JP5175774B2 - 番号払出装置及び番号払出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、要求に応じて所定桁の番号を払い出す番号払出装置及び番号払出方法に関する。
携帯電話機等に割り当てられる電話番号は、通常、通信事業者によって割り当てられたものである(例えば、特許文献1参照)。このような割り当ての際、通信事業者がまだ割り当てられていない電話番号を複数個(例えば、3つ)割り当ての候補としてユーザに提示してユーザの選択によって割り当てが行われることがある。
特開2004−193757号公報
上記のように候補となる番号は、例えば、下4桁等の特定の桁の部分が異なる番号である。しかしながら、上記のような方法で割り当てを行うと選択される電話番号に偏りが発生することがある。例えば、電話番号の下4桁が「1000」のような切りがよい番号や「4649」(よろしく)といった語呂がよい番号が、「良番」として選択されやすい。一方、下4桁が「4219」(死にいく)といった悪い意味を連想させるような番号は選択されにくい。
ところで、移動体通信網では、HLR(Home LocationRegister)等のノードで個々の携帯電話機に対して移動体通信機能を提供するための処理を行う。通常、このようなノードは、処理負荷を分散するため、処理対象となる携帯電話機が予め割り当てられた複数の物理的な装置により構成される。各装置への携帯電話機の割り当ては電話番号毎に行われる。上記のように電話番号に偏りが発生すると、ノードを構成する装置への処理負荷が適切に分散されず、移動体通信網における処理効率が低下するおそれがある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、携帯電話機に電話番号を割り当てる際等の番号の払い出しにおいて、特定の番号への偏りが発生することを防止することができる番号払出装置及び番号払出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る番号払出装置は、要求に応じて所定桁の番号を払い出す番号払出装置であって、払い出し済の番号を記憶する番号管理データベースと、番号管理データベースに記憶された払い出し済の番号を参照して、所定桁のうちの特定の桁の番号毎の払い出し済の数を集計して、当該特定の桁の番号毎の払い出し済の数に基づいて、各番号の払い出し確率を決定する確率決定手段と、番号の払い出しの要求を受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けられた要求に応じて、確率決定手段によって決定された払い出し確率に基づいて、払い出す番号を選択する番号選択手段と、番号選択手段によって選択された番号を受付手段によって受け付けられた要求に対する番号として払い出す払出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る番号払出装置では、特定の桁の番号毎の払い出し済の番号の数に基づいて払い出し確率が決定されて、当該払い出し確率に基づいて番号が払い出される。従って、特定の桁の番号の払い出し済数が多ければ払い出し確率を減少させ、特定の桁の番号の払い出し済数が少なければ払い出し確率を増加させて、特定の番号への偏りを防止することができる。
払出手段は、払い出した番号に基づいて払い出し済の番号を番号管理データベースに記憶させることが望ましい。この構成によれば、番号管理データベースに記憶される情報を適切なものにすることができ、容易且つ適切に本発明を実施することができる。
確率決定手段は、特定の桁の番号毎の払い出し済の数の平均及び分散に基づいて各番号の払い出し確率を決定することが望ましい。この構成によれば、適切に払い出し確率を設定することができ、確実かつ適切に特定の番号への偏りを防止することができる。
ところで、本発明は、上記のように番号払出装置の発明として記述できる他に、以下のように番号払出方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る番号払出方法は、要求に応じて所定桁の番号を払い出すと共に払い出し済の番号を記憶する番号管理データベースを備える番号払出装置による番号払出方法であって、番号管理データベースに記憶された払い出し済の番号を参照して、所定桁のうちの特定の桁の番号毎の払い出し済の数を集計して、当該特定の桁の番号毎の払い出し済の数に基づいて、各番号の払い出し確率を決定する確率決定ステップと、番号の払い出しの要求を受け付ける受付ステップと、受付ステップにおいて受け付けられた要求に応じて、確率決定ステップにおいて決定された払い出し確率に基づいて、払い出す番号を選択する番号選択ステップと、番号選択ステップにおいて選択された番号を受付ステップにおいて受け付けられた要求に対する番号として払い出す払出ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明では、特定の桁の番号の払い出し済数が多ければ払い出し確率を減少させ、特定の桁の番号の払い出し済数が少なければ払い出し確率を増加させる等をして、特定の番号への偏りを防止することができる。
