JP5169859B2 - ネットワークシステム、ネットワーク端末のアドレス選択方法、ネットワーク端末のアドレス選択装置 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワーク端末のアドレス選択方法、ネットワーク端末のアドレス選択装置 Download PDF

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Description

本発明は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信機能を持つネットワーク端末にIPアドレスが複数設定されている場合に、ネットワーク端末が通信時に用途、条件に合わせて適切なIPアドレスを選択できるネットワークシステム、ネットワーク端末のアドレス選択方法、ネットワーク端末のアドレス選択装置に関するものである。
IPアドレスはTCP/IP通信においてIPネットワーク上で通信する相手を判別するための番号である。IPアドレスはネットワーク端末のネットワークインターフェース毎に設定可能で、複数のネットワークインターフェースを持つネットワーク端末は複数のIPアドレスを持つことが可能である。また1つのネットワークインターフェースにも複数のIPアドレスを設定することが可能であり、ネットワークインターフェースが1つのネットワーク端末でも複数のIPアドレスを設定することが可能である。これはIPv4もIPv6の同様であり、バージョンによる違いはない。
ネットワーク端末に複数のIPアドレスを設定する理由として、複数のネットワークに接続している場合に、接続先のネットワークから個別にIPアドレスが割り振られるということがある。この場合、接続するネットワーク毎に割り振られたIPアドレスを用いて通信する必要がある。
また、今後はアプリケーション・サービス毎のIPアドレスの使い分けも考えられている。アプリケーション・サービス毎にアドレスを使い分けることによって、サービス提供者にとっても、サービス利用者にとっても、より便利で安全なサービスが提供できる可能性がある。特にIPv6アドレスにおいては、豊富なアドレス空間を持つことにより、IPv6の利用形態のひとつとして、今後の発展が期待できる。
ネットワーク端末に複数IPアドレスが設定された場合のIPアドレスの選択法は実装に依存するが、現状では、ロンゲストマッチが一般的である。ロンゲストマッチとは、通信時に送信先のIPアドレスを決定した後、送信先のアドレスとネットワーク端末に設定されているIPアドレスを比較して、最左ビットから一致するビット数が一番長いIPアドレスを選択する。
次にIPアドレスの構成について説明する。IPアドレスには2種類の位置情報が含まれている。1つ目の情報はネットワークの位置を示しており、IPv4ではネットワーク部、IPv6ではPrefixと呼ばれている。もう1つは、1つ目の情報で示したネットワーク内の端末やネットワークインターフェースの位置を示しており、IPv4ではホスト部、IPv6ではインターフェースIDと呼ばれている。一般的にIPアドレスの2種類の位置情報について、バージョンを越えた共通的な呼び方が無いため、以下の説明では1つ目のネットワークの位置を示す情報を「ネットワーク識別子」、2つ目のネットワーク内の端末やネットワークインターフェースの位置情報を示す情報を「ノード識別子」と呼ぶことにする。またこのノード識別子は、サブネットワーク上であれば一意であれば、どんな値でも良いという特徴がある。そのため、ネットワーク端末の実装によっては、IPv6のノード識別子、すなわちIFID(Interface ID)はランダムに設定されるものある。つまり、ノード識別子は、サブネット上で一意であれば、ユーザやシステムによってある程度自由な設定が可能である。
また、IPアドレスの割り振りについては、特許文献1に、宛先毎にもっとも相応しい送信元IPアドレスを用いて通信を行うことができるようにしたものが開示されている。
特開2005−064570号公報
ネットワーク端末に複数のIPアドレスが設定されている場合、ネットワーク端末上のアプリケーションが通信時に不適切なIPアドレスを選択してしまうことにより、通信ができない事象が発生する問題がある。近年では、アドレス詐称を防ぐなどのセキュリティ上の理由から、サーバやルータ、ファイヤーウォール、クライアント端末などネットワーク機器は、指定したIPアドレスのパケット以外を通さないような設定をする状況が増えている。このため、ネットワーク端末上のアプリケーションが通信時にネットワーク端末に複数設定されているIPアドレスから通信許可されているIPアドレス以外を選択しまうと、接続先のネットワーク機器でパケットがフィルタされてしまい、通信が成立しない可能性がある。これは、ネットワーク端末上のアプリケーションが利用すべきIPアドレスを選択する機能が無く、また利用すべきIPアドレスを知る有効な方法が無いためである。
もし、アプリケーションが利用すべきIPアドレスを選択するようにした場合、あらかじめアプリケーションは選択すべきIPアドレスを事前に知っている必要がある。しかし、IPアドレスはネットワーク毎に変わり、また固定アドレス設定以外の自動設定の場合、IPアドレスを事前に知ることができないという問題がある。
また、アプリケーションが利用するIPアドレスを適切に選択するためには、アプリケーション毎にIPアドレスを選択する機能を追加する必要があり、開発コストが増加するという問題もある。
