて、右側集合ホッパ8aの被計量物は右側中段ホッパ10aへ投入される。次に時刻t62に右側中段ホッパ10aのゲートが開けられて、右側中段ホッパ10aの被計量物は右側下段ホッパ11aへ投入された後、時刻t8に右側下段ホッパ11aのゲートが開けられて、右側下段ホッパ11aの被計量物は右側のチューブ51aへ投入される。
また、時刻t4に、組合せホッパ4A,4B,4Cから同時に被計量物が排出される。時刻t4に組合せホッパ4Cから排出された被計量物は、内側シュート5を滑落し、内側集合ホッパ7に到達する。さらに、内側シュート5を滑落してくる最後尾の被計量物が到達する前の時刻t61に内側集合ホッパ7のゲートが開けられて、内側集合ホッパ7の被計量物は内側中段ホッパ9へ投入される。次に時刻t72に内側中段ホッパ9の左側排出ゲートが開けられて、内側中段ホッパ9の被計量物は左側下段ホッパ11bへ投入された後、時刻t9に左側下段ホッパ11bのゲートが開けられて、左側下段ホッパ11bの被計量物は左側のチューブ51bへ投入される。
また、同時刻t4に組合せホッパ4Aから排出された被計量物は、外側シュート6aを滑落し、右側集合ホッパ8aに到達する。次に時刻t71に右側集合ホッパ8aのゲートが開けられて、右側集合ホッパ8aの被計量物は右側中段ホッパ10aへ投入される。次に時刻t81に右側中段ホッパ10aのゲートが開けられて、右側中段ホッパ10aの被計量物は右側下段ホッパ11aへ投入された後、時刻t10に右側下段ホッパ11aのゲートが開けられて、右側下段ホッパ11aの被計量物は右側のチューブ51aへ投入される。
また、同時刻t4に組合せホッパ4Bから排出された被計量物は、外側シュート6bを滑落し、左側集合ホッパ8bに到達する。次に時刻t71に左側集合ホッパ8bのゲートが開けられて、左側集合ホッパ8bの被計量物は左側中段ホッパ10bへ投入される。次に時刻t91に左側中段ホッパ10bのゲートが開けられて、左側中段ホッパ10bの被計量物は左側下段ホッパ11bへ投入された後、時刻t11に左側下段ホッパ11bのゲートが開けられて、左側下段ホッパ11bの被計量物は左側のチューブ51bへ投入される。
この図3に示す動作例において、制御部20は、例えば、包装機から入力される投入指令信号に応答して下段ホッパ11a、11bのゲートを開き、上記投入指令信号あるいは下段ホッパ11a、11bのゲートを開くタイミングに基づいて中段ホッパ9、10a、10b、集合ホッパ7、8a、8b、及び計量ホッパ4(組合せホッパ4A、4B、4C)のそれぞれのゲートを開くように構成されている。
図4は、本実施の形態の組合せ秤の計量ホッパ4(組合せホッパ4A、4B、4C)、集合ホッパ7、8a、8b、中段ホッパ9、10a、10b、及び下段ホッパ11a、11bのそれぞれのゲートの開閉動作の第2例を示すタイミングチャートである。この図4においても、図3同様、「H」のレベルは、ゲートが開状態(開きはじめてから完全に開いたのち閉じ終わるまでの状態)であることを示し、「L」のレベルは、ゲートが閉状態(完全に閉じられている状態)であることを示す。また、各ホッパから排出された被計量物の先頭部分と最後尾部分の移送を破線矢印で示している。時刻t1、t2、t3、t4、t5、t6、t7、t8、t9、t10、t11はそれぞれ、下段ホッパ11a、11bから被計量物の排出が開始される時刻であり、その時刻の下の丸で囲まれた右は、その時刻が右側下段ホッパ11aの排出開始時刻であることを示し、丸で囲まれた左は、その時刻が左側下段ホッパ11bの排出開始時刻であることを示す。排出サイクルTdは、計量サイクルTwの1/3であり、計量サイクルTwは本例では850msである。
この図4において、内側集合ホッパ7以外のゲートの開時間及び被計量物の到達時間等の条件は、図3と同じ条件を用いて示されている。
この図4の例では、内側集合ホッパ7のゲートを常時、開状態としており、内側シュート5を滑落してきた被計量物は、内側集合ホッパ7を通過して内側中段ホッパ9に到達する。例えば、時刻t1、t4に組合せホッパ4Cから排出された被計量物は、内側シュート5を滑落し、さらに内側集合ホッパ7を通過して内側中段ホッパ9へ投入される。内側集合ホッパ7以外の他のホッパ(4A、4B、4C、8a、8b、9、10a、10b、11a、11b)のゲートの開閉動作のタイミングは、図3の例と同様であり、その説明を省略する。
なお、図3、図4の各場合の、計量ホッパ4、集合ホッパ7、8a、8b、中段ホッパ9、10a、10b及び下段ホッパ11a、11bのゲートの開時間及び被計量物の到達時間等の条件は一例であり、これに限られるものではない。例えば、集合ホッパ7、8a、8bの大きさや被計量物の性状等によっては計量ホッパ4から排出される被計量物の先頭が集合ホッパ7、8a、8bに到達するまでの最短時間が450msよりも長くなり、同被計量物の先頭から最後尾までが集合ホッパ7、8a、8bに収納されるのに要する時間が300msよりも長くなる場合もある。
本実施の形態では、集合ホッパ7、8a、8bと中段ホッパ9、10a、10bと下段ホッパ11a、11bとを有し、制御部20が、3組の排出組合せを求める組合せ処理と、3組の排出組合せの組合せ用ホッパから同時に被計量物を排出させる組合せ用ホッパ排出処理とを計量サイクルTwの周期で繰り返し行うとともに、図3及び図4のように各ホッパ(7、8a、8b、9、10a、10b、11a、11b)のゲートの開閉動作を制御して排出処理を行うことにより、計量サイクルTwの1/3の時間の間隔で2つの下段ホッパ11a、11bから交互に包装機投入口であるチューブ51a、51bへ被計量物を排出することができる。ここで、被計量物が下段ホッパ11a、11bにて一旦貯留された後(すなわち、下段ホッパ11a、11bに投入される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが下段ホッパ11a、11bへ収納された後)、下段ホッパ11a、11bから直接、包装機投入口であるチューブ51a、51bへ投入されるので、被計量物が一塊になった状態でチューブ51a、51b内を落下する。したがって、包装機が高速運転され、計量サイクルTwが短縮された場合でも、同一のチューブ内において、先に投入された被計量物とその次に投入された被計量物との間隔を十分とることができ、横シール機55での被計量物の噛み込みを防止することができる。
