JP5168061B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、誘電泳動現象を利用して像を表示する表示装置に関する。
電気泳動現象を利用して像を表示する表示装置が知られている。この表示装置では、例えば溶媒中に電気泳動性の顔料微粒子が分散された表示液(分散系)が用いられる。この表示液は、適度なスペーサを介して対向配置された一対の電極基板の間に封入されている。一対の電極基板のうち、少なくとも一方は透明な電極基板である。これら電極基板に電圧を印加すると、表示液中の顔料微粒子の分布が電気泳動現象により変化する。この変化した表示液の状態が、透明な電極基板を介して観察され、前記顔料微粒子の色、又はその色の濃淡として表示が行われる。
電気泳動現象を利用する表示装置における電圧の印加方式は、直接印加方式と、間接印加方式とに分類される。
直接印加方式は、分散系に接する一対の電極に対して画像信号に対応する電圧を直接印加する方式である(例えば、特許文献1参照)。図15には、直接印加方式が採用された表示装置の構成の一例が示されている。図15に示されるように、この表示装置では、スペーサ3を介して基板1と透明基板5とが対向配置されている。基板1、透明基板5上には、制御電極2と透明電極4とが対向配置されている。
制御電極2と、透明電極4との間は、表示液16で満たされている。この表示液16では、帯電性が異なる複数の電気泳動性粒子、すなわち黒色微粒子17と白色微粒子18とが、分散媒19に分散されている。
電源40から制御電極2、透明電極4に電圧が印加されると、黒色微粒子17と白色微粒子18は、クーロン力によって分散媒19内を互いに逆方向に移動する。この結果、表示色は、観察側の透明基板5の透明電極4付近に移動した微粒子の色となる。図15では、黒色微粒子17が、透明電極4近傍に移動し、黒色表示がなされる様子が示されている。
間接印加方式は、電極と分散系との間に絶縁板を設け、例えば、図16に示されるように、制御電極2と表示液16との間、透明電極4と表示液16との間が絶縁板35で絶縁されている。この表示装置における表示原理は、図15の表示装置と同じである。また、絶縁板の外側の表面にイオン流照射手段によりイオン流を照射して絶縁板の外部から分散系に画像信号を間接的に印加する方式も知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
一方、電気泳動現象ではなく、誘電泳動現象を利用して像を表示する表示装置も提案されている(例えば、特許文献4参照)。この表示装置は、対向配置された一対の基板と、該基板上に形成された一対の電極と、該基板間に充填された誘電性液体と、この誘電性液体の比誘電率とは異なる比誘電率を持った複数の誘電体粒子とからなる混合物とを備え、誘電泳動現象を利用して前記誘電体粒子を前記基板間で凝集させた凝集状態と、誘電泳動現象を利用して前記誘電体粒子を前記基板間で分散させた分散状態と、をそれぞれ異なる表示状態とするものである。
特開平6−148693号公報 特開昭61−86780号公報 特開平6−202168号公報 特開2003−270675号公報
上記特許文献4に記載の表示装置は、誘電体粒子の凝集状態を誘電泳動現象により実現し、誘電体粒子の分散状態を誘電泳動現象により実現して、表示を行うものであり、また、誘電体粒子の状態が、凝集状態と分散状態との2つしかないので、2色表示は可能であるが、それらの間の中間色の表示をするのは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、良好な表示特性が得られる表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の表示装置の一態様は、第1の基板と、前記第1の基板と対向配置された第2の基板と、前記第1の基板の前記第2の基板に対向する面上に形成された第1の電極と、前記第2の基板の前記第1の基板に対向する面上に形成され、前記第1の電極と異なる面積に形成された第2の電極と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に充填され、分散媒と、該分散媒の誘電率とは異なる誘電率を有する微粒子とを含む分散系と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に交流電圧を印加する電源部と、前記電源部を制御する制御部と、を備え、前記第1の電極及び前記第2の電極は、それぞれ複数に分割され、前記第1の電極及び前記第2の電極ごとに、それぞれ選択的に前記交流電圧が印加される複数の分割電極からなり、前記第1の電極と前記第2の電極とのうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積よりも小さい面積に形成され、前記複数の分割電極はそれぞれスイッチを介して前記電源部と接続され、前記制御部は、前記各スイッチを制御して、前記第1の電極及び前記第2の電極の前記交流電圧を印加されるそれぞれの面積を、一方が小さく、他方が大きくなるように選択的に可変とする、ことを特徴とする。
