JP5168359B2 - 入出力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

入出力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の入力装置と複数の出力装置とが接続された情報処理装置を複数の利用者が同時に利用する際に、各利用者が使用する入力装置と出力装置とを対応付ける入出力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、個人向けの電子計算機(Personal Computer)は、その能力が飛躍的に向上したため、通常の用途での能力に余力を生じさせていた。そこで、発生した余力を有効利用するため、電子計算機に仮想化技術が導入された。仮想化技術とは、物理資源を抽象化して複数の論理資源に分割し、複数の物理資源があるように見せかけて複数の利用者に対して利用者毎に1つの論理資源を割り当て、1台の電子計算機を複数の利用者が利用できるようにしたものである。
その結果、例えば、複数の電子計算機の資源を一台の電子計算機内の論理資源に集約することにより、実際の電子計算機の台数を削減することができ、設置場所、消費電力及び保守管理の負担を軽減させることができた。
また、電子計算機は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格の末端部分を多数備えるようになり、マウス及びキーボード等の入力装置を複数接続することができた。また、電子計算機は、液晶ディスプレイ等の出力装置を複数接続することができ、表示制御を個別に行うことができる。
また、1つの大画面を共有し、複数の利用者がそれぞれに入力装置を使用して参加可能な会議システムにおいて、各利用者がマウス及びキーボードなどの入力装置を複数利用する際に、マウスを操作しながらキーボードの特殊キーを操作することにより、利用するマウスとキーボードとの対応付けを行うシステムが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−139419号公報
しかしながら、前述のシステムは、複数の利用者のいずれかに入力権を与えるシステムであるため、複数の利用者から同時にキーボードの特殊キーが押下されることは想定されていない。このため、複数の利用者から同時にキーボードの特殊キーが押下された場合、電子計算機は、マウスと対応付けるべきキーボードを認識することができない。また、前述のシステムにおいて、入力装置は複数用意されているが、出力装置については1台の出力装置を複数の利用者で共有している。このため、各利用者がそれぞれに出力装置を使用する場合、利用者の使用する入力装置と出力装置とを対応付けることまで想定されていない。
本発明はかかる事情を鑑みてなされたものであり、複数の入力装置及び複数の出力装置が接続された情報処理装置を有し、入力装置及び出力装置を一台ずつ利用することが可能なシステムにおいて、出力装置に対して入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させ、表示された応答入力要求画面に対して、入力装置のいずれかにより入力されたことに応じて、当該入力装置より送出される応答情報を受け付け、受け付けた応答情報に基づいて、応答が入力された入力装置を特定し、特定された入力装置と応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付けるようにすることにより、当該利用者が使用する入力装置と出力装置との対応付けを行うことを可能とする入出力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
開示の入出力管理装置は、入力装置及び出力装置が接続され、前記入力装置から受付けた入力情報に対する処理の結果を前記出力装置に出力させる入出力管理装置において、入力装置を複数接続する第1接続手段と、出力装置を複数接続する第2接続手段と、該第2接続手段に接続された出力装置が起動していることを検出する検出手段と、前記検出された出力装置に対して、入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させる表示制御手段と、該応答入力要求画面に対して、前記第1接続手段に接続された入力装置が応答したことに基づき、応答した入力装置と前記応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付ける対応管理手段とを備え、前記表示制御手段が、前記応答入力要求画面を一の出力装置に表示させている間に前記検出手段が前記一の出力装置と異なる他の出力装置が起動されたことを検出した場合、前記対応管理手段が前記一の出力装置を対応付けるまで、前記応答入力要求画面を前記他の出力装置に表示させないようにするとともに、前記他の出力装置に対して、前記一の出力装置での処理の完了待ちを示す待ち画面を表示させることを要件とする。
また、開示の情報処理装置は、入力装置から受付けた複数の入力情報を、抽象化した複数の論理資源が夫々処理する情報処理装置において、開示の入出力管理装置と、前記入力装置から受付けた入力情報を前記論理資源のいずれかに割当てる割当手段と、割当てた論理資源による処理の結果を、前記入力情報が入力された入力装置と対応する出力装置に出力させる手段とを備えることを要件とする。
更にまた、開示のコンピュータプログラムは、コンピュータに接続された入力装置から受付けた入力情報に対する処理の結果を、接続された出力装置に出力させるコンピュータプログラムにおいて、出力装置が起動していることを検出させるステップと、前記検出された出力装置に入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させるステップと、該応答入力要求画面に対して、入力装置が応答したことに基づき、応答した入力装置と前記応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付けさせるステップと、前記応答入力要求画面を一の出力装置に表示させている間に、前記一の出力装置と異なる他の出力装置が起動されたことを検出した場合、前記一の出力装置を対応付けるまで、前記応答入力要求画面を前記他の出力装置に表示させないようにするとともに、前記他の出力装置に対して、前記一の出力装置での処理の完了待ちを示す待ち画面を表示させるステップとをコンピュータに実行させる。

開示の入力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラムは、出力装置に対して、入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させ、当該応答入力要求画面に対して入力装置による応答操作に応じて送出される応答情報を受け付けることにより、各利用者が使用する出力装置と入力装置との対応付けを容易に行うことができる。
開示の入力管理装置、情報処理装置及びコンピュータプログラムにあっては、1つの情報処理装置を利用する複数の利用者が利用する入力装置と出力装置との対応付けを順次行うことができ、対応付けを円滑に行うことができる。
本発明の一実施例における情報処理装置及び周辺機器の全体構成を示す模式図である。 本発明の一実施例における情報処理装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。 データベースに格納されている利用者対仮想装置対応テーブルのフォーマット例を示す概念図である。 データベースに格納されている入力装置組分テーブルのフォーマット例を示す概念図である。 データベースに格納されている入出力装置対仮想装置対応テーブルのフォーマット例を示す概念図である。 本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例における出力装置に表示させる画面例を示す模式図である。 入力情報の一例を示す説明図である。 対応付け処理の手順を示すフローチャートである。 認証処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における出力装置起動管理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 待ち判定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における入力情報処理部及び応答入力要求処理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における認証処理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における入力情報処理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における待ち判定部が実行する待ち解除処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における待ち判定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における計時機能付待ち判定部が実行する待ち解除処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例における入力無効判定機能付応答入力要求処理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 出力装置
2 入力装置
3 情報処理装置
30 CPU
300 入力情報処理部
300a 無効化機能付入力情報処理部(無効化手段)
301 応答入力要求処理部(表示制御手段、対応管理手段、計時手段)
301a 無作為表示機能付応答入力要求処理部(表示制御手段、対応管理手段)
301b 入力無効判定機能付応答入力要求処理部(表示制御手段、対応管理手段、計数手段、無効化手段)
302 出力装置起動管理部(検出手段)
303 待ち判定部(表示制御手段)
303a 計時機能付待ち判定部(表示制御手段、計時手段)
304 待ち保存部
305 待ち処理部(表示制御手段)
306 仮想装置管理部
307 認証処理部(割当手段)
31 外部記憶装置
32 通信制御部
33 主記憶
34 補助記憶装置
35 データベース管理部
36 入力インタフェース(第1接続手段)
37 入力装置制御部(第1接続手段)
38 出力インタフェース(第2接続手段)
39 出力装置制御部(第2接続手段)
実施の形態1.
