JP5168760B2 - 液晶装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶装置および電子機器に関するものである。
成膜面に対して斜め方向から真空蒸着(斜方蒸着法)やスパッタリングを行うと、セルフシャドーイング効果により基板への蒸発物質の入射方向に傾斜した微細な柱状構造が形成される。この形状を利用して液晶を配向させる斜方蒸着膜を液晶配向膜として用いることが広く知られている。
この時、蒸着材料やその形状、液晶材料が異なる事で、前記蒸着膜に対して液晶分子が、垂直配向することが知られている。(非特許文献1参照。)
フッ素系液晶で、誘電率異方性が負の液晶を用いた場合、蒸着角度が小さい場合(等方性の膜に近い場合)、配向のチルト角は、基板の垂直方向に対してほぼ0度であるが、蒸着角度が大きくなると、基板の垂直方向に対して、チルト角がつくことが分かっている。
上記性質を利用し、斜方蒸着膜を利用して、非選択電圧印加時には、液晶が垂直配向し、選択電圧印加時には、液晶をチルトを有した方向に水平配向させる液晶モードが開示されている。(特許文献1、2参照。)
また、近年、高コントラストを実現するため、誘電率異方性が負の液晶を一対の基板間に挟持し、画素電極にスリットや切り欠きを設け、ラビングレスで、マルチドメイン化によって選択電圧印加時の配向制御を行う構成が広く開発されている。(例えば、特許文献3から5参照)。
しかしながら、これらの技術は、いずれも直視型液晶パネル用途として、開発されているものであり、画素ピッチについては、アモルファスシリコンもしくは低温ポリシリコンを前提としており、画素ピッチは、ほとんどの場合、30μm以上で想定されている。
特開平10−161127号公報 特開2004−163921号公報 特開2004−252480号公報 特開2004−206080号公報 特開2004−252298号公報 SID 2000 No.29.4 p446
しかしながら、上記技術を高温ポリシリコン透過型ライトバルブ(L/V)用の液晶表示装置、又はLCOS(Liquid Crystal on Silicon)技術を使った液晶表示装置など超高精細な液晶表示装置に応用しようとすると、画素ピッチが約20μm以下となるため、駆動時において、非選択電圧が印加されている画素と選択電圧が印加されている画素が隣接した場合、強い横電界が発生する。また、画素ピッチが微小になるにつれ、画素電極のエッジ部に発生する電界の歪みが画素内の配向に及ぼす影響が大きくなる。これらの影響をうけると、画素電極内の液晶分子の配向方向が、特に選択電圧印加時において本来設計した方向からずれてしまう。そのため、垂直配向モードでは、透過率が充分得られない上に、ドメインが発生するという問題が生じる。また、応答速度にも悪影響を及ぼす。
このような問題は、従来のポリイミド配向膜を使用したときも、もちろん発生するが、特に、液晶分子を配向させるアンカリング力がポリイミドよりも弱いとされている無機物を用いた配向膜(無機配向膜)で深刻である。
ここで、無機配向膜とは、成膜面に対して真空蒸着(斜方蒸着法)又はスパッタリングを施し、セルフシャドーイング効果により基板への蒸着物質の入射方向に傾斜した微細な柱状構造が形成されたもの全般を指す。
また、等方相蒸着又は等方相スパッタリングにおいて、柱状構造を形成しない場合も配向膜として利用できる場合があり、これらも無機配向膜に含められる。このとき、蒸着材料、その材料の形状、液晶材料の種類により、蒸着膜に対して液晶分子が、水平配向又は垂直配向することが知られている。
上記の方法で作成した配向膜は、形状と界面の表面エネルギーによって配向制御を行うため、従来の水平配向有機ポリイミド配向膜に匹敵する配向能が得られない場合がある。特にラビング処理を行わないために、極角方向と方位角方向とを同時に確実に制御することが難しい場合があり、表示及び応答速度に悪影響を及ぼす。
特に、上記のような無機配向膜において、垂直配向モードを採用した場合では、チルト角が小さい条件で成膜した場合、液晶分子の倒れる方向が規定されにくい。このために、画素内でディスクリネーションが発生したり、画素間の横電界の影響などで、最大の透過率を得られる方向に液晶分子が倒れず、著しい透過率の減少を引き起こす。
一方、液晶分子の倒れる方向を規定するために、プレチルト角を大きく設定すると、垂直配向モードを利用しようとした場合は、液晶分子の複屈折によって黒表示時に充分に暗い黒を得ることができないという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、配向制御及び応答速度を従来よりも向上させることができる液晶装置および電子機器の提供を目的とする。