本発明に係る表示装置によれば、良好な表示特性が得られる。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る表示装置は、誘電泳動現象を利用した表示装置である。
図1は、本実施形態に係る表示装置100の表示要素である1つの画素とその駆動回路について模式的に示している。図1に示されるように、表示装置100は、表示部10と、回路部20と、制御部30とを備えている。
表示部10は、第1の基板としての基板1と、第1の電極としての制御電極2と、スペーサ3と、第2の電極としての透明電極4と、第2の基板としての透明基板5とを備えている。基板1と透明基板5とは、互いに平行に配置、すなわち対向配置されている。透明基板5が設けられている側が、観察側の表示面50である。この表示面50からは、透明基板5に接する表示液6の色が観察され、その色が前記表示装置の表示として観察者に認識されるようになっている。
基板1の前記透明基板5に対向する面には、制御電極2が形成されている。また、透明基板5の前記基板1に対向する面には、透明電極4が形成されている。透明電極4としては、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイド)が用いられる。
制御電極2と透明電極4とは、表示液6を挟んで、互いに対向するように配置されている。透明電極4は、一つの表示要素である画素領域にほぼ対応する面積に形成され、制御電極2は、前記透明電極4よりも小さい面積に形成されている。このため、制御電極2と透明電極4との間に電圧が印加されると、その間に形成される電場は、図2に示されるように不均一となる。より具体的には、制御電極2側では、電気力線31が密となって電界強度が大きくなり、強電界領域32が形成される。一方、透明電極4側では、電気力線31が疎となって電界強度は小さくなり、弱電界領域33が形成される。
スペーサ3は、基板1と透明基板5との間に挿入され、それらの間隔を一定に保つとともに、基板1と透明基板5とともに表示液6を充填するための密閉空間を形成している。
基板1と透明基板5との間には、分散系としての表示液6が充填されている。この表示液6は、分散媒と、この分散媒中に分散された微粒子とから構成されている。分散媒としては白色液体7が用いられる。この白色液体7は、例えば着色されていない分散媒の誘電率と実質的に等しい誘電率を有する微細な白色顔料によってその分散媒を着色したものである。前記白色液体7中に分散される微粒子としては、前記分散媒としての白色液体7の誘電率とは異なる誘電率を持った微粒子として黒色微粒子8が用いられている。
電源部としての回路部20は、並列的に配置された2つの交流電源11、12と、2つのスイッチ13、14と、スイッチ15とを有している。
2つの交流電源11、12は、互いに異なる周波数の交流電圧を出力し、交流電源11の出力周波数をf1とし、交流電源12の出力周波数をf2とする。交流電源11、12は、透明電極4と制御電極2との間に並列に接続されるように設けられている。交流電源11、12の一端は、透明電極4に接続され、この透明電極4は接地されている。
交流電源11、12の他方端は、それぞれスイッチ13、14に接続され、スイッチ15を介して制御電極2に接続されている。
すなわち、スイッチ13は、交流電源11に直列に接続され、スイッチ14は、交流電源12に直列に接続されている。スイッチ15は、その一端が、スイッチ13、14に接続されており、他端が、制御電極2に接続されている。
スイッチ13がオンした状態で、スイッチ15がオンすると、交流電源11からの周波数f1の交流電圧が、制御電極2と透明電極4との間に印加される。一方、スイッチ14がオンした状態で、スイッチ15がオンすると、交流電源12からの周波数f2の交流電圧が、制御電極2と透明電極4との間に印加される。
制御部30は、回路部20のスイッチ13とスイッチ14とが同時にオンとなることがないように、前記回路部20のスイッチ13、14、15のオンオフを制御する。
次に、本実施形態に係る表示装置100の動作について説明する。まず、誘電泳動の原理について説明する。
誘電泳動は、電気泳動とは異なり、微粒子自体が有している電荷に依存せず、印加電圧の周波数や大きさ、溶媒と微粒子それぞれの導電性や誘電性及び微粒子の大きさに依存する誘電泳動力によって発生する。この誘電泳動力をFDEPとすると、FDEPは次式で与えられる。
