JP5176693B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は遊技球が普通始動口に入球することに基づいて特別始動口を開閉する当り遊技を行うか否かを判定し、遊技球が特別始動口に入球することに基づいて特別入賞口を開閉する大当り遊技を行うか否かを判定する構成のパチンコ遊技機に関する。 The present invention determines whether or not to play a game by opening and closing the special start opening based on the game ball entering the normal start opening, and special winning based on the game ball entering the special start opening The present invention relates to a pachinko gaming machine configured to determine whether or not to perform a jackpot game that opens and closes a mouth.
上記パチンコ遊技機には擬似的な連荘状態を意図的に発生させる機能を備えたものが提案されている。この擬似的な連荘状態とは複数回の当り遊技が短い時間間隔で繰返される状態を称するものであり、高確率モードを継続させることに基づいて実現される。この従来のパチンコ遊技機は普通始動口および特別始動口を備えており、遊技球が通常確率モードの設定時に普通始動口に入球した場合には当り遊技を行うか否かが通常確率モードに応じた通常当り確率(例えば1/280)で判定され、当り遊技を行うと判定された場合には当り遊技が開始される。この当り遊技は特別始動口を閉鎖状態および開放状態相互間で切換えるものであり、遊技球は特別始動口の開放状態で特別始動口に入球することが許容され、特別始動口の閉鎖状態では特別始動口に入球することが禁止される。この特別始動口に遊技球が入球した場合には通常確率モードおよび高確率モードのいずれが設定されているかに拘らず大当り遊技を行うことが100%に近い高確率で判定され、大当り遊技を行うと判定された場合には特別入賞口を開閉する大当り遊技が終了した時点で遊技モードが高確率モードおよび通常確率モードのいずれかに設定される。 As the pachinko gaming machine, one having a function of intentionally generating a pseudo long-aid state has been proposed. This pseudo extended resort state refers to a state in which a plurality of hit games are repeated at short time intervals, and is realized based on continuing the high probability mode. This conventional pachinko machine has a normal start port and a special start port, and if the game ball enters the normal start port when the normal probability mode is set, whether or not to play a hit game is set in the normal probability mode. A normal hit probability (for example, 1/280) is determined. If it is determined that a hit game is to be performed, the hit game is started. In this hit game, the special start port is switched between the closed state and the open state, and the game ball is allowed to enter the special start port in the open state of the special start port, and in the closed state of the special start port. It is prohibited to enter the special starting gate. When a game ball enters the special starting port, it is determined with a high probability close to 100% that a big hit game is performed regardless of whether the normal probability mode or the high probability mode is set. If it is determined to be performed, the game mode is set to either the high probability mode or the normal probability mode when the big hit game for opening and closing the special prize opening is completed.
通常確率モードは一定の低確率で設定されるものであり、大当り遊技が終了した時点で通常確率モードが設定された場合には次回の当り遊技を行うことが通常確率モードに応じた一定の通常当り確率(例えば1/280)で判定されるので、次回の当り遊技が今回の当り遊技に続けて行われる確率が低くなる。高確率モードは一定の高確率で設定されるものであり、大当り遊技が終了した時点で高確率モードが設定された場合には次回の当り遊技を行うことが高確率モードに応じた一定の高当り確率(例えば275/280)で判定されるので、次回の当り遊技が今回の当り遊技に続けて行われる確率が高くなる。この高確率モードの設定状態で当り遊技が行われ、遊技球が高確率モードの設定状態で特別始動口に入球した場合には大当り遊技を行うことが100%に近い高確率で判定され、大当り遊技を行うと判定された場合には大当り遊技が終了した時点で通常確率モードおよび高確率モードのいずれかを設定するかが再び判定される。即ち、従来のパチンコ遊技機は高確率モードを継続させることに基づいて当り遊技を繰返すものである。この当り遊技の所要時間は1回の当り遊技中に4回の大当り遊技を行うことが可能な長時間に設定されており、障害釘は遊技球を特別入賞口ではなく特別始動口に優先的に誘導するようにレイアウトされている。 The normal probability mode is set with a certain low probability, and when the normal probability mode is set when the big hit game is finished, the next hit game is performed according to the normal probability mode. Since it is determined by the winning probability (for example, 1/280), the probability that the next winning game will be played after the current winning game becomes low. The high probability mode is set with a certain high probability, and if the high probability mode is set when the big hit game ends, the next hit game will be performed according to the high probability mode. Since it is determined by the winning probability (for example, 275/280), the probability that the next winning game will be played after the current winning game becomes high. When the hit game is performed in the setting state of the high probability mode, and the game ball enters the special starting port in the setting state of the high probability mode, it is determined with a high probability close to 100% that the big hit game is performed, When it is determined that the big hit game is to be performed, it is determined again whether the normal probability mode or the high probability mode is set when the big hit game ends. That is, the conventional pachinko gaming machine repeats the hit game based on continuing the high probability mode. The time required for this hit game is set to a long time that allows four big hit games to be played during a single hit game. It is laid out to guide you.
上記従来のパチンコ遊技機の場合には遊技球が特別始動口に入球することに基づいて保留回数が加算される。この保留回数には限度値として4回が設定されており、1回の当り遊技中には大当り遊技を行うか否かの判定処理が4回を限度回数として行われ、大当り遊技が4回を限度回数として行われる。この従来のパチンコ遊技機の場合には大当り遊技を行うと判定される毎に高確率モードを設定するか否かが判定され、高確率モードを設定するか否かの判定結果が特別図柄表示器に表示される。このため、遊技球を特別始動口に1個単位で入球させる単発打ちを行いながら特別図柄表示器の表示内容を確認し、特別図柄表示器に高確率モードを設定することが表示された時点で遊技球の単発打ちを停止する人為的な操作で高確率モードを恒久的に継続させ、当り遊技を恒久的に繰返すことが可能になる。 In the case of the conventional pachinko gaming machine described above, the number of holdings is added based on the game ball entering the special start port. A limit value of 4 is set for the number of times this is held. During a single hit game, whether or not a big hit game is played is determined with a limit of four times, and the big hit game is set to four times. It is done as a limit number of times. In the case of this conventional pachinko gaming machine, it is determined whether or not the high probability mode is set every time it is determined that the jackpot game is performed, and the determination result of whether or not the high probability mode is set is a special symbol display Is displayed. For this reason, when the special symbol display confirms the display content of the special symbol display while performing a single shot to enter the game ball into the special start-up unit by one unit, and when it is displayed that the high probability mode is set on the special symbol display Thus, the high-probability mode can be continuously continued by an artificial operation to stop the single shot of the game ball, and the hit game can be repeated repeatedly.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、当り遊技を人為的な操作で恒久的に繰返すことが不能なパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a pachinko gaming machine in which a hit game cannot be repeated permanently by an artificial operation.
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[18]限度回数更新手段を備え、[5]遊技モード設定手段が[19]の機能を備えているところに特徴を有する。
[1]遊技盤は遊技球が転動することが可能な遊技領域を有するものである。図2の符号16は遊技盤に相当し、図2の符号21は遊技領域に相当する。
[2]普通始動口は遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能なものであり、図2の普通図柄始動口23は普通始動口に相当する。
[3]特別始動口は遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な開放状態および入球することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の特別図柄始動口25は特別始動口に相当する。
[4]特別入賞口は遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な開放状態および入球することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の符号32は特別入賞口に相当する。
[5]遊技モード設定手段は特別入賞口を開閉する大当り遊技を行うことを予め決められた一定の通常大当り確率で判定する通常確率モードおよび通常大当り確率に比べて高い一定の高大当り確率で判定する高確率モードのそれぞれに遊技モードを設定することが可能なものであり、遊技モードは電源が投入されることに基づいて通常確率モードに設定される。図29のステップS2は遊技モード設定手段に相当するものであり、電源が投入されることに基づいて遊技モードを通常確率モードに相当する通常モードに設定する。図53のステップS330は遊技モード設定手段に相当するものであり、遊技モードを高確率モードに相当する確率変動モード2に設定する。
[6]当りカウンタ更新手段は当りカウンタを予め決められた一定の時間間隔で予め決められた一定の単位値だけ更新するものであり、当りカウンタの更新処理は予め決められた下限値および予め決められた上限値の範囲内で行われる。図32のステップS37とステップS38とステップS39は当りカウンタ更新手段を構成するものであり、図32のステップS37〜ステップS39で更新されるランダムカウンタMR4は当りカウンタに相当する。
[7]カウンタ記録手段は当りカウンタの検出結果が記録されるものであり、図20の普通図柄保留データ格納部111はカウンタ記録手段に相当する。
[8]当りカウンタ検出手段は遊技球が普通始動口に入球することに基づいて当りカウンタの更新結果を検出し、当りカウンタの検出結果をカウンタ記録手段に記録するものである。図30のステップS13は当りカウンタ検出手段に相当する。
[9]当り判定手段はカウンタ記録手段から検出順序が最も古い当りカウンタの記録結果を検出し、特別始動口を開閉する当り遊技を行うか否かを当りカウンタの検出結果に基づいて判定するものであり、通常確率モードが設定されている場合には当り遊技を行うことが通常大当り確率に比べて低い一定の通常当り確率で判定され、高確率モードが設定されている場合には当り遊技を行うことが通常当り確率に比べて高い一定の高当り確率で判定される。図35のステップS81は当り判定手段に相当する。
[10]カウンタ消去手段は当り判定手段が当り遊技を行うか否かを判定することに基づいて当り遊技を行うか否かを判定することに使用した当りカウンタの記録結果をカウンタ記録手段から消去するものであり、図36のステップS102はカウンタ消去手段に相当する。
[11]普通図柄表示器は当り判定手段の判定結果が表示されるものであり、図2の符号31は普通図柄表示器に相当する。
[12]データ記録手段は開始インターバル時間と開放時間と終了インターバル時間のそれぞれが予め記録されたものである。開始インターバル時間は当り遊技で特別始動口を開放状態にする前に閉鎖状態にしておくための待機時間であり、開放時間は当り遊技で特別始動口を開始インターバル時間の経過後に開放状態にしておくための限度時間であり、終了インターバル時間は当り遊技で特別始動口を開放時間の経過後に閉鎖状態にしておくための待機時間である。図3のメイン制御回路50のROM52はデータ記録手段に相当するものであり、図19の開始インターバル期間「1700msec」および「100msec」のそれぞれは開始インターバル時間に相当し、図19の開放期間「5300msec」は開放時間に相当し、図19の終了インターバル期間「8500msec」はインターバル時間に相当する。
[13]当り遊技手段は当り判定手段が当り遊技を行うと判定した場合に普通図柄表示器に当り判定手段の判定結果が表示されたことを基準に特別始動口を閉鎖状態にしたまま開始インターバル時間が経過することを待つ処理と開始インターバル時間が経過したことを基準に開放時間が経過することを限度に開放状態にしておく処理と開放時間が経過したことを基準に終了インターバル時間が経過するまで閉鎖状態にしておく処理のそれぞれを順に行うものであり、特別始動口を開放してから開放時間が経過する前に特別始動口に予め決められた限度個数の遊技球が入球した場合には特別始動口を閉鎖して開放時間が経過することを待ち、特別始動口を開放してから開放時間が経過しても特別始動口に限度個数の遊技球が入球しなかった場合には開放時間が経過することに基づいて特別始動口を閉鎖する。図34のステップS65とステップS66とステップS67は当り遊技手段を構成するものである。
[14]大当りカウンタ更新手段は大当りカウンタを予め決められた一定の時間間隔で予め決められた一定の単位値だけ更新するものであり、大当りカウンタの更新処理は予め決められた下限値および予め決められた上限値の範囲内で行われる。図32のステップS31とステップS32とステップS33は大当りカウンタ更新手段を構成するものであり、ステップS31〜ステップS33で更新されるランダムカウンタMR1は大当りカウンタに相当する。
[15]大当り判定手段は遊技球が当り遊技の開放時間内に特別始動口に入球することに基づいて大当りカウンタの更新結果を検出し、特別入賞口を開閉する大当り遊技を行うか否かを大当りカウンタの検出結果に基づいて判定するものであり、通常確率モードが設定されている場合には大当り遊技を行うことが通常大当り確率で判定され、高確率モードが設定されている場合には大当り遊技を行うことが高大当り確率で判定される。図43のステップS197は大当り判定手段に相当する。
[16]特別図柄表示器は大当り判定手段の判定結果を報知する特別図柄遊技の映像が予め決められた所要時間で表示されるものであり、図2の符号37は特別図柄表示器に相当する。
[17]大当り遊技手段は大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定した場合に特別図柄遊技の映像の表示が終了したことを基準に大当り遊技を開始するものである。この大当り遊技は遊技球が当り遊技の開放時間が始まると同時に特別始動口に入球した場合および当り遊技の開放時間が終わると同時に特別始動口に入球した場合のいずれであっても当り遊技の開放時間が終了した直後の終了インターバル時間内で終了するように行われるものであり、今回の当り遊技が開始されてから今回の当り遊技が終了するまでの期間内には1回のみの大当り遊技を行うことが許容されている。図42のステップS185とステップS186とステップS187とステップS188とステップS189は大当り遊技手段を構成するものである。
[18]限度回数更新手段は遊技モードが通常確率モードに設定されている状態で大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて高確率モードの継続回数である限度回数を予め決められた初期値に設定するものであり、限度回数は遊技モードが高確率モードに設定されている状態で大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて予め決められた一定の単位値だけ更新される。図45のステップS233は限度回数更新手段に相当するものであり、遊技モードが通常モードに設定されている状態で大当りであると判定されることに基づいて限度回数に相当するリミットカウンタMN3に初期値「10」を設定する。図48のステップS256は限度回数更新手段に相当するものであり、遊技モードが確率変動モード2に設定されている状態で大当りであると判定されることに基づいてリミットカウンタMN3から一定の単位値「1」を減算する。
[19]遊技モード設定手段は遊技モードが通常確率モードに設定されている状態で大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて遊技モードを高確率モードに設定するものであり、限度回数更新手段が限度回数を予め決められた限度値に更新するまで遊技モードを高確率モードに維持する。
The pachinko gaming machine according to
[1] The game board has a game area in which a game ball can roll.
[2] The normal start opening is a place where a game ball rolling in the game area of the game board can enter, and the normal symbol start opening 23 in FIG. 2 corresponds to the normal start opening.
[3] The special start port is switched between an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and a closed state in which it cannot enter, FIG. The special symbol start opening 25 corresponds to a special start opening.
[4] The special prize opening is switched between an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and a closed state in which it cannot enter, FIG. The
[5] The game mode setting means makes a determination based on a normal probability mode in which a jackpot game for opening and closing the special prize opening is performed with a predetermined constant normal jackpot probability and a constant high jackpot probability that is higher than the normal jackpot probability. A game mode can be set for each of the high probability modes, and the game mode is set to the normal probability mode based on power-on. Step S2 in FIG. 29 corresponds to the game mode setting means, and the game mode is set to the normal mode corresponding to the normal probability mode based on the power being turned on. Step S330 in FIG. 53 corresponds to the game mode setting means, and the game mode is set to the
[6] The hit counter updating means updates the hit counter by a predetermined unit value at a predetermined time interval, and the hit counter updating process is performed by a predetermined lower limit value and a predetermined value. It is performed within the range of the specified upper limit value. Steps S37, S38, and S39 in FIG. 32 constitute a hit counter updating means, and the random counter MR4 updated in steps S37 to S39 in FIG. 32 corresponds to a hit counter.
[7] The counter recording means records the detection result of the hit counter, and the normal symbol holding
[8] The hit counter detecting means detects the hit counter update result based on the game ball entering the normal starting port, and records the hit counter detection result in the counter recording means. Step S13 in FIG. 30 corresponds to a hit counter detecting means.
[9] The hit judging means detects from the counter recording means the record result of the hit counter whose detection order is the oldest, and judges whether or not a hit game for opening and closing the special start port is performed based on the hit counter detection result. When the normal probability mode is set, it is determined that the hit game is performed at a constant normal hit probability that is lower than the normal jackpot probability, and when the high probability mode is set, the hit game is determined. What to do is determined with a constant high hit probability that is higher than the normal hit probability. Step S81 in FIG. 35 corresponds to a hit determination means.
[10] The counter erasing means erases the record result of the hit counter used to determine whether or not the hit game is performed based on the determination of whether or not the hit determination means performs the hit game from the counter recording means. Step S102 in FIG. 36 corresponds to counter erasing means.
[11] The normal symbol display displays the determination result of the hit determination means, and
[12] The data recording means records the start interval time, the release time, and the end interval time in advance. The start interval time is a waiting time for the special start port to be closed before being opened in the hit game, and the open time is set to be open after the start interval time has elapsed in the hit game. The end interval time is a waiting time for keeping the special start port closed in the hit game after the opening time has elapsed. The
[13] When the hit determining means determines that the hit determining means performs a hit game, the start interval is maintained with the special start port being closed based on the determination result of the hit determining means being displayed on the normal symbol display. Processing that waits for the time to elapse and processing that keeps the open state based on the elapse of the opening time based on the elapse of the start interval time and the end interval time that elapses based on the elapse of the opening time Each of the processes that are kept in a closed state is performed in order, and when a predetermined number of game balls enter the special starting port before the opening time elapses after the special starting port is opened If you wait for the opening time to elapse after closing the special start port, and the maximum number of game balls does not enter the special start port after the special start port has opened To close the special start-up hole based on the fact that the opening time has elapsed. Steps S65, S66, and S67 in FIG. 34 constitute a hit gaming means.
[14] The jackpot counter updating means updates the jackpot counter by a predetermined unit value at a predetermined time interval, and the updating process of the jackpot counter includes a predetermined lower limit value and a predetermined limit value. It is performed within the range of the specified upper limit. Steps S31, S32, and S33 in FIG. 32 constitute a big hit counter updating means, and the random counter MR1 updated in steps S31 to S33 corresponds to the big hit counter.
[15] The jackpot determining means detects whether or not to perform a jackpot game for opening and closing the special winning opening by detecting the update result of the jackpot counter based on the game ball entering the special start port within the opening time of the game. Is determined based on the detection result of the jackpot counter, and when the normal probability mode is set, it is usually determined that the jackpot game is played with the jackpot probability, and when the high probability mode is set It is determined with a high jackpot probability that a jackpot game will be played. Step S197 in FIG. 43 corresponds to a big hit determination means.
[16] In the special symbol display, a special symbol game video for notifying the determination result of the jackpot determination means is displayed for a predetermined time, and
[17] The big hit game means starts the big hit game based on the end of the display of the video of the special symbol game when the big hit determination means determines that the big hit game is performed. This jackpot game is a win game regardless of whether the game ball enters the special start opening at the same time as the opening time of the hit game starts or enters the special start opening at the same time as the opening time of the hit game ends. This is done so that it ends within the end interval time immediately after the end of the opening time, and only one big hit within the period from the start of this hit game to the end of this hit game Playing games is allowed. Step S185, step S186, step S187, step S188, and step S189 in FIG. 42 constitute a jackpot gaming means.
[18] The limit number update means can determine in advance a limit number that is the continuation number of the high probability mode based on the fact that the jackpot determination means determines that the jackpot game is performed in the state where the game mode is set to the normal probability mode. The limit number of times is limited to a predetermined unit value determined in advance based on the fact that the jackpot determining means determines that the jackpot game will be performed in the state where the game mode is set to the high probability mode. Updated. Step S233 in FIG. 45 corresponds to the limit number update means, and is initially set in the limit counter MN3 corresponding to the limit number based on the fact that the game mode is set to the normal mode and is determined to be a big hit. The value “10” is set. Step S256 in FIG. 48 corresponds to the limit number update means, and based on the fact that it is determined that the game mode is a big hit in the state where the
[19] The game mode setting means sets the game mode to the high probability mode based on the fact that the jackpot determination means determines that the jackpot game is performed in the state where the game mode is set to the normal probability mode. The game mode is maintained in the high probability mode until the number updating means updates the limit number to a predetermined limit value.
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の作用の説明
遊技球が普通始動口に入球した場合には当りカウンタの更新結果が検出され、当りカウンタの検出結果がカウンタ記録手段に記録される。このカウンタ記録手段に当りカウンタの検出結果が記録されている場合にはカウンタ記録手段から検出順序が最も古い当りカウンタの記録結果が検出され、当りカウンタの検出結果に基づいて当り遊技を行うか否かが遊技モードの設定結果に応じた確率で判定される。この遊技モードは電源が投入されることに基づいて通常確率モードに初期設定されるものであり、遊技モードが通常確率モードに設定されている場合には当り遊技を行うことが通常確率モードに応じた通常当り確率で判定される。この当り遊技を行うか否かの判定処理が終了した場合にはカウンタ記録手段から検出順序が最も古い1番目の当りカウンタの記録結果が消去される。
1. Description of the operation of the pachinko gaming machine according to
当り遊技を行うと判定された場合には普通図柄表示器に当りの判定結果が表示されることに基づいて当り遊技が開始される。この当り遊技は普通図柄表示器に当りの判定結果が表示されたことを基準に特別始動口を開始インターバル時間が経過するまで閉鎖し、開始インターバル時間が経過したことを基準に開放時間が経過することを限度に特別始動口を開放し、開放時間が経過したことを基準に終了インターバル時間が経過するまで特別始動口を閉鎖するものであり、特別始動口は開放時間が経過する前に限度個数の遊技球が入球した場合には限度個数の遊技球が入球した時点で閉鎖され、開放時間が経過しても限度個数の遊技球が入球しなかった場合には開放時間が経過することに基づいて閉鎖される。 When it is determined that a winning game is to be performed, the winning game is started based on the fact that the winning determination result is displayed on the normal symbol display. In this hit game, the special start port is closed until the start interval time elapses on the basis that the hit determination result is displayed on the normal symbol display, and the open time elapses based on the start interval time elapses. The special start opening is opened until the end interval time elapses, based on the fact that the opening time has elapsed, and the number of special start openings is limited before the open time elapses. When a game ball enters, it is closed when the limit number of game balls enter, and when the limit number of game balls do not enter even if the release time elapses, the release time elapses Closed based on that.