また、被計量物が中段ホッパ9、10a、10bにて一旦貯留された後(すなわち、中段ホッパ9、10a、10bに投入される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが中段ホッパ9、10a、10bへ収納された後)、中段ホッパ9、10a、10bから被計量物を排出させるようにすることにより、中段ホッパ9、10a、10bから一塊になった状態の被計量物が下段ホッパ11a、11bへ排出されるので、下段ホッパ11a、11bからの排出間隔が短くなっても下段ホッパ11a、11bにて被計量物を一旦貯留するための時間を確保でき、計量サイクルTwが短くなっても対応することができる。
なお、図4の例から判るように、内側集合ホッパ7を設けない構成とすることも可能である。この場合、内側シュート5の排出口から排出される被計量物が直接、内側中段ホッパ9へ投入されるように内側シュート5を構成すればよい。例えば、内側シュート5の排出口の下端が内側中段ホッパ9のすぐ上になるように内側シュート5の排出口を下方へ筒状に伸ばすようにしてもよい。
なお、上記では、組合せ秤から排出される被計量物をツイン型包装機(2つの包装機投入口)へ投入する場合について説明したが、1つの包装機投入口へ投入するようにしてもよい。この場合、例えば、図1(c)に示すように、下段ホッパ11a、11bの間の下方に包装機のチューブ51が位置するように配置し、右側下段ホッパ11aはその左斜め下方のチューブ51へ被計量物を排出可能なようにゲート(図示せず)が設けられた構成とし、左側下段ホッパ11bはその右斜め下方のチューブ51へ被計量物を排出可能なようにゲート(図示せず)が設けられた構成とすればよい。この場合の動作については、前述した第1例(図3)あるいは第2例(図4)の場合と同様である。
なお、上記実施の形態では、計量ホッパ4の列設形状を円形としたが、円形だけでなく、例えば、楕円や、矩形、長方形等の凸多角形を含めた環状に計量ホッパ4を列設した構成も可能である。そして、計量ホッパ4の列設形状に対応して、供給ホッパ3、リニアフィーダ2、内側シュート5及び外側シュート6a、6b等が配設されていればよい。
また、上記実施の形態では、供給されている被計量物の計量値が組合せ演算に用いられる組合せ用ホッパとして、計量ホッパ4を用いた例を示したが、このような組合せ用ホッパに限られるものではない。例えば、各計量ホッパが2つの室に分離され、室ごとに被計量物が供給されるように構成し、各々の室に供給される被計量物の計量値を組合せ演算に用いて、各室を排出組合せに選択するようにしてもよい。この場合、各室が組合せ用ホッパに相当する。これ以外にも、組合せ用ホッパ等のホッパ構成を種々変更してもよい。
また、制御部20は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成されるが、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して計量装置の動作を制御するよう構成されていてもよい。
本発明にかかる組合せ秤は、高速運転される包装機に対応できる組合せ秤等として有用である。
(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、(b)は、同組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(c)は、本発明の実施の形態の他の例の組合せ秤の下段ホッパと包装機投入口との位置関係を示す概略模式図である。 (a)〜(f)は、本発明の実施の形態における組合せ秤の動作による被計量物の移送サイクルの概念を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の計量ホッパ、集合ホッパ、中段ホッパ及び下段ホッパのそれぞれのゲートの開閉動作の第1例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の組合せ秤の計量ホッパ、集合ホッパ、中段ホッパ及び下段ホッパのそれぞれのゲートの開閉動作の第2例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の組合せ秤の下方に配置される包装機の包装ユニットの一例を示す概略模式図である。
符号の説明
1 分散フィーダ
2 リニアフィーダ
3 供給ホッパ
4 計量ホッパ
5 内側シュート
6a、6b 外側シュート
7、8a、8b 集合ホッパ
9、10a、10b 中段ホッパ
11a、11b 下段ホッパ
20 制御部

Claims (6)

  1. 環状に列設され、それぞれ供給される被計量物を、前記環状の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成された複数の組合せ用ホッパからなるホッパグループと、