また、特許文献1に示されるものでは、アプリケーションが利用すべきIPアドレスを選択する場合、IPアドレスはネットワーク毎に変わり、また固定アドレス設定以外の自動設定の場合、IPアドレスを事前に知ることができない。また、アプリケーションが利用するIPアドレスを適切に選択するためには、アプリケーション毎にIPアドレスを選択する機能を追加する必要がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、複数のIPアドレスが設定されているネットワーク端末において、ネットワーク端末上のアプリケーションがネットワークに接続してサービスを利用する際に、アプリケーションは利用すべきIPアドレスを事前に知る必要なく、アプリケーションの利用すべきIPアドレスを選択することができるネットワークシステム、ネットワーク端末のアドレス選択方法、ネットワーク端末のアドレス選択装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係るネットワーク端末のアドレス選択方法は、ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムを構成するネットワーク端末のアドレス選択方法において、ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの各々に対して、IPアドレスに含まれるノード識別子に識別領域を設け、識別領域に用途や条件に対応した識別子を埋め込み、ネットワーク端末内の、ネットワークサービスを利用するアプリケーションが、アプリケーションが利用するネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子を通知し、ネットワーク端末内のIPアドレス選択手段が、アプリケーションから通知された識別子と、IPアドレスのノード識別子の識別領域内の識別子とを比較し、ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの中で、アプリケーションが利用するネットワークサービスの用途や条件に対応した対応した識別子と、IPアドレスのノード識別子内の識別領域に埋め込まれている識別子とが一致するIPアドレスを選択し、選択したIPアドレスをアプリケーションに通知することを特徴とする。
本発明に係るネットワーク端末のアドレス選択装置は、ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムを構成するネットワーク端末のアドレス選択装置において、ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの各々に対して、IPアドレスに含まれるノード識別子には識別領域が設けられ、識別領域には用途や条件に対応した識別子が埋め込まれており、ネットワーク端末に設定されているIPアドレスを管理する手段と、ネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子を通知されると、通知された識別子と、IPアドレスのノード識別子の識別領域内の識別子とを比較し、ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの中で、ネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子と、IPアドレスのノード識別子内の識別領域に埋め込まれている識別子とが一致するIPアドレスを選択する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るネットワークシステムは、ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムにおいて、IPアドレスに含まれるノード識別子に識別領域を設け、識別領域に用途や条件に対応した識別子を埋め込むことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク端末に複数のIPアドレスが設定されている場合に、アプリケーションは、IPアドレスを意識すること無く、アプリケーションが利用すべき適切なIPアドレスを自動的に選択され、接続すべきネットワーク又はサーバへの接続が可能となる。また、アプリケーションが利用するIPアドレスを適切に選択するための、アプリケーション毎にIPアドレスを選択する機能を追加する必要がなくなる。また、ネットワーク端末に設定されているIPアドレスが変わる状況でも、アプリケーションは利用すべき適切なIPアドレスを自動的に選択される。