Figure 0005168061
上記式(1)におけるK(ω)は、次式で定義される。
Figure 0005168061
上記式(2)に示されるように、K(ω)は、微粒子の複素誘電率と、溶媒の複素誘電率とによって決定される。上記式(2)中の各複素誘電率は、それぞれ次式で表される。
Figure 0005168061
このK(ω)を、CM(Clausius-Mossotti)因子という。CM因子は、分極の程度を表す。
ここで、本実施形態では、黒色微粒子8の誘電率εpと、白色液体7の誘電率εmとを比較すると、εp<εmとなっているものとする。また、黒色微粒子8の導電率σpと、白色液体7の誘電率σmとを比較すると、σp>σmとなっているものとする。
図3には、本実施形態に係る表示装置100におけるCM因子の実数部、すなわちRe[K(ω)]の、印加される交流電圧の周波数に対する周波数特性が示されている。図3に示されるように、出力周波数f2を含む低い周波数帯域では、Re[K(ω)]は正となる。また、出力周波数f1を含む高い周波数帯域では、Re[K(ω)]は負となる。
このように、Re[K(ω)]が交流電源11、12の出力周波数に依存するため、黒色微粒子8に働く誘電泳動力FDEPも、印加される交流電圧の周波数に応じて変化する。
より具体的には、交流電源12からRe[K(ω)]が0となる交差周波数f0よりも低い周波数f2の交流電圧が印加されている場合には、Re[K(ω)]の値が正となる。Re[K(ω)]の値が正であると、式(1)に示されるように、誘電泳動力FDEPも正となる。
図1に示されるように、透明電極4と制御電極2とは大きさが異なるため、制御電極2と透明電極4との間には、図2に示されるような不均一な電場が生じている。このような電場では黒色微粒子8に正の誘電泳動力FDEPが働き、図4(A)に示されるように、前記黒色微粒子8は、制御電極2側に引き寄せられる。この結果、表示面50の表示色は、図4(B)に示されるように、白色液体7の色、すなわち白色となる。
一方、交流電源11から前記周波数f2よりも高く、且つ前記交差周波数fよりも高い周波数f1の交流電圧が印加されている場合には、Re[K(ω)]の値が負となる。Re[K(ω)]の値が負であると、式(1)に示されるように、誘電泳動力FDEPも負となる。この場合、黒色微粒子8は、図5(A)に示されるように、電界強度の弱い方、すなわち、透明電極4側に移動し、表示面50の表示色は、図5(B)に示されるように、黒色となる。
そこで、表示色を白色とする場合には、制御部30は、図4(A)に示されるように、スイッチ14、15をオンする。このようにして、制御電極2と透明電極4との間には、周波数f2の交流電圧が印加され、白色表示がなされる。
また、表示色を黒色とする場合には、制御部30は、図5(A)に示されるように、スイッチ13、15をオンする。このようにして、制御電極2と透明電極4との間には、周波数f1の交流電圧が印加され、黒色表示がなされる。
なお、上述したような、黒色微粒子8の誘電率εpより白色液体7の誘電率εmが大きいときとは逆に、黒色微粒子8の誘電率εpと、白色液体7の誘電率εmとを比較したときに、εp>εmとなっている場合には、図3に示されるCM因子の周波数特性は、図6に示されるようになる。図6に示されるように、出力周波数f2を含む低い周波数帯域では、Re[K(ω)]は負となる。また、出力周波数f1を含む高い周波数帯域では、Re[K(ω)]は正となる。
表示液6が図6に示されるような特性を有する場合、制御部30が、スイッチ14、15をオンして、表示液6に印加される交流電圧の周波数をf2とすると、Re[K(ω)]の値が負となり、誘電泳動力FDEPも負となる。これにより、黒色微粒子8は、弱電界領域33、すなわち透明電極4側に移動し、表示面50の表示色は、黒色となる。
また、制御部30が、スイッチ13、15をオンして、表示液6に印加される交流電圧の周波数をf1とすると、Re[K(ω)]の値が正となり、誘電泳動力FDEPも正となる。これにより、黒色微粒子8は、強電界領域32、すなわち制御電極2側に引き寄せられ、表示色が白色となる。
したがって、図6に示されるような特性の表示液6を用いた表示装置の場合は、制御部30は、白色を表示しようとするときには、スイッチ13、15をオンし、黒色を表示しようとするときには、スイッチ14、15をオンすればよい。
上述したように、この実施形態の表示装置100は、基板1と、基板1と対向配置された透明基板5と、基板1の透明基板5に対向する面上に形成された制御電極2と、透明基板5の基板1に対向する面上に形成され、制御電極2と異なる面積に形成された透明電極4と、基板1と透明基板5との間に充填され、白色液体7と、該白色液体7の誘電率とは異なる誘電率を有する黒色微粒子8とを含む表示液6と、制御電極2と共通電極4との間に交流電圧を印加する回路部20と、を備えている。この構成により、誘電泳動現象を用いた表示装置を得ることができる。
