JP5164976B2 - 受信周期制御方法、無線基地局及び移動局 - Google Patents

受信周期制御方法、無線基地局及び移動局 Download PDF

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Description

本発明は、移動局及び無線基地局において該無線基地局から該移動局に対して送信される下りリンクデータの該移動局における下りリンクデータの受信周期を制御する受信周期制御方法、無線基地局及び移動局に関する。
第3世代移動通信システムの標準化を行う団体である3GPPでは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)における劇的な伝送速度の向上と伝送遅延の短縮を実現するために、LTE(Long Term Evolution)と総称される検討を行っており、その検討にかかる要素技術の標準仕様策定を進めている。
そして、LTE等の無線アクセス方式では、移動局UEにおける消費電力を節約するために、DRX(Discontinuous Reception:間欠受信)技術が用いられるように構成されている。
具体的には、LTE方式の移動通信システムにおいて、無線基地局eNB及び移動局UEは、共に、Inactiveタイマを用いて、移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている。
3GPP TSG RAN WG2 Meeting #57bis R2-071553、2007年3月26日
しかしながら、このような従来のLTE方式の移動通信システムでは、無線基地局eNBにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期(連続受信周期又はDRX周期(間受信周期))」と移動局UEにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」とが不一致となることによって、下りリンクデータのロスが発生してしまう可能性があるという問題点があった。
ここで、図1を参照して、かかるケースの例について説明する。
図1に示すように、ステップS1001において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネル(例えば、DL-SCH:Downlink Shared Channel)における送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、当該移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを起動する。
ここで、無線基地局eNBによって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期は、連続受信周期である。
ステップS1002において、連続受信周期で動作中の移動局UEは、上述の下りリンクデータを受信すると、InactiveタイマBを起動すると共に、上り共有チャネルを介して、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を送信する。
ステップS1003において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動(リスタート)する。
ここで、連続受信周期で動作中の移動局UEは、L1/L2制御チャネルを介した無線基地局eNBからの通知の受信に失敗し、上述の下りリンクデータが送信されたことを検知することができないため、当該下りリンクデータを受信することができないし、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack/Nack)を送信することもできない。
一方、ステップS1004において、無線基地局eNBは、移動局UEによって上述の下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack/Nack)が送信されていないにも関わらず、上述の下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を受信したものと判定してしまう(False Ack状態)。
その後、連続受信周期で動作中の移動局UEは、InactiveタイマBの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかったため、ステップS1005において、下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期からDRX周期に変更する。
ここで、当該移動局UEに係るInactiveタイマAは、未だ満了していないため(ステップS1003において再起動されている関係上)、無線基地局eNBによって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期は、連続受信周期のままである。
したがって、ステップS1006において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動する。
しかしながら、移動局UEは、DRX周期で動作中であるため、かかる下りリンクデータを受信することができない。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、無線基地局eNBにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」と移動局UEにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」とが不一致となることによって、下りリンクデータのロスが発生してしまう可能性を低減することができる受信周期制御方法、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局及び無線基地局において、該無線基地局から該移動局に対して送信される下りリンクデータの該移動局における下りリンクデータの受信周期を制御する受信周期制御方法であって、前記無線基地局が、前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、送信側タイマを起動する工程Aと、前記無線基地局が、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更する工程Bと、前記移動局が、前記無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、受信側タイマを起動する工程Cと、前記移動局が、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更する工程Dとを有し、前記無線基地局が、送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを前記移動局に対して送信した場合に、前記送信側タイマと共に、Pollingタイマを起動し、前記Pollingタイマが満了した場合に、前記無線基地局が、その旨を前記
移動局に対して通知すると共に、前記送信側タイマを再起動し、前記移動局が、前記通知に応じて、前記受信側タイマを再起動し、前記送信側タイマ及び前記受信側タイマは、前記Pollingタイマよりも長くなるように設定されていることを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記工程B及び前記工程Dにおいて、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記工程B及び前記工程Dにおいて、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から第2の間欠受信周期に変更し、前記第2の間欠受信周期は、前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されていてもよい。