本発明の第1の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のネットワークシステムにおけるIPアドレスのフォーマットの説明図である。 本発明の第1の実施形態のネットワークシステムにおけるIPアドレスの利用例の説明図である。 本発明の第1の実施形態の動作説明に用いるシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態のアドレス選択の説明に用いるフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の動作説明に用いるシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態のアドレス選択の説明に用いるフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示すものである。図1において、ネットワーク端末100は、TCP/IP通信機能を持つ端末である。IPネットワークシステム130は、TCP/IP通信を実現するものである。IPネットワークシステム130には、ネットワーク端末100やサービスを提供するサーバなどが接続されている。ネットワーク端末100はIPネットワークシステム130上にあるサーバに接続してネットワークサービスを利用する。また、IPネットワークシステム130はネットワーク端末100へのIPアドレスの払い出し、管理も行っている。このIPネットワークシステム130は、インターネットであったり、企業ネットワークであったり、Next Generation Network(NGN)であったりする。
ネットワークアプリケーション102は、IPネットワークシステム130を介してサービスを利用する機能を持つソフトウェアである。ネットワークアプリケーション102は通信を行う際にネットワーク端末100に設定されているIPアドレス104を用いて通信を行う。
NWサービスID120は、ネットワークアプリケーション102がIPネットワークシステム130を経由して利用するネットワークサービスを識別するためのIDである。ここで述べているネットワークサービスとは、IPネットワークシステム上での通信の用途を識別することが目的である。ネットワークサービスの例を挙げると、IP電話であったり、Web通信であったり、ファイル交換であったりする。またNWサービスID120は、具体的なサービスを識別するだけでなく、接続先のネットワークの識別にも利用できる。例えば、異なる空間(閉域網とグローバル網)の接続先のネットワークの識別に利用する。またNWサービスID120は特定の接続先のサーバを示すIDであっても良い。
本発明の実施形態では、ネットワークサービスがIP電話なら「NWサービスID:5060」、Web通信なら「NWサービスID:80」、ファイル交換なら「NWサービスID:8200」とする。本発明の実施の形態のNWサービスID120の定義方法は、TCP/UDPポートの概念と同じ形態になっている。NWサービスID120の定義方法は自由だが、IPネットワークシステム130上で統一されている必要がある。またネットワークアプリケーション102は、ネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスのNWサービスID120を把握しておく必要がある。
TCP/IPスタック103は、TCP/IP通信を実現するために必要なプロトコルを階層的積み上げたソフトウェア群である。ネットワーク端末100に設定されているIPアドレスの管理はここで行う。
IPアドレス104は、ネットワーク端末100に設定されているIPアドレスである。本発明の実施形態ではIPv6を扱う。ネットワーク端末100が複数のネットワークインターフェースを持つ場合、ネットワークインターフェース毎にIPアドレスの設定が可能である。また1つのネットワークインターフェースに対して複数のIPアドレスを設定することが可能である。IPアドレス104はTCP/IPスタック103に管理される。また本発明の実施形態はIPv4アドレスでも可能であるが、IPv6アドレスを用いた場合を説明する。また、本発明の実施形態では、ネットワークサービス毎にIPアドレスがネットワーク端末100に割当てられ、ネットワーク端末100上のネットワークアプリケーション102は用途に応じてIPアドレス104を選択して通信する。
IPアドレス選択機能105は、ネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスを、ネットワーク端末100に設定されている複数のIPアドレス104から選択する機能を持つ。
次に本発明の根幹となるIPアドレス104の詳細説明を行う。本発明の実施形態のIPアドレス104では、サービス毎にIPアドレスが存在する。ここで述べているサービスとは前述にあるNWサービスID120で定義したネットワークサービスと同一のものとする。本発明の実施形態では、IPアドレス104のノード識別子にIPアドレスの用途を識別するネットワークサービス識別領域を設け、このネットワークサービス識別領域にネットワークサービスに該当したNWサービスID120を埋め込む。ネットワークサービス識別領域の範囲はIPネットワークシステム130内で統一する必要がある。
図2は、本発明の実施形態で用いるIPアドレスの構成を示す。図2に示すように、ネットワークサービス識別領域をインターフェースIDの先頭16ビットとし、IPアドレスの用途がIP電話ならネットワークサービス識別領域に「5060」、Web通信ならネットワークサービス識別領域に「80」、ファイル交換ならネットワークサービス識別領域に「8200」の値を埋め込む。この例のNWサービスIDの定義方法は、TCP/UDPポートの概念と同じ形態になっている。
図3に用途別のIPアドレス104の例を示す。図3に示すように、Web通信用であればネットワークサービス識別領域に「NWサービスID:80」埋め込まれ、IP電話用のIPアドレスなら「NWサービスID:5060」が埋め込まれ、ファイル交換用アドレスのIPアドレスなら「NWサービスID:8200」が埋め込まれる。