また、回路部20は、CM因子の実数部の値が0となる交差周波数f0よりも低い周波数f2の交流電圧と、交差周波数f0よりも高い周波数f1の交流電圧と、を発生し、制御電極2と共通電極4との間に選択的に印加するようにしたので、2つの表示状態(黒と白)を選択的に表示させることができる。
この場合、回路部20は、前記CM因子の実数部の値が0となる交差周波数f0よりも低い周波数f2の交流電圧を発生する低周波の交流電源12と、前記交差周波数f0よりも高い周波数f1の交流電圧を発生する高周波の交流電源11とを備え、前記低周波の交流電源12が発生する低周波交流電圧と、前記高周波11の交流電源が発生する高周波電圧と、を制御電極2と共通電極4との間に選択的に印加するように前記回路部20からの交流電圧の供給を制御する制御部30をさらに備えることが好ましく、この構成により、2つの表示状態(黒と白)の表示、すなわち2階調の表示を行うことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。図7は、本実施形態に係る表示装置101を示している。
図7に示されるように、表示装置101は、表示部10aと、回路部20aと、制御部30とを備えている。
表示部10aは、上記実施形態1の表示部10に比べて電極構造が異なっている。表示部10aでは、基板1上には、3つに分割された3つの分割制御電極2a、2b、2cが設けられている。また、透明基板5上には、3つに分割された3つの分割透明電極4a、4b、4cが設けられている。分割制御電極2a、2b、2cと、分割透明電極4a、4b、4cと、はそれぞれが互いに実質的に等しい面積に形成されている。すなわち、互いに対向する基板にそれぞれ配置された透明電極4及び制御電極2は、それぞれ複数に分割され、前記透明電極4及び制御電極2ごとに、それぞれ選択的に交流電圧が印加される複数の分割透明電極4a、4b、4c及び分割制御電極2a、2b、2cからなり、前記透明電極4と制御電極2のうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積より小さい面積に形成されている。
回路部20aは、交流電源11と、スイッチ部21、22とを備えている。交流電源11は、上記実施形態1と同様に出力周波数f1の交流電源である。スイッチ部21は、3つのスイッチ21a、21b、21cを有しており、スイッチ部22は、3つのスイッチ22a、22b、22cを有している。
交流電源11は、その一方端が、スイッチ21a、スイッチ21b、スイッチ21cをそれぞれ介して対応する分割制御電極2a、分割制御電極2b、及び分割制御電極2cに接続され、他方端は、スイッチ22a、スイッチ22b、スイッチ22cをそれぞれ介して対応する分割透明電極4a、分割透明電極4b、分割透明電極4cに接続されている。
黒色微粒子8を含んだ表示液6は、そのCM因子の実数部の周波数特性が、上記実施形態1と同様の周波数特性(図3参照)を有している。すなわち、本実施形態に係る表示液6は、交差周波数f0より高い周波数の周波数f1の交流電圧が印加されると、黒色微粒子8に負の誘電泳動力FDEPが働くようになっている。
制御部30は、回路部20aのスイッチ部21、22における各スイッチ21a〜21c、22a〜22cのオンオフを制御して、前記複数の分割透明電極4a、4b、4c分割制御電極2a、2b、2cのうちの1つを前記透明電極4及び制御電極2ごとに選択して、選択された透明電極4の分割透明電極4bと対向する制御電極2の複数の分割制御電極2a〜2cとの間と、選択された制御電極2の分割制御電極2bと対向する透明電極4の複数の分割透明電極4a〜4cとの間と、に選択的に交流電圧を印加する。
本実施形態に係る表示装置101の動作について説明する。
図7に示される表示装置において、スイッチ部21の各スイッチ21a、21b、21cがすべてオフ、且つスイッチ部22のスイッチ22a、22b、22cがすべてオフの場合には、表示液6に電場が形成されないので、黒色微粒子8に誘電泳動力FDEPは働かない。
また、スイッチ部21の各スイッチ21a、21b、21cがすべてオン、且つスイッチ部22のスイッチ22a、22b、22cがすべてオンの場合は、表示液6中に、均一な電場が形成されるので、黒色微粒子8に誘電泳動力FDEPは働かない。
本実施形態に係る表示装置101において、白色を表示する場合、制御部30は、図8(A)で示されるように、スイッチ部21のすべてのスイッチ21a〜21cをオン、スイッチ部22のスイッチ22a、22cをオフ、スイッチ22bをオンさせるように各スイッチを制御する。すなわち、スイッチ部22は、スイッチ22bのみオンとする。このようにすると、表示液6に交流電圧を印加するための電極の有効面積が、基板1の制御電極2側と透明基板5の透明電極4側で異なるようになるので、制御電極2側と透明電極4側との間に、不均一な電場が形成される。