以下、実施の形態1における入出力管理装置、情報処理装置及び入出力管理プログラムについて実施の形態を示す図に基づいて説明する。実施の形態1では、仮想環境を有する情報処理装置に、本発明を適用した例を説明する。図1は本発明の一実施例における情報処理装置及び周辺機器の全体構成を示す模式図、図2は本発明の一実施例における情報処理装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、実施の形態1における情報処理装置3は、液晶ディスプレイ等の出力装置1と、マウス及びキーボード等の入力装置2とを、それぞれ複数接続することができる。また、各入力装置2および各出力装置1は、各利用者により操作される。
情報処理装置3は、出力装置1の起動状態を監視しており、出力装置1が起動したことを検知すると、検知した出力装置1に対して、入力装置2を使用して応答を行うよう利用者に要求するための応答入力要求画面を表示させる。利用者は、出力装置1に表示されている応答入力要求画面を視認することにより、応答入力要求画面内に表示されている指示に従って、入力装置2を操作する。利用者が入力装置2を操作することにより、入力装置2は、利用者が行った操作に応じて生成される応答情報を、情報処理装置3へ送出する。情報処理装置3は、入力装置2から応答情報を受け付けた場合、受け付けた応答情報に基づいて、利用者により操作が行われた入力装置2を特定し、特定された入力装置2と、応答入力要求画面を表示させてある出力装置1とを対応付ける。
また、情報処理装置3は、出力装置1が起動したことを検出した場合であって、応答入力要求画面を表示させてある出力装置1(以下「応答入力要求中の出力装置1」という)が既に存在しているとき、起動した出力装置1に、他の出力装置1での処理の完了待ちを伝える待ち画面を表示させ、他の出力装置1での処理の完了待ちとして管理するようにしてもよい。この場合、情報処理装置3は、応答情報の入力があった後、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1に応答入力要求画面を表示させ、新たな応答入力要求中の出力装置1として管理する。
情報処理装置3は、例えば、個人向け電子計算機(Personal Computer)であり、入出力管理及びその他の一般的な情報処理を行う汎用機である。情報処理装置3は、物理資源として、CPU30と、外部の記録媒体31aから情報を読み取る外部記憶装置31と、通信網に接続するための通信制御部32と、CPU30が所定の処理を実行することにより生じたデータを一時記憶する主記憶33と、CPU30に所定の処理を実行させるプログラム及びその他のデータを格納する補助記憶装置34と、後述するデータベースに接続するためのデータベース管理部35と、入力装置2を接続するための入力インタフェース36と、入力装置2との接続を制御する入力装置制御部37と、出力装置1を接続するための出力インタフェース38と、出力装置1との接続を制御する出力装置制御部39とを有する。各装置は、相互にバスを介して接続されている。
外部記憶装置31は、挿入口(図示せず。以下同じ。)を有し、挿入口に記録媒体31aが挿入された場合、挿入された記録媒体31aに記録してあるプログラムを読み出して補助記憶装置34へ出力する。外部記憶装置31は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク又は光ディスク等が該当する。また、読み出されたプログラムは、情報処理装置3の資源を利用及び管理する基本ソフトウェア(Operating System)と、仮想化させるソフトウェアと、特定の処理を実行させる応用ソフトウェア(Application software)とを含む。また、前記基本ソフトウェアと応用ソフトウェアとは、1つのソフトウェアとして機能するものであってもよい。
通信制御部32は、CPU30の制御に従い、通信網に接続して外部装置との間で情報の授受を行う。通信制御部32は、例えば、ネットワークカード又はルータ機能付きのネットワークカード等が該当する。
主記憶33は、CPU30の制御に従って複数の情報を記憶し、記憶順又は記憶位置等に関係することなく読み書きが可能な半導体記憶装置であり、CPU30が所定の処理を実行することにより生じるデータを記憶する。主記憶33は、例えば、RAMが該当する。
補助記憶装置34は、CPU30の制御に従って記録媒体31aから読み出したプログラム及びその他のデータを格納し、これらを適宜読み出す。補助記憶装置34は、例えば、磁気記憶方式のハードディスク又は不揮発性の半導体メモリ等が該当する。
データベース管理部35は、CPU30の制御に従い、後述するデータベースに格納されている情報の授受を行う。データベース管理部35は、例えば、データベースの形態に応じたデータベース管理システムあるいはデータベースアクセス用インタフェースが該当する。データベース管理部35が読み書き可能なデータベースDB1には、利用者対仮想装置対応テーブルT1、入力装置組分テーブルT2及び入出力装置対仮想装置対応テーブルT3が格納されている。利用者対仮想装置対応テーブルT1は、利用者と、仮想装置308−1、308−2、・・・308−n(後述する図6参照)との対応付けを示す情報が格納されている。入力装置組分テーブルT2は、入力装置2の組み分けを示す情報が格納されている。入出力装置対仮想装置対応テーブルT3には、入力装置2と出力装置1と仮想装置との対応付けを示す情報が格納されている。なお、各テーブルの内容例は、後述する。また、本実施例では、各テーブルの情報が、1つのデータベースDB1に格納されている例を示すが、複数のデータベースに分散して格納されていてもよい。
入力インタフェース36は、入力装置2と複数接続するための末端部分であり、プラグアンドプレイ(Plug and Play)及びホットプラグ(Hot plug)機能又はホットスワップ(Hot swap,活線挿抜)機能を有する。入力インタフェース36は、例えば、USB又はIEEE1394等の規格に基づいて入力装置2とデータの送受信を行う。
入力装置制御部37は、入力インタフェース36を介して複数接続されている入力装置2を所定の区分毎に組み分け、組分結果を入力装置組分テーブルT2に格納する。入力装置制御部37は、例えば、集線装置(ハブ)が該当し、複数存在する。1人の利用者が使用する複数の入力装置2は、例えば、同一の集線装置に接続されることにより、一区分として組み分けられる。入力装置制御部37は、入力装置2から受け付けた入力情報をCPU30へ出力する。本実施の形態における入力情報は、上述した応答情報のほか、入力装置2を識別する記入力装置識別情報、入力装置2固有の利用者操作情報(例えばマウスなら移動情報やクリック情報、キーボードなら押下情報等)、利用者の認証に用いる認証情報等を含む。
出力インタフェース38は、出力装置1を複数接続するための末端部分であり、例えば、デジタル信号を伝達するDVI(Digital Visual Interface)若しくはHDMI(High-Definition Multimedia Interface)、又はアナログ信号を伝達するVGA(Video Graphics Array)端子等の規格に基づいて出力装置1とデータの送受信を行う。
出力装置制御部39は、出力インタフェース38を介して複数接続されている出力装置1の表示を個別に制御する。出力装置制御部39は、グラフィックコントローラ(GPU)単体、又はGPUと専用メモリとを有するグラフィックカードが該当する。出力装置制御部39は、一枚のグラフィックカードで複数の出力装置1の表示を個別に制御する。
CPU30は、補助記憶装置34に記憶してあるプログラムに従いデータベースDB1及びデータベースDB1内のデータに基づいて入出力管理を実行する。また、CPU30は、一般的な情報処理を実行する。
以下、CPU30が用いるデータについて説明する。図3はデータベースDB1に格納されている利用者対仮想装置対応テーブルT1のフォーマット例を示す概念図である。利用者対仮想装置対応テーブルT1は、利用者の識別情報と、利用者の暗証番号と、仮想装置の識別情報とを対応付けて格納する。利用者識別情報は、利用者登録時に管理者により予め設定される。また、暗証番号は、利用者登録時に管理者あるいは利用者により設定される。また、仮想装置識別情報は、仮想装置の生成時又は利用者登録時に管理者により又は自動的に設定され、利用者識別情報に適宜対応付けられる。
図4はデータベースDB1に格納されている入力装置組分テーブルT2のフォーマット例を示す概念図である。入力装置組分テーブルT2は、区分毎に付された組分番号、入力装置2の入力装置識別情報及び入力装置2の入力装置種目情報を対応付けて格納する。入力装置識別情報は、入力装置制御部37が入力装置2の接続を検出する都度基本ソフトウェアにより一意に割り振られる。また、入力装置種目情報は、入力装置制御部37が入力装置2の接続を検出する都度基本ソフトウェアによって検出され、例えば、マウス、キーボード及び集線装置等に分類される。また、入力装置2が検出されると、集線装置と集線装置に接続されている入力装置2との組み合わせも検出される。組分番号は、検出された集線装置と集線装置に接続されている入力装置2との組み合わせに基づいて、管理者により予め設定される。図4では、例えば、入力装置識別情報が“0x1000−0000”である集線装置と、その集線装置に接続されている入力装置2として、入力装置識別情報が“0x1000−0001”であるキーボードおよび入力装置識別情報が“0x1000−0002”であるマウスとが、1つの組み合わせとして検出されている。管理者は、入力装置識別情報が“0x1000−0000”である集線装置、入力装置識別情報が“0x1000−0001”であるキーボード、入力装置識別情報が“0x1000−0002”であるマウスに対して、組分番号“Group0”を設定する。以下、同様にして、管理者は、検出された組み合わせを1つの単位として、組分番号“Group1”、“Group2”・・・を設定する。