本発明の実施形態に係る番号払出装置の機能構成を示す図である。 携帯電話の電話番号の下4桁の番号と度数との関係を示したグラフである。 携帯電話の電話番号の下4桁の番号の度数とその頻度との関係を示したグラフである。 番号管理データベースによって保持される、払い出し済及び未払い出しの電話番号を示す情報を格納するテーブルである。 番号管理データベースによって保持される、電話番号の下4桁の番号毎の払い出し割合を示す情報を格納するテーブルである。 本発明の実施形態に係る番号払出装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る番号払出装置により、払い出し確率の決定時に実行される処理(番号払出方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る番号払出装置により、電話番号の払い出し時に実行される処理(番号払出方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る番号払出装置を適用した場合の電話番号の下4桁の番号の度数の変化を示すグラフである。
以下、図面と共に本発明に係る番号払出装置及び番号払出方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る番号払出装置10を示す。番号払出装置10は、通信事業者によって用いられ、携帯電話システムにおいて携帯電話機に割り当てられる電話番号を払い出す装置である。即ち、番号払出装置10は、携帯電話機に電話番号として用いることができる、未割り当ての11桁の番号を出力する装置である。わが国では、携帯電話の電話番号は、11桁の番号であり、そのうちの上位の6桁は通信事業者や契約が行われるエリア等に応じて定まり、下位の5桁は任意の番号(00000〜99999)を割り当てることができる。携帯電話機に割り当てられる番号は上述したように、通常、候補となる複数の番号がユーザに提示されて、そこからユーザによって指定される番号である。
番号払出装置10は、例えば、携帯電話システムの顧客管理システムに接続されている。番号払出装置10は、携帯電話機の新規契約の際に携帯電話システムの顧客管理システムから携帯電話機に割り当てる電話番号の要求を受け付けて、当該要求に応じて電話番号を払い出す。この際、番号払出装置10は、携帯電話機に割り当てられる候補となる複数(例えば、3つ)の電話番号を払い出す。なお、番号払出装置10から払い出される番号の数は、予め定められている。
続いて、携帯電話機に割り当てられる電話番号の偏りについて説明する。図2に電話番号の下4桁を横軸にとり、その下4桁を有する、携帯電話機に割り当て済みの電話番号の度数を縦軸にとったグラフを示す。図2に示すように、下4桁の番号によって度数が高いものや、度数が低いものがある。図3にその度数を横軸にとり、当該度数の頻度(その度数がいくつの下4桁の番号で発生しているかを示す値)を縦軸にとったグラフを示す。
図2及び図3に示すように、下4桁の番号毎の割り当ての分布には偏りが生じている。図3に示すように、度数の頻度は概ね、正規分布のような偏りが生じている。また、図3に示すように頻度が特に多い部分P1や頻度が特に少ない部分P2がある。頻度が特に多い部分P1には、ユーザに選択されやすい電話番号、例えば、下4桁が「1000」や「4649」といった電話番号が対応しており、頻度が特に少ない部分P2には、ユーザに選択されにくい電話番号、例えば、下4桁が「4219」といった電話番号が対応している。このような偏りは、上述したように移動体通信網のノードの処理負荷の適切な分散を阻害し、処理効率を低下させる原因になりえる。本実施形態に係る番号払出装置10は、このような偏りの発生を防止することを防止するものである。
引き続いて、番号払出装置10の機能の詳細について説明する。番号払出装置10は、図1に示すように番号管理データベース11と、確率決定部12と、受付部13と、番号選択部14と、払出部15とを備えて構成される。