より具体的には、図9に示されるように、制御電極2側では、電気力線31が疎となって、弱電界領域33が形成され、透明電極4側では、電気力線31が密となって、強電界領域32が形成される。この場合、図8(A)に示されるように、黒色微粒子8は、負の誘電泳動によって制御電極2側に移動する。この結果、表示面50の表示色は、図8(B)に示されるように、白色となる。
逆に、黒色を表示しようとする場合、制御部30は、図10(A)に示されるように、スイッチ部21のスイッチ21a、21cをオフ、スイッチ21bをオン、スイッチ部22のスイッチ22a、スイッチ22b、スイッチ22cをすべてオンさせるように各スイッチを制御する。すなわち、スイッチ部21は、スイッチ21bのみをオンとする。このようにすると、表示液6に、図11に示されるような不均一な電場が形成される。
より具体的には、図11に示されるように、透明電極4側では、電気力線31が疎となって、弱電界領域33が形成され、制御電極2側では、電気力線31が密となって、強電界領域32が形成される。この場合、図10(A)に示されるように、黒色微粒子8は、負の誘電泳動によって透明電極4側に移動する。この結果、表示面50の表示色は、図10(B)に示されるように、黒色となる。
このように、本実施形態によれば、制御部30によるスイッチ制御により、白表示と、黒表示とを、切り替えることができる。
なお、本実施形態に係る表示装置101では、制御部30によるスイッチ制御により、白色と黒色の中間表示も可能となる。例えば、制御部30が、スイッチ部21の2つのスイッチをオンし、スイッチ部22のすべてのスイッチ22a〜22cをオンする。あるいは、スイッチ部21のすべてのスイッチ21a〜21cをオンし、スイッチ部22の2つのスイッチをオンする。このようにすれば、図9、図11に示される電場の不均一性が弱まり、白色と黒色の間の中間色の表示が可能となる。
上述したように、この実施形態の表示装置101は、前記透明電極4と前記制御電極2とが、それぞれの面積が、一方が小さく、他方が大きくなるように選択的に可変としているため、1つの交流電圧によって白、黒の2値の表示を行うことができる。
この場合、互いに対向する基板にそれぞれ配置された前記透明電極4及び前記制御電極2は、それぞれ複数に分割され、前記透明電極4及び制御電極2ごとに、それぞれ選択的に交流電圧が印加される複数の分割透明電極4a、4b、4cと、分割制御電極2a、2b、2cとからなり、前記透明電極4と前記制御電極2のうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積より小さい面積に形成することによって1つの交流電圧によって白、黒の2値の表示を行うことができる。
また、互いに対向する基板にそれぞれ配置された前記透明電極4及び前記制御電極2は、それぞれ複数に分割された複数の分割透明電極4a、4b、4cと、分割制御電極2a、2b、2cと、からなり、前記透明電極4と前記制御電極2のうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積より小さい面積に形成され、前記透明電極4及び前記制御電極2ごとに、前記分割透明電極4a、4b、4cと、前記分割制御電極2a、2b、2cと、のうちの1つを選択し、選択された透明電極4の分割透明電極4bと対向する制御電極2の複数の分割制御電極2a〜2cとの間と、選択された制御電極2の分割制御電極2bと対向する透明電極4の複数の分割透明電極4a〜4cとの間と、に選択的に交流電圧を印加する制御部をさらに備えることによって、1つの交流電圧によって白、黒の2値の表示を行うことができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。図12は、本実施形態に係る表示装置102を示している。図12に示されるように、本実施形態に係る表示装置102は、表示部10aと、回路部20bと、制御部30とを備えている。すなわち、この実施形態3における表示装置102は、2つの異なる周波数の交流電圧を選択的に供給可能とした回路部20bを備えている点が、上記実施形態2に係る表示装置101と異なっている。
なお、本実施形態においても、黒色微粒子8を含んだ表示液6は、そのCM因子の実数部の周波数特性が、上記実施形態1と同様の周波数特性(図3参照)を有している。