図5はデータベースDB1に格納されている入出力装置対仮想装置対応テーブルT3のフォーマット例を示す概念図である。入出力装置対仮想装置対応テーブルT3は、入力装置2の入力装置識別情報、出力装置1の出力装置識別情報及び仮想装置の仮想装置識別情報を対応付けて格納する。入力装置識別情報には、前述した、検出されて入力装置組分テーブルT2に登録された入力装置2の入力装置識別情報が用いられる。出力装置識別情報は、出力装置制御部39が出力装置1の接続を検出する都度、基本ソフトウェアにより一意に割り振られる。仮想装置識別情報は、情報処理装置3で稼働可能な仮想装置に割り振られた識別情報であって、利用者対仮想装置対応テーブルT1内に登録されたデータが用いられる。尚、対応付けるべき仮想装置が存在していない場合、仮想装置識別情報は、「NULL」とされる。また、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3は、情報処理装置3への給電が停止した場合であってもデータベースDB1内に保存され、次回起動した情報処理装置3において利用される。
図6は本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。上述した情報処理装置3が有する装置のうち、CPU30、データベース管理部35、入力インタフェース36、入力装置制御部37、出力インタフェース38及び出力装置制御部39は、入出力管理装置の一部として機能する。
入出力管理装置としてのCPU30は、入力情報処理部300、応答入力要求処理部301、出力装置起動管理部302、待ち判定部303、待ち保存部304、待ち処理部305、仮想装置308−1、308−2、・・・、308−nを管理する仮想装置管理部306、認証処理部307、仮想装置308−1、308−2、・・・、308−nとして機能する。
入力情報処理部300は、入力情報を処理する。入力情報処理部300は、入力装置制御部37を介して入力装置2で入力された内容を示す入力情報を受け付ける。入力情報は、例えば、入力装置2がマウスの場合、マウスの識別情報、右クリック等のマウスで行われた操作内容を示す情報、及び当該マウスの操作が行われた際の出力装置1の表示面のマウスカーソルの位置を示す座標である。入力情報処理部300は、転送テーブル(図示せず)内データに従って、受け付けた入力情報をCPU30の各部へ転送する。転送テーブルは、補助記憶装置34に格納されており、CPU30の各部が設定する転送設定を格納する。転送テーブルは、各入力装置2からの入力情報を受け付けた際に、受け付けた入力情報を転送する処理部がいずれであるかを格納している。転送テーブルの初期値は、応答入力要求処理部301に設定されている。
応答入力要求処理部301は、出力装置1と入力装置2との対応付けを行う。応答入力要求処理部301は、待ち判定部303により通知された出力装置1に対して、応答入力要求画面を表示させる。利用者が、出力装置1の表示面に表示された応答入力要求画面の指示に従って、入力装置2を用いて、応答入力操作を行うと、応答入力操作に応じた入力情報が生成されて送出される。入力情報処理部300は、入力装置2から送出されてきた入力情報を受信すると、転送テーブルの設定に従い、応答入力要求処理部301へ、入力情報を転送する。
応答入力要求処理部301は、入力情報処理部300から転送された入力情報を受け付けると、受け付けた入力情報が応答入力要求画面に対して応答が行われたことを示す応答情報であるか否かを判定する。応答入力要求処理部301は、例えば、応答入力要求画面にて所定の位置に表示されたボタンを入力装置2であるマウスを用いてクリックすることを要求している場合、入力情報がマウスの操作内容を示していること及びその操作が出力装置1の表示面の所定の座標の範囲で行われているか否かにより判定する。また、応答入力要求画面にてキーボードによる文字列の入力を要求している場合、例えば、入力情報がキーボードの操作内容を示していること及びキーボードにより入力された文字列が応答入力画面にて要求した内容と同一であるか否かにより判定する。
応答入力要求処理部301は、入力情報が応答情報であると判定すると、入力情報に含まれる入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力装置2の入力装置識別情報に対応する組分番号を特定する。応答入力要求処理部301は、入力装置組分テーブルT2を検索し、特定した組分番号と同一の組分番号に対応付けられている入力装置2の入力装置識別情報を取得する。応答入力要求処理部301は、取得した入力装置2の入力装置識別情報と、出力装置1の出力装置識別情報とを対応付け、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。応答入力要求処理部301は、入力情報処理部300及び待ち判定部303へ、処理が完了したことを通知する。
出力装置起動管理部302は、出力装置2が起動したことを検出する。出力装置起動管理部302は、出力インタフェース38に接続されている出力装置1から信号を定期的に取得し、出力装置1の起動状態を監視する。出力装置起動管理部302は、取得した出力装置1の起動状態に基づいて、新たに起動した出力装置1を特定し、待ち判定部303により特定された出力装置1へ応答入力要求画面の表示を要求する。
待ち判定部303は、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1が存在するか否かを判定する。待ち判定部303は、出力装置起動管理部302から要求を受け付けた場合、応答入力要求中の出力装置1が存在するか否かを判定する。待ち判定部303は、応答入力要求中の出力装置1が存在すると判定した場合、他の利用者による処理中であることを示す待ち画面の表示を待ち処理部305に要求し、待ち保存部304に当該出力装置1の出力装置識別情報を通知する。
一方、待ち判定部303は、応答入力要求中の出力装置1が存在していないと判定した場合、応答入力要求画面の表示を応答入力要求処理部301に要求する。待ち判定部303は、応答入力要求処理部301から処理が完了した旨の通知を受け付けると、他の利用者の処理の完了待ちにある出力装置1に表示させてある待ち画面の表示を終了させ、応答入力要求処理部301へ、応答入力要求画面の表示を要求する。また、待ち判定部303は、待ち保存部304に対して、当該出力装置1の出力装置識別情報と共に待ち状態が解消したことを通知する。
待ち保存部304は、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1の出力装置識別情報を保存する。待ち保存部304は、待ち判定部303から通知された待ち画面の表示対象となった出力装置1の出力装置識別情報を補助記憶装置34内の保存データ(図示せず)に保存する。また、待ち保存部304は、待ち判定部303から通知された待ち状態が解消された出力装置1の出力装置識別情報を補助記憶装置34内の保存データから削除する。
待ち処理部305は、出力装置1に待ち画面を表示させる。待ち処理部305は、待ち判定部303から出力装置1の出力装置識別情報と待ち画面の表示要求とを受け付けた場合、受け付けた識別情報に対応する出力装置1に待ち画面を表示させる。
仮想装置管理部306は、補助記憶装置34に記憶してあるプログラムに従い上述した情報処理装置3が有する物理資源を抽象化して複数の論理資源に見せかけることにより、複数の仮想装置308−1、308−2、・・・、308−nを実行する。仮想装置管理部306は、認証処理部307から要求を受け付けた場合、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に基づいて、仮想装置308−1、308−2、・・・308−nのいずれかに出力装置1及び入力装置2を割り当てる。仮想装置管理部306は、入力情報処理部300から転送された入力装置2からの入力情報を受け付けた場合、受け付けた入力装置2からの入力情報を仮想装置308−1、308−2、・・・、308−nに転送する。仮想装置は、補助記憶装置34に記憶してあるプログラムに従って一般的な情報処理を行う。
認証処理部307は、応答入力要求処理部301が入力装置2と出力装置1とを対応付けた後、対応付けを完了した出力装置1の表示面に、利用者を認証するための認証画面を表示させる。利用者が認証画面の指示に従って認証のための情報を入力することにより、入力された認証情報が入力情報処理部300に通知される。入力情報処理部300は、転送テーブルに従って、通知されてきた認証情報を認証処理部307に転送する。認証処理部307は、入力情報処理部300から転送された認証情報を受け付けた場合、受け付けた認証情報が利用者対仮想装置対応テーブルT1に格納されているか否かを判定することにより、利用者に情報処理装置3の使用権限があるか否かの認証を行う。認証処理部307は、受け付けた認証情報が利用者対仮想装置対応テーブルT1に格納されている場合、認証成功とし、仮想装置の実行を仮想装置管理部306に要求する。
CPU30は、出力装置制御部39を制御することにより、各処理部からの指示に応じて、待ち画面、応答入力要求画面又は認証画面を、出力装置1に表示させる。図7は本発明の一実施例における出力装置1に表示させる画面例を示す模式図、図8は入力情報の一例を示す説明図である。待ち画面は、他の出力装置1が応答入力要求画面に対する入力待ちであるので、現時点では操作不能であることを報知する(図7(a))。
応答入力要求画面は、利用者に対して入力装置2を使用して入力操作を行うよう指示する。本実施例では、応答入力要求画面には、例えば、利用者に対してマウスにより「OKボタン」をクリックすることを要求するメッセージと共に「OKボタン」が表示されている(図7(b))。OKボタンは、表示される位置が予め設定されて固定されている。ユーザが入力装置2を操作すると、ユーザが操作した内容に応じて、入力情報が生成される。