またIPネットワークシステム130は、ネットワーク端末100に対して、ネットワーク端末100が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレス104を設定させる必要がある。ネットワークサービスに対応したIPアドレスとは、IPアドレス104のネットワークサービス識別領域に、ネットワーク端末100が利用するネットワークサービスに対応したNWサービスID120が埋め込まれている。ネットワーク端末100が複数のネットワークサービスを利用する場合、ネットワークサービスに対応した複数のIPアドレス104を設定する必要がある。またネットワーク端末100へのIPアドレス104の設定方法は、IPネットワークシステム130がIPアドレス104の配布状況の管理、そしてネットワーク端末100が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレス104の配布がきちんと行われれば自由である。
次に本発明の実施形態の動作について説明する。本発明の実施形態の特徴的な動作として、ネットワーク端末100上のネットワークアプリケーション102がIPネットワークシステム130のネットワークサービスを受ける際に、ネットワーク端末100に設定されている複数のIPアドレス104中からネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスを選択する動作の流れを説明する。
図4は、動作の流れを示すシーケンス図である。図4に示すように、ネットワークアプリケーション102は、IPネットワークシステム130に接続する際に、IPアドレス選択機能105に通信時にどのIPアドレスを使うべきか選択してもらうためのIPアドレス選択依頼を通知する(ステップS101)。ネットワークアプリケーション102はアドレス選択依頼を通知する際に、ネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応するNWサービスID120も通知する。例えば、ネットワークアプリケーション102が利用するサービスがIP電話なら「NWサービスID:5060」をIPアドレス選択機能105に通知する。
IPアドレス選択依頼を取得したIPアドレス選択機能105は、ネットワーク端末100に設定されているIPアドレス104のリストを取得するために、TCP/IPスタック103にIPアドレスリスト取得依頼を送る(ステップS102)。
TCP/IPスタック103はネットワーク端末100に設定されている全てのIPアドレス104を管理している。そのため、IPアドレスリスト取得依頼を受けたTCP/IPスタック103はネットワーク端末100に設定されているIPアドレスを収集し、IPアドレスリストとしてIPアドレス選択機能105に通知する(ステップS103)。
IPアドレスリストを取得したIPアドレス選択機能105は、ネットワークアプリケーション102から取得したNWサービスID120とTCP/IPスタック103から取得したIPアドレスリストを用いて、ネットワークアプリケーション102が利用すべきIPアドレス104を選択する(ステップS104)。
アドレス選択機能105が選択したIPアドレス104をネットワークアプリケーション102に通知し(ステップS105)、通知を受けたネットワークアプリケーション102は、選択されたIPアドレス104を用いて接続する処理をTCP/IPスタック103に依頼して、ネットワーク接続処理を行う(ステップS106)。
図5は、IPアドレス選択機能105が、ネットワークアプリケーション102の利用すべきIPアドレス104を選択するアルゴリズムを示すフローチャートである。
図5において、最初に、IPアドレス選択機能105はTCP/IPスタック103から取得したIPアドレスリストの先頭のIPアドレスを抽出する(ステップS151)。
次に、抽出したIPアドレス104のネットワークサービス識別領域の値とネットワークアプリケーション102から取得したNWサービスID120の値が一致しているかチェックする(ステップS152)。
チェックの結果が一致している場合(ステップS152のYes)、抽出したIPアドレス104はネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスであるとみなすことができ、そのIPアドレス104をネットワークアプリケーション102に該当するIPアドレスとしてネットワークアプリケーション102に通知する(ステップS153)。
チェックの結果が一致していない場合(ステップS152のNo)、抽出したIPアドレス104はネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスではないため、IPアドレスリストから次のIPアドレス104を抽出する必要がある。そこでIPアドレスリストの次のリストにIPアドレス104が存在するかチェックする(ステップS154)。
IPアドレスリストの次のリストにIPアドレス104が存在する場合(ステップS154のYes)、そのIPアドレス104を抽出し、ステップS152の流れに戻る(ステップS155)。