本発明の第2の特徴は、移動局が、無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、受信側タイマを起動し、該受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、送信側タイマを起動するように構成されている送信側タイマ管理部と、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている受信周期制御部と、送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを前記移動局に対して送信した場合に、Pollingタイマを起動するように構成されているPollingタイマ管理部と、前記Pollingタイマが満了した場合に、その旨を前記移動局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、前記送信側タイマ管理部は、前記Pollingタイマが満了した場合に、前記送信
側タイマを再起動するように構成されており、前記送信側タイマ管理部は、前記送信側タイマを、前記Pollingタイマよりも長くなるように設定していることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記受信周期制御部は、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更するように構成されていてもよい。
本発明の第2の特徴において、前記受信周期制御部は、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から第2の間欠受信周期に変更するように構成されており、前記第2の間欠受信周期は、前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されていてもよい。
本発明の第3の特徴は、前記無線基地局は、前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、前記送信側タイマを起動し、該送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更し、送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを該移動局に対して送信した場合に、Pollingタイマを起動し、該Pollingタイマが満了した場合に、その旨を該移動局に対して通知するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、前記無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、受信側タイマを起動するように構成されている受信側タイマ管理部と、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている受信周期制御部とを具備し、前記受信側タイマ管理部は、前記無線基地局からの前記通知に応じて、前記受信側タイマを再起動するように構成されており、前記受信側タイマ管理部は、前記受信側
タイマを、前記Pollingタイマよりも長くなるように設定していることを要旨とする。
本発明の第3の特徴において、前記受信周期制御部は、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更するように構成されていてもよい。
本発明の第3の特徴において、前記受信周期制御部は、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から第2の間欠受信周期に変更するように構成されており、前記第2の間欠受信周期は、前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、無線基地局eNBにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」と移動局UEにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」とが不一致となることによって、下りリンクデータのロスが発生してしまう可能性を低減することができる受信周期制御方法、無線基地局及び移動局を提供することができる。
図1は、従来の移動通信システムの動作を説明するための図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの無線アクセスネットワークにおけるプロトコルレイヤ構成を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するための図である。 図7は、本発明の実施形態に係る移動局のハードウエア構成の一例を示す図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図2乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
なお、本実施形態では、図2に示すように、3GPPで標準化が進められているLTE/SAE(System Architecture Evolution)のアーキテクチャを具備する移動通信システムを例として説明を行うが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されるものではなく、その他のアーキテクチャを具備する移動通信システムにも適用可能である。
本実施形態に係る移動通信システムは、図2に示すように、無線基地局eNBと、移動局UEとを具備している。
無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知するように構成されている。
また、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、当該移動局UEに割り当てた下り共有チャネルの送信機会を介して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するように構成されている。
また、移動局UEは、上り共有チャネルを介して、上りリンクデータ(例えば、ユーザデータや、下りリンクデータに対する送達確認信号等)を送信するように構成されている。
図3に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEにおけるRLC(Radio Link Control)サブレイヤと、無線基地局eNBにおけるRLCサブレイヤとの間では、RLC再送制御処理が行われるように構成されている。
具体的には、移動局UEにおけるRLCサブレイヤは、無線基地局eNBから、Pollingビットが立てられているRLC-PDUを受信した場合、所定範囲のRLC-PDUに対する送達確認信号を含むSTATUS-PDUを返送するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEにおけるMAC(Medium Access Control)サブレイヤと、無線基地局eNBにおけるMACサブレイヤとの間では、HARQ再送制御処理が行われるように構成されている。
図4に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、受信処理部11と、割当検知部12と、Inactiveタイマ管理部13と、受信周期制御部14と、再送制御部15とを具備している。
割当検知部12は、L1/L2制御チャネルを監視して、当該移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会が割り当てられたことを検知するように構成されている。
ここで、割当検知部12は、受信周期制御部14によって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期に基づいて、L1/L2制御チャネルを監視する周期(タイミング)を変更するように構成されている。