当り遊技の開放時間内に特別始動口に遊技球が入球した場合には大当りカウンタの更新結果が検出され、大当りカウンタの検出結果に基づいて大当り遊技を行うか否かが判定される。この大当り遊技を行うことは通常確率モードの設定時に遊技球が普通始動口に入球することに基づいて当り遊技を行うと判定される通常当り確率に比べて高い高大当り確率で判定されるものであり、通常確率モードの設定時に大当り遊技を行うと判定された場合には特別図柄表示器に特別図柄遊技の映像が表示されることに基づいて大当りであると判定されたことが報知される。これと共に限度回数に初期値が設定され、遊技モードが高確率モードに設定され、特別図柄遊技の映像の表示が終了したことを基準に特別入賞口を開閉する大当り遊技が開始される。 When a game ball enters the special start port within the time when the hit game is released, the update result of the big hit counter is detected, and it is determined whether or not the big hit game is performed based on the detection result of the big hit counter. Playing this jackpot game is determined with a high jackpot probability that is higher than the normal hit probability that is determined to play a hit game based on the game ball entering the normal starting port when the normal probability mode is set When it is determined that the big hit game is to be performed when the normal probability mode is set, it is notified that the big hit game is determined based on the video of the special symbol game being displayed on the special symbol display. . At the same time, an initial value is set for the limit number, the game mode is set to the high probability mode, and the big hit game for opening and closing the special prize opening is started on the basis that the display of the special symbol game video is finished.
大当り遊技は遊技球が当り遊技の開放時間が始まると同時に特別始動口に入球した場合および当り遊技の開放時間が終わると同時に特別始動口に入球した場合のいずれであっても当り遊技の開放時間が終了した直後の終了インターバル時間内で終了するように行われるものであり、大当り遊技が終了した時点では当り遊技で特別始動口が閉鎖状態にされている。即ち、遊技モードは当り遊技の終了前に通常確率モードから高確率モードに切換えられるものであり、当り遊技が終了した時点でカウンタ記録手段に当りカウンタの検出結果が記録されている場合には当りカウンタの記録結果に基づいて当り遊技を行うことが高確率モードに応じた一定の高当り確率で判定されるので、今回の当り遊技が終了した直後に次回の当り遊技が高確率モードに応じた高当り確率で直ちに開始される。 In the big hit game, both the case where the game ball enters the special start opening at the same time as the start time of the hit game starts and the case where the game ball enters the special start opening at the same time as the end time of the hit game ends, It is performed so as to end within an end interval time immediately after the opening time ends, and when the big hit game ends, the special start port is closed in the hit game. That is, the game mode is switched from the normal probability mode to the high probability mode before the winning game is finished, and when the winning counter is recorded in the counter recording means when the winning game is finished, Based on the recorded result of the counter, the hit game is determined with a constant high hit probability corresponding to the high probability mode, so that the next hit game corresponds to the high probability mode immediately after the end of the current hit game. It starts immediately with a high hit probability.
次回の当り遊技で遊技球が特別始動口に入球した場合には大当りカウンタの更新結果が検出され、大当りカウンタの検出結果に基づいて大当り遊技を行うか否かが判定される。この場合には遊技モードが高確率モードに設定されており、大当り遊技を行うことが高確率モードに応じた高大当り確率で判定される。この高確率モードの設定状態で大当り遊技を行うと判定された場合には限度回数から単位値が更新される。この単位値の更新結果が限度値に到達していない場合には遊技モードが高確率モードに維持されるので、限度回数の更新結果が限度値に到達するまでは高確率モードの継続状態で当り遊技および大当り遊技のそれぞれが繰返される。
2.請求項1記載のパチンコ遊技機の効果の説明
大当り遊技は特別図柄遊技の映像の表示が終了したことを基準に開始され、遊技球が当り遊技の開放時間が始まると同時に特別始動口に入球した場合および当り遊技の開放時間が終わると同時に特別始動口に入球した場合のいずれであっても当り遊技の開放時間が終了した直後の終了インターバル時間内で終了するものであり、当り遊技が開始されてから終了するまでの期間内には1回のみの大当り遊技が行われることが許容されている。このため、1回の当り遊技中に特別図柄表示器の表示内容を確認しながら遊技球を単発打ちする人為的な操作で遊技モードを切換えることが不能になるので、当り遊技を恒久的に繰返すことができなくなる。しかも、遊技モードが通常確率モードに設定されている状態で大当り遊技を行うと判定された場合には限度回数に初期値が設定され、遊技モードが高確率モードに設定され、限度回数が限度値に更新されるまで遊技モードが高確率モードに維持されるので、複数回の当り遊技および大当り遊技のそれぞれを高確率モードの継続状態で続けて発生する。
When the game ball enters the special start port in the next hit game, the update result of the big hit counter is detected, and it is determined whether or not the big hit game is performed based on the detection result of the big hit counter. In this case, the game mode is set to the high probability mode, and it is determined with a high jackpot probability corresponding to the high probability mode that the jackpot game is performed. When it is determined that the big hit game is to be performed in the setting state of the high probability mode, the unit value is updated from the limit number of times. When the update result of this unit value has not reached the limit value, the game mode is maintained in the high probability mode. Therefore, until the update result of the limit number reaches the limit value, the high probability mode is continued. Each of the game and the jackpot game is repeated.
2. Description of the effect of the pachinko gaming machine according to
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には外枠1の前方に位置して内枠2が装着されている。この内枠2には横長な長方形状の上皿板3が装着されており、上皿板3には上皿4が固定されている。この上皿4は賞品として払出される遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。内枠2には上皿板3の下方に位置して横長な長方形状の下皿板5が装着されており、下皿板5には下皿6が固定されている。この下皿6は上皿4内から溢れた遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
As shown in FIG. 1, an
下皿板5の右端部には、図1に示すように、ハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が装着されている。この発射ハンドル8は遊技者が前方から手指で操作するものであり、前後方向へ指向する軸を中心に回動可能にされている。内枠2には上皿4の後方に位置して発射ソレノイドが固定されており、発射ソレノイドの出力軸には打球槌9が連結されている。この発射ソレノイドは打球槌9の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が回動操作されたときには発射ソレノイドに駆動電源が与えられ、打球槌9が駆動することに基づいて上皿4内の遊技球を上皿4内から弾き出す。
As shown in FIG. 1, a
内枠2には、図1に示すように、上皿板3の上方に位置して前枠10が装着されている。この前枠10は内枠2の前方に配置されたものであり、前枠10には円形状をなす透明なガラス窓11が固定されている。この前枠10の左上隅部および右上隅部のそれぞれにはスピーカカバー12が固定されている。これら両スピーカカバー12のそれぞれは網状をなすものであり、両スピーカカバー12のそれぞれの後方にはスピーカ13が配置されている。これら両スピーカ13のそれぞれは前枠10に固定されたものであり、両スピーカ13のそれぞれが再生する効果音は前方のスピーカカバー12を通して放出される。前枠10には両スピーカカバー12のそれぞれの下方に位置して2個のランプカバー14が固定されている。これら合計4個のランプカバー14のそれぞれは有色透明なものであり、4個のランプカバー14のそれぞれの後方には複数の電飾LED15(図3参照)が配置されている。これら複数の電飾LED15のそれぞれは前枠10に固定されたものであり、4個のランプカバー14のそれぞれは後方の電飾LED15が点灯することに基づいて照明される。
As shown in FIG. 1, a
内枠2には、図2に示すように、垂直な板状の遊技盤16が装着されている。この遊技盤16は前枠10の後方に配置されたものであり、前枠10のガラス窓11は遊技盤16を前方から視覚的に認識可能に覆っている。この遊技盤16には外レール17と内レール18と球止めゴム19のそれぞれが固定されている。これら外レール17〜球止めゴム19のそれぞれは遊技盤16の前方に配置されたものであり、外レール17および内レール18のそれぞれは円弧状の金属板から構成され、球止めゴム19は外レール17および内レール18相互間の隙間を塞ぐゴムから構成されている。
As shown in FIG. 2, a vertical plate-
遊技盤16には、図2に示すように、発射通路20および遊技領域21のそれぞれが形成されている。発射通路20は外レール17および内レール18相互間に位置する円弧状の隙間を称するものであり、遊技領域21は外レール17と内レール18と球止めゴム19によって囲まれた領域のうち発射通路20を除く円形状の領域を称するものであり、打球槌9が弾いた遊技球は発射通路20を通して遊技領域21内に放出される。この遊技領域21内には複数の障害釘22が固定されており、発射通路20から遊技領域21内に放出された遊技球は障害釘22に当りながら遊技領域21内を落下する。即ち、遊技領域21は遊技球が転動することが可能な転動領域に相当するものである。
As shown in FIG. 2, the
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して普通図柄始動口23が固定されている。この普通図柄始動口23は遊技領域21内を転動する遊技球が通過することが可能なものであり、上面および下面のそれぞれが開口するコ字枠状をなしている。この普通図柄始動口23内には普通図柄始動口センサ24(図3参照)が固定されている。この普通図柄始動口センサ24は検出領域内に金属物が進入することに基づいて発振状態が変化する近接スイッチからなるものであり、遊技球が普通図柄始動口23内に入賞したときには普通図柄始動口センサ24の発振状態が変化することに基づいて普通図柄始動口センサ24から普通図柄始動信号が出力される。
As shown in FIG. 2, the
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して特別図柄始動口25が固定されている。この特別図柄始動口25は遊技領域21内を転動する遊技球が入賞することが可能なものであり、上面が開口するポケット状をなしている。この特別図柄始動口25内には近接スイッチからなる特別図柄始動口センサ26(図3参照)が固定されており、遊技球が特別図柄始動口25内に入賞したときには特別図柄始動口センサ26から特別図柄始動信号が出力される。この特別図柄始動口25には、図2に示すように、2枚の羽根板27が装着されている。これら両羽根板27のそれぞれは垂直な閉鎖状態(実線参照)および水平な開放状態(二点鎖線参照)相互間で前後方向へ指向する軸28を中心に回動可能にされたものであり、両羽根板27のそれぞれの開放状態では遊技領域21内を転動する遊技球が両羽根板27のそれぞれに乗って特別図柄始動口25内に入賞することが許容される。
As shown in FIG. 2, a special
遊技盤16には、図2に示すように、特別図柄始動口25の上方に位置して4本の障害釘22が固定されている。これら4本の障害釘22は両羽根板27のそれぞれの閉鎖状態で両羽根板27相互間の隙間を上方から塞ぐものであり、両羽根板27のそれぞれの閉鎖状態で遊技領域21内を転動する遊技球が特別図柄始動口25内に入賞することを禁止する。即ち、特別図柄始動口25は両羽根板27のそれぞれの開放状態で遊技球が入賞することが可能な開放状態になるものであり、両羽根板27のそれぞれの閉鎖状態では遊技球が入賞することが不能な閉鎖状態になる。これら両羽根板27のそれぞれは共通の特別図柄始動口ソレノイド29(図3参照)の出力軸に連結されている。この特別図柄始動口ソレノイド29は電気的なオフ状態で両羽根板27のそれぞれを閉鎖状態に操作するものであり、両羽根板27のそれぞれは特別図柄始動口ソレノイド29の電気的なオン状態で開放状態に操作される。
As shown in FIG. 2, four
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して表示台枠30が固定されており、表示台枠30には普通図柄表示器31が固定されている。この普通図柄表示器31はドットマトリクス形のLED表示器から構成されたものであり、遊技球が普通図柄始動口23内を通過した場合には当りであるか否かの判定処理が行われ、普通図柄表示器31に普通図柄遊技の映像が表示される。この普通図柄遊技の映像は普通図柄「○」および普通図柄「×」を交互に表示するものであり、当りであると判定された場合には普通図柄遊技の映像が普通図柄「○」で停止し、当りではない外れであると判定された場合には普通図柄遊技の映像が普通図柄「×」で停止する。この普通図柄「○」を当り図柄と称し、普通図柄「×」を外れ図柄と称する。
As shown in FIG. 2, a
普通図柄表示器31に当り図柄「○」が停止表示された場合には当り遊技が開始される。この当り遊技は、図4に示すように、開始インターバル期間と開放期間と終了インターバル期間からなるものであり、普通図柄表示器31に外れ図柄「×」が停止表示された場合には当り遊技が開始されない。開始インターバル期間は普通図柄遊技が終了してから開放期間が始まるまでの待機期間であり、終了インターバル期間は開放期間が終了してから当り遊技が終了するまでの待機期間である。開放期間は特別図柄始動口25を開放することに基づいて特別図柄始動口25内に遊技球が入賞することを許容する期間である。この特別図柄始動口25は当り遊技で開放期間が始まることに基づいて開放されるものであり、遊技球の特別図柄始動口25に対する入賞個数が上限値に到達または開放期間が終了することに基づいて閉鎖される。
When the winning symbol “◯” is stopped and displayed on the
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して特別入賞口32が固定されている。この特別入賞口32は遊技領域21内を転動する遊技球が入賞することが可能なものであり、上面が開口するポケット状をなしている。この特別入賞口32は特別図柄始動口25の下方に配置されたものであり、特別入賞口32内には特別入賞口センサ33(図3参照)が固定されている。この特別入賞口センサ33は近接スイッチからなるものであり、遊技球が特別入賞口32内に入賞したときには特別入賞口センサ33から特別入賞信号が出力される。この特別入賞口32には、図2に示すように、2枚の羽根板34が装着されている。これら両羽根板34のそれぞれは垂直な閉鎖状態(実線参照)および水平な開放状態(二点鎖線参照)相互間で前後方向へ指向する軸35を中心に回動可能にされたものであり、両羽根板34のそれぞれの開放状態では遊技領域21内を転動する遊技球が両羽根板34のそれぞれに乗って特別入賞口32内に入賞することが許容される。
As shown in FIG. 2, a special winning
遊技盤16には、図2に示すように、特別入賞口32の上方に位置して3本の障害釘22が固定されている。これら3本の障害釘22は両羽根板34のそれぞれの閉鎖状態で両羽根板34相互間の隙間を上方から塞ぐものであり、両羽根板34のそれぞれの閉鎖状態で遊技領域21内を転動する遊技球が特別入賞口32内に入賞することを禁止する。即ち、特別入賞口32は両羽根板34のそれぞれの開放状態で遊技球が入賞することが可能な開放状態になるものであり、両羽根板34のそれぞれの閉鎖状態では遊技球が入賞することが不能な閉鎖状態になる。これら両羽根板34のそれぞれは共通の特別入賞口ソレノイド36(図3参照)の出力軸に連結されている。この特別入賞口ソレノイド36は電気的なオフ状態で両羽根板34のそれぞれを閉鎖状態に操作するものであり、両羽根板34のそれぞれは特別入賞口ソレノイド36の電気的なオン状態で開放状態に操作される。この特別入賞口32は特別図柄始動口25の下方に配置されたものであり、特別図柄始動口25および特別入賞口32のそれぞれが開放状態に操作されている場合には遊技球が特別図柄始動口25に優先的に入賞する。
As shown in FIG. 2, three
表示台枠30には、図2に示すように、特別図柄表示器37が固定されている。この特別図柄表示器37はドットマトリクス形のLED表示器から構成されたものであり、遊技球が特別図柄始動口25内に入賞したときには大当りであるか否かの判定処理が行われ、特別図柄表示器37に特別図柄遊技の映像が表示される。この特別図柄遊技の映像は特別図柄を予め決められた順序「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」・・・で循環的に変化させるものであり、大当りであると判定された場合には特別図柄の循環的な変動表示が「2」「3」「4」「5」のいずれかで停止し、大当りではない外れであると判定された場合には特別図柄の循環的な変動表示が「1」で停止する。この特別図柄「1」を外れ図柄と称し、特別図柄「2」「3」「4」「5」のそれぞれを大当り図柄と称する。
As shown in FIG. 2, a
特別図柄遊技で特別図柄表示器37に大当り図柄「2」〜「5」のいずれかが停止表示された場合には大当り遊技が開始される。この大当り遊技は、図4に示すように、開始インターバル期間と1ラウンド開放期間と中間インターバル期間と2ラウンド開放期間と終了インターバル期間からなるものであり、特別図柄遊技で特別図柄表示器37に外れ図柄「1」が停止表示された場合には大当り遊技が開始されない。開始インターバル期間は特別図柄遊技が終了してから1ラウンド開放期間が始まるまでの待機期間であり、終了インターバル期間は2ラウンド開放期間が終了してから大当り遊技が終了するまでの待機期間である。1ラウンド開放期間および2ラウンド開放期間のそれぞれは特別入賞口32を開放することに基づいて特別入賞口32内に遊技球が入賞することを許容する期間であり、中間インターバル期間は1ラウンド開放期間が終了してから2ラウンド開放期間が始まるまでの待機期間である。特別入賞口32は大当り遊技で1ラウンド開放期間および2ラウンド開放期間のそれぞれが始まることに基づいて開放されるものであり、1ラウンド開放期間では遊技球の特別入賞口32に対する入賞個数が上限値に到達または1ラウンド開放期間が終了することに基づいて特別入賞口32が閉鎖され、2ラウンド開放期間では遊技球の特別入賞口32に対する入賞個数が上限値に到達または2ラウンド開放期間が終了することに基づいて特別入賞口32が閉鎖される。
In the case of a special symbol game, when any of the big hit symbols “2” to “5” is stopped and displayed on the
特別図柄遊技の遊技モードには、図5に示すように、通常モードと時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2の4種類が設定されており、通常モード〜確率変動モード2のそれぞれは大当りであると判定されることに基づいて設定される。大当り図柄「2」は遊技モードが通常モードに設定されることを示すものであり、通常大当り図柄と称する。大当り図柄「3」は遊技モードが時間短縮モードに設定されることを示すものであり、時短大当り図柄と称する。大当り図柄「4」は遊技モードが確率変動モード1に設定されることを示すものであり、確変大当り図柄1と称する。大当り図柄「5」は遊技モードが確率変動モード2に設定されることを示すものであり、確変大当り図柄2と称する。
As shown in FIG. 5, there are four types of special symbol game modes: normal mode, time reduction mode,
遊技モードは電源投入時に通常モードに初期設定されるものであり、遊技モードが通常モードに設定されている場合には、図5に示すように、当りであることが固定的な通常確率Xanで判定され、普通図柄遊技の所要時間が可変的な通常時間Tanに設定され、大当りであることが固定的な通常確率Xonで判定され、特別図柄遊技の所要時間が固定的な通常時間Tonに設定される。時間短縮モードは普通図柄遊技の所要時間を通常モードでの普通図柄遊技の所要時間Tanに比べて短い固定的な短時間Tasに設定し、特別図柄遊技の所要時間を通常モードでの特別図柄遊技の所要時間Tonに比べて短い固定的な短時間Tosに設定するものであり、遊技モードが時間短縮モードに設定されている場合には当りであることが通常モードでの当り確率Xanに比べて高い固定的な高確率Xahで判定され、大当りであることが通常モードでの大当り確率Xonと同一の固定的な通常確率Xonで判定される。 The game mode is initially set to the normal mode when the power is turned on, and when the game mode is set to the normal mode, as shown in FIG. It is determined, and the time required for normal symbol games is set to a variable normal time Tan, and it is determined that the jackpot is a fixed normal probability Xon, and the time required for special symbol games is set to a fixed normal time Ton Is done. In the time reduction mode, the time required for normal symbol games is set to a fixed short time Tas, which is shorter than the time required for normal symbol games Tan in the normal mode. Is set to a short fixed time Tos, which is shorter than the required time Ton, and when the game mode is set to the time reduction mode, the hit is compared to the hit probability Xan in the normal mode. It is determined with a high fixed high probability Xah, and it is determined with a fixed normal probability Xon that is the same as the big hit probability Xon in the normal mode.