また、本発明は、超高精細な表示構造を有しながら、応答速度及び表示画像品質を向上させることができる液晶装置および電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の液晶装置は、一対の基板間に液晶層を挟持してなり、画素電極を備えた複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶装置であって、前記液晶層は、誘電率異方性が負の液晶分子からなるとともに、該液晶分子は、非選択電圧印加時に、前記基板の垂直方向に対して0度から10度の範囲のプレチルト角を有する垂直配向モードとなるものであり、前記画素電極は、一、又は二以上の切り欠き部を有するとともに、該切り欠き部が形成された画素電極を線対称形状とする中心線上に、前記画素電極を駆動させるコンタクトホールが配置されていることを特徴とする。
これにより、切り欠き部およびコンタクトホールが存在する事によって発生する画素電極内の電界強度分布により、所望の同一方向に、液晶分子が配向するような電気力線を発生することとなる。
したがって、本発明によれば、超高精細な液晶装置としながら、画素内の液晶分子の配向制御能を高め、ディスクリネ―ションを発生することなく配向制御を行うことができ、応答速度及び表示画像品質を向上させることができる。
本発明の液晶装置は、一対の基板間に液晶層を挟持してなり、画素電極と、該画素電極に対応して設けられたスイッチング素子とを備えた複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶装置であって、前記液晶層は、誘電率異方性が負の液晶分子からなり、該液晶分子は、非選択電圧印加時に、前記基板の垂直方向に対して0度から10度の範囲のプレチルト角を有する垂直配向モードとなるものであり、前記画素電極は、一、又は二以上の切り欠き部を有し、該切り欠き部が形成された画素電極を線対称形状とする中心線上に、該画素電極と前記スイッチング素子とを電気的に接続するコンタクトホールが配置されており、前記画素電極を覆うように形成された無機配向膜を有することを特徴とする。
また、本発明の液晶装置は、前記複数のドット領域の画素ピッチが、30μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、超高精細な液晶装置としながら、画素内の液晶分子の配向制御能を高め、ディスクリネ―ションを発生することなく配向制御を行うことができ、応答速度及び表示画像品質を向上させることができる。また、発生した電気力線を任意の位置に固定することができる。
また、本発明の液晶装置は、前記コンタクトホールが平面形状における縦又は横方向の大きさが前記画素ピッチの1/30以上あることが好ましい。
本発明によれば、コンタクトホールの平面形状の大きさを画素ピッチの1/30以上とすることにより、配向の核を任意の位置に固定する特に高い効果を得ることができる。これは、実験により確認されたものである。ここで、配向の核とは、コンタクトホールを介して画素電極に電圧が印加されたときに、画素電極の切り欠きおよびコンタクトホール部による電界の歪みによって、最も強い電気力線が生じ、画素内の液晶の配向が最も強く影響される場所を言う。したがって、本発明によれば、画素毎に、液晶分子の配向制御を確実な制御能をもって行うことが出来、応答速度及び表示画像品質を向上させることができる。
また、本発明の液晶装置は、前記コンタクトホールの平面形状が、円形、楕円形、多角形のいずれかであることが好ましい。
また、本発明の液晶装置は、前記コンタクトホールの平面形状が楕円形又は線対称形状の多角形であり、前記コンタクトホールの平面形状における線対称形状の中心線は前記画素電極の形状の中心線と一致又は平行していることが好ましい。
本発明によれば、前記配向の核を画素電極の線対称形状の中心線上に発生させることができ、画素毎に、液晶分子の配向制御を確実な制御能をもって行うことが出来、応答速度及び表示画像品質を向上させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、前記液晶装置を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、応答速度の速い表示ができ、かつ、高品質な動画及び静止画を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下で参照する各図面においては、図面を見易くするために、各構成要素の寸法等を適宜変更して表示している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の主要部の一例を示す部分平面図である。すなわち、図1は、液晶表示装置の構成要素をなす画素電極10aと、画素電極10aに配置されたコンタクトホール20とを示している。本実施形態の液晶表示装置は、一対の基板間に液晶層を挟持してなり、複数のドット領域がマトリクス状に配置された構成を有する。