    前記ホッパグループの下方に配設され、前記ホッパグループの前記組合せ用ホッパから内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる内側シュートと、
    前記ホッパグループが2つに区分されてなる第1及び第2のグループのうちの前記第1のグループの前記組合せ用ホッパと対応して設けられ、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる第1の外側シュートと、
    前記第2のグループの前記組合せ用ホッパと対応して設けられ、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる第2の外側シュートと、
    前記第1の外側シュートの排出口の下方に配設され、前記第1の外側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の外側集合ホッパと、
    前記第2の外側シュートの排出口の下方に配設され、前記第2の外側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の外側集合ホッパと、
    前記内側シュートの排出口の下方に配設され、前記内側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、第1の方向及び第2の方向へ被計量物を選択的に排出することができる内側中段ホッパと、
    前記第1の外側集合ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の外側中段ホッパと、
    前記第2の外側集合ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の外側中段ホッパと、
    前記内側中段ホッパ及び前記第1の外側中段ホッパの下方に配設され、前記内側中段ホッパから前記第1の方向へ排出される被計量物及び前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第1の下段ホッパと、
    前記内側中段ホッパ及び前記第2の外側中段ホッパの下方に配設され、前記内側中段ホッパから前記第2の方向へ排出される被計量物及び前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物を一時保持した後、排出することができる第2の下段ホッパと、
    制御手段とを備え、
    前記内側中段ホッパから前記第1の方向へ排出される被計量物を前記内側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ直接投入するように構成され、
    前記内側中段ホッパから前記第2の方向へ排出される被計量物を前記内側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ直接投入するように構成され、
    前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物を前記第1の外側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ直接投入するように構成され、
    前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物を前記第2の外側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ直接投入するように構成され、
    前記制御手段は、
    供給されている被計量物の重量値の合計が所定重量範囲内になる前記第1のグループの前記組合せ用ホッパの組合せである第1の外側排出組合せと、供給されている被計量物の重量値の合計が前記所定重量範囲内になる前記第2のグループの前記組合せ用ホッパの組合せである第2の外側排出組合せと、供給されている被計量物の重量値の合計が前記所定重量範囲内になる前記ホッパグループの前記組合せ用ホッパの組合せである内側排出組合せとからなる3組の排出組合せを、互いに同一の前記組合せ用ホッパが含まれないよう求める組合せ処理を所定の周期で繰り返し行うとともに、
    前記組合せ処理により求められる前記第1の外側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記第1の外側シュートへ被計量物を排出させる処理と、前記第2の外側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記第2の外側シュートへ被計量物を排出させる処理と、前記内側排出組合せの前記組合せ用ホッパから前記内側シュートへ被計量物を排出させる処理とを同時に行う組合せ用ホッパ排出処理を前記所定の周期で繰り返し行い、
    繰り返し行う前記組合せ用ホッパ排出処理に対応して、第1の排出処理と第2の排出処理とを交互に開始して繰り返し行い、
    前記第1の排出処理は、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記内側中段ホッパへ投入された被計量物を前記内側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第1の処理と、
    前記第1の処理により前記内側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第2の処理と、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第2の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側集合ホッパから前記第2の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第3の処理と、