番号管理データベース11は、払い出し済の電話番号を記憶するデータベースである。払い出し済みの電話番号とは、携帯電話機に割り当てられて使用されている電話番号であり、新規契約の携帯電話機への新たな割り当ての候補として番号払出装置10から払い出すことができない電話番号である。また、番号管理データベース11は、払い出すことができる電話番号も記憶する。具体的には、番号管理データベース11は、図4に示すテーブルに情報を格納することによって、払い出し済の電話番号を記憶する。図4に示すように、電話番号の上6桁の番号と下5桁の番号との組み合わせに対して、払い出し済か否かを示す情報(「既出有無の欄」)を対応付けて記憶している。ここでは、払い出し済か否かを示す情報は、「有」であれば既に払い出し済であることを示しており、何も情報が含まれていなければ払いだすことができる電話番号であることを示している。
なお、番号管理データベース11は、(番号払出装置10で番号を払い出す通信事業者によって)携帯電話システムで利用可能な電話番号のみを記憶している。従って、番号管理データベース11は、電話番号として利用できない番号は記憶していない。また、通常、上6桁の番号1つには、十万通りの下5桁の番号(00000〜99999)が対応付けられている。
また、番号管理データベース11は、電話番号を払い出す際の払い出し確率を決定するための情報についても記憶している。具体的には、図5に示すように、電話番号の(一万通りの)下4桁の番号毎に、払い出し確率を算出するための払い出し割合の情報を保持している。この情報は、図4に示す払い出し済の電話番号の情報を基に生成される。より詳細には後述する。
確率決定部12は、電話番号を払い出す際の払い出し確率を決定する確率決定手段である。確率決定部12は、番号管理データベース11に記憶された払い出し済の電話番号を示す情報(図4に示すテーブル)を参照して、電話番号の下4桁の番号毎の払い出し済の数を集計して、当該下4桁の番号毎の払い出し済の数に基づいて、各電話番号の払い出し確率を決定する。払い出し確率は、(平均と比べて)多く払い出されている下4桁の番号を有する電話番号については(相対的に)低くされ、一方、(平均と比べて)少ししか払い出されていない下4桁の番号を有する電話番号については(相対的に)高くされる。
払い出し確率の決定は、具体的には、以下のように行われる。まず、確率決定部12は、電話番号の下4桁の番号毎(「0000」,「0001」,…,「9999」)に払い出し済の数をカウントする。また、確率決定部12は、下4桁の番号毎の払い出し数の平均値を算出する。これは、カウントした払い出し数の総計を取り、下4桁の番号の数(1万)で割ることにより算出することができる。続いて、確率決定部12は、下4桁の番号毎に、払い出し数を分母とし、払い出し数の平均値を分子とした値を算出する。この値は、図5に示すテーブルの、払い出し確率を算出するための払い出し割合となる。払い出し割合の値は、平均値より多く払い出されている下4桁の番号については(1より小さい)より小さい値となり、平均値より少なく払い出されている下4桁の番号については(1より大きい)より大きい値となる(平均値と同じ払い出し数である場合は1となる)。
例えば、図5のテーブルの「0001」に対応する払い出し割合の情報は、平均値が5000(総計で5000万の電話番号が払い出し済になっている)、払い出し数が5432であることを示している。
なお、払い出された数がゼロである場合は上記の方法によると、分母がゼロになるため払い出し割合の値を算出することができない。その場合、例えば、カウントした払い出し数の総計の値を払い出し割合の値とすることとしてもよい(その場合、その下4桁の番号の払い出し確率は極端に大きなものになる)。
確率決定部12は、下4桁の番号毎に算出した払い出し割合を番号管理データベース11に記憶させる(図5に示すテーブルの情報を更新する)。続いて、確率決定部12は、払い出し割合から各下4桁の番号についての払い出し確率を算出する。具体的には、全ての払い出し割合の値の総計を計算して、総計の値で各払い出し割合の値を割ることによって払い出し確率を算出する。これにより、払い出し割合の値が(相対的に)大きい番号は払い出し確率が大きくなり、払い出し割合の値が(相対的に)小さい番号は払い出し確率が小さくなる。確率決定部12は、算出した下4桁の番号毎の払い出し確率を番号選択部14に通知する。
確率決定部12は、下4桁の番号毎の払い出し済の数の平均及び分散に基づいて電話番号の払い出し確率を決定することとしてもよい。例えば、図3に示すように、下4桁の払い出し済の電話番号の度数が、払い出し数の平均値(ave)から±3σ以内に収まらない(即ち、+3σを越えるか、−3σを下回る)下4桁の番号のみ払い出し確率を補正するようにしてもよい(ここで、σは下4桁毎の払い出し数の分散である)。その場合、±3σ以内に収まらない下4桁の番号のみ上記のように払い出し割合を算出して、それ以外の下4桁の番号(±3σ以内に収まる下4桁の番号)についての払い出し割合を1に固定する。このように、払い出し確率を決定することによって、下4桁の番号毎の払い出し済の数の頻度のばらつきが極端に大きくなることを防止することができる。