そして、本液晶表示装置は、複数のドット領域のピッチである画素ピッチが30μm以下である超高精細な表示構造を有するものとする。そして、画素電極10aは上記一対の基板の一方に配置されているとともに、上記ドット領域毎に配置されている。したがって画素電極10aのピッチも30μm以下である。例えば画素電極10aのピッチは、20μmとする。また、上記一対の基板における他方の基板には、その基板平面の全体に対向電極が設けられているものとする。この対向電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等の透明導電膜で構成する。
液晶層は、誘電率異方性が負の液晶分子で構成されている。なお、本液晶表示装置においてドット領域は多数設けられており、画素電極10aも多数配置されているが、図1ではその一部である4つの画素電極10aを抜き出して示している。
画素電極10aは、例えばITO等の透明導電膜からなる。画素電極10aの平面形状は、矩形における1辺に三角形の切り欠き部11aを設けた5角形となっている。また、画素電極10aの平面形状は、太い点線を中心線Cとした線対称の形状となっている。ここで、中心線Cは画素電極10aの平面形状の中心を通っている。
また、画素電極10a上には配向膜(図示せず)が形成されている。この配向膜は、斜方蒸着法を用いて形成されたものであり、形成材料をSiOとして蒸着方向50度で1000オームストロング蒸着したものとした。この配向膜により、液晶層の液晶分子の配向は、約4度のプレチルト角を有した垂直配向となる。換言すれば、画素電極10aに非選択電圧を印加したとき、その画素電極10a上の液晶は基板の界面の垂直方向に対して4度チルト角を有した垂直配向モードとなる。ここで、プレチルト角の傾斜方向が、画素電極10aの線対称形状の中心線Cに直交するように、上記配向膜が形成されている。また、画素電極10a上の配向膜は、有機ポリイミドからなる配向手段に比べてアンカリングが弱い配向膜となっている。
また、各画素電極10aには、その画素電極10aを選択し、駆動させるためのコンタクトホール20が配置されている。そして、コンタクトホール20は、画素電極10aにおける線対称形状の中心線Cの上に配置されている。また、コンタクトホール20は、中心線C上であって、画素電極10aの平面形状における切り欠き部11aの対辺の近傍に配置されている。また、コンタクトホール20の断面形状は、画素電極10aの配向膜界面から凹んだ形状を有するものとする。さらに、コンタクトホール20の平面形状は概ね円形であり、その直径は1μmとした。したがって、コンタクトホール20の直径は、画素ピッチ(20μm)の1/30以上あることとなる。
次に、上記画素電極10a及びコンタクトホール20の構成からなる作用・効果について説明する。本実施形態によれば、画素電極10aが図1に示すように切り欠き部11aを有するとともに中心線Cを基準として線対称な形状であり、かつ、中心線C上にコンタクトホール20を配置している。これにより、コンタクトホール20を介して画素電極10aに電圧を印加した際に、画素電極10a内で電界強度分布を発生させることができ、液晶分子の配向の核K(図1参照)を所定位置に確実に発生させることができる。ここで、核Kは、画素電極の切り欠き部およびコンタクトホール部による電界の歪みによって、画素電極10aで最も強い電気力線が生じ、画素内の液晶の配向が最も強く影響される場所を言う。
画素内の液晶分子において、液晶の配向に最も強く影響される場所は、核Kの付近であり、液晶分子が配向する方向は、液晶分子が負の誘電率異方性を有する場合、核Kの付近の電気力線に垂直な方向である。すなわち、核K付近の液晶分子の平面方向の配向方向は、図1に示すような方向となる。この楕円形は、核K付近で配向した液晶分子の一つをモデル化して示したものである。液晶層は液晶分子の連続体であるために、核Kの周囲の液晶分子も核Kの液晶分子の応答に従って配向し、これが伝播する。このため、核Kの発生は、画素全体の液晶層の配向の方位角方向の決定の一助となる。