受信処理部11は、割当検知部12によって、当該移動局UEに対して下り共有チャネルの送信機会が割り当てられたことが検知された場合、かかる送信機会において無線基地局eNBから送信された当該移動局UE宛ての下りリンクデータに対して受信処理を行うように構成されている。
受信周期制御部14は、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を制御するように構成されている。
具体的には、受信周期制御部14は、InactiveタイマB(受信側タイマ)の起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている。
例えば、当該移動局UEが連続受信周期で動作している場合に、InactiveタイマBの起動から満了までの間に、下りリンクデータが受信されなかった場合には、受信周期制御部14は、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1のDRX周期に変更するように構成されていてもよい。
また、当該移動局UEが第1のDRX周期で動作している場合、InactiveタイマBの起動から満了までの間に、下りリンクデータが受信されなかった場合には、受信周期制御部14は、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を、第1のDRX周期から第2のDRX周期(第2の間欠受信周期)に変更するように構成されていてもよい。ここで、第2のDRX周期は、第1のDRX周期よりも長くなるように設定されているものとする。
Inactiveタイマ管理部13は、InactiveタイマBを管理するように構成されている。
例えば、Inactiveタイマ管理部13は、無線基地局eNBから送信された下りリンクデータが受信された場合に、InactiveタイマBを起動するように構成されている。
ここで、Inactiveタイマ管理部13は、割当検知部12によって当該移動局UEに対して下り共有チャネルの送信機会が割り当てられたことが検知された場合に、無線基地局eNBから送信された下りリンクデータが受信されたと判断してもよいし、受信処理部11によって当該移動局UE宛ての下りリンクデータに対する受信処理(例えば、誤り訂正復号処理)が成功された場合に、無線基地局eNBから送信された下りリンクデータが受信されたと判断してもよい。
また、Inactiveタイマ管理部13は、無線基地局eNBからの通知(当該移動局UE用のPollingタイマが満了した旨の通知)に応じて、InactiveタイマBを再起動するように構成されている。
また、Inactiveタイマ管理部13は、InactiveタイマBを、上述の当該移動局UE用のPollingタイマよりも長くなるように設定している。
再送制御部15は、無線基地局eNBにおけるRLCサブレイヤとの間で、RLC再送制御処理を行うように構成されている。
具体的には、再送制御部15は、RLCサブレイヤにおいて、無線基地局eNBから、Pollingビットが立てられている下りリンクデータ(RLC-PDU)を受信した場合、所定範囲のRLC-PDUに対する送達確認信号を含むSTATUS-PDUを返送するように構成されている。
また、再送制御部15は、無線基地局eNBにおけるMACサブレイヤとの間で、HARQ再送制御処理を行うように構成されている。
具体的には、再送制御部15は、MACサブレイヤにおいて、当該移動局UE宛ての下りリンクデータに対する受信処理(例えば、誤り訂正復号処理)に成功した場合、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を送信し、当該移動局UE宛ての下りリンクデータに対する受信処理(例えば、誤り訂正復号処理)に失敗した場合、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Nack)を送信するように構成されている。
図5に示すように、無線基地局eNBは、受信周期制御部31と、Inactiveタイマ管理部32と、割当部33と、送信部34と、再送制御部35と、Pollingタイマ管理部36とを具備している。
割当部33は、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、L1/L2制御チャネルを介して、移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知するように構成されている。
なお、割当部33は、移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を考慮して、上述の通知を行うように構成されている。
送信部34は、移動局UEに対して、割当部33によって当該移動局UEに割り当てた下り共有チャネルの送信機会を介して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するように構成されている。
受信周期制御部31は、各移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を制御するように構成されている。
具体的には、受信周期制御部31は、ある移動局UEに係るInactiveタイマA(送信側タイマ)の起動から満了までの間に、送信部34によって当該移動局UEに対して下りリンクデータが送信されなかった場合に、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている。
例えば、ある移動局UEが、連続受信周期で動作している場合に、送信部34が、当該移動局UEに係るInactiveタイマAの起動から満了までの間に、当該移動局UEに対して下りリンクデータを送信しなかった場合には、受信周期制御部31は、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1のDRX周期に変更するように構成されていてもよい。
また、ある移動局UEが、第1のDRX周期で動作している場合に、送信部34が、当該移動局UEに係るInactiveタイマAの起動から満了までの間に、当該移動局UEに対して下りリンクデータを送信しなかった場合には、受信周期制御部31は、当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期を、第1のDRX周期から第2のDRX周期に変更するように構成されていてもよい。
Pollingタイマ管理部36は、無線基地局eNBにおける各移動局UE用の送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータ(RLC-PDU)を当該移動局UEに対して送信した場合に、当該移動局UE用のPollingタイマを起動するように構成されている。
また、Pollingタイマ管理部36は、移動局UEからSTATUS-PDUを受信した場合、当該移動局UE用のPollingタイマを停止するように構成されていてもよい。
Inactiveタイマ管理部32は、各移動局UEに係るInactiveタイマAを管理するように構成されている。
例えば、Inactiveタイマ管理部32は、ある移動局UEに対して下りリンクデータが送信された場合に、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを起動するように構成されている。
また、Inactiveタイマ管理部32は、移動局UE用のPollingタイマが満了した場合に、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動するように構成されている。
また、Inactiveタイマ管理部32は、移動局UEに係るInactiveタイマAを、当該移動局UE用のPollingタイマよりも長くなるように設定している。
再送制御部35は、各移動局UEにおけるRLCサブレイヤとの間で、RLC再送制御処理を行うように構成されている。