IPアドレスリストの次のリストにIPアドレス104が存在しない場合(ステップS154のNo)、ネットワーク端末100に設定されているIPアドレス104の中にネットワークアプリケーション102の利用するネットワークサービスに対応したIPアドレス104が無いということになり、該当するIPアドレス無しの旨をネットワークアプリケーション102に通知する(ステップS156)。
以上の処理により、ネットワーク端末100上のネットワークアプリケーション102がIPネットワークシステム130を経由してネットワークサービスを受ける際に、ネットワーク端末100に設定されている複数のIPアドレス104中からネットワークアプリケーション102が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスを選択することができる。
<第2の実施例>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態の構成を示すものである。本発明の第2の実施形態では、ネットワークサービス提供サーバ260が設けられている。本発明の第2の実施形態におけるネットワーク端末200、ネットワークアプリケーション202、TCP/IPスタック203、IPアドレス204、IPアドレス選択機能205、ネットワークシステム230は、第1の実施形態におけるネットワーク端末100、ネットワークアプリケーション102、TCP/IPスタック103、IPアドレス104、IPアドレス選択機能105、ネットワークシステム130と同様であり、その説明は、省略する。
ネットワークサービス提供サーバ260とは、IPネットワークシステム230上に存在し、ネットワーク端末200上のネットワークアプリケーション202がネットワークサービスを利用する際に接続するサーバである。例を挙げると、ネットワークサービスがIP電話の場合であればネットワークサービス提供サーバ260はIP電話サーバ(SIPサーバ)となり、ネットワークサービスがWebサービスならWebサーバ、ファイル交換ならファイル交換サーバとなる。
ネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270とは、ネットワークサービス提供サーバ260に設定されるIPアドレスであり、IPネットワークシステム230から割り振られ、管理されている。またネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270には、図2に示したIPアドレス204の構成と同様に、ネットワークサービス識別領域が設けられており、ネットワークサービス識別領域には、ネットワークサービス提供サーバ260が提供しているネットワークサービスに対応するNWサービスIDが埋め込まれている。
この実施形態では、第1の実施形態のようなネットワーク端末200がNWサービスIDを把握する必要が無くなる。その理由は、この実施形態では、ネットワークサービス提供サーバ260のIPアドレスのノード識別子のネットワークサービス識別領域に、上述のようにネットワークサービスに対応するNWサービスIDが埋め込まれているからである。
次に、本発明の第2の実施形態の動作について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態の動作の流れを示すシーケンス図である。この第2の実施形態と第1の実施形態との動作の違いは、IPアドレス選択機能205への、利用するネットワークサービスに対応したNWサービスIDの通知方法にある。
この実施形態では、ネットワークアプリケーション202は、IPネットワークシステム230上のネットワークサービスを利用する際に、ネットワークアプリケーション202が利用するネットワークサービスに対応したネットワークサービス提供サーバ260に接続する。そのため、最初にネットワークアプリケーション202は、利用するネットワークサービスに対応したネットワークサービス提供サーバ260のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270を検索して取得する(ステップS201)。このネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270の取得方法は基本的には自由であり、Domain Name Server(DNS)に問い合わせるか、IPネットワークシステム230に接続する前にネットワークアプリケーション202に登録する方法もある。
ネットワークアプリケーション202は、接続先のネットワークサービス提供サーバ260のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270を取得すると、IPアドレス選択機能205に利用IPアドレス選択依頼と接続先のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270を通知する(ステップS202)。
IPアドレス選択依頼を取得したIPアドレス選択機能205は、ネットワーク端末200に設定されているIPアドレス204のリストを取得するために、TCP/IPスタック203にIPアドレスリスト取得依頼を送る(ステップS203)。
IPアドレスリスト取得依頼を受けたTCP/IPスタック203はネットワーク端末200に設定されているIPアドレスを収集し、IPアドレスリストとしてIPアドレス選択機能205に通知する(ステップS204)。