また、図1において、細い点線は、コンタクトホール20を介して画素電極10aに電圧を印加したときの等電位面を示している。すなわち、細い点線同士の間隔が狭い所ほど電界強度が高く、その間隔が広い所ほど電界強度が低い。したがって、画素電極10aの平面方向を考えた時、切り欠き部11aの近傍に最も強い電気力線が発生する。
このとき、核Kが発生する部分の電気力線の方向は、切り欠き部11aに直交する方向であり、図1における中心線Cの方向である。
そして、核Kの部分が画素内で最も液晶分子の配向に強い影響を及ぼすので、液晶分子の配向に液晶層が負の誘電率異方性の液晶分子で構成されている場合は電気力線と直交する方向に液晶分子の配向が面内に伝播していく。このため、初めの核Kの発生点での液晶分子の配向方向が、画素全体についての方位角方向の配向制御の一助となり、正確かつ迅速な配向制御をすることができる。
このとき、画素が小さいものほど、核Kの発生点における液晶分子の配向方向が画素全体の配向方向をアシストする効果を高めることができる。特に、かかる効果が得られるのは、画素ピッチが30μm以下であることを、実験により確認した。
また、コンタクトホール20は、局所的に液晶層の厚みが変わる部分である。そのため上記と同様の理由で、画素電極10aの面内において、コンタクトホール20の部位は、他の部位とは電界強度が異なる。したがって、コンタクトホール20は、切り欠き部11aの形状による上記の作用・効果と同様のメカニズムにより、等電位面に直交するように電気力線が生じ、配向のアシストとなる。
したがって、コンタクトホール20を画素電極10aの中心線C上に配置すると、核Kの発生部分の電気力線の方向と、コンタクトホール20による電界強度分布によって面内に生じる電気力線の方向とが揃うため、より大きな効果が得られる。この効果は実験により確認した。
図2から図6は、本実施形態の他の構成例を示す部分平面図である。図2から図6において、図1の構成要素と同一のものには同一符号を付けている。図2から図6に示す画素電極10b,10c,10d,10e,10fは、それぞれ、図1の切り欠き部11aとは異なる形状の切り欠き部11b,11c,11d,11e,11fを有した形状となっている。
また、画素電極10b,10c,10d,10e,10fは、それぞれ、中心線Cを基準とした線対称の形状をしている。また、画素電極10b,10c,10d,10e,10fは、中心線C上にコンタクトホール20が配置されている。図2から図6の構成における上記以外の構成は、図1の構成と同じである。
いずれの画素電極10b,10c,10d,10e,10fも、中心線C上に核Kが発生する。特に、画素電極10b,10c,10d,10eでは、切り欠き部11b,11c,11d,11eの近傍に核Kが発生する。
このような図2から図6に示す構成は、図1に示す構成と同様の効果を得ることができる。これは実験により確認された。すなわち、画素電極10b,10c,10d,10e,10fは、切り欠き部11b,11c,11d,11e,11fが2カ所以上あるが、図1の構成と同様の上記効果を得ることができる。また、画素電極10d,10eのように核Kの発生位置の近傍にコンタクトホール20が配置されている場合でも、図1の構成と同様の上記効果を得ることができる。
図7は、本実施形態の液晶表示装置の効果を確認するために製造された比較例をなす液晶表示装置の一部分を示す部分平面図である。すなわち、本比較例は、切り欠き部の無い矩形の画素電極10Rと、画素電極10Rの中心軸に配置されたコンタクトホール20とを有する。その他の構成は、図1から図6に示す構成と同じである。
図8は、図1から図3に示す本実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。すなわち、図8は、図1から図3に示す液晶表示装置と図7の比較例の液晶表示装置とについて応答速度及び透過率を測定した結果を示すものである。
本測定では、偏光板を画素辺(図1から図7に示す構造)に対して45度の方向に設定して、クロスニコルに配置し、各画素辺の透過率及び応答速度を測定した。図8において図1の構成の測定結果A、図2の構成の測定結果B及び図3の構成の測定結果Cは、共に比較例の測定結果REFよりも、応答速度が速くなり、透過率も増加している。したがって、本実施形態の構成は、従来の液晶表示装置の構成に比べて、液晶層の配向能を高めることができ、応答速度及び透過率を向上させることができる。
図9は、図1に示す構成において画素ピッチとコンタクトホールの大きさを変えた場合の実験結果を示す図である。すなわち、図9は、図1に示す構成において画素ピッチとコンタクトホール20の直径(径)とを様々に変えた画素辺を作成し、その画素辺の特性を測定した結果を示している。