具体的には、再送制御部35は、RLCサブレイヤにおいて、当該無線基地局eNBにおける各移動局UE用の送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータ(RLC-PDU)を当該移動局UEに対して送信する場合に、かかる下りリンクデータ(RLCPDU)内でPollingビットを立てるように構成されている。
また、再送制御部35は、各移動局UEにおけるMACサブレイヤとの間で、HARQ再送制御処理を行うように構成されている。
具体的には、再送制御部35は、MACサブレイヤにおいて、移動局UEから、上り共有チャネルを介して、特定の下りリンクデータ(MAC-PDU)に対する送達確認信号(Nack)を受信した場合、当該下りリンクデータ(MAC-PDU)を再送するように構成されている。
また、再送制御部35は、各移動局UE用のPollingタイマが満了した場合に、その旨を当該移動局UEに対して通知するように構成されている。
なお、図4に示す移動局UE及び図5に示す無線基地局eNBを構成する機能(モジュール)の一部又は全部は、汎用プロセッサや、DSP(Digital Signal Proessor)や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、ディスクリート・ゲート又はトランジスタ・ロジックや、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネントや、これらの任意の組み合わせ等で実現されるように構成されていてもよい。
例えば、図7に示すように、移動局UEが、無線信号処理を行うRF/IFユニット51と、ベースバンド信号処理を行うプロセッサ52と、アプリケーションを実行するMPU(Micro Processing Unit)53と、RAM(Random Access Memory)54と、ROM(Read Only Memory)55とを備える場合を例に挙げて説明する。
かかる場合、移動局UEのプロセッサ52が、汎用プロセッサや、DSPや、ASICや、FPGAや、ディスクリート・ゲート又はトランジスタ・ロジックや、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネントや、これらの任意の組み合わせ等で構成され、図4に示す移動局UEを構成する機能(モジュール)の一部又は全部を実現してもよい。なお、ここでは、移動局UEを例に挙げて説明したが、無線基地局eNBが、上述した構成のプロセッサによって、図5に示す無線基地局eNBを構成する機能(モジュール)の一部又は全部を実現するように構成されていてもよい。
ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、従来のプロセッサやコントローラやマイクロコントローラやステートマシンであってもよい。
また、プロセッサは、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせや、複数のマイクロプロセッサの組み合わせや、1つ又は複数のマイクロプロセッサとDSPコアとの組み合わせ等、任意のコンピューティングデバイスの組み合わせとして実装されていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図6に示すように、ステップS101において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルにおける送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、当該移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを起動する。
ここで、無線基地局eNBによって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータ受信周期は、連続受信周期である。
ステップS102において、連続受信周期で動作中の移動局UEは、上述の下りリンクデータを受信すると、InactiveタイマBを起動すると共に、上り共有チャネルを介して、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を送信する。
ステップS103において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、当該移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動する。
ここで、連続受信周期で動作中の移動局UEは、L1/L2制御チャネルを介した無線基地局eNBからの通知の受信に失敗し、上述の下りリンクデータが送信されたことを検知することができないため、当該下りリンクデータを受信することができないし、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack/Nack)を送信することもできない。
一方、ステップS104において、無線基地局eNBは、移動局UEによって上述の下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack/Nack)が送信されていないにも関わらず、上述の下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を受信したものと判定してしまう(False Ack状態)。
ステップS105において、無線基地局eNBは、当該移動局UEに係るInactiveタイマAが満了する前に、Pollingタイマが満了したため、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動すると共に、Pollingタイマが満了した旨を、当該移動局UEに対して通知する。
そして、かかる通知に応じて、移動局UEも、未だ満了してないInactiveタイマBを再起動する。
その結果、無線基地局eNBによって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期も、移動局UEによって管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期、連続受信周期のままとなる。
したがって、ステップS106において、移動局UE宛ての下りリンクデータが発生した場合、無線基地局eNBは、L1/L2制御チャネルを介して、連続受信周期で動作中の移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信するための下り共有チャネルの送信機会を割り当てる旨を通知した後、かかる下り共有チャネルの送信機会を介して、移動局UEに対して、当該移動局UE宛ての下りリンクデータを送信し、当該移動局UEに係るInactiveタイマAを再起動する。
ここで、本実施形態では、ステップS105において、InactiveタイマBが、再起動されているため、ステップS106において、InactiveタイマBは、未だ満了しておらず、移動局UEは、連続受信周期で動作中であり、上述の下りリンクデータを受信することができ、InactiveタイマBを再起動すると共に、上り共有チャネルを介して、当該下りリンクデータに対する送達確認信号(Ack)を送信することができる。
なお、上述の移動局UE及び無線基地局eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