例えば、ユーザがマウスを移動させると、マウスが移動されたことを示す情報と、マウスの移動後に出力装置1の表示面に表示されるマウスカーソルの座標とが、入力情報として生成される(図8参照)。また、例えば、マウスの左ボタンがクリックされると、マウスの左ボタンがクリックされたことを示す情報が、入力情報として生成される。生成された入力情報は、情報処理装置3へ出力される。本実施例において、入力情報は、入力装置2の入力装置識別情報、イベント及び引数を含む。入力装置2の入力装置識別情報には、利用者による入力操作が行われた入力装置2の入力装置識別情報が設定されている。イベントには、入力装置2で行われた操作内容を示す情報が設定されている。引数には、入力装置2で行われた操作に関する補足情報が設定されている。
認証画面は、認証すべき利用者に対して、認証情報の入力を要求する画面である(図7(c))。認証情報は、識別情報及び暗証番号を含む。暗証番号は、利用者登録時に管理者あるいは利用者により設定される。利用者識別情報は、利用者識別情報に対応する暗証番号が入力欄に入力されたとき、情報処理装置3へ出力される。
CPU30は、上述した機能を用いて出力装置1と入力装置2との対応付けを行う。図9は対応付け処理の手順を示すフローチャートである。CPU30の出力装置起動管理部302は、出力インタフェース38に接続されている出力装置1から信号を出力装置制御部39を介して定期的に取得し、新たに出力装置1が起動したか否かを判定する(S101)。CPU30の出力装置起動管理部302は、新たに出力装置1が起動していないと判定した場合(S101でNO)、ステップS101に戻り、処理を繰り返す。
一方、CPU30の出力装置起動管理部302は、新たに出力装置1が起動したと判定した場合(S101でYES)、待ち判定部303へ新たに起動した出力装置1の出力装置識別情報を通知する。待ち判定部303は、出力装置起動管理部302から通知された新たに起動した出力装置1と異なる他の出力装置1に応答入力要求画面を表示させているか否かを判定する(S102)。CPU30の待ち判定部303は、他の出力装置1に応答入力要求画面を表示させてあると判定した場合(S102でYES)、待ち処理部305へ新たに起動した出力装置1の出力装置識別情報を通知する。待ち処理部305は、待ち判定部303から通知された出力装置1の出力装置識別情報に基づいて、新たに起動した出力装置1には待ち画面を表示させる(S103)。CPU30の待ち判定部303は、新たに起動した出力装置1の出力装置識別情報を待ち保存部304の保存データに保存する(S104)。CPU30は、ステップS101に戻り、処理を繰り返す。
一方、CPU30の待ち判定部303は、他の出力装置1に応答入力要求画面を表示させていないと判定した場合(S102でNO)、応答入力要求処理部301へ新たに起動した出力装置1の出力装置識別情報を通知する。応答入力要求処理部301は、待ち判定部303により通知された出力装置1の出力装置識別情報に基づいて、新たに起動した出力装置1に応答入力要求画面を表示させる(S105)。CPU30の入力情報処理部300は、入力装置2からの入力情報を受け付けると、転送テーブルの設定に従い、応答入力要求処理部301へ入力情報を転送する。応答入力要求処理部301は、転送されてきた入力情報が出力装置1に表示された応答入力要求画面に対する応答情報であるか否かを判定する(S106)。応答入力要求処理部301は、受け付けた入力情報が応答情報でないと判定した場合(S106でNO)、ステップS106に戻り、処理を繰り返す。
一方、CPU30の応答入力要求処理部301は、受け付けた入力情報が応答情報であると判定した場合(S106でYES)、応答情報が入力された入力装置2と、応答入力要求画面を表示させた出力装置1とを対応付け(S107)、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
さらに、応答入力要求処理部301は、応答情報が入力された入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力装置2の入力装置識別情報に対応付けられている組分番号を特定する(S108)。応答入力要求処理部301は、特定された組分番号に対応付けられている他の入力装置2の入力装置識別情報を抽出する(S109)。応答入力要求処理部301は、特定された他の入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求画面を表示させた出力装置1の出力装置識別情報とを対応付け(S110)、対応付けた識別情報を入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
ここで応答入力要求画面が表示された出力装置1の出力装置識別情報が“0x0000−0000”であり、応答入力要求画面に対して入力を行う際に使用された入力装置2の入力装置識別情報が“0x1000−0001”であった場合を例にして、具体的に説明する。
ステップS107では、応答入力要求処理部301は、図5に示すように、応答入力要求画面に対して入力を行う際に使用された入力装置2の入力装置識別情報“0x1000−0001”と、応答入力要求画面が表示された出力装置1の出力装置識別情報“0x0000−0000”とを対応付けて、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。また、ステップS108では、応答入力要求処理部301は、応答入力要求画面に対して入力を行う際に使用された入力装置2の入力装置識別情報“0x1000−0001”に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索して、入力装置識別情報“0x1000−0001”に対応付けられている組分番号を特定する。図4に示す例では、入力装置識別情報“0x1000−0001”に対応付けられている組分番号は、“Group0”となる。
次に、応答入力要求処理部301は、特定された組分番号“Group0”に基づいて、再度、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力装置識別情報が“0x1000−0001”以外の入力装置2が、同じ組分番号に対応付けて記憶されているかを確認する。図4の例では、組分番号“Group0”には、入力装置識別情報が“0x1000−0001”である入力装置2(キーボード)と、入力装置識別情報が“0x1000−0002”である入力装置2(マウス)とが対応付けて記憶されている。応答入力要求処理部301は、組分番号“Group0”に対応付けて記憶されている入力装置2として、入力装置識別情報が“0x1000−0002”である入力装置2(マウス)を抽出する。応答入力要求処理部301は、抽出した入力装置2(マウス)の入力装置識別情報“0x1000−0002”と、応答入力要求画面が表示された出力装置1の出力装置識別情報“0x0000−0000”とを対応付けて、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
また、応答入力要求処理部301は、入力情報処理部300へ、入力装置2と出力装置1との対応付け処理が完了したことを通知する(S111)。入力情報処理部300は、応答入力要求処理部301から、対応付け処理が完了した旨の通知を受け付けると、認証処理部307へ、対応付け処理が完了した出力装置1の出力装置識別情報及び入力装置2の入力装置識別情報を通知する(S112)。CPU30は、対応付け処理を終了する。
CPU30の認証処理部307は、応答入力要求処理部301による出力装置1と入力装置2との対応付け処理を終了した後、入力元となる入力装置2を使用する利用者に使用権限があるか否かの認証を行う。図10は認証処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の認証処理部307は、入力情報処理部300から通知された出力装置識別情報に対応する出力装置1に認証画面を表示させる(S201)。認証画面は、前述の通り、例えば、図7(c)のような画面である。CPU30の認証処理部307は、入力情報処理部300から通知された入力装置2から受け付けた入力情報を認証処理部307に転送するように、転送テーブルを更新する(S202)。認証画面の利用者識別情報及び暗証番号が入力装置2を用いて入力されると、入力された利用者識別情報の内容と暗証番号の内容とが、入力装置2からの入力情報として、情報処理装置3に通知される。
CPU30の入力情報処理部300は、入力装置2から入力情報を受け付けると、転送テーブルの設定に基づいて、受け付けた入力情報を、当該入力装置2の入力装置識別情報に対応付けられている転送先、すなわち認証処理部307へ転送する(S203)。
認証処理部307は、転送されてきた入力情報、すなわち、利用者識別情報と暗証番号とに基づいて、認証可能かどうかを判定する(S204)。CPU30の認証処理部307は、転送されてきた利用者識別情報が、利用者対仮想装置対応テーブルT1内に格納されているか否かを判定する。認証処理部307は、利用者識別情報が、利用者対仮想装置対応テーブルT1内に格納されていない場合、認証できないと判定する。また、認証処理部307は、利用者識別情報が、利用者対仮想装置テーブルT1内に格納されている場合、転送されてきた暗証情報と、利用者対仮想装置テーブルT1の利用者識別情報に対応付けて記憶されている暗証番号とが一致するか否かを判定する。認証処理部307は、転送されてきた暗証情報と、利用者対仮想装置テーブルT1の利用者識別情報に対応付けて記憶されている暗証番号とが一致していない場合、認証できないと判定する。認証処理部307は、転送されてきた暗証情報と、利用者対仮想装置テーブルT1の利用者識別情報に対応付けて記憶されている暗証番号とが一致する場合、認証が成功したと判定する。