この特性の測定では、上記のように作成された各画素辺について駆動させて、クロスニコル下で観察することで、配向の核Kが任意の位置に固定できているかを確認した。図9において、「丸」印は、核Kが完全に固定できている画素辺を示している。「三角」印は、若干配向が乱れ気味だが、核Kは固定できている画素辺を示している。「バツ」印は、配向も核Kも固定できていない画素辺を示している。
図9の実験結果より、画素ピッチが30μm以上になると、(コンタクトホール径/画素ピッチ)の値がどのような値になっても、核Kがほぼ固定されない画素辺となる。一方画素ピッチが30μm以上になると、本発明の効果が得られにくいことが分かる。そこで本実施形態では、画素ピッチが30μm以下の液晶表示装置であることを構成要件としている。
図10は、図9の実験で作成した各種の画素辺のうちで、コンタクトホール径が1μmであって画素ピッチが異なる画素辺について、透過率を測定したときの結果を示す図である。図11は図10の実験結果をグラフとして表した図である。図9及び図10に示すように、画素ピッチが30μm以上になると、急激に透過率が減少し、本発明の効果が得られにくくなる。したがって、コンタクトホール径が画素ピッチの1/30以上あるとき、本発明の効果が得られる。そこで本実施形態では、コンタクトホール径が画素ピッチの1/30以上ある構成に限定している。
(第2実施形態)
図12から図20は、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の主要部の一例を示す部分平面図である。すなわち、図12から図20は、それぞれ、第1実施形態の画素辺についての変形例であり、図1の構成要素と同一のものには同一符号を付けている。本実施形態における第1実施形態との相違点は、コンタクトホール20の平面形状とその配置である。その他の構成は、第1実施形態の画素辺のいずれかと同一である。
具体的には、図12から図16の画素電極10i,10j,10k,10k−2,10mは、図2の画素電極10bと同一である。図17の画素電極10nは、図1の画素電極10aと同一である。図18から図20の画素電極10p,10q,10rは、図2の画素電極10bと同一である。
図12から図20のコンタクトホール20i,20j,20k,20k−2,20m,20n,20p,20q,20rにおいて、円形であるコンタクトホール20nの直径は1μmとした。楕円形であるコンタクトホール20i,20j,20qについては、その楕円形を長軸が1.5μm、短軸が0.8μmのものとした。三角形であるコンタクトホール20m,20rについては、その三角形の一辺を約0.8μmとした。四角形又は菱形であるコンタクトホール20k,20k−2,20pについては、その四角形又は菱形の一辺を約0.7μmのものとした。このように、各コンタクトホール20i,20j,20k,20k−2,20m,20n,20p,20q,20rは、平面形状が異なっても、その面積がほぼ同じになるようにした。
また、図12から図16のコンタクトホール20i,20j,20k,20k−2,20mは、中心軸C上に配置されている。一方、図17から図20のコンタクトホール20n,20p,20q,20rは、中心軸Cからずれた位置に配置されている。
図21は、図12から図14及び図16から図20の各画素辺(液晶表示装置)の応答速度及び透過率の測定結果を示す図である。すなわち、図21は、図12から図14及び図16から図20の各画素辺の応答速度及び透過率について、第1実施形態と同様にして測定した結果を示している。
図21において、図12の構成の測定結果I、図13の構成の測定結果J、図14の構成の測定結果K及び図16の構成の測定結果Mは、共に、図7の比較例の測定結果REFに比べて、応答速度及び透過率が格段に向上している。そこで、これらの画素辺は、第1実施形態の図2の画素辺と同様な効果(図8の測定結果Bを参照)があるが確認できた。換言すれば、コンタクトホール20i,20j,20k,20k−2,20mが中心軸C上に配置されている画素辺は、そのコンタクトホール20の形状が異なっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
一方、図21において、図17の構成の測定結果N、図18の構成の測定結果P、図19の構成の測定結果Q及び図20の構成の測定結果Rは、共に、応答速度及び透過率が図7の比較例と同じ位である。したがって、コンタクトホール20n,20p,20q,20rが中心軸C上とはずれた位置に配置されている画素辺は、そのコンタクトホール20の形状が異なっても、本発明の効果を得ることができないことがわかる。