    前記第3の処理により前記第2の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第4の処理と、
    前記第4の処理により前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第5の処理と、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第1の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側集合ホッパから前記第1の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第6の処理と、
    前記第6の処理により前記第1の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第7の処理と、
    前記第7の処理により前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第8の処理とを有し、
    前記第2の排出処理は、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記内側中段ホッパへ投入された被計量物を前記内側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第9の処理と、
    前記第9の処理により前記内側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第10の処理と、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第1の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側集合ホッパから前記第1の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第11の処理と、
    前記第11の処理により前記第1の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第1の外側中段ホッパから前記第1の下段ホッパへ被計量物を排出させる第12の処理と、
    前記第12の処理により前記第1の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第1の下段ホッパへ投入された後、前記第1の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第13の処理と、
    前記組合せ用ホッパ排出処理により前記第2の外側集合ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側集合ホッパから前記第2の外側中段ホッパへ被計量物を排出させる第14の処理と、
    前記第14の処理により前記第2の外側中段ホッパへ投入された被計量物を前記第2の外側中段ホッパから前記第2の下段ホッパへ被計量物を排出させる第15の処理と、
    前記第15の処理により前記第2の外側中段ホッパから排出される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記第2の下段ホッパへ投入された後、前記第2の下段ホッパから外部へ被計量物を排出させる第16の処理とを有し、
    前記第2、第5、第8、第10、第13及び第16の処理を前記所定の周期の1/3の時間の間隔で順次行うように構成され、
    前記第1及び第2の下段ホッパのそれぞれから外部へ排出される被計量物を包装機の投入口へ直接投入するように構成された組合せ秤。
  2. 前記内側シュートの排出口と前記内側中段ホッパとの間に、前記内側シュートから排出される被計量物を一時保持した後、前記内側中段ホッパへ排出することができる内側集合ホッパが配設された請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記制御手段は、
    前記内側シュートから排出される被計量物の先頭部分を一時保持し、前記被計量物の最後尾部分を保持せずに通過させるように前記内側集合ホッパを制御するように構成された請求項2に記載の組合せ秤。
  4. 前記制御手段は、
    前記内側シュートから排出される被計量物の全てを前記内側集合ホッパで一時保持することなく通過させて前記内側中段ホッパへ到達させるために、前記内側集合ホッパの被計量物を排出するためのゲートを常時、開状態とするように構成された請求項2に記載の組合せ秤。
  5. 前記制御手段は、
    前記内側中段ホッパ、前記第1の外側中段ホッパ及び前記第2の外側中段ホッパのそれぞれの中段ホッパに対し、前記中段ホッパに投入される被計量物の先頭部分から最後尾部分までの全てが前記中段ホッパへ収納された後、前記中段ホッパから被計量物を排出させるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  6. 前記第1の下段ホッパ及び前記第2の下段ホッパのそれぞれから外部へ排出される被計量物を異なる前記包装機の投入口へ直接投入するように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
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