確率変動モード1は当りであることを固定的な高確率Xah1で判定し、大当りであることを固定的な高確率Xohで判定する遊技モードであり、確率変動モード1での当り確率Xah1は通常モードでの当り確率Xanおよび時間短縮モードでの当り確率Xahのそれぞれに比べて高く設定され、確率変動モード1での大当り確率Xohは通常モードでの大当り確率Xonおよび時間短縮モードでの大当り確率Xonのそれぞれに比べて高く設定されている。この確率変動モード1の設定時には普通図柄遊技の所要時間が時間短縮モードでの普通図柄遊技の所要時間と同一の固定的な短時間Tasに設定され、特別図柄遊技の所要時間が通常モードでの特別図柄遊技の所要時間と同一の固定的な通常時間Tonに設定される。
The
確率変動モード2は当りであることを固定的な高確率Xah2で判定し、大当りであることを固定的な高確率Xohで判定する遊技モードであり、確率変動モード2での当り確率Xah2は通常モードでの当り確率Xanと時間短縮モードでの当り確率Xahと確率変動モード1での当り確率Xah1のそれぞれに比べて高く設定され、確率変動モード2での大当り確率Xohは確率変動モード1での大当り確率Xohと同一値に設定されている。この確率変動モード2の設定時には普通図柄遊技の所要時間が時間短縮モードでの普通図柄遊技の所要時間および確率変動モード1での普通図柄遊技の所要時間のそれぞれと同一の固定的な短時間Tasに設定され、特別図柄遊技の所要時間が時間短縮モードでの特別図柄遊技の所要時間と同一の固定的な短時間Tosに設定される。
The
図6は大当りであると判定されることに基づいて遊技モードが切換えられる様子を示すものであり、遊技モードが通常モードに設定されている状態で大当りであると判定された場合には限度回数が「10」に初期設定される。この限度回数は大当り遊技の継続限度回数を称するものであり、大当り遊技が開始される毎に単位値「1」だけ減算される。この限度回数が初期設定される大当りは1回目の大当りと称されるものであり、1回目の大当りが判定された場合には直後の1回目の大当り遊技が終了する時点で遊技モードが通常モードから確率変動モード2に切換えられる。この遊技モードは限度回数が限度値「0」に減算されるまで確率変動モード2に維持されるものであり、2回目の大当り〜10回目の大当りの合計9回の大当りのそれぞれは確率変動モード2の設定状態で判定される。
FIG. 6 shows a state in which the game mode is switched based on the fact that it is determined that the game is a big hit. When the game mode is set to the normal mode, the limit number of times is determined Is initially set to “10”. This limit number refers to the continuation limit number of jackpot games, and is subtracted by the unit value “1” every time the jackpot game is started. The big hit that is initially set for this limit is called the first big hit. When the first big hit is judged, the game mode is set to the normal mode at the time when the first big hit game immediately after is finished. To the
10回目の大当りが判定された場合には直後の10回目の大当り遊技が終了する時点で遊技モードが確率変動モード2から時間短縮モードに切換えられる。この時間短縮モードの設定状態で1回目の大当りが判定された場合には限度回数が「10」に初期設定され、1回目の大当り遊技が終了する時点で遊技モードが時間短縮モードから確率変動モード1または確率変動モード2に切換えられる。この遊技モードが確率変動モード1に切換えられた場合には2回目の大当りが判定されることに基づいて遊技モードが確率変動モード1または確率変動モード2に設定され、遊技モードが確率変動モード2に切換えられた場合には限度回数が限度値「0」に減算されるまで確率変動モード2が継続する。この限度回数が限度値「0」に再び減算された時点で遊技モードが確率変動モード2に設定されている場合には確率変動モード2から時間短縮モードに切換えられ、遊技モードが確率変動モード1に設定されている場合には確率変動モード1から通常モードまたは時間短縮モードに切換えられる。
When the tenth big hit is determined, the game mode is switched from the
図7は当り遊技および大当り遊技相互間の時間的な関係を示すものであり、通常モードの設定時に当りであると判定された場合には普通図柄遊技が終了することに基づいて当り遊技の開始インターバル期間が始まる。この開始インターバル期間が終了したときには開放期間が始まり、特別図柄始動口25が開放される。この通常モードの設定時に特別図柄始動口25内に遊技球が入賞することに基づいて大当りであると判定された場合には限度回数が「10」に初期設定され、特別図柄遊技が終了することに基づいて1回目の大当り遊技が開始される。
FIG. 7 shows the temporal relationship between the win game and the big win game. When it is determined that the game is a win when the normal mode is set, the normal game is ended based on the end of the normal game. The interval period begins. When this start interval period ends, the opening period starts and the special
特別図柄遊技および大当り遊技の合計の所要時間は、図7に示すように、遊技球が特別図柄始動口25内に当り遊技の開放期間が始まると同時に入賞した場合であっても当り遊技の終了インターバル期間内で大当り遊技が終了するように予め設定されており、1回の当り遊技では1回の大当り遊技のみを行うことが許容されている。これら特別図柄遊技および大当り遊技の合計の所要時間は遊技球が特別図柄始動口25内に当り遊技の開放期間が終わると同時に入賞した場合であっても当り遊技の終了インターバル期間が終わる前に大当り遊技が終了するように予め設定されており、遊技モードは当り遊技の終了インターバル期間が終わる前に通常モードから確率変動モード2に切換えられる。従って、普通図柄遊技が保留されている場合には当り遊技の終了インターバル期間が終了した直後に当りであるか否かが確率変動モード2に応じた高確率Xah2で判定されるので、当り遊技が確率変動モード2に応じた高確率Xah2で連続的に行われる。この確率変動モード2は限度回数が限度値「0」に減算されるまで継続するものであり、限度回数が限度値「0」に減算されるまでは当り遊技および大当り遊技のそれぞれが連続的に行われる。
As shown in FIG. 7, the total time required for the special symbol game and the jackpot game is the end of the hit game even if the game ball hits the special symbol start opening 25 and wins at the same time as the game opening period starts. It is set in advance so that the big hit game ends within the interval period, and it is allowed to play only one big hit game in one hit game. The total time required for these special symbol games and jackpot games is a big hit before the end interval period of the hit game ends even if the game ball hits the special symbol start opening 25 and wins at the same time as the game release period ends. The game is set in advance so as to end, and the game mode is switched from the normal mode to the
限度回数は10回目の大当り遊技が終了した時点で限度値「0」に減算されている。この10回目の大当り遊技が終了した時点では遊技モードが確率変動モード2から時間短縮モードに切換えられているので、10回目の大当り遊技が終了した直後には当りであるか否かが時間短縮モードに応じた高確率Xahで判定される。この時間短縮モードの設定時に当りであると判定された場合には当り遊技が開始され、当り遊技で特別図柄始動口25内に遊技球が入賞した場合には大当りであるか否かが時間短縮モードに応じた通常確率Xonで判定される。この時間短縮モードの設定時に大当りであると判定された場合には限度回数が「10」に再設定され、1回目の大当り遊技が開始される。この時間短縮モードの設定時に大当りであると判定された場合には遊技モードが確率変動モード1および確率変動モード2のいずれかに設定され、1回目の大当り遊技(累積的な11回目の大当り遊技)が終了した直後には当りであるか否かが確率変動モード1に応じた高確率Xah1および確率変動モード2に応じた高確率Xah2のいずれかで判定される。
The limit number is subtracted to the limit value “0” when the tenth big hit game is completed. Since the game mode is switched from the
表示台枠30には、図2に示すように、カラー液晶表示器からなる装飾図柄表示器38が固定されている。この装飾図柄表示器38の表示領域内には保留領域39が設定されており、遊技球が普通図柄始動口23内を通過したときには普通図柄遊技の保留回数が加算され、保留領域39内に普通図柄遊技の保留回数の加算結果が表示される。この普通図柄遊技の保留回数の加算結果は保留絵柄Hの個数として表示されるものであり、遊技者は保留領域39内の保留絵柄Hの表示個数から普通図柄遊技の保留回数を認識することができる。
As shown in FIG. 2, a
装飾図柄表示器38は装飾図柄遊技の映像が表示されるものである。この装飾図柄遊技の映像の表示中には両スピーカ13のそれぞれから装飾図柄表示器38の映像に応じた内容の音声が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが装飾図柄表示器38の映像に応じた内容で発光し、装飾図柄遊技の映像が音および光の双方によって演出される。この装飾図柄遊技では、図8に示すように、装飾図柄表示器38の表示領域内に左変動領域Lと中変動領域Cと右変動領域Rが横一列に設定され、左変動領域L〜右変動領域Rのそれぞれに図柄要素が変動状態および変動停止状態で順に表示される。図9の(a)は装飾図柄遊技で左変動領域L内に表示される左列の図柄要素の種類を示すものであり、図9の(b)は装飾図柄遊技で中変動領域C内に表示される中列の図柄要素の種類を示すものであり、図9の(c)は装飾図柄遊技で右変動領域R内に表示される右列の図柄要素の種類を示すものである。これら各列の図柄要素には「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」の8種類が共通に設定されており、各列の図柄要素の変動表示は図柄要素を予め決められた順序「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」・・・で循環的に変化させることで行われる。
The
左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれは遊技モードが通常モードに設定されている場合には普通図柄が変動開始することに時間的に同期して変動開始し、普通図柄が変動停止することに時間的に同期して変動停止するものであり、左列の図柄要素は1番目に「1」〜「8」のいずれかで変動停止し、右列の図柄要素は2番目に「1」〜「8」のいずれかで変動停止し、中列の図柄要素は3番目に「1」〜「8」のいずれかで変動停止する。これら左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者は装飾図柄を構成するものであり、装飾図柄の組合せには大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せの3種類が設定されている。大当りの組合せは、図8の(b)に示すように、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一な組合せを称するものであり、大当りの組合せには「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」「888」の8種類が設定されている。外れリーチの組合せは、図8の(c)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一で中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれに対して異なる組合せを称するものであり、完全外れの組合せは、図8の(d)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に異なる組合せを称する。この装飾図柄の組合せは遊技モードが通常モードに設定されている場合に当りであるか否かの判定結果に応じて設定されるものであり、普通図柄遊技で当り図柄「○」が停止表示される当りの判定時には装飾図柄遊技で装飾図柄が大当りの組合せになり、普通図柄遊技で外れ図柄「×」が停止表示される外れの判定時には装飾図柄遊技で装飾図柄が外れリーチの組合せおよび完全外れの組合せのいずれかになる。 When the game mode is set to the normal mode, each of the symbol elements in the left column, the middle column, and the symbol elements in the right column starts to change in synchronization with the time when the normal symbol starts to change. The symbols in the left column fluctuate in synchronism with the time when the symbols stop fluctuating, and the symbol element in the left column stops fluctuating at any one of “1” to “8”, and the symbol in the right column The element stops variably at any one of “1” to “8”, and the symbol element in the middle row stops variably at any one of “1” to “8”. The left row, middle row, and right row of design elements constitute the decorative design. The combination of the decorative design includes a combination of jackpot, outreach, and complete outage. Are set. As shown in FIG. 8 (b), the jackpot combination is a combination in which the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are the same. Eight types of “111”, “222”, “333”, “444”, “555”, “666”, “777”, and “888” are set. As shown in FIG. 8 (c), the combination of outreach is that the symbol element in the left column and the symbol element in the right column are the same, and the symbol element in the middle column is the symbol element in the left column and the symbol element in the right column. As shown in FIG. 8 (d), a combination that is completely out of order refers to a combination in which the symbol elements in the left column and the symbol elements in the right column are different from each other. This combination of decorative symbols is set according to the determination result of whether or not the game mode is set to the normal mode, and the symbol “○” is stopped and displayed in the normal symbol game. At the time of hitting judgment, the decoration symbol is a combination of big hits in the decorative symbol game, and when it is judged that the off symbol “x” is stopped and displayed in the normal symbol game, the decorative symbol is out of reach in the decorative symbol game and the reach is a combination One of the combinations.
装飾図柄表示器38は確変継続演出の映像が表示されるものである。この確変継続演出の映像は特別図柄遊技が行われることに基づいて表示されるものであり、確変継続演出の映像には確変継続演出1の映像と確変継続演出2の映像と確変継続演出3の映像が設定されている。確変継続演出1の映像は、図10に示すように、「継続確定!」の文字絵柄からなるものであり、時間短縮モードおよび確率変動モード2のそれぞれが設定された場合に表示される。確変継続演出2の映像は「継続?」の文字絵柄からなるものであり、確率変動モード1が設定された場合に表示される。確変継続演出3の映像は「終了」の文字絵柄からなるものであり、通常モードが設定された場合に表示される。
The
図3のメイン制御回路50は普通図柄遊技と当り遊技と特別図柄遊技と大当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御するものであり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよびROM52の制御データのそれぞれに基づいて処理動作を実行する。センサ回路54は普通図柄始動口センサ24から出力される普通図柄始動信号と特別図柄始動口センサ26から出力される特別図柄始動信号と特別入賞口センサ33から出力される特別入賞信号のそれぞれをメイン制御回路50に送信するものであり、メイン制御回路50はセンサ回路54を介して特別図柄始動信号を検出することに基づいて制御コマンドおよび賞球コマンドのそれぞれを設定し、センサ回路54を介して特別入賞信号を検出することに基づいて賞球コマンドを設定する。
The
図3のソレノイド回路55は特別図柄始動口ソレノイド29を電気的にオンオフするものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路55を駆動制御することに基づいて特別図柄始動口25を開閉操作する。LED回路56は普通図柄表示器31の表示内容を制御するものであり、メイン制御回路50はLED回路56を駆動制御することに基づいて普通図柄表示器31に普通図柄遊技の映像を表示する。ソレノイド回路57は特別入賞口ソレノイド36を電気的にオンオフするものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路57を駆動制御することに基づいて特別入賞口32を開閉操作する。LED回路58は特別図柄表示器37の表示内容を制御するものであり、メイン制御回路50はLED回路58を駆動制御することに基づいて特別図柄表示器37に特別図柄遊技の映像を表示する。
The
図3の払出制御回路60は遊技球を上皿4内に賞品として払出す払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路60のROMには制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データのそれぞれに基づいて払出動作を実行する。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドの設定結果が送信されるものであり、賞球コマンドの設定結果を受信することに基づいて駆動信号を設定する。モータ回路61は払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられることに基づいて払出モータ62を駆動する。この払出モータ62は遊技球を上皿4内に賞品として払出す賞球払出装置の駆動源に相当するものであり、上皿4内には払出モータ62が駆動することに基づいて賞球コマンドに応じた設定個数の遊技球が賞品として払出される。即ち、遊技球が特別図柄始動口25内に入賞した場合および特別入賞口32内に入賞した場合のそれぞれには上皿4内に設定個数の遊技球が賞品として払出される。
The
図3の演出制御回路70はメイン制御回路50から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPU71は制御コマンドの設定結果を受信したときにはRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよびROM72の制御データのそれぞれに基づいて演出制御コマンドを設定する。
The
図3の表示制御回路80は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この表示制御回路80は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて装飾図柄表示器38に演出制御コマンドの受信結果に応じた装飾図柄遊技の映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは保留絵柄Hを表示するための画像データと図柄要素「1」〜「8」のそれぞれを表示するための画像データと装飾図柄遊技用の背景映像を表示するためのビデオデータと確変継続演出1の映像〜確変継続演出3の映像のそれぞれを表示するための画像データが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、装飾図柄表示器38にR・G・Bの各信号を出力することに基づいて映像をカラーで表示する。
The
図3の音制御回路90は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この音制御回路90は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて両スピーカ13のそれぞれから演出制御コマンドの受信結果に応じた効果音を出力するための音信号を設定するものであり、両スピーカ13のそれぞれを音信号の設定結果に基づいて駆動する。電飾制御回路100は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この電飾制御回路100は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて複数の電飾LED15のそれぞれを演出制御コマンドの受信結果に応じて点滅するための電飾信号を設定するものであり、複数の電飾LED15のそれぞれを電飾信号の設定結果に基づいて駆動する。
The
図11はメイン制御回路50から演出制御回路70に送信される制御コマンドの一覧を示すものである。この制御コマンドには変動開始コマンドと変動停止コマンドと図柄情報コマンドと保留コマンドと保留消去コマンドのそれぞれが設定されており、変動開始コマンド〜保留消去コマンドのそれぞれは2バイトで構成されている。変動停止コマンドA0000(h)は通常モードの設定時に普通図柄遊技が終了することを演出制御回路70に通知するものであり、保留消去コマンドは装飾図柄表示器38の保留領域39内から普通図柄遊技用の1個の保留絵柄Hを消去することを演出制御回路70に通知するものである。
FIG. 11 shows a list of control commands transmitted from the
変動開始コマンドの1バイト目は通常モードの設定時に普通図柄遊技を開始することを演出制御回路70に通知するMODEデータに相当し、変動開始コマンドの2バイト目は通常モードの設定時に普通図柄遊技を開始してから停止するまでの所要時間を演出制御回路70に通知するEXTデータに相当する。この通常モードの設定時の普通図柄遊技の所要時間は変動表示時間に相当するものであり、演出制御回路70は変動開始コマンドのEXTデータに基づいて装飾図柄遊技の映像と音と光のそれぞれの演出内容を設定する。図柄情報コマンドの1バイト目は普通図柄遊技で普通図柄表示器31に停止表示する普通図柄の種類または特別図柄遊技で特別図柄表示器37に停止表示する特別図柄の種類を送信することを演出制御回路70に通知するMODEデータに相当し、図柄情報コマンドの2バイト目は普通図柄の変動停止時の種類または特別図柄の変動停止時の種類を演出制御回路70に通知するEXTデータに相当する。保留コマンドの1バイト目は普通図柄遊技を保留したことを演出制御回路70に通知するMODEデータに相当し、保留コマンドの2バイト目は普通図柄遊技の保留回数が「1回」「2回」「3回」「4回」のいずれであるかを演出制御回路70に通知するEXTデータに相当する。
The first byte of the change start command corresponds to MODE data for notifying the
図12はメイン制御回路50が更新するランダムカウンタの一覧を示している。ランダムカウンタMR1は特別入賞口32を開放する大当りであるか否かを判定するために使用されるものであり、下限値「0」〜上限値「65520」の範囲内で更新される。ランダムカウンタMR2は変動開始コマンドを選択するために使用されるものであり、下限値「0」〜上限値「1000」の範囲内で更新される。ランダムカウンタMR3は遊技モードを判定するために使用されるものであり、下限値「0」〜上限値「98」の範囲内で更新される。ランダムカウンタMR4は特別図柄始動口25を開放する当りであるか否かを判定するために使用されるものであり、下限値「0」〜上限値「2850」の範囲内で更新される。
FIG. 12 shows a list of random counters updated by the
メイン制御回路50のROM52には、図13に示すように、通常確率用の大当り判定テーブルおよび高確率用の大当り判定テーブルのそれぞれが予め記録されている。通常確率用の大当り判定テーブルは遊技モードが通常モードおよび時間短縮モードのそれぞれに設定されている場合に大当りであるか否かをランダムカウンタMR1の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、通常確率用の大当り判定テーブルにはランダムカウンタMR1「0〜65519」の65520個のそれぞれの数値に対して大当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR1「65520」の1個の数値に対して外れの判定結果が割付けられている。即ち、通常モードの設定時および時間短縮モードの設定時のそれぞれには100%に近い一定の通常確率「65520/65521」で大当りであることが判定される。
In the
高確率用の大当り判定テーブルは遊技モードが確率変動モード1および確率変動モード2のそれぞれに設定されている場合に大当りであるか否かをランダムカウンタMR1の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、高確率用の大当り判定テーブルにはランダムカウンタMR1「0〜65520」の65521個のそれぞれの数値に対して大当りの判定結果が割付けられている。即ち、確率変動モード1の設定時および確率変動モード2の設定時のそれぞれには100%の高確率「65521/65521」で大当りであることが判定される。
The high probability jackpot determination table is a control for determining whether or not the game mode is a jackpot when the game mode is set to each of the
メイン制御回路50のROM52には、図14に示すように、通常モード用の当り判定テーブルと時間短縮モード用の当り判定テーブルと確率変動モード1用の当り判定テーブルと確率変動モード2用の当り判定テーブルのそれぞれが予め記録されている。通常モード用の当り判定テーブルは遊技モードが通常モードに設定されている場合に当りであるか否かをランダムカウンタMR4の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、通常モード用の当り判定テーブルにはランダムカウンタMR4「0〜9」の10個のそれぞれの数値に対して当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR4「10〜2850」の2841個のそれぞれの数値に対して外れの判定結果が割付けられている。即ち、通常モードの設定時には一定の通常確率「10/2851」で当りであることが判定される。時間短縮モード用の当り判定テーブルは遊技モードが時間短縮モードに設定されている場合に当りであるか否かをランダムカウンタMR4の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、時間短縮モード用の当り判定テーブルにはランダムカウンタMR4「0〜2845」の2846個のそれぞれの数値に対して当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR4「2846〜2850」の5個のそれぞれの数値に対して外れの判定結果が割付けられている。即ち、時間短縮モードの設定時には100%に近い一定の高確率「2846/2851」で当りであることが判定される。
In the
確率変動モード1用の当り判定テーブルは遊技モードが確率変動モード1に設定されている場合に当りであるか否かをランダムカウンタMR4の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、確率変動モード1用の当り判定テーブルにはランダムカウンタMR4「0〜2849」の2850個のそれぞれの数値に対して当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR4「2850」の1個の数値に対して外れの判定結果が割付けられている。即ち、確率変動モード1の設定時には100%に近い一定の高確率「2850/2851」で当りであることが判定される。確率変動モード2用の当り判定テーブルは遊技モードが確率変動モード2に設定されている場合に当りであるか否かをランダムカウンタMR4の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、確率変動モード2用の当り判定テーブルにはランダムカウンタMR4「0〜2850」の2851個のそれぞれの数値に対して当りの判定結果が割付けられている。即ち、確率変動モード2の設定時には100%の一定の高確率「2851/2851」で当りであることが判定される。
The hit determination table for the
メイン制御回路50のROM52には、図15に示すように、確変判定テーブル1および確変判定テーブル2のそれぞれが予め記録されている。確変判定テーブル1は遊技モードが時間短縮モードに設定されている状態で大当りであると判定された場合に遊技モードを確率変動モード1および確率変動モード2のいずれに設定するかをランダムカウンタMR3の更新結果に基づいて判定するための制御データであり、確変判定テーブル1にはランダムカウンタMR3「0〜80」の81個のそれぞれの数値に対して遊技モードを確率変動モード1に設定する判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR3「81〜98」の18個のそれぞれの数値に対して遊技モードを確率変動モード2に設定する判定結果が割付けられている。
As shown in FIG. 15, each of the probability variation determination table 1 and the probability variation determination table 2 is recorded in advance in the
確変判定テーブル2は遊技モードが確率変動モード1に設定されている状態で大当りであると判定された場合に遊技モードを確率変動モード1および確率変動モード2のいずれに設定するかをランダムカウンタMR3の更新結果に基づいて判定するための制御データである。この確変判定テーブル2は限度回数の減算結果が限度値に到達していない非リミッタ時に使用されるものであり、確変判定テーブル2にはランダムカウンタMR3「0〜88」の89個のそれぞれの数値に対して遊技モードを確率変動モード1に設定する判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR3「89〜98」の10個のそれぞれの数値に対して遊技モードを確率変動モード2に設定する判定結果が割付けられている。
The probability variation determination table 2 indicates whether the game mode is set to the
メイン制御回路50のROM52には、図16に示すように、時短判定テーブルが予め記録されている。この時短判定テーブルは遊技モードが確率変動モード1に設定されている状態で大当りであると判定された場合に遊技モードを通常モードおよび時間短縮モードのいずれに設定するかをランダムカウンタMR3の更新結果に基づいて判定するための制御データである。この時短判定テーブルは限度回数の減算結果が限度値に到達したリミッタ時に使用されるものであり、時短判定テーブルにはランダムカウンタMR3「0〜94」の95個のそれぞれの数値に対して遊技モードを通常モードに設定する判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR3「95〜98」の4個のそれぞれの数値に対して遊技モードを時間短縮モードに設定する判定結果が割付けられている。