(第3実施形態)
図22は、本発明の第3実施形態に係る液晶表示装置を示す説明図である。本実施形態の液晶表示装置は、第1実施形態における図1の液晶表示装置の構成において、液晶層にカイラル剤を添加したことを特徴としている。また、本実施形態の液晶表示装置では、液晶層を挟持する一対の基板それぞれに配向膜を蒸着で形成するときに、一方基板(上基板)の蒸着方向と他方基板(下基板)の蒸着方向とを異なる方向としている。これにより、電圧印加時の水平配向をしたときに、液晶層がツイストする構成となる。
図22において、上基板の蒸着方向S3と下基板の蒸着方向S4とが異なることが示されている。さらに、上下基板の蒸着方向S3,S4は、水平配向時の液晶の明視方向(最大のコントラストが得られる方向)S5と、画素電極10の線対称の中心線Cである画素形状の線対称線S1とに対して、図22に示す関係になるように、設定した。すなわち、上下基板の蒸着方向S3,S4は、水平配向時の液晶の明視方向S5と線対称線S1とに対して、およそプラス・マイナス10度の範囲内で交わっている、すなわち、大体同じ方向を向いている構成とした。そして、画素形状の線対称線S1に直交する線S2が液晶の明視方向S5にほぼ一致する構成とした。液晶層添加したカイラル剤の濃度(d/p)は0.05、0.25、0.40の3パターンとした。
図23は、本実施形態の液晶表示装置についての応答速度の測定結果を示す図である。図23においては、図7の比較例の測定結果REFと、本実施形態の液晶表示装置の測定結果(画素構造(A))とを示している。また、比較例及び本実施形態のそれぞれにつき、カイラル剤の添加なし、カイラル剤の濃度(d/p)が0.05、0.25、0.40の合計4パターンについて測定した。
本発明に係る構成ではない比較例の測定結果REFでは、電界による方位角方向の配向アシストが無いため、カイラル剤の濃度が低いと、ディスクリネーションが発生してしまった。また、比較例の測定結果REFでは、カイラル剤の濃度を上げ、配向できたときでも、本実施形態の構成の測定結果(画素構造(A))と比べ、応答速度が遅い。したがって、本実施形態の液晶表示装置は、カイラル剤を液晶層に添加したネガ液晶の構成としながら、従来の液晶表示装置よりも応答速度が速いという効果を奏することができる。
(第4実施形態)
図24及び図25は、本発明の第4実施形態に係る液晶表示装置の主要部を示す部分断面図である。すなわち、図24及び図25では、液晶層30と、液晶層30を挟持する一対の基板における下基板に配置された画素電極10と、上記の一対の基板における上基板40とを示している。そして、本実施形態の液晶表示装置におけるコンタクトホール部21,22以外の構成は、第1実施形態の図1の構成と同一とする。したがって、本実施形態の液晶表示装置の特徴は、コンタクトホール部21,22の断面形状である。
ここで、コンタクトホール部21,22は、図1のコンタクトホール20の露出部をなすものである。図24の液晶表示装置のコンタクトホール部21は凹形状となっている。したがって、コンタクトホール部21における液晶層30の厚みd1は、液晶層30における他の部位の厚みd2よりも大きい。
一方、図25の液晶表示装置のコンタクトホール部22は凸形状となっている。したがって、コンタクトホール部22における液晶層30の厚みd1は、液晶層30における他の部位の厚みd2よりも小さい。
図26は、本実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。すなわち、図26では、コンタクトホール部(21,22)の断面形状が異なる3つの液晶表示装置を作成し、それについて配向の核Kの固定が生じるか否かを実験した結果を示している。
液晶層30の厚みが(d1>d2)の場合、すなわち図24の構成の場合は、配向の核Kの固定が生じる。また、液晶層30の厚みが(d1<d2)の場合、すなわち図25の構成の場合も、配向の核Kの固定がほぼ生じる。一方、液晶層30の厚みが(d1=d2)の場合は、配向の核Kを固定することができない。したがって、本実施形態の液晶表示装置は、配向の核Kを固定することができるので、配向制御及び応答速度が向上するという本発明の効果を奏することができる。
図27は、本実施形態の変形例に係る液晶表示装置の主要部を示す部分断面図である。本液晶表示装置では、凹形状のコンタクトホール部23に、樹脂又は無機物などを充填した構成を有している。その他の構成は、図24に示す液晶表示装置と同一である。そして液晶層30の誘電率ε2と樹脂又は無機物などの充填材料の誘電率ε1とは異なるものとしている。