IPアドレスリストを取得したIPアドレス選択機能205は、接続先IPアドレスとTCP/IPスタック203から取得したIPアドレスリストを用いて、ネットワークアプリケーション202が利用すべきIPアドレス204を選択する(ステップS205)。
アドレス選択機能205が選択したIPアドレス204をネットワークアプリケーション202に通知し(ステップS206)、通知を受けたネットワークアプリケーション202は、選択されたIPアドレス204を用いて接続する処理をTCP/IPスタック203に依頼して、ネットワーク接続処理を行う(ステップS107)。
図8は、IPアドレス選択機能205が、ネットワークアプリケーション202の利用すべきIPアドレス204を選択するアルゴリズムを示すフローチャートである。
図8において、最初に、IPアドレス選択機能205はTCP/IPスタック203から取得したIPアドレスリストの先頭のIPアドレスを抽出する(ステップS251)。
抽出したIPアドレス204内のネットワークサービス識別領域の値とネットワークアプリケーション202から取得した接続先IPアドレス、つまり接続先のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270のネットワークサービス識別領域の値が一致しているかチェックする(ステップS252)。
チェックの結果が一致している場合(ステップS252のYes)、抽出したIPアドレス204はネットワークアプリケーション202が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスであるとみなすことができ、そのIPアドレス204をネットワークアプリケーション202に該当するIPアドレスとしてネットワークアプリケーション202に通知する(ステップS253)。
チェックの結果が一致していない場合(ステップS252のNo)、抽出したIPアドレス204はネットワークアプリケーション202が利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスではないため、IPアドレスリストから次のIPアドレス204を抽出する必要がある。そこでIPアドレスリストの次のリストにIPアドレス204が存在するかチェックする(ステップS254)。
IPアドレスリストの次のリストにIPアドレス204が存在する場合(ステップS254のYes)、そのIPアドレス204を抽出し、ステップS252の流れに戻る(ステップS255)。
IPアドレスリストの次のリストにIPアドレス204が存在しない場合(ステップS254のNo)、ネットワーク端末200に設定されているIPアドレス204の中にネットワークアプリケーション202の利用するネットワークサービスに対応したIPアドレス204が無いということになり、該当するIPアドレス無しの旨をネットワークアプリケーション202に通知する(ステップS256)。
以上のように、この第2の実施形態では、ステップS256で、抽出したIPアドレス204内のネットワークサービス識別領域の値と接続先のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270のネットワークサービス識別領域の値が一致しているかチェックしている。
第2の実施形態の特徴は、ネットワーク端末200がネットワークサービスに対応したNWサービスIDを把握する必要が無くなる。その理由は、この実施形態では、ネットワークアプリケーション202がネットワークサービスを利用する際に、接続先のネットワークサービス提供サーバ260のネットワークサービス提供サーバ用IPアドレス270のネットワークサービス識別領域からNWサービスID220の判断が可能になるためである。つまり、接続先のネットワークサービス提供サーバ260のIPアドレスを知ることができれば、ネットワークアプリケーション202は利用するネットワークサービスに対応したIPアドレスを選択することが可能となる。
本発明は、複数のネットワークに接続している場合でも適切なネットワークに接続できることにより、複数のネットワークプロバイダーと契約した利用方法に適用可能であり、マルチホーム問題も解決できる。また、アプリケーション・サービス毎のIPアドレスの使い分けを行われるようになった場合に、本発明は適用可能である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。上述の実施形態では、ネットワークサービス毎に異なるIPアドレスを設定する例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、用途や条件毎に異なるIPアドレスを使用する場合に、同様に適用できる。
100,200 ネットワーク端末
102,202 ネットワークアプリケーション
103,203 TCP/IPスタック
104,204 IPアドレス
105,205 アドレス選択機能
130,230 ネットワークシステム
230 ネットワークシステム
260 ネットワークサービス提供サーバ
270 ネットワークサービス提供サーバ用IPアドレスアドレス

Claims (11)

  1. ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムを構成するネットワーク端末のアドレス選択方法において、