認証処理部307は、認証できないと判定した場合(S204でNO)、認証処理部307による認証処理を終了する。この場合、認証情報の再入力を予め許容した回数だけ認めるようにしてもよい。この場合には、認証できないと判定された回数が、予め許容した回数に達した場合に、認証処理部307の処理を終了する。なお、認証処理部307による認証処理は、暗証番号によるものには限られない。暗証番号に代わるものとしては、指紋、掌紋、虹彩、声紋、顔画像等の生体情報を用いる生体認証や、ICカード、IDカード等による認証等がある。また、これらの認証方式を組み合わせて使用するようにしてもよい。
一方、CPU30の認証処理部307は、認証が可能であると判定した場合(S204でYES)、受け付けた利用者識別情報に対応する仮想装置識別情報を、利用者対仮想装置対応テーブルT1から抽出する。認証処理部307は、利用者識別情報が入力された入力元の入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、当該入力装置識別情報に対応付けられている組分番号を特定する。認証処理部307は、特定された組分番号と同一の組分番号に対応付けて記憶されている他の入力装置2の入力装置識別情報を抽出する。認証処理部307は、入力元となる入力装置2の入力装置識別情報と、抽出した仮想装置識別情報とを対応付けて、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に記憶する。
また、認証処理部307は、抽出された他の入力装置2の入力装置識別情報と、抽出した仮想装置識別情報とを対応付け(S205)、対応付けた識別情報を入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に記憶する。CPU30の仮想装置管理部306は、抽出した仮想装置識別情報が示す仮想装置308−1、308−2、・・・308−nを起動する(S206)。CPU30の仮想装置管理部306は、入力元の入力装置2及び抽出された入力装置2から受け付けた入力情報を仮想装置308−1、308−2、・・・308−nに転送するように、転送テーブルを更新し(S207)、認証処理を終了する。
以後、CPU30の仮想装置308−1、308−2、・・・308−nは、仮想装置308−1、308−2、・・・308−nとの対応付けが行われた入力装置2からの入力情報に基づいて、情報処理を実行する。以上、入出力管理装置としてのCPU30が実行する処理の手順について説明した。
次にCPU30が実行する処理の手順を機能毎に説明する。先ずCPU30が出力装置起動管理部302として機能する場合の処理手順について説明する。図11は本発明の一実施例における出力装置起動管理部302が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の出力装置起動管理部302は、出力装置1が出力インタフェース38に接続される都度、接続されている出力装置1から出力装置識別情報を取得する(S301)。更に、各出力装置1の表示データを格納する全画面データ領域(図示せず)のうち、新たに取得した出力装置1に対応付けられる全画面データ領域の座標を取得する(S302)。CPU30は、取得した出力装置1の全画面データ領域の座標を出力装置識別情報に対応付けて補助記憶装置34内に生成した一覧表(図示せず)に格納する。
CPU30の出力装置起動管理部302は、一覧表に格納してある全画面データ領域の座標を指定する(S303)。CPU30の出力装置起動管理部302は、一覧表に出力装置識別情報が格納してある出力装置1のいずれか1つを指定し、指定した出力装置1の状態を取得する(S304)。更に、指定した出力装置1が起動されているか否かを判定する(S305)。CPU30の出力装置起動管理部302は、出力装置1が起動されていないと判定した場合(S305でNO)、一覧表に出力装置識別情報が格納してある他の出力装置1が存在するか否かを判定する(S306)。CPU30の出力装置起動管理部302は、一覧表に出力装置識別情報が格納してある他の出力装置1が存在すると判定した場合(S306でYES)、ステップS304に戻り、一覧表に格納してある次の出力装置1が起動されているか否かを判定する。
一方、CPU30の出力装置起動管理部302は、一覧表に識別情報が格納してある他の出力装置1が存在していないと判定した場合(S306でNO)、一覧表に識別情報が格納してある最初の出力装置1に戻り(S307)、ステップS304に戻り、一覧表に格納されている最初の出力装置1が起動されているか否かを判定する。
一方、CPU30の出力装置起動管理部302は、指定された出力装置1が起動されていると判定した場合(S305でYES)、指定された出力装置1の出力装置識別情報を待ち判定部303へ通知する(S308)。待ち判定部303は、待ち判定処理を実行する(S309)。CPU30は、ステップS304に戻り、一覧表に格納してある次の出力装置1が起動されているか否かを判定する。
次に、ステップS309で実行する待ち判定処理について説明する。図12は待ち判定処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の待ち判定部303は、応答入力要求処理部301において、他の出力装置1と入力装置2との対応付けを行っているか否かを示す応答入力要求処理部判定変数が「真」であるか否かを判定する(S401)。CPU30の待ち判定部303は、応答入力要求処理部判定変数が「真」でないと判定した場合(S401でNO)、応答入力要求処理部301へ、新たに起動したと判定された出力装置1の出力装置識別情報と当該出力装置1の全画面データ領域の座標とを通知する(S402)。CPU30は、次回処理実行の要求を受け付けるまで待機する。
一方、CPU30の待ち判定部303は、応答入力要求処理部判定変数が「真」であると判定した場合(S401でYES)、応答入力要求中の出力装置1が存在していると判断し、待ち処理部305へ、新たに起動したと判定された出力装置1の出力装置識別情報と当該出力装置1の全画面データ領域の座標とを通知する。待ち処理部305は、待ち判定部303から通知されてきた新たに起動したと判定された出力装置1の出力装置識別情報と当該出力装置1の全画面データ領域の座標とに基づいて、新たに起動したと判定された出力装置1に待ち画面を表示させる(S403)。
CPU30の待ち判定部303は、待ち画面を表示させた出力装置1の出力装置識別情報を他の出力装置1での処理の完了待ちとして待ち保存部304へ保存する(S404)。CPU30は、次回処理実行の要求を受け付けるまで待機する。
次に、CPU30が応答入力要求処理として機能する場合の処理手順について説明する。図13は本発明の一実施例における入力情報処理部300及び応答入力要求処理部301が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の応答入力要求処理部301は、待ち判定部303から通知された、新たに起動したと判定された出力装置1の出力装置識別情報と当該出力装置1の全画面データ領域の座標とを受け付けると、応答入力要求処理部判定変数の値を「真」とする(S501)。CPU30の応答入力要求処理部301は、待ち判定部303から通知された出力装置1に、応答入力要求画面を表示させる。応答入力要求処理部301は、例えば、待ち判定部303より通知されてきた出力装置1の全画面データ領域の座標から、中心座標を求め、求めた中心座標に基づいて応答入力要求画面を、出力装置1に表示させる(S502)。
CPU30の応答入力要求処理部301は、入力インタフェース36に接続されている入力装置2から受け付けた入力情報を応答入力要求処理部301に転送するように、転送テーブルを更新する(S503)。応答入力要求処理部301は、入力装置2からの入力情報を待つ(S504)。CPU30の入力情報処理部300は、いずれかの入力装置2から入力情報を受け付け(S505)、転送テーブルの内容に従って、受け付けた入力装置2からの入力情報を応答入力要求処理部301へ転送する。応答入力要求処理部301は、入力情報に含まれている応答入力操作を行った入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力装置2の入力装置識別情報に対応する組分番号を特定する。
さらに、応答入力要求処理部301は、特定した組分番号に基づいて、同じ組分け番号に対応付けて記憶されている他の入力装置2の入力装置識別情報を取得する(S506)。ここで図8に基づいて、入力装置識別情報の取得を具体的に説明する。応答入力要求処理部301は、応答入力が行われた入力装置2の入力装置識別情報“0x1000−0002”に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、組分番号“Group0”を特定する。さらに、応答入力要求処理部301は、特定された組分番号“Group0”に対応付けられている他の入力装置2の入力装置識別情報“0x1000−0001”を取得する。
CPU30の応答入力要求処理部301は、入力情報に含まれている入力装置2の入力装置識別情報および取得した入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求画面を表示させてある出力装置1の出力装置識別情報とを対応付け(S507)、それぞれ入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