図28は、図27の液晶表示装置の効果を示す図である。すなわち、図28では、誘電率ε1が異なる樹脂又は無機物などをコンタクトホール部23の凹形状に充填した各種の液晶表示装置を作成し、それについて配向の核Kの固定が生じるか否かを実験した結果を示している。なお、液晶層30の誘電率ε2は、電圧無印加時に上基板40に対して垂直方向の誘電率を示している。
図28において、誘電率ε1と誘電率ε2とが異なる構成の場合、すなわち本実施形態の構成の場合は、配向の核Kの固定ができている。一方、誘電率ε1と誘電率ε2と同一の場合は、配向の核Kの固定ができていない。したがって、本実施形態の液晶表示装置は誘電率ε1と誘電率ε2とが異なる構成としたので、配向の核Kを固定することができ、配向制御及び応答速度が向上するという本発明の効果を奏することができる。
上記第1から第4実施形態の液晶表示装置において、配向手段(配向膜)は、ポリイミドに偏光を照射して配向能を発現させたもの(光配向)、レシチン、シランカップリング剤、又はラビングを行った垂直配向ポリイミド、ラビングを行わなかった垂直配向ポリイミドなどで実現することができる。このようにして実現した液晶表示装置についても、上記第1から第4実施形態の液晶表示装置の効果を発揮することができることを、実験により確認した。
(回路構成例)
図29は、上記第1から第4実施形態に係る液晶表示装置の回路構成例を示す回路図である。
本実施形態の液晶表示装置100は、スイッチング素子としてのTFTを備えるアクティブマトリクス方式の透過型液晶表示装置である。本実施形態の液晶表示装置100において、図29に示すように、画像表示領域を構成するマトリクス状に配置された複数のドットには、画素電極10(図1の画素電極10aなどに相当)と当該画素電極10を制御するためのスイッチング素子であるTFT50がそれぞれ形成されており、画像信号が供給されるデータ線(電極配線)6aが当該TFT50のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給されるか、あるいは相隣接する複数のデータ線6aに対してグループ毎に供給される。また、走査線(電極配線)3aがTFT50のゲートに電気的に接続されており、複数の走査線3aに対して走査信号G1、G2、…、Gmが所定のタイミングでパルス的に線順次で印加される。また、画素電極10はコンタクトホール20を介してTFT50のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT50を一定期間だけオンすることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
画素電極10を介して液晶(液晶層30)に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、共通電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ここで、保持された画像信号がリークするのを防止するために、画素電極10と共通電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70が付加されている。尚、符号3bは容量線である。
(電子機器)
図14は、上記各実施形態の液晶表示装置を備えた電子機器の一例を示す斜視図である。この図に示す携帯電話1300は、上記実施形態の液晶表示装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。本電子機器によれば、応答速度の速い表示ができ、かつ、高品質な動画及び静止画を表示することができる。
本発明に係る液晶表示装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、応答速度が速く、かつ、高品質な動画及び静止画を表示することができる。