    前記ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの各々に対して、前記IPアドレスに含まれるノード識別子に識別領域を設け、前記識別領域に前記用途や条件に対応した識別子を埋め込み、
    記ネットワーク端末内の、前記ネットワークサービスを利用するアプリケーションが、前記アプリケーションが利用するネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子を通知し、
    前記ネットワーク端末内のIPアドレス選択手段が、前記アプリケーションから通知された識別子と、前記IPアドレスのノード識別子の前記識別領域内の識別子とを比較し、前記ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの中で、前記アプリケーションが利用するネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子と、前記IPアドレスのノード識別子内の前記識別領域に埋め込まれている識別子とが一致するIPアドレスを選択し、前記選択したIPアドレスをアプリケーションに通知する
    ことを特徴とするネットワーク端末のアドレス選択方法。
  2. 前記ネットワークシステムを構成するネットワーク端末上で、前記用途や条件に対応した識別子の管理を行うことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク端末のアドレス選択方法。
  3. 利用するアプリケーションにより、前記用途や条件に対応した識別子を取得するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク端末のアドレス選択方法。
  4. ネットワークサービス提供サーバのIPアドレスのノード識別子の識別領域に、前記ネットワークサービス提供サーバで提供する用途や条件に対応した識別子を埋め込んでおくようにしたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク端末のアドレス選択方法。
  5. 前記ネットワーク端末が前記ネットワークサービス提供サーバに接続する際に、前記接続先のネットワークサービス提供サーバのIPアドレスのノード識別子の識別領域に埋め込まれている値から、前記用途や条件に対応した識別子を取得することを特徴とする請求項4に記載のネットワーク端末のアドレス選択方法。
  6. ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムを構成するネットワーク端末のアドレス選択装置において、
    前記ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの各々に対して、前記IPアドレスに含まれるノード識別子には識別領域が設けられ、前記識別領域には前記用途や条件に対応した識別子が埋め込まれており、
    ネットワーク端末に設定されているIPアドレスを管理する手段と、
    前記ネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子を通知されると、通知された識別子と、前記IPアドレスのノード識別子の前記識別領域内の識別子とを比較し、前記ネットワーク端末に設定されている複数のIPアドレスの中で、前記ネットワークサービスの用途や条件に対応した識別子と、前記IPアドレスのノード識別子内の前記識別領域に埋め込まれている識別子とが一致するIPアドレスを選択する手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク端末のアドレス選択装置。
  7. 前記ネットワークシステムを構成するネットワーク端末上で、前記用途や条件に対応した識別子の管理を行うことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク端末のアドレス選択装置。
  8. 利用するアプリケーションにより、前記用途や条件に対応した識別子を取得するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク端末のアドレス選択装置。
  9. ネットワークサービス提供サーバのIPアドレスのノード識別子の識別領域に、前記ネットワークサービス提供サーバで提供する用途や条件に対応した識別子を埋め込んでおくようにしたことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク端末のアドレス選択装置。
  10. 前記ネットワーク端末が前記ネットワークサービス提供サーバに接続する際に、前記接続先のネットワークサービス提供サーバのIPアドレスのノード識別子の識別領域に埋め込まれている値から、前記用途や条件に対応した識別子を取得することを特徴とする請求項9に記載のネットワーク端末のアドレス選択装置。
  11. ネットワークサービスの用途や条件毎に異なるIPアドレスが設定されているネットワークシステムにおいて、
    IPアドレスに含まれるノード識別子に識別領域を設け、前記識別領域に前記用途や条件に対応した識別子を埋め込むことを特徴とするネットワークシステム。
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