回路部20bは、上記実施形態2に係る回路部20aに示したスイッチ部21と、スイッチ部22と、高周波交流電源11に加えて、低周波交流電源12と、スイッチ13、14とからなるスイッチ部23とがさらに設けられている。すなわち、CM因子の実数部の値が0となる交差周波数fよりも低い周波数の交流電圧f2を発生する低周波交流電源12と、前記交差周波数fよりも高い周波数の交流電圧f1を発生する高周波交流電源11とにより電源部が構成されている。これらのスイッチ13、14は、制御部30によってオンオフが制御され、前記低周波交流電圧f2と、高周波交流電圧f1と、を前記透明電極4と前記制御電極2との間に選択的に印加する。
本実施形態に係る表示装置102では、制御部30が、スイッチ13をオンした場合には、上記実施形態2に係る表示装置101と同様に、スイッチ部21のすべてのスイッチ21a〜21cをオンとし、スイッチ部22のスイッチ22bのみオンとすれば、白色が表示され、スイッチ部21のスイッチ21bのみオンとし、スイッチ部22のすべてのスイッチ22a〜22cをオンとすれば、黒色が表示される。
さらに、制御部30は、図13(A)に示されるように、スイッチ14をオンするとともに、スイッチ部22では、スイッチ22bのみオンし、スイッチ部21では、すべてのスイッチ21a〜21cをオンする。このようにすると、交流電源12からの周波数f2の交流電圧により、図9に示されるのと同じような不均一な電場が形成される。この場合、図13(A)に示されるように、黒色微粒子8は、正の誘電泳動によって、透明電極4b上に移動する。この場合、図13(B)に示されるように、黒色微粒子8が表示面50を被う面積が小さくなっているので(表示面50の約1/3)、表示面50における白色と黒色との間の中間色が表示される(1/3黒表示)。
上述したように、本実施形態に係る表示装置102は、互いに対向する基板にそれぞれ配置された前記透明電極4及び制御電極2が、それぞれ複数に分割された複数の分割透明電極4a、4b、4cと、分割制御電極2a、2b、2cと、からなり、前記透明電極4と前記制御電極2のうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積より小さい面積に形成され、回路部20bは、CM因子の実数部の値が0となる交差周波数fよりも低い周波数の交流電圧f2を発生する低周波交流電源12と、前記交差周波数fよりも高い周波数の交流電圧f1を発生する高周波交流電源11と、を備え、前記透明電極4及び制御電極2ごとに、複数の分割電極のうちの1つを選択して、前記低周波交流電源12が発生する低周波交流電圧f2と、前記高周波交流電源11が発生する高周波交流電圧f1と、を前記透明電極4と前記制御電極2の前記選択された分割電極へ選択的に印加するように前記回路部20bからの交流電圧の供給を制御する制御部30をさらに備えているので、白色表示黒色表示及び白色表示と黒色表示との間の諧調を持った中間調の表示を行うことができる。
(実施形態4)
次に、本発明の実施形態4について説明する。図14は、本実施形態に係る表示装置103を示している。図14に示されるように、本実施形態に係る表示装置103は、電極の有効面積を可変とするためのシャッタを有する表示部10bと、回路部20と、制御部30とを備えている。
表示部10bは、一つの表示要素である画素に対応する面積の透明電極4と、この透明電極と大きさが実質的に等しい制御電極2’とを備えている。また、表示部10bは、制御電極2’と表示液6との間に、その電極の表面に沿って移動可能に設けられ、電場を遮蔽するためのシャッタ25aが設けられ、透明電極4と表示液6との間に、その電極の表面に沿って移動可能に設けられ、電場を遮蔽するための透明なシャッタ25bが設けられている。シャッタ25a、25bは、制御部30の制御の下で、開閉可能となっている。シャッタ25a、25bとしては、導電性部材の表面を絶縁性物質で被覆したものが用いられ、電界を遮断する電界遮蔽手段として作用する。
制御部30は、シャッタ25a、25bを駆動し、電極として機能する前記制御電極2’の有効面積と、電極として機能する前記透明電極4の有効面積とを調整することにより、前記制御電極2’と前記透明電極4との間に発生する電場の強度分布を制御する。
より具体的には、制御部30は、シャッタ25a、25bを駆動して、制御電極2’の有効面積と、透明電極4の有効面積とを、異ならしめる。これにより、制御電極2’と透明電極4との間に、上記実施形態1〜3に係る表示装置100〜102と同様の不均一な電場を形成することにより、表示面50における白、黒表示が可能となる。
また、制御部30によってシャッタ25a、25bの開閉率を変更して、制御電極2’の有効面積と、透明電極4の有効面積との比率を調整することにより、白色と黒色の間の中間色の表示も可能となる。制御電極2’の有効面積と、透明電極4の有効面積との比率は、連続的に変化させることができるので、表示される中間色も連続的に変化させることができる。