In the
メイン制御回路50のROM52には、図17に示すように、変動開始コマンドテーブルが予め記録されている。この変動開始コマンドテーブルは変動開始コマンド#01〜#10のそれぞれにランダムカウンタMR2を割付けたものであり、遊技モードが通常モードに設定されている状態で遊技球が普通図柄始動口23内を通過することに基づいて外れであると判定された場合には変動開始コマンド#01〜#06のうちからランダムカウンタMR2の更新結果に応じたものが選択され、遊技モードが通常モードに設定されている状態で遊技球が普通図柄始動口23内を通過することに基づいて当りであると判定された場合には変動開始コマンド#07〜#10のうちからランダムカウンタMR2の更新結果に応じたものが選択される。この変動開始コマンドテーブルには変動開始コマンド#01〜#10のそれぞれに対して変動表示時間が割付けられている。この変動表示時間は遊技モードが通常モードに設定されている状態で普通図柄の変動表示を開始してから停止するまでの所要時間を称するものであり、変動開始コマンドが選択された場合には変動開始コマンドの選択結果に応じた変動表示時間が選択される。
In the
メイン制御回路50のROM52には、図18に示すように、変動表示時間テーブルが予め記録されている。この変動表示時間テーブルは遊技モードの設定結果に応じた普通図柄の変動表示時間または特別図柄の変動表示時間を選択するためのものであり、普通図柄の変動表示時間は普通図柄遊技の所要時間に相当し、特別図柄の変動表示時間は特別図柄遊技の所要時間に相当する。この変動表示時間テーブルには通常モード(MN1=0)に対して特別図柄の変動表示時間のみが割付けられ、時間短縮モード(MN1=1)と確率変動モード1(MN1=2)と確率変動モード2(MN1=3)のそれぞれに対して普通図柄の変動表示時間および特別図柄の変動表示時間の双方が割付けられており、遊技モードが時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2のそれぞれに設定されている場合には変動表示時間テーブルから普通図柄の変動表示時間および特別図柄の変動表示時間の双方が選択され、遊技モードが通常モードに設定されている場合には変動表示時間テーブルから特別図柄の変動表示時間のみが選択される。
In the
メイン制御回路50のROM52には、図19に示すように、当り遊技パターンテーブルおよび大当り遊技パターンテーブルのそれぞれが予め記録されている。当り遊技パターンテーブルは通常モード(MN1=0)と時間短縮モード(MN1=1)と確率変動モード1(MN1=2)と確率変動モード2(MN1=3)のそれぞれに開始インターバル期間と開放期間と終了インターバル期間の3者を割付けたものであり、当り遊技を行う場合には当り遊技パターンテーブルから遊技モードの設定結果に応じた開始インターバル期間と開放期間と終了インターバル期間のそれぞれが選択され、当り遊技の開始インターバル期間〜終了インターバル期間のそれぞれが選択結果に応じた所要時間で実行される。大当り遊技パターンテーブルは開始インターバル期間と1ラウンド開放期間と中間インターバル期間と2ラウンド開放期間と終了インターバル期間のそれぞれが記録されたものであり、大当り遊技を行う場合には遊技モードの設定結果に拘らず大当り遊技パターンテーブルから開始インターバル期間と1ラウンド開放期間と中間インターバル期間と2ラウンド開放期間と終了インターバル期間のそれぞれが検出され、大当り遊技の開始インターバル期間〜終了インターバル期間のそれぞれが検出結果に応じた所要時間で実行される。
In the
メイン制御回路50のRAM53には、図20に示すように、制御データ格納領域110が設定されている。この制御データ格納領域110は普通図柄遊技および特別図柄遊技のそれぞれを行うために必要なデータを格納する領域であり、普通図柄保留データ格納部111と普通図柄格納部112と特別図柄格納部113とフラグ格納部114とタイマ格納部115とカウンタ格納部116を有している。普通図柄保留データ格納部111はランダムカウンタMR4の検出結果が記録される領域であり、遊技球が普通図始動口23内を通過したときにはランダムカウンタMR4の更新結果が検出され、ランダムカウンタMR4の検出結果が普通図柄保留データ格納部111に記録される。この普通図柄保留データ格納部111は最大で4個のランダムカウンタMR4の検出結果が記録されるものであり、ランダムカウンタMR4の検出結果は検出順序を特定する保留番号「1」「2」「3」「4」のいずれかと共に普通図柄保留データ格納部111に記録される。普通図柄格納部112は普通図柄の設定結果が記録される領域であり、当りが判定されたときには普通図柄格納部112に当り図柄「○」が記録され、外れが判定されたときには普通図柄格納部112に外れ図柄「×」が記録される。
A control
特別図柄格納部113は特別図柄の設定結果が記録される領域であり、外れ図柄「1」が設定されたときには特別図柄格納部113に外れ図柄「1」が記録され、通常大当り図柄「2」が設定されたときには特別図柄格納部113に通常大当り図柄「2」が記録され、時短大当り図柄「3」が設定されたときには特別図柄格納部113に時短大当り図柄「3」が記録され、確変大当り図柄「4」が設定されたときには特別図柄格納部113に確変大当り図柄「4」が記録され、確変大当り図柄「5」が設定されたときには特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」が記録される。
The special
フラグ格納部114は普通図柄始動信号フラグと普通図柄プロセスフラグと当りフラグと開放中フラグと特別図柄始動信号フラグと特別図柄プロセスフラグと大当りフラグとラウンド中フラグのそれぞれが記録される領域である。普通図柄始動信号フラグは遊技球が普通図柄始動口23内を通過したか否かを示すものであり、普通図柄プロセスフラグは図34の普通図柄プロセス処理でステップS61の当り判定処理〜ステップS67の終了インターバル処理のいずれを実行するかを示すものであり、当りフラグは当りが判定されたか否かを示すものであり、開放中フラグは当り遊技で特別図柄始動口25が開放されているか否かを示すものである。特別図柄始動信号フラグは遊技球が特別図柄始動口25内に入賞したか否かを示すものであり、特別図柄プロセスフラグは図42の特別図柄プロセス処理でステップS181の大当り判定処理〜ステップS189の終了インターバル処理のいずれを実行するかを示すものであり、大当りフラグは大当りが判定されたか否かを示すものであり、ラウンド中フラグは大当り遊技で特別入賞口32が開放されているか否かを示すものである。
The
タイマ格納部115は普通図柄遊技時間タイマMT1と当り遊技時間タイマMT2と特別図柄遊技時間タイマMT3と大当り遊技時間タイマMT4のそれぞれが記録される領域である。普通図柄遊技時間タイマMT1は普通図柄遊技用の変動表示時間の選択結果が初期値としてセットされるものであり、普通図柄遊技時間タイマMT1が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで普通図柄遊技の残り時間が計測される。当り遊技時間タイマMT2は開始インターバル期間の選択結果と開放期間の選択結果と終了インターバル期間の選択結果のそれぞれが初期値としてセットされるものであり、当り遊技時間タイマMT2が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで開始インターバル期間〜終了インターバル期間のそれぞれの残り時間が計測される。特別図柄遊技時間タイマMT3は特別図柄遊技用の変動表示時間の選択結果が初期値としてセットされるものであり、特別図柄遊技時間タイマMT3が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで特別図柄遊技の残り時間が計測される。大当り遊技時間タイマMT4は開始インターバル期間の選択結果と1ラウンド開放期間の選択結果と中間インターバル期間の選択結果と2ラウンド開放期間の選択結果と終了インターバル期間の選択結果のそれぞれが初期値としてセットされるものであり、大当り遊技時間タイマMT4が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで開始インターバル期間〜終了インターバル期間のそれぞれの残り時間が計測される。
The
カウンタ格納部116はランダムカウンタMR1〜MR4と遊技モードカウンタMN1と入賞個数カウンタMN2とリミットカウンタMN3と入賞個数カウンタMN4のそれぞれが記録される領域である。遊技モードカウンタMN1は遊技モードの設定結果がセットされるものであり、通常モードの設定時には遊技モードカウンタMN1に「0」がセットされ、時間短縮モードの設定時には遊技モードカウンタMN1に「1」がセットされ、確率変動モード1の設定時には遊技モードカウンタMN1に「2」がセットされ、確率変動モード2の設定時には遊技モードカウンタMN1に「3」がセットされる。入賞個数カウンタMN2は当り遊技で特別図柄始動口25内に入賞した遊技球の個数を計測するものであり、入賞個数カウンタMN4は大当り遊技で特別入賞口32内に入賞した遊技球の個数を計測するものである。リミットカウンタMN3は大当り遊技の継続回数を計測するものであり、リミットカウンタMN3には遊技モードが通常モードに設定されている状態で大当りであると判定されることに基づいて一定の限度回数「10」が初期値としてセットされる。
The
演出制御回路70のROM72には、図21に示すように、プロセスデータテーブルが予め記録されている。このプロセスデータテーブルは変動開始コマンド#01のEXTデータ01(h)〜変動開始コマンド#10のEXTデータ10(h)のそれぞれにプロセスデータ番号を割付けることから設定されたものであり、変動開始コマンドが選択されたときにはプロセスデータ番号P01〜P10のうちから変動開始コマンドのEXTデータに応じたものが選択される。この演出制御回路70のROM72にはプロセスデータ#01〜#10のそれぞれが予め記録されている。これらプロセスデータ#01〜#10のそれぞれにはプロセスデータ番号が割付けられており、プロセスデータ番号が選択されたときにはプロセスデータ#01〜#10のうちからプロセスデータ番号の選択結果に応じたものが選択される。
A process data table is recorded in advance in the
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれは装飾図柄遊技の映像の演出内容と効果音の演出内容と電飾の演出内容の3者が記録されたものであり、図22に示すように、プロセスタイマ設定値および演出制御データから構成されている。これらプロセスデータ#01〜#10のそれぞれの演出制御データは表示制御データと音声制御データと電飾制御データを含んで構成されている。表示制御データは装飾図柄遊技で装飾図柄表示器38に表示する映像の演出内容に相当し、音声制御データは装飾図柄遊技で両スピーカ13のそれぞれから出力する効果音の演出内容に相当し、電飾制御データは装飾図柄遊技で複数の電飾LED15のそれぞれを点滅させる演出内容に相当するものであり、プロセスタイマ設定値は表示制御データと音声制御データと電飾制御データのそれぞれに応じた演出を発生させるための時間的なタイミングを装飾図柄遊技の開始時を基準に示している。
Each of the
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれには、図22に示すように、表示制御データとして全図変動開始コマンドと左列の変動停止コマンドと右列の変動停止コマンドと中列の変動停止コマンドが共通に設定されている。全図変動開始コマンドは図柄要素を左変動領域L内と中変動領域C内と右変動領域R内のそれぞれに変動状態で表示開始するためのものであり、装飾図柄遊技ではプロセスデータ#01〜#10のいずれが選択されたときであっても全図変動開始コマンドに基づいて左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが変動状態で表示開始される。左列の変動停止コマンドは左変動領域L内の図柄要素を変動停止させるためのものであり、右列の変動停止コマンドは右変動領域R内の図柄要素を変動停止させるためのものであり、中列の変動停止コマンドは中変動領域C内の図柄要素を変動停止させるためのものである。これら左列の変動停止コマンド〜中列の変動停止コマンドには(1)左列の変動停止コマンド(2)右列の変動停止コマンド(3)中列の変動停止コマンドの順序で小さなプロセスタイマ設定値が割付けられており、装飾図柄遊技ではプロセスデータ#01〜#10のいずれが選択されたときであっても(1)左列の図柄要素(2)右列の図柄要素(3)中列の図柄要素の順序で図柄要素の停止表示が行われる。
In each of the
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれは最終の中列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値がプロセスデータ#01〜#10のそれぞれに対応する変動開始コマンドに応じた変動表示時間以下に設定されており、プロセスデータ#01〜#10のいずれが選択された場合であっても装飾図柄遊技では最終の中列の図柄要素の停止表示が普通図柄遊技で当り図柄「○」または外れ図柄「×」が停止表示される以前に行われる。例えばプロセスデータ#01は最終の中列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値がプロセスデータ#01に対応する変動開始コマンド#01に応じた変動表示時間「2×1000msec」以下に設定されており、プロセスデータ#01が選択された場合には普通図柄遊技で外れ図柄「×」が停止表示される以前に装飾図柄遊技で中列の図柄要素が停止表示される。
For each of the
演出制御回路70のROM72には、図23に示すように、装飾図柄遊技用のビデオデータ番号テーブルが予め記録されている。このビデオデータ番号テーブルは装飾図柄遊技用のビデオデータ番号V01〜V10のそれぞれにプロセスデータ番号を割付けたものであり、プロセスデータ番号が選択されたときには装飾図柄遊技用のビデオデータ番号V01〜V10のうちからプロセスデータ番号の選択結果に応じたものが選択される。表示制御回路80のVROMには、図24に示すように、装飾図柄遊技用のビデオデータ#V01〜#V10のそれぞれが予め記録されている。これらビデオデータ#V01〜#V10のそれぞれには装飾図柄遊技用のビデオデータ番号が割付けられており、装飾図柄遊技用のビデオデータ番号が選択されたときにはビデオデータ#V01〜#V10のうちからビデオデータ番号の選択結果に応じたものが選択される。これらビデオデータ#V01〜#V10のそれぞれは装飾図柄遊技で背景映像を表示するためのものであり、装飾図柄遊技では左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが装飾図柄遊技用のビデオデータの選択結果に応じた背景映像の前方に重ねて表示される。
In the
図25は演出制御回路70が更新するランダムカウンタの一覧を示している。ランダムカウンタSR1は装飾図柄を大当りの組合せに設定する場合と外れリーチの組合せに設定する場合と完全外れの組合せに設定する場合のそれぞれに使用されるものであり、「0〜249」の範囲内で更新される。ランダムカウンタSR2は装飾図柄を外れリーチの組合せに設定する場合および完全外れの組合せに設定する場合のそれぞれに使用されるものであり、「0〜162」の範囲内で更新される。ランダムカウンタSR3は装飾図柄を完全外れの組合せに設定する場合に使用されるものであり、「0〜72」の範囲内で更新される。
FIG. 25 shows a list of random counters updated by the
演出制御回路70のROM72には、図26に示すように、図柄テーブル1と図柄テーブル2と図柄テーブル3のそれぞれが予め記録されている。図柄テーブル1は「1」〜「8」の8種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR1を割付けたものであり、装飾図柄を大当りの組合せに設定する場合には左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれとして図柄テーブル1からランダムカウンタSR1の更新結果に応じたものが選択され、装飾図柄を外れリーチの組合せに設定する場合には左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれとして図柄テーブル1からランダムカウンタSR1の更新結果に応じたものが選択され、装飾図柄を完全外れの組合せに設定する場合には左列の図柄要素として図柄テーブル1からランダムカウンタSR1の更新結果に応じたものが選択される。
In the
図柄テーブル2は「1」〜「8」の8種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR2を割付けたものであり、装飾図柄を外れリーチの組合せに設定する場合および完全外れの組合せに設定する場合のそれぞれには中列の図柄要素として図柄テーブル2からランダムカウンタSR2の更新結果に応じたものが選択される。図柄テーブル3は「1」〜「8」の8種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR3を割付けたものであり、装飾図柄を完全外れの組合せに設定する場合には右列の図柄要素として図柄テーブル3からランダムカウンタSR3の更新結果に応じたものが選択される。 The symbol table 2 is obtained by assigning a random counter SR2 to each of the eight symbol elements “1” to “8”. When the decorative symbol is set to a combination of outliers and a combination of completely outliers Are selected according to the update result of the random counter SR2 from the symbol table 2 as symbol elements in the middle row. The symbol table 3 is obtained by assigning a random counter SR3 to each of the eight types of symbol elements “1” to “8”. When the decorative symbol is set to a completely out of combination, the symbol table 3 is a symbol element in the right column. The table 3 is selected according to the update result of the random counter SR3.
演出制御回路70のROM72には、図27に示すように、確変継続演出テーブルが予め記録されている。この確変継続演出テーブルは特別図柄遊技用の図柄情報コマンドのEXTデータ04(h)〜07(h)のそれぞれに確変継続演出コマンド1〜3のいずれかを割付けたものであり、確変継続演出の映像を表示する場合には確変継続演出テーブルから図柄情報コマンドのEXTデータに応じた確変継続演出コマンドが選択され、確変継続演出コマンドの選択結果に応じた確変継続演出の映像が表示される。
In the
演出制御回路70のRAM73には、図28に示すように、演出制御データ格納領域120が設定されており、演出制御データ格納領域120にはコマンド格納部121とフラグ格納部122とタイマ格納部123とカウンタ格納部124と確定図柄格納部125のそれぞれが設定されている。コマンド格納部121はメイン制御回路50から送信される変動開始コマンドと図柄情報コマンドと変動停止コマンドと保留コマンドと保留消去コマンドのそれぞれが記録される領域であり、フラグ格納部122は遊技開始フラグと遊技中フラグと遊技停止フラグと確変継続演出フラグと演出待ちフラグのそれぞれが記録される領域である。遊技開始フラグはメイン制御回路50から変動開始コマンドが送信されたか否かを示すものであり、遊技中フラグは装飾図柄遊技が実行されているか否かを示すものであり、遊技停止フラグはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたか否かを示すものである。確変継続演出フラグはメイン制御回路50から特別図柄遊技用の図柄情報コマンドが送信されたか否かを示すものであり、演出待ちフラグは確変継続演出の映像を表示することを待つ待機中であるか否かを示すものである。
As shown in FIG. 28, the effect control
タイマ格納部123は変動時間タイマST1および演出開始時間タイマST2のそれぞれが記録される領域である。変動時間タイマST1は一定の初期値「0」がセットされるものであり、装飾図柄遊技の経過時間は変動時間タイマST1に一定の時間間隔で定期的に単位値が加算されることに基づいて計測される。演出開始時間タイマST2は確変継続演出の映像を表示開始する表示タイミングを計測するものであり、演出開始時間タイマST2には一定の演出開始時間が初期値としてセットされる。カウンタ格納部124はランダムカウンタSR1〜SR3が記録される領域であり、確定図柄格納部125は装飾図柄遊技で停止表示する装飾図柄の組合せが記録される領域である。
[1]メイン処理
図29はメイン制御回路50のCPU51が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU51は電源が投入されたときにはステップS1でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS2でRAM53の普通図柄保留データ格納部111と普通図柄格納部112と特別図柄格納部113とフラグ格納部114とタイマ格納部115とカウンタ格納部116のそれぞれを初期設定し、ステップS3で4msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を初期設定する。
The
[1] Main Processing FIG. 29 shows the main processing executed by the
CPU51はステップS3でCTCを初期設定すると、ステップS4のカウンタ更新処理1を繰返す。このカウンタ更新処理1はカウンタ格納部116のランダムカウンタMR2をROM52に予め記録された一定の単位値「1」だけ更新するものであり、図12に示すように、ランダムカウンタMR2の更新処理は初期値「0」から限度値「1000」に加算した後に初期値「0」に戻して循環的に行われる。
[2]タイマ割込み処理
図30はCPU51がタイマ割込みの発生する4msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU51はタイマ割込みが発生する毎にステップS11の入力処理とステップS12のカウンタ更新処理2とステップS13の普通図柄データ取得処理とステップS14の普通図柄プロセス処理とステップS15の特別図柄プロセス処理を当該順序で実行する。
[2−1]入力処理
図31はステップS11の入力処理を示すものであり、CPU51はステップS21でセンサ回路54から普通図柄始動信号が出力されているか否かを判断する。ここでセンサ回路54から普通図柄始動信号が出力されていないと判断したときにはステップS22でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットし、センサ回路54から普通図柄始動信号が出力されていると判断したときにはステップS23でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオン状態にセットする。
[2−2]カウンタ更新処理2
図32はステップS12のカウンタ更新処理2を示すものであり、CPU51はステップS31でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR1の更新結果を検出し、ランダムカウンタMR1の検出結果を上限値「65520」と比較する。ここで「MR1=65520」ではないと判断したときにはステップS32へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR1に単位値「1」を加算する。このランダムカウンタMR1は図29のステップS2で下限値「0」に初期設定されるものであり、CPU51はステップS31で「MR1=65520」であると判断したときにはステップS33へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR1に下限値「0」をセットする。
When the
[2] Timer Interrupt Processing FIG. 30 shows timer interrupt processing executed by the
[2-1] Input Processing FIG. 31 shows the input processing in step S11, and the
[2-2]
FIG. 32 shows counter update
CPU51はステップS34へ移行すると、カウンタ格納部116からランダムカウンタMR3の更新結果を検出し、ランダムカウンタMR3の検出結果を上限値「98」と比較する。ここで「MR3=98」ではないと判断したときにはステップS35へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR3に単位値「1」を加算する。このランダムカウンタMR3は図29のステップS2で下限値「0」に初期設定されるものであり、CPU51はステップS34で「MR3=98」であると判断したときにはステップS36へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR3に下限値「0」をセットする。
In step S34, the
CPU51はステップS37へ移行すると、カウンタ格納部116からランダムカウンタMR4の更新結果を検出し、ランダムカウンタMR4の検出結果を上限値「2850」と比較する。ここで「MR4=2850」ではないと判断したときにはステップS38へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR4に単位値「1」を加算する。このランダムカウンタMR4は図29のステップS2で下限値「0」に初期設定されるものであり、CPU51はステップS37で「MR4=2850」であると判断したときにはステップS39へ移行し、カウンタ格納部116のランダムカウンタMR4に下限値「0」をセットする。
In step S37, the
即ち、ランダムカウンタMR1とランダムカウンタMR3とランダムカウンタMR4のそれぞれはタイマ割込み処理が発生する毎に単位値「1」だけ更新されるものであり、ランダムカウンタMR1は一定の下限値「0」から一定の上限値「65520」まで加算された後に下限値「0」に戻して循環的に加算され、ランダムカウンタMR3は一定の下限値「0」から一定の上限値「98」まで加算された後に下限値「0」に戻して循環的に加算され、ランダムカウンタMR4は一定の下限値「0」から一定の上限値「2850」まで加算された後に下限値「0」に戻して循環的に加算される。
[2−3]普通図柄データ取得処理
図33はステップS13の普通図柄データ取得処理を示すものであり、CPU51はステップS41でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が普通図柄始動口23内を通過したときには図30のステップS11でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグがオン状態にセットされている。この場合にはCPU51はステップS41でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグがオン状態にセットされていると判断し、ステップS42でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR4の更新結果を検出する。そして、ステップS43へ移行し、保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。
That is, each of the random counter MR1, the random counter MR3, and the random counter MR4 is updated by a unit value “1” every time a timer interrupt process occurs, and the random counter MR1 is constant from a certain lower limit value “0”. Is added to the lower limit value “0” and then cyclically added, and the random counter MR3 is added from the constant lower limit value “0” to the constant upper limit value “98” and then the lower limit value. The random counter MR4 is cyclically added by returning to the value “0”, and after being added from the constant lower limit value “0” to the constant upper limit value “2850”, the random counter MR4 is cyclically added to the lower limit value “0”. The
[2-3] Normal Symbol Data Acquisition Processing FIG. 33 shows the normal symbol data acquisition processing in step S13, and the
CPU51はステップS43で保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断すると、ステップS44でランダムカウンタMR4の検出結果を保留番号1の普通図柄保留データ格納部111に記録する。そして、ステップS45で演出制御回路70に保留コマンド「A101(h)」を送信することに基づいて1回の普通図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS43で保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS47で保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断したときにはステップS48へ移行し、ランダムカウンタMR4の検出結果を保留番号2の普通図柄保留データ格納部111に記録する。そして、ステップS49で演出制御回路70に保留コマンド「A102(h)」を送信することに基づいて2回の普通図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS47で保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS50で保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断したときにはステップS51へ移行し、ランダムカウンタMR4の検出結果を保留番号3の普通図柄保留データ格納部111に記録する。そして、ステップS52で演出制御回路70に保留コマンド「A103(h)」を送信することに基づいて3回の普通図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS50で保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS53で保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断したときにはステップS54へ移行し、ランダムカウンタMR4の検出結果を保留番号4の普通図柄保留データ格納部111に記録する。そして、ステップS55で演出制御回路70に保留コマンド「A104(h)」を送信することに基づいて4回の普通図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部114の普通図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS53で保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS56でランダムカウンタMR4の検出結果をクリアする。即ち、普通図柄遊技の保留回数には上限値「4回」が設定されており、4回の普通図柄遊技が既に保留されている状態で遊技球が普通図始動口23内を通過したときにはランダムカウンタMR4の記録処理および保留コマンドの送信処理のそれぞれが行われず、遊技球が普通図始動口23内を通過したことが無効化される。
[2−4]普通図柄プロセス処理
図34はステップS14の普通図柄プロセス処理を示すものである。この普通図柄プロセス処理はステップS61の当り判定処理とステップS62の普通図柄変動開始時処理とステップS63の普通図柄変動処理とステップS64の普通図柄変動停止時処理とステップS65の開始インターバル処理とステップS66の開放処理とステップS67の終了インターバル処理を有するものであり、ステップS61の当り判定処理〜ステップS67の終了インターバル処理のそれぞれはフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグの設定状態に応じて択一的に行われる。
[2−4−1]当り判定処理
図35はステップS61の当り判定処理を示すものである。この当り判定処理はフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグが「0」に設定されている場合に実行されるものであり、フラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグは図29のステップS2で「0」に初期設定される。
If the
[2-4] Normal Symbol Process Processing FIG. 34 shows the normal symbol process processing in step S14. The normal symbol process includes the hit determination process in step S61, the normal symbol variation start process in step S62, the normal symbol variation process in step S63, the normal symbol variation stop process in step S64, the start interval process in step S65, and step S66. And the end interval process of step S67. Each of the hit determination process of step S61 to the end interval process of step S67 is alternative according to the setting state of the normal symbol process flag in the