確率決定部12による払い出し確率の決定のタイミングは、番号払出装置10から電話番号が払い出される度に行われてもよい。しかし、個々の払い出しが次の払い出し確率に与える影響は軽微であるため、例えば、予め定められた数(例えば、数千回)の電話番号が払い出された後や1日のうちの特定の時刻等の一定間隔で払い出し確率の決定を行うこととするのがよい。確率決定部12は、このタイミングに係る情報を予め記憶しており、当該情報に従ったタイミングで払い出し確率の決定処理を行う。
受付部13は、電話番号の払い出しの要求を受け付ける受付手段である。払い出し要求は、例えば、番号払出装置10に接続された顧客管理システムから送信される。受付部13は、当該要求を受信することによって受け付ける。受付部13は、受け付けた払い出しの要求を番号選択部14に出力する。なお、この払い出し要求には、電話番号の上6桁を決定するための情報(契約が行われるエリアを示す情報や事業者区分を示す情報等)が含まれている。
番号選択部14は、受付部13によって受け付けられた要求に応じて、確率決定部12によって決定された払い出し確率に基づいて、払い出す番号を選択する番号選択手段である。具体的には、以下のように払い出す番号を選択する。まず、番号選択部14は、確率決定部12によって決定された下4桁の番号毎の払い出し確率で、1つの下5桁の番号を10万通りの番号(「00000」〜「99999」)から選択する。ここで、確率決定部12によって決定された下4桁の番号の確率は、その下4桁を有する10通りの下5桁の番号のそれぞれが選択される確率として用いられる。例えば、「0000」の確率は、「00000」,「10000」,「20000」,…,「90000」の10つの番号のそれぞれが選択される確率として用いられる。なお、それぞれの確率で複数のものから選択を行う方法については、既存技術を用いることができる。
続いて、番号選択部14は、電話番号の上6桁の番号を選択(決定)する。これは、払い出し要求に含まれる、電話番号の上6桁を決定するための情報に基づいて行われる。例えば、契約が行われるエリアに応じて上6桁の番号が選択される。なお、番号選択部14は、上6桁を決定するためのルールを予め記憶しており、そのルールに従って上6桁を選択する。続いて、番号選択部14は、選択した上6桁の番号と下5桁の番号とを合わせて電話番号とする。続いて、番号選択部14は、番号管理データベース11(の図4のテーブル)に記憶された情報を参照して、この電話番号が払い出し済の電話番号であるか否かを確認する。なお、上6桁の番号は、払い出し要求に含まれる、電話番号の上6桁を決定するための情報に基づいて複数の候補に絞られて、そこから払い出す電話番号に用いられるものが、番号選択部14によって選択されることもある。
選択した電話番号が払い出し済の電話番号でなかった場合、番号選択部14は、この電話番号を払い出す電話番号として決定する。選択した電話番号が払い出し済の電話番号であった場合、番号選択部14は、上記の下5桁の選択の処理から再度、電話番号の選択処理を行う。
また、番号選択部14は、1回の要求につき払い出す電話番号の数(既定数)を記憶しておき、払い出す電話番号として決定した数がその数に達したか否かを判断する。1回の要求につき払い出す電話番号の数に達していた場合は、番号選択部14は、選択した電話番号を示す情報を払出部15に出力する。1回の要求につき払い出す電話番号の数に達していなかった場合は、番号選択部14は、新たな電話番号を選択するため、上記の下5桁の番号の選択の処理から再度、電話番号の選択処理を行う。
払出部15は、番号選択部14によって選択された電話番号を受付部13によって受け付けられた要求に対する電話番号として払い出す払出手段である。この払い出しは、番号選択部14から入力された複数の電話番号を示す情報を顧客管理システムに送信することによって行われる。また、払出部15は、払い出した番号に基づいて払い出し済の番号を番号管理データベース11に記憶させる。例えば、払出部15は、払い出した電話番号のうち再度払い出すことができない電話番号を払い出し済の番号として番号管理データベース11(の図4に示すテーブル)に記憶させる。具体的には、払い出した電話番号に対応する「既出有無」の欄を「有」に変更する。なお、払い出した電話番号のうち、ユーザによって選択されずに携帯電話機に割り当てられなかった電話番号は再度、割り当てが可能である。従って、払い出した電話番号のうち携帯電話機に割り当てられた電話番号を示す情報を、顧客管理システムから受信し、その電話番号のみを払い出し済の番号として番号管理データベース11に記憶させる。以上が、番号払出装置10機能構成である。