(まとめ)
以上詳細に説明したように、上記各実施形態に係る表示装置100〜103は、制御電極2と透明電極4とを、それらの面積を異ならしめて形成し、これら制御電極2と透明電極4との間に交流電圧を印加するか、複数に分割された分割制御電極2a〜2cと分割透明電極4a〜4cとのそれぞれ1つの分割電極を選択し、選択された透明電極4の分割透明電極4bと対向する制御電極2の複数の分割制御電極2a〜2cとの間と、選択された制御電極2の分割制御電極2bと対向する透明電極4の複数の分割透明電極4a〜4cとの間に交流電圧を印加することにより、白色、黒色、それらの中間色などの所望の表示状態をつくり出すことができるので、表示特性が良好なものとなる。
また、上記実施形態1、3、4によれば、出力周波数がそれぞれ異なる複数の交流電源11、12が設けられ、制御部30は、制御電極2、2’、2a〜2c、透明電極4、4a〜4cに異なる周波数の交流電源を選択的に印加するようにしたので、良好な表示特性が得られるようになる。
なお、上記実施形態1、3、4では、出力周波数が異なる交流電源を2つとしたが、3つ以上設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態2、3によれば、制御電極や透明電極として、基板1上に複数の制御電極2a〜2cが設けられ、透明基板5上に複数の透明電極4a〜4cが設けられている。制御部30は、複数の制御電極2a〜2c、透明電極4a〜4cの中の特定の電極を交流電源12等と接続するようにしたので、白黒2色の表示が可能となるうえ、それらの中間色の表示も可能となる。
なお、上記実施形態2、3によれば、制御電極や透明電極の数を3つ(3対)としたが、これに限られず、制御電極や透明電極の数を、2つ又は4つ以上とするようにしてもよい。電極の数を増やせば増やすほど、表現可能な中間色を増やすことができる。
また、上記実施形態4によれば、制御電極2’及び透明電極4と表示液6との間にシャッタ25a、25bが設けられている。制御部30は、シャッタ25a、25bの開閉状態を調整することにより、その交流電圧による電界を発生させるための制御電極2’、透明電極4の有効面積を調整したので、白黒2色の表示が可能となるうえ、それらの中間色の表示も可能となる。シャッタ25a、25bの開閉状態は、離散的ではなく、連続的に調整可能であるので、中間色も、連続的に変化させることができる。
なお、上記各実施形態では、制御電極2’と表示液6との間にシャッタ25aが設けられ、透明電極4と表示液6との間にシャッタ25bが設けられたが、どちらか一方だけ設けられていてもよい。
なお、上記各実施形態では、微粒子を黒色とし、液体(分散媒)を白色としたが、逆であってもよい。もちろん、白黒以外の色に着色された微粒子、液体を用いるようにしてもよい。また、色が異なる微粒子を2種類備えるようにしてもよい。この場合、2種類の微粒子を、それぞれ分散媒に対して誘電率の高いものと低いものとすれば、両微粒子は、逆方向に誘電泳動するようになり、各微粒子の色による表示が可能となる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の構成を示す断面図である。 表示液中に生じる電界の分布の一例を示す図である。 CM因子の実数部の周波数特性を示すグラフである。 図4(A)は、白色が表示される場合の様子を示す図であり、図4(B)は、このときの表示面を示す図である。 図5(A)は、黒色が表示される場合の様子を示す図である。図5(B)は、このときの表示面を示す図である。 誘電率の大小関係が逆である場合におけるCM因子の実数部の周波数特性を示すグラフである。 本発明の実施形態2に係る表示装置の構成を示す断面図である。 図8(A)は、白色が表示される場合の様子を示す図であり、図8(B)は、白色の表示面を示す図である。 白表示の際に、表示液中に生じる電界の分布の一例を示す図である。 図10(A)は、黒色が表示される場合の様子を示す図であり、図10(B)は、黒色の表示面を示す図である。 黒表示の際に、表示液中に生じる電界の分布の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の構成を示す断面図である。 図13(A)は、中間色が表示される場合の様子を示す図であり、図13(B)は、このときの表示面を示す図である。 本発明の実施形態4に係る表示装置の構成を示す断面図である。 従来の表示装置の構成を示す断面図(その1)である。 従来の表示装置の構成を示す断面図(その2)である。
符号の説明