[2-4-1] Hit Determination Processing FIG. 35 shows the hit determination processing in step S61. This hit determination process is executed when the normal symbol process flag in the
CPU51はステップS71で保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断したときにはステップS72へ移行し、保留番号1の普通図柄保留データ格納部111からランダムカウンタMR4の記録結果を検出する。即ち、普通図柄保留データ格納部111は検出順序が最も古い保留番号1のランダムカウンタMR4が検出されるものである。
In step S71, the
CPU51はステップS72でランダムカウンタMR4の記録結果を検出すると、ステップS73でカウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出する。この遊技モードカウンタMN1は図29のステップS2で「0(通常モード)」に初期設定されるものであり、CPU51は遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出したときにはステップS74で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「0(通常モード)」と比較し、ステップS76で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「1(時間短縮モード)」と比較し、ステップS78で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「2(確率変動モード1)」と比較する。
When the
CPU51は遊技モードが通常モードに設定されている場合にはステップS74で「MN1=0」であると判断し、ステップS75でROM52から図14の(a)の通常モード用の当り判定テーブルを検出する。CPU51は遊技モードが時間短縮モードに設定されている場合にはステップS76で「MN1=1」であると判断し、ステップS77でROM52から図14の(b)の時間短縮モード用の当り判定テーブルを検出する。CPU51は遊技モードが確率変動モード1に設定されている場合にはステップS78で「MN1=2」であると判断し、ステップS79でROM52から図14の(c)の確率変動モード1用の当り判定テーブルを検出する。CPU51は遊技モードが確率変動モード2に設定されている場合にはステップS78で「MN1=2」ではないと判断し、ステップS80でROM52から図14の(d)の確率変動モード2用の当り判定テーブルを検出する。
When the game mode is set to the normal mode, the
CPU51は通常モード用の当り判定テーブルと時間短縮モード用の当り判定テーブルと確率変動モード1用の当り判定テーブルと確率変動モード2用の当り判定テーブルのいずれかを検出すると、ステップS81で当り判定テーブルの検出結果からランダムカウンタMR4の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで外れの判定結果を選択したときにはステップS85でフラグ格納部114の当りフラグをオフ状態にリセットし、ステップS86で普通図柄格納部112に外れ図柄「×」を記録し、ステップS84でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「1」をセットする。
When the
CPU51はステップS81で当り判定テーブルの検出結果から当りの判定結果を選択すると、ステップS82でフラグ格納部114の当りフラグをオン状態にセットし、ステップS83で普通図柄格納部112に当り図柄「○」を記録し、ステップS84でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「1」をセットする。例えばランダムカウンタMR4の検出結果が「2850」である場合には通常モード用の当り判定テーブルからは外れの判定結果が選択され、確率変動モード2用の当り判定テーブルからは当りの判定結果が選択される。
[2−4−2]普通図柄変動開始時処理
図36はステップS62の普通図柄変動開始時処理を示すものである。この普通図柄変動開始時処理はフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグが「1」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS91でフラグ格納部114から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出し、ステップS92で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「0(通常モード)」と比較する。ここで「MN1=0」であると判断したときにはステップS93へ移行し、ROM52から図17の変動開始コマンドテーブルを検出する。
When the
[2-4-2] Normal Symbol Variation Start Processing FIG. 36 shows the normal symbol variation start processing in step S62. This normal symbol variation start process is executed when the normal symbol process flag in the
CPU51はステップS93で変動開始コマンドテーブルを検出すると、ステップS95でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR2の更新結果を検出し、ステップS96で変動開始コマンドテーブルからランダムカウンタMR2の検出結果に応じた変動開始コマンドを選択する。この変動開始コマンドの選択処理はフラグ格納部114の当りフラグの設定状態に応じて行われるものであり、フラグ格納部114の当りフラグがオフ状態にリセットされているときには外れ用の変動開始コマンド#01〜#06のうちからランダムカウンタMR2の検出結果に応じたものが選択され、フラグ格納部114の当りフラグがオン状態にセットされているときには当り用の変動開始コマンド#07〜#10のうちからランダムカウンタMR2の検出結果に応じたものが選択される。
When the
CPU51はステップS96で変動開始コマンドを選択すると、ステップS97で演出制御回路70に変動開始コマンドの選択結果を送信する。そして、ステップS98で図柄情報コマンドを設定し、ステップS99で演出制御回路70に図柄情報コマンドの設定結果を送信し、ステップS100へ移行する。この図柄情報コマンドの設定処理は普通図柄格納部112の記録内容に応じて行われるものであり、普通図柄格納部112に外れ図柄「×」が記録されているときには外れ用の図柄情報コマンド「9001(h)」が設定され、普通図柄格納部112に当り図柄「○」が記録されているときには当り用の図柄情報コマンド「9002(h)」が設定される。
When the
CPU51はステップS92で遊技モードカウンタMN1の検出結果が「0(通常モード)」ではないと判断すると、ステップS94でROM52から図18の変動表示時間テーブルを選択し、ステップS100へ移行する。即ち、変動開始コマンドの設定処理および変動開始コマンドの送信処理のそれぞれは遊技モードが通常モードに設定されている場合のみに行われるものであり、変動開始コマンドに応じた装飾図柄遊技の映像は遊技モードが通常モードに設定されている場合のみに表示される。
If the
CPU51はステップS100へ移行すると、変動表示時間を選択する。この変動表示時間の選択処理は遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた内容で行われるものであり、「MN1=0(通常モード)」である場合には変動開始コマンドテーブルから変動開始コマンドの選択結果に応じた変動表示時間が選択され、「MN1=0(通常モード)」でない場合には図18の変動表示時間テーブルから遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた変動表示時間が選択される。即ち、遊技モードが通常モードに設定されている場合には普通図柄遊技の所要時間が変動開始コマンドの選択結果に応じて選択され、遊技モードが時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2のそれぞれに設定されている場合には普通図柄遊技の所要時間が遊技モードの設定結果に応じて選択される。
When the
CPU51はステップS100で変動表示時間を選択すると、ステップS101で変動表示時間の選択結果をタイマ格納部115の普通図柄遊技時間タイマMT1に初期値としてセットする。例えば変動開始コマンドの選択結果が変動開始コマンド#05である場合には変動表示時間「60×1000」が選択され、普通図柄遊技時間タイマMT1に変動表示時間「60×1000」がセットされる。
When the
CPU51はステップS101で普通図柄遊技時間タイマMT1を初期設定すると、ステップS102で保留番号1の普通図柄保留データ格納部111からランダムカウンタMR4の記録結果をクリアし、ステップS103で保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断したときにはステップS109へ移行する。ここで演出制御回路70に保留消去コマンドを送信し、ステップS110でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「2」をセットする。
When the
CPU51はステップS103で保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS104で保留番号2の普通図柄保留データ格納部111に記録されているランダムカウンタMR4を保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にシフトする。そして、ステップS105へ移行し、保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断すると、ステップS109で演出制御回路70に保留消去コマンドを送信し、ステップS110でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「2」をセットする。
If the
CPU51はステップS105で保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS106で保留番号3の普通図柄保留データ格納部111に記録されているランダムカウンタMR4を保留番号2の普通図柄保留データ格納部111にシフトする。そして、ステップS107へ移行し、保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていないと判断すると、ステップS109で演出制御回路70に保留消去コマンドを送信し、ステップS110でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「2」をセットする。
If the
CPU51はステップS107で保留番号4の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていると判断すると、ステップS108で保留番号4の普通図柄保留データ格納部111に記録されているランダムカウンタMR4を保留番号3の普通図柄保留データ格納部111にシフトする。そして、ステップS109で演出制御回路70に保留消去コマンドを送信し、ステップS110でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「2」をセットする。
[2−4−3]普通図柄変動処理
図37はステップS63の普通図柄変動処理を示すものである。この普通図柄変動処理は普通図柄プロセスフラグが「2」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS121で普通図柄表示器31のLEDを点滅制御することに基づいて普通図柄を当り図柄「○」および外れ図柄「×」の交互に変動表示する。そして、ステップS122でタイマ格納部115の普通図柄遊技時間タイマMT1から単位値ΔT(=4msec)を減算することに基づいて普通図柄遊技の残り時間を更新し、ステップS123でタイマ格納部115の普通図柄遊技時間タイマMT1の減算結果を限度値「0」と比較する。
If the
[2-4-3] Normal Symbol Fluctuation Processing FIG. 37 shows the normal symbol variation processing in step S63. This normal symbol variation processing is executed when the normal symbol process flag is set to “2”, and the
CPU51はステップS123で「MT1=0」を検出すると、普通図柄遊技の終了を判断する。そして、ステップS124でカウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出し、ステップS125で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「0(通常モード)」と比較する。ここで「MN1=0」ではないと判断した場合にはステップS127へ移行し、フラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「3」をセットする。CPU51はステップS125で「MN1=0」であると判断すると、ステップS126で演出制御回路70に変動停止コマンドA000(h)を送信し、ステップS127でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「3」をセットする。即ち、変動停止コマンドの送信処理は遊技モードが通常モードに設定されている場合にのみ行われるものであり、遊技モードが通常モードに設定されている場合には演出制御回路70に普通図柄遊技が終了することが通知される。
[2−4−4]普通図柄変動停止時処理
図38はステップS64の普通図柄変動停止時処理を示すものである。この普通図柄変動停止時処理は普通図柄プロセスフラグが「3」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS131で普通図柄の変動表示を停止する。この普通図柄の停止表示は普通図柄格納部112に記録されている普通図柄の設定結果で行われるものであり、当りであると判定されている場合には普通図柄の変動表示が当り図柄「○」で停止し、外れであると判定されている場合には普通図柄の変動表示が外れ図柄「×」で停止する。
When
[2-4-4] Normal Symbol Fluctuation Stop Processing FIG. 38 shows the normal symbol variation stop processing in step S64. This normal symbol fluctuation stop process is executed when the normal symbol process flag is set to “3”, and the
CPU51はステップS131で普通図柄の変動表示を終えると、ステップS132でフラグ格納部114の当りフラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えばステップS61の当り判定処理で外れであると判定した場合にはステップS132でフラグ格納部114の当りフラグがオフ状態にリセットされていると判断し、ステップS133へ移行する。ここでフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「0」をセットし、ステップS139で普通図柄格納部112から外れ図柄「×」をクリアする。この場合には次回のタイマ割込み処理でステップS61の当り判定処理に復帰し、保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されている場合には保留番号1の普通図柄保留データ格納部111に記録されているランダムカウンタMR4に基づいて当りであるか否かを判定する。
When the
CPU51はステップS132でフラグ格納部114の当りフラグがオン状態にセットされていると判断すると、ステップS134でカウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出する。そして、ステップS135でROM52から図19の(a)の当り遊技パターンテーブルを検出し、当り遊技パターンテーブルから遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた開始インターバル期間を選択する。
If the
CPU51はステップS135で開始インターバル期間を選択すると、ステップS136でタイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2に開始インターバル期間の選択結果を初期値としてセットする。そして、ステップS137でフラグ格納部114の当りフラグをオフ状態にリセットし、ステップS138でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「4」をセットし、ステップS139で普通図柄格納部112から当り図柄「○」をクリアする。
[2−4−5]開始インターバル処理
図39はステップS65の開始インターバル処理を示すものである。この開始インターバル処理は普通図柄プロセスフラグが「4」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS141でタイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2から単位値ΔTを減算することで開始インターバル期間の残り時間を更新する。そして、ステップS142で当り遊技時間タイマMT2の減算結果を限度値「0」と比較し、「MT2=0」であると判断したときにはステップS143へ移行する。
When the
[2-4-5] Start interval process FIG. 39 shows the start interval process of step S65. This start interval process is executed when the normal symbol process flag is set to “4”, and the
CPU51はステップS143へ移行すると、カウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出する。そして、ステップS144でROM52から図19の(a)の当り遊技パターンテーブルを検出し、当り遊技パターンテーブルから遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた開放期間を選択する。次にステップS145へ移行し、タイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2に開放期間の選択結果を初期値としてセットする。
In step S143, the
CPU51はステップS145で当り遊技時間タイマMT2を初期設定すると、ステップS146でカウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN2に限度個数「10」を初期値としてセットする。この限度個数はROM52に予め記録されたものであり、CPU51はステップS146で入賞個数カウンタMN2を初期設定したときにはステップS147へ移行し、特別図柄始動口ソレノイド29をオンすることに基づいて特別図柄始動口25を開放する。そして、ステップS148でフラグ格納部114の開放中フラグをオン状態にセットし、ステップS149でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「5」をセットする。
[2−4−6]開放処理
図40はステップS66の開放処理を示すものである。この開放処理はフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグが「5」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS151でタイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2から単位値ΔTを減算することで特別図柄始動口25の開放期間の残り時間を更新し、ステップS152で当り遊技時間タイマMT2の減算結果を限度値「0」と比較する。
When the
[2-4-6] Release Processing FIG. 40 shows the release processing in step S66. This release process is executed when the normal symbol process flag in the
CPU51はステップS152で「MT2=0」ではないと判断すると、ステップS153でフラグ格納部114の開放中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114の開放中フラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS154へ移行し、特別図柄始動口センサ26から特別図柄始動信号が出力されているか否かを判断する。例えば当り遊技で遊技球が特別図柄始動口25内に入賞したときには特別図柄始動口センサ26から特別図柄始動信号が出力され、ステップS154で特別図柄始動信号が出力されていると判断される。
If the
CPU51はステップS154で特別図柄始動信号が出力されていると判断すると、ステップS155でカウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN2から単位値「1」を減算し、ステップS156でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグをオン状態にセットする。そして、ステップS157へ移行し、入賞個数カウンタMN2の減算結果を限度値「0」と比較する。例えば当り遊技で特別図柄始動口25内に限度個数「10」の遊技球が入賞したときにはステップS157で「MN2≦0」であると判断し、ステップS158で特別図柄始動口ソレノイド29をオフすることに基づいて特別図柄始動口25を閉鎖し、ステップS159でフラグ格納部114の開放中フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS152で当り遊技時間タイマMT2の減算結果が限度値「0」であると判断すると、ステップS160でフラグ格納部114の開放中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えば当り遊技時間タイマMT2の減算結果が限度値「0」に到達する前に特別図柄始動口25内に限度個数の遊技球が入賞している場合にはステップS157で「MN2≦0」であると判断され、ステップS158で特別図柄始動口25が閉鎖され、ステップS159でフラグ格納部114の開放中フラグがオフ状態にリセットされている。この場合にはCPU51はステップS160でフラグ格納部114の開放中フラグがオン状態にセットされていないと判断し、ステップS163へ移行する。
If the
CPU51は当り遊技時間タイマMT2の減算結果が限度値「0」に到達したにも拘らず特別図柄始動口25内に限度個数の遊技球が入賞していない場合にはステップS160でフラグ格納部114の開放中フラグがオン状態にセットされていると判断し、ステップS161で特別図柄始動口ソレノイド29をオフすることに基づいて特別図柄始動口25を閉鎖する。そして、ステップS162でフラグ格納部114の開放中フラグをオフ状態にリセットし、ステップS163へ移行する。即ち、特別図柄始動口25は特別図柄始動口25内に限度個数の遊技球が入賞または開放期間が経過することに基づいて閉鎖されるものである。
When the subtraction result of the winning game time timer MT2 reaches the limit value “0”, the
CPU51はステップS163へ移行すると、カウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出する。そして、ステップS164でROM52から図19の(a)の当り遊技パターンテーブルを検出し、当り遊技パターンテーブルから遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた終了インターバル期間を選択する。次にステップS165でタイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2に終了インターバル期間の選択結果を初期値としてセットし、ステップS166でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグをオフ状態にリセットし、ステップS167でフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグに「6」をセットする。即ち、フラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグは当り遊技で開放期間が終了することに基づいてオフ状態にリセットされるものであり、大当り遊技が終了した時点では必ずフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグがオフ状態にリセットされている。
[2−4−7]終了インターバル処理
図41はステップS67の終了インターバル処理を示すものである。この終了インターバル処理はフラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグが「6」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS171でタイマ格納部115の当り遊技時間タイマMT2から単位値ΔTを減算することで終了インターバル期間の残り時間を更新し、ステップS172で当り遊技時間タイマMT2の減算結果を限度値「0」と比較する。ここで「MT2=0」であると判断したときにはステップS173へ移行し、フラグ格納部114の普通図柄プロセスフラグを「0」にセットする。この場合には次回のタイマ割込み処理でステップS61の当り判定処理に復帰し、保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されている場合には保留番号1の普通図柄保留データ格納部111に記録されているランダムカウンタMR4に基づいて当りであるか否かを判定する。
[2−5]特別図柄プロセス処理
図42はステップS15の特別図柄プロセス処理を示すものである。この特別図柄プロセス処理はステップS181の大当り判定処理とステップS182の特別図柄変動開始時処理とステップS183の特別図柄変動処理とステップS184の特別図柄変動停止時処理とステップS185の開始インターバル処理とステップS186の1ラウンド開放処理とステップS187の中間インターバル処理とステップS188の2ラウンド開放処理とステップS189の終了インターバル処理を有するものであり、ステップS181の大当り判定処理〜ステップS189の終了インターバル処理のそれぞれはフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグの設定状態に応じて択一的に行われる。
[2−5−1]大当り判定処理
図43および図44のそれぞれはステップS181の大当り判定処理を示すものである。この大当り判定処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「0」に設定されている場合に実行されるものであり、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグは図29のステップS2で「0」に初期設定される。
When proceeding to step S163, the
[2-4-7] End interval processing FIG. 41 shows the end interval processing in step S67. This end interval process is executed when the normal symbol process flag of the
[2-5] Special Symbol Process Processing FIG. 42 shows the special symbol process processing in step S15. The special symbol process includes the big hit determination process in step S181, the special symbol variation start process in step S182, the special symbol variation process in step S183, the special symbol variation stop process in step S184, the start interval process in step S185, and step S186. 1 round release processing, intermediate interval processing in step S187, two round release processing in step S188, and end interval processing in step S189. Each of the big hit determination processing in step S181 to the end interval processing in step S189 is a flag. This is alternatively performed according to the setting state of the special symbol process flag in the
[2-5-1] Big Hit Determination Process Each of FIGS. 43 and 44 shows the big hit determination process in step S181. This jackpot determination process is executed when the special symbol process flag in the
CPU51は図43のステップS191でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えば当り遊技で遊技球が特別図柄始動口25内に1個目に入賞したときには図34のステップS66の開放処理でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグがオン状態にセットされる。この場合にはCPU51はステップS191でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグがオン状態にセットされていると判断し、ステップS192でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR1の更新結果を検出する。
In step S191 of FIG. 43, the
CPU51はステップS192でランダムカウンタMR1の更新結果を検出すると、ステップS193でカウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出し、ステップS194で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「0(通常モード)」および「1(時間短縮モード)」のそれぞれと比較する。ここで「MN1=0」または「MN1=1」であると判断したときにはステップS195でROM52から図13の(a)の通常確率用の大当り判定テーブルを検出し、「MN1=2(確率変動モード1)」または「MN1=3(確率変動モード2)」であると判断したときにはステップS196でROM52から図13の(b)の高確率用の大当り判定テーブルを検出する。
When the
CPU51は通常確率用の大当り判定テーブルまたは高確率用の大当り判定テーブルを検出すると、ステップS197で大当り判定テーブルの検出結果からランダムカウンタMR1の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで外れの判定結果を選択したときにはステップS198でフラグ格納部114の大当りフラグをオフ状態にリセットし、ステップS199で特別図柄格納部113に外れ図柄「1」を記録し、ステップS225でフラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグをオフし、図44のステップS224でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。
When the
CPU51は図43のステップS197で大当り判定テーブルの検出結果から大当りの判定結果を選択すると、ステップS200でフラグ格納部114の大当りフラグをオン状態にセットし、ステップS201で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「0」と比較する。例えば遊技モードが通常モードに設定されている場合にはステップS201で「MN1=0」であると判断し、ステップS202で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」を記録する。そして、図44のステップS224へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。この特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」が記録されている場合には直後の大当り遊技が終了した時点で遊技モードが確率変動モード2に設定される。
When the
CPU51は図43のステップS201で遊技モードカウンタMN1の検出結果が「0」ではないと判断すると、ステップS203で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「1」と比較する。例えば遊技モードが時間短縮モードに設定されている場合にはカウンタ格納部116のリミットカウンタMN3が「0」に減算され、カウンタ格納部116の遊技モードカウンタMN1が「1」に設定されている。この場合にはステップS203で「MN1=1」であると判断し、ステップS204でROM52から図15の(a)の確変判定テーブル1を検出する。そして、ステップS205でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR3の更新結果を検出し、ステップS206で確変判定テーブル1からランダムカウンタMR3の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで確率変動モード1の判定結果を選択したときにはステップS207で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「4」を記録し、確率変動モード2の判定結果を選択したときにはステップS208で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」を記録し、いずれの場合にも図44のステップS224でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。この特別図柄格納部113に確変大当り図柄「4」が記録されている場合には直後の大当り遊技が終了した時点で遊技モードが確率変動モード1に設定される。