CPU30の応答入力要求処理部301は、入力情報処理部300へ、入力装置2の入力装置識別情報と出力装置1の出力装置識別情報と共に、入力装置2と出力装置1との対応付けが完了したことを通知する(S508)。入力情報処理部300は、対応付けが完了した入力装置2から受け付けた入力情報を認証処理部307に転送するように、転送テーブルを更新する(S509)。また、入力情報処理部300は、認証処理部307へ、認証処理の対象となる入力装置2の入力装置識別情報及び出力装置1の出力装置識別情報を通知する。CPU30の応答入力要求処理部301は、応答入力要求処理部判定変数を「偽」とし(S510)、処理を終了する。
次に、CPU30が認証処理部307として機能する場合の処理の手順について説明する。図14は本発明の一実施例における認証処理部307が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の認証処理部307は、入力情報処理部300から通知された出力装置1が有する全画面データ領域の座標を取得する(S601)。CPU30の認証処理部307は、取得した全画面座標に基づいて出力装置1の画面の中央部を決定し、認証画面を出力装置1の画面中央に表示させる(S602)。CPU30の認証処理部307は、利用者からの認証情報の入力を待ち(S603)、入力装置2から入力情報を受け付けたとき、受け付けた入力情報に基づいて利用者の認証を行う。利用者の認証は、前述の通りである。CPU30の認証処理部307は、利用者の認証が成功したか否かを判定する(S604)。CPU30の認証処理部307は、利用者の認証が成功していないと判定した場合(S604でNO)、ステップS603に戻り、次の認証情報を受け付けるまで認証情報の入力を待つ。
一方、CPU30の認証処理部307は、利用者の認証が成功したと判定した場合(S604でYES)、認証した利用者識別情報に対応する仮想装置識別情報を利用者対仮想装置対応テーブルT1から取得する(S605)。CPU30の認証処理部307は、入力元となる入力装置2の入力装置識別情報と、取得した仮想装置識別情報とを対応付け、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。また、認証処理部307は、入力元となる入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、組分テーブルを検索し、入力元となる入力装置2の入力識別情報に対応付けられている組分番号を特定する。認証処理部307は、特定した組分番号に対応付けられている他の入力装置2の入力装置識別情報を取得し、取得した他の入力装置2の入力装置識別情報と、取得した仮想装置識別情報とを対応付け(S606)、対応付けた識別情報を入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
CPU30の認証処理部307は、仮想装置管理部306へ、取得した仮想装置識別情報に対応する仮想装置の起動を依頼する(S607)。認証処理部307は、入力元となる入力装置2及び取得した他の入力装置2から受け付けた入力情報を仮想装置に転送するように、転送テーブルを更新し(S608)、処理を終了する。
次にCPU30が入力情報処理部300として機能する場合の処理の手順について説明する。図15は本発明の一実施例における入力情報処理部300が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の入力情報処理部300は、応答入力要求処理部301から通知された出力装置1の全画面データ領域の座標に基づいて、透明表示層を出力装置1の表示面に重畳して表示する(S701)。ここで、透明表示層とは、入力装置2の入力装置識別情報を取得可能とするためのインタフェースを示す。なお、透明表示層は、Windows(登録商標)等、入力装置2の入力装置識別情報がアプリケーションに通知されないOS(Operating System)が用いられている場合に使用され、Linux等の入力装置2の入力装置識別情報がアプリケーションに通知されるOSの場合には使用しなくてもよい。
CPU30の入力情報処理部300は、入力インタフェース36に接続されているマウスを検出し(S702)、検出したマウス毎に操作追従矢印Pを生成する(S703)。ここで操作追従矢印Pとは、マウスの移動に追従して画面上の入力位置を示すものであり、例えば、マウスカーソルが該当する。生成された全ての操作追従矢印Pは、入出力装置の対応付けが終了するまで、応答入力要求中の出力装置1に表示される。なお、操作追従矢印Pの生成及び出力装置1への表示は、入力情報処理部300ではなく、CPU30上で動作するOS等の制御プログラム(図示せず)で行ってもよい。
CPU30の入力情報処理部300は、入力装置2から入力情報を受け付け(S704)、マウス操作に追従する操作追従矢印Pの移動範囲を検出する(S705)。CPU30の入力情報処理部300は、転送テーブルに設定された転送先の各処理部へ、入力情報を転送し(S706)、処理を終了する。
次に、CPU30が待ち判定部303の一機能である待ち解除処理として機能する場合の処理の手順について説明する。図16は本発明の一実施例における待ち判定部303が実行する待ち解除処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の待ち判定部303は、待ち保存部304に、他の出力装置1での処理の完了待ちとして出力装置1の出力装置識別情報が保存されている場合であって、応答入力要求中の出力装置1に入力情報が入力されるとき、他の出力装置1での処理の完了待ちとして最初に保存した出力装置1の出力装置識別情報、即ち待ち保存部304に保存されている出力装置1の出力装置識別情報のうち、先頭に保存されている出力装置1の出力装置識別情報を取得する(S801)。CPU30の待ち判定部303は、他の出力装置1での処理の完了待ちとして保存されている出力装置識別情報が存在しているか否かを判定し(S802)、出力装置識別情報が存在していないと判定した場合(S802でNO)、待ち解除処理を終了する。
一方、CPU30の待ち判定部303は、出力装置識別情報が存在していると判定した場合(S802でYES)、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1に表示させてある待ち画面の表示を終了する(S803)。CPU30の待ち判定部303は、応答入力要求処理部301へ、出力装置1の出力装置識別情報を通知し、入力装置2からの入力情報が応答入力要求処理部301へ転送されるように、転送テーブルの設定を更新する(S804)。利用者が入力装置2からの応答を同時に行うことが別の手段にて回避可能な場合、待ち判定部303、待ち保存部304、待ち処理部305は不要である。この場合、応答入力要求処理部301は、新たに出力装置1が起動されたことを検知しても、待ち判定部303へ、他の出力装置1で応答入力要求処理中であるか否かを問い合わせることなく、検知した出力装置1に対して応答入力要求画面を表示する。その後の処理は、前述した応答入力要求処理部301等の説明と同様になる。
上述の通り、出力装置が起動されたことを検知した際に、当該出力装置に応答入力要求画面を表示し、その応答入力要求画面の指示に従って応答入力が行われたことに応じて、出力装置と入力装置との対応付けを行うことにより、対応付けのための特殊キーを設定することもなく、利用者に対して指示に従った操作を行わせるのみで、出力装置と入力装置との対応付けを行うことを可能とする。また、複数の利用者が同時に応答してきた場合にも排他的に応答入力要求処理を行うようにすることで、利用者が使用しようとしている入力装置2と出力装置1との対応付けを適切に行うことが可能となる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、出力装置と入力装置との対応付けを、1台の出力装置毎に順次行う形態を例示した。実施の形態2では、出力装置1に応答入力要求画面が表示された後、応答入力要求画面に対する入力情報の未入力状態が所定時間を超えた場合、当該出力装置の処理完了待ちとなっている出力装置1の待ち状態を無条件に解除する。この場合、他の出力装置での処理の完了待ちの出力装置1には応答入力要求画面を表示させ、応答入力要求中の出力装置1には待ち画面を表示させる。実施の形態2では、かかる実施例について説明する。
図17は本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2における入出力管理装置は、計時機能付待ち判定部303aは、実施の形態1の待ち判定部303の機能に加え、計時機能を有する。実施の形態2における計時機能付待ち判定部303aについて説明する。尚、計時機能付待ち判定部303a以外については、実施の形態1と同様の構成を有するので対応箇所に同一の符号を付してその説明を省略する。
計時機能付待ち判定部303aは、出力装置起動管理部302から要求を受け付けた場合、応答入力要求中の出力装置1が存在するか否かを判定する。計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求中の出力装置1が存在すると判定した場合、待ち画面の表示を待ち処理部305に要求する。
一方、計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求中の出力装置1が存在していないと判定した場合、応答入力要求画面の表示を応答入力要求処理部301に要求する。計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部301が応答入力要求画面を表示させてから入力情報を受け付けるまでの待機時間を計時する。計時機能付待ち判定部303aは、待機時間が所定時間に達したと判定した場合、応答入力要求中の出力装置1に表示させてある応答入力要求画面の表示を終了させ、代わりに待ち画面を表示させる。また、計時機能付待ち判定部303aは、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1に表示させてある待ち画面の表示を終了させ、応答入力要求画面の表示を応答入力要求処理部301へ要求する。尚、所定時間は、管理者により予め設定されて、例えば、その設定データが補助記憶装置34に格納されている。