本発明に係る液晶表示装置は、直視型及び投影型の液晶表示装置に適用することができる。特に、本発明に係る液晶表示装置は、耐光性が重視されるライトバルブ用途であって垂直配向モードを利用した液晶表示装置に好適である。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 比較例に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 第1実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。 第1実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。 同上液晶表示装置のコンタクトホール径に関する特性を示す図である。 同上液晶表示装置のコンタクトホール径に関する特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分平面図である。 第2実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す説明図である。 第3実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分断面図である。 本発明の第4実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分断面図である。 第4実施形態の液晶表示装置の効果を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る液晶表示装置の一例を示す部分断面図である。 同上の液晶表示装置の効果を示す図である。 第1から第4実施形態の液晶表示装置の回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10i,10j,10k,10k−2,10m,10n,10p,10q,10r…画素電極、11a,11b,11c,11d,11e,11f,11i,11j,11k,11m,11n,11p,11q,11r…切り欠き部、20,20i,20j,20k,20k−2,20m,20n,20p,20q,20r…コンタクトホール、21,22,23…コンタクトホール部、30…液晶層、40…上基板、C…中心線、K…核

Claims (6)

  1. 一対の基板間に液晶層を挟持してなり、
    画素電極と、該画素電極に対応して設けられたスイッチング素子とを備えた複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶装置であって、
    前記液晶層は、誘電率異方性が負の液晶分子からなり、
    該液晶分子は、非選択電圧印加時に、前記基板の垂直方向に対して0度から10度の範囲のプレチルト角を有する垂直配向モードとなるものであり、
    前記画素電極は、一、又は二以上の切り欠き部を有し、
    該切り欠き部が形成された画素電極を線対称形状とする中心線上に、該画素電極と前記スイッチング素子とを電気的に接続するコンタクトホールが配置されており、
    前記画素電極を覆うように形成された無機配向膜を有することを特徴とする液晶装置。
  2. 一対の基板間に液晶層を挟持してなり、
    画素電極と、該画素電極に対応して設けられたスイッチング素子とを備えた複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶装置であって、
    前記液晶層は、誘電率異方性が負の液晶分子からなり、
    該液晶分子は、非選択電圧印加時に、前記基板の垂直方向に対して0度から10度の範囲のプレチルト角を有する垂直配向モードとなるものであり、
    前記複数のドット領域の画素ピッチは、30μm以下であり、
    前記画素電極は、一、又は二以上の切り欠き部を有し、
    該切り欠き部が形成された画素電極を線対称形状とする中心線上に、該画素電極と前記スイッチング素子とを電気的に接続するコンタクトホールが配置されており、
    前記画素電極を覆うように形成された無機配向膜を有することを特徴とする液晶装置。
  3. 前記コンタクトホールは、
    平面形状における縦又は横方向の大きさが前記画素ピッチの1/30以上である
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の液晶装置。
  4. 前記コンタクトホールの平面形状は、
    円形、楕円形、多角形のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記コンタクトホールの平面形状は、
    楕円形又は線対称形状の多角形であり、
    該コンタクトホールの平面形状における線対称形状の中心線は、
    前記画素電極の形状の中心線と一致又は平行している
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の液晶装置。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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