If the
CPU51は図43のステップS203で遊技モードカウンタMN1の検出結果が「1」ではないと判断すると、図44のステップS209で遊技モードカウンタMN1の検出結果を「2」と比較する。例えば遊技モードが確率変動モード1に設定されている場合にはステップS209で「MN1=2」であると判断し、ステップS210へ移行する。ここでカウンタ格納部116からリミットカウンタMN3の設定結果を検出し、リミットカウンタMN3の検出結果をROM52に予め記録された限度値「1」と比較する。
If the
CPU51はステップS210で「MN3=1」ではないと判断すると、ステップS211でROM52から図15の(b)の確変判定テーブル2を検出する。そして、ステップS212でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR3の更新結果を検出し、ステップS213で確変判定テーブル2からランダムカウンタMR3の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで確率変動モード1の判定結果を選択したときにはステップS214で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「4」を記録し、確率変動モード2の判定結果を選択したときにはステップS215で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」を記録し、いずれの場合にもステップS224でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。
If the
CPU51はステップS210で「MN3=1」であると判断すると、ステップS216でROM52から図16の時短判定テーブルを検出する。そして、ステップS217でカウンタ格納部116からランダムカウンタMR3の更新結果を検出し、ステップS218で時短判定テーブルからランダムカウンタMR3の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで通常モードの判定結果を選択したときにはステップS219で特別図柄格納部113に通常大当り図柄「2」を記録し、時間短縮モードの判定結果を選択したときにはステップS220で特別図柄格納部113に時短大当り図柄「3」を記録し、いずれの場合にもステップS224でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。この特別図柄格納部113に通常大当り図柄「2」が記録されている場合には直後の大当り遊技が終了した時点で遊技モードが通常モードに設定され、特別図柄格納部113に時短大当り図柄「3」が記録されている場合には直後の大当り遊技が終了した時点で遊技モードが時間短縮モードに設定される。
If the
CPU51は遊技モードカウンタMN1の検出結果が「3」である場合にはステップS209で「MN1=2」ではないと判断し、ステップS221でカウンタ格納部116からリミットカウンタMN3の設定結果を検出して「1」と比較する。ここで「MN3=1」であると判断した場合にはステップS222で特別図柄格納部113に時短大当り図柄「3」を記録し、「MN3=1」ではないと判断した場合にはステップS223で特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」を記録し、いずれの場合にもステップS224でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「1」をセットする。
[2−5−2]特別図柄変動開始時処理
図45はステップS182の特別図柄変動開始時処理を示すものである。この特別図柄変動開始時処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「1」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS230でフラグ格納部114の大当りフラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114の大当りフラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS231へ移行する。
When the detection result of the game mode counter MN1 is “3”, the
[2-5-2] Special Symbol Variation Start Processing FIG. 45 shows the special symbol variation start processing in step S182. This special symbol variation start process is executed when the special symbol process flag in the
CPU51はステップS231へ移行すると、カウンタ格納部116からリミットカウンタMN3の設定結果を検出する。そして、ステップS232へ移行し、リミットカウンタMN3の検出結果を限度値「0」と比較する。ここで「MN3=0」であると判断したときにはステップS233へ移行し、カウンタ格納部116のリミットカウンタMN3に継続限度回数「10」を初期値としてセットする。
In step S231, the
CPU51はステップS234へ移行すると、図柄情報コマンドを設定する。この図柄情報コマンドの設定処理は特別図柄格納部113の記録内容に応じて行われるものであり、特別図柄格納部113に外れ図柄「1」が記録されている場合には図柄情報コマンド「9003(h)」が設定され、特別図柄格納部113に通常モード用の通常大当り図柄「2」が記録されている場合には図柄情報コマンド「9004(h)」が設定され、特別図柄格納部113に時間短縮モード用の時短大当り図柄「3」が記録されている場合には図柄情報コマンド「9005(h)」が設定され、特別図柄格納部113に確率変動モード1用の確変大当り図柄「4」が記録されている場合には図柄情報コマンド「9006(h)」が設定され、特別図柄格納部113に確率変動モード2用の確変大当り図柄「5」が記録されている場合には図柄情報コマンド「9007(h)」が設定される。
When the
CPU51はステップS234で図柄情報コマンドを設定すると、ステップS235で演出制御回路70に図柄情報コマンドの設定結果を送信する。そして、ステップS236でカウンタ格納部116から遊技モードカウンタMN1の設定結果を検出し、ステップS237で図18の変動表示時間テーブルから遊技モードカウンタMN1の検出結果に応じた特別図柄遊技用の変動表示時間を選択する。次にステップS238でタイマ格納部115の特別図柄遊技時間タイマMT3に変動表示時間の選択結果を初期値としてセットし、ステップS239でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「2」をセットする。
When
図46は図43〜図45の制御プログラムに基づいて遊技モードが移行する様子を示すものであり、遊技モードが通常モードに設定されている状態で大当りであると判定された場合には図43のステップS202で確変大当り図柄「5」が設定される。この場合にはリミットカウンタMN3が限度値「0」に減算されているので、図45のステップS233でリミットカウンタMN3に継続限度回数「10」が設定される。このリミットカウンタMN3は大当り遊技が開始される毎に単位値「1」だけ減算されるものであり、確変大当り図柄「5」が設定された場合には直後の大当り遊技が終了することに基づいて遊技モードが確率変動モード2に設定される。この遊技モードが確率変動モード2に設定されている状態では大当りであると判定される毎に図44のステップS223で確変大当り図柄「5」が設定されるので、遊技モードが確率変動モード2に維持される(MN1=3)。
FIG. 46 shows the transition of the game mode based on the control program shown in FIGS. 43 to 45. FIG. 43 shows that the game mode is set to the normal mode and it is determined that the game is a big hit. In step S202, the probability variation big hit symbol “5” is set. In this case, since the limit counter MN3 is subtracted from the limit value “0”, the continuation limit count “10” is set in the limit counter MN3 in step S233 of FIG. This limit counter MN3 is decremented by the unit value “1” every time a big hit game is started. When the probability variation big hit symbol “5” is set, the next big hit game ends. The game mode is set to the
遊技モードが確率変動モード2に設定されている状態で大当りであると設定回数だけ判定された場合には図44のステップS221で「リミットカウンタMN3=1」が判断され、図44のステップS222で時短大当り図柄「3」が設定される。この場合には大当り遊技が開始されることに基づいてリミットカウンタMN3が「1」から「0」に減算され、大当り遊技が終了することに基づいて遊技モードが時間短縮モードに設定される(MN1=1)。この遊技モードが時間短縮モードに設定されている状態で大当りであると判定された場合には図43のステップS206でランダムカウンタMR3の検出結果に基づいて確変大当り図柄「4」または確変大当り図柄「5」が設定され、図45のステップS233でリミットカウンタMN3に継続限度回数「10」が設定される。例えば確変大当り図柄「5」が設定された場合には遊技モードが確率変動モード2に設定されるので、図44のステップS221で「リミットカウンタMN3=1」が判断されるまで確率変動モード2が継続する。
When the game mode is set to the
確変大当り図柄「4」が設定された場合には直後の大当り遊技が終了することに基づいて遊技モードが確率変動モード1に設定される。この遊技モードが確率変動モード1に設定されている状態では大当りであると判定される毎に図44のステップS213でランダムカウンタMR3の検出結果に基づいて遊技モードが確変変動モード1および確率変動モード2のいずれであるかが判定されるので、大当り遊技が終了することに基づいて遊技モードが確率変動モード1または確率変動モード2に設定される。この遊技モードが確率変動モード1に設定されたまま図44のステップS210で「リミットカウンタMN3=1」が判断された場合にはステップS218でランダムカウンタMR3の検出結果に基づいて通常大当り図柄「2」または時短大当り図柄「3」が設定される。この通常大当り図柄「2」が設定された場合には直後の大当り遊技が終了することに基づいて遊技モードが通常モードに設定されるので、電源投入時の初期状態に復帰する。
When the probable big hit symbol “4” is set, the game mode is set to the
即ち、通常モードで大当りであると判定された場合にはリミットカウンタMN3に限度回数「10」が設定され、遊技モードが通常モードから確率変動モード2へ移行する。この場合には確率変動モード2が設定回数だけ継続する。この確率変動モード2の設定状態で大当りであると判定されたときに「MN3=1」である場合には遊技モードが確率変動モード2から時間短縮モードへ移行する。この時間短縮モードの設定状態で大当りであると判定されたときには「MN3=0」に減算されているので、リミットカウンタMN3に限度回数「10」が再設定される。この場合には時間短縮モードから確率変動モード1および確率変動モード2のいずれかへ移行し、確率変動モード1の設定状態で大当りであると判定されたときに「MN3=1」である場合には遊技モードが通常モードおよび時間短縮モードのいずれかへ移行する。
[2−5−3]特別図柄変動処理
図47はステップS183の特別図柄変動処理を示すものである。この特別図柄変動処理は特別図柄プロセスフラグが「2」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS241で特別図柄表示器37のLEDを点滅制御することに基づいて特別図柄を変動状態で表示する。そして、ステップS242でタイマ格納部115の特別図柄遊技時間タイマMT3から単位値ΔTを減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新し、ステップS243で特別図柄遊技時間タイマMT3の減算結果を限度値「0」と比較する。ここで「MT3=0」であると判断したときにはステップS244へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「3」をセットする。
[2−5−4]特別図柄変動停止時処理
図48はステップS184の特別図柄変動停止時処理を示すものである。この特別図柄変動停止時処理は特別図柄プロセスフラグが「3」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS251で特別図柄の変動表示を停止する。この特別図柄の停止表示は特別図柄格納部113に記録されている特別図柄の設定結果で行われるものであり、特別図柄格納部113に外れ図柄「1」が記録されている場合には特別図柄の変動表示が外れ図柄「1」で停止し、特別図柄格納部113に通常大当り図柄「2」が記録されている場合には特別図柄の変動表示が通常大当り図柄「2」で停止し、特別図柄格納部113に時短大当り図柄「3」が記録されている場合には特別図柄の変動表示が時短大当り図柄「3」で停止し、特別図柄格納部113に確変大当り図柄「4」が記録されている場合には特別図柄の変動表示が確変大当り図柄「4」で停止し、特別図柄格納部113に確変大当り図柄「5」が記録されている場合には特別図柄の変動表示が確変大当り図柄「5」で停止する。
That is, when it is determined that the game is a big hit in the normal mode, the limit number “10” is set in the limit counter MN3, and the game mode shifts from the normal mode to the
[2-5-3] Special symbol variation processing FIG. 47 shows the special symbol variation processing in step S183. This special symbol variation process is executed when the special symbol process flag is set to “2”, and the
[2-5-4] Special Symbol Fluctuation Stop Process FIG. 48 shows the special symbol fluctuation stop process in step S184. This special symbol variation stop process is executed when the special symbol process flag is set to “3”, and the
CPU51はステップS251で特別図柄の変動表示を終えると、ステップS252でフラグ格納部114の大当りフラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114の大当りフラグがオフ状態にリセットされていると判断したときにはステップS253へ移行し、特別図柄格納部113から外れ図柄「1」の記録結果をクリアする。そして、ステップS254へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「0」をセットする。この場合には次回のタイマ割込み処理でステップS181の大当り判定処理に復帰し、フラグ格納部114の特別図柄始動信号フラグがオン状態にセットされている場合にはランダムカウンタMR1の更新結果に基づいて大当りであるか否かを再び判定する。
When the
CPU51はステップS252でフラグ格納部114の大当りフラグがオン状態にセットされていると判断すると、ステップS255でフラグ格納部114の大当りフラグをオフ状態にリセットし、ステップS256でカウンタ格納部116のリミットカウンタMN3から単位値「1」を減算する。そして、ステップS257で図19の(b)の大当り遊技パターンテーブルから開始インターバル期間を検出し、タイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4に開始インターバル期間の検出結果を初期値としてセットする。次にステップS258へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「4」をセットする。
[2−5−5]開始インターバル処理
図49はステップS185の開始インターバル処理を示すものである。この開始インターバル処理は特別図柄プロセスフラグが「4」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS261でタイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4から単位値ΔTを減算することで開始インターバル期間の残り時間を更新する。そして、ステップS262で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果を限度値「0」と比較し、「MT4=0」であると判断したときにはステップS263へ移行する。
If the
[2-5-5] Start Interval Process FIG. 49 shows the start interval process in step S185. This start interval process is executed when the special symbol process flag is set to “4”, and the
CPU51はステップS263へ移行すると、図19の(b)の大当り遊技パターンテーブルから1ラウンド開放期間を検出し、タイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4に1ラウンド開放期間の検出結果を初期値としてセットする。そして、ステップS264へ移行し、カウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN4に限度個数「1」を初期値としてセットする。この限度個数「1」はROM52に予め記録されたものであり、大当り遊技で特別入賞口32の1回の開放時に特別入賞口32内に入賞することが可能な遊技球の個数を示している。
When proceeding to step S263, the
CPU51はステップS264で入賞個数カウンタMN4を初期設定すると、ステップS265で特別入賞口ソレノイド36をオンすることに基づいて特別入賞口32を開放する。そして、ステップS266でフラグ格納部114のラウンド中フラグをオン状態にセットし、ステップS267でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「5」をセットする。
[2−5−6]1ラウンド開放処理
図50はステップS186の1ラウンド開放処理を示すものである。この1ラウンド開放処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「5」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS271でタイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4から単位値ΔTを減算することで特別入賞口32の1ラウンド開放期間の残り時間を更新し、ステップS272で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果を限度値「0」と比較する。
When the
[2-5-6] One-Round Release Processing FIG. 50 shows the one-round release processing in step S186. This one-round release process is executed when the special symbol process flag in the
CPU51はステップS272で「MT4=0」ではないと判断すると、ステップS273でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS274へ移行し、特別入賞口センサ33から特別入賞信号が出力されているか否かを判断する。例えば大当り遊技で遊技球が特別入賞口32内に入賞したときには特別入賞口センサ33から特別入賞信号が出力され、ステップS274で特別入賞信号が出力されていると判断される。
If the
CPU51はステップS274で特別入賞信号が出力されていると判断すると、ステップS275でカウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN4から単位値「1」を減算し、ステップS276で入賞個数カウンタMN4の減算結果を限度値「0」と比較する。例えば大当り遊技で特別入賞口32内に限度個数「1」の遊技球が入賞したときにはステップS276で「MN4≦0」であると判断し、ステップS277で特別入賞口ソレノイド36をオフすることに基づいて特別入賞口32を閉鎖し、ステップS278でフラグ格納部114のラウンド中フラグをオフ状態にリセットする。
When the
CPU51はステップS272で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果が限度値「0」であると判断すると、ステップS279でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えば大当り遊技時間タイマMT4の減算結果が限度値「0」に到達する前に特別入賞口32内に限度個数の遊技球が入賞した場合にはステップS276で「MN4≦0」であると判断され、ステップS277で特別入賞口32が閉鎖され、ステップS278でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオフ状態にリセットされている。この場合にはCPU51はステップS279でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされていないと判断し、ステップS282へ移行する。
If the
CPU51は大当り遊技時間タイマMT4の減算結果が限度値「0」に到達したにも拘らず特別入賞口32内に限度個数の遊技球が入賞していない場合にはステップS279でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされていると判断し、ステップS280で特別入賞口ソレノイド36をオフすることに基づいて特別入賞口32を閉鎖する。そして、ステップS281でフラグ格納部114のラウンド中フラグをオフ状態にリセットし、ステップS282へ移行する。即ち、特別入賞口32は特別入賞口32内に限度個数の遊技球が入賞または1ラウンド開放期間が経過することに基づいて閉鎖されるものである。
If the subtraction result of the big hit gaming time timer MT4 has reached the limit value “0”, but the limit number of game balls has not won in the special winning
CPU51はステップS282へ移行すると、図19の(b)の大当り遊技パターンテーブルから中間インターバル期間を検出し、タイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4に中間インターバル期間の検出結果を初期値としてセットする。そして、ステップS283へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「6」をセットする。
[2−5−7]中間インターバル処理
図51はステップS187の中間インターバル処理を示すものである。この中間インターバル処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「6」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS291でタイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4から単位値ΔTを減算することで中間インターバル期間の残り時間を更新し、ステップS292で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果を限度値「0」と比較する。
In step S282, the
[2-5-7] Intermediate Interval Processing FIG. 51 shows the intermediate interval processing in step S187. This intermediate interval process is executed when the special symbol process flag of the
CPU51はステップS292で「MT4=0」であると判断すると、ステップS293へ移行する。ここで図19の(b)の大当り遊技パターンテーブルから2ラウンド開放期間を検出し、タイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4に2ラウンド開放期間の検出結果を初期値としてセットする。そして、ステップS294でカウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN4に限度個数「1」を初期値としてセットし、ステップS295で特別入賞口ソレノイド36をオンすることに基づいて特別入賞口32を再び開放する。次にステップS296でフラグ格納部114のラウンド中フラグをオン状態にセットし、ステップS297でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「7」をセットする。
[2−5−8]2ラウンド開放処理
図52はステップS188の2ラウンド開放処理を示すものである。この2ラウンド開放処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「7」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS301でタイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4から単位値ΔTを減算することで特別入賞口32の2ラウンド開放期間の残り時間を更新し、ステップS302で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果を限度値「0」と比較する。
If the
[2-5-8] Two-Round Release Processing FIG. 52 shows the two-round release processing in step S188. This two-round release process is executed when the special symbol process flag of the
CPU51はステップS302で「MT4=0」ではないと判断すると、ステップS303でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS304へ移行し、特別入賞口センサ33から特別入賞信号が出力されているか否かを判断する。
If the
CPU51はステップS304で特別入賞口センサ33から特別入賞信号が出力されていると判断すると、ステップS305でカウンタ格納部116の入賞個数カウンタMN4から単位値「1」を減算し、ステップS306で入賞個数カウンタMN4の減算結果を限度値「0」と比較する。ここで「MN4≦0」であると判断したときにはステップS307へ移行し、特別入賞口ソレノイド36をオフすることに基づいて特別入賞口32を閉鎖する。そして、ステップS308へ移行し、フラグ格納部114のラウンド中フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS302で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果が限度値「0」であると判断すると、ステップS309でフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部114のラウンド中フラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS310へ移行し、特別入賞口ソレノイド36をオフすることに基づいて特別入賞口32を閉鎖する。そして、ステップS311でフラグ格納部114のラウンド中フラグをオフ状態にリセットし、ステップS312へ移行する。即ち、特別入賞口32は特別入賞口32内に限度個数の遊技球が入賞または2ラウンド開放期間が経過することに基づいて閉鎖されるものである。
If the
CPU51はステップS312へ移行すると、図19の(b)の大当り遊技パターンテーブルから終了インターバル期間を検出し、タイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4に終了インターバル期間の検出結果を初期値としてセットする。そして、ステップS313へ移行し、フラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「8」をセットする。
[2−5−9]終了インターバル処理
図53はステップS189の終了インターバル処理を示すものである。この終了インターバル処理はフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグが「8」に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS321でタイマ格納部115の大当り遊技時間タイマMT4から単位値ΔTを減算することで終了インターバル期間の残り時間を更新し、ステップS322で大当り遊技時間タイマMT4の減算結果を限度値「0」と比較する。
In step S312, the
[2-5-9] End Interval Processing FIG. 53 shows the end interval processing in step S189. This end interval process is executed when the special symbol process flag of the
CPU51はステップS322で「MT4=0」であると判断すると、ステップS323で特別図柄格納部113から特別図柄の設定結果を検出する。そして、ステップS324で特別図柄の検出結果を通常大当り図柄「2」と比較し、ステップS326で特別図柄の検出結果を時短大当り図柄「3」と比較し、ステップS328で特別図柄の検出結果を確変大当り図柄「4」と比較する。
If the
CPU51はステップS324で特別図柄の検出結果が通常大当り図柄「2」であると判断すると、ステップS325でカウンタ格納部116の遊技モードカウンタMN1に「0」をセットすることに基づいて遊技モードを通常モードに設定する。そして、ステップS331で特別図柄格納部113から通常大当り図柄「2」をクリアし、ステップS332でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「0」をセットする。CPU51はステップS326で特別図柄の検出結果が時短大当り図柄「3」であると判断すると、ステップS327でカウンタ格納部116の遊技モードカウンタMN1に「1」をセットすることに基づいて遊技モードを時間短縮モードに設定する。そして、ステップS331で特別図柄格納部113から時短大当り図柄「3」をクリアし、ステップS332でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「0」をセットする。
If the
CPU51はステップS328で特別図柄の検出結果が確変大当り図柄「4」であると判断すると、ステップS329でカウンタ格納部116の遊技モードカウンタMN1に「2」をセットすることに基づいて遊技モードを確率変動モード1に設定する。そして、ステップS331で特別図柄格納部113から確変大当り図柄「4」をクリアし、ステップS332でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「0」をセットする。CPU51は特別図柄の検出結果が確変大当り図柄「5」である場合にはステップS328からステップS330へ移行し、カウンタ格納部116の遊技モードカウンタMN1に「3」をセットすることに基づいて遊技モードを確率変動モード2に設定する。そして、ステップS331で特別図柄格納部113から確変大当り図柄「5」をクリアし、ステップS332でフラグ格納部114の特別図柄プロセスフラグに「0」をセットする。
When the
図53の終了インターバル処理のステップS332で特別図柄プロセスフラグに「0」がセットされた時点では図40の開放処理で特別図柄始動口25が閉鎖され、特別図柄始動信号フラグがステップS166でオフ状態にリセットされている。従って、図43のステップS191で特別図柄始動信号フラグがオフ状態にリセットされていると判断されるので、今回の当り遊技で終了インターバル期間が経過する前に特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれが再開されることはない。
53. When the special symbol process flag is set to “0” in step S332 of the end interval process of FIG. 53, the special
図53の終了インターバル処理のステップS332で特別図柄プロセスフラグに「0」がセットされた時点では図41の終了インターバル処理のステップS171で当り遊技時間タイマMT2が減算されており、図53の終了インターバル処理のステップS332で特別図柄プロセスフラグに「0」がセットされた後に図41の終了インターバル処理のステップS172で「MT2=0」であると判断され、図35の当り判定処理で保留番号1の普通図柄保留データ格納部111にランダムカウンタMR4の検出結果が記録されていることを条件に当りであるか否かが判定される。従って、遊技モードが時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2のいずれかに設定されている場合には大当り遊技が終了した直後に当りであると高確率で判定されるので、当り遊技が高確率で再開される。これに対して遊技モードが通常モードに設定されている場合には大当り遊技が終了した直後に当りであると通常確率で判定されるので、当り遊技が時間短縮モードの設定時と確率変動モード1の設定時と確率変動モード2の設定時のそれぞれに比べて再開され難い。