1…基板、2、2’…制御電極、2a、2b、2c…分割制御電極、3…スペーサ、4…透明電極、4a、4b、4c…分割透明電極、5…透明基板、6…表示液、7…白色液体、8…黒色微粒子、10、10a、10b…表示部、11、12…交流電源、13、14、15…スイッチ、16…表示液、17…黒色微粒子、18…白色微粒子、19…分散媒、20、20a、20b…回路部、21、22、23…スイッチ部、21a、21b、21c…スイッチ、22a、22b、22c…スイッチ、25a、25b…シャッタ、30…制御部、31…電気力線、32…強電界領域、33…弱電界領域、35…絶縁板、40…電源、50…表示面、100、101、102、103…表示装置

Claims (5)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板と対向配置された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第2の基板に対向する面上に形成された第1の電極と、
    前記第2の基板の前記第1の基板に対向する面上に形成され、前記第1の電極と異なる面積に形成された第2の電極と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に充填され、分散媒と、該分散媒の誘電率とは異なる誘電率を有する微粒子とを含む分散系と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に交流電圧を印加する電源部と、
    前記電源部を制御する制御部と、
    を備え
    前記第1の電極及び前記第2の電極は、それぞれ複数に分割され、前記第1の電極及び前記第2の電極ごとに、それぞれ選択的に前記交流電圧が印加される複数の分割電極からなり、前記第1の電極と前記第2の電極とのうちの一方の電極の1つの分割電極が、対向する他方の電極の複数の分割電極を合計した面積よりも小さい面積に形成され、
    前記複数の分割電極はそれぞれスイッチを介して前記電源部と接続され、
    前記制御部は、前記各スイッチを制御して、前記第1の電極及び前記第2の電極の前記交流電圧を印加されるそれぞれの面積を、一方が小さく、他方が大きくなるように選択的に可変とする、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の電極及び前記第2の電極ごとに、前記複数の分割電極のうちの1つを前記各スイッチを制御して選択し、
    選択された前記第1の電極の分割電極と対向する前記第2の電極の複数の分割電極との間、または、選択された前記第2の電極の分割電極と対向する前記第1の電極の複数の分割電極との間、に選択的に前記交流電圧を印加することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記電源部は、CM(Clausius-Mossotti)因子の実数部の値が0となる交差周波数よりも低い周波数の低周波交流電圧と、前記交差周波数よりも高い周波数の高周波交流電圧と、を発生し、
    前記制御部は、前記低周波交流電圧と前記高周波交流電圧とを前記第1の電極と前記第2の電極との間に選択的に印加することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記電源部は、CM因子の実数部の値が0となる交差周波数よりも低い周波数の低周波交流電圧を発生する低周波交流電源と、前記交差周波数よりも高い周波数の高周波交流電圧を発生する高周波交流電源とを備え、
    前記制御部は、前記低周波交流電源が発生する前記低周波交流電圧と、前記高周波交流電源が発生する前記高周波交流電圧と、を前記第1の電極と前記第2の電極との間に選択的に印加するように前記電源部からの前記交流電圧の供給を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の表示装置。
  5. 記電源部は、CM因子の実数部の値が0となる交差周波数よりも低い周波数の低周波交流電圧を発生する低周波交流電源と、前記交差周波数よりも高い周波数の高周波交流電圧を発生する高周波交流電源とを備え、
    前記制御部は、前記第1の電極及び前記第2の電極ごとに、複数の分割電極のうちの1つを前記各スイッチを制御して選択し、前記低周波交流電源が発生する前記低周波交流電圧と、前記高周波交流電源が発生する前記高周波交流電圧と、を選択された前記第1の電極の分割電極と対向する前記第2の電極の複数の分割電極との間、または、選択された前記第2の電極の分割電極と対向する前記第1の電極の複数の分割電極との間、に選択的に交流電圧を印加するように前記電源部からの前記交流電圧の供給を制御することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の表示装置。
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