図6に番号払出装置10のハードウェア構成を示す。図6に示すように番号払出装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102及びROM(ReadOnly Memory)103、通信を行うための通信モジュール104、並びにハードディスク等の補助記憶装置105等のハードウェアを備えるコンピュータを含むものとして構成される。これらの構成要素がプログラム等により動作することにより、上述した番号払出装置10の機能が発揮される。以上が、番号払出装置10の構成である。
引き続いて、図7及び8のフローチャートを用いて、本実施形態に係る番号払出装置10により実行される処理(番号払出方法)を説明する。まず、図7のフローチャートを用いて、払い出し確率の決定時の処理について説明し、その後、図8のフローチャートを用いて、電話番号の払い出し時の処理について説明する。
払い出し確率の決定時の処理は、上述したように、例えば、予め定められた数(例えば、数千回)の電話番号が払い出された後や1日のうちの特定の時刻等の一定間隔で行われる。まず、番号払出装置10では、確率決定部12によって、番号管理データベース11に記憶された払い出し済の電話番号を示す情報(図4に示すテーブル)が参照されて、電話番号の下4桁の番号毎に払い出し済の数がカウントされる(S01、確率決定ステップ)。また、確率決定部12によって、下4桁の番号毎の払い出し数の平均値が算出される。続いて、確率決定部12によって、下4桁の番号毎に、払い出し数を分母とし払い出し数の平均値を分子とした払い出し割合の値が算出される。
続いて、確率決定部12によって、払い出し割合の値に基づいて、下4桁の番号毎に払い出し確率が決定される(S02、確率決定ステップ)。決定された払い出し確率の情報は、電話番号の払い出しに利用されるため、確率決定部12から番号選択部14に通知される。以上が、払い出し確率の決定時の処理である。
続いて、図8のフローチャートを用いて、電話番号の払い出し時の処理を説明する。まず、番号払出装置10では、受付部13によって、顧客管理システム等からの電話番号の払い出しの要求が受け付けられる(S11、受付ステップ)。この払い出しの要求は、例えば、通信事業者に対して携帯電話の新規契約の申し出があった場合に、携帯電話機に割り当てる電話番号を決定するために行われる。受け付けられた払い出しの要求は、受付部13から番号選択部14に出力される。
続いて、番号選択部14によって、確率決定部12から通知された下4桁の番号毎の払い出し確率に基づいて、電話番号の下5桁の番号が1つ選択される(S12、番号選択ステップ)。続いて、番号選択部14によって、払い出し要求に含まれる情報に基づいて、電話番号の上6桁の番号が選択される(S13、番号選択ステップ)。選択された上6桁の番号と下5桁の番号とは、合わせられて電話番号とされる。続いて、番号選択部14によって、番号管理データベース11(の図4のテーブル)に記憶された情報を参照して、この電話番号が払い出し済の電話番号であるか否かが確認される(S14、番号選択ステップ)。
この電話番号が払い出し済の電話番号であった場合、上記の下5桁の選択の処理(S12)から再度、電話番号の選択処理が行われる。この電話番号が払い出し済の電話番号でなかった場合、この電話番号が払い出す電話番号として決定される(S15、番号選択ステップ)。
続いて、番号選択部14によって、払い出す電話番号として決定した数が、予め記憶された1回の要求につき払い出す電話番号の数(既定数)に達したか否かが判断される(S16)。1回の要求につき払い出す電話番号の数に達していなかった場合は、新たな電話番号を選択するため、上記の下5桁の番号の選択の処理(S12)から再度、電話番号の選択処理が行われる。
1回の要求につき払い出す電話番号の数に達していた場合は、番号選択部14から払出部15に、選択された電話番号を示す情報が出力される。続いて、払出部15によって、番号選択部14から出力された複数の電話番号の情報が、受付部13によって受け付けられた要求に対する電話番号として払い出される(S17、払出ステップ)。具体的には、複数の電話番号の情報が、払出部15から顧客管理システムに送信される。
ここで、顧客管理システムでは、複数の電話番号の情報が受信されて、それらの電話番号が新規契約者に提示され、その中から電話番号として用いられる電話番号が決定される。決定された電話番号の情報は顧客管理システムから、番号払出装置10に送信される。払出部15によって、その電話番号の情報が受信されて、その電話番号が払い出し済の電話番号として番号管理データベース11に記憶させられる(S18、払出ステップ)。払い出された電話番号のうち、上記の電話番号以外の電話番号は、払い出し済の電話番号とはされずに再度、割り当てが可能な状態とされる。以上が、電話番号の払い出し時の処理である。