[11]メイン処理
図54は演出制御回路70のCPU71が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU71は電源が投入されたときにはステップS401でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS402でRAM73のコマンド格納部121とフラグ格納部122とタイマ格納部123とカウンタ格納部124と確定図柄格納部125のそれぞれを初期設定し、ステップS403で10msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を設定する。このタイマ割込み周期10msecは表示制御回路80のフレーム周波数に同期するものである。
When the special symbol process flag is set to “0” in step S332 of the end interval process of FIG. 53, the winning game time timer MT2 is subtracted in step S171 of the end interval process of FIG. 41, and the end interval of FIG. After “0” is set to the special symbol process flag in step S332 of the process, it is determined that “MT2 = 0” in step S172 of the end interval process of FIG. 41, and the holding
[11] Main Process FIG. 54 shows a main process executed by the
CPU71はステップS403でCTCを初期設定すると、ステップS404のカウンタ更新処理を繰返す。このカウンタ更新処理はカウンタ格納部124のランダムカウンタSR1〜ランダムカウンタSR3のそれぞれを単位値「1」だけ更新するものであり、図25に示すように、ランダムカウンタSR1は初期値「0」から上限値「249」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算され、ランダムカウンタSR2は初期値「0」から上限値「162」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算され、ランダムカウンタSR3は初期値「0」から上限値「72」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[12]外部割込み処理
メイン制御回路50から変動開始コマンドと図柄情報コマンドと変動停止コマンドと保留コマンドと保留消去コマンドのそれぞれが送信されたときにはCPU71で外部割込みが発生する。この外部割込みはタイマ割込みとは別に発生するものであり、CPU71は外部割込みが発生することに基づいて割込み禁止状態になる。この外部割込みが発生したときにはCPU71は変動開始コマンド〜保留消去コマンドのそれぞれを受信コマンドバッファに格納し、割込み禁止状態を解除する。
[13]タイマ割込み処理
図55はCPU71がタイマ割込みの発生する10msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU71はタイマ割込みが発生する毎にステップS411のコマンド解析処理とステップS412の保留コマンド処理とステップS413の保留消去処理とステップS414の装飾図柄遊技処理とステップS415の確変継続演出処理を当該順序で実行する。
[13−1]コマンド解析処理
図56はステップS411のコマンド解析処理を示すものであり、CPU71はステップS421で受信コマンドバッファに保留コマンドが記録されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに保留コマンドが記録されていると判断したときにはステップS422へ移行し、保留コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部121にシフトする。CPU71はステップS423へ移行すると、受信コマンドバッファに保留消去コマンドが記録されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに保留消去コマンドが記録されていると判断したときにはステップS424へ移行し、保留消去コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部121にシフトする。
When the
[12] External Interrupt Processing When the change start command, the symbol information command, the change stop command, the hold command, and the hold erase command are transmitted from the
[13] Timer Interrupt Processing FIG. 55 shows timer interrupt processing executed by the
[13-1] Command Analysis Processing FIG. 56 shows the command analysis processing in step S411, and the
CPU71はステップS425へ移行すると、受信コマンドバッファに変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに変動開始コマンドが記録されていると判断したときにはステップS426へ移行し、変動開始コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部121にシフトする。そして、ステップS427へ移行し、フラグ格納部122の遊技開始フラグをオン状態にセットする。CPU71はステップS428へ移行すると、受信コマンドバッファに変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに変動停止コマンドが記録されていると判断したときにはステップS429へ移行し、変動停止コマンドを受信コマンドバッファからクリアする。そして、ステップS430へ移行し、フラグ格納部122の遊技停止フラグをオン状態にセットする。
In step S425, the
CPU71はステップS431へ移行すると、受信コマンドバッファに図柄情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに図柄情報コマンドが記録されていると判断したときにはステップS432へ移行し、図柄情報コマンドの記録結果からEXTデータを検出し、EXTデータの検出結果をROM72に予め記録された判定値「04(h)」「05(h)」「06(h)」「07(h)」のそれぞれと比較する。
In step S431, the
CPU71は図柄情報コマンドが特別図柄遊技の大当り用である場合にはステップS432でEXTデータの検出結果が「04(h)」〜「07(h)」のいずれかと同一であると判断し、ステップS433でフラグ格納部122の確変継続演出フラグをオン状態にセットし、ステップS434で図柄情報コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部121にシフトする。
If the symbol information command is for special symbol game jackpot, the
CPU71はステップS432でEXTデータの検出結果が「04(h)」〜「07(h)」のいずれとも相違していると判断すると、ステップS435でEXTデータの検出結果をROM72に予め記録された判定値「01(h)」「02(h)」のそれぞれと比較する。例えば図柄情報コマンドが普通図柄遊技用である場合にはステップS435でEXTデータの検出結果が「01(h)」「02(h)」のいずれかと同一であると判断し、ステップS434で図柄情報コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部121にシフトする。CPU71は図柄情報コマンドが特別図柄遊技の外れ用である場合にはステップS435でEXTデータの検出結果が「01(h)」「02(h)」のいずれとも相違していると判断し、ステップS436で図柄情報コマンドを受信コマンドバッファからクリアする。
[13−2]保留コマンド処理
図57はステップS412の保留コマンド処理を示すものであり、CPU71はステップS441でコマンド格納部121に保留コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部121に保留コマンドが記録されていると判断したときにはステップS442へ移行し、コマンド格納部121から保留コマンドを検出し、保留コマンドの検出結果からEXTデータを検出する。
If the
[13-2] Hold Command Processing FIG. 57 shows the hold command processing in step S412, and the
CPU71はステップS442でEXTデータを検出すると、ステップS443でEXTデータの検出結果を「01(h)」と比較する。ここで「EXTデータ=01(h)」であると判断したときにはステップS444で表示制御回路80に保留表示コマンド1を送信し、ステップS450でコマンド格納部121から保留コマンドの記録結果をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド1を受信したときにはVROMから保留表示コマンド1に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38の保留領域39内に画像データの検出結果に基づいて1個の保留絵柄Hを表示する。
When the
CPU71はステップS443で「EXTデータ=01(h)」ではないと判断すると、ステップS445でEXTデータの検出結果を「02(h)」と比較する。ここで「EXTデータ=02(h)」であると判断したときにはステップS446で表示制御回路80に保留表示コマンド2を送信し、ステップS450でコマンド格納部121から保留コマンドの記録結果をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド2を受信したときにはVROMから保留表示コマンド2に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38の保留領域39内に画像データの検出結果に基づいて2個の保留絵柄Hを表示する。
If the
CPU71はステップS445で「EXTデータ=02(h)」ではないと判断すると、ステップS447でEXTデータの検出結果を「03(h)」と比較する。ここで「EXTデータ=03(h)」であると判断したときにはステップS448で表示制御回路80に保留表示コマンド3を送信し、ステップS450でコマンド格納部121から保留コマンドの記録結果をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド3を受信したときにはVROMから保留表示コマンド3に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38の保留領域39内に画像データの検出結果に基づいて3個の保留絵柄Hを表示する。
When the
CPU71はステップS447で「EXTデータ=03(h)」ではないと判断すると、ステップS449で表示制御回路80に保留表示コマンド4を送信し、ステップS450でコマンド格納部121から保留コマンドの記録結果をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド4を受信したときにはVROMから保留表示コマンド4に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38の保留領域39内に画像データの検出結果に基づいて4個の保留絵柄Hを表示する。
[13−3]保留消去処理
図58はステップS413の保留消去処理を示すものであり、CPU71はステップS461でコマンド格納部121に保留消去コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部121に保留消去コマンドが記録されていると判断したときにはステップS462へ移行し、表示制御回路80に保留絵柄消去コマンドを送信する。そして、ステップS463へ移行し、コマンド格納部121から保留消去コマンドを消去する。表示制御回路80は保留絵柄消去コマンドを受信したときには装飾図柄表示器38の保留領域39内から1個の保留絵柄Hを消去し、保留領域39内の保留絵柄Hの表示個数を普通図柄遊技の保留回数に整合させる。
[13−4]装飾図柄遊技処理
図59はステップS414の装飾図柄遊技処理を示すものであり、CPU71はステップS471でフラグ格納部122の遊技開始フラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部122の遊技開始フラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS472へ移行し、フラグ格納部122の遊技開始フラグをオフ状態にリセットする。そして、ステップS473でフラグ格納部122の遊技中フラグをオン状態にセットし、ステップS474の装飾図柄遊技開始処理で装飾図柄遊技を開始するための準備処理を実行する。
If the
[13-3] Hold Erase Processing FIG. 58 shows the hold erase processing in step S413, and the
[13-4] Decoration Symbol Game Processing FIG. 59 shows the decoration symbol game processing in step S414, and the
CPU71はステップS475へ移行すると、フラグ格納部122の遊技中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えばステップS474の装飾図柄遊技開始処理を終えた状態ではステップS475でフラグ格納部122の遊技中フラグがオン状態にセットされていると判断し、ステップS476でROM72に予め記録された単位値ΔT(=10msec)をタイマ格納部123の変動時間タイマST1に加算する。この変動時間タイマST1はステップS474の装飾図柄遊技開始処理で初期値「0」にリセットされるものであり、ステップS476では変動時間タイマST1が加算されることに基づいて装飾図柄遊技の経過時間が計測される。
When proceeding to step S475, the
CPU71はステップS476で変動時間タイマST1を加算すると、ステップS477の装飾図柄遊技中処理で装飾図柄遊技を実行し、ステップS478でフラグ格納部122の遊技停止フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えばメイン制御回路50から変動停止コマンドA000(h)が送信された場合には図56のコマンド解析処理でフラグ格納部122の遊技停止フラグがオン状態にセットされており、CPU71はステップS478でフラグ格納部122の遊技停止フラグがオン状態にセットされていると判断する。この場合にはステップS479でフラグ格納部122の遊技中フラグをオフ状態にリセットし、ステップS480でフラグ格納部122の遊技停止フラグをオフ状態にリセットし、ステップS481の装飾図柄遊技停止処理へ移行する。
[13−4−1]装飾図柄遊技開始処理
図60〜図63のそれぞれはステップS474の装飾図柄遊技開始処理を示すものであり、CPU71は図60のステップS491でコマンド格納部121から変動開始コマンドの記録結果を検出し、変動開始コマンドの検出結果からEXTデータを検出する。そして、ステップS492でROM72から図21のプロセスデータテーブルを検出し、プロセスデータテーブルから変動開始コマンドのEXTデータの検出結果に応じたプロセスデータ番号を選択する。
When the
[13-4-1] Decorative Symbol Game Start Processing Each of FIGS. 60 to 63 shows the decorative symbol game start processing in step S474, and the
CPU71はステップS492でプロセスデータ番号を選択すると、ステップS493でROM72からプロセスデータ番号の選択結果に応じたプロセスデータを選択し、ステップS494でタイマ格納部123の変動時間タイマST1に初期値「0」をセットする。そして、ステップS495でROM72から図23のビデオデータ番号テーブルを検出し、ビデオデータ番号テーブルからプロセスデータ番号の選択結果に応じたビデオデータ番号を選択する。
When the
CPU71はステップS495でビデオデータ番号を選択すると、ステップS496でビデオデータ番号の選択結果を表示制御回路80に送信する。そして、ステップS497でコマンド格納部121から図柄情報コマンドの記録結果を検出し、図柄情報コマンドの検出結果からEXTデータを検出する。この表示制御回路80はビデオデータ番号の選択結果を受信したときにはVROMからビデオデータ番号の受信結果に応じたビデオデータを選択し、ビデオデータの選択結果をVRAMに展開する。
When the
CPU71はステップS497で図柄情報コマンドの検出結果からEXTデータを検出すると、ステップS498でEXTデータの検出結果を「02(h)」と比較する。例えばメイン制御回路50が当りであると判定している場合には「EXTデータ=02(h)」であると判断し、ステップS499の大当り図柄設定処理へ移行する。ここで装飾図柄を大当りの組合せに設定し、ステップS503で確定図柄格納部125に大当り図柄の組合せの設定結果を記録する。
When the
図61はステップS499の大当り図柄設定処理を示すものであり、CPU71はステップS511でROM72から図26の(a)の図柄テーブル1を検出する。そして、ステップS512でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR1の更新結果を検出し、ステップS513へ移行する。ここでランダムカウンタSR1の検出結果に応じた図柄要素を図柄テーブル1から選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタSR1の検出結果が「200」であるときには図柄要素「7」が選択され、各列の図柄要素が「7」に設定されることで装飾図柄が大当りの組合せ「777」に設定され、確定図柄格納部125に装飾図柄が大当りの組合せ「777」で記録される。
FIG. 61 shows the jackpot symbol setting process in step S499, and the
CPU71は図60のステップS498でEXTデータの検出結果が02(h)と相違していると判断すると、ステップS500で変動開始コマンドのEXTデータの検出結果をROM72に予め記録された完全外れ判定値「01(h)」および「02(h)」のそれぞれと比較する。ここでEXTデータの検出結果が完全外れ判定値「01(h)」および「02(h)」のいずれとも相違していると判断したときにはステップS501の外れリーチ図柄設定処理へ移行する。ここで装飾図柄を外れリーチの組合せに設定し、ステップS503で確定図柄格納部125に外れリーチの組合せの設定結果を記録する。
If the
図62はステップS501の外れリーチ図柄設定処理を示すものであり、CPU71はステップS521でROM72から図26の(a)の図柄テーブル1を検出し、ステップS522でROM72から図26の(b)の図柄テーブル2を検出する。そして、ステップS523でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR1の更新結果を検出し、ステップS524で図柄テーブル1からランダムカウンタSR1の検出結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR1=200」であるときには図柄要素「7」が選択され、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが共通の「7」に設定される。
FIG. 62 shows the outreach symbol setting process in step S501. The
CPU71はステップS524で左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを設定すると、ステップS525でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR2の更新結果を検出する。そして、ステップS526で図柄テーブル2からランダムカウンタSR2の検出結果に応じた図柄要素を選択し、中列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR2=50」であるときには図柄要素「3」が選択され、中列の図柄要素が「3」に設定される。
When the
CPU71はステップS526で中列の図柄要素を設定すると、ステップS527へ移行する。ここで中列の図柄要素の設定結果を左列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違していると判断したときには図60のステップ503で確定図柄格納部125に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。例えば左列の図柄要素の設定結果および右列の図柄要素の設定結果のそれぞれが「7」で中列の図柄要素の設定結果が「3」であるときには確定図柄格納部125に装飾図柄が外れリーチの組合せ「737」で記録される。
If CPU71 sets the symbol element of a middle row | line | column by step S526, it will transfer to step S527. Here, the setting result of the symbol element in the middle column is compared with the setting result of the symbol element in the left column, and when it is determined that they are different, the symbol element in the left column is stored in the fixed
CPU71は図62のステップS527で中列の図柄要素の設定結果および左列の図柄要素の設定結果が相互に同一であると判断すると、ステップ528で中列の図柄要素の設定結果をステップS526の図柄要素の次の図柄要素に変更し、図60のステップ503で確定図柄格納部125に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。例えば左列の図柄要素の設定結果および中列の図柄要素の設定結果のそれぞれが「8」であるときには中列の図柄要素の設定結果が「8」の次の「1」に変更され、確定図柄格納部125に装飾図柄が外れリーチの組合せ「818」で記録される。
When
CPU71は図60のステップS500で変動開始コマンドのEXTデータの検出結果が完全外れ判定値「01(h)」および「02(h)」のいずれかと同一であると判断すると、ステップS502の完全外れ図柄設定処理へ移行する。ここで装飾図柄を完全外れの組合せに設定し、ステップS503で確定図柄格納部125に完全外れの組合せの設定結果を記録する。図63はステップS502の完全外れ図柄設定処理を示すものであり、CPU71はステップS531でROM72から図26の(a)の図柄テーブル1を検出し、ステップS532でROM72から図26の(b)の図柄テーブル2を検出し、ステップS533でROM72から図26の(c)の図柄テーブル3を検出する。そして、ステップS534でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR1の更新結果を検出し、ステップS535で図柄テーブル1からランダムカウンタSR1の検出結果に応じた図柄要素を選択して左列の図柄要素に設定する。
If the
CPU71はステップS535で左列の図柄要素を設定すると、ステップS536でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR2の更新結果を検出する。そして、ステップS537で図柄テーブル2からランダムカウンタSR2の検出結果に応じた図柄要素を選択し、中列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。CPU71はステップS537で中列の図柄要素を設定すると、ステップS538でカウンタ格納部124からランダムカウンタSR3の更新結果を検出する。そして、ステップS539で図柄テーブル3からランダムカウンタSR3の検出結果に応じた図柄要素を選択し、右列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。
When the
CPU71はステップS539で右列の図柄要素を設定すると、ステップS540へ移行する。ここで左列の図柄要素の設定結果を右列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違していると判断したときには図60のステップ503で左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を確定図柄格納部125に記録する。例えば左列の図柄要素の設定結果が「8」で右列の図柄要素の設定結果が「7」で中列の図柄要素の設定結果が「1」であるときには確定図柄格納部125に装飾図柄が完全外れの組合せ「817」で記録される。
If CPU71 sets the symbol element of the right column by step S539, it will transfer to step S540. Here, the setting result of the left column symbol element is compared with the setting result of the right column symbol element, and when it is determined that they are different, the left column symbol element and the middle column symbol element are determined in step 503 in FIG. And the setting results of the symbol elements in the right column are recorded in the confirmed
CPU71はステップS540で左列の図柄要素の設定結果および右列の図柄要素の設定結果が相互に同一であると判断すると、ステップS541で右列の図柄要素の設定結果をステップS539の図柄要素の次の図柄要素に変更し、図60のステップ503で左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を確定図柄格納部125に記録する。例えば左列の図柄要素の設定結果が「8」で右列の図柄要素の設定結果が「8」で中列の図柄要素の設定結果が「1」であるときには右列の図柄要素の設定結果が「8」の次の「1」に変更され、確定図柄格納部125に装飾図柄が完全外れの組合せ「811」で記録される。
When
CPU71は図60のステップS503で確定図柄格納部125を設定すると、ステップS504で表示制御回路80に再生開始コマンドを送信する。この表示制御回路80は再生開始コマンドを受信したときにはVRAMに展開しているビデオデータの選択結果を再生開始し、装飾図柄表示器38にビデオデータの選択結果に応じた装飾図柄遊技の背景映像を表示開始する。
[13−4−2]装飾図柄遊技中処理
図59のステップS477の装飾図柄遊技中処理はタイマ格納部123の変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの選択結果に応じた複数のプロセスタイマ設定値のいずれかに一致しているか否かを判断し、変動時間タイマST1の加算結果が複数のプロセスタイマ設定値のいずれかに一致していると判断した場合にはプロセスデータの選択結果から変動時間タイマST1の加算結果に応じた表示制御データと音声制御データと電飾制御データのそれぞれを検出し、表示制御回路80に表示制御データの検出結果を送信し、音声制御回路90に音声制御データの検出結果を送信し、電飾制御回路100に電飾制御データの検出結果を送信するものであり、装飾図柄遊技は表示制御回路80が装飾図柄表示器38の表示内容を表示制御データの受信結果に基づいて制御し、音声制御回路90が両スピーカ13のそれぞれを音声制御データの受信結果に基づいて制御し、電飾制御回路100が複数の電飾LED15のそれぞれを電飾制御データの受信結果に基づいて制御することで行われる。
When the confirmed
[13-4-2] Decoration symbol game processing The decoration symbol game processing in step S477 of FIG. 59 is performed by setting a plurality of process timers in which the addition result of the variable time timer ST1 of the
演出制御回路70のROM72にはプロセスデータ#01〜#10のそれぞれが記録されている。これらプロセスデータ#01〜#10のそれぞれには、図22に示すように、全図変動開始コマンドが共通に設定されており、CPU71はタイマ格納部123の変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの選択結果に応じた全図変動開始コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したと判断したときには表示制御回路80に全図変動開始コマンドを送信する。この表示制御回路80は全図変動開始コマンドを受信したときにはVROMから全図柄変動開始コマンドに応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38の左変動領域L内に画像データの検出結果に基づいて左列の図柄要素を変動状態で表示開始し、中変動領域C内に画像データの検出結果に基づいて中列の図柄要素を変動状態で表示開始し、右変動領域R内に画像データの検出結果に基づいて右列の図柄要素を変動状態で表示開始する。図64の(a)は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが変動状態で表示開始された映像を示すものであり、左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれはビデオデータに応じた背景映像の前方に重ねて表示される。
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれには、図22に示すように、左列の変動停止コマンドが共通に設定されており、CPU71はタイマ格納部123の変動時間タイマST1の加算結果が左列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したと判断したときには確定図柄格納部125から左列の図柄要素の設定結果を検出し、表示制御回路80に左列の図柄要素の検出結果および左列の変動停止コマンドのそれぞれを順に送信する。この表示制御回路80は左列の変動停止コマンドを受信したときには左列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、図64の(b)に示すように、装飾図柄表示器38の左変動領域L内に左列の図柄要素の受信結果を静止状態で表示する。
As shown in FIG. 22, the
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれには、図22に示すように、右列の変動停止コマンドが共通に設定されており、CPU71はタイマ格納部123の変動時間タイマST1の加算結果が右列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したと判断したときには確定図柄格納部125から右列の図柄要素の設定結果を検出し、表示制御回路80に右列の図柄要素の検出結果および右列の変動停止コマンドのそれぞれを順に送信する。この表示制御回路80は右列の変動停止コマンドを受信したときには右列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、装飾図柄表示器38の右変動領域R内に右列の図柄要素の受信結果を静止状態で表示する。図64の(c)および(d)のそれぞれは右列の図柄要素が変動停止した映像を示すものであり、装飾図柄が大当りの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかに設定されている場合には、図64の(d)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一なリーチの組合せになり、装飾図柄が完全外れの組合せに設定されている場合には、図64の(c)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素がリーチの組合せにならない。
As shown in FIG. 22, the
プロセスデータ#01〜#10のそれぞれには、図22に示すように、中列の変動停止コマンドが共通に設定されており、CPU71はタイマ格納部123の変動時間タイマST1の加算結果が中列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したと判断したときには確定図柄格納部125から中列の図柄要素の設定結果を検出し、表示制御回路80に中列の図柄要素の検出結果および中列の変動停止コマンドのそれぞれを順に送信する。この表示制御回路80は中列の変動停止コマンドを受信したときには中列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、装飾図柄表示器38の中変動領域C内に中列の図柄要素の受信結果を静止状態で表示する。図64の(e)〜(g)のそれぞれは中列の図柄要素が変動停止した映像を示すものであり、装飾図柄が完全外れの組合せに設定されている場合には、図64の(e)に示すように、中列の図柄要素が変動停止することに基づいて左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が完全外れの組合せになり、装飾図柄が外れリーチの組合せに設定されている場合には、図64の(f)に示すように、中列の図柄要素が変動停止することに基づいて左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が外れリーチの組合せになり、装飾図柄が大当りの組合せに設定されている場合には、図64の(g)に示すように、中列の図柄要素が変動停止することに基づいて左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が大当りの組合せになる。