より一般的には、RRC、RLC、MAC、PHYといった無線プロトコルをサポートしたソフトウェアをプロトコルスタック(ソフトウェア)と呼び、このソフトウェアのうち、より低位のプロトコル(例えば、PHY、MAC)程、半導体プロセッサとしてハードウェア化される傾向にある。特に移動局UEにおいては小型化、省電力化の要求から、半導体プロセッサとしてハードウェア化する傾向にある。さらに、小型基地局(フェムトセル・HomeeNB)においても同様な小型化、省電力化のニーズがあることから、半導体プロセッサとしてハードウェア化されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UE及び無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UE及び無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNBに設けられているPollingタイマよりも、無線基地局eNBに設けられているInactiveタイマA及び移動局UEに設けられているInactiveタイマBを長くすることによって、無線基地局eNBの受信周期制御部31において管理されている移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期と当該移動局UEの受信周期制御部14において管理されている当該移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期とが不一致となることによって、下りリンクデータのロスが発生してしまう可能性を低減することができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
なお、日本国特許出願第2007−121195号(2007年5月1日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
産業上の利用の可能性
以上のように、本発明に係る受信周期制御方法、無線基地局及び移動局は、無線基地局eNBにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」と移動局UEにおいて管理されている「移動局UEにおける下りリンクデータの受信周期」とが不一致となることによって、下りリンクデータのロスが発生してしまう可能性を低減することができるため、移動体通信などの無線通信において有用である。

Claims (9)

  1. 移動局及び無線基地局において、該無線基地局から該移動局に対して送信される下りリンクデータの該移動局における下りリンクデータの受信周期を制御する受信周期制御方法であって、
    前記無線基地局が、前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、送信側タイマを起動する工程Aと、
    前記無線基地局が、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更する工程Bと、
    前記移動局が、前記無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、受信側タイマを起動する工程Cと、
    前記移動局が、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更する工程Dとを有し、
    前記無線基地局が、送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを前記移動局に対して送信した場合に、前記送信側タイマと共に、前記送信側タイマ及び前記受信側タイマよりも短くなるように設定されているPollingタイマを起動し、
    前記Pollingタイマが満了した場合に、前記無線基地局が、その旨を前記移動局に対して通知すると共に、前記送信側タイマを再起動し、
    前記移動局が、前記通知に応じて、前記受信側タイマを再起動することを特徴とする受信周期制御方法。
  2. 前記工程B及び前記工程Dにおいて、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更することを特徴とする請求項1に記載の受信周期制御方法。
  3. 前記工程B及び前記工程Dにおいて、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されている第2の間欠受信周期に変更することを特徴とする請求項1に記載の受信周期制御方法。
  4. 移動局が、無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、受信側タイマを起動し、該受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、
    前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、送信側タイマを起動するように構成されている送信側タイマ管理部と、
    前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている受信周期制御部と、
    送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを前記移動局に対して送信した場合に、前記送信側タイマよりも短くなるように設定されているPollingタイマを起動するように構成されているPollingタイマ管理部と、
    前記Pollingタイマが満了した場合に、その旨を前記移動局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、
    前記送信側タイマ管理部は、前記Pollingタイマが満了した場合に、前記送信側タイマを再起動するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  5. 前記受信周期制御部は、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の無線基地局。
  6. 前記受信周期制御部は、前記送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されている第2の間欠受信周期に変更するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の無線基地局。
  7. 前記無線基地局は、前記移動局に対して下りリンクデータを送信した場合に、前記送信側タイマを起動し、該送信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを送信しなかった場合に、該移動局における下りリンクデータの受信周期を変更し、送信バッファに蓄積されている最後の下りリンクデータを該移動局に対して送信した場合に、Pollingタイマを起動し、該Pollingタイマが満了した場合に、その旨を該移動局に対して通知するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、
    前記無線基地局から送信された下りリンクデータを受信した場合に、前記Pollingタイマよりも長くなるように設定されている受信側タイマを起動するように構成されている受信側タイマ管理部と、
    前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を変更するように構成されている受信周期制御部とを具備し、
    前記受信側タイマ管理部は、前記無線基地局からの前記通知に応じて、前記受信側タイマを再起動するように構成されていることを特徴とする移動局。
  8. 前記受信周期制御部は、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、連続受信周期から第1の間欠受信周期に変更するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の移動局。
  9. 前記受信周期制御部は、前記受信側タイマの起動から満了までの間に、下りリンクデータを受信しなかった場合に、前記移動局における下りリンクデータの受信周期を、第1の間欠受信周期から前記第1の間欠受信周期よりも長くなるように設定されている第2の間欠受信周期に変更するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の移動局。
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