上述したように本実施形態に係る番号払出装置10では、電話番号の下4桁の番号毎の払い出し済の番号の数に基づいて払い出し確率が決定されて、当該払い出し確率に基づいて番号が払い出される。従って、上述したように、電話番号の下4桁の番号の払い出し済数が多ければ払い出し確率を減少させ、電話番号の下4桁の番号の払い出し済数が少なければ払い出し確率を増加させて、特定の電話番号への偏りを防止することができる。特定の電話番号への偏りが無くなれば、当該偏りに基因する移動体通信網のノードを構成する装置への処理負荷の偏りの発生を防止することができる。
具体的には、例えば、図9(a)に示したような電話番号の下4桁の番号の度数であったものを、本実施形態に係る番号払出装置10を用いた電話番号の払い出しを行えば図9(b)に示したような度数にすることができる。とりわけ、頻度が特に多い部分P3に対応する電話番号を減少させることができる。
また、本実施形態のように、払い出した電話番号に基づいて払い出し済の番号を番号管理データベース11に記憶させることにすれば、番号管理データベース11に記憶される情報を適切なものにすることができ、容易且つ適切に本発明を実施することができる。
なお、本実施形態では、電話番号の下4桁の番号毎に払い出し確率を設定していたが、任意の桁(桁数も含む)毎に払い出し確率を設定することができる。また、1つの番号を複数回、払い出しが可能である場合等には、全ての桁毎(即ち、番号毎)の払い出し確率を設定することもできる。また、本実施形態では、電話番号として下5桁の番号は十万通りの番号の中から任意の番号が割り当てられる(即ち、番号払出装置10から任意の番号が払い出される)こととしていたが、特定の番号が割り当てられないこととしてもよい。即ち、番号払出装置10から特定の下5桁の番号を有する番号は払い出されないようにしてもよい。また、番号払出装置10から払い出される番号の数は、3つとしているが、1つや3つ以外の複数にしてもよい。
また、本実施形態では、番号払出装置10から払い出される番号は、携帯電話機に割り当てられる電話番号としていたが、固定電話の電話番号でもよい。また、必ずしも電話番号である必要はなく、所定桁の番号、例えば、ナンバープレートの番号等でもよい。
10…番号払出装置、11…番号管理データベース、12…確率決定部、13…受付部、14…番号選択部、15…払出部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…通信モジュール、105…補助記憶装置。

Claims (4)

  1. 要求に応じて所定桁の番号を払い出す番号払出装置であって、
    払い出し済の番号を記憶する番号管理データベースと、
    前記番号管理データベースに記憶された前記払い出し済の番号を参照して、前記所定桁のうちの特定の桁の番号毎の払い出し済の数を集計して、当該特定の桁の番号毎の払い出し済の数に基づいて、各番号の払い出し確率を決定する確率決定手段と、
    番号の払い出しの要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた要求に応じて、前記確率決定手段によって決定された前記払い出し確率に基づいて、払い出す番号を選択する番号選択手段と、
    前記番号選択手段によって選択された番号を前記受付手段によって受け付けられた要求に対する番号として払い出す払出手段と、
    を備える番号払出装置。
  2. 前記払出手段は、払い出した番号に基づいて払い出し済の番号を前記番号管理データベースに記憶させることを特徴とする請求項1に記載の番号払出装置。
  3. 前記確率決定手段は、前記特定の桁の番号毎の払い出し済の数の平均及び分散に基づいて各番号の払い出し確率を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の番号払出装置。
  4. 要求に応じて所定桁の番号を払い出すと共に払い出し済の番号を記憶する番号管理データベースを備える番号払出装置による番号払出方法であって、
    前記番号管理データベースに記憶された前記払い出し済の番号を参照して、前記所定桁のうちの特定の桁の番号毎の払い出し済の数を集計して、当該特定の桁の番号毎の払い出し済の数に基づいて、各番号の払い出し確率を決定する確率決定ステップと、
    番号の払い出しの要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた要求に応じて、前記確率決定ステップにおいて決定された前記払い出し確率に基づいて、払い出す番号を選択する番号選択ステップと、
    前記番号選択ステップにおいて選択された番号を前記受付ステップにおいて受け付けられた要求に対する番号として払い出す払出ステップと、
    を含む番号払出方法。
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