[13−4−3]装飾図柄遊技停止処理
図65はステップS481の装飾図柄遊技停止処理を示すものであり、CPU71はステップS551で表示制御回路80に再生停止コマンドを送信する。この表示制御回路80は再生停止コマンドを受信することに基づいてビデオデータの再生処理を停止し、装飾図柄表示器38に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動停止状態で継続的に静止表示する。
As shown in FIG. 22, the
[13-4-3] Decoration Symbol Game Stop Process FIG. 65 shows the decoration symbol game stop process in step S481, and the
CPU71はステップS551で再生停止コマンドを送信すると、ステップS552で確定図柄格納部125から左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれをクリアする。そして、ステップS553でコマンド格納部121から変動開始コマンドの記録結果をクリアし、ステップS554でコマンド格納部121から普通図柄用の図柄情報コマンドの記録結果をクリアする。
[13−5]確変継続演出処理
図66はステップS415の確変継続演出処理を示すものであり、CPU71はステップS561でフラグ格納部122の確変継続演出フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。この確変継続演出フラグはメイン制御回路50から特別図柄遊技の大当り用の図柄情報コマンドが送信されることに基づいてオン状態にセットされるものであり、特別図柄遊技の大当り用の図柄情報コマンドは普通図柄遊技で当りが判定されることに基づいて特別図柄始動口25が開放され、遊技球が特別図柄始動口25内に入賞することに基づいて特別図柄遊技が開始されるときに送信される。即ち、特別図柄遊技の大当り用の図柄情報コマンドは特別図柄始動口25の開放時に送信されるものであり、特別図柄始動口25の開放時には装飾図柄表示器38に装飾図柄が大当りの組合せで表示され、当り遊技が行われている。
When the
[13-5] Probability Variation Effect Processing FIG. 66 shows the probability variation continuation effect processing in step S415, and the
CPU71はステップ561でフラグ格納部122の確変継続演出フラグがオン状態にセットされていると判断すると、ステップS562でタイマ格納部123の演出開始時間タイマST2に演出開始時間をセットする。そして、ステップS563でフラグ格納部122の演出待ちフラグをオン状態にセットし、ステップS564でフラグ格納部122の確変継続演出フラグをオフ状態にリセットする。この演出開始時間はROM72に予め記録されたものであり、特別図柄遊技の所要時間(800msec)+大当り遊技の所要時間(7420msec)に設定されている。
When
CPU71はステップS565へ移行すると、フラグ格納部122の演出待ちフラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。ここでフラグ格納部122の演出待ちフラグがオン状態にセットされていると判断したときにはステップS566へ移行し、タイマ格納部123の演出開始時間タイマST2から単位値ΔTを減算することで確変継続演出の映像を表示するまでの残り時間を更新し、ステップS567へ移行する。
When proceeding to step S565, the
CPU71はステップS567へ移行すると、タイマ格納部123の演出開始時間タイマST2の減算結果を限度値「0」と比較する。ここで「ST2=0」であると判断したときにはステップS568へ移行し、コマンド格納部121から特別図柄遊技の大当り用の図柄情報コマンドの記録結果を検出し、図柄情報コマンドの検出結果からEXTデータを検出する。そして、ステップS569で図27の確変継続演出テーブルからEXTデータの検出結果に応じた確変継続演出コマンドを選択し、ステップS570で表示制御回路80に確変継続演出コマンドの選択結果を送信する。次にステップS571でコマンド格納部121から特別図柄遊技の大当り用の図柄情報コマンドの記録結果をクリアし、ステップS572でフラグ格納部122の演出待ちフラグをオフ状態にリセットする。
When proceeding to step S567, the
表示制御回路80は確変継続演出コマンド1を受信すると、VROMから確変継続演出コマンド1に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38に画像データの検出結果に基づいて確変継続演出1の映像を表示する(図10のa参照)。この確変継続演出コマンド1は、図27に示すように、時短大当り図柄用の図柄情報コマンド「9005(h)」および確変大当り図柄2用の図柄情報コマンド「9007(h)」のそれぞれが検出された場合に送信されるものであり、遊技モードが時間短縮モードに設定された場合および確率変動モード2に設定された場合のそれぞれには当り遊技中に装飾図柄の前方に重ねて確変継続演出1の映像が表示される。
Upon receiving the probability variation
表示制御回路80は確変継続演出コマンド2を受信すると、VROMから確変継続演出コマンド2に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38に画像データの検出結果に基づいて確変継続演出2の映像を表示する(図10のb参照)。この確変継続演出コマンド2は、図27に示すように、確変大当り図柄1用の図柄情報コマンド「9006(h)」が検出された場合に送信されるものであり、遊技モードが確率変動モード1に設定された場合には当り遊技中に確変継続演出2の映像が装飾図柄の前方に重ねて表示される。
When receiving the probability variation
表示制御回路80は確変継続演出コマンド3を受信すると、VROMから確変継続演出コマンド3に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器38に画像データの検出結果に基づいて確変継続演出3の映像を表示する(図10のc参照)。この確変継続演出コマンド3は、図27に示すように、通常大当り図柄用の図柄情報コマンド「9004(h)」が検出された場合に送信されるものであり、遊技モードが通常モードに設定された場合には当り遊技中に確変継続演出3の映像が装飾図柄の前方に重ねて表示される。
When the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
特別図柄遊技の所要時間および大当り遊技の所要時間のそれぞれを遊技球が当り遊技の開放期間が始まると同時に特別図柄始動口25に入球した場合および当り遊技の開放期間が終わると同時に特別図柄始動口25に入球した場合のいずれであっても大当り遊技が当り遊技の開放期間が終了した直後の終了インターバル期間内で終了するように設定し、当り遊技が開始されてから終了するまでの期間内に1回のみの大当り遊技が行われることを許容した。このため、特別図柄表示器37の表示内容を確認しながら遊技球を単発打ちする人為的な操作で遊技モードを切換えることが不能になるので、当り遊技を恒久的に繰返すことができなくなる。しかも、遊技モードが通常モードに設定されている状態で大当りが判定された場合にはリミットカウンタMN3に初期値「10」を設定すると共に遊技モードを確率変動モード2に設定し、リミットカウンタMN3が限度値「1」に減算されるまで遊技モードを確率変動モード2に維持したので、普通図柄遊技で当り図柄「○」が停止表示された場合には複数回の当り遊技および複数回の大当り遊技のそれぞれが確率変動モード2の継続状態で連続的に発生するようになる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
Special symbol start and special game start when the game ball hits the special symbol start opening 25 at the same time when the game ball hits the game and the special game start
特別図柄遊技の所要時間を当り遊技用の開放期間に比べて短く設定し、今回の当り遊技中に大当りではないと判定された場合には今回の当り遊技中に大当りであるか否かが再び判定されるように構成した。このため、当りであると判定された直後の1回目の当り遊技で遊技球が1個目に特別図柄始動口25に入賞することに基づいて大当りではないと判定された場合であっても限度個数「10」の遊技球が特別図柄始動口25に入賞するまでに大当りであると判定される確率が高まるので、1回目の当り遊技中に大当りであると判定されることに基づいて遊技モードが確率変動モード2に設定される確率が高まる。
If the time required for the special symbol game is set shorter than the open period for the hit game, and if it is determined that it is not a big hit during the current hit game, whether or not it is a big hit during this hit game again It was configured to be judged. For this reason, even if it is determined that it is not a big hit based on the first winning game immediately after it is determined to be a win, the game ball won the first special symbol start opening 25, the limit number Since the probability that a game ball of “10” will be a big hit before winning the special symbol start opening 25 is increased, the game mode is determined based on the fact that the game ball is judged to be a big hit during the first hit game. The probability of being set to the
通常モードの設定時には遊技球が普通図柄始動口23内を通過することに基づいて装飾図柄表示器38に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像を表示し、左列の図柄要素〜右列の図柄要素の組合せで当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知した。これに対して時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2のそれぞれの設定時には遊技球が普通図柄始動口23内を通過しても装飾図柄表示器38に装飾図柄遊技の映像を表示せず、遊技モードの設定結果を確変継続演出の映像として遊技者に報知したので、遊技者に賞品球の大量獲得に繋がる有効な情報を分かり易く伝えることができる。
When the normal mode is set, based on the fact that the game ball passes through the normal
遊技モードが確率変動モード2に設定されている状態でリミットカウンタMN3が限度値に減算された場合には遊技モードを時間短縮モードに設定し、遊技モードが時間短縮モードに設定されている状態で大当りであると判定された場合には遊技モードを確率変動モード1および確率変動モード2のいずれかに設定した。この確率変動モード1が設定された場合にはリミットカウンタMN3が限度値に再び減算されることに基づいて遊技モードを通常モードおよび時間短縮モードのいずれかに設定し、確率変動モード2が設定された場合にはリミットカウンタMN3が限度値に再び減算されることに基づいて遊技モードを時間短縮モードに設定したので、普通図柄遊技で当りが判定された場合には遊技モードが通常モードに再設定されるまで10回の当り遊技を1セットとする複数セットの当り遊技が繰返し発生する趣向性が生成される。
When the limit counter MN3 is subtracted from the limit value while the game mode is set to the
上記実施例1においては、上面および下面のそれぞれが開口するコ字枠状の普通図柄始動口23に換えて上面が開口するポケット状の普通図柄始動口を用いても良い。
上記実施例1においては、遊技モードが確率変動モード1または確率変動モード2に設定されている状態では特別図柄遊技が開始される毎にリミットカウンタMN3から単位値を減算する構成としても良い。
In the first embodiment, a pocket-shaped normal symbol starting port having an upper surface may be used instead of the U-shaped normal
In the first embodiment, when the game mode is set to the
上記実施例1においては、当り遊技の開始インターバル期間を通常モードと時間短縮モードと確率変動モード1と確率変動モード2のそれぞれで相互に同一に設定する構成としても良い。
In the first embodiment, the start interval period of the hit game may be set to be the same in each of the normal mode, the time reduction mode, the
16は遊技盤、21は遊技領域、23は普通図柄始動口(普通始動口)、25は特別図柄始動口(特別始動口)、32は特別入賞口、50はメイン制御回路、70は演出制御回路、80は表示制御回路を示している。
16 is a game board, 21 is a game area, 23 is a normal symbol start port (normal start port), 25 is a special symbol start port (special start port), 32 is a special winning port, 50 is a main control circuit, and 70 is direct control.
Claims (1)
前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な普通始動口と、
前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な開放状態および入球することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別始動口と、
前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な開放状態および入球することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入賞口と、
前記特別入賞口を開閉する大当り遊技を行うことを予め決められた一定の通常大当り確率で判定する通常確率モードおよび通常大当り確率に比べて高い一定の高大当り確率で判定する高確率モードのそれぞれに遊技モードを設定することが可能なものであって、電源が投入されることに基づいて遊技モードを通常確率モードに初期設定する遊技モード設定手段と、
当りカウンタを予め決められた一定の時間間隔で予め決められた一定の単位値だけ更新するものであって、当りカウンタの更新処理を予め決められた下限値および予め決められた上限値の範囲内で行う当りカウンタ更新手段と、
当りカウンタの検出結果が記録されるカウンタ記録手段と、
遊技球が前記普通始動口に入球することに基づいて当りカウンタの更新結果を検出し、当りカウンタの検出結果を前記カウンタ記録手段に記録する当りカウンタ検出手段と、
前記カウンタ記録手段から検出順序が最も古い当りカウンタの記録結果を検出すると共に前記特別始動口を開閉する当り遊技を行うか否かを当りカウンタの検出結果に基づいて判定するものであって、通常確率モードが設定されている場合には当り遊技を行うことを通常大当り確率に比べて低い一定の通常当り確率で判定すると共に高確率モードが設定されている場合には当り遊技を行うことを通常当り確率に比べて高い一定の高当り確率で判定する当り判定手段と、
前記当り判定手段が当り遊技を行うか否かを判定することに基づいて当り遊技を行うか否かを判定することに使用した当りカウンタの記録結果を前記カウンタ記録手段から消去するカウンタ消去手段と、
前記当り判定手段の判定結果が表示される普通図柄表示器と、
当り遊技で前記特別始動口を開放状態にする前に閉鎖状態にしておくための開始インターバル時間と開始インターバル時間の経過後に開放状態にしておくための開放時間と開放時間の経過後に閉鎖状態にしておくための終了インターバル時間のそれぞれが予め記録されたデータ記録手段と、
前記当り判定手段が当り遊技を行うと判定した場合には前記普通図柄表示器に前記当り判定手段の判定結果が表示されたことを基準に前記特別始動口を閉鎖状態にしたまま開始インターバル時間が経過することを待つ処理と開始インターバル時間が経過したことを基準に開放時間が経過することを限度に開放状態にしておく処理と開放時間が経過したことを基準に終了インターバル時間が経過するまで閉鎖状態にしておく処理のそれぞれを順に行うものであって、前記特別始動口を開放してから開放時間が経過する前に前記特別始動口に予め決められた限度個数の遊技球が入球した場合には前記特別始動口を閉鎖して開放時間が経過することを待つと共に前記特別始動口を開放してから開放時間が経過しても前記特別始動口に限度個数の遊技球が入球しなかった場合には開放時間が経過することに基づいて前記特別始動口を閉鎖する当り遊技手段と、
大当りカウンタを予め決められた一定の時間間隔で予め決められた一定の単位値だけ更新するものであって、大当りカウンタの更新処理を予め決められた下限値および予め決められた上限値の範囲内で行う大当りカウンタ更新手段と、
遊技球が当り遊技の開放時間内に前記特別始動口に入球することに基づいて大当りカウンタの更新結果を検出して前記特別入賞口を開閉する大当り遊技を行うか否かを大当りカウンタの検出結果に基づいて判定するものであって、通常確率モードが設定されている場合には大当り遊技を行うことを通常大当り確率で判定すると共に高確率モードが設定されている場合には大当り遊技を行うことを高大当り確率で判定する大当り判定手段と、
前記大当り判定手段の判定結果を報知する特別図柄遊技の映像が予め決められた所要時間で表示される特別図柄表示器と、
前記大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定した場合には特別図柄遊技の映像の表示が終了したことを基準に大当り遊技を開始するものであって、遊技球が当り遊技の開放時間が始まると同時に前記特別始動口に入球した場合および当り遊技の開放時間が終わると同時に前記特別始動口に入球した場合のいずれであっても当り遊技の開放時間が終了した直後の終了インターバル時間内で大当り遊技を終了させることで今回の当り遊技が開始されてから今回の当り遊技が終了するまでの期間内に1回のみの大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
遊技モードが通常確率モードに設定されている状態で前記大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて高確率モードの継続回数である限度回数を予め決められた初期値に設定するものであって、遊技モードが高確率モードに設定されている状態で前記大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて限度回数を予め決められた一定の単位値だけ更新する限度回数更新手段を備え、
前記遊技モード設定手段は、
遊技モードが通常確率モードに設定されている状態で前記大当り判定手段が大当り遊技を行うと判定することに基づいて遊技モードを高確率モードに設定するものであって、前記限度回数更新手段が限度回数を予め決められた限度値に更新するまで遊技モードを高確率モードに維持するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
A game board having a game area in which a game ball can roll;
A normal start port through which a game ball rolling in the game area of the game board can enter,
A special starting port that is switched between an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and a closed state in which the game ball cannot enter,
A special winning opening that is switched between an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and a closed state in which the game ball cannot enter,
Each of the normal probability mode in which the jackpot game for opening and closing the special prize opening is performed with a predetermined normal jackpot probability determined in advance and the high probability mode in which it is determined with a constant high jackpot probability higher than the normal jackpot probability. A game mode setting means capable of setting a game mode, and initially setting the game mode to a normal probability mode based on power being turned on;
The hit counter is updated by a predetermined unit value at a predetermined time interval, and the hit counter is updated within a range between a predetermined lower limit value and a predetermined upper limit value. Per-counter updating means performed in
Counter recording means for recording the detection result of the hit counter;
A hit counter detection means for detecting a hit counter update result based on the game ball entering the normal starting port, and recording a hit counter detection result in the counter recording means;
The detection result of the hit counter whose detection order is the oldest is detected from the counter recording means, and it is determined based on the detection result of the hit counter whether or not a hit game for opening and closing the special start port is performed, When the probability mode is set, it is determined that the hit game is performed with a constant normal hit probability lower than the normal big hit probability, and when the high probability mode is set, the hit game is usually performed. A hit judging means for judging with a constant high hit probability higher than the hit probability;
A counter erasure unit for erasing a record result of a hit counter used for determining whether or not to perform a hit game based on determining whether or not the hit determination unit performs a hit game; ,
A normal symbol display on which the determination result of the hit determination means is displayed;
In the hit game, before the special start port is opened, the start interval time to be closed and the open time to be open after the start interval time has elapsed and the open state after the elapse of the open time Data recording means in which each of the end interval times for recording is recorded in advance;
When it is determined that the hit determination means performs a hit game, the start interval time is maintained with the special start port being closed based on the determination result of the hit determination means being displayed on the normal symbol display. Closed until the end interval time elapses based on the process of waiting for the elapse of time and the process of keeping the open state based on the elapse of the open time based on the elapse of the start interval time and the elapse of the open time Each of the processing to be put in a state is performed in order, and a predetermined number of game balls enter the special start port before the special start port has opened before the opening time elapses Waits for the opening time to elapse after the special starting port is closed, and even if the opening time elapses after the special starting port is opened, a limit number of games are stored in the special starting port. A per game means for closing said special start hole based on the open time has elapsed if but not ball entrance,
The jackpot counter is updated by a predetermined unit value at a predetermined time interval, and the update processing of the jackpot counter is within a range between a predetermined lower limit value and a predetermined upper limit value. Jackpot counter updating means performed in
The big hit counter detects whether or not to perform a big hit game that opens and closes the special prize opening by detecting the update result of the big hit counter based on the game ball hitting the special start opening within the opening time of the hit game It is determined based on the result. When the normal probability mode is set, it is determined based on the normal jackpot probability that the jackpot game is performed, and when the high probability mode is set, the jackpot game is performed. A jackpot judging means for judging this with a high jackpot probability,
A special symbol display for displaying a video of a special symbol game for notifying the determination result of the jackpot determination means, and a predetermined time required;
When the jackpot determining means determines that the jackpot game is to be played, the jackpot game is started on the basis that the display of the video of the special symbol game is finished, and when the game ball hits and the opening time of the game starts At the same time, when the ball enters the special start port and when the hit time of the hit game ends and at the same time the ball enters the special start port, the end interval time immediately after the hit time of the hit game ends. A jackpot game means for performing a jackpot game only once within a period from the start of the current hit game to the end of the current hit game by ending the jackpot game,
The limit number that is the continuation number of the high probability mode is set to a predetermined initial value based on the fact that the jackpot determination means determines that the jackpot game is performed in the state where the game mode is set to the normal probability mode. The limit number update is performed by updating the limit number by a predetermined unit value based on the fact that the jackpot determination means determines that the jackpot game is performed in the state where the game mode is set to the high probability mode. With means,
The game mode setting means includes:
The game mode is set to the high probability mode based on the fact that the jackpot determining means determines that the jackpot game is to be performed in a state where the game mode is set to the normal probability mode, and the limit number updating means limits A pachinko gaming machine characterized in that the gaming mode is maintained in a high probability mode until the number of times is updated to a predetermined limit value.
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