図18は実施の形態2における待ち判定処理の手順を示すフローチャートである。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部301が処理中であることを示す応答入力要求処理部判定変数が「真」であるか否かを判定する(S901)。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部判定変数が「真」でないと判定した場合(S901でNO)、待機時間の計時を開始する(S902)。計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部301へ、出力装置1の出力装置識別情報を通知し(S903)、次回処理実行の要求を受け付けるまで待機する。
一方、CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部判定変数が「真」であると判定した場合(S901でYES)、応答入力要求中の出力装置1が存在すると判断し、待ち処理部305に出力装置1に対して待ち画面を表示するよう指示する(S904)。
CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、待ち画面を表示させた出力装置1の出力装置識別情報を他の出力装置1での処理の完了待ち出力装置1として待ち保存部304へ保存し(S905)、次回処理実行の要求を受け付けるまで待機する。
図19は実施の形態2における計時機能付待ち判定部303aが実行する待ち解除処理の手順を示すフローチャートである。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、計時する待機時間が所定時間を超えるか否かを判定する(S1001)。計時機能付待ち判定部303aは、待機時間が所定時間以下であると判定した場合(S1001でNO)、ステップS1001に戻り、処理を繰り返す。
一方、CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、待機時間が所定時間を超えたと判定した場合(S1001でYES)、待ち保存部304に他の出力装置1での処理の完了待ちである出力装置1の出力装置識別情報が保存されているか否かを判定する(S1002)。計時機能付待ち判定部303aは、待ち保存部304に他の出力装置1での処理の完了待ちである出力装置1の出力装置識別情報が保存されていないと判定した場合(S1002でNO)、計時を初期化し(S1003)、ステップS1001に戻り、処理を繰り返す。
一方、計時機能付待ち判定部303aは、待ち保存部304に他の出力装置1での処理の完了待ちである出力装置1の出力装置識別情報が保存されていると判定した場合(S1002でYES)、入力情報を応答入力要求処理部301へ転送しないように、転送テーブルの設定を更新し(S1004)、応答入力要求中の出力装置1に表示させてある応答入力要求画面の表示を終了させ、代わりに待ち処理部305に待ち画面を表示させる(S1005)。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、所定時間内に応答してこなかった出力装置1の出力装置識別情報を他の出力装置1での処理の完了待ちとして待ち保存部304に保存する(S1006)。
CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、他の出力装置1での処理の完了待ちとして最初に保存した出力装置1の出力装置識別情報、即ち他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1として保存されている出力装置1のうち先頭に保存されている出力装置1の出力装置識別情報を待ち保存部304から取得する(S1007)。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1に表示させてある待ち画面の表示を終了する(S1008)。CPU30の計時機能付待ち判定部303aは、応答入力要求処理部301へ、新たに取得した出力装置1の出力装置識別情報を通知する(S1009)。応答入力要求処理部301は、応答入力要求画面を他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1に表示させ、待ち解除処理を終了する。
このように、実施の形態2における入出力管理装置は、上述した構成を有することにより、上述した実施の形態1の作用を奏すると共に、応答情報の未入力状態が所定時間を超えた場合、他の出力装置1での処理の完了待ちの出力装置1の待ちを無条件に解除して入出力管理を円滑に実行することができる。以上、実施の形態2について説明した。
実施の形態3.
上述した実施の形態1及び2では、各入力装置2が対応付けるべき出力装置1の近傍で操作されることを前提とし、入力情報を入力するためのOKボタンの表示位置が固定されている一例を説明した。実施の形態3では、例えば、応答入力要求画面を視認することができない利用者が、OKボタンの位置を覚えて入力装置2を操作することにより、出力装置1に表示されたOKボタンの表示位置と、出力装置1の近傍にない入力装置2で操作された操作追従矢印Pの位置とが一致し、想定外の入出力装置の対応付けが行われることを防止する例について説明する。
図20は本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3における入出力管理装置は、OKボタンの表示位置を無作為に決定する無作為表示機能付応答入力要求処理部301aを有することが、実施の形態1及び2とは異なる。そこで、実施の形態3における無作為表示機能付応答入力要求処理部301aについて説明する。尚、無作為表示機能付応答入力要求処理部301a以外については、実施の形態1又は2と同様の構成を有するので対応箇所に同一の符号を付してその説明を省略する。
無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、待ち判定部303から応答入力要求画面の表示要求を受け付けた場合、補助記憶装置34内のフォルダに予め格納してある乱数に基づいて応答入力要求画面内のOKボタンの表示位置を無作為に決定する。無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、決定したOKボタンの表示位置の座標を記録しておく。無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、新たに起動した出力装置1に応答入力要求画面を表示させる。
無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、入力情報処理部300から転送された入力情報を受け付けた場合、入力情報に含まれる座標情報と記録しておいたOKボタンの表示位置の座標とを比較し、入力情報に含まれる座標情報が、記録しておいたOKボタンの表示位置の座標の範囲内であるかを判定する。無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、入力情報に含まれる座標情報が、記録しておいたOKボタンの表示位置の座標の範囲内ではないと判定した場合には、正しい応答情報ではないとして、次の入力情報を受け付けるまで待機する。この場合、無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、正しい応答情報が入力されてこない回数をカウントしておき、所定回数を超えた場合には、対応付けが失敗したものとして処理してもよい。
一方、無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、入力情報に含まれる座標情報が、記録しておいたOKボタンの表示位置の座標の範囲内であると判定した場合には、入力情報が適切な応答情報であると判断し、入力情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求中の出力装置1の出力装置識別情報とを対応付け、対応結果を入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
さらに、無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、入力情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報に対応付けられている組分番号を特定し、特定された組分番号に対応付けられている他の入力装置2が存在するか否かを確認する。無作為表示機能付応答入力要求処理部301aは、他の入力装置2が存在することを確認すると、特定された組分番号に対応付けて記憶されている他の入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求中の出力装置1の出力装置識別情報とを対応付けて入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
このように、実施の形態3における入出力管理装置は、上述した構成を有することにより、実施の形態1又は2の作用を奏すると共に、応答入力要求画面を視認することができない利用者がOKボタンの表示位置を暗記できないようにでき、出力装置1に表示されたOKボタンの表示位置と、出力装置1の近傍にない入力装置2で操作された操作追従矢印Pの位置とが一致して想定外の入出力装置の対応付けが行われる事態を抑止することができる。以上、実施の形態3について説明した。
実施の形態4.
上述した実施の形態1及び2では、各入力装置2が対応付けるべき出力装置1の近傍で操作されることを前提とし、応答情報を入力するためのOKボタンの表示位置が固定されている一例を説明した。また、実施の形態3では、各入力装置2が対応付けるべき出力装置1の近傍にはないことを想定し、OKボタンの表示位置を無作為に決定する一例を説明した。そこで、実施の形態4では、例えば、応答入力要求画面を視認することができない利用者が入力装置2を多数に操作することにより、出力装置1に表示されたOKボタンの表示位置と、出力装置1の近傍にない入力装置2で操作された操作追従矢印Pの位置とが偶然にも一致し、想定外の入出力装置の対応付けが行われることを防止するため、OKボタンを押下していない、即ち、応答情報以外の入力情報の入力が所定回数を超えた場合、該当する入力装置2から出力された入力情報を無効とする例について説明する。
図21は本発明の一実施例における入出力管理装置の構成を示すブロック図である。実施の形態4における入出力管理装置は、入力情報処理部300が受け付けた入力情報を無効化する無効化機能付入力情報処理部300aであることと、応答入力要求処理部301が入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bであることが実施の形態1乃至3と異なる。そこで、実施の形態4における無効化機能付入力情報処理部300a及び入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bについて説明する。尚、無効化機能付入力情報処理部300a及び入力無効判定機能付応答入力要求処理部301b以外については、実施の形態1乃至3にいずれかと同様の構成を有するので対応箇所に同一の符号を付してその説明を省略する。
無効化機能付入力情報処理部300aは、入力装置制御部37を介して入力情報を受け付ける。無効化機能付入力情報処理部300aは、転送テーブルの設定内容に従って、受け付けた入力情報をCPU30の各部へ転送する。無効化機能付入力情報処理部300aは、入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bから無効化要求を受け付けた場合、対象となる入力装置2から出力された入力情報を無効化してCPU30の各部への転送を停止する。
入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、無効化機能付入力情報処理部300aから転送された入力情報を受け付けた場合、受け付けた入力情報が応答情報であるか否かを判定する。その結果、入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、入力情報が応答情報であると判定した場合、応答情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求中の出力装置1の出力装置識別情報とを対応付け、対応結果を入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。さらに、入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、入力情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報に基づいて、入力装置組分テーブルT2を検索し、入力情報の入力があった入力装置2の入力装置識別情報に対応付けられている組分番号を特定し、特定された組分番号に対応付けられている他の入力装置2が存在するか否かを確認する。入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、他の入力装置2が存在することを確認すると、特定された組分番号に対応付けて記憶されている他の入力装置2の入力装置識別情報と、応答入力要求中の出力装置1の出力装置識別情報とを対応付けて入出力装置対仮想装置対応テーブルT3に格納する。
一方、入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、入力情報が応答情報でないと判定した場合、入力元の入力装置2毎に管理してある入力回数を増やす。入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、増加後の入力回数が所定回数に達したと判定した場合、入力元の入力装置2からの入力情報を無効化する要求を、無効化機能付入力情報処理部300aへ出力する。尚、所定回数は、例えば、管理者により予め設定されてそのデータが補助記憶装置34に格納されている。
実施の形態4における入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bの処理は、図13において説明した応答入力要求処理部301の処理内容のうち、ステップS505(図13参照)にて入力装置2から入力情報を受け付けた後、ステップS506の処理を行う前に、入力情報の無効判定を行う点で、実施の形態1乃至3とは異なる。そこで、実施の形態4におけるCPU30が実行する無効化判定の処理について説明する。尚、その他の処理は、実施の形態1乃至3と同様であるので対応するステップには同一番号を付してその説明を省略する。
入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、図13のS501からS505までの処理について、応答入力要求処理部301と同様の処理を行う。そして、CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、更に以下の処理を実行する。図22は本発明の一実施例における入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bが実行する処理の手順を示すフローチャートである。
CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、無効化機能付入力情報処理部300aから転送された入力情報を受け付け(S1101)、受け付けた入力情報が応答情報であるか否かを判定する(S1102)。その結果、CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、受け付けた入力情報が応答情報であると判定した場合(S1102でYES)、ステップS506(図13参照)に進み、入力装置2と出力装置1との対応付けの処理を行う。
一方、CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、受け付けた入力情報が応答情報でないと判定した場合(S1102でNO)、入力元となる入力装置2から入力装置識別情報を取得し、入力装置識別情報毎に管理している入力元の回数変数を1つ増やす(S1103)。CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、増加後の回数変数が所定回数を超えるか否かを判定し(S1104)、回数変数が所定回数以下であると判定した場合(S1104でNO)、ステップS1101に戻り、処理を繰り返す。なお、ここでS1101へ戻らずに、入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bの処理を一旦終了するようにしてもよい。この場合、応答が認識できない旨を通知する画面を、出力装置1に表示するようにしてもよい。また、更に、その際に、出力装置1の再起動を要求するようにしてもよい。別の形態としては、再起動を要求せず、待ち判定部303に対して、当該出力装置1を待ち処理の対象として処理してくれるように依頼し、一旦、待ち画面を表示させた後に、再度、応答入力要求画面を表示して、入力装置2と出力装置1との対応付けの処理を再開するようにしてもよい。
一方、CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、回数変数が所定回数を超えると判定した場合(S1104でYES)、入力元となる入力装置から出力された入力情報の無効化を無効化機能付入力情報処理部300aに要求する(S1105)。CPU30の入力無効判定機能付応答入力要求処理部301bは、ステップS1101に戻り、処理を繰り返す。
このように、実施の形態4における入出力管理装置は、上述した構成を有することにより、実施の形態1乃至3の作用を奏すると共に、応答入力要求画面を視認することができない利用者が入力装置2を多数に操作できないようにでき、出力装置1に表示されたOKボタンの表示位置と、出力装置1の近傍にない入力装置2で操作された操作追従矢印Pの位置とが偶然にも一致して想定外の入出力装置の対応付けが行われる事態を抑止することができる。以上、実施の形態4について説明した。
また、上述した実施の形態において、出力装置制御部39が一枚のグラフィックカードであって複数の入力装置2の表示を個別に制御する一例を説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば、複数枚のグラフィックカードであって各カードが各入力装置2の表示を個別に制御してもよい。
また、上述した実施の形態において、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3が情報処理装置3への給電が停止した場合であってもデータベースDB1内に格納されている一例を説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば、情報処理装置3への給電が停止した後、入出力装置対仮想装置対応テーブルT3をデータベースDB1から削除してもよい。この場合、次回起動した情報処理装置3は、改めて対応付けを行う。

Claims (6)

  1. 入力装置及び出力装置が接続され、前記入力装置から受付けた入力情報に対する処理の結果を前記出力装置に出力させる入出力管理装置において、
    入力装置を複数接続する第1接続手段と、
    出力装置を複数接続する第2接続手段と、
    該第2接続手段に接続された出力装置が起動していることを検出する検出手段と、
    前記検出された出力装置に対して、入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させる表示制御手段と、
    前記応答入力要求画面に対して、第1接続手段に接続された入力装置が応答したことに基づき、応答した入力装置と前記応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付ける対応管理手段と
    を備え
    前記表示制御手段は、
    前記応答入力要求画面を一の出力装置に表示させている間に前記検出手段が前記一の出力装置と異なる他の出力装置が起動されたことを検出した場合、前記対応管理手段が前記一の出力装置を対応付けるまで、前記応答入力要求画面を前記他の出力装置に表示させないようにするとともに、前記他の出力装置に対して、前記一の出力装置での処理の完了待ちを示す待ち画面を表示させることを特徴とする入出力管理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記検出手段が検出した出力装置に表示内容の異なる応答入力要求画面を表示させるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の入出力管理装置。
  3. 前記第1接続手段に接続された入力装置毎に、前記応答入力要求画面に対する応答以外の入力情報の入力回数を計数する計数手段と、
    前記入力回数が所定数を超えた入力装置から受付けた入力情報を無効とする無効化手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の入出力管理装置。
  4. 前記第1接続手段は、
    接続された複数の入力装置を所定区分毎に組分ける組分手段
    を備え、
    前記対応管理手段は、前記応答要求情報が入力された入力装置が属する区分と同一区分内の入力装置と前記応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付けるようにしてあることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の入出力管理装置。
  5. 入力装置から受付けた複数の入力情報を処理する抽象化した複数の論理資源を備える情報処理装置において、
    請求項1〜のいずれかに記載の入出力管理装置と、
    前記入力装置から受付けた入力情報を前記論理資源のいずれかに割当てる割当手段と、
    割当てた論理資源による処理の結果を、前記入力情報が入力された入力装置と対応する出力装置に出力させる手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. コンピュータに接続された入力装置から受付けた入力情報に対する処理の結果を、接続された出力装置に出力させるコンピュータプログラムにおいて、
    出力装置が起動していることを検出させるステップと、
    前記検出された出力装置に入力装置による応答を要求する応答入力要求画面を表示させるステップと、
    該応答入力要求画面に対して、入力装置が応答したことに基づき、応答した入力装置と前記応答入力要求画面を表示させた出力装置とを対応付けさせるステップと
    前記応答入力要求画面を一の出力装置に表示させている間に、前記一の出力装置と異なる他の出力装置が起動されたことを検出した場合、前記一の出力装置を対応付けるまで、前記応答入力要求画面を前記他の出力装置に表示させないようにするとともに、前記他の出力装置に対して、前記一の出力装置での処理の完了待ちを示す待ち画面を表示させるステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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